JP6977532B2 - 混合装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体に流体を混合するための混合装置に関する。
近年、化学工業や生物工業等の分野では、液体中にファインバブルと呼ばれる直径100μm以下の気泡を生成させている場合がある。微細化された気泡は、水面に浮上して破裂することなく、水中に長期間に亘って残存する。そして、気泡が液体に効率良く混合、拡散、溶解されることで、様々な機能を液体に付加することができる。
従来、例えば、汚水処理において、活性汚泥による生物処理を行う場合には、有機物を分解する活性汚泥(微生物)に酸素を供給するために、曝気槽で被処理水(汚水)に酸素を混合している。
そして、各種の水処理において、被処理水に気体を混合するための混合装置を槽内に設けているものがある。このような混合装置としては、貯留室の内面に注入路が開口し、その内面に対峙する他の内面に排出路が開口しているものがある(例えば、特許文献1参照)。
このような混合装置では、被処理水と気体とを注入路から貯留室内に注入し、貯留室で被処理水と気体を混合した後に、貯留室内の処理水(混合体)を排出路から例えば曝気槽内に排出している。
注入路から貯留室内に被処理水および気体を注入すると、キャビテーション効果により、気体が微細気泡化する。このように、被処理水中の気体を微細気泡化することで、被処理水から大気中に気散する気体の量を少なくすることができる。
特開2000−000563号公報
前記した従来の混合装置では、注入路から貯留室内に被処理水および気体を注入すると、被処理水および気体が貯留室内で渦流する。このとき、貯留室内で被処理水および気体を十分に渦流して、被処理水と気体とを接触させることで、処理水の酸素濃度を高めることが好ましい。
被処理水などの液体に酸素などの流体を良く混ぜるためには、貯留室内で液体および流体を大きく渦流させて、液体および流体の挙動を大きく乱すことが好ましい。
しかしながら、従来の混合装置のように、注入路および排出路が貯留室内の対峙する二面に開口している場合には、液体および流体が渦流に巻き込まれることなく、排出路から排出され易いという問題がある。また、従来の混合装置では、注入用および排出用の配管が装置の両側に突出するため、設置スペースが大きくなるという問題もある。
本発明は、前記した問題を解決し、液体と流体とを省スペースで効率良く混ぜることができる混合装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、液体に流体を混合するための混合装置であって、前記液体および前記流体の混合体が貯留される直方体の空間である貯留室を有する処理槽を備えている。前記貯留室の内面には、前記液体および前記流体を前記貯留室内に注入するための注入路の注入口が開口するとともに、前記混合体を前記貯留室内から排出するための排出路の排出口が開口している。前記注入口は、前記排出口よりも上方に配置されている。前記注入口および前記排出口は、前記貯留室の側部の第一内面の下半分の領域に配置されている。そして、前記貯留室内の上部まで前記混合体を貯留させた状態で、前記注入口から前記液体および前記流体を前記貯留室内に注入するとともに、前記排出口から前記混合体を排出することで、前記貯留室内の前記混合体に上下二つの渦流を生じさせる。
本発明の混合装置では、第一内面の注入口から貯留室内に注入した液体および流体(気体または液体)は、第二内面に当接して流れが大きく変化する。そして、液体および流体は、貯留室内で大きく渦流した後に、第二内面以外の面に配置された排出口から排出される。
このように、本発明の混合装置では、注入口および排出口が対峙しない二面に開口している。言い換えると、注入口が開口する第一内面に対峙する第二内面以外の内面に排出口が開口しているため、貯留室に注入された液体および流体が渦流に巻き込まれることなく、排出路から排出され易いという問題を減少させることができる。これにより、液体および流体は、貯留室内で長い経路を渦流に巻き込まれながら流れることになり、液体および流体の挙動を大きく乱すことができるため、液体と流体とを良く混ぜることができる。
また、本発明の混合装置では、注入路の配管と、排出路の配管とが処理槽の両側に突出しないため、設置スペースを小さくすることができるとともに、レイアウトの自由度を高めることができる。
前記した混合装置において、前記注入口および前記排出口を前記第一内面に配置すること、貯留室内に二つの渦流が形成されるため、液体と流体とを良く混ぜることができる。
本発明の参考例としては、前記した混合装置において、第一内面が貯留室の側部の内面である場合には、注入口を第一内面の上部に配置し、排出口を第一内面の下部に配置してもよい。
前記した混合装置では、第一内面が貯留室の側部の内面であ、注入口および排出口を第一内面の下部に配置している
この構成では、注入口から貯留室内に注入された液体および流体は、上側の渦流と下側の渦流とを形成することになる。このとき、流体の浮力により、上側の渦流の勢いが強くなるため、液体と流体とを良く混ぜることができる。
前記した混合装置において、前記注入口を前記排出口よりも上方に配置した場合には、液体および流体が上側の渦流から下側の渦流を流れて排出口から排出されるため、液体と流体とを良く混ぜることができる。
本発明の参考例としては、前記した混合装置において、前記第一内面が前記貯留室の側部の内面である場合には、前記注入口を前記第一内面の下部に配置し、前記排出口を前記貯留室の頂部の内面に配置してもよい
この構成では、液体および流体が貯留室内で大きく渦流するとともに、流体の浮力により、渦流の勢いが強くなるため、液体と流体とを良く混ぜることができる。
本発明の参考例としては、前記した混合装置において、前記第一内面が前記貯留室の頂部の内面である場合には、前記排出口を前記貯留室の側部の内面の下部に配置することが好ましい。
この構成では、液体および流体が貯留室内で大きく渦流するため、液体と流体とを良く混ぜることができる。
前記した混合装置において、前記貯留室の内面には、前後に対峙する前記第一内面および第二内面と、左右に対峙する第三内面および第四内面と、が角筒状に配置されている場合には、前記第一内面と前記第二内面との間の距離が、前記第三内面と前記第四内面との間の距離よりも長いように構成することが好ましい。
また、前記第一内面と前記第二内面との間の距離は、前記第三内面と前記第四内面との間の距離の2倍から4倍の間であることが好ましく、2.5倍から3.5倍の間であることがさらに好ましい。
この構成では、貯留室が扁平な空間になる。そして、貯留室を扁平な空間に形成すると、渦流の方向ベクトルが二次元的になる。これにより、貯留室内に形成された渦流を安定させることができるため、液体と流体とを良く混ぜることができる。
なお、調整板を貯留室の内面に重ねることで、貯留室の扁平の度合いを調整することもできる。
本発明の混合装置は、液体と流体とを良く混ぜることができるとともに、設置スペースを小さくすることができるため、液体と流体とを省スペースで効率良く混ぜることができる。
本発明の第一実施形態に係る混合装置を示した斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る混合装置を示した断面図である。 本発明の第一参考例に係る混合装置を示した断面図である。 本発明の第二参考例に係る混合装置を示した斜視図である。 本発明の第三参考例に係る混合装置を示した断面図である。 本発明の第四参考例に係る混合装置を示した断面図である。 本発明の第二実施形態に係る混合装置を示した斜視図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。以下に記載する構成要件の説明は、代表的な実施形態や具体例に基づいてなされるものであるが、本発明はそのような実施形態に限定されるものではない。
代表的な本実施形態では、生活排水などの被処理水(汚水)を浄化する汚水処理に用いられる混合装置について説明する。
本実施形態の混合装置は、活性汚泥による生物処理において、有機物を分解する活性汚泥(微生物)に酸素を供給するために、被処理水(特許請求の範囲における「液体」)に酸素(特許請求の範囲における「流体」)を混合するものである。
なお、各実施形態の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略するものとする。
[第一実施形態]
第一実施形態の混合装置1Aは、図1に示すように、貯留室10を有する処理槽2Aと、処理槽2Aに設けられた注入路15および排出路16と、を備えている。
混合装置1Aでは、注入路15から貯留室10に被処理水および酸素を注入し、貯留室10内で被処理水に酸素を混合した後に、被処理水および酸素を混合した処理水(特許請求の範囲における「混合体」)を貯留室10内から排出路16を通じて曝気槽や調整槽(排水槽)などの外槽(図示せず)に排出する。
処理槽2Aは、中空な直方体であり、内部に貯留室10が形成されている。処理槽2Aは、上下一対の頂板20および底板30と、左右一対の左側壁40および右側壁50と、前後一対の前壁60および後壁70と、を備えている。
頂板20および底板30は、水平に配置された長方形の平板である。頂板20は底板30の直上に配置されている。頂板20と底板30とは同じ形状であり、前後方向よりも左右方向が長く形成されている。
頂板20は、貯留室10の頂部を構成するものであり、底板30は、貯留室10の底部を構成するものである。つまり、頂板20の内面21は、貯留室10の頂部の内面であり、底板30の内面31は、貯留室10の底部の内面である。頂板20の内面21と底板30の内面31とは、上下方向に対峙している。
底板30の左右の縁部には、左側壁40および右側壁50がそれぞれ立ち上げられている。左側壁40および右側壁50は、底板30に対して上方に向けて垂直に延びている。左側壁40と右側壁50とは同じ形状であり、前後方向よりも上下方向が長く形成されている。
底板30の前後の縁部には、前壁60および後壁70がそれぞれ立ち上げられている。前壁60および後壁70は、底板30に対して上方に向けて垂直に延びている。前壁60と後壁70とは同じ形状であり、左右方向よりも上下方向が長く形成されている。
左側壁40、右側壁50、前壁60および後壁70によって角筒状の胴部80が形成されている。胴部80の下面は底板30によって塞がれており、胴部80の上面は頂板20によって塞がれている。
貯留室10は、胴部80によって外周が囲まれるとともに、頂板20および底板30によって上面および下面が塞がれた直方体の空間である。
貯留室10の内面には、上下一対の内面21,31と、左右一対の内面41,51と、前後一対の内面61,71とが形成されている。
左側壁40の内面41(特許請求の範囲における「第一内面」)と、右側壁50の内面51(特許請求の範囲における「第二内面」)とは、貯留室10の側部の内面であり、底板30の内面31に対して立ち上げられている。左側壁40の内面41と、右側壁50の内面51とは、左右方向に対峙している。
前壁60の内面61(特許請求の範囲における「第三内面」)と、後壁70の内面71(特許請求の範囲における「第四内面」)は、貯留室10の側部の内面であり、底板30の内面31に対して立ち上げられている。前壁60の内面61と、後壁70の内面71とは、前後方向に対峙している。
左右に対峙する一対の内面41,51と、前後に対峙する一対の内面61,71とは角筒状に配置されている。
第一実施形態の混合装置1Aでは、左側壁40の内面41と右側壁50の内面51との間の距離は、前壁60の内面61と後壁70の内面71との間の距離よりも長く形成されている。
このように、第一実施形態の貯留室10では、左右方向の幅が前後方向の幅(奥行き)よりも大きく形成されている。これにより、貯留室10内の空間は、左右方向に幅広で前後方向に狭い扁平な直方体に形成されている。
第一実施形態の処理槽2Aには、図2に示すように、被処理水および酸素を貯留室10内に注入するための注入路15と、処理水を貯留室10内から排出するための排出路16と、が設けられている。
注入路15は、左側壁40の内面41に開口した注入口15aと、注入口15aに連通する注入穴15bと、左側壁40の外面に設けられた注入管15cと、によって構成されている。
注入口15aは、左側壁40の内面41に開口している。注入口15aは、円形の開口部である(図1参照)。注入口15aは、左側壁40の内面41の下部に配置されている。また、注入口15aは、左側壁40の内面41の前後方向の中央部に配置されている(図1参照)。
注入穴15bは、注入口15aに連通する円形の穴であり、左側壁40を左右方向に貫通している。
注入管15cの先端部は、左側壁40の外面に取り付けられており、注入管15cは注入穴15bに連通している。注入管15cの基端部は、供給装置(図示せず)に連結されており、供給装置から注入管15cに被処理水と高濃度の酸素が一緒に供給される。そして、被処理水および酸素は、注入管15cから注入穴15bを通じて、注入口15aから貯留室10内に注入される。
排出路16は、左側壁40の内面41に開口した排出口16aと、排出口16aに連通する排出穴16bと、左側壁40の外面に設けられた排出管16cと、によって構成されている。
排出口16aは、左側壁40の内面41に開口している。排出口16aは、円形の開口部である(図1参照)。排出口16aは、左側壁40の内面41の下部に配置されている。また、排出口16aは、左側壁40の内面41の前後方向の中央部に配置されている(図1参照)。
排出穴16bは、排出口16aに連通する円形の穴であり、左側壁40を左右方向に貫通している。
排出管16cの先端部は、左側壁40の外面に取り付けられており、排出管16cは排出穴16bに連通している。排出管16cの基端部は、次の工程(例えば、曝気槽や調整槽などの外槽)への配管に連結されている。そして、貯留室10内の処理水は、排出口16aから排出穴16bおよび排出管16cを通じて、次の工程に送られる。
本実施形態の注入口15aおよび排出口16aは、左側壁40の内面41の上下方向の中央部(境界線L1)よりも下方に配置されている。また、注入口15aおよび排出口16aは、左側壁40の内面41の下半分の上下方向の中央部(境界線L2)を挟んで配置されている。注入口15aは、排出口16aの上方に配置されている。
次に、第一実施形態の混合装置1Aを用いて、被処理水と酸素とを混合する処理について説明する。
まず、図2に示すように、供給装置(図示せず)から注入管15cに被処理水および高濃度の酸素を供給し、その被処理水および酸素を注入口15aから貯留室10内に注入する。
注入口15aから貯留室10内に被処理水および酸素を注入すると、被処理水および酸素は右側壁50の内面51に当接して流れが大きく変化する。そして、被処理水および酸素は、貯留室10内で縦方向に渦流した後に、処理水が左側壁40の内面41の排出口16aから排出される。
このとき、第一実施形態の貯留室10では、被処理水および酸素によって上側の渦流S1と下側の渦流S2とが形成される。
そして、貯留室10内の被処理水および酸素は、上側の渦流S1から下側の渦流S2に流れて、処理水が排出口16aから排出穴16bに排出される。そして、処理水は、排出管16cを通じて、次の工程に送られる。
第一実施形態の混合装置1Aでは、注入口15aと排出口16aとが対峙した二面に形成されていないため、被処理水および酸素が渦流に巻き込まれることなく、排出口16aから排出され易いという問題を減少させることができる。これにより、被処理水および酸素は、貯留室10内で長い経路を流れることになり、貯留室10内の被処理水および酸素の挙動が大きく乱れることで、被処理水と酸素とが十分に接触するため、被処理水と酸素とを良く混ぜることができる。
また、貯留室10が扁平な空間であるため、渦流の方向ベクトルが二次元的になる。これにより、貯留室10内に形成された渦流を安定させることができる。
したがって、第一実施形態の混合装置1Aでは、処理水の酸素濃度が高くなるため、活性汚泥による有機物の分解能力を高めることができる。
また、第一実施形態の混合装置1Aでは、注入口15aに接続される注入管15cと、排出口16aに接続される排出管16cとが処理槽2の両側に直線状に配置されないため、混合装置1Aの設置スペースを小さくすることができるとともに、混合装置1Aのレイアウトの自由度を高めることができる。
次に、図1に示す第一実施形態の混合装置1Aの酸素溶解効率と、従来の混合装置の酸素溶解効率との比較について説明する。
第一実施形態の混合装置1Aでは、貯留室10の左右方向の長さが95mmであり、貯留室10の前後方向の長さが28mmである。また、貯留室10の上下方向の長さが140mmである。
つまり、第一実施形態の貯留室10では、左側壁40の内面41と右側壁50の内面51との間の距離(左右方向の長さ)が、前壁60の内面61と後壁70の内面71との間の距離(前後方向の長さ)の3.4倍に形成されている。
第一実施形態の混合装置1Aでは、注入口15aが左側壁40の内面41の下縁部から55mmの高さに配置されている。また、注入口15aの内径が9mmである。また、排出口16aの内径が13mmである。第一実施形態の混合装置1Aでは、被処理水の流量に対する酸素供給率は2.2%である。
従来の混合装置の貯留室は、第一実施形態の混合装置1Aの貯留室10と同じ形状である。また、従来の混合装置の注入口および排出口は、第一実施形態の混合装置1Aの注入口15aおよび排出口16aと同じ形状である。従来の混合装置では、注入口が貯留室の上側の内面に開口し、排出口が下側の内面に開口している。
従来の混合装置では、第一実施形態の混合装置1Aと同じ流量および酸素供給率で貯留室内に被処理水および酸素を注入する。
そして、第一実施形態の混合装置1Aにおいて、図2に示すように、被処理水および酸素を貯留室10内に注入したときに、被処理水に酸素が溶けた割合を示す酸素溶解効率を求めた。同様に、従来の混合装置において、被処理水と酸素とを貯留室内に注入したときの酸素溶解効率を求めた。なお、第一実施形態では、被処理水および処理水の溶存酸素濃度の差から、被処理水に溶解した酸素量を求め、被処理水に溶解した酸素量を被処理水に供給した酸素量で除した値を酸素溶解効率として、処理水の酸素溶解効率を測定した。
その結果、従来の混合装置の酸素溶解効率は15.0%となり、第一実施形態の混合装置1Aの酸素溶解効率は25.5%となった。
このように、第一実施形態の混合装置1Aでは、従来の混合装置に比べて、被処理水と酸素とが良く混ざることが分かった。
以上のような第一実施形態の混合装置1Aでは、被処理水および酸素が渦流に巻き込まれることなく、排出口16aから排出され易いという問題を減少させることができるため、被処理水および酸素が貯留室10内で渦流に巻き込まれながら長い経路を流れることになり、貯留室10内において被処理水および酸素の挙動が大きく乱れる。
そして、第一実施形態の混合装置1Aでは、被処理水と酸素とを良く混ぜることができるとともに、設置スペースを小さくすることができるため、被処理水と酸素とを省スペースで効率良く混ぜることができる。
以上、本発明の第一実施形態について説明したが、本発明は前記第一実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
第一実施形態では、図1に示すように、汚水処理に用いた混合装置1Aについて説明したが、本発明の混合装置を用いて混合可能な液体および流体の種類は限定されるものではない。例えば、液体に他の液体を混合してもよい。
第一実施形態の混合装置1Aにおいて、貯留室10、注入口15aおよび排出口16aの形状や大きさは限定されるものではなく、要求される処理能力に応じて適宜に設定される。
第一実施形態の混合装置1Aでは、注入口15aおよび排出口16aを左側壁40の内面41の下部に配置しているが、本発明の参考例としては、注入口15aおよび排出口16aを左側壁40の内面41の上部に配置してもよい。
第一実施形態の混合装置1Aでは、注入口15aおよび排出口16aを左側壁40の内面41の前後方向の中央部に配置しているが、注入口15aおよび排出口16aを左側壁40の内面41の前部または後部に配置してもよい。また、注入口15aと排出口16aとを前後方向にずらしてもよい。
第一実施形態の混合装置1Aでは、左側壁40の内面41に注入口15aおよび排出口16aが開口しているが、右側壁50の内面51、前壁60の内面61または後壁70の内面71に注入口15aおよび排出口16aを開口してもよい。
第一実施形態の混合装置1Aでは、貯留室10の左右方向の長さが前後方向の長さの3.4倍に形成されているが、2倍から4倍の間である場合には、貯留室10内に形成された渦流が安定し易くなる。さらに、貯留室10の左右方向の長さが前後方向の長さの2.5倍から3.5倍の間である場合には、貯留室10内に形成された渦流をより安定させることができるため、被処理水と酸素とを良く混ぜることができる。
第一参考例
次に、第一参考例の混合装置1Bについて説明する。
第一参考例の混合装置1Bは、図3に示すように、注入口15aおよび排出口16aの位置が第一実施形態の混合装置1A(図2参照)と異なっている。
第一参考例の混合装置1Bでは、頂板20の内面21(特許請求の範囲における「第一内面」)に注入口15aおよび排出口16aが開口している。このように、第一参考例の混合装置1Bでは、貯留室10の頂部の内面に注入口15aおよび排出口16aが開口している。頂板20の内面21は、底板30の内面31(特許請求の範囲における「第二内面」)に対峙している。
なお、第一参考例の処理槽2Bは、図2に示す第一実施形態の処理槽2Aと同じものあり、第一実施形態の処理槽2Aの右側壁50が下側となるように、第一実施形態の処理槽2Aの置き方を変化させたものである。
第一参考例の注入口15aおよび排出口16aは、図3に示すように、頂板20の内面21の左右方向の中央部(境界線L3)よりも左方に配置されている。注入口15aは、排出口16aの右方に配置されている。注入口15aおよび排出口16aは、頂板20の内面21の左半分の左右方向の中央部(境界線L4)を挟んで配置されている。
第一参考例の混合装置1Bでは、注入口15aから被処理水および酸素を貯留室10内に注入すると、左側の渦流S3および右側の渦流S4が形成される。
貯留室10において注入口15aよりも右方の空間は、注入口15aよりも左方の空間よりも左右方向に大きいため、右側の渦流S4は左側の渦流S3よりも大きくなる。
そして、貯留室10内の被処理水および酸素は、右側の渦流S4から左側の渦流S3を流れて排出口16aから排出される。
第一参考例の混合装置1Bでは、注入口15aと排出口16aとが対峙した二面に形成されていないため、被処理水および酸素が渦流に巻き込まれることなく、排出口16aから排出され易いという問題を減少させることができる。これにより、被処理水および酸素は、貯留室10内で渦流に巻き込まれながら長い経路を流れることになり、貯留室10内の被処理水および酸素の挙動が大きく乱れることで、被処理水と酸素とが十分に接触するため、被処理水と酸素とを良く混ぜることができる。
以上、本発明の第一参考例について説明したが、第一実施形態と同様に、本発明は前記第一参考例に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
第一参考例の混合装置1Bでは、注入口15aおよび排出口16aを頂板20の内面21の右側の領域に配置しているが、注入口15aおよび排出口16aを頂板20の内面21の左側の領域に配置してもよい。
第二参考例
次に、第二参考例の混合装置1Cについて説明する。
第二参考例の混合装置1Cは、図4に示すように、注入口15aおよび排出口16aの位置が第一実施形態の混合装置1A(図2参照)と異なっている。
第二参考例の混合装置1Cでは、左側壁40の内面41(特許請求の範囲における「第一内面」)に注入口15aおよび排出口16aが開口している。左側壁40の内面41は、右側壁50の内面51(特許請求の範囲における「第二内面」)に対峙している。
第二参考例の左側壁40および右側壁50は、上下方向よりも前後方向に長く形成されている。
なお、第二参考例の処理槽2Cは、図2に示す第一実施形態の処理槽2Aと同じものあり、第一実施形態の処理槽2Aの後壁70が下側となるように、第一実施形態の処理槽2Aの置き方を変化させたものである。
第二参考例では、注入口15aおよび排出口16aが横方向に並んでいる。第二参考例では、注入口15aおよび排出口16aが左側壁40の前部に配置されている。注入口15aは、排出口16aの後方に配置されている。
第二参考例の混合装置1Cでは、注入口15aから被処理水および酸素を貯留室10内に注入すると、横方向に渦流した前側の渦流および後側の渦流が形成される。
貯留室10において注入口15aよりも後方の空間は、注入口15aよりも前方の空間よりも左右方向に大きいため、後側の渦流は前側の渦流よりも大きくなる。
そして、貯留室10内の被処理水および酸素は、後側の渦流から前側の渦流を流れて排出口16aから排出される。
第二参考例の混合装置1Cでは、注入口15aと排出口16aとが対峙した二面に形成されていないため、被処理水および酸素が渦流に巻き込まれることなく、排出口16aから排出され易いという問題を減少させることができる。これにより、被処理水および酸素は、貯留室10内で渦流に巻き込まれながら長い経路を流れることになり、貯留室10内の被処理水および酸素の挙動が大きく乱れることで、被処理水と酸素とが十分に接触するため、被処理水と酸素とを良く混ぜることができる。
以上、本発明の第二参考例について説明したが、第一実施形態と同様に、本発明は前記第二参考例に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
第二参考例の混合装置1Cでは、注入口15aおよび排出口16aを左側壁40の内面41の前部に配置しているが、注入口15aおよび排出口16aを左側壁40の内面41の後部に配置してもよい。
第二参考例の混合装置1Cでは、左側壁40の内面41に注入口15aおよび排出口16aを開口しているが、右側壁50の内面51、前壁60の内面61または後壁70の内面71に注入口15aおよび排出口16aを開口してもよい。
第三参考例
次に、第三参考例の混合装置1Dについて説明する。
第三参考例の混合装置1Dは、図5に示すように、注入口15aおよび排出口16aの位置が第一実施形態の混合装置1A(図2参照)と異なっている。
なお、第三参考例の処理槽2Dは、第一実施形態の処理槽2A(図2参照)と同じ形状であり、第一実施形態の処理槽2Aと同じ置き方になっている。
第三参考例の混合装置1Dでは、左側壁40の内面41(特許請求の範囲における「第一面」)に注入口15aが開口している。左側壁40の内面41は、右側壁50の内面51(特許請求の範囲における「第二内面」)に対峙している。第三参考例の注入口15aは、左側壁40の内面41の下半分の上下方向の中央部(境界線L2)よりも下方に配置されている。
第三参考例の混合装置1Dでは、頂板20の内面21に排出口16aが開口している。このように、第三参考例の混合装置1Dでは、貯留室10の頂部の内面に排出口16aが開口している。第三参考例の排出口16aは、頂板20の内面21の左右方向の中央部(境界線L5)よりも右方に配置されている。
第三参考例の混合装置1Dでは、注入口15aから被処理水および酸素を貯留室10内に注入すると、貯留室10内に一つの大きな渦流S5が形成される。そして、貯留室10内の被処理水および酸素は、大きな渦流S5を通過して排出口16aから排出される。
第三参考例の混合装置1Dでは、注入口15aと排出口16aとが対峙した内面に形成されていないため、被処理水および酸素が渦流に巻き込まれることなく、排出口16aから排出され易いという問題を減少させることができる。これにより、被処理水および酸素は、貯留室10内で渦流に巻き込まれながら長い経路を流れることになり、貯留室10内の被処理水および酸素の挙動が大きく乱れることで、被処理水と酸素とが十分に接触するため、被処理水と酸素とを良く混ぜることができる。
以上、本発明の第三参考例について説明したが、第一実施形態と同様に、本発明は前記第三参考例に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
第三参考例の混合装置1Dでは、注入口15aを左側壁40の内面41の下部に配置しているが、注入口15aを左側壁40の内面41の上部に配置してもよい。
第三参考例の混合装置1Dでは、排出口16aを頂板20の内面21の右側の領域に配置しているが、注入口15aを頂板20の内面21の左側の領域に配置してもよい。
第三参考例の混合装置1Dでは、左側壁40の内面41に注入口15aが開口しているが、右側壁50の内面51、前壁の内面または後壁の内面に注入口15aを開口してもよい。
第四参考例
次に、第四参考例の混合装置1Eについて説明する。
第四参考例の混合装置1Eは、図6に示すように、注入口15aおよび排出口16aの位置が第三参考例の混合装置1D(図5参照)と逆に配置されている。
第四参考例の混合装置1Eでは、頂板20の内面21(特許請求の範囲における「第一面」)の右側の領域に注入口15aが開口し、左側壁40の内面41の下部に排出口16aが開口している。
第四参考例の混合装置1Eでは、注入口15aから被処理水および酸素を貯留室10内に注入すると、貯留室10内に一つの大きな渦流S6が形成される。そして、貯留室10内の被処理水および酸素は、大きな渦流S6を通過して排出口16aから排出される。
第四参考例の混合装置1Eでは、注入口15aと排出口16aとが対峙した内面に形成されていないため、被処理水および酸素が渦流に巻き込まれることなく、排出口16aから排出され易いという問題を減少させることができる。これにより、被処理水および酸素は、貯留室10内で渦流に巻き込まれながら長い経路を流れることになり、貯留室10内の被処理水および酸素の挙動が大きく乱れることで、被処理水と酸素とが十分に接触するため、被処理水と酸素とを良く混ぜることができる。
以上、本発明の第四参考例について説明したが、第三参考例と同様に、本発明は前記第四参考例に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
第四参考例の混合装置1Eでは、注入口15aを頂板20の内面21の右側の領域に配置しているが、注入口15aを頂板20の内面21の左側の領域に配置してもよい。
第四参考例の混合装置1Eでは、排出口16aを左側壁40の内面41の下部に配置しているが、排出口16aを左側壁40の内面41の上部に配置してもよい。
第四参考例の混合装置1Eでは、左側壁40の内面41に排出口16aが開口しているが、右側壁50の内面51、前壁の内面または後壁の内面に排出口16aを開口してもよい。
第二実施形態
次に、第二実施形態の混合装置1Fについて説明する。
第二実施形態の混合装置1Fは、図7に示すように、貯留室10内に調整板90を配置している点で、第一実施形態の混合装置1A(図2参照)と異なっている。
第二実施形態の混合装置1Fでは、前壁60の内面および後壁70の内面にそれぞれ調整板90が重ねられている。つまり、貯留室10内には、前後一対の調整板90,90が挿入されている。調整板90は、前壁60の内面61および後壁70の内面71と同じ形状の平板である。
この構成では、調整板90を貯留室10の内面に重ねることで、貯留室10の扁平の度合いを調整することができる。
なお、貯留室10の左右方向の長さが前後方向の長さの2倍から4倍の間である場合には、貯留室10内に形成された渦流が安定し易くなる。さらに、貯留室10の左右方向の長さが前後方向の長さの2.5倍から3.5倍の間である場合には、貯留室10内に形成された渦流をより安定させることができるため、被処理水と酸素とを良く混ぜることができる。
また、調整板90を貯留室10の内面に重ねることで、貯留室10内の体積を調整することができる。そして、被処理水および酸素の種類や被処理水に応じて、貯留室10内の体積を調整し、貯留室10内における被処理水および酸素の滞留時間を調整することで、被処理水と酸素とを効果的に混ぜることができる。
以上、本発明の第二実施形態について説明したが、第一実施形態と同様に、本発明は前記第二実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
第二実施形態の混合装置1Fでは、前壁60の内面61および後壁70の内面71に調整板90を重ねているが、頂板20、底板30、左側壁40および右側壁50の内面に調整板90を重ねてもよい。また、貯留室10内に挿入される調整板90の枚数は限定されるものではなく、一枚の調整板90や三枚以上の調整板90を貯留室10内に挿入してもよい。
なお、注入口15aまたは排出口16aが開口している内面に調整板90を重ねる場合には、調整板90によって注入口15aまたは排出口16aが塞がれないように、調整板90に穴や切り欠き部を形成する。
本発明の混合装置によれば、例えば、ビルの地下に設けられたビルピット、マンホールや工場などの排水(用水)施設に設置することが可能である。また、微細気泡化を活用する分野では、例えば水産物・農畜産物の成長促進や鮮度保持、食品の風味・食感の改質、精密機械・電子部品の洗浄や剥離、医療・医薬品、化粧品などの各種用途において好適に利用することができる。
1A 混合装置(第一実施形態)
1B 混合装置(第一参考例
1C 混合装置(第二参考例
1D 混合装置(第三参考例
1E 混合装置(第四参考例
1F 混合装置(第二実施形態
2A 処理槽(第一実施形態)
2B 処理槽(第一参考例
2C 処理槽(第二参考例
2D 処理槽(第三参考例
2E 処理槽(第四参考例
10 貯留室
15 注入路
15a 注入口
15b 注入穴
15c 注入管
16 排出路
16a 排出口
16b 排出穴
16c 排出管
20 頂板
21 頂板の内面
30 底板
31 底板の内面
40 左側壁
41 左側壁の内面
50 右側壁
51 右側壁の内面
60 前壁
61 前壁の内面
70 後壁
71 後壁の内面
80 胴部
90 調整板

Claims (3)

  1. 液体に流体を混合するための混合装置であって、
    前記液体および前記流体の混合体が貯留される直方体の空間である貯留室を有する処理槽を備え、
    前記貯留室の内面には、
    前記液体および前記流体を前記貯留室内に注入するための注入路の注入口が開口するとともに、
    前記混合体を前記貯留室内から排出するための排出路の排出口が開口し、
    前記注入口は、前記排出口よりも上方に配置され、
    前記注入口および前記排出口は、前記貯留室の側部の第一内面の下半分の領域に配置されており、
    前記貯留室内の上部まで前記混合体を貯留させた状態で、前記注入口から前記液体および前記流体を前記貯留室内に注入するとともに、前記排出口から前記混合体を排出することで、前記貯留室内の前記混合体に上下二つの渦流を生じさせることを特徴とする混合装置。
  2. 請求項1に記載の混合装置であって、
    前記貯留室の内面には、前後に対峙する前記第一内面および第二内面と、左右に対峙する第三内面および第四内面と、が角筒状に配置されており、
    前記第一内面と前記第二内面との間の距離が、前記第三内面と前記第四内面との間の距離よりも長いことを特徴とする混合装置。
  3. 請求項2に記載の混合装置であって、
    前記第一内面と前記第二内面との間の距離は、前記第三内面と前記第四内面との間の距離の2倍から4倍の間であることを特徴とする混合装置。
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