JP6930259B2 - ウォッシャタンク - Google Patents

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Description

本発明は、ウォッシャタンクに関する。
従来、車両において、ウォッシャ液を貯留する貯留室を有するウォッシャタンクが知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1のウォッシャタンクは、内部に空気溜まりを形成するための筒状の隔壁が設けられ、隔壁内の空気溜まりによる空気圧によって隔壁内にウォッシャ液が入ることが抑えられている。そして隔壁の突出量を変更して隔壁内の容積を変更することで、ウォッシャタンク内が満水時の場合における液面位置を変えることなく、ウォッシャ液の貯留量を変更することができるようになっている。
特開2005−239087号公報
ところで、ウォッシャタンクは、例えばキャビン(車室)がチルト機構によって傾倒する車両のキャビンに設けられることがある。このとき、前記キャビンが傾倒されるとキャビンに設けられるウォッシャタンクも同様に傾倒されることとなる。これにより、ウォッシャタンクのインレットからウォッシャ液が漏れる虞がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、インレットからの液漏れを抑えるウォッシャタンクを提供することにある。
上記課題を解決するウォッシャタンクは、キャビンを正常位置から所定角度傾倒可能な車両の前記キャビンに搭載されるものであり、内部に液体を貯留する貯留室と該貯留室に対して液体を導入するインレットとを有するタンク本体部を備えたウォッシャタンクであって、前記タンク本体部は、該タンク本体部の内面から延出するリブである規制部を有し、該規制部は、前記所定角度に傾倒した際の液体の液面を規制して前記インレット側への液体の移動を規制するものであって、前記規制部は、前記所定角度に傾倒した際に前記規制部の内で鉛直方向下側に位置する切り欠き部を有する
この構成によれば、タンク本体部が所定角度に傾倒した際の液体の液面を規制してインレット側への液体の移動を規制する規制部を有するため、傾倒時におけるインレットからの液漏れを抑えることができる。
この構成によれば、タンク本体部の内面から延出するリブにより規制部が構成されることで、別部材を設ける必要がないため部品点数の増加を抑えることができる。
この構成によれば、インレットからウォッシャタンク内にウォッシャ液等の液体を流入させる際に、切り欠き部が設けられることで、規制部によるウォッシャタンク内の液体の貯留量の低下が抑えられる。また、切り欠き部は所定角度に傾倒した際に規制部の内で鉛直方向下側に位置するため、規制部による上側の部位で液面を調整するため、インレット側への液体の移動を規制する際の影響を抑えることができる。
上記ウォッシャタンクにおいて、前記タンク本体部は、有底筒状の第1及び第2タンク部材を有し、該第1及び第2タンク部材の開口部同士を対向させた状態で液密に接合されるものであり、前記第1タンク部材は、筒状部と、該筒状部の端部を閉塞する上壁とを有し、前記インレットは、前記第2タンク部材よりも相対的に上方に位置する前記第1タンク部材に設けられ、前記規制部は、前記筒状部の延びる方向と平行な方向に延びて前記インレットの前記貯留室側の開口部を前記筒状部とともに囲うように設けられることが好ましい。
この構成によれば、規制部が筒状部の延びる方向と平行な方向に延びるように構成されるため、第1タンク部材を金型で成型する際に規制部の型抜き方向を筒状部と同方向とすることができる。つまり、規制部を容易に形成することが可能となる。
上記ウォッシャタンクにおいて、前記インレットには、前記インレットの開口部を閉塞するキャップが設けられ、前記キャップは、通気孔を有するキャップ本体部と、前記キャップ本体部の内側に配置されるとともに、前記キャップ本体部の前記通気孔と前記タンク本体部とを連通可能な連通部を有するパッキンとを有し、前記連通部は、前記所定角度傾倒した際における前記規制部によって規制された前記液体の液面よりも鉛直方向上側に設けられることが好ましい。
この構成によれば、連通部は、前記所定角度傾倒した際における前記規制部によって規制された前記液体の液面よりも鉛直方向上側に設けられるため、連通部から液体が外部に漏れることが抑えられる。
本発明のウォッシャタンクによれば、インレットからの液漏れが抑えられる。
一実施形態におけるウォッシャタンクを備えた車両の概略構成図であり、(a)はキャビンが正常位置にある状態の車両の概略構成図であり、(b)はキャビンが所定角度傾倒された状態の車両の概略構成図である。 一実施形態におけるウォッシャタンクの概略構成図である。 同実施形態におけるウォッシャタンクの一部拡大断面図である。 同実施形態におけるウォッシャタンクの一部拡大断面図である。 同実施形態におけるウォッシャタンクの第1タンク部材の一部を示す斜視図である。 同実施形態におけるウォッシャタンクの第1タンク部材の平面図である。 同実施形態におけるウォッシャタンクのキャップの平面図である。 図7における8−8線断面図である。 図7における9−9線断面図である。 同実施形態におけるウォッシャタンクを所定角度傾倒させた状態を説明するための説明図である。 同実施形態におけるウォッシャタンクを所定角度傾倒させた状態を説明するための説明図である。
以下、ウォッシャタンクの一実施形態について説明する。
図1(a)(b)に示すように、本実施形態のウォッシャタンク1は、例えばキャビン(車室)C1を傾倒させるチルト機構を有する車両(トラック)Cの前記キャビンC1下部に設けられるものである。つまり、ウォッシャタンク1は、キャビンC1がチルト機構によって所定角度傾倒されることで同様に所定角度傾倒するようになっている。なお、以下の説明において、キャビンC1におけるフロントガラスFG側を前方とし、反フロントガラスFG側を後方として説明する。また、鉛直方向上側を上方とし、鉛直方向下側を下方として説明する。
図1(b)に示すように、前記チルト機構によるキャビンC1の傾倒時の角度、すなわちウォッシャタンク1の傾倒時の角度(所定角度)は、傾倒していない状態の角度(以降、正常位置の角度という)を0度とした場合に、45度〜60度の範囲を想定している。なお、キャビンC1のチルト機構による傾倒時の角度は車種によって異なるため、必ずしも前述した範囲でなくてもよい。なお、以下の説明において、特に断りのない限り、ウォッシャタンク1が前記正常位置の角度の状態として説明する。
ウォッシャタンク1は、例えばポリプロピレン等の樹脂材料からなり、車両CのフロントガラスFGやリヤガラス、ヘッドライト、車外カメラ等に供給するウォッシャ液W(図10参照)を貯留するためのものである。
図2に示すように、ウォッシャタンク1は、タンク本体部10と、キャップ20とを有する。タンク本体部10は、相対的に上方に位置する第1タンク部材11と相対的に下方に位置する第2タンク部材12とを備える。つまり、第1タンク部材11は、第2タンク部材の鉛直方向上側に配置される。また、第2タンク部材12は、第1タンク部材11の鉛直方向下側に配置される。なお、ウォッシャタンク1には、取付部(不図示)が設けられており、該取付部にて車両に取付けられている。
第1及び第2タンク部材11,12は、共に、略有底筒状をなし、各タンク部材11,12の開口部11a,12a同士を対向させた状態で開口部11a,12aの周縁外側に延出形成されたフランジ部11b,12b同士が全周に亘って熱溶着等により液密に接合されている。これにより、第1及び第2タンク部材11,12によって内部に形成される空間は、ウォッシャ液Wの貯留のための貯留室Rとなる。なお、本実施形態では、第2タンク部材12が第1タンク部材11よりも鉛直方向に深い(鉛直方向に長さを有する)略有底筒状をなしている。
第1タンク部材11は、第2タンク部材12よりも相対的に上方に位置するように設けられる。
第1タンク部材11は、側壁を構成する筒状部11cと、筒状部11cにおける開口部11a側とは反対側の端部を閉塞する上壁11dとを有して略有底筒状をなしている。換言すると、筒状部11cは、上壁11dの周縁から上壁11dと直交する方向に延びるようになっている。
第1タンク部材11は、相対的に上側に位置する上壁11dにおける前方にインレット13が設けられる。インレット13は、その開口方向が前方かつ上方を向くように形成される。より詳しくは、インレット13は、上壁11dから上方に延出して途中位置から略45度前方に傾倒するように構成される。
図2及び図3に示すように、インレット13は、その先端側の開口部13aに径方向外側に延出するフランジ部13bを有する。インレット13の先端側の開口部13aには該開口部13aを閉塞するように後述するキャップ20が取り付けられている。
上壁11dには、その内面11eから下方に延出する筒状の筒状隔壁14が設けられる。筒状隔壁14は、ウォッシャタンク1の上部である第1タンク部材11に空間Rxが生じるように設けられる。この筒状隔壁14により、ウォッシャタンク1(貯留室R)にウォッシャ液を注水しても空間Rxにはウォッシャ液Wが満ちることはない。そのため、ウォッシャ液Wの凍結時の体積膨張を空間Rxにて吸収(許容)することができ、ウォッシャタンク1の変形や割れの発生を防止できる。
図3〜図6に示すように、インレット13の基端側(貯留室R側)の開口部13cの周囲には、第1タンク部材11(タンク本体部10)の内面から延出する規制リブ15が設けられる。規制リブ15は、上壁11dの内面11e及び筒状部11cの内面11fから延出するように形成される。このとき、規制リブ15は、筒状隔壁14よりもインレット13の開口部13c寄りに設けられる。また、規制リブ15は、上壁11dからの延出方向が筒状部11cの延びる方向(上下方向)と平行となっている。そのため、第1タンク部材11を金型成型する際に筒状部11cと規制リブ15の型抜き方向(上下方向)が一致することとなるため、規制リブ15を容易に形成することが可能となっている。
規制リブ15は、その延出方向先端側である下面が筒状部11cの下面側のフランジ部11bよりも上側(上壁11d側)に設定されている。また、規制リブ15は、その延出方向先端側である下面が前記筒状隔壁14の下面よりも下側(第2タンク部材12側)に設定されている。
図5及び図6に示すように、規制リブ15は、第1タンク部材11を下方から見た時に略L字状をなすように構成され、各内面11e,11fとで開口部13cを囲むようになっている。
図10及び図11に示すように、上記のように構成された規制リブ15は、ウォッシャタンク1を所定角度傾倒させた際に、後部下端15aによってインレット13内におけるウォッシャ液Wの液面W1の上昇が規制されることとなる。
図4〜図6に示すように、規制リブ15にはその前方(インレット13の開口方向寄り)に切り欠き部15bが設けられる。このように、切り欠き部15bが設けられることで、前記正常位置において規制リブ15によるウォッシャタンク1内のウォッシャ液Wの貯留量の減少が抑えられる。また、切り欠き部15bが設けられる位置が前方であるため、ウォッシャタンク1を所定角度傾倒させた際に、規制リブ15において相対的に下方に位置することとなるため、規制リブ15の後部下端15aによってインレット13内におけるウォッシャ液Wの液面W1の規制を行う際の影響を抑えることができる。
図7〜図9に示すように、キャップ20は、キャップ本体部21と、パッキン22とを有する。
キャップ本体部21は、インレット13のフランジ部13bに係合される係合爪を有する円筒部23と、円筒部23の一方の端部側に設けられる底部24とを有した略有底円筒状をなすように構成される。また、キャップ本体部21は、円筒部23の外周に、該円筒部23の外周面から径方向外側に延出したヒンジ部23aと、円筒部23の外周面から径方向外側に延出した操作部23bとを有する。ヒンジ部23aは、インレット13の開口部13a近傍に取り付けられてキャップ20の開閉を可能とするものである。操作部23bは、前記ヒンジ部23aと円筒部23の周方向略180度反対側に設けられている。
底部24には、その中央に底部24から直交する方向に突出する係止突部24aが形成されている。また、底部24には、前記係止突部24aからずれた位置において底部24と略直交する方向に貫通して通気可能な通気孔24bが形成されている。なお、本実施形態では、通気孔24bは、底部24において係止突部24aとヒンジ部23aとの間に設けられている。また、通気孔24bは、係止突部24aよりヒンジ部23a(円筒部23)寄りに設けられている。
図7〜図9に示すように、パッキン22は、キャップ本体部21の底部24の形状に倣った円板状をなすように構成される。パッキン22の中央には前記係止突部24aに対応する係止孔22aが形成されている。そして、パッキン22は、その係止孔22aに挿入された係止突部24aの先端の規制片24cにより抜け止めされた状態でキャップ本体部21に保持されている。
パッキン22は、連通部としてのスリット22bを有する。スリット22bは、パッキン22をキャップ本体部21に取り付けた状態で、キャップ本体部21の通気孔24bに対して周方向に略90度ずれるようになっている。これにより、パッキン22は、スリット22bが前記通気孔24bに対して迷路構造となるようにキャップ本体部21に配置されることとなる。なお、本実施の形態では、スリット22bは、パッキン22の中央(係止孔22a)よりパッキン22の径方向外側端部寄りに設けられている。
次に、本実施形態のウォッシャタンク1の作用を説明する。
本実施形態のウォッシャタンク1は、第1及び第2タンク部材11,12からなる貯留室R内にウォッシャ液Wが貯留されている。そしてウォッシャタンク1は、図示しないウォッシャポンプと接続され、該ウォッシャポンプを介してフロントガラス等にウォッシャ液を供給可能となっている。
また、キャビンC1の傾倒に伴ってウォッシャタンク1が正常位置から所定角度傾倒されると、ウォッシャタンク1内のウォッシャ液Wがウォッシャタンク1内の貯留室Rの形状に倣って移動する。この際、インレット13の近傍に設けられた規制リブ15によって、インレット13内におけるウォッシャ液Wの液面W1の上昇が規制される。規制リブ15によって規制される液面W1の位置は、鉛直方向においてパッキン22のスリット22bよりも下方に位置することとなり、スリット22bからの液漏れが抑えられている。これにより、インレット13(開口部13a)からの液漏れが抑えられている。
次に、本実施形態の効果を記載する。
(1)タンク本体部10が所定角度に傾倒した状態でインレット13側へのウォッシャ液Wの移動を規制する規制リブ15を有するため、傾倒時におけるインレット13からの液漏れを抑えることができる。
(2)タンク本体部10の内面から延出する規制リブ15により規制部が構成されることで、別部材を設ける必要がないため部品点数の増加を抑えることができる。
(3)規制リブ15が第1タンク部材11の筒状部11cの延びる方向と平行な方向に延びるように構成されるため、第1タンク部材11を金型で成型する際に規制リブ15の型抜き方向を筒状部11cと同方向とすることができる。つまり、規制リブ15を容易に形成することが可能となる。
(4)インレット13からウォッシャタンク1内にウォッシャ液W(液体)を流入させる際に、規制リブ15に切り欠き部15bが設けられることで、規制リブ15によるウォッシャタンク1内のウォッシャ液Wの貯留量の低下が抑えられる。また、切り欠き部15bは所定角度傾倒時におい規制リブ15の内で相対的に鉛直方向下側に位置するため、規制リブ15による上側の部位で液面W1を調整するため、インレット13側へのウォッシャ液Wの移動を規制する際の影響を抑えることができる。
(5)スリット22bは、前記所定角度傾倒時における規制リブ15によって規制されたウォッシャ液Wの液面W1よりも鉛直方向上側に設けられるため、スリット22bからのウォッシャ液Wの漏れを抑えられる。
(6)例えば所定角度傾倒時において、インレット13内における液面W1の位置を維持させる場合、インレット13から規制リブ15を離間させるほど、規制リブ15の延出長さを長くする必要がある。そこで、本実施形態では規制リブ15をインレット13の近傍に設ける構成であるため、規制リブ15の延出長さを短くできる。
(7)パッキン22は、スリット22bが通気孔24bに対して迷路構造となるようにキャップ本体部21に配置されているため、スリット22bから万一ウォッシャ液Wが漏れた場合であっても、迷路構造により通気孔24bから外部に漏れることが抑えられる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、規制部として上壁11dから規制リブ15が下方に延出するような構成を採用したが、これに限らない。例えば、上壁11dの形状を湾曲させることで規制リブ15と同様の効果を奏する構成としてもよい。
・上記実施形態では、規制リブ15の延出方向を筒状部11cの延びる方向と平行(同方向)となるように構成したが、これに限らず、筒状部11cと交差する方向に延びる構成としてもよい。例えば所定角度傾倒時において、インレット13内における液面W1の位置を維持させる場合、規制リブを筒状部11cの延びる方向から前方側に傾けることで、規制リブの延出長さを短くすることができる。
・上記実施形態では、第1タンク部材11を下方から見た時の規制リブ15が略L字状をなすような構成としたが、これに限定されるものではなく、規制リブ15と各内面11e,11fとで開口部13cを囲むように構成されていればよい。例えば、第1タンク部材11を下方から見た時に規制リブが前方に開口する略U字状をなすように構成されていてもよい。
・上記実施形態では、パッキン22が連通部としてのスリット22bを有することとしたが、これに限定されることはなく、パッキン22が連通部を有していればよい。ここで、連通部は、キャップ本体部21の通気孔24bとタンク本体部10(貯留室R)とを連通可能とするものであり、切り込みや貫通孔であってもよい。
・上記実施形態では、スリット22bを所定角度傾倒時における規制リブ15によって規制されたウォッシャ液Wの液面W1よりも鉛直方向上側に位置するような構成としたが、これに限らない。例えば、スリット22bが液面W1よりも鉛直方向下側に位置し、キャップ本体部21の通気孔24bが液面W1よりも鉛直方向上側に位置する構成としてもよい。つまり、スリット22b及び通気孔24bの少なくとも一方が液面W1よりも鉛直方向上方に位置する構成にすればよい。これによってインレット13からの液漏れを抑えることができる。
・上記実施形態では、スリット22bの位置を通気孔24bの位置に対して周方向に略90度ずらした迷路構造としたが、これに限定されることはない。例えば、スリット22bの位置と通気孔24bの位置が周方向において同位置となるような構造としてもよい。また、スリット22bの位置を通気孔24bの位置に対して周方向に略180度ずらしてもよい。
・上記実施形態では、インレット13を前方に設ける構成としたが、これに限らず、後方にインレット13を設ける構成を採用してもよい。また、インレット13の開口方向を前方を向くように設定したが、これに限らず、その方向は車両Cにおける配置構造によって任意に変更可能である。
・上記実施形態並びに各変形例は適宜組み合わせてもよい。
1…ウォッシャタンク、10…タンク本体部、11…第1タンク部材、11a…開口部、11c…筒状部、11d…上壁、11e…内面、12…第2タンク部材、12a…開口部、13…インレット、13a,13c…開口部、15…規制リブ(規制部)、15b…切り欠き部、20…キャップ、21…キャップ本体部、22…パッキン、22b…スリット(連通部)、24b…通気孔、C…車両、R…貯留室、C1…キャビン、W…ウォッシャ液(液体)、W1…液面。

Claims (3)

  1. キャビンを正常位置から所定角度傾倒可能な車両の前記キャビンに搭載されるものであり、内部に液体を貯留する貯留室と該貯留室に対して液体を導入するインレットとを有するタンク本体部を備えたウォッシャタンクであって、
    前記タンク本体部は、該タンク本体部の内面から延出するリブである規制部を有し、該規制部は、前記所定角度に傾倒した際の液体の液面を規制して前記インレット側への液体の移動を規制するものであって、
    前記規制部は、前記所定角度に傾倒した際に前記規制部の内で鉛直方向下側に位置する切り欠き部を有することを特徴とするウォッシャタンク。
  2. 請求項に記載のウォッシャタンクであって、
    前記タンク本体部は、有底筒状の第1及び第2タンク部材を有し、該第1及び第2タンク部材の開口部同士を対向させた状態で液密に接合されるものであり、
    前記第1タンク部材は、筒状部と、該筒状部の端部を閉塞する上壁とを有し、
    前記インレットは、前記第2タンク部材よりも相対的に上方に位置する前記第1タンク部材に設けられ、
    前記規制部は、前記筒状部の延びる方向と平行な方向に延びて前記インレットの前記貯留室側の開口部を前記筒状部とともに囲うように設けられることを特徴とするウォッシャタンク。
  3. 請求項1又は2に記載のウォッシャタンクであって、
    前記インレットには、前記インレットの開口部を閉塞するキャップが設けられ、
    前記キャップは、通気孔を有するキャップ本体部と、前記キャップ本体部の内側に配置されるとともに、前記キャップ本体部の前記通気孔と前記タンク本体部とを連通可能な連通部を有するパッキンとを有し、
    前記連通部は、前記所定角度傾倒した際における前記規制部によって規制された前記液体の液面よりも鉛直方向上側に設けられることを特徴とするウォッシャタンク。
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