JP6930496B2 - 設定装置、設定方法及び設定プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、設定装置、設定方法及び設定プログラムに関する。
Webシステムの利便性向上や操作ミス軽減を実現する方法として、システム改修や更改などの手段を用いずに、簡易に機能拡張を実現するユーザインターフェース(User Interface:UI)拡張技術がある(非特許文献1参照)。
このUI拡張技術は、システム画面に元々存在するUI(基本UI)とは別に、機能拡張用のUI(拡張UI)を画面に追加し、基本UIと拡張UIとの間の動作を設定することによって、様々な機能拡張を可能とする。
図37は、UI拡張を適用した従来例を説明する図である。システムのWeb画面に表示されているテキストボックス(基本UI)(図37の(1)参照)に対して、セレクトボックス(拡張UI)(図37の(2)参照)を上にかぶせて追加し、セレクトボックスの選択が変化したときにテキストボックスに選択値を反映する動作を設定する(図37の(3)参照)。これによって、これまでキーボード入力が必要だった入力項目を選択式にすることができ、入力の簡易化や入力ミスの削減を実現することができる。動作設定では、どのUIに対して動作を設定するかを対象UIの指定で設定するとともに、対象UIに対してどのような動作を実行させるかを動作種別の組み合わせで設定する。
このように、UI拡張技術は、多様な機能拡張を設定できるが、技術の適用先によって設定したい、或いは、設定させたい内容に差がある。例えば、システムにUI拡張技術を適用することで稼働削減効果を大きく出したいと考えるような現場では、自動化機能や他システムとの連携機能などを設定したいというケースがある。その一方で、運用を大きく変えることはできないが効率化を実現したいという現場では、入力値のチェック機能だけを設定させたいというようなケースもある。また、これらは同じ適用先の中で、設定者のスキルによって設定できる内容に制限を加えたいというようなケースもある。
このような技術の適用先や設定者に応じて、設定できる内容を制限するアプローチとして、設定者に応じて設定できる機能にロック/アンロックをかける提案が存在する(特許文献1参照)。また、UI拡張の類似技術の設定方法では、一般的に各種の設定が可能なJavaScript(登録商標)で記述する(非特許文献2参照)ことが一般的である。ただし、JavaScriptが開発者向けであることや、セキュリティ的に危険な設定も記述できるという問題から、エンドユーザー向けにJavaScriptを用いずに設定可能で、設定内容にも制限を加えた設定方法が提案されている(非特許文献3,4参照)。
特開2003−216374号公報
西川,増田,足立,土川,井上,丸山,"Webベースの業務システムのユーザインターフェース拡張方式," 信学技報,ICM,vol.116,no.124,pp.63-68,Jul,2016 Greasemonkey Homepage,[online],[平成30年5月11日検索],インターネット<URL:http://www.greasespot.net/> Oscar Diaz, Cristobal Arellano, and Maider Azanza. "A Language for End-User Web Augmentation: Caring for Producers and Consumers Alike", ACM Trans. Web Vol.7, No.2, Article 9 (May 2013), 51 pages. O. Diaz, C. Arellano, I. Aldalur, H. Medina, S. Firmenich, "End-User Browser-Side Modification of Web Pages", B. Benatallah, A. Bestavros, Y. Manolopoulos, A. Vakali, Y. Zhang, (Eds.) WISE 2014, Part I. LNCS, vol. 8786, pp. 293−307. Springer, Heidelberg (2014)
しかしながら、設定者のロール(設定者の所属やスキル、権限などを包括的に含むデータ)だけをもとに制限する従来の技術では、UI拡張の設定に、望みどおりの制限を行うことが困難であるという課題がある。
図38は、従来技術の課題について説明する図である。例えば、図38に示すように、従来と同様に設定者のロールを基に、設定者Aは自動化機能を設定したいため「クリックする」という機能を設定可とし、設定者Bは運用上の制約でボタンは人がクリックしなければならないため「クリックする」という機能は設定不可と制限を加えたとする。
しかしながら、このような制限を加えてしまうと、設定者Bには、例えば「入力された内容をもとに工事の立会要否を自動的には判定して“クリック”する」という拡張など、運用上制約されていない、効率化に寄与する拡張も設定できなくなる(図38の(1),(2)参照)。
また、「入力された内容をもとに工事の立会要否を自動的には判定して“クリック”する」の塊を一つの機能として管理し、設定者のロールによって利用可否を制限することも考えられる。しかしながら、前述したように、UI拡張技術は、多様な機能拡張が設定可能であり、その設定内容は対象とするシステムによって大きく異なるため、従来技術では、このような単位で機能として管理することは困難である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、制約を加えたい範囲に対して、UI拡張の設定に適切に制限を加えることができる設定装置、設定方法及び設定プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る設定装置は、ユーザインターフェース拡張の設定方法であって、設定者の所属、スキル或いは権限を含む前記設定者のロールと、UIの情報とをもとに、前記設定者が選択可能である、既存のWebシステムに追加する拡張UIの項目の一覧を制限する制限部と、前記設定者のロールと、前記UIの情報とを基に、前記設定者が選択した項目に対して指定可能なパラメータに制限を加えた拡張UIを設定する設定部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、制約を加えたい範囲に対して、UI拡張の設定に適切に制限を加えることができる。
図1は、実施の形態における制御装置の構成の一例を示す図である。 図2は、ロールの内容を説明する図である。 図3は、ロールの内容を説明する図である。 図4は、図1に示す設定部による、UI拡張の動作設定までの流れを説明する図である。 図5は、図1に示す設定部による、UI拡張の動作設定までの流れを説明する図である。 図6は、図1に示す設定部による、UI拡張の動作設定までの流れを説明する図である。 図7は、図1に示す設定部による、UI拡張の動作設定までの流れを説明する図である。 図8は、図1に示す設定部による動作設定を適用した拡張の例を示す図である。 図9は、システム画面の一例を示す図である。 図10は、項目一覧制限処理の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、拡張UI一覧のデータ構成の一例である。 図12は、テンプレート一覧のデータ構成の一例である。 図13は、動作種別一覧のデータ構成の一例である。 図14は、UI登録処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図15は、動作設定処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図16は、図15のエイリアス取得処理の処理手順を示すフローチャートである。 図17は、図1に示す設定部による拡張UIの制限例を説明する図である。 図18は、図1に示す設定部による拡張UIの制限例を説明する図である。 図19は、図1に示す設定部による拡張UIの制限例を説明する図である。 図20は、図1に示す設定部による拡張UIの制限例を説明する図である。 図21は、ロールの一例を示す図である。 図22は、GUIの設定画面の一例を示す図である。 図23は、GUIの設定画面の一例を示す図である。 図24は、メニュー画面の一例を示す図である。 図25は、ロールの一例を示す図である。 図26は、GUIの設定画面の一例を示す図である。 図27は、メニュー画面の一例を示す図である。 図28は、ロールの一例を示す図である。 図29は、GUIの設定画面の一例を示す図である。 図30は、GUIの設定画面の一例を示す図である。 図31は、メニュー画面の一例を示す図である。 図32は、ロールの一例を示す図である。 図33は、GUIの設定画面の一例を示す図である。 図34は、GUIの設定画面の一例を示す図である。 図35は、メニュー画面の一例を示す図である。 図36は、プログラムが実行されることにより、制御装置が実現されるコンピュータの一例を示す図である。 図37は、UI拡張を適用した従来例を説明する図である。 図38は、従来技術の課題について説明する図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。
[実施の形態]
まず、本発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態における制御装置1の構成の一例を示す図である。図1に示すように、実施の形態に係る制御装置1は、入力装置2、出力装置3、と接続する。
入力装置2は、ユーザによる入力操作に対応して、制御装置1に対する各種指示情報の入力を受け付けるデバイス装置である。例えば、入力装置2は、マウスやキーボード等の入力デバイスを用いて実現される。
出力装置3は、例えば、液晶ディスプレイなどによって実現され、制御装置1によって表示制御された画面、例えば、Web画面やUI拡張設定用の画面が表示される。
制御装置1は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)、CPU(Central Processing Unit)等を含むコンピュータ等に所定のプログラムが読み込まれて、CPUが所定のプログラムを実行することで実現される。制御装置1は、装置全体を管理するOS(Operating System)4と、UI拡張の対象である拡張設定対象システム5と、記憶部6と、拡張設定対象システム5のUI拡張設定を作成する設定部100(設定装置)と有する。
記憶部6は、設定者のロールを記憶する。ロールは、設定者の所属やスキル、権限などを包括的に含むデータである。例えば、ロールは、設定者ごとに、選択可能な拡張UI、選択可能なテンプレート、選択可能な動作種別(動作(の命令の)種別)、及び、イベント登録済みのUIへのイベント設定可否等が示されたデータである。このロールとして、表データ、木構造データ、キーバリューデータなど任意の形式が適用可能であり、階層的にロールを表現することもできる。なお、動作種別については、その種類ごとにユーザが指定するパラメータが存在する。パラメータは、UIを指定する部分と、それ以外の部分、例えば、単なる文字列などである。また、以降において、動作設定とは、一つ、或いは、一つ以上の動作種別の組み合わせのことをいう。
図2及び図3は、ロールの内容を説明する図である。例えば、ロールでは、設定者のスキルのレベルに応じて、設定できる内容が変更される。具体的には、図2の表P1に示すように、「初級者」の設定者のロールには、「パラメータを指定するだけで設定可能な内容のみ」が設定できる内容が含まれる。また、「中級者」である設定者のロールには、さらに「分岐や繰返しなどのロジックを記述する動作種別も設定できる」ことが含まれる。また、「上級者」である設定者のロールには、「必要においてJavaScriptのコードを直接設定できる」ことが含まれる。
また、ロールでは、設定者の権限に応じて、設定できる内容が変更される。具体的には、図3の表P3に示すように、「オペレータ」である設定者のロールには、「画面に文字列を表示する拡張のみ設定可能」あることが含まれる。また、「システム主管」である操作者のロールには、「既存のシステム画面は変更はできないが、それ以外の任意の機能追加の拡張が設定可能」であることが含まれる。また、「開発ベンダ」である設定者のロールには、「既存のシステム画面の変更を含む全ての拡張が設定可能である」ことが含まれる。
このように、設定者のロールは、複数定義可能である。さらに、複数のロールが与えられた場合には、定義された複数のロールの組み合わせを一つのロールとみなして利用することもできる。具体的には、設定者が「初級者」の「オペレータ」である場合には、「初級者」(図2参照)のロールと、「オペレータ」(図3参照)のロールとを一つにまとめてもよい。
ここで、ロールは、制御装置1の記憶部6に記憶された場合を例に説明したが、これに限らない。ロールは、ローカルに保存された設定ファイルとして与えられる他、システム起動時にアカウント情報を入力することでネットワークを介して与えられてもよいし、予め設定部100に組み込まれていてもよい。また、ロールは、システム起動後にGUI(Graphical User Interface)から設定者がロールを選択するなどの操作によって与えられてもよい。なお、記憶部6は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現されてもよい。
設定部100では、このロールと、UIの情報とに基づいて制限の範囲を適切に変えてUI拡張設定を作成する。このため、設定部100では、段階的なロールについて、初級者用エディタや上級者用エディタといったものを個別に開発する必要がない。
[設定部の構成]
次に、設定部100の構成について説明する。設定部100は、制限部10と、管理DB11と、UI登録部12と、UI管理部13と、動作設定部14(設定部)とを有する。
制限部10は、設定者のロールとUIの情報とに基づいて、設定者が選択可能である拡張UIの項目の一覧を制限する。拡張UIは、既存のWebシステムに追加するUIである。拡張UIの項目として、ラベル、矩形領域、ボタン等のUIの種類、拡張UIのテンプレート、条件分岐や反復等のUIの動作を設定する動作種別がある。制限部10は、UIの種類、拡張UIのテンプレート、動作種別の組み合わせの一覧に対して制限を行う。
管理DB11は、UIの情報を記憶する。UIの情報は、基本UIか、拡張UIかであるかを示すUIの種別、UIの種類、UIに登録されているイベントを記憶する。基本UIは、UI拡張を適用するシステム(拡張対象システム5)のWeb画面に表示されているUIであり、もともとシステムに備わっているUIである。拡張UIは、基本UIに対して追加するUIである。UIの種類としては、ボタン、テキストボックスなどがある。また、UIに登録されているイベントとして、クリック、変更などがある。
UI登録部12は、UI拡張を適用する拡張対象システム5のWeb画面に表示されているUI(基本UI)を指定して、管理DB11に登録する。UI登録部12は、この基本UIに対して追加する拡張UIを選択して同様に管理DB11に登録する。この際、追加する拡張UIを選択する代わりに、拡張UIの種類と、動作設定の対であるテンプレートを選択してもよい。テンプレートを選択した場合は、拡張UIを同様に管理DB11に登録し、動作種別の組み合わせを動作設定部に反映する。
UI管理部13は、管理DB11に登録されたUIを管理する。例えば、UI管理部13は、登録されたUIに対し、基本UIまたは拡張UIを判別するUIの種別、ボタンやテキストボックスなどのUIの種類、UIに登録されているイベント(クリック、変更など)を、UIごとに、エイリアス(別名)を付けて設定及び管理する。
動作設定部14は、動作種別の選択、組み合わせ及びパラメータ指定を行うことによって、UI拡張の動作の設定を作成する。動作設定部14は、設定者のロールと、UIの情報とに基づいて、設定者が選択した動作種別に対して、指定可能なパラメータを制限する。動作設定部14は、動作設定対象のエイリアスを、UI管理部13によって登録されているエイリアスの一覧を基に動作種別のパラーターとして指定する場合に、設定者のロールとUIの情報とに加えて、動作種別の種類に応じて、指定可能なエイリアスを制限する。これによって、動作設定部14は、ロールと、UIの情報とに基づいて、設定内容に制限が加えられた拡張UIを、拡張対象システム5に設定する。パラメータとして、エイリアス、文字列、数値、色などがある。
動作設定部14が作成したUI拡張設定は、拡張設定対象システム5に反映される。この結果、拡張設定対象システム5は、設定者のロールと、UI情報とを基に、UI拡張技術を利用する環境に合わせて、適切な制限が加えられたUI拡張が設定されたWeb画面を、表示装置2に表示する。
[動作設定までの流れ]
次に、設定部100による、UI拡張の動作設定までの流れについて説明する。図4〜図7は、図1に示す設定部100による、UI拡張の動作設定までの流れを説明する図である。
図4〜図7では、制限がない状態で「既定値投入ボタン(拡張UI)をクリックしたら、入力欄(基本UI)に既定値が自動設定される」を設定した場合の動作を説明する。なお、この例では、UI登録部12、UI管理部13をグラフィカル・ユーザインターフェースで実装し、動作設定部14にビジュアル・プログラミングエディタ(Blockly)を応用した場合の一例であり、その画面構成や実装は、Webアプリケーションやモバイル端末のアプリケーションなど任意の実装が可能である。
まず、図4に示すように、UI登録部12は、システム画面Waのキャプチャ上で、拡張を付与する基点となる基本UIを指定して管理DB11に登録する(図4の(1)参照)。この例では、UI登録部12は、入力欄(例えば、「お客様氏名」欄)を基本UIとして登録する。
そして、図5のシステム画面Waに示すように、UI登録部12は、基本UIに対して追加する拡張UIを、拡張UI一覧Ga−1の中から選択して管理DB11に登録する(図5の(2)参照)。ここでは、UI登録部12は、ボタンを拡張UIとして登録する。
続いて、図6のシステム画面Waに示すように、UI管理部13は、各UIに対してエイリアスを設定する(図6の(3)参照)。このエイリアスは、動作設定部14における対象UIの指定で用いられる。また、UI管理部13は、必要に応じてUIに付随する情報(UIの色など見た目や表示位置に関わる情報や、キャプションの文字列など)を設定できる(図6の(4−1),(4−2)、枠Ga−2、ボタンGa−3参照)。
そして、図7の動作設定エディタEaに示すように、動作設定部14は、動作種別一覧Ga−4から、動作種別を選択して組み合わせる(図7の(5)参照)。図7の例では、動作設定部14は、2つの動作種別「〜がクリックされた時」(図7のGa−5参照)と「〜を設定」(図7のGa−6参照)とを組み合わせる。
そして、対象UIの指定において、動作設定部14が、UI管理部13からエイリアス一覧を取得し、その中から対象UIを指定して、動作種別のパラメータとして設定する。図7の例では、動作設定部14は、「〜がクリックされたとき」の動作種別に“既定値投入ボタン”のエイリアスを指定し(図7のGa−5参照)、「〜を設定」の動作種別に“入力欄”のエイリアスを指定する(図7のGa−6参照)。
以上により、設定部100による動作設定が完了する。図8は、図1に示す設定部100による動作設定を適用した拡張の例を示す図である。メニュー画面Ma(図8の(a)参照)が、拡張適用によって、規定値投入ボタンRa−a7をクリックすると、「○○会社」が自動設定されたメニュー画面Ma´(図8の(b)参照)に拡張される。
図9は、システム画面の一例を示す図である。設定部100は、拡張UIの選択と、動作設定の作成とを簡易に行うため、拡張UIの種類と、動作種別の組み合わせとをまとめたものをテンプレート一覧として管理し利用することもできる。
まず、UI登録部12は、テンプレートを指定してテンプレートに組み込まれた拡張UIの情報を管理DB11に登録する(図9の(1)参照)。具体的には、システム画面Wbに示すように、「既定値投入ボタン」というテンプレートを用意しておき、UI管理部13は、拡張UI一覧から選択する代わりに、テンプレートの一覧Rb−1からいずれかを選択する。これによって、自動的に、テンプレートに組み込まれた動作設定画面Mbが、動作設定部14に展開される(図9の(2)参照)。すなわち、動作種別の組み合わせ用の画面Mbが自動的に作成される。動作設定部14は、パラメータ(エイリアスなど)を指定すれば、設定が完了する(図9の(3)参照)。
[項目一覧制限処理]
次に、設定部100による、操作者に応じて拡張UIを制限する際の拡張UI設定方法について説明する。まず、設定者が選択可能な項目一覧を制限する項目一覧制限処理手順について説明する。
図10は、項目一覧制限処理の処理手順を示すフローチャートである。項目一覧制限処理は、設定を作成する前の初期化処理やシステム起動時などのタイミングで実行される。
図10に示すように、制限部10は、例えば、記憶部6から、ロールを読み取る(ステップS101)。ステップS101において読み取られたロールについて説明する。なお、ロールは、このロールに対応する設定者のレベルや権限に対応して、選択可能な拡張UI、選択可能なテンプレート、選択可能な動作種別及びイベント登録済みのUIへのイベント設定可否がそれぞれ設定される。例えば、一つの動作種別として、複数の設定可能なUIの種別の組み合わせが設定される。
続いて、制限部10は、Webシステムに追加する拡張UIの種類の一覧である拡張UI一覧を読み込む(ステップS102)。図11は、拡張UI一覧のデータ構成の一例である。図11に示すように、拡張UI一覧L1は、拡張UI_IDとUIの種類とが項目として設定されている。例えば、拡張UI_ID「A_01」はUIの種類が「ボタン」であり、拡張UI_ID「A_02」はUIの種類が「矩形領域」であり、拡張UI_ID「A_03」はUIの種類が「ボタン」である。
制限部10は、読み込んだロールと拡張UI一覧とを基に、該ロールで追加可能な拡張UI一覧を制限する(ステップS103)。
そして、制限部10は、テンプレート一覧を読み込む(ステップS104)。図12は、テンプレート一覧のデータ構成の一例である。図12に示すように、テンプレート一覧L2は、テンプレート_ID、UI種類、テンプレート名及び組込済動作設定が項目として設定されている。例えば、テンプレート_ID「T_01」は、UI種類が「ボタン」であり、テンプレート名「規定値投入ボタン」であり、動作設定「.\template\t_01.xml」である。また、テンプレート_ID「T_02」は、UI種類が「矩形領域」であり、テンプレート名が「CSVインポート」であり、動作設定「.\template\t_02.xml」である。
そして、制限部10は、読み込んだロールとテンプレート一覧とを基に、該ロールで追加可能なテンプレート一覧を制限する(ステップS105)。
続いて、制限部10は、拡張UIの振る舞い(動作)を設定する動作種別一覧を読み込む(ステップS106)。図13は、動作種別一覧のデータ構成の一例である。図13に示すように、動作種別一覧L3は、動作種別_IDと、動作種別名とが項目として設定されている。例えば、動作種別_ID「B_01」は、動作種別名が「条件分岐」であり、動作種別_ID「B_02」は、動作種別名が「反復」である。
そして、制限部10は、読み込んだロールと、動作種別一覧とを基に、動作種別の組み合わせの一覧を制限する(ステップS107)。
ここで、拡張UI一覧、テンプレート一覧、動作種別一覧については、ローカルに保存された設定ファイルとして与えられてもよい。また、拡張UI一覧、テンプレート一覧、動作種別一覧については、ネットワークを介して与えられてもよいし、予め設定部100に組み込まれていてもよい。
[UI登録処理]
次に、UI登録部12の処理の一例について説明する。図14は、UI登録処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
図14に示すように、UI登録部12は、拡張を付与する対象システムの画面情報から基本UIを選択する(ステップS111)。このとき、UI登録部12は、拡張対象システム5のWeb画面上で、直接基本UIを選択することもできる。また、UI登録部12は、Web画面のキャプチャやDOM(Document Object Model)などの画面の構成情報を取得して、アプリケーションでキャプチャ画面を表示することによって、該キャプチャ画面上で基本UIを選択することも可能である。
そして、UI登録部12は、選択した基本UIの情報(少なくとも、UIの種別、UIの種類、UIに登録されているイベントを含む)を取得して管理DB11に登録する(ステップS112)。続いて、UI登録部12は、選択した基本UIに対して、拡張UIを追加するかを判断する(ステップS113)。
UI登録部12は、選択した基本UIに対して、拡張UIを追加しないと判断した場合(ステップS113:No)、必要な数だけ基本UIを登録したかを判断する(ステップS1111)。
UI登録部12は、必要な数だけ基本UIを登録したと判断した場合(ステップS1111:Yes)、そのまま処理を終了する。これに対し、UI登録部12は、必要な数だけ基本UIを登録していないと判断した場合(ステップS1111:No)、ステップS111に戻る。
UI登録部12は、選択した基本UIに対して、拡張UIを追加すると判断した場合(ステップS113:Yes)、テンプレートを利用するか判断する(ステップS114)。UI登録部12は、テンプレートを利用しないと判断した場合(ステップS114:No)、制限された一覧から拡張UIを選択し(ステップS115)、選択した拡張UIを管理DB11に登録する(ステップS116)。
UI登録部12は、テンプレートを利用すると判断した場合(ステップS114:Yes)、制限された一覧からテンプレート選択し(ステップS117)、選択したテンプレートから拡張UIの情報を取り出して管理DB11に登録する(ステップS118)。そして、UI登録部12は、同テンプレートから動作設定を取り出して動作設定部14に反映する(ステップS119)。
ステップS116終了後、または、ステップS119終了後、UI登録部12は、必要な数だけ拡張UIを登録が完了したか判断する(ステップS1110)。UI登録部12は、必要な数だけ拡張UIを登録が完了したと判断した場合には(ステップS1110:Yes)、ステップS1111に進む。また、UI登録部12は、必要な数だけ拡張UIを登録が完了していないと判断した場合(ステップS1110:No)、ステップS114に戻る。
このように、UI登録部12は、図14に示す処理を行うことによって、基本UIと拡張UIとを取得し、管理DB11に登録する。
[動作設定処理]
次に、動作設定部14の処理について説明する。図15は、動作設定処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
図15に示すように、動作設定部14は、動作種別を制限された一覧から動作種別を選択し(ステップS121)、必要に応じて選択した動作種別を、既に設定されている他の動作種別と組み合わせる(ステップS122)。続いて、動作設定部14は、選択した動作種別はパラメータとしてエイリアスの設定が必要かを判断する(ステップS123)。
動作設定部14は、選択した動作種別はパラメータとしてエイリアスの設定が不要であると判断した場合(ステップS123:No)、エイリアス以外のパラメータを設定する(ステップS126)。そして、動作設定部14は、動作設定が完了したかを判断する(ステップS127)。動作設定部14は、動作設定が完了したと判断した場合(ステップS127:Yes)、処理を終了する。また、動作設定部14は、動作設定が完了していないと判断した場合(ステップS127:No)、ステップS121に戻る。
動作設定部14は、選択した動作種別はパラメータとしてエイリアスの設定が必要であると判断した場合(ステップS123:Yes)、UI管理部13に対して、エイリアス取得処理(ステップS124)によってエイリアスを問い合わせる。このとき、動作設定部14は、エイリアスを設定する動作種別を入力として、UI管理部13に渡す。
そして、動作設定部14は、ステップS124において取得したエイリアスから、対象UIとして適切なものを選択して設定し(ステップS125)、ステップS126に進む。
このように、動作設定部14は、図15に示す処理を行うことによって、拡張対象システムに対するUI拡張についての動作設定を行う。
[エイリアス取得処理]
次に、図15のエイリアス取得処理(ステップS124)として、設定者が選択した項目に対して指定可能なパラメータを制限する場合を一例に説明する。図16は、図15のエイリアス取得処理の処理手順を示すフローチャートである。
図16に示すように、UI管理部13は、動作設定部14から渡された動作種別を入力として(ステップS130)、管理DB11から全てのエイリアスと該エイリアスのUI情報とを取得する(ステップS131)。
UI管理部13は、入力された動作種別に対して現在のロールで設定可能なUIの種別でエイリアスを絞り込む(ステップS132)。そして、UI管理部13は、入力された動作種別に対して現在のロールで設定可能なUIの種類でエイリアスを絞り込む(ステップS133)。そして、UI管理部13は、動作種別がUIへのイベント登録に関するものか判断する(ステップS134)。
UI管理部13は、動作種別がUIへのイベント登録に関するものかでないと判断した場合(ステップS134:No)、エイリアスの一覧を動作設定部14に返却して(ステップS137)、処理を終了する。
UI管理部13は、動作種別がUIへのイベント登録に関するものであると判定した場合(ステップS134:Yes)、現在のロールがイベント登録済みUIへのイベント設定が許可されているか判断する(ステップS135)。
UI管理部13は、現在のロールがイベント登録済みUIへのイベント設定が許可されていると判断した場合(ステップS135:Yes)、エイリアスの一覧を動作設定部14に返却して(ステップS137)、処理を終了する。UI管理部13は、現在のロールがイベント登録済みUIへのイベント設定が許可されていないと判断した場合(ステップS135:No)、イベント登録がないエイリアスで絞り込み(ステップS136)、エイリアスの一覧を動作設定部14に返却して(ステップS137)、処理を終了する。
[制限例1]
続いて、設定部100による拡張UIの制限例について説明する。まず、図17を参照して、ロールが、初級者、中級者、上級者に階層的に設定されている場合を例に説明する。図17は、図1に示す設定部100による拡張UIの制限例を説明する図である。
この場合、初級者のロールでは、設定できる内容として、参照系の処理が設定される。中級者のロールでは、設定できる内容として、参照系の処理に加えて、設定系の処理及びイベント処理が設定される。上級者のロールでは、設定できる内容として、参照系の処理、設定系の処理及びイベント処理に加えて、UIをなどの危険な処理が設定される。この例では、ロールが、設定者のスキルによって階層的に分けられている。
このため、初級者に対しては、拡張UIは、リスクが低い参照系の処理のみに設定される。また、中級者に対しては、拡張UIは、参照系の処理に加え、リスクが中程度の設定系の処理、リスクが高いイベント処理など高いプログラミングスキルを要する処理まで設定される。また、上級者に対しては、拡張UIは、リスクが最も高い、UIを消すなどの危険な処理にまで設定される。このように、設定者のスキルに応じて、拡張UIを、設定者が利用できる項目(動作種別)に制限することができる。
[制限例2]
次に、図18を参照して、ロールが、システム主管及び開発ベンダに分けて設定されている場合を例に説明する。図18は、図1に示す設定部100による拡張UIの制限例を説明する図である。
この場合、システム主管のロールでは、基本UIの削除は不許可であり、拡張UIの削除は許可される。また、開発ベンダのロールでは、基本UI及び拡張UIのいずれの削除も許可される。この例では、ロールは、設定者の権限に応じた、UI種別に対する動作の制限を含む。
このため、システム主管については、基本UI「お客様氏名」そのものの削除を示す拡張UIは設定されず、拡張UI「#お客様氏名」(お客様のうちのいずれかの氏名)の削除のみが設定される。これに対し、開発ベンダについては、「お客様氏名」に関する基本UI及び拡張UIのいずれも削除も設定可能である。このように、操作者の権限に応じて、項目(動作種別)に指定できるパラメータ(対象UI)のうちUI種別を制限することが可能になる。
[制限例3]
次に、図19を参照して、ロールが、業務主管及びシステム主管に分けて設定されている場合を例に説明する。図19は、図1に示す設定部100による拡張UIの制限例を説明する図である。
この場合、業務主管のロールでは、拡張UIの種類のうち、ボタンをクリックする設定は不許可であり、チェックボックスをクリックする設定は許可されている。また、システム主管ベンダのロールでは、ボタンをクリックする設定及びチェックボックスをクリックする設定のいずれも許可される。この例では、ロールは、設定者の権限に応じた、UIの種類に対する動作の制限を含む。
このため、業務主管については、ボタンをクリックする設定に関する拡張UIは設定されず、チェックボックスをクリックする設定に関する拡張UIのみが設定される。これに対し、システム主管については、ボタンをクリックする設定及びチェックボックスをクリックする設定のいずれに関する拡張UIが設定される。このように、操作者の権限に応じて、項目(動作種別)に指定できるパラメータ(対象UI)のうちUIの種類を制限することが可能になる。
[制限例4]
次に、図20を参照して、ロールが、システム主管及び開発ベンダに分けて設定されている場合を例に説明する。図20は、図1に示す設定部100による拡張UIの制限例を説明する図である。
この場合、システム主管のロールでは、「お客様氏名を変更」するイベントへの設定は不許可である。また、開発ベンダのロールでは、「お客様氏名を変更」するイベントへの設定は許可されている。この例では、ロールは、設定者の権限に応じた、UIに登録されているイベントの制限を含む。
このため、システム主管については、「お客様氏名を変更」するイベントに関する拡張UIは設定されない。これに対し、開発ベンダについては、「お客様氏名を変更」するイベントに関する拡張UIが設定される。このように、操作者の権限に応じて、項目(動作種別)に指定できるパラメータ(対象UI)のうち、UIに登録されているイベントを制限することが可能になる。
[実施例1]
次に、実施例1について説明する。この実施例1では、設定部100が、図11〜図13に示す拡張UI一覧L1、テンプレート一覧L2、動作種別一覧L3を読み取り、図21に示すロール1の設定者に対して拡張UIを設定する例について説明する。例えば、実施例1では、既存のシステム画面に注記などの文字列を表示する設定に制限した例を説明する。図21は、ロールの一例を示す図である。図22及び図23は、GUIの設定画面の一例を示す図である。図24は、メニュー画面の一例を示す図である。
まず、制限部10は、項目一覧制限処理(図10)により、図21のロール1の情報を読み取るとともに、図11〜図13に示す拡張UI一覧L1、テンプレート一覧L2、動作種別一覧L3を読み取り、ロール1を基に、選択可能な項目(拡張UI、テンプレート、動作種別の組み合わせの一覧)を絞り込む。
続いて、UI登録部12によるUIの登録処理を実行する。ここでは、図22のGUIの設定画面W1で説明する。まず、UI登録部12は、基本UIとして、対象システムの「お客様氏名」を登録する。
そして、UI登録部12は、拡張UIを登録する。この登録では、先の項目一覧制限処理により制限されており、選択可能である拡張UIは、ロール1(図21参照)で設定されたラベル(A_01)と矩形領域(A_02)のみである(図22の枠R1−2及び図22の(1)参照)。例えば、実施例1では、矩形領域のうち、お客様氏名欄に対応する矩形領域R1−1を、選択及び登録して終了する(図14のステップS115,S116)。
続いて、UI管理部13は、UIに付随する情報、例えば、キャプションとなる文字列や表示位置を設定する(図23の(3−1),(3−2)参照)。例えば、UI管理部13は、エイリアスを設定するとともに、該UIに関わる情報として、「注意喚起」のエイリアスの拡張UIに対して、キャプションの文字列にお客様氏名を入力する際の注意点「※注意※全角で入力してください」(枠R1−3)を設定する。
以降は、動作設定部14の処理となるが、ロール1では選択できる動作種別が存在しないため以上でUI拡張の設定は完了となる。
この設定を適用したUI拡張によって、図23のシステム画面M1が、「※注意※全角で入力してください」(枠R1−5参照)と言う文字列の追加が拡張されたシステム画面M1´に設定される。このように、実施例1では、既存システム画面への文字列表示のみに限定して拡張を設定することができる。
この例では、動作設定を書くような有スキル者がいないような場合や、運用ポリシーが厳しく自動化のような動作設定を作成できないような場合に、設定できる拡張を、既存システムへの文字列の追加に制限することによって、この環境に適した拡張UIを適用することが可能になる。
[実施例2]
次に、実施例2について説明する。この実施例2では、設定部100が、図11〜図13に示す拡張UI一覧L1、テンプレート一覧L2、動作種別一覧L3を読み取り、図25に示すロール2の設定者に対して拡張UIを設定する例について説明する。例えば、実施例2では、実施例1の制限に加えて「既定値を自動設定するボタン」の拡張を設定できるように、拡張UIの制限を緩和した例について説明する。図25は、ロールの一例を示す図である。図26は、GUIの設定画面の一例を示す図である。図27は、メニュー画面の一例を示す図である。
まず、制限部10は、項目一覧制限処理(図10)により、図25のロール2の情報を読み取るとともに、図11〜図13に示す拡張UI一覧L1、テンプレート一覧L2、動作種別一覧L3を読み取り、ロール2を基に、選択可能な項目を絞り込む。続いて、UI登録部12による登録処理を実行する。この手順は、図22で説明した手順と同じである。
そして、UIテンプレートを登録する。この際、項目一覧制限処理(図10)による制限のため、選択可能なテンプレートは、ロール2(図25参照)で設定された既定値投入ボタン(T_01)のみとなる。
この例では、図26のGUIの設定画面W2に示すように、UI登録部12は、制限されたテンプレート一覧R2−1から、テンプレートを指定してテンプレートに組み込まれた拡張UIの情報を管理DB11に登録する(図26の(1)参照)。すると、自動的に、テンプレートに組み込まれた動作設定が、動作設定部14に展開される(図26の(2)参照)。具体的には、UI登録部12は、テンプレート一覧R2−1から既定値投入ボタンを選択する。そして、UI登録部12は、図14のステップS117〜ステップS119の処理の実行により、テンプレートから、拡張UIの情報を取り出し、管理DB11に登録するとともに、動作設定部14にテンプレートに組み込まれた動作設定エディタE2を展開する。
そして、動作設定部14は、展開された動作設定エディタE2に対して、パラメータとして対象UI(例えば、図26の素材R2−2)を指定して動作設定を完了する(図26の(3)参照)。このとき、パラメータ制限処理により、「〜がクリックされた時」の動作種別のパラメータ(対象UI)としては「#既定値投入ボタン」しか選択ができない。
これは図25のロール2の設定では、「〜がクリックされた時」の動作種別「B_03」は、設定可能な種別が、拡張UIのみかつ種類がボタンであるためである。このため、UI管理部13は、ステップS131〜ステップS135及びステップS137の処理を実行し、対象UIを「#既定値投入ボタン」のみに制限する。
ここでは、動作設定部14は、エイリアスとして「#既定値投入ボタン」を選択する。同様に、「〜に〜を設定」の動作種別についてもパラメータ(対象UI)が制限され、ここでは、入力欄のエイリアスを指定する。次に、残りのパラメータ(ここでは入力欄への設定文字列「○○会社」)を指定して動作設定を完了する。
この設定を適用したUI拡張によって、図27のシステム画面M2が、既定値投入ボタンR2−3が追加されたシステム画面M2´に設定される。この既定値投入ボタンR2−3をクリックするとお客様氏名に「○○会社」という既定値が自動設定される(図27の(4)参照)。
この例では、動作種別をゼロから組み合わせて動作設定を作るスキルがない設定者に対して、一部のテンプレートの利用を許可することで、パラメータの指定だけで既定値投入の自動化などの拡張を設定可能にする。
[実施例3]
次に、実施例3について説明する。この実施例3では、設定部100が、図11〜図13に示す拡張UI一覧L1、テンプレート一覧L2、動作種別一覧L3を読み取り、図28に示すロール3の設定者に対して拡張UIを設定する例について説明する。例えば、実施例3では、既存のシステム画面に投入された値に応じて、システムへの投入内容を判断して自動設定をする高度な例を説明する。図28は、ロールの一例を示す図である。図29及び図30は、GUIの設定画面の一例を示す図である。図31は、メニュー画面の一例を示す図である。
まず、制限部10は、項目一覧制限処理(図10)により、図28のロール3の情報を読み取るとともに、図11〜図13に示す拡張UI一覧L1、テンプレート一覧L2、動作種別一覧L3を読み取り、ロール3を基に、選択可能な項目を絞り込む。
そして、UI登録部12は、UIの登録処理を実行する。例えば、図29のGUIの設定画面W3を例に説明する。まず、UI登録部12は、基本UIとして対象システムの「工事会社」(欄R3−1)と「工事立会い要」(欄R3−2)を登録する(図29の矢印Y3−1,Y3−2参照)。この例では、システム画面に追加する拡張UIはなく、基本UIのみを使って動作設定を作成する。
ロール3では非常にリスクの高いUIを削除する動作種別(B_07)以外の選択が可能となっている。動作設定部14は、図30に示す動作設定エディタE3において、これらの動作種別を組み合わせてパラメータを指定し、動作設定を作成する(図30の(1)参照)。
例えば、動作設定部14は、動作種別一覧R3−3の中から、分岐条件の動作種別など高いスキルが必要な動作種別を組み合わせて、「工事会社」が「○○通建」のときのみ、「工事立会い要」をクリックするという設定を作成できる(図30の素材R3−4)。また、ロール3では「〜をクリック」という動作種別を選択可能だが、パラメータ制限処理により、該動作種別に指定できるパラメータ(対象UI)がボタン以外の種別に制限されており、既存システムのボタンを自動的に押すような設定は作成できない。
この設定を適用したUI拡張によって、図31のシステム画面M3のように、工事会社が変更されると、会社名で判定して、立合要否を自動設定することができる(図31の(2)参照)。具体的には、工事会社欄R3−5に「○○通建」と入力された場合に、工事立会い要否が自動的に判定されて「要」がクリックされる(領域R3−6参照)。これによって、オペレータの判断を減らし、入力稼働を削減することができる。
この例では、既存システムのボタンをクリックする場合や、UIを削除するといった危険な設定は、制限しつつ、稼働削減効果のある動作設定を可能にしている。
[実施例4]
次に、実施例4について説明する。この実施例4では、設定部100が、図11〜図13に示す拡張UI一覧L1、テンプレート一覧L2、動作種別一覧L3を読み取り、図32に示すロール4の設定者に対して拡張UIを設定する例について説明する。例えば、実施例4では、拡張UIの制限を大きく緩和することで、自動登録まで完了する設定例について説明する。図32は、ロールの一例を示す図である。図33及び図34は、GUIの設定画面の一例を示す図である。図35は、メニュー画面の一例を示す図である。
まず、制限部10は、項目一覧制限処理(図10)により、図32のロール4の情報を読み取るとともに、図11〜図13に示す拡張UI一覧L1、テンプレート一覧L2、動作種別一覧L3を読み取り、ロール4を基に、選択可能な項目を絞り込む。
続いて、UI登録部12は、UIの登録処理を実行する。例えば、図33のGUIの設定画面W4で説明する。まず、UI登録部12は、基本UIとして、拡張対象システムの「工事会社」と「工事立会い要」、「工事日」、「登録ボタン」を登録する。
そして、UI登録部12は、拡張UIを登録する。ここで、ロール4では全ての拡張UIが選択可能となっている。実施例4では、拡張UI一覧R4−1の中から、ボタンR4−2を拡張UIとして選択して管理DB11に登録し(図33の(1)参照)、「#自動登録(○○通建)ボタン」のエイリアスを設定する。
続いて、図34の動作設定エディタE4を参照して、動作設定部14による動作設定の作成を説明する。ロール4では全ての動作種別が選択可能となっている。動作設定部14は、動作種別一覧R4−3に示された動作種別を組み合わせてパラメータを指定する(図34の(2)参照)。
具体的には、動作設定部14は、各動作種別を組み合わせて、「#自動登録(○○通建)ボタン」がクリックされたら、「工事会社」に「○○通建」を設定、「工事日」に「2018/4/1」と設定、「工事立会い要」をクリック、「登録ボタン」をクリックするという動作設定を作成する(素材R4−3´)。このUIの設定が適用されることによって、既定値の投入から登録までの処理を自動化することができる。実施例3のロール3では、「〜クリック」の動作種別においてパラメータ制限処理により基本UIや種類がボタンのエイリアスを指定することができなかった。これに対して、ロール4では、パラメータ制限が緩和されており、基本UIのボタン(登録ボタン)を押す動作設定までを作成できる。
この設定を適用したUI拡張によって、図35のシステム画面M4のように、規定値を設定して自動登録が可能になる(図35の(3)参照)。具体的には、システム画面M4に追加された「自動登録(○○通建)」ボタンR4−4をクリックすれば、必要な情報が自動的に入力され(矢印Y4−1〜Y4−3参照)、登録R4−5が完了する。
この例では、よく入力するパターンを、自動登録ボタンとして追加して登録処理まで自動化する設定を許可することで、ワンクリックでシステム投入が完了するので大きな稼働削減が可能な拡張を設定可能となる。
[実施の形態の効果]
このように、本実施の形態に係る設定部100は、設定者の所属、スキル或いは権限を含む前記設定者のロールと、UIの情報とをもとに、設定者が選択可能である、既存のWebシステムに追加する拡張UIの項目の一覧を制限する。さらに、設定部100は、設定者のロールと、UIの情報とを基に、設定者が選択した項目に対して指定可能なパラメータに制限を加えた拡張UIを設定する。
したがって、本実施の形態によれば、設定者のロールとともに、UIの情報を用いて拡張UIを設定するため、どのようなUIに対してどういった拡張を設定できる或いは設定できないといったUIの情報に応じた制限を行うことができる。
ここで、UIの情報は、基本UIまたは拡張UIかを示すUIの種別と、UIの種類と、UIに登録されているイベントであり、設定部100は、動作設定対象のUIを、動作種別のパラーターとして指定する場合に、設定者のロールとUIの情報に加えて、動作種別の種類に応じて指定可能なUIを制限する。
したがって、本実施の形態では、UIの種別、種類、イベント、動作種別の種類に応じて、指定可能なパラメータに制限を加えた拡張UIを設定する。これによって、本実施の形態によれば、UI拡張技術を利用する環境に合わせて、適切に制限を加えたUI設定を作成できるため、運用やセキュリティの制約が厳しい環境下での適用も可能になり、適用先の拡大も図ることができる。
以上より、本実施の形態に係る設定部100では、UI拡張の設定に望みどおりの制限を行うことができるため、制約を加えたい範囲に対して、UI拡張の設定に適切に制限を加えることができる。
[システム構成等]
図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部又は任意の一部が、CPU及び当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。本実施の形態に係る制御装置1は、コンピュータとプログラムによっても実現でき、プログラムを記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。
また、本実施の形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的に行なわれるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
[プログラム]
図36は、プログラムが実行されることにより、制御装置1が実現されるコンピュータの一例を示す図である。コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010、CPU1020を有する。また、コンピュータ1000は、ハードディスクドライブインタフェース1030、ディスクドライブインタフェース1040、シリアルポートインタフェース1050、ビデオアダプタ1060、ネットワークインタフェース1070を有する。これらの各部は、バス1080によって接続される。
メモリ1010は、ROM(1011及びRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、ハードディスクドライブ1090に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1100に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ1100に挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、例えばマウス1110、キーボード1120に接続される。ビデオアダプタ1060は、例えばディスプレイ1130に接続される。
ハードディスクドライブ1090は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、制御装置1の各処理を規定するプログラムは、コンピュータ1000により実行可能なコードが記述されたプログラムモジュール1093として実装される。プログラムモジュール1093は、例えばハードディスクドライブ1090に記憶される。例えば、制御装置1における機能構成と同様の処理を実行するためのプログラムモジュール1093が、ハードディスクドライブ1090に記憶される。なお、ハードディスクドライブ1090は、SSD(Solid State Drive)により代替されてもよい。
また、上述した実施形態の処理で用いられる設定データは、プログラムデータ1094として、例えばメモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶される。そして、CPU1020が、メモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出して実行する。
なお、プログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1090に記憶される場合に限らず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ1100等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、プログラムモジュール1093及びプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶されてもよい。そして、プログラムモジュール1093及びプログラムデータ1094は、他のコンピュータから、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、本実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
1 制御装置
2 入力装置
3 出力装置
4 OS
5 拡張対象システム
6 記憶部
10 制限部
11 管理DB
12 UI登録部
13 UI管理部
14 動作設定部
100 設定部

Claims (6)

  1. 設定者の所属、スキル或いは権限を含む前記設定者のロールと、ユーザインターフェースの情報とをもとに、前記設定者が選択可能である、既存のWebシステムに追加する拡張ユーザインターフェースの項目の一覧を制限する制限部と、
    前記設定者のロールと、前記ユーザインターフェースの情報とを基に、前記設定者が選択した項目に対して指定可能なパラメータに制限を加えた拡張ユーザインターフェースを設定する設定部と、
    を有し、
    前記ユーザインターフェースの情報は、既存のWebシステムに予め存在する基本ユーザインターフェースであるか、または、前記拡張ユーザインターフェースかを示す前記ユーザインターフェースの種別と、前記ユーザインターフェースの種類と、前記ユーザインターフェースに登録されているイベントとを含み、
    前記制限部は、前記ユーザインターフェースの種別が基本ユーザインターフェースであり、かつ、イベントが登録されているユーザインターフェースを拡張する場合に、制限を行うことを特徴とする設定装置。
  2. 前記制限部は、前記拡張ユーザインターフェースの種類の一覧と、前記拡張ユーザインターフェースの動作を設定する動作種別の一覧と、に対して制限することを特徴とする請求項に記載の設定装置。
  3. 前記設定部は、動作設定対象のユーザインターフェースを、動作種別のパラーターとして指定する場合に、前記設定者のロールとユーザインターフェースの情報に加えて、動作種別の種類に応じて指定可能なユーザインターフェースを制限することを特徴とする請求項1または2に記載の設定装置。
  4. 前記設定者のロールは、複数定義可能であり、前記複数のロールの組み合わせを一つのロールとみなして利用することを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の設定装置。
  5. 設定装置が実行する設定方法であって、
    設定者の所属、スキル或いは権限を含む前記設定者のロールと、ユーザインターフェースの情報とをもとに、前記設定者が選択可能である、既存のWebシステムに追加する拡張ユーザインターフェースの項目の一覧を制限する工程と、
    前記設定者のロールと、前記ユーザインターフェースの情報とを基に、前記設定者が選択した項目に対して指定可能なパラメータに制限を加えた拡張ユーザインターフェースを設定する工程と、
    を含み、
    前記ユーザインターフェースの情報は、既存のWebシステムに予め存在する基本ユーザインターフェースであるか、または、前記拡張ユーザインターフェースかを示す前記ユーザインターフェースの種別と、前記ユーザインターフェースの種類と、前記ユーザインターフェースに登録されているイベントとを含み、
    前記制限する工程は、前記ユーザインターフェースの種別が基本ユーザインターフェースであり、かつ、イベントが登録されているユーザインターフェースを拡張する場合に、制限を行うことを特徴とする設定方法。
  6. 設定者の所属、スキル或いは権限を含む前記設定者のロールと、ユーザインターフェースの情報とをもとに、前記設定者が選択可能である、既存のWebシステムに追加する拡張ユーザインターフェースの項目の一覧を制限するステップと、
    前記設定者のロールと、前記ユーザインターフェースの情報とを基に、前記設定者が選択した項目に対して指定可能なパラメータに制限を加えた拡張ユーザインターフェースを設定するステップと、
    をコンピュータに実行させ
    前記ユーザインターフェースの情報は、既存のWebシステムに予め存在する基本ユーザインターフェースであるか、または、前記拡張ユーザインターフェースかを示す前記ユーザインターフェースの種別と、前記ユーザインターフェースの種類と、前記ユーザインターフェースに登録されているイベントとを含み、
    前記制限するステップは、前記ユーザインターフェースの種別が基本ユーザインターフェースであり、かつ、イベントが登録されているユーザインターフェースを拡張する場合に、制限を行う設定プログラム。
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