JP6925951B2 - 車載システム及びエネルギー源供給システム - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のエネルギー源を補給する技術に関するものである。
自動車のエネルギー源を補給する技術としては、予め設定された充電開始/終了時刻のスケジュールに従って、無人の電気自動車を駐車位置から給電装置の設置場所まで自動運転で移動して電気自動車の充電を行い、充電完了後に元の駐車位置まで自動運転で移動して駐車することにより、無人期間中に電気自動車の充電を行う技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
特開2015-50877号公報
上述した技術によれば、予め設定されたスケジュールによって定まる時間帯にしか、無人の電気自動車の充電を行うことができず、外出先での比較的長期の駐車時などの種々の機会を捉えて無人の電気自動車の充電を自動で行うことはできない。
そこで、本発明は、無人の自動車のエネルギー源の補給を、当該補給が可能な機会に可及的に行うことを課題とする
前記課題達成のために、本発明は、自動運転を行う自動運転システムを備えた自動車に搭載される車載システムに、前記自動車からユーザが降車し当該自動車が無人状態となったときに、少なくとも前記自動車のエネルギー源が所定レベルよりも少なくなっている場合には、当該自動車との位置関係より推定した、降車したユーザが利用する施設に応じて、前記無人状態の継続時間を推定する無人状態継続時間推定手段と、前記無人状態継続時間推定手段が推定した無人状態の継続時間が所定時間より長い場合に、前記自動車の無人状態が継続している期間中に、前記自動運転システムに、前記エネルギー源の供給サービスを提供する供給施設に移動する自動運転を行わせる無人運転制御手段とを備えたものである。
ここで、このような車載システムは、前記無人運転制御手段において、前記自動車が前記供給施設に移動した後に、当該供給施設における自動車への前記エネルギー源の供給が完了したならば、前記自動運転システムに、駐車場に移動して駐車する自動運転を行わせるように構成してもよい。
また、このような車載システムは、前記無人状態継続時間推定手段において、前記推定した降車したユーザが利用する施設の種別に対して予め設定した時間を、前記無人状態の継続時間として推定するように構成してもよい。
または、このような車載システムは、前記無人状態継続時間推定手段において、前記推定した降車したユーザが利用する施設を、過去にユーザが利用する施設として推定した後に実際に無人状態であった時間長の履歴に応じて、その後の無人状態の継続時間を推定するように構成してもよい。
ここで、以上の車載システムにおいて、前記エネルギー源は、たとえば、電力であり、前記供給施設が提供する供給サービスは、自動車の充電サービスであってもよい。
また、以上のような車載システムは、前記無人運転制御手段において、前記無人状態継続時間推定手段が推定した無人状態の継続時間が所定時間より長い場合に、即座に、前記自動運転システムに、前記供給施設に移動する自動運転を行わせるように構成してもよい。
また、以上のような車載システムは、前記無人運転制御手段において、前記無人状態継続時間推定手段が推定した無人状態の継続時間が所定時間より長い場合に、前記供給施設の状態が前記供給サービスを当該自動車が利用可能でない状態にある場合には、駐車場に移動して駐車する自動運転を行わせ、その後、前記供給施設の状態が前記供給サービスを当該自動車が利用可能な状態となったときに、前記自動運転システムに、前記エネルギー源の供給施設に移動する自動運転を行わせるように構成してもよい。
また、この場合には、車載システムを、前記無人運転制御手段において、無線通信を介して、前記供給施設の前記供給サービスを提供する自動車を選定し管理する管理システムに、前記供給施設の前記供給サービスの当該自動車の利用可否を問い合わせて、前記供給施設の状態が前記供給サービスを当該自動車が利用可能な状態にあるか否かを識別するように構成してもよい。
以上のような車載システムによれば、ユーザが降車して自動車が無人状態となったときに、当該自動車との位置関係より推定した降車したユーザが利用する施設に応じて、無人状態の継続時間を推定し、推定した無人状態の継続時間が、充電に要する時間等の所定の時間より長い場合には、無人状態である期間中に自動的にエネルギー源の供給施設に移動して自動車のエネルギー源の補給を行うので、無人の自動車のエネルギー源の補給を、任意の時点において、長期の無人状態の発生の機会を捉えて行うことができるようになる。
また、本発明は、併せて、このような車載システムと、前記管理システムとを備えたエネルギー源供給システムを提供する。ここで、前記無人運転制御手段は、無線通信を介して、前記管理システムに、当該自動車のエネルギー源の残量を通知し、前記管理システムは、通知されたエネルギー源の残量が少ない自動車を優先的に、前記供給施設の前記供給サービスを提供する自動車として選定する。
このようにすることにより、よりエネルギー源の補給が必要な自動車を優先してエネルギー源の供給を行うことができるので、バッテリ切れの自動車の発生を防止できると共に、交通システム全体としてのエネルギー源供給の効率化が図られる。
以上のように、本発明によれば、無人の自動車のエネルギー源の補給を、当該補給が可能な機会に可及的に行うことができる。
本発明の実施形態に係る車載システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る無人運転制御処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る自動車の動作例を示す図である。 本発明の実施形態に係る無人運転制御処理の他の例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る無人自動車の他の動作例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係る車載システムの構成を示す。
ここで、車載システム1は、電力をエネルギー源として走行する自動車(電気自動車)に搭載されるシステムである。そして、自動車は、当該自動車の自動運転を行う自動運転システム2と、バッテリシステム3と、自動車の搭乗者の有無を含む自動車の各種状態を検出する状態センサ4を備えている。ここで、バッテリシステム3は、電力の蓄電を行うバッテリを備え、バッテリの充電処理やバッテリの電力の残量の管理等を行う。
そして、車載システム1は、ナビゲーションシステム11と、無人運転制御システム12と、移動通信装置等の無線通信装置13とを備えている。
ここで、無人運転制御システム12は、無線通信装置13を介して、自動車のユーザが携帯するポータブル装置5と、充電設備を用いた電気自動車への充電サービスを提供する充電スポットに配置された充電スポット管理システム6と通信を行うことができる。
次に、ナビゲーションシステム11は、道路網や各種施設の情報が登録された地図データを備えており、現在位置の算出や、ユーザによって設定された目的地までの経路の設定を行うと共に、設定した経路に従った自動運転による走行を自動運転システム2に行わせる。
以下、このような車載システム1において、無人運転制御システム12が行う無人運転制御処理について説明する。
図2に、この無人運転制御処理の手順を示す。
図示するように、無人運転制御システム12は無人運転制御処理において、自動車にユーザが搭乗している有人状態から自動車にユーザが搭乗していない無人状態への自動車の状態の遷移の発生を状態センサ4を用いて監視する(ステップ202)。
そして、無人状態への遷移が発生したならば(ステップ202)、バッテリシステム3からバッテリの電力の残量を取得し、自動車が充電が必要な状態にあるかどうかを判定する(ステップ204)。
ここで、ステップ204では、バッテリの電力の残量が所定レベル(たとえば、バッテリの満充電量の70%)未満であれば、自動車が充電が必要な状態にあると判定し、バッテリの電力の残量が所定レベル以上であれば、自動車が充電が必要な状態にないと判定する。
または、ステップ204では、目的地到着時のバッテリの電力の残量を予測し、予測したバッテリの電力の残量が所定レベル(たとえば、バッテリの満充電量の50%)未満であれば、自動車が充電が必要な状態にあると判定し、予測したバッテリの電力の残量が所定レベル以上であれば、自動車が充電が必要な状態にないと判定するようにしてもよい。なお、目的地到着時のバッテリの電力の残量は、たとえば、設定されている経路に沿った目的地までの残走行距離をナビゲーションシステム11に算出させ、算出された残走行距離と自動車の単位走行距離あたり平均消費電力より、目的地到着までに消費する電力量を算出し、算出した電力量を、現在のバッテリの電力の残量から減算すること等により求めることができる。
そして、自動車が充電が必要な状態になければ(ステップ204)、ナビゲーションシステム11に、駐車場への駐車を指示し(ステップ226)、ステップ202からの処理に戻る。
ここで、ナビゲーションシステム11は、駐車場への駐車を指示されたならば、地図データを参照して最寄りの駐車場を算定し、算定した駐車場への移動し駐車する自動運転を行うよう自動運転システム2を制御する。ただし、既に駐車場に駐車している状態にあるときは、自動運転システム2の制御は行わない。
一方、自動車が充電が必要な状態にあれば(ステップ204)、自動車の無人状態の継続時間を推定する(ステップ206)。
ここで、自動車の無人状態の継続時間は、たとえば、無人状態が発生した時点において、自動車が位置している施設または自動車がその前に停車している施設を、降車したユーザが利用する施設として推定し、推定した降車したユーザが利用する施設の、地図データに登録されている情報が示す種別をナビゲーションシステム11から取得し、取得した施設の種別に対して予め設定しておいた時間を、無人状態の継続時間とすることにより推定する。
ここで、この場合には、施設の種別の施設に対して予め設定しておく時間は、当該種別の施設の標準的な利用時間とする。すなわち、たとえば、施設の種別が「パーキングエリア」であれば、一般的のトイレ休憩の時間である20分を種別「パーキングエリア」に対して設定し、施設の種別が「映画館」であれば映画の標準的な上映時間である1時間半を種別「映画館」に対して設定し、施設の種別が「テーマパーク」であれば、そのテーマパークの標準的な利用時間である3時間を種別「テーマパーク」に対して設定するなどする。
ただし、自動車の無人状態の継続時間の推定は、たとえば、無人運転制御システム12において、過去の無人状態の継続時間の履歴を管理し、推定した降車したユーザが利用する施設において発生した過去の無人状態の継続時間の平均、または、推定した降車したユーザが利用する施設において発生した現在時刻が含まれている時間帯における過去の無人状態の継続時間の平均を、自動車の無人状態の継続時間として推定することにより行うようにしてもよい。
なお、ナビゲーションシステム11において取り扱う施設には、自宅や勤務先などを、種別「自宅」や種別「勤務先」の施設として含めるようにし、自宅や勤務先において駐車する場合も、自動車の無人状態の継続時間を推定するようにすることが好ましい。
そして、推定した無人状態の継続時間が所定の時間Thより長いかどうかを調べ(ステップ208)、長くなければ、ナビゲーションシステム11に駐車場への駐車を指示し(ステップ226)、ステップ202からの処理に戻る。ここで、所定の時間Thは、たとえば、30分などの固定的に定めた時間としてもよいし、自動車のバッテリの電力の残量等より求まる充電スポットにおいて自動車のバッテリを満充電するのに要する時間に、充電スポットに移動するのに要する時間や、所定のマージンを加えた時間としてもよい。
一方、推定した無人状態の継続時間が時間Thより長い場合には(ステップ208)、最寄りの充電スポットの充電スポット管理システム6に、無線通信装置13を介して充電要求をバッテリの残容量等と共に送信する(ステップ210)。
ここで、最寄りの充電スポットの充電スポット管理システム6の識別は、たとえば、ナビゲーションシステム11の地図データに各充電スポットの充電スポット管理システム6の情報を含めておき、ステップ210において、ナビゲーションシステム11から地図データに含まれている最寄りの充電スポットの充電スポット管理システム6の情報を取得すること等により行う。
さて、充電スポット管理システム6は、充電スポットの混雑状況や充電スポットの利用の予約状況を管理している。そして、充電スポット管理システム6は、充電要求を受け取ったならば、その時点の充電スポットの混雑状況や充電スポットの利用の予約状況が、即時に充電サービスを提供可能な状態にあることを表しているときには、充電可能通知を充電要求の発行元の車載システム1に送信し、即時に充電サービスを提供可能な状態にないことを表しているときには、充電要求の発行元の車載システム1が搭載された自動車の充電予約を受け付け、充電予約受付通知を充電要求の発行元の車載システム1に送信する。
次に、無人運転制御処理は、ステップ210で送信した充電要求の応答として、充電可能通知を受信したならば(ステップ212)、ナビゲーションシステム11に、充電スポットへの移動を指示する(ステップ222)。
ここで、ナビゲーションシステム11は、充電スポットへの移動を指示されたならば、最寄りの充電スポットへ移動し停車する自動運転を行うよう自動運転システム2を制御する。
そして、自動車が充電スポットに移動し、充電が完了したならば(ステップ224)、ナビゲーションシステム11に駐車場への駐車を指示し(ステップ226)、ステップ202からの処理に戻る。
ここで、充電スポットにおける自動車への充電は、充電スポットの作業員による、充電スポットに移動し停車した自動車への有線での充電作業によって行われるものであってもよい。また、充電スポットにおける自動車への充電は、充電スポットの充電設備が非接触給電を行う充電スペースへの、自動運転による自動車の移動及び停車によって行われるものであってもよい。
また、充電の完了の検出は、たとえば、バッテリシステム3が管理しているバッテリの電力の残量がバッテリが満充電であることを表す値となったならば充電の完了を検出することにより行う。
次に、ステップ210で送信した充電要求の応答として、充電予約通知を受信した場合には(ステップ214)、ナビゲーションシステム11に駐車場への駐車を指示し(ステップ216)、充電スポット管理システム6からの充電可能通知の受信を待つ(ステップ218)。
ここで、充電スポット管理システム6は、充電スポットにおいて、間もなく新たな自動車への充電サービスを提供可能な状態となったならば、受け付けている充電予約のうちから、次に充電サービスの提供の対象とする充電予約を選定し、選定した充電予約を受け付けた自動車の車載システム1に充電可能通知を送信する。
ここで、充電スポット管理システム6による、次に充電サービスの提供の対象とする充電予約の選定は、より先に受け付けた充電予約を優先して選定することを基本として行うが、充電予約と共に受け取ったバッテリの電力の残量が僅か(たとえば、残容量が満充電の10%以下)である充電予約が存在する場合には、当該充電予約を優先して選定する。このように、バッテリの電力の残量が僅かな自動車を優先的に充電サービスの提供の対象とすることにより、バッテリ切れの自動車の発生を防止できると共に、交通システム全体としてのエネルギー源供給の効率化が図られる。
そして、充電スポット管理システム6から充電可能通知を受信したならば(ステップ218)、ステップ206で算定した推定無人状態継続時間の残時間、すなわち、ステップ206で算定した推定無人状態継続時間から、当該推定無人状態継続時間の算定時から現在までの経過時間を減算した時間が所定の時間Thより長いかどうかを調べ(ステップ220)、長くなければ、充電スポット管理システム6に充電予約キャンセルを送信し(ステップ228)、ステップ202からの処理に戻る。
ここで、充電予約キャンセルを受信した充電スポット管理システム6は、充電予約キャンセル発行元の車載システム1が搭載された自動車の充電予約をキャンセルする。
一方、ステップ206で算定した推定無人状態継続時間の残時間が所定の時間Thより長い場合には(ステップ220)、ナビゲーションシステム11に、充電スポットへの移動を指示し(ステップ222)、充電が完了を待って(ステップ224)、ナビゲーションシステム11に駐車場への駐車を指示し(ステップ226)、ステップ202からの処理に戻る。
以上、無人運転制御システム12が行う無人運転制御処理について説明した。
次に、無人運転制御システム12が行う呼び出し応答処理について説明する。
自動車を離れたユーザは、用事が終わり自動車に迎えに来て欲しくなったならば、携帯したポータブル装置5に呼び出し要求の送信を指示し、指示を受けたポータブル端末は、ポータブル端末の現在位置を付随させた呼び出し要求を、予めポータブル装置5に登録されている当該ユーザの自動車の車載システム1に送信する。
一方、無人運転制御システム12は、自動車が無人状態である間、呼び出し応答処理を実行する。呼び出し応答処理において、無人運転制御システム12は、ユーザのポータブル装置5からの呼び出し要求の受信を待ち、ポータブル装置5からの呼び出し要求を受信したならば、無人運転制御処理を強制的にステップ202からの処理に遷移させると共に、呼び出し要求に付随しているポータブル装置5の現在位置が示す位置への移動をナビゲーションシステム11に指示する。但し、ポータブル装置5からの呼び出し要求を受信した時点において充電中である場合には、充電スポット管理システム6に無線通信装置13を介して充電作業終了要求を送信し、充電作業終了要求の応答として充電スポット管理システム6から離脱許可の受信するのを待ってから、ポータブル装置5の現在位置が示す位置への移動をナビゲーションシステム11に指示する。
ここで、充電スポット管理システム6は車載システム1から充電作業終了要求を受信したならば、充電作業終了要求の送信元の車載システム1の自動車が安全に充電スポットを離脱できる状態となるのを待って、充電作業終了要求の送信元の車載システム1に離脱許可を送信する。すなわち、たとえば、作業員による有線による充電作業が行われる充電スポットの充電スポット管理システム6は、車載システム1から充電作業終了要求を受信したならば、作業員に受電作業の終了を指示し、充電作業が終了したならば、充電作業終了要求の送信元の車載システム1に離脱許可を送信する。
そして、ナビゲーションシステム11は、移動を指示された位置へ移動して停車する自動運転を行うよう自動運転システム2を制御する。
以下、このような無人運転制御システム12の処理による自動車の動作例を示す。
いま、図3に示すように、有人状態にある自動車が走行しており(s1)、その後、自動車が映画館の施設に進入して停車すると共にユーザが降車して自動車が無人状態となった場合(s2)、無人運転制御システム12は、自動車が充電が必要な状態にある場合には、自動車が位置する施設である映画館を、降車したユーザが利用する施設として推定すると共に、その後の無人状態の継続時間を、推定した降車したユーザが利用する施設の種別「映画館」より推定し、推定した無人状態の継続時間が所定の時間Thより長ければ、最寄りの充電スポットの充電スポット管理システム6に充電要求を送信する。
充電要求を受信した充電スポット管理システム6は、その時点で当該自動車に充電サービスを提供可能な状態でなければ、充電要求に対する応答として充電予約受付通知を送信する。そして、無人運転制御システム12が、充電要求に対する応答として充電予約受付通知を充電スポットの充電スポット管理システム6から受信したならば、自動車は無人の自動運転により最寄りの駐車場へ移動し駐車する(s3)。
そして、その後、充電スポットにおいて当該自動車への充電サービスの提供の準備が整ったならば充電スポット管理システム6は当該自動車に充電可能通知を送信し、当該自動車の無人運転制御システム12は、充電可能通知を受信したならば、無人状態の継続時間の残り時間が所定の時間Thより長ければ、自動車は、無人の自動運転によって充電スポットに移動し充電を行う(s4)。
そして、充電が完了したならば、自動車は、無人の自動運転によってユーザが降車した位置に最寄りの駐車場に移動し駐車する(s5)。そして、その後、ユーザのポータブル装置5からの呼び出し要求を受信したならば、自動車は、無人の自動運転によってポータブル装置5の現在位置に移動してユーザを搭乗させて(s6)、有人の自動運転による走行を開始する(s7)。
以上、本発明の実施形態について説明した。
本実施形態によれば、自動車が無人状態となったときに、当該自動車との位置関係より推定した、降車したユーザが利用する施設に応じて無人状態の継続時間を推定し、推定した無人状態の継続時間が、充電に要する時間等の所定の時間より長いと場合には、無人状態である期間中に自動的に充電スポットに移動して自動車の充電を行うので、無人の自動車の充電を、任意の時点において、長期の無人状態の発生の機会を捉えて行うことができる。
ところで、以上の実施形態における無人運転制御処理は、図4に示すように行ってもよい。
すなわち、無人運転制御システム12は無人運転制御処理において、有人状態から自動車にユーザが搭乗していない無人状態への遷移の発生を状態センサ4を用いて監視し(ステップ402)、無人状態へ遷移したならば、バッテリシステム3からバッテリの電力の残量を取得し、自動車が充電が必要な状態にあるかどうかを判定する(ステップ404)。
そして、自動車が充電が必要な状態になければ(ステップ404)、ナビゲーションシステム11に、駐車場への駐車を指示し(ステップ414)、ステップ402からの処理に戻る。
一方、自動車が充電が必要な状態にあれば(ステップ404)、自動車の無人状態の継続時間を推定し(ステップ406)、推定した無人状態の継続時間が所定の時間Thより長いかどうかを調べ(ステップ408)、長くなければ、ナビゲーションシステム11に駐車場への駐車を指示し(ステップ414)、ステップ402からの処理に戻る。
一方、推定した無人状態の継続時間が時間Thより長い場合には(ステップ408)、ナビゲーションシステム11に、充電スポットへの移動を指示し(ステップ410)、充電が完了を待って(ステップ412)、ナビゲーションシステム11に駐車場への駐車を指示し(ステップ414)、ステップ402からの処理に戻る。
なお、このような図4の無人運転制御処理を行う場合には、充電スポット管理システム6と通信を行う機能を車載システム1に設けなくても良い。
ここで、図4の無人運転制御処理を行う場合の自動車の動作例を図5に示す。
いま、有人状態にある自動車が走行しており(s1)、その後、自動車が映画館の施設に進入して停車すると共にユーザが降車して自動車が無人状態となった場合(s2)、無人運転制御システム12は、自動車が充電が必要な状態にある場合には、その後の無人状態の継続時間を、自動車が位置する施設の種別「映画館」より推定し、推定した無人状態の継続時間が所定の時間Thより長ければ、無人の自動運転によって充電スポットに移動し自動車の充電を行う(s3)。
そして、充電が完了したならば、無人の自動運転によってユーザが降車した位置に最寄りの駐車場に移動し駐車する(s4)。そして、その後、ユーザのポータブル装置5からの呼び出し要求を受信したならば、自動車は、無人の自動運転によってポータブル装置5の現在位置に移動してユーザを搭乗させて(s5)、有人の自動運転による走行を開始する(s6)。
ところで、以上の実施形態では、電力をエネルギー源とする自動車への電力の充電を行う場合について説明したが、本実施形態は、水素やガソリンや軽油などの電力以外のエネルギー源で走行する自動車へのエネルギー源の供給を行う場合について同様に適用可能である。
1…車載システム、2…自動運転システム、3…バッテリシステム、4…状態センサ、5…ポータブル装置、6…充電スポット管理システム、11…ナビゲーションシステム、12…無人運転制御システム、13…無線通信装置。

Claims (9)

  1. 自動運転を行う自動運転システムを備えた自動車に搭載される車載システムであって、
    前記自動車からユーザが降車し当該自動車が無人状態となったときに、少なくとも前記自動車のエネルギー源が所定レベルよりも少なくなっている場合には、当該自動車との位置関係より推定した、降車したユーザが利用する施設に応じて、その後の無人状態の継続時間を推定する無人状態継続時間推定手段と、
    前記無人状態継続時間推定手段が推定した無人状態の継続時間が所定時間より長い場合に、前記自動車の無人状態が継続している期間中に、前記自動運転システムに、前記エネルギー源の供給サービスを提供する供給施設に移動する自動運転を行わせる無人運転制御手段とを有することを特徴とする車載システム。
  2. 請求項1記載の車載システムであって、
    前記無人運転制御手段は、前記自動車が前記供給施設に移動した後に、当該供給施設における自動車への前記エネルギー源の供給が完了したならば、前記自動運転システムに、駐車場に移動して駐車する自動運転を行わせることを特徴とする車載システム。
  3. 請求項1または2記載の車載システムであって、
    前記無人状態継続時間推定手段は、前記推定した降車したユーザが利用する施設の種別に対して予め設定した時間を、前記無人状態の継続時間として推定することを特徴とする車載システム。
  4. 請求項1または2記載の車載システムであって、
    前記無人状態継続時間推定手段は、前記推定した降車したユーザが利用する施設を、過去にユーザが利用する施設として推定した後に実際に無人状態であった時間長の履歴に応じて、前記無人状態の継続時間を推定することを特徴とする車載システム。
  5. 請求項1、2、3または4記載の車載システムであって、
    前記エネルギー源は電力であり、
    前記供給施設が提供する供給サービスは、自動車の充電サービスであることを特徴とする車載システム。
  6. 請求項1、2、3、4または5記載の車載システムであって、
    前記無人運転制御手段は、前記無人状態継続時間推定手段が推定した無人状態の継続時間が所定時間より長い場合に、即座に、前記自動運転システムに、前記供給施設に移動する自動運転を行わせることを特徴とする車載システム。
  7. 請求項1、2、3、4または5記載の車載システムであって、
    前記無人運転制御手段は、前記無人状態継続時間推定手段が推定した無人状態の継続時間が所定時間より長い場合に、前記供給施設の状態が前記供給サービスを当該自動車が利用可能でない状態にある場合には、駐車場に移動して駐車する自動運転を行わせ、その後、前記供給施設の状態が前記供給サービスを当該自動車が利用可能な状態となったときに、前記自動運転システムに、前記供給施設に移動する自動運転を行わせることを特徴とする車載システム。
  8. 請求項7記載の車載システムであって、
    前記無人運転制御手段は、無線通信を介して、前記供給施設の前記供給サービスを提供する自動車を選定し管理する管理システムに、前記供給施設の前記供給サービスの当該自動車の利用可否を問い合わせて、前記供給施設の状態が前記供給サービスを当該自動車が利用可能な状態にあるか否かを識別することを特徴とする車載システム。
  9. 請求項8記載の車載システムと、前記管理システムとを備えたエネルギー源供給システムであって、
    前記無人運転制御手段は、無線通信を介して、前記管理システムに、当該自動車のエネルギー源の残量を通知し、
    前記管理システムは、通知されたエネルギー源の残量が少ない自動車を優先的に、前記供給施設の前記供給サービスを提供する自動車として選定することを特徴とするエネルギー源供給システム。
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