JP6951467B2 - 化粧品の容器用のワイパ - Google Patents

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Description

本発明は、化粧品をパッケージング及び適用するためのアセンブリ用のワイパに関する。
「化粧品(cosmetic product)」という表現は、化粧品に関する2009年11月30日の欧州議会及び理事会規則(EC)第1223/2009に定義される任意の製品を意味するものと理解される。
本願によるパッケージング及び適用アセンブリは、特に、ケラチン質及び/又はケラチン繊維へのメークアップ又はケア製品などの化粧品の適用、特に、睫毛へのマスカラの適用を意図したものである。
本願によるパッケージング及び適用アセンブリは、また、リップグロス又はティントなどの唇用流体製品に関連し得る。本願によるパッケージングアセンブリは、アイシャドウ、コンシーラ又は液体形態のファンデーションなどの他の流体製品にも適用可能である。
「ケラチン物質(keratin materials)」という用語は、ヒトのケラチン物質、特に、ケラチン付属物(keratinous appendages)、特に、ケラチン繊維を好ましくは意味する。
「ケラチン繊維(keratin fibers)」という用語は、特に、睫毛及び/又は眉毛、好ましくは、睫毛を意味する。本願の目的では、この「ケラチン繊維」という用語は、合成付け睫毛にも及ぶ。
マスカラは、睫毛に適用することを目的とした組成物であると理解される。組成物は、特に、睫毛用メークアップ組成物、睫毛用メークアップベース(又は「ベースコート」)、マスカラ上に適用される組成物(又は「トップコート」)、或いは、睫毛の化粧トリートメント用の組成物であり得る。
マスカラは、より具体的には、ヒトの睫毛用だけでなく付け睫毛用でもある。
マスカラの適用は、特に睫毛のボリュームを多かれ少なかれ増すことにより目力(the intensity of the gaze)を高めることを特に目的としている。
一般に、化粧品の適用には、所望の効果を得るために、目的のケラチン表面上に所望の量の材料を載せることを伴う。化粧品は適用具により適用される。
前記製品をケラチン繊維に、特に、マスカラを睫毛に適用することを目的とした多くの化粧品適用具が知られている。
化粧品の特定の組成物に加えて、適用具は、化粧品の適用品質及び載せられる製品の量において重要な役割を果たす。
一般に、適用具は、適用面を画定する適用具部材を含む。適用具部材は略細長形状の主要本体又はコアを有し、前記主要本体は、前記コアから突出する適用要素を支持することができる。
適用具部材、特に唇用の適用具の場合、完全に又は部分的にフロック加工され得る。フロック部の繊維は製品の保持を助け、したがって、適用要素を形成する。
好ましくは、適用要素は、コアに実質的に垂直な全体的方向(特に径方向)に延びる。
適用中、適用部材に化粧品を充填し、前記繊維上に製品を載せるために繊維に接触させる。間隔を開けて配置された適用要素は化粧品リザーバゾーンを形成する。
適用部材は、把持用部材に固定された一般にプラスチック製のステムの端部に取り付けられている。
適用具は、一般に、リザーバとともに使用されることを意図しており、リザーバは、適用される化粧品を収容し、その自由端は開口部の範囲を定める。適用具部材は開口部を通過してリザーバ内に導入され、適用を行うために前記リザーバから取り出される前に、そこで化粧品が充填される。
したがって、適用具は、適用具部材がリザーバ内に位置し、リザーバ内に収容される化粧品に少なくとも一部接触させることができる含浸位置として知られる第1の位置と、適用具部材を人の体の部分に接触させることができる適用位置として知られる位置との間で移動可能である。
この使用モードは、従来、適用前に適用部材に製品を充填するために適用部材を化粧品のリザーブ(reserve)に浸すことが必要なため、「ディップイン(dip−in)」の名称で知られている。
リザーバには、一般に、前記リザーバの開口部を取り外し可能な状態で閉鎖するように設計されたクロージャ部材が備えられている。
従来の手法では、開口部はリザーバのネックの一端に位置し、前記ネックは、クロージャ部材、典型的にはねじ式キャップに属する対応する内側にねじ切りされたねじ山と係合することができる雄ねじ山を有する。
慣習的なパッケージングモードによれば、クロージャ部材はまた、適用具を把持するための部材を構成し、したがって、適用部材は、使用されないときにはリザーバ内に配置されている。
余分な化粧品を除去し、適用部材上の充填量を調節するために、リザーバの開口部には、一般に、ワイパと呼ばれる拭き取り部材が備えられている。
ワイパは、適用部材が、少なくともこの部材がリザーバから引き抜かれるときに通過することができる略管状中空構造を有する。
ワイパは、適用部材が引き抜かれる際に少なくとも適用部材に接触するように構成されている少なくとも1つの拭き取り部を含む。有利には、拭き取り部はまた、適用部材が取り付けられているステムに接触することができるように構成されている。
拭き取り部は、ワイパを、ステムと適用部材との間、及び適用部材自体内の断面の変化に適応させることを可能にするように弾性的に変形可能である。
したがって、拭き取り部は、一般に、熱可塑性エラストマー(例えば、ニトリルゴム)から作製されている。
熱可塑性エラストマー即ちTPEは、一般に、使用温度において、加硫ゴムの性質に類似する性質を有するポリマー又はポリマーのブレンドを意味するものである。これらの性質は処理温度で消失し、後の処理を可能にするが、材料が使用温度に戻ると再出現する(標準規格ISO18064:2014を参照)。熱可塑性エラストマー材料に関する一般的な情報については、特に、(非特許文献1)の案内を参照されたい。
使用される熱可塑性材料は、例えば、SEBS(スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン)、シリコーン、ブチルゴム、EPDM(エチレンプロピレンジエンモノマー)、ニトリルゴム、ポリエステルエラストマー、ポリアミドエラストマー、ポリエチレンエラストマー、又はビニルエラストマーであってもよく、また、ポリエチレン(PE)又はポリプロピレン(PP)などのポリオレフィンであってもよい。
適用部材に直接接触させることを目的とした拭き取り部に加えて、ワイパは、ワイパをリザーバ上に組み付けることを意図した取付部を含んでもよい。
拭き取り部は、適用部材、及び任意選択的に、ステムを拭き取る又は擦り取るための拭き取り又は擦り取り孔を画定する自由内部端を有する。
拭き取り部は、概して、静止時、即ち、適用部材及び/又は適用具のステムの通過に起因する変形のない状態での拭き取り孔の断面が適用部材の最大断面よりも小さくなるように構成されている。
好ましくは、拭き取り孔の断面は適用具のステムの断面に実質的に等しい、又は更には、それよりもわずかに小さい。
適用部材の拭き取りを向上させると同時にその形状及びステムの形状に適合させる目的で、多くのワイパ構成が既に提案されている。
したがって、この拭き取りが強力になりすぎる(このことはメークアップの適用をより困難にする効果を有するため)ことのない均一な拭き取りを可能にする拭き取り部材を提案することは有利である。
ワイパの例は、特に、(特許文献1)、(特許文献2)、(特許文献3)(鋸歯状のワイパ)、(特許文献4)、及び(特許文献5)に記載されている。
最も普及している第1のタイプのワイパは、本質的に屈曲において弾性的に変形可能であり、管状取付部から突出するリップによって画定される拭き取り部を含む。
拭き取りリップは、適用部材及びステムを拭き取る又は擦り取るための拭き取り又は擦り取り孔を画定する自由内部端を有する。
容易に変形することができるように、リップは、拭き取り孔の直径に比べて相対的に薄い及び非常に薄い、例えば、0.4mm〜1mm(境界値を含む)の厚さを有する。
拭き取り孔を通過する適用部材の引抜き及び/又は挿入中、拭き取りリップは、適用部材の引抜き又は挿入の方向に一致する長手方向の屈曲及び径方向の屈曲の両方において大幅に変形し、前記リップを通過する瞬間に、適用部材の断面に適応することを可能にする。
より具体的には、拭き取りリップは長手方向及び径方向の両方に伸張する。
そのようなタイプのワイパは、一般に、「リップ型ワイパ」と呼ばれる。
最適な拭き取りを確実とするために、拭き取りリップを作成するために使用されるエラストマー材料は柔らかすぎないことが必要であり、低すぎるショア硬度を有する拭き取りリップはその拭き取り効果を失うため、メークアップの適用を困難にすることが知られている。
逆に、製品を多く除去しすぎず、且つ変形の容易さを維持するために、材料の硬度は高すぎないことが必要である。
従来、使用されるエラストマー材料は、したがって、ショアA20〜ショアA70の硬度を有する。
更に、適用具の引抜き中、拭き取りリップは時として前屈する必要がある。このことは、適用具の引抜きに対する初期抵抗につながり、ユーザの快適性及び引抜きの容易さを低減する。
その拭き取り部がセル状材料、特に発泡体、特に連続気泡発泡体のブロックから作製されたワイパも提案されている。そのようなワイパは、特に、国際公開第9731553(A1)号パンフレットに記載されている。
発泡体のブロックは、適用要素が使用のために容器から引き出される際の適用要素の通過を可能にするために、軸方向に分割される又はくり抜かれる。
好ましくは、選択される発泡体は、ユーザが特に注意を払うことなく又は適用部材を特定の向きにする必要なく適用具を戻すことを可能にするほど十分に軟質である。
米国特許第6446637号は、発泡体のブロックをエラストマー材料のブロックに交換する可能性に言及している。しかしながら、この文書は、そのような材料の特徴又は性質に関する情報を記載していない。
拭き取り部材を更に完全にすること、特に、適用部材を十分に拭き取ることが可能であると同時に、適用具を取り出す時にユーザが認識する感覚を向上させる拭き取り部材を有することに対するニーズがある。
米国特許第4390298号明細書 米国特許第4617948号明細書 仏国特許第2504788号明細書 欧州特許第1561394号明細書 欧州特許第0829211号明細書
Techniques de l’Ingenieur,Traite Plastiques et Composites[Engineering Techniques,Treatise on Plastics and Composites],AM 3 400 by Michel Biron published on 10 July 2000
本発明はこれらの目的を達成しようとするものであり、この目的のために、化粧品の容器用のワイパであって、前記ワイパは、少なくとも1つの拭き取り部を含む略管状本体を含み、少なくとも1つの拭き取り部の自由内部表面は適用部材が拭き取り方向に通過することができる拭き取り通路を画定し、前記ワイパは、拭き取り部が70未満のショアOO硬度、好ましくは、45〜50未満のショアOO硬度を有する熱可塑性エラストマーで作製されていることを特徴とする、ワイパを提案する。
熱可塑性材料は、単体の熱可塑性エラストマー、又はその混合物が目標硬度特性を有する熱可塑性エラストマーの混合物であってもよい。
したがって、拭き取りリップを製作するために従来使用されている材料に比べて相対的に低い硬度を有する材料を使用することによって、適用部材のより正確且つより優れた拭き取り、適用部材の輪郭により良く適合することを可能にする拭き取り部のより高い変形能を得ることが可能であることを見出した。拭き取りは過度に強力にならず、全体的により均一且つより一定である。
好ましくは、熱可塑性エラストマーは、30未満のショアOO硬度、好ましくは、20未満のショアOO硬度を有する。
従来の材料に比べて相対的に低い硬度を有する材料を使用することによって、適用部材の非常に正確且つ非常に優れた拭き取り、適用部材の輪郭に完全に適合することを可能にする拭き取り部の非常に高い変形能を得ることが可能であることを見出した。
1つの好適な実施形態によれば、拭き取り部は、特に適用部材の通過により生じる変形のない状態で、管状、好ましくは円筒状の形状を有し、拭き取り孔は好ましくは円形断面を有する。
好ましくは、拭き取り方向における拭き取り通路の長さは拭き取り通路の直径以上である。
また、好ましくは、拭き取り方向に垂直な方向の、及び拭き取り通路の長さの少なくとも大部分にわたる拭き取り部の厚さは、拭き取り通路の直径の半分以上、好ましくは拭き取り通路の直径よりも大きい。
ブロックワイパ(相対的に高さがあり且つ厚みのある拭き取り部を含むものを意味する)を使用することで、前記拭き取り部の曲げ変形を制限し、適用具の挿入及び引抜きの方向(拭き取りの方向)を実質的に横断する方向の圧縮変形を促進する。
したがって、これにより、より均一な拭き取り、及びユーザが引抜き時に感じられる「硬い箇所」の欠如(リップの折り返しがないため)をもたらす。
更に、非多孔質のTPE材料を使用することで、時間の経過とともにその性質に不利に影響するおそれがあり、且つ細菌増殖のリスクも高くなる、発泡体が化粧品を吸う現象を回避することを可能にする。
TPE材料の使用はまた、適用具が往復移動することによる、その使用の過程での発泡体の永久変形のリスクを制限する。
有利には、拭き取り通路は円錐形の適用部材挿入孔及び/又は適用部材引抜き孔を有する。これは、適用部材が引き抜かれる/挿入される際に適用部材を調心するのを補助する。この特徴はまた、拭き取り通路の入口/出口での次第により増加する擦り取りを可能にする。
実施形態の第1の別の形態によれば、ワイパはキャッチ部を含み、前記キャッチ部は、好ましくは、特に成形若しくは射出成形によって拭き取り部とともに一体部品として製作されている、又は異なる材料、好ましくは別の熱可塑性エラストマーから、例えば、2ショット射出成形によって製作されている。
実施形態の第2の別の形態によれば、ワイパはキャッチ部を有しない。
有利には、拭き取り部は、少なくとも、周囲の一部にある、好ましくは、周囲の全体にある***を有する外部表面を含み、***は好ましくは矩形断面を有する。
周囲***の存在により、拭き取り部を所定の位置に保持することが可能になり、拭き取り部と、適切な場合、側壁(これに対してワイパが配置されてもよい)との間の空間を維持し、したがって、前記側壁は、適用部材が前記拭き取り部を通過する際の圧縮エンドストップとして機能する。側壁に対する隙間の存在は、適用部材が通過する際の拭き取り部の材料の応答の性質、特に、拭き取り部が擦り取る力の修正を可能にする。より具体的には、拭き取り部が側壁に当接する例では、拭き取り部は、圧縮作用する自然な傾向を有する。なぜなら、前記拭き取り部は適用部材が通過する際に前記壁に対して遮断されるからである。これに対して、拭き取り部と潜在的な側壁との間に空間が残される(又は側方エンドストップがない)場合、前記拭き取り部はむしろ伸長作用する傾向を有する。したがって、伸長作用により、本質的に材料の固有弾性及び堅固性品質に信頼を置くことが可能になる。
有利には、拭き取り方向において考えた場合、外部***は拭き取り部の一端、好ましくは底端部に位置している。
方向は、パッケージング及び適用デバイス内に取り付けられたワイパの向きに対して与えられる。したがって、上方向及び下方向は、それぞれ、製品分配開口部の方に方向付けられることを意図する意味、及び分布開口部の反対端に位置するリザーバの底部の方に方向付けられることを意図する意味であると理解すべきである。
有利には、拭き取り部は、拭き取り部の一方の側に位置するリザーバの第1の内部空間と拭き取り部の反対側に位置する第2の空間との間の空気連通を可能にするように構成された通気口を形成する少なくとも1つの更なる通路を含む。
拭き取り部の通気口の存在は、適用部材が前記拭き取り部を通って導入される又は引き抜かれる際の過圧又は負圧のあらゆる現象を回避することを可能にする。具体的には、使用されるエラストマー材料の優れた変形能により、適用部材が通過する際の材料と適用部材との間のより高い密着性(intimacy)、及び封止の増大につながる。
過圧又は負圧の発生は、ユーザにとってあまり魅力的でない吸引音等につながる場合がある。
本発明はまた、製品、特に化粧品をパッケージング及び適用するためのデバイスであって、適用される化粧品を含むことを目的としたリザーバを形成する本体と、少なくとも、リザーバ内からの適用部材の引抜きを可能にすることができる開口部の範囲を定める、本体の自由端と、を含み、開口部には、本発明によるワイパが備えられている、デバイスに関する。
好ましくは、開口部はネックの端部に位置し、ワイパは、好ましくは、特にキャッチ部を介して少なくとも部分的にネック内に配置されており、キャッチ部は、前記キャッチ部を補完する保持手段と協働することができる。
有利には、拭き取り部はリザーバ内にネックの後に位置決めされ、前記拭き取り部は、好ましくは、ネックの肩部の内部表面と接触する上部表面を有する。
1つの好適な実施形態によれば、ワイパはキャッチ部を有さず、少なくとも1つの多孔下壁を有するワイパホルダ内に配置されており、拭き取り部は、好ましくは、拭き取り通路の長さの大部分にわたって、ワイパホルダの側壁又はリザーバの側壁から間隔を開けて配置されている。
有利には及びこれを補完するために、特にネックの肩部及び/又はワイパホルダの下面によって形成される拭き取り部の保持ゾーンは、適用部材が通過する際の所望の曲げ変形に従い適応させてもよい。
特に、実質的に拭き取り部の厚さ全体にわたって延びる保持ゾーンの場合、保持ゾーンは、適用部材が通過する際の屈曲の観点から遮断される。この保持ゾーンの長さを、より大きい又はより小さい量の曲げ変形を可能とするように低減することは可能である。
本発明は、添付の図面を参照する以下の詳細な説明を鑑みるとより良く理解されるであろう。
キャッチ部が設けられていない本発明によるワイパが備えられた第1のパッケージング及び適用アセンブリの長手方向断面概略図である。 図1のワイパの別の形態の実施形態の長手方向断面概略図である。 キャッチ部を有する本発明によるワイパが備えられた第2のパッケージング及び適用アセンブリの長手方向断面概略図である。 本発明によるワイパの別の形態の実施形態を示す。 本発明によるワイパの別の形態の実施形態を示す。 ショアA硬度20の発泡体から、及びショアOO硬度17の熱可塑性エラストマーから作製されたブロックワイパにより得られるワイパの写真である。 それぞれ、ショアA硬度20の発泡体から、及びショアOO硬度17の熱可塑性エラストマーから作製されたブロックワイパにより得られるワイパの写真である。
別段に定めのない限り、ワイパ構成は、静止時、即ち、引抜き及び/又は挿入運動中における適用部材の通過に起因する変形のない状態で記載される。
更に、方向は、パッケージング及び適用デバイス内に取り付けられたワイパの向きに対して与えられる。したがって、上方向及び下方向は、それぞれ、製品分配開口部の方に方向付けられることを意図する意味、及び含浸/分配開口部の反対端に位置するリザーバの底部の方に方向付けられることを意図する意味として理解すべきである。
図1は、適用される化粧品Pを収容することを目的としたリザーバ10を形成する本体と、開口部12の範囲を定める、本体の自由端11とを含む、パッケージング及び適用アセンブリ1を示す。より具体的には、開口部12は、リザーバ10のネック13の一端に位置している。
以下に記載するように、組み立ての目的で、ネック13は、リザーバ10の主要部分10bに、特にスナップ締結、クリップ締結、又はねじ締結によって取り付けられるバンド10aの形態で製作される。
リザーバ10には、取り外し可能な状態で前記リザーバ10の開口部12を閉鎖するように設計された取り外し可能なクロージャ部材14が備えられている。この場合、クロージャ部材14は、特にねじ締結によってネック13と係合することができるキャップの形態である。
図示される実施形態によれば、キャップ14はねじ止めすることができ、この目的のため、ネックに属する雄ねじ山13aと係合することができる雌ねじ山14aを含む。明らかに、他の様式のクロージャ、例えば、磁気タイプのクロージャが想定されてもよい。
パッケージング及び適用アセンブリ1は、ステム21を有する適用具20を含み、ステム21は、クロージャ部材14に接続された第1端部と、適用部材22に接続された第2端部とを有する。
クロージャ部材14は、適用具20の把持用部材を形成する。
適用部材22は、突出する適用要素のセットを支持する細長主要本体を含む。適用要素はそれらの間に、化粧品Pを充填及び適用するための複数の空間を画定する。
この特定の例では、適用部材22はマスカラ適用具である。
成形された熱可塑性エラストマーから作製した適用部材22により示されるが、本願は明らかにそれに限定されず、適用部材22は、特に、マスカラにおいては、コアを形成する金属ワイヤの2つの分岐部を、金属ワイヤから径方向外側に延びる荒毛の房の周りに螺旋状に巻き付けること又はより合わせることにより形成される「ファイバー」型又は「ツイストコア」型の適用部材であってもよい。適用部材22は、また、ハイブリッド型又は複合型の適用部材であってもよい。
更に、適用部材22はマスカラ適用具に限定されず、リザーバ内に収容される化粧品に適した任意の適用具であってもよい。
クロージャ部材14によって、適用具20は、前記適用具部材22がリザーバ10内に位置し、化粧品Pに少なくとも一部接触させることができる含浸位置として知られる第1の位置と、適用具部材22をメークアップが適用される人の体の部分に接触させることができる適用位置として知られる第2の位置との間で移動することができる。
本願によれば、リザーバ10には拭き取り部材50が備えられており、拭き取り部材50は、開口部12の近傍に配置されており、前記適用具20が引き出される際に、適用具20の少なくとも適用具部材22を拭き取ることができる。
実施形態によれば、ワイパ50はリザーバ10内の、ネック13の入口に配置されている。
ワイパ50は、少なくとも1つの拭き取り部51を含む略管状本体を含み、少なくとも1つの拭き取り部51の自由内部表面は適用部材22が拭き取り方向に通過することができる拭き取り通路52を画定する。
拭き取り方向は、ネック13及びリザーバ10の長手方向に実質的に一致する。
より具体的には、ワイパ50はキャッチ部を有さず、熱可塑性エラストマーのブロックの形態をとる拭き取り部51のみを含む。
本願によれば、熱可塑性エラストマーは、70未満のショアOO硬度、好ましくは45〜50未満のショアOO硬度を有する。
この特定の例では、熱可塑性エラストマーは、30未満のショアOO硬度、好ましくは20未満のショアOO硬度を有する。
熱可塑性エラストマーは、TPS又はTPES、好ましくはSEBSである。使用される熱可塑性材料は、また、非常に低い硬度を得ることを可能にするTPEゲル系統に属し得る。
前述のように、熱可塑性材料は、単体の熱可塑性エラストマー、又はその混合物が目標硬度特性を有する熱可塑性エラストマーの混合物であってもよい。
使用され得る材料の例として、参照番号GLS454−115(18ショアOO)及びGLS458−083(20ショアA)で市販されているPolyOne(登録商標)材料に言及することができる。
有利には、使用される材料は、例えば、使用される材料に応じて、異なる程度の硬度を有する熱可塑性エラストマーの70/30(質量比)又は50/50(質量比)のブレンドであってもよい。所望の硬度を得るためにブレンドを使用することで、特に、高割合の、硬質ではあるがより安価な材料を使用すること(逆の場合も同様)により材料の総コストの削減を可能にすることができる。
発泡体のブロックの使用とは異なり、熱可塑性エラストマーを使用することで、ワイパは射出成形法を使用して簡便に製作することができ、あらゆる後の切断工程を回避することを可能にする。
事実上、ある特定の機能性、例えば、殺菌機能を示すTPE材料フィラーを添加することも可能である(例えば、亜鉛、活性炭、銀、又は銅のフィラー)。
ワイパ50は円筒形の拭き取り部51を有する。
拭き取り通路52は、拭き取り方向に、拭き取り通路52の直径以上の長さを有する。
したがって、拭き取り通路52の長さは、従来、約5〜6mmであり得る。
本明細書中で上に示されるように、拭き取り通路52の直径は適用部材22の最大直径よりも小さくなるように決定される。
好ましくは、適用部材22の全体を拭き取ることができるように、拭き取り通路52の直径は適用部材22の最小直径よりも小さい。
したがって、拭き取り通路52の直径は、従来、5mm未満であり得る。
また、好ましくは、適用具が引き抜かれるときにステム21を拭き取ることもできるように、拭き取り通路52の直径はステム21の直径に実質的に等しい、又は更には、それよりもわずかに小さい。
そのような特徴は、ステム21における、前記ステム21と拭き取り部との間の効果的な封止を達成することを可能にする。有利には、拭き取り通路の直径とステム21の直径との間の差を意味するクランプ部(clamping)が少なくとも0.1mm、好ましくは少なくとも0.2mmであることを確実にするように労力が払われる。
したがって、拭き取り通路52の直径は、従来、2mm以下であり得る。
拭き取り方向に垂直な方向の拭き取り部51の厚さは、拭き取り通路52の直径の半分以上であり、この特定例では、拭き取り通路52の直径の約0.75倍である。
したがって、拭き取り部の厚さは、従来、2〜6mmであり得る。
ワイパ50は、リザーバ10内の、ネック13の基部に、ネック13を形成するバンド10aが所定の位置に置かれる前にリザーバ10の縁に引っかけられるバスケットの形態のワイパホルダ17内に配置されている。
ワイパホルダ17は、適用部材22が通過することを可能にするように、拭き取り通路52と重なる中心孔17aを有する。
上で説明したように、孔の寸法は、拭き取り部の所望の保持力、特に、適用部材が通過する際の所望の曲げ変形に従い調整されてもよい。
したがって、拭き取り部51はネック13の下肩部とワイパホルダ17との間に含まれ、前記拭き取り部51の上部表面はネックの肩部の内部表面に接触している。
概して、ここではネック13の肩部及びワイパホルダ17の下面による拭き取り部51の保持ゾーンは、適用部材が通過する際の所望の曲げ変形に従い適応させてもよい。
特に、実質的に拭き取り部の厚さ全体にわたって延びる保持ゾーンの場合、保持ゾーンは、適用部材が通過する際の屈曲の観点から遮断される。この保持ゾーンの長さを、より大きい又はより小さい量の曲げ変形を可能とするように低減することは可能である。
図2は、互いに独立した、円錐台形断面の上部挿入孔53を呈する拭き取り通路52と、拭き取り部の下端部に位置する周囲***54とを含むワイパ50の別の形態55を示す。
任意選択的に、下部孔もまた、円錐台形断面を有してもよい。
周囲***54の存在は、ワイパ50がワイパホルダ17内の所定の位置にあるときに前記ワイパホルダ17内に適切に配置されると同時に、拭き取り部51が、適宜、ワイパホルダ17の側壁又はリザーバ10の側壁から離れたままにすることを可能にする。
側壁に対するそのような隙間の存在により、拭き取り部がそれを支持するワイパホルダ17の側壁又はリザーバの側壁に対して圧縮される前に、適用部材22が通過する際の拭き取り部51の初期変形を向上することが可能になる。
一実施形態によれば、周囲***54の高さは拭き取り部の高さの20%以下である。したがって、高さ6mmのワイパの場合、周囲***54の高さは約1mmであってもよい。
周囲***54の厚さは、所望の圧縮遅れ及び所望の伸長作用に依存する。例えば、周囲***の厚さは、拭き取り部51の厚さの20%以下であってもよい(***54の厚さを除く)。好ましくは、周囲***の厚さは15%未満である。したがって、約5mmの厚さを有する拭き取り部に対しては、周囲***の厚さは約0.5mmである。
図3は、先に記載した拭き取り部151に加えてキャッチ部152を有するワイパ150が備えられているという点で本質的にアセンブリ1とは異なるパッケージング及び分配アセンブリ100を示す。
したがって、ワイパ150はワイパホルダ17内に保持されていないが、そのキャッチ部152を介してネック13に直接取り付けられている。
キャッチ部152は拭き取り部151とともに一体部品として製作されている。
キャッチ部152は、従来のリップ型ワイパのキャッチ部にならって製作されてもよい。
キャッチ部152は、拭き取り部と同じ材料から、又は好ましくは、捕捉及び保持をより容易にする、より剛性の高い熱可塑性エラストマー(従来、ショアA20を超える硬度を有する)から作製されてもよい。異なる材料の使用は、2ショット射出成形又は重ね成形法によって実現され得る。
加えて、拭き取り部151はまた、拭き取り部の一方の側に位置するリザーバの第1の内部空間と拭き取り部の反対側に位置する第2の空間との間の空気連通を可能にするように構成された通気口155を形成する更なる通路を含むことに留意されたい。通気口155は、実質的に拭き取り軸線を横断する方向、特に径方向に延びる。
通気口155の存在により、適用部材22が前記拭き取り部152を通って導入される又は引き抜かれる際の過圧又は負圧(ピストン効果)のあらゆる現象を回避することを可能にする。
図4は、拭き取り部251とキャッチ部252とを有するワイパ250が備えられているという点で本質的にアセンブリ1とは異なるパッケージング及び分配アセンブリ200を示す。
拭き取り部251は、ワイパ55のものに類似する円錐台形上部孔53を含むこと以外は拭き取り部50と類似する。
更に、拭き取り部251もまた、ワイパホルダ17内に支持されている。
キャッチ部252はネック13を形成するバンド10bとともに一体部品として製作されている。
したがって、ワイパ150はワイパホルダ17内に保持されていないが、そのキャッチ部152を介してネック13に直接取り付けられている。
好ましくは、拭き取り部は、アセンブリがリザーバ10上にしっかりと保持されることを確実にするほどの十分な剛性を有する材料から作製されている。ワイパ250は、特に、2ショット射出成形又は重ね成形法を使用して製作されてもよい。適切な場合、リリーフ領域(zones in relief)を設け、材料間の機械的な付着を増大させることを可能にすると有利であろう(例えば、欧州特許第2574252号明細書を参照)。
キャッチ部を作製するために使用される材料の剛性に応じて、キャッチ部をネック13上に重ね成形することも考えられる。
図5は、ネック13を形成し、パッケージング及び分配アセンブリのリザーバの対応する主要部分に取り付けることを意図したバンド310bを示す。
ネック13には、拭き取り部251に類似する拭き取り部351と、ネック13と協働し、ワイパ350を所定の位置に保持するように構成されているキャッチ部252と、を含む、本願によるワイパ350が備えられている。
これを行うために、拭き取り部252は上部周囲径方向縁253と下部周囲径方向縁254とを有し、縁253及び縁204はそれぞれ、ネック13の自由端11、及びその同じネック13の内部下肩部と係合する。
前述のように、使用される材料の硬度に応じて、キャッチ部をネック13上に重ね成形することが可能であり、したがって、ネックは機械的完全性を提供する。
図6及び図7は、先行技術による発泡体ブロックワイパ(図6)によって、及びショアOO硬度18のTPEから製作された拭き取り部を含むブロックワイパを使用して実施された拭き取りの結果を示す写真である。
拭き取り精度の差がはっきりと見える。

Claims (15)

  1. 化粧品の容器(10)用のワイパ(50、55、150、250、350)であって、前記ワイパは少なくとも1つの拭き取り部(51、151、251、351)を含む略管状本体を含み、前記少なくとも1つの拭き取り部(51、151、251、351)の自由内部表面は適用部材(22)が拭き取り方向に通過することができる拭き取り通路(52)を画定し、前記ワイパは、前記拭き取り部は50未満のショアOO硬度を有する熱可塑性エラストマーで作製されていることを特徴とする、ワイパ(50、55、150、250、350)。
  2. 前記熱可塑性エラストマーは30未満のショアOO度を有することを特徴とする、請求項1に記載のワイパ(50、55、150、250、350)。
  3. 前記拭き取り部(51、151、251、351)は、前記適用部材(22)の通過によって生じる変形のない状態で、管状の形状を有し、拭き取り孔は円形断面を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載のワイパ(50、55、150、250、350)。
  4. 拭き取り方向における前記拭き取り通路の長さは前記拭き取り通路(52)の直径以上であることを特徴とする、請求項3に記載のワイパ(50、55、150、250、350)。
  5. 前記拭き取り方向に垂直な方向の、及び前記拭き取り通路(52)の長さにわたる前記拭き取り部(51、151、251、351)の厚さは、前記拭き取り通路の直径の半分以上であることを特徴とする、請求項3又は4に記載のワイパ(50、55、150、250、350)。
  6. 前記拭き取り通路(52)は円錐形の適用部材挿入孔(53)及び/又は前記適用部材(22)用の引抜き孔を有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のワイパ(55、150、250、350)。
  7. キャッチ部(152、252、253/254)を含み、前記キャッチ部は、前記拭き取り部とともに一体部品として製作されている、又は異なる材料によって製作されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のワイパ(150、250、350)。
  8. キャッチ部を有しないことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のワイパ(50、55)。
  9. 前記拭き取り部(51)は、少なくとも、周囲の一部にある隆起(54)を有する外部表面を含み、前記***は矩形断面を有することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のワイパ(55)。
  10. 前記拭き取り方向において考えた場合、前記***(54)は前記拭き取り部(51)の一端に位置していることを特徴とする、請求項9に記載のワイパ(55)。
  11. 前記拭き取り部(151)は、前記拭き取り部(151)の一方の側に位置するリザーバ(10)の内部第1空間と前記拭き取り部の反対側に位置する第2の空間との間の空気連通を可能にするように構成された通気口(155)を形成する少なくとも1つの更なる通路を含むことを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載のワイパ(150)。
  12. 粧品をパッケージング及び適用するためのデバイス(1、100、200)であって、適用される前記化粧品(P)を含むことを目的としたリザーバ(10)を形成する本体と、少なくとも、前記リザーバ内からの適用部材の引抜きを可能にすることができる開口部(11)の範囲を定める、前記本体の自由端と、を含み、前記開口部には、請求項1〜10のいずれか一項に記載のワイパ(50、55、150、250、350)が備えられている、デバイス(1、100、200)。
  13. 前記開口部はネック(13)の端部に位置し、前記ワイパ(150、250、350)は、キャッチ部を介して少なくとも部分的に前記ネック(13)内に配置されており、前記キャッチ部は、前記キャッチ部を補完する保持手段と協働することができることを特徴とする、請求項12に記載のデバイス(1、100、200)。
  14. 前記拭き取り部(51、151、251、351)は前記リザーバ(10)内に前記ネック(13)の後に位置決めされ、前記拭き取り部は、前記ネック(13)の肩部の内部表面と接触する上部表面を有することを特徴とする、請求項12又は13に記載のデバイス(1、100、200)。
  15. 前記ワイパ(50、250)はキャッチ部を有さず、少なくとも1つの多孔下壁(17a)を有するワイパホルダ(17)内に配置されており、前記拭き取り部(51、251)は、拭き取り通路(52)の長さにわたって、前記ワイパホルダの側壁又は前記リザーバの側壁から間隔を開けて配置されている、ことを特徴とする、請求項12〜14のいずれか一項に記載のデバイス(1、200)。
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