JP6969236B2 - 精算装置、情報通知方法、およびプログラム - Google Patents

精算装置、情報通知方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、商品代金の精算業務を支援する技術に関する。
商品代金の支払いにおいて利用客がクレジットカードを利用できる店舗は数多く存在する。店舗でクレジットカードを利用する場合、クレジットカード会社等によるオーソリゼーション(クレジットカードの利用可否の確認)が必要となる。例えば、下記特許文献1に記載される技術にあるように、クレジットカードの利用可否が確認された後、店舗でのクレジットカードによる決済が進められる。このオーソリゼーションの結果によっては、クレジットカードが利用できない場合もある。そして、クレジットカードが利用できない場合には、その旨が店舗側に通知されることになる。
特開2008−176466号公報
クレジットカードの利用可否といった情報は、個人のプライバシーに関する情報であるため、できる限り他人の目に触れないようにすべきである。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的の一つは、個人のプライバシーに関するクレジットカードの利用可否情報を他人の目に触れにくくする技術を提供することである。
本発明によれば、
顧客によって操作される精算装置であって、
クレジットカードの利用可否状態を示す利用可否情報を取得するカード情報取得手段と、
前記利用可否情報によって示される前記クレジットカードの利用可否状態が利用不可である場合に、店員の存在を示す特定情報の入力を受け付ける入力受付手段と、
前記特定情報の入力を受け付けた場合に、前記クレジットカードが利用不可である原因を特定可能な原因情報を含む可搬媒体を出力する出力手段と、
を備える精算装置が提供される。
本発明によれば、
顧客によって操作される精算装置として機能するコンピュータが、
レジットカードの利用可否状態を示す利用可否情報を取得し、
前記利用可否情報によって示される前記クレジットカードの利用可否状態が利用不可である場合に、店員の存在を示す特定情報の入力を受け付け、
前記特定情報の入力を受け付けた場合に、前記クレジットカードが利用不可である原因を特定可能な原因情報を含可搬媒体を出力する、
ことを含む情報通知方法が提供される。
本発明によれば、
コンピュータに上記情報通知方法を実行させるプログラムが提供される。
本発明によれば、個人のプライバシーに関するクレジットカードの利用可否情報が他人の目に触れないようにすることができる。
第1実施形態における精算装置の機能構成を概念的に示すブロック図である。 精算装置のハードウエア構成を概念的に示す図である。 第1実施形態の精算装置により実行される第1の動作例を示すフローチャートである。 出力部から出力されるレシートの一例を示す図である。 第1実施形態の精算装置により実行される第2の動作例を示すフローチャートである。 第2実施形態の精算装置の機能構成を概念的に示すブロック図である。 第2実施形態の精算装置により実行される第1の動作例を示すフローチャートである。 第2実施形態の精算装置により実行される第1の動作例を示すフローチャートである。 第3実施形態の精算装置の機能構成を概念的に示すブロック図である。 第3実施形態の精算装置のハードウエア構成を例示する図である。 第3実施形態の精算装置により実行される第1の動作例を示すフローチャートである。
本発明について説明する前に、まず、店舗で運用される精算システムについて概略的に説明する。店舗で運用される精算システムは、大まかに、以下の3種類に分けることができる。一つ目は、店員が操作する装置によって精算対象の商品(利用客が購入する商品)の登録から代金の精算までを行う従来のシステムである。なお「代金の精算」には、利用客が店舗側に金銭を支払い、当該支払った金銭が商品代金よりも大きい場合に生じる釣銭や、精算に関わる内容を記したレシートを受け取る行為等が含まれる。二つ目は、店員が操作する装置(以下、「商品登録装置」とも表記)によって精算対象の商品の登録までを行い、利用客が操作する他の装置によって代金の精算を行うシステム(これを「セミセルフ形式」と呼ぶこともある)である。三つ目は、利用客が操作する装置によって精算対象の商品の登録から代金の支払いまでを行うシステム(これを「セルフ形式」と呼ぶこともある)である。本発明に係る「精算装置」は、代金の精算に関する操作を行う装置に該当する。具体的には、上記1つ目のシステムでは、店員が操作する装置が本発明に係る「精算装置」に該当し、上記2つ目および3つ目のシステムでは、利用客が操作する装置が本発明に係る「精算装置」に該当する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、特に説明する場合を除き、各ブロック図において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
[第1実施形態]
〔機能構成〕
図1は、第1実施形態における精算装置10の機能構成を概念的に示すブロック図である。図1に示されるように、本実施形態の精算装置10は、カード情報取得部110、入力受付部120、および出力部130を備える。
カード情報取得部110は、クレジットカードの利用可否を示す情報(以下、「利用可否情報」とも表記)を取得する。例えば、精算装置10には図示しない読取装置が備えられており、カード情報取得部110は、当該読取装置を用いてクレジットカードの利用可否情報を取得することができる。利用可否情報は、当該クレジットカードが利用不可である原因を特定可能な原因情報を含む、或いは、当該原因情報と関連付けられている。
入力受付部120は、カード情報取得部110が取得した利用可否情報によって示されるクレジットカードの利用可否状態が「利用不可」である場合に特定情報の入力を受け付ける。特定情報は、店員の存在を示す何らかの情報である。特に限定されないが、特定情報は、例えば、店員IDの入力操作(IDカードの読取またはキーボード入力)、店員のみが知り得る特殊なパスコードの入力操作、又は、特定のボタン操作(ボタンの押下順序、ボタンの組み合わせ)などにより生成される情報などである。
出力部130は、入力受付部120が特定情報の入力を受け付けた場合に、当該クレジットカードの原因情報が記載された可搬媒体を出力する。例えば、出力部130は、磁気カードやレシート用紙などに原因情報を出力する。このとき、出力部130は、当該原因情報を画面上に出力しない。
以上、本実施形態によれば、利用不可のクレジットカードが読取装置20によって読み取られた状況下で、店員の存在を示す特定情報の入力がなされた場合に、当該クレジットカードが利用不可である原因を特定可能な原因情報が記載された可搬媒体が出力される。この原因情報は精算装置10の画面に表示させることもできるが、その場合、個人のプライバシーに関わるクレジットカードの利用可否に関する情報が他人の目に触れる可能性がある。一方、本実施形態のように、レシートといった視認範囲が限定される可搬媒体にクレジットカードの利用可否に関する情報を出力することによって、個人のプライバシーにかかる情報が他人に漏れにくくなるという効果が得られる。この効果は、利用客が精算装置10を操作するセミセルフ形式及びセルフ形式のシステムにおいてより顕著に得られる。
また、クレジットカードが利用できない原因は様々であり、利用限度額超過、暗証番号の入力誤りといった犯罪性が低いケースもあれば、盗難または偽造された不正なカードの使用といった犯罪性が高いケースもある。盗難または偽造された不正なカードの使用といった犯罪性が高いケースにおいては、カードクレジットカードを利用できない原因情報が記載された可搬媒体を利用客(不正カードの使用者)に直接渡すのは防犯上好ましくない。そこで、本実施形態では、クレジットカードが利用できない原因が特定の犯罪性が高いケースを示す場合に、店員を介在させる構成を有する。これにより、盗難カードや偽造カードの使用といった悪質なケースに早急に対処することが可能となる。
特に限定されないが、レシート等に印字する原因情報は、例えば、クレジットカードのオーソリゼーションの結果として送信される、オーソリゼーションエラーの種類(すなわち、クレジットカードが利用できない原因)に対応するエラーコードである。例えば、カードの利用限度額を超過することを示すコード、暗証番号の入力エラーを示すコード、および、不正カード(例:盗難カード、偽造カード)や無効カードの利用を示すコードといった様々なエラーコードが、クレジットカード会社毎あるいは各社共通のエラーコードとして定められている。カード情報取得部110は、カード会社のサーバ装置(図示せず)と通信し、当該サーバ装置から、オーソリゼーションエラーコードを原因情報として取得することができる。原因を特定可能な情報としてエラーコードを用いることにより、クレジットカードが利用できない原因をレシート等の媒体に直接記載する必要がなくなり、利用客のプライバシーを保護する効果を高めることができる。
以下、第1実施形態をより詳細に説明する。
〔ハードウエア構成〕
精算装置10の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、精算装置10の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
図2は、精算装置10のハードウエア構成を概念的に示す図である。図2に示されるように、精算装置10は、バス101、プロセッサ102、メモリ103、ストレージデバイス104、入出力インタフェース105、及びネットワークインタフェース106を含んで構成される。
バス101は、プロセッサ102、メモリ103、ストレージデバイス104、入出力インタフェース105、及びネットワークインタフェース106が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ102、メモリ103、ストレージデバイス104、入出力インタフェース105、及びネットワークインタフェース106などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
プロセッサ102は、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などの演算装置である。メモリ103は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などを用いて実現される主記憶装置である。ストレージデバイス104は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカードなどを用いて実現される補助記憶装置である。
ストレージデバイス104は、精算装置10の各機能構成部(カード情報取得部110、入力受付部120、出力部130)を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ102は、これら各プログラムモジュールをメモリ103に読み出して実行することで、各プログラムモジュールに対応する機能を実現する。
入出力インタフェース105は、精算装置10と周辺機器とを接続するためのインタフェースである。入出力インタフェース105には、読取装置20、入力装置30、表示装置40、および媒体出力装置50等が接続される。読取装置20は、クレジットカードから各種情報を読み取るための想定であり、カード情報取得部110は読取装置20を用いて、利用客のクレジットカード番号といった情報を取得することができる。入力装置30は、キーボードやマウスといった入力用のデバイスである。表示装置40は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイといった表示出力用のデバイスである。入力受付部120は、入力装置30または入力装置30および表示装置40が一体となったタッチパネル、或いは、読取装置20を介して、店員の存在を示す特定情報を取得することができる。また、媒体出力装置50原因情報が記載された可搬媒体を出力するための装置であり、出力部130は、利用客のクレジットカードの利用可否状態が「利用不可」である場合に、その原因情報が記載されたレシートや磁気カード等の可搬媒体を、媒体出力装置50を用いて出力することができる。なお、読取装置20および媒体出力装置50はネットワークインタフェース106を介して接続されていてもよい。
ネットワークインタフェース106は、精算装置10をLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)などの通信網に接続するためのインタフェースである。なお、通信網に接続する方法は、無線接続であってもよいし、有線接続であってもよい。精算装置10は、ネットワークインタフェース106を介して通信網に接続して、例えば、商品登録装置60、又は、クレジットカードのオーソリゼーション処理を実行するクレジットカード会社のサーバ装置70などの他の装置と通信することができる。
〔動作例〕
以下、店員が操作する商品登録装置で精算対象の商品の登録が行われ、利用客が操作する精算装置10(商品登録装置と異なる装置)で代金の精算が行われる、所謂セミセルフ形式のシステムを前提として、第1実施形態の具体的な動作例を説明する。
<第1の動作例>
図3は、第1実施形態の精算装置10により実行される第1の動作例を示すフローチャートである。
まず、読取装置20によって利用客のクレジットカードの情報(例えば、クレジットカード番号など)が読み取られると(S102)、カード情報取得部110は、当該情報を用いて、クレジットカード会社のサーバ装置70にオーソリゼーションのリクエストを送信する(S104)。そして、カード情報取得部110は、クレジットカード会社のサーバ装置70から、クレジットカードの利用可否を示す利用可否情報を取得する(S106)。なお、読取装置20がネットワークに接続されている場合、読取装置20がクレジットカード会社のサーバ装置70に対してオーソリゼーションのリクエストを送信してもよい。この場合、カード情報取得部110は、読取装置20を介してクレジットカードの利用可否情報を取得することができる。
次いで、入力受付部120は、カード情報取得部110により取得されたクレジットカードの利用可否情報により示される利用可否状態が「利用可」および「利用不可」のどちらであるかを判定する(S108)。カード情報取得部110により取得されたクレジットカードの利用可否情報により示される利用可否状態が「利用可」である場合(S108:利用可)、以降の処理は実行されず、通常の精算処理が実行される。一方、カード情報取得部110により取得されたクレジットカードの利用可否情報により示される利用可否状態が「利用不可」である場合(S108:利用不可)、入力受付部120は、店員による特定情報の入力操作が実行されたか否かを判定する(S110)。特定情報は、店員が精算装置10に対して所定の操作を行うことによって生成される。この所定の操作は、例えば、店員IDの入力操作、店員のみが知り得る特殊なパスコードの入力操作、又は、特定のボタン操作(ボタンの押下順序、ボタンの組み合わせ)などである。このとき、入力受付部120は、店員用の入力操作画面を、表示装置40に出力してもよい。
特定情報が入力された場合(S110:YES)、入力受付部120は、特定情報の入力を受け付けたことを出力部130に通知する。
出力部130は、入力受付部120からの通知に応じて、利用可否情報に含まれる、或いは、関連付けられている原因情報を取得する(S112)。そして、出力部130は、S112の処理で取得した原因情報が記載された可搬媒体を出力する(S114)。例えば、出力部130は、プリンタ等の媒体出力装置50を利用して、原因情報をレシート用紙に印字出力することができる(例:図4)。
図4は、出力部130から出力されるレシートの一例を示す図である。図4に例示されるレシートRには、クレジットカードが利用不可と判断された原因を特定可能な原因情報(エラーコード)R1が記載される。このエラーコードR1を確認する、又は、このエラーコードR1を基に検索をかけることにより、クレジットカードが利用不可と判断された原因を特定できる。また、図4に例示されるように、出力部130は、エラーコードR1に対応する所定のメッセージR2を併せてレシートRに記載するように構成されていてもよい。この場合、例えばメモリ103やストレージデバイス104といった所定の記憶領域にエラーコードと所定のメッセージとを対応付けて格納するテーブル等が用意されており、出力部130は原因情報のエラーコードを基に当該テーブルを参照して出力すべきメッセージを特定することができる。また、出力部130は、利用可否を判断したクレジットカード会社の問合せ窓口の連絡先R3をレシートRに更に記載するように構成されていてもよい。問合せ窓口の連絡先は、クレジットカードから当該クレジットカードの発行会社の情報を、読取装置20を用いて読み取ることによって特定することができる。
<第2の動作例>
図5は、第1実施形態の精算装置10により実行される第2の動作例を示すフローチャートである。以下では、第1の動作例との相違点について主に説明する。
本動作例では、出力部130は、カード情報取得部110により取得された利用可否情報が示す利用可否状態が「利用不可」であるクレジットカードを読取装置20が読み取った回数に基づいて、レシートを出力するか否かを決定する。例えば、出力部130は、“利用可否状態が「利用不可」であるクレジットカードを所定時間内に所定回数に亘り読取装置20が読み取った”という媒体出力条件を満たすか否かを判定する(S202)。なお、所定時間の長さ、及び、所定時間内のクレジットカードの読取回数は、所定の記憶領域(例えばメモリ103など)に記憶されており、入力受付部120は、これらを読み出して媒体出力条件が満たされているか否かを判断することができる。特に限定されないが、入力受付部120は、例えばクレジットカードの初回読取時を基準に所定時間が経過したか否かを判断することができる。また、入力受付部120は、クレジットカードの識別情報(例えば、カード番号など)を用いて、利用客が所有するクレジットカード毎に読取回数を管理してもよい。
媒体出力条件が満たされない場合(S202:NO)、出力部130は、この時点においてはレシートの出力を行わず、所定時間内でのクレジットカードの読取回数の値を更新(1加算)する(S204)。一方、媒体出力条件が満たされている場合(S202:YES)、入力受付部120は、店員による特定情報の入力操作が実行されたか否かを判定する(S110)。特定情報が入力された場合、入力受付部120は、特定情報の入力を受け付けたことを出力部130に通知する。出力部130は、入力受付部120からの通知に応じて、クレジットカードの原因情報(例えば、オーソリゼーションエラーの分類に対応するエラーコードなど)が記載された可搬媒体を出力する(S112〜S114)。
以上のように、クレジットカードが利用不可である場合に、レシートといった視認範囲が限定される媒体にそのカードが利用不可である原因を示す情報を出力することによって、利用客のプライバシーを保護することができる。また、利用不可のカードが使用された場合に店員がその場で対応することにより、不正カードの使用といった犯罪に早急に対処することができる。
[第2実施形態]
本実施形態は、以下の点を除いて第1実施形態と同様である。
〔処理構成〕
図6は、第2実施形態の精算装置10の機能構成を概念的に示すブロック図である。本実施形態の読取装置20は、自走式の読取装置であり、カード挿入口からクレジットカードを装置内部に取り込んで当該クレジットカードの情報を読み取る構成を有する。また、図6に示されるように、本実施形態の精算装置10は制御部140を更に有する。制御部140は、読取装置20のカード挿入口に挿入されたクレジットカードの利用可否状態に基づいて読取装置20に制御信号を送信し、読取装置20のカード排出動作を制御する。具体的には、制御部140は、読取装置20のカード挿入口に挿入されたクレジットカードの利用可否状態が「利用不可」である場合に、当該クレジットカードを排出しないように読取装置20を制御する。
さらに、本実施形態において、制御部140は、カード挿入口に挿入されたクレジットカードを排出しないように読取装置20を制御している状態において、店員の存在を示す特定情報が入力された場合、クレジットカードを排出するように読取装置20を制御する。特定情報は、店員が精算装置10に対して所定の操作を行うことによって生成される。この所定の操作は、例えば、店員IDの入力操作(IDカードの読取またはキーボード入力)、店員のみが知り得る特殊なパスコードの入力操作、又は、特定のボタン操作(ボタンの押下順序、ボタンの組み合わせ)などである。
このようにすることで、利用不可のクレジットカードが使用された場合に、店員を確実に立ち会わせることができる。
なお、クレジットカードが利用不可となった原因が利用限度額超過である場合など、悪質でないケースにおいては、店員は特に立ち会う必要はない。そこで、制御部140は、クレジットカードを排出しないように読取装置20を制御するが否かを、読取装置20のカード挿入口に挿入されたクレジットカードの原因情報に基づいて決定するように構成されていてもよい。具体的には、制御部140は、クレジットカードが利用できない原因に対応するエラーコードが、利用限度額超過といった悪質でないケースを示すエラーコードである場合、読取装置20のカード排出動作を制御せず、盗難または偽造カードの使用といった悪質なケースを示すエラーコードである場合に読取装置20のカード排出動作を制御する。ここでいる悪質なケースとは、例えば、盗難カードや偽装カードといった不正なカードの使用を含む。このような構成によれば、本当に必要な場合にのみ、店員を立ち会わせることができる。
〔ハードウエア構成〕
本実施形態のハードウエア構成は、第1実施形態と同様(例:図2)である。上述したように、本実施形態の読取装置20は自走式の読取装置である。また、本実施形態のストレージデバイス104は、上述の制御部140の機能を実現するプログラムモジュールを更に記憶している。精算装置10のプロセッサ102が当該プログラムモジュールを実行することによって、上述の制御部140の機能が実現される。
〔動作例〕
以下、店員が操作する商品登録装置で精算対象の商品の登録が行われ、利用客が操作する精算装置10(商品登録装置と異なる装置)で代金の精算が行われる、所謂セミセルフ形式のシステムを前提として、第2実施形態の具体的な動作例を説明する。
<第1の動作例>
図7は、第2実施形態の精算装置10により実行される第1の動作例を示すフローチャートである。以下では、第1実施形態と同様の処理については適宜説明を省略する。
制御部140は、S108の処理の結果が「利用不可」である場合に、利用可否情報に含まれる、或いは、関連付けられている原因情報に基づいて、「利用不可」である原因がクレジットカードの排出動作を制限すべき原因であるか否かを判別する(S302)。例えば、メモリ103やストレージデバイス104に制御対象と判断すべきエラーコードのリストが用意されており、制御部140は、S110の処理で取得された原因情報を基に当該リストを参照することによって、クレジットカードの排出動作を制限すべきか否かを決定することができる。
「利用不可」である原因がクレジットカードの排出動作を制限すべき原因に該当する場合(S302:YES)、制御部140は、クレジットカードを排出しないように読取装置20を制御する(S304)。制御部140は、例えば、読取装置20の排出動作を禁止する制御信号を入出力インタフェース105を介して読取装置20に送信することによって、読取装置20の動作を制御することができる。
また、S108の処理の結果が「利用不可」である場合、入力受付部120は、第1実施形態と同様に、入出力インタフェース105に接続されたキーボードやタッチパネルなどを介して、店員による特定情報の入力操作が実行されたか否かを監視する(S110)。特定情報は、店員が精算装置10に対して所定の操作を行うことによって生成される。この所定の操作は、例えば、店員IDの入力操作(IDカードの読取またはキーボード入力)、店員のみが知り得る特殊なパスコードの入力操作、又は、特定のボタン操作(ボタンの押下順序、ボタンの組み合わせ)などである。特定情報が入力された場合(S110:YES)、入力受付部120は、特定情報が入力されたことを出力部130および制御部140に通知する。
出力部130は、入力受付部120からの通知に応じて、原因情報が記載された可搬媒体を出力する(S112〜S114)。また、制御部140は、入力受付部120からの通知に応じて、内部に取り込んだクレジットカードを排出するように読取装置20を制御する(S306)。制御部140は、例えば、読取装置20の排出動作を実行させる制御信号を入出力インタフェース105を介して読取装置20に送信することによって、読取装置20の動作を制御することができる。なお、制御部140は、S114の処理で出力された可搬媒体が取られたことを図示しないセンサ等で更に検知した場合に、読取装置20の排出動作を実行させる制御信号を送信してもよい。
一方、「利用不可」である原因がクレジットカードの排出動作を制限すべき原因に該当しない場合(S302:NO)、上述の処理は実行されない。なお、この場合において、クレジットカードの排出動作が制限されるか否かを問わず、出力部130がレシートを出力するようにしてもよい。
<第2の動作例>
図8は、第2実施形態の精算装置10により実行される第1の動作例を示すフローチャートである。以下では、第1の動作例との相違点について主に説明する。また、第1実施形態と同様の処理については適宜説明を省略する。
本動作例では、制御部140は、利用可否情報が示す利用可否状態が「利用不可」であるクレジットカードを読取装置20のカード挿入口に挿入された回数に基づいて、クレジットカードの排出動作を制限すべきか否かを決定する。例えば、制御部140は、“利用可否状態が「利用不可」であるクレジットカードが所定時間内に所定回数に亘り読取装置20のカード挿入口に挿入された”という制御開始条件を満たすか否かを判定する(S402)。なお、所定時間の長さ、及び、所定時間内のクレジットカードの読取回数は、所定の記憶領域(例えばメモリ103など)に記憶されており、制御部140は、これらを読み出して制御開始条件が満たされているか否かを判断することができる。特に限定されないが、制御部140は、例えばクレジットカードの初回読取時を基準に所定時間が経過したか否かを判断することができる。また、制御部140は、クレジットカードの識別情報(例えば、カード番号など)を用いて、利用客が所有するクレジットカード毎に読取回数を管理してもよい。
制御開始条件が満たされない場合(S402:NO)、制御部140は、この時点においては読取装置20のカード排出動作の制御を行わず、所定時間内でのクレジットカードの読取回数の値を更新(1加算)する(S404)。一方、制御開始条件が満たされている場合(S402:YES)、制御部140は、図7を用いて説明したように、読取装置20のカード排出動作を制御する。
以上、本実施形態によれば、クレジットカードが利用できないケースにおいて店員を立ち会わせることができ、盗難カードや偽造カードの使用といった悪質なケースに早急に対処することが可能となる。
〔第3実施形態〕
本実施形態は、以下の点を除き、他の実施形態と同様の構成を有する。なお、本実施形態は、店員が操作する商品登録装置で精算対象の商品の登録が行われ、利用客が操作する精算装置10(商品登録装置と異なる装置)で代金の精算が行われる、所謂セミセルフ形式、或いは、全ての操作を利用客が行うセルフ形式のシステムを前提とする。
〔機能構成〕
図9は、第3実施形態の精算装置10の機能構成を概念的に示すブロック図である。図9に示されるように、本実施形態の精算装置10は、通知部150を更に含んで構成される。
通知部150は、利用可否状態が「利用不可」のクレジットカードが挿入されたことによって読取装置20のカード排出動作が制御された場合に、店員が操作する所定の装置(商品登録装置60、アテンド端末80、またはその双方)に通知情報を出力する。この場合、通知情報は、精算装置10に備えられる読取装置20のカード挿入口に「利用不可」のクレジットカードが挿入されたことによって精算装置10が使用できない状態であることを示す情報(例えば、予め決められた特定のステータスコードなど)である。
商品登録装置60は、通知部150から通知情報を受信すると、当該通知情報を送信した精算装置10のステータスを、当該商品登録装置60において生成される精算情報(精算対象として登録された商品のリスト、商品代金の合計、値引きや割引などに関する情報)の送信対象外とするステータスに更新する。なお、精算装置10のステータスは、図示しない店舗サーバ上で管理されていてもよい。この場合、精算装置10は、当該店舗サーバにステータスの更新を知らせる通知情報を出力してもよい。
アテンド端末80は、精算装置10が設置されているエリアの監視業務や利用客のサポート業務を主に行う店員が利用する端末である。アテンド端末80は、通知部150から通知情報を受信すると、当該アテンド端末80に接続されたディスプレイ装置やスピーカー装置に、精算装置10でエラーが発生していることを通知する情報を出力する。このように出力された情報により、サポート業務にあたる店員が精算装置10での異常に気付くことができる。
また、通知部150は、利用可否状態が「利用不可」のクレジットカードが挿入されたことによって読取装置20のカード排出動作が制御された場合に、精算装置10に備えられた表示灯90を所定の点灯状態に変更する指示を含む通知情報を出力する。表示灯90は、通知部150から通知情報を受信すると、例えば、赤色ランプ部分を点滅させるなどして、当該表示灯90が接続されている精算装置10で異常が発生していることを周囲の店員に通知する。
〔ハードウエア構成〕
図10は、第3実施形態の精算装置10のハードウエア構成を例示する図である。本実施形態のハードウエア構成は、以下の点を除き、上述の各実施形態のハードウエア構成と同様である。
本実施形態のストレージデバイス104は、上述の通知部150の機能を実現するプログラムモジュールを更に記憶している。精算装置10のプロセッサ102が当該プログラムモジュールを実行することによって、上述の通知部150の機能が実現される。
本実施形態において、入出力インタフェース105には、精算装置10のステータスを周囲に知らせるための表示灯90が更に接続されている。表示灯90は、各々所定の色で発光する複数のLED(Light Emitting Diode)やフルカラーLEDなど、複数の色を表現できる発光部を有し、制御信号に応じて当該発光部を所望の点灯状態(例えば、所望の色、所望の点滅状態(点滅/非点滅)など)で点灯させることができる。
また、本実施形態において、ネットワークインタフェース106には、アテンド端末80が更に接続されている。上述したように、アテンド端末80は、精算装置10が設置されているエリアの監視業務や利用客のサポート業務を主に行う店員が利用する端末である。アテンド端末80では、通知部150からの通知情報に応じて、音声出力や画面表示などによって精算装置10に異常が生じていることを通知する処理が実行される。
〔動作例〕
図11は、第3実施形態の精算装置10により実行される第1の動作例を示すフローチャートである。
図7および図8のS304の処理によって、読取装置20のカード排出動作が制御されたことに応じて、通知部150は、通知情報を所定の装置に送信する(S502)。なお、通知情報の出力先を特定するための情報(例:IP(Internet Protocol)アドレス等)は、メモリ103やストレージデバイス104などに予め記憶されている。そして、所定の装置上では、通知情報が取得されると、予め決められた処理が実行される。例えば、商品登録装置60は、通知情報を送信した精算装置10のステータスを更新することによって、当該精算装置10を精算情報の送信先の候補から除外する処理を実行することができる。また、例えば、アテンド端末80は、通知情報を送信した精算装置10でクレジットカード決済に関する異常が生じていることをサポート担当の店員に通知する処理を実行することができる。また、表示灯90は、精算装置10でクレジットカード決済に関する異常が生じていることを示す点灯状態で発行部を点灯させる処理を実行することができる。その後、S110の処理において、店員が精算装置10に対して所定の操作を行うことによって特定情報が精算装置10に入力されると、通知部150は、上記通知情報によって実行される処理を解除するための解除情報を各装置に送信する(S504)。これにより、上述したような、各装置で実行されている処理が終了される。
以上、本実施形態では、通知部150からの通知情報に応じて、当該通知情報を送信した精算装置10が、商品登録装置60で生成される精算情報の送信先候補から除外される。これにより、異常が生じていて利用できない精算装置10に他の利用客を誤って案内してしまうことを防止できる。また、本実施形態では、通知部150からの通知情報に応じて、アテンド端末80や表示灯90を介して、精算装置10でクレジットカード決済の異常が生じていることが周囲のサポート担当の店員に通知される。これにより、異常の生じている精算装置10に、サポート担当の店員を迅速に派遣することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
また、上述の説明で用いた複数のフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施形態では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の各実施形態は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下に限られない。
1.
クレジットカードの利用可否状態を示す利用可否情報を取得するカード情報取得手段と、
前記利用可否情報によって示される前記クレジットカードの利用可否状態が利用不可である場合に、店員の存在を示す特定情報の入力を受け付ける入力受付手段と、
前記特定情報の入力を受け付けた場合に、前記クレジットカードが利用不可である原因を特定可能な原因情報を含む可搬媒体を出力する出力手段と、
を備える精算装置。
2.
前記出力手段は、利用可否状態が利用不可であるクレジットカードを、前記精算装置に接続された読取装置が所定時間内に所定回数読み取った場合に、前記可搬媒体を出力する、
1.に記載の精算装置。
3.
前記読取装置は自走式の読取装置であり、
前記読取装置のカード挿入口に挿入されたクレジットカードの利用可否状態が利用不可である場合に、前記クレジットカードを排出しないように前記読取装置を制御する制御手段を更に備える、
2.に記載の精算装置。
4.
前記制御手段は、利用可否状態が利用不可であるクレジットカードが所定時間内に所定回数前記カード挿入口に挿入された場合に、前記クレジットカードを排出しないように前記読取装置を制御する、
3.に記載の精算装置。
5.
前記制御手段は、前記カード挿入口に挿入されたクレジットカードを排出しないように前記読取装置を制御している状態において前記特定情報が入力された場合に、前記クレジットカードを排出するように前記読取装置を制御する、
3.または4.に記載の精算装置。
6.
前記制御手段は、前記クレジットカードを排出しないように前記読取装置を制御するか否かを、前記カード挿入口に挿入されたクレジットカードの前記原因情報に基づいて決定する、
3.から5.のいずれか1つに記載の精算装置。
7.
前記原因情報は、前記クレジットカードが利用できない原因に対応するエラーコードを含む、
1.から6.のいずれか1つに記載の精算装置。
8.
前記出力手段は、前記原因情報を画面に出力せず、前記可搬媒体にのみ出力する、
1.から7.のいずれか1つに記載の精算装置。
9.
前記精算装置は、精算対象の商品を登録する商品登録装置とは異なる装置として設けられている、
1.から8.のいずれか1つに記載の精算装置。
10.
精算対象の商品を登録する商品登録部を更に備える、
1.から8.のいずれか1つに記載の精算装置。
11.
コンピュータが、
読取装置を用いて、クレジットカードの利用可否状態を示す利用可否情報を取得し、
前記利用可否情報によって示される前記クレジットカードの利用可否状態が利用不可である場合に、前記クレジットカードが利用不可である原因を特定可能な原因情報を少なくとも含むレシートを出力する、
ことを含む情報通知方法。
12.
前記コンピュータが、利用可否状態が利用不可であるクレジットカードを、前記精算装置に接続された読取装置が所定時間内に所定回数読み取った場合に、前記可搬媒体を出力する、
ことを更に含む11.に記載の情報通知方法。
13.
前記読取装置は自走式の読取装置であり、
前記コンピュータが、
前記読取装置のカード挿入口に挿入されたクレジットカードの利用可否状態が利用不可である場合に、前記クレジットカードを排出しないように前記読取装置を制御する、
ことを更に含む12.に記載の情報通知方法。
14.
前記コンピュータが、利用可否状態が利用不可であるクレジットカードが所定時間内に所定回数前記カード挿入口に挿入された場合に、前記クレジットカードを排出しないように前記読取装置を制御する、
ことを更に含む13.に記載の情報通知方法。
15.
前記コンピュータが、前記カード挿入口に挿入されたクレジットカードを排出しないように前記読取装置を制御している状態において前記特定情報が入力された場合に、前記クレジットカードを排出するように前記読取装置を制御する、
ことを更に含む13.または14.に記載の情報通知方法。
16.
前記コンピュータが、前記クレジットカードを排出しないように前記読取装置を制御するか否かを、前記カード挿入口に挿入されたクレジットカードの前記原因情報に基づいて決定する、
ことを更に含む13.から15.のいずれか1つに記載の情報通知方法。
17.
前記原因情報は、前記クレジットカードが利用できない原因に対応するエラーコードを含む、
11.から16.のいずれか1つに記載の情報通知方法。
18.
前記コンピュータが、前記原因情報を画面に出力せず、前記可搬媒体にのみ出力する、
ことをさらに含む11.から17.のいずれか1つに記載の情報通知方法。
19.
コンピュータに、11.から18.のいずれか1つに記載の情報通知方法を実行させるプログラム。
10 精算装置
101 バス
102 プロセッサ
103 メモリ
104 ストレージデバイス
105 入出力インタフェース
106 ネットワークインタフェース
110 カード情報取得部
120 入力受付部
130 出力部
140 制御部
150 通知部
20 読取装置
30 入力装置
40 表示装置
50 プリンタ
60 商品登録装置
70 サーバ装置
80 アテンド端末
90 表示灯

Claims (10)

  1. 顧客によって操作される精算装置であって、
    クレジットカードの利用可否状態を示す利用可否情報を取得するカード情報取得手段と、
    前記利用可否情報によって示される前記クレジットカードの利用可否状態が利用不可である場合に、店員の存在を示す特定情報の入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記特定情報の入力を受け付けた場合に、前記クレジットカードが利用不可である原因を特定可能な原因情報を含む可搬媒体を出力する出力手段と、
    を備える精算装置。
  2. 前記出力手段は、利用可否状態が利用不可であるクレジットカードを、前記精算装置に接続された読取装置が所定時間内に所定回数読み取った場合に、前記可搬媒体を出力する、
    請求項1に記載の精算装置。
  3. 前記読取装置は自走式の読取装置であり、
    前記読取装置のカード挿入口に挿入されたクレジットカードの利用可否状態が利用不可である場合に、前記クレジットカードを排出しないように前記読取装置を制御する制御手段を更に備える、
    請求項2に記載の精算装置。
  4. 前記制御手段は、利用可否状態が利用不可であるクレジットカードが所定時間内に所定回数前記カード挿入口に挿入された場合に、前記クレジットカードを排出しないように前記読取装置を制御する、
    請求項3に記載の精算装置。
  5. 前記制御手段は、前記カード挿入口に挿入されたクレジットカードを排出しないように前記読取装置を制御している状態において前記特定情報が入力された場合に、前記クレジットカードを排出するように前記読取装置を制御する、
    請求項3または4に記載の精算装置。
  6. 前記制御手段は、前記クレジットカードを排出しないように前記読取装置を制御するか否かを、前記カード挿入口に挿入されたクレジットカードの前記原因情報に基づいて決定する、
    請求項3から5のいずれか1項に記載の精算装置。
  7. 前記原因情報は、前記クレジットカードが利用できない原因に対応するエラーコードを含む、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の精算装置。
  8. 前記出力手段は、前記原因情報を画面に出力せず、前記可搬媒体にのみ出力する、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の精算装置。
  9. 顧客によって操作される精算装置として機能するコンピュータが、
    レジットカードの利用可否状態を示す利用可否情報を取得し、
    前記利用可否情報によって示される前記クレジットカードの利用可否状態が利用不可である場合に、店員の存在を示す特定情報の入力を受け付け、
    前記特定情報の入力を受け付けた場合に、前記クレジットカードが利用不可である原因を特定可能な原因情報を含可搬媒体を出力する、
    ことを含む情報通知方法。
  10. 顧客によって操作される精算装置として機能するコンピュータに、請求項9に記載の情報通知方法を実行させるプログラム。
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