JP6968494B2 - Movable home fence - Google Patents
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Description
この発明は、可動ホーム柵に関する。 The present invention relates to a movable home fence.
可動ホーム柵は、鉄道駅のプラットホームに設置されて、鉄道車両の発着に合わせて開閉される一種の自動ドア装置である。可動ホーム柵は、プラットホームに固定される固定部と、固定部に進退自在に支持される扉体を備えている。 The movable platform fence is a kind of automatic door device installed on the platform of a railway station and opened and closed according to the arrival and departure of railway vehicles. The movable platform fence has a fixed portion fixed to the platform and a door body that is freely supported by the fixed portion.
特許文献1に記載の可動ホーム柵の固定部は、設置場所に立設される柱状部材(縦パイプ)と、柱状部材に固定される、上部横フレームと下部横フレーム(横パイプ)と、を有している。上部横フレームと下部横フレームは、上下方向に間隔を空けて平行に配置されていて、両者の間には、扉体(扉)が配置されて、固定部に進退自在に支持されている。そして、この可動ホーム柵の固定部には、固定部のホーム側の正面を覆うパネルが固定されている(第0124〜0130段落、図16)。
The fixing portion of the movable home fence described in
特許文献1に記載の可動ホーム柵は、戸袋を床面に据え置きするタイプの従来の可動ホーム柵に比べて、重量を軽くすることができる。可動ホーム柵の重量を軽くすれば、製造や設置工事に掛かるコストを低減できる。
The movable home fence described in
特許文献1に記載の可動ホーム柵の固定部には、モーター6、タイミングベルト7、プーリー8が固定されている。これらは、扉体を固定部に対して進退させる駆動装置として機能する。駆動装置は、定期的に保守点検を行う必要があって、そのために、可動ホーム柵の外部から駆動装置へアクセスする必要がある。また、安全性と作業性を確保するために、駆動装置へのアクセスは、ホーム側から行うことが望ましい。特許文献1の図16に記載の可動ホーム柵のように、可動ホーム柵のホーム側の正面がパネルで覆われている場合に、ホーム側から駆動装置にアクセスしようとすれば、パネルを固定部から取り外す必要がある。また、駆動装置の点検や保守が終了した後に、パネルを再び、固定部に取り付ける必要がある。
A
しかしながら、パネルは大型の部材であって、相当の重量を有している。特に、パネルをガラス系の材料で構成する場合、パネルの重量は、更に増加する。このような、大きな重量を有するパネルを人力で着脱することは容易ではなく、相当の困難を伴う。このように、固定部のホーム側の正面がパネルで覆われる可動ホーム柵においては、外部から駆動装置へのアクセスが難しいという問題が存在する。そのために、駆動装置の保守点検作業に手間が掛かるという問題が存在する。 However, the panel is a large member and has a considerable weight. In particular, when the panel is made of a glass-based material, the weight of the panel is further increased. It is not easy to manually attach and detach such a panel having a large weight, and it is accompanied by considerable difficulty. As described above, in the movable home fence in which the front surface of the fixed portion on the home side is covered with a panel, there is a problem that it is difficult to access the drive device from the outside. Therefore, there is a problem that the maintenance and inspection work of the drive device is troublesome.
この発明は上記の課題を解決するためにされたものであり、固定部のホーム側の正面がパネルで覆われる可動ホーム柵であって、外部空間から駆動装置へのアクセスが容易な可動ホーム柵を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and is a movable home fence in which the front surface of the fixed portion on the home side is covered with a panel, and the movable home fence is easily accessible from the external space to the drive device. The purpose is to provide.
この発明に係る可動ホーム柵は、設置場所に立設される2本の柱状部材と、上下方向に間隔を空けて柱状部材に固定される、上部横フレームと下部横フレームと、を有する固定部と、上部横フレームと下部横フレームの間に配置されて、固定部に進退自在に支持される扉体と、固定部に固定されて、扉体を固定部に対して進退させる駆動装置と、固定部のホーム側の正面を覆うパネルと、開放位置と閉鎖位置の間を移動自在に、固定部に取り付けられて、開放位置にある時に、固定部の高さ方向において、上部横フレームの上端から下部横フレームの下端までの全範囲で、外部空間から駆動装置へのアクセスを可能にするアクセス手段を備え、2本の柱状部材は、扉体が進退する方向における上部横フレームと下部横フレームの両端に設けられる。アクセス手段は、固定部をホーム側から見る場合における固定部の幅方向における固定部の一方端を含む幅方向の領域で、固定部の内部空間へのアクセスを可能にして、駆動装置へのアクセスを可能にする第1のアクセス手段と、幅方向における固定部の他方端を含む幅方向の領域で、固定部の内部空間へのアクセスを可能にする第2のアクセス手段と、を含む。 The movable home fence according to the present invention has a fixing portion having two columnar members erected at the installation location and an upper horizontal frame and a lower horizontal frame fixed to the columnar members at intervals in the vertical direction. A door body that is placed between the upper horizontal frame and the lower horizontal frame and is freely supported by the fixed portion, and a drive device that is fixed to the fixed portion and advances and retreats the door body with respect to the fixed portion. The panel that covers the front of the fixed part on the home side and the panel that can be moved between the open position and the closed position are attached to the fixed part, and when in the open position, the upper end of the upper horizontal frame in the height direction of the fixed part. It is equipped with an access means that enables access to the drive device from the external space in the entire range from the lower end to the lower end of the lower horizontal frame, and the two columnar members are the upper horizontal frame and the lower horizontal frame in the direction in which the door body advances and retreats. It is provided at both ends of the door. The access means is an area in the width direction including one end of the fixed portion in the width direction of the fixed portion when the fixed portion is viewed from the home side, and enables access to the internal space of the fixed portion to access the drive device . The present invention includes a first access means for enabling access to the internal space of the fixed portion in a region in the width direction including the other end of the fixed portion in the width direction.
この発明に係る可動ホーム柵は、設置場所に立設される柱状部材と、上下方向に間隔を空けて柱状部材に固定される、上部横フレームと下部横フレームと、を有する固定部と、上部横フレームと下部横フレームの間に配置されて、固定部に進退自在に支持される扉体と、固定部に固定されて、扉体を固定部に対して進退させる駆動装置と、固定部のホーム側の正面を覆うパネルを備えるとともに、パネルは、扉体が進退する方向に平行に、移動自在に固定部に支持されている。 The movable home fence according to the present invention has a fixed portion having a columnar member erected at the installation location, an upper horizontal frame and a lower horizontal frame fixed to the columnar member at intervals in the vertical direction, and an upper portion. A door body that is placed between the horizontal frame and the lower horizontal frame and is freely supported by the fixed portion, a drive device that is fixed to the fixed portion and moves the door body forward and backward with respect to the fixed portion, and a fixed portion. A panel covering the front surface on the home side is provided, and the panel is movably supported by a fixed portion in parallel with the direction in which the door body advances and retreats.
この発明によれば、可動ホーム柵に、外部空間から駆動装置へのアクセスを可能にするアクセス手段を備えるので、パネルを固定部から取り外すことなしに、駆動装置にアクセスして、駆動装置の保守点検を行うことができる。また、パネルが、扉体の進退方向に平行に自在に移動できるように支持されるので、パネルを固定部から取り外すことなしに、パネルを扉体の進退方向に平行に移動させて、駆動装置にアクセスして、駆動装置の保守点検を行うことができる。そのため、駆動装置の保守点検が容易な可動ホーム柵が実現される。 According to the present invention, since the movable home fence is provided with an access means that enables access to the drive device from the external space, the drive device can be accessed and the maintenance of the drive device can be performed without removing the panel from the fixed portion. Can be inspected. Further, since the panel is supported so as to be able to freely move in parallel with the advancing / retreating direction of the door body, the panel can be moved in parallel with the advancing / retreating direction of the door body without removing the panel from the fixed portion to drive the drive device. Can be accessed to perform maintenance and inspection of the drive unit. Therefore, a movable home fence that facilitates maintenance and inspection of the drive device is realized.
以下、本発明の実施形態に係る可動ホーム柵について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図面においては、同一または同等の部分に同一の符号を付している。 Hereinafter, the movable platform fence according to the embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In each drawing, the same or equivalent parts are designated by the same reference numerals.
(第1の実施形態)
図1(A)は本発明の第1の実施形態に係る可動ホーム柵1をホーム側から見た正面図であり、図1(B)は可動ホーム柵1の側面図である。図1(A),(B)に示すように、可動ホーム柵1は、鉄道駅のプラットホームの床面2に固定された固定部3と、固定部3に進退自在に取り付けられて、図示しない列車の乗降口を開閉する扉体4とを備える。固定部3は床面2に立設固定された2本の柱状部材5と、柱状部材5に固定された上部横フレーム6と下部横フレーム7を備えている。上部横フレーム6と下部横フレーム7は上下方向に間隔を空けて配置されていて、上部横フレーム6と下部横フレーム7の間には扉体4が配置されている。
(First Embodiment)
FIG. 1A is a front view of the
なお、扉体4は、上下に間隔を空けて配置された横枠4h、4lと、戸先側において横枠4h、4lを互いに連結する縦枠4vとで構成されている。つまり、扉体4は、「U」字形のフレームを横倒した枠組で構成されている。
The
図1(A),(B)に示すように、可動ホーム柵1のホーム側の正面には、パネル8とアクセスドア9が取り付けられている。パネル8は、固定部3のホーム側の正面を覆う板状の部材であって、固定部3に固定されている。アクセスドア9は、固定部3のホーム側の正面の、後述する駆動装置を覆う位置に配置された板状の部材であって、ヒンジ10を介して、固定部3に取り付けられている。つまり、アクセスドア9は、ヒンジ10回りに揺動する開き戸である。
As shown in FIGS. 1A and 1B, a
図1(C),(D)は可動ホーム柵1の内部構造と作用を説明する図である。図1(C)は扉体4が固定部3の中に引き込まれた状態、つまり、全開状態にある可動ホーム柵1を、図1(D)は扉体4が固定部3の外に引き出された状態、つまり、全閉状態にある可動ホーム柵1を、それぞれ示している。図1(C),(D)に示すように、可動ホーム柵1の上部横フレーム6には、扉体4が進退する方向に延びるリニアガイドレール11が固定されている。リニアガイドレール11には2個のリニアガイドブロック12が摺動自在に取り付けられていて、リニアガイドブロック12は扉体4に固定されている。つまり、扉体4はリニアガイドブロック12を介して、リニアガイドレール11に摺動自在に支持されている。このように、扉体4は、リニアガイドブロック12とリニアガイドレール11を介して固定部3に支持されているので、固定部3に対して自在に進退することができる。そのため、扉体4は、図1(C)に示す位置と図1(D)に示す位置の間で自在に移動することができる。
1 (C) and 1 (D) are diagrams illustrating the internal structure and operation of the
図1(C),(D)に示すように、可動ホーム柵1の固定部3には、ピニオン13と、ピニオン13を回転駆動する電動機14が固定されている。ピニオン13には可撓性ラック15が噛み合わされている。可撓性ラック15の一方の端はクランプ16を介して扉体4に固定されている。固定部3には、ピニオン13とクランプ16の間において、可撓性ラック15が撓まないように支持するラック案内体17が固定されている。可撓性ラック15の他方の端は、固定部3に固定されたラック収容体18の中に引き込まれている。ラック収容体18は可撓性ラック15を収容する鞘状の部材である。このように、可撓性ラック15の一端は、クランプ16を介して扉体4に固定されていて、そこからラック案内体17に支持されて、図の左方向に延びてピニオン13に噛み合わされて、更に図の左方向に延びて、ラック収容体18の中に延びている。なお、可撓性ラック15は一種の歯付ベルトであって、張力だけでなく、推力を伝達できる。
As shown in FIGS. 1C and 1D, a
このように構成されているので、図1(C)に示す状態において、電動機14を動作させて、ピニオン13を時計回りに、つまり矢印CWで示す方向に回転させると、可撓性ラック15はラック収容体18から引き出される方向に移動する。その結果、扉体4は可撓性ラック15に押されて、矢印OUTで示す方向に移動する。つまり、扉体4は通路を閉鎖する方向に移動する。図1(D)に示す状態において、電動機14を動作させて、ピニオン13を反時計回りに、つまり矢印CCWで示す方向に回転させると、可撓性ラック15はラック収容体18に押し込まれる方向に移動する。その結果、扉体4は可撓性ラック15に引っ張られて、矢印INで示す方向に移動する。つまり、扉体4は通路を開放する方向に移動する。このように、扉体4は、電動機14によって駆動されて、固定部3に対して進退して、通路を開放及び閉鎖することができる。
Since it is configured in this way, in the state shown in FIG. 1C, when the
また、可動ホーム柵1は、電動機14を制御する、図示しない制御装置を備えていて、制御装置は固定部3に固定されている。本明細書では、ピニオン13、電動機14、可撓性ラック15を含む機械装置と、制御装置のような電気電子装置を総称して、駆動装置と呼ぶ。つまり、扉体4の動作に関与する機械装置と電気電子装置を総称して駆動装置と呼ぶ。
Further, the
図1(C),(D)に示すように、アクセスドア9は、ピニオン13と電動機14をカバーする位置に配置されている。そのため、図2(A)に示すように、アクセスドア9をヒンジ10の回りに揺動させて、ホーム側に振り出すと、可動ホーム柵1の外部から、ピニオン13と電動機14にアクセスすることが可能になるので、ピニオン13と電動機14の点検や保守を行うことが可能になる。つまり、可動ホーム柵1の駆動装置の点検や保守を行うことが可能になる。アクセスドア9を開放すれば、可動ホーム柵1の外部から駆動装置へのアクセスが可能になり、アクセスドア9を閉鎖すれば、駆動装置へのアクセスが防止される。また、ピニオン13と電動機14の点検や保守を行う場合には、パネル8を取り外す必要がない。
As shown in FIGS. 1C and 1D, the
なお、アクセスドア9はヒンジ10を介して固定部3に取り付けられるものには限定されない。アクセスドア9を、図示しないスライドレールを介して、固定部3に取り付けて、扉体4が進退する方向と平行にアクセスドア9がスライドするようにしても良い。つまり、アクセスドア9を引き戸にしても良い。
The
このように、アクセスドア9は、開放位置と閉鎖位置の間を移動自在に、固定部3に取り付けられて、開放位置にある時に、外部空間から駆動装置へのアクセスを可能にするアクセス手段として機能する。アクセスドア9が開放位置にある時、つまりアクセスドア9が図2(A)又は図2(B)に示す状態にある時、可動ホーム柵1の外部からピニオン13や電動機14へのアクセスが可能になる。アクセスドア9が閉鎖位置にある時、つまりアクセスドア9が図1(A)に示す状態にある時、可動ホーム柵1の外部からピニオン13や電動機14へのアクセスが防止される。
As described above, the
なお、ピニオン13、電動機14、可撓性ラック15、クランプ16、ラック収容体18は、全て、ホーム側から見て扉体4の手前に配置されている。そのため、扉体4が、全開、全閉いずれの位置にあっても、扉体4がこれらの部品へのアクセスの障害になることがない。つまり、アクセスドア9を開けるだけで、これらの部品に直接アクセスすることができる。また、アクセスドア9は、上部横フレーム6の上端面と下部横フレーム7の下端面の間の全体をカバーしている。つまり、アクセスドア9は、高さ方向において固定部3の全体を覆っている。そのため、アクセスドア9を開けて、ラック収容体18を取り外すだけで、可撓性ラック15の広い範囲を目視で点検できる。また、可撓性ラック15の交換を容易に行える。
The
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る可動ホーム柵1は、図3(A),(B)に示すように、2枚の扉体4a,4bを備えている。また、可動ホーム柵1は上部横フレーム6と下部横フレーム7(図3において図示せず)の組を2組備えている。扉体4a,4bは該組のそれぞれに支持されて、互いに固定部3の反対側に配置されている。固定部3のホーム側の正面には、パネル8が固定され。パネル8の左右には、アクセスドア9a,9bが配置されていて、それぞれヒンジ10を介して固定部3に取り付けられている。アクセスドア9aは扉体4aを駆動する駆動装置19aを、アクセスドア9bは扉体4bを駆動する駆動装置19bを、それぞれカバーしている。また、2組の上部横フレーム6と下部横フレーム7の組の間には、ホーム上にいる乗客に各種の情報を提供するディスプレイ装置20が配置されている。パネル8は透明な素材で構成されていて、ホーム上にいる乗客は、ディスプレイ装置20に表示される画像や映像をパネル8越しに視認することができる。また、上部横フレーム6と下部横フレーム7の組の間にディスプレイ装置20を備える代わりに、パネル8にディスプレイ装置20を取り付けても良い。あるいは、パネル8に代えて、ディスプレイ装置20を固定部3のホーム側の正面に固定するようにしても良い。
(Second embodiment)
As shown in FIGS. 3A and 3B, the
なお、第2の実施形態に係る可動ホーム柵1の扉体4は、第1の実施形態に係る可動ホーム柵1の扉体4と同様に、上下に間隔を空けて配置された横枠4h、4lと、戸先側において横枠4h、4lを互いに連結する縦枠4vとで構成されている。つまり、扉体4は、「U」字形のフレームを横倒した枠組で構成されている。そして、ディスプレイ装置20は、高さ方向において、横枠4h、4lの間に位置するように配置されている。そのため、扉体4が全開位置にあっても、扉体4は、ディスプレイ装置20に表示される画像や映像をホーム側から見る場合の障害にはならない。つまり、ディスプレイ装置20に表示される画像や映像を扉体4越しにホーム側から視認することができる。また、横枠4h、4lの間にパネル状の部材を取り付ける場合や、扉体4の全体をパネル状の部材で構成する場合は、当該部材を透明な素材で構成すれば良い。
The
前述したように、アクセスドア9a,9bは、それぞれヒンジ10を介して固定部3に取り付けられているので、図3(B)に示すように、アクセスドア9a,9bをヒンジ10の回りに揺動させて、アクセスドア9a,9bを開閉することができる。アクセスドア9aを開放すれば、可動ホーム柵1の外部から、扉体4aを駆動する駆動装置19aにアクセスして、駆動装置19aの保守や点検を行うことができる。アクセスドア9bを開放すれば、可動ホーム柵1の外部から、扉体4bを駆動する駆動装置19bにアクセスして、駆動装置19bの保守や点検を行うことができる。
As described above, since the
パネル8を図示しないスライドレールを介して、固定部3に取り付けて、扉体4が進退する方向と平行にパネル8がスライドするようにしても良い。このような構成を選択すれば、図4(A)に示すように、固定部3のホーム側の正面を大きく開放できるので、固定部3に取り付けられた各種機器の点検と保守がさらに容易になる。また、比較的頻繁に実施される点検項目については、アクセスドア9a,9bを開放するだけで実施できるように、アクセスドア9a,9bの寸法と配置を選択し、実施頻度の小さい大規模な点検修理については、パネル8をスライドさせて行うように設計することもできる。また、ヒンジ10を上部横フレーム6の上端面と下部横フレーム7の下端面に取り付けて、パネル8をスライドさせる場合に、2個のヒンジ10の間をパネル8が通り抜けられるようにしても良い。このようにすれば、パネル8を固定部3に対してスライドさせて、固定部3から完全に取り外すことができる。またヒンジ10に代えてスイング機構を介して、アクセスドア9a,9bを固定部3に取り付けるようにしても良い。スイング機構を介して、パネル8を固定部3に取り付けるようにしても良い。
The
第1の実施形態の場合と同様に、アクセスドア9a,9bはヒンジ10を介して固定部3に取り付けられるものには限定されない。アクセスドア9a,9bの両方又は一方を、図示しないスライドレールを介して、固定部3に取り付けて、扉体4が進退する方向と平行にスライドするようにしても良い。つまり、アクセスドア9a,9bを引き戸にしても良い。
As in the case of the first embodiment, the
(第3の実施形態)
第2の実施形態においては、2組の上部横フレーム6と下部横フレーム7を柱状部材5のホーム側と軌道側に配置して、ホーム側に配置された上部横フレーム6と下部横フレーム7の組で扉体4aを支持し、軌道側に配置された上部横フレーム6と下部横フレーム7の組で扉体4bを支持する例を示した。第3の実施形態においては、1組の上部横フレーム6と下部横フレーム7で、2枚の扉体4a,4bを支持する例を示す。第3の実施形態に係る可動ホーム柵1は、図5(A),(B)に示すように、上部横フレーム6と下部横フレーム7(図5において図示せず)の組を1組だけ備えている。可動ホーム柵1が備える2枚の扉体4a,4bは、直列に配置されて、この単一の上部横フレーム6と下部横フレーム7の組に支持されている。可動ホーム柵1の固定部3のホーム側の正面の中央には、アクセスドア9a,9bが配置され、それぞれヒンジ10を介して固定部3に取り付けられている。アクセスドア9aは扉体4aを駆動する駆動装置19aを、アクセスドア9bは扉体4bを駆動する駆動装置19bを、それぞれカバーしている。また、可動ホーム柵1の固定部3のホーム側の正面の両端には、アクセスドア9aに隣接してパネル8aが、アクセスドア9bに隣接してパネル8bがそれぞれ配置されている。また、パネル8a,8bは、図示しないスライドレールを介して、固定部3に取り付けられている。そのため、パネル8a,8bを、扉体4が進退する方向と平行にスライドさせることができる。
(Third embodiment)
In the second embodiment, two sets of the upper
第3の実施形態に係る可動ホーム柵1は、上記の構成を備えているので、図5(B)に示すように、アクセスドア9a,9bをヒンジ10の回りに揺動させて、アクセスドア9a,9bを観音開きに開放することができる。アクセスドア9aを開放すれば、可動ホーム柵1の外部から、扉体4aを駆動する駆動装置19aにアクセスして、駆動装置19aの保守や点検を行うことができる。アクセスドア9bを開放すれば、可動ホーム柵1の外部から、扉体4bを駆動する駆動装置19bにアクセスして、駆動装置19bの保守や点検を行うことができる。また、パネル8a,8bを、扉体4が進退する方向と平行にスライドさせて、固定部3のホーム側の正面を大きく開放することができる。そのため、固定部3に取り付けられた各種機器の点検と保守が容易になる。
Since the
第3の実施形態に係る可動ホーム柵1の構成は、前述したものには限定されない。2枚のアクセスドア9a,9bを備える代わりに、図6(A)に示すように、1枚のアクセスドア9を、ヒンジ10を介して固定部3に取り付けるようにしても良い。この場合、アクセスドア9を開放すれば、可動ホーム柵1の外部から、扉体4aを駆動する駆動装置19aと、扉体4bを駆動する駆動装置19bにアクセスすることができる。
The configuration of the
あるいは、2枚のアクセスドア9a,9bを廃止して、図6(B)に示すように、パネル8a,8bで、固定部3のホーム側の正面の全体を覆うようにしても良い。そして、パネル8a,8bを図示しないスライドレールを介して、固定部3に取り付けて、パネル8a,8bが、扉体4が進退する方向と平行にスライドできるようにしても良い。このような構成を選択すれば、パネル8aをスライドさせることによって、扉体4aを駆動する駆動装置19aへの外部からのアクセスが可能になる。また、パネル8bをスライドさせることによって、扉体4bを駆動する駆動装置19bへの外部からのアクセスが可能になる。つまり、この場合、パネル8a,8b自体がアクセス手段として機能する。
Alternatively, the two
(第4の実施形態)
可動ホーム柵1において扉体4の動作に関与する駆動装置19は、上部横フレーム6と下部横フレーム7の間に配置されるものには限られない。電動機14を制御する電気電子装置が上部横フレーム6の上方に配置される場合もある。第4の実施形態においては、駆動装置19が上部横フレーム6の上方に配置される場合の構成例を示す。
(Fourth Embodiment)
The
第4の実施形態に係る可動ホーム柵1においては、図7(A)に示すように、上部横フレーム6の上面に駆動装置19が固定されている。ここで、駆動装置19は可動ホーム柵1が備える図示しない電動機を制御する電気電子装置である。また上部横フレーム6の上面にはフード21が載置されていて、駆動装置19はフード21によって掩蓋される。フード21は、底面のみが開放された箱型の部材であって、軌道側に配置されたヒンジ10を介して、上部横フレーム6に取り付けられていて、ヒンジ10の回りに揺動する。そのため、図7(B)に示すように、フード21はヒンジ10の回りに揺動して、軌道側に跳ね上げられて、開放される。そのため、フード21が開放されると、ホーム側から駆動装置19へ容易にアクセスできる。
In the
図8(A)は、第4の実施形態に係る可動ホーム柵1の部分側面図であって、フード21が開放位置にある状態を示している。また、図8(B)は、可動ホーム柵1の部分側面図であって、フード21が閉鎖位置にある状態を示している。図8(A)に示すように、フード21が開放位置にある時は、リニアガイドレール11とリニアガイドブロック12の端面が露出する。そのため、この状態において、リニアガイドレール11とリニアガイドブロック12の状態を目視で検査することができる。また、リニアガイドレール11とリニアガイドブロック12に対してオイルやグリースを補給することができる。また、図8(B)に示すように、フード21が閉鎖位置にある時は、リニアガイドレール11とリニアガイドブロック12はフード21によってカバーされる。そのため、この状態においては、リニアガイドレール11とリニアガイドブロック12は外部からの不用意なアクセスに対して保護される。このように、フード21は、開放位置と閉鎖位置の間を移動自在に、固定部3に取り付けられて、開放位置にある時に、可動ホーム柵1の外側から駆動装置19へのアクセスを可能にするアクセス手段として機能する。
FIG. 8A is a partial side view of the
なお、一般に、可動ホーム柵1は、列車が走行する際に発生する列車風や、台風のような自然風に起因する強い風圧に曝される。可動ホーム柵1が強い風圧に曝される場合に、構成部品の取り付け強度が低かったり、がたつきがあったりすると、不具合が生じることがある。パネル8を固定部3に着脱自在に取り付けると、パネル8を固定部3に固定する場合に比べて、取り付け強度が低くなる。パネル8を固定部3に着脱自在に取り付けた場合には、パネル8にがたつきが生じることがある。
In general, the
パネル8を固定部3に着脱自在に取り付ける手段としてスナップ錠が知られている。パネル8の固定部3への取り付けにスナップ錠を用いる場合、フード21内にスナップ錠を配置するための空間を確保する必要がある。しかしながら、可動ホーム柵1は小形化が求められている上に、フード21内には既に駆動装置19が配置されているので、フード21内にスナップ錠を配置するための空間を確保することは難しいという問題がある。また、複数個のスナップ錠でパネル8を固定したとしても、パネル8を効果的に固定して、がたつきの発生を抑制することは難しいという問題がある。
A snap lock is known as a means for detachably attaching the
そこで、第4の実施形態に係る可動ホーム柵1においては、以下のような構成を選択することによって、上記の問題を解決している。すなわち、図7(B)と図8(A)に示すように、可動ホーム柵1が備えるパネル8はスライド枠22を介して固定部3に支持されている。フード21の内側の、フード21が閉鎖位置にある場合にパネル8と対面する部位には、クッション部材23が固定されている。そして、図8(B)に示すように、クッション部材23は、フード21が閉鎖位置にある場合に、パネル8に当接して、パネル8を押圧できるような厚さThを有している。
Therefore, in the
第4の実施形態に係る可動ホーム柵1は、上記の構成を備えているので、フード21が開放位置にある場合には、パネル8をスライドさせて、固定部3から取り外すことができる。フード21が閉鎖位置にある場合には、パネル8はクッション部材23に押圧されて固定部3に押し付けられるので、パネル8は固定部3に固定される。また、パネル8のがたつきの発生が抑制される。なお、クッション部材23は、図7(B)に示すように、フード21の長手方向、つまり可動ホーム柵1が設置されるプラットホームの長さ方向に延びている。そのため、フード21が閉鎖位置にある場合に、クッション部材23はパネル8の幅方向の全ての領域で、パネル8に当接して、パネル8を押圧することができる。その結果、パネル8のがたつきの発生は効果的に抑制される。
Since the
以上、説明したように、上記各実施形態に係る可動ホーム柵1においては、アクセスドア9やフード21が、可動ホーム柵1の外部から駆動装置19へのアクセスを可能にするアクセス手段として機能するので、駆動装置19の保守点検を行う際に、可動ホーム柵1の固定部3のホーム側の正面を覆うパネル8を取り外す必要がない。また、第3の実施形態の変形例に係る、図6(B)に示した可動ホーム柵1は、アクセスドア9を備える代わりに、パネル8a,8bを図示しないスライドレールを介して、固定部3に取り付けている。そのため、パネル8a,8bをスライドさせるだけで、つまり、パネル8a,8bを固定部3から取り外すことなしに、可動ホーム柵1の外部から駆動装置19にアクセスすることができる。
As described above, in the
しかしながら、本発明の技術的範囲は、上記各実施形態によっては限定されない。本発明は特許請求の範囲に記載された技術的思想の限りにおいて、自由に応用、変形あるいは改良して、実施することができる。 However, the technical scope of the present invention is not limited by each of the above embodiments. The present invention can be freely applied, modified or improved as far as the technical idea described in the claims is concerned.
固定部3を構成する上部横フレーム6と下部横フレーム7は、図1(B)において図示されたような、溝形の横断面形を有するものには限定されない。上部及び下部横フレーム6,7は、「U」字形の横断面形を有していても良いし、丸パイプや各パイプで構成されていても良い。また、上部横フレーム6と下部横フレーム7の横断面形は、「L」字形であっても良いし、「コ」字形であっても良い。
The upper
扉体4は、上記各実施形態において示したような、「U」字形のフレームを横倒したものに限定されない。扉体4は板状の部材であっても良いし、「U」字形のフレームと板状の部材を組み合わせたものであっても良い。
The
上記各実施形態においては、上部横フレーム6にリニアガイドレール11を固定して、扉体4に固定されたリニアガイドブロック12をリニアガイドレール11に摺動自在に取り付ける例を示した。つまり、扉体4が上部横フレーム6に進退自在に支持される例を示したが、扉体4は上部横フレーム6に進退自在に支持されるものには限定されない。扉体4は下部横フレーム7に進退自在に支持されても良いし、上部横フレーム6と下部横フレーム7の両方に進退自在に支持されても良い。リニアガイドレール11は下部横フレーム7に固定されても良いし、上部横フレーム6と下部横フレーム7の両方に固定されても良い。
In each of the above embodiments, an example is shown in which the
前述したように、固定部3に固定されて、扉体4を固定部3に対して進退させる駆動装置19は、扉体4に直接作用する機械装置には限定されない。機械装置を制御する電気電子装置も駆動装置19に含まれる。また、扉体4に直接作用する機械装置は第1の実施形態において示したような、可撓性ラック15を利用するものには限定されない。該機械装置は、ベルト・プーリ機構、送りねじ、プッシュプルチェーン、油気圧機器を利用するものであっても良い。該機械装置は、扉体4に固定されたラックと、固定部3に固定された電動機で駆動されて前記ラックに噛み合わされるピニオンとで構成されても良い。つまり、該機械装置は、ラック・ピニオン機構を利用するものであっても良い。扉体4はリニアモータで駆動されても良い。
As described above, the
パネル8の素材や性状は、限定されない。パネル8は金属系の材料で構成されても良いし、非金属材料で構成されても良いし、あるいは複合材料で構成されても良い。パネル8を構成する素材は透明な素材であっても良いし、不透明な素材であっても良い。
The material and properties of the
上記実施形態に示したアクセスドア9の配置と寸法とは例示である。アクセスドア9は、高さ方向において固定部3の全体を覆う物には限定されない。アクセスドア9の配置と寸法は、可動ホーム柵1の外部から駆動装置19へのアクセスを可能にするアクセス手段として機能する限りにおいて任意に選択できる。アクセスドア9は高さ方向において固定部3を部分的に覆うものであっても良い。つまり、アクセスドア9の高さ方向の寸法と位置は任意に選択できる。アクセスドア9の幅方向の寸法も任意に選択できる。アクセスドア9の取り付け位置も任意に選択できる。要するに、アクセスドア9の取り付け位置と大きさは、保守点検の対象である駆動装置19の配置や大きさに応じて、任意に選択される。
The arrangement and dimensions of the
上記のように、アクセスドア9の取り付け位置と大きさを、駆動装置19の配置や大きさに応じて最適化するとともに、駆動装置19の配置も最適化することが望ましい。第1の実施形態において示したように、ホーム側から見て扉体4の手前に、駆動装置19が配置されるようにすれば、ホーム側からアクセスドア9を通して駆動装置19にアクセスする場合に、扉体4がどの位置にあっても、扉体4が駆動装置19へのアクセスの障害になることがない。また、駆動装置19以外の部品や部材、つまり保守点検の対象でない部品や部材が、アクセスドア9と駆動装置19の間に配置されないように、部品や部材の配置を選択することが望ましい。
As described above, it is desirable to optimize the mounting position and size of the
上記実施形態においては、フード21が上部横フレーム6の全体を覆う例を示したが、フード21はこのようなものには限定されない。フード21は上部横フレーム6の一部を覆うものであっても良い。フード21を複数の部分に分割して、フード21の一部がヒンジ10を介して上部横フレーム6に取り付けられて、他の部分が上部横フレーム6に固定されていても良い。
In the above embodiment, the example in which the
上記実施形態においては、パネル8が固定部3に固定される場合について説明したが、パネル8を固定部3に固定する手段と固定の態様は限定されない。パネル8は固定部3に溶接あるいは接着によって固定されても良いし、ボルト、ナット、ビスあるいはその他のファスナーを使って固定部3に固定されても良い。また、「固定」は「永久固定」には限定されない。ボルトとナットによる固定のように、必要に応じて、「固定状態」を解除できる場合も「固定」に含まれる。
In the above embodiment, the case where the
パネル8は固定部3に固定されるものには限定されない。パネル8を固定部3に対してスライドさせて、固定部3から完全に取り外すことができるようにすれば、必要に応じて、パネル8を取り外して、大きな開口を得ることができる。この構成を選択すれば、可動ホーム柵1がプラットホームの階段横のような狭隘な場所、つまり開き戸を開放するスペースがない場所に設置されていても、必要に応じて、大きな開口を得ることができる。
The
上記実施形態においては、図1(C)に示すように、可動ホーム柵1が全開状態にあるときも、扉体4の一部がパネル8の横にあって、ホーム側の正面から見える例を示したが、可動ホーム柵1はこのようなものには限定されない。可動ホーム柵1が全開状態にあるときに、扉体4の全体がパネル8の後側つまり軌道側にあるようにしても良い。つまり、可動ホーム柵1が全開状態にあるときに、扉体4がホーム側の正面から見えないようにしても良い。
In the above embodiment, as shown in FIG. 1 (C), even when the
アクセスドア9やフード21がヒンジ10を介して固定部3に取り付けられる場合に、アクセスドア9とヒンジ10の間、フード21とヒンジ10の間、あるいは、ヒンジ10と固定部3の間に、別の部材が介在されていても良い。
When the
本発明は、可動ホーム柵に好適に利用することができる。 The present invention can be suitably used for a movable home fence.
1 可動ホーム柵、2 床面、3 固定部、4,4a,4b 扉体、4h,4l 横枠、4v 縦枠、5 柱状部材、6 上部横フレーム、7 下部横フレーム、8,8a,8b パネル、9,9a,9b,9ab アクセスドア、10 ヒンジ、11 リニアガイドレール、12 リニアガイドブロック、13 ピニオン、14 電動機、15 可撓性ラック、16 クランプ、17 ラック案内体、18 ラック収容体、19,19a,19b 駆動装置、20 ディスプレイ装置、21 フード、22 スライド枠、23 クッション部材
1 Movable platform fence, 2 floor surface, 3 fixed part, 4,4a, 4b door body, 4h, 4l horizontal frame, 4v vertical frame, 5 columnar member, 6 upper horizontal frame, 7 lower horizontal frame, 8,8a, 8b Panels, 9, 9a, 9b, 9ab access doors, 10 hinges, 11 linear guide rails, 12 linear guide blocks, 13 pinions, 14 motors, 15 flexible racks, 16 clamps, 17 rack guides, 18 rack enclosures, 19, 19a, 19b Drive device, 20 Display device, 21 Hood, 22 Slide frame, 23 Cushion member
Claims (6)
前記上部横フレームと前記下部横フレームの間に配置されて、前記固定部に進退自在に支持される扉体と、
前記固定部に固定されて、前記扉体を前記固定部に対して進退させる駆動装置と、
前記固定部のホーム側の正面を覆うパネルと、
開放位置と閉鎖位置の間を移動自在に、前記固定部に取り付けられて、前記開放位置にある時に、前記固定部の高さ方向において、前記上部横フレームの上端から前記下部横フレームの下端までの全範囲で、外部空間から前記駆動装置へのアクセスを可能にするアクセス手段を備え、
前記2本の柱状部材は、前記扉体が進退する方向における前記上部横フレームと前記下部横フレームの両端に設けられ、
前記アクセス手段は、
前記固定部を前記ホーム側から見る場合における前記固定部の幅方向における前記固定部の一方端を含む前記幅方向の領域で、前記固定部の内部空間へのアクセスを可能にして、前記駆動装置へのアクセスを可能にする第1のアクセス手段と、
前記幅方向における前記固定部の他方端を含む前記幅方向の領域で、前記固定部の内部空間へのアクセスを可能にする第2のアクセス手段と、を含む、
可動ホーム柵。 A fixing portion having two columnar members erected at the installation site, an upper horizontal frame and a lower horizontal frame fixed to the columnar members at intervals in the vertical direction.
Wherein is arranged an upper transverse frame between the lower horizontal frame, and the door body which is retractably supported on said fixed part,
A drive device fixed to the fixed portion and advancing and retreating the door body with respect to the fixed portion.
A panel covering the front of the fixed portion on the home side and
It is movably attached to the fixed portion between the open position and the closed position, and when it is in the open position, from the upper end of the upper horizontal frame to the lower end of the lower horizontal frame in the height direction of the fixed portion. Equipped with an access means that enables access to the drive device from the external space in the entire range of
The two columnar members are provided at both ends of the upper horizontal frame and the lower horizontal frame in the direction in which the door body advances and retreats.
The access means is
The drive device enables access to the internal space of the fixed portion in a region in the width direction including one end of the fixed portion in the width direction of the fixed portion when the fixed portion is viewed from the home side. The first means of access that allows access to
A second access means that allows access to the interior space of the fixed portion in the widthwise region including the other end of the fixed portion in the width direction.
Movable home fence.
請求項1に記載の可動ホーム柵。 The access means is an access door that is openably and closably attached to the front surface of the fixed portion on the home side.
The movable home fence according to claim 1.
請求項2に記載の可動ホーム柵。 The access door is a hinged door supported by the fixing portion via a hinge.
The movable home fence according to claim 2.
請求項2に記載の可動ホーム柵。 The access door is a sliding door that is movably supported by the fixed portion in parallel with the direction in which the door body moves forward and backward.
The movable home fence according to claim 2.
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の可動ホーム柵。 The panel is fixed to the fixing portion,
The movable platform fence according to any one of claims 1 to 4.
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の可動ホーム柵。 The panel is movably supported by the fixing portion in parallel with the direction in which the door body advances and retreats.
The movable platform fence according to any one of claims 1 to 4.
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