JP6954960B2 - TNF−α及びIL−6産生抑制剤及びそれを用いた筋肉炎症抑制剤 - Google Patents

TNF−α及びIL−6産生抑制剤及びそれを用いた筋肉炎症抑制剤 Download PDF

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Description

本発明は、TNF−α及びIL−6産生抑制剤及びそれを用いた筋肉炎症抑制剤に関する。
運動に伴い筋肉が損傷する(運動誘発性骨格筋損傷)と、炎症性サイトカイン(Tumor Necrosis Factor-α:TNF-αやInterleukin-6:IL-6など)や活性酸素の産生などの炎症反応及び酸化ストレスが引き起こされることが知られており、これが筋肉疲労や筋肉痛の原因となると考えられている。ここで、一方で運動誘発性骨格筋損傷後にはエンドトキシン(毒素)濃度の上昇が報告されている。エンドトキシンはLipopolysaccharide(LPS)で構成されており、LPSはTNF−αやIL−6等の炎症性サイトカインを産生する。
また、一酸化窒素(NO)は最小のシグナル伝達分子として良く知られており、NO合成酵素(NOS)によってL-アルギニンより生合成され、骨格筋の損傷治癒において重要な役割を担っている(非特許文献1)。さらに、NOは骨格筋の筋収縮シグナル伝達経路に関して重要な因子である(非特許文献2)。一方で、運動誘発性骨格筋損傷は筋炎症を誘発することが知られている。それに対して筋炎症におけるNOの働きには様々な報告がなされている。その中にはNOは筋肉がすでに炎症状態にある際は筋炎症を抑制するとある(非特許文献3)。従って、NOは運動後の筋肉の損傷治癒において重要な役割を担っている因子であると言える。
TNF−αは、腫瘍を壊死させる因子として見出されたが、最近では腫瘍に対してだけでなく、正常細胞の機能を調節するメディエーター的な役割を担うサイトカインであると考えられている。TNF−αは、炎症の初発から終息までの過程において重要な役割を担っているが、その持続的かつ過剰な産生は、皮膚を含む組織の障害を引き起こし、全身的には発熱やカクケシアの原因となり、炎症の悪化を引き起こす。このような炎症としては、例えば、関節リウマチ、変形性関節症等の慢性炎症性疾患が代表的である。したがって、病的な炎症においては、TNF−αの過剰な産生を抑制することが重要となる。このようなTNF−α産生抑制作用を有するものとして、例えば、シソ抽出液、フキ抽出物、ヒガンバナ科アルカロイドのリコリン及びリコシジノール等が知られている。
また、TNF-αは、皮下脂肪に近接する線維芽細胞にダメージを与えコラーゲンやエラスチンの産生を抑制し、その一方で、TNF-αはコラゲナーゼを活性化することで、コラーゲンの分解を促進することが知られている。
また、運動に伴い筋肉が損傷すると、TNF−αが産生し、これにより筋肉に様々な炎症がおこり、それが筋肉痛の原因となることが知られている。
IL−6は、幾つかの腫瘍細胞株の他、B細胞、T細胞、単球、並びに線維芽細胞等の多様な細胞により産生されるサイトカインであり、正常な免疫応答や生体防御において中心的な役割を果たしている(例えば、非特許文献1、非特許文献2、非特許文献3を参照)。
IL−6の産生亢進又は低下、更には、IL−6に対する反応性の異常は、ヒト炎症、自己免疫、および腫瘍性疾患等の病態形成・悪化に関する関連性が示唆されている。
また、IL−6は、紫外線などの照射後、この刺激を受けて炎症因子が放出され、炎症が著しいものになる、所謂、フレ−ムアップに関与し、ひいては、紫外線障害から癌が誘導される過程にも関与していることが知られている
さらに、運動に伴い筋肉が損傷すると、IL−6が産生し、これにより筋肉様々な炎症がおこり、それが筋肉痛の原因となることが知られている。
Anderson JE. Mol Biol Cell. 11:1859-74 (2000). Tatsumi R et al. Anim Sci J. 73: 235-239 (2002). Liu X et al. Int J Biol Sci. 11:156-67 (2015). Int J Biol Sci. 2015 Jan 5;11(2):156-67. Am J Physiol Regul Integr Comp Physiol. 2003 Nov;285(5):R115 3-64.
このような背景の下、本発明者は、黒ショウガ抽出物がLPS及びL-NAMEを添加した運動誘発性骨格筋損傷筋肉細胞おいてTNF−α及びIL−6の遺伝子の発現を抑制する作用を有することを見出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、運動誘発性骨格筋損傷に起因する新規なTNF−α及びIL−6の遺伝子発現抑制剤を提供することを目的とする。
(1)黒ショウガ抽出物を有効成分とするTNF−α遺伝子発現抑制剤。
(2)黒ショウガ抽出物を有効成分とするIL−6遺伝子発現抑制剤。
(3)上記(1)又は(2)の剤を有効成分とする運動誘発性骨格筋損傷に起因する筋肉
炎症抑制剤。
(4)上記(1)〜(3)のいずれか1つの剤を有効成分とする筋肉痛改善剤。
(5)上記(1)〜(3)のいずれか1つの剤を有効成分とする筋肉疲労改善剤。
LPSを添加したときにおける炎症性マーカー(TNF−α遺伝子及びIL− 6遺伝子)の発現量変化を示すグラフである。 L-NAMEを添加したときにおける炎症性マーカー(TNF−α遺伝子及びIL−6遺伝子)の発現量変化を示すグラフである。
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明のTNF−α及びIL−6の遺伝子発現抑制剤は、黒ショウガ抽出物を有効成分とすることを特徴とする。
本発明に用いる「黒ショウガ」とは、ケンフェリア・パルビフローラ(Kaempferia parviflora)という学名をもつ植物で、東南アジアに分布しておりショウガ科ケンフェリア属に属する。
タイやラオスなどの伝承医学において、精力増進、滋養強壮、血糖値の低下、体力回復、消化器系の改善、膣帯下、痔核、痔疾、むかつき、口内炎、関節痛、胃痛の改善などに利用されている。
本発明に使用される黒ショウガは根茎を用いる。黒ショウガの形態は、特に限定するものではなく、未熟根茎、完熟根茎、乾燥根茎等のいずれでもよい。なお、根茎を絞って得られる搾汁液の使用も同様に好ましい。搾汁液の形態は、特に限定するものではなく液状でも濃縮乾燥した粉末状のいずれでもよい。
しかしながら、生の根茎や搾汁液の場合は保管に注意が必要なため、根茎をスライスして乾燥させたものがもっとも好ましい。
スライスした乾燥根茎を使用する場合には、抽出効率を高めるために、あらかじめ根茎を粉砕機等で40メッシュ程度に粉砕しておくことが好ましい。
抽出に使用する溶媒や温度条件等については、特に限定されるものではなく、任意に選択、設定することができる。抽出溶媒としては、水、酸、塩基等といった非有機溶媒や、親水性溶媒、アセトン等といった有機溶媒を選択することができる。親水性溶媒としては、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール及びブチルアルコールからなる低級アルコール群から選択される1種類以上が、操作性、抽出効率の点から好ましい。ただし、有機溶媒による抽出よりもむしろ非有機溶媒による抽出が好ましく、なかでも水、温水や熱水、及びわずかに酸を添加した水、エタノールのいずれかの選択がよい。
このとき使用する酸としては、特に限定するものではない。ただし、入手のしやすさ及び安全性、後処理の観点から、酢酸の使用が好ましい。
さらに、上記の抽出において、抽出残渣に対して再度抽出工程を1回またはそれ以上繰り返すことが好ましく、この方法によれば抽出効率を向上させることができる。この場合の抽出に用いる溶媒は、同じものであっても異なるものであってもよい。
上記の抽出物は、そのままでも使用できるが、濾過、遠心分離及び分留といった処理を行って、不溶性物質及び溶媒を取り除くことがより好ましい。このような処理を行うことで、より純度が高くなり、応用範囲も広くなる。
その後、常法に従って抽出液に希釈、濃縮、乾燥、精製等の処理を施し、TNF−α及びIL−6の遺伝子発現抑制剤とする。
なお、精製方法としては、例えば、活性炭処理、樹脂吸着処理、イオン交換樹脂、液−液向流分配等の方法が挙げられるが、食品等に添加する場合には大量に使用するものではないから、未精製のままで使用してもよい。
本発明のTNF−α及びIL−6の遺伝子発現抑制剤は、前述の効果を目的として、様々な用途に適用することができる。用途として、医薬品、試薬、経口摂取用組成物(たとえば、健康食品、機能性表示食品、サプリメント、特定用途食品、及びペット用サプリメント等)が挙げられる。
本発明のTNF−α及びIL−6の遺伝子発現抑制剤を含む医薬組成物は、賦形剤、担体又は添加剤を含んでいてもよい。賦形剤、担体及び添加剤としては、通常使用され、かつ薬学的に許容されるものであれば特に限定されず、その種類及び組成は、適宜変更が可能である。
賦形剤としては、塩化ナトリウム、クエン酸ナトリウム等が挙げられ、担体としては、滅菌水、生理食塩水、及び各種緩衝液等が挙げられる。添加剤としては、粘ちょう剤、緩衝材、保存剤、防腐剤等が挙げられる。
医薬用組成物の剤型としては特に制限されるものではなく、必要に応じて適宜選択すればよいが、例えば、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、細粒剤、散剤等の経口剤;注射剤、坐剤、塗布剤等の非経口剤が挙げられる。
錠剤、カプセル剤、顆粒剤、細粒剤、散剤等の経口剤は、例えば、デンプン、乳糖、白糖、トレハロース、マンニット、カルボキシメチルセルロース、コーンスターチ、無機塩類等を用いて常法に従って製造される、これらの製剤中の本発明の化合物の配合量は特に限定されるものではなく、適宜設定することができる。この種の製剤には、結合剤、崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤、流動性促進剤、矯味剤、着色剤、香料等を適宜使用することができる。
非経口剤の場合、患者の年齢、体重、疾患の程度等に応じて用量を調節し、例えば、静注、点滴静注、皮下注射、筋肉注射等によって投与する。この非経口剤は常法に従って製造され、希釈剤として一般に注射用蒸留水、生理食塩水等を用いることができる。さらに必要に応じて、殺菌剤、防腐剤、安定剤等を加えてもよい。また、この非経口剤は安定性の点から、バイアル等に充填後冷凍し、通常の凍結乾燥処理により水分を除き、使用直前に凍結乾燥物から液剤を再調製することもできる。さらに必要に応じて、等張化剤、安定剤、防腐剤、無痛化剤等を加えてもよい。その他の非経口剤の例として、外用液剤、軟膏等の塗布剤、直腸内投与のための坐剤等が挙げられ、これらも常法に従って製造される。
本発明を健康食品(機能性表示食品、特定保健用食品、健康飲料及びサプリメントを含む)に用いる場合、各種健康食品の原材料として本発明の化合物を健康食品に添加したり、必要に応じてデキストリン、乳糖、デンプン等の賦形剤や香料、色素等とともにペレット、錠剤、顆粒等に加工したり、またゼラチン等で被覆してカプセルに成形加工して健康食品を製造することができる。
健康食品に配合されるTNF−α及びIL−6の遺伝子発現抑制剤の配合割合は、該TNF−α及びIL−6の遺伝子発現抑制剤の期待される効果が得られるのであれば特に制限されないが、通常、1回あたりの摂取量が0.0001〜2000mg程度である。
これらの健康食品には、その種類に応じて種々の成分を配合することができ、例えば、ブドウ糖、果糖、ショ糖、マルトース、ソルビトール、ステビオサイド、コーンシロップ、乳糖、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、L−アスコルビン酸、dl−α−トコフェロール、エリソルビン酸ナトリウム、グリセリン、プロピレングリコール、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、アラビアガム、カラギーナン、カゼイン、ゼラチン、ペクチン、寒天、ビタミンB類、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、アミノ酸類、カルシウム塩類、色素、香料、保存剤等の食品素材を使用することができる。さらに、健康維持機能をもったTNF−α及びIL−6の遺伝子発現抑制剤には、他の抗酸化物質や健康食品素材などの配剤、例えば、抗酸化物質(還元型アスコルビン酸(ビタミンC)、ビタミンE、還元型グルタチン、トコトリエノール、ビタミンA誘導体、リコピン、ルテイン、アスタキサンチン、ゼアキサンチン、フコキサンチン、尿酸、ユビキノン、コエンザイムQ10、葉酸、ニンニクエキス、アリシン、セサミン、リグナン類、カテキン、イソフラボン、カルコン、タンニン類、フラボノイド類、クマリン、イソクマリン類、ブルーベリーエキス)、健康食品素材(V.(ビタミン)A、V.B1、V.B2、V.B6、V.B12、V.C、V.D、V.E、V.P、コリン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸カルシウム、EPA、オリゴ糖、食物繊維、スクアレン、大豆レシチン、タウリン、ドナリエラ、プロテイン、オクタコサノール、DHA、卵黄レシチン、リノール酸、ラクトフェリン、マグネシウム、亜鉛、クロム、セレン 、カリウム、ヘム鉄、カキ肉エキス、キトサン、キチンオリゴ糖、コラーゲン、コンドロイチン、ウコン、カンゾウ、クコシ、ケイヒ、サンザシ、生姜、霊芝、シジミエキス、スッポン、カミツレ、カモミール、セイヨウタンポポ、ハイビスカス、ハチミツ、ボーレン、ローヤルゼリー、ライム、ラベンダー、ローズヒップ 、ローズマリー、ビフィズス菌、フェーカリス菌、ラクリス、小麦胚芽油、ゴマ油、シソ油、大豆油、中鎖脂肪酸、アガリクス、イチョウ葉エキス、ウコン、コンドロイチン、玄米胚芽エキス、レイシ、タマネギ、DPA、 甜茶、冬虫夏草、ニンニク、蜂の子、パパイヤ、プーアル、プロポリス、メグスリの木、ヤブシタケ、ノコギリヤシ、ヒアルロン酸、コラーゲン、ギャバ、ハープシールオイル、サメ軟骨、グルコサミン、レシチン、ホスファチジルセリン、田七ニンジン、桑葉、大豆抽出物、エキナセア、エゾウコギ、大麦抽出物、オリーブ葉、オリーブ実、ギムネマ、バナバ、サラシア、ガルシニア、キトサン、セントジョーンズワート、ナツメ、ニンジン、パッションフラワー、ブロッコリー、プラセンタ、ハトムギ、ブドウ種子、ピーナッツ種皮、ビルベリー、ブラックコホシュ、マリアアザミ、月桂樹、セージ、ラフマ、黒酢、ゴーヤー、マカ、紅花、亜麻、ウーロン茶、花棘、カフェイン、カプサイシン、キシロオリゴ糖、グルコサミン、ソバ、シトラス、食物繊維、プロテイン、プルーン、スピルリナ、大麦若葉、核酸、酵母、椎茸、梅肉、アミノ酸、深海鮫抽出物、ノニ、カキ肉、シャンピニオン、オオバコ、アセロラ、パイナップル、バナナ、モモ、アンズ、メロン、イチゴ、ラズベリー、オレンジ、フコイダン、メシマコブ、クランベリー、コンドロイチン硫酸、亜鉛、鉄、セラミド、シルクペプチド、グリシン、ナイアシン、チェストツリー、L-システイン、赤ワイン葉、ミレット、ホーステール、ビオチン、センテラアジアティカ、ハスカップ、ピクノジェノール、フキ、ルバーブ、クローブ、カテキン、プーアル、クエン酸、ビール酵母、メリロート、ブラックジンガー、ショウガ、ガジュツ、ナットウキナーゼ、ベニコウジ、トコトリエノール、ラクトフェリン、シナモン、韃靼ソバ、ココア、ユズ種子エキス、シソの実エキス、ライチ種子エキス、月見草エキス、黒米エキス、α−リポ酸、生コーヒー豆エキス、温州みかんエキス、トリテルペノイド、キウイ種子エキス、赤ショウガエキス、アスタキサンチン、クルミエキス、レスベラトロール、赤米エキス、白キクラゲ多糖体、イチゴ種子エキス、イチゴ種子エキス、ニラ種子エキス、リンゴンベリーエキス、桜の花エキス、ササクレヒトヨダケエキス、マキベリーエキス、米ポリアミン、小麦ポリアミン)なども配合することができる。
本発明のTNF−α及びIL−6の遺伝子発現抑制剤は、本発明を健康食品として使用する場合、その形態としては、各種一般飲食品の剤型として使用することができる。
ここで「各種一般飲食品の剤型として使用することができる。」とは、本発明のTNF−α及びIL−6の遺伝子発現抑制剤の効果を発揮することを目的として剤型とて一般飲食品を選択することができるという意味であり、TNF−α及びIL−6の遺伝子発現抑制剤としての効果を希望する人のみが食することを目的としており、TNF−α及びIL−6の遺伝子発現抑制剤としての効果を期待しない人をも含む広く万人に食することができるという意味ではない。
また、TNF−α及びIL−6の遺伝子発現抑制剤として効果を発揮するための配合量は特に限定されないが、飲食品に対して有効成分の含量が合計1〜20wt%であるのが好ましい。
また、配合する一般飲食品として特に限定さないが、例えば、食用油(サラダ油)、菓子類(ガム、キャンディー、キャラメル、チョコレート、クッキー、スナック、ゼリー、グミ、錠菓等)、麺類(そば、うどん、ラーメン等)、乳製品(ミルク、アイスクリーム、ヨーグルト等)、調味料(味噌、醤油等)、スープ類、飲料(ジュース、コーヒー、紅茶、茶、炭酸飲料、スポーツ飲料等)等が挙げられる。
これら一般飲食品には、その種類に応じて種々の成分を配合することができ、例えば、ブドウ糖、果糖、ショ糖、マルトース、ソルビトール、ステビオサイド、コーンシロップ、乳糖、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、L−アスコルビン酸、dl−α−トコフェロール、エリソルビン酸ナトリウム、グリセリン、プロピレングリコール、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、アラビアガム、カラギーナン、カゼイン、ゼラチン、ペクチン、寒天、ビタミンB類、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、アミノ酸類、カルシウム塩類、色素、香料、保存剤等の食品素材を使用することができる。さらに、健康維持機能をもった本TNF−α及びIL−6の遺伝子発現抑制剤には、他の抗酸化物質や健康食品素材などの配剤、例えば、抗酸化物質(還元型アスコルビン酸(ビタミンC)、ビタミンE、還元型グルタチン、トコトリエノール、ビタミンA誘導体、リコピン、ルテイン、アスタキサンチン、ゼアキサンチン、フコキサンチン、尿酸、ユビキノン、コエンザイムQ10、葉酸、ニンニクエキス、アリシン、セサミン、リグナン類、カテキン、イソフラボン、カルコン、タンニン類、フラボノイド類、クマリン、イソクマリン類、ブルーベリーエキス)、健康食品素材(V.(ビタミン)A、V.B1、V.B2、V.B6、V.B12、V.C、V.D、V.E、V.P、コリン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸カルシウム、EPA、オリゴ糖、食物繊維、スクアレン、大豆レシチン、タウリン、ドナリエラ、プロテイン、オクタコサノール、卵黄レシチン、リノール酸、ラクトフェリン、マグネシウム、クロム、セレン、カリウム、ヘム鉄、カキ肉エキス、キトサン、キチンオリゴ糖、コラーゲン、コンドロイチン、ウコン、カンゾウ、クコシ、ケイヒ、サンザシ、生姜、霊芝、シジミエキス、カンゾウ、クコシ、ケイヒ、サンザシ、生姜、霊芝、オオバコ、カミツレ、カモミール、セイヨウタンポポ、ハイビスカス、ハチミツ、ボーレン、ローヤルゼリー、ライム、ラベンダー、ローズヒップ、ローズマリー、セージ、ビフィズス菌、フェーカリス菌、ラクリス、小麦胚芽油、ゴマ油、シソ油、大豆油、中鎖脂肪酸、アガリクス、イチョウ葉エキス、ウコン、コンドロイチン、玄米胚芽エキス、レイシ、タマネギ、DHA、 EPA、 DPA、甜茶、冬虫夏草、ニンニク、蜂の子、パパイヤ、プーアル、プロポリス、メグスリの木、ヤブシタケ、ロイヤルゼリー、ノコギリヤシ、ヒアルロン酸、コラーゲン、ギャバ、ハープシールオイル、サメ軟骨、グルコサミン、レシチン、ホスファチジルセリン、田七ニンジン、桑葉、大豆抽出物、エキナセア、エゾウコギ、大麦抽出物、オリーブ葉、オリーブ実、ギムネマ、バナバ、サラシア、ガルシニア、キトサン、セントジョーンズワート、ナツメ、ニンジン、パッションフラワー、ブロッコリー、プラセンタ、ハトムギ、ブドウ種子、ピーナッツ種皮、ビルベリー、ブラックコホシュ、マリアアザミ、月桂樹、セージ、ローズマリー、ラフマ、黒酢、ゴーヤー、マカ、紅花、亜麻、ウーロン茶、花棘、カフェイン、カプサイシン、キシロオリゴ糖、グルコサミン、ソバ、シトラス、食物繊維、プロテイン、プルーン、スピルリナ、大麦若葉、核酸、酵母、椎茸、梅肉、アミノ酸、深海鮫抽出物、ノニ、カキ肉、スッポン、シャンピニオン、オオバコ、アセロラ、パイナップル、バナナ、モモ、アンズ、メロン、イチゴ、ラズベリー、オレンジ、フコイダン、メシマコブ、クランベリー、コンドロイチン硫酸、亜鉛、鉄、セラミド、シルクペプチド、グリシン、ナイアシン、チェストツリー、L-システイン、赤ワイン葉、ミレット、ホーステール、ビオチン、センテラアジアティカ、ハスカップ、ピクノジェノール、フキ、ルバーブ、クローブ、ローズマリー、カテキン、プーアル、クエン酸、ビール酵母、メリロート、ブラックジンガー、ショウガ、ガジュツ、ナットウキナーゼ、ベニコウジ、トコトリエノール、ラクトフェリン、シナモン、韃靼ソバ、ココア、ユズ種子エキス、シソの実エキス、ライチ種子エキス、月見草エキス、黒米エキス、α−リポ酸、ギャバ、生コーヒー豆エキス、フキエキス、キウイ種子エキス、温州みかんエキス、アカショウガエキス、アスタキサンチン、クルミエキス、ニラ種子エキス、赤米エキス、カンカエキス、白キクラゲ多糖体、フコキサンチン、リンゴンベリーエキス、桜の花エキス、マキベリーエキス、ササクレヒトヨタケエキス、米ポリアミン、小麦ポリアミン)なども配合することができる。
具体的な製法としては、TNF−α及びIL−6の遺伝子発現抑制剤を粉末セルロースとともにスプレードライまたは凍結乾燥し、これを粉末、顆粒、打錠または溶液にすることで容易に一般飲食品(インスタント食品等)に含有させることができる。また、TNF−α及びIL−6の遺伝子発現抑制剤を、例えば、油脂、エタノール、グリセリンあるいはこれらの混合物に溶解して液状にし、飲料に添加するか、固形食品に添加することが可能である。必要に応じてアラビアガム、デキストリン等のバインダーと混合して粉末状あるいは顆粒状にし、飲料に添加するか固形食品に添加することも可能である。
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
実施例:試験サンプルについて
(1)黒ショウガ抽出物の調製
黒ショウガをスライスして乾燥させ、乾燥物100kgを得た。この乾燥物10kgを破砕し、エタノール濃度70wt%の含水エタノール80℃で2時間抽出し、エタノール抽出液を乾固させて黒ショウガ抽出物3.25kgを得た。
なお、黒ショウガ抽出物の含有成分をHPLC分析したところ、5,7-ジメトキシフラボン8wt%以上、総フラボノイド35wt%以上含有されていた。
試験例:運動誘発性骨格筋損傷に起因するIL-6及びTNF-α遺伝子発現抑制作用の評価
(1)試験方法
マウス筋芽細胞株C2C12を24well plateに播種し(1×104 cells/mL)、7日間、黒ショウガエキスを1,3,10μg/mLの濃度で添加し、同時に分化誘導処理を行った。7日間培養した後、LPS(終濃度:1μg/mL)、又はL-NAME(終濃度:10μM)を添加し1時間培養した。1時間後、細胞を回収しRNAを抽出した。得られたRNAに対して定量型RT-PCR法により炎症マーカー遺伝子(IL-6、TNF-α)の発現量を定量解析した。この際、GAPDHによりそれぞれの遺伝子の相対発現量を補正した。その結果図1(LPS添加)及び図2(L-NAME添加)に示す。
(2)結果及び実施例の効果
図1に示されるように、黒ショウガ抽出物(KPE)は、LPSによるTNF−α及びIL−6遺伝子の発現を抑制することが確認された。
更に、図2に示すように、L-NAMEによるTNF−α及びIL−6遺伝子の発現を抑制することが確認された。これにより、LPS及びL-NAME(すなわち、運動誘発性骨格筋損傷)に起因するTNF−α及びIL−6遺伝子発現抑制剤として有用であることが確認された。
以上の結果から、黒ショウガエキスには運動誘発性骨格筋損傷に起因する筋肉炎症及び筋肉痛の低減作用を有し、運動誘発性骨格筋損傷に起因する筋肉炎症抑制剤、及びこれを用いた筋肉痛改善剤及び筋肉疲労改善剤として用いることができることが確認された。
以下に本発明のTNF−α及びIL−6の遺伝子発現抑制剤(黒ショウガ抽出物)の配合例を挙げるが、下記配合例は本発明を限定するものではない。
配合例1:チューインガム(機能性表示食品又は特定保健用食品)
砂糖 53.0wt%
ガムベース 20.0
グルコース 10.0
水飴 16.0
香料 0.5
黒ショウガ抽出物 0.5
100.0wt%
配合例2:グミ(機能性表示食品又は特定保健用食品)
還元水飴 40.0wt%
グラニュー糖 20.0
ブドウ糖 20.0
ゼラチン 4.7
水 9.68
キウイ果汁 4.0
キウイフレーバー 0.6
色素 0.02
黒ショウガ抽出物 1.0
100.0wt%
配合例3:キャンディー(機能性表示食品又は特定保健用食品)
砂糖 50.0wt%
水飴 33.0
水 14.4
有機酸 2.0
香料 0.2
黒ショウガ抽出物 0.4
100.0wt%
配合例4:ヨーグルト(ハード・ソフト)(機能性表示食品又は特定保健用食品)
牛乳 41.5wt%
脱脂粉乳 5.8
砂糖 8.0
寒天 0.15
ゼラチン 0.1
乳酸菌 0.005
黒ショウガ抽出物 0.4
香料 微量
水 残余
100.0wt%
配合例5:清涼飲料(機能性表示食品又は特定保健用食品)
果糖ブドウ糖液糖 30.0wt%
乳化剤 0.5
黒ショウガ抽出物 0.05
香料 適量
精製水 残余
100.0wt%
配合例6:ソフトカプセル(機能性表示食品又は特定保健用食品)
米胚芽油 87.0wt%
乳化剤 12.0
黒ショウガ抽出物 1.0
100.0wt%
配合例7:錠剤(機能性表示食品又は特定保健用食品)
乳糖 54.0wt%
結晶セルロース 30.0
澱粉分解物 10.0
グリセリン脂肪酸エステル 5.0
黒ショウガ抽出物 1.0
100.0wt%
配合例8:顆粒内服剤(医薬品)
黒ショウガ抽出物 1.0wt%
乳糖 30.0
コーンスターチ 60.0
結晶セルロース 8.0
ポリビニールピロリドン 1.0
100.0wt%
配合例9:錠菓
砂糖 76.4wt%
グルコース 19.0
ショ糖脂肪酸エステル 0.2
黒ショウガ抽出物 0.5
精製水 3.9
100.0wt%
配合例10:キャットフード
とうもろこし 34.0wt%
小麦粉 35.0
ミートミール 15.0
牛脂 8.9
食塩 1.0
かつおエキス 4.0
黒ショウガ抽出物 1.0
タウリン 0.1
ビタミン類 0.5
ミネラル類 0.5
100.0wt%
配合例11:ドッグフード
とうもろこし 30.0wt%
肉類(チキン) 15.0
脱脂大豆 10.0
小麦粉 25.0
糟糠類 5.0
黒ショウガ抽出物 5.0
動物性油脂 8.9
オリゴ糖 0.1
ビタミン 0.5
ミネラル 0.5
100.0wt%
以上、説明したように、本発明は、安全であり、副作用が少ないTNF−α及びIL−
6の遺伝子発現抑制剤を提供することができる。

Claims (4)

  1. 黒ショウガ(Kaempferia parviflora)における根茎のエタノール抽出物を有効成分とする筋肉細胞におけるIL−6遺伝子発現抑制剤。
  2. 請求項1の筋肉細胞におけるIL−6遺伝子発現抑制剤を有効成分とする運動誘発性骨格筋損傷に起因する筋肉炎症抑制剤。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の剤を有効成分とする筋肉痛改善剤。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の剤を有効成分とする筋肉疲労改善剤。
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