JP6922221B2 - 結束機 - Google Patents

結束機 Download PDF

Info

Publication number
JP6922221B2
JP6922221B2 JP2016257450A JP2016257450A JP6922221B2 JP 6922221 B2 JP6922221 B2 JP 6922221B2 JP 2016257450 A JP2016257450 A JP 2016257450A JP 2016257450 A JP2016257450 A JP 2016257450A JP 6922221 B2 JP6922221 B2 JP 6922221B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
binding machine
reinforcing bar
guide
binding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016257450A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018109296A (ja
Inventor
板垣 修
修 板垣
笠原 章
章 笠原
教博 長井
教博 長井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP2016257450A priority Critical patent/JP6922221B2/ja
Priority to US15/847,668 priority patent/US10851551B2/en
Priority to DE202017007007.3U priority patent/DE202017007007U1/de
Priority to DK17208816T priority patent/DK3342956T3/da
Priority to ES17208816T priority patent/ES2748602T3/es
Priority to EP19194087.3A priority patent/EP3604710A1/en
Priority to PL17208816T priority patent/PL3342956T3/pl
Priority to EP17208816.3A priority patent/EP3342956B1/en
Priority to TW109100871A priority patent/TWI728647B/zh
Priority to TW108116545A priority patent/TWI702171B/zh
Priority to TW106145036A priority patent/TWI700219B/zh
Priority to CN202010127636.8A priority patent/CN111483640B/zh
Priority to CN201711444622.3A priority patent/CN108327970B/zh
Publication of JP2018109296A publication Critical patent/JP2018109296A/ja
Priority to US16/395,988 priority patent/US10590666B2/en
Priority to US17/032,579 priority patent/US11946267B2/en
Priority to JP2021124350A priority patent/JP7201036B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6922221B2 publication Critical patent/JP6922221B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G21/00Preparing, conveying, or working-up building materials or building elements in situ; Other devices or measures for constructional work
    • E04G21/12Mounting of reinforcing inserts; Prestressing
    • E04G21/122Machines for joining reinforcing bars
    • E04G21/123Wire twisting tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B27/00Bundling particular articles presenting special problems using string, wire, or narrow tape or band; Baling fibrous material, e.g. peat, not otherwise provided for
    • B65B27/10Bundling rods, sticks, or like elongated objects
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F15/00Connecting wire to wire or other metallic material or objects; Connecting parts by means of wire
    • B21F15/02Connecting wire to wire or other metallic material or objects; Connecting parts by means of wire wire with wire
    • B21F15/04Connecting wire to wire or other metallic material or objects; Connecting parts by means of wire wire with wire without additional connecting elements or material, e.g. by twisting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B13/00Bundling articles
    • B65B13/02Applying and securing binding material around articles or groups of articles, e.g. using strings, wires, strips, bands or tapes
    • B65B13/025Hand-held tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B13/00Bundling articles
    • B65B13/02Applying and securing binding material around articles or groups of articles, e.g. using strings, wires, strips, bands or tapes
    • B65B13/04Applying and securing binding material around articles or groups of articles, e.g. using strings, wires, strips, bands or tapes with means for guiding the binding material around the articles prior to severing from supply
    • B65B13/14Pairs of carriers or guides movable around opposite sides of the articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B13/00Bundling articles
    • B65B13/18Details of, or auxiliary devices used in, bundling machines or bundling tools

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Description

本発明は、鉄筋等の結束物をワイヤで結束する結束機に関する。
従来から、鉄筋にワイヤを巻き回し、巻き回したワイヤを捩じって鉄筋を結束する鉄筋結束機と称す結束機が提案されている。
従来の鉄筋結束機は、ワイヤが巻かれるワイヤリールを収納するマガジンと、マガジンに収納されたワイヤリールから繰り出されたワイヤを送るワイヤ送り部と、ワイヤ送り部により送られてきたワイヤを結束物(鉄筋)の周囲に沿ってカールさせるカールガイド部と、カールガイド部によりカールされたワイヤを捩って結束物を結束する結束部とを備える。マガジンは結束機本体の外側に、ワイヤ送り部及び結束部は結束機本体の内部に、カールガイド部は一部が結束機本体の一端側から露出するようにして設けられる。また、結束機本体には、所定の方向に延在するハンドル部が設けられ、結束機本体を介してハンドル部とは反対側の結束本体の表面部(上面)には、ワイヤの捩りトルクを調節する調節ダイヤルなど、各種動作条件を設定するための設定部及び動作状態を作業者に知らせるためのLED等が配置される(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−200196号公報
従来の結束機では、設定部やLED等が結束機本体の上面に配置されていたため、ハンドル部を把持して結束作業を行っている最中に、設定部やLED等の状態を確認(視認)するのが困難であった。このため、作業者は、設定部やLED等が見えるように鉄筋結束機の位置や角度を変化させたり、結束機本体の上面が見えるよう上体を覗き込むようにしたりしなければならなかった。
本発明は、このような課題を解決するためなされたもので、結束作業をしながら容易に設定部等を確認できるようにした結束機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、ワイヤを送るワイヤ送り部と、ワイヤ送り部により送られたワイヤを結束物の周囲に沿ってカールさせるカールガイド部と、所定の軸線の回りに回転可能に設けられる捩り軸と、捩り軸の一端側に設けられる把持部とを有し、カールガイド部によりカールされたワイヤを把持部で把持し、把持したワイヤを捩り軸で捩ることで結束物を結束する結束部と、一端側にカールガイド部が配置され、内部にワイヤ送り部と結束部を収容する結束機本体と、結束機本体の他端側に設けられ、所定の動作条件を設定するための設定部とを備え、結束機本体は、設定部の周囲に凸部を有し、凸部は、結束機本体の表面に連通する切欠き又は孔部を有する結束機である。
また、本発明は、ワイヤを送るワイヤ送り部と、ワイヤ送り部により送られたワイヤを結束物の周囲に沿ってカールさせるカールガイド部と、所定の軸線の回りに回転可能に設けられる捩り軸と、捩り軸の一端側に設けられる把持部とを有し、カールガイド部によりカールされたワイヤを把持部で把持し、把持したワイヤを捩り軸で捩ることで結束物を結束する結束部と、一端側にカールガイド部が配置され、内部にワイヤ送り部と結束部を収容する結束機本体と、結束機本体の他端側に設けられ、所定の動作条件を設定するための設定部とを備え、結束機本体は、他端側の表面に凹部を有し、設定部は、凹部内に設けられ、凹部は、結束機本体の表面に連通する切欠き又は孔部を有する結束機である。
本発明では、結束機本体の、カールガイド部とは反対側の他端側に設定部を設けたので、カールガイド部を結束物に対峙させた状態で、設定部が視認可能な位置にある。
本発明では、結束機本体の、カールガイド部とは反対側の他端側に設定部を設けたので、作業者が結束作業をしながら容易に設定部を確認及び操作することができる。
本実施の形態の鉄筋結束機の全体構成の一例を示す側面から見た構成図である。 本実施の形態の鉄筋結束機の要部構成の一例を示す側面から見た構成図である。 ワイヤ送り部の一例を示す構成図である。 ワイヤ送り部の一例を示す構成図である。 結束部の一例を示す構成図である。 結束部の一例を示す構成図である。 本実施の形態の鉄筋結束機の全体構成の一例を示す後方側の面から見た構成図である。 本実施の形態の鉄筋結束機の要部構成の一例を示す側面から見た構成図である。 本実施の形態の鉄筋結束機の要部構成の一例を示す側面から見た構成図である。 ワイヤを把持して捩じる動作の一例の詳細を示す動作説明図である。
以下、図面を参照して、本発明の結束機の実施の形態としての鉄筋結束機の一例について説明する。
<本実施の形態の鉄筋結束機の構成例>
図1は、本実施の形態の鉄筋結束機の全体構成の一例を示す側面から見た構成図、図2は、本実施の形態の鉄筋結束機の要部構成の一例を示す側面から見た構成図である。
本実施の形態の鉄筋結束機1Aは、作業者が手に持って使用する筺体であり、本体部(結束機本体)10Aと本体部10Aから延在するハンドル部11Aを備える。鉄筋結束機1Aは、ワイヤWを、一の方向である正方向に送り、結束物の一例の鉄筋Sの周囲に巻き回(カール)した後、前記正の方向とは逆方向に引戻して鉄筋Sに巻き付ける。そして、鉄筋Sに巻き付けられたワイヤWの一部を把持して捩じることによって鉄筋SをワイヤWで結束する。
鉄筋結束機1Aは、ワイヤWが収納される収納部であるマガジン2Aと、本体部10A内に収容されてワイヤWを送るワイヤ送り部3Aと、本体部10Aの一端側に配置され、ワイヤ送り部3Aで送られるワイヤWを鉄筋Sの周囲に沿ってカールさせる経路を構成するカールガイド部5Aと、鉄筋Sに巻き回されたワイヤWを切断する切断部6Aと、本体部10A内に収容され、カールガイド部5Aにより鉄筋Sに沿ってカールされたワイヤWを捩じって鉄筋Sを結束する結束部7Aを備える。また、ワイヤ送り部3Aの上流側には、ワイヤ送り部3Aに送り込まれるワイヤWをガイドする第1のワイヤガイド4Aを備え、ワイヤ送り部3Aの下流側には、ワイヤ送り部3Aから送り出されるワイヤWをガイドする第2のワイヤガイド4Aを備える。
マガジン2A、長尺状のワイヤWが繰り出し可能に巻かれたリール20が回転、着脱可能に収納される。本実施の形態の鉄筋結束機1Aは、2本のワイヤWで鉄筋Sを結束できるようにするため、リール20には2本のワイヤWが繰り出し可能に巻かれる。ワイヤWは、塑性変形し得る金属線で構成されたワイヤ、金属線が樹脂で被覆されたワイヤ、あるいは撚り線のワイヤなどが使用される。以下の説明では、マガジン2Aとハンドル部11Aが並ぶ方向に沿った方向において、矢印Fで示すマガジン2Aが設けられる側を前方と称し、ハンドル部11Aが設けられる側を後方と称す。
図3及び図4は、ワイヤ送り部の一例を示す構成図である。ワイヤ送り部3Aは、並列された2本のワイヤWを挟持して送る一対の送り部材として、回転動作でワイヤWを送る第1の送りギア30Lと第2の送りギア30Rを備える。
第1の送りギア30Lは、駆動力の伝達を行う歯部31Lを備える。歯部31Lは、本例では平歯車を構成する形状で、第1の送りギア30Lの外周の全周に形成される。また、第1の送りギア30Lは、ワイヤWが入る溝部32Lを備える。溝部32Lは、本例では断面形状が略V字形状の凹部で構成され、第1の送りギア30Lの外周の全周に、円周方向に沿って形成される。
第2の送りギア30Rは、駆動力の伝達を行う歯部31Rを備える。歯部31Rは、本例では平歯車を構成する形状で、第2の送りギア30Rの外周の全周に形成される。また、第2の送りギア30Rは、ワイヤWが入る溝部32Rを備える。溝部32Rは、本例では断面形状が略V字形状の凹部で構成され、第2の送りギア30Rの外周の全周に、円周方向に沿って形成される。
ワイヤ送り部3Aは、第1の送りギア30Lの溝部32Lと第2の送りギア30Rの溝部32Rを対向させて、第1の送りギア30Lと第2の送りギア30Rが、ワイヤWの送り経路を挟んで設けられる。
ワイヤ送り部3Aは、第1の送りギア30Lと第2の送りギア30Rとの間にワイヤWを挟持するため、第1の送りギア30Lと第2の送りギア30Rが互いに近づくに押圧される。これにより、ワイヤ送り部3Aは、第1の送りギア30Lの溝部32Lと第2の送りギア30Rの溝部32Rとの間にワイヤWを挟持する。
また、ワイヤ送り部3Aは、第1の送りギア30Lの溝部32Lと第2の送りギア30Rの溝部32Rとの間にワイヤWを挟持した状態で、第1の送りギア30Lの歯部31Lと第2の送りギア30Rの歯部31Rが噛み合う。
ワイヤ送り部3Aは、第1の送りギア30Lと第2の送りギア30Rの一方、本例では第1の送りギア30Lを駆動する送りモータ33と、送りモータ33の駆動力を第1の送りギア30Lに伝達する駆動力伝達機構34を備える。
駆動力伝達機構34は、送りモータ33の軸に取り付けられた小ギア33aと、小ギア33aとかみ合う大ギア33bを備える。また、駆動力伝達機構34は、大ギア33bから駆動力が伝達され、第1の送りギア30Lとかみ合う送り小ギア34aを備える。小ギア33a、大ギア33b及び送り小ギア34aは、それぞれ平歯車で構成される。
第1の送りギア30Lは、送りモータ33の回転動作が駆動力伝達機構34を介して伝達されて回転する。第2の送りギア30Rは、第1の送りギア30Lの回転動作が歯部31Lと歯部31Rとの噛み合いにより伝達され、第1の送りギア30Lに従動して回転する。
これにより、ワイヤ送り部3Aは、第1の送りギア30Lと第2の送りギア30Rとの間に挟持したワイヤWを、ワイヤWの延在方向に沿って送る。2本のワイヤWを送る構成では、第1の送りギア30Lの溝部32Lと一方のワイヤWとの間に生じる摩擦力、第2の送りギア30Rの溝部32Rと他方のワイヤWとの間に生じる摩擦力、及び、一方のワイヤWと他方のワイヤWとの間に生じる摩擦力により、2本のワイヤWが並列された状態で送られる。
ワイヤ送り部3Aは、送りモータ33の回転方向の正逆を切り替えることで、第1の送りギア30Lと第2の送りギア30Rの回転方向が切り替えられ、ワイヤWの送り方向の正逆が切り替えられる。
次に、ワイヤWの送りをガイドするワイヤガイドについて説明する。図2に示すように、第1のワイヤガイド4Aは、正方向に送られるワイヤWの送り方向に対し、第1の送りギア30L及び第2の送りギア30Rの上流側に配置される。また、第2のワイヤガイド4Aは、正方向に送られるワイヤWの送り方向に対し、第1の送りギア30L及び第2の送りギア30Rの下流側に配置される。
第1のワイヤガイド4A及び第2のワイヤガイド4Aは、ワイヤWが通るガイド穴40Aを備える。ガイド穴40Aは、ワイヤWの径方向の位置を規制する形状を有する。2本のワイヤWを送る構成では、第1のワイヤガイド4A及び第2のワイヤガイド4Aは、2本のワイヤWを並列させて通る形状のガイド穴40Aが形成される。
第1のワイヤガイド4A及び第2のワイヤガイド4Aは、正方向に送られるワイヤWの送り方向に対してガイド穴40Aの上流側であるワイヤ導入部は、下流側に比べて開口面積が大きくした円錐形状または角錐形状等のテーパ状となっている。これにより、第1のワイヤガイド4A及び第2のワイヤガイド4Aに対するワイヤWの導入が容易になる。
次に、ワイヤWを鉄筋Sの周囲に沿ってカールさせるワイヤWの送り経路を構成するカールガイド部5Aについて説明する。カールガイド部5Aは、第1の送りギア30L及び第2の送りギア30Rで送られるワイヤWに巻き癖をつけるカールガイド50と、カールガイド50から送り出されたワイヤWを結束部7Aに誘導する誘導ガイド51を備える。
カールガイド50は、ワイヤWの送り経路を構成するガイド溝52と、ガイド溝52との協働でワイヤWに巻き癖をつけるガイド部材としての第1のガイドピン53a及び第2のガイドピン53bを備える。
第1のガイドピン53aは、カールガイド50において第1の送りギア30L及び第2の送りギア30Rで送られるワイヤWの導入部側に設けられ、ガイド溝52によるワイヤWの送り経路に対して、ワイヤWにより形成されるループRuの径方向の内側に配置される。第1のガイドピン53aは、ガイド溝52に沿って送られるワイヤWが、ワイヤWにより形成されるループRuの径方向の内側に入り込まないように、ワイヤWの送り経路を規制する。
第2のガイドピン53bは、カールガイド50において第1の送りギア30L及び第2の送りギア30Rで送られるワイヤWの排出部側に設けられ、ガイド溝52によるワイヤWの送り経路に対して、ワイヤWにより形成されるループRuの径方向の外側に配置される。
カールガイド部5Aは、第1のガイドピン53aを退避させる退避機構53を備える。退避機構53は、ワイヤWが鉄筋Sに巻き回された後、結束部7Aの動作と連動して変位し、ワイヤWを鉄筋Sに巻き付けるタイミングの前に、第1のガイドピン53aをワイヤWが移動する経路から退避させる。
誘導ガイド51は、鉄筋Sに巻き回されるワイヤWにより形成されるループRuの径方向の位置を規制する第1のガイド部54と、鉄筋Sに巻き回されるワイヤWにより形成されるループRuの軸方向Ru1に沿った位置を規制する第2のガイド部55を備える。
第1のガイド部54は、鉄筋Sに巻き回されるワイヤWにより形成されるループRuの径方向の外側に、ワイヤWの送り方向に沿って延在する面による壁面54aが設けられる。第1のガイド部54は、鉄筋SにワイヤWが巻き回されるときに、壁面54aで、鉄筋Sに巻き回されるワイヤWにより形成されるループRuの径方向の位置を規制する。
第2のガイド部55は、ワイヤWの導入側に設けられ、鉄筋Sに巻き回されるワイヤWにより形成されるループRuの軸方向Ru1に沿った両側に、ループRuの径方向の内側に向けて壁面54aから立ち上がる面による壁面55aが設けられる。第2のガイド部55は、鉄筋SにワイヤWが巻き回されるときに、壁面55aで、鉄筋Sに巻き回されるワイヤWにより形成されるループRuの軸方向Ru1に沿った位置を規制する。
これにより、カールガイド50から送り出されたワイヤWは、鉄筋Sに巻き回されるループRuの軸方向Ru1の位置が第2のガイド部55の壁面55aで規制され、第2のガイド部55で第1のガイド部54に誘導される。
誘導ガイド51は、本例では、第1のガイド部54が鉄筋結束機1Aの本体部10Aに固定され、第2のガイド部55が、軸55bを支点として回転可能な状態で第1のガイド部54に支持される。第2のガイド部55は、カールガイド50から送り出されたワイヤWが入る導入側が、カールガイド50に対して離接する方向に開閉可能に構成される。これにより、鉄筋SをワイヤWで結束した後、鉄筋結束機1Aを鉄筋Sから抜く動作で第2のガイド部55を退避させて、鉄筋結束機1Aを鉄筋Sから抜く動作を容易にしている。
次に、鉄筋Sに巻き回されたワイヤWを切断する切断部6Aについて説明する。切断部6Aは、固定刃部60と、固定刃部60との協働でワイヤWを切断する可動刃部61と、結束部7Aの動作を可動刃部61に伝達する伝達機構62を備える。固定刃部60は、ワイヤWが通る開口60aを備え、開口60aにワイヤWを切断可能なエッジ部を設けて構成される。
固定刃部60は、正方向に送られるワイヤWの送り方向に対して第2のワイヤガイド4Aの下流側に設けられ、開口60aが第3のワイヤガイドを構成する。
また、第1の送りギア30L及び第2の送りギア30Rで送られるワイヤWは、ワイヤWにより形成されるループRuの径方向の外側の2点と、この2点の間の内側の1点の少なくとも3点で、ワイヤWにより形成されるループRuの径方向の位置が規制されることで、ワイヤWに巻き癖が付けられる。
本例では、正方向に送らされるワイヤWの送り方向に対し、第1のガイドピン53aの上流側に設けられる第2のワイヤガイド4Aと、第1のガイドピン53aの下流側に設けられる第2のガイドピン53bの2点で、ワイヤWにより形成されるループRuの径方向の外側の位置が規制される。また、第1のガイドピン53aで、ワイヤWにより形成されるループRuの径方向の内側の位置が規制される。
可動刃部61は、固定刃部60を支点とした回転動作で、固定刃部60の開口60aを通るワイヤWを切断する。伝達機構62は、結束部7Aの動作と連動して変位し、ワイヤWを鉄筋Sに巻き付けた後、ワイヤWを捩じるタイミングに合わせて可動刃部61を回転させ、ワイヤWを切断する。
図5及び図6は、結束部の一例を示す構成図で、次に、ワイヤWで鉄筋Sを結束する結束部7Aについて説明する。
結束部7Aは、カールガイド部5AによりカールされたワイヤWを把持する把持部70と、ワイヤWの一方の端部WS側と他方の端部WE側を、鉄筋S側へ曲げる折り曲げ部71を備える。
把持部70は、固定把持部材70Cと、第1の可動把持部材70Lと、第2の可動把持部材70Rを備える。第1の可動把持部材70Lと第2の可動把持部材70Rは、固定把持部材70Cを介して左右方向に配置される。具体的には、第1の可動把持部材70Lは、固定把持部材70Cに対し、巻き回されるワイヤWの軸方向に沿った一方の側に配置され、第2の可動把持部材70Rは、他方の側に配置される。
第1の可動把持部材70Lと固定把持部材70Cは、第1の可動把持部材70Lと固定把持部材70Cの先端側の間にワイヤWが通る。また、第2の可動把持部材70Rと固定把持部材70Cは、第2の可動把持部材70Rと固定把持部材70Cの先端側の間にワイヤWが通る。
固定把持部材70Cは、第1の可動把持部材70L及び第2の可動把持部材70Rを回転可能に支持する軸76を備える。固定把持部材70Cは、第1の可動把持部材70L及び第2の可動把持部材70Rの後端側を軸76で支持する。これにより、第1の可動把持部材70Lは、軸76を支点とした回転動作で、先端側が固定把持部材70Cに対して離接する方向に開閉する。また、第2の可動把持部材70Rは、軸76を支点とした回転動作で、先端側が固定把持部材70Cに対して離接する方向に開閉する。
折り曲げ部71は、把持部70の周囲を覆う形状を有し、結束部7Aの軸方向に沿って移動可能に設けられる。折り曲げ部71は、第1の可動把持部材70L及び第2の可動把持部材70Rを開閉する開閉ピン71aを備える。第1の可動把持部材70L及び第2の可動把持部材70Rは、開閉ピン71aの動作で第1の可動把持部材70L及び第2の可動把持部材70Rを開閉する開閉ガイド孔77を備える。
開閉ピン71aは、折り曲げ部71の内部を貫通して、折り曲げ部71の移動方向に直交する。開閉ピン71aは、折り曲げ部71に固定されており、折り曲げ部71の移動に連動して移動する。
開閉ガイド孔77は、開閉ピン71aの移動方向に沿って延在し、開閉ピン71aの直線方向の動きを、軸76を支点とした第2の可動把持部材70Rの回転による開閉動作に変換する開閉部78を備える。開閉ガイド孔77は、折り曲げ部71の移動方向に沿って第1の待機距離延在する第1の待機部770と、折り曲げ部71の移動方向に沿って第2の待機距離延在する第2の待機部771を備える。開閉部78は、第1の待機部770の一の端部から斜め外側方向に屈曲して延在し、第2の待機部771と繋がる。なお、図5では、第2の可動把持部材70Rに設けられた開閉ガイド孔77を図示しているが、第1の可動把持部材70Lにも左右対称の形状で同様な開閉ガイド孔77が設けられる。
把持部70は、図5(a)に示すように、第1の可動把持部材70L及び第2の可動把持部材70Rが固定把持部材70Cから離れる方向に移動していることで、第1の可動把持部材70Lと固定把持部材70Cとの間、第2の可動把持部材70Rと固定把持部材70Cとの間にワイヤWが通る送り経路が形成される。
第1の送りギア30L及び第2の送りギア30Rで送られるワイヤWは、固定把持部材70Cと第2の可動把持部材70Rの間を通り、カールガイド部5Aに誘導される。カールガイド部5Aで巻き癖が付けられたワイヤWは、固定把持部材70Cと第1の可動把持部材70Lの間を通る。
折り曲げ部71が図6に矢印Fで示す前方向に移動することで、開閉ピン71aが開閉ガイド孔77の開閉部78を押すと、第1の可動把持部材70L及び第2の可動把持部材70Rは、軸76を支点とした回転動作で、固定把持部材70Cに近づく方向に移動する。
図5(b)に示すように、第1の可動把持部材70Lが固定把持部材70Cに近づく方向に移動することで、第1の可動把持部材70Lと固定把持部材70Cとの間にワイヤWが把持される。また、第2の可動把持部材70Rが固定把持部材70Cに近づく方向に移動することで、第2の可動把持部材70Rと固定把持部材70Cとの間に、ワイヤWが延在方向に送られる隙間がある。
折り曲げ部71は、第1の可動把持部材70Lと固定把持部材70Cとの間に把持されたワイヤWの一方の端部WS側を押す曲げ部71b1を備える。また、折り曲げ部71は、第2の可動把持部材70Rと固定把持部材70Cとの間に把持されたワイヤWの他方の端部WE側を押す曲げ部71b2を備える。
折り曲げ部71は、矢印Fで示す前方向に移動することで、固定把持部材70Cと第1の可動把持部材70Lで把持されたワイヤWの一方の端部WS側を曲げ部71b1で押して、鉄筋S側へ曲げる。また、折り曲げ部71は、矢印Fで示す前方向に移動することで、固定把持部材70Cと第2の可動把持部材70Rの間通されたワイヤWの他方の端部WE側を曲げ部71b1で押して、鉄筋S側へ曲げる。
結束部7Aは、図2に示すように、ワイヤWの一方の端部WSの位置を規制する長さ規制部74を備える。長さ規制部74は、固定把持部材70Cと第1の可動把持部材70Lの間を通過したワイヤWの送り経路に、ワイヤWの一方の端部WSが突き当てられる部材を設けて構成される。
更に、結束部7Aは、把持部70が把持したワイヤWを捩じる回転軸(捩り軸)82と、回転軸82の回転動作で変位する可動部材83と、回転軸82の回転動作と連動した可動部材83の回転を規制する回転規制部材84とを備える。また、鉄筋結束機1Aは、結束部7Aを駆動する駆動部8Aを備える。駆動部8Aは、モータ80と、減速及び捩りトルクの増幅を行う減速機81を備える。回転軸82は、モータ80により駆動されて回転する。
図5(a)に示すように、回転軸82は、所定の軸線Jの周りに回転可能に設けられる。回転軸82と可動部材83は、回転軸82に設けたネジ部と、当該ネジ部に螺合する可動部材83に設けたナット部とにより、回転軸82の回転動作が、可動部材83の回転軸82に沿った前後方向への移動に変換される。駆動部8Aは、折り曲げ部71が可動部材83と一体に設けられ、可動部材83の前後方向への移動で、折り曲げ部71が前後方向に移動する。
把持部70は、回転軸82に対して、カールガイド部5Aが設けられる側(一端側)に設けられる。可動部材83及び折り曲げ部71と、折り曲げ部71に支持された把持部70は、把持部70でワイヤWを把持及び折り曲げ部71でワイヤWを折り曲げる動作域では、回転規制部材84に係止されることで、回転規制部材84により回転動作が規制された状態で前後方向に移動する。また、可動部材83及び折り曲げ部71と把持部70は、回転規制部材84の係止から抜けることで、回転軸82の回転動作で回転する。
把持部70は、可動部材83及び折り曲げ部71の回転と連動して、ワイヤWを把持した固定把持部材70C、第1の可動把持部材70L及び第2の可動把持部材70Rが回転する。
上述した第1のガイドピン53aの退避機構53は、可動部材83の前後方向への移動を第1のガイドピン53aの変位に変換するリンク機構で構成される。また、可動刃部61の伝達機構62は、可動部材83の前後方向への移動を可動刃部61の回転動作に変換するリンク機構で構成される。
図7は、鉄筋結束機の全体構成の一例を示す後方側の面から見た構成図で、図8及び図9は、鉄筋結束機の要部構成の一例を示す側面から見た構成図である。次に、鉄筋結束機1Aの設定部について説明する。
ハンドル部11Aは、本体部10Aから、本体部10Aのカールガイド部5Aが設けられる一端側とその反対の他端側とを結ぶ軸線J(図1、5参照)と直交または略直交する方向に延在する。ハンドル部11Aは、作業者が把持するハンドル把持部11aと、下部にバッテリ15Aを着脱可能に取り付けるバッテリ着脱部11bとを備える。ハンドル部11Aには前側にトリガ12Aが設けられ、トリガ12Aの操作で押されるスイッチ13Aの状態に応じて、制御部14Aが送りモータ33とモータ80を制御する。
本体部10Aのカールガイド部5Aに対する反対の他端側の面、すなわち、本体部10Aの後方側の面10bには、凹部10cと、凸部10dとを有する。凹部10c内には、鉄筋結束機1Aの所定の動作条件を設定するための設定部9Aとして、調節ダイヤル91と、電源スイッチ92と、ランプ93(情報報知部)とが設けられる。凸部10dは、凹部10cと設定部9Aの周囲を囲むように設けられる。
図9に示すように、凹部10cに対して、設定部9Aと凸部10dは突出しているが、面10bを底にして作業場所Gに鉄筋結束機1Aを置くとき、設定部9Aが作業場所Gに触れないように、凸部10dは、設定部9Aよりも後方に突出している。
凸部10dは、側方に本体部10Aの面10bと連通する切欠き10eを有する。図7に示すように、凹部10cは、凸部10dと設定部9Aとを側壁として、切欠き10eに繋がる一連の経路10fを形成している。
調節ダイヤル91は、制御部14Aを介してモータ80と接続し、調節ダイヤル91を回すことで制御部14Aがモータ80の回転速度を変更する。調節ダイヤル91は、複数段階にモータ80の回転速度を調節可能である。本実施の形態では、調節ダイヤル91には1から6までの数字が記載され、これらの数字を指針91aに合わせるように調節ダイヤル91を回転させることで、6段階の調節が可能となっている。モータ80の回転速度が変わると、結束部7AによるワイヤWの捩りトルクが調節される。
電源スイッチ92は、制御部14Aに接続され、オフ状態で鉄筋結束機1Aの動作を停止させ、オン状態で鉄筋結束機1Aを起動し、スタンバイ状態にする。
ランプ93は、情報を報知する報知部として、鉄筋結束機1Aの電源スイッチ92がオン状態であるかオフ状態であるかを発光して報知する。電源スイッチ92がオン状態のときに点灯し、オフ状態のときに消灯する。
ランプ93は、制御部14Aに接続され、鉄筋結束機1Aの駆動に異常が発生した場合、点滅して異常発生を報知してもよい。鉄筋結束機1Aには、送りモータ33の回転、モータ80の回転、及びリール20の回転の少なくともいずれかの異常を検知するセンサが設けられることが好ましい。鉄筋結束機1Aに設けられる各種センサが、鉄筋結束機1Aの駆動に異常が発生したことを検知した場合、当該センサが異常信号を制御部14Aに送り、制御部14Aがランプ93を点滅させて異常発生を報知することができる。
<本実施の形態の鉄筋結束機の動作例>
図10は、ワイヤを把持して捩じる動作の一例の詳細を示す動作説明図で、次に、各図を参照して、本実施の形態の鉄筋結束機1Aにより鉄筋SをワイヤWで結束する動作について説明する。
作業者が、電源スイッチ92を押してオン状態にすると、鉄筋結束機1Aが起動して待機状態となる。ランプ93は点灯する。作業者は、必要に応じて調節ダイヤル91を回転させ、ワイヤWを捩じる捩りトルクを設定する。鉄筋結束機1Aは、ワイヤWが第1の送りギア30Lと第2の送りギア30Rとの間に挟持され、このワイヤWの先端が、第1の送りギア30Lと第2の送りギア30Rとの挟持位置から、切断部6Aの固定刃部60との間に位置した状態が待機状態となる。また、鉄筋結束機1Aは、待機状態では、図5(a)に示すように、第1の可動把持部材70Lが固定把持部材70Cに対して開き、第2の可動把持部材70Rが固定把持部材70Cに対して開いた状態である。
鉄筋Sがカールガイド部5Aのカールガイド50と誘導ガイド51の間に入れられ、トリガ12Aが操作されると、送りモータ33が正回転方向に駆動され、第1の送りギア30Lが正転すると共に、第1の送りギア30Lに従動して第2の送りギア30Rが正転する。これにより、第1の送りギア30Lと第2の送りギア30Rとの間に挟持された2本のワイヤWが正方向に送られる。
正方向に送られるワイヤWの送り方向に対し、ワイヤ送り部3Aの上流側に第1のワイヤガイド4Aが設けられ、下流側に第2のワイヤガイド4Aが設けられることで、2本のワイヤWが並列された状態で送られる。
ワイヤWが正方向に送られると、ワイヤWは固定把持部材70Cと第2の可動把持部材70Rの間を通り、カールガイド部5Aのカールガイド50のガイド溝52を通過する。これにより、ワイヤWは、第2のワイヤガイド4Aと、カールガイド50の第1のガイドピン53a及び第2のガイドピン53bの3点で、鉄筋Sの周囲に巻き回される巻き癖が付けられる。
カールガイド50から送り出されたワイヤWは、誘導ガイド51で固定把持部材70Cと第1の可動把持部材70Lの間に誘導される。そして、ワイヤWの先端が長さ規制部74に突き当てられる位置まで送られると、送りモータ33の駆動が停止される。これにより、ワイヤWが、図10(a)に示すように、鉄筋Sの周囲にループ状に巻き回される。
ワイヤWの送りを停止した後、モータ80が正回転方向に駆動されることで、モータ80は、可動部材83を前方向である矢印F方向に移動させる。すなわち、可動部材83は、モータ80の回転に連動した回転動作が、回転規制部材84により規制されて、モータ80の回転が直線移動に変換される。これにより、可動部材83は前方向に移動する。
可動部材83が前方向に移動する動作に連動して、可動部材83と一体に折り曲げ部71が回転せずに前方向に移動する。折り曲げ部71が前方向に移動すると、図5(b)に示すように、開閉ピン71aが開閉ガイド孔77の開閉部78を通過する。
これにより、第1の可動把持部材70Lは、軸76を支点とした回転動作で、固定把持部材70Cに近づく方向に移動する。よって、第1の可動把持部材70Lと固定把持部材70Cの間に、ワイヤWの一方の端部WS側が把持される。また、第2の可動把持部材70Rは、軸76を支点とした回転動作で、固定把持部材70Cに近づく方向に移動する。よって、第2の可動把持部材70Rと固定把持部材70Cの間に、ワイヤWの他方の端部WE側が、ワイヤWの延在方向に移動可能な状態で把持される。
更に、可動部材83が前方向に移動すると、可動部材83の動作が退避機構53に伝達され、第1のガイドピン53aが退避する。
第1の可動把持部材70L及び第2の可動把持部材70Rの開閉動作でワイヤWを把持する位置まで可動部材83を前進させた後、モータ80の回転を一時停止し、送りモータ33を逆回転方向に駆動する。これにより、第1の送りギア30Lが逆転すると共に、第1の送りギア30Lに従動して第2の送りギア30Rが逆転する。
よって、第1の送りギア30Lと第2の送りギア30Rとの間に挟持されたワイヤWが逆方向に送られる。ワイヤWを逆方向に送る動作で、図10(b)に示すように、ワイヤWは鉄筋Sに密着されるようにして巻き付けられる。
ワイヤWを鉄筋Sに巻き付けて、送りモータ33の逆回転方向の駆動を停止した後、モータ80を正回転方向に駆動することで、可動部材83を前方向に移動させる。可動部材83が前方向に移動する動作が伝達機構62で切断部6Aに伝達されることで可動刃部61が回転し、第2の可動把持部材70Rと固定把持部材70Cで把持されたワイヤWの他方の端部WE側が、固定刃部60と可動刃部61の動作で切断される。
本例のように2本のワイヤWで鉄筋Sを結束する場合、従来のように1本のワイヤで鉄筋Sを結束する場合と同等の結束強度を得るのであれば、ワイヤWの直径を従来より細くすることができる。このため、ワイヤWを曲げやすく、小さい力でワイヤWを鉄筋Sに密着させることができる。従って、小さい力でワイヤWを確実に鉄筋Sに巻き付けることができる。また、ワイヤWの切断時の負荷低減を図ることができる。これに伴い、鉄筋結束機1Aの各モータの小型化、機構部位の小型化による本体部全体の小型化が可能である。また、モータの小型化、負荷の低減により消費電力の低減が可能である。
ワイヤWを切断した後、可動部材83を更に前方向に移動させることで、図10(c)に示すように、可動部材83と一体で折り曲げ部71が前方向に移動する。折り曲げ部71が、矢印Fで示す前方向である鉄筋Sに接近する方向へ移動することで、固定把持部材70Cと第1の可動把持部材70Lで把持されたワイヤWの一方の端部WS側を、曲げ部71b1で鉄筋S側へ押圧して、把持位置を支点として鉄筋S側へ曲げる。折り曲げ部71が更に前方向に移動することで、第1の可動把持部材70Lと固定把持部材70Cとの間に、ワイヤWの一方の端部WS側が把持された状態で保持される。
また、折り曲げ部71が、矢印Fで示す前方向である鉄筋Sに接近する方向へ移動することで、固定把持部材70Cと第2の可動把持部材70Rで把持されたワイヤWの他方の端部WE側を、曲げ部71b2で鉄筋S側へ押圧して、把持位置を支点として鉄筋S側へ曲げる。折り曲げ部71が更に前方向に移動することで、第2の可動把持部材70Rと固定把持部材70Cとの間に、ワイヤWの一方の端部WE側が把持された状態で保持される。
ワイヤWの端部を鉄筋S側に折り曲げた後、調節ダイヤル91で設定されたワイヤWの捩りトルクに応じた回転数でモータ80が更に正回転方向に駆動される。これにより、モータ80は、可動部材83を更に前方向である矢印F方向に移動させる。可動部材83が矢印F方向の所定の位置まで移動することで、可動部材83は回転規制部材84の係止から抜け、可動部材83の回転規制部材84による回転の規制が解除される。
これにより、モータ80が更に正回転方向に駆動されることで、ワイヤWを把持している把持部70が折り曲げ部71と一体に回転し、図10(d)に示すように、ワイヤWを捩じる。
ワイヤWを捩じった後、モータ80が逆回転方向に駆動されることで、モータ80は、可動部材83を矢印Rで示す後方向に移動させる。すなわち、可動部材83は、モータ80の回転に連動した回転動作が、回転規制部材84により規制されて、モータ80の回転が直線移動に変換される。
これにより、可動部材83が後方向に移動する。可動部材83が後方向に移動する動作に連動して、第1の可動把持部材70Lと第2の可動把持部材70Rが固定把持部材70Cから離れる方向に変位し、把持部70はワイヤWを離す。なお、鉄筋Sの結束が完了したら、電源スイッチ92を押してオフ状態にすることが好ましい。
<本実施の形態の鉄筋結束機の作用効果例>
例えば、土台を構成する鉄筋SをワイヤWで結束する場合、鉄筋結束機1Aを使用しての作業は、鉄筋結束機1Aを、カールガイド部5Aのカールガイド50と誘導ガイド51との間の開口が鉄筋Sに対峙するように下を向いた状態で作業が行われる。
従来の結束機では、鉄筋SにワイヤWを結束させるために、作業者がハンドル部11Aを把持してカールガイド部5Aを鉄筋Sに対峙させた状態では、作業者が設定部9Aを視認するのが困難であった。そのため、電源が正しく入っているか、エラーが発生していないか、または捩りトルクがどの段階に設定されているか等、設定部9Aを作業者が確認したい場合、鉄筋Sに対峙した状態から設定部9Aが見える位置まで鉄筋結束機1Aを持ち上げるか、作業者が鉄筋結束機1Aの設定部9Aが見える姿勢になる必要があった。
これに対し、本実施の形態では、設定部9Aが本体部10Aのカールガイド部5Aとは反対側の後方の面10bに設けられるため、カールガイド部5Aを鉄筋Sに対峙させた状態で、設定部9Aが視認可能な位置にある。そのため、作業者が結束作業をしながら容易に設定部9Aを確認及び操作することができる。ハンドル部11Aを把持してカールガイド部5Aを鉄筋Sに対峙する向きに傾けた状態でも、設定部9Aを見て操作することができる。設定部9Aが捩りトルクの調節ダイヤル91を有する場合、カールガイド部5Aを鉄筋Sに対峙する向きに傾けた状態でも、どの捩りトルクに設定されているかを確認し、調節ダイヤル91を操作することができる。設定部9Aが電源スイッチ92を有する場合、カールガイド部5Aを鉄筋Sに対峙する向きに傾けた状態でも、電源スイッチ92がオンなのかオフなのかを確認し、電源スイッチ92を操作することができる。設定部9Aがランプ93を有する場合、カールガイド部5Aを鉄筋Sに対峙する向きに傾けた状態でも、電源のオン・オフやランプ93による作動エラーの報知を確認することができる。
なお、設定部9Aは、本体部10Aの後方側の面10bに設けられることに限られず、鉄筋結束機1Aの筺体の後方側に設けられていればよく、例えば、バッテリ着脱部11bの後方側に設けられてもよい。これと同じく、凹部10c及び凸部10dも、本体部10Aの面10bに設けられることに限られず、鉄筋結束機1Aの筺体の後方側に設けられていればよく、例えば、バッテリ着脱部11bの後方側の面に設けられてもよい。
また、作業者がハンドル部11Aを把持し、カールガイド部5Aを鉄筋Sに対峙する向きに傾けた状態で設定部9Aを操作することができるため、トリガ12Aの操作によりワイヤWで鉄筋Sを結束する動作と、設定部9Aを操作する動作とを鉄筋結束機1Aを同じ方向に向けた状態で行うことができる。そのため、トリガ12Aを操作する動作と設定部9Aを操作する動作との間に、鉄筋結束機1Aを移動させる必要がなく、鉄筋結束機1Aの移動に掛かる時間を短縮することができ、作業効率が向上する。
図9に示すように、設定部9Aが本体部10Aの後方側の面10bの凹部10cに設けられ、設定部9Aよりも凸部10dの方が後方側の面10bから突出しているため、本体部10Aの後方側の面10bを底にして作業場所Gに置いても、設定部9Aが作業場所Gに接触することなく、凸部10dと作業場所Gとが接する。そのため、後方側の面10bを底にして作業場所G等に置いても、設定部9Aが作業場所Gに押されて設定部9Aの操作内容に変更がおきない。具体的には、後方側の面10bを底にして作業場所G等に置いても、電源スイッチ92が誤って押されたり、調節ダイヤル91が作業場所Gに触れて設定が変更したりしない。なお、本実施の形態における凸部10dは、凹部10cと設定部9Aの周囲を囲むように設けられるが、これに限られない。凹部10cは、省略してもよいし、凸部10dは、設定部9Aと凹部10cを囲まないように設けられてもよいし、設定部9Aまたは凹部10cの周囲を囲むように設けられてもよい。また、凸部10dを省略し、凹部10c内に設定部9Aを設けてもよい。
また、凹部10cは、設定部9Aと凸部10dとを壁として切欠き10eに向かう一連の経路10fを形成するため、雨天での作業などで凹部10cに水が入っても、凹部10cに入った水は経路10fから切欠き10eに向けて流れ、切欠き10eから凹部10cの外に出ることができる。そのため、凹部10cに水がたまらない。なお、凸部10dに設ける切欠き10eは、1箇所に限られず、複数の切欠き10eを設けてもよい。また、凹部10cに入った水が経路10fから凹部10cの外に出ることができればよく、切欠き10eに限られず、凸部10dは、側方に本体部10Aの面10bと連通する孔部を有してもよい。更に、凹部10cの側方に、本体部10Aの面10bと連通する切欠きまたは孔部を有し、当該切欠きまたは孔部から凹部10cに入った水が出る構成としてもよい。
本実施の形態では、設定部9Aとして、調節ダイヤル91、電源スイッチ92、ランプ93を備えるが、これらの少なくとも1つが本体部10Aの面10bに設けられていることが好ましい。また、調節ダイヤル91による調節は6段階に限られず、調節ダイヤル91を省略してモータ80の回転速度を一定としてもよいし、2段階以上の調節ができる調節ダイヤルや、ワイヤWの巻数を調節できる調節ダイヤルを設けてもよい。
1A・・・鉄筋結束機、2A・・・マガジン、20・・・リール、3A・・・ワイヤ送り部、5A・・・カールガイド部、6A・・・切断部、7A・・・結束部、8A・・・駆動部、9A・・・設定部、12A・・・トリガ、30L・・・第1の送りギア、30R・・・第2の送りギア、31L・・・歯部、32L・・・溝部、31R・・・歯部、32R・・・溝部、33・・・送りモータ、34・・・駆動力伝達機構、50・・・カールガイド、51・・・誘導ガイド、52・・・ガイド溝、53・・・退避機構、53a、53b・・・ガイドピン、54・・・第1のガイド部、54a・・・壁面、55・・・可動ガイド部、55a・・・壁面、55b・・軸、60・・・固定刃部、61・・・可動刃部、62・・・伝達機構、70・・・把持部、70C・・・固定把持部材、70L・・・第1の可動把持部材、70R・・・第2の可動把持部材、71・・・折り曲げ部、71a・・・開閉ピン、76・・・軸、77・・・開閉ガイド孔、78・・・開閉部、80・・・モータ、81・・・減速機、82・・・回転軸(捩り軸)、83・・・可動部材、91・・・調節ダイヤル、92・・・電源スイッチ、93・・・ランプ(情報報知部)、S・・・鉄筋(結束物)、W・・・ワイヤ

Claims (7)

  1. ワイヤを送るワイヤ送り部と、
    前記ワイヤ送り部により送られたワイヤを結束物の周囲に沿ってカールさせるカールガイド部と、
    所定の軸線の回りに回転可能に設けられる捩り軸と、前記捩り軸の一端側に設けられる把持部とを有し、前記カールガイド部によりカールされたワイヤを前記把持部で把持し、把持したワイヤを前記捩り軸で捩ることで結束物を結束する結束部と、
    一端側に前記カールガイド部が配置され、内部に前記ワイヤ送り部と前記結束部を収容する結束機本体と、
    前記結束機本体の他端側に設けられ、所定の動作条件を設定するための設定部とを備え
    前記結束機本体は、前記設定部の周囲に凸部を有し、
    前記凸部は、前記結束機本体の表面に連通する切欠き又は孔部を有す
    結束機。
  2. 前記結束機本体から、前記軸線と直交又は略直交する方向に延在するハンドル部を備える
    請求項1に記載の結束機。
  3. 前記凸部は、前記設定部の周囲を囲むようにして設けられる
    請求項1又は2に記載の結束機。
  4. 前記結束機本体は、前記他端側の表面に凹部を有し、
    前記設定部は、前記凹部内に設けられる
    請求項1から3のいずれか1項に記載の結束機。
  5. 前記結束機本体は、
    前記他端側の表面に前記凹部を有すると共に、
    前記凹部の周囲に凸部を有し、
    前記設定部は、前記凹部内に設けられる
    請求項に記載の結束機。
  6. ワイヤを送るワイヤ送り部と、
    前記ワイヤ送り部により送られたワイヤを結束物の周囲に沿ってカールさせるカールガイド部と、
    所定の軸線の回りに回転可能に設けられる捩り軸と、前記捩り軸の一端側に設けられる把持部とを有し、前記カールガイド部によりカールされたワイヤを前記把持部で把持し、把持したワイヤを前記捩り軸で捩ることで結束物を結束する結束部と、
    一端側に前記カールガイド部が配置され、内部に前記ワイヤ送り部と前記結束部を収容する結束機本体と、
    前記結束機本体の他端側に設けられ、所定の動作条件を設定するための設定部とを備え、
    前記結束機本体は、前記他端側の表面に凹部を有し、
    前記設定部は、前記凹部内に設けられ
    前記凹部は、前記結束機本体の表面に連通する切欠き又は孔部を有す
    束機。
  7. 前記結束機本体は、
    前記他端側の表面に前記凹部を有すると共に
    前記凹部の周囲に凸部を有し、
    前記設定部は、前記凹部内に設けられる
    請求項6に記載の結束機。
JP2016257450A 2016-12-29 2016-12-29 結束機 Active JP6922221B2 (ja)

Priority Applications (16)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016257450A JP6922221B2 (ja) 2016-12-29 2016-12-29 結束機
US15/847,668 US10851551B2 (en) 2016-12-29 2017-12-19 Binding machine
DK17208816T DK3342956T3 (da) 2016-12-29 2017-12-20 Bindingsmaskine
ES17208816T ES2748602T3 (es) 2016-12-29 2017-12-20 Atadora
EP19194087.3A EP3604710A1 (en) 2016-12-29 2017-12-20 Binding machine
PL17208816T PL3342956T3 (pl) 2016-12-29 2017-12-20 Maszyna do wiązania
EP17208816.3A EP3342956B1 (en) 2016-12-29 2017-12-20 Binding machine
DE202017007007.3U DE202017007007U1 (de) 2016-12-29 2017-12-20 Bindemaschine
TW109100871A TWI728647B (zh) 2016-12-29 2017-12-21 捆束機
TW108116545A TWI702171B (zh) 2016-12-29 2017-12-21 捆束機
TW106145036A TWI700219B (zh) 2016-12-29 2017-12-21 捆束機
CN202010127636.8A CN111483640B (zh) 2016-12-29 2017-12-27 捆扎机
CN201711444622.3A CN108327970B (zh) 2016-12-29 2017-12-27 捆扎机
US16/395,988 US10590666B2 (en) 2016-12-29 2019-04-26 Binding machine
US17/032,579 US11946267B2 (en) 2016-12-29 2020-09-25 Binding machine
JP2021124350A JP7201036B2 (ja) 2016-12-29 2021-07-29 結束機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016257450A JP6922221B2 (ja) 2016-12-29 2016-12-29 結束機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021124350A Division JP7201036B2 (ja) 2016-12-29 2021-07-29 結束機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018109296A JP2018109296A (ja) 2018-07-12
JP6922221B2 true JP6922221B2 (ja) 2021-08-18

Family

ID=60781780

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016257450A Active JP6922221B2 (ja) 2016-12-29 2016-12-29 結束機
JP2021124350A Active JP7201036B2 (ja) 2016-12-29 2021-07-29 結束機

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021124350A Active JP7201036B2 (ja) 2016-12-29 2021-07-29 結束機

Country Status (9)

Country Link
US (3) US10851551B2 (ja)
EP (2) EP3604710A1 (ja)
JP (2) JP6922221B2 (ja)
CN (2) CN111483640B (ja)
DE (1) DE202017007007U1 (ja)
DK (1) DK3342956T3 (ja)
ES (1) ES2748602T3 (ja)
PL (1) PL3342956T3 (ja)
TW (3) TWI700219B (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6922221B2 (ja) 2016-12-29 2021-08-18 マックス株式会社 結束機
USD935867S1 (en) * 2018-12-13 2021-11-16 Pellenc Vine tying machine
USD935866S1 (en) * 2018-12-13 2021-11-16 Pellenc Vine tying machine
CN109930838B (zh) * 2019-04-23 2021-02-26 车建民 一种钢筋捆绑机
US11597029B2 (en) 2019-08-15 2023-03-07 Forney Industries, Inc. Wire spool gun
US20220298813A1 (en) * 2019-08-26 2022-09-22 Makita Corporation Rebar tying tool
USD939940S1 (en) * 2019-11-08 2022-01-04 Forney Industries, Inc. Wire spool gun
USD939939S1 (en) * 2019-11-08 2022-01-04 Forney Industries, Inc. Wire spool gun
BR102021002428A2 (pt) * 2020-02-10 2021-08-24 Max Co., Ltd. Máquina de ligação
JP7427994B2 (ja) * 2020-02-10 2024-02-06 マックス株式会社 結束機
JP2021127569A (ja) 2020-02-10 2021-09-02 マックス株式会社 結束機
JP7402075B2 (ja) 2020-02-13 2023-12-20 株式会社マキタ 鉄筋結束ロボット
JP7452292B2 (ja) 2020-06-30 2024-03-19 マックス株式会社 結束機
JP7469971B2 (ja) 2020-06-30 2024-04-17 株式会社マキタ 鉄筋結束機
JP2022027264A (ja) 2020-07-31 2022-02-10 マックス株式会社 結束機

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4790225A (en) 1982-11-24 1988-12-13 Panduit Corp. Dispenser of discrete cable ties provided on a continuous ribbon of cable ties
US5293747A (en) * 1992-07-27 1994-03-15 Ingersoll-Rand Company Power regulator for a pressure fluid motor
TW235938B (ja) * 1992-06-22 1994-12-11 Ingersoll Rand Co
JPH07100770A (ja) * 1993-09-30 1995-04-18 Fujita Corp 総回転数の設定可能な電動ドライバー
US5842506A (en) 1997-09-12 1998-12-01 Peters; Rudolph W. Hand tool for forming and applying wire ties
CN2652552Y (zh) 2003-10-17 2004-11-03 李国昌 钢筋捆绑扎线器
EP1564146B1 (en) 2004-02-13 2007-07-25 Thomas & Betts International, Inc. Cycle counter for cable tie tool
JP4140561B2 (ja) 2004-06-18 2008-08-27 マックス株式会社 鉄筋結束機並びにワイヤリール
JP4548584B2 (ja) 2004-07-16 2010-09-22 マックス株式会社 鉄筋結束機
JP4586540B2 (ja) 2005-01-13 2010-11-24 マックス株式会社 鉄筋結束機
JP2006200196A (ja) 2005-01-20 2006-08-03 Max Co Ltd 鉄筋結束機
JP4710438B2 (ja) 2005-07-01 2011-06-29 マックス株式会社 鉄筋結束機
JP5221921B2 (ja) 2007-09-27 2013-06-26 パナソニック株式会社 インパクト回転工具
JP4605242B2 (ja) 2008-04-10 2011-01-05 パナソニック電工株式会社 電動工具
JP5126101B2 (ja) 2008-05-19 2013-01-23 マックス株式会社 鉄筋結束機
JP5370751B2 (ja) * 2009-06-23 2013-12-18 日立工機株式会社 電動工具
WO2012114749A1 (en) 2011-02-24 2012-08-30 Hitachi Koki Co., Ltd. Secondary battery pack, power tool
US9932135B2 (en) 2012-09-24 2018-04-03 Signode Industrial Group Llc Strapping device
CH708294A2 (de) 2013-05-05 2014-12-15 Orgapack Gmbh Umreifungsvorrichtung.
CN204056351U (zh) * 2014-07-28 2014-12-31 台州市正派包装设备有限公司 手持储电式电动打包机
TWI683768B (zh) 2015-07-22 2020-02-01 日商美克司股份有限公司 捆束機
US20170174374A1 (en) * 2015-12-22 2017-06-22 Signode Industrial Group Llc Tool and tool setting management system and method configured to pair with the tool to change how the tool can function
CN106231844B (zh) * 2016-08-12 2017-12-01 杭州鼎巅科技有限公司 一种紧凑型手持绕带机
JP6922221B2 (ja) * 2016-12-29 2021-08-18 マックス株式会社 結束機

Also Published As

Publication number Publication date
CN111483640A (zh) 2020-08-04
JP2018109296A (ja) 2018-07-12
TWI728647B (zh) 2021-05-21
EP3342956A1 (en) 2018-07-04
DE202017007007U1 (de) 2019-03-07
JP2021179171A (ja) 2021-11-18
EP3342956B1 (en) 2019-09-18
JP7201036B2 (ja) 2023-01-10
US11946267B2 (en) 2024-04-02
EP3604710A1 (en) 2020-02-05
TW201932364A (zh) 2019-08-16
CN108327970B (zh) 2020-03-27
DK3342956T3 (da) 2019-11-11
US20180187434A1 (en) 2018-07-05
ES2748602T3 (es) 2020-03-17
CN111483640B (zh) 2022-04-08
TWI700219B (zh) 2020-08-01
TW201834933A (zh) 2018-10-01
US20190249447A1 (en) 2019-08-15
TW202015970A (zh) 2020-05-01
TWI702171B (zh) 2020-08-21
PL3342956T3 (pl) 2020-03-31
CN108327970A (zh) 2018-07-27
US10590666B2 (en) 2020-03-17
US20210010282A1 (en) 2021-01-14
US10851551B2 (en) 2020-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6922221B2 (ja) 結束機
JP6972553B2 (ja) 結束機
TWI744635B (zh) 捆束機
JP6972552B2 (ja) 結束機
JP6932925B2 (ja) 結束機
WO2020050382A1 (ja) 結束機
JP7047880B2 (ja) 結束機
JP6787122B2 (ja) 結束機
JP6870325B2 (ja) 結束機
JP2020147297A (ja) 結束機
JP2020196508A (ja) 結束機
TWI830881B (zh) 捆束機
JP7259425B2 (ja) 結束機
JP6953979B2 (ja) 結束機
EP4361378A1 (en) Binding machine
JP7367313B2 (ja) 結束機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200929

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20201126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210629

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210712

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6922221

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150