JP6966494B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、衣類等の洗濯を行う洗濯機に関する。
特許文献1には、「洗濯脱水槽内に温水を霧状に噴射する洗濯機において、外部からの水の供給が停止又は不足しているときのヒータの異常加熱を防止する。」と記載されている。
特開2006−51293号公報
しかし、特許文献1は、ヒータによってある空間に溜められた水を加熱する際に、その空間内にヒータが空焚きしない量の水が存在しているかどうかを水位センサーによって判定し、その水の量がヒータの異常加熱の原因になるかを判断しているため、例えば水位センサーが故障した場合や水位センサー水位検知信号を正しく発信できなくなった場合(たとえば異物の発生による水位読取値の誤差等)、このような判断が適切になされず、ヒータが空焚き状態で加熱し、最悪製品の発火に至る可能性があった。
そこで、本発明は、水位検知部が正しく動作しない場合でも水加熱部の異常加熱を適切に防止可能な洗濯機を提供することを目的とする。
このような課題を解決するために、例えば、本発明に係る洗濯機は、水を溜める外槽と、外槽内に回転自在に支持され、衣類が収容される内槽と、外槽内に給水する給水部と、外槽内に給水された水を加熱する水加熱部と、外槽内の水位を検知する水位検知部と、外槽内の所定区間の電導度を測定する電導度測定部と、水位検知部及び電導度測定部を制御する制御部と、を有し、制御部は、水位検知部の検知結果によって水位が所定水位以上であることを判定し、かつ、電導度測定部の検出結果が所定の閾値以上であると判定した場合に水加熱部の加熱開始を制御する構成とする。
本発明によれば、水位検知部が正しく動作しない場合でも水加熱部の異常加熱を適切に防止可能な洗濯機を提供することができる。
本発明に係るドラム式洗濯乾燥機を示す外観斜視図である。 図1のドラム式洗濯乾燥機の縦断面の内部構造を示す側面図である。 本発明に係るドラム式洗濯乾燥機のヒータの一構造例を示す図である。 図1のドラム式洗濯乾燥機の外槽底面付近の構造を示す斜視図である。 図1のドラム式洗濯乾燥機の洗濯工程の流れを示すフローチャートである。 図5の前洗い工程の制御処理の流れを示すフローチャートである。 図5の本洗い工程Aの制御処理の流れを示すフローチャートである。 図5の本洗い工程Bの制御処理の流れを示すフローチャートである。
次に、本発明の実施形態のドラム式洗濯乾燥機について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、主に図1及び図2を参照しながらドラム式洗濯乾燥機の全体構成について説明する。図1は、本実施形態のドラム式洗濯乾燥機を示す外観斜視図である。図2は、図1のドラム式洗濯乾燥機の筐体の側板を外してその内部構造を概略的に示す側面図である。以下の説明における前後上下左右の方向は、図1に示す前後上下左右の方向を基準とする。
外郭を構成する筐体1は、ベース4の上に取り付けられており、左右の側板6、前面カバー5、背面カバー2、上面カバー7、で構成されている。前面カバー5は上部前面カバー5aと下部前面カバー5bで構成されている。左右の側板6は、コの字型の上補強材、前補強材、後補強材(いずれも図示せず)で結合しており、ベース4を含めて箱状の筐体1を形成している。
前面カバー5の略中央に設けた衣類を出し入れするための投入口を塞ぐドア3で、前補強材に設けたヒンジ(図示せず)で開閉可能に支持されている。取っ手3aを引くことでロック機構(図示せず)が外れて開き、ドア3を前面カバー5に押し付けることでロックされて閉じる。前補強材は、後記する外槽15の開口部と同心に、衣類を出し入れするための円形の開口部を有している。
筐体1の上部中央に設けた操作パネル8は、電源スイッチ8aと、操作ボタン8bと、を備え、筐体1の上部に設けた制御部である制御装置27と電気的に接続している。
筐体1内の上部左側に設けた洗剤容器13は、洗濯する際に筐体上部から洗剤類を投入する際に用いられる。洗剤類を入れる場合は、洗剤蓋9を開ける。また、洗剤容器13の左側面のやや後方に出水口13aを有している。従って、洗剤容器13の底面は出水口13aの位置が最も低くなるようなすり鉢状に形成されている。
洗剤容器13の後側には、給水電磁弁11、風呂水吸水ポンプ12、水位センサー25等の給水関連部品が設けられている。洗剤容器13の上部開口には、給水部である給水ユニット10を備える。上面カバー7には、水道栓からの給水ホース接続口11a、風呂の残り湯の吸水ホース接続口12aが設けられている。
回転可能に支持された円筒状の洗濯兼脱水槽であるドラム14(内槽)は、その外周壁及び底壁に通水及び通風のための多数の貫通孔(図示省略)を有し、前側端面には、衣類を出し入れするための開口部(図示省略)が設けられている。
その開口部の外側にはドラム14と一体の流体バランサ14bを備えている。この流体バランサ14bは合成樹脂などでリング状に形成され、内部に比重の大きな流体(塩水など)を封入して構成され、ドラム14の回転時に洗濯物の偏りなどによって偏心が生じたときに、流体バランサ14b内での流体の移動によって偏心を打ち消し、回転のバランスを維持する機能を有している。また、ドラム14の回転中心軸は、水平又は開口部側が高くなるように傾斜している。
円筒状の外槽15は、ドラム14を同軸上に内包し、前面は開口し、後側端面の外側中央にはモータ18が取り付けられる。モータ18の回転軸は、外槽15を貫通し、ドラム14と結合している。前面の開口部には、外槽15内への貯水を可能にする外槽カバー16が設けられている。外槽15は、下側をベース4に固定されたダンパ17で防振支持されている。また、ゴム製のベローズ19は、ドア3を閉じることで外槽15を水封する。
外槽15の側面後部には、外槽15内へ水や洗剤類を供給する給水口15aが設けられている。給水口15aと洗剤容器13の出水口13aとは、ゴム製の蛇腹ホース20で接続されている。外槽15の底側内周面には、凹状の窪み部15bが外槽15の軸方向に延在するように設けられている。この窪み部15bの底面は、前側から後側に下がる傾斜面になっており、窪み部15bの後側には排水口21が設けられている。排水口21には継手21aを介して蛇腹ホース22が接続され、循環ポンプ23に接続されている。
循環ポンプ23は外槽15底部にたまった洗剤水を循環経路(図示せず)を介して外槽カバー16上部に設けられたシャワー吹き出し口23aより噴出させることで高濃度の洗剤水を洗濯物全体にいきわたらせることで洗浄力と節水性を両立している。
また、排水ホース24は、循環ポンプ23の出水ポート部に設けられた排水弁24aにその一端が接続され、その他端側は機外に延出している。
水位検知部である水位センサー25はビニール製のチューブ26で外槽15の底部に接続され、外槽15内の圧力を測定することで水位を検知する。
制御部である制御装置27は電導度測定部を有し、水位検知部と電導度測定部を制御する。この電導度測定部は、外槽15の内底部に配置された電導度センサー28を介して、給水された水の電導度(硬度)を検出する。
外槽底面部には水加熱部であるヒータ29が搭載され、外槽15内部の洗濯水を加熱することで、洗濯水の洗剤溶け残りを減らし、また洗濯水に溶けている洗剤の酵素の働きを促進し、洗浄性能を向上させることができる。また、加熱部29a近傍部には後述するサーミスタ29bが温度検知手段として設けられている。
本発明では、制御部である制御装置27は、水位検知部の検知結果及び電導度測定部の測定結果に基づいて、水加熱部の加熱開始を制御するようにする。これは、例え、水位検知部が動作されていないような状態であっても電導度測定部により水位を検知することができ、水加熱部が水に浸っていない状態、つまり水加熱部が空焚き状態での異常加熱を防ぐ、すなわち二重の空焚き防止機構を実現し、より製品の安全性を高めることができる。
電導度センサー28は図4に示すように、2枚の電極28aが対向して配置されており、それらの電極28a間の電気抵抗値を測定することで電気伝導度を算出する。そのため、電極間に存在している水の電気伝導度を測定することで水の硬度などを検知する手段として用いられる。そのほかにも、水と空気の電気抵抗値の違いを利用して、外槽15内部の水の有無を判別する手段として用いたり、水の電気伝導度の変化を測定することで洗剤液の洗剤濃度や洗剤液中の汚れ濃度を検知したりすることができる。
図3にヒータ29の構造を示す。ヒータ29は槽内の水を加熱するための加熱部29aと、温度制御時の槽内温度を検知するためのサーミスタ29bと、外槽の水封をするためのゴムパッキン29cと、ヒータ29を外槽15に取り付けるためのフランジ29dおよびフランジ29eとネジ29fとナット29gで構成されており、ネジ29fはフランジ29dに加締めにより固定されている。
外槽15に設けられた、ゴムパッキン29cと相似形状かつ一回り大きい穴(図示せず)にフランジ29eと外槽15が接するまでヒータ29を挿入した状態でナット29gを締めるとネジ29fとナット29gによりフランジ29dとフランジ29eの距離が狭まり、間のゴムパッキン29cがヒータ29長手方向に圧縮され長手方向と直角方向全面に向かってに膨らむことで外槽15の穴に押しつけ力を作用し、水封とヒータ29の固定を行う。
加熱部29aは金属管内部にコイル状に巻かれた電熱線29hが通され、その電熱線29hの周りを絶縁性の粉末(図示せず)で覆い、電熱線29hの固定および金属管と電熱線29hとの絶縁を行っている。電熱線29hの両端には温度ヒューズ(図示せず)が設けられ、ヒータ29自体が異常加熱によって過剰に温度上昇した場合にヒューズが溶断し、強制的に電源を遮断する構造となっている。
図4に外槽底部の構造を示す。電導度センサー28はヒータ29に対して水平高さで見て高い位置に取り付けられており、電導度センサー28で水があると判定されれば、ヒータ29全体が水につかる高さまで水がたまった状態となり、ヒータの空焚き状態を防止することができる構造となっている。また、外槽15底面部にはステンレス製のヒータカバー30が取り付けられており、仮にセンサー類が一切働かずにヒータが空焚きの状態となっても、周辺部品へ延焼することが無いような構造となっている。
図5に本実施形態における温水を用いた洗濯運転の制御フローを示す。
まず洗濯機の運転を開始するとS1のセンシング工程で、ドラム14が連結されたモータ18によって回転され、その際のモータ18の電流を測定することでドラム14内に投入された洗濯衣類の量を測定し、運転中の使用水量やドラム14の回転制御内容を決定する。
その後S2の給水工程にて給水電磁弁11が開き、給水部である給水ユニット10を介して外槽15内への給水を行い、ステップS201にて外槽15内にたまる水の水位を外槽にチューブでつながれた水位検知部である水位センサー25を用いて水位を検知し、一定時間内に一定水位まで達しない場合は給水電磁弁11や排水弁24aに異常があるものとして運転を停止し、ブザーや操作パネル8上でエラーを放置し使用者への異常を報知する。一定水位まで達した後は給水電磁弁11が閉じて自動で給水が停止し、洗い工程へと遷移する。
洗い工程は、S3の前洗い工程とS4、S5の本洗い工程とに分類され、前洗い工程S3では、図6に示す通り、ステップS301で少量の水に洗剤を溶かした高濃度洗剤液を作成し(洗剤溶かし工程)、ステップS302で循環ポンプ23にて槽内の衣類全体に高濃度洗剤液を散布し(循環水散布工程)、浸透させる。その後ステップS303で再度給水して槽内に水をためた(給水工程)後、ステップS304でドラムの回転数を一定以上に上げることで遠心力によりドラム14内面に衣類を張り付かせた状態でシャワーを散布することで洗浄する押し洗い工程を実施する。
その後はS4の本洗い工程Aに推移し、図7に示す通り、ステップS401で追加給水を行い、水位センサー25により水位がリセット水位Tr以上であることを判定したのちに、ステップS402で電導度センサー28の値を読取り、それが一定(所定の閾値)以上であると次工程(ステップS403)に移行し、その時点で電導度センサー28の読取り値が規定以下であった場合は以降の本洗い工程におけるヒータ制御のステップをスキップし、ヒータ29を用いずに本洗い工程Aを規定時間まで実施し、その後S5の本洗い工程Bへ遷移する。
ステップS403でヒータ29をONし、続くステップS404では電流値を測定し、予め定めた規定値以上の電流値が流れるかを判定する。この段階で電流値が規定値以下である場合はヒータ29が断線していると判断し、その後のヒータ29を用いた温水洗浄の工程をスキップし、ヒータ29を用いずに本洗い工程Aを規定時間まで実施し、その後S5の本洗い工程Bへ遷移する。
ステップS404ではシーズヒータ導通時の電流値が規定値以上であればヒータ29が断線や接続端子のはずれなどなく、正常に接続された状態であると判定し、次のステップS405に遷移し、ヒータ29をOFFにした後、ステップS406でヒータ29OFF状態での電流値を測定し、電流の値が規定値未満になっているかを判定する。この際、電流値が規定値以上の場合はヒータ29の制御回路がショートしていると判定され、安全のために一連の動作を終了し、本体の電源をOFFにする。
その後ステップS407の撹拌動作後にステップS408で水位センサー25の数値読取りを行い、その時の水位がリセット水位Trより低い場合はステップS409の給水を実施する。尚、水位がリセット水位Trより高い場合はステップS409給水動作をスキップし、ステップS410の撹拌動作へ移行する。これらステップS408からS410までの工程の後、ステップS411にて規定時間が経過しているかを判定し、規定時間に満たない場合はステップS408の水位判定まで戻り、これを規定時間経過まで繰り返すことで衣類の洗浄を行う。これらの工程はヒータ29をONしない常温での洗浄を行う。
その後本洗い工程B(S5)へ遷移すると、図8に示す通り、まずステップS501で水位センサー25の読取値がリセット水位Tr以上であるかを判定し、リセット水位Tr以上の水位である場合には、次のステップS502にて電導度センサー28の値を測定し、閾値以上であるかを判定する。リセット水位Tr未満であった場合にはステップS503に遷移し、槽内の水位がリセット水位Tr以上になるまで給水される。
ステップS502にて電導度センサー28の値が閾値未満である場合は水位センサー25の故障等で実際の水位はヒータ29の加熱部29aが露出する高さまで下がっていると判断し、ヒータ29を用いない通常の洗濯工程へ遷移する。電導度センサー28の読取り値が閾値以上であれば、ヒータ29が完全に水没しているため、安全な状態でヒータ29による加熱が可能であると判定され、次のステップS504へ遷移する。
つまり、水位センサー25によってドラム14内にヒータ29が完全に水没する水量まで給水されたことを検知したことに加え、電導度センサー28によって所定の高さまで水位が上がったことを検知した上でヒータ29によりドラム14内の水の加熱を開始するように制御する。このように制御することで、水位センサー25が何らかの異常で検知した値が間違っていた場合でも、電導度センサー28の測定結果を見ることが出来、ヒータ空焚きを抑止することができる。
ステップS504ではサーミスタ29bにより水温を読取り、設定温度TL以下であればステップS505でヒータ29をONし、水温を上昇させる。その後、ステップS505にて、同じくサーミスタ29bにて水温を計測し、設定温度TH以下であった場合はステップS507へ遷移し、ヒータON状態を保ったまま撹拌を規定時間ta(たとえば3分間)継続し、規定時間ta経過後にステップS508へ遷移し、本洗い工程の運転時間を終了しているかを判定し、運転時間を終了していない場合はステップS506へ戻り再度サーミスタ29bによる水温判定を実施する。
ステップS508の時点で本洗い工程Bの運転時間を経過している場合はステップS509にてヒータ29をOFFにした後、次工程であるすすぎ工程S6へ移る。
ステップS506にてサーミスタ29bの検知温度が設定温度THより高い場合はステップS510に遷移し、ヒータ29をOFFにした後、ステップS511にて規定時間taだけ撹拌動作を継続した後、ステップS512にて本洗い工程Bの運転時間が終了したかを判定する。運転時間が終了したと判定された場合はそのまますすぎ工程S6へと遷移し、運転時間が終了していないと判定された場合はステップS501に戻り、再度水位センサー25と電導度センサー28による水位検知を行い、以下本洗い工程Bの運転時間終了まで各ステップを繰り返す。
ステップS504にて検知された水温が設定温度TLより高かった場合はヒータOFF状態を保ったままステップS511に遷移して、それ以降は前述のとおりである。この時、設定温度TLとTHの関係をTL<THとなるように設定し、前述のS501〜S512のステップを繰り返すことで、シーズヒータのようなヒータ29により槽内に溜められた水の水温が設定温度THを超えるまで加熱され、設定温度THを超えるとヒータ29がOFF状態になり、その後槽内の水の水温が下がって設定温度TLより低くなるとヒータ29がON状態になり加熱が再開される。この動作を本洗いB運転時間終了まで繰り返し、温水による衣類の洗浄を行うことで、洗濯物の洗浄力を高める。
すすぎ工程S6では中間脱水動作(図示せず)としてドラム14を高速で回転し、洗濯物にしみ込んだ洗濯液が槽の回転遠心力により絞り出され、排水経路から機外に排水される。中間脱水と給水動作を設定回数繰り返すことで、衣類中に含まれる洗剤成分を水分とともに飛散させて除去する。
その後脱水工程S7へ遷移し、ドラム14を高速で回転させることで衣類中の水分を飛散させ、除去する。
洗濯乾燥運転を設定している場合はその後、乾燥工程S8を実行し、洗濯物を乾かす。
動作終了後一連の運転制御を終了する。
以上の制御を実施することで、本実施形態の洗濯機では水位検知部(水位センサー25)による水位検知制御に加え、電動度測定部(電導度センサー28)による水位検知制御を行い、電導度センサー28の読み取り値が規定値以下の場合、すなわち水位が規定より低い場合はヒータ29をOFF状態で本洗い工程を実施することで、ヒータ空焚き状態での異常加熱を防ぐ、すなわち二重の空焚き防止機構を実現し、より製品の安全性を高めることができる。
尚、本実施形態では、ドラム式洗濯乾燥機を用いて説明したが、本発明の趣旨の範囲でセンサーとヒータの配置や制御内容を変更することで、いわゆるタテ型洗濯乾燥機や乾燥機構を有さない洗濯機にも本発明を適用することが出来る。
また、本実施形態では、水位を検知する手段として電導度センサー28を用いて外槽内の水の電導度を測定する方式を用いて説明したが、例えばフロートと機械的スイッチを組み合わせて水位を検知する手段を用いてもよい。
1 筐体
3 ドア
10 給水ユニット
14 ドラム
15 外槽
16 外槽カバー
18 モータ
25 水位センサー
27 制御装置
28 電導度センサー
29 ヒータ
30 ヒータカバー

Claims (3)

  1. 水を溜める外槽と、
    前記外槽内に回転自在に支持され、衣類が収容される内槽と、
    前記外槽内に給水する給水部と、
    前記外槽内に給水された水を加熱する水加熱部と、
    前記外槽内の水位を検知する水位検知部と、
    前記外槽内の所定区間の電導度を測定する電導度測定部と、
    前記水位検知部及び前記電導度測定部を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記水位検知部の検知結果によって前記水位が所定水位以上であることを判定し、かつ、前記電導度測定部の検出結果が所定の閾値以上であると判定した場合に前記加熱部の加熱開始を制御する、ことを特徴とする洗濯機。
  2. 請求項1記載の洗濯機であって、
    前記電導度測定部は前記水加熱部より高い位置に設けられている、洗濯機。
  3. 請求項2記載の洗濯機であって、
    前記制御部は、前記水位検知部によって前記内槽内に前記水加熱部が完全に水没する水量まで給水されたことを検知したことに加え、前記電導度測定部によって所定の高さまで水位が上がったことを検知した上で前記水加熱部により前記内槽内の水の加熱を開始する、洗濯機。
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