JP6927111B2 - 在庫量推移シミュレーション方法及び在庫量推移シミュレーション装置 - Google Patents

在庫量推移シミュレーション方法及び在庫量推移シミュレーション装置 Download PDF

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Description

本発明は、在庫量推移シミュレーション方法及び在庫量推移シミュレーション装置に関する。
複数の製造ライン及び搬送ラインを中間製品又は材料が通過し、多品種の製品が製造されている工場では、製造ライン及び搬送ラインの能率並びにライン前の置き場の容量が考慮される。このような工場では、製造ライン又は搬送ラインの途中で中間製品の在庫が積み上がったり、置き場における中間製品の在庫量が容量を超えたりするような状況は避ける必要がある。したがって、工場への中間製品又は材料の日単位又は時間単位の投入量から先に述べた状況が発生しうるか否かを把握するシミュレーションが求められる。
しかしながら、工場内の物流が複雑であるため、人手による計算では作業が煩雑になり頻繁に検証することは困難である。したがって、コンピュータを用いて仮想的に工場内の物流を再現しシミュレーションする技術及びプログラムが開発されている。
例えば、個々の製品の搬送ルールを決めて時間ステップを順次進め、先の搬送ルールにのっとり製品の移動をシミュレーションする離散シミュレータが知られている。しかしながら、このような離散シミュレータでは、例えば、製品を優先して次製造ラインに流すか等の搬送ルールを状況毎に詳細に人が決める必要があり、対象とする物流が大規模かつ複雑になればなるほど、ルールの決定及びルール内のパラメータの調整作業が困難になる。結果、開発が不可能であるか、又は長期化する恐れがある。
例えば、特許文献1では、ペトリネットによるルートモデルを作成し、状態の遷移を最適化計算により解くことで、シミュレーションの結果が得られる。しかしながら、個々の製品の移動を考慮することから離散変数を含む最適化問題になるため、複数のラインを含む大規模な工場の場合、指数関数的に計算時間が増大し、実用的な時間内に問題が解けない恐れがある。
特許第4987602号公報
複数の製造ライン及び搬送ラインが設けられ、これらのラインに対して設けられた置き場における中間製品の在庫量の推移を予測するシミュレーション方法について、本発明は以上のような状況に鑑みてなされたものである。より具体的には、上記のような問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、大規模かつ複雑な物流に対しても、状況ごとの搬送ルール等を詳細に決める必要がなく、品種ごとの在庫量の推移を実用的な計算時間で予測可能な在庫量推移シミュレーション方法及び在庫量推移シミュレーション装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の一実施形態に係る在庫量推移シミュレーション方法は、
製造ライン及び搬送ラインに対して設けられた置き場における中間製品の在庫量の推移を予測する在庫量推移シミュレーション方法であって、
前記中間製品の量に関する情報と、前記中間製品が通過可能な前記置き場間の経路情報とを含む入力情報を入力するステップと、
入力された前記入力情報に基づく制約式及び評価関数を含む数理モデルを作成するステップと、
作成された前記数理モデルに基づいて、前記置き場における前記中間製品の在庫量の推移を出力するステップと、
を含み、
前記中間製品の量に関する情報は、品種ごとに集約した前記中間製品の重量に基づき連続量として扱われる。
本発明の一実施形態に係る在庫量推移シミュレーション装置は、
製造ライン及び搬送ラインに対して設けられた置き場における中間製品の在庫量の推移を予測する在庫量推移シミュレーション装置であって、
前記中間製品の量に関する情報と、前記中間製品が通過可能な前記置き場間の経路情報とを含む入力情報の入力を受け付ける入力部と、
入力された前記入力情報に基づく制約式及び評価関数を含む数理モデルを作成する処理部と、
作成された前記数理モデルに基づいて、前記置き場における前記中間製品の在庫量の推移を出力する出力部と、
を備え、
前記中間製品の量に関する情報は、品種ごとに集約した前記中間製品の重量に基づき連続量として扱われる。
本発明の一実施形態に係る在庫量推移シミュレーション方法及び在庫量推移シミュレーション装置によれば、大規模かつ複雑な物流に対しても、状況ごとの搬送ルール等を詳細に決める必要がなく、品種ごとの在庫量の推移を実用的な計算時間で予測可能である。
一実施形態に係る在庫量推移シミュレーション方法により物流を検証する工場のレイアウトの一例を示した模式図である。 一実施形態に係る在庫量推移シミュレーション方法のフローチャートである。 一実施形態に係る在庫量推移シミュレーション装置の構成を示すブロック図である。 置き場Aの占有率の推移を表す図である。 置き場Bの占有率の推移を表す図である。 置き場Cの占有率の推移を表す図である。 置き場Dの占有率の推移を表す図である。 置き場Eの占有率の推移を表す図である。 置き場Fの占有率の推移を表す図である。 置き場Gの占有率の推移を表す図である。 置き場Hの占有率の推移を表す図である。 置き場Iの占有率の推移を表す図である。 置き場Jの占有率の推移を表す図である。 置き場Kの占有率の推移を表す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、一実施形態に係る在庫量推移シミュレーション方法により物流を検証する工場のレイアウトの一例を示した模式図である。
例えば、図1に示したレイアウトを有する工場では、4つの製造ラインMA1、MA2、MA3、及びMA4と、6つの搬送ラインC1、C2、C3、C4、C5、及びC6と、が設けられる。製造ラインMA1乃至MA4それぞれは、例えば、冷間圧延設備、焼鈍設備、表面処理設備、検査設備、及び梱包設備等、製鉄に必要とされる任意の製造設備を含む。搬送ラインC1乃至C6それぞれは、例えば、クレーン、コンベア、及び台車等の任意の搬送設備を含む。
例えば、図1に示したレイアウトを有する工場では、製造ラインMA1乃至MA4、及び搬送ラインC1乃至C6に対して、6つの置き場Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、及びY6が設けられる。
図1では、中間製品は、左から右へと処理されながら搬送される。例えば、置き場Y1に配置された中間製品は、搬送ラインC2を通過して製造ラインMA2へと投入される。その後、製造ラインMA2に投入された中間製品は、製造ラインMA2で処理され、製造ラインMA2から搬送ラインC6を通過して置き場Y5へと搬出される。例えば、置き場Y1に配置された中間製品は、搬送ラインC1を通過して製造ラインMA1へと投入される。その後、製造ラインMA1に投入された中間製品は、製造ラインMA1で処理され、製造ラインMA1から搬送ラインC3又はC4を通過して置き場Y3へと搬出される。図1に示したその他の経路に関しても同様の説明が適用される。
図2は、一実施形態に係る在庫量推移シミュレーション方法のフローチャートである。図3は、一実施形態に係る在庫量推移シミュレーション装置10の構成を示すブロック図である。在庫量推移シミュレーション装置10は、入力部11と、処理部12と、出力部13と、を有する。以下では、図2及び図3を参照しながら、第1実施形態に係る在庫量推移シミュレーション方法及び在庫量推移シミュレーション装置10について詳細に説明する。
入力部11は、ユーザ操作を受け付ける任意の入力インタフェースを含む。入力インタフェースは、例えばマウス等のポインティングデバイス、物理キー、又はタッチパネル等を含む。
処理部12は、1つ以上のプロセッサを含む。処理部12は、在庫量推移シミュレーション装置10全体の動作を制御する。
出力部13は、任意の表示デバイスを含む。表示デバイスは、例えば液晶ディスプレイ等を含む。出力部13は、処理部12から取得した情報を必要に応じて表示する。
ステップS101では、中間製品の量に関する情報と、中間製品が通過可能な各置き場間の経路情報とを含む入力情報が入力される。このとき、在庫量推移シミュレーション装置10の入力部11は、これらの入力情報の入力を受け付ける。
中間製品の量に関する情報は、品種ごとに集約した中間製品の重量に基づき連続量として扱われる。品種は、例えば、中間製品の材料の特性及び中間製品の向け先等に基づいて定められる。例えば、一の品種は自動車の鋼板用のコイルであり、他の品種は食用缶のステンレス材用のコイルである。品種は、例えば、製鉄の冷延プロセスでは普通鋼又はステンレス材等を意味する。異なる品種では、出荷までに通過する製造ラインがそれぞれ異なる。
中間製品の量に関する情報は、例えば、在庫量推移シミュレーションを開始する際の各置き場における中間製品の在庫量を含む。中間製品の量に関する情報は、例えば、外部から各置き場への中間製品の投入量を含む。中間製品の量に関する情報は、例えば、各置き場の容量を含む。中間製品の量に関する情報は、例えば、製造ライン及び搬送ラインそれぞれの処理可能量を含む。
以下の表1乃至表7それぞれは、ステップS101で入力される入力情報をまとめた表である。表1乃至表7を参照しながら、ステップS101で入力される入力情報について詳細に説明する。
表1は、ステップS101で入力される入力情報のうち、中間製品が通過可能な各置き場間の経路情報を品種ごとにまとめた表である。表1に示す経路情報は、図1に示す工場のレイアウトに基づいている。
Figure 0006927111
例えば、品種1は、置き場Y1から置き場Y3及びY4を通過して置き場Y5に搬送される。もしくは、置き場Y1から置き場Y6及びY4を通過して置き場Y5に搬送される。例えば、品種2は、置き場Y1から置き場Y5に搬送される。例えば、品種3は、置き場Y2から置き場Y3及びY4を通過して置き場Y5に搬送される。例えば、品種4は、置き場Y1から置き場Y3を通過して置き場Y5に搬送される。例えば、品種5は、置き場Y2から置き場Y3を通過して置き場Y5に搬送される。
表2は、表1に示す各置き場間の経路上に設けられる製造ライン及び搬送ラインをまとめた表である。表2に示す製造ライン及び搬送ラインに関する情報は、図1に示す工場のレイアウトに基づいている。
Figure 0006927111
例えば、置き場Y1と置き場Y3との間には、搬送ラインC1、製造ラインMA1、搬送ラインC3、及び搬送ラインC4が設けられる。置き場Y1と置き場Y6との間には、搬送ラインC1、製造ラインMA1、及び搬送ラインC3が設けられる。置き場Y6と置き場Y4との間には、搬送ラインC4が設けられる。置き場Y2と置き場Y3との間には、搬送ラインC2が設けられる。置き場Y1と置き場Y5との間には、搬送ラインC2、製造ラインMA2、及び搬送ラインC6が設けられる。置き場Y3と置き場Y4との間には、搬送ラインC4が設けられる。置き場Y3と置き場Y5との間には、搬送ラインC4、搬送ラインC5、製造ラインMA4、及び搬送ラインC6が設けられる。置き場Y4と置き場Y5との間には、搬送ラインC5、製造ラインMA3、及び搬送ラインC6が設けられる。
表3は、各置き場間の一の経路上に並列して設けられる搬送ラインをまとめた表である。表3に示す搬送ラインに関する情報は、図1に示す工場のレイアウトに基づいている。
Figure 0006927111
例えば、置き場Y1と置き場Y3との間には、搬送ラインC3と搬送ラインC4とが並列して設けられている。例えば、置き場Y3と置き場Y5との間には、搬送ラインC4と搬送ラインC5とが並列して設けられている。
表4乃至表7それぞれは、入力情報のうち中間製品の量に関する情報をまとめた表である。
表4は、製造ラインMA1乃至MA4、及び搬送ラインC1乃至C6それぞれの単位時間あたりの処理可能量を示す表である。
Figure 0006927111
表4に示すとおり、ステップS101において、入力部11は、製造ラインMA1乃至MA4、及び搬送ラインC1乃至C6それぞれの単位時間あたりの処理可能量の入力を適宜受け付ける。各ラインの処理可能量は、品種ごとに集約した中間製品の重量に基づき、トン単位で連続量として扱われる。
表5は、置き場Y1乃至Y6それぞれの容量を示す表である。
Figure 0006927111
表5に示すとおり、ステップS101において、入力部11は、置き場Y1乃至Y6それぞれの容量の入力を適宜受け付ける。各置き場の容量は、品種ごとに集約した中間製品の重量に基づき、トン単位で連続量として扱われる。
表6は、在庫量推移シミュレーションを開始する際の各置き場における中間製品の在庫量を品種ごとに示した表である。一例として、表6に示す在庫量は、表1に示す経路情報に基づいている。より具体的には、各置き場に関して、表1に示した経路に基づいて通過する可能性のある品種のみが在庫量として考慮されている。
Figure 0006927111
表6に示すとおり、ステップS101において、入力部11は、在庫量推移シミュレーションを開始する際の各置き場における中間製品の在庫量の入力を品種ごとに適宜受け付ける。在庫量は、品種ごとに集約した中間製品の重量に基づき、トン単位で連続量として扱われる。
表7は、外部から各置き場への中間製品の投入量を品種ごとに例示的に示した表である。一例として、表7に示す投入量は、表1に示す経路情報に基づいている。より具体的には、各置き場に関して、表1に示した経路に基づいて通過する可能性のある品種のみが投入量として考慮されている。表7では、一例として、置き場Y1及びY2のみが外部から中間製品を受け入れると仮定している。表7では、一例として、異なる3つの時間において外部から中間製品が投入されると仮定している。
Figure 0006927111
表7に示すとおり、ステップS101において、入力部11は、各置き場への中間製品の投入量の入力を品種ごとに適宜受け付ける。投入量は、品種ごとに集約した中間製品の重量に基づき、トン単位で連続量として扱われる。
図2のステップS102では、ステップS101で入力された入力情報に基づく制約式及び評価関数を含む数理モデルを作成する。このとき、在庫量推移シミュレーション装置10の処理部12は、当該数理モデルを作成する。以下では、当該数理モデルについて詳細に説明する。
時間tにおける置き場yの品種kの在庫量をqykt、時間tにおける外部から置き場yへの品種kの投入量をLykt、品種kの経路情報p(以下、パスと称する)が示す各置き場間の時間tにおける搬送量をflowpkt、置き場yへ入力するパスの集合をINy、置き場yから出力するパスの集合をOUTyとする。このとき、置き場yの品種kごとの在庫量の推移は、式(1−1)で表される。
Figure 0006927111
式(1−1)は、在庫量の時間変化量が外部からの投入量及び各置き場間の搬送量の合計であることを表す第1制約式である。第1制約式は、品種単位での各置き場間の搬送量合計に関する制約として、各置き場間を中間製品が移動する際に流れる中間製品の量が品種ごとに保存されることを表す。
各品種は表1で示した経路以外を取らない。取りえない経路での搬送量をゼロとする制約は、品種kの取り得る経路集合をPathkとし、式(1−2)で表される。
Figure 0006927111
・・・式(1−2)
在庫量推移シミュレーションを開始する際、すなわちt=0の置き場yにおける品種kの在庫量をQykとすると在庫量の初期状態は式(2)で表される。
Figure 0006927111
置き場yの容量をQCyとすると、式(3)が成立する必要がある。
Figure 0006927111
式(3)は、在庫量の全品種にわたる総和が置き場の容量以下であることを表す第2制約式である。第2制約式は、全品種の搬送量合計に関する制約として、全品種にわたる在庫量が置き場の容量を超えることができないことを表す。
パスp上に設けられる製造ライン及び搬送ラインを含むラインmが時間tにおいて品種kを処理する量をumpkt、ラインmが搬送を担うパスの集合をPm、パスp上に設けられるラインmと並列する他のラインm’の集合をPALAmpとする。PALAmpは、例えば、図1の置き場Y1と置き場Y3との間に搬送ラインC3と並列して設けられる搬送ラインC4のように、一の搬送ラインに代えて搬送が可能な他の搬送ラインを含む。このとき、各置き場間の搬送量flowpktとラインmにおける処理量umpktとの関係は、式(4)で表される。
Figure 0006927111
ラインmの処理可能量をUmとすると、ラインmが処理可能量を超えて処理できないことは、式(5)で表される。
Figure 0006927111
式(5)は、ラインmの処理可能量が品種ごとに変化しない場合に、全品種及び集合Pmの全パスにわたる処理量の総和が処理可能量以下であることを表す第3制約式である。
以上の式(1)乃至(5)によって物流が数式により表わされる。加えて、どのように製品を流すのかという方針を与えるために、式(6)の評価関数が考慮される。
Figure 0006927111
・・・式(6)
ここで、ラインmのうち製造ラインの集合をMAとし、時間tにおいてラインm及び品種kの処理量umpktにかかる重み係数をwmktとしている。式(6)に示すように、評価関数は、製造ラインの処理量を含む。どのように製品を流すのかという方針として、評価関数が最大化されることで、各製造ラインの処理量の合計が最大化される。このときの搬送量、並びに製造ライン及び搬送ラインそれぞれの処理量を時間ごとに決定する。重み係数の値を変化させることで、指定した時間における各製造ラインでの品種ごとの処理量バランスが変更される。このように、第1実施形態に係る在庫量推移シミュレーション方法では、処理量バランスを変更した際のシミュレーションが可能である。これにより、処理量バランスを変更した際にどの置き場がボトルネックになるかを把握できる。
以上のような数式表現は数理最適化問題となり、線形計画法により解くことが可能である。これらの手法を用いることで数理モデルの在庫量qyktの値が決定される。
図2のステップS103では、ステップS102で作成された数理モデルに基づいて、各置き場における中間製品の在庫量の推移を出力する。このとき、在庫量推移シミュレーション装置10の出力部13は、このような在庫量の推移を出力する。
表8は、出力された各置き場における中間製品の在庫量の推移を示す表である。表8において、在庫量の推移は、表1に示す経路情報に基づいて、各置き場を通過する品種ごとに示されている。
Figure 0006927111
表8では、各置き場を通過する品種ごとに、任意の時間ステップnにわたって中間製品の在庫量が出力される。これにより、中間製品の在庫量の推移が把握できる。
以上のような第1実施形態に係る在庫量推移シミュレーション方法及び在庫量推移シミュレーション装置10によれば、大規模かつ複雑な物流に対しても、状況ごとの搬送ルール等を詳細に決める必要がなく、品種ごとの在庫量の推移を実用的な計算時間で予測可能である。より具体的には、中間製品の量に関する情報が連続量として扱われることで、離散変数を用いずに定式化でき、扱う問題が線形の連続変数の最適化問題となる。これにより、計算時間が短縮化される。
第1実施形態に係る在庫量推移シミュレーション方法及び在庫量推移シミュレーション装置10によれば、現状の製造ライン及び搬送ラインによる物流においてどの置き場が満杯になるかということを調べることができる。したがって、物流においてボトルネックとなる置き場を把握することができる。これにより、物流を変化させた場合にボトルネックとなっている置き場に対してどれくらいの追加容量が必要であるか、又は他の置き場への新たな搬送経路をどのように設けるべきか等を把握できる。以上により、例えば、製造ラインで処理すべき中間製品が置き場に全く搬送されていないといった事態、又は一の置き場が空であり、他の置き場が満杯であるといった事態等が生じる可能性を抑制できる。
(実施例)
上述した在庫量推移シミュレーション方法を用いて、工場の製品物流の一例を検証した。使用した入力情報の一部は以下のとおりである。対象とした工場で扱われる品種の数は40である。置き場の数は11である。製造ライン及び搬送ラインの数は30である。検証期間を1カ月として在庫量推移シミュレーションを実施した。
図4乃至図14それぞれは、実施された在庫量推移シミュレーションの結果を示す図である。図4は、置き場Aにおける全品種の合計の在庫量をその容量で除した占有率の推移を表す図である。同様に、図5は、置き場Bの占有率の推移を表す図である。図6は、置き場Cの占有率の推移を表す図である。図7は、置き場Dの占有率の推移を表す図である。図8は、置き場Eの占有率の推移を表す図である。図9は、置き場Fの占有率の推移を表す図である。図10は、置き場Gの占有率の推移を表す図である。図11は、置き場Hの占有率の推移を表す図である。図12は、置き場Iの占有率の推移を表す図である。図13は、置き場Jの占有率の推移を表す図である。図14は、置き場Kの占有率の推移を表す図である。
図5及び図14にそれぞれ示すとおり、置き場B及び置き場Kではほとんどの時間において占有率が100%であることが分かる。このように、置き場B及び置き場Kの容量が不足しており、これらの置き場がボトルネックになっている可能性がある。したがって、置き場B及び置き場Kの少なくとも一方の容量を増やすか、占有率が低い傾向にある他の置き場への新たな搬送経路を設ける等の対処が考えられる。占有率が低い傾向にある他の置き場は、例えば、図9及び図11にそれぞれ示す置き場F及び置き場Hに相当する。これらの対処を反映して入力情報を変更した上で再度計算することで、ボトルネックが解消されているといった改善の効果を確認できる。
(第2実施形態)
以下では、第2実施形態に係る在庫量推移シミュレーション方法及び在庫量推移シミュレーション装置10について説明する。第1実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を省略する。第1実施形態と異なる点について主に説明する。
第1実施形態では、製造ライン及び搬送ラインの処理可能量Umは品種に依存せずに一定であると仮定しているが、第2実施形態では、処理可能量が品種ごとに異なると仮定する。このとき、品種kのラインmにおける処理可能量をUmkとして、式(5)に代えて以下の式(7)が用いられる。
Figure 0006927111
・・・式(7)
式(7)は、ラインmの処理可能量が品種ごとに変化する場合に、品種ごとの処理量を処理可能量で除した値の全品種及び集合Pmの全パスにわたる総和が1以下であることを表す第3制約式である。
第2実施形態に係る在庫量推移シミュレーション方法及び在庫量推移シミュレーション装置10によれば、製造ライン及び搬送ラインの処理可能量が品種ごとに異なるような実際の状況に合わせて、より正確にシミュレーションを行うことができる。
(第3実施形態)
以下では、第3実施形態に係る在庫量推移シミュレーション方法及び在庫量推移シミュレーション装置10について説明する。第1実施形態及び第2実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を省略する。第1実施形態及び第2実施形態と異なる点について主に説明する。
第3実施形態では、第1実施形態又は第2実施形態で説明した制約に加えて、一定期間の間に特定品種を一定量だけ優先的に処理させる操業が考慮される。このような操業は、例えば、通過させる中間製品の品種を切り替えることで発生する製造ライン及び搬送ラインの段取り替え時間が長い場合に、切り替えの回数を極力減らして効率良く特定品種を処理するために実施される。このとき、以下の式(8)が用いられる。
Figure 0006927111
・・・式(8)
ここで、Tcは、上述した操業が実施される一定期間内の時間集合であり、Fckは、目標処理量である。式(8)は、特定品種の処理量の定められた期間及び集合Pmの全パスにわたる総和が目標処理量以上であることを表す第4制約式である。
第3実施形態に係る在庫量推移シミュレーション方法及び在庫量推移シミュレーション装置10によれば、上述した操業が実施されるような場合であっても、実際の状況に合わせて、より正確にシミュレーションを行うことができる。
本発明は、その精神又はその本質的な特徴から離れることなく、上述した実施形態以外の他の所定の形態で実現できることは当業者にとって明白である。したがって、先の記述は例示的であり、これに限定されない。発明の範囲は、先の記述によってではなく、付加した請求項によって定義される。あらゆる変更のうちその均等の範囲内にあるいくつかの変更は、その中に包含されるとする。
上述した在庫量推移シミュレーション方法の各ステップに含まれる機能等は、論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数のステップを1つに組み合わせたり、又は分割したりすることが可能である。
在庫量推移シミュレーション方法及び在庫量推移シミュレーション装置10について主に説明したが、本発明は、処理部12が有するプロセッサにより実行されるプログラム又はプログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものである。本発明の範囲には、これらも包含されると理解されたい。
評価関数は式(6)で与えられるとして説明したが、これに限定されない。評価関数は、どのように製品を流すのかという方針を与えることができる任意の関数であってよい。例えば、評価関数は、製造ラインの品種ごとの処理量に代えて、最終的に出荷される品種ごとの出荷量を含んでもよい。この場合、評価関数が最大化されることで、出荷量の合計が最大化される。
図1に示した工場のレイアウト、表1に示す経路情報、及び表7に示す外部から中間製品を受け入れる置き場等の入力情報は、上述した内容に限定されない。これらは、工場の実際の状況に応じて任意に決定されてよい。
10 在庫量推移シミュレーション装置
11 入力部
12 処理部
13 出力部
C1、C2、C3、C4、C5、C6 搬送ライン
MA1、MA2、MA3、MA4 製造ライン
Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6 置き場

Claims (7)

  1. 製造ライン及び搬送ラインに対して設けられた置き場における中間製品の在庫量の推移を予測する在庫量推移シミュレーション方法であって、
    前記中間製品の量に関する情報と、前記中間製品が通過可能な前記置き場間の経路情報とを含む入力情報を入力するステップと、
    入力された前記入力情報に基づく制約式及び評価関数を含む数理モデルを作成するステップと、
    作成された前記数理モデルに基づいて、前記置き場における前記中間製品の在庫量の推移を出力するステップと、
    を含み、
    前記中間製品の量に関する情報は、品種ごとに集約した前記中間製品の重量に基づき連続量として扱われ、在庫量推移シミュレーションを開始する際の前記置き場における前記中間製品の在庫量と、外部から前記置き場への前記中間製品の投入量と、を含み、
    前記制約式は、前記在庫量の時間変化量が前記投入量及び前記経路情報に基づく前記置き場間の搬送量の合計であることを表す第1制約式を含む
    在庫量推移シミュレーション方法。
  2. 前記中間製品の量に関する情報は
    前記置き場の容量と、
    前記製造ライン及び前記搬送ラインそれぞれの処理可能量と、
    を含む、
    請求項1に記載の在庫量推移シミュレーション方法。
  3. 前記制約式は、前記在庫量の全品種にわたる総和が前記置き場の前記容量以下であることを表す第2制約式を含む、
    請求項2に記載の在庫量推移シミュレーション方法。
  4. 前記制約式は、第3制約式をさらに含み、
    前記第3制約式は、
    前記処理可能量が品種ごとに変化しない場合、前記製造ライン及び前記搬送ラインそれぞれの処理量の全品種にわたる総和が前記処理可能量以下であることを表し、
    前記処理可能量が品種ごとに変化する場合、前記処理量を前記処理可能量で除した値の全品種にわたる総和が1以下であることを表す、
    請求項3に記載の在庫量推移シミュレーション方法。
  5. 前記制約式は、第4制約式をさらに含み、
    前記第4制約式は、特定品種の前記処理量の定められた期間にわたる総和が目標処理量以上であることを表す、
    請求項4に記載の在庫量推移シミュレーション方法。
  6. 前記評価関数は、前記製造ラインの処理量を含み、
    前記数理モデルを作成するステップにおいて、前記評価関数を最大化することで、前記製造ラインの処理量を最大にする、前記経路情報に基づく前記置き場間の搬送量、並びに前記製造ライン及び前記搬送ラインそれぞれの処理量を時間ごとに決定する、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の在庫量推移シミュレーション方法。
  7. 製造ライン及び搬送ラインに対して設けられた置き場における中間製品の在庫量の推移を予測する在庫量推移シミュレーション装置であって、
    前記中間製品の量に関する情報と、前記中間製品が通過可能な前記置き場間の経路情報とを含む入力情報の入力を受け付ける入力部と、
    入力された前記入力情報に基づく制約式及び評価関数を含む数理モデルを作成する処理部と、
    作成された前記数理モデルに基づいて、前記置き場における前記中間製品の在庫量の推移を出力する出力部と、
    を備え、
    前記中間製品の量に関する情報は、品種ごとに集約した前記中間製品の重量に基づき連続量として扱われ、在庫量推移シミュレーションを開始する際の前記置き場における前記中間製品の在庫量と、外部から前記置き場への前記中間製品の投入量と、を含み、
    前記制約式は、前記在庫量の時間変化量が前記投入量及び前記経路情報に基づく前記置き場間の搬送量の合計であることを表す第1制約式を含む
    在庫量推移シミュレーション装置。
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