JP6927567B2 - 行動評価情報蓄積システム及び行動評価情報蓄積方法 - Google Patents

行動評価情報蓄積システム及び行動評価情報蓄積方法 Download PDF

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Description

本発明は、行動評価情報蓄積システム及び行動評価情報蓄積方法に関する。
近年、携帯電話等の携帯可能な情報処理端末が普及してきている。それに伴い、このような情報処理端末を用いて、交通機関等において、他人の特定の行動(例えば、補助等)を希望する人(以下、希望者と記載する。)と、その希望者の希望に応えた行動を実行できる人(以下、行動可能者と記載する。)とをマッチングするためのシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された情報処理システムは、近距離通信によって互いに通信可能な2つの通信端末を備えている。以下、一方の通信端末を第1ユーザの通信端末と記載し、他方の通信端末を第2ユーザの通信端末を記載する。
特許文献1に開示された情報処理システムでは、第1ユーザの通信端末によって、第1ユーザ(例えば、妊婦)の状況が、助けを必要とする状況であるか否かが判断される。第1ユーザの状況が、助けを必要とする状況である場合には、そのことを示す状況情報が第1ユーザの通信端末によって生成され、生成された状況情報が第2ユーザ(例えば、席を譲る気持ちが有る人)の通信端末に通知される。第2ユーザの通信端末は、状況情報を受信すると、例えば、第2ユーザに対して、親切推奨通知を行う。
国際公開第2017/018015号
特許文献1には、上記のシステムによって、助けを必要としている人と、親切を行いたい人とのマッチングが行われて、日常的な親切行為のハードルが下がり、親切を行う機会が増加することが記載されている。
ところで、上記のようなマッチングを行うためのシステムについて本発明者らが研究を進める中で、上記のような親切行為等が行われている状況を分析したいという要望が出てきた。
そこで、本発明の目的の一例は、任意の希望者の希望に応じて他人が行動を起こしている状況を分析するための情報を蓄積することができる、行動評価情報蓄積システム及び行動評価情報蓄積方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における行動評価情報蓄積システムは、
他人の特定の行動を希望する複数の希望者にそれぞれ保持され、前記他人による前記特定の行動を希望する前記希望者の意思を知らせるための意思信号を発信する、複数の意思信号発信装置と、
前記意思信号発信装置が所定の通信領域内に位置している場合に前記意思信号発信装置との間で無線通信可能になり、かつ前記意思信号発信装置が発信した前記意思信号を受信した場合に前記特定の行動を促す通知を行う、通知装置と、
前記特定の行動を実行した実行者がいた場合に、前記実行を評価するための前記希望者又は第三者による操作に基づいて、自身の識別情報を発信する、複数の評価装置と、
前記実行者又は第三者に保持され、前記評価装置が所定の通信領域内に位置している場合に前記評価装置との間で無線通信可能になり、かつ前記評価装置が発信した識別情報を受信して記憶する、複数の情報収集装置と、
前記情報収集装置が所定の通信領域内に位置している場合に前記情報収集装置との間で無線通信可能になる、複数の蓄積装置と、を備え、
前記複数の情報収集装置はそれぞれ、前記蓄積装置と無線通信可能になった場合に、記憶している前記評価装置の識別情報を前記蓄積装置に送信し、
前記蓄積装置は、前記複数の情報収集装置から送信された前記評価装置の識別情報を蓄積する、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における行動評価情報蓄積方法は、
複数の意思信号発信装置と、通知装置と、複数の評価装置と、複数の情報収集装置と、複数の蓄積装置とを用いて、任意の希望者の希望に応じて他人が行動を起こしている状況を分析するための情報を蓄積する方法であって、
(a)前記複数の意思信号発信装置のいずれかから、他人による特定の行動を希望する希望者の意思を知らせるための意思信号を発信する、ステップと、
(b)前記通知装置において、前記(a)のステップで発信された前記意思信号を受信した場合に前記特定の行動を促す通知を行う、ステップと、
(c)前記特定の行動を実行した実行者がいた場合に、前記複数の評価装置のいずれかにおいて、前記実行を評価するための前記希望者又は第三者による操作に基づいて、自身の識別情報を発信する、ステップと、
(d)前記複数の情報収集装置のいずれかにおいて、前記(c)のステップで発信された識別情報を受信して記憶する、ステップと、
(e)前記複数の情報収集装置のいずれかにおいて、前記(d)のステップで記憶した前記識別情報を発信する、ステップと、
(f)前記複数の蓄積装置のいずれかにおいて、前記(e)のステップで発信された識別情報を蓄積する、ステップと、
を備えることを特徴とする。
以上のように本発明によれば、任意の希望者の希望に応じて他人が行動を起こしている状況を分析するための情報を蓄積することができる。
図1は、本発明の実施の形態における行動評価情報蓄積システムの概略構成を示す図である。 図2は、行動評価情報蓄積システムの利用例を説明するための図である。 図3は、行動評価情報蓄積システムの利用例を説明するための図である。 図4は、行動評価情報蓄積システムの利用例を説明するための図である。 図5は、本発明の実施の形態における行動評価情報蓄積システムを構成する各装置の具体的構成を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態における行動評価情報蓄積システムの動作を示すフロー図である。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態における行動評価情報蓄積システム及び行動評価情報蓄積方法について、図1〜6を参照しながら説明する。
[システム構成]
最初に、図1を用いて、本発明の実施の形態における行動評価情報蓄積システムの概略構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態における行動評価情報蓄積システムの概略構成を示す図である。
図1を参照して、本実施の形態における行動評価情報蓄積システム100(以下、蓄積システム100と略記する。)は、複数の意思信号発信装置10(以下、発信装置10と略記する。)と、通知装置12と、複数の評価装置14と、複数の情報収集装置16と、複数の蓄積装置18とを備えている。なお、図1の例では、発信装置10、評価装置14、情報収集装置16、及び蓄積装置18がそれぞれ2つずつ示されているが、発信装置10、評価装置14、情報収集装置16、及び蓄積装置18の数は図1の例に限定されない。また、蓄積システム100が複数の通知装置12を備えていても良い。
複数の発信装置10はそれぞれ、他人の特定の行動を希望する希望者に保持される。発信装置10は、前記特定の行動を希望するという希望者の意思を、該希望者以外の人に知らせるための意思信号を発信する。なお、希望者が希望する特定の行動としては、例えば、公共交通機関、フードコート、公園及び図書館等において座席を譲る行動を挙げることができる。また、本実施形態では、例えば、複数の発信装置10それぞれに、互いに異なる識別情報が設定され、各発信装置10が、自身の識別情報を意思信号として発信してもよい。なお、発信装置10が発信する意思信号は特別な情報を含んでいなくても良く、通知装置12に、後述する通知を実行させる信号であればよい。
通知装置12は、発信装置10が所定の通信領域内に位置している場合に発信装置10との間で無線通信可能になる。通知装置12は、発信装置10が発信した意思信号を受信した場合に、希望者が希望する特定の行動を促す通知を行う。なお、後述するように、通知装置12は、移動体(例えば、バス、船舶、鉄道車両等の輸送機器)に設けられても良く、フードコート、公園及び図書館等において非移動体に設けられても良い。本実施形態では、発信装置10及び通知装置12は、例えば、WiFi(登録商標)及びBluetooth(登録商標)等の公知の近距離無線通信の通信規格を利用して通信を行うことができる。
複数の評価装置14はそれぞれ、前記特定の行動を実行した者(以下、実行者と記載する。)がいた場合に、その特定の行動の実行を評価するために前記希望者又は第三者(希望者及び実行者以外の人)によって操作される。評価装置14は、希望者又は第三者の操作に基づいて、自身の識別情報を発信する。なお、本実施形態では、複数の評価装置14は、互いに異なる識別情報を保有している。
複数の情報収集装置16はそれぞれ、実行者又は第三者に保持される。情報収集装置16は、評価装置14が所定の通信領域内に位置している場合に評価装置14との間で無線通信可能になる。情報収集装置16は、評価装置14が発信した識別情報を受信して記憶する。本実施形態では、評価装置14及び情報収集装置16は、例えば、WiFi(登録商標)及びBluetooth(登録商標)等の公知の近距離無線通信の通信規格を利用して通信を行うことができる。なお、希望者が第三者となる場合もありえるので、希望者が評価装置14及び情報収集装置16を保持していてもよい。
複数の蓄積装置18はそれぞれ、情報収集装置16が所定の通信領域内に位置している場合に情報収集装置16との間で無線通信可能になる。本実施形態では、各情報収集装置16は、蓄積装置18と無線通信可能になった場合に、記憶している評価装置14の前記識別情報を蓄積装置18に送信する。蓄積装置18は、複数の情報収集装置16から送信された評価装置14の識別情報を蓄積する。本実施形態では、情報収集装置16及び蓄積装置18は、例えば、WiFi(登録商標)及びBluetooth(登録商標)等の公知の近距離無線通信の通信規格を利用して通信を行うことができる。
以上のように、本実施形態では、任意の希望者の希望に応じて他人が特定の行動を実行した場合に、その行動を確認した前記希望者又は第三者が評価装置14を操作することによって、操作された評価装置14の識別情報が情報収集装置16に送信される。情報収集装置16は、1又は複数の評価装置14から送信された識別情報を記憶し、記憶した各評価装置14の識別情報を蓄積装置18に送信する。各蓄積装置18は、各情報収集装置16から送信された1又は複数の評価装置14の識別情報を蓄積する。このように、蓄積装置18には、各情報収集装置16が収集した評価装置14の識別情報が蓄積される。したがって、蓄積システム100の利用者は、蓄積装置18に蓄積された各評価装置14の識別情報を分析することによって、任意の希望者の希望に応じて他人が行動を起こしている状況を分析することができる。より具体的には、本実施形態では、複数の蓄積装置18においてそれぞれ評価装置14の識別情報が蓄積されるので、蓄積装置18の設置場所(設置地域、設置施設等)を考慮した分析を行うことができる。その結果、例えば、設置場所ごとの社会満足度(Social Satisfaction)の評価が可能になる。具体的には、例えば、蓄積装置18に蓄積された識別情報の数を、前記希望者又は第三者の満足度を示す指標として用いることによって、地域及び公共施設等における社会満足度の評価が可能になる。
また、本実施形態では、希望者は、発信装置10から意思信号を発信することによって特定の行動を希望しているという意思を周囲の人に伝達でき、希望者の周囲の人は、通知装置12によって、その希望者の意思を認識できる。これにより、文字及び言葉を使わずに、希望者と、希望者の希望に応える人(実行者)とのマッチングをスムーズに行うことができる。その結果、希望者及び実行者の精神的負担も軽減することが可能になる。
[システムの利用例]
次に、蓄積システム100の利用例について簡単に説明する。図2から図4は、路線バスにおける蓄積システム100の利用例を説明するための図である。
図2には、路線バス50(以下、バス50と略記する。)と、バス50に乗車している複数のバス利用者20が示されている。なお、図2の例では、2人のバス利用者20が発信装置10を保持している。通知装置12は、バス50内の前方部に設置されている。図2の例では、通知装置12は、後述するように、LED等を用いた発光器具を有し、発信装置10から意思信号を受信した場合に、点灯するように構成されている。また、図示は省略するが、全てのバス利用者20がそれぞれ、評価装置14及び情報収集装置16を有しているものとする。図3を参照して、蓄積装置18は、バスの停留所60(以下、バス停60と略記する。)ごとに設置されている。
図2に示す例では、バス50内に発信装置10が存在する場合に、発信装置10から発信された意思信号が通知装置12によって受信されるように、発信装置10及び通知装置12が構成されている。したがって、図2に示す例では、バス50内に発信装置10を保持した2人のバス利用者20が存在するので、通知装置12が点灯している。なお、本例においては、希望者(発信装置10を保持するバス利用者20)が希望する特定の行動とは、席を譲るという行動である。
このような状況において、例えば、図4に示すように、通知装置12の点灯を確認した数人のバス利用者20が席を譲るために立ち上がったとする。この行動を確認したバス利用者20は、その行動を評価するために、自身が保持している評価装置14を操作して、評価装置14の識別信号を送信する。各評価装置14から送信された識別信号は、その評価装置14と通信可能な領域に位置している1又は複数の情報収集装置16に受信され、記憶される。このようにして、各情報収集装置16に、1又は複数の評価装置14の識別情報が記憶される。
図3を参照して、バス停60においてバス利用者20が降車する際に、そのバス利用者20が保持する情報収集装置16(図1参照)に評価装置14の識別情報が記憶されている場合には、その識別情報が蓄積装置18に送信される。これにより、各蓄積装置18において、情報収集装置16によって収集された1又は複数の評価装置14の識別情報が蓄積される。このように、図2から図4に示した例では、バス停60ごとに設置された蓄積装置18において、評価装置14の識別情報を蓄積することができるので、蓄積システム100の利用者は、地域ごとの社会満足度の評価を行うことができる。
なお、図2から図4に示した例は、蓄積システム100の使用方法の一例であり、蓄積システム100の使用方法は上述の例に限定されない。例えば、バス50内の複数の位置に、通知装置12が設置されていても良い。また、例えば、複数のバス利用者20がそれぞれ通知装置12を保持していても良い。この場合、通知装置12は、後述するように、例えば、意思信号を受信した場合に振動するように構成される。また、評価装置14は、バス利用者20によって保持されていなくても良い。例えば、評価装置14が所定の位置に設置されていてもよい。具体的には、座席ごとに評価装置14が設置されていても良い。また、蓄積装置18の設置位置も適宜変更することができる。例えば、信号機ごとに蓄積装置18を設置してもよい。
また、図示は省略するが、蓄積システム100を鉄道において利用する場合には、例えば、各車両内において乗客が視認できる位置に通知装置12を設け、通知装置12を点灯又は点滅等させることによって、希望者が希望する特定の行動を乗客に促しても良い。この場合には、蓄積装置18は、駅ごと(例えば、各改札口)に設置されても良い。なお、蓄積システム100を鉄道において利用する場合も、上記の場合と同様に、鉄道利用者がそれぞれ通知装置12を保持していても良い。
また、詳細な説明は省略するが、蓄積システム100は、フードコート、病院、公園又は図書館において利用することもできるし、他の種々の公共施設においても適宜利用することができる。
続いて、図5を用いて、蓄積システム100を構成する各装置の具体的構成について説明する。図5は、蓄積システム100を構成する各装置の具体的構成を示す図である。
図5に示すように、各発信装置10は、例えば、制御部10aと、制御部10aの制御に基づいて前記意思信号を生成する信号生成部10bと、信号生成部10bが生成した意思信号を発信する発信部10cとを有している。
発信装置10としては、例えば、ウェアラブル端末、タブレット型端末及びスマートフォン等の携帯型の端末装置を用いることができる。本実施形態では、制御部10aは、希望者の操作に基づいて、信号生成部10bを制御して、信号生成部10bに意思信号を生成させる。
また、例えば、前記希望者が利用する杖等の歩行補助具を発信装置10として用いても良く、希望者が身に付ける物(ブレスレット、時計等)を発信装置10として用いても良い。これらの場合、コンピュータによって構築された制御部10a及び信号生成部10bに加えて更に、9軸センサ等のセンサ(図示せず)を発信装置10に取り付けてもよい。そして、センサの検出値が所定の条件を満たす場合に、制御部10aが信号生成部10bを制御して、信号生成部10bに意思信号を生成させてもよい。すなわち、センサによって希望者の動作(例えば、杖の握りを前後させる動作、腕を振る動作等)を検出し、検出した動作に基づいて、信号生成部10bにおいて意思信号を生成してもよい。このようにセンサによって検出した希望者の動作に基づいて意思信号を生成することによって、高齢者、障碍者、及び妊婦等が希望者である場合でも、簡単な動作によって、発信装置10から容易に意思信号を発信することができる。
なお、詳細な説明は省略するが、前記杖及びブレスレット等に操作ボタンを設け、希望者が操作ボタンを操作した場合に意思信号が発信されるように発信装置10を構成してもよい。
また、希望者の操作を必要とせずに意思信号を発信するように、発信装置10を構成してもよい。この場合、例えば、公知のRFID(Radio Frequency Identification)タグを発信装置10として用いることができる。
通知装置12は、例えば、発信装置10が発信した意思信号を受信する受信部12aと、制御部12bと、通知部12cとを有している。制御部12bは、受信部12aが意思信号を受信した場合に、通知部12cを制御して、通知部12cによって前記特定の行動を促す通知を行う。
通知装置12としては、例えば、ウェアラブル端末、タブレット型端末及びスマートフォン等の携帯型の端末装置を用いることができる。通知部12cは、例えば、振動発生装置及び/又は表示装置を用いて構成することができる。例えば、振動発生装置を用いて通知部12cを構成する場合、制御部12bは、受信部12aが意思信号を受信した場合に、振動発生装置(通知部12c)を駆動して、通知装置12を振動させる。この場合、通知装置12を保持している人は、通知装置12が振動することによって、自分の近くに、前記特定の動作を希望する希望者が存在することを認識することができる。また、例えば、表示装置を用いて通知部12cを構成する場合、制御部12bは、受信部12aが意思信号を受信した場合に、表示装置に、前記特定の動作を希望している人の存在を知らせるためのテキスト又は画像等を表示させる。この場合、通知装置12を保持している人は、通知部12cに表示されたテキスト等を確認することによって、自分の近くに、前記特定の動作を希望する希望者が存在することを認識することができる。
また、通知装置12は、任意の場所に設置される設置型の装置であっても良く、例えば、通知部12cとして、LED等を用いた発光器具を有していても良い。この場合、制御部12bは、受信部12aが意思信号を受信した場合に、例えば、通知部12cを点灯又は点滅させる。これにより、通知装置12の周囲にいる人は、通知部12cの点灯又は点滅を確認することによって、自分の近くに、前記特定の動作を希望する希望者が存在することを認識することができる。
評価装置14は、例えば、制御部14a及び発信部14bを有している。評価装置14としては、例えば、ウェアラブル端末、タブレット型端末及びスマートフォン等の携帯型の端末装置を用いることができる。本実施形態では、制御部14aは、希望者又は第三者の操作に基づいて、評価装置14ごとに予め設定された識別情報を発信部14bから発信する。なお、本実施形態では、発信装置10と評価装置14とが、同一の装置であっても良い。すなわち、発信装置10及び評価装置14の機能が、一つの装置によって実現されていてもよい。
情報収集装置16は、例えば、送受信部16a、制御部16b及び記憶部16cを有している。情報収集装置16としては、例えば、ウェアラブル端末、タブレット型端末及びスマートフォン等の携帯型の端末装置を用いることができる。本実施形態では、送受信部16aは、所定の通信領域内に位置する評価装置14から識別情報を受信する。制御部16bは、送受信部16aが受信した識別情報を記憶部16cに記憶させる。本実施形態では、制御部16bは、各評価装置14の識別情報を、その識別情報の受信時刻と紐付けて、記憶部16cに記憶させる。また、制御部16bは、記憶部16cに記憶されている識別情報及びその受信時刻を、所定の通信領域内に位置する蓄積装置18に対して、送受信部16aから送信する。本実施形態では、制御部16bは、評価装置14の識別情報及び受信時刻に加えて更に、情報収集装置16ごとに設定された識別情報を蓄積装置18に送信する。なお、本実施形態では、情報収集装置16は、発信装置10及び/又は評価装置14と同一の装置であっても良い。すなわち、情報収集装置16の機能と、発信装置10及び/又は評価装置14の機能とが、一つの装置によって実現されていてもよい。以下においては、評価装置14の識別情報を、評価装置識別情報と記載し、情報収集装置16の識別情報を、収集装置識別情報と記載する。
蓄積装置18は、例えば、受信部18a、制御部18b及び記憶部18cを有している。受信部18aは、所定の通信領域内に位置する情報収集装置16から、評価装置識別情報及び各評価装置識別情報に紐付けられた受信時刻を受信するとともに、収集装置識別情報を受信する。制御部18bは、情報収集装置16ごとに、その情報収集装置16から受信部18aが受信した評価装置識別情報及び各評価装置識別情報の受信時刻を、記憶部18cに記憶させる。本実施形態では、制御部18bは、受信部18aが受信した評価装置識別情報及び各評価装置識別情報の受信時刻を、それらを送信した情報収集装置16の収集装置識別情報に紐付けて記憶部18cに記憶させる。
このように、本実施形態では、受信時刻に紐付けられた評価装置識別情報が、蓄積装置18に蓄積される。これにより、蓄積システム100の利用者は、蓄積装置18に蓄積された情報に基づいて、任意の希望者の希望に応じて他人が行動を起こしている状況を、時間帯ごとに評価することができる。例えば、希望者の希望に応じた行動が、どの時間帯において多く実行されているのかを評価することができる。
また、本実施形態では、蓄積装置18において、各情報収集装置16が収集した識別情報が、情報収集装置16ごとに蓄積される。これにより、蓄積システム100の利用者は、社会満足度をより詳細に評価することができる。
[システム動作]
次に、本発明の実施の形態における蓄積システムの動作について、図6を用いて説明する。図6は、本発明の実施の形態における行動評価情報蓄積システムの動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜図1及び図5を参酌する。また、本実施の形態では、蓄積システム100を動作させることによって、行動評価情報蓄積方法が実施される。よって、本実施の形態における行動評価情報蓄積方法の説明は、以下の蓄積システム100の動作説明に代える。
図6に示すように、蓄積システム100においては、上述したように、複数の発信装置10のいずれかが、意思信号を発信する(ステップS1)。次に、通知装置12は、発信装置10から発信された意思信号を受信すると、前記特定の行動を促す通知を行う(ステップS2)。
次に、前記特定の行動を実行した実行者がいた場合に、前記希望者又は第三者の操作に基づいて、複数の評価装置14のいずれかが、自身の識別情報を発信する(ステップS3)。本実施形態では、評価装置14は、所定の通信領域内に位置している情報収集装置16に、自身の識別情報を送信する。
次に、複数の情報収集装置16のいずれかが、評価装置14から発信された識別情報を受信して記憶する(ステップS4)。本実施形態では、ステップS4において、情報収集装置16は、前記識別情報を、その識別情報の受信時刻に紐付けて記憶する。
次に、情報収集装置16は、ステップS4において記憶した識別情報を発信する(ステップS5)。本実施形態では、ステップS5において、情報収集装置16は、受信時刻に紐付けられた識別情報を、所定の通信領域内に位置する蓄積装置18へ送信する。
最後に、複数の蓄積装置18のいずれかが、情報収集装置16から発信された各評価装置14の識別情報を蓄積する(ステップS6)。本実施形態では、ステップS6において、蓄積装置18は、受診時刻に紐付けられた評価装置14の識別情報を蓄積する。また、本実施形態では、ステップS6において、蓄積装置18は、情報収集装置16ごとに、その情報収集装置16から受信した各評価装置14の識別情報を蓄積する。
以上のように、本実施形態では、蓄積システム100の利用者は、蓄積装置18に蓄積された各評価装置14の識別情報を分析することによって、任意の希望者の希望に応じて他人が行動を起こしている状況を分析することができる。
以上のように、本発明によれば、任意の希望者の希望に応じて他人が行動を起こしている状況を分析するための情報を蓄積することができる。
10 意思信号発信装置
12 通知装置
14 評価装置
16 情報収集装置
18 蓄積装置
100 行動評価情報蓄積システム

Claims (8)

  1. 他人の特定の行動を希望する複数の希望者にそれぞれ保持され、前記他人による前記特定の行動を希望する前記希望者の意思を知らせるための意思信号を、当該希望者の操作または動作に基づいて発信する、複数の意思信号発信装置と、
    前記意思信号発信装置が所定の通信領域内に位置している場合に前記意思信号発信装置との間で無線通信可能になり、かつ前記意思信号発信装置が発信した前記意思信号を受信した場合に前記特定の行動を促す通知を行う、通知装置と、
    前記特定の行動を実行した実行者前記実行を評価するための前記希望者又は第三者による操作に基づいて、自身の識別情報を発信する、複数の評価装置と、
    前記実行者又は第三者に保持され、前記評価装置が所定の通信領域内に位置している場合に前記評価装置との間で無線通信可能になり、かつ前記評価装置が発信した識別情報を受信して記憶する、複数の情報収集装置と、
    前記情報収集装置が所定の通信領域内に位置している場合に前記情報収集装置との間で無線通信可能になる、複数の蓄積装置と、を備え、
    前記複数の情報収集装置はそれぞれ、前記評価装置の識別情報を、その識別情報の受信時刻と紐付けて記憶し、前記蓄積装置と無線通信可能になった場合に、記憶している前記受信時刻が紐付けられた前記識別情報を前記蓄積装置に送信し、
    前記蓄積装置は、前記複数の情報収集装置から送信された、前記受信時刻が紐付けられた前記識別情報を蓄積する、行動評価情報蓄積システム。
  2. 前記蓄積装置は、鉄道駅ごと、又はバスの停留所ごとに設置される、請求項1に記載の行動評価情報蓄積システム。
  3. 前記蓄積装置は、前記複数の情報収集装置から送信されてきた前記評価装置の識別情報を、前記情報収集装置ごとに蓄積する、請求項1または2に記載の行動評価情報蓄積システム。
  4. 前記通知装置は、移動体に設けられる、請求項1からのいずれかに記載の行動評価情報蓄積システム。
  5. 複数の意思信号発信装置と、通知装置と、複数の評価装置と、複数の情報収集装置と、複数の蓄積装置とを用いて、任意の希望者の希望に応じて他人が行動を起こしている状況を分析するための情報を蓄積する方法であって、
    (a)前記複数の意思信号発信装置のいずれかから、他人による特定の行動を希望する希望者の意思を知らせるための意思信号を、当該希望者の操作または動作に基づいて発信する、ステップと、
    (b)前記通知装置において、前記(a)のステップで発信された前記意思信号を受信した場合に前記特定の行動を促す通知を行う、ステップと、
    (c)記複数の評価装置のいずれかにおいて、前記特定の行動を実行した実行者の前記実行を評価するための前記希望者又は第三者による操作に基づいて、自身の識別情報を発信する、ステップと、
    (d)前記複数の情報収集装置のいずれかにおいて、前記(c)のステップで発信された識別情報を受信し、受信したその識別情報を受信時刻と紐付けて記憶する、ステップと、
    (e)前記複数の情報収集装置のいずれかにおいて、前記(d)のステップで記憶した前記受信時刻が紐付けられた前記識別情報を発信する、ステップと、
    (f)前記複数の蓄積装置のいずれかにおいて、前記(e)のステップで発信された前記受信時刻が紐付けられた前記識別情報を蓄積する、ステップと、
    を備える、行動評価情報蓄積方法。
  6. 前記蓄積装置は、鉄道駅ごと、又はバスの停留所ごとに設置される、請求項に記載の行動評価情報蓄積方法。
  7. 前記(f)のステップでは、前記複数の情報収集装置から送信されてきた前記評価装置の識別情報を、前記情報収集装置ごとに蓄積する、請求項5または6に記載の行動評価情報蓄積方法。
  8. 前記通知装置は、移動体に設けられる、請求項からのいずれかに記載の行動評価情報蓄積方法。
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