JP6935532B1 - 延長フラップ - Google Patents

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【課題】打者用ヘルメットに対して使用者の要望に応じた適正な上下角度で容易に取り付けることができる延長フラップを提供する。【解決手段】打者用ヘルメット1に取り付けられる延長フラップ40は、打者用ヘルメット1の耳保護用フラップ13に連結される連結部41と、当該連結部41から打者の頬に沿って前下方に延びる延出部42とを有し、連結部41には、耳保護用フラップ13に対する連結部41を基点にした延出部42の上下方向での角度調節を可能にする角度調節部41Aが含まれている。【選択図】図4

Description

本発明は、打者用ヘルメットに取り付けられる延長フラップに関する。
上記のような延長フラップとしては、打者用ヘルメット(ヘルメット)の耳保護用フラップ(耳カバー)と延長フラップ(防護フラップ)の後方端部とに形成された留め金穴にリベットなどの複数の締結具を通して、延長フラップを、予め設定された打者用ヘルメットの固定位置に連結するように構成されたものがある(例えば特許文献1参照)。
特公平4−66595号公報
特許文献1に記載の構成では、打者用ヘルメットに対する延長フラップの取り付け角度が一定であることから、使用者(打者)によっては、視野が不必要に狭く感じる場合や広く感じる場合があり、このような場合には、視覚情報の過多や不足による集中力の低下を招くことがある。又、使用者が集中力を高めるためのルーチンとして素振りなどを行うときに腕などが延長フラップに接触する場合があり、このような場合には、ルーチンがスムーズに行えなくなることによる集中力の低下を招くことがある。
そこで、上記の不都合を改善するために、使用者の好みに応じて打者用ヘルメットに対する延長フラップの取り付け角度を変更することが考えられるが、特許文献1に記載の延長フラップを使用する場合には、打者用ヘルメットの耳保護用フラップに形成する孔位置を変更することになる。しかしながら、この場合には、耳保護用フラップの強度に悪影響が及ぶような位置に孔加工が行われる虞があり、耳保護用フラップの強度を確保する上において改善の余地がある。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、打者用ヘルメットに対して使用者の要望に応じた適正な上下角度で容易に取り付けることができる延長フラップを提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、
打者用ヘルメットの耳保護用フラップに連結される連結部と、当該連結部から打者の頬に沿って前下方に延びる延出部とを有し、
前記連結部には、前記耳保護用フラップに対する前記連結部を基点にした前記延出部の上下方向での角度調節を可能にする角度調節部が含まれている点にある。
本構成によると、延長フラップを打者用ヘルメットに取り付ける場合に、延長フラップの角度調節部を使用して、耳保護用フラップに対する連結部を基点にした延出部の上下方向での角度調節を行うことで、耳保護用フラップに形成する孔位置を変更することなく、打者用ヘルメットに対する延長フラップの取り付け角度を、使用者(打者)の要望に応じた上下角度に容易に調節することができる。そして、この調節後に、延長フラップの連結部を耳保護用フラップに連結することで、延長フラップを、使用者の要望に応じた適正な上下角度で打者用ヘルメットに取り付けることができる。
このように、延長フラップが打者用ヘルメットに適正に取り付けられることにより、耳保護用フラップの強度に悪影響を及ぼすことなく、延長フラップによって使用者(打者)の視野を適正に制限することができるとともに、使用者がルーチンとして素振りなどを行うときに腕などが延長フラップに接触することを回避することができる。
つまり、打者用ヘルメットに対して使用者の要望に応じた適正な上下角度で容易に取り付けることができ、使用者の集中力の向上を図ることができる延長フラップを提供することができる。
本発明の第2特徴構成は、
前記連結部には、前記耳保護用フラップへのネジ止めを可能にする複数の連結孔が形成され、
前記角度調節部は、前記複数の連結孔のうちの所定の連結孔を中心とする円弧状の長孔に形成された他の連結孔である点にある。
本構成によると、延長フラップを複数の連結孔やネジなどを使用して耳保護用フラップに仮止めすることができ、延長フラップが仮止めされた打者用ヘルメットを使用者に試着させることができる。そして、この試着状態で、円弧状の長孔に形成された他の連結孔の融通を利用することで、打者用ヘルメットに対する延長フラップの上下角度を、所定の連結孔を中心にして、使用者の要望に応じた適正な角度に無段階で調節することができる。そして、この調節後に、耳保護用フラップに対して仮止め状態の延長フラップを本締め状態にすることにより、延長フラップを、使用者の要望に応じた適正な上下角度で打者用ヘルメットに取り付けることができる。
その結果、延長フラップを、使用者の要望をより的確に反映させた適正な上下角度で、打者用ヘルメットに容易に取り付けることができる。
本発明の第3特徴構成は、
前記複数の連結孔のうち、打者の目元に近い前記連結部の最前に位置する連結孔が前記所定の連結孔に設定されている点にある。
本構成によると、打者用ヘルメットに対して延長フラップを上下方向に角度調節する場合に、延長フラップにおける使用者の目元側部分の変化量を小さくすることができる。
その結果、延長フラップの角度調節による視野の微調整が行い易くなり、よって、延長フラップを、使用者の要望をより的確に反映させた適正な上下角度で、打者用ヘルメットに更に容易に取り付けることができる。
本発明の第4特徴構成は、
前記所定の連結孔は、前記他の連結孔の長手方向と交差する方向に延びる直線状の長孔に形成されている点にある。
本構成によると、耳保護用フラップに、延長フラップの所定の連結孔に対応する貫通孔と、他の連結孔に対応する貫通孔とを形成するときに、例えば、これらの貫通孔間に、他の連結孔(円弧状の長孔)の長手方向に沿う方向の位置ずれが生じた場合には、この位置ずれを他の連結孔(円弧状の長孔)にて吸収することができる。又、貫通孔間に、他の連結孔(円弧状の長孔)の長手方向と交差する方向の位置ずれが生じた場合には、この位置ずれを所定の連結孔(直線状の長孔)にて吸収することができる。
その結果、耳保護用フラップに延長フラップ連結用の貫通孔を形成するときに多少の位置ずれが生じた場合においても、延長フラップを、使用者の要望に応じた上下角度で打者用ヘルメットに容易に取り付けることが可能になる。
角度調節部などの構成を示す延長フラップが取り付けられた右打者用ヘルメットの側面図 延長フラップが取り付けられた右打者用ヘルメットの縦断側面図 右打者用ヘルメットに対する延長フラップの取り付け構造を示す分解側面図 角度調節部による右打者用ヘルメットに対する延長フラップの上下方向への角度調節状態を示す側面図 別実施形態での角度調節部の構成を示す延長フラップが取り付けられた右打者用ヘルメットの側面図
以下、本発明を実施するための形態の一例として、本発明に係る延長フラップを、打者用ヘルメットの一例である右打者用ヘルメットに適用した実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本発明に係る延長フラップは、右打者用ヘルメットに限らず、左打者用ヘルメットや左右兼用の打者用ヘルメットに適用することができる。
図1〜4に示すように、本実施形態で例示する右打者用ヘルメット1には、右打者用ヘルメット1の外面側を形成するシェル10と、右打者用ヘルメット1の内面側を形成する内層材20とが備えられている。
シェル10は、硬質の非発泡樹脂の一例であるポリカーボネート樹脂やABS樹脂を用いた射出成形により、打者頭部の上側を覆う半球殻状のヘルメット本体11と、ヘルメット本体11から前方に延びる庇部12と、ヘルメット本体11の左側部から下方に延びる耳保護用フラップ13とが一体形成されている。内層材20は、発泡樹脂の一例である発泡ポリスチレン樹脂を用いて、ヘルメット本体11の内面に沿う半球殻状に成形されており、ヘルメット本体11の内面に密着状態で接着されている。ヘルメット本体11及び内層材20には複数の通気孔11A,20Aが形成されている。
図1〜4に示すように、耳保護用フラップ13の中央側には、開口面積の大きい第1開口部13Aと開口面積の小さい第2開口部13Bとが前後に並んで形成されている。図2に示すように、耳保護用フラップ13の内面には、衝撃吸収用のパッド30が接着剤や両面テープなどを使用して貼り付けられている。パッド30は、耳保護用フラップ13の下縁に沿うU字状に成形された発泡樹脂製の芯材(図示省略)と、芯材を覆う天然皮革又は合成皮革などの表皮材31とを有している。パッド30は、耳保護用フラップ13の下縁と第1開口部13Aとの間に配置されている。
図1〜4に示すように、右打者用ヘルメット1には、耳保護用フラップ13にネジ止めされた右打者用の延長フラップ40が備えられている。つまり、この右打者用ヘルメット1は、延長フラップ40が取り付けられていない標準仕様から、延長フラップ40が取り付けられたオプション仕様に仕様変更されている。そのため、この右打者用ヘルメット1の耳保護用フラップ13には、延長フラップ40の取り付けを可能にする取付部13Cが備えられている。
図1〜4に示すように、取付部13Cは、耳保護用フラップ13における下縁と第1開口部13Aとの間に位置するU字状の下部側領域に設定されている。取付部13Cには、延長フラップ連結用の3つの貫通孔13a〜13cと3つのTナット2とが備えられている。3つの貫通孔13a〜13cは、取付部13Cにおける耳保護用フラップ13の下縁と第1開口部13Aの周縁とのそれぞれから所定距離を隔てた所定位置に、前後方向に所定間隔を置いて形成されている。図3に示すように、各Tナット2は、耳保護用フラップ13の内面側から貫通孔13a〜13cに挿入される筒状の雌ネジ部2aと、耳保護用フラップ13の内面に受け止められるプレート部2bとを有している。図2に示すように、各Tナット2は、耳保護用フラップ13の内面に貼り付けられたパッド30によってプレート部2bが覆い隠されている。
延長フラップ40は、右打者用ヘルメット1のシェル10と同じポリカーボネート樹脂もしくはABS樹脂を用いて成形されている。図1〜4に示すように、延長フラップ40は、耳保護用フラップ13に連結される連結部41と、連結部41から打者の頬に沿って前下方に延びる延出部42とを有している。連結部41は、取付部13Cと略同じ形状のU字状に形成されている。連結部41には、耳保護用フラップ13に対する連結部41を基点にした延出部42の上下方向での角度調節を可能にする角度調節部41Aが含まれている。図2に示すように、延長部42における延長側の端部には、緩衝材として機能するゴムスポンジ製のパッド43が接着剤や両面テープなどを使用して貼り付けられている。
図1、図3〜4に示すように、連結部41には、耳保護用フラップ13へのネジ止めを可能にする3つの連結孔41a〜41cが形成されている。3つの連結孔41a〜41cは、それらのうちの打者の目元に近い連結部41の最前に位置する第1連結孔(所定の連結孔)41aが、延長部42を角度調節するときの中心位置に設定されている。そして、残り2つの第2連結孔(他の連結孔)41bと第3連結孔(他の連結孔)41cとが、第1連結孔41aを中心とする円弧状の長孔に形成され、これらの長さの範囲で延長フラップ40の角度調節を可能にする角度調節部41Aとして機能する。第1連結孔41aは、第2連結孔41b及び第3連結孔41cの長手方向と交差する方向に延びる直線状の長孔に形成されている。
以上の通り、本実施形態にて例示した延長フラップ40は、右打者用ヘルメット1の耳保護用フラップ13に連結される連結部41と、この連結部41から打者の頬に沿って前下方に延びる延出部42とを有している。そして、延長フラップ40の連結部41には、耳保護用フラップ13に対する連結部41を基点にした延出部42の上下方向での角度調節を可能にする角度調節部41Aが含まれている。
これにより、延長フラップ40を右打者用ヘルメット1に取り付ける場合には、角度調節部41Aを使用して、耳保護用フラップ13に対する連結部41を基点にした延出部42の上下方向での角度調節を行うことで、右打者用ヘルメット1に対する延長フラップ40の取り付け角度を、使用者(打者)の要望に応じた上下角度に容易に調節することができる。そして、この調節後に、延長フラップ40の連結部41を耳保護用フラップ13に連結することで、延長フラップ40を、使用者の要望に応じた適正な上下角度で右打者用ヘルメット1に取り付けることができる。
このように、延長フラップ40が右打者用ヘルメット1に適正に取り付けられることにより、延長フラップ40によって使用者(打者)の視野を適正に制限することができるとともに、使用者がルーチンとして素振りなどを行うときに腕などが延長フラップ40に接触することを回避することができる。
つまり、右打者用ヘルメット1に対して延長フラップ40を使用者の要望に応じた適正な上下角度で容易に取り付けることができ、その結果、使用者の集中力の向上を図ることができる。
延長フラップ40の取り付けについて詳述すると、前述したように、延長フラップ40の連結部41には、右打者用ヘルメット1の耳保護用フラップ13へのネジ止めを可能にする3つの連結孔41a〜41cが形成されている。そして、連結部41の角度調節部41Aは、3つの連結孔41a〜41cのうちの第1連結孔41aを中心とする円弧状の長孔に形成された第2連結孔41bと第3連結孔41cである。
これにより、延長フラップ40を各連結孔41a〜41cや小ネジ3などを使用して右打者用ヘルメット1の耳保護用フラップ13に仮止めすることができ、延長フラップ40が仮止めされた右打者用ヘルメット1を使用者に試着させることができる。そして、この試着状態で、円弧状の長孔に形成された第2連結孔41b及び第3連結孔41cの融通を利用することで、右打者用ヘルメット1に対する延長フラップ40の上下角度を、第1連結孔41aの小ネジ3を中心にして、使用者の要望に応じた適正な角度に無段階で調節することができる。そして、この調節後に、耳保護用フラップ13に対して仮止め状態の延長フラップ40を本締め状態にすることにより、延長フラップ40を、使用者の要望に応じた適正な上下角度で右打者用ヘルメット1に取り付けることができる。
その結果、延長フラップ40を、使用者の要望をより的確に反映させた適正な上下角度で、右打者用ヘルメット1に容易に取り付けることができる。
そして、本実施形態にて例示した延長フラップ40においては、前述したように、延長フラップ40の連結部41に形成された3つの連結孔41a〜41cのうち、打者の目元に近い連結部41の最前に位置する第1連結孔41aが、延長部42を角度調節するときの中心となる所定の連結孔に設定されている。
これにより、右打者用ヘルメット1に対して延長フラップ40を上下方向に角度調節する場合には、延長フラップ40における使用者の目元側部分の変化量を小さくすることができる。
その結果、延長フラップ40の角度調節による視野の微調整が行い易くなり、よって、延長フラップ40を、使用者の要望をより的確に反映させた適正な上下角度で、右打者用ヘルメット1に更に容易に取り付けることができる。
しかも、本実施形態にて例示した延長フラップ40においては、前述したように、第1連結孔41aが、第2連結孔41b及び第3連結孔41cの長手方向と交差する方向に延びる直線状の長孔に形成されている。
これにより、耳保護用フラップ13に、延長フラップ40の第1連結孔41aに対応する第1貫通孔13aと、第2連結孔41b及び第3連結孔41cに対応する第2貫通孔13b及び第3貫通孔13cとを形成するときに、例えば、第1貫通孔13aと第2貫通孔13b及び第3貫通孔13cとの間に、第2連結孔41b及び第3連結孔41cの長手方向に沿う方向の位置ずれが生じた場合には、この位置ずれを第2連結孔41b及び第3連結孔41cにおいて吸収することができる。又、第1貫通孔13aと第2貫通孔13b及び第3貫通孔13cとの間に、第2連結孔41b及び第3連結孔41cの長手方向と交差する方向の位置ずれが生じた場合には、この位置ずれを第1連結孔41aにおいて吸収することができる。
その結果、耳保護用フラップ13に延長フラップ連結用の各貫通孔13a〜13cを形成するときに多少の位置ずれが生じた場合においても、延長フラップ40を、使用者の要望に応じた上下角度で右打者用ヘルメット1に容易に取り付けることが可能になる。
〔別実施形態〕
本発明の別実施形態について説明する。
なお、以下に説明する各別実施形態の構成は、それぞれ単独で適用することに限らず、上記の実施形態や他の別実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記の実施形態においては、延長フラップ40として、3つの連結孔41a〜41cのうち、打者の目元に近い連結部41の最前に位置する第1連結孔41aが、耳保護用フラップ13に対して延長フラップ40の延出部42を上下方向に角度調節するときの中心となる所定の連結孔に設定され、又、3つの連結孔41a〜41cのうち、第2連結孔41bと第3連結孔41cとが、第1連結孔41aを中心とする円弧状の長孔に形成されて角度調節部41Aとして機能する他の連結孔に設定されたものを例示した。しかしながら、これに限らず、延長フラップ40としては、例えば、図5に示すように、3つの連結孔41a〜41cのうち、連結部41の前後中央側に位置する第2連結孔41bが、角度調節の中心となる所定の連結孔に設定され、又、3つの連結孔41a〜41cのうち、第1連結孔41aと第3連結孔41cとが、第2連結孔41bを中心とする円弧状の長孔に形成されて角度調節部41Aとして機能する他の連結孔に設定されたものであってもよい。
又、図示は省略するが、延長フラップ40としては、3つの連結孔41a〜41cのうち、打者の目元から最も離れた連結部41の後部に位置する第3連結孔41cが、角度調節の中心となる所定の連結孔に設定され、又、3つの連結孔41a〜41cのうち、第1連結孔41aと第2連結孔41bとが、第3連結孔41cを中心とする円弧状の長孔に形成されて角度調節部41Aとして機能する他の連結孔に設定されたものであってもよい。
(2)上記の実施形態においては、延長フラップ40として、その連結部41に、角度調節の中心となる第1連結孔(所定の連結孔)41aと、角度調節部41Aとして機能する第2連結孔(他の連結孔)41bと第3連結孔(他の連結孔)41cとの合計3つの連結孔が形成されたものを例示したが、これに限らず、例えば、連結部41に、角度調節の中心となる第1連結孔41aと、角度調節部41Aとして機能する第3連結孔41cとの合計2つの連結孔が形成されたものであってもよい。
そして、このように連結部41に2つの連結孔41a,41cが形成される延長フラップ40においては、連結部41の後部に位置する第3連結孔41cが角度調節の中心に設定され、又、連結部41の前部に位置する第1連結孔41aが、第3連結孔41cを中心とする円弧状の長孔に形成されていてもよい。
又、連結部41に2つの連結孔41a,41cが形成される延長フラップ40においては、連結部41の中央が角度調節の中心に設定され、又、第1連結孔41aと第3連結孔41cとのそれぞれが、連結部41の中央を中心とする円弧状の長孔に形成されていてもよい。
更に、延長フラップ40としては、例えば、連結部41に、角度調節の中心となる第1連結孔41aと、角度調節部41Aとして機能する第2連結孔41bと第3連結孔41cと第4連結孔とを含む合計4つ以上の連結孔が形成されたものであってもよい。
そして、この場合においても、上記の別実施形態と同様に、4つ以上の連結孔のうち、いずれの連結孔を角度調節の中心となる所定の連結孔に設定し、角度調節部41Aとして機能する他の連結孔に設定するかは種々の変更が可能である。
(3)上記の実施形態においては、延長フラップ40の連結部41に形成された3つの連結孔41a〜41cのうち、所定の連結孔41aを中心とする円弧状の長孔に形成された他の連結孔41b,41cが角度調節部41Aとして機能するものを例示したが、これに限らず、所定の連結孔41aを中心とする円弧上に一定間隔をおいて形成された複数の連結孔が角度調節部41Aとして機能するものであってもよい。この場合、耳保護用フラップ13に対する延長フラップ40の延出部42の角度調節が有段階で行われることになる。
(4)上記の実施形態においては、耳保護用フラップ13に対して延長フラップ40の延出部42を上下方向に角度調節するときの中心となる第1連結孔(所定の連結孔)41aが、第2連結孔(他の連結孔)41b及び第3連結孔(他の連結孔)41cの長手方向と交差する方向に延びる直線状の長孔に形成されたものを例示したが、これに限らず、第1連結孔(所定の連結孔)41aが丸孔に形成されたものであってもよい。
1 打者用ヘルメット
13 耳保護用フラップ
41 連結部
41A 角度調節部
41a 連結孔(第1連結孔)
41b 連結孔(第2連結孔)
41c 連結孔(第3連結孔)
42 延出部

Claims (4)

  1. 打者用ヘルメットの耳保護用フラップに連結される連結部と、当該連結部から打者の頬に沿って前下方に延びる延出部とを有し、
    前記連結部には、前記耳保護用フラップに対する前記連結部を基点にした前記延出部の上下方向での角度調節を可能にする角度調節部が含まれている延長フラップ。
  2. 前記連結部には、前記耳保護用フラップへのネジ止めを可能にする複数の連結孔が形成され、
    前記角度調節部は、前記複数の連結孔のうちの所定の連結孔を中心とする円弧状の長孔に形成された他の連結孔である請求項1に記載の延長フラップ。
  3. 前記複数の連結孔のうち、打者の目元に近い前記連結部の最前に位置する連結孔が前記所定の連結孔に設定されている請求項2に記載の延長フラップ。
  4. 前記所定の連結孔は、前記他の連結孔の長手方向と交差する方向に延びる直線状の長孔に形成されている請求項2又は3に記載の延長フラップ。

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