JP6960675B2 - 搾乳機のティートカップ接続構造 - Google Patents
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Description
本発明に係る搾乳機のティートカップ接続構造の一形態によれば、搾乳の際に負圧源に接続されて用いられる搾乳用バケットと、該搾乳用バケットにミルクチューブを介して接続されるティートカップとを備える搾乳機のティートカップ接続構造であって、前記ティートカップと前記ミルクチューブの間に、搾乳中の真空度変動を抑制するバッファーが、1本の前記ティートカップについて一つが配されるように接続されている。
すなわち、本発明では、バッファー30が、通常の搾乳ユニットの緩衝機能を有するミルククローと比較して小型軽量に設けられ、その一つのバッファー30を介して、1本のティートカップ20が、ミルクチューブ15に接続された形態であるため、軽くて重心が偏りにくく、ティートカップ20を乳頭に負担とならないようにバランス良く装着できる。そして、1本のティートカップ20に一つのバッファー30が接続されていることで、乳頭端を内包するティートカップライナー22の先端部において、その内圧の変動幅を小さく抑制できるため、ドロップレッツを防止して搾乳時間を短縮できることで搾乳効率の向上を図ることができると共に、ティートカップ20の離脱防止ができ、その内圧の変動が小さいため乳頭に負担をかけないという特別有利な効果を奏する。
先ず、バッファー30の内側中央部(緩衝室33の中央部)に、バッファー30の出口部32から連続してL字に曲がって連通されて設けられたL字状通路A(図3の仮想線を参照)の先端の開口部35が、1本のティートカップ20とバッファー30とミルクチューブ15との接続方向とは直交する方向に開口されて設けられている。なお、これによれば、図3に示す乳流れ方向B(矢印)のように、流路を曲げることができ、前述のように搾乳中の真空度変動を抑制することができる。そして、この開口部35を開閉できるように対峙した位置に開閉弁41が位置し、開口部35を開閉する開閉方向に往復動可能に、開閉弁41の中央部後端側から延出された形態の軸部42が、バッファー30の緩衝室33の外壁を形成する蓋状部34に設けられた貫通孔34aに挿通されて支持されている。また、その開閉弁41の軸部42のバッファー30の外側に位置する端部には操作ボタン部43が固定され、その操作ボタン部43の内側面と蓋状部34の外側面との間にはスプリング45が配されている。
ところで、従来のミルククローに複数のティートカップを接続した構成の搾乳ユニットでは、その全てのティートカップにかかる真空を遮断する開閉弁機構がミルククローに設けられている。このため、その従来の搾乳ユニットでは、ティートカップの1本ごとについて真空を遮断するには、そのティートカップライナーの接続チューブ部に形成された薄肉部を挟圧したり折り曲げたりする操作によって行うことができるが、そのティートカップの1本ごとの離脱操作は、コツが必要であって、必ずしも容易に行うことができるものではなかった。
また、このパルセータ60には、複数のパルセータチューブ61を接続できるように、パルセータ60の側に複数のパルセータチューブ用の接続口を設けてもよい。
さらに、ミルクチューブ15やパルセータチューブ61は、Y字管を介在させることで分岐することが可能であり、複数本のティートカップ20を接続できるように構成することも可能である。
11 負圧源
12 負圧源接続チューブ
13 蓋
15 ミルクチューブ
20 ティートカップ
21 ティートカップシェル
21a パルセータチューブ用の接続口
22 ティートカップライナー
22a 胴部
22b 接続チューブ部
30 バッファー
31 入口部
32 出口部
33 緩衝室
34 蓋状部
34a 貫通孔
35 開口部
40 開閉弁機構
41 開閉弁
42 軸部
43 操作ボタン部
45 スプリング
50 ブリードホール
60 パルセータ
61 パルセータチューブ
A L字状通路
B 乳流れ方向
Claims (5)
- 搾乳の際に負圧源に接続されて用いられる搾乳用バケットと、該搾乳用バケットにミルクチューブを介して接続されるティートカップとを備える搾乳機のティートカップ接続構造であって、
前記ティートカップと前記ミルクチューブの間に、搾乳中の真空度変動を抑制するバッファーが、1本の前記ティートカップについて一つが配されるように接続され、
前記ティートカップのティートカップシェル内のティートカップライナーの胴部から前記ティートカップシェル外へ連続して延長されて設けられているティートカップライナーの接続チューブ部と、該接続チューブ部に接続されるバッファーの入口部と、前記ミルクチューブに接続されるバッファーの出口部とが、直線的に配された状態に設けられていることを特徴とする搾乳機のティートカップ接続構造。 - 搾乳の際に負圧源に接続されて用いられる搾乳用バケットと、該搾乳用バケットにミルクチューブを介して接続されるティートカップとを備える搾乳機のティートカップ接続構造であって、
前記ティートカップと前記ミルクチューブの間に、搾乳中の真空度変動を抑制するバッファーが、1本の前記ティートカップについて一つが配されるように接続され、
前記ティートカップのティートカップシェル内のティートカップライナーの胴部から前記ティートカップシェル外へ連続して延長されて設けられているティートカップライナーの接続チューブ部に、ブリードホールが設けられていることを特徴とする搾乳機のティートカップ接続構造。 - 前記ティートカップのティートカップシェル内のティートカップライナーの胴部から前記ティートカップシェル外へ連続して延長されて設けられているティートカップライナーの接続チューブ部に、ブリードホールが設けられていることを特徴とする請求項1記載の搾乳機のティートカップ接続構造。
- 前記バッファーに、前記負圧源との連通を開閉する開閉弁機構が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の搾乳機のティートカップ接続構造。
- 前記ティートカップと前記バッファーが透明部材によって設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の搾乳機のティートカップ接続構造。
Priority Applications (1)
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JP2018110783A JP6960675B2 (ja) | 2018-06-11 | 2018-06-11 | 搾乳機のティートカップ接続構造 |
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JP2019213458A JP2019213458A (ja) | 2019-12-19 |
JP6960675B2 true JP6960675B2 (ja) | 2021-11-05 |
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- 2018-06-11 JP JP2018110783A patent/JP6960675B2/ja active Active
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