JP6946222B2 - 給与情報処理装置、給与情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

給与情報処理装置、給与情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、給与情報処理装置、給与情報処理方法、およびプログラムに関する。
銀行等の金融機関は、企業等からの依頼に応じて、企業等の従業者への給与の振込業務を行う。給与の振込を行う金融機関は、例えば、企業等から振込明細表を受け取る。金融機関は、振込明細表によって企業等の従業者の振込先や振込金額等を確認して振込作業を行う。
振込明細表は、例えば郵送によって金融機関に送付される。金融機関のオペレータは、送付された振込明細表に記載された振込金額、口座番号、従業者氏名等の情報を入力する。これらの情報の入力作業は、例えばオペレータが1件ずつ手作業で行っているため、コストが嵩むとともに入力ミスが発生する可能性もあった。
金融機関は、振込明細表の記載内容の入力を行うにあたり、光学文字認識(Optical Character Reader、以下「OCR」ともいう))の技術を導入しているが、振込明細表は、企業ごとにフォーマットが異なることが多いため、複数の企業から給与の振込依頼があった場合には、OCRによる一括での処理は困難である。
また、通常、企業から振込明細表を受け取る際、振込明細表の数は企業の従業員の人数分あり、その量が多数に上ることがある。このような多数の振込明細表の読み込みをOCRによって行った場合、OCRの読み間違えにより、振込金額が相違してしまう不具合が生じる可能性が高まる。
特開2001−273389号公報
本発明が解決しようとする課題は、給与振込依頼に応じた作業を効率よく行わせるとともに、振込金額の相違を抑制できる給与情報処理装置、給与情報処理方法、およびプログラムを提供することである。
実施形態の給与情報処理装置は、明細表データ入力処理部と、総数データ作成部と、個別データ作成部と、集計データ作成部と、突合部と、振込データ作成部と、エラー検出部と、修正部と、規定フォーマット変換部と、を持つ。明細表データ入力処理部は、振込明細表のイメージを取得し、ユーザが指定した振込明細表における領域内の文字の文字認識を行う。総数データ作成部は、振込明細表の合計件数と合計金額に基づいて総数データを作成する。個別データ作成部は、前記明細表データ入力処理部の認識結果に基づいて、振込明細表の個別データを作成する。集計データ作成部は、前記個別データ作成部で作成された前記振込明細表の個別データに基づいて、集計データを作成する。突合部は、前記総数データと前記集計データを突き合わせる。振込データ作成部は、前記突合部による突合せ結果に基づいて、振込データを作成する。エラー検出部は、集計データにおけるエラーを検出する。修正部は、エラー検出部で検出されたエラーを修正する。規定フォーマット変換部は、振込データを規定フォーマットに変換する。
本実施形態によれば、給与振込依頼に応じた作業を効率よく行わせるとともに、振込金額の相違を抑制できる給与情報処理装置、給与情報処理方法、およびプログラムを提供することができる。
給与情報処理装置を含む給与情報処理システムの構成図。 給与情報処理の作業の流れのフローチャートの一例を示す図。 給与情報処理装置により実行される処理の流れのフローチャートの一例の一部を示す図。 給与情報処理装置に表示される画面の一例を示す図。 給与情報処理装置に表示される画面の一例を示す図。 給与情報処理装置に表示される画面の一例を示す図。 給与情報処理装置に表示される画面の一例を示す図。 給与情報処理装置により実行される処理の流れのフローチャートの一例の他の一部を示す図。 給与情報処理装置に表示される画面の一例を示す図。 給与情報処理装置に表示される画面の一例を示す図。 給与情報処理装置に表示される画面の一例を示す図。 給与情報処理装置に表示される画面の一例を示す図。
以下、実施形態の給与情報処理装置、給与情報処理方法、およびプログラムを、図面を参照して説明する。なお、本願でいう「XXに基づく」とは、「少なくともXXに基づく」ことを意味し、XXに加えて別の要素に基づく場合も含む。また、「XXに基づく」とは、XXを直接に用いる場合に限定されず、XXに対して演算や加工が行われたものに基づく場合も含む。「XX」は、任意の要素(例えば、任意の情報)である。
<構成>
図1は、給与情報処理装置100を含む給与情報処理システム1の構成図である。給与情報処理システム1は、例えば、入力装置10と、出力装置20と、給与情報処理装置100とを備える。給与情報処理装置100は、入力装置10から入力された情報に基づいて、給与の振込情報を生成し、出力装置20に出力する装置である。
入力装置10は、例えば、キーボード11と、スキャナ12と、タッチパネル13と、を備える。出力装置20は、例えば、ディスプレイ21と、書込装置22と、を備える。キーボード11は、テンキーなどのオペレータが指定操作可能な複数のキーを備える。キーボード11は、指定操作されたキーに応じた情報を給与情報処理装置100に出力する。スキャナ12は、画像を読み取り、画像データを作成する装置(画像作成部)である。スキャナ12は、振込明細表(給与振込明細表)に記載される画像の情報を読み取る。スキャナ12は、画像を読み取って作成した画像データを給与情報処理装置100に出力する。
タッチパネル13は、ディスプレイ21とともに設けられている。タッチパネル13は、オペレータ(ユーザ)がタッチ(指定操作)した位置を検出し、タッチパネル13の表示内容及びオペレータの指定操作位置に基づいて、オペレータの操作情報を生成する。タッチパネル13は、生成した操作情報を給与情報処理装置100に出力する。ディスプレイ21は、種々の画像データを表示する。ディスプレイ21には、給与情報処理装置100から出力された情報に基づく画像データが表示される。書込装置22は、給与情報処理装置100から出力される情報を所定の記録媒体、例えばDVD(Digital Versatile Disc)に書き込む。なお、ディスプレイ21は、タッチパネル13とともに設けられたものでなくてもよい。この場合、タッチパネル13に対してオペレータがタッチする操作に代えて、ディスプレイ21に表示されるポインタの位置をキーボード11や図示しないマウス等によって移動させ、当該マウスのクリック操作によってポインタの位置を指定操作するようにしてもよい。
給与情報処理装置100は、明細表データ入力処理部101と、個別データ作成部102と、集計データ作成部103と、突合括データ入力処理部104と、データ突合部105と、エラー検出部106と、データ修正部107と、振込データ作成部108と、フォーマット変換部109と、を備える。明細表データ入力処理部101は、スキャナ12によって読み込まれた振込明細表を光学文字認識によって読み込んでテキストデータ化する。
個別データ作成部102は、スキャナ12から出力され、明細表データ入力処理部101でテキストデータ化された情報に基づいて、集計明細表データの個別データを作成する。個別データには、従業者の氏名や振込先金融機関の本・支店番号(店舗番号)及び口座番号に関する振込確認データが含まれる。
集計データ作成部103は、個別データ作成部102で作成した個別データを集計し、振込確認データの件数(個別データの数)及び各個別データにおける振込確認データの振込金額の合計金額に関する集計明細表データを作成する。集計データ作成部103で作成された集計明細表データは、括データとして扱われる。集計データ作成部103は、作成した括データに関する情報をデータ突合部105に出力する。
突合括データ入力処理部104は、オペレータのキーボード操作による入力情報に基づいて、突合括データを作成する。オペレータは、振込明細表送付書に記載された振込明細表の合計件数と合計金額を入力する。突合括データ入力処理部104は、オペレータによって入力された振込明細表の合計件数と合計金額に基づいて突合括データ(総数データ)を作成する。突合括データ入力処理部104は、作成した突合括データをデータ突合部105に出力する。
データ突合部105は、集計データ作成部103から出力された括データと突合括データ入力処理部104から出力された突合括データを突き合わせる。データ突合部105は、括データと突合括データの突合せ結果をエラー検出部106に出力する。また、データ突合部105は、タッチパネル13からの操作情報に基づいて、集計明細表データに含まれる振込確認データに関する情報を出力装置20に出力する。出力装置20は、出力された振込確認データをディスプレイ21に表示する。オペレータは、ディスプレイ21の表示内容によって、振込確認データを確認できる。また、集計明細表データの一部を検索して表示することができる。
エラー検出部106は、データ突合部105から出力された括データと突合括データの突合せ結果を判断し、突合せ結果が正常であるときには、集計明細表データを振込データ作成部108に出力する。エラー検出部106は、括データと突合括データの突合せ結果が正常でないときには振込確認データをデータ修正部107に出力する。
データ修正部107は、エラー検出部106から出力された振込確認データの修正を行う。データ修正部107は、修正の対象となる振込確認データに関する情報を出力装置20に出力する。出力装置20は、出力された振込確認データをディスプレイ21に表示させる。ディスプレイ21の表示を見たオペレータは、入力装置10のキーボード11を操作することにより、振込確認データを修正するための情報を入力する。データ修正部107は、入力された情報に基づいて、振込確認データを修正する。データ修正部107は、修正が完了した振込確認データを振込データ作成部108に出力する。なお、データ修正部107は、再度の突合せを行うために、振込確認データをデータ突合部105に戻すようにしてもよい。
振込データ作成部108は、データ突合部105及びデータ修正部107から出力された振込確認データに基づいて、振込データを作成する。振込データ作成部108は、作成した振込データをフォーマット変換部109に出力する。フォーマット変換部109は、振込データ作成部108から出力された振込データを所定のフォーマット、例えば全銀フォーマットに変換する。フォーマット変換部109は、全銀フォーマットに変換された振込データを出力装置20に出力する。
出力装置20は、出力された振込データをディスプレイ21に表示したり、書込装置22によってDVDに書き込んだりする。なお、振込データは、書込装置22によってDVDに書き込んで出力するが、他の態様で振込データを出力してもよい。例えば、DVD以外の記憶媒体、例えば、USBメモリや外付ハードディスクなどに書き込んでもよい。あるいは、書込装置22とは別に通信装置を設けてもよい。この場合、通信装置は、インターネット等を経由して、振込データをクラウドや他の端末に送信するようにしてもよい。
次に、給与情報処理システム1において実行される処理について説明する。給与情報処理システム1は、企業における従業員の給与振込のための振込データを作成する。ここでは、給与情報処理の作業の流れについて説明し、続いて、給与情報処理システム1において実行される処理を説明する。ここでの処理は、オペレータが給与情報処理システム1を操作しながら実行される。
図2は、給与情報処理の作業の流れのフローチャートの一例を示す図である。図2に示すように、給与情報処理の作業では、まず、オペレータが封筒の開封作業を行う(ステップS11)。オペレータは、開封作業において、郵便により送付されてきた振込明細表の束が封入された封筒を開封する。封筒には、企業の従業員の数に応じた複数の振込明細表とともに、振込明細表送付書が封入されている。振込明細表には、振込明細表の合計件数と、すべての振込明細表に記載されている振込金額の合計金額が記載されている。
開封作業を行ったオペレータは、キーボード11を操作し、データ入力開始操作を行う(ステップS12)。給与情報処理を開始するにあたり、給与情報処理装置100のタッチパネル13(ディスプレイ21)には、図4に示すように、利用者ID入力領域P11、パスワード入力領域P12、及び処理日入力領域P13が設けられている。利用者ID入力領域P11の左側には「利用者ID」の文字が表示され、パスワード入力領域P12の左側には、「パスワード」の文字が表示され、処理日入力領域P13の左側には、「処理日」の文字が表示されている。処理日入力領域P13には、予め処理日(図4に示す例では、2017−12−09)が入力されている。また、処理日入力領域P13の下方には、ログインキーK11及び終了キーK12が表示されている。データ入力開始操作では、オペレータは、キーボード11を操作するなどして、利用者ID入力領域P11及びパスワード入力領域P12にそれぞれ利用者ID及びパスワードを入力する。続いて、ログインキーK11を操作することによって、給与情報処理が開始される。
給与情報処理が開始されると、オペレータは、振込明細表送付書に記載された振込明細表の合計件数と合計金額を突合括データとして入力する操作を行う(ステップS13)。この例では、振込明細表に記載された合計件数(以下「突合件数」という)及び合計金額(以下「突合金額」という)を突合括データとして入力する。なお、振込明細表の数によっては、1通の封筒に封入された振込明細表を複数の括に分割して、括ごとの合計件数と合計金額を求めて入力してもよい。
オペレータは、突合括データの入力操作を行った後、振込明細表のデータ読込作業を行う(ステップS14)。スキャナ12にはソーターが設けられている。オペレータは、ソーターに複数の振込明細表をセットし、ソーターを作動させて、スキャナ12に振込明細表を連続的に読み込ませる。振込明細表は、裏表の両面で読み込みが行われる。なお、オペレータは、データ読込作業において、スキャナ12を操作して複数の振込明細表を画像データとして順次読み込むようにしてもよい。
給与情報処理システム1における給与情報処理装置100では、後に説明するように、振込明細表を計数する。また、給与情報処理装置100は、1枚の振込明細表に対して光学文字認識を行い、振込明細表の記載内容のうち、振込データを作成するための情報を検出する。具体的に、給与情報処理装置100は、光学文字認識を行った振込明細表の件数(以下「集計件数」という)を計数する。また、給与情報処理装置100は、光学文字認識を行った振込明細表に記載された振込金額をそれぞれ検出し、すべての振込明細表に記載された振込金額の総計額(以下「集計金額」という)を算出する。給与情報処理装置100は、こうして検出した集計件数及び集計金額を括データとして振込データを作成する。給与情報処理装置100は、振込データを作成する前に、突合件数と集計件数、突合金額と集計金額をそれぞれ突き合わせる。その結果、突合件数と集計件数、突合金額と集計金額の一方または両方の突合せ結果が正常であるときに、振込データを作成する。また、この突合せ結果が異常であるときには、ディスプレイ21に読込エラーを表示し、振込確認データを作成する。この給与情報処理装置100における処理については、後にさらに説明する。
オペレータは、読込エラーの表示があるか否かを判断する(ステップS15)。読込エラーの表示がある場合には、オペレータは、振込データの修正操作を行う(ステップS16)。オペレータは、振込データの修正操作が済んだ後に、振込データ書込作業を行う(ステップS17)。オペレータは、振込データの書込作業として、給与情報処理装置100の書込装置22によって、読込データをDVDに書き込む。また、オペレータは、ステップS15において読込エラーがないと判断した場合にも、振込データ書込作業を行う(ステップS17)。こうして、給与情報処理の作業が終了する。
続いて、給与情報処理の作業が行われる間における給与情報処理装置100の処理について説明する。図3は、給与情報処理装置により実行される処理の流れのフローチャートの一例の一部を示す図である。給与情報処理は、図2に示すステップS12のデータ入力開始操作が行われることで開始される。
給与情報処理が始まると、給与情報処理装置100は、図5に示す給与情報処理開始画面をディスプレイ21に表示する。給与情報処理開始画面には、帳票スキャンキーK21、テンプレート登録キーK22、データ修正キーK23、データ検索キーK24、及び終了キーK25が表示されている。帳票スキャンキーK21及びテンプレート登録キーK22は、OCR入力表示領域R21に表示されている。データ修正キーK23は、データ修正表示領域R22に表示されている。データ検索キーK24は、データ検索表示領域R23に表示されている。
給与情報処理装置100は、帳票スキャンボタンが操作されたか否かを判断する(ステップS31)。具体的には、給与情報処理装置100は、図5に示す帳票スキャンキーK21が指定操作されたか否かを判断する。帳票スキャンボタンが操作されたと判断した場合(ステップS31:YES)、給与情報処理装置100は、突合括データ入力画面を表示する(ステップS32)。図6に示すように、突合括データ入力画面には、事業主番号入力領域P31、預入区分入力領域P32、請求日入力領域P33、合計件数入力領域P34、及び合計金額入力領域P35が設けられている。また、事業主番号入力領域P31、預入区分入力領域P32、請求日入力領域P33、合計件数入力領域P34、及び合計金額入力領域P35の各左側には、それぞれ事業主番号、預入区分、請求日、合計件数、及び合計金額の各文字が表示されている。また、突合括データ入力画面には、スキャン開始キーK31及び戻るキーK32が表示されている。
続いて、給与情報処理装置100は、突合括データ入力処理部104において、突合括データの入力があったか否かを判断する(ステップS33)。具体的には、給与情報処理装置100は、図6に示すように、突合括データ入力画面に対して、オペレータが、振込明細表送付書に記載された合計件数及び合計金額の入力を完了し、図2のステップS13における突合括データの入力操作が完了している否かを判断する。オペレータは、突合括データ入力操作が終了すると、図6に示すスキャン開始キーK31を操作する。給与情報処理装置100は、スキャン開始キーK31の操作をもって突合括データ入力があったと判断する。また、給与情報処理装置100は、戻るキーK32の操作の検出をもって突合括データ入力操作がないと判断する。
その結果、突合括データ入力がなかったと判断した場合(ステップS33:NO)、ステップS33の処理を繰り返す。突合括データ入力があったと判断した場合(ステップS33:YES)、給与情報処理装置100は、振込明細表の読込情報を取得する(ステップS34)。給与情報処理装置100は、スキャナ12によって読み込まれた振込明細表の画像データを明細表データ入力処理部101から読込情報として入力することによって取得する。給与情報処理装置100は、図示しない記憶部を備え、取得した振込明細表の画像データを記憶部に記憶する。
続いて、給与情報処理装置100は、全ての振込明細表の読込が完了したか否かを判断する(ステップS35)。給与情報処理装置100は、スキャナ12による規定単位ごとに、「OKキー」と「キャンセルキー」をディスプレイ21に表示する。規定の単位は、例えばソーターで連続的の読み込ませた振込明細表の束を1つの単位としてもよいし、オペレータが指定できるようにしてもよい。あるいは、規定数、例えば20枚や30枚などとしてもよい。本実施形態では、封筒に封入された振込明細表のすべてを1つの単位(括)として取り扱う。そして、給与情報処理装置100は、「OKキー」が操作されることにより、すべての振込明細表の読み込みが完了したと判断する。また、給与情報処理装置100は、「キャンセルキー」が操作されることにより、すべての振込明細表の読込は完了していないと判断する。
すべての振込明細表の読込が完了していないと判断した場合(ステップS35:NO)、給与情報処理装置100は、ステップS35の処理を繰り返す。全ての振込明細表の読込が完了したと判断した場合(ステップS35:YES)、給与情報処理装置100は、個別データ作成部102及び集計データ作成部103において、集計明細表データを作成する(ステップS36)。スキャナ12で読み込まれた読込情報は、記憶部に記憶される。また、これらの読込情報は、例えば図7に示すように、ディスプレイ21の画面に表示可能とされている。図7に示す画面では読み込まれた振込明細表の画像データが振込明細表ごとにサムネイルとして表示され、そのうちの一枚が大きく表示される。図7に示す例では、4枚の振込明細表がスキャンされ、その4枚がサムネイルとして表示されるとともに、1枚が大きく表示されている。給与情報処理装置100は、個別データ作成部102において、振込明細表に記載された情報に基づいて、給与の振込先の金融機関の本・支店番号、口座番号、氏名、及び振込金額に関する個別データ(振込確認データ)を作成する。給与情報処理装置100は、振込確認データの数を集計件数とする。また、振込確認データに含まれる振込金額の総額である集計金額を算出する。
集計明細表データを作成するにあたり、給与情報処理装置100は、明細表データ入力処理部102において、光学文字認識を行う。給与情報処理装置100は、光学文字認識を行うことにより、振込明細表の画像データに含まれる文字情報としての給与の振込先の金融機関の本・支店番号、口座番号、氏名、及び振込金額をテキスト情報として検出する。給与情報処理装置100は、こうして検出されたテキスト情報から、振込確認データを作成する。続いて、集計データ作成部103は、画像データを読み込んだ振込明細表の件数及びこれらのテキスト情報から、集計件数及び集計金額についての括データを作成する。
給与情報処理装置100は、光学文字認識を行う際には、例えば、画像データに描画されている文字や図柄の領域を認識する。続いて、給与情報処理装置100は、画像データに描かれている文字を識別してテキストデータに変換する。デジタルデータへの変換は、従前のOCR技術を用いて行ってもよい。
また、オペレータは、給与情報処理装置100に、画像データに描画されている文字の領域を認識させるにあたり、認識対象となる文字を指定できるようにしている。具体的には、タッチパネル13における領域の下辺をタッチペンでなぞることにより、認識対象とする文字を含む領域を指定する。さらに言えば、タッチペンでなぞった線の上方数cm、例えば3cmの領域を認識対象の領域とし、給与情報処理装置100は、この領域に含まれる文字を認識対象として認識する。このため、オペレータが、認識対象となる給与の振込先の金融機関の本・支店番号、口座番号、氏名、及び振込金額の下側辺をなぞることにより、給与情報処理装置100は、これらの認識対象を精度よく検出できる。
例えば、オペレータは、図7に示す振込明細表おける給与の振込先の金融機関の本・支店番号、縦方向に並んだ複数の口座番号、氏名、及び振込金額の項目のうちの1列の項目を囲んで、文字認識を行う領域を指定する。あるいは、これらの項目のうちの1列の下辺をなぞることによって、文字認識を行う領域を指定する。なお、タッチペンでなく、オペレータの指などでタッチパネル13における領域の下辺をなぞるようにしてもよい。
続いて、給与情報処理装置100は、データ突合部105において、突合括データと括データとの突合せを行う(ステップS37)。給与情報処理装置100は、突合括データと括データとの突合せの結果、突合括データと括データが一致しているか否かを判断する(ステップS38)。具体的には、突合括データに含まれる突合件数及び突合金額と、括データに含まれる集計件数と集計金額がそれぞれ一致しているか否かを判断する。突合括データに含まれる突合件数及び突合金額は、ステップS33で入力があったと判断された際に入力されていたデータである。括データに含まれる集計件数と集計金額は、振込明細表を読み込み、光学文字認識によって検出したデータから算出したデータである。
突合括データと括データが一致していると判断した場合(ステップS38:YES)、給与情報処理装置100は、エラー検出部106において、読込エラーがあったか否かを判断する(ステップS39)。読込エラーには、例えば、記載されている文字が読み取れなかった(文字変換できなかった)エラーが含まれる。読込エラーが生じた情報には、例えば「?」の文字が表示される。
読込エラーがなかったと判断した場合(ステップS39:NO)、給与情報処理装置100は、振込データ作成部108において、振込データを作成する(ステップS40)。振込データには、例えば、各従業員についての振込先の金融機関の本・支店番号、口座番号、氏名、及び振込金額の各項目が含まれる。
続いて、給与情報処理装置100は、フォーマット変換部109において、フォーマット変換を行う(ステップS41)。フォーマット変換では、規定のフォーマット、例えば、全国銀行フォーマット(全銀フォーマット)に振込データを変換する。全国銀行フォーマットとは、全国銀行協会連合会がデータ伝送を行うために定めたフォーマットである。こうして、給与情報処理装置100は、図3に示す処理を終了する。
給与情報処理装置100は、ステップS38において突合括データと括データが一致していないとデータ突合部105において判断した場合(ステップS38:NO)、振込確認データを作成する(ステップS42)。また、給与情報処理装置100は、ステップS39において読込エラーがあったとエラー検出部106において判断した場合(ステップS39:YES)、振込確認データを作成する(ステップS42)。ここで作成した振込確認データは、エラー括データとなる。こうして、給与情報処理装置100は、図3に示す処理を終了する。
ステップS13において、帳票スキャンボタンが操作されなかったと判断した場合(ステップS31:NO)、給与情報処理装置100は、終了ボタンの操作があったか否かを判断する(ステップS43)。具体的には、給与情報処理装置100は、図5に示す終了キーK25が指定操作されたか否かを判断する。終了ボタンが操作されたと判断した場合(ステップS43:YES)、給与情報処理装置100は、給与情報処理作業を終了し(ステップS44)、図3に示す処理を終了する。また、終了ボタンが操作されなかったと判断した場合(ステップS43:NO)、給与情報処理装置100は、そのまま図3に示す処理を終了する。
給与情報処理装置100では、上記のようにして振込データが作成されるとともに、振込データの修正及び検索を行うことができる。以下、給与情報処理装置100における振込データの修正及び検索の処理について説明する。図8は、給与情報処理装置により実行される処理の流れのフローチャートの一例の他の一部を示す図である。
図8に示すように、給与情報処理装置100は、データ修正部107において、データ修正ボタンが操作されたか否かを判断する(ステップS51)。具体的には、給与情報処理装置100は、図5に示すデータ修正キーK23が指定操作されたか否かを判断する。データ修正ボタンが操作されたと判断した場合(ステップS51:YES)、給与情報処理装置100は、エラー括データの一覧を表示する(ステップS52)。
給与情報処理装置100は、エラー括データの一覧を表示する際、図9に示すように、ディスプレイ21にエラー括データの一覧M41を表示するとともに、修正キーK41、括削除キーK42、及び戻るキーK43を表示する。図9に示す画面では、1つのエラー括データの見出しが表示されているが、複数のエラー括データがある場合には、複数のエラー括データの見出しが表示される。また、複数の括データの見出しが表示されている場合、処理対象となる括データの見出しは、他の括データの見出しと異なるように、カーソル指定表示がなされる。
続いて、給与情報処理装置100は、修正ボタンが操作されたか否かを判断する(ステップS53)。具体的には、給与情報処理装置100は、修正キーK41が指定操作されたか否かを判断する。その結果、修正キーK41が操作されていないと判断した場合(ステップS53:NO)、給与情報処理装置100は、ステップS53の処理を繰り返す。また、修正ボタンが操作されたと判断した場合(ステップS53:YES)、給与情報処理装置100は、振込確認データを表示する(ステップS54)。なお、修正ボタンの操作が行われる前に括削除キーK42が指定操作されたときには、カーソル指定表示された括データを削除する。また、戻るキーK43が指定操作されたときには、図5に示す画面に戻る。
給与情報処理装置100は、振込確認データを表示する際、図10に示すように、画像データM51及びテキストデータM52をそれぞれ表示する。画像データM51としては、スキャナ12によって読み込んだ振込明細表の画像のデータをそのまま表示する。テキストデータM52としては、画像データM51に光学文字認識を行って検出したデータを表示する。また、テキストデータM52では、画像データM51とした表示されたこれらの項目のほかに、「読取状態」の欄が設けられている。
テキストデータM52における各項目において、異常が認められるデータについては、異常が認められないデータと異なる表示を行う。図10に示す例では、上から2番目のデータにおいて、口座番号が「6?89??9」となっている。口座番号は「0」〜「9」のいずれかの文字で構成され、「?」の文字が含まれることはない。このため、上から2番目のデータは、異常が認められたデータとなる。異常が認められたデータは、氏名欄の背景色が他のデータの氏名欄の背景色と異なるように表示される。また、読取状態の欄に「リジェクト有り」の文字が記載される。これらの背景色の違いや読取状態の記載によって、異常があるデータが特定される。図10に示す例では、異常があるデータは、正常なデータと比較して氏名の欄の背景色が異なっている。なお、異常があるデータは、正常なデータと比較して他の欄の背景色が異なるようにしてもよい。
続いて、給与情報処理装置100は、修正処理を行う(ステップS55)。修正処理では、図2のステップS16で実行されるオペレータによる修正操作に基づくデータの更新が行われる。例えば、図10に示す異常が認められたデータにおける口座番号のうち、「?」で表示された文字を正しい文字に入力し直す。正しい文字(数値)は、ディスプレイ21に同時に表示されている画像データから容易に得ることができる。
続いて、給与情報処理装置100は、更新ボタンが操作されたか否かを判断する(ステップS56)。具体的には、給与情報処理装置100は、図10に示す更新キーK51が指定操作されたか否かを判断する。その結果、更新ボタンが操作されなかったと判断した場合(ステップS56:NO)、給与情報処理装置100は、ステップS55に戻って修正処理を行う。更新ボタンが操作されたと判断した場合(ステップS56:YES)、給与情報処理装置100は、振込データを作成する(ステップS57)。その後、フォーマット変換処理を行って(ステップS58)、図8に示す処理を終了する。また、戻るキーK52が操作されたときには、図9に示す画面に戻る。
ステップS51においてデータ修正ボタンが操作されなかったと判断した場合(ステップS51:NO)、給与情報処理装置100は、データ検索ボタンが操作されたか否かを判断する(ステップS59)。給与情報処理装置100は、図5に示すデータ検索キーK24が指定操作されたか否かによって、修正ボタン操作が行われたか否かを判断する。
その結果、データ検索ボタンが操作されていないと判断した場合(ステップS59:NO)、給与情報処理装置100は、そのまま図8に示す処理を終了する。データ検索ボタンが操作されたと判断した場合(ステップS59:YES)、給与情報処理装置100は、明細表の括データの検索画面を表示する(ステップS60)。
給与情報処理装置100は、明細表の括データの検索画面として、図11に示すように、ディスプレイ21に括データの一覧M61を表示する。また、括データの一覧M61の上方には、事業主番号入力領域P61、預入区分入力領域P62、請求日入力領域P63、本・支店番号入力領域P64、口座番号入力領域P65、氏名入力領域P66が設けられている。さらに、括データの一覧M61の右上方に検索キーK61、左下方に確認キーK62、右下方に戻るキーK63がそれぞれ表示されている。括データの一覧M61の上方には、事業主番号入力領域P61、預入区分入力領域P62、請求日入力領域P63、本・支店番号入力領域P64、口座番号入力領域P65、氏名入力領域P66に適宜の情報を入力することにより、括データの一覧M61に括データの見出しが表示される。図11に示す画面では、1つの明細表のデータの見出しが表示されているが、複数の明細表の括データの検索を行う場合には、複数の括データの見出しが表示される。また、複数の括データの見出しが表示されている場合、確認対象となる括データの見出しは、他の括データの見出しと異なるように、カーソル指定表示がなされる。
続いて、給与情報処理装置100は、振込確認データを表示する(ステップS61)。給与情報処理装置100は、オペレータが確認キーK62を操作したときに、括データの振込確認データを表示する。給与情報処理装置100は、エラー括データを表示する場合と同様に、振込確認データを表示する際は、図12に示すように、画像データM71及びテキストデータM72をそれぞれ表示する。このとき、画面の右下には、戻るキーK71が表示される。画像データM71としては、スキャナ12によって読み込んだ振込明細表の画像のデータをそのまま表示する。テキストデータM72としては、画像データM71に光学文字認識を行って検出したデータを表示する。また、テキストデータM72では、これらの項目のほかに、「読取状態」の欄が設けられている。その後、例えば戻るキーK71をオペレータが操作することにより、図8に示す処理が終了する。
なお、給与情報処理装置100は、各種データを記憶する記憶手段を有していてもよい。記憶手段は、振込明細表をスキャンして得られた画像データ及び画像データから光学文字認識によって検出されたテキストデータ、集計明細表データ(振込確認データ及び括データ)、振込データ等の各種データの少なくとも一部を記憶するものでもよい。また、給与情報処理装置100は、記憶手段に記憶されたこれらのデータを読み出して、ディスプレイ21に表示したり、演算処理に用いたりできるものでもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、明細表送付書に記載された複数(一般的には多数)の振込明細表について、振込確認データ等に変換して振込データを作成している。このため、振込明細表自体を保存しておく必要性が低くなるので、給与振り込み依頼に応じた作業を効率よく行わせることができる。
特に、従来の方式では、封筒に封入された振込明細表を処理するにあたっては、振込明細表の記載内容を入力するための括分割の作業や、入力内容確認のための振込明細表の結束等の作業が必要であった。振込明細表の結束のためには、振込明細表にキーパンチなどを行う必要もあり、非常に手間がかかり、オペレータの負担が膨大であった。この点、振込明細表の記載内容を振込確認データとすることにより、これらのオペレータの負担を軽減することができる。
また、例えば、光学文字認識を行って給与振込表の読み込みを行った場合に、光学文字認識においては、読み込みができない場合も考えられるが、読み間違えなどが生じることも考えられる。光学文字認識による読み間違えが生じると、振込金額の相違という不具合が生じてしまう。読み込みができない場合には、総額の計算ができないなどの状態となるので、そのエラーを容易に検出できるが、読み間違えによって異なる文字(数字)を認識してしまった場合には、そのようなエラーの検出は難しくなる。
この点、上記の実施形態では、データ突合部105を設けることにより、振込明細表送付書に記載された突合金額と、すべての振込明細表に記載された振込金額から算出した集計金額を突き合わせて、突合金額と集計金額が一致することを確認している。このため、光学文字認識によって読み間違えが生じた場合には、ほとんどの場合に突合せを行った結果が一致しなくなる。したがって、光学文字認識における読み間違えを検出することができる。よって、振込金額の相違を抑制できる。
また、上記の少なくともひとつの実施形態では、光学文字認識によって振込明細表の記載内容を検出している。このため、オペレータによる振込明細表の記載内容の入力の必要がなくなる。したがって、オペレータの負担をさらに軽減することができ、給与振り込み依頼に応じた作業を効率よく行わせることができる。
また、上記の少なくともひとつの実施形態では、光学文字認識を行う領域をタッチペンでなぞるなどして指定している。このため、光学文字認識の精度を高めることができる。各企業で採用される振込明細表は、依頼先の企業に応じてフォームにばらつきがあることが多い。このため、単に光学文字認識を実行しようとしても、必要とする情報を探し出すことが難しく、誤読や入力ミスなどの可能性が高くなってしまう。この点、光学文字認識を行う領域を規定することにより、文字認識の精度を高めることができ、誤読などを少なくすることができる。
特に、企業から送付される振込明細表は、企業ごとに異なるフォーマットである。このため、光学文字認識ででは、多様なフォーマットの振込明細表のそれぞれから情報を読み取る必要がある。このような多様なフォーマットの振込明細表がある場合でも、光学文字認識を行う領域、ここでは振込データを作成するために必要な情報が記載された領域を指定することにより、光学文字認識の認識精度を高めることができる。
また、上記の少なくともひとつの実施形態では、振込データを規定のフォーマットに変換している。このため、作成した振込データを多様な金融機関等で容易に取り扱うことができる。特に、規定のフォーマットを全国銀行フォーマットとしている。このため、多様な金融機関等での取り扱いをさらに容易にすることができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、突合括データと括データの突合せ結果が異常であるときに、振込確認データを修正できるようにしている。このため、光学文字認識で入力エラーが生じた場合などにおいても、簡単にエラーを認識し、データの修正を行うことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…給与情報処理システム
10…入力装置
11…キーボード
12…スキャナ
13…タッチパネル
20…出力装置
21…ディスプレイ
22…書込装置
100…給与情報処理装置
101…明細表データ入力処理部
102…個別データ作成部
103…集計データ作成部
104…突合括データ入力処理部(総数データ作成部)
105…データ突合部(突合部)
106…エラー検出部
107…データ修正部
108…振込データ作成部
109…フォーマット変換部(規定フォーマット変換部)

Claims (7)

  1. 振込明細表の画像データを取得し、ユーザが指定した振込明細表における領域内の文字の文字認識を行う明細表データ入力処理部と、
    振込明細表の合計件数と合計金額に基づいて総数データを作成する総数データ作成部と、
    前記明細表データ入力処理部の認識結果に基づいて振込明細表の個別データを作成する個別データ作成部と、
    前記個別データ作成部で作成された前記振込明細表の個別データに基づいて、集計データを作成する集計データ作成部と、
    前記総数データと前記集計データを突き合わせる突合部と、
    前記突合部による突合せ結果に基づいて、振込データを作成する振込データ作成部と、
    前記集計データにおけるエラーを検出するエラー検出部と、
    前記エラー検出部で検出されたエラーに関するデータを修正する修正部と、を備え、
    前記エラー検出部は、前記エラーを検出した場合に、前記個別データを前記修正部に出力し、
    前記修正部は、前記エラー検出部により検出された前記エラーに関するデータが含まれる前記個別データを示す画像と、前記明細表データ入力処理部により取得された前記振込明細表の画像のうち、前記エラーに関するデータが含まれる前記個別データを作成した振込明細表の画像と、を出力装置におけるディスプレイに表示させ、
    入力装置により入力された情報に基づいて、前記エラーに関するデータを修正する、
    給与情報処理装置。
  2. 前記振込データを全国銀行フォーマットに変換する規定フォーマット変換部をさらに備える請求項1に記載の給与情報処理装置。
  3. 前記振込明細表の画像データを作成する画像作成部をさらに備える請求項1または2に記載の給与情報処理装置。
  4. 前記突合部は、前記修正部により前記エラーが修正された場合に、前記総数データと前記集計データを再度突き合わせ、
    前記振込データ作成部は、前記突合部による突合せ結果が正常である場合に前記振込データを作成する、
    請求項1から3のうちいずれか1項に記載の給与情報処理装置。
  5. 前記修正部は、前記エラーに関するデータが含まれる前記個別データのうち異常が認められるデータについて、異常が認められないデータと異なる表示を前記出力装置に行わせる、
    請求項1から4のうちいずれか1項に記載の給与情報処理装置。
  6. 1つまたは複数のコンピュータが、
    振込明細表の画像データを取得し、ユーザが指定した振込明細表における領域内の文字の文字認識を行い、
    振込明細表の合計件数と合計金額に基づいて総数データを作成し、
    前記振込明細表の文字認識に基づいて前記振込明細表の個別データを作成し、
    前記振込明細表の個別データに基づいて、集計データを作成し、
    前記総数データと前記集計データを突き合わせ、
    前記総数データと前記集計データの突合せ結果に基づいて、振込データを作成し、
    集計データにおけるエラーを検出し、
    検出されたエラーに関する情報として、前記エラーに関するデータが含まれる前記個別データを示す画像と、取得された前記振込明細表の画像のうち、前記エラーに関するデータが含まれる前記個別データを作成した振込明細表の画像と、を出力装置におけるディスプレイに表示させ、
    入力装置により入力された情報に基づいて、前記エラーに関するデータを修正する、
    給与情報処理方法。
  7. 1つまたは複数のコンピュータが、
    振込明細表の画像データを取得し、ユーザが指定した振込明細表における領域内の文字の文字認識を行い、
    振込明細表の合計件数と合計金額に基づいて総数データを作成し、
    前記振込明細表の文字認識に基づいて前記振込明細表の個別データを作成し、
    前記振込明細表の個別データに基づいて、集計データを作成し、
    前記総数データと前記集計データを突き合わせ、
    前記総数データと前記集計データの突合せ結果に基づいて、振込データを作成し、
    集計データにおけるエラーを検出し、
    検出されたエラーに関する情報として、前記エラーに関するデータが含まれる前記個別データを示す画像と、取得された前記振込明細表の画像のうち、前記エラーに関するデータが含まれる前記個別データを作成した振込明細表の画像と、を出力装置におけるディスプレイに表示させ、
    入力装置により入力された情報に基づいて、前記エラーに関するデータを修正する、
    ためのプログラム。
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