JP6954750B2 - クランプ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、クランプ装置に関する。
従来、このような分野の技術として、国際公開第2012/073723号がある。この公報には、ガイド部材の周壁と頂壁がハウジングより上方に突出しており、ワークの孔に挿入されるクランプ装置について記載されている。このクランプ装置は、ガイド部材の周壁と頂壁がワークの孔に挿入された後に、周壁のガイド溝に挿入されたロック部材が半径方向の外方に押し出されてワークの孔と係合し、ワークを固定する。
すなわち、このクランプ装置は、ハウジングの上部に形成された収容孔に、グリッパが水平方向に移動可能に挿入されており、収容孔の内周面とグリッパの外周面の間に弾性体によって形成された環状ダストシールが装着されている。
国際公開第2012/073723号
しかしながら、前述した従来のクランプ装置では、ワークの搬入時にワークの軸芯が、グリッパの軸芯から許容範囲を超えて芯ずれしている場合、環状ダストシールのリップ部の一部が過度に押し縮められた状態となり、グリッパの軸芯を挟んで反対側の箇所において、環状ダストシールのリップ部が伸びきった状態となる。このとき、リップ部がグリッパの移動に追従できなくなり、リップ部とグリッパの外周が離間すると、その隙間に切粉等の異物が侵入する可能性がある。また、クランプ装置を複数のワークについて利用する場合には、クランプする面位置を共通化する必要があるが、ワークの仕様によって面位置の調整が難しい場合がある。そのため、偏芯に対する許容度が大きいクランプ装置が望まれている。
本発明は、偏芯に対する許容度が大きいクランプ装置を提供するものである。
本発明にかかるクランプ装置は、ハウジングと、前記ハウジングの上部に設けられた水平方向と上下方向に移動可能なクランプロッドと、前記クランプロッド上部の外周部に係合されたグリッパと、前記グリッパの外周部とハウジングの内周部との間に水平方向へ移動可能に設けられた中間リングと、前記ハウジングと前記中間リングの間に設けられた第1のシール部材と、前記中間リングと前記グリッパの間に設けられた第2のシール部材と、を備える。
これにより、ワークの偏芯を2段階で吸収しつつ、ハウジングと中間リングの間及び中間リングとグリッパの間への異物の侵入を、第1のシール部材と第2のシール部材により防ぐことができる。
これにより、偏芯に対する許容度が大きいクランプ装置を提供することができる。
ワークをクランプしていない状態のクランプ装置の概略を示す断面図である。 ワークをクランプした状態のクランプ装置を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1に示すように、クランプ装置1は、ハウジング11と、ハウジング11の上部に設けられたクランプロッド12と、クランプロッド12の上部の周囲に設けられたグリッパ13と、グリッパ13の外側かつハウジング11の内側に設けられた中間リング14と、ハウジング11と中間リング14の間に設けられた第1のシール部材15と、中間リング14とグリッパ13の間に設けられる第2のシール部材16と、グリッパ13を支持する支持筒17と、ハウジング11に設けられた孔に対して蓋をする蓋部18と、を備える。なお以下では、クランプ装置1の上方に配置されているワークのクランプを行うものとして説明する。
ハウジング11の下部は、ボルトを用いて固定台に取り付けられる。ハウジング11には、上部が開口した孔が形成されている。
クランプロッド12は、上下方向に延びる略円柱状である。以下では、ハウジング11の孔の軸芯の位置を、クランプ装置1の中央軸A1として説明する。なお、図1に示すワーク搬入前のクランプ装置では、クランプロッド12の軸芯Aが中央軸A1と一致した位置に移動されていると共に、その中央軸A1に対してワークの孔の軸芯Aが左方へ距離gだけ芯ずれしている。クランプロッド12の下部側の一部はハウジング11の孔内に配置されている。また、クランプロッド12の下部は、ハウジング11の孔内に配置されたピストン本体12a内に配置されている。クランプロッド12は、水平方向及び上下方向に移動可能であるように配置されている。なおハウジング11の内部には、例えば油圧によってクランプロッド12を上下方向に移動させる駆動手段を有する。またクランプロッド12の上部は、ハウジング11の上方に突出している。
グリッパ13は、クランプロッド12の上部の外周部に係合された状態で配置されており、ハウジング11の上方に突設されている。グリッパ13の上部の先端にはテーパを有しており、ワークの孔に挿入される際に、ワークの孔との芯ずれに応じてグリッパ13を水平方向に移動させる。例えば図1に示すように、ワークの孔に対して芯ずれがある状態でクランプを行った場合には、クランプロッド12及びグリッパ13は、図2に示すように水平方向に移動した状態となってクランプを実行する。なお、グリッパ13の下部には、外周方向に水平に突出する突部13aを有する。
また、グリッパ13の下部は、支持筒17によって支持されている。ここで支持筒17は、中央軸A1を中心として配置された筒状である。例えば支持筒17は、上部において水平方向に延びる第1の部位17aと、第1の部位17aから下方に延びる第2の部位17bと、第2の部位の下部の外周側から下方に延びる第3の部位17cと、を有する。
なお、支持筒17の第1の部位17aの下面の一部は、ピストン本体12aの上部に当接可能である。第2の部位17bは、第2の部位17bの下方かつピストン本体12aの外周に配置されたリフトバネ19に当接して、バネ受けとして機能する。すなわち支持筒17は、クランプの実行時にクランプ装置1に下方への力が加わった場合に、リフトバネ19の反発力による上方向の力を発生させる支持部となる。なお、第2の部位17bの上部の外周面は、後述する蓋部18の環状の本体部18aの内周面に当接する。さらに、第3の部位17cの上面は蓋部18の凹部18cの下面に当接し、第3の部位17cの上部の外周面は蓋部18の凹部18cの内周面に当接する。また、第3の部位17cの下部の外周部では、ハウジング11に当接する。
中間リング14は、中央軸A1を軸の中心としたリング状で断面が略矩形であって、下部の外周側には水平方向に突出する突部14aを有し、下部の内周側には水平方向に凹んだ凹部14bを有する。突部14aは蓋部18の本体部18a上部において内側方向へ突出した突部18bの下方に入り込む。凹部14bにはグリッパ13の突部13aが入り込む。中間リング14は、グリッパ13の外周部とハウジング11の内周部との間に設けられており、水平方向へ移動可能である。例えば中間リング14の下部は、支持筒17の上面の一部に当接した状態で水平方向に摺動可能である。なお、中間リング14は、クランプロッド12の水平方向の動作に合わせて、略同方向に動作する。
第1のシール部材15は、中央軸A1を軸の中心とする環状である。第1のシール部材15の内周側は、中間リング14の外周に当接している。また、第1のシール部材15の外周側は、蓋部18の突部18bの上面に当接している。第1のシール部材15は、図1に示すように、外周側が内周側に比べてやや下方に配置される。なお第1のシール部材15は、クランプ装置1に対してワークが偏芯している状態でクランプを実行する場合において、クランプロッド12やグリッパ13が水平方向に移動した状態となり、中間リング14と蓋部18の離間距離が長くなる箇所の上部が開口しないように覆うことができるように、十分な水平方向の長さを有する。例えば第1のシール部材15は、一端が中間リング14の外周に対して摺動可能な状態で配置され、他端が蓋部18の突部18bの上面に連結されている。
第2のシール部材16は、中央軸A1を軸の中心とする環状である。第2のシール部材16の内周側は、グリッパ13の外周に当接している。また、第2のシール部材16の外周側は、中間リング14の上面に当接している。第2のシール部材16は、図1に示すように、外周側が内周側に比べてやや下方に配置される。なお第2のシール部材16は、クランプ装置1に対してワークが偏芯している状態でクランプを実行する場合において、クランプロッド12やグリッパ13が水平方向に移動した状態となった場合に、グリッパ13と中間リング14の離間距離が長くなる箇所が開口しないように覆うことができるように、十分な水平方向の長さを有する。例えば第2のシール部材16は、一端がグリッパ13の外周に対して摺動可能な状態で配置され、他端が中間リング14の上面に連結されている。
蓋部18は、中央軸A1を軸の中心とする環状であり、ハウジング11の孔の一部の上部を覆う蓋である。蓋部18は、環状の本体部18aと、本体部18aの上部において内側方向に突出する突部18bと、本体部18aの下部において外側方向に凹んだ凹部18cと、を有する。蓋部18は、クランプロッド12、グリッパ13と、中間リング14、第2のシール部材16、支持筒17より外側に配置される。蓋部18には、本体部18aを下方に貫通するボルトが挿入され、ハウジング11に固定される。
これにより、図2に示すように、クランプロッド12の軸芯と、ワークの孔の軸芯を合わせる際に、中間リング14がクランプロッド12の動きに合わせて動作する。このとき、第1のシール部材15がハウジング11と中間リング14の間の隙間を埋め、第2のシール部材16が中間リング14とグリッパ13の隙間を埋める。したがって、これらの隙間への異物の侵入を防ぎつつ、偏芯を2段階で吸収することができるために偏芯吸収範囲を大きくすることができる。例えば、従来の拡張クランプでは±0.5mmの偏芯しか許容しないが、クランプ装置1では、穴位置度が±1.25mmの射抜き穴でもクランプが可能である。したがって、偏芯に対する許容度が大きいクランプ装置を提供することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、クランプロッド12の下面が当接する箇所には、ワークがクランプされていない状態のときに、水平方向の中央の位置に復帰させる力を発生させるバネと、クランプロッド12の水平移動をスムーズに行うための鋼球を配置していてもよい。
1 クランプ装置
11 ハウジング
12 クランプロッド
12a ピストン本体
13 グリッパ
13a 突部
14 中間リング
14a 突部
14b 凹部
15 第1のシール部材
16 第2のシール部材
17 支持筒
17a 第1の部位
17b 第2の部位
17c 第3の部位
18 蓋部
18a 本体部
18b 突部
18c 凹部
19 リフトバネ

Claims (1)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングの上部に設けられた水平方向と上下方向に移動可能なクランプロッドと、
    前記クランプロッド上部の外周部に係合されたグリッパと、
    前記グリッパの外周部とハウジングの内周部との間に水平方向へ移動可能に設けられた中間リングと、
    前記ハウジングと前記中間リングの間に設けられた第1のシール部材と、
    前記中間リングと前記グリッパの間に設けられた第2のシール部材と、を備え、
    前記中間リングは、前記クランプロッドに対して水平移動可能である、
    クランプ装置。
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