JP6929511B2 - 撮像素子、及び、撮像装置 - Google Patents
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Description
発明の第2の態様によると、撮像装置は、第1の態様による撮像素子と、フォーカスレンズを有する光学系による像を撮像する前記撮像素子の前記第1の画素から出力される信号と前記第2の画素から出力される信号とに基づいて画像データを生成する画像生成部と、前記撮像素子の前記第3の画素から出力される信号に基づいて、前記光学系による像が前記撮像素子に合焦するよう前記フォーカスレンズの位置を制御する制御部と、を備える。
図1は、第1の実施の形態に係る撮像装置の一例である電子カメラ1(以下、カメラ1と称する)の構成例を示す図である。カメラ1は、カメラボディ2と交換レンズ3とにより構成される。交換レンズ3は、不図示のマウント部を介してカメラボディ2に着脱可能に装着される。カメラボディ2に交換レンズ3が装着されると、カメラボディ2側の接続部202と交換レンズ3側の接続部302とが接続され、カメラボディ2及び交換レンズ3間の通信が可能となる。
(1)撮像素子22は、第1の分光特性を有する第1のフィルタ(例えばGのカラーフィルタ)を有し、第1のフィルタを透過した光を光電変換して生成された電荷に基づく信号を出力する第1の画素(撮像画素)と、第1の画素と隣に配置された、第2の分光特性を有する第2のフィルタ(例えばBのカラーフィルタ)を有し、第2のフィルタを透過した光を光電変換して生成された電荷に基づく信号を出力する第2の画素(撮像画素)と、第3の分光特性を有する第3のフィルタ(例えばWのカラーフィルタ)を有し、隣に配置された第1の画素の第1のフィルタと第3のフィルタとの間に、第2のフィルタを透過する光の波長の少なくとも一部の波長の光を透過する第4の分光特性を有する第4のフィルタ(例えばBのカラーフィルタ)を有し、第3のフィルタを透過した光を光電変換して生成された電荷に基づく、焦点検出を行うための信号を出力する第3の画素(焦点検出画素)と、を備える。このようにしたので、焦点検出画素の隣に配置された撮像画素と、この焦点検出画素の近傍に位置する撮像画素の隣に配置された撮像画素とは、互いに略同一の波長域のクロストーク光の影響を受ける。このため、両方の撮像画素からの画素信号に、クロストーク光に起因する差異が生じることを抑制することができる。この結果、撮像画素からの撮像信号に基づく画像に色づきが生じて、画質が低下することを防ぐことができる。
態と組み合わせることも可能である。
上述した実施の形態では、焦点検出画素11、13には、Wのカラーフィルタ51を囲むようにクロストーク光制限用のカラーフィルタ52が配置される例について説明したが、これに限定されず、必要な方向にのみクロストーク光制限用のカラーフィルタ52を配置するようにしてもよい。焦点検出画素11、13には、図8(a)に示すように、行方向(水平方向)にのみクロストーク光制限用のカラーフィルタ52を配置してもよい。例えば、焦点検出画素11、13から上下の撮像画素12へのクロストーク光よりも、焦点検出画素11、13から左右の撮像画素12へのクロストーク光が多い場合には、図8(a)に示すようにカラーフィルタ52を配置する。
図9は、変形例2に係る撮像素子の画素の構成例を説明するための図である。図9(a)に示すクロストーク光制限用のカラーフィルタ52は、その外側の縁部が焦点検出画素11、13と撮像画素12との境界80に接するように、焦点検出画素11、13内に配置される。即ち、図9(a)に示すクロストーク光制限用のカラーフィルタ52は、その全体が焦点検出画素11、13の領域内に配置される。このようにクロストーク光制限用のカラーフィルタ52を焦点検出画素の領域内に設けることによって、クロストーク光制限用のカラーフィルタ52は、隣接する撮像画素12への入射光を遮ることはない。
上述した実施の形態では、撮像素子22に、原色系(RGB)のカラーフィルタを用いる場合について説明したが、補色系(CMY)のカラーフィルタを用いるようにしてもよい。
上述した実施の形態では、焦点検出画素11、13には、Wのカラーフィルタ51を配置する例について説明したが、これに限定されない。例えば、焦点検出画素11、13には、カラーフィルタ51として、Gのカラーフィルタを透過する光の少なくとも一部の波長の光とBのカラーフィルタを透過する光の少なくとも一部の波長の光とが透過する分光特性を有するフィルタを配置してもよい。また、焦点検出画素11、13には、カラーフィルタ51として、Gの波長域の光とBの波長域の光とを透過するカラーフィルタを配置してもよい。Gのカラーフィルタや、Cy(シアン)のカラーフィルタを配置してもよい。
上述した実施の形態では、光電変換部としてフォトダイオードを用いる例について説明した。しかし、光電変換部として光電変換膜を用いるようにしてもよい。
上述した実施の形態では、1画素に1つの光電変換部を配置する例について説明したが、画素の構成はこれに限らない。画素の構成を、1画素あたり2つ以上の光電変換部を有する構成にしてもよい。
上述の実施の形態及び変形例で説明した撮像素子及び撮像装置は、カメラ、スマートフォン、タブレット、PCに内蔵のカメラ、車載カメラ、無人航空機(ドローン、ラジコン機等)に搭載されるカメラ等に適用されてもよい。
Claims (13)
- 第1の分光特性を有する第1のフィルタを有し、前記第1のフィルタを透過した光を光電変換して生成された電荷に基づく信号を出力する第1の画素と、
第2の分光特性を有する第2のフィルタを有し、前記第2のフィルタを透過した光を光電変換して生成された電荷に基づく信号を出力する第2の画素と、
第3の分光特性を有する第3のフィルタと、隣に配置された前記第1の画素の前記第1のフィルタと前記第3のフィルタとの間に第2のフィルタを透過する光の波長の少なくとも一部の波長の光を透過する第4の分光特性を有する第4のフィルタとを有し、前記第3のフィルタを透過した光を光電変換して生成された電荷に基づく、焦点検出を行うための信号を出力する第3の画素と、
を備え、
前記第1の画素と前記第2の画素とが隣り合う画素列と、前記第1の画素と前記第3の画素とが隣り合う画素列とを有する撮像素子。 - 請求項1に記載の撮像素子において、
前記第4のフィルタは、前記第2の分光特性を有する撮像素子。 - 請求項1または請求項2に記載の撮像素子において、
前記第1の画素は、前記第1のフィルタおよび前記第4のフィルタの少なくとも一方を透過した光を光電変換して生成された電荷に基づく信号を出力する撮像素子。 - 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の撮像素子において、
前記第1の画素と前記第3の画素とは、それぞれマイクロレンズを有し、
前記第1の画素は、前記第3の画素のマイクロレンズを透過して、前記第1の画素のマイクロレンズの光軸に対して斜めに入射した光を光電変換して生成された電荷に基づく信号を出力する撮像素子。 - 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の撮像素子において、
前記第2のフィルタは、光が入射する第1の方向に第1の幅を有し、
前記第4のフィルタは、前記第1の方向に前記第1の幅と略同一の幅を有する撮像素子。 - 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の撮像素子において、
光が入射する方向と交差する第2の方向における前記第4のフィルタの幅をW、前記第3の画素と前記第3の画素と隣り合う前記第1の画素との間隔をLとすると、W/L=5%〜20%が成り立つ撮像素子。 - 請求項6に記載の撮像素子において、
複数の前記第3の画素を有し、
複数の前記第3の画素がそれぞれ有する、前記第2の方向における前記第4のフィルタの幅は異なる撮像素子。 - 請求項7に記載の撮像素子において、
前記第2の方向における前記第4のフィルタの幅は、前記撮像素子の中心から離れるほど大きくなる撮像素子。 - 請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の撮像素子において、
前記第3の画素は、4つの前記第1の画素に囲まれ、4つの前記第1の画素の前記第1のフィルタと前記第3のフィルタとの間に前記第4のフィルタを有する撮像素子。 - 請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載の撮像素子において、
前記第3のフィルタは、前記第1のフィルタを透過する光の少なくとも一部の波長の光と、前記第2のフィルタを透過する光の少なくとも一部の波長の光とが透過する前記第3の分光特性を有する撮像素子。 - 請求項1から請求項10までのいずれか一項に記載の撮像素子において、
前記第1のフィルタは、第1の波長を有する光を透過し、
前記第2のフィルタは、前記第1の波長よりも短い第2の波長を有する光を透過し、
前記第3のフィルタは、前記第1の波長の光と前記第2の波長の光とを透過する前記第3の分光特性を有する撮像素子。 - 請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載の撮像素子において、
前記第3のフィルタは、前記第1の分光特性を有する撮像素子。 - 請求項1から請求項12までのいずれか一項に記載の撮像素子と、
フォーカスレンズを有する光学系による像を撮像する前記撮像素子の前記第1の画素から出力される信号と前記第2の画素から出力される信号とに基づいて画像データを生成する画像生成部と、
前記撮像素子の前記第3の画素から出力される信号に基づいて、前記光学系による像が前記撮像素子に合焦するよう前記フォーカスレンズの位置を制御する制御部と、
を備える撮像装置。
Priority Applications (1)
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JP2017074778A JP6929511B2 (ja) | 2017-04-04 | 2017-04-04 | 撮像素子、及び、撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017074778A JP6929511B2 (ja) | 2017-04-04 | 2017-04-04 | 撮像素子、及び、撮像装置 |
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JP2018182397A JP2018182397A (ja) | 2018-11-15 |
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ID=64276154
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JP2017074778A Active JP6929511B2 (ja) | 2017-04-04 | 2017-04-04 | 撮像素子、及び、撮像装置 |
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