JP6955919B2 - 除去装置および除去方法 - Google Patents

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Description

本発明は、除去装置および除去方法に関する。
従来、半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」ともいう)の外縁部を必要に応じて除去する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−10392号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来のシート剥離装置(除去装置)では、ウエハW(ウエハ)の外縁にVノッチ等の当該ウエハの方位を示す方位マーク(他の装置が認識可能な印)が形成されている場合、残存縁部W2(不要部)を除去する工程が実行された後は、ウエハ自身に方位を示すものがなくなるため、次の工程以後においてウエハの方位が解らなくなってしまうという不都合を生じる。
本発明の目的は、ウエハの外縁部を除去しても、当該ウエハの方位が解らなくなることを防止することができる除去装置および除去方法を提供することにある。
本発明は、請求項に記載した構成を採用した。
本発明によれば、必要部の所定の位置に他の装置が認識可能な印を付与するので、ウエハの外縁部を除去しても、当該ウエハの方位が解らなくなることを防止することができる。
また、貼付手段を備えれば、必要部とフレーム部材とを一体化することができ、以降の工程において必要部に接触することなく、フレーム部材および接着シートの少なくとも一方を介して、例えば、当該必要部を固定したり搬送したりするといった所定の扱いを行うことができる。
さらに、必要部に凸部を含めることなく切断線を形成する構成とすれば、凸部のない必要部を形成することができる。
また、方位マークのあった位置に対し、位置的に規則性を有する必要部の所定の部位に印を付与する構成とすれば、他の装置は、その規則性に則って当該必要部を位置決めしたり、当該必要部に加工を施したりするといった所定の処理を行うことができる。
さらに、外側先行シート除去手段を備えれば、必要部に所定の処理を施す際、外側先行シートが邪魔になることを防止することができる。
また、剥離手段を備えれば、必要部の他方の面に所定の処理を施す際、内側先行シートが邪魔になることを防止することができる。
なお、本発明における切断線とは、ウエハや先行シート等の被切断物を貫通する貫通孔が連続的に続くことで、繋がった部分が全くない状態の完全な切断線だけではなく、例えば、被切断物を貫通する貫通孔が断続的に続くことで、部分的に繋がった状態の擬似的な切断線、被切断物を貫通することのない有底穴が連続的または断続的に続く擬似的な切断線、被切断物にレーザ光、電磁波、熱等を照射したり、薬品、化学物質等を投与したりして、当該被切断物の特性、特質、性質、材質、組成、構成、寸法等を変更して脆弱化させた脆弱部が連続的または断続的に続く擬似的な切断線および、貫通孔と有底孔と脆弱部との少なくとも2つが規則的または不規則的に続く擬似的な切断線等をも含むものとする。なお、上記の擬似的な切断線は、振動、張力、光、熱等の外力を加えることで、完全な切断線とすることができる。
(A)は、本発明の実施形態に係る除去装置の側面図。(B)は、(A)の部分説明図。 (A)〜(D)は、図1の除去装置の動作説明図。 (A)〜(D)は、図2(D)に続く除去装置の動作説明図。 (A)〜(D)は、変形例の説明図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の矢印方向で「後」がその逆方向とする。
本発明の除去装置10は、他方の面に予め先行シートPSが貼付されたウエハWFの外縁に沿って当該ウエハWFに閉ループ状の切断線CU1を形成することで、当該切断線CU1の内側に必要部WFNを形成するとともに、当該切断線CU1の外側に不要部WFUを形成する前処理手段20と、不要部WFUを除去する不要部除去手段30と、必要部WFNの所定の位置としての外縁に他の装置が認識可能な印MKを付与する印付与手段40と、ウエハWFの外縁に形成された方位を示す方位マークとしてのVノッチVNを検知可能なカメラや投影機等の撮像手段や、光学センサや超音波センサ等の各種センサ等の方位マーク検知手段50と、不要部WFUが除去された後の必要部WFNの外縁に沿って先行シートPSに閉ループ状の切断線CU2(図2(D)参照)を形成することで、当該切断線CU2の内側に内側先行シートPSIを形成するとともに、当該切断線CU2の外側に外側先行シートPSOを形成する後処理手段60と、外側先行シートPSOを除去する外側先行シート除去手段70と、必要部WFNの近傍にフレーム部材としてのリングフレームRFを配置するフレーム配置手段80と、必要部WFNおよびリングフレームRFに接着シートASを貼付し、当該接着シートASを介して必要部WFNおよびリングフレームRFを一体化することで中間製品WK2を形成する貼付手段90と、中間製品WK2を上下反転させる反転手段11と、内側先行シートPSIを必要部WFNから剥離する剥離手段12と、ウエハWFおよびリングフレームRFを支持する支持手段13とを備えている。
なお、本実施形態のウエハWFは、外縁に一方の面から起立した凸部WFCが形成され、先行シートPSを介して支持部材としての搬入用フレームRF1と一体化されて一体物WK1とされている。また、「一方の面」とは、ウエハWFの厚み方向で対をなす2つの面のうち、「上面」または「下面」のいずれか、あるいは「表面」または「裏面」のいずれかであり、「上面」または「表面」を「一方の面」とした場合は「下面」または「裏面」が「他方の面」となり、逆に、「下面」または「裏面」を「一方の面」とした場合は「上面」または「表面」が「他方の面」となる。
前処理手段20は、第1〜第6アーム21A〜21Fによって構成され、その作業範囲内において、作業部である第6アーム21Fで支持したものを何れの位置、何れの角度にでも変位可能な駆動機器としての所謂多関節ロボット21と、第6アーム21Fに支持された駆動機器としてのチャックモータ22と、チャックモータ22のチャックアーム22Aが嵌り込んで固定されることで、第6アーム21Fに対して着脱可能なチャック孔23Aが形成されたブラケット23と、ブラケット23に支持され、図示しないレーザ発振器によって生成されたレーザ光を出力する前処理器具としてのレーザ出力手段24とを備え、ウエハWFにレーザ光を照射して当該ウエハWFの特性、特質、性質、材質、組成、構成、寸法等を変更して脆弱化させた脆弱部FLが連続的に続く切断線CU1(擬似的な切断線)を形成可能に構成されている。
不要部除去手段30は、前処理手段20と共有する多関節ロボット21およびチャックモータ22と、チャックアーム22Aが嵌り込んで固定されることで、第6アーム21Fに対して着脱可能なチャック孔31Aが形成されたフレーム31と、フレーム31に支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段によって吸引力が付与される吸着パッド32とを備えている。
印付与手段40は、前処理手段20と共有する多関節ロボット21およびチャックモータ22と、チャックアーム22Aが嵌り込んで固定されることで、第6アーム21Fに対して着脱可能なチャック孔41Aが形成された印字ヘッドブラケット41と、印字ヘッドブラケット41に支持された印字ヘッド42とを備えている。
後処理手段60は、前処理手段20と共有する多関節ロボット21およびチャックモータ22と、チャックアーム22Aが嵌り込んで固定されることで、第6アーム21Fに対して着脱可能なチャック孔61Aが形成されたカッター刃ブラケット61と、カッター刃ブラケット61に支持された後処理器具としてのカッター刃62とを備え、先行シートPSを貫通する貫通孔TH(図2(D)参照)が連続的に続く切断線CU2(完全な切断線)を形成可能に構成されている。
外側先行シート除去手段70は、前処理手段20と共有する多関節ロボット21およびチャックモータ22と、チャックアーム22Aが嵌り込んで固定されることで、第6アーム21Fに対して着脱可能なチャック孔71Aが形成されたフレーム71と、フレーム71に支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段によって吸引力が付与される吸着パッド72とを備えている。
フレーム配置手段80は、前処理手段20と共有する多関節ロボット21およびチャックモータ22と、チャックアーム22Aが嵌り込んで固定されることで、第6アーム21Fに対して着脱可能なチャック孔81Aが形成されたフレーム81と、フレーム81に支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段によって吸引力が付与される吸着パッド82とを備えている。
貼付手段90は、帯状の剥離シートRLの一方の面に接着シートASが仮着された原反RSを支持する支持ローラ91と、原反RSを案内するガイドローラ92と、剥離シートRLから接着シートASを剥離する剥離手段としての剥離板93と、必要部WFNおよびリングフレームRFに接着シートASを押圧して貼付する押圧手段としての押圧ローラ94と、駆動機器としての回動モータ95Aによって駆動する駆動ローラ95との間に剥離シートRLを挟み込むピンチローラ96と、図示しない駆動機器によって駆動し、剥離シートRLを回収する回収ローラ97とを備えている。
反転手段11は、駆動機器としてのリニアモータ111のスライダ111Aに支持された駆動機器としての回動モータ112と、その出力軸112A(図3(C)参照)に支持され、中間製品WK2を把持するチャックアーム113Aを有する駆動機器としてのチェックモータ113とを備えている。
剥離手段12は、帯状の剥離用接着シートASRを支持する支持ローラ121と、剥離用接着シートASRを案内するガイドローラ122と、駆動機器としての直動モータ123の出力軸123Aに回転可能に支持された剥離ローラ124と、駆動機器としての回動モータ125Aによって駆動する駆動ローラ125との間に剥離用接着シートASRを挟み込むピンチローラ126と、図示しない駆動機器によって駆動し、剥離用接着シートASRを回収する回収ローラ127とを備えている。
支持手段13は、駆動機器としてのリニアモータ131のスライダ131Aに支持され、上面が保持面132Aとして形成された外側テーブル132と、外側テーブル132に形成された凹部132B内に支持された駆動機器としての直動モータ133と、その出力軸133Aに支持され上面が保持面134Aとして形成された内側テーブル134と、保持面132A、134Aに吸着力を付与する減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段とを備えている。なお、外側テーブル132の後側縁部には、チャックアーム113Aが入り込む切欠部132C(図3(C)参照)が形成されており、内側テーブル134の保持面134Aには、カッター刃62の先端部が入り込む平面視閉ループ状の凹溝134B(図2(D)参照)が形成されている。
以上の除去装置10の動作を説明する。
先ず、各部材が図1中実線で示す初期位置で待機している除去装置10に対し、当該除去装置10の使用者(以下、単に「使用者」という)が原反RSおよび剥離用接着シートASRを同図のようにセットした後、操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して自動運転開始の信号を入力する。すると、貼付手段90が回動モータ95Aおよび図示しない駆動機器を駆動し、原反RSを繰り出し、接着シートASの繰出方向先端部が剥離板93で所定量剥離されると、回動モータ95Aおよび図示しない駆動機器の駆動を停止し、スタンバイ状態となる。
次いで、使用者または、駆動機器やコンベア等の図示しない搬送手段が図1(A)、(B)に示すように、先行シートPSを下側にして、一体物WK1を保持面132A、134A上に載置すると、支持手段13が図示しない減圧手段を駆動し、保持面132A、134Aでの一体物WK1の吸着保持を開始する。その後、前処理手段20が多関節ロボット21およびチャックモータ22を駆動し、チャックアーム22Aをチャック孔23A内に差し込み、当該チャックアーム22Aを相互に離間させてレーザ出力手段24を保持する。次に、方位マーク検知手段50がカメラ等を駆動し、ウエハWFの外縁に形成されたVノッチVNの位置、形状、方位等を検知して記憶した後、前処理手段20が多関節ロボット21および図示しないレーザ発振器を駆動し、図2(A)に示すように、ウエハWFに脆弱部FLを形成する。次いで、前処理手段20が多関節ロボット21を駆動し、レーザ出力手段24をウエハWFの外縁に沿って1周させることで、図1(B)に示すように、当該ウエハWFに平面視閉ループ状の切断線CU1を形成し、必要部WFNおよび不要部WFUを形成する。このとき、前処理手段20は、必要部WFNに凸部WFCを含めることなく切断線CU1を形成する。
そして、前処理手段20が多関節ロボット21およびチャックモータ22を駆動し、レーザ出力手段24を初期位置に復帰させた後、チャックアーム22Aをチャック孔31A内に差し込み、上記と同様にして吸着パッド32を保持する。次いで、不要部除去手段30が多関節ロボット21および図示しない減圧手段を駆動し、図2(B)中二点鎖線で示すように、吸着パッド32で不要部WFUを吸着保持した後、同図中実線で示すように、吸着パッド32を上昇させる。これにより、ウエハWFが脆弱部FLを境にして割れ、不要部WFUと必要部WFNとが切り離され、続いて、不要部除去手段30が多関節ロボット21を駆動し、不要部WFUを図示しない所定の廃棄部に搬送し、図示しない減圧手段の駆動を停止してそれを切り離す。
その後、不要部除去手段30が多関節ロボット21およびチャックモータ22を駆動し、吸着パッド32を初期位置に復帰させた後、チャックアーム22Aをチャック孔41A内に差し込み、上記と同様にして印字ヘッド42を保持する。次に、印付与手段40が多関節ロボット21および印字ヘッド42を駆動し、図2(C)に示すように、方位マーク検知手段50の検知結果を基に、VノッチVNのあった位置に対し、位置的に規則性を有する必要部WFNの所定の部位にインキIKを吹き付けて印MKを付与(印字または印刷)する。
なお、本実勢形態の場合、VノッチVNのあった位置に対し、位置的に規則性を有する必要部WFNの所定の部位とは、図1(B)に示すように、VノッチVNのあった位置から最も近い必要部WFNの外縁の位置とする。
そして、印付与手段40が多関節ロボット21およびチャックモータ22を駆動し、印字ヘッド42を初期位置に復帰させた後、チャックアーム22Aをチャック孔61A内に差し込み、上記と同様にしてカッター刃62を保持する。次いで、後処理手段60が多関節ロボット21を駆動し、図2(D)に示すように、カッター刃62を先行シートPSに突き刺し、その先端部を凹溝134B内に入り込ませて貫通孔THを形成する。次に、後処理手段60が多関節ロボット21を駆動し、カッター刃62を必要部WFNの外縁に沿って1周させることで、先行シートPSに平面視閉ループ状の切断線CU2を形成し、内側先行シートPSIおよび外側先行シートPSOを形成する。このとき、後処理手段60は、カッター刃62を必要部WFNの外縁に接触させながら切断線CU2を形成してもよいし、カッター刃62を必要部WFNの外縁に接触させずに切断線CU2を形成してもよい。
その後、後処理手段60が多関節ロボット21およびチャックモータ22を駆動し、カッター刃62を初期位置に復帰させた後、チャックアーム22Aをチャック孔71A内に差し込み、上記と同様にして吸着パッド72を保持する。次に、外側先行シート除去手段70が多関節ロボット21および図示しない減圧手段を駆動し、図3(A)中二点鎖線で示すように、吸着パッド72で搬入用フレームRF1を吸着保持した後、支持手段13が図示しない減圧手段の駆動を停止し、保持面132Aでの外側先行シートPSOの吸着保持を解除する。そして、外側先行シート除去手段70が多関節ロボット21を駆動し、図3(A)中実線で示すように、吸着パッド72を上昇させた後、外側先行シートPSO付きの搬入用フレームRF1を図示しない所定の回収部に搬送し、図示しない減圧手段の駆動を停止してそれを切り離す。
次いで、外側先行シート除去手段70が多関節ロボット21およびチャックモータ22を駆動し、吸着パッド72を初期位置に復帰させた後、チャックアーム22Aをチャック孔81A内に差し込み、上記と同様にして吸着パッド82を保持する。その後、フレーム配置手段80が多関節ロボット21および図示しない減圧手段を駆動し、図示しない所定のストック位置にストックされたリングフレームRFを吸着パッド82で吸着保持し、図3(B)に示すように、リングフレームRFの開口部内に必要部WFNが配置されるように当該リングフレームRFを保持面132A上に載置する。次に、支持手段13が図示しない減圧手段を駆動し、保持面132AでのリングフレームRFの吸着保持を開始するとともに、フレーム配置手段80が図示しない減圧手段の駆動を停止した後、多関節ロボット21およびチャックモータ22を駆動し、吸着パッド82および第1〜第6アーム21A〜21Fを初期位置に復帰させる。
そして、支持手段13が直動モータ133を駆動し、図3(B)に示すように、必要部WFNの上面がリングフレームRFの上面と同一平面内に位置する高さまで内側テーブル134を上昇させた後、リニアモータ131を駆動し、スライダ131Aを左方へ移動させる。次いで、リングフレームRFが貼付手段90に対する所定の位置に到達すると、貼付手段90が回動モータ95Aおよび図示しない駆動機器を駆動し、スライダ131Aの移動速度に合わせて原反RSを繰り出す。これにより、接着シートASが剥離シートRLから剥離され、当該剥離シートRLから剥離された接着シートASは、図1(A)中二点鎖線で示すように、押圧ローラ94によってリングフレームRFの上面および必要部WFNの上面に押圧されて貼付され、内側先行シートPSIが貼付された必要部WFNとリングフレームRFとが接着シートASを介して一体化され、中間製品WK2が形成される。その後、次の接着シートASの繰出方向先端部が剥離板93で所定量剥離されると、貼付手段90が回動モータ95Aおよび図示しない駆動機器の駆動を停止し、再びスタンバイ状態となる。
次に、スライダ131Aの左方への移動により、チャックアーム113Aの前方に切欠部132Cが到達すると、支持手段13がリニアモータ131の駆動を停止する。そして、反転手段11がチェックモータ113を駆動し、図3(C)中二点鎖線で示すように、チャックアーム113Aで中間製品WK2を保持した後、支持手段13が図示しない減圧手段の駆動を停止し、保持面132A、134Aでの当該中間製品WK2の吸着保持を解除する。次いで、反転手段11がリニアモータ111および回動モータ112を駆動し、図3(C)中二点鎖線で示すように、チャックアーム113Aで保持した中間製品WK2を所定高さにまで持ち上げた後、当該中間製品WK2を上下反転させる。その後、支持手段13が直動モータ133を駆動し、内側テーブル134を初期位置に復帰させた後、反転手段11がリニアモータ111およびチェックモータ113を駆動し、接着シートASを下側にして中間製品WK2を保持面132A、134A上に載置し、チャックアーム113Aを初期位置に復帰させる。
次に、支持手段13が図示しない減圧手段を駆動し、保持面132A、134Aでの中間製品WK2の吸着保持を開始した後、リニアモータ131を駆動し、スライダ131Aを左方へ移動させる。そして、図1(A)中二点鎖線で示すように、中間製品WK2における内側先行シートPSIの左端部が剥離ローラ124の最下端部直下に到達すると、支持手段13がリニアモータ131の駆動を停止した後、剥離手段12が直動モータ123を駆動し、剥離ローラ124を下降させて剥離用接着シートASRを内側先行シートPSIの左端部に貼付する。次いで、支持手段13および剥離手段12がリニアモータ131および回動モータ125A、図示しない駆動機器を駆動し、図3(D)に示すように、スライダ131Aを左方へ移動させる移動速度に合わせて剥離用接着シートASRを回収ローラ127で巻き取る。これにより、内側先行シートPSIが必要部WFNから剥離され、当該内側先行シートPSIが必要部WFNから完全に剥離されると、必要部WFNとリングフレームRFとが接着シートASを介して一体化された完成製品WK3が形成される。その後、剥離手段12が直動モータ123を駆動し、剥離ローラ124を初期位置に復帰させた後、回動モータ125Aおよび図示しない駆動機器の駆動を停止する。次に、完成製品WK3が剥離手段12の左方所定位置に到達すると、支持手段13がリニアモータ131および図示しない減圧手段の駆動を停止し、保持面132A、134Aでの完成製品WK3の吸着保持を解除して、使用者または図示しない搬送手段が当該完成製品WK3を次工程に搬送した後、各手段がそれぞれの駆動機器を駆動し、各部材を初期位置に復帰させ、以降上記同様の動作が繰り返される。
なお、次工程以降では、必要部WFNの外縁に付与した印MKの位置を他の装置が認識することで、当該必要部WFNの所定の位置に所定の処理を施すことができる。
以上のような除去装置10によれば、必要部WFNの所定の位置に他の装置が認識可能な印MKを付与するので、ウエハWFの外縁部を除去しても、当該ウエハWFの方位が解らなくなることを防止することができる。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、不要部除去手段は、不要部を除去可能なものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(その他の手段および工程も同じ)。
前処理手段20は、切断線CU1として上述した完全な切断線をウエハWFに形成してもよいし、上述した種々の擬似的な切断線を形成してもよいし、前処理器具としてカッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等を採用してもよいし、前処理器具を停止または移動させつつウエハWFを移動させて当該ウエハWFに切断線CU1を形成してもよいし、平面視円形以外の例えば楕円形や多角形等の切断線CU1を形成してもよいし、必要部WFNに凸部WFCが含まれるように切断線CU1を形成してもよい。
不要部除去手段30は、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等で不要部WFUを保持する構成でもよい。
印付与手段40は、VノッチVNのあった位置に対し、位置的に規則性を有する必要部WFNの所定の部位として、例えば、図4(A)に示すように、VノッチVNのあった位置から最も遠い必要部WFNの外縁の位置に印MKを付与してもよいし、図4(B)に示すように、VノッチVNのあった位置からウエハWFの中心WCに向かうVノッチ直線VLと必要部WFNの外縁との交点CPを起点とし、当該Vノッチ直線VLに対して例えば30°や45°といった所定角度傾いた位置の必要部WFNの外縁の位置に印MKを付与してもよい。
印付与手段40は、図4(C)に示すように、必要部WFNに印MKを複数付与してもよいし、図4(D)に示すように、相互に異なる形状の複数の印MKや文字からなる印MKを付与してもよいし、図4各図に示すように、印MKの形状として、例えば、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形等の印MKを形成してもよいし、図4(C)に示すように、VノッチVNが形成されているウエハWFに対し、色の濃淡や明暗等のコントラストによってオリエンテーションフラット形状に見える印MKを形成してもよいし、図4(D)に示すように、オリエンテーションフラットOFが形成されているウエハWFに対し、コントラストによってVノッチ形状に見える印MKを形成してもよいし、方位マーク検知手段50の検知結果を基にせずに、印MKを形成してもよい。
印付与手段40は、印刷、塗装、ラベル、罫書、刻印等によって他の装置が認識可能な印を必要部WFNの所定の位置に付与してもよく、この場合、当該印付与手段40は、印字ヘッド42の代わりに、所定の記号や所定の文字等を必要部WFNの所定の位置に印刷可能な印刷手段や、所定の記号や所定の文字等を必要部WFNの所定の位置に塗装可能な塗装手段や、所定の形状のラベルや所定の形状の接着シート等を必要部WFNの所定の位置に貼付可能なラベル貼付手段や、その他罫書装置や刻印装置等を備えればよい。
印付与手段40は、例えば、必要部WFNの所定の位置を磁化、改質、加熱または冷却したりして、当該必要部WFNの特性、特質、性質、材質、組成、構成等を変化させることで印MKを付与してもよいし、必要部WFNの所定の位置に底有または底なしの穴(孔)や切欠を形成して、当該必要部WFNの形状、寸等を変化させることで印MKを付与してもよいし、印字ヘッド42等の移動を停止または行いつつウエハWFを移動させて当該ウエハWFに印MKを付与してもよい。
方位マーク検知手段50は、方位マークの有無、方位マークの位置および方位マークの形状のうち少なくとも1つを検知可能なものでもよい。
後処理手段60は、切断線CU2として上述した種々の擬似的な切断線を形成してもよいし、後処理器具としてレーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等を採用してもよいし、後処理器具を停止または移動させつつ先行シートPSを移動させて当該先行シートPSに切断線CU2を形成してもよいし、平面視円形以外の例えば楕円形や多角形等の切断線CU2を形成してもよい。
外側先行シート除去手段70は、外側先行シートPSOおよび搬入用フレームRF1の少なくとも一方を保持する構成としてもよいし、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等で外側先行シートPSOや搬入用フレームRF1を保持する構成でもよいし、搬入用フレームRF1から外側先行シートPSOを剥離することなく、それらを同じ位置に搬送する構成でもよいし、搬入用フレームRF1から外側先行シートPSOを剥離し、それらを別々の位置に搬送する構成でもよいし、搬入用フレームRF1および外側先行シートPSOを回収する回収部は、当該除去装置10の内部でもよいし、当該除去装置10の外部でもよい。
フレーム配置手段80は、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等でリングフレームRFを保持する構成でもよいし、環状の部材、環状でない部材、例えば、円形状、楕円形状、三角形状や四角形状等の多角形状の部材、その他の形状の部材からなるフレーム部材を必要部WFNの近傍に載置する構成でもよい。
貼付手段90は、剥離シートRLに仮着された帯状の接着シート基材に複数の閉ループ状の切込が形成されることで、その内側が接着シートASとして形成された原反RSを繰り出してもよいし、帯状の接着シート基材が剥離シートRLに仮着された原反RSが採用された場合、前処理器具や後処理器具と同等の切断手段により、接着シート基材に所定形状の切断線を形成してその内側を接着シートASとしてもよいし、接着シートASを剥離シートRLから剥離する際、原反RSに所定の張力が付与されるように回動モータ95Aのトルク制御を行ってもよいし、支持ローラ91やガイドローラ92等の各ローラの代わりに板状部材やシャフト部材等で原反RSや剥離シートRLを支持したり案内したりしてもよいし、駆動ローラ95とピンチローラ96とで剥離シートRLを挟み込むことなく原反RSに繰出力を付与する構成でもよいし、原反RSを巻回することなく例えばファンフォールド折りにして支持してもよいし、剥離シートRLを巻回することなく例えばファンフォールド折りにしたり、シュレッダ等で切り刻んだりして回収してもよいし、必要部WFNおよびリングフレームRFを移動させずにまたは移動させつつ、自身(貼付手段90)を移動させて必要部WFNおよびリングフレームRFに接着シートASを貼付する構成としてもよい。
押圧手段は、押圧ローラ94を必要部WFNおよびリングフレームRFに離間接近させる押圧手段接離手段としての駆動機器を設け、必要部WFNやリングフレームRFにストレスがかかったり損傷したりすることを防止することとしてもよく、このような押圧手段接離手段としては、駆動機器以外に手動で押圧ローラ94を移動させるものでもよい。
反転手段11は、吸引力、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等で中間製品WK2を保持する構成でもよいし、中間製品WK2におけるリングフレームRF、接着シートAS、内側先行シートPSIおよび必要部WFNのうち少なくとも1つを保持する構成としてもよいし、中間製品WK2を上昇させることなく、外側テーブル132や内側テーブル134を移動させておいて当該中間製品WK2を上下反転させてもよいし、支持手段13に支持されている構成としてもよいし、剥離手段12が支持手段13に支持された中間製品WK2の下方から内側先行シートPSIを剥離できる構成であればなくてもよい。
剥離手段12は、剥離ローラ124が昇降しない構成としてもよいし、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等で内側先行シートPSIを保持して剥離する構成でもよいし、支持手段13に支持されている構成としてもよいし、枚葉の剥離用接着シートASRを内側先行シートPSIに貼付し、当該枚葉の剥離用接着シートASRに張力を付与して必要部WFNから内側先行シートPSIを剥離する構成としてもよいし、必要部WFNを移動させずにまたは移動させつつ、自身(剥離手段12)を移動させて必要部WFNから内側先行シートPSIを剥離する構成としてもよい。
支持手段13は、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤、粘着剤、磁力、ベルヌーイ吸着、駆動機器等で一体物WK1や中間製品WK2や完成製品WK3を保持する構成でもよいし、内側テーブル134が昇降せずに、外側テーブル132が昇降して必要部WFNの上面がリングフレームRFの上面と同一平面内に位置するように構成してもよいし、内側テーブル134と外側テーブル132との両方が昇降しない構成でもよいし、内側テーブル134と外側テーブル132とに分かれていなくてもよい。
除去装置10は、前処理手段20、不要部除去手段30、印付与手段40、後処理手段60、外側先行シート除去手段70およびフレーム配置手段80において、多関節ロボット21とチャックモータ22とを共有の駆動機器として構成したが、それら全ての手段が別々の駆動機器で駆動する構成としてもよいし、それら手段のうち少なくとも2つにおいて共有の駆動機器で駆動する構成としてもよいし、ウエハWFおよび先行シートPSの両方に切断線を形成できれば、前処理手段20と後処理手段60とを共通のもので構成してもよいし、不要部WFU、外側先行シートPSOおよびリングフレームRFのうち少なくとも2つを保持できれば、不要部除去手段30、外側先行シート除去手段70およびフレーム配置手段80のうち少なくとも2つを共通のもので構成してもよいし、天地反転して配置したり横向きに配置したりして切断線を形成したり、不要部WFUを除去したり、接着シートASを貼付したりしてもよいし、先行シートPSが所定のエネルギーによって、その接着力が低下するものの場合、不要部WFUを除去する前や必要部WFNから内側先行シートPSIを剥離する前に、所定のエネルギーを付与可能なエネルギー付与手段で先行シートPSの接着力を低下させてもよい。なお、このようなエネルギー付与手段は、あらゆる波長の電磁波(例えば紫外線、X線、赤外線等)、加熱または冷却された気体や液体等の流体等をエネルギーとして先行シートPSに付与するものでもよく、先行シートPSの構成に応じて当該先行シートPSの接着力を低下できるエネルギーを付与可能なものであれば何でもよい。
除去装置10は、方位マーク検知手段50、後処理手段60、外側先行シート除去手段70、フレーム配置手段80、貼付手段90、反転手段11、剥離手段12および支持手段13のうち少なくとも1つが備わっていなくてもよい。
ウエハWFは、支持部材と一体化されることなく他方の面に予め先行シートPSが貼付されたものでもよいし、他方の面に予め先行シートPSが貼付されていなくてもよいし、閉ループ状の凸部が形成されていてもよいし、断続的な凸部が形成されていてもよいし、凸部が形成されていなくてもよい。
支持部材は、環状の部材でもよいし、環状でない部材でもよいし、例えば、円形状、楕円形状、三角形状や四角形状等の多角形状の部材でもよいし、その他の形状の部材でもよいし、あってもよいし、なくてもよい。
ウエハWFに予め形成されている方位マークは、オリエンテーションフラットOFや印刷、塗装、ラベル、罫書、刻印等でもよい。
本願でいう他の装置とは、例えは、ウエハWFの搬送するものや、ウエハWFを研削したり切断したりするものや、ウエハWFに被膜や接着シート等を積層するもの等、当該ウエハWFを取り扱うものであれば何でもよい。
本発明における接着シートAS、先行シートPS、剥離用接着シートASRおよびウエハWFの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートAS、先行シートPS、剥離用接着シートASRおよびウエハWFは、例えば、円形状、楕円形状、三角形状や四角形状等の多角形状、その他の形状であってもよいし、接着シートAS、先行シートPSおよび剥離用接着シートASRは、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよく、感熱接着性のものが採用された場合は、コイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段で加熱して接着すればよい。また、接着シートAS、先行シートPSおよび剥離用接着シートASRは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材と接着剤層との間に中間層を有するもの、基材の上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材を接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、そのような両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってもよい。また、ウエハWFとしては、例えば、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、半導体チップであってもよい。なお、接着シートASおよび先行シートPSは、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等の部材を採用したり、大気やガス等の気体の吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよい。
10…除去装置
20…前処理手段
30…不要部除去手段
40…印付与手段
50…方位マーク検知手段
60…後処理手段
70…外側先行シート除去手段
80…フレーム配置手段
90…貼付手段
11…反転手段
12…剥離手段
AS…接着シート
CU1…切断線
CU2…切断線
MK…印
PS…先行シート
PSI…内側先行シート
PSO…外側先行シート
RF…リングフレーム(フレーム部材)
VN…Vノッチ(方位マーク)
WF…半導体ウエハ
WFC…凸部
WFN…必要部
WFU…不要部

Claims (3)

  1. 半導体ウエハの外縁に形成された方位を示す方位マークを検知して記憶する方位マーク検知手段と、
    前記半導体ウエハの外縁に沿って当該半導体ウエハに閉ループ状の切断線を形成することで、当該切断線の内側に必要部を形成するとともに、当該切断線の外側に不要部を形成する前処理手段と、
    前記不要部を除去する不要部除去手段と、
    前記不要部が除去された後、前記方位マーク検知手段の記憶を基に、前記必要部の所定の位置に他の装置が認識可能な印を付与する印付与手段とを備えていることを特徴とする除去装置。
  2. 前記印付与手段は、前記方位マークのあった位置に対し、位置的に異なる規則性を有した前記必要部の複数の部位に前記印を付与可能であることを特徴とする請求項1に記載の除去装置。
  3. 半導体ウエハの外縁に形成された方位を示す方位マークを検知して結果を記憶する方位マーク検知工程と
    前記半導体ウエハの外縁に沿って当該半導体ウエハに閉ループ状の切断線を形成することで、当該切断線の内側に必要部を形成するとともに、当該切断線の外側に不要部を形成する前処理工程と、
    前記不要部を除去する不要部除去工程と、
    前記不要部除去工程の後、前記方位マーク検知工程での記憶を基に、前記必要部の所定の位置に他の装置が認識可能な印を付与する印付与工程とを有することを特徴とする除去方法。
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