JP6940198B1 - 寄付装置、寄付方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

寄付装置、寄付方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】映像中の笑顔を検出すると寄付を実行する。【解決手段】寄付装置100は、映像を撮像する撮像部101と、映像に含まれる人の顔を検出する検出部102と、検出した人の顔に現れる笑顔を検出する笑顔検出部103と、笑顔を検出するたびに寄付を実行する寄付部104と、検出された笑顔の割合を算出する割合算出部105と、笑顔の度合いを判定する判定部106と、映像に含まれる人の顔を識別する識別部107と、寄付の実行を所定の回数に制限する制限部108と、笑顔に係る情報を登録する笑顔情報登録部109と、笑顔の人がどこにいるかを特定する場所特定部100を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、笑顔を検出すると寄付を実行する技術に関する。
寄付サービスに関する技術が種々提案されている。例えば、特許文献1は、道路状況における譲り状態を判別し、これに応じて寄付サービスを行うことを開示する。
特許文献1では、道路状況における譲り状態を判別すると寄付サービスを行う技術が記載されている。特許文献2では、画像データに基づき、人の顔を検出し、検出した顔の表情を判定する技術が記載されている。
特開2004-13656号公報 特開2019-3536号公報
上述のように、従来技術に係る寄付サービスの方法は、人の笑顔を検出した場合に寄付サービスを行うことを想定しているものではなかった。
そこで本発明は、所定の撮像手段によって撮像された映像に含まれる人の顔が笑顔であると判別した場合に寄付を実行することを目的の一つとする。
上記目的を達成するため、本発明の一の観点に係る寄付装置は、所定の撮像手段によって撮像された映像に含まれる人の顔を判別する判別手段と、前記人の顔に現れる笑顔を検出する笑顔検出手段と、笑顔を検出するたびに、所定数量の有価価値の寄付を実行する寄付手段と、を有する。
また、前記寄付手段は、所定の寄付原資を上限として寄付を実行してもよい。
また、前記所定の撮像手段は所定の店舗内等に設置されており、前記所定の店舗内等で開催された所定のイベント中に検出された笑顔の割合を算出する割合算出手段、をさらに有し、前記寄付手段は、前記所定のイベント中の売り上げを前記所定の寄付原資としてもよい。
また、検出した笑顔の度合いを判定する判定手段、をさらに有し、前記寄付手段は、笑顔を検出するたびに、前記所定数量に当該笑顔の度合いに応じた係数を乗じて得られた数量の有価価値の寄付を実行してもよい。
また、前記映像に含まれる人の顔を個々に識別する識別手段と、同一人の笑顔による寄付の実行を所定の回数に制限する制限手段と、をさらに有してもよい。
また、笑顔の検出回数、検出時刻、及び検出場所に係る情報を登録する笑顔情報登録手段、をさらに有してもよい。
また、本発明の別の観点に係る寄付方法は、所定の撮像手段によって撮像された映像に含まれる人の顔を判別する判別ステップと、前記人の顔に現れる笑顔を検出する笑顔検出ステップと、笑顔を検出するたびに、所定数量の有価価値の寄付を実行する寄付ステップと、を実行するものとしてもよい。
また、本発明の別の観点に係るコンピュータプログラムは、所定の撮像手段によって撮像された映像に含まれる人の顔を判別する判別処理と、前記人の顔に現れる笑顔を検出する笑顔検出処理と、笑顔を検出するたびに、所定数量の有価価値の寄付を実行する寄付処理と、を実行させるものとしてもよい。
なお、コンピュータプログラムは、インターネット等のネットワークを介したダウンロードによって提供したり、コンピュータ読み取り可能な各種の記録媒体に記録して提供したりすることができる。
本発明によれば、人の笑顔が検出された場合に寄付を実行できる。
本発明の実施形態に係る寄付装置の実施形態を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る寄付装置の検出部が人の顔を検出する例を示す図である。 本発明の実施形態に係る寄付装置の笑顔情報登録部が記録する情報を説明するための図である。 本発明の状態遷移例1に係る寄付装置の実施形態を示す状態遷移図である。
本発明に係るーの実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。
図1に示されている、寄付装置100は、人の笑顔が検出された場合に寄付を実行する装置である。
寄付装置100は、メモリなどの記憶媒体、プロセッサ、通信モジュール、及び入力/出力インターフェース等で構成され、プロセッサが記憶媒体に記録されたコンピュータプログラムを実行することで、図1に示した機能ブロックを実現するようになっている。記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能記録媒体であって、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)、ディスクドライブ、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ(flash memory)のような記憶装置等を含んでよい。ここで、ROMやディスクドライブ、SSD、フラッシュメモリのような非一時的、記憶装置は、メモリとは区分される別の格納装置として寄付装置100に含まれてもよい。
本実施形態では、前提として、寄付装置100を具備するクライアント端末が複数存在してもよく、それらが離れた場所又は近い場所に存在して、それぞれのクライアント端末同士が通信をしてもよい。また、寄付装置100を具備するサーバ端末が存在し複数人又は一人のユーザがサーバ端末にアクセスすることによって寄付装置100を使用してもよい。
●機能構成
寄付装置100は、上記したハードウェア構成により、撮像部101、検出部102、笑顔検出部103、寄付部104、割合算出部105、判定部106、識別部107、制限部108、笑顔情報登録部109、場所特定部110を具備する。
撮像部101は、飲食店やスポーツ観戦を行う場所等において、複数の人の顔を判別するために当該飲食店やスポーツ観戦を行う場所等を撮像する。撮像する方法は、例えば可視光カメラによる撮像である。撮像する方法で使用するカメラは、人の顔を判別することができれば良く、グレースケールで出力されるカメラやサーモグラフィカメラ等種々のカメラを採用することができる。
撮像部101は、飲食店等を撮像する場合には顧客の顔を撮像できれば良く、当該飲食店等の内部や外部を撮影してもよい。また、飲食店等の内部や外部に撮像部101である可視光カメラ等を複数設置してもよい。
撮像部101による撮像は、飲食店等の営業時間の間のみ起動していても、飲食店等の営業時間外も起動していてもよい。
検出部102は、撮像部101によって撮像された映像に含まれる人の顔を検出する。検出部102は、図2に示すように、人の顔を検出することができる。その場合に、図2に示すように、検出した顔の周りに四角い枠を表示してもよい。
検出部102が人の顔を検出する方法は、Haar-like特徴分類器や、人の顔のデータを有するビックデータに基づいて人の顔を検出する等種々の方法を使用してもよい。
なお、検出部102は、人の顔の正面のみならず、人の横顔や上から見た顔、下から見た顔も同様に人の顔として検出してもよい。また、検出部102は、撮像部101によって撮像された映像に含まれる人の顔を複数検出してもよい。
笑顔検出部103は、検出部102によって検出した人の顔に現れる笑顔を検出する。例えば、図2に示すように、図2左の人の顔は検出部102によって検出されるが、笑顔でないため笑顔検出部103には検出されない。一方で、図2右の人の顔は検出部102によって検出され、かつ、笑顔であるため笑顔検出部103によって検出される。また、笑顔検出部103を実現する技術は、AIによる顔認識技術等種々の技術を利用することが考えられるが、笑顔が検出することができればよい。
笑顔検出部103は、検出部102が人の顔を複数検出した場合はその複数の人の顔に対して笑顔かどうかを検出する。
笑顔検出部103は、検出部102により検出した人の顔が笑顔だった場合にその時刻を記録する。例えば、店舗内にいる甲さんの笑顔が検出された場合に笑顔検出部103は検出された時刻を12時3分であることを記録する。記録する方法は、笑顔検出部103が具備されているコンピュータのシステム日付を利用する等種々の方法が考えられるが、笑顔が検出された時刻を記録することができればその方法は問わない。
なお、笑顔検出部103は、笑顔のみならず、その他の表情である怒り、悲しみ、驚き等、笑顔以外の表情を検出してもよい。その場合には、撮像部101、検出部102、寄付部104、割合算出部105、判定部106、識別部107、制限部108、笑顔情報登録部109、場所特定部110は笑顔に代わり、種々の表情に適用してよい。例えば、所定の店舗内等で悲しみ、怒り等の表情が多く検出される状態で笑顔が検出された場合に通常よりも寄付の金額を増加させてもよい。つまり、本実施例では笑顔一つ当たりの寄付額を1円としているが、悲しみ、怒り等の表情が多い検出される状況下においては笑顔一つ当たりの寄付額を5円等としてもよい。
また、寄付装置100は前述した様々な表情の検出に併せて、所定のデータベース等に検出された表情の結果を保有してもよい。例えば、笑顔情報登録部109が笑顔だけでなく、怒り、悲しみ、驚き等の笑顔以外の表情の検出結果を登録してもよい。
寄付部104は、笑顔検出部103が笑顔を検出するたびに、所定数量の有価価値の寄付を実行する。寄付部104は、図2に示すように、笑顔検出部103により右の人の顔が笑顔であると検出された場合に、例えば1円の寄付を実行することができる。これ以降、笑顔一つあたりの寄付の金額を1円であると仮定する。一方で、図2に示すように、左の人の顔は笑顔でないため寄付部104による寄付は実行されない。つまり、図2の場合には、笑顔が一つ検出されるので、寄付部104により1円の寄付を実行する。
寄付部104は、所定の寄付原資を上限として寄付を実行することができる。例えば、寄付原資を1000円と設定すると笑顔が1000回検出された場合に、寄付金額が1000円に達し、それが寄付の上限となる。
寄付部104は、所定のイベントの売り上げを寄付原資とすることができる。例えば、所定のイベントの一日の売り上げが1万円であった場合にそれを寄付原資とすることができる。つまり、笑顔が1万回検出されるまでは笑顔が検出されるたびに1円の寄付が実行され、1万1回目からは笑顔が検出されても寄付が実行されない。
なお、寄付部104は、上記の例に限らず、1万1回目からは1回の笑顔に対する寄付レートの変更を設定することができてもよい。
寄付部104は、笑顔を検出するたびに、笑顔一つあたりの寄付金額である所定数量に笑顔の度合いに応じた係数を乗じて得られた数量の有価価値の寄付を実行する。笑顔一つあたりの寄付の金額である所定数量を1円と仮定しているので、1円に笑顔の度合いに応じた係数を乗じて得られた数量の有価価値の寄付を実行する。例えば、単純に笑顔の度合いを10段階で評価し、段階に応じた係数である割合を乗じるとすると、笑顔の度合いが10段階で8だった場合には、1×0.8=0.8円となる。よって、笑顔の度合いが10段階で8だった場合には、0.8円の寄付が寄付部104により実行される。また、笑顔の度合いが10段階で2だった場合には、1×0.2=0.2円となり、0.2円の寄付が寄付部104により実行される。
なお、所定のイベントとは、寄付を行うためのイベント等種々のイベントであってよい。
なお、笑顔一つあたりの寄付の金額を1円であると仮定しているが、寄付の金額は所望の金額を設定することができる。
なお、上記では笑顔の度合いを10段階で評価して、それに応じた係数を乗じているが、10段階に限らず所望の度合いに応じた所望の係数を乗じて得られた数量の有価価値の寄付を実行することができる。
なお、寄付部104は、判定部106が判定した笑顔の度合いを考慮して笑顔の度合いを決定してもよい。
割合算出部105は、所定の店舗内で開催された所定のイベント中に検出された笑顔の割合を算出する。例えば、割合算出部105は、撮像部101によって撮像された映像の全体時間に対し笑顔が検出された時間の割合いを算出することができる。撮像された映像の全体時間が2時間、笑顔が検出された時間が45分である場合には、3.75割であることを算出することができる。また、例えば、割合算出部105は検出部102によって検出された人の顔に対し、笑顔検出部103が検出した笑顔の割合を算出することができる。検出部102によって検出された人の顔が、1000回であり、そのうち笑顔であった人の顔が250回であった場合には、笑顔の割合を2.5割であることを算出することができる。
なお、笑顔の割合を算出する方法は上記に限らず種々の方法を使用してもよい。
判定部106は、笑顔検出部103が検出した笑顔の度合いを判定する。例えば、前述した寄付部104が笑顔の度合いを10段階としてそれに応じた係数を乗じて得られた数量の有価価値の寄付を実行する場合には、判定部106は、笑顔検出部103が検出した笑顔の度合いを10段階で判定する。1段階目の笑顔は微笑、10段階目の笑顔は満面の笑みであり、その間の2〜9段階目は徐々に笑顔の度合いが上がっていくように適宜設定してもよい。
なお、人の顔のデータを有するビックデータに基づいて人の顔の笑顔の度合いを判定、AIによる顔認識技術により笑顔を判定する等種々の方法の使用が考えられるが、笑顔の度合いを判定することができればその方法は問わない。
なお、判定部106が判定する笑顔の度合いは前述したような10段階に限らず、種々の度合いを設定してもよい。
識別部107は、撮像部101が撮像した映像に含まれる人の顔を個々に識別する。例えば、撮像部101が撮像した映像に10人の人が含まれる場合には10人それぞれを個々に識別する。つまり、所定の店舗内を撮影している場合には、店舗にいる人それぞれを個々に識別することができる。
笑顔検出部103は、識別部107が識別した個々の人に対して笑顔を検出してもよい。これにより、後述する制限部108は、笑顔検出部103が同一人の笑顔による寄付の実行を所定の回数に制限することができる。また、個々の人に対して笑顔を検出することができるため、個々の人が所定のイベント中に笑顔になった回数を算出することができる。
判定部106は、識別部107が認識した個々の人に対して笑顔の度合いを判定することができる。例えば、笑顔の度合いを10段階で評価すると、所定の店舗内にいる甲さんの笑顔は8であり、同じ店舗内にいる乙さんの笑顔は5であると判定することができる。また、個々の人に対して笑顔の度合いを判定できるため、個々の人が所定のイベント中に記録した最高の笑顔の度合いを判定することができる。
なお、識別部107により顔を識別する技術は顔認識技術を利用する等種々考えられるが、人の顔を個々に識別することができればよい。
制限部108は、同一人の笑顔による寄付の実行を所定の回数に制限する。例えば、飲食店等の店舗内において撮像部101によって撮像された映像内に含まれる笑顔を検出する場合に、識別部107によって、店舗内に甲さんと乙さんがいることを識別する。そして、制限部108が同一人の笑顔による寄付の実行を10回までと制限している場合には、甲さんと乙さんそれぞれについて笑顔検出部103が笑顔を検出したとき、寄付部104による寄付の実行が甲さんと乙さんそれぞれについて10回まで、つまり10円までと制限することができる。
制限部108は、店舗内にいる個々の人に寄付の実行を所定の回数に制限する設定をすることができる。例えば、飲食店等の店舗内に甲さんと乙さんがいる場合に、甲さんについては笑顔検出部103により笑顔が検出されたとき寄付部104による寄付が実行されるのは10回まで、乙さんについては笑顔検出部103により笑顔が検出されたとき寄付部104による寄付が実行されるのは20回までとそれぞれ設定することができる。
なお、前述した例では甲さんと乙さんのみ例に挙げたが、甲さんと乙さんのみならず複数である個々の人に対して制限部108による回数の制限をしてもよい。
笑顔情報登録部109は、笑顔の検出回数、検出時刻、及び検出場所に係る情報を登録する。例えば図3に示すように、店舗内で所定のイベント中に検出された笑顔の回数が200回、検出時刻は当該笑顔の回数のそれぞれに対して1回目が12時3分、2回目が12時10分などと登録することができる。また、検出場所は、店舗の場所でもよいし、店舗内をさらに区切ることで登録してもよい。例えば、テーブル席1、テーブル席2、テーブル席3が存在する場合に、後述する場所特定部110により場所を特定した上で、1回目は12時3分にテーブル席2で笑顔が検出されたことを登録することができ、2回目は12時10分にテーブル席3で笑顔が検出されたことを登録することができる。また、検出場所については図3のように、〇〇店舗内等のように所定の店舗名を登録することができ、一方で〇〇県〇〇市〇〇等のように所定の店舗の住所や緯度経度、IPアドレスなどあらゆる手段で登録することができる。
なお、上記の図3に示した例は一例であり、検出回数、検出時刻、検出場所に係る情報を登録することができれば良い。
なお、検出回数を合計の検出回数として登録してもよい。
場所特定部110は、識別部107により識別した人がどこにいるかを特定することができる。例えば、店舗内において、テーブル席1、テーブル席2、テーブル席3が存在する場合に、甲さんはテーブル席1におり、乙さんはテーブル席3にいることを特定することができる。
なお、上記は甲さんと乙さんの場所を特定する例を示したが、店舗内にいる複数の個々の人に対して場所を特定することができる。
なお、場所特定部110は、検出部102により検出した人の場所を特定してもよい。
<実施例1>
本実施形態に係る寄付装置100の処理方法について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS201)撮像部101は、飲食店やスポーツ観戦を行う場所等の店舗内において、複数の人の顔を判別するために当該飲食店やスポーツ観戦を行う場所等の店舗内を撮像する。撮像部101が店舗内を撮影している場合にはステップS202に移る。
(ステップS202)検出部102は、撮像部101によって撮像された映像に含まれる人の顔を検出する。検出部102は、ステップS201で撮像部による撮影がされている間は人の顔を検出する。
検出部102は、撮像部101によって撮像された映像に含まれる人の顔を検出した場合に、ステップS211へと移り、場所特定部110による検出した人の場所の特定が行われてもよい。
(ステップS203)検出部102が、撮像部101によって撮像された映像に含まれる人の笑顔を検出する場合に、ステップS206へと移り、笑顔検出部103による笑顔の検出が行われる。
一方で、検出部102が、撮像部101によって撮像された映像に含まれる人の笑顔を検出しない場合に、ステップS204へと移る。
(ステップS204)ステップS203で笑顔を検出しない場合には、識別部107による個々の人の識別が行われる。識別部107は、検出部102が検出した人の顔を個々に識別する。識別部107による個々の人に対して識別した場合に、ステップS205に移り、制限部108により、同一人の笑顔による寄付の実行を所定の回数に制限される。
なお、後述するステップS206の前か後に識別部107による個々の識別が行われてもよい。
(ステップS205)ステップS202において、撮像部101によって撮像された映像に含まれる人の顔を検出した場合に、ステップS204へと移り人の顔を識別した後、制限部108による同一人の笑顔による寄付の実行を所定の回数に制限してもよい。この場合、識別部107による個々の人の識別が行われなくても、少人数の場合であれば場所特定部110により、場所を特定することにより個人を特定することができる。これにより、場所の情報に基づいて制限部108により寄付の回数を制限することができる。
制限部108による制限が行われた場合に、ステップS213に移り、寄付部104による寄付の実行を行うときに、制限部108によって制限された回数に設定される。例えば、制限部108が同一人の笑顔による寄付の実行を10回と制限した場合に、寄付部104は笑顔検出部103によって笑顔が検出されたときに、同一人が寄付を実行できる回数が10回までに制限される。つまり、同一人による寄付の上限の数量は10円までとなる。
なお、上述した制限部108による制限された回数は一例であり、寄付装置100のユーザが適宜設定してもよい。
(ステップS206)笑顔検出部103は、検出部102によって検出した人の顔に現れる笑顔を検出する。
笑顔検出部103による笑顔を検出した場合に、ステップS212へと移り、笑顔情報登録部109による笑顔の検出回数、検出時刻、及び検出場所に係る情報を登録が行われてもよい。
(ステップS207)笑顔検出部103による笑顔の検出が成功した場合にはステップS208に移る。
一方で、笑顔検出部103による笑顔の検出が失敗した場合には、処理を終了して再びステップS201からの処理を開始する。
なお、処理が終了した場合には、寄付装置100のユーザが所定の時間が経過している場合に、再びステップS201からの処理を開始することなく終了させてもよい。
(ステップS208)本ステップでは、ステップS209、ステップS210、ステップS211を自由に選択して実行することができてよい。また、ステップS209、ステップS210、ステップS211から複数の処理を選択して実行することができてよい。
(ステップS209)判定部106は、笑顔検出部103が検出した笑顔の度合いを判定する。判定部106は、笑顔の度合いを判定した場合に、ステップS213に移り、寄付部104による寄付の実行が行われる。例えば、判定部106が笑顔を10段階で評価する場合に、甲さんの笑顔が8であるとき、寄付部104はその情報を受け取り、段階に応じた係数である割合を乗じて寄付が実行される。つまり、本実施例の場合には1×0.8=0.8円となり、0.8円の寄付が実行される。
なお、上記では寄付の金額を1円、判定部106による笑顔の度合いを10段階としているが、これに限らず種々の値を設定してもよい。
(ステップS210)割合算出部105は、笑顔検出部103が検出した笑顔の割合を算出する。実施例に関しては、前述の通りである。割合算出部105による笑顔の割合の算出が行われた場合に、ステップS213に移り、寄付部104による寄付が実行されてもよい。この場合、寄付部104は、所定のイベントの寄付原資が1万円の場合に、割合算出部105による笑顔の割合が2.5割であったときは、10000×0.25=2500円の寄付を実行してもよい。
(ステップS211)場所特定部110は、検出部102が検出した人や識別部107が識別した個々人がどこにいるかを特定する。
場所特定部110により、例えば、テーブル席1、テーブル席2、テーブル席3があった場合に、テーブル席1で人の顔が検出されたとき、その人の場所をテーブル席1であると特定する。また、識別部107が識別した甲さんがテーブル席3で検出された場合は甲さんの場所をテーブル席3であると特定する。
場所特定部110により、検出部102が検出した人や識別部107が識別した個々人がどこにいるかを特定した場合に、ステップS212に移り、笑顔情報登録部109による笑顔情報の登録が行われる。
なお、場所特定部110は、上記に限らず、笑顔検出部103が検出した人の場所を特定してもよい。
(ステップS212)笑顔情報登録部109は、笑顔の検出回数、検出時刻、及び検出場所に係る情報を登録する。実施例に関しては、前述の通りである。笑顔情報登録部109による登録が行われた場合に、ステップS213に移り、寄付部104による寄付が実行されてもよい。この場合、寄付部104は、登録されている、笑顔の検出回数、検出時刻、検出場所を考慮して寄付を実行してもよい。例えば、検出時刻が12時から13時の間を対象に、笑顔の検出回数が1000回されている場合は1000円の寄付を実行することができる。若しくは、13時から14時の間の笑顔の検出回数を対象とする場合に、13時から14時の笑顔の検出回数が500回の場合は500円の寄付を実行することができる。また例えば、場所特定部110により、検出場所を考慮する場合には、テーブル席1、テーブル席2、テーブル席3があるとき、テーブル席1では笑顔が20回、テーブル席2では笑顔が40回、テーブル席3では笑顔が30回であったとする。このとき、テーブル席1を対象として寄付を実行する場合は、20円の寄付を実行することができる。
なお、寄付部104による寄付の実行に際する検出回数、検出時刻、及び検出場所を考慮する方法は上記に限られない。
(ステップS213)寄付部104は、笑顔検出部103が笑顔を検出するたびに、所定数量の有価価値の寄付を実行する。実施例については前述の通りである。この場合に、制限部108による結果を利用することができる。
寄付部104は、所定の寄付原資を上限として寄付を実行することができる。実施例については前述の通りである。この場合に、割合算出部105、笑顔情報登録部109による結果を利用することができる。例えば、寄付原資の上限を1万円とする場合に、割合算出部105が笑顔の割合を5割と算出したときは、5000円の寄付を実行してもよい。
寄付部104は、笑顔を検出するたびに、笑顔一つあたりの寄付金額である所定数量に笑顔の度合いに応じた係数を乗じて得られた数量の有価価値の寄付を実行する。この場合に、判定部106による結果を利用することができる。実施例については前述の通りである。
なお、本実施形態では、寄付部104による寄付の金額を1円と設定したが、1円に限らず種々の金額を設定してもよい。
なお、所定のイベントとは日常、非日常を問わないものでよい。また、所定の店舗内は店舗内に限らずあらゆる場所を含んでもよい。
なお、上記の寄付には、ベーシックインカム、社会保障、富の再分配システム、富の共有、価値の共有などが含まれてもよい。
<本実施形態の効果>
本実施形態によれば、店舗内等で所定のイベントを開催する場合に、笑顔が発生するたびに寄付を実行できるため、店舗を利用する顧客は笑顔になる度に寄付を実行でき、店舗側は顧客に笑顔による寄付を実行してもらうために質の良いサービスを提供することができる。ひいては、SDGsに貢献することが可能となる。
<本実施形態についての補足>
以上、実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
100 寄付装置
101 撮像部
102 検出部
103 笑顔検出部
104 寄付部
105 割合算出部
106 判定部
107 識別部
108 制限部
109 笑顔情報登録部
110 場所特定部

Claims (5)

  1. 所定の店舗内に設置されている所定の撮像手段によって撮像された映像に含まれる人の顔を判別する判別手段と、
    前記人の顔に現れる笑顔を検出する笑顔検出手段と、
    前記所定の店舗内で開催された所定のイベント中に検出された笑顔の割合を算出する割合算出手段と、
    前記笑顔の割合に基づいて算出された有価価値の寄付を実行する寄付手段と、を有し、
    前記寄付手段は、前記所定のイベントの売り上げを所定の寄付原資とする、
    寄付装置。
  2. 前記寄付手段は、前記所定の寄付原資を上限として寄付を実行する、
    請求項1記載の寄付装置。
  3. 笑顔の検出回数、検出時刻、及び検出場所に係る情報を登録する笑顔情報登録手段、をさらに有する、
    請求項1又は2記載の寄付装置。
  4. コンピュータが、
    所定の店舗内に設置されている所定の撮像手段によって撮像された映像に含まれる人の顔を判別する判別ステップと、
    前記人の顔に現れる笑顔を検出する笑顔検出ステップと、
    前記所定の店舗内で開催された所定のイベント中に検出された笑顔の割合を算出する割合算出ステップと、
    前記笑顔の割合に基づいて算出された有価価値の寄付を実行する寄付ステップと、を実行し、
    前記寄付ステップは、前記所定のイベントの売り上げを所定の寄付原資とする、
    ことを特徴とする寄付方法。
  5. コンピュータに対して、
    所定の店舗内に設置されている所定の撮像手段によって撮像された映像に含まれる人の顔を判別する判別処理と、
    前記人の顔に現れる笑顔を検出する笑顔検出処理と、
    前記所定の店舗内で開催された所定のイベント中に検出された笑顔の割合を算出する割合算出処理と、
    前記笑顔の割合に基づいて算出された有価価値の寄付を実行する寄付処理と、を実行させ、
    前記寄付処理は、前記所定のイベントの売り上げを所定の寄付原資とする、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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