JP6980491B2 - 建具 - Google Patents

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Description

本発明は、框体の内側にガラスが納められる建具に関する。
従来、ガラスの外れを防止するために框体の見込面にガラス外れ止め部材を配置する建具が知られている。この種の建具に関するものとして特許文献1や特許文献2がある。
特許文献1には、面材と、面材の外周部を収容する面材収容部を有する枠部材と、面材の面外方向の移動を規制し、面材の面内方向における枠部材との間隔が変化する方向に移動可能に面材収容部内に設けられた金属製の規制金具と、規制金具と枠部材の間に設けられ、加熱されて発泡し規制金具を面材側に押圧する加熱発泡材と、を有する建具が記載されている。
特許文献2では、以下のような建具について記載されている。ガラスパネルの室外側の少なくとも2辺を、縦枠又は横枠の室外側に取付ける押縁によりシール材を介して固定する。室外側より押縁を取付ける縦枠又は横枠のうちの少なくとも1つに外れ止め金具を取付ける。外れ止め金具は、ガラスパネルの室外側の面に対面する外れ止め部と、見込み面部と、室内側見付け面部に重ねる取付け部とを有する。取付け部を室外側から取付ける固定具によって見付け面部に外れ止め金具を取り付ける。
特開2016−199898号公報 特開2014−105557号公報
ところで、防火要件の関係や框の長手方向の長さが長い場合等、1つの框に多数のガラス外れ止め部材を配置する必要が生じることがある。ガラス外れ止め部材の数が多くなればそれだけガラス外れ止めを框に固定するための工数が多くなり、製造工程の複雑化及びコスト増の原因ともなる。この点、特許文献1には、框材の全長に亘る規制金具が設けられている構成であってもよいことが記載されており、特許文献2には長尺の外れ止め金具を用いることが記載されている。しかし、特許文献1や特許文献2に記載されるようにガラス外れ止め部材を長くしても、ガラス外れ止め部材を取り付ける対象の框の長さが変わってしまえば框の長さに応じてガラス外れ止め部材を改めて製造する必要がある。
本発明は、框体の内側にガラスが納められる建具において、ガラス外れを確実に防止できるとともに異なるサイズの建具への適用も容易な製造性の高い構成を提供することを目的とする。
本発明は、框体(例えば、後述の框体30)及び前記框体の内側に納められるガラス(例えば、後述のガラス25)を備える建具(例えば、後述の建具1)であって、前記框体を構成し、所定方向に延びる框(例えば、後述の吊元側縦框33、戸先側縦框34)と、前記ガラスの見込方向一側で見付方向に延びる押さえ片(例えば、後述の押さえ片42)及び前記押さえ片を保持し、前記框に固定される保持部(例えば、後述の保持金具41及び受台部43)を有するガラス外れ止め部材(例えば、後述のガラス外れ止め部材40)と、前記ガラスの端面に対向する第1壁部(例えば、後述の第1壁部150)及び前記第1壁部から屈曲し、前記ガラスの室外側面又は室内側面の少なくともいずれか一方に見込方向一側で対面するとともに前記框の長手方向に延びる第2壁部(例えば、後述の第2壁部160)を有する長尺部材(例えば、後述の長尺部材100)と、を備え、前記長尺部材は、その前記第2壁部の前記ガラスと対面する側と反対側の面が前記ガラス外れ止め部材の前記押さえ片に対面するとともに前記第1壁部が前記ガラス外れ止め部材と前記ガラスの端面の間に位置する建具に関する。
前記ガラス外れ止め部材は、前記長手方向で間隔をあけて少なくとも2つ配置され、2箇所以上で前記長尺部材を支持することが好ましい。
前記框として左右方向一側に配置される一側縦框(例えば、後述の戸先側縦框34)の前記ガラス側の見込面の上部に配置される第1セッティングブロック(例えば、後述のセッティングブロック101a)と、前記框として左右方向他側に配置される他側縦框(例えば、後述の吊元側縦框33)の前記ガラス側の見込面の下部に配置される第2セッティングブロック(例えば、後述のセッティングブロック101b)と、を更に備え、前記長尺部材は、前記一側縦框の見込面における前記第1セッティングブロックの下方及び前記他側縦框の見込面における前記第2セッティングブロックの上方のそれぞれに配置され、前記一側縦框と前記他側縦框で配置場所の高さが異なることが好ましい。
本発明の建具によれば、ガラス外れを確実に防止できるとともに異なるサイズの建具への適用も容易な製造性の高い構成を実現できる。
本発明の一実施形態に係る建具を室外側から見た様子を示す図である。 本実施形態の建具の縦断面図である。 本実施形態の建具の吊元側縦框の内部及びその周囲を示す横断面図である。 本実施形態の建具の戸先側縦框の内部及びその周囲を示す横断面図である。 本実施形態のガラス外れ止め部材の分解斜視図である。 本実施形態のガラス、長尺部材及びガラス外れ止め部材の位置関係を模式的に示す図である。 本実施形態の戸先側縦框に配置される長尺部材及びガラス外れ止め部材の使用状態を示す拡大斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書において、「見付方向」とは、建物に形成された開口部に納められた建具の枠体に収められる障子の面内方向を意味し、「見込方向」とは、室内外方向(即ち、奥行き方向)を意味する。
図1は、本発明の一実施形態に係る建具1を室外側から見た様子を示す図である。図1に示す建具1は、建物開口部に固定される枠体10と、枠体10に複数のヒンジ15を介して開閉可能に取り付けられる外開きの障子20と、を備える防火仕様の勝手口ドアである。
まず、枠体10の構成について説明する。枠体10は、上枠11、下枠12、吊元側縦枠13及び戸先側縦枠14が矩形に枠組みされて構成される。上枠11、下枠12、吊元側縦枠13及び戸先側縦枠14は、何れも樹脂製であり、溶着によって接合される。これらの樹脂製の枠(上枠11、下枠12、吊元側縦枠13及び戸先側縦枠14)は、内部に中空部を有する押出し形材であり、後述する中空部が枠の押し出し方向に沿って連続している。
図2は、本実施形態の建具1の縦断面図である。上枠11の内部は、複数の空間に区画されている。上枠11内部の複数の空間のうち、見込方向に並ぶ空間を室外側から室内側の順に中空部11a,11b,11cとすると、見込方向中央に位置する中空部11bに金属製の上枠芯材110が配置される。また、上枠11の室内側下部には、下方に延びる延出部11eが形成され、延出部11eの室外側の見付面にはクッション材11gを嵌合固定する嵌合部11fが設けられる。
本実施形態の上枠芯材110は、断面形状が略U字状の長尺部材であり、U字の開口側が室内側を向くように中空部11bに配置される。上枠芯材110の下面と中空部11bの内壁の間には帯状の加熱発泡材90aが配置される。加熱発泡材90aは、火災等によって所定の温度に達すると発泡して隙間を塞ぐものである。
下枠12の内部も、上枠11と同様に複数の空間に区画されている。下枠12内部で見込方向に並ぶ空間を室外側から室内側の順に中空部12a,12b,12cとすると、見込方向中央に位置する中空部12bに金属製の下枠芯材120が配置される。本実施形態の下枠芯材120は、角筒状の長尺部材である。また、下枠12の室内側上部には、上方に延びる延出部12eが形成され、該延出部12eにもクッション材12gを嵌合固定する嵌合部12fが形成される。
図3は、本実施形態の建具1の吊元側縦框33の内部及びその周囲を示す横断面図である。まず、吊元側縦框33に対向する吊元側縦枠13について説明する。吊元側縦枠13も、その内部が複数の空間に区画されている。吊元側縦枠13内部の複数の空間のうち、見込方向に並ぶ空間を室外側から室内側の順に中空部13a,13b,13cとすると、見込方向中央に位置する中空部13bに金属製の縦枠芯材130が配置される。吊元側縦枠13の室内側には見付方向戸先側に延びる延出部13eが形成され、該延出部13eにクッション材13gを嵌合固定する嵌合部13fが設けられる。
本実施形態の縦枠芯材130は、断面形状が略U字状の長尺部材であり、U字の開口側が室内側を向くように中空部13bに配置される。縦枠芯材130の戸先側の面と中空部13bの内壁の間には帯状の加熱発泡材90bが配置される。
また、枠体10の吊元側縦枠13と障子20の吊元側縦框33の間には、上下方向に間隔をあけて複数のヒンジ15が配置される(図1参照)。中空部13aには、ヒンジ15を固定するネジ13iを締結する裏板部材13hが配置される。本実施形態では、ヒンジ15を締結するネジ13iは、裏板部材13hを貫通して中空部13bの縦枠芯材130まで達しており、ヒンジ15は縦枠芯材130にも締結固定される。
図4は、本実施形態の建具1の戸先側縦框34の内部及びその周囲を示す横断面図である。戸先側縦枠14の内部も、複数の空間に区画されている。複数の空間のうち、見込方向で並ぶ空間を室外側から室内側の順に中空部14a,14b,14cとすると、見込方向中央に位置する中空部14bに金属製の縦枠芯材140が配置される。本実施形態の縦枠芯材140は、断面形状が略U字状の長尺部材であり、U字の開口側が室内側を向くように中空部14bに配置される。縦枠芯材140の吊元側の面と中空部14bの内壁の間には帯状の加熱発泡材90cが配置される。戸先側縦枠14の室内側にも見付方向吊元側に延びる延出部14eが形成され、該延出部14eにクッション材14gを嵌合固定する嵌合部14fが設けられる。
また、戸先側縦枠14の吊元側を向く見込面には、後述する障子20のロックピン52が嵌合するロックピン受け金具16が固定される。ロックピン受け金具16は、上下方向に間隔をあけて複数設けられる。本実施形態のロックピン受け金具16は、締結部材としてのネジを介して縦枠芯材140に締結固定される。
枠体10の左上及び右上には、枠側コーナー金具46がそれぞれ配置される。枠側コーナー金具46は、L字状の金属部材であり、枠体10の外側に配置される。枠側コーナー金具46は締結部材としてのネジによって枠体10の内側の芯材に締結固定される。本実施形態では、枠体10の戸先側上部では上枠芯材110と縦枠芯材140が枠側コーナー金具46によって連結され、吊元側上部では上枠芯材110と縦枠芯材130が連結される。
次に、障子20の構成について説明する。障子20は、ガラス25と、ガラス25を囲うように構成される框体30と、を含むように構成される戸体である。
ガラス25は、室外側に配置される室外側ガラス25aと、室外側ガラス25aに対して隙間をあけて室内側に配置される室内側ガラス25bと、を備える複層ガラスである。室外側ガラス25aと室内側ガラス25bの間にはスペーサ26等が配置される。本実施形態では、室外側ガラス25aは網入ガラスで構成され、室内側ガラスはLow-E(Low Emissivity)ガラスで構成される。
框体30は、上框31、下框32、吊元側縦框33及び戸先側縦框34が矩形に枠組みされて構成される。上框31、下框32、吊元側縦框33及び戸先側縦框34は、何れも樹脂製であり、溶着によって接合される。これらの樹脂製の框(上框31、下框32、吊元側縦框33及び戸先側縦框34)は、内部に中空部を有する押出し形材であり、後述する中空部が框の押し出し方向に沿って連続している。
上框31の内部は、複数の空間に区画されている。上框31内部の複数の空間のうち、見込方向に並ぶ空間を室外側から室内側の順に中空部31a,31b,31cとすると、見込方向中央に位置する中空部31bに金属製の上框芯材310が配置される。
本実施形態の上框芯材310は、断面形状が略U字状の長尺部材であり、U字の開口側が室内側を向くように中空部31bに配置される。上框芯材310の下面と中空部31bの内壁の間には帯状の加熱発泡材90dが配置される。また、上框芯材310のU字の内側における室内側を向く面にも帯状の加熱発泡材90eが配置される。
上框31の室外側上部には、上枠11の一部に見込方向で対面する延出部31fが形成される。この延出部31fの上枠11に対面する側には、クッション材31gを嵌合固定する嵌合部31hが設けられる。延出部31fの内側に形成される中空部31iには金属(例えば、スチール)製の室外側芯材312が配置される。
本実施形態の室外側芯材312は、断面形状が略U字状の長尺部材であり、U字の開口側が室外側を向くように中空部31iに配置される。また、室外側芯材312の室内側の面と中空部31iの内壁の間には帯状の加熱発泡材90fが配置される。
また、上框31の外側面には、上框31の長手方向に沿って延びる嵌合溝31jが形成される。嵌合溝31jには、金属(例えば、アルミニウム材)製の台座部315が嵌合固定される。上框31の嵌合溝31jの室内側に位置する中空部31kには室内側芯材313が配置される。上框31の室外側下部には押し縁部材36を嵌合する嵌合部31mが設けられ、上框31の室内側下部にはガラス止め部材37を嵌合する嵌合部31nが設けられる。
下框32、吊元側縦框33及び戸先側縦框34の基本的構成は上框31と同様である。以下の説明において上框31と同様の構成については共通の規則性(アルファベット)で符号を付してその説明を省略する場合がある。
下框32は、見込方向に並ぶ複数の中空部32a,32b,32cのうち、見込方向中央に位置する中空部32bに下框芯材320が配置される。下框芯材320は金属によって筒状に成形される。下框32の室外側下部には延出部32fが形成され、該延出部32fの室内側にはクッション材32gを嵌合固定する嵌合部32hが設けられる。延出部32fの上方には樹脂製の押し縁部材36用の嵌合部32mが設けられる。下框32の室内側上部にはガラス止め部材37用の嵌合部32nが設けられる。
下框32の下面に形成される嵌合溝32jには、樹脂製の下がり止め部材38が配置される。樹脂製の下がり止め部材38は、通常使用時の障子20の下がりを防止するためのものであり、その下部が室内側から室外側に向かうにつれて下側に近づくように傾斜した形状で成形される。また、火災発生時の障子20の下がりを防止するため、下框32には樹脂製の下がり止め部材38とは別部材として金属製の下がり止め部材39が設けられる。
吊元側縦框33は、見込方向に並ぶ複数の中空部33a,33b,33cのうち、見込方向中央に位置する中空部33bに縦框芯材330が配置される。本実施形態の縦框芯材330は、断面形状が略U字状の長尺部材であり、U字の開口側が室内側を向くように中空部33bに配置される。縦框芯材330の吊元側縦枠13側の面と中空部33bの内壁の間には帯状の加熱発泡材90gが配置される。また、縦框芯材330のU字の内側における室内側を向く面にも帯状の加熱発泡材90hが配置される。
吊元側縦框33には吊元側縦枠13側に延出する延出部33fが形成される。延出部33fの室内側にはクッション材33gを嵌合固定する嵌合部33hが設けられる。また、延出部33fの内側には中空部33iが形成される。吊元側縦框33の吊元側の面に形成される嵌合溝33jには、台座部315が嵌合固定される。また、吊元側縦框33における台座部315の室内側に位置する中空部33kには金属(例えば、スチール)製の室内側芯材313が配置される。吊元側縦框33の室外側の戸先側には押し縁部材36用の嵌合部33mが設けられ、室内側の戸先側にはガラス止め部材37用の嵌合部33nが設けられる。
戸先側縦框34は、見込方向に並ぶ複数の中空部34a,34b,34cのうち、見込方向中央に位置する中空部34bに縦框芯材340が配置される。本実施形態の縦框芯材340は、断面形状が略U字状の長尺部材であり、U字の開口側が戸先側縦枠14の見込面を向くように中空部34bに配置される。縦框芯材340のU字の内側における戸先側縦枠14側を向く面には帯状の加熱発泡材90iが配置される。
戸先側縦框34には戸先側縦枠14側に延出する延出部34fが形成される。延出部34fの室内側にはクッション材34gを嵌合固定する嵌合部34hが設けられる。延出部34fの内側に形成される中空部34iには室外側芯材312が配置される。また、室外側芯材312の室内側の面と中空部34iの内壁の間には帯状の加熱発泡材90jが配置される。戸先側縦框34の室外側の吊元側には押し縁部材36用の嵌合部34mが設けられ、室外側の吊元側にはガラス止め部材37用の嵌合部34nが設けられる。
戸先側縦框34の戸先側面に形成される嵌合溝34jにはスライドプレート51が嵌合される。スライドプレート51は、室外側ハンドル55及び室内側ハンドル56の操作に連動して戸先側縦框34の長手方向(上下方向)に移動可能に構成される。スライドプレート51の戸先側の見込面にはロックピン52が形成されており、ロックピン52が戸先側縦枠14に固定されるロックピン受け金具16に係合することで、障子20が閉鎖位置で固定される。
また、框体30の内側のコーナー(内隅)には框側コーナー金具65がそれぞれ配置される。框側コーナー金具65は、締結部材としてのネジによって框体30の内側の芯材(上框芯材310、下框芯材320、縦框芯材330及び縦框芯材340)に締結固定される。より具体的には、框体30の戸先側上部では、上框芯材310と縦框芯材340が框側コーナー金具65によって連結され、吊元側上部では、上框芯材310と縦框芯材330が框側コーナー金具65によって連結される。框体30の戸先側下部では、下框芯材320と縦框芯材340が框側コーナー金具65によって連結され、吊元側下部では、下框芯材320と縦框芯材330が框側コーナー金具65によって連結される。
また、枠体10に開閉可能に吊り込まれる障子20は、上枠11と上框31を接続するアーム部材61によって所定以上開かないように開閉範囲が規制される。
次に、框体30の内側(ガラス25側)の見込面に配置される構成について説明する。ガラス外れ止め部材40、加熱発泡材91、セッティングブロック101、長尺部材100等が配置される。
ガラス外れ止め部材40は、框体30を構成する上框31、下框32、吊元側縦框33及び戸先側縦框34の見込面のそれぞれに複数配置され、室外側へのガラス25の外れを防止する金属製部材である。
本実施形態のガラス外れ止め部材40は、締結部材としてのネジによって框体30の内側の芯材(上框芯材310、下框芯材320、縦框芯材330及び縦框芯材340)に締結固定される。加熱発泡材91は、帯状の部材であり、ガラス25の4周を囲うように上框31、下框32、吊元側縦框33及び戸先側縦框34のそれぞれに配置される。本実施形態では、加熱発泡材91は、後述のガラス外れ止め部材40の受台部43におけるガラス25側の見込面に両面テープ等によって固定される(図3及び図4参照)。
次に、ガラス外れ止め部材40の詳細な構成について説明する。図5は、本実施形態のガラス外れ止め部材40の分解斜視図である。
図5に示すように、ガラス外れ止め部材40は、框体30に固定される保持金具41と、保持金具41の上に配置され、保持金具41の上に配置される受台部43と、受台部43に係合する押さえ片42と、からなる。本実施形態では、保持金具41、受台部43及び押さえ片42は、何れも金属製(例えば、ステンレス鋼)である。
保持金具41は、固定部41aと、側壁部41bと、スリット部41cを有する。
固定部41aは、略長方形の平坦な面を有するとともに、長手方向の一方及び他方に締結孔41dを有する。固定部41aは、締結孔41dにネジを挿通して框体30のガラス開口部29の見込面に固定される(図7参照)。
側壁部41bは、保持金具41の長手方向に沿う一対の側縁の内の一方から起立する板面である。側壁部41bは、保持金具41がガラス開口部29に取り付けられた状態で、固定部41aの室内側の端部から起立する。側壁部41bは、取り付けた状態でガラス25の面に対向する。
スリット部41cは、固定部41aと側壁部41bとの接続部(固定部41aと側壁部41bが交差する角部)に形成され、保持金具41の長手方向の中央寄りに配置される。スリット部41cは、後述する押さえ片42の係合部42b及び足部42cに対向する部分が切り欠かれて貫通する細長い貫通孔である。
受台部43は、台部43aと、取付部43bとを有する。受台部43は、平面視で略コ字状の板状の部材であり、保持金具41の上に載せて固定される。
台部43aは、略長方形の平坦な面である。台部43aは、側面から見ると受台部43の取り付け面(保持金具41と接する面)よりも高い位置にあり、受台部43を保持金具41に取り付けた状態で、固定部41aとの間に隙間を形成するように配置される。
取付部43bは、台部43aの両側から下方に屈曲し、台部43aよりも低い位置に延びる平坦な取り付け面である。取付部43bは、ネジの締結孔43cを有し、ネジにより保持金具41に固定される。
押さえ片42は、押さえ部42aと、係合部42bと、足部42cと、を有する三股の部材である。
押さえ部42aは、略長方形の板面であり、取り付けた状態で保持金具41の側壁部41bとも対向するように起立する(図5参照)。押さえ部42aは、ガラス25の室外側面を押さえる。
係合部42bは、押さえ部42aの長手方向の略中央部から、框体30の見込面に沿う方向に延びる。係合部42bは、平面視で略T字状であり、押さえ部42aを基端として延び、係合部42bの先端部で二股に分かれている。係合部42bは、二股に分かれた先が爪部42dとなって、押さえ部42a側へ戻るように延びるとともに、上方に反って傾斜している。
足部42cは、押さえ部42aの長手方向の両端部から係合部42bと平行な方向に延びる細長い面である。足部42cは平面視で係合部42bの両側部に延びる。足部42cの先端部42eは、係合部42bの爪部42dと反対方向に向かって上方に沿って傾斜している。足部42cは、係合部42bと上下方向の高さが異なる。足部42cは、係合部42bよりも低く、固定部41aに摺動可能になっており、係合部42bは、足部42cよりも高い位置で、固定部41aと接しないように延びている。
押さえ片42は、係合部42b及び足部42cを、保持金具41の固定部41aと、受台部43の台部43aとの間に挿入して配置される。
押さえ片42が固定部41aと台部43aとの間の隙間に挿入された状態で、係合部42bの先端部は、スリット部41c内に位置する(図5参照)。詳細には、係合部42bの先端部は、ガラス25の室内側の表面よりも、室内側に位置する。
係合部42bの爪部42dは、押さえ片42側に向かって上方に沿って傾斜しているので、押さえ片42を室外側に引き抜こうとしても、係合部42bが台部43aの側縁に係合することで、押さえ片42が外れないように構成されている。
なお、足部42cの先端部42eは上方に向かって沿って傾斜しており、室外側へ摺動しやすくなっている。
押さえ片42は、受台部43に係合した状態でも見込方向で若干の移動が可能となっている。受台部43と押さえ片42の係合を解除する場合は、スリット部41cから、係合部42bの爪部42dを、ドライバー等で台部43aに引っ掛からないように下方に押し込んだ状態で、押さえ部42a側に向かって移動させる。爪部42dは、ドライバー等で押さえられた状態で台部43aの下を通過し、押さえ片42と受台部43との係合が解除される。
ガラス外れ止め部材40は、このように、保持金具41、受台部43、押さえ片42がそれぞれ組み合わされて固定された状態で、押さえ片42の押さえ部42aと、保持金具41の側壁部41bとがガラス24の面に対向する方向に延び、ガラス25の室内外方向の移動を規制する。ガラス外れ止め部材40は、ガラス25が火災等で高熱に曝されて変形した際、ガラス25が框体30から外れることを防止する。
次に、セッティングブロック101について説明する。図1に示すように、セッティングブロック101は、框体30を構成する上框31、下框32、吊元側縦框33及び戸先側縦框34のガラス開口部29の見込面のそれぞれに配置される。
戸先側縦框34に配置されるセッティングブロック101をセッティングブロック101aとし、吊元側縦框33の見込面に配置されるセッティングブロック101をセッティングブロック101bとすると、セッティングブロック101aとセッティングブロック101bは、左右非対称(点対称)位置関係となっている。即ち、セッティングブロック101aは、戸先側縦框34のガラス開口部29の見込面における上端部の近傍に配置されており、セッティングブロック101bは、吊元側縦框33のガラス開口部29の見込面における下端部の近傍に配置されている。
上框31の見込面に配置されるセッティングブロック101をセッティングブロック101cとし、下框32に配置されるセッティングブロック101をセッティングブロック101dとすると、セッティングブロック101cは、上框31に固定されるガラス外れ止め部材40の戸先側に位置し、セッティングブロック101dは下框32に固定されるガラス外れ止め部材40の吊元側に位置する。これらのセッティングブロック101a〜101dによってガラス25の上下左右の端面が支持されることにより、ガラス開口部29の内側でガラス25が適正な位置で保持される。
次に、長尺部材100について説明する。図6は、本実施形態のガラス25、長尺部材100及びガラス外れ止め部材40の位置関係を模式的に示す図である。図7は、本実施形態の戸先側縦框34に配置される長尺部材100a及びガラス外れ止め部材40の使用状態を示す拡大斜視図である。なお、図7では、押し縁部材36の図示を省略している。なお、以下の説明において、ガラス25の端面は、ガラス25において框(上框31、下框32、吊元側縦框33及び戸先側縦框34)の見込面に対向する面である。また、ガラス25の室外側面及び室内側面は、ガラス25の見付面であり、ガラス25の端面近傍では、框(上框31、下框32、吊元側縦框33及び戸先側縦框34)の一部の部位(見付面)に対向する面である。
図6及び図7に示すように、長尺部材100は、第1壁部150及び第1壁部150に直交する第2壁部160を有する断面L字形状の金属製部材である。
第1壁部150は、ガラス25の端面に対向する面を有するとともに、第1壁部150のガラス25に対向する面の反対側の面はガラス外れ部材40の受台部43の見込面(ガラス25側の面)に対向する。
第2壁部160は、ガラス25の室外側ガラス25aに対面する面を有するとともに、第2壁部160の室外側ガラス25aに対面する面の反対側の面が押し縁部材36の裏側に対向する(図3及び図4参照)。本実施形態では、第2壁部160の室外側ガラス25aに対面する面に両面テープを貼り付けてガラス25(室外側ガラス25a)に対して位置ずれしないようになっている。
長尺部材100の取付作業は、框体30に保持金具41及び受台部43を配置した状態でガラス25を嵌め込み、長尺部材100を室外側から差し込む。長尺部材100の第1壁部150が受台部43とガラス25の端面の間に入り込んだ状態で上下二カ所の受台部43に押さえ片42を嵌合固定する。
また、戸先側縦框34に配置される長尺部材100を長尺部材100aとし、吊元側縦框33に配置される長尺部材100を長尺部材100bとすると、長尺部材100aと長尺部材100bは、取付位置の高さが異なっている。図1に示すように、本実施形態では、長尺部材100aの上端面がセッティングブロック101aの下端面に近接又は接触しており、長尺部材100bの下端面がセッティングブロック101bの上端面に近接又は接触している。
以上説明した上記実施形態の構成によれば、以下のような効果を奏する。
建具1は、框体30を構成し、所定方向に延びる吊元側縦框33及び戸先側縦框34と、ガラス25の見込方向一側(室外側)で見付方向に延びる押さえ片42及び押さえ片42を保持し、吊元側縦框33及び戸先側縦框34に固定され保持金具41及び受台部43を有するガラス外れ止め部材40と、ガラス25の端面に対向する第1壁部150及び第1壁部150から屈曲し、ガラス25の室外側面に見込方向一側で対面するとともに吊元側縦框33及び戸先側縦框34の長手方向に延びる第2壁部160を有する長尺部材100と、を備える。長尺部材100は、その第2壁部160のガラス25と対面する側と反対側の面がガラス外れ止め部材40の押さえ片42に対面するとともに第1壁部150がガラス外れ止め部材40とガラス25の端面の間に位置する。
これにより、長尺部材100aによって戸先側縦框34の長手方向でガラス25の外れを隙間なく防止できるとともに、長尺部材100bによって吊元側縦框33の長手方向でガラス25の外れを隙間なく防止できる。これによって必要なガラス外れ止め部材40の数を削減できるとともに、ガラス25の外れを阻止するためにガラス外れ止め部材40を取り付けるための工程を簡素化できる。また、ガラス外れ止め部材40を利用して長尺部材100を支持する構成なので、框やガラスのサイズが異なる建具に長尺部材100を適用する場合は、長尺部材100の長さを変えるだけで対応でき、サイズの異なる建具にも柔軟に容易に適用できる
また、本実施形態では、ガラス外れ止め部材40は、長手方向で間隔をあけて少なくとも2つ配置され、2箇所以上で長尺部材100を支持する。
これにより、戸先側縦框34や吊元側縦框33の長手方向のサイズが大きい場合であっても、長尺部材100a,100bを上下に配置されるガラス外れ止め部材40によって安定的に保持することができる。
また、本実施形態では、左右方向一側に配置される戸先側縦框34のガラス25側の見込面の上部に配置されるセッティングブロック101aと、左右方向他側に配置される吊元側縦框33のガラス25側の見込面の下部に配置されるセッティングブロック101bと、を更に備える。戸先側縦框34に配置される長尺部材100aが、戸先側縦框34の見込面におけるセッティングブロック101aの下方に位置するとともに、吊元側縦框33に配置される長尺部材100bが吊元側縦框33の見込面におけるセッティングブロック101bの上方に配置される。長尺部材100aと長尺部材100bは、戸先側縦框34と吊元側縦框33で配置場所の高さが異なる。
これにより、戸先側縦框34ではセッティングブロック101aが上部に配置され、吊元側縦框33ではセッティングブロック101bが下部に配置されるような建具1においても、ガラス外れ止め部材の締結位置を大きく変えずに同じ長さの長尺部材100a,100bを用いることができ、製造性をより一層向上させることができる。
上記実施形態では、ガラス外れ止め部材40及び長尺部材100の何れにおいても、ガラス25の外れを防止する面が室外側に配置される構成であるが、この構成に限定されない。例えば、ガラス外れ止め部材40においては室内側にも押さえ片42と同様の構成を備え、ガラス25の端部を見込方向で挟み込むように構成することもできるし、長尺部材100においてもその断面形状が略U字形状のものを用いて室内側にも第2壁部160と同様の面を有するように構成することもできる。ここでいうガラス25の端部はガラスの側面及び端面を含めたガラスの端の部分のことである。このように、長尺部材100及びガラス外れ止め部材40の構成は、事情に応じて適宜変更することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態及び変形例に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。例えば、上記実施形態の枠体10及び框体30は、何れも樹脂製であるが、枠体10及び框体30の見込方向室外側及び室内側の少なくとも何れか一方に、アルミ等の金属製のカバー部材を追加的に配置する構成としてもよい。即ち、樹脂製の枠及び樹脂製の框は、その内部、室内側又は室外側に金属部材を取り付けたものであってもよい。
また、上記実施形態では、勝手口ドアを本発明の建具の一例として説明したがこの構成に限定されるわけではなく、スイング式の開閉ドアや開閉窓等、障子を開閉する構成やFIX窓のような嵌め殺し窓等、種々の建具に本発明を適用することができる。
1 建具
25 ガラス
30 框体
33 吊元側縦框(框、一側縦框)
34 戸先側縦框(框、他側縦框)
40 ガラス外れ止め部材
41 保持金具(保持部)
42 押さえ片
43 受台部(保持部)
100(100a,100b) 長尺部材
101a セッティングブロック
101b セッティングブロック
150 第1壁部
160 第2壁部

Claims (2)

  1. 框体及び前記框体の内側に納められるガラスを備える建具であって、
    前記框体を構成し、所定方向に延びる框と、
    前記ガラスの見込方向一側で見付方向に延びる押さえ片及び前記押さえ片を保持し、前記框に固定される保持部を有するガラス外れ止め部材と、
    前記ガラスの端面に対向する第1壁部及び前記第1壁部から屈曲し、前記ガラスの室外側面又は室内側面の少なくともいずれか一方に見込方向一側で対面するとともに前記框の長手方向に延びる第2壁部を有する長尺部材と、
    前記框として左右方向一側に配置される一側縦框の前記ガラス側の見込面の上部に配置される第1セッティングブロックと、
    前記框として左右方向他側に配置される他側縦框の前記ガラス側の見込面の下部に配置される第2セッティングブロックと、
    を備え、
    前記長尺部材は、その前記第2壁部の前記ガラスと対面する側と反対側の面が前記ガラス外れ止め部材の前記押さえ片に対面するとともに前記第1壁部が前記ガラス外れ止め部材と前記ガラスの端面の間に位置し、前記一側縦框の見込面における前記第1セッティングブロックの下方及び前記他側縦框の見込面における前記第2セッティングブロックの上方のそれぞれに配置され、前記一側縦框と前記他側縦框で配置場所の高さが異なる建具。
  2. 前記ガラス外れ止め部材は、
    前記長手方向で間隔をあけて少なくとも2つ配置され、2箇所以上で前記長尺部材を支持する請求項1に記載の建具。
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