JP6975101B2 - ブロックチェーンにおけるトランザクションの実行および妥当性確認のための方法、装置ならびに非一時的コンピュータ可読記憶媒体(ブロックチェーンにおけるトランザクション実行および妥当性確認) - Google Patents

ブロックチェーンにおけるトランザクションの実行および妥当性確認のための方法、装置ならびに非一時的コンピュータ可読記憶媒体(ブロックチェーンにおけるトランザクション実行および妥当性確認) Download PDF

Info

Publication number
JP6975101B2
JP6975101B2 JP2018109413A JP2018109413A JP6975101B2 JP 6975101 B2 JP6975101 B2 JP 6975101B2 JP 2018109413 A JP2018109413 A JP 2018109413A JP 2018109413 A JP2018109413 A JP 2018109413A JP 6975101 B2 JP6975101 B2 JP 6975101B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transaction
priority
candidate
payment
blockchain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018109413A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019004463A (ja
Inventor
ミャオ・フー
ルェイ・レン チャン
ビン・シャオ
ユエ・トン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JP2019004463A publication Critical patent/JP2019004463A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6975101B2 publication Critical patent/JP6975101B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/38Payment protocols; Details thereof
    • G06Q20/382Payment protocols; Details thereof insuring higher security of transaction
    • G06Q20/3829Payment protocols; Details thereof insuring higher security of transaction involving key management
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/38Payment protocols; Details thereof
    • G06Q20/40Authorisation, e.g. identification of payer or payee, verification of customer or shop credentials; Review and approval of payers, e.g. check credit lines or negative lists
    • G06Q20/401Transaction verification
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q2220/00Business processing using cryptography

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

本出願は、一般にはトランザクションのコミットメントの管理に関し、より詳細にはブロックチェーンにおけるトランザクションの実行および妥当性確認に関する。
任意の種類の情報を記憶するためのパブリック台帳として、ブロックチェーンを使用することができる。ブロックチェーンは主として金融トランザクションに使用されるが、資産(すなわち、製品、パッケージ、サービス、ステータスなど)を含む、どのような種類の情報でも記憶することができる。ブロックチェーンを使用して、任意種類の情報をブロックチェーンの不変台帳(ledger)に安全に記憶することができる。分散型コンセンサスは、1つの中央データベースを使用してトランザクション妥当性を規定する場合などの従来の集中型コンセンサスとは異なる。分散方式は、権限と信用を分散型ネットワークに委譲し、そのネットワークのノードがそれぞれのトランザクションをパブリック「ブロック」に連続的かつ順次に記録することができるようにし、ブロックチェーンと呼ばれる固有の「チェーン」を作成する。ハッシュ・コードによる暗号技術を使用して、トランザクション・ソースの認証を安全にするとともに、中央の介在の必要をなくす。
ブロックチェーンの異なるインスタンス上のスマート・コントラクトの大多数によってサポートされているリアルタイム・トランザクションを除き、金融業界ではコミットされたトランザクションがますます使用されるようになっている。
ますます普及する可能性が高いコミットされたトランザクションの例としては、債務の決済、担保の決済、分割ローン/分割払い、ローン、個人間貸付などがある。「net D」は、国際取引の社会で一般的に用いられる商習慣であり、例えば、「net30」という表記は、30日以内に全額支払いが求められることを示す。金融サービス管理のために一般的に使用されているかまたは広く受け入れられている任意の商習慣を、ブロックチェーン・インフラストラクチャに適応化させる必要がある可能性がある。
例示の一動作方法は、トランザクション・コミットメント手続き時に候補トランザクションを特定することと、アカウントに関連付けられたコミットされたトランザクションを取り出すことと、前記候補トランザクションに関連付けられた優先度を判断することと、前記コミットされたトランザクションに関連付けられたデータの優先度を判断することと、前記候補トランザクションに関連付けられた前記優先度を前記コミットされたトランザクションに関連付けられたデータの前記優先度と比較することと、前記候補トランザクションをブロックチェーンにコミットするかまたは前記候補トランザクションを拒否するかを判断することとを含むことができる。
別の例示の一実施形態は、プロセッサを含む装置であって、前記プロセッサは、トランザクション・コミットメント手続き時に候補トランザクションを特定し、アカウントに関連付けられたコミットされたトランザクションを取り出し、前記候補トランザクションに関連付けられた優先度を判断し、前記コミットされたトランザクションに関連付けられたデータの優先度を判断し、前記候補トランザクションに関連付けられた前記優先度を前記コミットされたトランザクションに関連付けられたデータの前記優先度と比較し、前記候補トランザクションをブロックチェーンにコミットするかまたは前記候補トランザクションを拒否するかを判断するように構成された装置を含むことができる。
さらに別の例示の一実施形態は、命令を記憶するように構成された非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は実行されるとプロセッサに、トランザクション・コミットメント手続き時に候補トランザクションを特定することと、アカウントに関連付けられたコミットされたトランザクションを取り出すことと、前記候補トランザクションに関連付けられた優先度を判断することと、前記コミットされたトランザクションに関連付けられたデータの優先度を判断することと、前記候補トランザクションに関連付けられた前記優先度を前記コミットされたトランザクションに関連付けられたデータの前記優先度と比較することと、前記候補トランザクションをブロックチェーンにコミットするかまたは前記候補トランザクションを拒否するかを判断することとを実行させる非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含むことができる。
例示の実施形態による非マイナ・ピア・ノード構成を示す図である。 例示の実施形態によるマイナ・ピア・ノード構成を示す図である。 例示の実施形態によるアカウント管理のためのツリー構成を示す図である。 例示の実施形態による支払い処理構成を示す論理流れ図である。 例示の実施形態による、トランザクション検証および妥当性確認構成を示す論理流れ図である。 例示の実施形態による、新規トランザクションと既知のトランザクションとブロックチェーンとの相互作用を示すシステム信号方式図である。 例示の実施形態による、ブロックチェーンにおけるトランザクション妥当性確認を管理する例示の方法を示す流れ図である。 例示の実施形態によるブロックチェーンにおけるトランザクション妥当性確認を管理する例示の方法を示す別の流れ図である。 例示の実施形態のうちの1つまたは複数に対応するように構成された例示のネットワーク・エンティティを示す図である。
本明細書で一般的に説明し、図面に示す本出願の構成要素は、多様な異なる構成で構成および設計することができることが容易にわかるであろう。したがって、添付図面に示されている方法、装置、非一時的コンピュータ可読媒体およびシステムのうちの少なくとも1つの以下の実施形態の詳細な説明は、特許請求の範囲に記載されている本出願の範囲を限定することを意図したものではなく、選択された実施形態を代表しているに過ぎない。
本明細書全体を通して記載されている本出願の特徴、構造または特性は、1つまたは複数の実施形態において任意の適合する方式で組み合わせてもよい。例えば、本明細書全体を通じて、「例示の実施形態」、「実施形態によっては」という語句またはその他の同様の表現は、その実施形態に関連して記載されている特定の特徴、構造または特性が、少なくとも1つの実施形態に含まれ得ることを指す。したがって、本明細書全体を通じて「例示の実施形態」、「実施形態によっては」、「他の実施形態では」という語句またはその他の同様の表現は、必ずしもすべてが実施形態の同じグループを指すとは限らず、記載されている特徴、構造または特性を1つまたは複数の実施形態において任意の適合する方式で組み合わせてもよい。
さらに、実施形態の説明で「メッセージ」という用語を使用していることがあるが、本出願は、パケット、フレーム、データグラムなどの多くの種類のネットワーク・データに適用することができる。「メッセージ」という用語は、パケット、フレーム、データグラムおよびこれらのあらゆる同等物も含む。また、例示の実施形態において特定の種類のメッセージおよび信号方式を示すことがあるが、それらは特定の種類のメッセージには限定されず、本出願は特定の種類の信号方式には限定されない。
本出願は、一実施形態では信用台帳におけるトランザクションのコミットメントを管理することに関し、別の実施形態では新規トランザクションを特定することと、それらの新規トランザクションをコミットするか否かを判断するためにそれらのトランザクションを既知のトランザクション・データと比較することとに関する。
例示の実施形態は、ブロックチェーンに記憶され、編成され、アクセスされるユーザ・アカウント情報を提供する。また、ブロックチェーンに対してコミットされようとしている新規トランザクションであって、妥当ではない新規トランザクションを含む可能性のあるアカウントは、アカウント更新プロセスによって停止または「凍結」することができる。トランザクションが正常に妥当性確認された場合、そのトランザクションはブロックチェーンにコミットすることができ、ユーザ・アカウント情報に反映させることができる。一般に、コミットされたトランザクションは、法が支持されることを可能にするコントラクト上の署名または押印がある場合に正当である。ブロックチェーンは、特定のコントラクトを支持するための必要な証拠となるデジタル署名を含むデジタル・コントラクトに対する、オフライン署名および押印プロセスを可能にする。自分のアカウントからトランザクションを許可することができるため、疑わしい、または妥当でないアカウントがある場合、そのアカウントを凍結することができる。一例として、ユーザAは、別のユーザBに100ドルを支払う必要があるとする。当日、ユーザAは自分のアカウントに200ドルが入金されたが、この金額はユーザBに対する予定された100ドルの支払いを実行せずに、ただちに送金された。この場合、ユーザAのアカウントにある100ドルはユーザBのために凍結されるため、ブロックチェーン・システムによって2回目の送金は処理されないことになる。アカウントを効率的に凍結するために、特に、期限時刻またはその他の条件が異なる複数種類のコミットされたトランザクションがある場合には、現在のユーザ・アカウント残高に関係なく、より早い予定支払い日を有するより後の特定のコミットされたトランザクションを提供することができる。
図1に、例示の実施形態による非マイナ・ピア・ノード構成を示す。図1を参照すると、この例100は、ピア・マネージャ・ノード112と、ウォレット・モジュール114と、トランザクション・データのブロックチェーン記憶部116と、リアルタイム・トランザクション用テンプレート118と、コミット済みトランザクション用テンプレート122とを有し得る、ブロックチェーンに加わる非マイナ・ノード110を含む。コミットされたブロックチェーン・トランザクションの大多数は、一般に、特定のテンプレートには準拠しない。しかし、特にユーザ・アカウント残高を決算し、トランザクション優先度およびその他の必要なトランザクション情報を特定しようとする場合には、データを体系化し、データにアクセスするために、テンプレートに準拠する必要がある。
図2に、例示の実施形態によるマイナ・ピア・ノード構成を示す。図2を参照すると、マイナ・ノード構成150は、ピア・マネージャ132、ウォレット134、ブロックチェーン・データのブロックチェーン記憶部136、リアルタイム・トランザクション検証モジュール142など、様々なモジュールを備えた例示のマイナ・ノード130を含む。さらに、アカウントを凍結するか否か144、および、前もって将来の支払いを計画するか否か146の決定は、ブロックチェーン・データを調べ、後の予定支払いのため、または特定の結果を保留にするアカウントの凍結を決定するため、あるいはその両方のために利用可能性を確認することができるか否かを判断する論理を必要とする。認識されず、履歴のない支払い、例えば抵当権付き住宅ローンではない支払いのためのアカウントが凍結される場合があり、車の支払いまたはその他の一般的な普通の支払いでは拒否の疑いがあってアカウント凍結などが生じることがある。
図3に、例示の実施形態によるアカウント管理のためのツリー構成を示す。図3において、コミット済みトランザクション用基本テンプレートは、日付、「送金元」アカウント番号、「送金先」アカウント番号、金額および担保アカウント番号などの情報を含むことができる。アカウントに関連付けられたコミットされたトランザクションはすべて、妥当性確認プロセスで考慮される必要がある。この構成では、ブロックチェーンにはデータとしてトランザクションだけではなく、予定支払い(すなわち将来の支払い)も記憶される。トランザクションが予定支払いの実行である場合、そのトランザクションは、ブロックチェーンのトランザクション・データに記憶されている予定支払い識別子を参照する必要がある。使用されるトランザクション・テンプレートは、支払い日と支払い額とデジタル署名とを含む。優先度ツリー構成は、アカウントを凍結するための迅速な検証を可能にする。キャッシュが、未使用トランザクション・アウトプット(UTXO)のキー値データベースと、予定支払いのツリー構造とを維持する。この構成170では、アカウントごとにツリー構造が維持される。この例では、複数のアカウント172ないし176が存在することができる。例えば、1つの特定のアカウント174では、ツリーは年178、月182を特定するデータを維持し、その他の時間枠単位を特定してもよい。一実施形態では、データは債務の決済、担保の決済、担保の決済、分割ローン/分割払い、ローン、個人間貸付、名前、住所、電話番号、生体認証情報、日付、時刻、デバイスの種類、通貨、金融保証などを含むことができる。
金融の例では、相対的時間枠ごとに支払い/債務の総額を容易に特定することができる。この例では、最初の支払い184は特定の時間枠の支払いであり、異なる期間については他の支払い186および188が特定される。このツリー構造は、特定の時点または時間(すなわち1日)の前の債務の総額を計算する手立てとなる。ツリー内のノードは、指定日より前であるために参照を必要としない場合があり、現在の支払い計画プロセスの計算手続きにとってまったく関係がない場合がある。
例示の実施形態によると、新規の金融トランザクションを特定することができ、そのトランザクションの設定照会優先度は、期限切れであるが未実行のコミットされたすべてのトランザクションの中で最も低くすることができる。日付を例にとると、優先度は当日(すなわち本日)に設定することができる。ツリー構成は、昨日までに支払うべき金額を合計ツリーから二分探索法により、迅速に検索することができるようにする。アカウント残高<未払い金額の場合、この現在の金融トランザクションは拒否され得る。アカウント残高>=未払い金額の場合、この金融トランザクションは、他の検証が成功すれば受け入れられ得る。
別の例では、コミットされたトランザクションに対する新規支払いが特定され、照会優先度が、コミットされたトランザクションにおいて指定された優先度に設定され、これが新規支払いトランザクションによって参照される。要求された支払いよりも高い優先度を有する予定支払いの金額を、新規支払いトランザクションの基礎とすることができる。それら支払いが特定され、より優先度が高い未払い金額>新規支払い後のアカウント残高である場合、この新規金融トランザクションを拒否することができる。より優先度の高い未払い金額<=新規支払い後のアカウント残高である場合、他の検証手段が成功すればこの金融トランザクションを受け入れることができる。予定支払いのツリー構造記憶部が、支払い優先度によって枝分かれする非葉ノードを含んでよく、その場合、予定支払い日が優先度判断基準の一例である。非葉ノードごとに合計金額を記憶することができる。マイナ・ノードの迅速な検証プロセスによって、集中型金融システムの「凍結」動作を模倣した最優先トランザクションの実行により、悪意のあるユーザに秘密鍵を知られることなく、アカウントを「凍結」可能な検証論理を提供することができる。この検証論理は、照会優先度を取り出すことと、要求されたトランザクションよりも高い優先度を有する未払い金額の額を検索することと、要求された現在のトランザクションを拒否するかまたは受け入れることとを提供することができる。
図4に、例示の実施形態による支払い処理構成の論理流れ図200を示す。図4を参照すると、この例は、ノードが新たな予定支払いリスト「p」を受け取ること212を含む。この流れを使用して、コミットされたトランザクションの優先度ツリーの維持に含まれるプロセスを示す。第1の判断は、リスト内のすべての署名が、要件に従って完全かつ正しいか否かを判断し214、完全かつ正しくない場合、そのリストが拒否されること215を含むことができる。また、別の判断を使用して、すべての支払いが処理されたか否かを判断する216。すべての支払いが処理された場合、プロセスは完了し217、処理されていない場合は、「q」を使用して次の支払い項目を示すことができ、これをキャッシュ内のq.FromAccountのツリーに挿入することができる218。また、別の判断は、「q」が担保アカウントを有するか否かの判断であり222、有する場合、それをキャッシュ内のq.GuaranteeAccountのツリーに追加することができ224、さらに他のトランザクションがあればそのトランザクションについてこのプロセスが繰り返される。
図5に、例示の実施形態によるトランザクション検証および妥当性確認構成の論理流れ図を示す。図5を参照すると、この例250は、特定のアカウントを凍結するか否かを判断するために使用可能な様々な動作を含む。このプロセスは、検証対象のトランザクションtxと、出金額の合計であるtotalOut値とから開始し、値totalinはゼロである252。トランザクション(tx)が予定支払いを支払うことであるか否かが判断される254。予定支払いである場合、キャッシュ内で支払い項目「q」が特定され、dがq.dateに設定され、送金元アカウント・ツリーおよび担保アカウント・ツリーのキャッシュ内でqがマークされる256。次に、トランザクション入力および出力が「q」と整合するか否かを判断するための確認が行われる258。整合しない場合、妥当性確認は失敗し、キャッシュ内のすべてのマークが消去される262。txが予定支払いを支払うことでない場合、「d」が、優先度を本日現在の最下位に設定するnow()に設定される255。次に、まだ検証されていない入力トランザクションがあるか否かが判断される261。ない場合、「totalin」値が「totalout」以上であるかが判断され263、そうである場合、妥当性確認は成功とみなされ、キャッシュ内のマークされたUTXOがすべて、マークされたツリー・ノードとともに消去される267。「totalin」値が「totalout」値以上でない場合263、妥当性確認は失敗し、キャッシュからマークが消去される265。261でまだ検証されていないトランザクションがある場合、トランザクション値「txin」が次に検証する入力に設定され264、UTXOキャッシュ内に値「txin.previoustransactionhash」、「txin」および「previoustransactionoutputindex」が存在するか否かが判断され266、存在しない場合、妥当性確認は失敗する。存在する場合、値「amount」および「lockscript」が、パラメータ「txin.previoustransactionhash」、「txin」および「previoustransactionoutputindex」とともにcache.get関数の結果に設定され、それによってキャッシュ内のUTXOをマークする268。txin.unlockscriptがロックスクリプトのロックを解除する署名を含むか否かを判断する別の判断が行われる272。含む場合、txin.unlockscriptに対応するアカウント「u」が特定され、日付「d」の前の合計負債額が凍結にされ、残高がアカウント内のUTXOの合計に設定される274。含まない場合、「totalin」+金額が残高−凍結部分以上であるか否かが判断される276。そうである場合、妥当性確認は失敗する265。そうでない場合、「totalin」が「totalin」+金額に設定される278。
図6に、例示の実施形態による、新規トランザクション300と既知のトランザクションとブロックチェーンとの相互作用を示すシステム・メッセージング図を示す。図6を参照すると、システム300は、ソフトウェア、ハードウェア、または両者の組み合わせとすることができるいくつかの構成要素またはモジュールを含むことができる。図6を参照すると、例示のシステムは、第1の構成要素である着信トランザクション310と、第2の構成要素である消費者のアカウント情報320と、第3の構成要素であるブロックチェーン330との間で通信させることができる。動作時、特定のアカウント320について新規の候補ブロックチェーン・トランザクション312が特定される。アカウントに関する情報が取り出され314、この新規のトランザクションの優先度が判断される316。これは、トランザクションの内容、アカウント識別子、またはトランザクションに含まれる様々なパラメータのうちのいずれかに基づくことができる。優先度に従って、コミットされたトランザクションも特定される318。この新規トランザクションを拒否すべきかコミットすべきかを判断するために324、優先度が比較される322。この判断で使用されるその他の情報は、アカウント残高およびアカウント履歴であってもよい。この新規トランザクションをコミットするという判断がなされたと仮定すると326、ブロックチェーンを更新することができ、この更新をブロックチェーンに反映させる332ためにユーザ・アカウント情報328も更新することができる。
一実施形態では、第1の構成要素と第2の構成要素と第3の構成要素とは、サーバ、コンピュータまたはその他の計算デバイスなどの別々のデバイスまたは単一のデバイスとすることができる。他の実施形態では、第1の構成要素と第2の構成要素とが単一のデバイスとして収納され、または動作してよく、第1の構成要素と第3の構成要素とが単一のデバイスとして収納され、または動作してもよく、第2の構成要素と第3の構成要素とが単一のデバイスとして収納され、または動作してもよい。これらの構成要素またはデバイス310、320および330は、互いに直接接続されるか、または有線または無線方式で互いに通信可能に結合されてよく、ローカルまたはリモートあるいはその両方に存在してもよい。
図7に、例示の実施形態による、ブロックチェーンにおけるトランザクション妥当性確認の管理の一例の流れ図を示す。図7を参照すると、この方法400は、トランザクション・コミットメント手続き時に候補トランザクションを特定すること412と、アカウントに関連付けられたコミットされたトランザクションを取り出すこと414と、候補トランザクションに関連付けられた優先度を判断すること416と、コミットされたトランザクションに関連付けられたデータの優先度を判断すること418と、候補トランザクションに関連付けられた優先度をコミットされたトランザクションに関連付けられたデータの優先度と比較すること422と、ブロックチェーンに候補トランザクションをコミットするかまたは候補トランザクションを拒否するかを判断すること424とを含むことができる。
この方法は、候補トランザクションに関連付けられた金額を判断することと、コミットされたトランザクションに関連付けられたデータを判断することとをさらに含むことができる。また、この方法は、候補トランザクションに関連付けられた、予定支払い額と、予定支払い日と、発信アカウントと、宛先アカウントと、支払い条件と、この候補トランザクションの契約当事者によって検証された秘密鍵とのうちの1つまたは複数を含むスクリプトを特定することと、データを1つまたは複数の予定支払いとして特定することと、予定支払いの優先度および債務額を特定することと、候補トランザクションに関連付けられた優先度および債務額を予定支払いの優先度および債務額と比較することと、この比較に応答して、ブロックチェーンに候補トランザクションをコミットするか、この候補トランザクションを拒否するかを判断することとを含むことができる。この方法は、ブロックチェーンから優先度ツリー・データ構造を取り出すことと、優先度ツリー構造から予定支払いを特定することとをさらに設けることができる。候補トランザクションに関連付けられた優先度は、いくつかある属性の中でも、優先度を特定するために使用される日付を含むことができる。また、この方法は、データに関連付けられた予定支払いリストを特定することと、予定支払いリスト内のすべての予定支払いの署名を検証することと、1つまたは複数の未処理の予定支払いを特定することと、未処理の予定支払いに担保アカウントがリンクされているか否かを検証することとを含むことができる。
図8に、例示の実施形態によるブロックチェーンにおけるトランザクション妥当性確認の管理の一例の別の流れ図を示す。この方法450は、トランザクション・コミットメント手続き時に候補トランザクションを特定すること452と、以前にコミットされたトランザクションを特定すること454と、以前にコミットされたトランザクションに基づいて現在利用可能な見積残高を特定すること456と、以前にコミットされたトランザクションに関連付けられた内容に基づいて以前にコミットされたトランザクションの優先度を判断すること458と、以前にコミットされたトランザクションの内容と候補トランザクションの内容とに基づいて候補トランザクションに優先度を割り当てること462と、候補トランザクションの優先度に基づいて、ブロックチェーンに候補トランザクションをコミットするか候補トランザクションを拒否するかを判断すること464とを含むことができる。
トランザクションがコミットされるとき、それらのトランザクションの内容がブロックチェーンに記憶され、消費者の支出傾向を特定するために取り出すことができる。保留トランザクションは、以前のトランザクションと現在の保留トランザクションとに優先度を割り当てることができるようになるまで保留状態にすることができる。例えば、前のトランザクションが、消費者が自分の車の支払いと不動産ローン支払いとをすぐに支払っているが、他の様々な支払いについては延滞する場合、候補トランザクションの内容を特定し、コミットされたトランザクションと比較して候補トランザクションの現在割り当てられている優先度を特定し、次にこの優先度を使用して、この消費者が現在の候補トランザクションを含む債務を支払う可能性が高いか否かを判断することができる。
上述の実施形態は、ハードウェアで、またはプロセッサによって実行されるコンピュータ・プログラムで、またはファームウェアで、またはこれらの組み合わせで実装可能である。コンピュータ・プログラムは、記憶媒体などのコンピュータ可読媒体上に具現化することができる。例えば、コンピュータ・プログラムは、ランダム・アクセス・メモリ(「RAM」)、フラッシュ・メモリ、読み取り専用メモリ(「ROM」)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(「EPROM」)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(「EEPROM」)、レジスタ、ハード・ディスク、取り外し可能ディスク、コンパクト・ディスク読み取り専用メモリ(「CD−ROM」)、または、当技術分野で知られているその他の任意の形態の記憶媒体に存在することができる。
プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに例示の記憶媒体を結合することができる。別の態様では、記憶媒体はプロセッサと一体であってもよい。プロセッサと記憶媒体とは、特定用途向け集積回路(「ASIC」)に存在してもよい。別の態様では、プロセッサと記憶媒体とが別個の構成要素として存在してもよい。例えば、図9に、上記の構成要素などのうちのいずれかを表すかまたはいずれかに集積可能な例示のネットワーク要素500を示す。
図9に示すように、メモリ510とプロセッサ520とは、本明細書に記載のアプリケーションまたは一組の動作を実行するために使用される、ネットワーク・エンティティ500の個別の構成要素とすることができる。アプリケーションは、ソフトウェアにおいてプロセッサ520が理解するコンピュータ言語でコーディングすることができ、メモリ510などのコンピュータ可読媒体に記憶することができる。コンピュータ可読媒体は、ソフトウェアを記憶することができるメモリなどの有形のハードウェア構成要素を含む、非一時的コンピュータ可読媒体であってよい。また、ソフトウェア・モジュール530は、ネットワーク・エンティティ500の一部であって本明細書に記載の機能のうちの1つまたは複数を実現するためにプロセッサ520によって実行可能なソフトウェア命令を含む、別の個別のエンティティとすることができる。ネットワーク・エンティティ500の上記の構成要素に加えて、ネットワーク・エンティティ500は、通信信号(図示せず)を受信し、送信するように構成された、送信機と受信機の対も有することができる。
システム、方法および非一時的コンピュータ可読媒体のうちの少なくとも1つの例示の実施形態について添付図面に示し、上記の詳細な説明で説明したが、本出願は開示した実施形態には限定されず、以下の特許請求の範囲に記載され、定義される多くの再構成、変更および代替が可能であることがわかるであろう。例えば、様々な図面のシステムの機能は本明細書に記載のモジュールまたは構成要素のうちの1つまたは複数によって、または分散アーキテクチャで実行することができ、送信機、受信機または両者の対を含むことができる。例えば、個々のモジュールによって実行される機能の全部または一部がこれらのモジュールのうちの1つまたは複数のモジュールによって実行されてもよい。さらに、本明細書に記載の機能は、様々な時点に、モジュールまたは構成要素の内部または外部の様々な事象に関連して実行することができる。また、様々なモジュール間で送信される情報は、データ・ネットワーク、インターネット、音声ネットワーク、インターネット・プロトコル・ネットワーク、無線デバイス、有線デバイスのうちの少なくとも1つを介して、または複数のプロトコルを介して、あるいはこれらの両方によってモジュール間で送信することができる。また、モジュールのうちのいずれかによって送信または受信されるメッセージは、直接、または他のモジュールのうちの1つまたは複数を介して、あるいはその両方によって送信または受信することができる。
当業者は、「システム」がパーソナル・コンピュータ、サーバ、コンソール、携帯情報端末(PDA)、携帯電話、タブレット・コンピューティング・デバイス、スマートフォン、またはその他の任意の適合するコンピューティング・デバイス、あるいはデバイスの組み合わせとして具現化可能であることがわかるであろう。上述の機能を「システム」によって実行されるものとして示したことは、本出願の範囲をいかなる意味でも限定することを意図したものではなく、多くの実施形態の一例を示すことを意図したものである。実際に、本明細書で開示されている方法、システムおよび装置は、コンピューティング技術と整合する局所化形態または分散形態で実装可能である。
実装の独立性をよりはっきりと強調するために、本明細書に記載のシステムの特徴の一部をモジュールとして示したことに留意されたい。例えば、モジュールは、超大規模集積(VLSI)回路またはゲート・アレイ、ロジック・チップ、トランジスタ、またはその他の個別構成要素などのオフ・ザ・シェルフ半導体として実装可能である。モジュールは、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ、プログラマブル・アレイ・ロジック、プログラマブル・ロジック・デバイス、グラフィクス処理ユニットなどのプログラマブル・ハードウェア・デバイスで実装することもできる。
モジュールは、様々な種類のプロセッサによる実行のために少なくとも一部をソフトウェアで実装することもできる。例えば、実行可能コードの知られているユニットは、例えばオブジェクト、プロシージャまたは関数として編成可能なコンピュータ命令の1つまたは複数の物理ブロックまたは論理ブロックを含むことができる。しかし、知られているモジュールの実行可能コードは物理的に一緒に配置される必要はなく、論理的に一緒に結合されるとモジュールを構成し、モジュールの言及された目的を実現する、異なる場所に記憶された別々の命令を含んでもよい。また、モジュールは、例えばハード・ディスク・ドライブ、フラッシュ・デバイス、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、テープ、またはデータを記憶するために使用されるその他の任意の媒体とすることができるコンピュータ可読媒体に記憶してもよい。
実際に、実行可能コードのモジュールは、単一の命令または多くの命令とすることができ、異なるプログラムにわたり、いくつかのメモリ・デバイスにわたっていくつかの異なるコード区分に均等に分散されてもよい。同様に、本明細書ではモジュール内でオペレーショナル・データを特定し、示している場合があり、これは、任意の適合する形態で具現化可能であり、任意の適合する種類のデータ構造内で編成可能である。オペレーショナル・データは、単一のデータ・セットとしてまとめてもよく、または、異なる記憶デバイスを含む異なる場所に分散してもよく、少なくとも一部が、単にシステムまたはネットワーク上の電子信号として存在してもよい。
本明細書で一般的に説明し、図面に示されている本出願の構成要素は、多様な異なる構成で構成し、設計することができることが容易にわかるであろう。したがって、実施形態の詳細な説明は、特許請求の範囲に記載されている本出願の範囲を限定することを意図したものではなく、単に本出願の選択された実施形態を代表しているに過ぎない。
当業者は、上記が、異なる順序のステップを使用して、または開示されているものとは異なる構成におけるハードウェア要素を使用して、あるいはその両方により実践してもよいことが容易にわかるであろう。したがって、本出願について上記の好ましい実施形態に基づいて説明したが、特定の変更、変形および代替構成が明らかとなることが、当業者には明らかであろう。
本出願の好ましい実施形態について説明したが、記載されている実施形態は例示に過ぎず、本出願の範囲は、(例えばプロトコル、ハードウェア・デバイス、ソフトウェア・プラットフォームなど)そのすべての均等物および変更を含めて考慮した場合の添付の特許請求の範囲によってのみ定義されるべきであることを理解すべきである。
110 非マイナ・ピア
112 ピア・マネージャ
114 ウォレット
116 ブロックチェーン記憶部
118 リアルタイム・トランザクション用テンプレート
122 コミット済みトランザクション用テンプレート
130 マイナ・ノード
132 ピア・マネージャ
134 ウォレット
136 ブロックチェーン記憶部
310 トランザクション
320 アカウント情報
330 ブロックチェーン
520 プロセッサ
510 メモリ
530 ソフトウェア・モジュール

Claims (16)

  1. 方法であって、
    トランザクション・コミットメント手続き時に候補トランザクションを特定することと、
    アカウントに関連付けられたコミットされたトランザクションを取り出すことと、
    前記候補トランザクションに関連付けられた優先度を判断することと、
    前記コミットされたトランザクションに関連付けられたデータの優先度を判断することと、
    前記候補トランザクションに関連付けられた前記優先度を前記コミットされたトランザクションに関連付けられたデータの前記優先度と比較することと、
    前記候補トランザクションをブロックチェーンにコミットするかまたは前記候補トランザクションを拒否するかを判断することと
    を含む方法。
  2. 前記候補トランザクションに関連付けられた金額を判断することと、
    前記コミットされたトランザクションに関連付けられた前記データを判断することと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記候補トランザクションに関連付けられたスクリプトを特定することをさらに含み、前記スクリプトは、予定支払い金額と、予定支払い日と、発信アカウントと、宛先アカウントと、支払い条件と、前記候補トランザクションの契約当事者によって検証された秘密鍵とのうちの1つまたは複数を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記データを1つまたは複数の予定支払いとして特定することと、
    前記予定支払いの優先度と債務額とを特定することと、
    前記候補トランザクションに関連付けられた前記優先度および債務額を前記予定支払いの前記優先度および債務額と比較することと、
    前記比較に応答して、前記候補トランザクションを前記ブロックチェーンにコミットするかまたは前記候補トランザクションを拒否するかを判断することと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ブロックチェーンから優先度ツリー・データ構造を取り出すことと、
    前記優先度ツリー構造から前記予定支払いを特定することと
    をさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記候補トランザクションに関連付けられた前記優先度は日付を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記データに関連付けられた予定支払いリストを特定することと、
    前記予定支払いリスト内のすべての予定支払いの署名を検証することと、
    1つまたは複数の未処理の予定支払いを特定することと、
    前記未処理の予定支払いに担保アカウントがリンクされているかを検証することと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. プロセッサを含む装置であって、
    トランザクション・コミットメント手続き時に候補トランザクションを特定し、
    アカウントに関連付けられたコミットされたトランザクションを取り出し、
    前記候補トランザクションに関連付けられた優先度を判断し、
    前記コミットされたトランザクションに関連付けられたデータの優先度を判断し、
    前記候補トランザクションに関連付けられた前記優先度を前記コミットされたトランザクションに関連付けられたデータの前記優先度と比較し、
    前記候補トランザクションをブロックチェーンにコミットするかまたは前記候補トランザクションを拒否するかを判断する
    手段を具備する、装置。
  9. 前記装置は、
    前記候補トランザクションに関連付けられた金額を判断し、
    前記コミットされたトランザクションに関連付けられた前記データを判断する
    手段をさらに具備する、請求項8に記載の装置。
  10. 前記装置は、
    前記候補トランザクションに関連付けられたスクリプトを特定するようにさらに構成され、前記スクリプトは、予定支払い金額と、予定支払い日と、発信アカウントと、宛先アカウントと、支払い条件と、前記候補トランザクションの契約当事者によって検証された秘密鍵とのうちの1つまたは複数を含む、請求項8に記載の装置。
  11. 前記装置は、
    前記データを1つまたは複数の予定支払いとして特定し、
    前記予定支払いの優先度と債務額とを特定し、
    前記候補トランザクションに関連付けられた前記優先度および債務額を前記予定支払いの前記優先度および債務額と比較し、
    前記比較に応答して、前記候補トランザクションを前記ブロックチェーンにコミットするかまたは前記候補トランザクションを拒否するかを判断する
    手段をさらに具備する、請求項8に記載の装置。
  12. 前記装置は、
    前記ブロックチェーンから優先度ツリー・データ構造を取り出し、
    前記優先度ツリー構造から前記予定支払いを特定する
    手段をさらに具備する、請求項11に記載の装置。
  13. 前記候補トランザクションに関連付けられた前記優先度は日付を含む、請求項8に記載の装置。
  14. 前記装置は、
    前記データに関連付けられた予定支払いリストを特定し、
    前記予定支払いリスト内のすべての予定支払いの署名を検証し、
    1つまたは複数の未処理の予定支払いを特定し、
    前記未処理の予定支払いに担保アカウントがリンクされているかを検証する
    手段をさらに具備する、請求項8に記載の装置。
  15. 請求項1から7のいずれか一項に記載の方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのコンピュータ・プログラム。
  16. 請求項15に記載のコンピュータ・プログラムを記載したコンピュータ可読記憶媒体。
JP2018109413A 2017-06-14 2018-06-07 ブロックチェーンにおけるトランザクションの実行および妥当性確認のための方法、装置ならびに非一時的コンピュータ可読記憶媒体(ブロックチェーンにおけるトランザクション実行および妥当性確認) Active JP6975101B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/622844 2017-06-14
US15/622,844 US20180365688A1 (en) 2017-06-14 2017-06-14 Transaction execution and validation in a blockchain

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019004463A JP2019004463A (ja) 2019-01-10
JP6975101B2 true JP6975101B2 (ja) 2021-12-01

Family

ID=64657496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018109413A Active JP6975101B2 (ja) 2017-06-14 2018-06-07 ブロックチェーンにおけるトランザクションの実行および妥当性確認のための方法、装置ならびに非一時的コンピュータ可読記憶媒体(ブロックチェーンにおけるトランザクション実行および妥当性確認)

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20180365688A1 (ja)
JP (1) JP6975101B2 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110753916A (zh) * 2017-10-16 2020-02-04 因特比有限公司 用于虚拟化区块链的方法和***
US10567168B2 (en) * 2017-11-16 2020-02-18 International Business Machines Corporation Blockchain transaction privacy enhancement through broadcast encryption
US11494344B2 (en) * 2018-03-06 2022-11-08 International Business Machines Corporation Customized endorsement logic for blockchain
CN111783114B (zh) 2018-08-06 2024-04-02 创新先进技术有限公司 区块链交易方法及装置、电子设备
US11489662B2 (en) * 2018-08-30 2022-11-01 International Business Machines Corporation Special relationships in a blockchain
CN109359974B (zh) 2018-08-30 2020-10-30 创新先进技术有限公司 区块链交易方法及装置、电子设备
CN109584055B (zh) 2018-09-20 2020-07-03 阿里巴巴集团控股有限公司 基于区块链的交易方法、装置和汇出方设备
CN111833057A (zh) 2018-09-30 2020-10-27 创新先进技术有限公司 基于区块链的交易方法、装置和节点设备
CN114096977A (zh) * 2018-11-02 2022-02-25 维罗纳控股经济特区公司 代币化平台
US11720545B2 (en) 2018-12-19 2023-08-08 International Business Machines Corporation Optimization of chaincode statements
US11348101B2 (en) * 2018-12-19 2022-05-31 International Business Machines Corporation Post-settlement processes
WO2019072313A2 (en) 2018-12-29 2019-04-18 Alibaba Group Holding Limited SYSTEM AND METHOD FOR PROTECTING INFORMATION
CN110033370B (zh) * 2019-02-01 2020-04-24 阿里巴巴集团控股有限公司 账户创建方法及装置、电子设备、存储介质
WO2020188581A1 (en) * 2019-03-20 2020-09-24 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Payment transaction handling in a radio communication network
JP6792032B1 (ja) * 2019-07-31 2020-11-25 株式会社 みずほ銀行 決済システム及び決済方法
WO2021086362A1 (en) * 2019-10-31 2021-05-06 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Workflow management
CN110717762B (zh) * 2019-12-16 2020-03-17 腾讯科技(深圳)有限公司 数据处理方法、装置、节点设备及存储介质
JP2022055060A (ja) 2020-09-28 2022-04-07 富士通株式会社 通信プログラム、通信装置、及び通信方法
CN112749967A (zh) * 2021-01-19 2021-05-04 矩阵元技术(深圳)有限公司 交易数据的处理方法、装置、用户终端和服务器
EP4148645A1 (en) * 2021-09-09 2023-03-15 Fluency Group Ltd Systems and methods for implementing offline protocol in cbdc networks using collateral chain
WO2023036620A1 (en) * 2021-09-09 2023-03-16 Fluency Group Ltd Systems and methods for implementing offline payment in cbdc networks using collateral chain
US11935065B2 (en) 2021-09-09 2024-03-19 Fluency Group Ltd. Systems and methods for implementing offline protocol in CBDC networks using collateral chain

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000194786A (ja) * 1998-12-28 2000-07-14 Nec Corp 自動振替システム及び自動振替方法及びその方法を記録した記録媒体
JP2004070684A (ja) * 2002-08-07 2004-03-04 Fujitsu Ltd 預金口座情報通知方法および預金口座情報通知装置
US10811892B2 (en) * 2013-06-28 2020-10-20 Ademco Inc. Source management for a power transformation system
JP2015203887A (ja) * 2014-04-10 2015-11-16 ヤフー株式会社 決済装置、決済方法及び決済プログラム
US9704143B2 (en) * 2014-05-16 2017-07-11 Goldman Sachs & Co. LLC Cryptographic currency for securities settlement
JP2016151802A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 科韻動力有限公司 仮想通貨の管理方法、仮想通貨システム、該仮想通貨システムにおける広告方法、及びアプリケーションプログラム
CN107408245A (zh) * 2015-02-27 2017-11-28 维萨国际服务协会 利用非对称密码学的交易签名
JP6364132B2 (ja) * 2015-03-31 2018-07-25 ナスダック, インコーポレイテッドNasdaq, Inc. ブロックチェーン取引記録のシステムおよび方法
JP6704985B2 (ja) * 2015-04-05 2020-06-03 デジタル・アセット・ホールディングス・エルエルシー デジタル資産仲介電子決済プラットフォーム
US10810560B2 (en) * 2015-06-09 2020-10-20 International Business Machines Corporation System and method for payment promise transfers based on preferences
US20170132626A1 (en) * 2015-11-05 2017-05-11 Mastercard International Incorporated Method and system for processing of a blockchain transaction in a transaction processing network
US10580100B2 (en) * 2016-06-06 2020-03-03 Chicago Mercantile Exchange Inc. Data payment and authentication via a shared data structure

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019004463A (ja) 2019-01-10
US20180365688A1 (en) 2018-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6975101B2 (ja) ブロックチェーンにおけるトランザクションの実行および妥当性確認のための方法、装置ならびに非一時的コンピュータ可読記憶媒体(ブロックチェーンにおけるトランザクション実行および妥当性確認)
US20240095719A1 (en) Self-enforcing security token implementing smart-contract-based compliance rules consulting smart-contract-based global registry of investors
US11037145B2 (en) Concomitance of an asset and identity block of a blockchain
CN110494877B (zh) 用于在分布式网络节点内发布和追踪数字令牌的***和方法
US11030681B2 (en) Intermediate blockchain system for managing transactions
US20220084027A1 (en) Blockchain based account funding and distribution
US11823178B2 (en) Optimization of high volume transaction performance on a blockchain
WO2020119287A1 (zh) 基于区块链的***创建方法及装置、电子设备
US11849051B2 (en) System and method for off-chain cryptographic transaction verification
US11216802B2 (en) Self-enforcing security token implementing smart-contract-based compliance rules consulting smart-contract-based global registry of investors
US20180113752A1 (en) Inter-ledger messaging in a blockchain
US12026723B2 (en) Electronic payment network security
US11532054B2 (en) Path of funds blockchain system
US11652879B2 (en) Matching methods, apparatuses, and devices based on trusted asset data
US20200005308A1 (en) Collaborative analytics for fraud detection through a shared public ledger
WO2018192931A1 (en) Delivery versus payment mechanism
CN109785145B (zh) 基于区块链的定点药店融资方法、存储介质及计算机设备
US20200242703A1 (en) Blockchain payroll system
US10467713B2 (en) Communicating property data
US10460385B2 (en) Communicating property data
WO2019143816A1 (en) Systems and methods of securing sensitive data
US11790336B2 (en) Intelligent distributed ledger consent optimizing apparatus for asset transfer
US20220253845A1 (en) System and methods for remotely generating, authenticating, and validating dual validation data objects
US20230065966A1 (en) System for cross-chain real-time verification of events in a multi-step electronic process
KR102475662B1 (ko) 분산원장 기반의 블록체인을 이용한 포인트 관리 방법 및 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201130

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211028

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211102

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6975101

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150