JP6968561B2 - 眼科装置 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献2は、眼の検査を行う眼科装置の改良に関し、音声アナウンス装置を備え、被検者及び検者に眼科装置の状態或いは異常を示す出力や、操作手順或いは測定結果の出力などを、音声によって自動的に報知する音声アナウンスを行う眼科装置に関する。
しかしながら、このような従来の特許文献に開示されている技術にあっても、上記の問題点を解決できるものではなかった。
前記制御部は、取得された被検者の被検眼の虹彩像の欠損の有無により瞬きを行う必要性を判断することを特徴とする。
このような場合にも検者は被検者に対して適時に声掛けを行い、被検者の検眼に要する負担を軽減することが望ましいが、上記のように検者は眼科装置の操作に多忙であり適時の声掛けは困難であったが、請求項6に記載の発明によれば、前記制御部は検査作業が終了する場合には、前記報知手段により検眼作業が終了する旨を被検者に報知するように構成されているため、被検者は適時に検眼作業の終了を認識することが可能となり、被検者にかける負担を軽減することが可能となる。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る眼科装置80は、被検眼Eの眼底Efに光を投影すると共に前記被検眼Eからの戻り光を検出する光学系を有する検査部100と、前記検査部100を被検眼Eに対して位置合わせを行うアライメント系1、2と、検査情報を表示する表示部200、前記検査部100、前記アライメント系1、2及び前記表示部200の作動を制御すると共に前記検査部100により得られた検出結果に基づき被検眼情報を取得する制御部300とを備えている。
図1及び図2は、実施形態に係る眼科装置の構成例を示す。本実施の形態に係る眼科装置80に適用される検査部100は被検眼Eの検査を行うための光学系である。Zアライメント系1、XYアライメント系2、ケラト測定系3、視標投影系4、観察系5、レフ測定投影系6、レフ測定受光系7、及び処理部9を備えている。
処理部9は制御部300の一部を構成し、眼科装置80の各部を制御する。また、処理部9は、各種演算処理を実行可能である。処理部9はプロセッサを含む。プロセッサの機能は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、プログラマブル論理デバイス(例えば、SPLD(Simple Programmable Logic Device)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array))等の回路により実現される。処理部9は、例えば、記憶回路や記憶装置に格納されているプログラムを読み出し実行することにより本実施形態に係る機能を実現する。
観察系5は被検眼Eの前眼部を動画撮影する。被検眼Eの前眼部からの光(赤外光)は、対物レンズ51を通過し、ダイクロイックミラー52及び53を透過し、絞り54の開口を通過する。絞り54の開口を通過した光は、ハーフミラー55を透過し、リレーレンズ56及び57を通過し、結像レンズ58により撮像素子59(エリアセンサ)の撮像面に結像される。撮像素子59は、所定のレートで撮像及び信号出力を行う。
撮像素子59の出力(映像信号)は処理部9に入力される。処理部9は、この映像信号に基づく前眼部像E´を表示部10の表示画面10aに表示させる。前眼部像E´は、例えば赤外動画像である。観察系5は、前眼部を照明するための照明光源を含んでいてもよい。
Zアライメント系1は、観察系5の光軸方向(前後方向、Z方向)におけるアライメントを行うための光(赤外光)を被検眼Eに照射する。Zアライメント光源11から出力された光は、被検眼Eの角膜Kに照射され、角膜Kにより反射され、結像レンズ12によりラインセンサ13に結像される。
角膜頂点の位置が前後方向に変化すると、ラインセンサ13に対する光の投影位置が変化する。処理部9は、ラインセンサ13に対する光の投影位置に基づいて被検眼Eの角膜頂点の位置を求め、これに基づきZアライメントを実行する。
XYアライメント系2は、観察系5の光軸に直交する方向(左右方向(X方向)、上下方向(Y方向))のアライメントを行うための光(赤外光)を被検眼Eに照射する。XYアライメント系2は、ハーフミラー55により観察系5から分岐された光路に設けられたXYアライメント光源21を含む。XYアライメント光源21から出力された光は、ハーフミラー55により反射され、観察系5を通じて被検眼Eに照射される。その角膜Kによる反射光は、観察系5を通じて撮像素子59に導かれる。
ケラト測定系3は、角膜Kの形状を測定するためのリング状光束(赤外光)を角膜Kに投影する。ケラト板31は、対物レンズ51と被検眼Eとの間に配置されている。ケラト板31の背面側(対物レンズ51側)にはケラトリング光源32が設けられている。
ケラトリング光源32からの光でケラト板31を照明することにより、角膜Kにリング状光束が投影される。その反射光(ケラトリング像)は撮像素子59により前眼部像E´と共に検出される。処理部9は、このケラトリング像を基に公知の演算を行うことで角膜形状パラメータを算出する。
視標投影系4は、固視標や自覚検査用視標等の各種視標を被検眼Eに呈示する。光源41から出力された光(可視光)は視標チャート42に照射される。視標チャート42は、例えば透過型の液晶パネルを含み、視標を表すパターンを表示する。
視標チャート42を透過した光は、合焦レンズ43及びVCCレンズ44を通過し、反射ミラー45により反射され、ダイクロイックミラー53により反射され、ダイクロイックミラー52を透過し、対物レンズ51を通過して眼底Efに投影される。光源41及び視標チャート42は、一体となって光軸方向に移動可能である。
レフ測定投影系6及びレフ測定受光系7は他覚屈折測定(レフ測定)に用いられる。レフ測定投影系6は、他覚屈折検査用のリング状光束(赤外光)を眼底Efに投影する。レフ測定受光系7は、このリング状光束の被検眼Eからの戻り光を受光する。
本実施の形態に係る眼科装置80の情報処理系について説明する。眼科装置80の情報処理系の機能的構成の例を図1に示す。情報処理系は、制御部300と、検査部100と、移動機構部500と、表示部200と、操作部400と、音声発生部600と、固視標チャート表示部700とを備えている。
制御部300は、検査部100、移動機構部500、表示部200、音声発生部600、固視標チャート表示部700を作動制御する。
検査部100は、複数の異なる種別の検査を行うことが可能である。図1及び図2に示す構成を有する眼科装置80においては、他覚屈折測定、自覚屈折測定(遠用検査、近用検査、コントラスト検査、グレア検査など)、角膜形状測定を含む、複数の検査を実行することができる。
また、検査部100は、有する光学系によって取得されたデータを解析することにより検査結果を求める機能を含んでよい。その場合、検査部100は、図2に示す処理部9の少なくとも一部を含む。
表示部200は、制御部300による制御に基づき様々な情報を表示する。表示部200は、図2に示す表示部10を含む。
また、操作部400は、タッチパネル式の表示画面10aに表示される各種のソフトウェアキー(ボタン、アイコン、メニュー等)を含んでいる。なお、表示部200及び操作部400の少なくとも一部が一体的に構成されていてよく、その典型例としてタッチパネル式の表示画面10aがある。図3及び図4に示す本実施の形態に係る眼科装置80はこの例を示す。
情報処理系は制御部300を中心に構成される。制御部300は、演算処理や制御処理など、各種の情報処理を実行する。制御部300は、図2に示す処理部9の一部を含んでおり、制御部300は、光学系制御部301と、表示制御部302と、アライメント制御部303と、記憶部304とを備えている。
光学系制御部301は検査部100を制御する。具体的には、光学系制御部301は、光源41及び61、アライメント光源11及び21、ケラト板31のケラトリング光源32、レフ測定投影系6、合焦レンズ43、72、視標チャート42、VCCレンズ44などの作動を制御する。
表示制御部302は、表示部200に対して各種情報を表示させる。本実施形態においては、表示制御部302はタッチパネル式の表示画面10aを有する表示部200(表示部10)に被検眼の画像を表示させる。
被検眼Eのリアルタイム画像は、撮像素子59の検出結果により得られる前眼部像E´であってよい。表示制御部302は、さらに、被検眼Eの画像に重畳してアライメントマークALを表示させてもよい。表示制御部302は、さらに、被検眼Eの画像に重畳して視標像Brを表示させてもよい。
測定パターン像は、リング状の測定パターン光が投影された被検眼Eの眼底Efからの戻り光により撮像素子59に結像された像である。検者は、指示入力部に対して合焦レンズ43及び合焦レンズ72を光軸方向に移動させるための指示操作を行うことが可能である。
検者は、移行指示入力部に対して雲霧視状態に移行させるための指示操作を行うことが可能である。また、検者は、キャプチャー指示入力部に対して被検眼の画像や測定パターン像を静止画としてキャプチャーするための指示操作を行うことが可能である。
本実施の形態に係る眼科装置80にあっては、前記制御部300が、検眼作業を行うに際し、被検者が瞬きをしていないと判断した場合であって瞬きの必要があると判断した場合には、制御部300の指示により被検者に瞬きを行う必要があることを報知する報知手段を備えている。
被検者は、顔受けフレーム部83の上端部に設けられた額当て部87に当て、顔を固定した状態で検査を行うと共に、検者はUI部85により装置の操作を行い、検査において被検者から取得した画像を確認しつつ検査、撮影、測定を行う。
本実施の形態に係る眼科装置80にあっては、側方フレーム部18、18には、夫々、内方へ指向するスピーカ601、601が内蔵されている。
従って、被検者22が検査に際して、顎受け部84に顎を載せると共に、頭部の額を額当て部87に当接させた状態で頭部を顔受けフレーム部83内に配置した場合には、図4に示すように、スピーカ601、601は被検者22の両耳のほぼ側方に配置されるように構成されている。
即ち、図5は、被検者22が検査眼孔86を覗いた際に視認できる固視標15を示す。この固視標15の背景図に、例えば、「まもなく測定(撮影)が始まります。一度、瞬きをしてください」等の報知文字16を表示し、被検者22に瞬きの必要性を促してもよい。
制御部300を構成する処理部9はケラトリング像33の情報に基づき、ケラトリング像33が部分的に欠けていることを検知した場合には、処理部9を含む制御部300は、被検者22の瞼が下がっているか、又は瞼が半ば閉じている状態であると判断し、報知手段による瞬きの報知を報知手段としての音声発生部600又は個視標チャート表示部700に対して、音声を発生する、もしくは報知文字を表示する旨の指示を行い、スピーカ601により音声を発生するか、又は、固視標文字を表示すること等により被検者に瞬きを行う必要があることを報知する。
アライメント光点が輝点像Brとして撮像素子59により認識できない場合には、処理部9を含む制御部300は、前記同様に被検者22の瞼が下がっているか、又は瞼が半ば閉じている状態であると判断し、報知手段による瞬きの報知を報知手段としての音声発生部600又は個視標チャート表示部700に対して音声を発生、もしくは報知文字を表示する旨の指示を行い、スピーカ601により音声を発生するか、又は、固視標15上に報知文字16を表示することにより被検者に瞬きを行う必要があることを報知する。
即ち、図6に示すように、被検眼Eの前眼部からの光は、観察系5を構成する対物レンズ51を介して撮像素子(エリアセンサ)59が検知し、処理部9は前眼部像E´として認識する。
この場合、処理部9を含む制御部300は、前眼部像E´において虹彩像17が部分的に欠損している、と認識した場合には、前記同様に瞼が下がっているか、又は瞼が半ば閉じている状態であると判断し、報知手段による瞬きの報知を報知手段としての音声発生部600又は個視標チャート表示部700に対して、音声を発生する、もしくは報知文字16を表示する旨の指示を行い、スピーカ601により音声を発生するか、又は、固視標15上に報知文字16を表示することにより被検者22に瞬きを行う必要があることを報知する。
即ち、前記同様に、図6に示すように、被検眼Eの前眼部からの光は、観察系5を構成する対物レンズ51を介して撮像素子(エリアセンサ)59が検知し、処理部9は前眼部像E´として認識するが、処理部9が、前眼部像E´において涙の流出により前眼部像E´が滲んでいると認識する場合がある。
このような場合では、処理部9を含む制御部300は、滲みの程度が大きいと判断した場合には、前記同様に被検者22の瞼が下がっているか、又は瞼が半ば閉じている状態であると判断し、報知手段による瞬きの報知を報知手段としての音声発生部600又は個視標チャート表示部700に対して、音声を発生する、もしくは報知文字を表示する旨の指示を行い、スピーカ601により音声を発生するか、又は、固視標15上に報知文字16を表示することにより被検者22に瞬きを行う必要があることを報知する。
即ち、制御部300は、検査部100により被検眼Eの検査、測定、撮影が終了し、検査情報の取得が完了した場合には、検査の終了をスピーカ601による音声又は固視標15上に表示された報知文字を介して被検者に報知する。
次に、本実施の形態に係る眼科装置80を使用して検眼作業を行う場合の手順について説明する。
図7に示すように、被検者22は、眼科装置80の前に着座して、頭部を、顎を顎受け部84に乗せると共に額を額当て部87に押し当てた状態で検査眼孔86を一方の眼で覗き込みつつ待機する。検者はこの状態を確認した上で眼科装置80のスタートボタンをオン操作することにより検眼作業が開始する。
次に、被検者22がこの段階で瞬きを行ったか否かを「瞬き検知」の有無により確認する(S2)。
即ち、図2に示すように、検査部100を構成する撮像素子59は光源11、21、32から角膜Kに対して照射された光の戻り光により前眼部像を撮影しており、処理部9を含む制御部300はその前眼部像情報に基づき、被検者が瞬きを行ったか否か、を確認する。制御部300が被検者の瞬きを検知した場合には、検査、測定、撮影の条件は整っていることから被検眼Eの測定、撮影に進む(S3)。
この「瞬き誘導要否判定」は、上記のように、ケラトリング光源32からの光の照射により被検者の検眼Eの角膜Kに投影されたリング状光束はケラトリング像33として前眼部像E´と共に検出され、このケラトリング像33の欠損の如何により瞬きを行う必要性を判断するか、又はアライメント用光源11、21からの光の照射により被検者の検眼Eの角膜Kに投影されたアライメント光点は輝点像Brとして前眼部像E´と共に検出され、この輝点像Brの認識の有無により瞬きを行う必要性を判断するか、又は、被検眼情報に基づき虹彩像17の欠損の有無により瞬きを行う必要性を判断する。
制御部300が上記判定基準に基づき判断し、「瞬き報知の必要がない」と判断した場合には、検眼Eの検査、測定、撮影作業を行える、と判断し、検査、測定、撮影を行う(S3)。
一方、制御部300が上記判定基準に基づき判断し、「瞬きの報知の必要がある」と判断した場合には、記憶部304に格納された音声情報の中か該当する音声情報を選択し、音声発生部600に対して特定した音声情報、例えば、「まもなく測定(撮影)が始まります。一度、瞬きをしてください」という音声を、顔受けフレーム部83の側方フレーム部18、18に内蔵されたスピーカ601、601を介して被検者に対して発して「瞬き報知」を行う。
一方、処理部9を含む制御部300が被検者の瞬きを撮像素子59により取得された前眼部画像情報に基づき検知しなかった場合には(S7)、制御部300は再度、「瞬き報知」を行い、被検者に瞬きを行うことを誘導する(S6)。
この作業は被検者が瞬きを行ったことを検知するまで繰り返される。
検眼開始スイッチ部23は、ベース部81及び測定ヘッド部82とは別個に構成されたリモートスイッチとして形成され、ベース部81及び測定ヘッド部82に接続された電気ケーブル24及びスイッチ本体25とを備えており、眼科装置30の前に着座した被検者22が把持しやすい位置に配置されている。
また、顔受けフレーム部83には、制御部300の指示に基づき、報知手段による報知がされた場合であってもなお被検者22の瞬きがされない場合に被検者22の瞼を開かせる開瞼機構27を備えている。その他の構成については、第一実施の形態に係る眼科装置80と同一である。
制御部300が顎乗せ検知手段26が被検者22が顎受け部84に顎を乗せたことを検知した旨の信号を受信した場合には、眼科装置40へ主電源を供給させて眼科装置40を起動させる(S11)。
次に、制御部300は検査部100へ制御信号を送信し、移動機構部500を起動させて自動的にアライメント(オートアライメント)を開始する(S1)。
駆動部34は適宜の電動アクチュエータからなりアーム部29を前後動及び上下動させうるように構成されている。また、アーム部29は逆L字状に形成されており先端部には係止部35が設けられ、必要時には係止部35が瞼28に係止して瞼28を強制的に上方へ引き上げうるように構成されている。
即ち、制御部300は、ケラトリング像の欠落の有無、アライメント光点の認識の有無、虹彩像の欠損の有無、又は前眼部の滲みの程度に基づき瞬き行うことを被検者22に報知するか否か、を判断する(S5)。
即ち、図12及び図13に示すように、開瞼機構27が作動した場合には、駆動部34はアーム部29を、まずZ軸方向(装置前後方向)において被検者22方向に移動させ、被検者22の瞼28に接近させて係止部35を被検者22の瞼28に係止させる。
その後、駆動部34はアーム部29をY軸方向(装置上下方向)において上方に移動させて瞼28を引き上げる。これにより被検者22の瞼28は強制的に開かされ、測定、撮影作業を行う前提条件が確保される。その後、制御部300は開瞼機構27の作動完了を確認した後、検査部100による測定、撮影作業を行う(S3)。
2 XYアライメント系
3 ケラト測定系
4 固視標投影系
5 観察系
6 レフ測定投影系
7 レフ測定受光系
9 処理部
10 表示部
11 Zアライメント光源
12 結像レンズ
13 ラインセンサ
15 固視標
16 報知文字
17 虹彩像
18 側方フレーム部
19 上方フレーム部
20 ベース支持部
21 XYアライメント光源
22 被検者
23 検眼開始スイッチ部
24 電気ケーブル
25 スイッチ本体
26 顎乗せ検知手段
27 開瞼機構
28 瞼
29 アーム部
30 眼科装置
31 ケラト板
32 ケラトリング
33 ケラトリング像
34 駆動部
35 係止部
40 眼科装置
41 光源
42 視標チャート
43 合焦レンズ
44 VCCレンズ
45 反射ミラー
52 ダイクロイックミラー
53 ダイクロイックミラー
54 反射ミラー
55 ハーフミラー
56 リレーレンズ
57 リレーレンズ
58 結像レンズ
59 撮像素子(エリアセンサ)
61 レフ測定光源
62 コンデンサレンズ
63 反射ミラー
64A 円錐プリズム
64B リレーレンズ
65 穴開きプリズム
66 ロータリープリズム
67 クイックリターンミラー
71 リレーレンズ
72 合焦レンズ
73 結像レンズ
74 撮像素子
80 眼科装置
81 ベース部
82 測定ヘッド部
83 顔受けフレーム部
84 顎受け部
85 UI部
86 検査眼孔
87 額当て部
100 検査部
200 表示部
300 制御部
301 光学制御部
302 表示制御部
303 アライメント制御部
304 記憶部
400 操作部
401 検眼開始手段
500 移動機構部
600 音声発生部
601 スピーカ
E 被検眼
E´ 被検眼像
Br 輝点像
AL アライメントマーク
Claims (6)
- 被検眼の他覚検査及び/又は自覚検査のための検査部と、前記検査部を被検眼に対して位置合わせを行うアライメント部と、検査情報を表示する表示部と、前記被検眼の角膜にリング状光束を照射するケラトリング光源と、前記検査部、前記アライメント部及び前記表示部の作動を制御すると共に前記検査部により得られた検出結果に基づき被検眼情報を取得する制御部と、前記制御部が検眼作業を行うに際し、被検者が瞬きをしていないと判断した場合であって瞬きの必要があると判断した場合には、前記制御部の指示に基づき被検者に報知する報知手段とを備え、
前記検査部は、前記被検者の前眼部を撮像する撮像部を備え、
前記制御部は、前記撮像部で撮像した前記ケラトリング光源からのリング状光束の照射により被検眼の角膜に投影されたリング状光束の欠損の如何により瞬きを行う必要性を判断することを特徴とする眼科装置。 - 被検眼の他覚検査及び/又は自覚検査のための検査部と、前記検査部を被検眼に対して位置合わせを行うアライメント部と、検査情報を表示する表示部と、アライメント用光源と、前記検査部、前記アライメント部及び前記表示部の作動を制御すると共に前記検査部により得られた検出結果に基づき被検眼情報を取得する制御部と、前記制御部が検眼作業を行うに際し、被検者が瞬きをしていないと判断した場合であって瞬きの必要があると判断した場合には、前記制御部の指示に基づき被検者に報知する報知手段とを備え、
前記検査部は、前記被検者の前眼部を撮像する撮像部を備え、
前記制御部は、前記アライメント用光源からの光の照射により被検眼の角膜に投影されたアライメント光点の認識の有無により瞬きを行う必要性を判断することを特徴とする眼科装置。 - 検眼の他覚検査及び/又は自覚検査のための検査部と、前記検査部を被検眼に対して位置合わせを行うアライメント部と、検査情報を表示する表示部と、前記検査部、前記アライメント部及び前記表示部の作動を制御すると共に前記検査部により得られた検出結果に基づき被検眼情報を取得する制御部と、前記制御部が検眼作業を行うに際し、被検者が瞬きをしていないと判断した場合であって瞬きの必要があると判断した場合には、前記制御部の指示に基づき被検者に報知する報知手段とを備え、
前記検査部は、前記被検者の前眼部を撮像する撮像部を備え、
前記制御部は、取得された被検者の被検眼の虹彩像の欠損の有無により瞬きを行う必要性を判断することを特徴とする眼科装置。 - 前記報知手段は、眼科装置本体の被検者側に設けられた顔受けフレーム部に装備されたスピーカであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の眼科装置。
- 前記報知手段は、光学系部により被検者に提示される固視標であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の眼科装置。
- 前記制御部は検査作業が終了する場合には、前記報知手段により検眼作業が終了する旨を被検者に報知することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の眼科装置。
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