JP6955550B2 - 鉄道輸送システム、鉄道輸送シャトル、および荷下ろし設備 - Google Patents

鉄道輸送システム、鉄道輸送シャトル、および荷下ろし設備 Download PDF

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Description

これに限定しないが、特に、バルク商品を輸送するための鉄道輸送システムが開示される。自動的または遠隔的に制御可能な鉄道輸送を容易にするための、鉄道輸送システムに組み込まれる装置、方法およびシステムもまた開示される。
環境、安全および経済的問題は、鉄道輸送における多くの発展のモチベーションになってきた。これは、自動的または遠隔的に制御された鉄道車両の発展を含む。この鉄道車両は、例えば、鉱石などのバルク商品の重い運搬、および、空港内のターミナル間の専用単一ルート軌道上での人々の輸送の応用に見受けられる。これらのシステムは、複数のフリーホイールワゴンまたはレールカーを引きおよび/または押すように結合されたひとつ以上の機関車の付与によって特徴付けられる。通常、機関車は搭載ディーゼルエンジン、搭載ディーゼルエンジンおよび電気モータの組みあわせ、または、オーバーヘッド電気ケーブルまたは軌道設置母線のような外部電源への接続によって付勢される電気モータによって作動される。
脱線につながる、カーブを回る際の全体構成の不安定性およびそれに関連するリスクは、鉄道業界の安全性の問題である。原因のひとつは、ワゴン間の結合の性質上本質的に生じる、隣接して結合されたワゴン間のシャントである。通常の結合は、係合機械部品、および、隣接結合ワゴン間にある程度のスラックまたはトラベルを固有に与える相互係合可能なバッファを有する。
カーブを横切る際に鉄道車両の伝統的な固定軸車輪配置に関連する車輪速度変動を収容するために、車輪レールライディングが、現在鉄道産業によって採用されている。車両レールライディングは、回転軸に沿ってレール車輪の半径に変化を与える円錐台形外周面を有するレール車輪をマシニングすることにより促進される。車輪の大きな半径端部にはフランジが設けられる。このフランジが、カーブを横切る際に、レール上にレール車輪を維持するのをアシストするように、レールのゲージ側面と係合する。
既存の鉄道技術を使って、長さの一致は、機関車のパワーおよび牽引能力、並びに、鉄道車両および関連するカップリングの引っ張りおよびシャント能力によって、しばしば制限されてきた。結果として既存のレール技術は1.5%未満までに軌道の最大勾配または傾斜を制限する。重い鉱石の運搬作業に関して、坂の上まで積み荷を押すのをアシストするために、ひとつ以上のバンカー機関車を付加的につなげることが知られている。
上述した背景技術の参照は、当業者の共通の一般的知識の一部を形成することを認めるものではない。また、上記参照は、ここで開示する装置、方法およびシステムのアプリケーションを制限することを意図しない。
ひとつの態様において、鉄道輸送システムが与えられ、当該システムは、
端から端に配置された少なくとも2つのボディを有し、相互に隣接するボディがそれぞれの結合システムによって一緒に結合される、ところのボディと、
その上に少なくとも2つのボディがサポートされる各端部に、鉄道車輪をそれぞれ具備する複数の車軸と、
少なくとも2つのボディによってサポートされ、かつ、連続載荷構造を形成するべく、相互に隣接するボディを結合する各結合システムを包囲するように構成されたフレキシブルライナーと
を有する。
ひとつの実施形態において、各ボディは、フレキシブルライナーが受設されるライナーサポート構造を有し、当該ライナーサポート構造は、それぞれの反対端において開口を有し、それによりフレキシブルライナーは、ライナーサポート構造の反対端を超えて伸長可能である。
ひとつの実施形態において、ライナーサポート構造は、複数の実質的にU字形状のリブを有し、それは、対応するボディの長手軸を横切る平面上にある。
ひとつの実施形態において、ライナーサポート構造は、ライナーサポート構造が車軸に垂直な軸線の回りに枢動可能であるように配置され、それによりボディの荷下ろしが容易になる。
ひとつの実施形態において、共通車軸の各端部の車輪は互いに異なる速度で回転することができる。
ひとつの実施形態において、鉄道輸送システムは、第1駆動鉄道車両であって、当該第1鉄道車両は、最前のボディに各結合システムによって結合されるように構成されており、かつ、少なくともひとつのモータおよび少なくとも2つの車輪を有する、ところの第1駆動鉄道車両を有し、少なくともひとのモータは、車輪を互いに異なる速度で回転可能にする方法で、少なくとも2つの車輪へトルクを与えるように少なくとも2つの車輪に結合されていることを特徴とする。
ひとつの実施形態において、鉄道輸送システムは、第2駆動鉄道車両であって、当該第2鉄道車両は、最後尾のボディに各結合システムによって結合されるように構成されており、最後尾のボディは、最前のボディから少なくとも2つのボディの距離だけ離隔され、第2鉄道車両は少なくともひとつのモータおよび少なくとも2つの車両を有し、少なくとも一つのモータは、車輪を互いに異なる速度で回転可能にする方法で、少なくとも2つの車輪へトルクを与えるように少なくとも2つの車輪に結合されていることを特徴とする。
ひとつの実施形態において、結合システムは連結式結合システムであり、それは、相互に結合されたボディの間または相互に結合されたボディと鉄道車両との間で3つの回転自由度を与えるが、並進移動の自由度を与えないように構成されている。
ひとつの実施形態において、結合システムはさらに、少なくともひとの回転自由度を削ぐか、または、ロックアウトするように動作可能な制御メカニズムを有する。
ひとつの実施形態において、各結合システムは、ボディに結合されたピン、および、各ピンを受設するためのブッシュアレンジメントを有する。
ひとつの実施形態において、複数の車軸は、各トラック内に配置され、各トラックは少なくともひとつの車軸を有し、相互に隣接するボディの隣接端部は共通トラックに結合される、ことを特徴とする。
ひとつの実施形態において、複数の車軸がそれぞれのトラックに配置されており、各トラックは少なくとも2つの車軸を有し、相互に隣接するボディの隣接端部は共通のトラックに結合されており、少なくともひとつの車軸は、互いに隣接するひとつのボディの下側に配置され、他の車軸は、互いに隣接する他のボディの下側に配置されるように構成されている。
ひとつの実施形態において、各トラックは2つのブッシュアレンジメントを有する。
ひとつの実施形態において、ブッシュアレンジメントは少なくとも2つの車軸の間に配置されている。
ひとつの実施形態において、最前の鉄道車両は、第1車軸および第2車軸であって、各車軸はそれぞれの反対端において鉄道車輪を有するところの車軸と、第1車軸と第2車軸との間に配置された単一ブッシュアレンジメントとを有し、第1ボディの荷重の一部は、最前の鉄道車両に伝達されることを特徴とする。
ひとつの実施形態において、第2の鉄道車両は、第1車軸および第2車軸であって、各車軸はそれぞれの反対端において鉄道車輪を有するところの車軸と、第1車軸と第2車軸との間に配置された単一のブッシュアレンジメントとを有し、最後尾のボディの荷重の一部は第2鉄道車両に伝達されることを特徴とする。
ひとつの実施形態において、モータは電気モータからなる。
ひとつの実施形態において、各鉄道車両は電気モータ、および該電気モータに電力を供給するためのバッテリパックを有する。
ひとつの実施形態において、各鉄道車両は、バッテリパックを充電可能な少なくともひとつの燃料動力発電機を有する。
ひとつの実施形態において、第1および第2鉄道車両の一方または両方は、対応する鉄道車両の自動運転を可能にするように構成された制御システムを具備する。
第2の態様において、鉄道輸送システムが開示され、当該システムは、単一の載荷ボディと、第1および第2駆動鉄道車両と、第1および第2結合システムとを有し、第1駆動鉄道車両は、第1結合システムによって単一載荷ボディの一端に結合され、第2駆動鉄道車両は第2結合システムによって単一載荷ボディの反対側の第2端に結合され、第1および第2鉄道車両は、鉄道輸送システムが単一載荷ボディを旋回させることなく、反対方向へ駆動可能であるように構成され、単一の載荷ボディの全荷重およびそこに保持される任意のペイロードが第1および第2駆動鉄道車両へ伝達されることを特徴とする。
ひとつの実施形態において、結合システムは、相互に結合したボディの間、または相互に結合したボディと鉄道車両との間に3つの回転自由度を与えるように構成された連結式結合システムである。
第3の態様において、鉄道輸送シャトルが開示され、当該シャトルは、
少なくともひとつの載荷ボディ、および少なくともひとつの載荷ボディによってサポートされたフレキシブルライナーを有する載荷構造と、
第1および第2駆動鉄道車両と、
第1および第2結合システムであって、第1駆動鉄道車両が第1結合システムによって載荷構造の一端に結合され、第2駆動鉄道車両が第2結合システムによって載荷構造の反対側の第2端に結合される、ところの第1および第2結合システムと、
第1および第2鉄道車両は、鉄道輸送システムが単一の載荷ボディを旋回させることなく、反対方向に駆動可能であるように配置されており、
各結合システムは、載荷構造の反対端の間、および、第1および第2駆動鉄道車両の間で3つの回転自由度を与えるように構成されている、ことを特徴とする。
第2および第3の態様の結合システムのひとつの実施形態は、鉄道車両に関して垂直方向の動きから、載荷構造の反対端をロックするように配置されたロッキングピンを有する。
各結合システムはさらに、少なくともひとつの回転自由度を削ぐかまたはロックアウトするように動作可能な制御メカニズムを有する。
各結合システムは、ボディに結合されたピン、および各ピンを受設するためのブッシュアレンジメントを有する。
一つの実施形態において、載荷構造は、端から端に配置された2つ以上の載荷ボディ、および、ひとつ以上のトラックを有し、各トラックは2つの車軸および2つのカップリングを有する。載荷ボディは、第1の態様で上述したものと同じ機能および構造を有する。
第4の態様において、第1から第3の態様のいずれかに記載の鉄道輸送システムによって実行されるペイロードを荷下ろしするための荷下ろし設備が開示され、当該設備は、その各々が枢着されたフックによって駆動トロリーをサポートする少なくともひとつのオーバーヘッド湾曲ビームを有し、駆動トロリーは、ペイロードが載荷ボディまたは載荷構造から傾けられ、載荷ボディまたは載荷構造の枢動を容易にするべく、フックが載荷ボディまたは載荷構造の一部と係合可能となるように湾曲ビームを横切ることができる。
任意の他の形式が上述した態様に含まれるが、以下で、図面を参照して特定の例示的実施形態が説明される。
図1Aは、開示した鉄道輸送システムの第1実施形態の側面図である。 図1Bは、図1Aに示す鉄道輸送システムの分解図である。 図2は、荷下ろし位置の関連する連続載荷構造を示す鉄道輸送システムの背面図である。 図3は、関連する連続載荷構造および輸送位置を示す鉄道輸送システムの背面図である。 図4は、鉄道輸送システムに組み込まれた載荷ボディの斜視図である。 図5は、図4に示す載荷ボディの側面図である。 図6は、図4に示す載荷ボディの平面図である。 図7は、図4に示す載荷ボディの背面図である。 図8は、鉄道輸送システムに組み込まれたトラックの斜視図である。 図9は、図8に示すトラックの平面図である。 図10は、図8に示すトラックの底面図である。 図11は、図8に示すトラックの側面図である。 図12は、図8に示すトラックの背面図である。 図13Aは、鉄道システムに組み込まれた動力鉄道車両の底面図である。 図13Bは、図13Aに示す動力鉄道車両の側面図である。 図14は、図13Aに示す動力鉄道車両の平面図である。 図15は、図13Aに示す動力鉄道車両に組み込まれた結合システムの部分断面図である。 図16は、レール軌道内のカーブを横切る、開示した鉄道輸送システムの側面図である。 図17は、図16に示す鉄道輸送システムの平面図である。 図18は、図16および図17に示す鉄道輸送システムの底面図である。 図19は、図18に示す部分Aの詳細図である。 図20は、図18に示す部分Bの詳細図である。 図21Aは、開示した鉄道輸送システムに組み込まれる結合システムの部分切断図である。 図21Bは、図21Aの結合システムのX−Z面断面図である。 図22は、鉄道輸送システムの実施形態に組み込まれる制御システムの略示図である。 図23は、開示した複数の鉄道輸送システムから構築される全体構成の略示図である。 図24は、シャトル形式の開示した鉄道輸送システムの他の態様の側面図である。 図25は、図24に示すシャトルの平面図である。 図26は、荷下ろし設備における開示したシャトルの略示図である。 図27は、図26に示す荷下ろし設備におけるシャトルの荷下ろしプロセスの略示図である。 図28は、車輪用の交替駆動アレンジメントを有する鉄道輸送システムに組み込まれるトラックの一部の実施形態の略示図である。
図1Aおよび1Bは、開示する鉄道輸送システム10の第1実施形態を示す。広い意味で、鉄道輸送システム10は、端から端まで配列されたひとつ以上の載荷ボディ12a、12b、12c(以下、概して複数または単数でボディ12と言う)を有する。互いに隣接するボディ12は、それぞれの結合システム14(図21で詳細に説明する)によって一緒に連結可能である。鉄道輸送システム10はさらに、複数の車軸16を含み、その各々はボディ12をサポートするレール車輪18を反対端にそれぞれ備える。フレキシブルライナー20がボディ12によってサポートされ、ボディおよびフレキシブルライナーが一緒に連続載荷構造22を形成する。システム10が2つ以上のボディを有するとき、ライナー20はそれぞれの結合システム14を覆うように構成される。連続載荷構造22は、図17に示すように、互いに隣接するボディ12を連続的につなぎ、かつそれらの間で伸長する。連続載荷構造の一端におけるライナーの一部は、端部に近いライナーの側面を横切って伸長する端壁23(図1A、2参照)を有利に備え、それによりボディ12上に積載された材料がこぼれるのを防止する。
連続載荷構造22は、ボディ12から積み荷の荷下ろしを容易にするべく、車軸16に垂直な軸線の回りに枢動可能なように配置されている。図2は、荷下ろし位置へ枢動される載荷構造22を有する鉄道輸送システム10を示す。積み荷の搬入および輸送中、載荷構造22は図1および3に示すように輸送位置にある。
図4から7を参照して、各ボディ12はライナーサポート構造24を有し、そこにフレキシブルライナー20が受設される。ライナーサポート構造24は、複数のU字形状のリブ26を有し、それは、対応するボディ12の長手軸28を横切る平面上にある。それぞれの上部レール30aおよび30bは、各U字形状のリブ26の上部伸長アーム32に結合されている。各U字形状リブ26の一方側に取り付けられたブラケット34は、第1の共通下側レール36に結合される。各U字形状リブ26の反対側に取り付けられたブラケットは、第2の共通下側レール40に取り付けられる。
ブラケット38はまた載荷構造22を対応するボディ12のシャーシ42へ枢着する。特に、ブラケット38は、シャーシ42の一方側に沿って円筒側面ビーム46の回りに伸長する円形ベアリング44で終端する。円形ベアリング44により、載荷構造33は、ビーム46(長手軸線28に平行)の回りを荷下ろし位置まで枢動させることができる。載荷構造22が輸送位置にあるとき、ブラケット34は、シャーシ42の反対側の円筒側面ビーム50上に載置されたアーチ形シート48によって形成される。シャーシ42はまた反対端にクロスバー52および54を備え、それは、ビーム46および50を一緒に結合する。ピン56が、クロスバー52および54の各々から下方に伸長する。各ピン56は、対応する結合メカニズム14の一部を形成する。
図1および図8から12を参照して、車軸16は、各トラック58に配置される。この実施形態において、各トラック58は、2つの車軸16を有する。鉄道輸送システム10は、共通トラック58が互いに隣接するボディ12の隣接端部をサポートするように、配置されている。特に、共通トラック58の車軸16は、互いに隣接するボディ12の各々の下方に配置されている。例えば、図1を参照すると、ボディ12aおよび12bの各々は、共通トラック58上にサポートされた端部を有する。トラック58のひとつの車軸16は、同じトラック58の他の車軸16がボディ12bの下方にあると同時に、ボディ12aの下方にある。
各トラック58は、矩形フレーム60を有し、そこに車軸16がサポートされる。2つのスイングアーム62は、それぞれの車軸16に対して離隔した位置に取り付けられた一端を有する。各スイングアーム62の反対端は、枢動結合64を介してフレーム60に取り付けられる。これにより、車軸16は枢動結合64の回りに一定限度で枢動またはスイング可能になる。サスペンションアーム67、バネ68およびダンパー70を有するサスペンションシステム66もまた、車軸16をフレーム60に結合する。特に、2つのサスペンションアーム67は、離隔した位置で共通車軸16に取り付けられる。サスペンションアーム67の反対端は、交差部材69へ取り付けられる。ダンパー70内のバネ68は、交差部材69とフレーム60との間に結合される。
差動装置72が、車軸16に結合され、共通車軸16上の各車輪18は互いに対して異なる速度で回転することができる。トラック58はまた、各差動装置72用のブレーキシステム74を具備する。車輪18に対する差動比だけ乗算された制動力が、ブレーキシステム74によって適応される。
各トラック58はまた2つの連結アセンブリ75をサポートする。連結アセンブリは異なる形状を取ることができ、例えば、球状ブッシュ、連結式ターンテーブル、または、他のタイプの連結アセンブリなどである。この実施形態において、連結アセンブリ75は、球状ブッシュアセンブリ76である。各ブッシュアセンブリ76は、対応するピン56とともに、結合システム14の部品を構成する。ブッシュアセンブリ76はトラック58の上で車軸16の間に配置される。
図21Aおよび21Bは、結合システム14の略示図を与える。上述したように、結合システム14はボディ12に固定されたピン56およびトラック58によってサポートされたブッシュアセンブリを有する。ピン56は、ボディ12の対応するクロスバー52または54に固定されるヘッド78、同軸かつ直径が減少する円筒部分80、および連続ロッキングテール部82を含む。テール部82はひとつ以上の平坦面84を有する。最も有利には、テール部82は正方形の断面形状で形成される。
ブッシュアセンブリ76は、上部により大きい直径部分90および下部により小さい直径部分92を有する軸線方向通路88を含むブッシュハウジング86を有する。外側ブッシュ94は部分90内でシールされ、内側ブッシュ96は外側ブッシュ94内にシールされる。内側ブッシュ96の外側面および外側ブッシュ94の内側面は、曲面かつ相補的形状を有する。ピン56がブッシュアセンブリ76内に挿入されるとき、円筒部分80は最小のクリアランスで内側ブッシュ96内に配置され、一方テール部82は、下方に減少した直径部分92内に配置される。テール部82の外側面と、軸線通路88の直径部分92の内側面との間には、環状空間またはクリアランス94が存在する。
結合システム14は、ボディ12と結合したトラック58との間に、3つの回転動作の自由度を与える。図21Aに示すように、この3つの自由度は、ピン56に重ねられた、X、YおよびZ軸線の回りのピッチ、ヨー、および、回転からなる。Y軸は、ピン56の中心軸に対応し、X軸は長手軸28に対して垂直に伸長し、Z軸は車軸16に対して平行に伸長する。ピッチおよび回転動作は、環状空間またはクリアランス94によって制限される。円筒部分80と内側ブッシュ96との間の制限されたクリアランスのため、結合システム14により与えられる並進移動の自由度は本質的に存在しない。
結合システム14はまた、少なくともひとつの自由度を削ぐか、またはロックアウトするように動作可能な制御メカニズム98を有する。特にこの実施形態において、制御メカニズム98は、選択的に、(a)X、Y、Z軸の回りの回転運動を部分的に削ぐか、(b)すべての移動を堅固に結合する、すなわち、3つの回転動作の自由度のすべてをロックするか、または(c)Z軸線の回りのピッチ動作のみを許す。制御メカニズム98は、図21Bに示すフォークアレンジメント101を備えるシャフト100を有し、それは、テール部82の平坦面84と接触するように並行移動可能である。フォークアレンジメント101は、テーパー加工された互いに対向する面103を含む前方部分を有する。テーパーは、表面間のスペースがシャフト100の方向に向かって減少するように形成される。制御メカニズムは、シャフト100を押し出しまたは引っ込め、ピン56のテール部82でフォークアレンジメント101によって適応される制限の程度を制御し、それにより上述した回転動作の自由度を制御する。
図1および図13Aから15を参照して、この実施形態の鉄道輸送システム10はまた、2つの駆動または動力鉄道車両102aおよび102b(以下、概して動力鉄道車両102という)を有する。動力鉄道車両102のひとつまたは両方と組み合わせた鉄道システム10は、動力内蔵式の連結式シャトルSを形成するように考えられる。各動力鉄道車両102は、トラック58に類似のトラック58aを有する。ただし例外的にトラック58aは、対応する差動装置72を介して各車軸16に対してトルクを与えるための電気モータ104を有し、かつ、車軸16間に単一の連結アセンブリ75のみを有する。各車軸16はまた、差動装置72を制動するように動作する機械式ブレーキ74を有する。
ボディ12を動力車両102へ結合するために、ボディ52のピン56は、動力車両102の連結アセンブリ75内に挿入される。ボディ12(または載荷構造22の端部)から車両102への重量/荷重の移動を保証するために、ロッキングピン105(図15参照)が与えられ、それは、ピン56、およびトラック58aに固定されたブラケット107を通過することができる。ロッキングピン105の係合は、Y軸に沿ったピン56の実質的に垂直方向への移動を防止する。ピン56のロックは、鉄道車両102の牽引を改善し、かつ、バラストの必要性を排除する。鉄道車両102への荷重の移動は、載荷構造22(ボディ12およびライナー20の組みあわせである)の両端で利用可能である。載荷構造が単一ボディ12および20(図24および25を参照して後述する)であるとき、ボディ12の全荷重およびそのペイロードは、車両102へ伝達される。
ピン56、連結アセンブリ75/ブッシュアセンブリ76および制御メカニズム98の組みあわせからなる結合システム14は、以下の利益をもたらす。
・結合システム14によって与えられる連結は、鉄道システム10/シャトルSが直線上を移動するとき、車輪がシャントするのを防止するようロック可能である。
・球状ブッシュアセンブリ76は、載荷ボディ12の並進方向の移動の遊びを有しないので、発車および停止の際のシャントを緩和し、より速い加速および減速を与えつつ、ブレーキをかけて直線またはカーブを走行する際の脱線のリスクを最小化する。
・内側および外側球状ブッシュ94、96は、直線線路の上り坂または下り坂を走行する際、および、発車および減速の際に、制御メカニズム98によってロック可能である。これにより、連結式シャトルSは、堅固なユニットを形成することができ、全体としてシャントを除去することができる。
・各トラック58内の2つの結合システム14は開放可能であり(すなわち、制御メカニズム98がピン56に影響を与えない)、きつい径方向の旋回および減少した車輪摩耗が与えられる。これは、従来の単一の枢動車輪アセンブリサポートに対して利益であり、フレキシブルライナー20の屈曲を減少させる。
・ブッシュアセンブリ78は、制御メカニズム98の動作によってわずかに係合または削がれ、より大きな曲率動作に対する連結抵抗を強固にする。
図16から20は、鉄道輸送システム10および関連シャトルSがカーブ付近を走行するとき、ボディ12内のトラック58間の関係を示す。結合システム14によって与えられる回転移動自由度により、トラック58およびトラック58に結合されたボディ12は、互いに関して角度オフセットされる。これは、図19に最もよく示されている。図19は、トラック58の長手方向軸A58、ボディ12aの長手方向軸A12aおよびボディ12bの長手方向軸A12bの間の角度関係を示す。付加的に、ピン56のY軸線の回りの枢動ポイントは関連ボディ12の端部の機内にある。結合システム14の寄与により、シャトルSがカーブを走行する際にボディ12にある程度の自動な操舵が与えられる。
図14を参照して、動力車両102のモータ104は、電気エネルギーストレージシステムによって付勢され、それは、充電可能バッテリパック106の形式を取ってもよい。車両102はまた、バッテリレンジ拡張システム108を有し、それは、車両102が移動中にバッテリパック106を充電するように動作する。この特定の実施形態において、バッテリレンジ拡張システム108は、発電機またはオルタネータ112を駆動する燃料エンジン110を有する。燃料タンク114はまた、エンジン110用の燃料供給を保持するためにトラック58aによって支持されている。エンジン用の燃料の例は、これに限定しないが、軽油、LNGおよびアタノールを含む。
発電機/オルタネータ112によって発電される電気は、バッテリ管理システム116に供給される。システム116は、充電可能バッテリパック106へ供給する前に、発電機/オルタネータ112によって発電された電流の波形を調整してよい。調整は、例えば、これに限定しないが、フィルタリング、クリッピング、整流および振幅および/または周波数変調、または、修正を含む。
機械式ブレーキ74に加え、車両102は、再生式ブレーキシステムを備えてよい。これは、これに限定しないが、モータ104の回転の方向を逆回転させるシステムを含み、バッテリ管理システム116を通じて充電可能バッテリパック106へ電気を戻すように供給する発電機として動作する。機械式ブレーキ74はアンチロックブレーキシステムによって制御可能であり、効果的には、車両102用のブレーキシステムはABSブレーキシステムである。
車両102はまた、モータ制御ユニット(MCU)118およびオンボード車両制御ユニット(VCU)120を有する。MCU118は、車両102に駆動を与えるモータ104の制御に特化されたものである。VCU120は、車両102の全体の制御および管理、すなわちMCU118を含む鉄道システム10を担当する。したがって、VCU120は、動力車両102、鉄道システム10およびシャトルSの全体に対するコントローラであると考えられる。
テレメトリーシステム122がまた車両102に組み込まれる。テレメトリーシステム122は、VCU120に動作的に結合され、外部または遠隔デバイス、システム、または人間制御センターとの双方向通信を促進する。GPSシステム124が車両102内に設けられ、車両102の位置が決定可能となる。
熱交換器(図示せず)が、トラック58aのフレーム上にマウントされ、モータ104およびバッテリレンジ拡張システム108を含む車両102上のさまざまなシステムからの熱発散を促進する。熱交換機はまた、油圧モータを冷却する電気モータを含んでよい。
各車両102はまた、シャーシ42の反対端付近に近接センサー126を備えてよい。近接センサーは例えばレーダー形式であってよい。これは、車両102が他の物体に近接したことの指標を与える。他の物体は、他のシャトルSの他の車両102であってよい。レーダーはひとつで与えられてよく、または、長距離範囲レーダーおよび短距離/近接範囲レーダーの組みあわせであってよい。長距離範囲レーダーは、シャトルS間の固定した距離の自動的な動的制御を与えるのに使用される。短距離/近接範囲レーダーは、近くのフィールドの視界を拡張し、レール軌道に進入または近づいてくる動物などの物体を検出することが可能になる。
カウリング128は、バッテリレンジ拡張システム108、発電機/オルタネータ112、バッテリ管理システム116、MCU118、VCU120、およびテレメトリーシステム122を覆う。カウリング128は、風の抵抗を減少させるべく流線形状を有し、ボディ12と同じ、車両の高さおよび幅を有する。
図22は、機能および外部システムとの相互関係の両方を示すVCU120の略示図である。VCU120は、以下のシステムを組み込むか、または、相互作用する。
(a)充電可能バッテリ管理システム116:VCU120は、さまざまな管理およびモニタリング機能を実行するように、充電可能バッテリ管理システム116を制御または相互作用するように構成される。それは、これに限定しないが、バッテリパック106の充電状態のモニター、バッテリパック106への電荷の流れのモニタリング、予測値とモータ104の荷重に従う実際の電流との間の差のモニタリングを含む。
(b)バッテリレンジ拡張管理システム130:システム130は、VCU120内にソフトウエアルーチンとして埋め込まれるか、VCU120と通信する別個のシステムとして与えられて良い。車両VCU120の制御または管理の下で、バッテリ範囲拡張管理システム130は、バッテリ拡張システム108を動作し、ある動作条件が存在するとき、バッテリパック106へ電荷を与える。これは、例えば、車両102が実質的距離だけ傾斜に沿って走行しており、その結果バッテリパック106の電荷が閾値レベル以下まで低下していると検出されるところの条件を含む。このような状況において、VCU120はバッテリ範囲拡張管理システム130に対して、エンジン110をオンにし、バッテリパック106を再充電するように指示する。
(c)駆動モータ制御システム132:システム132はまたVCU内でソフトウエアルーチンとして与えられてよい。代替的に、それはVCU120と通信する別個のシステムとして与えられてよい。いずれの場合も、システム132はVCU120の指示のもとで、車両102が所望の方法で走行するよう駆動モータ104を制御するべく動作する。これは例えば、モータ104の回転速度、または、モータ104の回転方向を制御するようモータ104の電圧レベルを制御することを含む。使用されるモータ104のタイプに応じて、回転の方向は、駆動電圧の極性を変更するスイッチを組み込むことで変更可能であり、そのスイッチは駆動モータ制御システム132によって制御可能である。
(d)ワゴン診断システム134:システム134はVCU120内でソフトウエアルーチンとして与えられるか、または、VCU120に接続されるスタンドアロンモジュールとして与えられる。ワゴン診断システム134は、車輪スライドまたは車輪スキップの指標を与えるべく、振動、g−フォース、モータ104の回転速度と比較した車輪の回転のような特性、熱交換機およびモータ104およびエンジン110のような他のデバイスの温度、タンク114内の燃料レベル、および、ブレーキパッドの摩耗をモニターする。システム134は、VCU120へ信号を送り、それは、車両102を安全速度または停止状態にするよう鉄道車両のブレーキシステムを作動させ、列車安定性を保証しまたは、車両102/シャトルSおよびペイロードをダメージまたは潜在的リスクから保護する。
(e)機械式ブレーキコントローラ136:機械式ブレーキコントローラ136は、VCU120のインストラクションの下で、機械式ブレーキ74のキャリパーを作動させるよう操作される機械式、油圧式、空気圧式、または電気的デバイスであってよい。VCU120は、下降傾斜に沿って走行するとき速度を制御すること、および、車両102と他のシャトルSとの間の距離を制御することを含むさまざまな状況において、車両102/シャトルSを遅らせるよう、コントローラ136を動作させる。
(f)再生式ブレーキコントローラ138:コントローラ138はVCU120内のソフトウエアルーチンまたは構造にマウントされVCU120と通信する別個のユニットとして設けられてよい。さまざまな動作条件が存在するとき、再生式ブレーキコントローラ138は、再生式ブレーキを作動させるよう、VCU120によって制御される。後で説明するひとつの例において、機械式ブレーキコントローラ136に機械式ブレーキ74を動作させるよう命令するのに優先して、VCU138は、車両120に減速力を与えるよう再生式ブレーキコントローラ138に命令する。
(g)ワゴン位置指示および制御システム140:システム140はVCU120内でソフトウエアツーチンとして与えられてよい。システム140はさらに、GPS124およびGPS衛星142と通信する。また、システム140は、ラジオまたはインターネット通信を介して、遠隔制御センター144と通信してよい。システム140はまた、他の情報またはモニタリングシステム、および、軌道インターフェースユニット146および他の路傍イクイップメントおよび/または軌道回路(図22および23参照)のようなデバイスと通信してよい。概して、ワゴン位置指示および制御システム140は、基準位置に関する車両102の位置の動的な決定を可能にする。これは、GPS情報、および軌道インターフェースユニット146および車輪タコスのようなオンボードイクイップメントから受信した情報の両方を利用し、テレメトリーシステム122によって制御センター144に通信される。遠隔制御センター144内のコントローラはまた、車両102に対するルートを指示するために、システム140へ位置情報をダウンロードまたは転送してよい。
(h)衝突防止制御システム148:衝突防止システム148は、複数のシャトルSが機械的に結合されていない状態で動作しているときに特有のアプリケーションを有する。したがって、全体構成は、互いに機械的に結合されていないが、一緒に走行するように動作する複数のシャトルSからなる。隣接シャトルS間の間隔は、動力車両102内のGPSおよび衝突防止制御システム148の両方によって設定された範囲内で制御可能である。システム148は、VCU120内のソフトウエアルーチンとして与えられるか、またはトラック58aによってサポートされ、VCU120と通信する別個のモジュールユニットとして与えられてよい。衝突防止制御ユニット148は、近接センサー126から情報を得る。これから、システム148は隣接するシャトルSの車両102間の間隔を決定することができる。隣接シャトルS間の間隔に関する情報は、その後、VCU120にリレーされ、対応する車両102の速度を変化させ、隣接シャトルSとの間で所定の間隔または分離が維持される。これは、例えば、動力車両102を加速または減速することにより達成される。これに関して、VCU120は、他のコントローラまたはシステムに命令し、システム132を通じて駆動モータ104の速度を増加されるか、または、再生式ブレーキコントローラ138を通じて再生式ブレーキを適用するか、若しくは、ブレーキコントローラ136を使って機械式ブレーキ74を適用することで車両を減速させる。
(i)ABSブレーキシステム150:ABS150は、VCU120内でソフトウエアルーチンとして与えられるか、または、トラック58aによってサポートされ、VCU120および機械式ブレーキコントローラ136および機械式ブレーキ74と通信するスタンドアロンユニットまたはシステムとして与えられてよい。ABS150は、道路走行車両に現在使用されている既知のシステムであってよい。
(j)牽引制御システム152:牽引制御システム152は、VCU120内のソフトウエアルーチンとして与えられるか、または、トラック58aによってサポートされ、VCU120と通信するスタンドアロンユニットとして与えられてよい。牽引制御システム152は車輪滑りをモニターする。車輪滑りが検出されると、VCU120は、機械式ブレーキコントローラ136または再生式ブレーキコントローラ138のいずれかを任意で制御し、滑っている車輪にブレーキをかけ、滑りを減少させるか、または、駆動モータ制御システム132を動作させて滑っている車輪に与えるトルクを減少させる。
上記より、車両102およびシャトルSは、動力内蔵式であり、特定の実施形態において、バルク商品を運ぶようにアレンジされている。シャトルSに動力を与えるのに、従来の機関車を連結する必要がない。車輪18は異なる速度で回転することができるので、鉄道輸送システム10においてトラック58、車両102またはシャトルSがカーブを走行することができるように、車両のレールライディングに頼る必要がない。これは、車両108の製造ばかりでなく、それ自体で、車輪18の摩耗を減少させるべく、レールとその上を走行する車輪との間の静止摩擦に対しても有意な利点を与える。
テレメトリーシステム122により、各車両102/シャトルSは、遠隔制御センター144と通信することができる。これにより、車両102/シャトルSの遠隔制御が可能になる。付加的に、予め読み込まれたガイダンス情報または制御センター144を介して与えられる動的情報にしたがって、VCU120により、車両102/シャトルSの自動運転が可能になる。レンジ拡張システム108の付与、および再生式ブレーキシステムの使用により燃料効率が強化される。特に、再生式ブレーキシステムによって、ブレーキング中にバッテリパック106の充電が可能になる。
また、VCU120は、下り坂に沿って走行するときのような特定の状況、または、特定の欠陥を検出した場合において、モータ104に対して、充電可能バッテリ106によって電力が与えられない自由車輪状態に、一方または両方の車輪102を置くようにアレンジ可能である。モータ104を、下り坂を走行する際にバッテリパック106に電荷を与える発電機としてアレンジすることも可能である。
テレメトリーシステム122により、車両102/シャトルSは、遠隔制御センター144だけでなく、隣接するか共通の全体構成内にある他の同様の車両102およびシャトルSと通信することができる。これにより、複数のシャトルSが共通のルートを走行し、ある間隔を維持するが、互いに物理的に結合されていない、ところの全体構成の配置が可能になる。これは、図23に例示されており、全体構成200は、複数の非結合シャトルS1、S2、S3およびS4を有する。
全体構成200において、鉄道車両102および対応するシャトルS1−S4は、全体構成200が移動している間、全体構成200内で相対的位置または間隔を維持するように同期される。これは、例えば、共通基準に対するそれぞれの相対位置をモニタリングし、ワゴン位置指示および隣接する全体構成200の互いに隣接する車両102の制御システム140の使用によって達成され、その結果、互いに隣接する各車両102は、移動する全体構成200内で所定の間隔で離隔維持される。これは、車両102の各GPS130の使用に頼っている。
例えば、全体構成200を組み立てるとき、それは、各シャトル間の最適な分離距離または間隔が1メートルであるということが予め定められる。全体構成200のルートは、予め定めされるか、または既知である。従って、他のシャトル内の他の車両102に関するひとつのシャトルSの任意のひとつの車両102の位置が任意の時間で予め決定される。これらの位置は、全体構成200の走行ルートに沿った任意のポイントにおいて、動的にモニターされ、かつ、所定または予定した位置で比較される。動的に決定した位置と予定した位置との間に違いが生じた場合には、特定の車両102のVCU120が動作し、所定の離隔距離を再生するように、対応するシャトルSを加速または減速するように動作可能である。
したがって、隣接するシャトルS間の実際の間隔は、全体構成200の輸送中に、所定の離隔距離の付近に調節されると予想される。VCU120が、対応するシャトルSが加速されるべきであると判定した場合、VCU120は機械式ブレーキシステム以外の再生式ブレーキシステムを好適に適用するようにプログラムされてよい。これは、再生式ブレーキがバッテリパック108を充電するので燃料効率を増加させる。しかし、診断システムが再生式ブレーキシステムの故障を指摘すれば、VCU120は機械式ブレーキ74を制御または動作させる。
移動する全体構成200内の車両102/シャトルSの相対位置を制御することに加え、情報が近接センサーから得られ、各隣接するシャトルSの隣接する車両102のVCU120が、所定の離隔距離を維持するように動作可能となる。これは、各隣接するシャトルSの隣接する車両102の間の間隔を直接測定するか検知することに頼っているか、代替的に、あるいは付加的に、GPSを介して決定される共通基準に関するシャトルSの位置に頼っている。
移動中の全体構成200内の隣接するシャトルS間に間隔を付与することはまた、カーブを走行する際のシャントを除去することをアシストする。これは、脱線の可能性を減少させる点で有利である。
図24および25は、鉄道輸送シャトルSaの代替形式を示す。シャトルSaは、上述したシャトルSの実質的な態様、すなわち、ボディ12、2つの駆動/動力車両102、および結合システム14を組み込む。シャトルSaの主な違いは、連続載荷構造が単一のボディ12によって構成されており、それは各駆動鉄道車両102に反対端で結合されている点のみである。ボディ12は、フレキシブルライナー20を具備する。ボディ12の全荷重およびペイロードは、2つの鉄道車両102へ完全に伝達される。線形の遊びまたはスラックの無い連結式結合システム14の利益は、シャトルSによって得られる。また、容易にわかるように、シャトルSaは、ボディ12を反転することなく、レール上で反対方向に走行することができる。したがって、待避線が不要となる。複数のシャトルSaはまた、上述したシャトルSと同様に、機械的に外れた構成として構築されかつ走行されてよい。
図26および27は、シャトルS(シャトルSaを含むが、符号の単純化のために、以下ではシャトルSという)のペイロードを荷下ろしするための荷下ろし設備300のひとつの形式を示す。設備300は、シャトルSを、ホッパー304の上方または側方にサポートするための昇降トラック302を有する。ホッパー304の長さは、連続載荷構造22と等しいかまたはそれより長い。設備300は、複数のオーバーヘッド湾曲ビームまたはガントリー306を有し、その各々は枢着フック310によって駆動トロリー308をサポートする。この実施形態において、各ボディ12に対して、2つの離隔されたビーム306が存在する。ビームは、中央ウエブ312および上方フランジ314aおよび下方フランジ314bを含むI字形のプロファイルを有する。ラック316がウエブ312の各側面上の下方フランジ314bに与えられる。各ラックは、ホッパー304から離れる方向に、約160度のアークを介して、第1端部315から、ホッパー304に隣接する第2端部317まで伸長する。
トロリー308は、4つのピニオン318を具備し、各側面で2つが各ラック316と係合する。ピニオン318は、油圧モータ320によって駆動される。アイドラー車輪322aおよび322bは、トロリー308上に与えられ、フランジ314aおよび314bの外側面上をそれぞれ走行する。ピニオン318およびアイドラー車輪322は、トロリー308の対向プレート324に結合される。フック310はアイドラー車輪322bの軸線の回りをスイングすることができる。
トロリーは、各ビームの第1端部315に配置される引っ込み位置、および、ラック316に沿って第2端部317へ走行する搬送位置を有する。
引っ込み位置において、フック310は隣接シャトルSのボディ12の上方レール30aの下方および側方へ配置される。
押さえアーム326が、離隔されたホッパー304の側面で各ビーム306上にサポートされる。各押さえアーム326は、荷下ろし中にシャトルSを圧迫しかつ押さえるようビーム50に配置される押さえ位置と、アーム326がビーム50から引っ込められる引っ込み位置との間で、油圧ラムによって枢動される。
積載したシャトルSから荷下ろしするために、トロリー308およびアーム326が各引っ込み位置に配置される。これにより、シャトルSは、トラック302に沿ってホッパー304に隣接する荷下ろし位置へ移動可能になる。次にアーム326は、ビーム50上に位置するようその押さえ位置に配置される。油圧モータ320が作動し、トロリー308がラック316に沿って、第2端部317の方向へ走行する。フック310を約15°走行させた後、フック310はボディ12の上方レール30aをピックアップする。これは、図27で位置P1として示される。トロリーがラック316に沿って走行を続けるに従い、図27の位置P2として示すように、それらは、ビーム46の回りにボディを枢動させ、対応する載荷構造22をホッパー304の方向へスイングさせる。最終的に、載荷構造22は、トロリーが第2端部317に到達したとき、荷下ろし位置P3に配置される。シャトルSは、載荷構造22が漸進的にスイングされ、かつ、ビーム50に位置するアーム326によって荷下ろしされる際に、重量分配の変化に起因するティッピングが防止される。
シャトルSから荷下ろしされたペイロードを他の位置に運ぶために、ベルトコンベア330がホッパー304の下側に配置されている。荷下ろし後、油圧モータ320が逆転し、トロリー308がラック316に沿って第1端部315へ戻るように移動し、図1Aおよび3に示す輸送位置まで載荷構造22をスイングする。アーム326は引っ込められ、シャトルSは撤去される。
鉄道輸送システム10の特定の実施形態が説明されてきたが、システムは多くの他の形式で実施可能である。システム10は、シャトルSを形成するべく2つの駆動また動力鉄道車両102と関連して使用されるように説明された。シャトルS内の鉄道車両102は、動力内蔵式でありかつ制御システムを有し、自動的または遠隔制御が可能である。代替的実施形態において、鉄道輸送システム10は、従来の機関車、または、従来のリードおよびトレール機関車に結合されて、同様の連続載荷構造22を有するシャトルを形成してよい。
また、結合システム14は、連結式ターンテーブルのような3つの軸方向回転連結を与える他の形式を取ってもよい。したがって、上述したような球体ブッシュアレンジメント76を組み込むことは結合システムにとって必須ではない。
付加的に、上述した実施形態におけるトラック58は各々2つ車軸16を有する。しかし、代替的実施形態において、トラックは単一の中心に配置された車軸16のみを具備してもよい。この実施形態において、トラックは、2つのボディ12に結合されるように配置され、2つのボディの結合を容易にするよう、2つの結合システムのひとつずつを車軸16の各側面で担持する。また、すべての態様および実施形態において、ひとつ以上のトラック58にモータを与えることは可能であり、トラック58のそれぞれの車輪に駆動(および牽引)が与えられる。モータは、オンボードバッテリパック、または鉄道車両102のバッテリパック106に接続可能な電気ケーブル/バスを介して、電力を与えられる電気モータであってよい。
トラック58がひとつ以上の電気モータ104を具備するとき、モータから共通の軸線の回りに回転する車輪18へトルクを伝達するために、以下の駆動組みあわせが可能である。
・差動装置72に結合された減速ギアボックスを有するか、または有しないひとつ以上の低電圧DCモータ
・差動装置72に結合された減速ギアボックスを有するか、または有しないひとつ以上の低電圧ACモータ
・差動装置72に結合された減速ギアボックスを有するか、または有しないひとつ以上の高電圧DCモータ
・差動装置72に結合された減速ギアボックスを有するか、または有しないひとつ以上の高電圧ACモータ
・各車輪18を直接駆動するようにマウントされた減速ギアボックスを有するか、または有しない各電気モータ(ACまたはDCおよび高電圧または低電圧)、ここで、モータの速度は個別に制御され、共通回転軸上の車輪が、差動装置を必要とすることなく異なる速度で回転することができる。この差動装置無しのダイレクトドライブシステムは、油圧モータのような他のタイプのモータを使って実装されてもよい。また、差動装置無しのダイレクトドライブシステムは、差動装置を具備する駆動システムの代わりに、動力車両102および関連するトラック58aに組み込まれてもよい。
図28は、トラック58aまたは動力車両102の一部を表す略示図であり、各車軸16は別個の独立した電気モータ104aによって駆動される。車輪18は、各ベアリングアセンブリ59を介して共通固定車軸16a上にマウントされている。これにより、同じ車軸16a上の2つの対向車輪18は、車輪モータ104aを個別に制御することによって、異なる(例えば、カーブで)またはRPM同期して(直線で)回転することできる。これにより、差動装置と同様の結果が達成される。これは、フロントホイールベクトルとして知られる。この実施形態において、電気モータ104aは、2つの車輪18の外側にマウントされている。これにより、車輪18は、他の実施形態より互いにより近接可能となる。それにより、約50%だけ軌道ゲージを減少させることができる。例えば、図1から20、24、および25に示す鉄道輸送システム10の実施形態は、ナローゲージ軌道(1067mm)上を走行するが、図28に示すトラック58aの部分を組み込む鉄道輸送システム10の実施形態は、スーパーナローゲージ軌道(590mm)上を走行可能である。これは、トラックの製造コストを低下させる利点を有し、より小さい回転半径を有し、また、潜在的にさまざまな法的レギュレーションを回避する。例えば、オーストラリアでは、スーパーナローゲージ鉄道輸送システムは、鉄道安全機関の認証から免除されており、ベルトコンベアに類似の動作規則を設定する鉱物鉱油部門によって管理されている。
他の実施形態において、フレキシブルライナー20はすべての結合システム14を連続して包囲する単一のワンピース物体として作成される必要はない。むしろ、フレキシブルライナーは、多くの個別の物体として作成され、一緒に結合されたとき結合システム14を連続して包囲する。例えば、各ライナーピースは、ボディ12の長さより長い長さを有し、一片が結合システム14を横切ってオーバーラップし、組み合わせることでシャトルSに対して連続の端から端までのライナーを与える。
以下の特許請求の範囲および上述した説明において、文脈上必要であるか、特に断らない限り、用語“有する”、“含む”、“備える”、“具備する”は、包含的意味で使用され、すなわち、記載した特徴の存在を特定するが、ここで説明した鉄道輸送システムのさまざまな実施形態において他の特徴の存在または付加を排除しない。

Claims (37)

  1. 端から端まで配置された少なくとも2つの載荷ボディであって、隣接する載荷ボディは結合システムによって相互に結合される、ところの載荷ボディと、
    前記少なくとも2つの載荷ボディが支持される複数の車軸であって、前記複数の車軸の各々の端部に車輪を具備する、複数の車軸と、
    前記少なくとも2つの載荷ボディによってサポートされ、かつ、連続する載荷構造を形成するべく、前記隣接する載荷ボディを結合する前記結合システムを包囲するように構成されたフレキシブルライナーと
    を備え
    前記結合システムは、連結式結合システムであり、前記相互に結合した載荷ボディ間、または前記相互に結合した載荷ボディと動力鉄道車両との間に、3つの回転自由度を与え、かつ、並進移動の自由度を与えず、
    前記結合システムは、前記3つの回転自由度の少なくともひとつの回転自由度を削ぐかまたはロックアウトするように動作する制御メカニズムを有する、
    ことを特徴とする鉄道輸送システム。
  2. 前記少なくとも2つの載荷ボディの各々は、前記フレキシブルライナーが受設されるライナーサポート構造を有し、前記ライナーサポート構造は、前記フレキシブルライナーが前記ライナーサポート構造の相互に隣接する端部の少なくともひとつの端部を超えて伸長することができるように、前記少なくともひとつの端部において開口されている、ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記ライナーサポート構造は、複数の実質的にU字形状のリブを有し、前記リブは対応する載荷ボディの長手軸線を横切る各面に配置されている、ことを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  4. 前記ライナーサポート構造は、前記ライナーサポート構造が、前記車軸に垂直な軸線の回りに回転可能であるように配置されており、前記載荷ボディの荷下ろしが容易になる、ことを特徴とする請求項2または3に記載のシステム。
  5. 共通の車軸の各端部における前記車輪は、互いに異なる速度で回転することができる、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム。
  6. 第1の動力鉄道車両を備え、前記第1の動力鉄道車両は、前記結合システムによって、最前の前記載置ボディに結合されるように構成され、少なくともひとつのモータおよび少なくとも2つの車輪を有し、前記少なくともひとつのモータは、前記少なくとも2つの車輪に結合され、前記少なくとも2つの車輪が互いに異なる速度で回転することができるような方法で、トルクを前記少なくとも2つの車輪に与える、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のシステム。
  7. 第2の動力鉄道車両を備え、前記第2の動力鉄道車両は、前記結合システムによって、最後尾の前記載荷ボディに結合されるように構成され、前記最後尾の前記載荷ボディは、前記最前の前記載荷ボディから最大で少なくとも2つの前記載荷ボディ分の距離だけ離れており、前記第2の動力鉄道車両は、少なくともひとつのモータおよび少なくとも2つの車輪を有し、前記第2の動力鉄道車両の前記少なくともひとつのモータは、前記少なくとも2つの車輪に結合され、前記第2の動力鉄道車両の前記少なくとも2つの車輪が、互いに異なる速度で回転することができるような方法で、前記少なくとも2つの車輪へトルクを与える、ことを特徴とする請求項6に記載のシステム。
  8. 前記3つの回転自由度の前記少なくともひとつの回転自由度は、前記動力鉄道車両に関して垂直方向の前記載荷ボディの回転自由度である、ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  9. 前記動力車両に関して垂直方向の前記載荷ボディの回転自由度は、前記動力鉄道車両に関して垂直方向の前記載荷ボディの動きをロックするように配置されたロッキングピンによってロックアウトされる、ことを特徴とする請求項8に記載のシステム。
  10. 前記結合システムは、前記載荷ボディに結合されたピンおよび前記ピンを受設するように配置されたブッシュを有する、ことを特徴とする請求項に記載のシステム。
  11. 前記結合システムは、前記相互に結合した載荷ボディの走行方向に、線形の遊びを与えないように構成されている、ことを特徴とする請求項から10のいずれか一項に記載のシステム。
  12. 前記複数の車軸が複数のトラックに配置され、各トラックは少なくともひとつの車軸を有し、前記隣接する載置ボディの隣接する端部は共通トラックに結合されている、ことを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載のシステム。
  13. 前記複数の車軸が複数のトラックに配置され、各トラックは少なくとも2つの車軸を有し、前記隣接する載置ボディの隣接する端部は共通トラックに結合され、少なくともひとつの車軸が前記隣接する載置ボディの一方の下側に配置され、かつ、他の車軸は前記隣接する載置ボディの他方の下側に配置されるように構成されている、ことを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載のシステム。
  14. 前記各トラックは、2つのブッシュアレンジメントを有する、ことを特徴とする請求項12または13に記載のシステム。
  15. 前記ブッシュアレンジメントは、前記複数の車軸のうち2つ車軸の間に配置されている、ことを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  16. 前記第1の動力鉄道車両は、第1車軸および第2車軸であって、各車軸は反対端の各々に輪を有するところの第1車軸および第2車軸と、前記第1車軸と前記第2車軸との間に配置された単一のブッシュアレンジメントとを有し、前記最前の載荷ボディの荷重の一部が前記第1の動力鉄道車両へ伝達される、ことを特徴とする請求項6から15のいずれか一項に記載のシステム。
  17. 前記第2の動力鉄道車両は、第1車軸および第2車軸であって、各車軸は反対端の各々に輪を有するところの第1車軸および第2車軸と、前記第1車軸と前記第2車軸との間に配置された単一のブッシュアレンジメントとを有し、前記最後尾の載荷ボディの荷重の一部が、前記第2の動力鉄道車両へ伝達される、ことを特徴とする請求項7から16のいずれか一項に記載のシステム。
  18. 前記モータは、電気モータからなる、ことを特徴とする請求項7から17のいずれか一項に記載のシステム。
  19. 前記第1の動力鉄道車両および前記第2の動力鉄道車両の各々は、電気モータおよび前記電気モータへ電力を供給するためのバッテリパックを有する、ことを特徴とする請求項7から17のいずれか一項に記載のシステム。
  20. 前記第1の動力鉄道車両および前記第2の動力鉄道車両の各々は、前記バッテリパックを充電することができる少なくともひとつの燃料動力発電機を有する、ことを特徴とする請求項19に記載のシステム。
  21. 前記第1の動力鉄道車両および前記第2の動力鉄道車両の一方または両方は、対応する動力鉄道車両の自動運転を可能にするように構成された制御システムを具備する、ことを特徴とする請求項7から20のいずれか一項に記載のシステム。
  22. 前記第1の動力鉄道車両および前記第2の動力鉄道車両の少なくともひとつは、共通車軸に各前記車輪用のモータを具備し、前記モータは、互いに独立に制御され、それにより、前記共通車軸上の車輪は、同じかまたは異なる速度で回転することができる、ことを特徴とする請求項6から21のいずれか一項に記載のシステム。
  23. 前記共通車軸における各前記車輪用の前記モータは、前記車輪の外側にマウントされている、ことを特徴とする請求項22に記載のシステム。
  24. 前記各トラックは、前記トラックの前記少なくともひとつの車軸の各々における前記車輪を駆動するための少なくともひとつのモータを有する、ことを特徴とする請求項12から23のいずれか一項に記載のシステム。
  25. 前記各トラックは、共通車軸に各前記車輪用のモータを有し、前記モータは、互いに独立に制御され、それにより、前記共通車軸各車輪は、同じかまたは異なる速度で回転することができる、ことを特徴とする請求項24に記載のシステム。
  26. 前記各トラックの前記共通車軸における各前記車輪用の前記モータは、前記車輪の外側にマウントされている、ことを特徴とする請求項25に記載のシステム。
  27. 単一の載荷ボディと、
    第1の動力鉄道車両および第2の動力鉄道車両であって、各々の車両が少なくとも2つの車軸を有するところの第1の動力鉄道車両および第2動力鉄道車両と、
    第1の結合システムおよび第2の結合システムと
    を備え、
    前記第1の動力鉄道車両は、前記第1の結合システムによって前記単一の載荷ボディの第1端に結合され、前記第2の動力鉄道車両は前記第2の結合システムによって前記単一の載荷ボディの反対側の第2端に結合され、前記第1の動力鉄道車両および前記第2の動力鉄道車両は、鉄道輸送システムが前記単一の載荷ボディを旋回させることなく反対方向へ駆動できるように構成され、前記単一の載荷ボディおよびそれに保持される任意のペイロードの全荷重は、前記第1の動力鉄道車両および前記第2の動力鉄道車両へ伝達され、
    前記第1の結合システムおよび前記第2の結合システムは、前記単一の載荷ボディの前記第1端と前記第1の動力鉄道車両との間、および前記単一の載荷ボディの前記第2端と前記第2の動力鉄道車両との間にそれぞれ、3つの回転自由度を与えるように構成された連結結合システムであり、
    前記第1の結合システムおよび前記第2の結合システムの各々は、前記単一の載荷ボディにおけるピン、および前記ピンが受設されるよう各前記車両の前記少なくとも2つの車軸の間に配置されたブッシュを有
    前記第1の結合システムおよび前記第2の結合システムの各々は、前記3つの回転自由度の少なくともひとつの回転自由度を削ぐかまたはロックアウトするように動作する制御メカニズムを有する
    ことを特徴とする鉄道輸送シャトル。
  28. 前記3つの回転自由度の前記少なくともひとつの回転自由度は、前記第1の動力鉄道車両または前記第2の動力鉄道車両に関して垂直方向の前記単一の載荷ボディの回転自由度である、ことを特徴とする請求項27に記載の鉄道輸送シャトル。
  29. 前記制御メカニズムはフォークアレンジメントを具備するシャフトを有し、前記ピンに適用される制限の程度を制御するように、出っ張るかまたは引っ込むことができる、ことを特徴とする請求項27に記載の鉄道輸送シャトル。
  30. 前記単一の載荷ボディにおける前記ピンを通過することができるロッキングピンをさらに有し、前記第1の動力鉄道車両または前記第2の動力鉄道車両に関して垂直方向の前記単一の載荷ボディの前記回転自由度は、前記ロッキングピンによってロックアウトされる、請求項28に記載の鉄道輸送シャトル。
  31. 少なくともひとつの載荷ボディおよび、前記少なくともひとつの載荷ボディによってサポートされたフレキシブルライナーを有する載荷構造体と、
    第1の動力鉄道車両および第2の動力鉄道車両と、
    第1の結合システムおよび第2の結合システムであって、前記第1の動力鉄道車両は前記第1の結合システムによって前記載荷構造の第1端に結合され、前記第2の動力鉄道車両は前記第2の結合システムによって前記載荷構造の反対側の第2端に結合される、ところの第1の結合システムおよび第2の結合システムと
    を備え、
    前記第1の動力鉄道車両および前記第2の動力鉄道車両は、鉄道輸送システムが、前記載荷構造体を旋回することなく、反対方向へ駆動できるように構成され、
    前記第1の結合システムおよび前記第2の結合システムは、前記載荷構造体の前記第1端と前記第1の動力鉄道車両との間、および前記載荷構造体の前記第2端と前記第2の動力鉄道車両との間にそれぞれ、3つの回転自由度を与えるように構成された連結結合システムであり
    前記第1の結合システムおよび前記第2の結合システムの各々は、前記3つの回転自由度の少なくともひとつの回転自由度を削ぐかまたはロックアウトするように動作する制御メカニズムを有する、
    ことを特徴とする鉄道輸送シャトル。
  32. 前記3つの回転自由度の前記少なくともひとつの回転自由度は、前記第1の動力鉄道車両または前記第2の動力鉄道車両に関して垂直方向の前記載荷構造体の回転自由度である、ことを特徴とする請求項31に記載の鉄道輸送シャトル。
  33. 前記第1の結合システムおよび前記第2の結合システムの各々はさらに、前記載荷構造体の前記第1端および前記第2端を、前記第1の動力鉄道車両および前記第2の動力鉄道車両に関して垂直方向の動きからロックするように配置されたロッキングピンを有する、ことを特徴とする請求項31に記載の鉄道輸送シャトル。
  34. 前記第1の結合システムおよび前記第2の結合システムの各々は、前記載荷構造体に結合されたピン、および、前記ピンを受設するためのブッシュアレンジメントを有する、ことを特徴とする請求項31に記載の鉄道輸送シャトル。
  35. 前記載荷構造は、端から端へ配置された2つ以上の載荷ボディ、およびひとつ以上のトラックを有し、各トラックは2つの車軸および2つのカップリングを有する、ことを特徴とする請求項31から34のいずれか一項に記載の鉄道輸送シャトル。
  36. 請求項1から26のいずれか一項に記載の鉄道輸送システム、または、請求項27から35のいずれか一項に記載の鉄道輸送シャトルによって運ばれたペイロードを荷下ろしするための荷下ろし設備であって、
    少なくともひとつのオーバーヘッド湾曲ビームであって、その各々が枢着されたフックを有する駆動トロリーをサポートし、前記フックが前記載荷ボディまたは前記載荷構造体の一部と係合することができるように、前記駆動トロリーは、前記オーバーヘッド湾曲ビームを横切り、それにより前記載荷ボディまたは前記載荷構造の枢動が容易となって、前記ペイロードが前記載荷ボディまたは前記載荷構造から傾けられる、ところのオーバーヘッド湾曲ビームと、
    前記オーバーヘッド湾曲ビーム上に支持された押さえアームであって、前記押さえアームは、前記鉄道輸送システムまたは前記鉄道輸送シャトルを荷下ろし中に圧迫しかつ押さえることができる押さえ位置と、前記押さえアームが前記鉄道輸送システムまたは前記鉄道輸送シャトルから引っ込められる引っ込み位置との間で枢動される、ことを特徴とする荷下ろし設備。
  37. 前記鉄道輸送シャトルまたは前記鉄道輸送システムがその上を移動するレールと、
    前記レールに隣接するホッパーと、
    前記ホッパーの下方のベルトコンベアと
    をさらに備え、
    前記ホッパーは、傾けられた前記ペイロードが、枢動された前記載荷ボディまたは前記載荷構造から、前記ベルトコンベアの方向へ向けられて荷下ろしができるように配置されている、ことを特徴とする請求項36に記載の荷下ろし設備。
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