JP6931715B2 - クリーニングローラからごみくずを除去するためのコーミングユニットを有するクリーニング装置 - Google Patents

クリーニングローラからごみくずを除去するためのコーミングユニットを有するクリーニング装置 Download PDF

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Description

[0001] 本出願は、2017年3月10日に出願された米国仮特許出願第62/469,853号の利益を主張し、2016年10月21日に出願された米国特許出願第15/331,045号の一部継続出願である。米国特許出願第15/331,045号は、2015年10月21日に出願された米国仮特許出願第62/244,331号、2015年10月30日に出願された米国仮特許出願第62/248,813号、及び2016年3月25日に出願された米国仮特許出願第62/313,394号の利益を主張する。これらはすべて、参照により本明細書に完全に組み込まれる。本出願はまた、参照により本明細書に完全に組み込まれる2016年10月21日に出願された国際出願第PCT/US2016/058148号の一部継続出願である。
[0002] 本開示は、クリーニングローラを有するクリーナに関し、より具体的には、先行ローラなどのクリーニングローラからごみくずを除去するためのコーミングユニットを有する、真空クリーナ用の表面クリーニングヘッドなどのクリーニング装置に関する。
[0003] 真空クリーナは、一般に、空気(及びごみくず)を表面クリーニングヘッドに引き込むために表面クリーニングヘッドの下側に開口部を有する吸引導管を含む。真空クリーナの設計に関する課題の1つは、所望の吸引量を提供するために、吸引導管と、クリーニングされる表面との係合を制御することである。吸引導管が表面から離れすぎている場合、空気はより大きな表面積を通って吸引導管に流れ込むため、吸引力が低下する可能性がある。吸引導管が表面に直接係合し、従ってすべての側で密閉されている場合、空気は吸引導管へ流れ込むことを停止し、結果として吸引モータが損傷する可能性がある。
[0004] 真空クリーナはまた、一般に、撹拌を利用してごみくずをほぐし、吸引導管への空気の流れの中にごみくずを捕捉することを促進する。撹拌機は、汚れた空気の入口に近接して表面クリーニングヘッドの吸引導管内でしばしば使用され、撹拌されたごみくずを汚れた空気の入口に流入させる。吸引導管内の撹拌機がごみくずをほぐすことができない場合、又はごみくずが小さすぎる場合、吸引導管はごみくずを表面から除去することなくごみくずの上を通過する可能性がある。その他の場合、表面クリーニングヘッドは、吸引導管への流れの中にごみくずを捕捉することなく、大きなごみくずを前方に押す可能性がある(除雪と呼ばれることもある)。
[0005] 撹拌機の一例は、ブラシロールなどのクリーニングローラである。クリーニングローラは、吸引導管内に配置されてもよく、及び/又は吸引導管の先行側(例えば、先行ローラ)に配置されてもよい。先行ローラに関する課題の1つは、特に、ローラの周りに絡まるごみくず(例えば髪の毛)である。突起を使用してローラに係合させてごみくずの除去を促すことができるが、既存の構造はしばしば効果的ではない、及び/又は表面クリーニングヘッドの動作と干渉する。
[0006] 一実施形態と一致するところ、クリーニング装置は、ごみくずを受け入れるためにハウジングの下側に開口部を規定するハウジングと、ごみくずを開口部に方向付けるためにハウジングに取り付けられたクリーニングローラと、クリーニングローラのクリーニング表面のかなりの長さにわたって延び且つクリーニングローラに接触するコーミングユニットと、を含む。コーミングユニットは、クリーニングローラ内に部分的に延在し且つクリーニングローラの回転中心と整列されていない傾斜した前縁を有する一連の離間されたコーミング突起を含む。傾斜した前縁は、クリーニングローラの回転方向に向けられる。
[0007] 別の実施形態と一致するところ、表面クリーニングヘッドは、前側及び後側を有するハウジングを含む。ハウジングは、前側と後側との間でハウジングの下側に開口部を備えた吸引導管を規定する。ブラシロールが、吸引導管内でハウジングに回転可能に取り付けられ、ブラシロールの少なくとも一部は、吸引導管の開口部に近接している。先行ローラが、ブラシロールの前で、及び吸引導管の開口部に隣接してハウジングに取り付けられる。先行ローラの前部は、ハウジングの前側で少なくとも部分的に露出される。表面クリーニングヘッドは、先行ローラのクリーニング表面のかなりの長さにわたって延び且つ先行ローラに接触するコーミングユニットも含む。コーミングユニットは、先行ローラ内に部分的に延在し且つ先行ローラの回転中心と整列されていない傾斜した前縁を有する一連の離間されたコーミング突起を含む。傾斜した前縁は、先行ローラの回転方向に向けられる。
[0008] これら及び他の特徴及び利点は、図面と一緒に読まれる以下の詳細な説明を読むことによってより深く理解される。
[0009]本開示の一実施形態に一致する、二重撹拌機及びコーミング突起を含む表面クリーニングヘッドの斜視図である。 [0010]吸引導管を通る流路を示す図1に示す表面クリーニングヘッドの側面断面図である。 [0011]図1に示す表面クリーニングヘッドの先行ローラ及びブラシロールを示す拡大側面断面図である。 [0012]図1に示す表面クリーニングヘッドの先行ローラ及びコーミング突起を示す拡大側面断面図である。 [0013]図1の表面クリーニングヘッドの前部領域の前部斜視図であるが、先行ローラはなく、コーミング突起を示している。 [0014]複数のコーミング突起の一実施形態の拡大斜視図である。 [0015]先行ローラのない図1の表面クリーニングヘッドの前部領域の前部底面図である。 [0016]図1の表面クリーニングヘッドの正面図である。 [0017]図1の表面クリーニングヘッドの底面図である。 [0018]本開示の一実施形態に一致する、クリーニングローラと係合するコーミング突起の斜視断面図である。 [0019]クリーニングローラと係合するコーミング突起の側面断面図である。 [0020]図10に示すコーミング突起の側面斜視図である。 [0021]図10に示すコーミング突起の一部の上面斜視図である。 [0022]図13に示すコーミング突起の一部の上面図である。 [0022]図13に示すコーミング突起の一部の正面図である。 [0022]図13に示すコーミング突起の一部の底面図である。 [0022]図13に示すコーミング突起の一部の側面図である。 [0023]別の実施形態に一致する、回転軸の上でクリーニングローラと係合するコーミング突起の側面断面図である。 [0024]さらなる実施形態に一致する、クリーニングローラと係合する湾曲した前縁を有するコーミング突起の側面断面図である。 [0025]本開示の実施形態に一致する、二重回転撹拌機及びコーミング突起を備えた表面クリーニングヘッドを含む直立型真空クリーナの斜視図である。 [0026]本開示の実施形態に一致する、二重回転撹拌機及びコーミング突起を備えた表面クリーニングヘッドを含むスティック型真空クリーナの斜視図である。 [0027]本開示のさらに別の実施形態に一致する、クリーニングローラ及びコーミング突起を含むロボット型真空クリーナの底面斜視図である。
[0028] 本開示の実施形態と一致するクリーニング装置は、ごみくず(髪の毛、糸、及びそれらに類するものなど)の蓄積を防止し除去するためにクリーニングローラ内に延びる一連の離間した突起又は歯を含むコーミングユニット(デブリーディング(debriding)ユニット又はリブとも呼ばれる)を含む。突起は、クリーニングローラのかなりの部分に沿って延び、クリーニングローラ内に部分的に延びて、ごみくずがローラの周りを移動するときにごみくずの進行を途中で止める。突起は、クリーニングローラの回転中心に整列されておらず、クリーニングローラの回転方向の方に又はそれに対して向けられた傾斜した前縁を有する。コーミングユニット及び突起は、クリーニング装置の動作への影響を最小限に抑えながら、クリーニングローラからのごみくずの除去を促進するように設計された形状及び構成を有する。クリーニング装置は、直立型真空クリーナ又はスイーパ又はロボット真空クリーナの表面クリーニングヘッドを含んでもよい。
[0029] 表面クリーニングヘッドの実施形態は、二重回転撹拌機(例えば、先行ローラ及びブラシロール)を含むことができ、表面クリーニングヘッドの下側で吸引導管への空気流中のごみくずの捕捉を促進するために使用することができる。この実施形態では、先行ローラは、一般に、吸引導管の開口部に隣接してその前に配置され、それにより先行ローラがごみくずに係合し、ごみくずを開口部に向かって移動するようにする。先行ローラの少なくとも上半分は、吸引導管への流路の実質的に外側にあり得、先行ローラの底部は吸引導管への流路に露出され得る。回転ブラシロールは吸引導管内に配置され、この際、先行ローラはブラシロールの前に配置され且つブラシロールから離間された状態であり、先行ローラとブラシロールの下部との間にローラ間空気通路を形成する。いくつかの実施形態では、コーミング突起は、ローラ間空気通路の上の先行ローラと接触して、流路へのごみくずの除去を促進してもよい。表面クリーニングヘッドはまた、先行ローラの前部を保護し、前縁の清掃を容易にするために、先行ローラの前に延びる先行バンパを含んでもよい。
[0030] 先行ローラを備えた表面クリーニングヘッドの特定の実施形態が示されているが、コーミングユニットを備えたクリーニング装置の他の実施形態が本開示の範囲内にある。コーミングユニットを備えたクリーニング装置は、「オールインザヘッド」タイプの真空掃除機、直立真空クリーナ、キャニスタ真空クリーナ、スティッククリーナ、ロボット真空クリーナ、及び中央真空クリーナを含むがこれらに限定されないさまざまな種類の真空クリーナで使用することができ、及びスイーパ内で使用することができる(例えば、吸引力が低い、又はない)。先行ローラを備えた表面クリーニングヘッドは、米国特許第9,456,723号及び米国特許出願公開第2016/0220082号(これらは共通に所有されており、参照により本明細書に完全に組み込まれる)により詳細に記載されているタイプなど、開放可能な撹拌チャンバ内の取り外し可能な撹拌機(例えば、ブラシロール)も含み得る。先行ローラも同様に取り外し可能であり得る。
[0031] 本明細書で使用される際「表面クリーニングヘッド」は、吸引空気流、撹拌、又はそれらの組み合わせの使用により表面をクリーニングするために表面に接触するように構成されたデバイスを指す。表面クリーニングヘッドは、表面クリーニングヘッドを制御するための棒状部材へ旋回接続によって回動可能又は操舵可能に結合されてもよく、電動アタッチメント並びに固定表面クリーニングヘッドを含んでもよい。表面クリーニングヘッドは、棒状部材又はハンドルなしでも操作可能であり得る。本明細書で使用される際「シール」又は「シーリング」は、かなりの量の空気が吸引導管に通過するのを防ぐことを指すが、気密シールを必要としない。本明細書で使用する際「撹拌機」とは、表面を撹拌して、表面クリーニングヘッド内の吸引空気流へのごみくずの移動を促進できる任意の要素、部材、又は構造を指す。本明細書で使用される際、「柔軟」及び「より柔軟」とは、別のクリーニング要素よりも順応性がある又は軟らかいクリーニング要素の特性を指す。本明細書で使用される際、「流路」という用語は、吸引によって引き込まれた場合に空気が吸引導管に流入するときに空気が通る経路を指す。本明細書で使用される際、「上」及び「下」という用語は、クリーニングされる表面上の表面クリーニングヘッドの向きに対して使用され、「前」及び「後」という用語は、クリーニングされる表面上でユーザが表面クリーニングヘッドを押す方向(すなわち、後ろから前)に対して使用される。本明細書で使用される際、「先行」という用語は、少なくとも別の構成要素の前の位置を指すが、必ずしも他のすべての構成要素の前を意味するわけではない。
[0032] 図1〜図9を参照すると、二重撹拌機及びコーミングユニットを有する表面クリーニングヘッド100の実施形態が示され、説明されている。表面クリーニングヘッド100は、前側112及び後側114と、左側116a及び右側116bと、上側118及び下側120と、を備えるハウジング110を含む。ハウジング110は、ハウジングの下側120に開口部127を有する吸引導管128を規定する(図2及び図3に示される)。吸引導管128は、表面クリーニングヘッド100又は真空掃除機内の別の場所の吸引モータ(図示せず)につながる汚れた空気の入口129に流体的に結合されている。吸引導管128は、吸引により引き込まれた空気を受け入れて方向付けるハウジング110の内壁によって規定された内部空間であり、開口部127は、吸引導管128がハウジング110の下側120と合流する場所である。
[0033] 表面クリーニングヘッド100は、二重回転撹拌機122、124、例えば、ブラシロール122及び先行ローラ124を含む。ブラシロール122及び先行ローラ124は、第1及び第2の回転軸(RA1、RA2)の周りを回転するように構成されてもよい。回転ブラシロール122は、少なくとも部分的に吸引導管128(図2及び図3に示される)内に配置される。先行ローラ124は、ブラシロール122の前に離れて配置され、及び吸引導管128の少なくとも実質的に外側に配置される。いくつかの実施形態では、先行ローラ124の少なくとも内側上部(例えば、上半分)は、吸引導管128の開口部127への一次空気流路(例えば、矢印40)へ露出されず、一方、先行ローラ124の底部の少なくとも内側は、吸引導管128の開口部127への一次流路に露出される。
[0034] 先行ローラ124の異なる部分が吸引導管128への流路に露出していてもしていなくてもよい他の変形が可能である。他の実施形態では、例えば、流路により空気が先行ローラ124の上部の上を流れることが可能になり得る。先行ローラ124は、先行ローラチャンバ126内に位置する第2の回転軸RA2の周りを回転することができる。先行ローラチャンバ126は、先行ローラ124が例えば上部の上に流路を形成するためにその中で回転している場合、先行ローラ124の円筒状突出部よりもわずかに大きいサイズ及び形状を有することができる。
[0035] 表面クリーニングヘッド100は、クリーニングされる表面10上でハウジングを支持するための1つ又は複数のホイール130を含むことができる。ブラシロール122は、クリーニングされる表面10上でハウジング110を支持するための1つ又は複数のホイール130、132(図1及び図9を参照)の前に配置されてもよい。例えば、1つ又は複数のより大きなホイール130が、後側114に沿って配置されてもよく、及び/又は1つ又は複数のより小さな中間ホイール132が、ハウジング110の下側116の中間部分に及び/又は左側及び右側116a、116bに沿って設けられてもよい。他のホイール構成を使用することもできる。ホイール130、132は、クリーニングされる表面10に沿って表面クリーニングヘッド100を移動させることを容易にし、また、ユーザがクリーニングされる表面10から離れる方に表面クリーニングヘッド100(例えば、ブラシロール122及び/又は先行ローラ124)を容易に傾ける又は回動させることを可能にし得る。後部ホイール130及び中間ホイール132は、クリーニングされる表面との主な接触を提供し、従って表面クリーニングヘッド100を主に支持することができる。表面クリーニングヘッド100がクリーニングされる表面10上に配置されると、先行ローラ124はクリーニングされる表面10上に同じく載ることができる。他の実施形態では、先行ローラ124は、先行ローラ124がクリーニングされる表面のすぐ上に位置するように配置されてもよい。
[0036] 回転ブラシロール122は、ブラシロール122の外側の周囲に、剛毛、布地、又は他のクリーニング要素、又はそれらの任意の組み合わせを有することができる。ブラシロール及び他の撹拌機の例は、参照により本明細書に完全に組み込まれる米国特許第9,456,723号及び米国特許出願公開第2016/0220082号により詳細に示され、説明されている。
[0037] 以下でより詳細に説明するように、先行ローラ124は、ごみくずの捕捉を容易にするパターン(例えば、渦巻パターン)で配置された比較的柔軟な材料(例えば、柔軟な剛毛、布地、フェルト、ナップ又はパイル)を含むことができる。先行ローラ124は、ブラシロール122よりも実質的に柔軟になるように選択することができる。先行ローラ124の剛毛及び/又はパイルの柔軟さ、長さ、直径、配置、及び弾性は、硬質表面(例えば、限定しないが、硬質木材床、タイル床、積層床等)とシールを形成するように選択することができる一方、ブラシロール122の剛毛は、カーペット繊維等を撹拌するように選択することができる。例えば、先行ローラ124はブラシロール122よりも少なくとも25%柔軟であってもよく、或いは先行ローラ124はブラシロール122よりも少なくとも30%柔軟であってもよく、或いは先行ローラ124はブラシロール122よりも少なくとも35%柔軟であってもよく、或いは先行ローラ124はブラシロール122よりも少なくとも40%柔軟であってもよく、或いは先行ローラ124はブラシロール122よりも少なくとも50%柔軟であってもよく、或いは先行ローラ124はブラシロール122よりも少なくとも60%柔軟であってもよい。柔軟さは、例えば、使用されている剛毛又はパイルの柔らかさに基づいて決定されてもよい。
[0038] 剛毛及び/又はパイルのサイズ及び形状は、意図する用途に基づいて選択することができる。例えば、先行ローラ124は、5〜15mmの間(例えば、7〜12mm)の長さを有する剛毛及び/又はパイルを含んでもよく、0.01〜0.04mm(例えば、0.01〜0.03mm)の直径を有してもよい。一実施形態によれば、剛毛及び/又はパイルは、9mmの長さ及び0.02mmの直径を有してもよい。剛毛及び/又はパイルは任意の形状を有していてもよい。例えば、剛毛及び/又はパイルは、直線状、弓状であってもよく、及び/又は複合形状を有してもよい。一実施形態によれば、剛毛及び/又はパイルは、概ねU字形及び/又はY字形の形状を有してもよい。U字形及び/又はY字形の剛毛及び/又はパイルは、床表面10に接触する点の数を増加させ、それにより先行ローラ124のスイープ機能を高めることができる。剛毛及び/又はパイルは、限定しないがナイロン6又はナイロン6/6などの任意の材料で作ることができる。
[0039] 任意選択的に、先行ローラ124の剛毛及び/又はパイルは、例えば、織り後熱処理を使用して熱処理されてもよい。熱処理により先行ローラ124の剛毛及び/又はパイルの寿命が延びる可能性がある。例えば、繊維を織り、ベルベットをロールに切断した後、ベルベットを巻き上げ、次に蒸気を豊富に含むオートクレーブに通し、繊維/剛毛をより弾力性のある繊維にしてもよい。
[0040] 先行ローラ124は、ブラシロール122の外径Dbrよりも小さい外径Dlrを有してもよい。例えば、直径Dlrは、ゼロ超及び0.8Dbr以下、ゼロ超及び0.7Dbr以下、又はゼロ超及び0.6Dbr以下であってよい。例示的な実施形態によれば、直径Dlrは、0.3Dbr〜0.8Dbrの範囲、0.4Dbr〜0.8Dbrの範囲、0.3Dbr〜0.7Dbrの範囲、又は0.4Dbr〜0.7Dbrの範囲であってよい。例示的な例として、ブラシロール122は48mmの外径を有してもよく、先行ローラ124は30mmの外径を有してもよい。先行ローラ124はブラシロール122の外径Dbrよりも小さい外径Dlrを有してもよいが、ブラシロール122は先行ローラ122の剛毛及び/又はパイルよりも長い剛毛を有してもよい。
[0041] ブラシロール122の前に先行ローラ124(ブラシロール122の直径Dbrより小さい直径Dlrを有する)を配置することは、多くの利点を提供する。例えば、この配置は、クリーニングされる表面10からの表面クリーニングヘッド100(例えば、ハウジング110)の前側112の高さを減少させる。表面クリーニングヘッド100の前側の減少した高さは、表面クリーニングヘッド100が物体(例えば、家具及び/又はキャビネット)の下に収まることを可能にする低い輪郭を提供する。さらに、より低い高さは、1つ又は複数の光源111(LEDなどであるがこれに限定されない)の追加を可能にし、同時に表面クリーニングヘッド100が物体の下に収まることを依然として可能にする。
[0042] 加えて、先行ローラ124のより小さい直径Dlrは、先行ローラ124の回転軸が表面クリーニングヘッド100の前側112のより近くに配置されることを可能にする。回転するとき、先行ローラ124は、先行ローラ124の全直径に基づく半径を有する概ね円筒状の突出部を形成する。先行ローラ124の直径が減少するにつれて、先行ローラ124の底部接触面140(図3)は、表面クリーニングヘッド100の前側112に向かって前方に移動する。さらに、表面クリーニングヘッド100が垂直面12(例えば、限定しないが、壁、内装、及び/又はキャビネット)に接触すると、先行ローラ124の底部接触面140は垂直面12にも同じくより近くなり、それにより、より大きな直径の先行ローラと比較して、表面クリーニングヘッド100の前縁クリーニングを向上する。さらに、先行ローラ124のより小さい直径Dlrはまた、先行ローラ124を駆動するモータの負荷/抗力を低減し、それにより、モータの寿命を延ばし、及び/又は、より小さいモータを使用してブラシロール122及び先行ローラ124の両方を回転することを可能にする。
[0043] 回転ブラシロール122は、回転ブラシロール122を第1の回転軸の周りで回転させるために、電気モータ(AC又はDCのいずれか)に結合されてもよい。回転ブラシロールは、ギア及び/又は駆動ベルトを介して電気モータに結合されてもよい。先行ローラ124は、回転ブラシロール122を駆動するために使用される同じ駆動機構又は別個の駆動機構から駆動されてもよい。駆動機構の例は、2016年10月21日に出願された米国特許出願第15/331,045号に記載されており、この出願は参照により本明細書に組み込まれる。他の駆動機構が可能であり、本開示の範囲内である。
[0044] 少なくとも1つの実施形態において、ブラシロール122及び先行ローラ124は同じ方向に回転して、ごみくずを吸引導管128に、例えば図3に示すように反時計回りに向ける。この構成により、部品の数を減らすことができ(例えば、クラッチも追加の歯車列も不要であり得る)、それにより表面クリーニングヘッド100が軽量化され、ドライブトレイン損失が低減され(それによりモータの小型化/安価化が可能になる)、製造コストが削減される。任意選択的に、ブラシロール122と先行ローラ124は同じ速度で回転してもよく、それにより部品の数が減少し(例えば、追加の歯車列は不要)、ドライブトレイン損失が低減され(従ってモータの小型化/安価化)、表面クリーニングヘッド100は軽量化され製造コストが削減される。
[0045] 図3に示すように、先行ローラ124は、ブラシロール122の底部接触面144と比較して、底部接触面140が、クリーニングされる表面10のより近くに配置されるようにハウジング110内に配置され得る。この構成により、ブラシロール122が硬質表面10に接触することなく、先行ローラ124は表面10(例えば、硬質表面)に接触することが可能になる。理解できるように、先行ローラ124は硬質表面10からごみくずを拾い上げるように意図されている一方、ブラシロール122は主にカーペット表面に接触するように意図されている。従ってこの構成は有益である。それというのも、先行ローラ124が表面クリーニングヘッド100の前側112と硬質表面10との間にシールを形成することを可能にし、それにより硬質表面10により空気流及び吸引を向上するからである。さらに、この構成は、ブラシロール122が(いくつかの実施形態では)硬質表面10に接触する必要がないので、駆動モータの抗力/トルクを低減する。低減された抗力/トルクは、より小型且つ安価なモータを可能にし得、及び/又はモータの寿命を延ばし得る。
[0046] いくつかの実施形態によれば、図3に示されるように、先行ローラ124はブラシロール122から距離L1(0mmよりも大きい)離され、それにより先行ローラ124はブラシロール122に接触しないようになっている。距離L1によりブラシロール122と先行ローラ124の下部の間にローラ間真空通路146が作り出され、この通路は吸引導管128の開口部127への流路の少なくとも一部を提供する。ローラ間真空通路146は、先行ローラ124によって拾い上げられる(及び/又はそれから除去される)ごみくずが、表面クリーニングヘッド100によって生成される真空流に連行される、及び/又はブラシロール122によって拾い上げられることを可能にし、それによって表面クリーニングヘッド100のクリーニング効率を高める。さらに、距離L1は、モータの負荷/抗力を低減し、それにより、モータの寿命を延ばし、及び/又はより小型のモータを使用してブラシロール122と先行ローラ124の両方を回転させることを可能にする。
[0047] 先行ローラ124及びブラシロール122の一方又は両方は、取り外し可能であってもよい。先行ローラ124は、表面クリーニングヘッド100のハウジング110に取り外し可能に結合されてもよい。例えば、ハウジング110の一部(左側及び/又は右側116a、116bの一部などであるが、これらに限定されない)は、それに取り外し可能に/ヒンジ式に結合することができる。先行ローラ124を取り外すために、取り外し可能な部分をハウジング110の残りの部分から固定解除/結合解除し、それにより先行ローラ124を駆動ホイールから切り離すこと、及び先行ローラ124を先行ローラチャンバ126から取り外すことを可能にしてもよい。ハウジング110内で先行ローラ124を取り外し可能に結合する他の方法が同じく可能であり、本開示の範囲内である。
[0048] いくつかの実施形態では、表面クリーニングヘッド100のハウジング110は、ブラシロール122を取り外すことを可能にする取外し可能な及び/又はヒンジ式のパネルを含むことができる。図1及び図8に示されるように、例えば、表面クリーニングヘッド100は、ハウジング110に取外し可能及び/又はヒンジ式に結合され得るパネル119を含む。ブラシロール122を取り外すために、パネル119は、ユーザがブラシロールチャンバ121へのアクセスを有することができるように、ハウジング110から切り離す(例えば取り外す)ことができる。取外し可能なパネル又はカバー及び取外し可能なブラシロールの例は、参照により本明細書に完全に組み込まれる米国特許第9,456,723号及び米国特許出願公開第2016/0220082号により詳細に記載されている。代替的又は追加的に、先行ローラ124は同じ方法で取り外し可能であってもよい。取外し可能な先行ローラの別の例は、参照により本明細書に組み込まれる2016年10月21日に出願された米国特許出願第15/331,045号に記載されている。
[0049] 表面クリーニングヘッド100からブラシロール122及び/又は先行ローラ124を取り外す能力により、ブラシロール122及び/又は先行ローラ124をより容易に清掃することが可能になり、ユーザは意図する用途に応じてブラシロール122及び/又は先行ローラ124のサイズを変更すること、ブラシロール122及び/又は先行ローラ124の剛毛のタイプを変更すること、及び/又はブラシロール122及び/又は先行ローラ124を完全に取り外すことが可能になり得る。
[0050] いくつかの実施形態では、表面クリーニングヘッド100は、図4〜図7により詳細に示されるように、先行ローラ124と接触する一連のコーミング突起150(デブリーディング突起とも呼ばれる)も含み得る。コーミング突起150は、表面クリーニングヘッド100が使用されているときに、先行ローラ124の周囲に巻き付けられ、及び/又はその中に閉じ込められ/それに連行される可能性のあるごみくず(髪の毛、糸及びそれらに類するものなどであるがそれらに限定されない)を除去するように構成されてもよい(例えば、ユーザが先行ローラ124からごみくずを手で取り除く必要なしに)。一実施形態によれば、コーミング突起150は先行ローラ124のみと接触してもよい(例えば、コーミング突起150はブラシロール122と接触しなくてもよい)。コーミング突起150が先行ローラ124にのみ接触することの利点のいくつかには、先行ローラ124の寿命が延びることが含まれる。さらに、先行ローラ124にのみ接触するコーミング突起150は、モータの負荷/抗力を減少させ得、それによってより小型/安価なモータを使用することが可能になり、表面クリーニングヘッド100はより軽量化され、製造コストが削減される。
[0051] この実施形態では、コーミング突起150は、先行ローラ124の表面と接触するように延びる傾斜縁部153を有する複数の離間したリブ152を含むことができる。離間リブ152は後部支持体151から延び、それらの間には離間リブ152を補強するために基部154が位置している。後部支持体151は、先行ローラチャンバ126内に取り付けられてもよい。離間リブ152の傾斜縁部153は、角度A(図4及び6を参照)で配置されてもよく、角度Aは15〜20度、例えば、23.5度など、20〜25度の範囲である。コーミング突起150のこの例示的な構造は、より少ない点が先行ローラ124と接触する可能性があるため、強度の増大及び摩擦損失の低減を可能にし得る。コーミング突起の他の形状及び構成も本開示の範囲内である。
[0052] 図4及び図5に示されるように、コーミング突起150は、先行ローラ124の底部接触面140より上の高さHで、先行ローラ124の側部又は下半分に配置されてもよい。コーミング突起150のこの配置は、コーミング突起150がカーペットに接触することを防止するのに一役買い、それによって表面クリーニングヘッド100の抵抗を低減し、コーミング突起150がカーペットを損傷する可能性を低減する。また、この配置により、コーミング突起150をローラ間真空通路146にさらすことが可能になり、それによりコーミング突起150による先行ローラ124からのごみくずの除去性が向上される。コーミング突起150はまた、空気がコーミング突起150を通り先行ローラ124の内側上部(例えば上半分)に流れることを実質的に防止し得る。他の実施形態では、先行ローラ124の外面と後部支持体151との間に空間を形成することができ、それにより空気がコーミング突起150を通って下向きに流れ、ごみくずをローラ間真空通路146を通る空気流に押し込むようにする。
[0053] 図7に示すように、表面クリーニングヘッド100の実施形態は、静電放電素子(ESD)156を任意選択的に含む。ESD156は、表面クリーニングヘッド100上の静電荷の蓄積を低減及び/又は防止し得る。ESD156は、静電荷を放電するための任意の既知のデバイスを含み得る。一実施形態によれば、ESD156は、先行ローラチャンバ126の後部の開口部の間に織り込まれたバーネットファイバを含んでもよい。バーネットファイバは、放電のためにコーミング突起150及び/又は先行ローラ124に近接して配置されてもよい。例えば、ESD156は、中性ACラインに電荷を放出するプリント回路基板アセンブリ(PCBA)に接続されてもよい。
[0054] いくつかの実施形態では、ハウジング110は、図1、図3、図5及び図8に示すように、ハウジング110の前側112の上部を形成するバンパ160をさらに含むことができる。バンパ160は、表面クリーニングヘッド100及び/又は環境中の他の物体のどちらかに対する潜在的な損傷を低減し得る。先行ローラ124の前部は、ハウジング110の前側112で露出され、バンパ160は、先行ローラ124の少なくとも頂部の周りに延びることができる。例示的な実施形態では、バンパ160は、ハウジング110の前側112に沿って横方向に延在する横方向部分162と、ハウジング110の前側112の左側及び右側に沿って下方に延在するサイド部分164、168とを含む。サイド部分164、168は、先行ローラ124の第2の回転軸RA2の地点又はそれより下の地点まで延在し得る。
[0055] バンパ160は、空気流路の少なくとも一部を提供する1つ又は複数の前縁真空通路168、169を任意選択的に規定することができる。従って、図4に示すように、バンパ160は、一般に、垂直面12(例えば、壁又はそれに類するもの)とのシールを形成して、前縁クリーニングを改善することができる。前縁真空通路168、169は、表面クリーニングヘッド100に吸い込まれる空気の風速を増大し、それにより前縁クリーニングを向上することを可能にし得る。バンパ160はまた、横方向部分162に配置された1つ又は複数の横方向空気通路を含んでもよく、これにより、前側112に沿った空気流の増大も可能になる。
[0056] バンパ160は、横方向縁部/セクション162に配置された1つ又は複数の圧縮要素161、163(例えば、リブ)も含むことができる。圧縮要素161、163は、バンパ160の弾力性とクッション性の向上を可能にする。バンパ160が垂直面12(図4)に押し付けられると、圧縮要素161、163は最初に表面12に接触し、バンパ160の残りの部分よりも後方に局所的にバンパ160を押し、それにより圧縮要素161、163の両側にギャップを形成する。圧縮要素161、163の両側のギャップは、空気が先行ローラ124の前で引き込まれることを可能にする空気経路を形成し、これは塵及びごみくずを乱す可能性があり、その結果、それは吸引導管に向かって空気流路に方向付けられることができる。
[0057] バンパ160は、ハウジング110と一体に形成されてもよく、又は図3に示されるように、ハウジング110の2つ以上の部品(例えば、上部110a及び下部110b)の間に形成された溝及び/又はノッチ165内に固定された別個の部品として形成されてもよい。溝及び/又はノッチ165は、(例えば、ハウジング110のヘッドライト部分110aと主要部分110bとの間での)ハウジング110とバンパ160の組み立てを容易にし得る。
[0058] いくつかの実施形態において、表面クリーニングヘッド100は、図1及び図9に示すように、ハウジング110の下側に1つ又は複数の床シールストリップ170、172及び側縁真空通路174をさらに含むことができる。床シールストリップ170、172は、ハウジング110から外向きに延び、且つクリーニングされる表面10に少なくとも部分的に接触するのに十分な長さを有する1つ又は複数のセクションを含むことができる。床シールストリップ170、172は、後側から吸引導管128の開口部127への空気流を実質的に防止するために、クリーニングされる表面に接触することができる柔軟な剛毛、布地材料、ゴム材料、又は他の材料を含み得る。シールストリップ170、172は、剛毛の間にストリップに沿って延びるゴムストリップを備えた剛毛(例えば、剛毛がゴムストリップよりも長い)など、要素又は材料の組み合わせを含んでもよい。
[0059] 例示的な実施形態では、横方向の床シールストリップ170は、後方の横方向部分(例えば、吸引導管128の開口部127の後ろ)に沿って延び、サイドシールストリップ172は、左側116a及び右側116bに部分的に沿って延びる。サイドシールストリップ172は、例えば、吸引導管128の開口部127のかなりの部分に沿って延び、吸引導管128の開口部127に向かって後方に延びる1つ又は複数の側縁真空通路174を規定するために先行ローラ124から離間される。先行ローラ124自体がクリーニングされる表面10とシールを形成するため、追加のシールストリップは前側112に沿って不要である。別個のストリップ170、172が示されているが、1つの連続シールストリップを使用することができる。床シールストリップ170、172は、表面クリーニングヘッド100と床10との間のシールを強化することができ、それにより真空効率を高める。
[0060] 側縁真空通路174は、表面クリーニングヘッド100の側縁クリーニング効率を向上し得る。側縁真空通路174は、前側112及び隅部/両側116a、116bから空気を吸引導管128に引き込み、それによって縁部クリーニング並びに前部クリーニングを向上する。側縁真空通路474の少なくとも1つはまた、先行ローラ124とブラシロール122との間のローラ間空気通路146に空気を導き、先行ローラ124からのごみくずの除去を促進することができる。従って、側縁真空通路174及びローラ間空気通路146は共に、吸引導管128に至る(例えば、矢印40で示すような)一次空気流路の少なくとも一部を提供する。
[0061] 側縁真空通路174は、ハウジング110の長手方向軸に対して約45度の角度で配置され得る。他の実施形態では、側縁真空通路174の角度は、ハウジング110の長手方向軸に対して30〜60度内であり得る。側縁通路は、角度の付いた直線通路として示されているが、他の形状及び構成(例えば、S字形又は湾曲形)も可能であり、本開示の範囲内である。
[0062] 図10〜図14Dを参照すると、クリーニング装置内のクリーニングローラ1024をクリーニングするために使用されるコーミングユニット1050がより詳細に記載されている。クリーニングローラ1024は、コーミングユニット1050がクリーニングローラ1024に係合する状態で、上述の表面クリーニングヘッドハウジングなどのハウジングに回転可能に取り付けられてもよい。コーミングユニット1050は、後部支持体1051から延び且つクリーニングローラ1024の中に部分的に延びる一連の離間されたコーミング突起又は歯1052を含む。図示の実施形態は、単一の後部支持体1051から延びる歯1052を有するコーミングユニット1050を示すが、コーミングユニット1050は、複数の後部支持体から延びる歯を含むこともできる。
[0063] コーミングユニット1050は、コーミング歯1052がクリーニングローラ1024のクリーニング表面のかなりの部分からごみくずを除去するように、クリーニングローラ1024の長さのかなりの部分(すなわち、半分超)に沿って延びることができる。一実施形態では、コーミング歯1052は、例えば、クリーニングローラ1024のクリーニング表面の長さの90%を超える長さに沿って、クリーニングローラ1024のクリーニング表面に係合することができる。コーミングユニット1050は、ローラ1024の中心から髪の毛及び他の同様のごみくずを遠ざけるように設計されたクリーニングローラと特に上手く機能する。
[0064] コーミング歯1052は、クリーニングローラ1024の回転中心1023と整列していない傾斜した前縁1053を有する。傾斜した前縁1053は、回転するクリーニングローラ1024の入ってくる部分が最初に当たる縁部であり、クリーニングローラ1020の回転方向に向かって又はその中に(すなわち、矢印1002の中に)方向付けられる。より具体的には、コーミング歯1052の前縁1053は、前縁1053がクリーニングローラ1024の外面と交差する交点1025から回転中心1023まで延びる線1004に対して鋭角αを形成する。いくつかの実施形態では、角度αは、5°〜50°の範囲、より具体的には20°〜30°の範囲であり、さらにより具体的には約24°〜25°である。
[0065] いくつかの実施形態では、コーミング歯1052は、クリーニングローラ1024の底部接触点1040に可能な限り近いが、クリーニングされる表面(例えば、カーペット)に引っかかるのを防ぐのに十分な高さで配置される。コーミング歯1052は、例えば、クリーニング装置のハウジングの最下構造のすぐ上に配置されてもよい。コーミング歯1052をクリーニングローラ1024の底部接触点1040の近くに配置することにより、できるだけ早くごみくずの進行を途中で止めて除去することが可能になり、それによりごみくずの除去が改善される。
[0066] 図15Aに示す別の実施形態では、コーミングユニット1050は、クリーニングローラ1024に対して他の向き及び位置(例えば、回転中心1023の上)を有してもよい。例えば、ロボット真空クリーナでは、コーミングユニット1050は、コーミング歯1052が集塵室1060に堆積するごみくずと干渉することを防ぐために、より高く配置されてもよい。
[0067] コーミング歯1052は、柔軟なローラの場合はクリーニングローラ半径の0%から50%の範囲の深さまで、タフテッドブラシロールの場合はクリーニングローラ半径の0%から30%の範囲の深さまでクリーニングローラ1024内に延びることができる。一実施形態では、クリーニングローラ1024は柔軟なローラ(例えば、直径0.15mm以下及び長さ3mmを超えるナイロン剛毛)であり、コーミング歯1052は、15%から35%の範囲で柔軟なクリーニングローラ1024内に延びる。コーミング突起1052は、後部支持体1051とクリーニングローラ1024の外面との間にルートギャップ又は間隔を提供するように配置されてもよく、その結果、空気がクリーニングローラ1024と後部支持体1051との間に、及びコーミング歯1052の根元を通って流れ得る。コーミング歯1052の根元を通る空気流は、クリーニングローラ1024から除去されたごみくずを取り除き、ごみくずをクリーニング装置の吸引導管に向かう空気流通路に導くのに一役買うことができる。ルートギャップは、1〜3mmの範囲、より具体的には2〜3mmの範囲の幅RGを有してもよい。ルートギャップRGは、コーミングユニット1050の全長にわたって延びることができ、又はルートギャップRGは、コーミングユニット1050の長さに沿った1つ又は複数のセクションのみに形成され、それらのセクションのみに空気チャネルを形成してもよい。他の実施形態では、コーミングユニット1050の後部支持体1051は、クリーニングローラ1024の外面に接触して、シールを提供し、空気をクリーニングローラ1024の下に流すことができる。
[0068] 図示の実施形態(図11及び14D)では、コーミング歯1052は、根元幅Wを有するより広いベース部又は根元1054と、直径Dを有する先端1056とを備えた三角形の「歯」輪郭を有する。一般に、ベース部又は根元1054は、回転するクリーニングローラ1024と接触したときに歯1052が上方に曲がるのを防止するのに十分な幅であり得、先端1056はごみくずを捕捉するのに十分鋭利であり得る。いくつかの実施形態では、先端1056は、3mm未満の範囲、より具体的には1〜2mmの範囲、さらにより具体的には約1.6mmの直径で丸みを付けることができる。根元幅Wは5〜6mmの範囲であり得る。
[0069] 図15Bに示す別の実施形態では、コーミング歯1052’は、凹状曲線を形成する湾曲した前縁1053’を有する湾曲した輪郭を有する。この実施形態では、先端1056の湾曲した前縁1053’から延びる線1006は、交点1025から回転中心1023まで延びる線1004と角度αを形成する。湾曲した縁部を有するコーミング歯1052’は、本明細書で説明され示されるような直線状の前縁1053を備えた歯1052と同様に配置し離間することができる。
[0070] いくつかの実施形態では、コーミングユニット1050は、1インチ当たり4〜16個の歯、より具体的には1インチ当たり7〜9個の歯で離間されたコーミング歯1052を含む。コーミング歯1052は、プラスチック又は金属で作られてもよく、回転するクリーニングローラ1024と係合したときに曲がるのを防止する所望の剛性を提供する厚さを有してもよい。いくつかの実施形態では、コーミング歯1052は、材料に依存して.5mm〜2mmの範囲の厚さを有し得る。一例では、コーミング歯1052は、プラスチックで作られ、0.8mmの厚さ、約2.4mmの間隔S、及び約3.3mmの中心間間隔Sを有する。
[0071] コーミングユニット1050は、コーミング歯1052が等間隔を有する状態で示されているが、コーミングユニット1050は、例えば等しく離間された歯のグループを含む異なる間隔で歯1052を含むこともできる。コーミングユニット1050は、クリーニングローラ1024の中心に歯のないセクションを含み、髪の毛及び同様のごみくずが回転中に移動するクリーニングローラ1024の端部に近接してコーミング歯1052のグループを含むことができる。コーミングユニット1050は、歯1052が同じ形状又は歯の輪郭及び寸法を有する状態で示されているが、コーミングユニット1050は、コーミングユニット1050に沿った異なる位置に異なる形状、輪郭、寸法及び構成の歯を含んでもよい
[0072] 図16及び図17は、本明細書に記載の実施形態と一致する、先行ローラ1624、1724及びコーミングユニット(図示せず)を含む二重撹拌機を備えた表面クリーニングヘッド1602、1702を含み得る2つの異なるタイプの真空クリーナ1600、1700の例を示す。先行ローラ1624を備えた表面クリーニングヘッド1602は、共通に所有され且つ参照により本明細書に完全に組み込まれる米国特許出願公開第2015/0351596号に記載されているタイプなど、棒状部材1604に結合された取り外し可能なキャニスタ1601を備えた直立型真空クリーナ1600で使用することができる。先行ローラ1724を備えた表面クリーニングヘッド1702は、共通に所有され且つ参照により本明細書に完全に組み込まれる米国特許出願公開第2015/0135474号に記載されているタイプなど、棒状部材1704の一端に結合された取り外し可能な手持ち式真空掃除機1701を備えたスティック型真空クリーナ1700で使用することができる。
[0073] 図18は、ハウジング1810と、本明細書に開示されるコーミングユニット(図示せず)を備えたクリーニングローラ1824とを含むロボット真空クリーナ1800を示す。ロボット真空クリーナ1800はまた、クリーニングされる表面の周りを移動するための1つ又は複数のホイール1830を含んでもよい。ロボット真空クリーナで使用されるコーミングユニットの例は、参照により本明細書に組み込まれる2017年3月10日に出願された米国仮特許出願第62/469,853号により詳細に開示されている。
[0074] 本発明の原理を本明細書に記載してきたが、この記載は例としてのみ作成され、本発明の範囲に関する限定として作成されていないことを当業者は理解するべきである。本明細書に示し記載した例示的な実施形態に加えて、本発明の範囲内で他の実施形態が企図される。当業者による修正及び置換は本発明の範囲内にあると考えられ、本発明の範囲は以下の特許請求の範囲によってのみ限定される。

Claims (43)

  1. ハウジングであって、前記ハウジングの下側開口部に流体的に結合された吸引導管を有し、前記吸引導管は吸引モータに流体的に結合される、ハウジングと、
    ごみくずを前記開口部に方向付けるために前記ハウジング内に取り付けられたクリーニングローラと
    記クリーニングローラに接触するコーミングユニットであって、前記コーミングユニットは、後部支持体と、前記後部支持体から前記クリーニングローラ内に部分的に延在する一連の離間されたコーミング突起であって、前記クリーニングローラの回転中心と整列されておらず、かつ、前記クリーニングローラの回転方向に方向付けられた、前記後部支持体から先端まで延びる傾斜した前縁を有する一連の離間されたコーミング突起と、を含み、前記後部支持体及び前記コーミングユニットの前記先端は、前記傾斜した前縁が、前記クリーニングローラの回転中心と前記クリーニングローラの底部接触面との間の下半分で前記クリーニングローラに接触するように前記クリーニングローラの前記回転中心の下方に位置決めされる、コーミングユニットと、を備えるクリーニング装置であって、
    前記コーミング突起が、前記後部支持体と前記クリーニングローラの外側部分との間にルートギャップが形成されるように前記クリーニングローラに係合し、前記クリーニングローラと前記後部支持体との間で前記コーミング突起の根元を通って空気が流れて、前記クリーニングローラから除去されたごみくずを取り除いて、前記クリーニング装置の前記吸引導管に向かう空気流通路内にごみくずを導くように前記ルートギャップは1〜3mmの範囲である、クリーニング装置
  2. コーミング突起は、前記後部支持体に根元と、前記根元の反対端部に先端と、を有し、前記コーミング突起は前記先端よりも前記根元でより幅広い、請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 前記傾斜した前縁が、交点で前記クリーニングローラに交差し、前記クリーニングローラの回転方向に方向付けられ、前記前縁が、前記前縁の前記交点から延びる線に対して鋭角を形成し、前記鋭角が5°〜50°の範囲である、請求項1に記載のクリーニング装置。
  4. 前記傾斜した前縁が、交点で前記クリーニングローラに交差し、前記クリーニングローラの回転方向に方向付けられ、前記前縁が、前記前縁の前記交点から延びる線に対して鋭角を形成し、前記鋭角が20°〜30°の範囲である、請求項1に記載のクリーニング装置。
  5. 記先端の少なくともいくつかが、3mm未満の範囲の直径で丸みを付けられる、請求項1に記載のクリーニング装置。
  6. 前記先端の少なくともいくつかが、1〜2mmの範囲の直径で丸みを付けられる、請求項5に記載のクリーニング装置。
  7. 前記コーミング突起の少なくともいくつかが、湾曲した輪郭を有し、少なくとも前記前縁が凹状の曲線を形成している、請求項1に記載のクリーニング装置。
  8. 前記コーミング突起の少なくともいくつかが三角形の輪郭を有する、請求項1に記載のクリーニング装置。
  9. 前記コーミング突起が前記クリーニングローラのクリーニング表面の少なくとも90%をカバーする、請求項1に記載のクリーニング装置。
  10. 前記コーミング突起が1インチあたり4〜16個の歯で離間される、請求項1に記載のクリーニング装置。
  11. 前記コーミング突起が1インチあたり7〜9個の歯で離間される、請求項1に記載のクリーニング装置。
  12. 前記コーミング突起が.5〜2mmの範囲の厚さを有する、請求項1に記載のクリーニング装置。
  13. 前記コーミング突起がプラスチックから作られる、請求項1に記載のクリーニング装置。
  14. 前記離間されたコーミング突起が、前記クリーニングローラの半径の約15%〜35%にわたり前記クリーニングローラの中に延びる、請求項1に記載のクリーニング装置。
  15. 前記クリーニングローラが、0.15mm以下の直径及び3mmを超える長さを有するナイロン剛毛を含む、請求項14に記載のクリーニング装置。
  16. 前記吸引導管内に取り付けられたブラシロールをさらに含み、前記クリーニングローラは先行ローラである、請求項1に記載のクリーニング装置。
  17. 前記ハウジングが、前記ブラシロールの下部と前記先行ローラの下部との間、及び前記コーミング突起の下にローラ間空気通路を規定し、前記ローラ間空気通路は前記吸引導管と流体連通している、請求項16に記載のクリーニング装置。
  18. 前記コーミング突起より上の前記クリーニングローラの上部が、前記吸引導管の外側にある、請求項1に記載のクリーニング装置。
  19. 請求項1に記載のクリーニング装置を備えるロボット真空クリーナ。
  20. 請求項1に記載のクリーニング装置と、
    一端で前記クリーニング装置に結合された棒状部材と、を備えるスイーパ。
  21. 請求項1に記載のクリーニング装置と、
    一端で前記クリーニング装置に結合された棒状部材と、
    前記棒状部材の反対端部に取り外し可能に結合された手持ち式真空掃除機と、を備えるスティック型真空掃除機。
  22. 請求項1に記載のクリーニング装置と、
    一端で前記クリーニング装置に結合された棒状部材と、
    前記棒状部材に結合された取り外し可能なキャニスタと、を備える直立型キャニスタ式真空掃除機。
  23. 前側及び後側を有するハウジングであって、前記前側と前記後側との間で前記ハウジングの下側に開口部を有する吸引導管を規定するハウジングと、
    前記吸引導管内で前記ハウジングに回転可能に取り付けられたブラシロールであって、前記ブラシロールの少なくとも一部は前記吸引導管の前記開口部に近接している、ブラシロールと、
    前記ブラシロールの前で前記ハウジングに取り付けられ、前記ブラシロールから離間してローラ間空気通路を規定する先行ローラであって、前記ローラ間空気通路は、前記ブラシロールの下部と前記先行ローラの下部との間の領域で前記吸引導管の前記開口部内への流路の少なくとも一部を形成し、前記先行ローラの前記下部の少なくとも内側は、前記ローラ間空気通路を通って前記吸引導管まで流れる前記流路に少なくとも部分的に露出され、前記先行ローラの上部の少なくとも内側は前記吸引導管への前記流路の実質的に外側にある、先行ローラと、
    記先行ローラと接触するコーミングユニットであって、前記コーミングユニットは、前記先行ローラからごみくずを除去するために前記後部支持体から前記先行ローラの下部内に部分的に延在する一連の離間されたコーミング突起を含み前記コーミング突起は、除去されたごみくずが前記ローラ間空気通路内及び前記吸引導管の前記開口部への前記流路内に落下するように前記ローラ間空気通路に露出され、前記コーミング突起は、前記後部支持体から先端まで延びる傾斜した前縁を有し、前記離間されたコーミング突起は、前記後部支持体と前記先行ローラの外側部分との間にルートギャップが形成されるように前記先行ローラに係合し、前記先行ローラと前記後部支持体との間で前記離間されたコーミング突起の根元を通って空気が流れて、前記先行ローラから除去されたごみくずを取り除いて、前記吸引導管に向かう前記ローラ間空気流通路内の空気流内にごみくずを導くように前記ルートギャップは1〜3mmの範囲である、コーミングユニットと、を備える表面クリーニングヘッド。
  24. ハウジングであって、前記ハウジングの下側に開口部を有する吸引導管を規定するハウジングと、
    ごみくずを前記開口部に方向付けるために前記ハウジング内に取り付けられたクリーニングローラと、
    記クリーニングローラと接触するコーミングユニットであって、前記コーミングユニットは、後部支持体と、前記後部支持体から前記クリーニングローラ内に部分的に延在する一連の離間されたコーミング突起であって、前記後部支持体から先端まで延びる前縁を有する一連の離間されたコーミング突起と、を含み、前記前縁は前記クリーニングローラの回転方向に向けられ、前記コーミングユニットの少なくともいくつかは、凹状曲線を形成する少なくとも前記前縁を有する湾曲した輪郭を有し、前記後部支持体は、前記クリーニングローラの外面に接触してシーリングを提供し、かつ、前記クリーニングローラの下に空気を流す、コーミングユニットと、を備えるクリーニング装置。
  25. コーミング突起は、前記後部支持体に根元と、前記根元の反対端部に先端と、を有し、前記コーミング突起は前記先端よりも前記根元でより幅広い、請求項24に記載のクリーニング装置。
  26. 前記コーミング突起が1インチあたり4〜16個の歯で離間される、請求項24に記載のクリーニング装置。
  27. 前記コーミング突起が1インチあたり7〜9個の歯で離間される、請求項24に記載のクリーニング装置。
  28. 前記コーミング突起が.5〜2mmの範囲の厚さを有する、請求項24に記載のクリーニング装置。
  29. 前記コーミング突起がプラスチックから作られる、請求項24に記載のクリーニング装置。
  30. 前記吸引導管の前記開口部の後側に沿って及び前記開口部の左側及び右側の少なくとも一部に沿って前記ハウジングの前記下側に配置された少なくとも1つのシールストリップをさらに備え、前記ハウジングの前記下側が、前記ハウジングの左側及び右側から前記吸引導管の前記開口部に向かって延びて前記開口部に空気を方向付ける側縁真空通路を規定する、請求項24に記載のクリーニング装置。
  31. 前記前縁は、前記クリーニングローラの回転中心と整列されていない、請求項24に記載のクリーニング装置。
  32. 前記コーミングユニットの前記離間されたコーミング突起は、異なる形状のコーミング歯を含む、請求項24に記載のクリーニング装置。
  33. 前記コーミングユニットの前記離間されたコーミング突起は、異なる輪郭のコーミング歯を含む、請求項24に記載のクリーニング装置。
  34. 前記コーミングユニットの前記離間されたコーミング突起は、異なる構成のコーミング歯を含む、請求項24に記載のクリーニング装置。
  35. 記先端の少なくともいくつかが、3mm未満の範囲の直径で丸みを付けられる、請求項24に記載のクリーニング装置。
  36. 前記先端の少なくともいくつかが、1〜2mmの範囲の直径で丸みを付けられる、請求項35に記載のクリーニング装置。
  37. 前記クリーニングローラによって前記開口部に方向付けられたごみくずを受け入れる集塵室をさらに備え、前記離間されたコーミング突起の先端は、前記集塵室内に堆積される前記ごみくずの上で前記クリーニングローラに接触する、請求項24に記載のクリーニング装置。
  38. 請求項24に記載のクリーニング装置を備えるロボット真空クリーナ。
  39. ハウジングであって、前記ハウジングの下側に開口部を有する吸引導管を規定するハウジングと、
    集塵室と、
    ごみくずを前記開口部を通じて前記集塵室に方向付けるために前記ハウジング内に取り付けられたクリーニングローラと、
    前記クリーニングローラの少なくとも一部に沿って延び且つ前記クリーニングローラと接触するコーミングユニットであって、前記コーミングユニットは、後部支持体と、前記クリーニングローラ内に部分的に延在する一連の離間されたコーミング突起であって、前記後部支持体から先端まで延びる前縁を有する一連の離間されたコーミング突起と、を含み、前記前縁は、前記クリーニングローラの回転方向に向けられ、前記コーミング突起の少なくともいくつかは、凹状曲線を形成する少なくとも前記前縁を有する湾曲した輪郭を有し、前記離間されたコーミング突起の先端は、前記クリーニングローラの回転中心より上の上半分で、且つ、前記集塵室内に堆積された前記ごみくずの上で前記クリーニングローラに接触し、前記コーミング突起は、前記後部支持体と前記クリーニングローラの外側部分との間にルートギャップが形成されるように前記クリーニングローラに係合し、前記クリーニングローラと前記後部支持体との間で前記コーミング突起の根元を通って空気が流れて、前記クリーニングローラから除去されたごみくずを取り除いて、前記吸引導管に向かう空気流通路内にごみくずを導くように前記ルートギャップは1〜3mmの範囲である、コーミングユニットと、を備えるロボット真空クリーナ。
  40. 前記コーミングユニットの前記離間されたコーミング突起は、異なる形状のコーミング歯を含む、請求項39に記載のロボット真空クリーナ。
  41. 前記コーミングユニットの前記離間されたコーミング突起は、異なる輪郭のコーミング歯を含む、請求項39に記載のロボット真空クリーナ。
  42. 前記コーミングユニットの前記離間されたコーミング突起は、異なる構成のコーミング歯を含む、請求項39に記載のロボット真空クリーナ。
  43. 前記コーミング突起より上の前記クリーニングローラの上部は、前記吸引導管への空気流路の外側にある、請求項39に記載のロボット真空クリーナ。
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