JP6922557B2 - ソフトウェア管理装置およびソフトウェア管理方法のプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、情報処理装置が搭載する基板にソフトウェアをインストールなどする処理を行うソフトウェア管理装置などに関するものである。
従来から、制御基板などのハードウェアに、インストールなどを行ってソフトウェアを追加し、実行可能にするということが行われている。そして、ソフトウェアの不正インストールおよび不正利用に対応する技術については、様々な方法が提供されている。以下、ハードウェアは、制御基板であるものとして説明する。ソフトウェアの不正インストールを防止する一般的な方法は、情報処理装置内の制御基板にソフトウェアをインストールする際に、付与されたライセンスキーを入力することで、不正なインストールを制限する方法である。
さらに、たとえば、ソフトウェアをインストールする対象となる制御基板が、ソフトウェアのインストール時またはソフトウェア利用時に、ライセンス管理を行うライセンス管理ソフトを搭載するライセンス管理装置に問い合わせを行う。そして、認証を得てから、ソフトウェアのインストールまたは利用ができるようにして、不正インストールまたは不正利用を防止する方法も提供されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2005−250845号公報
ここで、前述した従来の方法は、情報処理装置の制御基板へのソフトウェアのインストールを対象とした方法である。たとえば、機能拡張を行う拡張制御基板(以下、拡張基板という)を、主制御基板(以下、制御基板という)とデータのやりとりが可能となるように組み込むなどし、複数の基板を組み合わせて、情報処理装置が構成される場合がある。このとき、たとえば、拡張基板にソフトウェアをインストールする場合がある。
しかしながら、複数の基板のうちの1枚の基板(拡張基板)に対して、ソフトウェアをインストールなどする際、次のような問題が生じていた。たとえば、前述したライセンス管理装置によるライセンス管理を行うような方法の場合、情報処理装置とライセンス管理装置との通信処理が必要であった。さらに、ライセンス管理装置の導入、運用などの費用が増加するという課題があった。特に、安価な組み込み系の情報処理装置の場合、情報処理装置は安価であっても、高価なライセンス管理装置が必要となってしまうという課題があった。
そこで、ソフトウェアの不正なインストールなどを管理することができるソフトウェア管理装置などの実現が望まれていた。
この発明に係るソフトウェア管理装置は、複数の基板が組み合わされて構成された情報処理装置の、ある基板に係るソフトウェアの管理装置であって、各基板がそれぞれ有する識別IDのデータを収集する識別ID管理部と、複数の基板から収集した識別IDに基づいて、ソフトウェアのライセンスキーを生成するライセンスキー生成部と、ある基板側からインストールが許可されると、ソフトウェアおよびライセンスキーのデータを、ある基板に記憶するインストール処理部とを備えるものである。
この発明に係るソフトウェア管理装置においては、識別ID管理部が、各基板の識別符号を収集し、ライセンスキー生成部が、収集した識別符号に基づいてライセンスキーを生成するようにしたので、正当な基板の組み合わせに基づき、不正インストール、不正利用などの判定に用いることができるライセンスキーを生成することができる。
この発明の実施の形態1に係るソフトウェア40の管理方法を実現する情報処理装置100を中心とする構成を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係るインストールにおける処理の流れを説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る正式な組み合わせの制御基板10と拡張基板20とに対するソフトウェア40の起動における流れを示す図である。 この発明の実施の形態2に係る不正な組み合わせの制御基板10と拡張基板20とに対するソフトウェア40の起動における流れを示す図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るソフトウェア40の管理方法を実現する情報処理装置100を中心とする構成を説明する図である。実施の形態1における情報処理装置100は、制御基板10および拡張基板20を有している。制御基板10は、情報処理装置100において、情報処理を行う主となる基板である。また、拡張基板20は、たとえば、端子などにより、制御基板10と通信可能に接続し、情報処理装置100の機能強化、新たな機能付加などを行う基板である。拡張基板20は、本実施の形態においては、インストール装置30が有するソフトウェア40がインストールされる基板である。また、インストール装置30は、ソフトウェア40を記録しており、情報処理装置100の拡張基板20に、ソフトウェア40をインストールする作業処理を行うソフトウェア管理装置である。ここで、制御基板10および拡張基板20においても、それぞれ、インストールされたソフトウェア40を管理するソフトウェア管理装置を有している。
情報処理装置100は、具体的には、たとえば、パーソナルコンピュータである。また、PBX、ソフトスイッチなどの交換器なども情報処理装置100となる。また、機械などを制御する演算処理装置も、情報処理装置100となる。
そして、情報処理装置100がパーソナルコンピュータのときの制御基板10は、たとえば、CPUなどを搭載したマザーボードである。また、拡張基板20は、ISA(Industrial Standard Architecture)バス、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス、USB(Universal Serial Bus)バスなどを介して、制御基板10であるマザーボードに接続される、ビデオカード、LAN(Local Area Network)カード、USBメモリなどである。
また、情報処理装置100が交換器のときの制御基板10は、たとえば、CPUなどを搭載したメインボードである。また、拡張基板20は、ISAバス、PCI_Expressバス、USBバスなどを介して、制御基板10であるメインボードに接続される、アナログ2線式一般公衆回線インタフェースカードなどである。
本実施の形態の制御基板10は、ライセンスキー解析部11および記憶部12を有している。ライセンスキー解析部11は、拡張基板20がソフトウェア40に基づく起動処理を行う際、拡張基板20側から送られてきた起動通知に含まれるライセンスキー221のデータを解析処理する。また、解析処理した結果に基づいて、拡張基板20に起動許可または起動拒否を通知する。また、記憶部12は、ライセンスキー解析部11が解析処理を行うために必要となるデータを記憶する。ここでは、制御基板側識別ID(識別符号)121および復号鍵122をデータとして記憶する。
また、本実施の形態の拡張基板20は、ライセンスキー管理部21および記憶部22を有している。ライセンスキー管理部21は、ソフトウェア40をインストールする際、インストール装置30から送られたライセンスキー221を処理し、拡張基板20に付与されたライセンスキー221であると判定すれば、処理したライセンスキー221を管理する。また、インストールされたソフトウェア40を起動して実行する際、制御基板10にライセンスキー221を含む起動通知を送る。そして、制御基板10側から起動許可が通知されると、ソフトウェア40を起動する。記憶部22は、ライセンスキー管理部21が処理を行うために必要となるデータを記憶する。ここでは、ライセンスキー221、拡張基板側識別ID222および復号鍵122をデータとして記憶する。
ここで、制御基板10のライセンスキー解析部11および拡張基板20のライセンスキー管理部21が行う処理については、たとえば、各基板が有するCPUが、各部が行う手順を、あらかじめプログラム化したものを実行して、各部における処理の工程を実現する。プログラムは、たとえば、記憶部12および記憶部22に記憶されている。ただし、これに限定するものではなく、各部を別個に専用機器(ハードウェア)で構成してもよい。
そして、インストール装置30は、ライセンスキー処理部31、記憶部32およびインストール処理部33を有している。インストール処理部33は、ソフトウェア40を拡張基板20にインストールする処理を行う。また、記憶部32は、インストール処理部33およびライセンスキー処理部31が処理を行うために必要となるデータを記憶する。ここでは、インストール装置側識別ID321、暗号鍵322およびソフトウェア40をデータとして記憶する。
また、ライセンスキー処理部31は、ライセンスキー221を生成する処理を行う。ライセンスキー処理部31は、さらに、識別ID管理部311およびライセンスキー生成部312を有している。識別ID管理部311は、制御基板10における制御基板側識別ID121、拡張基板20における拡張基板側識別ID222およびインストール装置30におけるインストール装置側識別ID321を収集処理する。ライセンスキー生成部312は、制御基板側識別ID121、拡張基板側識別ID222およびインストール装置側識別ID321並びに暗号鍵322に基づいて、ライセンスキー221を生成処理する。
ここで、インストール装置30について、ここでは、独立した装置として説明するが、インストール装置30は、インストーラのようなプログラムとして構成されることが多い。たとえば、インストール装置30が有する機能に係るプログラムおよびデータ並びにソフトウェア40を、たとえば、制御基板10の記憶部12に記憶させる。そして、制御基板10が有するCPUなどの処理制御装置が、プログラムを実行し、インストール装置30が行う作業処理の機能を行うようにしてもよい。
ここで、識別ID(制御基板側識別ID121、拡張基板側識別ID222およびインストール装置側識別ID321)などについて説明する。識別IDは、基板などを一意に識別することが可能な識別符号のデータである。ここで、拡張基板20毎に同一の固有識別情報が拡張基板側識別ID222として付与されていてもよい。たとえば、所定製造メーカーの拡張基板20については、同一の固有識別情報が拡張基板側識別ID222として付与されるようにすることで、拡張基板20に対する識別IDの付与行為にかかるコストを軽減することができる。後述するように、インストール時に組み合わせている制御基板10との関係で、不正防止がはかられるからである。
制御基板側識別ID121および拡張基板側識別ID222の例としては、次に示すようなものがある。
・基板情報(基板の形式、名称などの情報であって、基板内に内蔵されている情報)
・製造元情報(基板の製造元、販売元などの情報であって、基板内に内蔵されている情報)
・基板ファームウェア情報(基板内に内蔵されているファームウェア、BIOSなどのバージョン情報)
・基板シリアル情報(シリアル番号、製造番号、ランダム情報などの情報であって、基板内に内蔵されている情報)
・状態情報(たとえば、ON、OFF、正常、異常、DIPスイッチ設定2(4つの設定モードの内の2の設定)などの基板の状態に係る情報であって、基板内に内蔵されている情報)
また、インストール装置側識別ID321の例としては、次に示すようなものがある。
・ソフトウェア40のソフトウェアライセンス情報(利用者がソフトウェア40を利用する際に守る事項に係る情報)
・ソフトウェア40のシリアル番号情報
そして、暗号鍵322および復号鍵122は、暗号化および複合化を行う組み合わせの鍵のデータである。鍵の組み合わせは、秘密鍵を共通して用いる共通鍵方式または公開鍵方式のどちらで構成してもよい。ただし、本実施の形態においては、前述したように、ライセンスキー221の生成は、インストール装置30の処理により行われる。秘密鍵の秘匿の点から、暗号鍵322は秘密鍵とし、復号鍵122は公開鍵とする公開鍵方式が望ましい。また、インストールを行う際、暗号鍵322に基づいて復号鍵122を生成するため、インストールにおける手順は複雑になるが、共通鍵方式および公開鍵方式を組み合わせた鍵交換方式であってもよい。
たとえば、制御基板10から基板情報(名称)の制御基板側識別ID121を取得する。また、拡張基板20から基板シリアル情報(製造番号)の拡張基板側識別ID222を取得する。そして、インストール装置30は、制御基板10の基板情報(名称)の制御基板側識別ID121、拡張基板20の基板シリアル情報(製造番号)の拡張基板側識別ID222およびソフトウェアライセンス情報のインストール装置側識別ID321に基づいて、ライセンスキー221を生成する。
他にも、たとえば、制御基板10から基板シリアル情報(製造番号)の制御基板側識別ID121を取得する。また、拡張基板20から基板シリアル情報(製造番号)の識別IDおよび状態情報(ON)の拡張基板側識別ID222を取得する。そして、インストール装置30は、制御基板10の基板シリアル情報(製造番号)の制御基板側識別ID121、拡張基板20の基板シリアル情報(製造番号)の識別IDおよび状態情報(ON)の拡張基板側識別ID222並びにソフトウェアライセンス情報のインストール装置側識別ID321に基づいて、ライセンスキー221を生成する。
本実施の形態の情報処理装置100は、制御基板10および拡張基板20の複数の基板を有している。さらに、インストール装置30のライセンスキー生成部312は、複数の基板などが有する識別IDに基づいて、ライセンスキー221を生成する。そして、拡張基板20に、ソフトウェア40をインストールする際、拡張基板20がライセンスキー221に基づいて、インストールを許可するか否かを判定するものである。
図2は、この発明の実施の形態1に係るインストールにおける処理の流れを説明する図である。図2に基づいて、ソフトウェア40を拡張基板20にインストールする際に各装置が行う処理について説明する。
ライセンスキー処理部31の識別ID管理部311は、制御基板10に制御基板側識別ID121の要求を行う(ステップS31)。制御基板10は、記憶部12に記憶している制御基板側識別ID121を識別ID管理部311に通知する(ステップS11)。識別ID管理部311は、制御基板側識別ID121を取得すると(ステップS32)、識別ID管理部311は、拡張基板20に拡張基板側識別ID222の要求を行う(ステップS33)。拡張基板20は、記憶部22に記憶している拡張基板側識別ID222を識別ID管理部311に通知する(ステップS21)。識別ID管理部311は、拡張基板側識別ID222を取得する(ステップS34)。さらに、識別ID管理部311は、記憶部32が記憶するインストール装置側識別ID321を取得する(ステップS35)。
ライセンスキー処理部31のライセンスキー生成部312は、暗号鍵322を用いて、制御基板側識別ID121、拡張基板側識別ID222およびインストール装置側識別ID321に基づいて、識別IDを含むデータを暗号処理し、ライセンスキー221を生成する(ステップS36)。そして、ライセンスキー処理部31は、ライセンスキー生成部312が生成したライセンスキー221を、拡張基板20に通知する(ステップS37)。
拡張基板20において、ライセンスキー管理部21は、記憶部22に記憶された復号鍵122を用いて、ライセンスキー221に基づく復号処理を行う(ステップS22)。そして、ライセンスキー管理部21は、ライセンスキー221を復号したデータの中に、拡張基板側識別ID222が含まれているかどうかを判定する(ステップS23)。ライセンスキー管理部21は、拡張基板側識別ID222が含まれていると判定すると、インストール装置30に、インストール許可の旨を通知する(ステップS24)。
そして、インストール装置30のインストール処理部33は、拡張基板20に対して、ソフトウェア40をインストールする処理を行う(ステップS38)。
一方、ライセンスキー管理部21は、ライセンスキー221を復号したデータの中に、拡張基板側識別ID222が含まれていないと判定すると、インストール装置30に、インストール拒否の旨を通知する(ステップS25)。
以上のように、実施の形態1によれば、インストール装置30において、識別ID管理部311が、制御基板側識別ID121、拡張基板側識別ID222およびインストール装置側識別ID321を収集処理する。そして、ライセンスキー生成部312が、収集した識別IDに基づいてライセンスキー221を生成することで、インストールにおいて正当な制御基板10および拡張基板20の組み合わせから、不正の判定に用いるライセンスキー221を生成することができる。また、ソフトウェア40をインストールする際、拡張基板20のライセンスキー管理部21が、復号鍵122を用いてライセンスキー221の復号処理を行う。そして、拡張基板側識別ID222が含まれていると判定すると、ソフトウェア40のインストールを許可するようにしたので、不正インストールを防止することができる。したがって、ライセンス管理装置などによるライセンスの発行が不要になる。また、拡張基板20が故障などにより交換した場合でも、ソフトウェア40をインストールすることができる。
実施の形態2.
実施の形態2においては、拡張基板20にインストールされたソフトウェア40を起動して、実行する際の処理について説明する。機器構成などについては、実施の形態1において説明したことと同様である。
図3は、この発明の実施の形態2に係る正式な組み合わせの制御基板10と拡張基板20とに対するソフトウェア40の起動における流れを示す図である。拡張基板20において、ソフトウェア40を起動して実行しようとする際、ライセンスキー管理部21は、記憶部22に記憶されたライセンスキー221を制御基板10に通知する(ステップS26)。
制御基板10において、ライセンスキー解析部11は、復号鍵122を用いて、ライセンスキー221を解析処理する(ステップS12)。そして、ライセンスキー解析部11は、ライセンスキー221を復号したデータの中に、制御基板側識別ID121が含まれているかどうかを判定する(ステップS13)。ライセンスキー解析部11は、制御基板側識別ID121が含まれていると判定すると、拡張基板20に、起動許可の旨を通知する(ステップS14)。拡張基板20は、ソフトウェア40を起動し、実行する(ステップS27)。
図4は、この発明の実施の形態2に係る不正な組み合わせの制御基板10と拡張基板20とに対するソフトウェア40の起動における流れを示す図である。拡張基板20において、ソフトウェア40を起動して実行しようとする際、ライセンスキー管理部21は、記憶部22に記憶されたライセンスキー221を制御基板10に通知する(ステップS26)。
制御基板10において、ライセンスキー解析部11は、復号鍵122を用いて、ライセンスキー221を解析処理する(ステップS12)。そして、ライセンスキー解析部11は、ライセンスキー221を復号したデータの中に、制御基板側識別ID121が含まれているかどうかを判定する(ステップS13)。たとえば、別の制御基板10においてソフトウェア40がインストールされた拡張基板20が起動しようとすると、復号したデータにおける制御基板側識別ID121が制御基板10のものとは異なる。そこで、ライセンスキー解析部11は、制御基板側識別ID121が含まれていないと判定すると、拡張基板20に、起動拒否の旨を通知する(ステップS15)。
以上のように、実施の形態2によれば、拡張基板20が、インストールされたソフトウェア40を起動して実行する際、制御基板10にライセンスキー221を通知し、制御基板10のライセンスキー解析部11が解析処理を行う。そして、制御基板側識別ID121が含まれているかどうかを判定し、起動許可または起動拒否を行うようにしたので、正規の制御基板10および拡張基板20の組み合わせ以外でのソフトウェア40の不正利用を防止することができる。
実施の形態3.
前述した実施の形態1では、拡張基板20のライセンスキー管理部21は、ソフトウェア40のインストール時において、インストールの可否について判定を行ったが、これに限定するものではない。ソフトウェア40をインストールしておき、起動および実行する際に、ライセンスキー221を復号し、拡張基板側識別ID222が、含まれていないかどうかを判定し、起動および実行の可否について判断するようにしてもよい。
また、前述した実施の形態1では、インストール装置30のライセンスキー処理部31において、ライセンスキー生成部312は、インストール装置側識別ID321を含めた識別ID管理部311が収集した識別IDに基づいてライセンスキー221を生成した。ただし、これに限定するものではない。たとえば、ライセンスキー生成部312が、インストール装置側識別ID321を含めず、制御基板側識別ID121および拡張基板側識別ID222に基づいてライセンスキー221を生成するようにしてもよい。
さらに、前述した実施の形態1では、インストール装置30では、収集した識別IDを暗号化したライセンスキー221を生成した。しかしながら、暗号化によるライセンスキー221の生成は必須のものではなく、各基板の識別IDが含まれていることが確認できるものであればよい。
実施の形態4.
前述した実施の形態1〜実施の形態3においては、各基板などの識別IDに基づいてライセンスキー221を生成するものとして説明した。ここでは、ライセンスキー221としているが、ライセンスキー221には、プロダクトキー、パスワードなど、ソフトウェア40のインストール、利用などの正当な権限を有することを示すデータを含み、これらのデータの生成にも適用することができる。
また、前述した実施の形態1〜実施の形態3においては、制御基板10と拡張基板20との組み合わせにおける情報処理装置100の例について説明したが、基板の種類などについては、特に限定しない。
10 制御基板
11 ライセンスキー解析部
12 記憶部
121 制御基板側識別ID
122 復号鍵
20 拡張基板
21 ライセンスキー管理部
22 記憶部
221 ライセンスキー
222 拡張基板側識別ID
30 インストール装置
31 ライセンスキー処理部
311 識別ID管理部
312 ライセンスキー生成部
32 記憶部
321 インストール装置側識別ID
322 暗号鍵
33 インストール処理部
40 ソフトウェア
100 情報処理装置

Claims (7)

  1. 複数の基板が組み合わされて構成された情報処理装置の、ある基板に係るソフトウェアの管理装置であって、
    各基板がそれぞれ有する識別IDのデータを収集する識別ID管理部と、
    前記複数の前記基板から収集した前記識別IDに基づいて、前記ソフトウェアのライセンスキーを生成するライセンスキー生成部と、
    前記ある基板側からインストールが許可されると、前記ソフトウェアおよび前記ライセンスキーのデータを、前記ある基板に記憶するインストール処理部と
    を備えるソフトウェア管理装置。
  2. 前記ライセンスキー生成部は、前記複数の前記基板から収集した前記識別IDを暗号化して、前記ライセンスキーを生成する請求項1に記載のソフトウェア管理装置。
  3. 前記情報処理装置の前記ある基板側において、
    前記暗号化された前記ライセンスキーを復号する復号鍵のデータを有する記憶部と、
    前記復号鍵に基づいて、生成された前記ライセンスキーを復号処理し、復号処理に係るデータに、前記ある基板が有する前記識別IDが含まれているかどうかを判定し、前記ある基板が有する前記識別IDが含まれていると判定すると、前記ソフトウェアのインストールを許可するライセンスキー管理部と
    を備える請求項2に記載のソフトウェア管理装置。
  4. 前記情報処理装置の前記ある基板側において、
    前記暗号化された前記ライセンスキーを復号する復号鍵のデータを有する記憶部と、
    前記復号鍵に基づいて、生成された前記ライセンスキーを復号処理し、復号処理に係るデータに、前記ある基板が有する前記識別IDが含まれているかどうかを判定し、前記ある基板が有する前記識別IDが含まれていないと判定すると、前記ソフトウェアの起動および実行を拒否するライセンスキー管理部と
    を備える請求項2に記載のソフトウェア管理装置。
  5. 前記情報処理装置の前記ある基板以外の他の前記基板において、
    前記暗号化された前記ライセンスキーを復号する復号鍵のデータを有する記憶部と、
    前記ある基板から送られた前記ライセンスキーを復号処理し、復号処理に係るデータに、前記他の前記基板が有する前記識別IDが含まれているかどうかを判定し、前記他の前記基板が有する前記識別IDが含まれていると判定すると、前記ある基板における前記ソフトウェアの起動および実行を許可するライセンスキー処理部と
    を備える請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載のソフトウェア管理装置。
  6. 複数の基板が組み合わされて構成された情報処理装置の、ある基板に係るソフトウェアの管理方法を実現するプログラムであって、
    前記ある基板に前記ソフトウェアをインストールする際、各基板がそれぞれ有する識別IDのデータを収集する工程と、
    前記複数の前記基板から収集した前記識別IDに基づいて、ライセンスキーを生成する工程と、
    をコンピュータに行わせるソフトウェア管理方法のプログラム。
  7. 前記複数の前記基板から収集した前記識別IDを暗号化して、前記ライセンスキーを生成する請求項に記載のソフトウェア管理方法のプログラム。
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