JP6958613B2 - 制御装置、方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、制御装置、方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
移動通信システムの方式の1つである3GPP(Third Generation Partnership Project)において標準化されているLTE(Long Term Evolution)、後継の5G(Fifth Generation)などでは、端末装置とそれぞれ無線通信を行う複数の無線基地局の動作を1つの制御装置(集約基地局)により集中制御する構成が提案されている。
具体的に、5Gでのフロントホールインターフェースの一案として、LTEのプロトコルスタックにおけるMACレイヤ(Medium Access Control layer)とPHYレイヤ(Physical layer)間を機能分割点とした場合を一例として説明する。
この場合、集中制御を行う集約基地局には、MACレイヤ以上の上位レイヤ機能部が配置される。一方、多素子アンテナ装置を含むアクセスポイントには、PHYレイヤ以下の下位レイヤ機能部が配置される。このような配置において、集約基地局に含まれるスケジューラ機能部は、アクセスポイントから受信したチャネル状態情報などに基づきスケジューリングを行い、スケジューリングによって割り当てられた無線リソース、スケジューリングによって決定したMCS(Modulation and Coding Scheme)情報をアクセスポイントに通知する。これにより、無線基地局は端末装置との通信を行う。
具体的に、集約基地局に含まれるスケジューラは、アクセスポイントと端末装置との間の通信路の品質情報(測定値)を取得し、目標のBLERを達成するため、上記測定値を補正した品質情報の推定値に基づいてMCSを選択する。
例えば、特許文献1には、基地局と端末装置との間の通信路の品質情報を取得し、通信路を用いたデータ通信の受信誤りに関する受信誤り情報を取得し、基地局の隣接基地局が設定している送信制限時間フレーム情報を取得し、送信制限時間フレーム情報の設定内容と受信誤り情報とに応じて補正値を更新し、この補正値と取得した品質情報とを用いて通信路の品質を推定することが記載されている。
また、特許文献2には、端末装置から基地局に送信するチャネル状態情報(CSI:Channel State Information)が測定されたタイミングが、当該基地局からの信号のみが割り当てられた無線リソースの測定によって得られたタイミングか、当該基地局からの信号及び当該基地局が協調制御を行う他セルの信号の両方が割り当てられた無線リソースの測定によって得られたタイミングかということを、中央制御局を介して各々の基地局が判断することが記載されている。
国際公開第2013/146273号公報 特開2015−89028号公報
しかしながら、特許文献2に開示されている技術では、一の無線基地局から見れば、チャネル状態情報の測定時において他の無線基地局の協調制御に関する情報を取得するのにすぎない。すなわち、当該一の無線基地局は、無線リソースの割り当てを行う時に、当該一の無線基地局と協調制御を行う他の無線基地局(セル)のデータ送信に関する情報が不明であるため、変調方式を適切に決定できなかったり、無線リソースを無駄に消費したりするなど、無線基地局と端末装置との無線通信のためのスケジューリングを適切に行うことができなかった。
本発明の目的は、他の無線基地局と協調制御を行う無線基地局が端末装置との無線通信のためのスケジューリングを適切に行うことを可能にする制御装置、方法、プログラム、及び記録媒体を提供することにある。
本発明の制御装置は、第1の無線基地局と第2の無線基地局との間の協調制御のための第1のスケジュールに関する情報を取得する取得部と、前記第1のスケジュールに関する情報に基づいて、前記第1の無線基地局が第1の端末装置と無線通信を行うための第2のスケジュールに関する制御を行う制御部と、を備える。
本発明の方法は、第1の無線基地局と第2の無線基地局との間の協調制御のための第1のスケジュールに関する情報を取得することと、前記第1のスケジュールに関する情報に基づいて、前記第1の無線基地局が第1の端末装置と無線通信を行うための第2のスケジュールに関する制御を行うことと、を含む。
本発明のプログラムは、第1の無線基地局と第2の無線基地局との間の協調制御のための第1のスケジュールに関する情報を取得することと、前記第1のスケジュールに関する情報に基づいて、前記第1の無線基地局が第1の端末装置と無線通信を行うための第2のスケジュールに関する制御を行うことと、をプロセッサに実行させるプログラムである。
本発明の記録媒体は、第1の無線基地局と第2の無線基地局との間の協調制御のための第1のスケジュールに関する情報を取得することと、前記第1のスケジュールに関する情報に基づいて、前記第1の無線基地局が第1の端末装置と無線通信を行うための第2のスケジュールに関する制御を行うことと、をプロセッサに実行させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体である。
本発明によれば、他の無線基地局と協調制御を行う無線基地局が端末装置との無線通信のためのスケジューリングを適切に行うことが可能になる。なお、本発明により、当該効果の代わりに、又は当該効果とともに、他の効果が奏されてもよい。
図1は、本発明の実施形態に係るシステムの概略的な構成の一例を示す説明図である。 図2は、第1の実施形態に係る集約基地局の概略的な構成の例を示すブロック図である。 図3は、具体例に係る制御部の具体的な構成を示す図である。 図4は、アクセスポイント間での協調制御により端末装置に対してビームフォーミング送信を行う動作の例を模式的に示す図である。 図5は、アクセスポイント間での協調制御により端末装置に対してビームフォーミング送信を行う動作の他の例を模式的に示す図である。 図6は、受信誤り推定処理部による品質補正値の算出処理の動作例を示すフローチャートである。 図7は、リソース割り当て動作、ヌルステアリング動作、及び品質補正値SINR_Offsetを判断するための動作を示すフローチャートである。 図8は、スケジュール処理部の品質補正値SINR_Offsetの制御動作を示すフローチャートである。 図9は、受信誤り推定処理部による品質補正値算出処理の動作例を示すフローチャートである。 図10は、リソース割り当て動作、JT機能に関する動作、及び品質補正値SINR_Offsetを判断するための動作を示すフローチャートである。 図11は、スケジュール処理部の品質補正値SINR_Offsetの制御動作を示すフローチャートである。 図12は、受信誤り推定処理部による品質補正値算出処理の動作例を示すフローチャートである。 図13は、リソース割り当て動作、JR機能に関する動作、及び品質補正値SINR_Offsetの判断のための動作を示すフローチャートである。 図14は、スケジュール処理部400Aの品質補正値SINR_Offsetの制御動作を示すフローチャートである。 図15は、第2の実施形態に係る制御装置の概略的な構成の例を示すブロック図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、同様に説明されることが可能な要素については、同一の符号を付することにより重複説明が省略され得る。
説明は、以下の順序で行われる。
1.関連技術
2.本発明の実施形態の概要
3.システムの構成
4.第1の実施形態
4.1.集約基地局の構成
4.2.技術的特徴
4.3.具体例
5.第2の実施形態
5.1.制御装置の構成
5.2.技術的特徴
6.他の形態
<<1.関連技術>>
本発明の実施形態に関連する技術として、集約基地局によって行われるスケジューリングと、ビームフォーミング及びヌルステアリングとを説明する。
(1)集約基地局によって行われるスケジューリング
移動通信システムの方式の1つである3GPPにおいて標準化されているLTE、後継の5Gなどでは、端末装置とそれぞれ無線通信を行う複数の無線基地局の動作を1つの制御装置により集中制御する構成が提案されている。
具体的に、5Gでのフロントホールインターフェースの一案として、LTEのプロトコルスタックにおけるMACレイヤとPHYレイヤとの間を機能分割点とした場合を一例として説明する。
この場合、集中制御を行う集約基地局には、MACレイヤ以上の上位レイヤ機能部が配置される。一方、多素子アンテナ装置を含むアクセスポイントには、PHYレイヤ以下の下位レイヤ機能部が配置される。このような配置において、集約基地局に含まれるスケジューラ機能部は、アクセスポイントから受信したチャネル状態情報などに基づきスケジューリングを行い、スケジューリングによって割り当てられた無線リソース、スケジューリングによって決定したMCS情報をアクセスポイントに通知する。これにより、無線基地局は、端末装置との通信を行う。
具体的に、集約基地局に含まれるスケジューラは、アクセスポイントと端末装置との間の通信路の品質情報(測定値)を取得し、目標のBLERを達成するため、上記測定値を補正した品質情報の推定値に基づいてMCSを選択する。
具体的に、端末装置は、SINR(Signal to Interference plus Noise Ratio)などの通信品質情報を測定し、量子化したCQI(Channel Quality Indicator)に変換し、アクセスポイントを介して集約基地局に報告する。一方、集約基地局は、端末装置にデータを送信する時、報告されたCQIを用いて推定SINR(SINR_Est)を計算し、推定SINRに基づいてMCSインデックスを選択する。
SINR_Estは、次の式(1)から計算される。ここで、SINR_CQIはCQIに対応するSINRを表し、SINR_Offsetは品質情報の補正値を表す。
SINR_Est=SINR_CQI+SINR_Offset 式(1)
上記のSINR_Offsetを制御してSINR_Estを決定することがOLLA(Outer Loop Link Adaptation)である。OLLAは、端末装置からの下りデータに対するACK/NACKに基づいたフィードバック制御によって行われる。
端末装置から受信成功の通知(ACK)を受信した場合、以下の式(2)のようにSINR_Offsetは、大きい値に更新される。一方、端末装置から受信誤りの通知(NACK)を受信した場合、以下の式(3)のようにSINR_Offsetは、小さい値に更新される。このようにSINR_Estが補正されることにより、目標の誤り率を達成することができる。Delta_SINRは任意の固定値を表し、Target_BLERは目標の受信誤り率を表す。
SINR_Offset=SINR_Offset+Target_BLER/(1−Target_BLER)×Delta_SINR if ACK受信 式(2)
SINR_Offset=SINR_Offset−Delta_SINR if NACK受信 式(3)
(2)ビームフォーミング及びヌルステアリング
集約基地局は、各々のアクセスポイントが備える多素子アンテナを用いたビームフォーミング技術により、同一周波数を使用した端末装置の空間多重を実現することができる。また、複数のアクセスポイントで同一周波数帯を使用した際にも、集約基地局は、ヌルステアリングにより、他のアクセスポイントからデータが送信される端末装置に対して、与干渉を抑制することができる。
<<2.本発明の実施形態の概要>>
まず、本発明の実施形態の概要を説明する。
(1)技術的課題
しかしながら、上述したヌルステアリングは、アクセスポイント毎の負荷等の状況を考慮してスケジューリングした結果、行えない場合がある。これにより、例えば、一の無線基地局の通信路におけるデータ通信の受信誤り率は、当該一の無線基地局と協調制御を行う他の無線基地局がヌルステアリングしている時とヌルステアリングをしていない時とで違いが生じ得る。このため、当該一の無線基地局を集約する集約基地局は、品質情報を精度良く推定することができない。したがって、集約基地局は、端末装置ごとの品質補正値を用いてMCSを決定する際に無駄なリソース割り当てが発生する可能性がある。
本発明の実施形態の目的は、例えば上述したヌルステアリングなど、他の無線基地局と協調制御を行う無線基地局が、端末装置との無線通信のためのスケジューリングを適切に行うことを可能にすることにある。
(2)技術的特徴
本発明の実施形態では、例えば、第1の無線基地局と第2の無線基地局との間の協調制御のための第1のスケジュールに関する情報を取得し、上記第1のスケジュールに関する情報に基づいて、上記第1の無線基地局が第1の端末装置と無線通信を行うための第2のスケジュールに関する制御を行う。
これにより、例えば、他の無線基地局(例えば第2の無線基地局)と協調制御を行う無線基地局(例えば第1の無線基地局)が端末装置との無線通信のためのスケジューリングを適切に行うことが可能になる。
なお、上述した技術的特徴は本発明の実施形態の具体的な一例であり、当然ながら、本発明の実施形態は上述した技術的特徴に限定されない。
<<3.システムの構成>>
図1を参照して、本発明の実施形態に係るシステム1の構成の例を説明する。図1は、本発明の実施形態に係るシステム1の概略的な構成の一例を示す説明図である。図1を参照すると、システム1は、集約基地局100、アクセスポイント200A、200B(総称した場合、アクセスポイント200と呼ぶ。)、及び複数の端末装置300A、300B、300Cを含む。集約基地局100は、アクセスポイント200A、200Bのそれぞれとネットワークを介して通信する。例えば、上記ネットワークは、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:RAN)に含まれる。
例えば、システム1は、3GPPの規格に準拠したシステムである。より具体的には、システム1は、LTE/LTE−Advanced及び/又はSAE(System Architecture Evolution)に準拠したシステムであってもよい。あるいは、システム1は、第5世代(5G)の規格に準拠したシステムであってもよい。当然ながら、システム1は、これらの例に限定されない。
(1)集約基地局100
集約基地局100は、無線アクセスネットワークのノードであり、アクセスポイント200A、200Bのそれぞれのカバーエリア10A、10B(総称した場合、カバーエリア10と呼ぶ。)内に位置する端末装置(例えば、端末装置300)と、アクセスポイント200A、200Bを介して通信を行う。アクセスポイント200は、無線アクセスネットワークのノードであり、端末装置300との無線通信を行う。
具体的に、集約基地局100は、例えば、アクセスポイント200とフロントホールインターフェースと呼ばれるインターフェースで接続されており、アクセスポイント200との制御用の信号及びデータ送受信用の信号用に用いられる。アクセスポイント200はアンテナを経由し端末装置300との無線通信を行う。
集約基地局100及びアクセスポイント200のそれぞれは、端末装置300との通信を行うノードであり、換言すると無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:RAN)のノードである。例えば、集約基地局100及びアクセスポイント200は、eNB(evolved Node B)の構成要素であってもよく、又は、5GにおけるgNB(generation Node B)の構成要素であってもよい。集約基地局100は、上位のプロトコルレイヤの処理を行う第1ユニット(又は第1ノード)であってもよく、アクセスポイント200は、下位のプロトコルレイヤの処理を行う第2ユニット(又は第2ノード)であってもよい。一例として、上記第1ユニットは、中央ユニット(Center/Central Unit:CU)と呼ばれてもよく、上記第2のユニットは、分散ユニット(Distributed Unit:DU)又はアクセスユニット(Access Unit:AU)と呼ばれてもよい。別の例として、上記第1ユニットは、デジタルユニット(Digital Unit:DU)と呼ばれてもよく、上記第2ユニットは、無線ユニット(Radio Unit:RU)又はリモートユニット(Remote Unit:RU)と呼ばれてもよい。上記DU(Digital Unit)は、BBU(Base Band Unit)であってもよく、上記RUは、RRH(Remote Radio Head)又はRRU(Remote Radio Unit)であってもよい。当然ながら、上記第1ユニット(又は第1のノード)及び上記第2ユニット(又は第2のノード)の呼称は、この例に限定されない。あるいは、集約基地局100及びアクセスポイント200は、単一のユニット(又は単一のノード)であってもよい。この場合に、集約基地局100は、上記複数のユニットのうちの1つ(例えば、上記第1ユニット及び上記第2ユニットの一方)であってもよく、上記複数のユニットのうちの他のユニット(例えば、アクセスポイント200)と接続されていてもよい。
(2)端末装置300
端末装置300は、アクセスポイント200との無線通信を行う。例えばカバーエリア10A、10Bが互いに隣接しているため、端末装置300Aは、アクセスポイント200Aのカバーエリア10A及びアクセスポイント200Bのカバーエリア10Bの両方に位置し、アクセスポイント200A、200Bとそれぞれ無線通信を行う。また、端末装置300Bは、アクセスポイント200Bのカバーエリア10Bに位置し、アクセスポイント200Bと無線通信を行う。さらに、端末装置300Cは、アクセスポイント200Aのカバーエリア10Aに位置し、アクセスポイント200Aと無線通信を行う。例えば、端末装置300は、UE(User Equipment)である。
<<4.第1の実施形態>>
続いて、本発明の第1の実施形態を説明する。
<4.1.集約基地局の構成>
次に、図2を参照して、第1の実施形態に係る集約基地局100の構成の例を説明する。図2は、第1の実施形態に係る集約基地局100の概略的な構成の例を示すブロック図である。図2を参照すると、集約基地局100は、ネットワーク通信部110、記憶部120及び処理部130を備える。
(1)ネットワーク通信部110
ネットワーク通信部110は、ネットワークから信号を受信し、ネットワークへ信号を送信する。例えば、ネットワーク通信部110は、アクセスポイント200からの信号を受信し、アクセスポイント200への信号を送信する。
(2)記憶部120
記憶部120は、集約基地局100の動作のためのプログラム(命令)及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。当該プログラムは、集約基地局100の動作のための1つ以上の命令を含む。
(3)処理部130
処理部130は、集約基地局100の様々な機能を提供する。処理部130は、取得部131及び制御部133を含む。なお、処理部130は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部130は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。取得部131及び制御部133の具体的な動作は、後に詳細に説明する。
制御部133は、例えば、アクセスポイント200と端末装置300間のチャネル状態(例えば通信品質)に基づき、データ送信するための無線リソースを割り当てる端末装置の選択、リソース割り当て、データ変調などを行う。
(4)実装例
ネットワーク通信部110は、ネットワークアダプタ並びに/又はネットワークインタフェースカード等により実装されてもよい。記憶部120は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部130は、ベースバンド(Baseband:BB)プロセッサ及び/又は他の種類のプロセッサ等の1つ以上のプロセッサにより実装されてもよい。取得部131及び制御部133は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部120)は、上記1つ以上のプロセッサ内に含まれていてもよく、又は、上記1つ以上のプロセッサ外にあってもよい。
集約基地局100は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部130の動作(取得部131及び/又は制御部133の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部130の動作(取得部131及び/又は制御部133の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<4.2.技術的特徴>
次に、第1の実施形態の技術的特徴を説明する。
集約基地局100(取得部131)は、第1の無線基地局(例えばアクセスポイント200A)と第2の無線基地局(例えばアクセスポイント200B)との間の協調制御のための第1のスケジュールに関する情報を取得する。そして、集約基地局100(制御部133)は、上記第1のスケジュールに関する情報に基づいて、上記第1の無線基地局(例えばアクセスポイント200A)が第1の端末装置(例えば端末装置300A)と無線通信を行うための第2のスケジュールに関する制御を行う。
例えば、集約基地局100(制御部133)は、上記第1の無線基地局(例えばアクセスポイント200A)が上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)と無線通信を行うための無線リソースを割り当てた後に、上記第1のスケジュールに関する情報に基づいて、上記第1の無線基地局(例えばアクセスポイント200A)が第1の端末装置(例えば端末装置300A)と無線通信を行うための第2のスケジュールに関する制御を行うようにしてもよい。
(1)協調制御
協調制御は、例えば、Coordinated Scheduling(以下、CSと呼ぶ。)、Coordinated Beamforming(以下、CBと呼ぶ。)、Dynamic Point Selection(以下、DPSと呼ぶ。)、Joint Transmission(以下、JTと呼ぶ。)などの下りリンクの協調制御、又はJoint Reception(以下、JRと呼ぶ。)などの上りリンクの協調制御である。
上記CS、上記CB、及び上記DPSでは、各々の送信タイミングにおいて上記第1の無線基地局(例えばアクセスポイント200A)及び上記第2の無線基地局(例えばアクセスポイント200B)の一方が形成するビームによって、上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)にデータが送信される。
具体的に、上記CS、上記CBでは、例えば、アクセスポイント200A、200Bがそれぞれ協調してスケジューリング及びビームフォーミングなどを実施する。すなわち、上記CS及び上記CBでは、1つのアクセスポイント(例えば、アクセスポイント200A)から端末装置300Aにデータが送信される。また、上記DPSでは、例えば、アクセスポイント200A、200B間で協調して、各々のアクセスポイント200A、200Bから端末装置300Aにデータが送信される。すなわち、上記DPSでは、各々の送信タイミングで1つのアクセスポイントから端末装置300Aにデータが送信される。
また、上記JTでは、上記第1の無線基地局(例えばアクセスポイント200A)と上記第2の無線基地局(例えばアクセスポイント200B)とが強調することにより、上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)にデータが同時送信される。JTでは、それぞれのアクセスポイント200A、200Bからの信号が干渉することがないため、ゲインを高めることができる。
さらに、上記JRでは、上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)によって、上記第1の無線基地局(例えばアクセスポイント200A)と上記第2の無線基地局(例えばアクセスポイント200B)との両方にデータが同時送信される。すなわち、JRでは、アクセスポイント200A、200B間で協調することにより、アクセスポイント200A、200Bは、第1の端末装置(例えば端末装置300A)からのデータを同時に受信する。
(2)第1のスケジュールに関する情報
上記協調制御が上記CS、上記CB、又は上記DPSである場合、上記第1のスケジュールに関する上記情報は、上記第2の無線基地局(例えばアクセスポイント200B)が前記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に対してヌルステアリングを行うか否かを示す情報を含む。
上記協調制御が上記JTである場合、上記第1のスケジュールに関する上記情報は、上記第1の無線基地局(例えばアクセスポイント200A)と上記第2の無線基地局(例えばアクセスポイント200B)が上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)にデータを同時送信するか否かを示す情報を含む。
上記協調制御が上記JRである場合、上記第1のスケジュールに関する上記情報は、上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)が上記第1の無線基地局(例えばアクセスポイント200A)と上記第2の無線基地局(例えばアクセスポイント200B)へデータを同時送信するか否かを示す情報を含む。
また、上記第1のスケジュールに関する上記情報は、上記第2の無線基地局(例えばアクセスポイント200B)が第2の端末装置(例えば端末装置300B)に無線リソースを割り当てるか否かを示す情報を含んでもよい。
(3)第2のスケジュールに関する情報
上記第2のスケジュールに関する上記制御は、例えば上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に送信するためのデータ変調の決定を含む。すなわち、集約基地局100(制御部133)は、上記第1のスケジュールに関する情報に基づいて、上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に送信するためのデータ変調の決定を行う。
また、上記第2のスケジュールに関する上記制御は、上記第1の無線基地局(例えばアクセスポイント200A)が上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)と無線通信を行うための無線リソースの割り当てを含んでもよい。すなわち、集約基地局100(制御部133)は、上記第1のスケジュールに関する情報に基づいて、上記第1の無線基地局(例えばアクセスポイント200A)が上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)と無線通信を行うための無線リソースの割り当てを行ってもよい。
さらに、上記第2のスケジュールに関する上記制御は、上記第1の無線基地局(例えばある200A)と上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)との間の通信品質の推定結果に基づいて行われてもよい。すなわち、集約基地局100(制御部133)は、上記第1のスケジュールに関する上記情報に基づいて、上記第1の無線基地局(例えばアクセスポイント200A)と上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)との間の通信品質を推定し、推定した通信品質を用いて上記第2のスケジュールに関する上記制御を行ってもよい。
<4.3.具体例>
次に、具体例について説明する。
図3は、具体例に係る制御部133の具体的な構成を示す図である。具体例に係る制御部133は、例えば図3に示すように、アクセスポイント200Aのためのスケジュール処理部400A、及び、アクセスポイント200Bのためのスケジュール処理部400Bを含む。図3に示すように、以下では、便宜上、スケジュール処理部400Aの動作に着目して説明する。
スケジュール処理部400Aは、図3に示すように、受信誤り推定処理部411、リソース割り当て部413、情報生成部415、及び情報通知部417を含む。
受信誤り推定処理部411は、取得部131により取得された情報に基づいて、通信品質を推定する。具体的に、受信誤り推定処理部411は、アクセスポイント200Aからのフィードバック情報(例えば通信品質の測定情報)と上記第1のスケジュールに関する情報(例えばスケジュール処理部400Bの情報通知部427からの通知情報)に基づいて通信品質の測定情報を補正することにより通信品質を推定し、リソース割り当て部413に通知する。
リソース割り当て部413は、推定した通信品質に基づいて、端末装置300へ送信するリソース割り当て、端末装置300への送信データのデータ変調の決定などを行う。リソース割り当て部413は、端末装置300に割り当てたリソースの割り当て情報を情報生成部415に通知する。
情報生成部415は、リソースの割り当て情報に基づいて、スケジュール処理部400Bの受信誤り推定処理部421に通知するための情報を生成する。
情報通知部417は、情報生成部415により生成された情報を、例えば取得部131を介してスケジュール処理部400Bの受信誤り推定処理部421に通知する。
(1)第1の具体例
第1の具体例では、上記CS、上記CB、上記DPSのような、同じタイミングにおいて1つのアクセスポイントからのみ送信される協調制御を行う。また、アクセスポイント200A、200Bは、多素子アンテナを持つアダプティブアレイアンテナを適用する。アダプティブアレイアンテナは、各アンテナ素子の重みづけを伝搬環境に応じてアダプティブ制御し、アンテナの指向性ゲインを得ることができる。とりわけ、アクセスポイント200A、200Bは、カバーエリア10A、10B内の端末装置300と通信する際に、ビームフォーミングとヌルステアリングを行う。
図4は、アクセスポイント200A、200B間での協調制御により端末装置300に対してビームフォーミング送信を行う動作の例を模式的に示す図である。図4に示すように、アクセスポイント200Bは、端末装置300Bに対するデータ送信時に、端末装置300Aに対してヌルステアリングを行う。
ここで、ビームフォーミングにより同一周波数を用いたユーザの空間多重を行う場合、アダプティブアレイアンテナのアンテナ素子の数により多重数が変わる。さらに、ヌルステアリングを行うためにもアンテナ素子を必要とするため、ヌルステアリングの可否はデータ送信のために多重されたユーザ数とも関係する。
図5は、アクセスポイント200A、200B間での協調制御により端末装置300に対してビームフォーミング送信を行う動作の他の例を模式的に示す図である。
上述した多重されるユーザ数の影響によって、図5に示すように、アクセスポイント200Bは、端末装置300Aに対してヌルステアリングを行うことができない場合がある。このため、端末装置300Bへの信号のサイドローブが、端末装置300Aにとって干渉波となってしまうという問題が生じ得る。
第1の具体例では、上記のような問題を解決するため、次のような動作を行う。
図6は、受信誤り推定処理部411による品質補正値の算出処理の動作例を示すフローチャートである。
ステップS601において、受信誤り推定処理部411は、アクセスポイント200A向けの第1の端末装置(例えば端末装置300A)を決定した後に、隣接するアクセスポイントが有るか否かを判断する。ここで、隣接するアクセスポイントとは、同一周波数帯を使用しているアクセスポイント(例えばアクセスポイント200B)である。隣接するアクセスポイントが有る場合(S601:Yes)にはステップS603に進み、隣接するアクセスポイントが無い場合(S601:No)にはステップS607に進む。
ステップS603において、受信誤り推定処理部411は、隣接するアクセスポイント(例えばアクセスポイント200B)がヌルステアリング機能を有しているか否かを判断する。ヌルステアリング機能を有する場合(S603:YES)にはステップS605に進み、ヌルステアリング機能を有さない場合(S603:NO)にはステップS607に進む。
ステップS605において、受信誤り推定処理部411は、複数の品質補正値SINR_Offsetを保持して、図6に示す処理を終了する。
ステップS607において、受信誤り推定処理部411は、1つの品質補正値SINR_Offsetを保持して、図6に示す処理を終了する。
ここで、保持するSINR_Offsetは、それぞれ固有の初期値を有する。初期値SINR_Offset_Initの値は、例えば以下の式に従い決定される。
Figure 0006958613
SINR_Offsetは、アクセスポイントごとに管理する端末装置iごとの平均SINR_Offsetを全ユーザ端末装置Nで平均した値とする。
なお、初期値SINR_Offset_Initは、全ての端末装置ではなく、端末装置の存在位置に応じて分けられたグループごとに決められてもよい。また、端末装置の機種ごとに分けられたグループごとに、初期値が決められてもよい。
次に、図7を用いて、本具体例に係るリソース割り当て時の動作について説明する。図7は、リソース割り当て動作、ヌルステアリング動作、及び品質補正値SINR_Offsetを判断するための動作を示すフローチャートである。
ステップS701において、リソース割り当て部413は、アクセスポイント200Aが無線通信する第1の端末装置(例えば、端末装置300A)への無線リソースの割り当てを行い、ステップS703に進む。
ステップS703において、スケジュール処理部400Aは、例えば取得部131を介して、隣接アクセスポイントのためのスケジュール処理部(アクセスポイント200Bのためのスケジュール処理部400B)により無線リソースが割り当てられた端末装置に関する情報を受信する。
そして、スケジュール処理部400Aは、上記受信した情報に基づいて、隣接アクセスポイント(例えばアクセスポイント200B)によって上記第2の端末装置(例えば端末装置300B)に割り当てられているか否かを判断する。隣接アクセスポイント(例えばアクセスポイント200B)によってリソースが割り当てられたヌルステアリング対象端末、すなわち上記第2の端末装置(例えば端末装置300B)がある場合(S703:YES)にはステップS705に進む。一方、隣接アクセスポイントによってリソースが割り当てられたヌルステアリング対象端末が無い場合(S703:NO)には、アクセスポイント200Aの隣接アクセスポイント(例えばアクセスポイント200B)への与干渉が無いものとして、ステップS705〜S709に進むことなく、ステップS713に進む。
ステップS705において、スケジュール処理部400Aは、隣接アクセスポイント(例えばアクセスポイント200B)がデータ送信することが決まっている上記第2の端末装置(例えば端末装置300B)を、アクセスポイント200Aによるヌルステアリングの実施対象に設定して、ステップS707に進む。
ステップS707において、スケジュール処理部400Aは、隣接アクセスポイント(例えばアクセスポイント200B)がデータ送信することが決まっている第2の端末装置(例えば端末装置300B)に対して、アクセスポイント200Aがヌルステアリングを実施するか否かを判断する。ヌルステアリングを実施する場合(S707:YES)にはステップS709に進み、ヌルステアリングを実施しない場合(S707:NO)にはステップS709に進むことなくステップS711に進む。
ステップS709において、情報生成部415は、アクセスポイント200Aがヌルステアリングを実施することを示すヌルステアリング情報を生成する。そして、情報通知部417は、生成されたヌルステアリング情報を、例えば取得部131を介してスケジュール処理部400Bに通知して、ステップS711に進む。
ステップS711において、スケジュール処理部400Aは、取得部131を介して、隣接アクセスポイントのためのスケジュール処理部(例えばアクセスポイント200Bのためのスケジュール処理部400B)から、上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に対してヌルステアリングを行うことを示すヌルステアリング情報(第1のスケジュール情報)を受信したか否かを判断する。ヌルステアリング情報を受信した場合(S711:YES)にはステップS713に進み、ヌルステアリング実施情報を受信しなかった場合(S711:NO)にはステップS715に進む。
ステップS713において、スケジュール処理部400Aは、上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に対して、与干渉抑制時のためのSINR_Offsetを使用して推定されたSINRに基づいて、例えば変調方式の決定などの変調制御(上記第2のスケジュールに関する制御)を行い、図7に示す処理を終了する。
ステップS715において、スケジュール処理部400Aは、上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に対して、与干渉あり時のためのSINR_Offsetを使用して推定されたSINRに基づいて、例えば変調方式の決定などの変調制御(上記第2のスケジュールに関する制御)を行い、図7に示す処理を終了する。
次に、図8を用いて、端末装置300からのHARQフィードバック情報を受信した時のスケジュール処理部400Aの動作の例について説明する。図8は、スケジュール処理部400Aの品質補正値SINR_Offsetの制御動作を示すフローチャートである。
ステップS801において、スケジュール処理部400Aは、上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)から下りデータ送信に対するフィードバック情報を受信して、ステップS803に進む。
ステップS803において、スケジュール処理部400Aは、受信したフィードバック情報が、受信成功を示すACKであるか否かを判断する。受信したフィードバック情報がACKである場合(S803:YES)にはステップS805に進み、受信したフィードバック情報がACKではない(NACKである)場合(S803:NO)にはステップS813に進む。
ステップS805において、スケジュール処理部400Aは、フィードバック情報に応じて上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に無線リソースを割り当てる時に、隣接アクセスポイント(アクセスポイント200B)によって無線リソースが割り当てられた上記第2の端末装置(例えば端末装置300B)が有るか否かを判断する。隣接アクセスポイントにより無線リソースが割り当てられた上記第2の端末装置が有る場合(S805:YES)にはステップS807に進み、無線リソースが割り当てられた上記第2の端末装置が無い場合(S805:NO)にはステップS807に進まずにステップS809に進む。
ステップS807において、スケジュール処理部400Aは、取得部131を介して、隣接アクセスポイントのためのスケジュール処理部(例えばアクセスポイント200Bのためのスケジュール処理部400B)から、上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に対してヌルステアリングを行うことを示すヌルステアリング情報(第1のスケジュール情報)を受信したか否かを判断する。ヌルステアリング情報を受信した場合(S807:YES)にはステップS809に進み、ヌルステアリング情報を受信しなかった場合(S809:NO)にはステップS811に進む。
ステップS809において、スケジュール処理部400Aは、与干渉抑制時のためのSINR_Offsetが増加するように更新して、図8に示す処理を終了する。
ステップS811において、スケジュール処理部400Aは、与干渉あり時のためのSINR_Offsetが増加するように更新して、図8に示す処理を終了する。
一方、ステップS813において、スケジュール処理部400Aは、フィードバック情報に応じて上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に無線リソースを割り当てる時に、隣接アクセスポイント(アクセスポイント200B)によって無線リソースが割り当てられた上記第2の端末装置(例えば端末装置300B)が有るか否かを判断する。隣接アクセスポイントにより無線リソースが割り当てられた上記第2の端末装置が有る場合(S813:YES)にはステップS815に進み、無線リソースが割り当てられた上記第2の端末装置が無い場合(S813:NO)にはステップS815に進まずにステップS817に進む。
ステップS815において、スケジュール処理部400Aは、取得部131を介して、隣接アクセスポイントのためのスケジュール処理部(例えばアクセスポイント200Bのためのスケジュール処理部400B)から、上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に対してヌルステアリングを行うことを示すヌルステアリング情報(第1のスケジュール情報)を受信したか否かを判断する。ヌルステアリング情報を受信した場合(S815:YES)にはステップS817に進み、ヌルステアリング情報を受信しなかった場合(S815:NO)にはステップS819に進む。
ステップS817において、スケジュール処理部400Aは、与干渉抑制時のためのSINR_Offsetが増加するように更新して、図8に示す処理を終了する。
ステップS819において、スケジュール処理部400Aは、与干渉あり時のためのSINR_Offsetが増加するように更新して、図8に示す処理を終了する。
以上、第1の具体例について説明した。
ところで、隣接するアクセスポイント同士で同一周波数帯を使用するなどアクセスポイント間で干渉が発生する場合、かつ、多素子アクティブアンテナを持つシステムの場合、ビームフォーミング技術、ヌルステアリング技術などを用いることで、与干渉を抑制できる。しかし、隣接アクセスポイントでのスケジュール処理において多重ユーザ数の制約などにより、与干渉制御の可否が判断される。このため、与干渉がある場合と与干渉がない時では、同じリソース及び同じ変調方式を用いたとしても無線環境の違いによりBLERが異なるため、BLERの期待値が得られない、という問題が生じ得る。
このような問題に対して、上記第1の具体例によれば、スケジュール処理部400A及びスケジュール処理部400Bの間で、リソース割り当て情報及びヌルステアリング情報(第1のスケジュール情報)を送受信することで、通信品質の推定精度を高めることができる。つまり、上記第1の具体例によれば、期待するBLERを得るための品質補正値SINR_Offsetを精度良く制御することができる。
(2)第2の具体例
第2の具体例では、上記JTのような、同じタイミングにおいて複数のアクセスポイントから送信される協調制御を行う。
図9は、受信誤り推定処理部411による品質補正値算出処理の動作例を示すフローチャートである。
ステップS901において、受信誤り推定処理部411は、アクセスポイント200A向けの第1の端末装置(例えば端末装置300A)を決定した後に、隣接するアクセスポイント(例えば、アクセスポイント200B)が有るか否かを判断する。隣接するアクセスポイントが有る場合(S901:Yes)にはステップS903に進み、隣接するアクセスポイントが無い場合(S901:No)にはステップS907に進む。
ステップS903において、受信誤り推定処理部411は、隣接するアクセスポイント(例えばアクセスポイント200B)との間でJT機能を有しているか否かを判断する。JT機能を有する場合(S903:YES)にはステップS905に進み、JT機能を有さない場合(S903:NO)にはステップS907に進む。
ステップS905において、受信誤り推定処理部411は、複数の品質補正値SINR_Offsetを保持して、図9に示す処理を終了する。
ステップS907において、受信誤り推定処理部411は、1つの品質補正値SINR_Offsetを保持して、図9に示す処理を終了する。
次に、図10を用いて、本具体例に係るリソース割り当て時の動作について説明する。図10は、リソース割り当て動作、JT機能に関する動作、及び品質補正値SINR_Offsetを判断するための動作を示すフローチャートである。
ステップS1001において、リソース割り当て部413は、スケジュール処理部400Aが管理するアクセスポイント200Aが無線通信する第1の端末装置(例えば、端末装置300A)への無線リソースの割り当てを行い、ステップS1003に進む。
ステップS1003において、スケジュール処理部400Aは、隣接アクセスポイント(例えばアクセスポイント200B)により上記第2の端末装置(例えば端末装置300B)に無線リソースが割り当てられているか否かを判断する。無線リソースの割り当てがある場合(S1003:YES)にはステップS1005に進む。一方、無線リソースの割り当てが無い場合(S1003:NO)には、アクセスポイント200Aにとって隣接アクセスポイント(例えばアクセスポイント200B)からの与干渉が無いものとして、ステップS1005〜S1009に進むことなく、ステップS1013に進む。
ステップS1005において、スケジュール処理部400Aは、隣接アクセスポイント(例えばアクセスポイント200B)が無線リソースを用いてデータ送信することが決まっている上記第2の端末装置(例えば端末装置300B)を、アクセスポイント200A、200B間のJT実施対象に設定して、ステップS1007に進む。
ステップS1007において、スケジュール処理部400Aは、隣接アクセスポイント(例えばアクセスポイント200B)が無線リソースを用いてデータ送信することが決まっている上記第2の端末装置(例えば端末装置300B)に対してJTを実施するか否かを判断する。JTを実施する場合(S1007:YES)にはステップS1009に進み、JTを実施しない場合(S1007:NO)にはステップS1009に進むことなくステップS1011に進む。
ステップS1009において、情報生成部415は、JTを実施することを表すJT実施情報を生成する。そして、情報通知部417は、生成されたJT実施情報を、例えば取得部131を介してスケジュール処理部400Bに通知して、ステップS1011に進む。
ステップS1011において、スケジュール処理部400Aは、取得部131を介して、隣接アクセスポイントのためのスケジュール処理部(例えばアクセスポイント200Bのためのスケジュール処理部400B)から、上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に対してJTを行うことを示すJT実施情報(第1のスケジュール情報)を受信したか否かを判断する。JT実施情報を受信した場合(S1011:YES)にはステップS1013に進み、JT実施情報を受信しなかった場合(S1011:NO)にはステップS1015に進む。
ステップS1013において、スケジュール処理部400Aは、上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に対して、与干渉抑制時のためのSINR_Offsetを使用して推定されたSINRに基づいて、例えば変調方式の決定などの変調制御(上記第2のスケジュールに関する制御)を行い、図10に示す処理を終了する。
ステップS1015において、スケジュール処理部400Aは、上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に対して、与干渉あり時のためのSINR_Offsetを使用して推定されたSINRに基づいて、例えば変調方式の決定などの変調制御(上記第2のスケジュールに関する制御)を行い、図10に示す処理を終了する。
次に、図11を用いて、端末装置300からのHARQフィードバック情報を受信した時の、スケジュール処理部400Aの動作の例について説明する。図11は、スケジュール処理部400Aの品質補正値SINR_Offsetの制御動作を示すフローチャートである。
ステップS1101において、スケジュール処理部400Aは、上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)から下りデータ送信に対するフィードバック情報を受信して、ステップS1103に進む。
ステップS1103において、スケジュール処理部400Aは、受信したフィードバック情報が、受信成功を示すACKであるか否かを判断する。受信したフィードバック情報がACKである場合(S1103:YES)にはステップS1105に進み、受信したフィードバック情報がACKではない(NACKである)場合(S1103:NO)にはステップS1113に進む。
ステップS1105において、スケジュール処理部400Aは、フィードバック情報に応じて上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に無線リソースを割り当てる時に、隣接アクセスポイント(アクセスポイント200B)によって無線リソースが割り当てられた上記第2の端末装置(例えば端末装置300B)が有るか否かを判断する。隣接アクセスポイントにより無線リソースが割り当てられた上記第2の端末装置が有る場合(S1105:YES)にはステップS1107に進み、隣接アクセスポイントにより無線リソースが割り当てられた上記第2の端末装置が無い場合(S1105:NO)にはステップS1107に進まずにステップS1109に進む。
ステップS1107において、スケジュール処理部400Aは、取得部131を介して、隣接アクセスポイントのためのスケジュール処理部(例えばアクセスポイント200Bのためのスケジュール処理部400B)から、上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に対してJTを行うことを示すJT実施情報(第1のスケジュール情報)を受信したか否かを判断する。JT実施情報を受信した場合(S1107:YES)にはステップS1109に進み、JT実施情報を受信しなかった場合(S1109:NO)にはステップS1111に進む。
ステップS1109において、スケジュール処理部400Aは、与干渉抑制時のためのSINR_Offsetが増加するように更新して、図11に示す処理を終了する。
ステップS1111において、スケジュール処理部400Aは、与干渉あり時のためのSINR_Offsetが増加するように更新して、図11に示す処理を終了する。
一方、ステップS1113において、スケジュール処理部400Aは、フィードバック情報に応じて上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に無線リソースを割り当てる時に、隣接アクセスポイント(アクセスポイント200B)によって無線リソースが割り当てられた上記第2の端末装置(例えば端末装置300B)が有るか否かを判断する。隣接アクセスポイントにより無線リソースが割り当てられた上記第2の端末装置が有る場合(S1113:YES)にはステップS1115に進み、隣接アクセスポイントにより無線リソースが割り当てられた上記第2の端末装置が無い場合(S1113:NO)にはステップS1115に進まずにステップS1117に進む。
ステップS1115において、スケジュール処理部400Aは、取得部131を介して、隣接アクセスポイントのためのスケジュール処理部(例えばアクセスポイント200Bのためのスケジュール処理部400B)から、上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に対してJTを行うことを示すJT実施情報(第1のスケジュール情報)を受信したか否かを判断する。JT実施情報を受信した場合(S1115:YES)にはステップS1117に進み、JT実施情報を受信しなかった場合(S1115:NO)にはステップS1119に進む。
ステップS1117において、スケジュール処理部400Aは、与干渉抑制時のためのSINR_Offsetを減少するように更新して、図11に示す処理を終了する。
ステップS1118において、スケジュール処理部400Aは、与干渉あり時のためのSINR_Offsetを減少するように更新して、図11に示す処理を終了する。
以上、第2の具体例について説明した。
上記第2の具体例によれば、スケジュール処理部400A及びスケジュール処理部400Bの間で、リソース割り当て情報及びJT実施情報(第1のスケジュール情報)を送受信することで、通信品質の推定精度を高めることができる。つまり、上記第2の具体例によれば、期待するBLERを得るための品質補正値SINR_Offsetを精度良く制御することができる。
(3)第3の具体例
第3の具体例では、上記JRのような、アクセスポイント200A、200B間で協調することにより、第1の端末装置(例えば端末装置300A)からのデータを複数のアクセスポイント200A、200Bで同時に受信するための協調制御を行う。
図12は、受信誤り推定処理部411による品質補正値算出処理の動作例を示すフローチャートである。
ステップS1201において、受信誤り推定処理部411は、アクセスポイント200A向けの第1の端末装置(例えば端末装置300A)を決定した後に、隣接するアクセスポイント(例えばアクセスポイント200B)が有るか否かを判断する。隣接するアクセスポイントが有る場合(S1201:Yes)にはステップS1203に進み、隣接するアクセスポイントが無い場合(S1201:No)にはステップS1207に進む。
ステップS1203において、受信誤り推定処理部411は、隣接するアクセスポイント(例えばアクセスポイント200B)との間でJR機能を有しているか否かを判断する。JR機能を有する場合(S1203:YES)にはステップS1205に進み、JR機能を有さない場合(S1203:NO)にはステップS1205に進むことなくステップS1207に進む。
ステップS1205において、受信誤り推定処理部411は、複数の品質補正値SINR_Offsetを保持して、図12に示す処理を終了する。
ステップS1207において、受信誤り推定処理部411は、1つの品質補正値SINR_Offsetを保持して、図12に示す処理を終了する。
次に、図13を用いて、本具体例に係るリソース割り当て時の動作について説明する。図13は、リソース割り当て動作、JR機能に関する動作、及び品質補正値SINR_Offsetの判断のための動作を示すフローチャートである。
ステップS1301において、リソース割り当て部413は、アクセスポイント200Aが第1の端末装置(例えば端末装置300A)から受信した上りデータのCRC(Cyclic Redundancy Code)に関する判定結果情報などに基づいて、上記第1の端末装置(例えば、端末装置300A)への無線リソースの割り当てを行い、ステップS1303に進む。
ステップS1303において、スケジュール処理部400Aは、隣接アクセスポイント(例えばアクセスポイント200B)によって上記第2の端末装置(例えば端末装置300B)に無線リソースが割り当てられているか否かを判断する。無線リソースの割り当てがある場合(S1303:YES)にはステップS1305に進む。一方、無線リソースの割り当てが無い場合(S1303:NO)には、アクセスポイント200Aにとって隣接アクセスポイント(例えばアクセスポイント200B)からの与干渉が無いものとして、ステップS1305〜S1309に進むことなく、ステップS1313に進む。
ステップS1305において、スケジュール処理部400Aは、隣接アクセスポイント(例えばアクセスポイント200B)が無線リソースを用いてデータ受信することが決まっている上記第2の端末装置(例えば端末装置300B)を、アクセスポイント200A、200Bとの間でのJRの実施対象に設定して、ステップS1307に進む。
ステップS1307において、スケジュール処理部400Aは、隣接アクセスポイント(例えばアクセスポイント200B)が無線リソースを用いてデータ受信することが決まっている上記第2の端末装置(例えば端末装置300B)に対して、JRを実施するか否かを判断する。JRを実施する場合(S1307:YES)にはステップS1009に進み、JRを実施しない場合(S1307:NO)にはステップS1309に進むことなくステップS1311に進む。
ステップS1309において、情報生成部415は、JRを実施することを表すJR実施情報を生成する。そして、情報通知部417は、生成されたJR実施情報を、例えば取得部131を介してスケジュール処理部400Bに通知して、ステップS1311に進む。
ステップS1311において、スケジュール処理部400Aは、取得部131を介して、隣接アクセスポイントのためのスケジュール処理部(例えばアクセスポイント200Bのためのスケジュール処理部400B)から、上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に対してJRを実施することを示すJR実施情報(第1のスケジュール情報)を受信したか否かを判断する。JR実施情報を受信した場合(S1311:YES)にはステップS1313に進み、JR実施情報を受信しなかった場合(S1311:NO)にはステップS1315に進む。
ステップS1313において、スケジュール処理部400Aは、上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に対して、与干渉抑制時のためのSINR_Offsetを使用して推定されたSINRに基づいて、例えば変調方式の決定などの変調制御(上記第2のスケジュールに関する制御)を行い、図13に示す処理を終了する。
ステップS1315において、スケジュール処理部400Aは、上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に対して、与干渉あり時のためのSINR_Offsetを使用して推定されたSINRに基づいて、例えば変調方式の決定などの変調制御(上記第2のスケジュールに関する制御)を行い、図13に示す処理を終了する。
次に、図14を用いて、端末装置300からのHARQフィードバック情報を受信した時の、スケジュール処理部400Aの動作の例について説明する。図14は、スケジュール処理部400Aの品質補正値SINR_Offsetの制御動作を示すフローチャートである。
ステップS1401において、スケジュール処理部400Aは、第1の端末装置(例えば端末装置300A)からの上りデータに含まれるフィードバック情報を受信して、ステップS1403に進む。
ステップS1403において、スケジュール処理部400Aは、受信したフィードバック情報が、受信成功を示すACKであるか否かを判断する。受信したフィードバック情報がACKである場合(S1403:YES)にはステップS1405に進み、受信したフィードバック情報がACKではない(NACKである)場合(S1403:NO)にはステップS1413に進む。
ステップS1405において、スケジュール処理部400Aは、フィードバック情報に応じて上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に無線リソースを割り当てる時に、隣接アクセスポイント(アクセスポイント200B)によって無線リソースが割り当てられた上記第2の端末装置(例えば端末装置300B)が有るか否かを判断する。隣接アクセスポイントにより無線リソースが割り当てられた上記第2の端末装置が有る場合(S1405:YES)にはステップS1407に進み、隣接アクセスポイントにより無線リソースが割り当てられた上記第2の端末装置が無い場合(S1405:NO)にはステップS1407に進まずにステップS1409に進む。
ステップS1407において、スケジュール処理部400Aは、取得部131を介して、隣接アクセスポイントのためのスケジュール処理部(例えばアクセスポイント200Bのためのスケジュール処理部400B)から、上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に対してJRを行うことを示すJR実施情報(第1のスケジュール情報)を受信したか否かを判断する。JR実施情報を受信した場合(S1407:YES)にはステップS1409に進み、JR実施情報を受信しなかった場合(S1409:NO)にはステップS1411に進む。
ステップS1409において、スケジュール処理部400Aは、与干渉抑制時のためのSINR_Offsetが増加するように更新して、図14に示す処理を終了する。
ステップS1411において、スケジュール処理部400Aは、与干渉あり時のためのSINR_Offsetが増加するように更新して、図14に示す処理を終了する。
一方、ステップS1413において、スケジュール処理部400Aは、フィードバック情報に応じて上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に無線リソースを割り当てる時に、隣接アクセスポイント(アクセスポイント200B)によって無線リソースが割り当てられた上記第2の端末装置(例えば端末装置300B)が有るか否かを判断する。隣接アクセスポイントにより無線リソースが割り当てられた上記第2の端末装置が有る場合(S1413:YES)にはステップS1415に進み、隣接アクセスポイントにより無線リソースが割り当てられた上記第2の端末装置が無い場合(S1413:NO)にはステップS1415に進まずにステップS1417に進む。
ステップS1415において、スケジュール処理部400Aは、取得部131を介して、隣接アクセスポイントのためのスケジュール処理部(例えばアクセスポイント200Bのためのスケジュール処理部400B)から、上記第1の端末装置(例えば端末装置300A)に対してJRを行うことを示すJR実施情報(第1のスケジュール情報)を受信したか否かを判断する。JR実施情報を受信した場合(S1415:YES)にはステップS1417に進み、JR実施情報を受信しなかった場合(S1415:NO)にはステップS1419に進む。
ステップS1417において、スケジュール処理部400Aは、与干渉抑制時のためのSINR_Offsetを減少するように更新して、図14に示す処理を終了する。
ステップS1419において、スケジュール処理部400Aは、与干渉あり時のためのSINR_Offsetを減少するように更新して、図14に示す処理を終了する。
以上、第3の具体例について説明した。
上記第3の具体例によれば、スケジュール処理部400A及びスケジュール処理部400Bの間で、リソース割り当て情報及びJR実施情報(第1のスケジュール情報)を送受信することで、通信品質の推定精度を高めることができる。つまり、上記第3の具体例によれば、期待するBLERを得るための品質補正値SINR_Offsetを精度良く制御することができる。
<<5.第2の実施形態>>
続いて、本発明の第2の実施形態を説明する。上述した第1の実施形態は、具体的な実施形態であるが、第2の実施形態は、より一般化された実施形態である。
<5.1.制御装置の構成>
まず、図15を参照して、第2の実施形態に係る制御装置500の構成の例を説明する。図15は、第2の実施形態に係る制御装置500の概略的な構成の例を示すブロック図である。図15を参照すると、制御装置500は、取得部511及び制御部513を備える。取得部511及び制御部513の具体的な動作は、後に説明する。
取得部511及び制御部513は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。取得部511及び制御部513は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよく、当該1つ以上のプロセッサは、取得部511及び制御部513の動作を行ってもよい。上記プログラムは、取得部511及び制御部513の動作をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<5.2.技術的特徴>
次に、第2の実施形態の技術的特徴を説明する。
第2の実施形態では、制御装置500(取得部511)は、第1の無線基地局と第2の無線基地局との間の協調制御のための第1のスケジュールに関する情報を取得する。そして、制御装置500(制御部513)は、上記第1のスケジュールに関する情報に基づいて、上記第1の無線基地局が第1の端末装置と無線通信を行うための第2のスケジュールに関する制御を行う。
例えば、取得部511は、上述した第1の実施形態に係る取得部131の動作を行ってもよい。また、制御部513は、上述した第1の実施形態に係る制御部133の動作を行ってもよい。
以上、第2の実施形態を説明した。第2の実施形態によれば、例えば、他の無線基地局(例えば第2の無線基地局)と協調制御を行う無線基地局(例えば第1の無線基地局)が端末装置との無線通信のためのスケジューリングを適切に行うことが可能になる。
<<6.他の形態>>
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。これらの実施形態は例示にすぎないということ、及び、本発明のスコープ及び精神から逸脱することなく様々な変形が可能であるということは、当業者に理解されるであろう。
例えば、本明細書に記載されている処理におけるステップは、必ずしもシーケンス図に記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、処理におけるステップは、並列的に実行されてもよい。また、処理におけるステップの一部が削除されてもよく、さらなるステップが処理に追加されてもよい。
また、本明細書において説明した集約基地局の構成要素(例えば、取得部及び/又は制御部)を備える装置(例えば、集約基地局を構成する複数の装置(又はユニット)のうちの1つ以上の装置(又はユニット)、又は上記複数の装置(又はユニット)のうちの1つのためのモジュール)が提供されてもよい。また、上記構成要素の処理を含む方法が提供されてもよく、上記構成要素の処理をプロセッサに実行させるためのプログラムが提供されてもよい。また、当該プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体(Non-transitory computer readable medium)が提供されてもよい。当然ながら、このような装置、モジュール、方法、プログラム、及びコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体も本発明に含まれる。
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
第1の無線基地局と第2の無線基地局との間の協調制御のための第1のスケジュールに関する情報を取得する取得部と、
前記第1のスケジュールに関する情報に基づいて、前記第1の無線基地局が第1の端末装置と無線通信を行うための第2のスケジュールに関する制御を行う制御部と、
を備える制御装置。
(付記2)
前記協調制御は、各々の送信タイミングにおいて前記第1の無線基地局及び前記第2の無線基地局の一方が形成するビームにより前記第1の端末装置にデータを送信するための制御である、付記1記載の制御装置。
(付記3)
前記第1のスケジュールに関する前記情報は、前記第2の無線基地局が前記第1の端末装置に対してヌルステアリングを行うか否かを示す情報を含む、付記2記載の制御装置。
(付記4)
前記第1のスケジュールに関する前記情報は、前記第1の無線基地局と前記第2の無線基地局が前記第1の端末装置にデータを同時送信するか否かを示す情報を含む、付記1記載の制御装置。
(付記5)
前記第1のスケジュールに関する前記情報は、前記第1の端末装置が前記第1の無線基地局と前記第2の無線基地局へデータを同時送信するか否かを示す情報を含む、付記1記載の制御装置。
(付記6)
前記制御部は、
前記第1の無線基地局が前記第1の端末装置と無線通信を行うための無線リソースを割り当て、前記第1のスケジュールに関する情報に基づいて、前記第1の無線基地局が前記第1の端末装置と無線通信を行うための前記第2のスケジュールに関する制御を行う、付記1乃至5のうちいずれか1項記載の制御装置。
(付記7)
前記第1のスケジュールに関する情報は、前記第2の無線基地局が第2の端末装置に無線リソースを割り当てるか否かを示す情報を含む、付記6記載の制御装置。
(付記8)
前記第2のスケジュールに関する前記制御は、前記第1の無線基地局が前記第1の端末装置と無線通信を行うための無線リソースの割り当てを含む、付記1乃至5のうちいずれか1項記載の制御装置。
(付記9)
前記第2のスケジュールに関する前記制御は、前記第1の端末装置に送信するためのデータ変調の決定を含む、付記1乃至8のうちいずれか1項記載の制御装置。
(付記10)
前記制御部は、
前記第1のスケジュールに関する情報に基づいて、前記第1の無線基地局と前記第1の端末装置との間の通信品質を推定し、
推定した通信品質を用いて前記第1の無線基地局が前記第1の端末装置と無線通信を行うための前記第2のスケジュールに関する前記制御を行う、付記1乃至9のうちいずれか1項記載の制御装置。
(付記11)
第1の無線基地局と第2の無線基地局との間の協調制御のための第1のスケジュールに関する情報を取得することと、
前記第1のスケジュールに関する情報に基づいて、前記第1の無線基地局が第1の端末装置と無線通信を行うための第2のスケジュールに関する制御を行うことと、
を含む方法。
(付記12)
第1の無線基地局と第2の無線基地局との間の協調制御のための第1のスケジュールに関する情報を取得することと、
前記第1のスケジュールに関する情報に基づいて、前記第1の無線基地局が第1の端末装置と無線通信を行うための第2のスケジュールに関する制御を行うことと、
をプロセッサに実行させるプログラム。
(付記13)
第1の無線基地局と第2の無線基地局との間の協調制御のための第1のスケジュールに関する情報を取得することと、
前記第1のスケジュールに関する情報に基づいて、前記第1の無線基地局が第1の端末装置と無線通信を行うための第2のスケジュールに関する制御を行うことと、
をプロセッサに実行させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体。
この出願は、2017年5月1日に出願された日本出願特願2017−090993を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
移動体通信システムにおいて、他の無線基地局と協調制御を行う無線基地局が端末装置との無線通信のためのスケジューリングを適切に行うことが可能になる。
1 システム
100 集約基地局
200、200A、200B アクセスポイント
300、300A、300B、300C 端末装置
500 制御装置
131、511 取得部
133、513 制御部

Claims (9)

  1. 第1の無線基地局と第2の無線基地局との間の協調制御のための第1のスケジュールに関する情報を取得する取得部と、
    前記第1のスケジュールに関する情報に基づいて、前記第1の無線基地局と第1の端末装置との間の通信品質を推定し、推定した前記通信品質を用いて前記第1の無線基地局が前記第1の端末装置と無線通信を行うための第2のスケジュールに関する制御を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記第1の無線基地局から前記第1の端末装置へ送信されるデータに対する通知として、前記第1の端末装置から受信成功を示す情報を受信した場合に、第1の補正値又は前記第1の補正値とは異なる第2の補正値が増加するように更新し、受信誤りを示す情報を受信した場合に、前記第1の補正値又は前記第2の補正値が減少するように更新し、
    前記第2の無線基地局からの信号により前記第1の無線基地局と前記第1の端末装置との通信に与えられる干渉が抑制される場合に、前記第1の補正値を用いて前記通信品質を推定し、
    前記第2の無線基地局からの信号により前記第1の無線基地局と前記第1の端末装置との通信に与えられる干渉が抑制されない場合に、前記第2の補正値を用いて前記通信品質を推定する制御装置。
  2. 前記協調制御は、各々の送信タイミングにおいて前記第1の無線基地局及び前記第2の無線基地局の一方が形成するビームにより前記第1の端末装置にデータを送信するための制御である、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記第1のスケジュールに関する前記情報は、前記第2の無線基地局が前記第1の端末装置に対してヌルステアリングを行うか否かを示す情報を含む、請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記第1のスケジュールに関する前記情報は、前記第1の無線基地局と前記第2の無線基地局が前記第1の端末装置にデータを同時送信するか否かを示す情報を含む、請求項1に記載の制御装置。
  5. 前記第1のスケジュールに関する前記情報は、前記第1の端末装置が前記第1の無線基地局と前記第2の無線基地局へデータを同時送信するか否かを示す情報を含む、請求項1に記載の制御装置。
  6. 前記制御部は、
    前記第1の無線基地局が前記第1の端末装置と無線通信を行うための無線リソースを割り当て、前記第1のスケジュールに関する情報に基づいて、前記第1の無線基地局が前記第1の端末装置と無線通信を行うための前記第2のスケジュールに関する制御を行う、請求項1乃至5のいずれか1項記載の制御装置。
  7. 前記第1のスケジュールに関する情報は、前記第2の無線基地局が第2の端末装置に無線リソースを割り当てるか否かを示す情報を含む、請求項6に記載の制御装置。
  8. 第1の無線基地局と第2の無線基地局との間の協調制御のための第1のスケジュールに関する情報を取得することと、
    前記第1のスケジュールに関する情報に基づいて、前記第1の無線基地局と第1の端末装置との間の通信品質を推定し、推定した前記通信品質を用いて前記第1の無線基地局が前記第1の端末装置と無線通信を行うための第2のスケジュールに関する制御を行うことと、を備え、
    前記第1の無線基地局から前記第1の端末装置へ送信されるデータに対する通知として、前記第1の端末装置から受信成功を示す情報を受信した場合に、第1の補正値又は前記第1の補正値とは異なる第2の補正値が増加するように更新し、受信誤りを示す情報を受信した場合に、前記第1の補正値又は前記第2の補正値が減少するように更新し、
    前記第2の無線基地局からの信号により前記第1の無線基地局と前記第1の端末装置との通信に与えられる干渉が抑制される場合に、前記第1の補正値を用いて前記通信品質を推定し、
    前記第2の無線基地局からの信号により前記第1の無線基地局と前記第1の端末装置との通信に与えられる干渉が抑制されない場合に、前記第2の補正値を用いて前記通信品質を推定する、
    方法。
  9. 第1の無線基地局と第2の無線基地局との間の協調制御のための第1のスケジュールに関する情報を取得することと、
    前記第1のスケジュールに関する情報に基づいて、前記第1の無線基地局と第1の端末装置との間の通信品質を推定し、推定した前記通信品質を用いて前記第1の無線基地局が前記第1の端末装置と無線通信を行うための第2のスケジュールに関する制御を行うことと、
    をプロセッサに実行させるプログラムであって、
    前記第1の無線基地局から前記第1の端末装置へ送信されるデータに対する通知として、前記第1の端末装置から受信成功を示す情報を受信した場合に、第1の補正値又は前記第1の補正値とは異なる第2の補正値が増加するように更新し、受信誤りを示す情報を受信した場合に、前記第1の補正値又は前記第2の補正値が減少するように更新し、
    前記第2の無線基地局からの信号により前記第1の無線基地局と前記第1の端末装置との通信に与えられる干渉が抑制される場合に、前記第1の補正値を用いて前記通信品質を推定し、
    前記第2の無線基地局からの信号により前記第1の無線基地局と前記第1の端末装置との通信に与えられる干渉が抑制されない場合に、前記第2の補正値を用いて前記通信品質を推定する、
    プログラム。
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