JP6956305B2 - 制御装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、制御装置、制御方法及びプログラムに関する。
自律的に移動するロボット及び車両等の移動体がある。自律的に移動する移動体の制御装置は、GPS(Global Positioning System)等の人工衛星から受信された電波を用いて、移動体の位置を測定する。制御装置は、移動体の位置の測定結果に基づいて、予め定められた経路で移動体を移動させる。
人工衛星からの電波を用いる測位では、許容値以上の誤差が測位結果に生じる場合がある。また、人工衛星からの電波を移動体の制御装置が受信できない場合がある。これらの場合、移動体の位置を制御装置が測定できないので、移動体は自律的に移動することができない。また、移動体が自律的に移動するためには、移動体が移動する範囲を含む実空間の既成地図を制御装置が取得する必要がある。
そこで、移動体が自律的に移動するために、電波を用いる測位と既成地図とが不要である制御が必要とされている。このような制御として、SLAM(Simultaneous Localization And Mapping)が提案されている。SLAMでは、自己位置の推定(オドメトリ)と周囲の地図の作成とが、同時に実行される。
さらに、移動体の周囲が撮影された時系列の画像における特徴点の座標の変化に基づいて、自己位置の推定と周囲の地図の作成とが同時に実行される制御として、VSLAM(Visual SLAM)が提案されている(非特許文献1参照)。VSLAMでは、制御装置は、移動体の周囲が撮影された画像における特徴点の座標を、移動体の位置ごとに導出する。制御装置は、導出された特徴点の座標と、時系列の画像において過去に撮影された特徴点の座標との差(投影誤差)を、1個以上の特徴点について導出する。制御装置は、導出された投影誤差が最小となる位置を、移動体の位置と推定する。
友納正裕、「移動ロボットの環境認識 ―地図構築と自己位置推定」、システム制御情報学会誌「システム/制御/情報」、Vol.60、No.12、pp.509-514、2016.
VSLAM及び慣性航法を用いて、制御装置が移動体の位置を推定する場合がある。慣性航法では、例えば、モータ等の駆動量の計測値と、コンパスが示す方位とに基づいて、制御装置が移動体の位置を推定する場合がある。しかしながら、モータ等の駆動量の計測値とコンパスが示す方位とには、誤差が含まれている場合がある。この場合、制御装置は、駆動量の計測値に基づいて推定された位置と、画像に撮影された特徴点の座標に基づいて推定された位置との間の差を少なくするように、位置補正として移動体を移動させる。
図7は、位置補正の例を示す俯瞰図である。図7では、ランドマーク10からランドマーク11までを結ぶ経路20と、ランドマーク11からランドマーク12までを結ぶ経路21と、ランドマーク12からランドマーク13までを結ぶ経路22と、ランドマーク13からランドマーク10までを結ぶ経路23とが定められている。制御装置は、VSLAMを実行することによって、経路20と経路21と経路22と経路23との順に、移動体(不図示)を移動させる。
図7では、一例として、ランドマーク10が撮影された画像における特徴点の座標と、ランドマーク12が撮影された画像における特徴点の座標とが類似している。このため、ランドマーク12が撮影された画像における特徴点を、ランドマーク10が撮影された画像における特徴点であると、制御装置が誤認識してしまう場合がある。この場合、実際には移動体がランドマーク12の近傍に位置しているにも関わらず、制御装置は、移動体がランドマーク10の近傍に位置していると誤認識してしまう。
移動体がランドマーク10の近傍に位置していると制御装置が認識した場合、駆動量の計測値に基づいて推定された位置と、画像に撮影された特徴点の座標に基づいて推定された位置との間の差を少なくするように、制御装置は、ランドマーク12の近傍の位置からランドマーク10の近傍の位置に向けて、予め定められていない経路24で移動体を移動させてしまう。このように、予め定められた経路から移動体が逸脱してしまう場合がある。もし経路24に障害物が存在する場合、移動体は障害物に衝突してしまう。
上記事情に鑑み、本発明は、予め定められた経路から、移動体が逸脱しないようにすることが可能である制御装置、制御方法及びプログラムを提供することを目的としている。
本発明の一態様は、移動体の周囲を撮影するカメラによって前記移動体の位置ごとに生成された画像から、1個以上の特徴点を前記画像ごとに抽出する抽出部と、前記画像における前記特徴点の座標と前記移動体の位置との対応付けを表す地図を作成する地図作成部と、抽出された前記特徴点の座標に基づいて前記移動体の第1の位置を推定し、前記地図において前記移動体の第1の位置に対応付けられている前記特徴点の座標と抽出された前記特徴点の座標との間の投影誤差を前記画像ごとに導出し、前記移動体の第1の位置と前記投影誤差とに基づいて前記移動体の第2の位置を推定する第1推定部と、前記移動体の駆動に関する物理量の計測値に基づいて前記移動体の第3の位置を推定し、前記第2の位置と前記第3の位置との間の差分を導出する第2推定部と、前記差分が閾値以下であるか否かを判定する判定部と、前記差分が閾値以下であると判定された場合、推定された前記移動体の第2の位置に向けて前記移動体を移動させる位置補正部とを備える制御装置である。
本発明により、予め定められた経路から、移動体が逸脱しないようにすることが可能である。
実施形態における、移動体の構成例を示す図である。 実施形態における、制御装置のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態における、予め定められた経路の例を示す俯瞰図である。 実施形態における、第1のランドマークが撮影された画像の例を示す図である。 実施形態における、第3のランドマークが撮影された画像の例を示す図である。 実施形態における、制御装置の動作例を示すフローチャートである。 位置補正の例を示す俯瞰図である。
本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、移動体1の構成例を示す図である。移動体1は、1台以上のカメラ2と、制御装置3と、駆動部4とを備える。移動体1は、VSLAMにおける制御に応じて自律的に移動する物体であり、例えば、ロボット、車両、ドローン、航空機等である。移動体1と制御装置3とは、別体でもよい。すなわち、制御装置3は、無線通信によって移動体1を遠隔から制御してもよい。
図2は、制御装置3のハードウェア構成例を示す図である。制御装置3は、抽出部30と、第1推定部31と、地図作成部32と、第2推定部33と、判定部34と、位置補正部35とを備える。抽出部30と第1推定部31と地図作成部32と第2推定部33と判定部34と位置補正部35とのうちの一部又は全部は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが、不揮発性の記録媒体(非一時的な記録媒体)を有する記憶部310に記憶されたプログラムを実行することにより、ソフトウェアとして実現される。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置などの非一時的な記録媒体である。プログラムは、電気通信回線を経由して、通信部320によって受信されてもよい。記憶部310は、例えば、判定基準データ(閾値)と、画像データと、プログラムとを記憶する。
抽出部30と第1推定部31と地図作成部32と第2推定部33と判定部34と位置補正部35とのうちの一部又は全部は、例えば、LSI(Large Scale Integration circuit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等を用いた電子回路(electronic circuit又はcircuitry)を含むハードウェアを用いて実現されてもよい。
図3は、予め定められた経路の例を示す俯瞰図である。図3では、ランドマーク100(第1のランドマーク)からランドマーク110(第2のランドマーク)までを結ぶ経路200と、ランドマーク110からランドマーク120(第3のランドマーク)までを結ぶ経路210と、ランドマーク120からランドマーク130(第4のランドマーク)までを結ぶ経路220と、ランドマーク130からランドマーク100までを結ぶ経路230とが定められている。なお、ランドマークは、特定の物体に限定されない。例えば、ランドマークは、机、椅子である。
制御装置3は、VSLAM及び慣性航法を実行することによって、経路200と経路210と経路220と経路230との順に、移動体1を移動させる。移動体1が移動した範囲から撮影可能なランドマークの配置を表す地図が、移動体1の移動した範囲に応じて、制御装置3によって作成される。
図3では、一例として、ランドマーク100が撮影された画像における特徴点の座標と、ランドマーク120が撮影された画像における特徴点の座標とが類似している。このため、ランドマーク120が撮影された画像における特徴点を、ランドマーク100が撮影された画像における特徴点であると、制御装置3が誤認識してしまう場合がある。この場合、実際には移動体がランドマーク120の近傍に位置しているにも関わらず、制御装置3は、VSLAMに関して、移動体1がランドマーク100の近傍に位置していると誤認識してしまう。
図1に戻り、移動体1の構成例の説明を続ける。
カメラ2は、移動体1の周囲が撮影された時系列の画像を、制御装置3に出力する。制御装置3は、移動体1の駆動を制御する。制御装置3は、VSLAMを実行することによって推定された移動体1の位置と、移動体1の駆動に関する物理量の計測値の累積結果等に基づいて導出された移動体1の位置との差分を導出する。制御装置3は、導出された差分が閾値以下である場合、位置補正処理として移動体1を移動させる。
移動体1の速度と閾値との対応付けは、データテーブルとして記憶部310に記憶される。閾値は、移動体1の移動の速度及び向きに基づいて予め定められる。例えば、閾値は、移動体1の速度が速いほど、小さな値に定められている。これによって、移動体1の速度が速いほど、移動体1の位置補正が実行される可能性は低くなる。閾値は、移動体1の加速度が大きいほど、小さな値に定められてもよい。これによって、移動体1の加速度が大きいほど、移動体1の位置補正が実行される可能性は低くなる。
駆動部4は、移動体1を移動させる機構であり、例えば、モータ及び車輪、又は、プロペラ等である。これらの機構は例示である。駆動部4は、移動の距離及び方向に応じた信号を表す駆動指示を、位置補正部35から取得する。駆動部4は、移動の速度に応じた信号を表す駆動指示を、位置補正部35から取得してもよい。駆動部4は、駆動指示に応じて移動体1を移動させる。
次に、制御装置3の詳細を説明する。
抽出部30は、移動体1の周囲を撮影するカメラ2によって移動体1の位置ごとに生成された時系列の画像を、カメラ2から取得する。抽出部30は、1個以上の特徴点を画像から抽出する。抽出部30は、時系列の画像から、1個以上の特徴点を画像ごとに抽出する。
図4は、ランドマーク100(第1のランドマーク)が撮影された画像の例を示す図である。すなわち、図4に示された画像は、ランドマーク100の近傍に移動体1が位置している場合に、カメラ2が撮影したランドマーク100の画像である。
抽出部30は、ランドマーク100の特徴点101と特徴点102と特徴点103とを、図4に示された画像よりも時系列で前にランドマーク100が撮影された画像から予め抽出する。地図作成部32によって作成された地図では、予め抽出された特徴点101、特徴点102及び特徴点103の各座標が、ランドマーク100の近傍の位置に対応付けられる。
抽出部30は、特徴点101と特徴点102と特徴点103とを、図4に示された画像から抽出する。図4では、地図に登録されている特徴点101、特徴点102及び特徴点103が、特徴点104、特徴点105及び特徴点106が抽出された画像に投影されている。特徴点101及び特徴点104の間の距離(投影誤差)と、特徴点102及び特徴点105の間の距離(投影誤差)と、特徴点103及び特徴点105の間の距離(投影誤差)との合計値が小さいほど、地図に登録されたランドマーク100の近傍に移動体1が位置している可能性が高い。
図5は、ランドマーク120(第3のランドマーク)が撮影された画像の例を示す図である。すなわち、図5に示された画像は、ランドマーク120の近傍に移動体1が移動した際に、カメラ2がランドマーク120の近傍から撮影したランドマーク120の画像である。
抽出部30は、ランドマーク120の特徴点121と特徴点122と特徴点123とを、図5に示された画像よりも時系列で前にランドマーク120が撮影された画像から予め抽出する。地図作成部32によって作成された地図では、予め抽出された特徴点121、特徴点122及び特徴点123の各座標が、ランドマーク100の近傍の位置に対応付けられる。
抽出部30は、特徴点121と特徴点122と特徴点123とを、図4に示された画像から抽出する。図4では、地図に登録されている特徴点121、特徴点122及び特徴点123が、特徴点124、特徴点125及び特徴点126が抽出された画像に投影されている。特徴点121及び特徴点124の間の距離(投影誤差)と、特徴点122及び特徴点125の間の距離(投影誤差)と、特徴点123及び特徴点125の間の距離(投影誤差)との合計値が小さいほど、地図に登録されたランドマーク120の近傍に移動体1が位置している可能性が高い。
以下、抽出された特徴点の座標に基づいて推定された位置を「第1の位置」という。第1推定部31は、抽出された特徴点の座標に基づいて、移動体1の第1の位置を推定する。第1推定部31は、特徴点ごとに投影誤差を導出する。すなわち、第1推定部31は、地図において移動体1の第1の位置に対応付けられている特徴点の座標と、抽出された特徴点の座標との間の投影誤差を、画像ごとに導出する。
以下、投影誤差が最小となるように推定された位置を「第2の位置」という。第1推定部31は、移動体1の第1の位置と投影誤差とに基づいて、移動体1の第2の位置を推定する。すなわち、第1推定部31は、投影誤差が最小となるように移動体1の位置を導出することによって、移動体1の第2の位置を推定する。
地図作成部32は、時系列の画像における特徴点の座標を、画像ごとに抽出部30から取得する。地図作成部32は、移動中の移動体1の推定された各位置を、第1推定部31から取得する。例えば、地図作成部32は、ランドマーク120が撮影された画像における特徴点の座標を抽出部30から取得した際に、ランドマーク120の近傍における移動体1の位置(移動体1の第1の位置)を、第1推定部31から取得する。
地図作成部32は、抽出部30の出力結果と、第1推定部31の出力結果とに基づいて、移動体の周囲の地図を作成する。すなわち、地図作成部32は、画像における特徴点の座標と移動体1の位置との対応付けを表す地図を作成する。
以下、駆動に関する物理量に基づいて推定された位置を「第3の位置」という。第2推定部33は、駆動部4の駆動に関する物理量(駆動量)の計測値に基づいて、移動体1の移動の距離及び方向を導出する。第2推定部33は、移動体1の移動の距離及び方向が示す位置を、移動体1の第3の位置として導出する。第2推定部33は、移動体1の第2の位置を、第1推定部31から取得する。第2推定部33は、第2の位置と第3の位置との間の差分を導出する。
判定部34は、第2の位置と第3の位置との間の差分が閾値以下であるか否かを判定する。判定部34は、第2の位置と第3の位置との間の差分が閾値以下である場合、位置補正として移動体1を移動させると判定する。移動体1の速度が速いほど閾値が小さな値に定められている場合、移動体1の速度が速いほど、移動体1の位置補正が実行される可能性は低くなる。判定部34は、位置補正として移動体1を移動させると判定した場合、移動の距離及び方向を表す補正指示を、位置補正部35に出力する。
判定部34は、位置補正を実行するか否かを、第2の位置と第3の位置との間の差分と、特徴点の情報(例えば、座標、画素値又は識別子)と、移動体1の移動に用いられるパラメータとに基づいて判定してもよい。例えば、単一の画像において特徴点が出現する順が、予め定められた順である場合(逆順でない場合)、判定部34は、位置補正として移動体1を移動させると判定すると判定してもよい。
位置補正部35は、移動の距離及び方向等を表す補正指示を、判定部34から取得する。位置補正部35は、移動の距離及び方向等に応じた信号を表す駆動指示を、駆動部4に出力する。これによって移動体1は、位置補正として、投影誤差が最小となるように駆動指示に応じて移動する。
次に、制御装置3の動作の例を説明する。
図6は、制御装置3の動作例を示すフローチャートである。抽出部30は、移動体1の周囲を撮影するカメラ2によって移動体1の位置ごとに生成された時系列の画像を取得する。抽出部30は、移動体1の位置ごとに生成された時系列の画像から、1個以上の特徴点を画像ごとに抽出する(ステップS101)。
地図作成部32は、画像における特徴点の座標を、画像ごとに抽出部30から取得する。地図作成部32は、特徴点の座標を抽出部30から取得した際に、移動体1の位置を、第1推定部31から取得する。例えば、地図作成部32は、ランドマーク100が撮影された画像における特徴点の座標を抽出部30から取得した際に、ランドマーク100の近傍における移動体1の位置を、第1推定部31から取得する。同様に、地図作成部32は、ランドマーク120が撮影された画像における特徴点の座標を抽出部30から取得した際に、ランドマーク120の近傍における移動体1の位置を、第1推定部31から取得する。このようにして、地図作成部32は、各画像における特徴点の座標と、移動体1の各位置との対応付けを表す地図を作成する(ステップS102)。
ステップS103以降では、移動体1は、図3に示された経路200及び経路210を移動して、一例として、ランドマーク120の近傍に位置している。
第1推定部31は、抽出された特徴点の座標に基づいて、移動体1の第1の位置(例えば、ランドマーク120の近傍の位置)を推定する(ステップS103)。第1推定部31は、地図において移動体1の第1の位置に対応付けられている特徴点の座標と、抽出された特徴点の座標との間の投影誤差を、画像ごとに導出する(ステップS104)。第1推定部31は、移動体1の第1の位置と投影誤差とに基づいて、移動体1の第2の位置(例えば、ランドマーク120の近傍における移動体1の位置)を推定する(ステップS105)。
第2推定部33は、移動体1の駆動に関する物理量の計測値に基づいて、移動体1の第3の位置(例えば、ランドマーク120の近傍の位置)を推定する(ステップS106)。第2推定部33は、第2の位置と第3の位置との間の差分を導出する(ステップS107)。判定部34は、第2の位置と第3の位置との間の差分が閾値以下であるか否かを判定する(ステップS108)。位置補正部35は、第2の位置と第3の位置との間の差分が閾値以下であると判定された場合、推定された移動体1の第2の位置に向けて移動体1を移動させる(ステップS109)。
以上のように、抽出部30は、移動体1の周囲を撮影するカメラ2によって移動体の位置ごとに生成された画像から、1個以上の特徴点を画像ごとに抽出する。地図作成部32は、画像における特徴点の座標と移動体の位置との対応付けを表す地図を作成する。第1推定部31は、抽出された特徴点の座標に基づいて、移動体1の第1の位置を推定する。第1推定部31は、地図において移動体1の第1の位置に対応付けられている特徴点の座標と、抽出された特徴点の座標との間の投影誤差を、画像ごとに導出する。第1推定部31は、移動体1の第1の位置と投影誤差とに基づいて、移動体1の第2の位置を推定する。第2推定部33は、移動体1の駆動に関する物理量の計測値に基づいて、移動体1の第3の位置を推定する。第2推定部33は、第2の位置と第3の位置との間の差分(距離、方向)を導出する。判定部34は、第2の位置と第3の位置との間の差分が閾値以下であるか否かを判定する。位置補正部35は、差分が閾値以下であると判定された場合、推定された移動体1の第2の位置に向けて移動体1を移動させる。
このように、位置補正部35は、第2の位置と第3の位置との間の差分が閾値以下であると判定された場合、移動体1の第2の位置に向けて移動体1を移動させる。これによって、予め定められた経路から、移動体1が逸脱しないようにすることが可能である。
ランドマークの特徴点が誤認識された場合でも、位置補正処理において、移動体1が経路から大きく逸脱しないようにすることができる。予め定められた経路を移動体1が逸脱した場合に障害物に衝突してしまう可能性を低減させることができる。移動中の移動体1が急制動する可能性を低減させることができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明は、移動体の駆動を制御する制御装置に適用可能である。
1…移動体、2…カメラ、3…制御装置、4…駆動部、10…ランドマーク、11…ランドマーク、12…ランドマーク、13…ランドマーク、20…経路、21…経路、22…経路、23…経路、24…経路、30…抽出部、31…第1推定部、32…地図作成部、33…第2推定部、34…判定部、35…位置補正部、100…ランドマーク、101…特徴点、102…特徴点、103…特徴点、104…特徴点、105…特徴点、106…特徴点、110…ランドマーク、120…ランドマーク、121…特徴点、122…特徴点、123…特徴点、124…特徴点、125…特徴点、126…特徴点、130…ランドマーク、200…経路、210…経路、220…経路、230…経路、300…プロセッサ、310…記憶部、320…通信部

Claims (5)

  1. 移動体の周囲を撮影するカメラによって前記移動体の位置ごとに生成された画像から、1個以上の特徴点を前記画像ごとに抽出する抽出部と、
    前記画像における前記特徴点の座標と前記移動体の位置との対応付けを表す地図を作成する地図作成部と、
    抽出された前記特徴点の座標に基づいて前記移動体の第1の位置を推定し、前記地図において前記移動体の第1の位置に対応付けられている前記特徴点の座標と抽出された前記特徴点の座標との間の投影誤差を前記画像ごとに導出し、前記移動体の第1の位置と前記投影誤差とに基づいて前記移動体の第2の位置を推定する第1推定部と、
    前記移動体の駆動に関する物理量の計測値に基づいて前記移動体の第3の位置を推定し、前記第2の位置と前記第3の位置との間の差分を導出する第2推定部と、
    単一の前記画像において前記特徴点が出現する順が予め定められた順であるか否かと前記差分が閾値以下であるか否かを判定する判定部と、
    単一の前記画像において前記特徴点が出現する順が前記予め定められた順であり、且つ、前記差分が閾値以下であると判定された場合、推定された前記移動体の第2の位置に向けて前記移動体を移動させる位置補正部と
    を備える制御装置。
  2. 前記閾値は、前記移動体の速度が速いほど、小さな値に定められる、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記閾値は、前記移動体の加速度が大きいほど、小さな値に定められる、請求項1に記載の制御装置。
  4. 制御装置が実行する制御方法であって、
    移動体の周囲を撮影するカメラによって前記移動体の位置ごとに生成された画像から、1個以上の特徴点を前記画像ごとに抽出する抽出ステップと、
    前記画像における前記特徴点の座標と前記移動体の位置との対応付けを表す地図を作成する地図作成ステップと、
    抽出された前記特徴点の座標に基づいて前記移動体の第1の位置を推定し、前記地図において前記移動体の第1の位置に対応付けられている前記特徴点の座標と抽出された前記特徴点の座標との間の投影誤差を前記画像ごとに導出し、前記移動体の第1の位置と前記投影誤差とに基づいて前記移動体の第2の位置を推定する第1推定ステップと、
    前記移動体の駆動に関する物理量の計測値に基づいて前記移動体の第3の位置を推定し、前記第2の位置と前記第3の位置との間の差分を導出する第2推定ステップと、
    単一の前記画像において前記特徴点が出現する順が予め定められた順であるか否かと前記差分が閾値以下であるか否かを判定する判定ステップと、
    単一の前記画像において前記特徴点が出現する順が前記予め定められた順であり、且つ、前記差分が閾値以下であると判定された場合、推定された前記移動体の第2の位置に向けて前記移動体を移動させる位置補正ステップと
    を含む制御方法。
  5. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の制御装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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