JP6945738B2 - 摩擦抵抗を形成するための皿ばねを備えた遠心振り子装置、クラッチディスクならびにパワートレーン - Google Patents

摩擦抵抗を形成するための皿ばねを備えた遠心振り子装置、クラッチディスクならびにパワートレーン Download PDF

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Description

本発明は、乗用車、貨物自動車、バスまたはその他の商用車のような自動車のパワートレーン用の遠心振り子装置(単に遠心振り子とも呼ばれる)であって、回転軸線を中心として回転可能な支持体と、支持体においてガイド路に沿って揺動可能に収容された振り子質量体であって、振り子質量体により、運転中に回転不整合とは反対向きの戻しモーメントが形成されている振り子質量体と、振り子質量体に当て付けられる接触エレメントであって、振り子質量体と支持体との間の相対運動を阻止する摩擦抵抗を形成するために(直接的または間接的に)使用されている接触エレメントと、接触エレメントに、回転軸線の軸方向で振り子質量体に向かって予荷重を加えるばねディスクと、を備えた、遠心振り子装置に関する。さらに本発明は、遠心振り子装置をそれぞれ有する、自動車の摩擦クラッチ用のクラッチディスクと、自動車用のパワートレーンとに関する。
冒頭で述べた遠心振り子装置は、先行技術から既に十分に公知である。遠心振り子装置の原理的な構造は、たとえば独国特許出願公開第102013203694号明細書に開示されている。
国際公開第2015/192846号では、回転する振り子フランジの遠心力場内で振り子フランジ内に揺動式に懸架された振り子に、振り子フランジに向かって軸方向に予荷重を加え、これにより振り子フランジにおける振り子の激しい衝突を回避することができることが開示されている。
さらに出願人には、まだ公開されていないが、既に2017年3月9日に書類番号第102017104968.1号で独国特許出願として提出されている内部の先行技術が既知である。この上掲の出願明細書には、波形ディスクとして形成されている曲げばねが開示されている。
しかし、先行地術から公知の構成の欠点として、対応する接触エレメントを振り子質量体に押し当てるために使用されるばねディスクの製造が比較的に手間のかかるものであることが判った。さらに、ばねディスクは、全周にわたって比較的不均一な圧着力の分配が存在するように成形され、接触エレメントに支持されている。しばしば、ばねディスクは、その力を単に1つの力導入舌片で以て接触エレメントに加えるので、接触エレメント上で局所的に比較的高い面圧が発生する。これは、接触エレメント上の摩耗を増大させてしまう。
したがって、本発明の課題は、先行技術から公知の欠点を克服し、特に摩耗が低減された遠心振り子装置を提供することにある。
この課題は、本発明によれば、ばねディスクが、複数のばね舌片を備えた皿ばねとして形成されていることによって解決される。
ばね舌片により、周方向で均一に分配された当付けが接触エレメントの側で提供される。これにより、接触エレメントへの力分配が改善され、最大の面圧が低減される。結果として、できるだけ均一に振り子質量体に作用する摩擦抵抗が生じる。遠心振り子装置は、これにより明らかにより長寿命に構成されている。さらに、皿ばねは軸方向で特にコンパクトに形成されているので、遠心振り子装置全体がコンパクトに形成されている。
別の有利な実施形態は、従属請求項で特許請求されており、以下に詳しく説明する。
したがって、皿ばねが、振り子質量体の周領域で、複数のばね舌片により接触エレメントに当て付けられていると有利である。これにより、振り子質量体毎にできるだけ均一な摩擦が生じる。これに関連して、複数の、好適には3つの振り子質量体が、回転軸線の周方向で分配されて配置されており、振り子質量体毎に皿ばねの複数のばね舌片が接触エレメントに(それぞれの振り子質量体の周領域で)押し当てられ/支持され/当て付けられていると、特に有利である。
皿ばねが、回転軸線の軸方向で見て、支持体の第1の支持体領域と、振り子質量体との間に配置されていると、皿ばねは特にコンパクト/省スペースに配置される。したがって、換言すると、皿ばねは、部分的に(好適には少なくともそのばね舌片により)、第1の支持体領域と、それぞれの振り子質量体/振り子質量体に当て付けられている接触エレメントとの間の(軸方向の)ギャップ内に配置されている。皿ばねは、さらに好適にはそのばね舌片で、半径方向で内方から(外方に向かって)、これらの(軸方向のギャップ)内に突入する。これにより、構造空間の要求がさらに低下する。
振り子質量体の側で接触エレメントをさらにより均一に押し当てるために、(それぞれの振り子質量体に対応配置された)ばね舌片が、少なくとも部分的にその幅および/または長さにおいて互いに異なって形成されていると、さらに有益である。
接触エレメントが、軸方向で皿ばねの複数のばね舌片と振り子質量体との間に直接に挿入されていると、構造はさらに簡略化される。
接触エレメントが直接に摩擦エレメントとして構成されていても有利である。これにより、構造が特に簡単に維持される。
好適には、摩擦エレメントが皿ばねにより回転軸線に対して同軸的に配置されている。摩擦エレメントは好適には環状であり、つまり摩擦リングとして実現されている。摩擦構成部材は好適には摩擦リングとして/環状に成形されている、かつ/または回転軸線に対して同軸的に配置されている。
さらに、接触エレメントが、軸方向で突出する複数の保持突起を有しており、保持突起が、支持体に対して接触エレメントを相対回動不能に配置しながら、支持体に支持されている/収容されていると、有利である。これにより、接触エレメントの収容がさらに容易になる。
接触エレメントは、金属薄板から、またはプラスチック材料から製造されている。
接触エレメントに作用接続している摩擦構成部材が、振り子質量体に取り付けられており、支持体の第2の支持体領域に当て付けられていても有利である。これにより、振り子質量体の側でより均一に摩擦を分配することができる。
これに関連して、接触エレメントが支持エレメントとして実施され、振り子質量体と支持体との間で摩擦抵抗を運転中に直接に形成する摩擦構成部材と協働すると、有利である。
代替的には、接触エレメントのような、接触エレメントに作用接続している別の摩擦構成部材が、摩擦エレメントとして、好適には環状の摩擦エレメントとして、つまり摩擦リングとして形成されていると有利である。摩擦構成部材は、好適には、振り子質量体の、接触エレメントとは反対の軸方向の側(支持体と振り子質量体との間)に挿入され/配置されている。これによっても、摩擦ができるだけ均一に形成される。
皿ばねが、保持タブを有しており、保持タブが、支持体に対して皿ばねを相対回動不能に配置しながら、支持体に固定された構成部材に支持/収容されていると、運転中に皿ばねが安定的に保持される。
さらに、本発明は、上述の少なくとも1つの構成による本発明に係る遠心振り子装置ならびに遠心振り子装置の支持体に相対回動不能に結合された摩擦エレメントを直接に備えた、自動車の摩擦クラッチ用のクラッチディスクに関する。遠心振り子装置は、これに関して好適にはクラッチディスクのハブまたはフランジに相対回動不能に結合されている。
本発明は、上述の少なくとも1つの構成による本発明に係る遠心振り子装置を備えた、自動車のためのパワートレーンにも関する。遠心振り子装置の支持体は、ドライブシャフトに相対回動不能に結合されている。ドライブシャフトはさらに好適には内燃機関の出力シャフトまたは伝動装置の伝動装置入力シャフトである。
したがって、換言すると、本発明によれば、遠心振り子を備えたクラッチディスクは、摩擦装置に負荷を加えるための皿ばねを有して(接触エレメントを少なくとも有して)構成されている。したがって、本発明によれば、クラッチディスクと遠心振り子とから成るアセンブリが提案される。遠心振り子はクラッチディスクに取り付けられているか、または軸方向でクラッチの構造空間内に配置されており、伝動装置入力シャフトを介してクラッチディスクに相対回動不能に結合されている。周方向で分配されて配置された複数の皿ばね舌片を備えた皿ばねと、この皿ばね舌片により負荷を加えられたプラスチック領域/プラスチックエレメント(接触エレメントおよび/または摩擦構成部材)は、振り子質量体の揺動角度を減らすための摩擦装置として設けられている。振り子質量体毎に複数の皿ばね舌片が設けられているので、面圧を減少させることができる。これにより、摩耗を減らすことができる。同時に、軸方向の構造空間の減少も可能である。なぜならば、皿ばねは、振り子質量体の一方の側のみに配置されていてもよいからである。
本発明を、様々な実施例に関連して図示された図面に基づき、以下に詳しく説明する。
部分的に横断面で切断して図示した、第1の実施例による本発明に係る遠心振り子装置の正面図であり、遠心振り子装置の原理的な構造が、支持体内の複数の振り子質量体の側から確認可能である。 図1にII−II線で示した切断ラインに沿った、図1に示した遠心振り子装置の縦断面図であり、皿ばねによって軸方向で振り子質量体に押し当てられている接触エレメントならびに摩擦構成部材が確認可能である。 図1に示した遠心振り子装置の分解斜視図である。 遠心振り子装置の図2に類似した縦断面図であり、見やすくするために切断面のみが示されている。 図1にV−V線で示した切断ラインに沿った、遠心振り子装置の縦断面図であり、支持体における皿ばねの回動防止された配置が確認可能である。 図1〜図5において使用されている接触エレメントの、皿ばねに面した軸方向側からの斜視図である。 図6に示した接触エレメントの正面図である。 図7にVIII−VIII線で示した切断ラインに沿った、接触エレメントの縦断面図である。 図1〜図5において使用された皿ばねの正面図である。 図9に示した皿ばねの側面図である。 皿ばねの斜視図である。 図1〜図5において使用されている、接触エレメントと協働する摩擦構成部材の斜視図である。 別の第2の実施例による本発明に係る遠心振り子装置の縦断面図であり、第2の実施例では、接触エレメントは、もはやそれ自体で摩擦エレメントとして働くのではなく支持エレメントとして働き、見やすくするために、切断された構成部材の切断面のみが図示されている。 図13において支持エレメントとして実施された接触エレメントの斜視図である。 図1〜図5に示した本発明に係る遠心振り子装置を有するクラッチディスクの正面図である。 図15に示したクラッチディスクの側面図である。
図面は単に概略的な性質のものであり、専ら本発明の理解に役立つ。同一の構成要素には、同一の参照符号が付してある。互いに異なる実施例の種々異なる特徴は互いに自由に組み合わせることもできる。
図1〜図3では、第1の実施例による本発明に係る遠心振り子装置1の原理的な構造を確認することができる。遠心振り子装置1は、その運転において、好適には図15および図16に示された、摩擦クラッチの形のクラッチのクラッチディスク20の構成部材である。遠心振り子装置1は、クラッチディスク20のハブ27に相対回動不能に結合されている。ハブ27は、さらにクラッチディスク20の摩擦エレメント28に相対回動不能に結合されている。遠心振り子装置1は、別の構成によればクラッチディスク20のフランジ/フランジ領域に相対回動不能に結合されていてもよい。見やすくするためにこれ以上図示しないクラッチは、典型的な形式で自動車のパワートレーン内で、すなわち内燃機関の出力シャフトと伝動装置の入力シャフトとの間で使用されている。したがって、遠心振り子装置1は、運転時には自動車のパワートレーンの部分である。代替的には、別の構成によれば、遠心振り子装置1は、内燃機関の出力シャフトまたは伝動装置入力シャフトのようなパワートレーンのドライブシャフトにも直接に相対回動不能に取り付けられている。遠心振り子装置1は、その運転中に一般的な形式で、パワートレーンにおいて、特に内燃機関側で生じる回転不整合を補償する働きをする。このために、遠心振り子装置1は、独国特許出願公開第102014211711号明細書から公知の基本となる構造を有している。
遠心振り子装置1は、図2によれば、支持体3を有している。支持体3は、振り子フランジ/支持体フランジとも呼ばれる。支持体3は、軸方向で互いに離間して保持された2つの支持体領域9a,9bから構成されている。両方の支持体領域9a,9bは、それぞれ振り子フランジ/フランジ領域と呼ばれる。各支持体領域9a,9bは、実質的にディスク形に形成されている。支持体3は、回転軸線2を中心として回転可能に配置されている。回転軸線2は、運転中に好適には内燃機関の出力シャフト/伝動装置入力シャフトに同軸的に配置されている。両方の支持体領域9a,9bは、スペーサピン14を介して互いに相対回動不能に結合されている。さらにスペーサピン14は、両支持体領域9a,9bの、(回転軸線2に沿った)互いに対する軸方向の間隔を固定する。支持体3の(回転軸線2に関して)周方向で、複数のスペーサピン14が分配されて配置されている(図1)。スペーサピン14は、それぞれの支持体領域9a,9bにおいてリベット止めされている、つまり力結合式かつ形状結合式に支持体領域9a,9bに結合されている。
支持体3の、支持体領域9a,9bにより形成された(軸方向の)内部空間15内には、周方向に分配されて配置された複数の(3つの)振り子質量体5が支持体3に対して運動可能/揺動可能に配置されている。遠心振り子装置1の正面側に対する図1による視点で確認することができるように、各振り子質量体5は、2つのガイドピン16を有している。これらのガイドピン16はそれぞれ、支持体3のガイド路4内に突入する。振り子質量体5のガイドピン16毎に、第1の支持体領域9aも第2の支持体領域9bも1つのガイド路4を有している(図1および図15中に、第1の支持体領域9aについて代表的に図示されている)。両方の支持体領域9a,9bの、ガイドピン16に対応配置されたガイド路4は、これらのガイドピン16のためのそれぞれ1つのガイド軌道を形成する。ガイド路4は、周方向で見て曲げられて(つまり周方向にも半径方向にも)延びている。特に、ガイド路4は、それぞれ周方向でU字形に延びている。したがって、振り子質量体5は、運転中に回転不整合が発生すると、通常の形式で揺動運動を実施する。この揺動運動は、回転不整合と反対向きの戻しモーメントを発生させる。
それぞれの振り子質量体5と支持体3との間で、図2および図4において良好に確認することができるような摩擦装置18が作用する。摩擦装置18は、接触エレメント6を有している。接触エレメント6は、原理的には、振り子質量体5と支持体3との間での相対運動時に、つまり振り子質量体5が運転中にガイド路4に沿って揺動運動した場合に、運動を阻止するように作用する摩擦抵抗が生じるように、使用されている。
図4において確認することができるような第1の実施例では、接触エレメント6が、直接に摩擦エレメント10として形成されている。摩擦エレメント6は、全体的に環状に形成されている(図6および図7)。接触エレメント6は、各振り子質量体5の軸方向の端面に直接に当て付けられている。接触エレメント6は、それぞれの振り子質量体5に当て付けられている面で、意図的に振り子質量体5との摩擦抵抗/摩擦接触を形成するために形成されている。振り子質量体5は、回転軸線2の周方向および半径方向でのガイド路4の側でのガイドによって接触エレメント6に対して移動可能である。これにより、運転中に摩擦力が生じる。
支持体3に対して接触エレメント6を相対回動不能に支持するために、接触エレメント6は、振り子質量体5とは軸方向で反対側に、突出部の形の、軸方向に突出する複数の保持突起11を有している(図8)。これらの保持突起11は、第1の支持体領域9aに設けられた窓23/切欠き内に突入し、この窓23/切欠き内で形状結合によって周方向/回転方向で固定されている。
接触エレメント6は、皿ばね7として形成されたばねディスクによって軸方向で振り子質量体5に押し当てられている。図9〜図11に関して単独でも示されている皿ばね7は、原則的に環状のベース区分/環状区分17を有している。このベース区分/環状区分17から複数のばね舌片8が半径方向で外方に向かって突出している。振り子質量体5毎に、皿ばね7には、長さ(半径方向での延在)ならびに幅(周方向での延在)がそれぞれ異なる複数のばね舌片8が設けられている。特に、振り子質量体5毎にばね舌片8の1つの群19a〜19cが皿ばね7に設けられている。第1の群19aは、第2の群19bならびに第3の群19cに対して周方向でずらされて配置されている。ばね舌片8の種々異なる群19a〜19cを形成することにより、運転中に各振り子質量体5に1つの群19a〜19cが対応配置され、この群19a〜19cにより接触エレメント6がこの振り子質量体5に押し当てられる。
各ばね舌片8は、接触エレメント6の、端面側で開いた対応する切欠き21内に係合する。切欠き21は、図6および図7において良好に確認することができ、接触エレメント6の、振り子質量体5とは軸方向で反対側に配置されている。これにより、皿ばね7も、接触エレメント6に対して回動不能に支持されている。
皿ばね7は、直接に軸方向で、たとえば図4中に良好に確認することができるように、軸方向で接触エレメント6と第1の支持体領域9aとの間に配置されている。このために、特に、接触エレメント6と第1の支持体領域9aとの間に(軸方向の)ギャップ22が設けられている。このギャップ22内に皿ばね7が部分的に、すなわちそのばね舌片8で半径方向の内側から突入する。
図5に関連しても確認することができるように、皿ばね7は同様に支持体3に対して回動を防止されて配置されている。このために、皿ばね7が保持タブ13を有している。これらの保持タブ13は、半径方向でも軸方向でも環状区分17から離れる方向に延びており、同様に支持体3の窓23内に突入する。これにより、支持体3に対する皿ばね7の、回転軸線2に関する形状結合式の回動防止部が形成される。保持タブ13は、周方向で見てばね舌片8のそれぞれの群19a〜19cの間に配置されている。各群19a〜19cの間には、それぞれ2つの保持タブ13が形成されている。
加えて摩擦装置18は、この構成では、摩擦構成部材12を有している。摩擦構成部材12は実質的にキャップ状に成形されており、振り子質量体5に被せ嵌められている。これは、摩擦構成部材12が振り子質量体5に形状結合式に固定的に取り付けられていることを意味している。摩擦構成部材12は、図12中に単独で良好に確認することができる。摩擦構成部材12は、その接触エレメント6/皿ばね7とは軸方向で反対の側で、かつ半径方向の内面で振り子質量体5を取り囲む。さらに、摩擦構成部材12は、この構成では、好適には軸方向でも接触エレメント6に支持されている。したがって、摩擦構成部材12は、半径方向に延びる第1の摩擦領域24を有している。この第1の摩擦領域24は、軸方向で第2の支持体領域9bと振り子質量体5との間に緊締されている。摩擦構成部材12の第2の摩擦領域25は、軸方向で第1の摩擦領域24から離れて接触エレメント6に向かって延びている。第2の摩擦領域25は、振り子質量体5の半径方向の内面に支持されている。さらに、第2の摩擦領域25は、第1の摩擦領域24とは軸方向で反対の側で接触エレメント6に摩擦結合式に接触している。
第1の支持体領域9aから離れて振り子質量体5に向かう方向で接触エレメント6に予荷重を加えることにより、摩擦構成部材12は、振り子質量体5と第2の支持体領域9bとの間に緊締されている。これにより、摩擦構成部材12の側でも運転中に摩擦装置18と支持体3との間での定義された摩擦接触が生じる。摩擦構成部材12が振り子質量体5に固定的に結合されているので、運転中に接触エレメント6と摩擦構成部材12との間の摩擦接触も生じる。
この構成では、接触エレメント6が好適にはプラスチック材料から製造されている。
図13および図14には、本発明に係る遠心振り子装置1の第2の実施例が示されている。この第2の実施例の構造および機能は、第1の実施例に十分に対応する。省略のために、以下では第1の実施例に対する第2の実施例の主な差異についてのみ説明する。
接触エレメント6は、この構成において、支持エレメント26として構成されている。接触エレメント6は、好適には、専ら摩擦構成部材12と一緒に振り子質量体5を第2の支持体領域9bに軸方向で押しつけるだけの働きをする。この実施例では、支持エレメント26は金属薄板から成形されている。
明瞭にするためにさらに図示されていない別の実施例では、原則的には、第1の実施例の接触エレメント6に準じて形成された2つの接触エレメント6を遠心振り子装置1内で使用することも可能である。この構成では、第1の実施例の接触エレメント6に準じた第1の接触エレメント6が配置されており、第2の接触エレメント6が、振り子質量体5の、第1の接触エレメント6とは軸方向で反対の第2の軸方向側(第2の支持体領域9bと振り子質量体5との間)に配置されている。したがって、両方の接触エレメント6は、好適には同様に支持体3に対して回動不能に固定されている。
換言すると、本発明によれば、皿ばね7が、摩擦装置18のための力源として使用されている。ばね力が、振り子質量体5毎に複数の力導入舌片(ばね舌片8)に分配されるので、先行技術に比べて面圧が著しく低減される。さらに、片側のばね7を備えたシステムは、2つの遠心振り子フランジ(支持体領域9a,9b)の間で間隔が固定的に定義されている場合に、軸方向の構造空間にとって利点を提供する。なぜならば、単に1つのばね7しか組み込まれないからである。
本発明によれば、摩擦装置18を備えた遠心振り子1が実現される。皿ばね7は、支持体3から、振り子質量体5と皿ばね7との間に配置されている、好適にはプラスチックから成る摩擦エレメントまたは接触エレメント6に力を作用させる。摩擦エレメント6は支持体に固定的であるので、支持体3に対する振り子質量体5の運動時に運動方向とは反対の一定の摩擦力が発生する。皿ばね7は、遠心振り子1が2つの支持体(支持体領域9a,9b)の間の軸方向のギャップ22を有している、振り子質量体5の(軸方向の)側に配置されている。皿ばね7は、ギャップ22内に一部だけ半径方向で突入する。皿ばね7と振り子質量体5との間に、好適には、好適にはプラスチックから成る環状の摩擦リング(摩擦エレメント10)が支持体に固定的に配置されている。振り子質量体5の、皿ばね7とは反対の(軸方向の)側には、第2の摩擦エレメント(摩擦構成部材12)が配置されている。第2の摩擦エレメントは、振り子質量体5に取り付けられており、振り子質量体5を部分的に取り囲んでいる。皿ばね7は、軸方向で突出するエレメント(保持タブ13)を有している。これらの保持タブ13は、(第1の支持体領域9aの)フランジ内に懸架されてよく、位置決めおよび力伝達のために使用することができる。皿ばね7は、振り子質量体5毎に1つ以上の力導入舌片(ばね舌片8)を有している。皿ばね7は、さらに好適には種々異なる長さの力導入舌片8を有している。摩擦リング10も好適には軸方向で突出するエレメント(保持突起11)を有している。保持突起11は、フランジ9a内に懸架されており、位置決めおよび力伝達のために使用される。摩擦リング6は、さらに好適には金属薄板から成っている。
特に、主として遠心振り子装置1の以下の3つの好適な構成が実施されている。
構成1
遠心振り子1の摩擦装置18は、振り子質量体5の高い揺動角度を減少させる機能を有している。エネルギアキュムレータ/力源として、この構成では皿ばね7が使用される。皿ばね7は、振り子質量体5と、両方のフランジのうちのより平坦なフランジ(第1の支持体領域9a(第2の支持体領域9bよりも小さな軸方向の延在長さ))との間に配置されており、半径方向内方に向かって2つのフランジ9a,9bの間のギャップ22内に突入する。機能のために最適なばね特性線を達成するために、この場所を利用することが考えられる。皿ばね7は、複数の外側舌片8,13を有している。より強く湾曲した外側舌片13は、皿ばね7を遠心振り子1内でセンタリングし、遠心振り子の組付け時に皿ばね7を位置決めし、周方向でフランジ9aに力伝達する機能を有している。僅かにしか湾曲していない舌片8は、摩擦リング6,10を介して個別の振り子質量体5にばね力を伝達する。力伝達舌片8は、様々な長さおよび幅を有している。力伝達舌片8の幾何学形状は、振り子質量体5の全ての極限位置において、つまり中心位置でも完全に変位した位置でも、面圧の均一な分配が得られるように、選択されている。摩擦リング6,10は、フランジ94において位置決めするための軸方向で突出するエレメント11を有している。振り子質量体5の、皿ばね7とは反対の側で、別の摩擦エレメント12が、振り子質量体5毎にそれぞれ1つ設置されている。この摩擦エレメント12は、被せられた(getopften)フランジ(第2の支持体領域9b)上に載置している。第2の摩擦エレメント12は、振り子質量体5に固定的に組み付けられている。
構成2
別の可能なバリエーションは、摩擦リング6が金属薄板から成っているか、または支持ディスク(支持エレメント26)として構成されていることである。
構成3
別の可能なバリエーションは、振り子質量体5の両側に、環状の摩擦リング6,10が配置されていることである。
1 遠心振り子装置
2 回転軸線
3 支持体
4 ガイド路
5 振り子質量体
6 接触エレメント
7 皿ばね
8 ばね舌片
9a 第1の支持体領域
9b 第2の支持体領域
10 摩擦エレメント
11 保持突起
12 摩擦構成部材
13 保持タブ
14 スペーサピン
15 内部空間
16 ガイドピン
17 環状区分
18 摩擦装置
19a ばね舌片の第1の群
19b ばね舌片の第2の群
19c ばね舌片の第3の群
20 クラッチディスク
21 切欠き
22 ギャップ
23 窓
24 第1の摩擦領域
25 第2の摩擦領域
26 支持エレメント
27 ハブ
28 クラッチディスクの摩擦エレメント

Claims (9)

  1. 自動車のパワートレーン用の遠心振り子装置(1)であって、回転軸線(2)を中心として回転可能な支持体(3)と、該支持体(3)においてガイド路(4)に沿って揺動可能に収容された振り子質量体(5)であって、該振り子質量体(5)によって運転中に、回転不整合と反対方向を向いた戻しモーメントが形成される、振り子質量体(5)と、該振り子質量体(5)に当て付けられる接触エレメント(6)であって、前記振り子質量体(5)と前記支持体(3)との間の相対運動を阻止する摩擦抵抗を形成するために使用されている、接触エレメント(6)と、該接触エレメント(6)に、前記回転軸線(2)の軸方向で前記振り子質量体(5)に向かって予荷重を加えるばねディスク(7)と、を備えた遠心振り子装置(1)において、
    前記ばねディスク(7)が、複数のばね舌片(8)を備えた皿ばね(7)として形成されており、
    前記皿ばね(7)が、前記振り子質量体(5)の周領域で、複数のばね舌片(8)により前記接触エレメント(6)に当て付けられていることを特徴とする、遠心振り子装置(1)。
  2. 自動車のパワートレーン用の遠心振り子装置(1)であって、回転軸線(2)を中心として回転可能な支持体(3)と、該支持体(3)においてガイド路(4)に沿って揺動可能に収容された振り子質量体(5)であって、該振り子質量体(5)によって運転中に、回転不整合と反対方向を向いた戻しモーメントが形成される、振り子質量体(5)と、該振り子質量体(5)に当て付けられる接触エレメント(6)であって、前記振り子質量体(5)と前記支持体(3)との間の相対運動を阻止する摩擦抵抗を形成するために使用されている、接触エレメント(6)と、該接触エレメント(6)に、前記回転軸線(2)の軸方向で前記振り子質量体(5)に向かって予荷重を加えるばねディスク(7)と、を備えた遠心振り子装置(1)において、
    前記ばねディスク(7)が、複数のばね舌片(8)を備えた皿ばね(7)として形成されており、
    前記ばね舌片(8)が、少なくとも部分的にその幅および/または長さが互いに異なっていることを特徴とする、遠心振り子装置(1)。
  3. 自動車のパワートレーン用の遠心振り子装置(1)であって、回転軸線(2)を中心として回転可能な支持体(3)と、該支持体(3)においてガイド路(4)に沿って揺動可能に収容された振り子質量体(5)であって、該振り子質量体(5)によって運転中に、回転不整合と反対方向を向いた戻しモーメントが形成される、振り子質量体(5)と、該振り子質量体(5)に当て付けられる接触エレメント(6)であって、前記振り子質量体(5)と前記支持体(3)との間の相対運動を阻止する摩擦抵抗を形成するために使用されている、接触エレメント(6)と、該接触エレメント(6)に、前記回転軸線(2)の軸方向で前記振り子質量体(5)に向かって予荷重を加えるばねディスク(7)と、を備えた遠心振り子装置(1)において、
    前記ばねディスク(7)が、複数のばね舌片(8)を備えた皿ばね(7)として形成されており、
    前記接触エレメント(6)に作用接続している摩擦構成部材(12)が前記振り子質量体(5)に取り付けられており、前記支持体(3)の第2の支持体領域(9b)に当て付けられていることを特徴とする、遠心振り子装置(1)。
  4. 前記皿ばね(7)が、前記回転軸線(2)の軸方向で見て、前記支持体(3)の第1の支持体領域(9a)と、前記振り子質量体(5)との間に配置されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の遠心振り子装置(1)。
  5. 前記接触エレメント(6)が、摩擦エレメント(10)として形成されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の遠心振り子装置(1)。
  6. 前記接触エレメント(6)が、軸方向で突出する複数の保持突起(11)を有しており、該保持突起(11)が、前記支持体(3)に対して前記接触エレメント(6)を相対回動不能に配置しながら、前記支持体(3)に支持されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の遠心振り子装置(1)。
  7. 前記皿ばね(7)が、保持タブ(13)を有しており、該保持タブ(13)が、前記支持体(3)に対して前記皿ばね(7)を相対回動不能に配置しながら、前記支持体に固定された構成部材(9a)に支持されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の遠心振り子装置(1)。
  8. 請求項1からまでのいずれか1項記載の遠心振り子装置(1)ならびに支持体(3)に相対回動不能に結合された摩擦エレメント(10)を備えた、自動車の摩擦クラッチ用のクラッチディスク(20)。
  9. 請求項1からまでのいずれか1項記載の遠心振り子装置(1)を備えた、支持体(3)がドライブシャフトに相対回動不能に結合されている、自動車用のパワートレーン。
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