JP6948142B2 - 送風装置 - Google Patents
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Description
(構成)
図1〜図24を参照して、本発明に基づく実施の形態1における送風装置について説明する。本実施の形態における送風装置101の全体の斜視図を図1に示す。送風装置101は、本体1と、ヘッド2と、ヘッド受け部材3とを備える。本体1の上部には操作パネル8が設けられている。送風装置101の正面図、背面図、平面図を図2、図3、図4にそれぞれ示す。本体1は上部の左右に2枚の壁19を有する。2枚の壁19はヘッド受け部材3を挟むように左右対称に配置されている。図1、図3、図4に示すように、本体1は可動板18を含む。可動板18は、本体1の上部に位置し、2枚の壁19によって挟まれる領域を塞ぐように配置されている。可動板18は下端に設けられた回転軸により回動可能となっている。図1、図3、図4に示すように、本体1は背面カバー10を含む。背面カバー10は、本体1の主に背面側に位置する一部分の領域を覆うように着脱自在に取り付けられている。背面カバー10には外側吸込み口13が設けられている。外側吸込み口13は、多数の小さな開口部によって構成されている。たとえば図3および図4に示すように、本体1のいずれかの箇所から電源ケーブル37が延在していてもよい。図3および図4においては、電源ケーブル37は部分的にのみ表示されている。
本実施の形態における送風装置101においては、ヘッド2およびヘッド受け部材3は、第1状態と、第2状態とをとり得るので、第1状態を選択することによって、図6に示すように、ホース4を延ばしてヘッド2を掛布団82の下に入れることができる。こうすることによって、送風装置101は、掛布団82と敷布団81との間の空間の全体に均等に温風を供給することが容易な布団乾燥機として使用することができる。一方、ヘッド2およびヘッド受け部材3を第2状態とすることによって、たとえば図25に示すように、風を室内空間84に向けて吹き出させることができる。このとき吹き出す風は、温風とは限らず常温の風であってもよい。送風装置101は、矢印94に示すように外側吸込み口13から空気を取り込み、矢印95に示すように空気を吹き出すことができる。送風装置101の内部にイオン発生器を備えることとし、空気にイオンを付与する機能を持たせてもよい。図25に示す例では、イオンを含む空気を室内空間84に向けて放出している。こうすることによって、送風装置101は、空気浄化装置として使用することができる。よって、本実施の形態における送風装置101は、掛布団と敷布団との間の空間の全体に均等に温風を供給することが容易な布団乾燥機として使用することができ、なおかつ、他の用途にも使用することができる。
(構成)
図26〜図27を参照して、本発明に基づく実施の形態2における送風装置について説明する。本実施の形態における送風装置102の基本的な構成は、実施の形態1で説明した送風装置101と同様である。送風装置102の外観を図26に示す。
本実施の形態では、送風装置102は、第1姿勢の他に、第2姿勢および第3姿勢もとりうるので、必要に応じて斜め上に向けて送風することもできる。これにより、たとえば図28に示すように、送風装置102より高い位置に吊られた衣類83に向けて送風することもできる。送風装置102から衣類83に向けて乾燥した風または温風を吹き付けることによって衣類83の乾燥を促進することができる。すなわち、送風装置102は衣類乾燥装置として使用することができる。第1姿勢から第3姿勢のいずれをとるかは、乾燥させたい対象物の位置によって適宜選択すればよい。一般的に、衣類は高い位置に吊られていることが多いので、第2姿勢または第3姿勢を選択できることが好都合である。
(構成)
図29〜図31を参照して、本発明に基づく実施の形態3における送風装置について説明する。本実施の形態における送風装置の基本的な構成は、実施の形態1で説明した送風装置101または実施の形態2における送風装置102と同様である。
本実施の形態では、本体1の内部の空間を有効活用して収納空間15が設けられているので、交換部品16などを効率良く保管することができる。
(構成)
図32〜図33を参照して、本発明に基づく実施の形態4における送風装置について説明する。本実施の形態における送風装置の基本的な構成は、実施の形態1〜3のいずれかで説明した送風装置と同様である。
本実施の形態では、ホース4の端部に円筒部材46が設けられ、これが外殻部材17の内部で限られた区間のみを摺動するように配置されているので、ホース4が外れて抜けてしまうことを防止することができる。円筒部材46は外殻部材17の内部の一定の区間で摺動することができるので、ホース4を第1開口部5から長く引き出したときには、円筒部材46が外殻部材17内で移動することによって、第1開口部5から外に出るホース4の長さをより長くすることができる。すなわち、このような円筒部材46および外殻部材17が設けられていない場合に比べて、いわゆるホース4のストロークをより長くすることができる。言い換えれば、ヘッド2を本体1から見てより遠くまで届かせることが可能となる。
(構成)
図36〜図41を参照して、本発明に基づく実施の形態5における送風装置について説明する。本実施の形態における送風装置の基本的な構成は、実施の形態1〜4のいずれかで説明した送風装置と同様である。
本実施の形態では、ヘッド2iに対して着脱可能な脚12を備えることとしているので、ヘッド2iから脚12を取り外した状態では、図36〜図40に示すように、ヘッド2iの下部に突出物が少ない状態とすることができ、ヘッド2iをヘッド受け部材3に収めたときにすっきりしたデザインとすることができる。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
Claims (7)
- 第1開口部を有する本体と、
前記第1開口部から少なくとも一部を出し入れ可能であるホースと、
前記ホースの先端に接続されているヘッドと、
前記本体の上側に設置されており、前記ヘッドを受け入れるためのヘッド受け部材とを備え、
前記ヘッドは、前記ホースを通じて供給されてきた気体を受け入れるように中央下側に配置された受入れ口と、上から見たときに外側に向かって送風可能な吹出し口とを有し、
前記ヘッド受け部材は、前記ヘッドを受け入れたときには前記ヘッドの前記吹出し口の一部を塞ぐ壁を備え、
前記ヘッドおよび前記ヘッド受け部材は、
前記ヘッドが前記ヘッド受け部材から離脱した状態にあって、前記ヘッドを上から見たときに前記吹出し口から第1の角度範囲に向けて送風可能な第1状態と、
前記ヘッドが前記ヘッド受け部材に収まった状態にあって、前記ヘッドを上から見たときに前記吹出し口から前記第1の角度範囲より狭い第2の角度範囲に向けて送風可能な第2状態とをとり得、
前記ヘッドは、上から見たときに円形であって、前記第1状態において前記第1の角度範囲に向けて送風する際、および、前記第2状態において前記第2の角度範囲に向けて送風する際には、いずれも放射状に送風される、送風装置。 - 前記ヘッド受け部材は、前記本体の上部に沿って配置された第1姿勢と、
前記ヘッドが前記第2状態であるときに前記第2の角度範囲で送風可能な側に対応する一方の側を、前記本体の上部から持ち上げた第2姿勢と、
前記第2姿勢よりさらに大きく前記一方の側を持ち上げた第3姿勢とをとり得る、請求項1に記載の送風装置。 - 前記ヘッド受け部材は、前記ホースの外径より大きな幅を有する切欠きを有し、前記ヘッドは斜め下側に向いて延在する突出部を備え、前記ホースは前記突出部に接続されており、前記第2状態においては、前記突出部は前記切欠きに挿入されている、請求項1または2に記載の送風装置。
- 前記ヘッド受け部材は凹形状を有し、前記ヘッドは前記凹形状に対応する凸形状を有する、請求項1から3のいずれかに記載の送風装置。
- 前記ホースの前記ヘッドとは反対側の端に円筒部材が接続されており、
前記本体は、前記円筒部材の外径より大きな内径を有して前記円筒部材の軸方向寸法より長い円筒形の内部空間を有する外殻部材を備え、前記円筒部材は前記内部空間に収容され、前記外殻部材の前記ホースの前記ヘッドに近い側の端は、前記円筒部材の外径より小さく前記ホースの外径より大きい内径の第2開口部を有する、請求項1から4のいずれかに記載の送風装置。 - 前記本体は、前記ヘッドが前記第2状態であるときに送風される側である前側と、前記前側の反対側である後ろ側とを有し、前記ヘッドが前記第2状態であるときに前記ホースが収容されるホース収容部は、前記後ろ側の内部に上下方向に延在するように、配置されている、請求項1から5のいずれかに記載の送風装置。
- 前記本体は、前記後ろ側のうち前記ホース収容部を避けた位置に吸込み口を有し、前記本体は、前記吸込み口から吸いこまれた空気を前記ホースへと送り込むファンを備える、請求項6に記載の送風装置。
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