JP6950140B2 - 設定方法および装置、並びにシステム - Google Patents

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Description

本願は、2017年3月23日に中国国家知識産権局に提出された、発明の名称が「設定方法および装置、並びにシステム」である中国特許出願第201710179753.7に基づく優先権を主張する。同特許出願はその全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本願は通信技術の分野に関し、特に設定方法および装置、並びにシステムに関する。
無線通信システムにおいて、1つのセルまたは基地局(またはノードと呼ばれる)の帯域幅リソースおよびカバレッジが限定されていることを鑑み、より良好にキャパシティおよびカバレッジの要件を満たすべく1より多くのセルまたは基地局の無線リソースを用いて端末に対してサービスが提供されてよい。
1より多くの基地局の無線リソースを用いて端末に対してサービスが提供されるとき、基地局間の伝送の遅延がスケジューリングの要件を満たせない可能性がある。それゆえ、デュアルコネクティビティ(Dual Connectivity,DC)技術が提案され、マスタ基地局とセカンダリ基地局との間の非理想的バックホール(non−ideal backhaul)のシナリオにおいて比較的良好な実用性を有している。
現在のデュアルコネクティビティシステムにおいて、シグナリング無線ベアラ(signaling radio bearer,SRB)をマスタ基地局が提供し、セカンダリ基地局はSRBを提供せず、端末の無線リソース制御(Radio Resource Control,RRC)メッセージ全てをマスタ基地局が処理する。このことはRRCメッセージ処理効率の向上のために有益ではない。
本願の実施形態は、セカンダリノード上でSRBを確立して、セカンダリノードと端末間でダイレクトRRCメッセージ伝送を実装することを期待して設定方法および装置、並びにシステムを提供する。このことはRRCメッセージ処理効率の向上のために有益である。
ある態様によると、通信システムに適用される設定方法が提供される。通信システムは、端末に対して共同でサービスを提供するマスタノードとセカンダリノードとを含む。方法は、セカンダリノードが、シグナリング無線ベアラ(SRB)のための設定情報を生成し、SRBのための設定情報がマスタノードを通じて端末へ送信されるよう、SRBのための設定情報をマスタノードへ送信する段階と、SRBのための設定情報を用いて端末がSRBを設定した結果をセカンダリノードが受信する段階とを含む。SRBは、セカンダリノードと端末との間で無線リソース制御(RRC)メッセージを伝送するのに用いられる。
別の態様によれば、通信システムに適用される設定方法が提供される。通信システムは、端末に対して共同でサービスを提供するマスタノードとセカンダリノードとを含む。方法は、端末がマスタノードからセカンダリノードのSRBのための設定情報を受信する段階と、端末が、SRBのための設定情報を用いてSRBを設定する段階と、SRBを設定した結果を送信する段階とを含む。SRBは、セカンダリノードと端末との間でRRCメッセージを伝送するのに用いられる。
さらに別の態様によれば、通信システムに適用される設定方法が提供される。通信システムは、端末に対して共同でサービスを提供するマスタノードとセカンダリノードとを含む。方法は、マスタノードがセカンダリノードからSRBのための設定情報を受信し、端末へSRBのための設定情報を送信する段階と、SRBのための設定情報を用いて端末がSRBを設定した結果をマスタノードが受信し、セカンダリノードへ設定結果を送信する段階とを含む。SRBは、セカンダリノードと端末との間でRRCメッセージを伝送するのに用いられる。
先述の態様において、SRBのための設定情報は、SRB設定情報またはダイレクトセカンダリノードRRC(direct S−RRC)設定情報と呼ばれてもよい。SRBのための設定情報(SRB設定情報またはダイレクトS−RRC設定情報)は、セカンダリノードと端末との間で直接RRCメッセージを伝送するためにSRBを設定するのに用いられる。つまり、SRBのための設定情報(SRB設定情報またはダイレクトS−RRC設定情報)は、RRCメッセージが直接端末とセカンダリノードとの間で伝送されるよう、端末が設定情報に基づきSRBを設定するのに用いる。加えて、設定結果は、ダイレクトS−RRC設定結果またはセカンダリノードRRC設定結果と呼ばれてもよい。
分かるのは、先述の態様において、セカンダリノードと端末との間でRRCメッセージを伝送するのに用いられるSRBのための設定情報は、マスタノードを通じて端末へ送信されてよく、端末がセカンダリノードのSRBを設定した後、端末は直接、またはマスタノードを通じてセカンダリノードへ設定結果を送信する、ということである。このように、RRCメッセージを、直接セカンダリノードと端末との間で伝送出来、このことは、RRCメッセージ処理効率の向上のために有益である。
ある実装において、端末は直接セカンダリノードへ設定結果を送信し、つまり、端末は、設定されたSRBを用いてセカンダリノードへ設定結果を送信し、または端末は、設定結果がマスタノードを通じてセカンダリノードへ送信されるよう、マスタノードへ設定結果を送信する。
ある実装において、マスタノードは、セカンダリノードへ第1インジケーション情報を送信する。第1インジケーション情報は、SRBを確立するようセカンダリノードに指示するのに用いられる、または、SRBのための設定情報を生成するようセカンダリノードに指示するのに用いられる。セカンダリノードは第1インジケーション情報を受信し、第1インジケーション情報に基づきSRBのための設定情報を生成する。このように、セカンダリノードはマスタノードの指示に基づきSRBを確立出来、このことは、要件に基づいたセカンダリノードのSRBの確立の制御に関してマスタノードを補助し、セカンダリノードのSRBの確立の制御をよりフレキシブルなものとする。
オプションで、第1インジケーション情報は、マスタノードがセカンダリノードへ送信する追加要求メッセージで保持されてよい。追加要求メッセージは、セカンダリノードを追加するよう要求するのに用いられる。代わりに、第1インジケーション情報は、マスタノードがセカンダリノードへ送信する変更要求メッセージで保持されてよい。変更要求メッセージは、セカンダリノードの設定を変更するよう要求するのに用いられる。
ある実装において、マスタノードは、セカンダリノードへ追加要求メッセージを送信する。追加要求メッセージは、セカンダリノードを追加するよう要求するのに用いられる。セカンダリノードがマスタノードから追加要求メッセージを受信したとき、セカンダリノードは、SRBのための設定情報を生成する。このように、マスタノードとセカンダリノードとの間で伝送される情報要素を減らせる。セカンダリノードが追加されたとき、SRBがデフォルトでセカンダリノード上で確立される。
ある実装において、SRBのための設定情報は、RRCプロトコルデータユニット(PDU)であってよく、またはRRC PDUの一部であってよい。
ある実装において、SRBのための設定情報は、セカンダリノードがセキュリティ処理を実施した後にマスタノードへ送信されてよい。この場合、セカンダリノードがマスタノードへSRBのための設定情報を送信する前に、セカンダリノードはSRBのための設定情報に対してセキュリティ処理を実施する。セキュリティ処理は、完全性保護および/または暗号化を含む。対応して、端末がSRBのための設定情報を受信した後、端末は、SRBのための設定情報に対してセキュリティ処理を実施し、それから、SRBのための設定情報を用いてセカンダリノードのSRBを設定する。セキュリティ処理は、完全性確認および/または復号化を含む。
ある実装において、SRBのための設定情報は、SRB識別子、SRBの無線リンク制御(RLC)レイヤ設定、論理チャネル設定、およびSRBセキュリティパラメータのうち少なくとも1つの情報を含む。SRBセキュリティパラメータは、例えば、セキュリティアルゴリズムに関する情報、および/またはセキュリティ鍵を導出するのに用いられるパラメータを含む。セキュリティアルゴリズムは、例えば、暗号化および/または完全性保護アルゴリズムを含む。セキュリティアルゴリズムに関する情報は、セキュリティアルゴリズムを示すのに用いられる情報であってよく、例えば、アルゴリズムインジケーション若しくはアルゴリズム識別子であってよく、またはセキュリティアルゴリズムであってよい。
ある実装において、セカンダリノードは、マスタノードへ送信される肯定応答メッセージにSRBのための設定情報を追加してよい。肯定応答メッセージは、セカンダリノードを追加するよう要求するのに用いられる追加要求メッセージに対する応答メッセージ(つまり、追加要求確認メッセージ)であり、または、セカンダリノードの設定を変更するよう要求するのに用いられる変更要求メッセージに対する応答メッセージ(つまり、変更要求確認メッセージ)である。つまり、先述の方法は、セカンダリノードがマスタノードから追加要求メッセージまたは変更要求メッセージを受信する段階をさらに含み、セカンダリノードがマスタノードへSRBのための設定情報を送信する段階は、セカンダリノードがマスタノードへ追加要求確認メッセージまたは変更要求確認メッセージを送信する段階を含む。追加要求確認メッセージまたは変更要求確認メッセージは、SRBのための設定情報を含む。
分かるのは、シグナリングを節約出来、通信効率を向上させられるよう、SRBのための設定情報が、セカンダリノード追加処理(デュアルコネクティビティの初期設定処理)またはセカンダリノード変更プロセスにおいてセカンダリノードによりマスタノードへ送信されてよいということである。SRBのための設定情報がセカンダリノード変更プロセスにおいてセカンダリノードによりマスタノードへ送信されるとき、セカンダリノード変更プロセスはマスタノードがトリガしてよく、またはセカンダリノードがトリガしてよい。セカンダリノードがセカンダリノード変更プロセスをトリガするとき、先述の方法は、セカンダリノードがマスタノードへ変更必要メッセージを送信する段階をさらに含む。変更必要メッセージは、RRCメッセージが伝送されることを可能とするよう、またはSRBがセカンダリノードと端末との間で確立されることを可能とするようマスタノードに要求するのに用いられる。
ある実装において、マスタノードは、マスタノードのRRC接続再設定メッセージを用いて端末へセカンダリノードのSRBのための設定情報を送信してよい。対応して、端末は、RRC接続再設定完了メッセージを用いてマスタノードへSRBを設定した結果を送信してよい。つまり、マスタノードが端末へセカンダリノードのSRBのための設定情報を送信することは、マスタノードが端末へRRC接続再設定メッセージを送信することを含む。RRC接続再設定メッセージは、セカンダリノードのSRBのための設定情報を保持し、端末がSRBを設定した結果をマスタノードが受信することは、マスタノードが端末からRRC接続再設定完了メッセージを受信することを含む。RRC接続再設定完了メッセージは設定結果を保持する。対応して、端末がマスタノードからセカンダリノードのSRBのための設定情報を受信することは、端末がマスタノードからRRC接続再設定メッセージを受信することを含む。RRC接続再設定メッセージは、セカンダリノードのSRBのための設定情報を保持する。端末がマスタノードへ設定結果を送信することは、端末がマスタノードへRRC接続再設定完了メッセージを送信することを含む。RRC接続再設定完了メッセージは設定結果を保持する。
ある実装において、端末がマスタノードを通じてセカンダリノードへ設定結果を送信するとき、端末はマスタノードへ第2のインジケーション情報を送信して、端末がセカンダリノードのSRBを設定した結果を示す。このように、マスタノードが設定結果をパース出来ないときでも、マスタノードは、端末がセカンダリノードのSRBを設定した結果を知ることが出来る。
ある実装において、マスタノードは、マスタノードのRRC接続再設定メッセージを用いて、端末へセカンダリノードのSRBのための設定情報を送信してよい。端末が送信するRRC接続再設定完了メッセージは設定結果である。この場合、マスタノードがRRC接続再設定完了メッセージを受信したとき、設定が成功したものとみなされる。RRC接続再設定完了メッセージは、マスタノードへ送信されるRRC接続再設定完了メッセージであってよく、またはセカンダリノードへ送信されるRRC接続再設定完了メッセージであってよい。
ある実装において、端末がマスタノードを通じてセカンダリノードへ設定結果を送信するとき、マスタノードは、セカンダリノード再設定完了メッセージを用いて設定結果を送信する。オプションで、マスタノードはセカンダリノードへセカンダリノード再設定完了メッセージを送信する。セカンダリノード再設定完了メッセージは設定結果を保持する。オプションで、マスタノードはセカンダリノードへセカンダリノード再設定完了メッセージを送信する。セカンダリノード再設定完了メッセージは設定結果である。この場合、セカンダリノードがセカンダリノード再設定完了メッセージを受信したとき、設定が成功したものとみなされる。
ある実装において、マスタノードは設定結果をパースによって得、設定結果が成功であったとき、セカンダリノードへ端末のデータを送信してよく、またはセカンダリノードへ端末のデータを送信するようコアネットワークに要求してよい。代わりに、マスタノードは、端末がセカンダリノードのSRBを設定した結果を第2のインジケーション情報に基づき決定してよく、設定結果が成功であるとき、セカンダリノードへ端末のデータを送信してよく、またはセカンダリノードへ端末のデータを送信するようコアネットワークに要求してよい。
ある実装において、マスタノードは、セカンダリノードのSRBのために用いられるセキュリティ情報をセカンダリノードへ送信する。セカンダリノードのSRBのために用いられるセキュリティ情報は、ダイレクトS−RRCのためのセキュリティ情報とも呼ばれる。セキュリティ情報は、セキュリティ鍵と、セキュリティアルゴリズムに関する情報とのうち少なくとも1つの情報を含む。セキュリティアルゴリズムは、暗号化アルゴリズムおよび/または完全性保護アルゴリズムを含む。セキュリティアルゴリズムに関する情報は、セキュリティアルゴリズムを示すのに用いられる情報であってよく、例えば、アルゴリズムインジケーション若しくはアルゴリズム識別子であってよく、またはセキュリティアルゴリズムであってよい。セカンダリノードはセキュリティ情報を受信し、セキュリティ情報に基づきSRBのためにセキュリティ処理を実施する。マスタノードは、セカンダリノードがSRBのための設定情報を生成する前に、つまり、マスタノードがセカンダリノードのSRBのための設定情報を受信する前に、セカンダリノードへセキュリティ情報を送信してよい。セカンダリノードがSRBのための設定情報を生成した後、セカンダリノードは、セキュリティ情報を用いてSRBのための設定情報に対してセキュリティ処理を実施してよい。セキュリティ情報は、追加要求メッセージまたは変更要求メッセージで保持されてよい。
ある実装において、マスタノードはセカンダリノードへ鍵グループ(鍵リストとも呼ばれる)を送信する。鍵を更新するときセカンダリノードが鍵グループから鍵を選択するよう、鍵グループは複数の鍵を含む。セカンダリノードはマスタノードから鍵グループを受信し、鍵を更新するとき鍵グループから鍵を選択する。このように、セカンダリノード自体が鍵を更新出来、それによりセカンダリノード上での設定効率をさらに向上させる。
オプションで、マスタノードは、セカンダリノードの要件に基づき鍵グループを送信してよい。具体的には、セカンダリノードは、鍵グループを送信するようマスタノードに指示するのに用いられる第3のインジケーション情報をマスタノードへ送信する。
オプションで、マスタノードはセカンダリノードへ、鍵グループ内の鍵を導出するのに用いられるカウント(COUNT)値のグループ、つまりカウント値グループを送信してよい。セカンダリノードはカウント値グループを受信し、端末も同期した鍵更新を完了するよう、鍵を更新するとき、選択された鍵を導出するのに用いられるカウント値を端末へ送信する。
オプションで、マスタノードは端末へ、鍵グループ内の鍵を導出するのに用いられるカウント値のグループ、つまりカウント値グループを送信してよい。セカンダリノードが鍵を更新するとき、セカンダリノードは鍵グループから鍵を順番に選択し、鍵を更新するよう端末に指示し、つまり、端末へ通知メッセージを送信して鍵を更新するよう端末に指示する。端末が通知メッセージを受信したとき、端末は、カウント値グループからカウント値を順番に選択して同期した鍵更新を実施する。
オプションで、マスタノードは、鍵グループ内の鍵と、鍵グループ内の鍵を導出するのに用いられるカウント値との間の対応情報をセカンダリノードへ送信する。セカンダリノードが鍵を更新するとき、セカンダリノードは、選択された鍵と、鍵を導出するのに用いられるカウント値との間の対応情報を端末へ送信する。端末は対応情報を受信し、対応情報に基づきカウント値を選択し、カウント値に基づき同期した鍵更新を実施する。
ある実装において、セカンダリノードのSRBが設定された後、セカンダリノードは直接端末へRRC接続再設定メッセージを設定のために送信してよい。端末はRRC接続再設定メッセージを受信し、RRC接続再設定メッセージに対応する再設定が失敗したとき、RRC接続再設定メッセージを受信する前の設定を復元する。オプションで、端末はさらに、(直接、またはマスタノードを通じて)セカンダリノードへ通知メッセージを送信して、RRC接続再設定が失敗した旨をセカンダリノードに通知してよい。
ある実装において、セカンダリノードのSRBのための設定情報は、アップリンクRRC設定情報をさらに含む。アップリンクRRC設定情報は、端末がセカンダリノードのためのアップリンクRRCメッセージを送信する方式を設定するのに用いられる。
さらに別の態様によれば、本願は、先述の態様のうちいずれか1つの任意の実施例におけるステップを実施するよう構成されたユニットまたは手段(means)を含む設定装置を提供する。
さらに別の態様によれば、本願は、少なくとも1つの処理素子と少なくとも1つの記憶素子とを含む設定装置であって、少なくとも1つの記憶素子は、プログラムとデータとを格納するよう構成されており、少なくとも1つの処理素子は、先述の態様のうちいずれか1つの任意の実施例で提供される方法を実施するよう構成されている、設定装置を提供する。
さらに別の態様によれば、本願は、コンピュータプログラムを提供する。プロセッサが走らせたとき、プログラムは、先述の態様のうちいずれか1つの任意の実施例における方法を実施するのに用いられる。
さらに別の態様によれば、先述のプログラムを含むコンピュータ可読記憶媒体が提供される。
さらに別の態様によれば、先述の設定装置のうちいずれか1つを含む通信システムが提供される。
加えて、本願の実施形態は、SRBをセカンダリノード上で確立出来るときのアップリンクRRCメッセージ伝送の信頼性をさらに向上させることを期待して、RRCメッセージ伝送方法および装置、並びにシステムをさらに提供する。さらには、RRCメッセージ伝送方法および装置、並びにシステムは、先述の設定方法および装置、並びに先述のシステムと組み合わせられてよい。
ある態様によると、通信システムに適用されるRRCメッセージ伝送方法が提供される。通信システムは、端末に対して共同でサービスを提供するマスタノードとセカンダリノードとを含む。方法は、端末が、セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージを受信する段階であって、ダウンリンクRRCメッセージは、マスタノードによりセカンダリノードから受信され端末へ送信され、または、ダウンリンクRRCメッセージは、セカンダリノードにより端末へ送信される、段階と、端末がアップリンクRRCメッセージを送信する段階であって、アップリンクRRCメッセージはダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージであり、端末がアップリンクRRCメッセージを送信するパスは、端末がダウンリンクRRCメッセージを受信するパスと同じである、段階とを含む。具体的には、ダウンリンクRRCメッセージがマスタノードによりセカンダリノードから受信され端末へ送信されたとき、アップリンクRRCメッセージは端末によりマスタノードへ送信され、それから、マスタノードによりセカンダリノードへ送信される。代わりに、ダウンリンクRRCメッセージがセカンダリノードにより端末へ送信されるとき、アップリンクRRCメッセージは、端末がセカンダリノードへ送信する。ここで「送信」とは、マスタノードによる転送なしで、直接送信することを意味する。
別の態様によれば、通信システムに適用されるRRCメッセージ伝送方法が提供される。通信システムは、端末に対して共同でサービスを提供するマスタノードとセカンダリノードとを含む。方法は、
マスタノードが、セカンダリノードのアップリンクRRC設定情報を取得または生成する段階であって、アップリンクRRC設定情報は、端末がセカンダリノードのためのアップリンクRRCメッセージを送信する方式を設定するのに用いられる、段階と、
端末がアップリンクRRC設定情報に基づきアップリンクRRCメッセージを送信するよう、マスタノードが端末へアップリンクRRC設定情報を送信する段階と
を含む。マスタノードは、セカンダリノードからアップリンクRRC設定情報を取得してよい。
さらに別の態様によれば、通信システムに適用されるRRCメッセージ伝送方法が提供される。通信システムは、端末に対して共同でサービスを提供するマスタノードとセカンダリノードとを含む。方法は、端末がマスタノードからセカンダリノードのアップリンクRRC設定情報を受信する段階であって、アップリンクRRC設定情報は、セカンダリノードのためのアップリンクRRCメッセージを端末が送信する方式を設定するのに用いられる、段階と、
端末が、アップリンクRRC設定情報に基づきセカンダリノードのためのアップリンクRRCメッセージを送信する段階と
を含む。
ある実装において、アップリンクRRCメッセージの送信方式は、
端末がセカンダリノードへセカンダリノードのためのアップリンクRRCメッセージを送信すること、または、
端末がマスタノードを通じてセカンダリノードへセカンダリノードのためのアップリンクRRCメッセージを送信すること、または、
端末がセカンダリノードへセカンダリノードのためのアップリンクRRCメッセージを送信することであって、アップリンクRRCメッセージは、セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージである、こと、または、
端末がマスタノードを通じてセカンダリノードへセカンダリノードのためのアップリンクRRCメッセージを送信することであって、アップリンクRRCメッセージは、セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージである、こと、または、
端末が直接、またはマスタノードを通じてセカンダリノードへセカンダリノードのためのアップリンクRRCメッセージを、セカンダリノードのセルを測定した結果に基づき送信すること、または、
端末が、セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージと同じパスでセカンダリノードのためのアップリンクRRCメッセージを送信すること
を含む。
オプションで、RRCメッセージ伝送方法が先述の設定方法と組み合わせられるとき、SRBのための先述の設定情報は、アップリンクRRC設定情報を含んでよく、または、SRBのための設定情報およびアップリンクRRC設定情報の両方が、マスタノードのRRC接続再設定メッセージを用いて端末へ送信されてよい。
オプションで、セカンダリノードのセルの測定の結果に基づき端末がセカンダリノードのためのアップリンクRRCメッセージを直接、またはマスタノードを通じてセカンダリノードへ送信するとき、先述のアップリンクRRC設定情報は閾値を含んでよい。セカンダリノードのセルを測定することにより端末が取得する測定値が閾値より大きいとき、端末はセカンダリノードへセカンダリノードのためのアップリンクRRCメッセージを送信する。セカンダリノードのセルを測定することにより端末が取得する測定値が閾値より小さいとき、端末はマスタノードを通じてセカンダリノードへセカンダリノードのためのアップリンクRRCメッセージを送信する。セカンダリノードのセルを測定することにより端末が取得する測定値が閾値と等しいとき、端末は直接、またはマスタノードを通じてセカンダリノードへセカンダリノードのためのアップリンクRRCメッセージを送信してよい。
さらに別の態様によれば、本願は、先述の態様のうちいずれか1つの任意の実施例におけるステップを実施するよう構成されたユニットまたは手段(means)を含むRRCメッセージ伝送装置を提供する。
さらに別の態様によれば、本願は、少なくとも1つの処理素子と少なくとも1つの記憶素子とを含むRRCメッセージ伝送装置であって、少なくとも1つの記憶素子は、プログラムとデータとを格納するよう構成されており、少なくとも1つの処理素子は、先述の態様のうちいずれか1つの任意の実施例で提供される方法を実施するよう構成されている、RRCメッセージ伝送装置を提供する。
さらに別の態様によれば、本願は、コンピュータプログラムを提供する。プロセッサが走らせたとき、プログラムは、先述の態様のうちいずれか1つの任意の実施例における方法を実施するのに用いられる。
さらに別の態様によれば、先述のプログラムを含むコンピュータ可読記憶媒体が提供される。
さらに別の態様によれば、先述の設定装置のうちいずれか1つを含む通信システムが提供される。
分かるのは、先述の態様において、セカンダリノードのためのアップリンクRRCメッセージはマスタノードが設定した方式で伝送されてよく、またはダウンリンクRRCメッセージと同じパスで伝送されてよいということである。このように、複数のアップリンクRRCメッセージ伝送の可能性がもたらす低信頼性が緩和される。
加えて、本願の実施形態は、SRBをセカンダリノード上で確立出来るときのモビリティ管理の効率をさらに向上させることを期待して、設定方法および装置、並びにシステムをさらに提供する。さらには、設定方法および装置、並びにシステムは、先述の設定方法および装置、並びに先述のシステムと組み合わせられてよい。
ある態様によると、通信システムに適用される設定方法が提供される。通信システムは、端末に対して共同でサービスを提供するマスタノード(MN)とセカンダリノード(SN)とを含む。方法は、セカンダリノードがマスタノードから測定設定情報を受信する段階であって、測定設定情報は、セカンダリノードによるマスタノードへの測定結果の送信をトリガするための条件を設定するのに用いられる、段階と、
セカンダリノードのセルを測定することにより端末が取得した測定レポートをセカンダリノードが端末から受信する段階と、
先述の条件を満たす測定結果を測定レポートが含むとき、セカンダリノードがマスタノードへ測定結果を送信する段階と
を含む。
別の態様によれば、通信システムに適用される設定方法が提供され、通信システムは、端末に対して共同でサービスを提供するMNとSNとを含み、方法は、
マスタノードがセカンダリノードへ測定設定情報を送信する段階であって、測定設定情報は、セカンダリノードによるマスタノードへの測定結果の送信をトリガするための条件を設定するのに用いられる、段階と、
マスタノードが、先述の条件を満たす測定結果をセカンダリノードから受信する段階であって、測定結果は、セカンダリノードのセルを測定することにより端末が取得し、セカンダリノードへ報告される、段階と
を含む。
ある実装において、測定設定情報は閾値を含み、先述の条件は、測定結果が閾値以上であることである。具体的には、マスタノードはセカンダリノードへ閾値を送信し、セカンダリノードは閾値を受信し、測定結果が閾値以上であるとき、セカンダリノードはマスタノードへ測定結果を送信する。
ある実装において、先述の方法は、セカンダリノードが端末のための閾値を設定する段階をさらに含む。このように、端末が報告する測定レポートは、閾値の要件を満たす測定レポートであり、セカンダリノードは、測定結果が閾値の要件を満たすかを決定することなく、直接マスタノードへ測定レポート内の測定結果を送信してよい。
ある実装において、セカンダリノードがマスタノードへ送信する情報は、セルまたはビーム識別子、つまり、条件を満たす測定結果に対応するセルまたはビーム識別子をさらに含む。つまり、先述の方法は、測定結果に対応するセルまたはビーム識別子をセカンダリノードがマスタノードへ送信する段階をさらに含む。
さらに別の態様によれば、本願は、先述の態様のうちいずれか1つの任意の実施例におけるステップを実施するよう構成されたユニットまたは手段(means)を含む設定装置を提供する。
さらに別の態様によれば、本願は、少なくとも1つの処理素子と少なくとも1つの記憶素子とを含む設定装置であって、少なくとも1つの記憶素子は、プログラムとデータとを格納するよう構成されており、少なくとも1つの処理素子は、先述の態様のうちいずれか1つの任意の実施例で提供される方法を実施するよう構成されている、設定装置を提供する。
さらに別の態様によれば、本願は、コンピュータプログラムを提供する。プロセッサが走らせたとき、プログラムは、先述の態様のうちいずれか1つの任意の実施例における方法を実施するのに用いられる。
さらに別の態様によれば、先述のプログラムを含むコンピュータ可読記憶媒体が提供される。
さらに別の態様によれば、先述の設定装置のうちいずれか1つを含む通信システムが提供される。
分かるのは、先述の態様において、端末がセカンダリノードのセルを測定した結果を特定の条件でレポートするようセカンダリノードをマスタノードが設定することが出来、それにより、モビリティ管理性能を向上させるということである。
本願の実施形態に係るデュアルコネクティビティシナリオの概略図である。
本願の実施形態に係るLTE−NRデュアルコネクティビティシナリオの概略図である。
本願の実施形態に係る別のLTE−NRデュアルコネクティビティシナリオの概略図である。
本願の実施形態に係るさらに別のLTE−NRデュアルコネクティビティシナリオの概略図である。
本願の実施形態に係るデュアルコネクティビティの無線プロトコルの概略的アーキテクチャ図である。
本願の実施形態に係るデュアルコネクティビティの別の無線プロトコルの概略的アーキテクチャ図である。
本願の実施形態に係るRRCメッセージの概略図である。
本願の実施形態に係る設定方法の概略図である。
本願の実施形態に係る無線ベアラ確立方法の概略図である。
本願の実施形態に係る設定方法の概略図である。
本願の実施形態に係るパラメータCOUNTの概略フォーマット図である。
本願の実施形態に係るRRC伝送方法の概略図である。
本願の実施形態に係る別のRRC伝送方法の概略図である。
本願の実施形態に係る設定方法の概略図である。
本願の実施形態に係るSNに適用される装置の概略図である。
本願の実施形態に係るMNに適用される装置の概略図である。
本願の実施形態に係る端末に適用される装置の概略図である。
本願の実施形態に係るRANノードの概略構造図である。
本願の実施形態に係る端末の概略構造図である。
以下に、本願の一部の用語を説明する。
(1)ユーザ機器(User Equipment,UE)とも呼ばれる端末は、ボイスおよび/またはデータ接続性をユーザに提供するデバイス、例えば、無線接続機能を有するハンドヘルドデバイスまたは車載デバイスである。現在、一部の端末は、例えば、携帯電話、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、パームトップコンピュータ、モバイルインターネットデバイス(Mobile Internet Device,MID)、スマートウォッチ、スマートバンド、並びに歩数計等のウェアラブルデバイスである。
(2)無線アクセスネットワーク(Radio Access Network,RAN)は無線ネットワークへと端末を接続するネットワーク内の一部である。RANノードまたはデバイスは無線アクセスネットワークにおけるノードまたはデバイスであり、基地局と呼ばれてもよい。現在、一部のRANノードは、例えば、gNB、伝送/受信ポイント(Transmission Reception Point,TRP)、発展型ノードB(evolved Node B,eNB)、無線ネットワークコントローラ(Radio Network Controller,RNC)、ノードB(Node B,NB)、基地局コントローラ(Base Station Controller,BSC)、ベーストランシーバ基地局(Base Transceiver Station,BTS)、ホーム基地局(例えば、Home evolved NodeBまたはHome Node B,HNB)、ベースバンドユニット(BaseBand Unit,BBU)、またはWiFiアクセスポイント(Access Point,AP)である。加えて、ネットワーク構造において、RANは、集中型ユニット(Centralized Unit,CU)ノードと分散型ユニット(Distributed Unit,DU)ノードとを含んでよい。この構造において、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution,LTE)におけるeNBのプロトコル層は分割される。一部のプロトコル層の機能は集中型の制御のためにCUに分割され、残りのプロトコル層の一部または全ての機能は、集中型の方式でCUが制御するDUに分割される。
(3)「複数の」という用語は、2または2より多くを意味し、他の数量詞もそれと同様である。「および/または」という用語は、対応付けられたオブジェクトを説明するための対応関係を説明し、3つの関係が存在してよいことを表現している。例えば、Aおよび/またはBは、以下の3つの場合を表現してよい:Aのみが存在、AおよびBの両方が存在、Bのみが存在。「/」という文字は概して、対応付けられたオブジェクト同士の「または」の関係を示す。
図1を参照すると、図1は、本願の実施形態に係るデュアルコネクティビティシナリオの概略図である。図1に示すように、RANノード110およびRANノード120は共同で端末130のためにサービスを提供する。RANノード110はマスタノード(Master Node,MN)である。RANノード120はセカンダリノード(secondary node,SN)である。制御プレーン接続およびユーザプレーン接続が、MN110とコアネットワーク(Core Network,CN)140との間に存在する。ユーザプレーン接続が、SN120とコアネットワーク140との間に存在してもしなくてもよい。S1−Uはユーザプレーン接続を表し、S1−Cは制御プレーン接続を表す。ユーザプレーン接続がSN120とコアネットワーク140との間に存在しないとき、端末130のためのデータは、パケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol,PDCP)レイヤでMN110からSN120へオフロードされてよい。MNおよびSNは、マスタ基地局およびセカンダリ基地局とも呼ばれる。
デュアルコネクティビティが、イントラRAT RANノード間で実装されてよく、またはインターRAT RANノード間で実装されてよい。例えば、無線通信技術の進化とともに、デュアルコネクティビティが、LTE(4Gとも呼ばれる)と新無線(New Radio,NR)(5Gとも呼ばれる)のジョイントネットワーキングのシナリオで実装されてよく、そのようなデュアルコネクティビティは、LTE−NRデュアルコネクティビティと呼ばれる。このように、端末が、データ伝送のためにLTEおよびNRの両方の無線インタフェースから無線リソースを取得出来、それにより、伝送速度の増加を取得出来る。LTE−NRデュアルコネクティビティは主に、以下の3つのアーキテクチャを含み、それらについては以下に図2a、図2b、および図2cを参照し別々に説明する。ここで、コアネットワークとRANノードとの間のインタフェースはS1で表され、RANノード間のインタフェースはX2で表される(Xnインタフェースと呼ばれてもよい)。そのような表現形態は例に過ぎず、本願を限定することは意図されていない。
図2aを参照すると、図2aは、本願の実施形態に係るLTE−NRデュアルコネクティビティシナリオの概略図である。図2aに示すように、LTE eNBがMNとして機能し、制御プレーンおよびユーザプレーンの接続が、MNと、LTEシステムの発展型パケットコア(evolved Packet Core,EPC)との間で端末のために確立されてよい。NR gNBがSNとして機能し、ユーザプレーン接続がSNとEPCとの間で確立されてよい。分かるのは、図2aに示すシナリオにおいて、LTE eNBはアンカーとして用いられ、LTE eNBはLTEコアネットワークに接続するということである。
図2bを参照すると、図2bは、本願の実施形態に係る別のLTE−NRデュアルコネクティビティシナリオの概略図である。図2aとの違いは、NR gNBがアンカーとして用いられ、NR gNBは、次世代コア(Next Generation Core,NGC)または5Gコアネットワーク(5th Generation Core Network,5G−CN)と呼ばれてよいNRコアネットワークに接続する点である。つまり、NR gNBはMNとして機能し、制御プレーンおよびユーザプレーンの接続がMNとNGCとの間で端末のために確立されてよい。LTE eNBがSNとして機能し、ユーザプレーン接続がSNとNGCとの間で確立されてよい。
図2cを参照すると、図2cは、本願の実施形態に係るさらに別のLTE−NRデュアルコネクティビティシナリオの概略図である。図2aと同様に、LTE eNBがアンカーとして用いられ、図2aとの違いは、LTE eNBがNRコアネットワークNGCに接続する点である。つまり、LTE eNBはMNとして機能し、制御プレーンおよびユーザプレーンの接続がMNとNGCとの間で端末のために確立されてよい。NR gNBがSNとして機能し、ユーザプレーン接続がSNとNGCとの間で確立されてよい。
先述の3つのシナリオにおいて、ユーザプレーン接続はSNとコアネットワークとの間で確立されなくてよく、データはMNを通じて転送される。例えば、ダウンリンク方向で、端末のためのデータはまずMNに到達し、MNは端末のためのデータをPDCP層でSNへオフロードする。オフロードされるデータの形態は、例えば、PDCPプロトコルデータユニット(Protocol Data Unit,PDU)である。
デュアルコネクティビティにおいて、データ無線ベアラー(Data Radio Bearer,DRB)はMNのみ、またはSNのみが提供してよく、またはMNおよびSNの両方が提供してよい。DRBをMNのみが提供するとき、DRBはマスタセルグループ(Master Cell Group,MCG)ベアラと呼ばれる。DRBをSNのみが提供するとき、DRBはセカンダリセルグループ(Secondary Cell Group,SCG)ベアラと呼ばれる。DRBをMNおよびSNの両方が提供するとき、DRBは分割ベアラ(split bearer)と呼ばれる。
図3aおよび図3bを参照して説明を以下に提供する。図3aおよび図3bはそれぞれ、本願の実施形態に係るデュアルコネクティビティの無線プロトコルの概略的アーキテクチャ図である。図3aおよび図3bに示すように、ベアラをMNのみが提供するとき、つまり、データストリームがコアネットワークからMNのみへ流れるとき、ベアラはMCGベアラ(bearer)である。ベアラをSNのみが提供するとき、つまり、データストリームがコアネットワークからSNのみへ流れるとき、ベアラはSCGベアラである。ベアラをMNおよびSNの両方が提供するとき、つまり、データストリームがMNまたはSNでオフロードされるとき、ベアラは分割ベアラ(split bearer)である。区別するために、MNで分割されるベアラは(図3aに示す)MCG分割ベアラと呼ばれてよく、SNで分割されるベアラは(図3bに示す)SCG分割ベアラと呼ばれてよい。
現在のLTEデュアルコネクティビティシステムにおいて、シグナリング無線ベアラ(signaling radio bearer,SRB)をMNが提供し、SNはSRBを提供しない。SRBは端末とMNとの間でのみ、無線リソース制御(Radio Resource Control,RRC)メッセージ伝送のために確立され、SNの全てのRRCメッセージはMNを通じて端末へ送信される。しかしながら、技術の進化と共に、高速のRRC設定を実装出来るようSRBを独立して提供可能であることがSNに期待されている。それゆえ、RRCメッセージがMNと端末との間のみでなく、SNと端末との間でも伝送出来る。この場合、3つのRRCメッセージタイプが存在してよい。
図4を参照すると、図4は、本願の実施形態に係るRRCメッセージの概略図である。図4に示すように、SNがSRBを提供出来るとき、3つのRRCメッセージタイプがある:マスタRRC(M−RRC)メッセージ、ダイレクトセカンダリノードRRC(direct S−RRC)メッセージ、および埋め込みセカンダリノードRRC(embedded S−RRC)メッセージ。M−RRCメッセージはMNのために用いられ、直接MNと端末との間で伝送され、つまり、直接MNと端末との間で終了する。ダイレクトS−RRCメッセージはSNのために用いられ、直接SNと端末との間で伝送される。埋め込みS−RRCメッセージはSNのために用いられ、埋め込みS−RRCメッセージは、M−RRCメッセージ内でカプセル化され、RRCコンテナ(container)として用いられてよい。RRCコンテナは、SNプロトコル要件を満たすRRC PDUである。分かるのは、2つのRRCメッセージタイプ、つまり、埋め込みS−RRCメッセージおよびダイレクトS−RRCメッセージがSNのために用いられてよいことである。
しかしながら、現在、SN上でSRBを確立するための利用可能な方法はない。加えて、端末とSNとの間のRRCメッセージはMN上のSRBを用いて転送されてよく、またはSN上のSRBを用いて直接転送されてよいが、同じく現在、端末とSNとの間のRRCメッセージの転送方式を選択するための利用可能な方法がない。
このことを考慮して、以下の実施形態は、RRCメッセージを直接端末とSNとの間で伝送出来るようSN上でSRBを確立する設定方法を提供する。
図5を参照すると、図5は、本願の実施形態に係る設定方法の概略図である。図5に示すように、方法は以下の段階を含む。
S510:SNが、SRBのための設定情報を生成する。SRBは、SNと端末との間でRRCメッセージを伝送するのに用いられる。つまり、RRCメッセージは、MNが転送することなく、SRBを用いてSNが直接端末へ伝送してよく、または、RRCメッセージは、MNが転送することなく、SRBを用いて端末が直接SNへ伝送してよい。SRBのための設定情報は、SRB設定情報またはダイレクトS−RRC設定情報と呼ばれてもよい。SRBのための設定情報の名称は本願において限定されない。SRBのための設定情報(SRB設定情報またはダイレクトS−RRC設定情報)は、RRCメッセージを直接端末とSNとの間で伝送するためにSRBを設定するのに用いられる。つまり、SRBのための設定情報(SRB設定情報またはダイレクトS−RRC設定情報)は、RRCメッセージが直接端末とセカンダリノードとの間で伝送されるよう、端末が設定情報に基づきSRBを設定するのに用いる。
S520:SNがMNへSRBのための設定情報を送信する。
MNは、SNのSRBのための設定情報を受信し、以下のオペレーションを実施する。
S530:MNが端末へSNのSRBのための設定情報を送信する。
端末は、SNのSRBのための設定情報を受信し、以下のオペレーションを実施する。
S540:端末が、SNのSRBのための設定情報を用いてSRBを設定し、SNへ設定結果を送信する。端末は、MNを通じてSNへ設定結果を送信してよく、または、直接SNへ設定結果を送信してよい。それから、端末はステップS550またはS570を実施してよい。
S550:SRBを設定した結果がMNを通じてSNへ送信されてよいよう、端末がMNへ設定結果を送信する。
MNは設定結果を受信し、以下の段階を実施する。
S560:MNがSNへ設定結果を送信する。
S570:端末がSNへ設定結果を送信する。つまり、端末は、設定されたSRBを用いて、直接SNへSNのSRBを設定した結果を送信する。
このように、SNによるSRBのための設定を、MNを通じて端末へ送信出来、端末がSRBを設定した後、端末は、直接、またはMNを通じてSNへ設定結果を送信する。このように、RRCメッセージを、直接SNと端末との間で伝送出来、このことは、RRCメッセージ処理効率の向上のために有益である。
ステップS510において、SNは、MNの指示に基づきSRBのための設定情報を生成してよく、または、SNとしてSNを追加するようMNが要求していることを分かったときにデフォルトでSRBのための設定情報を生成してよい。つまり、ステップS510の前に、先述の方法はステップS501またはステップS502をさらに含んでよい。
S501:MNがSNへ第1インジケーション情報を送信する。第1インジケーション情報は、SRBを確立するようSNに指示するのに用いられる、または、SRBのための設定情報を生成するようSNに指示するのに用いられる。SNは第1インジケーション情報を受信し、第1インジケーション情報に基づきSRBのための設定情報を生成する。SRBを確立するようSNに指示するのに第1インジケーション情報が用いられるとき、SNはSRBのための設定情報を生成し、MNを通じて端末へSRBのための設定情報を送信して、SRB設定を完了し、SRB確立を完了する。SRBのための設定情報を生成するようSNに指示するのに第1インジケーション情報が用いられるとき、このことが示すのは、SRBはSN上で確立されることになるということであり、それゆえ、SNは、SRBのための設定情報を生成し、MNを通じて端末へSRBのための設定情報を送信して、SRB設定を完了し、SRB確立を完了する。このように、セカンダリノードはマスタノードの指示に基づきSRBを確立出来、このことは、要件に基づいたセカンダリノードのSRBの確立の制御に関してマスタノードを補助し、セカンダリノードのSRBの確立の制御をよりフレキシブルなものとする。
S502:SNがMNから要求メッセージを受信する。要求メッセージは、SNとしてSNを追加するよう要求するのに用いられる。SNは要求メッセージを受信し、SNとしてSNが追加されることになることを知り、SNとしてSNが追加されたとき、デフォルトでSRBを確立し、つまり、デフォルトでSRBのために設定情報を生成する。つまり、SNとしてSNが追加されるよう要求されていることをSNが知ったとき、SNは、SRBのための設定情報を生成するようMNが情報要素を用いて指示することなく、SRBのための設定情報を生成してよい。このように、MNとSNとの間で伝送される情報要素を減らせる。SNが追加されたとき、SRBがデフォルトでSN上で確立される。
オプションで、ステップS501の第1インジケーション情報は、MNがSNへ送信する追加要求メッセージで保持されてよい。追加要求メッセージは、SNを追加するよう要求するのに用いられる。代わりに、第1インジケーション情報は、MNがSNへ送信する変更要求メッセージで保持されてよい。変更要求メッセージは、セカンダリノードの設定を変更するよう要求するのに用いられる。このことは、次の実施形態でさらに説明され、ここでは詳細は記載しない。
加えて、ステップS510において、SNが生成するSRBのための設定情報は、RRCプロトコルデータユニット(Protocol Data Unit,PDU)またはRRC PDUの一部であってよい。例えば、MNがLTEシステムにおけるRANノードであり、SNがNRシステムにおけるRANノードである場合、SNはNR RRC PDUを生成する。NR RRC PDUは少なくとも、SNのSRBのための設定情報を含む。NR RRC PDUはNR RRC接続再設定メッセージ(RRC Connection Reconfiguration message)であってよい。加えて、セキュリティ処理がSRBのための設定情報に対して実施されてよい。例えば、SNはSRBのための設定情報に対して完全性保護および/または暗号化処理を実施し、それから、MNへSRBのための設定情報を送信する。MNは、端末へSRBのための設定情報を送信する。端末がSRBのための設定情報を受信した後、端末は、SRBのための設定情報に対して完全性確認および/または復号化を実施する。
SRBのための設定情報は、SRB識別子、SRBの無線リンク制御(Radio Link Control,RLC)レイヤ設定、論理チャネル設定、およびSRBセキュリティパラメータのうち少なくとも1つの情報を含んでよい。SRBセキュリティパラメータは、例えば、セキュリティアルゴリズムに関する情報、およびセキュリティ鍵を導出するのに用いられるパラメータのうち少なくとも1つのパラメータを含んでよい。セキュリティアルゴリズムは、例えば、暗号化および/または完全性保護アルゴリズムを含む。セキュリティアルゴリズムに関する情報は、セキュリティアルゴリズムを示すのに用いられる情報であってよく、例えば、アルゴリズムインジケーション若しくはアルゴリズム識別子であってよく、またはセキュリティアルゴリズムであってよい。代わりに、SNはSRBセキュリティパラメータを送信しなくてよく、端末およびSNが一貫性を維持するセキュリティパラメータを事前設定する。オプションの方式において、SNおよびMNは同じセキュリティパラメータ、例えば、同じ暗号化および/または完全性保護アルゴリズムを用いる。代わりに、セキュリティパラメータは、MNが端末へ送信し、SRBのための設定情報で保持される必要はない。加えて、セキュリティパラメータで保持されるコンテンツは、部分的にSRBのための設定情報で保持され、部分的に、事前設定されるか、またはMNが端末へ送信してよい。
ステップS520において、SNは、SNがMNへ送信する肯定応答メッセージに、SNのSRBのための設定情報を追加してよい。肯定応答メッセージは、SNを追加するよう要求するのに用いられる追加要求メッセージに対する応答メッセージであり、または、SNの設定を変更するよう要求するのに用いられる変更要求メッセージに対する応答メッセージである。加えて、ステップS530において、MNは、MNのRRC接続再設定メッセージを用いて、端末へSNのSRBのための設定情報を送信してよい。
SNのSRBのための設定情報は、RRCコンテナ(container)としてMNへ送信されてよい。コンテナは、例えばRRC PDUである。加えて、コンテナは、SNがMNへ送信するメッセージで保持されてよい。MNがメッセージからコンテナをパースによって得た後、MNは、コンテナをパースすることなくコンテナを直接端末へ転送する。例えば、コンテナは、SNがMNへ送信する肯定応答メッセージで保持される。肯定応答メッセージは、SNを追加するよう要求するのに用いられる要求メッセージに対する応答メッセージであり、または、SNの設定を変更するよう要求するのに用いられる変更要求メッセージに対する応答メッセージである。
ステップS540において、端末は、SRBのための設定情報に基づき対応するRRCエンティティおよびレイヤ2エンティティ(例えば、RLCエンティティ)を生成し、端末とSNとの間のダイレクトRRC伝送のためのセキュリティ処理をアクティブ化して、SNのRRCメッセージを伝送する。ここでのエンティティは論理的エンティティであり、RRCおよびレイヤ2の機能を実装するのに用いられる。SRBのための設定情報がMNのRRC接続再設定メッセージで保持されているとき、端末がMNのRRC接続再設定メッセージを受信した後、端末はRRC接続再設定メッセージからSRBのための設定情報を抽出し、SNのRRCフォーマットを用いてSRBのための設定情報をパースする。SNがSRBのための設定情報に対してセキュリティ処理、例えば完全性保護および/または暗号化を実施する場合、端末は、セキュリティパラメータを用いてSRBのための設定情報に対してセキュリティ処理、例えば完全性確認および/または復号化を実施してよい。
ステップS550において、端末は設定結果をRRC接続再設定完了メッセージに追加し、MNへRRC接続再設定完了メッセージを送信してよい。設定結果は、ダイレクトS−RRC設定結果またはSN RRC設定結果と呼ばれてもよい。例えば、設定結果は成功または失敗であって、端末がSNのSRBを設定した結果が成功であったか、または失敗であったかを示してよい。設定結果について、端末はMNへ第2のインジケーション情報を送信してよい。MNが設定結果をパース出来なかったとき、端末がSNのSRBを設定した結果をMNが第2のインジケーション情報に基づき知ってよいよう、第2のインジケーション情報は、設定結果を示すのに用いられる。第2のインジケーション情報および設定結果は、端末がMNへ送信する同じメッセージで保持されてよく、例えば、端末がMNへ送信するRRC接続再設定完了メッセージで保持されてよい。
加えて、設定結果はRRC接続再設定完了メッセージであってよい。例えば、MNがRRC接続再設定完了メッセージを受信したとき、SN(またはSN RRC設定若しくはダイレクトS−RRC設定)のSRBの設定が成功したものとみなされる。
加えて、RRC接続再設定メッセージがMN RRC設定情報を保持しているとき、UEは、MNの設定とSNの設定とを別々に実施し、RRC接続再設定完了メッセージを用いてMNへ設定結果を返す。
ステップS560において、MNは、SN再設定完了メッセージを用いてSNへ設定結果を送信してよい。加えて、設定結果はコンテナ(container)としてSNへ送信されてよい。代わりに、SN再設定完了メッセージは設定結果であってよい。SNがSN再設定完了メッセージを受信したとき、設定が成功したものとみなされる。
オプションで、MNは設定結果をパースし、設定結果が成功であるときのみ、SNへ端末のためのデータを送信してよく、または対応するデータをSNへ送信するようコアネットワークに要求してよい。代わりに、マスタノードが設定結果をパース出来ないとき、例えば、SNフォーマット要件を満たすRRCコンテナの形態で設定結果がマスタノードへ送信されたとき、マスタノードは、端末がセカンダリノードのSRBを設定した結果を第2のインジケーション情報に基づき決定し、設定結果が成功であるとき、SNへ端末のためのデータを送信してよく、または対応するデータをSNへ送信するようコアネットワークへ要求してよい。設定結果が失敗であるとき、MNはデュアルコネクティビティのためのSNを再選択してよく、若しくはSNに変更を加えてよく、または、MNはSNへデータを送信せず、SN自体が再設定を実施する。ここでは、コアネットワークがSNへ送信するデータは、端末のためのデータの一部または全てであってよい。つまり、コアネットワークがSNへ端末のためのデータを全て送信するかは限定されない。コアネットワークは、データオフロードがコアネットワークで完了するようデータの一部をSNへ送信し、データの一部をMNへ送信してよい。
MNが送信した、端末がSNのSRBを設定した結果をSNが受信した後、設定結果が成功であることをSNを知った場合、端末について、SN上でのSRBの設定が完了する。
加えて、SN RRC設定結果が失敗である場合、MNは、SNリリース手順をトリガしてよく、つまり、SNリリース命令をSNへ送信してよい。SNリリース命令は、「SN RRC設定が失敗した」ことを示すインジケーション情報を含んでよい。
デュアルコネクティビティの初期設定をMNが完了し、SN上のSRBがデュアルコネクティビティの初期設定処理で確立されてよい。添付の図面を参照して説明を以下に提供する。
図6を参照すると、図6は、本願の実施形態に係る無線ベアラ確立方法の概略図である。図6に示すように、方法は以下の段階を含む。
S610:RANノード110がRANノード120へ追加要求(addition request)メッセージを送信する。追加要求メッセージは、SNとしてRANノード120を追加するよう要求するのに用いられる。
オプションで、追加要求メッセージは、先述の実施形態における第1インジケーション情報を保持して、SRBを確立するよう、またはSRBのための設定情報を生成するようRANノード120に指示してよい。代わりに、追加要求メッセージは第1インジケーション情報を保持しなくてよく、代わりに、RANノード120が追加要求メッセージを受信したときに、RANノード120はデフォルトでSRBを確立して、デフォルトでSRBのために設定情報を生成する。
RANノード120が追加要求メッセージを受信した後、RANノード110がSNとしてRANノード120を追加することになることをRANノード120は知り、それから、SCG設定を実施する。本実施形態において、RANノード120がSCG設定を実施する処理において、RANノード120はSCG設定情報を生成し、その生成したSCG設定情報をRANノード110へ送信する。SCG設定情報は、SRBのための設定情報(またはダイレクトS−RRC設定情報)を保持する。つまり、RANノード120は以下の段階を実施する。
S620:RANノード120がSRBのための設定情報を生成する。
S630:RANノード120は、SRBのための生成された設定情報を追加要求確認(addition request acknowledge)メッセージに追加し、追加要求確認メッセージをRANノード110へ送信する。追加要求確認メッセージは、追加要求メッセージに対する応答メッセージである。
先述の実施形態と同様に、SNのSRBのための設定情報は、MNへ送信される追加要求確認メッセージ内にコンテナとして保持されてよい。例えば、SRBのための設定情報は、SNのRRC PDUとして、またはRRC PDUの一部としてMNへ送信されてよい。
RANノード110は、RANノード120が送信した追加要求確認メッセージを受信し、以下のオペレーションを実施する。
S640:RANノード110が、RANノード120のSRBのための設定情報をRRC接続再設定(RRC connection reconfiguration)メッセージに追加し、RRC接続再設定メッセージを端末へ送信する。
例えば、MNがLTEにおけるRANノードであり、SNがNRにおけるRANノードである場合、MNはLTE RRC接続再設定メッセージを端末へ送信する。LTE RRC接続再設定メッセージは、SNのSRBのための設定情報を含み、例えば、SNのRRC PDUを含み、つまり、MNはSNのRRC PDUを端末へ転送する。SNのSRBのための設定情報がRRC PDUの一部であるときでも、MNは依然として、完全なRRC PDUを端末へ転送して、SNのSRBのための設定情報を端末へ送信出来る。
端末がRRC接続再設定メッセージを受信した後、端末はRRC接続再設定メッセージからRANノード120のSRBのための設定情報をパースによって得、以下のオペレーションを実施する。
S650:端末が、RANノード120のSRBのための設定情報を用いてRANノード120のSRBを設定し、例えば、RRCエンティティおよびレイヤ2エンティティを確立し、端末とSNとの間のダイレクトRRC伝送のためにセキュリティ処理をアクティブ化して、RRC接続再設定完了メッセージを生成する。この処理は端末がSRBを追加する処理であり、SNのセキュリティ設定を用いてPDCPインスタンスを確立すること、RLC設定に基づきRLCインスタンスを確立すること、論理チャネル設定に基づき論理チャネルを確立すること、および同様のことを含む。インスタンスは論理ユニットであり、PDCPまたはRLCレイヤプロトコルを満たすオペレーションを実施するのに用いられる。それから、ステップS660が実施される。
S660:端末が、RANノード120のSRBを設定した結果をRRC接続再設定完了(RRC connection reconfiguration complete)メッセージに追加し、RRC接続再設定完了メッセージをRANノード110へ送信する。
RANノード110が送信したRRC接続再設定メッセージがMNの設定情報を含むとき、端末は、MNの設定とSNの設定とを別々に実施する。MNの設定はRRC接続再設定メッセージ内のMNの設定情報に基づき実施され、MNのSRBおよび/またはDRBの設定または同様のことを含んでよい。SNの設定は、RRC接続再設定メッセージ内のSNの設定情報に基づき実施され、SNのSRBの設定を含む。設定が完了したとき、端末は、RRC接続再設定完了メッセージを用いてMNへMNおよびSN設定結果を送信してよい。
オプションで、SN設定結果について、端末は先述の第2のインジケーション情報をRRC接続再設定完了メッセージに追加して、端末がSNのSRBを設定した結果を示してよい。
RANノード110はRRC接続再設定完了メッセージを受信し、RRC接続再設定完了メッセージから、端末がSNのSRBを設定した結果をパースによって得、以下の段階を実施する。
S670:RANノード110がRANノード120へ設定結果を送信する。RANノード110は、SN再設定完了(reconfiguration complete)メッセージを用いてRANノード120へ設定結果を送信してよい。
オプションで、RANノード110は、コンテナの形態でRANノード120へ設定結果を送信してよい。加えて、オプションで、RANノード110は設定結果をパースし、設定結果が成功であったときのみ、RANノード120、つまりSNへ端末のためのデータを送信してよく、または端末のためのデータをSNへ送信するようコアネットワークに要求してよい。
このように、SRBが端末のためにSN上で確立される。
分かるのは、図5に示す方法が、デュアルコネクティビティの初期設定処理において完了してよいということである。SNのSRBのための設定情報は、追加要求確認メッセージを用いてMNへ送信され、MNのRRC接続再設定メッセージを用いて端末へ送信される。それから、端末は、SNのSRBのための設定情報を用いてSNのSRBを設定し、RRC接続再設定完了メッセージを用いてMNへ設定結果を送信する。MNは、SN再設定完了メッセージを用いてSNへ設定結果を送信する。このように、デュアルコネクティビティの初期設定が完了したとき、同時にSRBがSN上で確立され、それにより、シグナリングを節約し通信効率を向上させる。
加えて、RRC接続再設定完了メッセージは設定結果であってよく、設定が成功したとき端末がMNへ送信する。加えて、SN再設定完了メッセージは設定結果であってよく、設定が成功したときMNがSNへ送信する。
図6に示す実施形態において、SN上のSRBが、デュアルコネクティビティの初期設定処理で設定される。別の実施形態においてSN上のSRBが別に設定されてよい。例えば、SN上のDRBのみがデュアルコネクティビティの初期設定処理で設定されてよく、DC処理でMNまたはSNが、SRBの設定または確立をトリガする。加えて、SN上のSRBは、別の設定処理、例えば、SN変更(modification)処理で設定されてよい。図7を参照して説明を以下に提供する。
図7を参照すると、図7は、本願の実施形態に係る設定方法の概略図である。図7に示すように、方法は以下の段階を含む。
S710:MNがSNへ変更要求(modification request)メッセージを送信する。変更要求メッセージは、SNの設定を変更するよう要求するのに用いられ、例えば、SN上でいくつかのベアラを確立するよう要求するのに用いられる、または、SCGベアラ若しくは分割ベアラのSCG部分を変更するよう要求するのに用いられる、またはSCGセルを追加する、若しくはリリースするよう要求するのに用いられる。本実施形態において、SNは、SRBのための設定情報を生成し、対応する無線リソースを割り当てるよう要求される。
オプションで、変更要求メッセージは、先述の実施形態における第1インジケーション情報を保持して、SRBを確立するよう、またはSRBのための設定情報を生成するようSNに指示してよい。
SNが変更要求メッセージを受信した後、SNは第1インジケーション情報をパースによって得、第1インジケーション情報に基づきSCG設定を実施する。本実施形態において、SNがSCG設定を実施する処理において、SNは、SCG設定情報を生成し、その生成したSCG設定情報をMNへ送信する。SCG設定情報は、SRBのための設定情報(またはダイレクトS−RRC設定情報)を保持する。つまり、SNは以下の段階を実施する。
S720:SNがSRBのための設定情報を生成する。
S730:SNが、SRBのための生成された設定情報を変更要求確認(modification request acknowledge)メッセージに追加し、変更要求確認メッセージをMNへ送信する。変更要求確認メッセージは、変更要求メッセージに対する応答メッセージである。
SNのSRBのための設定情報の形態またはコンテンツは先述の実施形態におけるものと同じであり、詳細はここで改めて記載しない。
MNは、SNが送信した変更要求確認メッセージを受信し、ステップS740〜S760を実施する。ステップS740〜S760は、図6におけるステップS640〜S660と同様であり、詳細はここで改めて記載しない。
ステップS760において、MNはRRC接続再設定完了メッセージを受信し、RRC接続再設定完了メッセージから、端末がSNのSRBを設定した結果をパースによって得、以下の段階を実施する。
S770:MNがSNへ設定結果を送信する。MNは、SN変更確認(modification confirm)メッセージを用いてSNへ設定結果を送信してよい。
オプションで、MNは、コンテナの形態でSNへ設定結果を送信してよい。加えて、オプションで、MNは設定結果をパースし、設定結果が成功であったときのみ、SNへ端末のためのデータを送信してよく、または端末のためのデータをSNへ送信するようコアネットワークに要求してよい。
このように、SRBが端末のためにSN上で確立される。
先述のSN変更は、MNがトリガする。オプションで、SN変更は、SNがトリガしてよい。この場合、先述の実施形態とは異なり、ステップS710の前に方法はステップS701をさらに含んでよい:SNがMNへ変更必要(modification required)メッセージを送信する。変更必要メッセージは、SRBがSNと端末との間で確立されることを可能とするよう、またはRRCメッセージがSNと端末との間で伝送されることを可能とするようMNに要求するのに用いられる。
オプションで、変更必要メッセージはインジケーション情報を保持する。インジケーション情報は、SNのSRBのために用いられるセキュリティ情報をSNへ送信するようMNに指示するのに用いられる。
セキュリティ情報は以下の実施形態において詳細に説明され、ここでは詳細は記載しない。
分かるのは、図5に示す方法は、デュアルコネクティビティで、例えば、SN変更処理で完了してよいということである。SNのSRBのための設定情報は変更要求確認メッセージを用いてMNへ送信され、MNのRRC接続再設定メッセージを用いて端末へ送信される。それから、端末は、SNのSRBのための設定情報を用いてSNのSRBを設定し、RRC接続再設定完了メッセージを用いてMNへ設定結果を送信する。MNは、SN変更確認メッセージを用いてSNへ設定結果を送信する。このように、デュアルコネクティビティのSN変更が完了したとき、同時にSRBがSN上で確立され、それにより、シグナリングを節約し通信効率を向上させる。
先述の実施形態において、MNはさらに、SNのSRBのために用いられるセキュリティ情報(またはダイレクトS−RRCのためのセキュリティ情報と呼ばれる)をSNへ送信してよい。セキュリティ情報は、セキュリティ鍵と、セキュリティアルゴリズムに関する情報とのうち少なくとも1つを含む。セキュリティアルゴリズムは、暗号化アルゴリズムおよび/または完全性保護アルゴリズムを含む。セキュリティアルゴリズムに関する情報は、セキュリティアルゴリズムを示すのに用いられる情報であってよく、例えば、アルゴリズムインジケーション若しくはアルゴリズム識別子であってよく、またはセキュリティアルゴリズムであってよい。このように、SNは、セキュリティ情報を用いてSNのSRBのためにセキュリティ処理を実施してよく、例えば、暗号化/復号化または完全性保護/完全性確認を実施してよい。MNは、SNがSRBのための設定情報を生成する前に、つまり、MNがSNのSRBのための設定情報を受信する前に、セキュリティ情報をSNへ送信してよい。SNがSRBのための設定情報を生成した後、SNは、セキュリティ情報を用いてSRBのための設定情報に対してセキュリティ処理を実施してよく、例えば、完全性保護および/または暗号化を実施してよい。SN上のSRBがデュアルコネクティビティの初期設定処理で確立される場合、セキュリティ情報は、ステップS610における追加要求メッセージで保持されてよい。SN上のSRBがデュアルコネクティビティ処理で確立される場合、セキュリティ情報は、ステップS710における変更要求メッセージで保持されてよい。
現在、MCG分割ベアラ設定処理において、MNはセキュリティ情報をSNへ送信しない。MNはPDCP層でSNへPDCPデータパケットをオフロードし、暗号化がPDCP層で完了するので、SNは改めてデータを暗号化する必要がない。しかしながら、本実施形態において、SNがSRBのためにセキュリティ処理を実施するよう、MNは任意のシナリオにおいてSNへセキュリティ情報を送信してよい。具体的には、MCG分割ベアラ設定処理において、つまり、MNがPDCP層で端末のためのデータをSNへオフロードするとき、MNは、依然としてSNへセキュリティ情報を送信する。
セキュリティ鍵は、MNのアクセス層(access stratum,AS)ルート鍵(例えば、KeNB)に基づき導出されてよい。例えば、MNがLTEシステムにおけるRANノードであるとき、セキュリティ鍵は、KeNBに基づき導出されるSKeNBであってよい。SNは、ローカルポリシーに従い暗号化/復号化アルゴリズムおよび完全性保護/チェックアルゴリズムを選択する。SNは、選択されたアルゴリズムおよびセキュリティ鍵に基づき、暗号化/復号化のための鍵および完全性保護/チェックのための鍵を導出して、SRBおよびDRB上で保持されるシグナリングおよびデータパケットに対する暗号化/復号化および完全性保護/チェックを完了する。LTEシステムにおいて、最初のASルート鍵はKeNBである。コアネットワークデバイスは、ルート鍵KASMEおよび非アクセス層(non−access stratum,NAS)アップリンクカウント(NAS uplink count)に基づきKeNBを生成し、RANノードがASセキュリティ鍵を計算するよう、その生成されたKeNBをRANノードへ送信する。RANノードは、KeNBおよびパラメータCOUNTに基づきSKeNBを導出し、SKeNBをSNへ送信してよい。図8を参照すると、図8は、本願の実施形態に係るパラメータCOUNTの概略フォーマット図である。図8に示すように、パラメータCOUNTは、上位のハイパーフレーム番号(Hyper Frame Number,HFN)および下位のPDCPシーケンス番号(PDCP Sequence Number,PDCP SN)の2つの部分を含む。
ASルート鍵、およびそのASルート鍵の導出した鍵の表現形態はLTEシステムにおけるものを例として用いて上記にて説明したが、本願においては限定されない。例えば、MNがLTEシステムにおける基地局であるとき、ASルート鍵、およびそのASルート鍵の導出した鍵は、KeNBおよびSKeNBとして表される。MNが別の規格のシステムにおける基地局であるとき、異なる形態が表現のために用いられてよい。例えば、5G通信システムにおいて、ASルート鍵、およびそのASルート鍵の導出した鍵は、KgNBおよびSKgNB、またはKcuおよびSKcuとして表されてよい。当然、他の表現形態も用いられてよく、それらはここでは列挙せず、本願はそれら表現形態に限定されない。
デュアルコネクティビティが端末のために設定された後、サービングセルグループがMCGとSCGとに分割される。MCG内のセルはMNに属し、SCG内のセルはSNに属する。キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation,CA)がMCGおよび/またはSCGで設定されてよい。SCGのCAにおいて、アップリンクコンポーネントキャリア(Component Carrier,CC)が、プライマリセカンダリセル(Primary Secondary Cell,PSCell)を含む少なくとも1つのセルのために設定され、物理アップリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel,PUCCH)リソースが、PSCellのために設定される。
現在、PSCellはSCGが変更されたときのみ変更出来、つまり、PSCellの変更には、鍵の変更およびランダムアクセス処理が伴う。しかしながら、SRBがSN上で確立されたとき、SRBは端末とSNとの間に存在し、独立した測定をSN側で実装出来る。例えば、SNがRRCメッセージを用いて端末に対して測定設定を実施し、端末が対応して測定および報告を実施する。この場合、SN自体がPSCellの変更をトリガしてよく、PSCellの変更には鍵の更新が伴う。
このことに基づき、ある実施形態において、SNはMNへ要求メッセージを送信してよく、それから、MNは更新された鍵をSNへおよび端末へ送信してよい。要求メッセージは、更新された鍵をMNから要求するのに用いられる。この処理はある特定の遅延を引き起こす。
SRBをSN上で確立出来るので、設定を、SNと端末との間で直接実施出来る。このように、高速な設定を実装出来る。さらに、SN自体が鍵を更新出来る場合、SN上での設定効率をさらに向上出来る。
このことに基づき、別の実施形態において、鍵を更新するときにSNが鍵グループから鍵を選択するよう、MNはSNへ鍵グループ(または鍵リスト(key list))を送信してよい。オプションで、鍵グループは、図5におけるステップS502における要求メッセージ、または図6におけるステップS610における追加要求メッセージ、または図7におけるステップS710における変更要求メッセージで保持されてよい。加えて、MNは、SNの指示に基づき鍵グループを送信してよい。例えば、SNはインジケーション情報をMNへ送信して、SNへ鍵グループを送信するようMNに指示する。インジケーション情報は別に送信されてよく、または別のメッセージで保持されてよい。例えば、図7におけるステップS701において、SNは、MNへインジケーション情報を送信してよい。当然、MNがSNの指示に基づき鍵グループを送信する必要はなくてよく、鍵グループの送信を自発的にトリガしてよい。
ある実装において、MNは、鍵グループ、およびカウント(COUNT)値のグループ、つまり、鍵グループ内の鍵を導出するのに用いられる、カウント値グループ(またはカウント値リストと呼ばれる。COUNT list)をSNへ送信する。SNは、鍵グループおよびカウント値グループを受信し、鍵を更新する必要があるとき、鍵グループから新たな鍵、つまり、既存の鍵とは異なる鍵を選択する。それから、端末が同期した鍵更新を完了するよう、SNは、鍵を導出するのに用いられるカウント値を端末へ送信する。
SNは鍵を順番に、またはランダムに選択してよい。SNが鍵を順番に選択するとき、MNはSNへカウント値グループを送信しなくてよく、端末へカウント値グループを送信してよい。SNが鍵を更新するとき、SNは端末へ通知情報を送信して、鍵を更新するよう端末に指示し、端末は、同期した鍵更新のためにカウント値を順番に用いる。代わりに、対応情報が鍵とその鍵を導出するのに用いられるカウント値とに関して設定されて、鍵とカウント値とを対応付けてよい。例えば、鍵とカウント値とに関して同じシーケンス番号が設定される。SNが鍵をランダムに選択するとき、対応して端末が対応するカウント値を同期した鍵更新のために選択するよう、選択された鍵の対応情報が端末へ送信される。
ここで鍵は、ルート鍵およびカウント値から導出される導出した鍵である。鍵についての説明は先述の実施形態におけるものと同じであり、詳細はここで改めて記載しない。
加えて、先述の実施形態において、端末がMN RRC設定を実施するが、SN SRB設定(または、RRC設定若しくはダイレクトS−RRC設定)を実施出来ないとき、端末はMNへSN SRB設定失敗情報を送信してよい。加えて、端末はSNへRRC接続再確立要求メッセージを送信してよい。RRC接続再確立要求メッセージは、MNへ送信されるRRC接続再設定完了メッセージで保持されてよい。MNがRRC接続再設定完了メッセージを受信した後、MNはSNへ変更要求メッセージを送信し、RRC接続再確立要求メッセージを変更要求メッセージに追加する。
SN SRB設定が完了した後、SNは直接端末へRRC接続再設定メッセージを設定のために送信してよい。端末がRRC設定を実施出来ないとき、端末は、従来技術に従って端末とSNとの間でのRRC接続再確立処理をトリガするが、その処理は、SN上で保持されるデータの伝送を中断する。この課題を考慮して、本願の実施形態において、端末はRRC接続再設定メッセージを受信する前の設定を復元し、つまり、RRC接続再設定メッセージを受信する前の設定に基づき動作し、RRC接続再確立をトリガせず、直近の設定に失敗した旨をSNに通知する。端末は、直近の設定に失敗した旨を直接、またはMNを通じてSNに通知してよい。
依然として図4を参照すると、SNと端末との間でRRCメッセージを伝送するようSRBがSN上で確立されたとき、端末とRANとの間のRRCメッセージは、MNのRRCメッセージ(つまり、M−RRCメッセージ)と、SNのRRCメッセージ(つまり、S−RRCメッセージ)とを含んでよい。ダウンリンクS−RRCメッセージ(つまり、SNが端末へ送信するRRCメッセージ)は、ダイレクトS−RRCメッセージと埋め込みS−RRCメッセージとを含む。SNとMNとの間の交渉に関係しないRRCメッセージ(例えば、RRC接続再設定メッセージ)がSNにより直接端末へ送信されてよく、または、MNを通じて端末へ送信されてよい。つまり、ダイレクトS−RRCタイプのRRCメッセージが用いられてよく、または、埋め込みS−RRCタイプのRRCメッセージが用いられてよい。用いられる具体的な方式またはメッセージは、SNが決定してよい。
アップリンクS−RRCメッセージの送信に関しても2つの可能性がある。つまり、アップリンクS−RRCメッセージ(つまり、端末がSNへ送信するRRCメッセージ)は、ダイレクトS−RRCメッセージと埋め込みS−RRCメッセージとを含む。端末がダイレクトS−RRCメッセージおよび埋め込みS−RRCメッセージの両方を用いるとき、ネットワーク側の課題が引き起こされ得る。例えば、アップリンクRRCメッセージ伝送の信頼性が低下する。例えば、端末が埋め込みS−RRCメッセージを用いて測定レポートを送信した後、端末は、短時間の間で、ダイレクトS−RRCメッセージを用いて別の測定レポートを送信する。しかしながら、MNの無線インタフェース遅延、およびMNとSNとの間のインタフェースの遅延が故に、埋め込みS−RRCメッセージを用いて送信される測定レポートは、ダイレクトS−RRCメッセージを用いて送信される測定レポートよりも遅くSNに届き得る。結果として、SNは測定結果を用いることが出来ない。
このことを考慮して、本願の実施形態は以下のRRCメッセージ伝送方法を提供して、アップリンクRRCメッセージ伝送の信頼性を向上させる。
第1の方法において、アップリンクのパスとダウンリンクのパスとが同じである。この方法は、端末が送信するSNのためのアップリンクRRCメッセージがSNのダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージである場合に適用可能である。例えば、RRC接続再設定完了メッセージはRRC接続再設定メッセージに対する応答メッセージである。この場合、端末はダウンリンクRRCメッセージと同じパスでアップリンクRRCメッセージを送信する。
図9を参照すると、図9は、本願の実施形態に係るRRC伝送方法の概略図である。図9に示すように、方法は通信システムに適用される。通信システムは、端末に対して共同でサービスを提供するMNとSNとを含み、方法は以下の段階を含む。
S910:端末がSNのダウンリンクRRCメッセージを受信する。ダウンリンクRRCメッセージはMNによりSNから受信され端末へ送信される(図内で破線が示すパス)か、またはダウンリンクRRCメッセージはSNにより端末へ送信される(図内で実線が示すパス)。
S920:端末がアップリンクRRCメッセージを送信する。アップリンクRRCメッセージはダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージであり、端末がアップリンクRRCメッセージを送信するパスは、端末がダウンリンクRRCメッセージを受信するパスと同じである。具体的には、ダウンリンクRRCメッセージがMNによりSNから受信され端末へ送信されたとき、アップリンクRRCメッセージは端末によりMNへ送信されMNによりSNへ送信される(図内で破線が示すパス)。代わりに、ダウンリンクRRCメッセージをSNが端末へ送信するとき、アップリンクRRCメッセージは、端末がSNへ送信する(図内で実線が示すパス)。ここで「送信」とは、MNによる転送なしで、直接送信することを意味する。
分かるのは、端末は、SNのダウンリンクRRCメッセージを受信するパスと一致するパスでアップリンクRRCメッセージを送信するということである。このように、2つのパスでの送信が引き起こすアップリンクRRCメッセージの信頼性が低いことの課題は解決する。
第2の方法において、MNまたはSNがアップリンクRRC伝送パスを設定する。この方法は、端末がアップリンクRRCメッセージを開始(initiate)する場合に適用されてよく、端末が送信するSNのためのアップリンクRRCメッセージがSNのダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージである場合に適用されてもよい。
例えば、MNがアップリンクRRC伝送パスを設定する。図10を参照すると、図10は、本願の実施形態に係る別のRRC伝送方法の概略図である。図10に示すように、方法は通信システムに適用される。通信システムは、端末に対して共同でサービスを提供するMNとSNとを含み、方法は以下の段階を含む。
S1010:MNが、SNのアップリンクRRC設定情報を生成する。アップリンクRRC設定情報は、SNのためのアップリンクRRCメッセージを端末が送信する方式を設定するのに用いられる。
S1020:端末がアップリンクRRC設定情報に基づきアップリンクRRCメッセージを送信するよう、MNが端末へアップリンクRRC設定情報を送信する。
端末はアップリンクRRC設定情報を受信し、以下の段階を実施する。
S1030:端末が、アップリンクRRC設定情報に基づきSNのためのアップリンクRRCメッセージを送信する。
アップリンクRRC設定情報は、セカンダリノードのSRBを確立する図5に示す処理で端末へ送信されてよく、または、セカンダリノードのSRBを確立する図5に示す処理の後に、つまり、セカンダリノードのSRBが確立された後に端末へ送信されてよく、または、MNはアップリンクRRC設定情報をRRC接続再設定メッセージに追加してよい。
代わりに、SNがアップリンクRRC伝送パスを設定してよく、つまり、アップリンクRRCメッセージの送信方式はSNが設定してよい。この場合、ステップS1010は、MNがSNのアップリンクRRC設定情報を取得することであってよい。オプションで、アップリンクRRC設定情報は、SRBのための先述の設定情報に含まれてよい。加えて、アップリンクRRC設定情報の可能な設定は以下のものを含む:
1.SNが送信したRRCメッセージに対する応答メッセージ(またはリプライメッセージと呼ばれる)が直接SNへ送信される。つまり、端末が直接SNへSNのためのアップリンクRRCメッセージを送信する。アップリンクRRCメッセージは、SNのダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージである。
2.SNが送信したRRCメッセージに対する応答メッセージ(またはリプライメッセージと呼ばれる)がMNを通じてSNへ送信される。つまり、端末が直接MNへSNのためのアップリンクRRCメッセージを送信し、MNがSNへSNのためのアップリンクRRCメッセージを送信する。アップリンクRRCメッセージは、SNのダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージである。この場合、端末はMNへ、MNが属する規格のフォーマットのRRCメッセージ、つまりM−RRCメッセージを送信する。M−RRCメッセージは、端末がSNへ返すRRCメッセージであって、SNが属する規格のフォーマットのRRCメッセージ、つまり、埋め込みS−RRCメッセージを含む。例えば、MNがLTE eNBであり、SNがNR gNBである場合、SNがUEへNR RRC接続再設定メッセージを送信した後、端末は設定の後にNR RRC接続再設定完了メッセージを生成する。NR RRC接続再設定完了メッセージは、LTE RRCメッセージを用いてMNへ送信され、それから、MNがSNへ送信する。
3.SNのセルを測定した結果に基づき、端末は、直接、またはMNを通じてSNへSNのためのアップリンクRRCメッセージを送信する。例えば、測定閾値が端末のために設定される。SNのセルを測定することにより端末が取得する測定値が閾値より大きいとき、端末は直接SNへSNのためのアップリンクRRCメッセージを送信する。そうでない場合、端末は、MNへ送信されるRRCメッセージにSNのためのアップリンクRRCメッセージを追加して、MNへSNのためのアップリンクRRCメッセージを送信し、MNがSNへSNのためのアップリンクRRCメッセージを送信する。
4.SNのための第1のタイプのアップリンクRRCメッセージは直接SNへ送信され、SNのための第2のタイプのアップリンクRRCメッセージはMNを通じてSNへ送信されるよう設定されている。SNの第1のタイプおよび第2のタイプのアップリンクRRCメッセージは、1より多くのメッセージタイプを含んでよく、要件に基づき具体的に設定されてよく、ここでは限定されない。
5.アップリンクがダウンリンクに従属するというルールが設定される。ダウンリンクRRCメッセージをSNのSRB上で受信した場合、対応するアップリンクRRCメッセージもSNのSRBで送信され、つまり、端末は、SNのダウンリンクRRCメッセージと同じパス上でSNのためのアップリンクRRCメッセージを送信する。オプションで、図9に示す実施形態のものと同様、アップリンクRRCメッセージはダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージである。図9に示す実施形態は、MNによる設定なしで端末とネットワーク側との間の合意を通じて実装されてよく、または、MNによる設定を通じて実装されてよい。
6.SNのためのアップリンクRRCメッセージはデフォルトでMNに影響を与えず、SNのSRB上で直接送信され、つまり、端末は、直接SNへSNのためのアップリンクRRCメッセージを送信する。代わりに、SNのためのアップリンクRRCメッセージはデフォルトでMNに影響を与え、MNを通じてSNへ送信され、つまり、端末は、MNを通じてSNへSNのためのアップリンクRRCメッセージを送信する。
アップリンクであるかダウンリンクであるかとは関係なく、MNがSNへSNのRRCメッセージを送信するシナリオにおいて、端末が送信したRRCメッセージをSNへ伝送するためにトンネルがMNとSNとの間で確立される。例えば、SCG SRBがSN追加要求メッセージ内に示されてよく、SNがMNへ返す肯定応答メッセージは、SCG SRBに割り当てられたトンネルエンドポイント識別子(Tunnel Endpoint Identifier,TEID)を保持する。
図9または図10に示す実施形態は、前述の実施形態と組み合わせられて、アップリンクRRCメッセージ伝送の信頼性をさらに向上させてよいことに留意すべきである。
LTEがアンカーとして用いられるLTE−NRデュアルコネクティビティシナリオにおいて、SNが高周波で動作する場合、ビームフォーミング技術が用いられてよい。端末がSN内のビームを測定および報告して、端末のための適切なビームを選択する必要があり得る。現在、端末の測定設定および測定報告の両方がMNで実施されている。具体的には、MNは端末について測定設定を実施し、端末は、測定設定に基づき測定を実施し、測定イベントが満たされたときMNへ測定レポートを送信する。それゆえ、LTE−NRデュアルコネクティビティシナリオにおいて、既存の方式が依然として用いられる場合、SNのセルまたはビーム間での端末の移動をMNが制御する必要がある。セルまたはビームを変更することをMNが決定したとき、MNは端末に通知し、MNはさらに、SNに通知して、SN内の端末の移動を実装する必要がある。
分かるのは、設定処理全体に要する時間は、LTE規格のMNと端末との間での無線インタフェース伝送の時間と、MNとSNとの間のインタフェースインタラクションの時間とを含むということである。設定およびインタラクションがSNと端末との間で直接実装される場合と比較して、既存のメカニズムは遅延が長い。高周波の移動のシナリオにおいて、既存のメカニズムは低遅延であることに関する要件を満たせない可能性がある。先述の実施形態において、RRCメッセージが直接端末とSNとの間で伝送されてよく、つまり、SNが端末との通信のためにSRBを確立してよい。この場合、MNは端末のためにLTE測定のみを設定してよく、NR測定はSNが設定する。MNおよびSNの両方が端末のためにNR測定を設定する場合、設定の不一致等の課題が引き起こされ得る。MNは、周辺のNRセルに関する情報も知って、切り替えまたはSCG管理を実装してよい。モビリティ管理の効率をさらに向上させるべく、本願の実施形態において、MNがSNへ測定設定情報を送信する。測定設定情報は、端末がSNのセルを測定した結果のSNによるMNへの送信をトリガするための条件を設定するのに用いられる。例えば、測定設定情報は閾値である。SNが受信した測定レポート内の測定結果が閾値以上であるとき、MNがモビリティ管理を実施する、例えば、切り替える決定を行う、またはSCG管理を実施するよう、SNがMNへ測定結果を送信する。
図11を参照すると、図11は、本願の実施形態に係る設定方法の概略図である。図11に示すように、方法は通信システムに適用される。通信システムは、端末に対して共同でサービスを提供するMNとSNとを含み、端末によるMNのセルの測定はMNが設定し、端末によるSNのセルの測定はSNが設定し、方法は以下の段階を含む。
S1110:MNがSNへ測定設定情報を送信する。測定設定情報は、SNによるMNへの測定結果の送信をトリガするための条件を設定するのに用いられる。
S1120:SNのセルを測定することにより取得され端末が送信した測定レポートをSNが受信する。
S1130:先述の条件を満たす測定結果を測定レポートが含むとき、SNがMNへ測定結果を送信する。
当然、SNは、全ての測定レポート内の全ての測定結果をMNへ送信してよく、または、条件を満たす測定結果のみ送信してよい。このことはここでは限定されない。
測定設定情報は閾値を含んでよい。SNが取得した測定レポート内の測定結果が閾値以上であるとき、SNはMNへ測定結果を送信する。つまり、ステップS1110は、MNがSNへ閾値を送信することであってよい。ステップS1130は、測定レポート内の測定結果が閾値以上であるとき、SNがMNへ測定結果を送信することであってよい。オプションで、SNは、全ての測定結果をMNへ送信してよく、または一部の測定結果をMNへ送信してよい。例えば、閾値以上の測定値がMNへ送信される。加えて、SNが送信する情報はさらに、送信された測定結果に対応するセル/ビーム識別子を含んでよい。
加えて、SNは測定閾値として端末のための閾値も設定してよい。代わりに、SNは端末のために、閾値とは異なる別の測定閾値を設定してよい。つまり、SNは、閾値を参照して端末のための測定イベントを設定してよい。例えば、SNは、測定イベントの閾値として端末のために、MNから取得した閾値を設定してよい。代わりに、SN自体が、閾値を参照することなく端末のための測定閾値を設定してよい。
例えば、MNはLTE eNBであり、SNはNR gNBである。初期設定が完了した後、LTE測定のみがMNと端末との間で実装され、NR測定設定および報告が、SNと端末との間で実施される。MNがNR測定を知ってモビリティ管理(例えば、MN切り替えまたはSN切り替え)を実装出来るよう、MNはSNから、要求される測定結果を取得してよい。例えば、MNはSNのために閾値を設定してよい。閾値は、参照信号受信電力(Reference Signal Received Power,RSRP)閾値、参照信号受信品質(Reference Signal Received Quality,RSRQ)閾値、または同様のものであってよい。閾値は、SN追加/変更要求メッセージで保持され、SNへ送信されてよい。SNは、端末が報告した測定レポートを受信する。測定レポートは、NRセルおよび/またはビームを測定した結果を含み、例えば、NRセルまたはビームのRSRPまたはRSRQ等の測定値を含む。NRセルまたはビームを測定した結果が、MNが設定した閾値を超えるとき、SNはMNへ測定情報を送信する。測定情報は、少なくとも1つのNRセル/ビームの識別子および測定結果を含む。
本実施形態は前述の実施形態と組み合わせられて、端末のモビリティ管理の効率をさらに向上させてよいことに留意すべきである。
図12を参照すると、図12は、本願の実施形態に係る装置の概略図である。装置1200は、通信システムにおけるSNに適用される。通信システムは、共同でサービスを端末のために提供するMNとSNとを含む。図12に示すように、装置1200は、先述の方法のうち任意の方法の実施形態においてSNが実施するステップを実施するためのユニットまたは手段(means)を含み、これらステップについての詳細な説明全てがこの装置の実施形態に適用可能である。例えば、装置1200は、第1の通信ユニット1210と第2の通信ユニット1220とを含む。第1の通信ユニット1210は、SNとMNとの間の通信を制御するよう構成され、受信および送信をそれぞれ制御するよう構成された第1の受信ユニットおよび第1の送信ユニットを含んでよい。第1の通信ユニット1210は、SNとMNとの間でインタフェース(例えば、Xnインタフェースと呼ばれてもよいX2インタフェース)を通じてメッセージを受信し送信してよい。第2の通信ユニット1220は、SNと端末との間の通信を制御するよう構成され、受信および送信をそれぞれ制御するよう構成された第2の受信ユニットおよび第2の送信ユニットを含んでよい。第2の通信ユニット1220は、SNと端末との間でインタフェース(例えば、無線インタフェース)を通じてメッセージを受信および送信してよい。ここでインタフェースは論理的概念であり、対応する論理ユニットが、実装の間に設定されて、対応するインタフェースのプロトコル要件を満たす必要がある。ノード間の物理的な接続は無線接続であってよく、または有線接続であってよい。例えば、RANノード(MNまたはSN)および端末のために無線接続方式が用いられてよく、SNおよびMNのために有線接続方式が用いられてよい。
先述の方法の実施形態において、SNがMNから受信する全てのメッセージまたは情報が第1の通信ユニット1210の制御下で受信されてよく、SNがMNへ送信する全てのメッセージまたは情報が第1の通信ユニット1210の制御下で送信されてよい。SNが端末から受信する全てのメッセージまたは情報が第2の通信ユニット1220の制御下で受信されてよく、SNが端末へ送信する全てのメッセージまたは情報が第2の通信ユニット1220の制御下で送信されてよい。
例えば、先述の装置1200は設定装置であってよく、SRBのための設定情報を生成するよう構成された生成ユニット1230をさらに含んでよい。SRBは、SNと端末との間でRRCメッセージを伝送するのに用いられる。第1の通信ユニット1210は、SRBのための設定情報がMNを通じて端末へ送信されるようMNへSRBのための設定情報を送信するよう構成されている。第1の通信ユニット1210は、端末がMNを通じてSNへ設定結果を送信するとき、SRBのための設定情報を用いて端末がSRBを設定した結果を受信するよう構成されている。第2の通信ユニット1220は、端末が直接SNへ設定結果を送信するとき、SRBのための設定情報を用いて端末がSRBを設定した結果を受信するよう構成されている。
生成ユニット1230がSRBのための設定情報を生成する場合について、およびSRBのための設定情報の形態およびコンテンツについての説明に関しては先述の実施形態を参照されたく、詳細はここで改めて記載しない。加えて、他の送信される、または受信されるメッセージまたは情報についての詳細に関しては先述の方法の実施形態を参照されたく、詳細はここで改めて記載しない。さらには、送信される、または受信されるメッセージまたは情報のコンテンツまたは形態に関しても先述の方法の実施形態を参照されたい。
オプションで、第1の通信ユニット1210はさらに、MNから、SNのSRBのために用いられるセキュリティ情報を受信するよう構成されている。この場合、装置1200は、SRBのための設定情報がMNへ送信される前に、セキュリティ情報を用いてSNのSRBのための設定情報に対してセキュリティ処理を実施するよう構成されたセキュリティ処理ユニット1240をさらに含んでよい。
オプションで、第1の通信ユニット1210はさらに、マスタノードから鍵グループを受信するよう構成される。この場合、装置1200は、SNが鍵を更新するときに鍵グループから鍵を選択するよう構成された選択ユニット1250をさらに含んでよい。
別の例として、先述の装置1200は別の設定装置であってよい。第1の通信ユニット1210は、MNから測定設定情報を受信するよう構成されている。測定設定情報は、SNによるMNへの測定結果の送信をトリガするための条件を設定するのに用いられる。第2の通信ユニット1220は、SNのセルを測定することにより端末が取得する測定レポートを端末から受信するよう構成されている。第1の通信ユニット1210は、先述の条件を満たす測定結果を測定レポートが含むとき、MNへ測定結果を送信するよう構成されている。
理解されるべきことは、先述の装置のユニットの分割は論理的機能の分割に過ぎないということである。実際の実装の間、ユニットの全て、またはそれらのうちいくつかがある物理的なエンティティに統合されてよく、または物理的に分け隔てられてよい。さらには、これらユニットは全て、処理素子が呼び出すソフトウェアの形態で実装されてよく、若しくは全てハードウェアが実装してよく、または一部のユニットを、処理素子が呼び出すソフトウェアの形態で実装してよく、一部のユニットをハードウェアが実装してよい。例えば、実装の間、第1の通信ユニット1210は別に配置された処理素子であってよく、またはSNのあるチップに統合されてよい。代わりに、第1の通信ユニット1210はプログラムとしてSNのメモリに記憶され、SNの処理素子が呼び出してユニットの機能を実施してよい。他のユニットの実装もこれと同様である。加えて、これらユニットの全て、またはそれらのうちいくつかが統合されてよく、または別々に実装されてよい。ここで処理素子は、信号処理能力を有する集積回路であってよい。実装処理において、先述の方法または先述のユニットのステップは、プロセッサ要素内のハードウェア統合論理回路、またはソフトウェアの形態の指示を用いて完了されてよい。加えて、先述の第1の通信ユニットは通信制御ユニットであり、SNとMNとの間の接続媒体、例えば、光ファイバーを通じて、MNが送信した情報を受信してよく、またはMNへ情報を送信してよい。先述の第2の通信ユニットは通信制御ユニットであり、SNの受信装置、例えば、アンテナおよび無線周波数装置を通じて、端末が送信した情報を受信してよく、または端末へ情報を送信してよい。
例えば、先述のユニットは先述の方法を実装するための1または複数の集積回路、例えば、1または複数の特定用途向け集積回路(Application−Specific Integrated Circuit,ASIC)、または1または複数のマイクロプロセッサ(digital signal processor,DSP)、または1または複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field−Programmable Gate Array,FPGA)として構成されてよい。別の例として、処理素子がスケジューリングするプログラムの形態で上記のユニットが実装されるとき、処理素子は汎用プロセッサ、例えば、中央処理装置(Central Processing Unit,CPU)、またはプログラムを呼び出せる別のプロセッサであってよい。別の例として、これらユニットは統合され、システムオンチップ(system−on−a−chip,SOC)形態で実装されてよい。
図13を参照すると、図13は、本願の実施形態に係る装置の概略図である。装置1300は、通信システムにおけるMNに適用される。通信システムは、共同でサービスを端末のために提供するMNとSNとを含む。図13に示すように、装置1300は、先述の方法のうち任意の方法の実施形態においてMNが実施するステップを実施するためのユニットまたは手段(means)を含み、これらステップについての詳細な説明全てがこの装置の実施形態に適用可能である。装置1300は、第1の受信ユニット1310と、第1の送信ユニット1320と、第2の受信ユニット1330と、第2の送信ユニット1340とを含む。第1の受信ユニット1310および第1の送信ユニット1320は、MNとSNとの間の通信を制御するよう構成された第1の通信ユニットと呼ばれてよく、MNとSNとの間のインタフェース(例えば、Xnインタフェースと呼ばれてもよいX2インタフェース)を通じてメッセージを受信および送信してよい。第2の受信ユニット1330および第2の送信ユニット1340は、MNと端末との間の通信を制御するよう構成された第2の通信ユニットと呼ばれてよく、MNと端末との間のインタフェース(例えば、無線インタフェース)を通じてメッセージを受信および送信してよい。ここでインタフェースは論理的概念であり、対応する論理ユニットが、実装の間に設定されて、対応するインタフェースのプロトコル要件を満たす必要がある。ノード間の物理的な接続は無線接続であってよく、または有線接続であってよい。例えば、RANノード(MNまたはSN)および端末のために無線接続方式が用いられてよく、MNおよびSNのために有線接続方式が用いられてよい。
先述の方法の実施形態において、MNがSNから受信する全てのメッセージまたは情報が第1の受信ユニット1310の制御下で受信されてよく、MNがSNへ送信する全てのメッセージまたは情報が第1の送信ユニット1320の制御下で送信されてよい。MNが端末から受信する全てのメッセージまたは情報が第2の受信ユニット1330の制御下で受信されてよく、MNが端末へ送信する全てのメッセージまたは情報が第2の送信ユニット1340の制御下で送信されてよい。
例えば、第1の受信ユニット1310は、SNからSRBのための設定情報を受信するよう構成されている。SRBは、SNと端末との間でRRCメッセージを伝送するのに用いられる。ここで「伝送」とは、MNによる転送なしで、直接伝送することを意味する。第2の送信ユニット1340は、SRBのための設定情報を端末へ送信するよう構成されている。第2の受信ユニット1330は、SRBのための設定情報を用いて端末がSRBを設定した結果を受信するよう構成されている。第1の送信ユニット1320は、SNへ設定結果を送信するよう構成されている。他の送信される、または受信されるメッセージまたは情報についての詳細に関しては先述の方法の実施形態を参照されたく、詳細はここで改めて記載しない。さらには、送信される、または受信されるメッセージまたは情報のコンテンツまたは形態に関しても先述の方法の実施形態を参照されたい。
別の例として、先述の装置はRRCメッセージ伝送装置であり、SNのアップリンクRRC設定情報を生成するよう構成された生成ユニット1350をさらに含み、または、第1の受信ユニット1310は、SNからアップリンクRRC設定情報を受信するよう構成されている。アップリンクRRC設定情報は、端末がSNのためにアップリンクRRCメッセージを送信する方式を設定するのに用いられる。端末がアップリンクRRC設定情報に基づきアップリンクRRCメッセージを送信するよう、第2の送信ユニット1340は、端末へアップリンクRRC設定情報を送信するよう構成されている。送信方式は先述の実施形態におけるものと同じであり、詳細はここで改めて記載しない。
別の例として、先述の装置は設定装置である。第1の送信ユニット1320は、SNへ測定設定情報を送信するよう構成されている。測定設定情報は、SNによるMNへの測定結果の送信をトリガするための条件を設定するのに用いられる。第1の受信ユニット1310は、先述の条件を満たす測定結果をSNから受信する。測定結果は、SNのセルを測定することにより端末が取得し、SNへ報告される。
理解されるべきことは、先述の装置のユニットの分割は論理的機能の分割に過ぎないということである。実際の実装の間、ユニットの全て、またはそれらのうちいくつかがある物理的なエンティティに統合されてよく、または物理的に分け隔てられてよい。さらには、これらユニットは全て、処理素子が呼び出すソフトウェアの形態で実装されてよく、若しくは全てハードウェアが実装してよく、または一部のユニットを、処理素子が呼び出すソフトウェアの形態で実装してよく、一部のユニットをハードウェアが実装してよい。例えば、実装の間、第1の受信ユニット1310は別に配置された処理素子であってよく、またはMNのあるチップに統合されてよい。代わりに、第1の受信ユニット1310はプログラムとしてMNのメモリに記憶され、MNの処理素子が呼び出してユニットの機能を実施してよい。他のユニットの実装もこれと同様である。加えて、これらユニットの全て、またはそれらのうちいくつかが統合されてよく、または別々に実装されてよい。ここで処理素子は、信号処理能力を有する集積回路であってよい。実装処理において、先述の方法または先述のユニットのステップは、プロセッサ要素内のハードウェア統合論理回路、またはソフトウェアの形態の指示を用いて完了されてよい。加えて、先述の第1の受信ユニットは受信制御ユニットであり、端末が送信した情報を、MNの受信装置、例えば、アンテナおよび無線周波数装置を通じて受信してよい。先述の第1の送信ユニットは送信制御ユニットであり、情報を、MNの伝送装置、例えば、アンテナおよび無線周波数装置を通じて端末へ送信してよい。先述の第2の受信ユニットは受信制御ユニットであり、SNが送信した情報を、MNとSNとの間の接続媒体、例えば、光ファイバーを通じて受信してよい。先述の第2の送信ユニットは送信制御ユニットであり、情報を、MNとSNとの間の接続媒体、例えば、光ファイバーを通じてSNへ送信してよい。
例えば、先述のユニットは先述の方法を実装するための1または複数の集積回路、例えば、1または複数の特定用途向け集積回路(Application−Specific Integrated Circuit,ASIC)、または1または複数のマイクロプロセッサ(digital signal processor,DSP)、または1または複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field−Programmable Gate Array,FPGA)として構成されてよい。別の例として、処理素子がスケジューリングするプログラムの形態で上記のユニットが実装されるとき、処理素子は汎用プロセッサ、例えば、中央処理装置(Central Processing Unit,CPU)、またはプログラムを呼び出せる別のプロセッサであってよい。別の例として、これらユニットは統合され、システムオンチップ(system−on−a−chip,SOC)形態で実装されてよい。
図14を参照すると、図14は、本願の実施形態に係る装置の概略図である。装置1400は、通信システムにおける端末に適用される。通信システムは、共同でサービスを端末のために提供するMNとSNとを含む。図14に示すように、装置1400は、先述の方法のうち任意の方法の実施形態において端末が実施するステップを実施するためのユニットまたは手段(means)を含み、これらステップについての詳細な説明全てがこの装置の実施形態に適用可能である。装置は、受信ユニット1410と送信ユニット1420とを含む。受信ユニット1410および送信ユニット1420は、RANノード(例えば、MNまたはSN)との通信を制御するよう構成され、端末とRANノードとの間のインタフェース(例えば、無線インタフェース)を通じてメッセージを受信および送信してよい。ここでインタフェースは論理的概念であり、対応する論理ユニットが、実装の間に設定されて、対応するインタフェースのプロトコル要件を満たす必要がある。ノード間の物理的な接続は無線接続であってよい。
先述の方法の実施形態において、端末がMNまたはSNから受信する全てのメッセージまたは情報が受信ユニット1410の制御下で受信されてよく、端末がMNまたはSNへ送信する全てのメッセージまたは情報が送信ユニット1420の制御下で送信されてよい。
例えば、先述の装置1400は設定装置であり、設定ユニット1430をさらに含む。受信ユニット1410は、MNからSNのSRBのための設定情報を受信するよう構成されている。SRBは、SNと端末との間でRRCメッセージを伝送するのに用いられる。ここで「伝送」とは、MNによる転送なしで、直接伝送することを意味する。設定ユニット1430は、SRBのための設定情報を用いてSRBを設定するよう構成されている。送信ユニット1420は、SRBを設定した結果を送信するよう構成されている。他の送信される、または受信されるメッセージまたは情報についての詳細に関しては先述の方法の実施形態を参照されたく、詳細はここで改めて記載しない。さらには、送信される、または受信されるメッセージまたは情報のコンテンツまたは形態に関しても先述の方法の実施形態を参照されたい。
加えて、設定ユニット1430はさらに、他のRRC設定を実施するよう構成されてよい。例えば、SRB設定が完了した後、受信ユニット1410はSNからRRC接続再設定メッセージを受信してよい。この場合、設定ユニット1430は、RRC接続再設定メッセージに対応する再設定を実施してよい。さらには、再設定が失敗したとき、設定ユニット1430は、RRC接続再設定メッセージを受信する前の設定を復元してよい。
別の例として、先述の装置はRRCメッセージ伝送装置である。受信ユニット1410は、SNのダウンリンクRRCメッセージを受信するよう構成されている。ダウンリンクRRCメッセージはMNによりSNから受信され端末へ送信され、またはダウンリンクRRCメッセージは、SNにより端末へ送信される。送信ユニット1420は、アップリンクRRCメッセージを送信するよう構成されている。アップリンクRRCメッセージはダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージであり、送信ユニット1420がアップリンクRRCメッセージを送信するパスは、受信ユニット1410がダウンリンクRRCメッセージを受信するパスと同じである。つまり、ダウンリンクRRCメッセージがMNによりSNから受信され端末へ送信されたとき、アップリンクRRCメッセージは、端末によりMNへ送信されMNによりSNへ送信される。代わりに、ダウンリンクRRCメッセージをSNが端末へ送信するとき、アップリンクRRCメッセージは、端末がSNへ送信する。
別の例として、先述の装置はRRCメッセージ伝送装置である。受信ユニット1410は、SNのアップリンクRRC設定情報をMNから受信するよう構成されている。アップリンクRRC設定情報は、SNのためのアップリンクRRCメッセージを端末が送信する方式を設定するのに用いられる。送信ユニット1420は、アップリンクRRC設定情報に基づきSNのためにアップリンクRRCメッセージを送信するよう構成されている。送信方式は先述の実施形態におけるものと同じであり、詳細はここで改めて記載しない。
理解されるべきことは、先述の装置のユニットの分割は論理的機能の分割に過ぎないということである。実際の実装の間、ユニットの全て、またはそれらのうちいくつかがある物理的なエンティティに統合されてよく、または物理的に分け隔てられてよい。さらには、これらユニットは全て、処理素子が呼び出すソフトウェアの形態で実装されてよく、若しくは全てハードウェアが実装してよく、または一部のユニットを、処理素子が呼び出すソフトウェアの形態で実装してよく、一部のユニットをハードウェアが実装してよい。例えば、実装の間、受信ユニット1410は別に配置された処理素子であってよく、または端末のあるチップに統合されてよい。代わりに、受信ユニット1410はプログラムとして端末のメモリに記憶され、端末の処理素子が呼び出してユニットの機能を実施してよい。他のユニットの実装もこれと同様である。加えて、これらユニットの全て、またはそれらのうちいくつかが統合されてよく、または別々に実装されてよい。ここで処理素子は、信号処理能力を有する集積回路であってよい。実装処理において、先述の方法または先述のユニットのステップは、プロセッサ要素内のハードウェア統合論理回路、またはソフトウェアの形態の指示を用いて完了されてよい。加えて、受信ユニットは受信制御ユニットであり、MNまたはSNが送信した情報を、端末の受信装置、例えば、アンテナおよび無線周波数装置を通じて受信してよい。送信ユニットは送信制御ユニットであり、情報を、端末の伝送装置、例えば、アンテナおよび無線周波数装置を通じてMNまたはSNへ送信してよい。
例えば、先述のユニットは先述の方法を実装するための1または複数の集積回路、例えば、1または複数の特定用途向け集積回路(Application−Specific Integrated Circuit,ASIC)、または1または複数のマイクロプロセッサ(digital signal processor,DSP)、または1または複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field−Programmable Gate Array,FPGA)として構成されてよい。別の例として、処理素子がスケジューリングするプログラムの形態で上記のユニットが実装されるとき、処理素子は汎用プロセッサ、例えば、中央処理装置(Central Processing Unit,CPU)、またはプログラムを呼び出せる別のプロセッサであってよい。別の例として、これらユニットは統合され、システムオンチップ(system−on−a−chip,SOC)形態で実装されてよい。
図15を参照すると、図15は、本願の実施形態に係るRANノードの概略構造図である。RANノードは、先述の実施形態におけるSNまたはMNのオペレーションを実装するよう構成された先述の実施形態におけるSNまたはMNであってよい。図15に示すように、RANノードは、アンテナ1510と、無線周波数装置1520と、ベースバンド装置1530とを含む。アンテナ1510は無線周波数装置1520に接続される。アップリンク方向において、無線周波数装置1520は、アンテナ1510を通じて、端末が送信した情報を受信し、端末が送信した情報をベースバンド装置1530へ処理のために送信する。ダウンリンク方向において、ベースバンド装置1530は端末の情報を処理し、端末の情報を無線周波数装置1520へ送信し、無線周波数装置1520は、端末の情報を処理し、それから、端末の情報をアンテナ1510を通じて端末へ送信する。RANノード間、例えばMNとSNとの間の通信は、伝送媒体を通じて実施されてよい。伝送媒体は有線媒体、例えば、光ファイバーであってよく、または無線媒体であってよい。
SNまたはMNに適用される先述の設定装置は、ベースバンド装置1530内に位置してよい。ある実装において、図12または図13に示すユニットは、処理素子がスケジューリングするプログラムの形態で実装される。例えば、ベースバンド装置1530は、処理素子1531と記憶素子1532とを含む。処理素子1531は記憶素子1532に記憶されているプログラムを呼び出して、先述の方法の実施形態においてSNまたはMNが実施する方法を実施する。加えて、ベースバンド装置1530は、無線周波数装置1520と情報を交換するよう構成されたインタフェース1533をさらに含んでよい。インタフェースは、例えば、コモンパブリック無線インタフェース(common public radio interface,CPRI)である。
別の実装例において、図12または図13に示すユニットは、SNまたはMNが実施する方法を実装するための1または複数の処理素子として構成されてよい。これら処理素子は、ベースバンド装置1530上に配置される。ここで処理素子は、集積回路、例えば、1または複数のASIC、または1または複数のDSP、または1または複数のFPGAであってよい。これら集積回路は、統合されてチップを形成してよい。
例えば、図12または図13に示すユニットは統合され、システムオンチップ(system−on−a−chip,SOC)形態で実装されてよい。例えば、ベースバンド装置1530は、先述の方法を実装するよう構成されたSoCチップを含む。チップは処理素子1531および記憶素子1532と統合されてよく、処理素子1531は記憶素子1532に記憶されているプログラムを呼び出して、SNまたはMNが実施する先述の方法、または図12または図13に示すユニットの機能を実装する。代わりに、チップは少なくとも1つの集積回路と統合されて、SNまたはMNが実施する方法、または図12または図13に示すユニットの機能を実装してよい。代わりに、先述の実施例は組み合わせられてよい。一部のユニットの機能は、プログラムを呼び出すことにより処理素子が実装し、一部のユニットの機能は集積回路が実装する。
用いられる方式とは関係なく、SNまたはMNに適用される先述の設定装置は、少なくとも1つの処理素子と記憶素子とを含む。少なくとも1つの処理素子は、SNまたはMNが実施する、先述の方法の実施形態において提供される方法を実施するよう構成される。処理素子は、先述の方法の実施形態においてSNまたはMNが実施する一部の、または全てのステップを第1の方式で、つまり記憶素子に記憶されているプログラムを走らせることにより実施してよく、または、先述の方法の実施形態においてSNまたはMNが実施する一部の、または全てのステップを第2の方式で、つまりプロセッサ要素内のハードウェア統合論理回路および指示を用いて実施してよく、または当然、先述の方法の実施形態においてSNまたはMNが実施する方法を、第1の方式と第2の方式とを組み合わせることにより実施してよい。
ここで処理素子は先述の説明におけるものと同じであり、汎用プロセッサ、例えば、中央処理装置(Central Processing Unit,CPU)であってよく、または、先述の方法を実装するための1または複数の集積回路、例えば、1または複数の特定用途向け集積回路(Application−Specific Integrated Circuit,ASIC)、または1または複数のマイクロプロセッサ(digital signal processor,DSP)、または1または複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field−Programmable Gate Array,FPGA)として構成されてよい。
記憶素子はメモリであってよく、または複数の記憶素子の総称であってよい。
図16を参照すると、図16は、本願の実施形態に係る端末の概略構造図である。端末は、先述の実施形態における端末のオペレーションを実装するよう構成された先述の実施形態における端末であってよい。図16に示すように、端末は、処理素子1610と、記憶素子1620と、送受信素子1630とを含む。送受信素子1630はアンテナに接続されてよい。ダウンリンク方向において、送受信素子1630は、基地局が送信した情報をアンテナを通じて受信し、その情報を処理素子1610へ処理のために送信する。アップリンク方向において、処理素子1610は端末のデータを処理し、送受信素子1630を通じて端末のデータを基地局へ送信する。
記憶素子1620は、先述の方法の実施形態を実装するためのプログラムを格納するよう構成されている。処理素子1610はプログラムを呼び出して、先述の方法の実施形態におけるオペレーションを実施する。
別の実装例において、図14に示すユニットは、先述の端末が実施する方法を実装するための1または複数の処理素子として構成されてよい。これら処理素子は端末の回路基板上に配置される。ここで処理素子は、集積回路、例えば、1または複数のASIC、または1または複数のDSP、または1または複数のFPGAであってよい。これら集積回路は、統合されてチップを形成してよい。
例えば、図14に示すユニットは統合され、システムオンチップ(system−on−a−chip,SOC)形態で実装されてよい。例えば、端末は、先述の方法を実装するよう構成されたSoCチップを含む。チップは処理素子1610および記憶素子1620と統合されてよく、処理素子1610は記憶素子1620に記憶されているプログラムを呼び出して、先述の方法、または図14に示すユニットの機能を実装する。代わりに、チップは少なくとも1つの集積回路と統合されて、先述の方法、または図14に示すユニットの機能を実装してよい。代わりに、先述の実施例は組み合わせられてよい。一部のユニットの機能は、プログラムを呼び出すことにより処理素子が実装し、一部のユニットの機能は集積回路が実装する。
用いられる方式とは関係なく、先述の設定装置は、少なくとも1つの処理素子と記憶素子とを含む。少なくとも1つの処理素子は、先述の方法の実施形態において提供される方法を実施するよう構成される。処理素子は、先述の方法の実施形態における一部の、または全てのステップを第1の方式で、つまり記憶素子に記憶されているプログラムを走らせることにより実施してよく、または、先述の方法の実施形態における一部の、または全てのステップを第2の方式で、つまりプロセッサ要素内のハードウェア統合論理回路および指示を用いて実施してよく、または当然、先述の方法の実施形態において提供される方法を、第1の方式と第2の方式とを組み合わせることにより実施してよい。
ここで処理素子は先述の説明におけるものと同じであり、汎用処理素子、例えば、中央処理装置(Central Processing Unit,CPU)であってよく、または、先述の方法を実装するための1または複数の集積回路、例えば、1または複数の特定用途向け集積回路(Application−Specific Integrated Circuit,ASIC)、または1または複数のマイクロプロセッサ(digital signal processor,DSP)、または1または複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field−Programmable Gate Array,FPGA)として構成されてよい。
記憶素子はメモリであってよく、または複数の記憶素子の総称であってよい。
方法の実施形態のステップの全てまたは一部は、関連するハードウェアに対してプログラムが指示することによって実装されてよいことが当業者には理解されよう。そのプログラムはコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよい。プログラムが走らされたとき、方法の実施形態のステップが実施される。記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、または光ディスク等の、プログラムコードを格納出来る様々な媒体を含む。
[項目1]
通信システムに適用される設定方法であって、上記通信システムは、端末に対して共同でサービスを提供するマスタノードとセカンダリノードとを含み、
上記セカンダリノードが、シグナリング無線ベアラSRBのための設定情報を生成する段階であって、上記SRBは、上記セカンダリノードと上記端末との間で無線リソース制御RRCメッセージを伝送するのに用いられる、段階と、
上記セカンダリノードが、上記SRBのための上記設定情報を上記マスタノードへ送信する段階であって、上記SRBのための上記設定情報は上記マスタノードを通じて上記端末へ送信される、段階と、
上記SRBのための上記設定情報を用いて上記端末が上記SRBを設定した結果を上記セカンダリノードが受信する段階と
を備える、設定方法。
[項目2]
上記セカンダリノードが上記マスタノードからインジケーション情報を受信する段階であって、上記インジケーション情報は、上記SRBを確立するよう上記セカンダリノードに指示するのに用いられる、または、上記SRBのための上記設定情報を生成するよう上記セカンダリノードに指示するのに用いられる、段階をさらに備え、
上記セカンダリノードがSRBのための設定情報を生成する上記段階は、上記セカンダリノードが、上記インジケーション情報に基づき上記SRBのための上記設定情報を生成する段階を有する、項目1に記載の方法。
[項目3]
上記セカンダリノードがSRBのための設定情報を生成する上記段階は、上記セカンダリノードが上記マスタノードから追加要求メッセージを受信したときに上記セカンダリノードが上記SRBのための上記設定情報を生成する段階であって、上記追加要求メッセージは、セカンダリノードを追加するよう要求するのに用いられる、段階を有する、項目1に記載の方法。
[項目4]
上記セカンダリノードが、上記SRBの設定または確立をトリガする、項目1または3に記載の方法。
[項目5]
上記SRBのための上記設定情報は、SRB識別子、上記SRBの無線リンク制御RLCレイヤ設定、論理チャネル設定、およびSRBセキュリティパラメータのうち少なくとも1つの情報を含む、項目1から4のいずれか一項に記載の方法。
[項目6]
上記セカンダリノードがSRBのための設定情報を生成する上記段階の前に、上記セカンダリノードが上記マスタノードから上記セカンダリノードの上記SRBのために用いられるセキュリティ情報を受信する段階であって、上記セキュリティ情報は、セキュリティ鍵、およびセキュリティアルゴリズムに関する情報のうち少なくとも1つを含む、段階をさらに備える、項目1から5のいずれか一項に記載の方法。
[項目7]
上記セカンダリノードが上記マスタノードから鍵グループを受信する段階であって、上記鍵グループは複数の鍵を含む、段階と、
鍵を更新するとき、上記セカンダリノードが上記鍵グループから鍵を選択する段階と
をさらに備える、項目1から6のいずれか一項に記載の方法。
[項目8]
上記鍵グループ内の上記鍵を導出するのに用いられるカウント値グループを上記セカンダリノードが上記マスタノードから受信する段階と、
上記鍵を更新するとき、上記カウント値グループ内のカウント値であって選択された上記鍵を導出するのに用いられるカウント値を上記セカンダリノードが上記端末へ送信する段階と
をさらに備える、項目7に記載の方法。
[項目9]
上記セカンダリノードが上記マスタノードから測定設定情報を受信する段階であって、上記測定設定情報は、上記セカンダリノードによる上記マスタノードへの測定結果の送信をトリガするための条件を設定するのに用いられる、段階と、
上記条件を満たす測定結果を上記セカンダリノードが上記マスタノードへ送信する段階と
をさらに備える、項目1から8のいずれか一項に記載の方法。
[項目10]
上記セカンダリノードが上記マスタノードへ上記SRBのための上記設定情報を送信する上記段階は、上記セカンダリノードが上記マスタノードへRRCコンテナとして上記SRBのための上記設定情報を送信する段階を有する、項目1から9のいずれか一項に記載の方法。
[項目11]
上記コンテナは、上記セカンダリノードが上記マスタノードへ送信する肯定応答メッセージ内に保持され、上記肯定応答メッセージは、セカンダリノードを追加するよう要求するのに用いられる上記要求メッセージに対する応答メッセージである、項目10に記載の方法。
[項目12]
上記セカンダリノードが上記端末へRRC接続再設定メッセージを送信する段階と、
上記RRC接続再設定メッセージの設定が失敗したとき、上記セカンダリノードが上記マスタノードから設定失敗通知を受信する段階と
をさらに備える、項目1から11のいずれか一項に記載の方法。
[項目13]
通信システムにおけるセカンダリノードに適用される設定装置であって、上記通信システムは、端末に対して共同でサービスを提供するマスタノードと上記セカンダリノードとを含み、上記装置は、第1の通信ユニットと第2の通信ユニットとを備え、上記第1の通信ユニットは、上記セカンダリノードと上記マスタノードとの間の通信を制御するよう構成され、上記第2の通信ユニットは、上記セカンダリノードと上記端末との間の通信を制御するよう構成され、
上記装置は、シグナリング無線ベアラSRBのための設定情報を生成するよう構成された生成ユニットであって、上記SRBは、上記セカンダリノードと上記端末との間で無線リソース制御RRCメッセージを伝送するのに用いられる、生成ユニットをさらに備え、
上記第1の通信ユニットは、上記SRBのための上記設定情報を上記マスタノードへ送信するよう構成され、上記SRBのための上記設定情報は上記マスタノードを通じて上記端末へ送信され、
上記第1の通信ユニットまたは上記第2の通信ユニットは、上記SRBのための上記設定情報を用いて上記端末が上記SRBを設定した結果を受信するよう構成されている、設定装置。
[項目14]
上記第1の通信ユニットはさらに、上記マスタノードからインジケーション情報を受信するよう構成されており、上記インジケーション情報は、上記SRBを確立するよう上記セカンダリノードに指示するのに用いられ、または、上記SRBのための上記設定情報を生成するよう上記セカンダリノードに指示するのに用いられ、
上記生成ユニットは、上記インジケーション情報に基づき上記SRBのための上記設定情報を生成するよう構成されている、項目13に記載の装置。
[項目15]
上記第1の通信ユニットはさらに、上記マスタノードから追加要求メッセージを受信するよう構成されており、上記追加要求メッセージは、セカンダリノードを追加するよう要求するのに用いられ、
上記生成ユニットは、上記第1の通信ユニットが上記追加要求メッセージを受信したときに上記SRBのための上記設定情報を生成するよう構成されている、項目13に記載の装置。
[項目16]
上記SRBの設定または確立をトリガするよう構成されたユニットをさらに備える、項目13または15に記載の方法。
[項目17]
上記SRBのための上記設定情報は、SRB識別子、上記SRBの無線リンク制御RLCレイヤ設定、論理チャネル設定、およびSRBセキュリティパラメータのうち少なくとも1つの情報を含む、項目13から16のいずれか一項に記載の装置。
[項目18]
上記第1の通信ユニットはさらに、上記生成ユニットが上記SRBのための上記設定情報を生成する前に、上記マスタノードから上記セカンダリノードの上記SRBのために用いられるセキュリティ情報を受信するよう構成されており、上記セキュリティ情報は、セキュリティ鍵、およびセキュリティアルゴリズムに関する情報のうち少なくとも1つを含む、項目13から17のいずれか一項に記載の装置。
[項目19]
上記第1の通信ユニットはさらに、上記マスタノードから鍵グループを受信するよう構成されており、上記鍵グループは複数の鍵を含み、
上記装置は、上記セカンダリノードが鍵を更新するとき上記鍵グループから鍵を選択するよう構成された選択ユニットをさらに備える、項目13から18のいずれか一項に記載の装置。
[項目20]
上記第1の通信ユニットはさらに、上記鍵グループ内の上記鍵を導出するのに用いられるカウント値グループを上記マスタノードから受信するよう構成されており、
上記第2の通信ユニットはさらに、上記セカンダリノードが鍵を更新するとき、上記カウント値グループ内のカウント値であって選択された上記鍵を導出するのに用いられるカウント値を上記端末へ送信するよう構成されている、項目19に記載の装置。
[項目21]
上記第1の通信ユニットはさらに、上記マスタノードから測定設定情報を受信するよう構成されており、上記測定設定情報は、上記セカンダリノードによる上記マスタノードへの測定結果の送信をトリガするための条件を設定するのに用いられ、
上記第1の通信ユニットはさらに、上記条件を満たす測定結果を上記マスタノードへ送信するよう構成されている、項目13から20のいずれか一項に記載の装置。
[項目22]
上記第1の通信ユニットは、RRCコンテナとして上記マスタノードへ上記SRBのための上記設定情報を送信する、項目13から21のいずれか一項に記載の装置。
[項目23]
上記コンテナは、上記第1の通信ユニットが上記マスタノードへ送信する肯定応答メッセージ内に保持され、上記肯定応答メッセージは、セカンダリノードを追加するよう要求するのに用いられる上記要求メッセージに対する応答メッセージである、項目22に記載の装置。
[項目24]
上記第2の通信ユニットはさらに、上記端末へRRC接続再設定メッセージを送信するよう構成されており、
上記第1の通信ユニットはさらに、上記RRC接続再設定メッセージの設定が失敗したとき、上記マスタノードから設定失敗通知を受信するよう構成されている、項目13から23のいずれか一項に記載の方法。
[項目25]
通信システムに適用される設定方法であって、上記通信システムは、端末に対して共同でサービスを提供するマスタノードとセカンダリノードとを含み、
上記端末が上記マスタノードから上記セカンダリノードのシグナリング無線ベアラSRBのための設定情報を受信する段階であって、上記SRBは、上記セカンダリノードと上記端末との間で無線リソース制御RRCメッセージを伝送するのに用いられる、段階と、
上記端末が、上記SRBのための上記設定情報を用いて上記SRBを設定し、上記SRBを設定した結果を送信する段階と
を備える、設定方法。
[項目26]
上記端末が、上記SRBを設定した結果を送信する上記段階は、
上記端末が直接上記セカンダリノードへ上記設定結果を送信する段階、または
上記端末が上記マスタノードを通じて上記セカンダリノードへ上記設定結果を送信する段階を
有する、項目25に記載の方法。
[項目27]
上記SRBのための上記設定情報は、SRB識別子、上記SRBの無線リンク制御RLCレイヤ設定、論理チャネル設定、およびSRBセキュリティパラメータのうち少なくとも1つの情報を含む、項目25または26に記載の方法。
[項目28]
上記端末が上記セカンダリノードからカウント値を受信し、上記カウント値に基づき鍵を更新する段階をさらに備える、項目25から27のいずれか一項に記載の方法。
[項目29]
上記端末が上記セカンダリノードからRRC接続再設定メッセージを受信する段階と、
上記端末が上記RRC接続再設定メッセージに対応する再設定の実施に失敗したとき、上記RRC接続再設定メッセージの受信前の設定に基づき上記端末が動作する段階と
をさらに備える、項目25から28のいずれか一項に記載の方法。
[項目30]
上記端末はRRC接続再確立をトリガしない、項目29に記載の方法。
[項目31]
上記端末が上記マスタノードへ設定失敗通知を送信する段階をさらに備える、項目29または30に記載の方法。
[項目32]
上記端末が、上記セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージを受信する段階であって、上記ダウンリンクRRCメッセージは、上記マスタノードにより上記セカンダリノードから受信され上記端末へ送信され、または、上記ダウンリンクRRCメッセージは、上記セカンダリノードにより上記端末へ送信される、段階と、
上記端末がアップリンクRRCメッセージを送信する段階であって、上記アップリンクRRCメッセージは上記ダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージであり、上記端末が上記アップリンクRRCメッセージを送信するパスは、上記端末が上記ダウンリンクRRCメッセージを受信するパスと同じである、段階と
をさらに備える、項目25から31のいずれか一項に記載の方法。
[項目33]
上記端末が上記マスタノードから上記セカンダリノードのアップリンクRRC設定情報を受信する段階であって、上記アップリンクRRC設定情報は、上記セカンダリノードのためのアップリンクRRCメッセージを上記端末が送信する方式を設定するのに用いられる、段階と、
上記端末が、上記アップリンクRRC設定情報に基づき上記セカンダリノードのための上記アップリンクRRCメッセージを送信する段階と
をさらに備える、項目25から31のいずれか一項に記載の方法。
[項目34]
上記送信方式は、
上記端末が上記セカンダリノードへ上記セカンダリノードのための上記アップリンクRRCメッセージを送信すること、または、
上記端末が上記マスタノードを通じて上記セカンダリノードへ上記セカンダリノードのための上記アップリンクRRCメッセージを送信すること、または、
上記端末が上記セカンダリノードへ上記セカンダリノードのための上記アップリンクRRCメッセージを送信することであって、上記アップリンクRRCメッセージは、上記セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージである、こと、または、
上記端末が上記マスタノードを通じて上記セカンダリノードへ上記セカンダリノードのための上記アップリンクRRCメッセージを送信することであって、上記アップリンクRRCメッセージは、上記セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージである、こと、または、
上記端末が直接、または上記マスタノードを通じて上記セカンダリノードへ上記セカンダリノードのための上記アップリンクRRCメッセージを、上記セカンダリノードのセルを測定した結果に基づき送信すること、または、
上記端末が、上記セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージと同じパスで上記セカンダリノードのための上記アップリンクRRCメッセージを送信すること
を含む、項目33に記載の方法。
[項目35]
通信システムにおける端末に適用される設定装置であって、上記通信システムは、上記端末に対して共同でサービスを提供するマスタノードとセカンダリノードとを含み、
上記マスタノードから上記セカンダリノードのシグナリング無線ベアラSRBのための設定情報を受信するよう構成された受信ユニットであって、上記SRBは、上記セカンダリノードと上記端末との間で無線リソース制御RRCメッセージを伝送するのに用いられる、受信ユニットと、
上記SRBのための上記設定情報を用いて上記SRBを設定するよう構成された設定ユニットと、
上記SRBを設定した結果を送信するよう構成された送信ユニットと
を備える、設定装置。
[項目36]
上記送信ユニットは、直接上記セカンダリノードへ上記設定結果を送信する、または、上記マスタノードを通じて上記セカンダリノードへ上記設定結果を送信するよう構成されている、項目35に記載の装置。
[項目37]
上記SRBのための上記設定情報は、SRB識別子、上記SRBの無線リンク制御RLCレイヤ設定、論理チャネル設定、およびSRBセキュリティパラメータのうち少なくとも1つの情報を含む、項目35または36に記載の装置。
[項目38]
上記受信ユニットはさらに、上記セカンダリノードからカウント値を受信し、上記カウント値に基づき鍵を更新するよう構成されている、項目35から37のいずれか一項に記載の装置。
[項目39]
上記受信ユニットはさらに、上記セカンダリノードからRRC接続再設定メッセージを受信するよう構成されており、
上記設定ユニットはさらに、上記RRC接続再設定メッセージに対応する再設定を実施し、再設定が失敗したとき、上記RRC接続再設定メッセージの受信前の設定に基づき動作するよう構成されている、項目35から38のいずれか一項に記載の装置。
[項目40]
上記設定ユニットはRRC接続再確立をトリガしない、項目39に記載の装置。
[項目41]
上記送信ユニットはさらに、上記マスタノードへ設定失敗通知を送信するよう構成されている、項目39または40に記載の装置。
[項目42]
上記受信ユニットはさらに、上記セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージを受信するよう構成されており、上記ダウンリンクRRCメッセージは、上記マスタノードにより上記セカンダリノードから受信され上記端末へ送信され、または、上記ダウンリンクRRCメッセージは、上記セカンダリノードにより上記端末へ送信され、
上記送信ユニットはさらに、アップリンクRRCメッセージを送信するよう構成されており、上記アップリンクRRCメッセージは上記ダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージであり、上記送信ユニットが上記アップリンクRRCメッセージを送信するパスは、上記受信ユニットが上記ダウンリンクRRCメッセージを受信するパスと同じである、項目32から41のいずれか一項に記載の装置。
[項目43]
上記受信ユニットはさらに、上記マスタノードから上記セカンダリノードのアップリンクRRC設定情報を受信するよう構成されており、上記アップリンクRRC設定情報は、上記セカンダリノードのためのアップリンクRRCメッセージを上記端末が送信する方式を設定するのに用いられ、
上記送信ユニットはさらに、上記アップリンクRRC設定情報に基づき上記セカンダリノードのための上記アップリンクRRCメッセージを送信するよう構成されている、項目32から41のいずれか一項に記載の装置。
[項目44]
上記送信方式は、
上記セカンダリノードへ上記セカンダリノードのための上記アップリンクRRCメッセージを送信すること、または、
上記マスタノードを通じて上記セカンダリノードへ上記セカンダリノードのための上記アップリンクRRCメッセージを送信すること、または、
上記セカンダリノードへ上記セカンダリノードのための上記アップリンクRRCメッセージを送信することであって、上記アップリンクRRCメッセージは、上記セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージである、こと、または、
上記マスタノードを通じて上記セカンダリノードへ上記セカンダリノードのための上記アップリンクRRCメッセージを送信することであって、上記アップリンクRRCメッセージは、上記セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージである、こと、または、
直接、または上記マスタノードを通じて上記セカンダリノードへ上記セカンダリノードのための上記アップリンクRRCメッセージを、上記端末が上記セカンダリノードのセルを測定した結果に基づき送信すること、または、
上記セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージと同じパスで上記セカンダリノードのための上記アップリンクRRCメッセージを送信すること
を含む、項目43に記載の装置。
[項目45]
通信システムに適用される設定方法であって、上記通信システムは、端末に対して共同でサービスを提供するマスタノードとセカンダリノードとを含み、
上記マスタノードが上記セカンダリノードからシグナリング無線ベアラSRBのための設定情報を受信する段階であって、上記SRBは、上記セカンダリノードと上記端末との間で無線リソース制御RRCメッセージを伝送するのに用いられる、段階と、
上記マスタノードが上記端末へ上記SRBのための上記設定情報を送信する段階と、
上記SRBのための上記設定情報を用いて上記端末が上記SRBを設定した結果を上記マスタノードが受信する段階と、
上記マスタノードが上記セカンダリノードへ上記設定結果を送信する段階と
を備える、設定方法。
[項目46]
上記マスタノードが、上記セカンダリノードのSRBのための設定情報を受信する上記段階の前に、
上記マスタノードが上記セカンダリノードへインジケーション情報を送信する段階であって、上記インジケーション情報は、上記SRBを確立するよう上記セカンダリノードに指示するのに用いられる、または、上記SRBのための上記設定情報を生成するよう上記セカンダリノードに指示するのに用いられる、段階、または、
上記マスタノードが上記セカンダリノードへ追加要求メッセージを送信する段階であって、上記追加要求メッセージは、セカンダリノードを追加するよう要求するのに用いられ、上記セカンダリノードの上記SRBのための上記設定情報は、上記セカンダリノードが追加されるよう要求されるとき上記セカンダリノードが生成する、段階
をさらに備える、項目45に記載の方法。
[項目47]
上記SRBのための上記設定情報は、SRB識別子、上記SRBの無線リンク制御RLCレイヤ設定、論理チャネル設定、およびSRBセキュリティパラメータのうち少なくとも1つの情報を含む、項目45または46に記載の方法。
[項目48]
上記マスタノードが上記セカンダリノードのSRBのための設定情報を受信する上記段階の前に、上記マスタノードが、上記セカンダリノードの上記SRBのために用いられるセキュリティ情報を上記セカンダリノードへ送信する段階であって、上記セキュリティ情報は、セキュリティ鍵、およびセキュリティアルゴリズムに関する情報のうち少なくとも1つを含む、段階をさらに備える、項目45から47のいずれか一項に記載の方法。
[項目49]
上記マスタノードが上記セカンダリノードへ鍵グループを送信する段階であって、鍵を更新するとき上記セカンダリノードが上記鍵グループから鍵を選択するよう上記鍵グループは複数の鍵を含む、段階をさらに備える、項目45から48のいずれか一項に記載の方法。
[項目50]
上記マスタノードが、上記鍵グループ内の上記鍵を導出するのに用いられるカウント値グループを上記セカンダリノードへ送信する段階をさらに備える、項目49に記載の方法。
[項目51]
上記マスタノードが上記端末へ上記セカンダリノードのアップリンクRRC設定情報を送信する段階であって、上記アップリンクRRC設定情報は、上記端末が上記セカンダリノードのアップリンクRRCメッセージを送信する方式を設定するのに用いられる、段階をさらに備える、項目45から50のいずれか一項に記載の方法。
[項目52]
上記送信方式は、
上記端末が上記セカンダリノードへ上記セカンダリノードのための上記アップリンクRRCメッセージを送信すること、または、
上記端末が上記マスタノードを通じて上記セカンダリノードへ上記セカンダリノードのための上記アップリンクRRCメッセージを送信すること、または、
上記端末が上記セカンダリノードへ上記セカンダリノードのための上記アップリンクRRCメッセージを送信することであって、上記アップリンクRRCメッセージは、上記セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージである、こと、または、
上記端末が上記マスタノードを通じて上記セカンダリノードへ上記セカンダリノードのための上記アップリンクRRCメッセージを送信することであって、上記アップリンクRRCメッセージは、上記セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージである、こと、または、
上記端末が直接、または上記マスタノードを通じて上記セカンダリノードへ上記セカンダリノードのための上記アップリンクRRCメッセージを、上記セカンダリノードのセルを測定した結果に基づき送信すること、または、
上記端末が、上記セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージと同じパスで上記セカンダリノードのための上記アップリンクRRCメッセージを送信すること
を含む、項目51に記載の方法。
[項目53]
上記セカンダリノードへ測定設定情報を送信する段階であって、上記測定設定情報は、上記セカンダリノードによる上記マスタノードへの測定結果の送信をトリガするための条件を設定するのに用いられる、段階と、
上記条件を満たす測定結果を上記セカンダリノードから受信する段階と
をさらに備える、項目45から52のいずれか一項に記載の方法。
[項目54]
上記SRBのための上記設定情報はRRCコンテナであり、上記マスタノードが上記端末へ上記SRBのための上記設定情報を送信する上記段階は、上記マスタノードが上記端末へ上記RRCコンテナをパースすることなく上記RRCコンテナを転送する段階を有する、項目45から53のいずれか一項に記載の方法。
[項目55]
上記セカンダリノードが送信したRRC接続再設定メッセージの設定の実施に上記端末が失敗したとき、上記マスタノードが上記端末から設定失敗通知を受信する段階と、
上記設定が失敗したことを上記マスタノードが上記セカンダリノードに通知する段階と
をさらに備える、項目45から54のいずれか一項に記載の方法。
[項目56]
通信システムにおけるマスタノードに適用される設定装置であって、上記通信システムは、端末に対して共同でサービスを提供する上記マスタノードとセカンダリノードとを含み、
上記セカンダリノードからシグナリング無線ベアラSRBのための設定情報を受信するよう構成された第1の受信ユニットであって、上記SRBは、上記セカンダリノードと上記端末との間で無線リソース制御RRCメッセージを伝送するのに用いられる、第1の受信ユニットと、
上記端末へ上記SRBのための上記設定情報を送信するよう構成された第2の送信ユニットと、
上記SRBのための上記設定情報を用いて上記端末が上記SRBを設定した結果を受信するよう構成された第2の受信ユニットと、
さらに、上記セカンダリノードへ上記設定結果を送信するよう構成された第1の送信ユニットと
を備える、設定装置。
[項目57]
上記第1の送信ユニットはさらに、上記第1の受信ユニットが上記セカンダリノードの上記SRBのための上記設定情報を受信する前に、
上記セカンダリノードへインジケーション情報を送信することであって、上記インジケーション情報は、上記SRBを確立するよう上記セカンダリノードに指示するのに用いられる、または、上記SRBのための上記設定情報を生成するよう上記セカンダリノードに指示するのに用いられる、こと、または、
上記セカンダリノードへ追加要求メッセージを送信することであって、上記追加要求メッセージは、セカンダリノードを追加するよう要求するのに用いられ、上記セカンダリノードの上記SRBのための上記設定情報は、上記セカンダリノードが追加されるよう要求されるとき上記セカンダリノードが生成する、こと
を行うよう構成されている、項目56に記載の装置。
[項目58]
上記SRBのための上記設定情報は、SRB識別子、上記SRBの無線リンク制御RLCレイヤ設定、論理チャネル設定、およびSRBセキュリティパラメータのうち少なくとも1つの情報を含む、項目56または57に記載の装置。
[項目59]
上記第1の送信ユニットはさらに、上記第1の受信ユニットが上記セカンダリノードの上記SRBのための上記設定情報を受信する前に、上記セカンダリノードへ上記セカンダリノードの上記SRBのために用いられるセキュリティ情報を送信するよう構成されており、上記セキュリティ情報は、セキュリティ鍵、およびセキュリティアルゴリズムに関する情報のうち少なくとも1つを含む、項目56から58のいずれか一項に記載の装置。
[項目60]
上記第1の送信ユニットはさらに、上記セカンダリノードへ鍵グループを送信するよう構成されており、鍵を更新するとき上記セカンダリノードが上記鍵グループから鍵を選択するよう上記鍵グループは複数の鍵を含む、項目56から59のいずれか一項に記載の装置。
[項目61]
上記第1の送信ユニットはさらに、上記鍵グループ内の上記鍵を導出するのに用いられるカウント値グループを上記セカンダリノードへ送信するよう構成されている、項目60に記載の装置。
[項目62]
上記第2の送信ユニットはさらに、上記セカンダリノードのアップリンクRRC設定情報を上記端末へ送信するよう構成されており、上記アップリンクRRC設定情報は、上記端末が上記セカンダリノードのアップリンクRRCメッセージを送信する方式を設定するのに用いられる、項目56から61のいずれか一項に記載の装置。
[項目63]
上記送信方式は、
上記端末が上記セカンダリノードへ上記セカンダリノードの上記アップリンクRRCメッセージを送信すること、または、
上記端末が上記マスタノードを用いて上記セカンダリノードへ上記セカンダリノードの上記アップリンクRRCメッセージを送信すること、または、
上記端末が上記セカンダリノードへ上記セカンダリノードの上記アップリンクRRCメッセージを送信することであって、上記アップリンクRRCメッセージは、上記セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージである、こと、または、
上記端末が上記マスタノードを用いて上記セカンダリノードへ上記セカンダリノードの上記アップリンクRRCメッセージを送信することであって、上記アップリンクRRCメッセージは、上記セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージである、こと、または、
上記端末が直接、または上記マスタノードを用いて上記セカンダリノードへ上記セカンダリノードの上記アップリンクRRCメッセージを、上記セカンダリノードのセルを測定した結果に基づき送信すること、または、
上記端末が、上記セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージと同じパスで上記セカンダリノードの上記アップリンクRRCメッセージを送信すること
を含む、項目62に記載の装置。
[項目64]
上記第1の送信ユニットはさらに、上記セカンダリノードへ測定設定情報を送信するよう構成されており、上記測定設定情報は、上記セカンダリノードによる上記マスタノードへの測定結果の送信をトリガするための条件を設定するのに用いられ、
上記第1の送信ユニットはさらに、上記条件を満たす測定結果を上記セカンダリノードから受信するよう構成されている、項目56から63のいずれか一項に記載の装置。
[項目65]
上記SRBのための上記設定情報はRRCコンテナであり、上記第2の送信ユニットは、上記RRCコンテナをパースすることなく上記端末へ上記RRCコンテナを転送する、項目56から64のいずれか一項に記載の装置。
[項目66]
上記セカンダリノードが送信したRRC接続再設定メッセージの設定の実施に上記端末が失敗したとき、
上記第2の受信ユニットはさらに、上記端末から設定失敗通知を受信するよう構成されており、
上記第1の送信ユニットは、上記設定が失敗したことを上記セカンダリノードに通知するよう構成されている、項目56から65のいずれか一項に記載の装置。
[項目67]
少なくとも1つの処理素子と少なくとも1つの記憶素子とを備える設定装置であって、上記少なくとも1つの記憶素子は、プログラムとデータとを格納するよう構成されており、上記少なくとも1つの処理素子は、項目1から12のいずれか一項に記載の方法を実施するよう構成されている、設定装置。
[項目68]
少なくとも1つの処理素子と少なくとも1つの記憶素子とを備える設定装置であって、上記少なくとも1つの記憶素子は、プログラムとデータとを格納するよう構成されており、上記少なくとも1つの処理素子は、項目25から34のいずれか一項に記載の方法を実施するよう構成されている、設定装置。
[項目69]
少なくとも1つの処理素子と少なくとも1つの記憶素子とを備える設定装置であって、上記少なくとも1つの記憶素子は、プログラムとデータとを格納するよう構成されており、上記少なくとも1つの処理素子は、項目45から55のいずれか一項に記載の方法を実施するよう構成されている、設定装置。
[項目70]
項目35から44のいずれか一項に記載の装置を備える、または項目68に記載の装置を備える端末。
[項目71]
プロセッサが走らせたとき、項目1から12のいずれか一項に記載の方法を実施するのに用いられるコンピュータプログラム。
[項目72]
プロセッサが走らせたとき、項目25から34のいずれか一項に記載の方法を実施するのに用いられるコンピュータプログラム。
[項目73]
プロセッサが走らせたとき、項目45から55のいずれか一項に記載の方法を実施するのに用いられるコンピュータプログラム。
[項目74]
項目71から73のいずれか一項に記載のプログラムを備えるコンピュータ可読記憶媒体。
[項目75]
通信システムに適用される無線リソース制御RRCメッセージ伝送方法であって、上記通信システムは、端末に対して共同でサービスを提供するマスタノードとセカンダリノードとを含み、
上記端末が、上記セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージを受信する段階であって、上記ダウンリンクRRCメッセージは、上記マスタノードにより上記セカンダリノードから受信され上記端末へ送信され、または上記ダウンリンクRRCメッセージは、上記セカンダリノードにより上記端末へ送信される、段階と、
上記端末がアップリンクRRCメッセージを送信する段階であって、上記アップリンクRRCメッセージは、上記ダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージであり、上記端末が上記アップリンクRRCメッセージを送信するパスは、上記端末が上記ダウンリンクRRCメッセージを受信するパスと同じである、段階と
を備える、無線リソース制御RRCメッセージ伝送方法。
[項目76]
セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージを受信するよう構成された受信ユニットであって、上記ダウンリンクRRCメッセージは、マスタノードにより上記セカンダリノードから受信され端末へ送信され、または、上記ダウンリンクRRCメッセージは、上記セカンダリノードにより端末へ送信される、受信ユニットと、
アップリンクRRCメッセージを送信するよう構成された送信ユニットであって、上記アップリンクRRCメッセージは上記ダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージであり、上記端末が上記アップリンクRRCメッセージを送信するパスは、上記端末が上記ダウンリンクRRCメッセージを受信するパスと同じである、送信ユニットと
を備える、無線リソース制御RRCメッセージ伝送装置。
[項目77]
少なくとも1つの処理素子と少なくとも1つの記憶素子とを備える無線リソース制御RRCメッセージ伝送装置であって、上記少なくとも1つの記憶素子は、プログラムとデータとを格納するよう構成されており、上記少なくとも1つの処理素子は、項目75に記載の方法を実施するよう構成されている、無線リソース制御RRCメッセージ伝送装置。
[項目78]
項目76または77に記載の装置を備える端末。
[項目79]
プロセッサが走らせたとき、項目75に記載の方法を実施するのに用いられるコンピュータプログラム。
[項目80]
項目79に記載のプログラムを備えるコンピュータ可読記憶媒体。

Claims (53)

  1. 端末がマスタノードからセカンダリノードのシグナリング無線ベアラ(SRB)のための設定情報を受信する段階であって、前記SRBは、前記セカンダリノードと前記端末との間での無線リソース制御(RRC)メッセージを保持するのに用いられ、前記セカンダリノード及びマスタノードは、前記端末に対して共同でサービスを提供する、段階と、
    前記端末が、前記SRBのための前記設定情報を用いて前記SRBを設定する段階と、
    前記端末が、前記SRBを設定した結果を前記セカンダリノードへ送信する段階と、
    前記端末が、前記セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージを第1パス上で受信する段階と、
    前記端末が、前記セカンダリノードにアップリンクRRCメッセージを第2パス上で送信する段階であって、前記アップリンクRRCメッセージは前記ダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージであり、前記第1パスが、前記セカンダリノードから前記マスタノードを介して前記端末により前記ダウンリンクRRCメッセージが受信されるパスである場合、前記第2パスは、前記アップリンクRRCメッセージが前記マスタノードを介して前記セカンダリノードに送信されるパスであり、前記第1パスが、直接前記セカンダリノードから前記端末により前記ダウンリンクRRCメッセージが受信されるパスである場合、前記第2パスは、前記アップリンクRRCメッセージが直接前記セカンダリノードに送信されるパスである、段階と
    備える、設定方法。
  2. 前記端末が、前記SRBを設定した結果を送信する前記段階は、
    前記端末が直接前記セカンダリノードへ前記結果を送信する段階、または
    前記端末が前記マスタノードを通じて前記セカンダリノードへ前記結果を送信する段階を
    有する、請求項1に記載の設定方法。
  3. 前記SRBのための前記設定情報は、SRB識別子、前記SRBの無線リンク制御(RLC)レイヤ設定、論理チャネル設定、およびSRBセキュリティパラメータを含む、請求項1または2に記載の設定方法。
  4. 前記端末が前記セカンダリノードからカウント値を受信し、前記カウント値に基づき鍵を更新する段階をさらに備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の設定方法。
  5. 前記端末が前記セカンダリノードからRRC接続再設定メッセージを受信する段階と、
    前記端末が前記RRC接続再設定メッセージに対応する再設定の実施に失敗したとき、前記RRC接続再設定メッセージの受信前の設定に基づき前記端末が動作する段階と
    をさらに備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の設定方法。
  6. 前記端末はRRC接続再確立をトリガしない、請求項5に記載の設定方法。
  7. 前記端末が前記マスタノードへ設定失敗通知を送信する段階をさらに備える、請求項5または6に記載の設定方法。
  8. 前記ダウンリンクRRCメッセージは、RRC接続再設定メッセージを有し、前記アップリンクRRCメッセージは、RRC接続再設定完了メッセージを有する、請求項1から7のいずれか一項に記載の設定方法。
  9. 端末に適用される設定装置であって、
    マスタノードからセカンダリノードのシグナリング無線ベアラ(SRB)のための設定情報を受信するよう構成された受信ユニットであって、前記SRBは、前記セカンダリノードと前記設定装置との間で無線リソース制御(RRC)メッセージを伝送するのに用いられ、前記セカンダリノード及びマスタノードは、前記端末に対して共同でサービスを提供する、受信ユニットと、
    前記SRBのための前記設定情報を用いて前記SRBを設定するよう構成された設定ユニットと、
    前記SRBを設定した結果を前記セカンダリノードへ送信するよう構成された送信ユニットと
    を備え、
    前記受信ユニットは、前記セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージを第1パス上で受信するようにさらに構成され、
    前記送信ユニットは、前記セカンダリノードにアップリンクRRCメッセージを第2パス上で送信するようにさらに構成され、前記アップリンクRRCメッセージは前記ダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージであり、前記第1パスが、前記セカンダリノードから前記マスタノードを介して前記端末により前記ダウンリンクRRCメッセージが受信されるパスである場合、前記第2パスは、前記アップリンクRRCメッセージが前記マスタノードを介して前記セカンダリノードに送信されるパスであり、前記第1パスが、直接前記セカンダリノードから前記端末により前記ダウンリンクRRCメッセージが受信されるパスである場合、前記第2パスは、前記アップリンクRRCメッセージが直接前記セカンダリノードに送信されるパスである、設定装置。
  10. 前記送信ユニットは、直接前記セカンダリノードへ前記結果を送信する、または、前記マスタノードを通じて前記セカンダリノードへ前記結果を送信するよう構成されている、請求項9に記載の設定装置。
  11. 前記SRBのための前記設定情報は、SRB識別子、前記SRBの無線リンク制御(RLC)レイヤ設定、論理チャネル設定、およびSRBセキュリティパラメータを含む、請求項9または10に記載の設定装置。
  12. 前記受信ユニットはさらに、前記セカンダリノードからカウント値を受信するよう構成されており、鍵は、前記カウント値に基づき更新される、請求項9から11のいずれか一項に記載の設定装置。
  13. 前記受信ユニットはさらに、前記セカンダリノードからRRC接続再設定メッセージを受信するよう構成されており、
    前記設定ユニットはさらに、前記RRC接続再設定メッセージに対応する再設定を実施するよう構成されており、
    再設定が失敗したとき、前記設定装置は、前記RRC接続再設定メッセージの受信前の設定に基づき動作する、請求項9から12のいずれか一項に記載の設定装置。
  14. 前記設定ユニットはRRC接続再確立をトリガしない、請求項13に記載の設定装置。
  15. 前記送信ユニットはさらに、前記マスタノードへ設定失敗通知を送信するよう構成されている、請求項13または14に記載の設定装置。
  16. 前記ダウンリンクRRCメッセージは、RRC接続再設定メッセージを有し、前記アップリンクRRCメッセージは、RRC接続再設定完了メッセージを有する、請求項9から15のいずれか一項に記載の設定装置。
  17. 少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、請求項1から8のいずれか一項に記載の設定方法を実施するよう構成されている、設定装置。
  18. プロセッサに、請求項1から8のいずれか一項に記載の設定方法を実行させるプログラム。
  19. 通信システムに適用される設定方法であって、前記通信システムは、端末に対して共同でサービスを提供するマスタノードとセカンダリノードとを含み、
    前記セカンダリノードが、シグナリング無線ベアラ(SRB)のための設定情報を生成する段階であって、前記SRBは、前記セカンダリノードと前記端末との間で無線リソース制御(RRC)メッセージを伝送するのに用いられる、段階と、
    前記セカンダリノードが、前記SRBのための前記設定情報を前記マスタノードへ送信する段階であって、前記SRBのための前記設定情報は前記マスタノードを通じて前記端末へ送信される、段階と、
    前記SRBのための前記設定情報を用いて前記端末が前記SRBを設定した結果を前記セカンダリノードが受信する段階と、
    前記セカンダリノードが、第1パス上で前記セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージを前記端末に送信する段階と、
    前記セカンダリノードが、前記端末から第2パス上でアップリンクRRCメッセージを受信する段階であって、前記アップリンクRRCメッセージは前記ダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージであり、前記第1パスが、前記セカンダリノードから前記マスタノードを介して前記端末により前記ダウンリンクRRCメッセージが受信されるパスである場合、前記第2パスは、前記アップリンクRRCメッセージが前記マスタノードを介して前記セカンダリノードに送信されるパスであり、前記第1パスが、直接前記セカンダリノードから前記端末により前記ダウンリンクRRCメッセージが受信されるパスである場合、前記第2パスは、前記アップリンクRRCメッセージが直接前記セカンダリノードに送信されるパスである、段階と
    備える、設定方法。
  20. 前記セカンダリノードがSRBのための設定情報を生成する前記段階は、前記セカンダリノードが前記マスタノードから追加要求メッセージを受信したときに前記セカンダリノードが前記SRBのための前記設定情報を生成する段階であって、前記追加要求メッセージは、セカンダリノードを追加するよう要求するのに用いられる、段階を有する、請求項19に記載の設定方法。
  21. 前記セカンダリノードが、前記SRBの設定または確立をトリガする、請求項19または20に記載の設定方法。
  22. 前記SRBのための前記設定情報は、SRB識別子、前記SRBの無線リンク制御(RLC)レイヤ設定、論理チャネル設定、およびSRBセキュリティパラメータのうち少なくとも1つの情報を含む、請求項19から21のいずれか一項に記載の設定方法。
  23. 前記セカンダリノードが前記マスタノードから前記セカンダリノードの前記SRBのために用いられるセキュリティ情報を受信する段階であって、前記セキュリティ情報は、セキュリティ鍵、およびセキュリティアルゴリズムに関する情報のうち少なくとも1つを含む、段階をさらに備える、請求項19から22のいずれか一項に記載の設定方法。
  24. 前記セカンダリノードが前記マスタノードから測定設定情報を受信する段階であって、前記測定設定情報は、前記セカンダリノードによる前記マスタノードへの測定結果の送信をトリガするための条件を設定するのに用いられる、段階と
    前記マスタノードがモビリティ管理を実施できるように、又は、セカンダリセルグループ管理を実施できるように、前記条件を満たす測定結果を前記セカンダリノードが前記マスタノードへ送信する段階と
    をさらに備える、請求項19から23のいずれか一項に記載の設定方法。
  25. 前記セカンダリノードが前記マスタノードへ前記SRBのための前記設定情報を送信する前記段階は、前記セカンダリノードが前記マスタノードへRRCコンテナとして前記SRBのための前記設定情報を送信する段階を有する、請求項19から24のいずれか一項に記載の設定方法。
  26. 前記コンテナは、前記セカンダリノードが前記マスタノードへ送信する肯定応答メッセージ内に保持され、前記肯定応答メッセージは、セカンダリノードを追加するよう要求するのに用いられる追加要求メッセージに対する応答メッセージである、請求項25に記載の設定方法。
  27. 前記セカンダリノードが前記端末へRRC接続再設定メッセージを送信する段階と、
    前記RRC接続再設定メッセージの設定が失敗したとき、前記セカンダリノードが前記マスタノードから設定失敗通知を受信する段階と
    をさらに備える、請求項19から26のいずれか一項に記載の設定方法。
  28. 通信システムにおけるセカンダリノードに適用される設定装置であって、前記通信システムは、端末に対して共同でサービスを提供するマスタノードと前記セカンダリノードとを含み、前記設定装置は、第1の通信ユニットと第2の通信ユニットとを備え、前記第1の通信ユニットは、前記セカンダリノードと前記マスタノードとの間の通信を制御するよう構成され、前記第2の通信ユニットは、前記セカンダリノードと前記端末との間の通信を制御するよう構成され、
    前記設定装置は、シグナリング無線ベアラ(SRB)のための設定情報を生成するよう構成された生成ユニットであって、前記SRBは、前記セカンダリノードと前記端末との間で無線リソース制御(RRC)メッセージを伝送するのに用いられる、生成ユニットをさらに備え、
    前記第1の通信ユニットは、前記SRBのための前記設定情報を前記マスタノードへ送信するよう構成され、前記SRBのための前記設定情報は前記マスタノードを通じて前記端末へ送信され、
    前記第1の通信ユニットまたは前記第2の通信ユニットは、前記SRBのための前記設定情報を用いて前記端末が前記SRBを設定した結果を受信するよう構成され、
    前記第2の通信ユニットは、第1パス上で前記セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージを前記端末に送信し、前記端末から第2パス上でアップリンクRRCメッセージを受信するようにさらに構成され、
    前記アップリンクRRCメッセージは前記ダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージであり、前記第1パスが、前記セカンダリノードから前記マスタノードを介して前記端末により前記ダウンリンクRRCメッセージが受信されるパスである場合、前記第2パスは、前記アップリンクRRCメッセージが前記マスタノードを介して前記セカンダリノードに送信されるパスであり、前記第1パスが、直接前記セカンダリノードから前記端末により前記ダウンリンクRRCメッセージが受信されるパスである場合、前記第2パスは、前記アップリンクRRCメッセージが直接前記セカンダリノードに送信されるパスである、設定装置。
  29. 前記第1の通信ユニットはさらに、前記マスタノードから追加要求メッセージを受信するよう構成されており、前記追加要求メッセージは、セカンダリノードを追加するよう要求するのに用いられ、
    前記生成ユニットは、前記第1の通信ユニットが前記追加要求メッセージを受信したときに前記SRBのための前記設定情報を生成するよう構成されている、請求項28に記載の設定装置。
  30. 前記SRBの設定または確立をトリガするよう構成されたユニットをさらに備える、請求項28または29に記載の設定装置。
  31. 前記SRBのための前記設定情報は、SRB識別子、前記SRBの無線リンク制御(RLC)レイヤ設定、論理チャネル設定、およびSRBセキュリティパラメータのうち少なくとも1つの情報を含む、請求項28から30のいずれか一項に記載の設定装置。
  32. 前記第1の通信ユニットはさらに、前記マスタノードから前記セカンダリノードの前記SRBのために用いられるセキュリティ情報を受信するよう構成されており、前記セキュリティ情報は、セキュリティ鍵、およびセキュリティアルゴリズムに関する情報のうち少なくとも1つを含む、請求項28から31のいずれか一項に記載の設定装置。
  33. 前記第1の通信ユニットはさらに、前記マスタノードから測定設定情報を受信するよう構成されており、前記測定設定情報は、前記セカンダリノードによる前記マスタノードへの測定結果の送信をトリガするための条件を設定するのに用いられ、
    前記第1の通信ユニットはさらに、前記マスタノードがモビリティ管理を実施できるように、又は、セカンダリセルグループ管理を実施できるように、前記条件を満たす測定結果を前記マスタノードへ送信するよう構成されている、請求項28から32のいずれか一項に記載の設定装置。
  34. 前記第1の通信ユニットは、RRCコンテナとして前記マスタノードへ前記SRBのための前記設定情報を送信する、請求項28から33のいずれか一項に記載の設定装置。
  35. 前記コンテナは、前記第1の通信ユニットが前記マスタノードへ送信する肯定応答メッセージ内に保持され、前記肯定応答メッセージは、セカンダリノードを追加するよう要求するのに用いられる追加要求メッセージに対する応答メッセージである、請求項34に記載の設定装置。
  36. 前記第2の通信ユニットはさらに、前記端末へRRC接続再設定メッセージを送信するよう構成されており、
    前記第1の通信ユニットはさらに、前記RRC接続再設定メッセージの設定が失敗したとき、前記マスタノードから設定失敗通知を受信するよう構成されている、請求項28から35のいずれか一項に記載の設定装置。
  37. 通信システムに適用される設定方法であって、前記通信システムは、端末に対して共同でサービスを提供するマスタノードとセカンダリノードとを含み、
    前記マスタノードが前記セカンダリノードからシグナリング無線ベアラ(SRB)のための設定情報を受信する段階であって、前記SRBは、前記セカンダリノードと前記端末との間で無線リソース制御(RRC)メッセージを伝送するのに用いられる、段階と、
    前記マスタノードが前記端末へ前記SRBのための前記設定情報を送信する段階と、
    前記SRBのための前記設定情報を用いて前記端末が前記SRBを設定した結果を前記マスタノードが受信する段階と、
    前記マスタノードが前記セカンダリノードへ前記結果を送信する段階と
    前記マスタノードが、第1パス上で前記セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージを前記端末に送信する段階と、
    前記マスタノードが、第2パス上で、前記端末から受信したアップリンクRRCメッセージを前記セカンダリノードに送信する段階であって、前記アップリンクRRCメッセージは前記ダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージであり、前記第1パスが、前記セカンダリノードから前記マスタノードを介して前記端末により前記ダウンリンクRRCメッセージが受信されるパスである場合、前記第2パスは、前記アップリンクRRCメッセージが前記マスタノードを介して前記セカンダリノードに送信されるパスであり、前記第1パスが、直接前記セカンダリノードから前記端末により前記ダウンリンクRRCメッセージが受信されるパスであり、かつ、前記第2パスが、前記アップリンクRRCメッセージが直接前記セカンダリノードに送信されるパスである場合、前記ダウンリンクRRCメッセージ及び前記アップリンクRRCメッセージは、前記端末と前記セカンダリノードとの間で直接伝送される、段階と
    を備える、設定方法。
  38. 前記マスタノードが前記セカンダリノードへインジケーション情報を送信する段階であって、前記インジケーション情報は、前記SRBを確立するよう前記セカンダリノードに指示するのに用いられる、または、前記SRBのための前記設定情報を生成するよう前記セカンダリノードに指示するのに用いられる、段階、または、
    前記マスタノードが前記セカンダリノードへ追加要求メッセージを送信する段階であって、前記追加要求メッセージは、セカンダリノードを追加するよう要求するのに用いられ、前記セカンダリノードの前記SRBのための前記設定情報は、前記セカンダリノードが追加されるよう要求されるとき前記セカンダリノードが生成する、段階
    をさらに備える、請求項37に記載の設定方法。
  39. 前記SRBのための前記設定情報は、SRB識別子、前記SRBの無線リンク制御(RLC)レイヤ設定、論理チャネル設定、およびSRBセキュリティパラメータのうち少なくとも1つの情報を含む、請求項37または38に記載の設定方法。
  40. 前記マスタノードが前記セカンダリノードへ前記セカンダリノードの前記SRBのために用いられるセキュリティ情報を送信する段階であって、前記セキュリティ情報は、セキュリティ鍵、およびセキュリティアルゴリズムに関する情報のうち少なくとも1つを含む、段階をさらに備える、請求項37から39のいずれか一項に記載の設定方法。
  41. 前記セカンダリノードへ測定設定情報を送信する段階であって、前記測定設定情報は、前記セカンダリノードによる前記マスタノードへの測定結果の送信をトリガするための条件を設定するのに用いられる、段階と、
    モビリティ管理を実施する、又は、セカンダリセルグループ管理を実施するために、前記条件を満たす測定結果を前記セカンダリノードから受信する段階と
    をさらに備える、請求項37から40のいずれか一項に記載の設定方法。
  42. 前記SRBのための前記設定情報はRRCコンテナであり、前記マスタノードが前記端末へ前記SRBのための前記設定情報を送信する前記段階は、前記マスタノードが前記端末へ前記RRCコンテナをパースすることなく前記RRCコンテナを転送する段階を有する、請求項37から41のいずれか一項に記載の設定方法。
  43. 前記セカンダリノードが送信したRRC接続再設定メッセージの設定の実施に前記端末が失敗したとき、前記マスタノードが前記端末から設定失敗通知を受信する段階と、
    前記設定が失敗したことを前記マスタノードが前記セカンダリノードに通知する段階と
    をさらに備える、請求項37から42のいずれか一項に記載の設定方法。
  44. 通信システムにおけるマスタノードに適用される設定装置であって、前記通信システムは、端末に対して共同でサービスを提供する前記マスタノードとセカンダリノードとを含み、
    前記セカンダリノードからシグナリング無線ベアラ(SRB)のための設定情報を受信するよう構成された第1の受信ユニットであって、前記SRBは、前記セカンダリノードと前記端末との間で無線リソース制御(RRC)メッセージを伝送するのに用いられる、第1の受信ユニットと、
    前記端末へ前記SRBのための前記設定情報を送信するよう構成された第2の送信ユニットと、
    前記SRBのための前記設定情報を用いて前記端末が前記SRBを設定した結果を受信するよう構成された第2の受信ユニットと、
    さらに、前記セカンダリノードへ前記結果を送信するよう構成された第1の送信ユニットと
    を備え、
    前記第2の送信ユニットが、第1パス上で前記セカンダリノードのダウンリンクRRCメッセージを前記端末に送信するようにさらに構成され、
    前記第1の送信ユニットは、第2パス上で、前記端末から受信したアップリンクRRCメッセージを前記セカンダリノードに送信するようにさらに構成され、前記アップリンクRRCメッセージは前記ダウンリンクRRCメッセージに対する応答メッセージであり、前記第1パスが、前記セカンダリノードから前記マスタノードを介して前記端末により前記ダウンリンクRRCメッセージが受信されるパスである場合、前記第2パスは、前記アップリンクRRCメッセージが前記マスタノードを介して前記セカンダリノードに送信されるパスであり、前記第1パスが、直接前記セカンダリノードから前記端末により前記ダウンリンクRRCメッセージが受信されるパスであり、かつ、前記第2パスが、前記アップリンクRRCメッセージが直接前記セカンダリノードに送信されるパスである場合、前記ダウンリンクRRCメッセージ及び前記アップリンクRRCメッセージは、前記端末と前記セカンダリノードとの間で直接伝送される、設定装置。
  45. 前記第1の送信ユニットはさらに、
    前記セカンダリノードへインジケーション情報を送信することであって、前記インジケーション情報は、前記SRBを確立するよう前記セカンダリノードに指示するのに用いられる、または、前記SRBのための前記設定情報を生成するよう前記セカンダリノードに指示するのに用いられる、こと、または、
    前記セカンダリノードへ追加要求メッセージを送信することであって、前記追加要求メッセージは、セカンダリノードを追加するよう要求するのに用いられ、前記セカンダリノードの前記SRBのための前記設定情報は、前記セカンダリノードが追加されるよう要求されるとき前記セカンダリノードが生成する、こと
    を行うよう構成されている、請求項44に記載の設定装置。
  46. 前記SRBのための前記設定情報は、SRB識別子、前記SRBの無線リンク制御(RLC)レイヤ設定、論理チャネル設定、およびSRBセキュリティパラメータのうち少なくとも1つの情報を含む、請求項44または45に記載の設定装置。
  47. 前記第1の送信ユニットはさらに、前記セカンダリノードへ前記セカンダリノードの前記SRBのために用いられるセキュリティ情報を送信するよう構成されており、前記セキュリティ情報は、セキュリティ鍵、およびセキュリティアルゴリズムに関する情報のうち少なくとも1つを含む、請求項44から46のいずれか一項に記載の設定装置。
  48. 前記第1の送信ユニットはさらに、前記セカンダリノードへ測定設定情報を送信するよう構成されており、前記測定設定情報は、前記セカンダリノードによる前記マスタノードへの測定結果の送信をトリガするための条件を設定するのに用いられ、
    前記第1の送信ユニットはさらに、モビリティ管理を実施する、又は、セカンダリセルグループ管理を実施するために、前記条件を満たす測定結果を前記セカンダリノードから受信するよう構成されている、請求項44から47のいずれか一項に記載の設定装置。
  49. 前記SRBのための前記設定情報はRRCコンテナであり、前記第2の送信ユニットは、前記RRCコンテナをパースすることなく前記端末へ前記RRCコンテナを転送する、請求項44から48のいずれか一項に記載の設定装置。
  50. 前記セカンダリノードが送信したRRC接続再設定メッセージの設定の実施に前記端末が失敗したとき、
    前記第2の受信ユニットはさらに、前記端末から設定失敗通知を受信するよう構成されており、
    前記第1の送信ユニットは、前記設定が失敗したことを前記セカンダリノードに通知するよう構成されている、請求項44から49のいずれか一項に記載の設定装置。
  51. 少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、請求項19から27のいずれか一項、または請求項37から43のいずれか一項に記載の設定方法を実施するよう構成されている、設定装置。
  52. プロセッサに、請求項19から27のいずれか一項または請求項37から43のいずれか一項に記載の設定方法を実行させるプログラム。
  53. 端末に対して共同でサービスを提供するマスタノードとセカンダリノードとを備える通信システムであって、
    前記マスタノードは、請求項37から43のいずれか一項に記載の設定方法を実施するように構成され、前記セカンダリノードは、請求項19から27のいずれか一項に記載の設定方法を実施するように構成される、通信システム。
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