JP6948004B2 - 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置 - Google Patents

液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置 Download PDF

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Description

本発明は液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置に関する。
液体を吐出する液体吐出ヘッドとして、供給側共通液室から個別液室に供給された液体の内、吐出されなかった液体を排出流路から排出側共通液室に戻し、液体を循環させることで、個別液室内に混入した気泡の排出性の向上及び液体の特性変化の抑制を図る循環型ヘッド(フロースルーヘッド)が知られている。
従来、複数の個別液室に液体を供給する供給側共通液室(共通供給流路)と複数の個別液室に通じて液体が戻される排出側共通液室(共通戻り流路)とを、ヘッドのフレーム部材に、ノズル配列方向と直交する方向において並べて配置したものが知られている(特許文献1)。
特開2015−071289号公報
ところで、特許文献1に開示されているように、供給側共通液室と排出側共通液室とをノズル配列方向と直交する方向において並べて配置すると、ヘッドの幅が大きくなって大型化する。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、ヘッドの大型化を抑制しつつ、安定した液体吐出を行うことができるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る液体吐出ヘッドは、
液体を吐出するノズルに通じる複数の個別液室と、
前記個別液室に前記液体を供給する供給側共通液室と、
前記個別液室に通じる排出流路と、
前記排出流路から前記液体が排出される排出側共通液室と、を備え、
前記供給側共通液室は、ノズル配列方向と直交する方向において、前記排出側共通液室に並ぶ部分と、前記排出側共通液室と並ばない部分と、を有し、
前記供給側共通液室の前記排出側共通液室と並ばない部分には、少なくとも、前記排出側共通液室を前記供給側共通液室にノズル面に垂直な方向から投影したときに重複する重複部分を含み、
前記供給側共通液室の壁面は復元変形可能な部位を有し
前記復元変形可能な部位は、ノズル配列方向において、前記個別液室の前記液体を加圧するアクチュエータを収容する収容部よりも外側まで延長された延長部を有する
構成とした。

本発明によれば、ヘッドの大型化を抑制しつつ、安定した液体吐出を行うことができる。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出ヘッドの外観斜視説明図である。 同ヘッドのノズル配列方向と直交する方向に沿う断面説明図である。 同ヘッドの共通液室部材の部分での平面説明図である、 図2のA−A線におけるノズル配列方向に沿う断面説明図である。 図2のB−B線におけるノズル配列方向に沿う断面説明図である。 本発明の第2実施形態に係る液体吐出ヘッドのノズル配列方向と直交する方向に沿う断面説明図である。 本発明の第3実施形態に係る液体吐出ヘッドのノズル配列方向と直交する方向に沿う断面説明図である。 本発明の第4実施形態に係る液体吐出ヘッドの説明に供する共通液室部材の部分での平面説明図である。 本発明に係る液体を吐出する装置の一例の要部平面説明図である。 同装置の要部側面説明図である。 本発明に係る液体吐出ユニットの他の例の要部平面説明図である。 本発明に係る液体吐出ユニットの更に他の例の正面説明図である。 本発明に係る液体を吐出する装置の他の例の概略説明図である。 同装置のヘッドユニットの平面説明図である。 同装置における液体循環システムの一例の説明に供するブロック説明図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態に係る液体吐出ヘッドについて図1ないし図5を参照して説明する。図1は同液体吐出ヘッドの外観斜視説明図、図2は同ヘッドのノズル配列方向と直交する方向に沿う断面説明図である。図3は同ヘッドの共通液室部材の部分での平面説明図、図4は図2のA−A線におけるノズル配列方向に沿う断面説明図、図5は図2のB−B線におけるノズル配列方向に沿う断面説明図である。
この液体吐出ヘッドは、ノズル板1と、流路板2と、壁面部材としての振動板部材3とを積層接合している。そして、振動板部材3の振動領域(振動板)30を変位させる圧電アクチュエータ11と、ヘッドのフレーム部材を兼ねている共通液室部材20と、カバー49を備えている。
ノズル板1は、液体を吐出する複数のノズル4を有している。
流路板2は、ノズル4にノズル連通路5を介して通じる個別液室6、個別液室6に通じる供給流路を構成する供給側流体抵抗部7、供給側流体抵抗部7に通じる供給側導入部8を形成している。なお、供給側導入部8は、1又は複数の供給側流体抵抗部7に通じる構成とできる。
振動板部材3は、流路板2の個別液室6の壁面を形成する変形可能な振動領域30を有する。ここでは、振動板部材3は2層構造(限定されない)とし、流路板2側から薄肉部を形成する第1層と、厚肉部を形成する第2層で形成され、第1層で個別液室6に対応する部分に変形可能な振動領域30を形成している。
そして、振動板部材3の個別液室6とは反対側に、振動板部材3の振動領域30を変形させる駆動手段(アクチュエータ手段、圧力発生手段)としての電気機械変換素子を含む圧電アクチュエータ11を配置している。圧電アクチュエータ11は、共通液室部材20の収容部25(図3)に収容されている。
この圧電アクチュエータ11は、ベース部材上に接合した圧電部材にハーフカットダイシングによって溝加工して、ノズル配列方向において、所要数の柱状の圧電素子12を所定の間隔で櫛歯状に形成している。圧電素子12を振動板部材3の振動領域(振動板)30に接合している。
この圧電素子12は、圧電層と内部電極とを交互に積層したものであり、内部電極がそれぞれ端面に引き出されて外部電極が設けられ、外部電極にフレキシブル配線部材15が接続されている。
共通液室部材20は、ステンレス等の金属材料からなり、供給側共通液室10と排出側共通液室50を形成する。供給側共通液室10は供給ポート41(41a、41b)に通じ、排出側共通液室50は排出ポート42(42a、42b)に通じている(図1)。
供給側共通液室10は、供給側開口9を介して供給側導入部8に通じている。
また、流路板2は、各個別液室6にノズル連通路5を介して通じる排出流路56を有し、排出流路56のノズル連通路5側には排出側流体抵抗部57が設けられている。また、排出流路56は排出側導出部58に通じている。
ここで、排出側導出部58は、1又は複数の排出流路56に通じている。そして、排出側導出部58は排出側開口59を通じて排出側共通液室50に通じている。
このように構成した液体吐出ヘッドにおいては、例えば圧電素子12に与える電圧を基準電位(中間電位)から下げることによって圧電素子12が収縮し、振動領域30が引かれて個別液室6の容積が膨張することで、個別液室6内に液体が流入する。
その後、圧電素子12に印加する電圧を上げて圧電素子12を積層方向に伸長させ、振動領域30をノズル4に向かう方向に変形させて個別液室6の容積を収縮させることにより、個別液室6内の液体が加圧され、ノズル4から液体が吐出される。
また、ノズル4から吐出されない液体はノズル4を通過して排出側流体抵抗部57から排出流路56及び排出側導出部58を経て排出側共通液室50に排出され、排出側共通液室50から外部の循環経路を通じて供給側共通液室10に再度供給される。また、液体吐出を行っていないときも、供給側共通液室10から排出側共通液室50に流れ、更に外部の循環経路を通じて供給側共通液室10に再度供給される。
なお、ヘッドの駆動方法については上記の例(引き−押し打ち)に限るものではなく、駆動波形の与えた方によって引き打ちや押し打ちなどを行なうこともできる。
次に、本実施形態に係る液体吐出ヘッドにおける共通液室の構造について説明する。
この液体吐出ヘッドにおいては、図3に示すように、1つの圧電アクチュエータ11の収容部25を挟んでノズル配列方向と直交する方向の両側に、供給側共通液室10と排出側共通液室50が配置されている。ここでは、圧電アクチュエータ11を2列配置する構成であるので、4つの供給側共通液室10と排出側共通液室50が配置される。
そして、図2に示すように、供給側共通液室10は、ノズル配列方向と直交する方向において、排出側共通液室50と並ぶ部分である下流側共通液室部分10Aと、排出側共通液室50と並ばない部分である上流側共通液室部分10Bとを含んでいる。
このように、ノズル配列方向において、排出側共通液室50と供給側共通液室10の一部の部分である下流側共通液室部分10Aとが並べて配置されているので、排出側共通液室50と供給側共通液室10全体を並べて配置した場合よりもヘッド幅を小さくできる。
供給側共通液室10の排出側共通液室50と並ばない部分である上流側共通液室部分10Bには、排出側共通液室50を供給側共通液室10にノズル面と垂直方向に投影したときに重複する重複部分10bを含んでいる。
ここで、供給側共通液室10の上流側共通液室部分10Bには、重複部分10bの壁面を含む壁面を構成している復元可能に変形可能な部材であるダンパ81と、上流側共通液室部分10Bに流入する液体から異物等を除去するフィルタ82とを構成する薄膜部材80を配置している。
ダンパ81の供給側共通液室10と反対側にはダンパ室84が設けられ、ダンパ室84は大気開放路85を介して大気に通じている。
フィルタ82の上流側には供給ポート41の内部流路44に通じるフィルタ上流側共通液室部分10Cが設けられている。
排出側共通液室50は、排出ポート42の内部流路45に通じている。
この場合、供給側共通液室10に対する外部からの液体供給は両端供給としているので、ノズル配列方向においては、フィルタ82、ダンパ81、フィルタ82の順に配置されることになる。なお、供給側共通液室10に対する外部からの液体供給を片側供給する場合とすることもできる。
また、共通液室部材20は薄膜部材80を挟んで下流側の第1部材20Aと上流側の第2部材20Bとに分割している。そして、第1部材20Aで供給側共通液室10の下流側共通液室部分10A、上流側共通液室部分10B、排出側共通液室50を形成している。第2部材20Bでダンパ室84、大気開放路85、フィルタ上流側共通液室部分10C、内部流路44、45を形成している。
このように、供給側共通液室10の壁面を構成するダンパ81を備えていることにより、液体吐出に伴う圧力波が供給側共通液室10に伝搬したとき、圧力波を減衰ないし吸収して、個別液室6側への再伝搬を防止できる。したがって、供給側共通液室10から個別液室6側に圧力波が再伝搬することによる吐出特性のバラツキを低減して、安定した液体吐出を行うことができる。
また、供給側共通液室10内に異物等を除去するフィルタ82を備えていることにより、異物等が個別液室6内に侵入してノズル4の目詰まりを生じることを低減できる。
ここで、ダンパ81とフィルタ82とを同一の薄膜部材80によって形成しているので、部品点数を削減することができ、構成が簡単になる。また、ダンパ81とフィルタ82とを同一平面に配置する構成とすることで、ダンパ81とフィルタ82とを同一部材で形成することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る液体吐出ヘッドについて図6を参照して説明する。図6は同ヘッドのノズル配列方向と直交する方向に沿う断面説明図である。
薄膜部材80は、薄肉部80Aと厚肉部80Bとで構成され、薄肉部80Aでダンパ81及びフィルタ82を形成し、ダンパ81及びフィルタ82の周囲を厚肉部80Bで形成している。ここでは、薄膜部材80はNi電鋳膜で形成している。
このような構造とすることにより、薄膜部材80を共通液室部材20と接合するときに高温硬化型の接着剤を用いても、金属で構成された共通液室部材20と線膨張係数を揃えることができ、部品の反りを抑制することができる。
次に、本発明の第3実施形態に係る液体吐出ヘッドについて図7を参照して説明する。図7は同ヘッドのノズル配列方向と直交する方向に沿う断面説明図である。
本実施形態においても、薄肉部80Aと厚肉部80Bとで構成され、薄肉部80Aでダンパ81及びフィルタ82を形成し、ダンパ81及びフィルタ82の周囲を厚肉部80Bで形成している。ここでは、薄膜部材80は、薄肉部80Aは樹脂膜で、厚肉部80BはSUS(金属膜)で形成している。
そして、厚肉部80Bの厚さは、第1部材20Aとの間で、供給側共通液室10の上流側共通液室部分10Bの重複部分10bを形成できる厚みとしている。
このように構成することで、共通液室部材20を構成する第1部材20Aの形状をシンプルにすることができる。
次に、本発明の第4実施形態に係る液体吐出ヘッドについて図8を参照して説明する。図8は同実施形態の説明に供する共通液室部材の部分での平面説明図である。
本実施形態は、ノズル配列方向の両端部において、フィルタ82とノズル配列方向と直交する方向で並ぶダンパ81の延長部81aを配置している。
これによって、ダンパ81の変形可能な面積を広くすることができ、残留振動のより効率的な減衰を行うことができる。
次に、本発明に係る液体を吐出する装置の一例について図9及び図10を参照して説明する。図9は同装置の要部平面説明図、図10は同装置の要部側面説明図である。
この装置は、シリアル型装置であり、主走査移動機構493によって、キャリッジ403は主走査方向に往復移動する。主走査移動機構493は、ガイド部材401、主走査モータ405、タイミングベルト408等を含む。ガイド部材401は、左右の側板491A、491Bに架け渡されてキャリッジ403を移動可能に保持している。そして、主走査モータ405によって、駆動プーリ406と従動プーリ407間に架け渡したタイミングベルト408を介して、キャリッジ403は主走査方向に往復移動される。
このキャリッジ403には、本発明に係る液体吐出ヘッド404及びヘッドタンク441を一体にした液体吐出ユニット440を搭載している。液体吐出ユニット440の液体吐出ヘッド404は、例えば、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色の液体を吐出する。また、液体吐出ヘッド404は、複数のノズルからなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配置し、吐出方向を下方に向けて装着している。
液体吐出ヘッド404の外部に貯留されている液体を液体吐出ヘッド404に供給するための供給機構494により、ヘッドタンク441には、液体カートリッジ450に貯留されている液体が供給される。
供給機構494は、液体カートリッジ450を装着する充填部であるカートリッジホルダ451、チューブ456、送液ポンプを含む送液ユニット452等で構成される。液体カートリッジ450はカートリッジホルダ451に着脱可能に装着される。ヘッドタンク441には、チューブ456を介して送液ユニット452によって、液体カートリッジ450から液体が送液される。
この装置は、用紙410を搬送するための搬送機構495を備えている。搬送機構495は、搬送手段である搬送ベルト412、搬送ベルト412を駆動するための副走査モータ416を含む。
搬送ベルト412は用紙410を吸着して液体吐出ヘッド404に対向する位置で搬送する。この搬送ベルト412は、無端状ベルトであり、搬送ローラ413と、テンションローラ414との間に掛け渡されている。吸着は静電吸着、あるいは、エアー吸引などで行うことができる。
そして、搬送ベルト412は、副走査モータ416によってタイミングベルト417及びタイミングプーリ418を介して搬送ローラ413が回転駆動されることによって、副走査方向に周回移動する。
さらに、キャリッジ403の主走査方向の一方側には搬送ベルト412の側方に液体吐出ヘッド404の維持回復を行う維持回復機構420が配置されている。
維持回復機構420は、例えば液体吐出ヘッド404のノズル面(ノズルが形成された面)をキャッピングするキャップ部材421、ノズル面を払拭するワイパ部材422などで構成されている。
主走査移動機構493、供給機構494、維持回復機構420、搬送機構495は、側板491A,491B、背板491Cを含む筐体に取り付けられている。
このように構成したこの装置においては、用紙410が搬送ベルト412上に給紙されて吸着され、搬送ベルト412の周回移動によって用紙410が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ403を主走査方向に移動させながら画像信号に応じて液体吐出ヘッド404を駆動することにより、停止している用紙410に液体を吐出して画像を形成
する。
このように、この装置では、本発明に係る液体吐出ヘッドを備えているので、高画質画像を安定して形成することができる。
次に、本発明に係る液体吐出ユニットの他の例について図11を参照して説明する。図11は同ユニットの要部平面説明図である。
この液体吐出ユニットは、前記液体を吐出する装置を構成している部材のうち、側板491A、491B及び背板491Cで構成される筐体部分と、主走査移動機構493と、キャリッジ403と、液体吐出ヘッド404で構成されている。
なお、この液体吐出ユニットの例えば側板491Bに、前述した維持回復機構420、及び供給機構494の少なくともいずれかを更に取り付けた液体吐出ユニットを構成することもできる。
次に、本発明に係る液体吐出ユニットの更に他の例について図12を参照して説明する。図12は同ユニットの正面説明図である。
この液体吐出ユニットは、流路部品444が取付けられた液体吐出ヘッド404と、流路部品444に接続されたチューブ456で構成されている。
なお、流路部品444はカバー442の内部に配置されている。流路部品444に代えてヘッドタンク441を含むこともできる。また、流路部品444の上部には液体吐出ヘッド404と電気的接続を行うコネクタ443が設けられている。
次に、本発明に係る液体を吐出する装置の他の例について図13及び図14を参照して説明する。図13は同装置の概略説明図、図14は同装置のヘッドユニットの平面説明図である。
この装置は、連続媒体510を搬入する搬入手段501と、搬入手段501から搬入された連続媒体510を印刷手段505に案内搬送する案内搬送手段503と、連続媒体510に対して液体を吐出して画像を形成する印刷を行う印刷手段505と、連続媒体510を乾燥する乾燥手段507と、連続媒体510を排出する排出手段509などを備えている。
連続媒体510は搬入手段501の元巻きローラ511から送り出され、搬入手段501、案内搬送手段503、乾燥手段507、排出手段509の各ローラによって案内、搬送されて、排出手段509の巻取りローラ591にて巻き取られる。
この連続媒体510は、印刷手段505において、搬送ガイド部材559上をヘッドユニット550及びヘッドユニット555に対向して搬送され、ヘッドユニット550から吐出される液体によって画像が形成され、ヘッドユニット55から吐出される処理液で後処理が行われる。
ここで、ヘッドユニット550には、例えば、媒体搬送方向上流側から、4色分のフルライン型ヘッドアレイ551K、551C、551M、551Y(以下、色の区別しないときは「ヘッドアレイ551」という。)が配置されている。
各ヘッドアレイ551は、液体吐出手段であり、それぞれ、搬送される連続媒体510に対してブラックK,シアンC、マゼンタM、イエローYの液体を吐出する。なお、色の種類及び数はこれに限るものではない。
ヘッドアレイ551は、例えば、本発明に係る複数の液体吐出ヘッド(これを、単に「ヘッド」ともいう。)1000をベース部材552上に千鳥状に並べて配置したものであるが、これに限らない。
次に、この装置における液体循環システムの一例について図15を参照して説明する。図15は同システムの説明に供するブロック説明図である。
液体循環システム630は、メインタンク602、ヘッド1000、供給タンク631、循環タンク632、コンプレッサ633、真空ポンプ634、第1送液ポンプ635、第2送液ポンプ636、供給側圧力センサ637、循環側圧力センサ638、レギュレータ(R)639a,639bなどで構成されている。
供給側圧力センサ637は、供給タンク631とヘッド1000との間であって、ヘッド1000の供給ポート41(図1参照)に繋がった供給側流路に接続されている。循環側圧力センサ638は、ヘッド1000と循環タンク632との間であって、ヘッド1000の排出ポート42(図1参照)に繋がった排出側流路に接続されている。
循環タンク632の一方は、第1送液ポンプ635を介して供給タンク631と接続されており、循環タンク632の他方は第2送液ポンプ636を介してメインタンク602と接続されている。
これにより、供給タンク631から供給ポート41を通ってヘッド1000内に液体が流入し、排出ポート42から排出されて循環タンク632へ排出される。そして、さらに第1送液ポンプ635によって循環タンク632から供給タンク631へ液体が送られることによって液体が循環する。
また、供給タンク631にはコンプレッサ633がつなげられており、供給側圧力センサ637で所定の正圧が検知されるように制御される。一方、循環タンク632には真空ポンプ634がつなげられており、循環側圧力センサ638で所定の負圧が検知されるよう制御される。
これにより、ヘッド1000内を通って液体を循環させつつ、メニスカスの負圧を一定に保つことができる。
また、ヘッド1000のノズル4から液体を吐出すると、供給タンク631及び循環タンク632内の液体量が減少していく。そのため、適宜、第2送液ポンプ636を用いて、メインタンク602から循環タンク632に液体を補充する。メインタンク602から循環タンク632への液体補充のタイミングは、循環タンク632内の液体の液面高さが所定高さよりも下がったときに液体補充を行うなど、循環タンク632内に設けた液面センサなどの検知結果によって制御することができる。
本願において、吐出される液体は、ヘッドから吐出可能な粘度や表面張力を有するものであればよく、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。より具体的には、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、などを含む溶液、懸濁液、エマルジョンなどであり、これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液等の用途で用いることができる。
液体を吐出するエネルギー発生源として、圧電アクチュエータ(積層型圧電素子及び薄膜型圧電素子)、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータなどを使用するものが含まれる。
「液体吐出ユニット」は、液体吐出ヘッドに機能部品、機構が一体化したものであり、液体の吐出に関連する部品の集合体が含まれる。例えば、「液体吐出ユニット」は、ヘッドタンク、キャリッジ、供給機構、維持回復機構、主走査移動機構の構成の少なくとも一つを液体吐出ヘッドと組み合わせたものなどが含まれる。
ここで、一体化とは、例えば、液体吐出ヘッドと機能部品、機構が、締結、接着、係合などで互いに固定されているもの、一方が他方に対して移動可能に保持されているものを含む。また、液体吐出ヘッドと、機能部品、機構が互いに着脱可能に構成されていても良い。
例えば、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドとヘッドタンクが一体化されているものがある。また、チューブなどで互いに接続されて、液体吐出ヘッドとヘッドタンクが一体化されているものがある。ここで、これらの液体吐出ユニットのヘッドタンクと液体吐出ヘッドとの間にフィルタを含むユニットを追加することもできる。
また、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドとキャリッジが一体化されているものがある。
また、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドを走査移動機構の一部を構成するガイド部材に移動可能に保持させて、液体吐出ヘッドと走査移動機構が一体化されているものがある。また、液体吐出ヘッドとキャリッジと主走査移動機構が一体化されているものがある。
また、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドが取り付けられたキャリッジに、維持回復機構の一部であるキャップ部材を固定させて、液体吐出ヘッドとキャリッジと維持回復機構が一体化されているものがある。
また、液体吐出ユニットとして、ヘッドタンク若しくは流路部品が取付けられた液体吐出ヘッドにチューブが接続されて、液体吐出ヘッドと供給機構が一体化されているものがある。このチューブを介して、液体貯留源の液体が液体吐出ヘッドに供給される。
主走査移動機構は、ガイド部材単体も含むものとする。また、供給機構は、チューブ単体、装填部単体も含むものする。
「液体を吐出する装置」には、液体吐出ヘッド又は液体吐出ユニットを備え、液体吐出ヘッドを駆動させて液体を吐出させる装置が含まれる。液体を吐出する装置には、液体が付着可能なものに対して液体を吐出することが可能な装置だけでなく、液体を 気中や液中に向けて吐出する装置も含まれる。
この「液体を吐出する装置」は、液体が付着可能なものの給送、搬送、排紙に係わる手段、その他、前処理装置、後処理装置なども含むことができる。
例えば、「液体を吐出する装置」として、インクを吐出させて用紙に画像を形成する装置である画像形成装置、立体造形物(三次元造形物)を造形するために、粉体を層状に形成した粉体層に造形液を吐出させる立体造形装置(三次元造形装置)がある。
また、「液体を吐出する装置」は、吐出された液体によって文字、図形等の有意な画像が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパターン等を形成するもの、三次元像を造形するものも含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」とは、液体が少なくとも一時的に付着可能なものであって、付着して固着するもの、付着して浸透するものなどを意味する。具体例としては、用紙、記録紙、記録用紙、フィルム、布などの被記録媒体、電子基板、圧電素子などの電子部品、粉体層(粉末層)、臓器モデル、検査用セルなどの媒体であり、特に限定しない限り、液体が付着するすべてのものが含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」の材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなど液体が一時的でも付着可能であればよい。
また、「液体を吐出する装置」は、液体吐出ヘッドと液体が付着可能なものとが相対的に移動する装置があるが、これに限定するものではない。具体例としては、液体吐出ヘッドを移動させるシリアル型装置、液体吐出ヘッドを移動させないライン型装置などが含まれる。
また、「液体を吐出する装置」としては、他にも、用紙の表面を改質するなどの目的で用紙の表面に処理液を塗布するために処理液を用紙に吐出する処理液塗布装置、原材料を溶液中に分散した組成液を、ノズルを介して噴射させて原材料の微粒子を造粒する噴射造粒装置などがある。
なお、本願の用語における、画像形成、記録、印字、印写、印刷、造形等はいずれも同義語とする。
1 ノズル板
2 流路板
3 振動板部材
4 ノズル
6 個別液室
10 供給側共通液室
11 圧電アクチュエータ
20 共通液室部材
50 排出側共通液室
80 薄膜部材
81 ダンパ
82 フィルタ
403 キャリッジ
404 液体吐出ヘッド
440 液体吐出ユニット
630 液体循環システム
1000 液体吐出ヘッド

Claims (9)

  1. 液体を吐出するノズルに通じる複数の個別液室と、
    前記個別液室に前記液体を供給する供給側共通液室と、
    前記個別液室に通じる排出流路と、
    前記排出流路から前記液体が排出される排出側共通液室と、を備え、
    前記供給側共通液室は、ノズル配列方向と直交する方向において、前記排出側共通液室に並ぶ部分と、前記排出側共通液室と並ばない部分と、を有し、
    前記供給側共通液室の前記排出側共通液室と並ばない部分には、少なくとも、前記排出側共通液室を前記供給側共通液室にノズル面に垂直な方向から投影したときに重複する重複部分を含み、
    前記供給側共通液室の壁面は復元変形可能な部位を有し
    前記復元変形可能な部位は、ノズル配列方向において、前記個別液室の前記液体を加圧するアクチュエータを収容する収容部よりも外側まで延長された延長部を有する
    ことを特徴とする液体吐出ヘッド。
  2. 前記復元変形可能な部位は、少なくとも前記重複部分の壁面を形成している
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 前記供給側共通液室内にはフィルタが配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 前記フィルタと前記復元変形可能な部位は同じ平面に配置されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の液体吐出ヘッド。
  5. 前記フィルタと前記復元変形可能な部位は薄膜部材で一体形成されている
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の液体吐出ヘッド。
  6. 前記薄膜部材は、前記フィルタを構成する薄肉部と前記復元変形可能な部位を構成する薄肉部と、前記2つの薄肉部のそれぞれの周囲に設けられた厚肉部と、からなる
    ことを特徴とする請求項に記載の液体吐出ヘッド、
  7. 請求項1ないしのいずれかに記載の液体吐出ヘッドを含むことを特徴とする液体吐出ユニット。
  8. 前記液体吐出ヘッドに供給する液体を貯留するヘッドタンク、前記液体吐出ヘッドを搭載するキャリッジ、前記液体吐出ヘッドに液体を供給する供給機構、前記液体吐出ヘッドの維持回復を行う維持回復機構、前記液体吐出ヘッドを主走査方向に移動させる主走査移動機構の少なくともいずれか一つと前記液体吐出ヘッドとを一体化した
    ことを特徴とする請求項に記載の液体吐出ユニット。
  9. 請求項1ないしのいずれかに記載の液体吐出ヘッド、又は、請求項若しくはに記載の液体吐出ユニットを備えていることを特徴とする液体を吐出する装置。
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