JP6976008B2 - 汗誘導用ヘアバンド - Google Patents

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Description

本発明は、運動中あるいは作業中に、使用者の頭部から額部へ流れる汗が、目部に流れ込まないように誘導して排出する汗誘導用ヘアバンドに関する。
一般に、野外で作業を行うか、山登り又は運動などをする場合、身体の活動によって多量の汗が排出される。汗は、水分を主として、一部の尿素、尿酸、脂肪酸などの成分が含有されており、マラソン、ジョギング、サイクル、及び山登りなどの運動をするか、野外作業などを行う場合、体温調節のために汗が流れ、このような汗に含有された微量の化学成分が目に入るようになると、目がしみたり、視野が妨げられたりするので、運動や山登りをすることにおいて、妨害要素となる。
すなわち、マラソン、ジョギング、サイクル、山登り、フィジカル・フィットネス(physical fitness)などの運動に際して、身体部位のうち、頭から額に流れる汗が顔面に伝わって流れることを防止するために、汗を吸収するヘアバンドを着用したりする。このようなヘアバンドは、主に、汗受け部分が繊維材から形成されて、汗の一部を吸収するが、続けて流れる汗を吸収するには、機能上無理がある。また、汗受け部分が汗で濡れた場合、汗受けの柔らかい材質が固くなるか、変形が起きて異質感を与えて、神経が鋭敏な人は、初めからヘアバンドを脱いでしまうなどの問題点があった。
このような問題点を解決するための技術の一例が、下記の文献などに開示されている。
例えば、米国特許第7398559号明細書(特許文献1)(2008.07.15)には、実質的に非吸水性バンドが、前方バンド部と2つの側面バンド部とを含み、バンドの外側表面から延在した排水構造が設けられ、排水構造は、排水ベースと排水リップを含み、前方バンド部及び第1及び第2の側面バンド部の少なくとも一部と結合した排水構造は、略U字状の断面を有する汗チャンネルを形成し、排水ベースは、中央部分に第1の厚みを有し、その端部に第2の厚みを有し、第1の厚みは、第2の厚みよりも大きく、排水ベースは、中心部から端部に向かって下方に傾斜して、第1の厚みから第2の厚みに流れ、締結構造は、2つのファスナー及び弾性ループ部材を有するヘッドバンド装置について開示されている。
また、米国特許第9009869号明細書(特許文献2)(2015.04.21.)には、接着剤により着用者に付着される汗誘導装置であって、頭の周りを取り囲むことなく、顔の一部分(額部)に付着することができ、その間にチャンネルを形成するために、装置のベースで結合される第1のレッグ及び第2のレッグを含み、着用者の額に接着して用いられる構造について開示されている。
更に、韓国登録実用新案第20−0462551号公報(特許文献3)(2012.09.10.登録)には、汗排出帽子の内側前面に結合される汗排出バンドを含み、前記汗排出バンドは、一側面が前記汗排出帽子の内側前面に結合される第1のバンド部材と、一側面が額に密着される第2のバンド部材と、前記第1のバンド部材の他側面の下端と前記第2のバンド部材の他側面の下端とを連結し、前記第1のバンド部材と前記第2のバンド部材との間に溝を形成する延在部とを含む汗排出帽子について開示されている。
なお、韓国登録実用新案第20−0462976号公報(特許文献4)(2012.10.05.登録)には、図1に示しているように、頭部に弾力的に着用されるヘアバンド100と、汗あふれ防止段差200と、汗排水溝とを含み、前記汗排水溝は、額から流れる汗が収容排出されるように、前記ヘアバンドの前方中央部分からヘアバンドの両側面の中央部分まで延設して形成され、汗あふれ防止段差200の両端部には、汗排水溝を介して移送される汗が排出される汗排出部240が形成され、前記汗あふれ防止段差200は、前記ヘアバンドの下端より前方に延在する汗ガイド部と、前記汗ガイド部の端部から上側に延設して形成され、前後方にジグザグのベローズ状に設けられて、内側に汗が満たされるベローズ溝が形成される汗あふれ防止部とを備えた汗取りバンドについて開示されている。
しかし、上述したような米国特許第7398559号明細書に開示された技術では、U字状に設けられた排水構造において、中央部分の厚みが厚くなり、前方バンド部において、皮膚接触部が排水部よりも高く形成されて、汗が過多に排出されると、汗があふれて、使用者の目部に流れるようになり、バンド部とは別に、弾性ループ部材とフックファスナー(fastener)を設けなければならないので、製造過程が煩雑になるという問題があった。また、排水部の長さが、皮膚接触部の長さよりも短く形成され、排水部が皮膚接触部の外側に設けられて、汗の排出が、排水部を介して顔部分に流れるようになるという問題もあった。
また、米国特許第9009869号明細書に開示された技術では、接着部材で使用者の目部に付着させる構造であって、接着部材により不快感が生じることになり、また、繰り返して使用することができず、接着部材が使用者の皮膚より離脱する可能性が大きいという問題点があった。
更に、韓国登録実用新案第20−0462551号公報に開示された技術では、専用帽子を使わなければならず、帽子にバンドが装着されるので、汗の排出を円滑にするために、帽子を使用者の眉毛部分まで着用しなければならず、これにより、帽子のブリム部分により目が覆われ、また、使用に際して、帽子の位置変動によって、バンドの位置も変更されて、汗排出機能を確実に実現することが困るとう問題があった。一方、帽子を着用することで汗排出機能を実現するので、激烈な運動時、帽子が脱がされる場合、本来の機能を実現することができず、フィットネスなどの室内運動時、通常、使用者が帽子を着用しないので、その効率が低下するという問題もあった。また、過多な汗の排出時、使用者が帽子の着用による不便さで帽子を脱ぐ場合、汗排出の機能を全く実現することができないという問題もあり、帽子にバンドを装着するために、バンド部材を必要以上のサイズに作るべきであるという問題もあった。
なお、韓国登録実用新案第20−0462976号公報に開示された技術では、複数のベローズ溝が設けられた防止段差200の部分が、ヘアバンド部100よりも低く形成されて、過多な汗の排出時、前記特許文献1で提示しているように、汗があふれて、使用者の目部に流れ込むようになり、ベルクロ(登録商標)ファスナーと固定リングを設けなければならないので、製造過程が煩雑になるという問題があった。
米国特許第7398559号明細書 米国特許第9009869号明細書 韓国登録実用新案第20−0462551号公報 韓国登録実用新案第20−0462976号公報
本発明の目的は、上述したような問題点を解決するためになされたものであって、バンド部と汗誘導部が一体からなって、製造工程を単純化することができる汗誘導用ヘアバンドを提供することである。
本発明の他の目的は、二重の締結構造により、着用後、ヘアバンドのずり下がりと弛みを防止しつつ、安定して維持する汗誘導用ヘアバンドを提供することである。
本発明の更に他の目的は、使用者の額部とヘアバンドの密着度を高くして、汗の流れを円滑に誘導し、快適な使用環境を維持する汗誘導用ヘアバンドを提供するのである。
前記目的を達成するために、本発明による汗誘導用ヘアバンドは、使用者の額部に弾力的に着用して、汗を誘導する汗誘導用ヘアバンドであって、使用者の額部に締め付けて装着可能な第1の締結部及び第2の締結部を含む締結部材と、前記第1の締結部を備えた第1のバンド部材と、前記第2の締結部を備えた第2のバンド部材とを含むバンド部と、前記第1のバンド部材と第2のバンド部材との間に設けられた汗誘導部とを含み、前記締結部材、バンド部、及び汗誘導部は、一体に形成されることを特徴とする。
前記汗誘導部は、一側面が使用者の額部に密着される第1の誘導部材と、前記第1の誘導部材の下部で前記第1の誘導部材に連続して設けられる汗案内部と、前記第1の誘導部材と間隔を置いて、前記汗案内部に連続して設けられる第2の誘導部材とを含む。
前記第1のバンド部材、前記第2の誘導部材、及び第2のバンド部材は、連続して一体に形成される。
前記第2の誘導部材の高さは、前記第1の誘導部材の高さよりも高く形成される。
前記第1の誘導部材の外側の下部には、使用者の額部と前記第1の誘導部材との間で隙間が形成されるように、複数の第1の突起が設けられる。
前記第2の誘導部材の内側には、前記第1の誘導部材と前記第2の誘導部材との間の間隔が維持されるように、複数の第2の突起が設けられる。
前記第1の誘導部材の両端部における汗案内部の幅は、前記第1の誘導部材の中央部分における汗案内部の幅よりも狭く形成される。
前記汗誘導部は、中央部と両端部からなり、前記中央部より両端部へ行くほど、傾斜して形成される。
前記汗誘導部は、前記バンド部に対して、5〜30度の傾斜を有するように形成される。
前記第1の誘導部材には、複数の汗排出口が設けられる。
前記第1の誘導部材の上部は、山と谷を備えた波形状からなる。
前記の部分は、前記第2の誘導部材と同一の高さであり、前記谷の部分は、前記第2の誘導部材より低く設けられる。
前記締結部材は、ヘアバンドを使用者の額部に二重に締め付ける。
前記締結部材は、前記第1のバンド部材の端部に形成された第1の固定突起と、前記第2のバンド部材の端部に形成された第2の固定突起と、前記第1及び第2の固定突起が結合するように、前記第1のバンド部材及び第2のバンド部材にそれぞれ設けられた複数の締結口とを含み、前記第1のバンド部材には、前記第2のバンド部材の一部が通過して、前記第2固定突起が前記第1のバンド部材の複数の締結口に締め付けられる貫通孔が設けられる。
前記第1のバンド部材と第2のバンド部材にはそれぞれ、ヘアバンドの装着位置を容易に調節するための少なくとも1つの孔が設けられる。
前記第1の誘導部材の両端部は、前記第1のバンド部材と第2のバンド部材にそれぞれ設けられた孔に隣接して設けられる。
前記汗案内部の両端部には、汗排出部材が連結される。
前記第1の誘導部材の上部は、外側に向かって曲げられる。
前記バンド部と汗誘導部は、弾性を持つゴム又は樹脂からなる。
上述したように、本発明による汗誘導用ヘアバンドによると、締結部材を備えたバンド部と汗誘導部が金型によって一体に形成されるので、製造工程を単純化し、製造コストを節減することができる。
また、本発明による汗誘導用ヘアバンドによると、締結部材がバンド部と共に一体に設けられるので、締結部材の破損又は亡失を防止することができる。
更に、本発明による汗誘導用ヘアバンドによると、第1の誘導部材の上部が山と谷を備えた波形状からなるので、額部より流下した汗が、より谷に向かって流下した後、汗案内部に流れさせて、汗を円滑に誘導することができる。
また、本発明による汗誘導用ヘアバンドによると、二重の締結部を設けることによって、使用に際して、汗誘導用ヘアバンドのずり下がりと弛みなどを防止して、使用者の頭囲である円状の形態を安定して維持することができる。
なお、本発明による汗誘導用ヘアバンドによると、第1のバンド部材と第2のバンド部材に少なくとも1つの円状孔を設けることによって、使用者の頭部への着用に際して、着心地がよいだけでなく、ヘアバンドの装着位置を容易に調節することができる。
図1は、従来技術による汗あふれ防止機能を有する汗受けバンドの斜視図である。 図2は、本発明の第1実施例による汗誘導用ヘアバンドの斜視図である。 図3は、図2における汗誘導用ヘアバンドの締結状態図である。 図4は、図2における汗誘導用ヘアバンドの使用状態図である。 図5は、図2における汗誘導用ヘアバンドを一体に形成するための金型の一例を示す図である。 図6は、本発明の第2実施例による汗誘導用ヘアバンドの斜視図である。 図7は、本発明の第3実施例による汗誘導用ヘアバンドの斜視図である。 図8は、本発明の第4実施例による汗誘導用ヘアバンドの斜視図である。 図9は、本発明の第5実施例による汗誘導用ヘアバンドの斜視図である。 図10は、本発明の第6実施例による汗誘導用ヘアバンドにおける汗案内部の断面図である。 図11は、本発明の第7実施例による針目誘導用ヘアバンドにおける第1の誘導部材の両端部の断面図である。 図12は、本発明の第8実施例による汗誘導用ヘアバンドの斜視図である。 図13は、本発明の第9実施例による汗誘導用ヘアバンドの斜視図である。 図14は、本発明の第10実施例による汗誘導用ヘアバンドの斜視図である。
本発明の前記及びその他の目的と新規の特徴は、本明細書の説明及び添付図面によって、更に明確になるだろう。
本発明による汗誘導用ヘアバンドの説明では、説明の便宜のために、いったいから成る汗誘導用ヘアバンドについて、それぞれの部分を区画して説明する。
以下、本発明の実施例を、図面によって説明する。
本発明による汗誘導用ヘアバンドの第1実施例を、図2乃至図5によって説明する。
図2は、本発明の第1実施例による汗誘導用ヘアバンドの斜視図であり、図3は、図2における汗誘導用ヘアバンドの締結状態図であり、図4は、図2における汗誘導用ヘアバ
ンドの使用状態図であり、図5は、図2における汗誘導用ヘアバンドを一体に形成するための金型の一例を示す図である。
本発明による汗誘導用ヘアバンドは、図2に示しているように、使用者の額部に弾力的に着用して、汗を誘導する汗誘導用ヘアバンド(hair band)であって、使用者の額部に締結して装着する締結部材を備えた第1のバンド部材11と第2のバンド部材12とを含むバンド部10と、前記第1のバンド部材11と第2のバンド部材12との間に設けられた汗誘導部20とを含み、前記バンド部10と汗誘導部20は、分離不可な構造であって、一体に形成される。すなわち、前記バンド部10と汗誘導部20は、例えば、図5における金型1000によって一体に形成されるが、これに限定されるものではなく、熱圧着などの方法で一体に形成してもよい。
前記バンド部10と汗誘導部20は、弾性を有するゴム又は樹脂からなり、樹脂としては、シリコン樹脂又は軟性プラスチック材質が使用可能であり、撥水性を有し、生理的に無害なシリコン樹脂を用いて、通常の金型によって一体に形成するのが望ましい。本発明による汗誘導用ヘアバンドが人体に無害であり、人間の皮膚と最も類似した硬度を有するシリコン樹脂を用いて、金型などによって一体に設ける場合、皮膚の圧迫を減らすことができ、異質感を解消し、1つの工程により完成されるので、製作コストを節減することができる。すなわち、本発明では、締結部材を備えたバンド部10と汗誘導部20を、図5に示しているような金型などによって一体に形成することによって、従来のヘッドバンド装置などにおいて、バンド部と別に、弾性ループ部材、フックファスナー(fastener)などを備えるので製造工程が煩雑であり、製造コストが増加するという問題を、解決することができる。
前記汗誘導部20は、図2に示しているように、一側面が使用者の額部に密着される第1の誘導部材21と、前記第1の誘導部材21の下部において、前記第1の誘導部材21に連続して設けられる汗案内部22と、前記第1の誘導部材21と間隔を置いて、前記汗案内部22に連続して設けられる第2の誘導部材23とを含み、その断面が、図2における拡大部である断面図から分かるように、略U字状であって、一体に設けられる。
本発明において、前記第1の誘導部材21の外側は、使用に際して、使用者の額部と当接する部分をいい、第1の誘導部材21の内側は、汗案内部22に向かう部分をいい、第2の誘導部材23の内側は、汗案内部22に向かう部分をいう。
また、前記第1の誘導部材21の上部は、図2に示しているように、山と谷を備えた波形状からなり、山と谷の各部は、汗案内部22に向かって傾斜して設けられる。また、前記の部分は、前記第2の誘導部材23と略同一の高さであり、前記谷の部分は、第2の誘導部材23よりも低く設けられる。しかし、これに限定されるものではなく、第2の誘導部材23の高さを、第1の誘導部材21の高さよりも高く形成してもよい。すなわち、第1の誘導部材21のの部分を、第2の誘導部材23よりも低く設けて、過多な汗の排出時、汗が第2の誘導部材23をあふれて、使用者の目部に流れることを防止することができる。そこで、使用者の額部から流下する汗が、第1の誘導部材21の内側に沿って、汗案内部22に乗って容易に流下することになる。
図2に示しているように、本発明による汗誘導用ヘアバンドによると、波形状の勾配により、額部に流下した汗が、から谷に向かって流下した後、汗案内部22に流れるので、汗誘導用ヘアバンドにおける汗の流れを円滑に誘導することになる。すなわち、従来技術では、額部より流下した汗滴が小さい場合、汗案内部に誘導されず、ヘアバンドの上部に沿って流れる状態が生じたが、本発明では、第1の誘導部材21の上部が波形状の勾配を持つように設けられるので、部に流れた汗滴は、直ぐ谷部に流れて汗案内部22に導かれ、谷部に流れた汗滴は、部によって阻止されて、汗案内部22にのみ導かれる。すなわち、本発明による汗誘導用ヘアバンドでは、従来技術とは異なり、ヘアバンドの上部に沿って流れる状態の発生を防止することができる。
また、使用者の額部に当接する部分である前記第1の誘導部材21の外側の下部には、図2に示しているように、使用者の額部と前記第1の誘導部材21との間で隙間が形成するように、複数の第1の突起211が設けられる。
前記第1の誘導部材21の外側の下部に、複数の第1の突起211を、一定の間隔を置いて設けることによって、使用者の額部との接触面を最小化して、着用時の圧迫感及び異質感を最小化することができる。また、使用者の額部と第1の誘導部材21との間に微細な隙間が生じて、外部空気を通すことで、快適な使用環境を維持することができる。また、複数の第1の突起211によって、着用に際して、第1の誘導部材21が額部より滑ることを防止し、第1の誘導部材21の上部に形成された部及び谷部と額部の密着度を高めて、汗流れを円滑に誘導し、汗が、第1の誘導部材21の外側を介して漏れて、顔に乗って目部に流れることを防止することができる。
本発明による汗誘導用ヘアバンドにおいて、第1のバンド部材11、第2の誘導部材23、及び第2のバンド部材12は、図2に示しているように連続して一体に形成される。前記第2の誘導部材23の内側の上部には、前記第1の誘導部材21と第2の誘導部材23との間の間隔が維持されるように、複数の第2の突起231が所定の間隔で設けられる。前記複数の第2の突起231を設けることによって、着用に際して、弾性を有するゴム又はシリコン樹脂からなる汗誘導用ヘアバンドが使用者の額部で伸びて、第1の誘導部材21と第2の誘導部材23が密着することを防止して、前記第1の誘導部材21の内側に誘導された汗が、汗案内部22に導かれる。また、図2では、複数の第2の突起231が、第2の誘導部材23の内側の上部に設けられる構造を示しているが、これに限定されるものではなく、第2の誘導部材23の内側の中央部に設けても、第1の誘導部材21の内側に設けてもよい。
また、本発明による汗誘導用ヘアバンドにおいて、前記第1の誘導部材21の両端部は、図2に示しているように、第1のバンド部材11と第2のバンド部材12に向かって傾斜して形成される。すなわち、第1の誘導部材21の両端部では、最後の谷部が、第1の誘導部材21の下端に向かって傾斜して設けられることによって、汗案内部22に導かれた汗が、汗誘導部20に排出されることになる。
このような第1の誘導部材21は、図4に示しているように、使用者の耳後ろ部分まで延設され、使用者の頭部へ汗が排出されることになる。
前記汗誘導部20の第2の誘導部材23の両側に連続して設けられた第1のバンド部材11と第2のバンド部材12には、図2に示しているように、それぞれ、ヘアバンドの装着位置を容易に調節するための少なくとも1つの円状孔111、121が設けられる。図2における構造では、第1のバンド部材11と第2のバンド部材12にそれぞれ、10個の孔が設けられた構造を示しているが、これに限定されるものではなく、汗誘導用ヘアバンドをなす材質によって、加減可能である。前記円状孔111、121は、伸縮可能であり、着心地が良いだけでなく、通気性により空気誘導をさせて、使用時において快適性を持たせる。すなわち、前記円状孔111、121は、使用者の頭部に着用時、図4に示しているように、楕円状に変形して、着心地がよいだけでなく、ヘアバンドの装着位置を容易に調節することができる。例えば、使用者が本発明による汗誘導用ヘアバンドを額部に装着した後、汗誘導部20を手で取って、前に引いて上下に移動して装着位置を調節する場合、円状孔111、121が伸張し、図4に示しているように楕円状に変形して、装着位置を調節することができる。
上述したように、本発明による汗誘導用ヘアバンドでは、第2の誘導部材23が第1の誘導部材21よりも長く形成され、図2及び図4に示しているように、第1の誘導部材21の両端部が、前記第1のバンド部材11と第2のバンド部材12にそれぞれ設けられた孔111、121に隣接して設けられるので、汗案内部22に誘導された汗が、使用者の顔部分に落ちることを防止することになる。
また、本発明による汗誘導用ヘアバンドを装着し、汗が排出される過程において、使用者が頭をたれる状況が生じても、第2の誘導部材23が第1の誘導部材21よりも長く形成され、第2の誘導部材23の両側が、第1のバンド部材11と第2のバンド部材12に連続して設けられ、第1の誘導部材21が使用者の耳後ろ部分まで延設されるので、汗が使用者の顔部分に排出されることを防止することになる。
前記第1のバンド部材11と第2のバンド部材12の端部には、締結部材が連続して設けられる。
前記締結部材は、ヘアバンドを使用者の額部に装着するための第1の締結部と第2の締結部からなる二重の締結部を含み、前記二重の締結部は、図2に示しているように、前記第1のバンド部材11の端部に形成された第1の固定突起113と、前記第2のバンド部材12の端部に形成された第2の固定突起123と、前記第1及び第2の固定突起が結合するように、前記第1のバンド部材11及び第2のバンド部材12にそれぞれ設けられた複数の締結口112、122とを含み、第1のバンド部材11には、第2のバンド部材12の一部が通過して、第2の固定突起123を、前記第1のバンド部材11の複数の締結口112に締め付けるための貫通孔114が設けられる。
前記二重の締結部を用いて、第2のバンド部材12の第2の固定突起123が、貫通孔114を通して、前記第1のバンド部材11の複数の締結口112のいずれか1つに締め付けられ、前記第1のバンド部材11の第1の固定突起113が、第2のバンド部材12の複数の締結口122のいずれか1つに締め付けられることによって、図3に示しているようなヘアバンド形状をなすことになる。
前記複数の締結口112、122は、図2において4つを設け、それぞれ4段階のサイズ調節により、人間毎に異なる頭上のサイズに対応して調節可能であり、従来技術のように、別の流動性を有するための追加部品、例えば、バンド又はOリングなどを排除することで、製造コストを安くするというメリットと、織物からなるゴムバンドの汗による匂い、非衛生的な問題点を排除することができる。前記複数の締結口112、122を、図2では4つ設けた構造を示しているが、これに限定されるものではなく、4つ未満又は4つを超えて設けてもよい。
また、本発明による汗誘導用ヘアバンドでは、バンド部10と汗誘導部20は、金型1000などにより一体に形成し、バンド部10に二重の締結部が設けられるので、従来技術における部品破損、例えば、バックル、ボタン、又はマジックテープ(登録商標)などの機能失い、Oリングの破損に対する問題を解決することができる。
また、第2のバンド部材12の第2の固定突起123が、貫通孔114を通して、前記第1のバンド部材11の複数の締結口112に締め付けられ、前記第1のバンド部材11の第1の固定突起113が、第2のバンド部材12の複数の締結口122に締め付けられる構造を設けることによって、使用に際して、汗誘導用ヘアバンドのずり下がりと弛みなどを防止し、使用者の頭囲による円状の形態を安定して維持することができる。
一方、前記説明では、第1の固定突起113と第2の固定突起123がそれぞれ、複数の締結口112、122のいずれか1つに締め付けられる構造として説明したが、これに限定されるものではなく、第1の固定突起113と第2の固定突起123が、複数の円状孔111、121のいずれか1つに締め付けられる構造として使用してもよい。
本発明による汗誘導用ヘアバンドの第2実施例を、図6によって説明する。また、第2実施例の説明では、その主要構成についてのみ説明し、その他の構成は、第1実施例と同一の構成を備えるので、これに関する繰返し説明は、省略する。
図6は、本発明の第2実施例による汗誘導用ヘアバンドの斜視図であって、汗誘導部20の第1の誘導部材21と第2の誘導部材23の状態のみを示している。
本発明の第2実施例による汗誘導用ヘアバンドは、図6に示しているように、汗誘導部20が中央部と両端部からなる形状において、前記中央部から両端部に行くほど、傾斜して形成される。すなわち、前記汗誘導部20は、前記バンド部10に対して、5〜20度の傾斜をもって形成される。すなわち、第1実施例では、バンド部10と汗誘導部20が同一の平面に形成され、使用者が汗誘導用ヘアバンドの着用時、図4に示しているように、汗誘導用ヘアバンド自体を傾斜して着用する構造を示しているが、第2実施例では、汗誘導部20が、バンド部10に対して5〜20度の傾斜をもって形成されるので、使用者が、汗誘導用ヘアバンドを、額部で略直線形状に着用しても、汗誘導部20が曲線形状からなり、これによって、汗案内部22も曲線形状からなって、汗案内部22に導かれた汗が、第1の誘導部材21の両端部に円滑に誘導排出される。
一方、第1の誘導部材21が、中央部と両端部からなる形状において、前記中央部から両端部に行くほど、傾斜して形成することもできる。すなわち、第1の誘導部材21の中央部におけるは、第2の誘導部材23と略同一の高さで設けられ、前記中央部から両端部に行くほど、第1の誘導部材21のが、第2の誘導部材23の高さよりも逐次低く設けられる。具体的に、第1実施例では、第1の誘導部材21のが直線形状に設けられた構造を示しているが、第2実施例では、第1の誘導部材21のが曲線形状に設けられる。
本発明による汗誘導用ヘアバンドの第3実施例を、図7によって説明する。また、第3実施例の説明では、その主要構成についてのみ説明し、その他の構成は、第1実施例と同一の構成を備えるので、これに関する繰返し説明は、省略する。
図7は、本発明の第3実施例による汗誘導用ヘアバンドを、側面から見た斜視図である。
本発明の第3実施例による汗誘導用ヘアバンドは、図7に示しているように、汗誘導部20が、バンド部10に対して、10〜30度の傾斜(α)を持つように形成される。この第3の実施例において、汗誘導部20がバンド部10に対して傾斜して形成したことを除くと、第1実施例の構成と同様である。
このように汗誘導部20がバンド部10に対して傾斜して形成することは、図5に示しているような金型1000の形状を変形することによって、容易に実現することができる。
そこで、第3実施例によると、使用者が汗誘導用ヘアバンドを略直線形状に着用しても、汗誘導部20がバンド部10に対して傾斜して装着されるので、第2実施例のように、汗案内部22に導かれた汗が、第1の誘導部材21の両端部に円滑に誘導排出される。
本発明による汗誘導用ヘアバンドの第4実施例を、図8によって説明する。また、第4実施例の説明では、その主要構成についてのみ説明し、その他の構成は、第1実施例と同一の構成を備えるので、これに関する繰返し説明は、省略する。
図8は、本発明の第4実施例による汗誘導用ヘアバンドの斜視図である。
本発明の第4実施例による汗誘導用ヘアバンドは、図8に示しているように、第1のバンド部材11と第2のバンド部材12のそれぞれに、1つの長孔111、121を設けている。すなわち、第1実施例では、ヘアバンドの装着位置を容易に調節するために、第1のバンド部材11と第2のバンド部材12にそれぞれ、10つの孔が設けられた構造を示しているが、第4実施例では、図8に示しているように、1つの長孔を設けている。
上述したように、本発明の第4実施例による汗誘導用ヘアバンドでは、第1実施例と比較して、1つの長孔111、121を設けているので、バンド部10と汗誘導部20を一体に成形するための金型1000の構造を単純化することができる。
本発明による汗誘導用ヘアバンドの第5実施例を、図9によって説明する。また、第5実施例の説明では、その主要構成についてのみ説明し、その他の構成は、第1実施例と同一の構成を備えるので、これに関する繰返し説明は、省略する。
図9は、本発明の第5実施例による汗誘導用ヘアバンドの斜視図であって、第1の誘導部材21の構造を示している。
本発明の第5実施例による汗誘導用ヘアバンドは、図9に示しているように、第1の誘導部材21に複数の汗排出口212を設けている。
すなわち、複数の汗排出口212は、図9に示しているように、第1の誘導部材21のが形成された部分の下方に設けられる。また、図9に示している構造では、複数の汗排出口212が形成部分の下方に設けられた構造を示しているが、これに限定されるものではなく、谷が形成された部分に設けてもよい。
本発明の第5実施例による汗誘導用ヘアバンドでは、図9に示しているように、使用者の額部に密着される第1の誘導部材21に、複数の汗排出口212を設けることによって、第1の誘導部材21が装着された額部で発生する汗を、汗排出口212を介して、汗案内部22に誘導することができる。このため、使用者が本発明による汗誘導用ヘアバンドの着用において、より快適性を有することにする。
また、前記第5実施例の構造は、上述した第2乃至第4実施例の構造にも適用可能である。
本発明による汗誘導用ヘアバンドの第6実施例を、図10によって説明する。また、第6実施例の説明では、その主要構成についてのみ説明し、その他の構成は、第1実施例と同一の構成を備えるので、これに関する繰返し説明は、省略する。
図10は、本発明の第6実施例による汗誘導用ヘアバンドにおける汗案内部の断面図であって、第1実施例の変形である第1の誘導部材21の構造を示している。
図10に示しているように、第6実施例による汗誘導用ヘアバンドでは、第1の誘導部材21の上部が外側に向かって曲げられた状態で設けられる。このように、第1の誘導部材21の上部が外側に向かって曲げられた状態で設けられることによって、使用に際して、使用者の額部と第1の誘導部材21の密着力を向上させて、額部から流れる汗が、使用者の額部と当接する部分である第1の誘導部材21の外側に向かって流れることを更に防止することができる。
本発明による汗誘導用ヘアバンドの第7実施例を、図11によって説明する。また、第7実施例の説明では、その主要構成についてのみ説明し、その他の構成は、第1実施例と同一の構成を備えるので、これに関する繰返し説明は、省略する。
図11は、本発明の第7実施例による汗誘導用ヘアバンドにおける第1の誘導部材の両端部の断面図であって、第1の誘導部材21、汗案内部22、第2の誘導部材23の状態を示している。
第7実施例による汗誘導用ヘアバンドでは、汗誘導部20が、中央部と両端部とからなり、前記中央部より両端部へ行くほど、汗案内部22の幅が狭く形成される構造を示している。すなわち、汗案内部22の中央部分は、図2又は図10に示しているように、略U字状に形成され、第1の誘導部材21の両端部では、図11に示しているように、略V字状に設けられて、第1の誘導部材21の中央部分から両端部に行くほど、汗案内部22の幅が狭く形成される。
そこで、汗誘導用ヘアバンドを使用者が着用する場合、第1の誘導部材21の両端部が、第2の誘導部材23によって使用者の頭部に押される構造となるので、使用者の頭部においても、汗誘導部20の密着力を増加することができる。
本発明による汗誘導用ヘアバンドの第8実施例を、図12によって説明する。また、第8実施例の説明では、その主要構成についてのみ説明し、その他の構成は、第1実施例と同一の構成を備えるので、これに関する繰返し説明は、省略する。
図12は、本発明の第8実施例による汗誘導用ヘアバンドの斜視図である。
本発明の第8実施例による汗誘導用ヘアバンドは、図12に示しているように、第1の誘導部材21の両端部に汗排出部材30が連結するように設けられる。前記汗排出部材30は、第1の誘導部材21、汗案内部22、及び第2の誘導部材23の一部が、図12に示しているように、第1のバンド部材11と第2のバンド部材12よりそれぞれ延設して形成される。しかし、これに限定されるものではなく、前記汗排出部材30は、例えば、吸着材、合成樹脂材、又はプラスチックとして設けられ、ストロー又はストリング(string)のような形状からなってもよい。
上述したように、本発明の第8実施例による汗誘導用ヘアバンドにおいて、汗排出部材30を設けることによって、汗案内部22に導かれた汗が使用者の身体と接触することなく、直接外部に排出されて、使用者が汗排出について、より快適な感じを有することができる。
本発明による汗誘導用ヘアバンドの第9実施例を、図13によって説明する。また、第9実施例の説明では、その主要構成についてのみ説明し、その他の構成は、第1実施例と同一の構成を備えるので、これに関する繰返し的明は、省略する。
図13は、本発明の第9実施例による汗誘導用ヘアバンドを、側面より見た斜視図である。
本発明の第9実施例による汗誘導用ヘアバンドは、図13に示しているように、締結部材が設けられず、第1のバンド部材11と第2のバンド部材12との間が開放した構造として設けられる。すなわち、第1のバンド部材11と第2のバンド部材12内にはそれぞれ、曲げ状態を維持することができる金属材のピン60が挿入される。このようなピン60は、バンド部10と汗誘導部20を金型1000により一体に成形することに当たり、図13に示しているように、金型1000内の第1のバンド部材11と第2のバンド部材12の形成部分に予め装着して、バンド部10と汗誘導部20を成形することによって、容易に実現することができる。また、前記ピン60の強度、長さなどは、汗誘導用ヘアバンドを使用者の額部に密着させる程度であれば十分であり、特定の条件に限定されるものではない。
上述したように、本発明の第9実施例による汗誘導用ヘアバンドでは、締結部材を設けていないので、締結部材を形成するための金型より単純化した金型を用いることができ、使用者の意図によって、汗誘導用ヘアバンドの装着位置を容易に変更することができる。
本発明による汗誘導用ヘアバンドの第10実施例を、図14によって説明する。また、第10実施例の説明では、その主要構成についてのみ説明し、その他の構成は、第1実施例と同一の構成を備えるので、これに関する繰返し説明は、省略する。
図14は、本発明の第10実施例による汗誘導用ヘアバンドの斜視図である。
本発明の第10実施例による汗誘導用ヘアバンドは、図14に示しているように、締結部材がヘアバンドの装着位置を調整するために、従来技術のように、弾性ループ部材40と、この弾性ループ部材40に結合されるストラップ(strap、50)とを設けている。また、ストラップ50としては、バックル、ボタン、マジックテープ(登録商標)のいずれか1つを適用することができる。
上述したように、本発明の第10実施例による汗誘導用ヘアバンドでは、従来技術のように、例えば、弾性ループ部材とフックファスナーを適用しても、第1の誘導部材21の上部が、山と谷を備えた波形状からなるので、波形状の勾配によって、額部から流下した汗が、から谷に向かって流下した後、汗案内部22に流れて、従来技術と比較して、汗流れが円滑に誘導される。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例によって具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々と変更可能であることは、言うまでもない。
本発明による汗誘導用ヘアバンドを用いることによって、製造工程を単純化し、製造コストを節減することができる。

Claims (18)

  1. 使用者の額部に弾力的に着用して、汗を誘導する汗誘導用ヘアバンドであって、
    使用者の額部に締め付けて装着可能な第1の締結部及び第2の締結部からなる二重締結部を含む締結部材と、
    前記第1の締結部に連続して設けられた第1のバンド部材と、前記第2の締結部に連続して設けられた第2のバンド部材とを含むバンド部と、
    前記第1のバンド部材と第2のバンド部材との間に設けられた汗誘導部とを含み、
    前記締結部材、バンド部、及び汗誘導部は、同一材質からなり、分離することができない構造として単一工程により一体に形成されていることを特徴とする汗誘導用ヘアバンド。
  2. 前記汗誘導部は、
    一側面が使用者の額部に密着される第1の誘導部材と、
    前記第1の誘導部材の下部で前記第1の誘導部材に連続して設けられる汗案内部と、
    前記第1の誘導部材と間隔を置いて、前記汗案内部に連続して設けられる第2の誘導部材とを含むことを特徴とする請求項1に記載の汗誘導用ヘアバンド。
  3. 前記第1のバンド部材、前記第2の誘導部材、及び第2のバンド部材は、連続して一体に形成されることを特徴とする請求項2に記載の汗誘導用ヘアバンド。
  4. 前記第2の誘導部材の高さは、前記第1の誘導部材の高さよりも高く形成されることを特徴とする請求項2に記載の汗誘導用ヘアバンド。
  5. 前記第1の誘導部材の外側の下部には、使用者の額部と前記第1の誘導部材との間で隙間が形成されるように、複数の第1の突起が設けられることを特徴とする請求項2に記載の汗誘導用ヘアバンド。
  6. 前記第2の誘導部材の内側には、前記第1の誘導部材と前記第2の誘導部材との間の間隔が維持されるように、複数の第2の突起が設けられることを特徴とする請求項2に記載の汗誘導用ヘアバンド。
  7. 前記第1の誘導部材の両端部における汗案内部の幅は、前記第1の誘導部材の中央部分における汗案内部の幅よりも狭く形成されることを特徴とする請求項2に記載の汗誘導用ヘアバンド。
  8. 前記汗誘導部は、中央部と両端部からなり、前記中央部より両端部へ行くほど、傾斜して形成されることを特徴とする請求項1に記載の汗誘導用ヘアバンド。
  9. 前記汗誘導部は、前記バンド部に対して、5〜30度の傾斜を有するように形成されることを特徴とする請求項1に記載の汗誘導用ヘアバンド。
  10. 前記第1の誘導部材には、複数の汗排出口が設けられることを特徴とする請求項2に記載の汗誘導用ヘアバンド。
  11. 前記第1の誘導部材の上部は、山と谷を備えた波形状からなることを特徴とする請求項2に記載の汗誘導用ヘアバンド。
  12. 前記の部分は、前記第2の誘導部材と同一の高さであり、
    前記谷の部分は、前記第2の誘導部材より低く設けられることを特徴とする請求項11に記載の汗誘導用ヘアバンド。
  13. 前記締結部材は、前記第1のバンド部材の端部に形成された第1の固定突起と、前記第2のバンド部材の端部に形成された第2の固定突起と、前記第1及び第2の固定突起が結合するように、前記第1のバンド部材及び第2のバンド部材にそれぞれ設けられた複数の締結口とを含み、前記第1のバンド部材には、前記第2のバンド部材の一部が通過して、前記第2固定突起が前記第1のバンド部材の複数の締結口に締め付けられる貫通孔が設けられることを特徴とする請求項に記載の汗誘導用ヘアバンド。
  14. 前記第1のバンド部材と第2のバンド部材にはそれぞれ、ヘアバンドの装着位置を容易に調節するための少なくとも1つの孔が設けられることを特徴とする請求項2に記載の汗誘導用ヘアバンド。
  15. 前記第1の誘導部材の両端部は、前記第1のバンド部材と第2のバンド部材とにそれぞれ設けられた孔に隣接して設けられることを特徴とする請求項14に記載の汗誘導用ヘアバンド。
  16. 前記汗案内部の両端部には、汗排出部材が連結されることを特徴とする請求項3に記載の汗誘導用ヘアバンド。
  17. 前記第1の誘導部材の上部は、外側に向かって曲げられることを特徴とする請求項3に記載の汗誘導用ヘアバンド。
  18. 前記バンド部と汗誘導部は、弾性を持つゴム又は樹脂からなることを特徴とする請求項1に記載の汗誘導用ヘアバンド。
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