JP6951802B1 - 照明器具脱落防止用ルーズナット、照明器具脱落防止用具、照明器具の設置方法、照明器具の脱落防止方法および照明装置 - Google Patents
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Abstract
Description
実施形態の照明器具脱落防止用ルーズナット(以下、単にルーズナットと呼ぶ)、照明器具脱落防止用具、照明器具の設置方法および照明装置等
について説明する。照明器具30をトンネルの内面、ここでは壁面TWに取り付けた照明装置10を例に挙げて説明する。もとより、照明装置10は、トンネルの天井に取り付けてもよい。また、トンネルは、山体をくりぬいて形成されるものに限らず、地下や海底のトンネルであってもよく、騒音対策のためなどの理由で、コンクリート等で人工的に形成されたトンネル(チューブ)などであってもよい。また急斜面に造成された道路などを覆う半トンネル(片側が開放されたトンネル)などであっても差し支えない。
脱落防止用ルーズナットは、上述した形態に限らない。例えば、図6に示したように、螺合部150aとワイヤ結合部150bとを側面視で直線上に配置せず、ワイヤ60の引っ張り方向を考慮した角度を付けたルーズナット150としてもよい。あるいは、図7に示したように、ワイヤ結合部250bに設けるナット側貫通孔252の断面形状を、丸以外の他の形状、例えば多角形形状や楕円形状などにしたルーズナット250としてもよい。また、これとは別に、螺合部250aに設けるネジ孔251に、回り止めのイモネジ220を取り付けるネジ孔261を設けるものとしてもよい。上述した実施形態では、ルーズナット250は、アンカーボルト11の雄ネジ部19に対する回転角度が自由になるようにしているが、イモネジ220を設けて、これを締めれば、ルーズナット250の回転角度を所望の角度にして固定することができる。こうすれば、ワイヤ60を弛んだ状態にしてもルーズナット50は回転しないから、ワイヤ60の長さを、ルーズナット250からベースプレート35の器具側貫通孔37,38までの距離より長くして、ワイヤ60を弛ませておくことも可能となる。こうすれば、ワイヤ60にテンションがかからない状態にしておける。また、ルーズナット250の角度を定めることも容易である。ワイヤ60を弛ませたい場合やルーズナット250を所定の角度にしたい場合などには、イモネジ220を締めればよく、ワイヤ60を弛ませたり角度を固定したりしたくない場合には、イモネジ220を緩めるか外しておけばよい。なお、イモネジ220である必要はなく、通常のビスであってもよい。
(1)本開示の照明器具脱落防止用ルーズナットは、その一態様において、トンネル内面に設置されたアンカーボルトの雄ネジ部に螺合する螺合部と、前記螺合部における螺合の方向とは異なる方向に形成された貫通孔であって、照明器具または前記照明器具を取り付ける部材に結合されたワイヤが貫通する貫通孔を有するワイヤ結合部と、を、金属材料により一体に形成してなる。ここでアンカーボルトは、照明器具の脱落を十分に防止できる強度を有すればよく、例えばM8以上の雄ネジ部を備えたものであればよい。アンカーボルトの形式は、打ち込み式、接着剤式など、その形態を問わない。打ち込みはセンタピンに拠ってもよいし、スリーブを円環状の治具を用いて打ち込むものであってもよい。
Claims (8)
- 一体の金属材料に2つの貫通孔が形成された照明器具脱落防止用ルーズナットであって、
前記2つの貫通孔のうちの1つは、雌ネジが形成されたネジ孔として、トンネル内面に設置されたアンカーボルトの雄ネジ部に螺合する螺合部に設けられ、
前記2つの貫通孔のうちの他の1つは、前記螺合部における螺合の方向とは異なる方向に形成された貫通孔であり、照明器具または前記照明器具を取り付ける部材に結合されるワイヤが貫通するナット側貫通孔として、前記螺合部と一体に形成されたワイヤ結合部に設けられ、
前記螺合部および前記ワイヤ結合部は、前記ネジ孔および前記ナット側貫通孔の外側全周をそれぞれ取り囲んでいる、照明器具脱落防止用ルーズナット。 - 請求項1記載の照明器具脱落防止用ルーズナットであって、
前記螺合部のネジ孔の貫通方向と前記ワイヤ結合部の前記貫通孔の貫通方向とは、前記ネジ孔と前記貫通孔とが重なる方向から見て直交する、
照明器具脱落防止用ルーズナット。 - 前記金属材料はステンレス鋼である、請求項1または請求項2に記載の照明器具脱落防止用ルーズナット。
- 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の照明器具脱落防止用ルーズナットと、
前記照明器具脱落防止用ルーズナットの前記螺合部の前記ネジ孔に適合する雄ネジ部を有するアンカーボルトと、
前記ワイヤ結合部に貫通されるワイヤと
を含む、照明器具脱落防止用具。 - 前記ワイヤは、ステンレス鋼を編んだステンレスワイヤであり、前記ワイヤ結合部の前記貫通孔および前記照明器具側に設けられた貫通孔に接する部位は、合成樹脂性の保護カバーにより被覆された、請求項4に記載の照明器具脱落防止用具。
- トンネル内面に支持台を用いて照明器具を固定し、
前記照明器具の固定位置の近傍にアンカーボルトを設置し、
前記アンカーボルトに設けられた雄ネジ部に、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の照明器具脱落防止用ルーズナットの前記螺合部の前記ネジ孔を螺合して取り付け、
前記アンカーボルトに取り付けられた前記照明器具脱落防止用ルーズナットの前記ワイヤ結合部の前記ナット側貫通孔と、前記照明器具または前記照明器具を前記支持台に取り付ける部材に設けられた器具側貫通孔とにワイヤを貫通させ、
前記ワイヤが貫通した前記ナット側貫通孔および前記器具側貫通孔から離脱しないように、前記ワイヤ同士を接合する、
照明器具の設置方法。 - トンネル内面に支持台を用いて照明器具が固定された照明装置に脱落防止のための施工を行なう方法であって、
前記照明装置の固定位置と同等または固定位置より高い位置にアンカーボルトを設置し、
前記アンカーボルトに設けられた雄ネジ部に、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の照明器具脱落防止用ルーズナットの前記螺合部の前記ネジ孔を螺合して取り付け、
前記アンカーボルトに取り付けられた前記照明器具脱落防止用ルーズナットの前記ワイヤ結合部の前記ナット側貫通孔と、前記照明器具または前記照明器具を前記支持台に取り付ける部材に設けられた器具側貫通孔とにワイヤを貫通させ、
前記ワイヤが、貫通した前記ナット側貫通孔および前記器具側貫通孔から離脱しないように、前記ワイヤ同士を接合する、
方法。 - 照明装置であって、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の照明器具脱落防止用ルーズナットと、
トンネル内面に設けられた下孔に設置され、外側に形成された雄ネジ部に、前記照明器具脱落防止用ルーズナットの前記螺合部の前記ネジ孔が螺合して取り付けられるアンカーボルトと、
前記トンネル内面に、支持台を用いて固定された照明器具と、
前記照明器具脱落防止用ルーズナットの前記ワイヤ結合部の前記ナット側貫通孔と、前記照明器具または前記照明器具を前記支持台に取り付ける部材に設けられた器具側貫通孔とに貫通されて固定されるワイヤと、
を備える照明装置。
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