JP6917491B1 - プログラム、および情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。
収支管理アプリケーションApは、利用者の食事と運動を管理するプログラムである。収支管理アプリケーションApは、利用者の一日の中で摂取するカロリー量の目安とする値である許容カロリー量、利用者が実際に飲食により摂取して記録されたカロリー量を示す摂取済みカロリー量、利用者がこれからの飲食で摂取する見込みのカロリー量を示す見込みカロリー量に基づいて、当該見込みカロリー量に基づく食事メニューや、所定のカロリー量を消費する運動を提示する。
すなわち、本実施形態に係る収支管理アプリケーションApは、利用者が飲食する前に見込みカロリー量に基づく食事メニューの提示や、見込みカロリー量が許容カロリー量を超える場合には超過したカロリー量に相当する運動を提示するプログラムである。
画像G10には、摂取済みカロリー量の画像G11、見込みカロリー量の画像G12、スライダーG13、対比状況を示す画像G14、許容カロリー量から摂取済みカロリー量と見込みカロリー量との合計量を減算した値を示す画像G15、超過するカロリー量を示す画像G16、運動内容を示す画像G17、ボタン画像G18の少なくとも何れか一つが表示される。
スライダーG13の操作による見込みカロリー量を取得した後に、「提示を受ける」と表示されたボタン画像G18に対する利用者の操作が行われると、画像G10には、見込みカロリー量に基づく食事メニューが表示される。なお、ボタン画像G18を操作せずに、スライダーG13の操作を続けて行いながら、画像G14、画像G15、画像G16、および画像G17を更新すると共に、食事メニューが更新されて表示されるようにしてもよい。
また、利用者の基礎代謝、利用者の運動習慣、利用者の目標体重などによって設定された1日あたりの許容カロリー量に対する、摂取済みカロリー量と見込みカロリー量との合計量の対比状況を、利用者が視覚的に確認することができる。見込みカロリー量は、今度の食事をとることで取得されるカロリー量を示すため、摂取済みカロリー量と見込みカロリー量との合計量から、食事をとる前の段階で、例えば、1日あたりの許容カロリー量を超過しないような食事メニューを選択することができる。また、1日あたりの許容カロリー量を超えた食事メニューを選択した場合でも、事前に超過するカロリー量に相当する運動内容を知ることができる。
情報処理装置1は、制御装置10と、記憶装置20と、通信装置30と、表示装置40と、入力装置50と、を含んで構成される。
制御装置10は、例えばCPU(Central Processing Unit)等の処理回路を含んで構成され、情報処理装置1の各要素を統括的に制御する。
制御装置10は、記憶装置20に記憶されたプログラムを実行することで、利用者のカロリー量収支を管理するための複数の機能を実現する。なお、制御装置10の一部の機能を専用の電子回路で実現した構成、または、制御装置10の機能を複数の装置に分散した構成を採用してもよい。
記憶装置20は、例えば利用者情報を記憶する。利用者情報は、利用者の身体または生活に関する情報である。具体的には、利用者情報は、利用者の性別、体重、身長、年齢、活動強度、活動時間および目標体重を含む。活動強度は、利用者の日常的な活動量の指標であり、複数の段階の何れかに設定される。活動時間は、利用者が活動する時間であり、具体的には起床時刻と就寝時刻とで指定される。目標体重は、利用者の体重の目標値である。なお、利用者が目標体重を指定していない場合には、目標体重が設定されていない状態(以下「目標未設定状態」という)となる。なお、利用者情報には、利用者の運動履歴情報が含まれていてもよい。
制御装置10は、収支管理部110と、決定部130と、提示部150と、を含んで構成される。
収支管理部110は、利用者の1日(24時間)毎のカロリー量収支を管理する。カロリー量収支は、利用者が摂取したカロリー量と消費したカロリー量との関係である。収支管理の時間的な単位である1日は、利用者の活動時間に応じた時点を始点または終点とする期間である。すなわち、収支管理部110は、利用者の活動時間に応じて1日の始点または終点を自動的に設定する。例えば、利用者情報が示す利用者の起床時刻から所定の時間(例えば2時間)だけ手前の時点を始点として1日が画定される。以上の説明から理解される通り、収支管理の単位となる1日は、午前零時から24時間にわたる固定の期間ではなく、利用者の活動時間に応じた可変の始点から24時間にわたる期間である。すなわち、1日の始点および終点が利用者毎に個別に設定される。
残余カロリー量Cr=許容カロリー量Ca−摂取カロリー量Ci−見込みカロリー量Ch…(1)
許容カロリー量Ca=目標カロリー量Ct+消費カロリー量Cb …(2)
収支管理部110は、目標カロリー量設定部111と、摂取カロリー量特定部113と、消費カロリー量特定部115と、見込みカロリー量取得部117と、残余カロリー量算出部119と、を含んで構成される。
また、記憶装置20が記憶する複数の食事メニューは、単品での食事メニューもしくは複数の食事メニューを組み合わせたセットでの食事メニューの少なくとも一方についてのデータベースであってもよい。食事メニューのデータベースは、ネットワークで接続可能な記憶装置に記憶されていてもよいし、サーバ装置に記憶されていてもよい。食事メニューのデータベースは、食品のデータベースであってもよい。
また、決定部130は、見込みカロリー量Chを、通信装置30を介してサーバ装置に送信し、サーバ装置で決定された食事メニューを取得してもよい。
また、決定部130は、利用者情報として運動履歴を用いる代わりに、または加えて、利用者情報に含まれる利用者の性別、体重、身長、年齢、活動強度のいずれか1つまたは複数の情報に応じて運動を決定してもよい。
提示部150は、食事メニューや対比状況を表示装置40(表示部410)に表示させることに代えて、または加えてスピーカ部(不図示)に出力したり、通信装置30により外部に出力したりしてもよい。通信装置30(通信部310)により外部に出力することは、例えば、利用者が身に着けているウェアラブル端末に対して通信して、当該ウェアラブル端末に表示させることを含む。
例えば、食事提示処理は、利用者による「食事提示」アイコンに対する操作を受け付けることにより開始される。
提示部150は、取得した見込みカロリー量Chを示す画像を表示装置40に表示させる(ステップS102)。
制御装置10は、入力装置50を介した提示開始操作を受け付ける。例えば、決定部130は、利用者による「提示を受ける」ボタン画像G18の操作を受け付ける(ステップS104)。
制御装置10は、利用者による「閉じる」ボタンの操作を受け付けることにより食事提示処理を終了する。
利用者情報は、食事提示処理よりも前に利用者によって入力される。
記憶装置20に記憶されたプログラムが最初に起動されると、提示部150は、利用者が利用者情報を入力するための画像G40または画像G50を表示装置40に表示させる。画像G40、または画像G50で入力された情報(性別、体重、身長、年齢、活動強度、活動時間および目標体重)が利用者情報として記憶装置20に保持される。
画像G40、または画像G50における利用者情報の入力が完了すると、提示部150は、図8のように、利用者の1日の中で摂取するカロリー量収支を提示するための収支管理画像G70を表示装置40に表示させる。収支管理画像G70は、ホーム画像とも表記される。
収支管理画像G70には、収支管理部110が算定する残余カロリー量Crを示す画像G72が含まれる。
操作部G83を利用者が選択すると、提示部150は、図1A、図1Bに示す画像G10を表示装置40に表示させる。
画像G10には、利用者の摂取カロリー量Ciを示す画像G11と、見込みカロリー量Chの値を示す画像G12と、スライダーG13と、許容カロリー量に対する摂取カロリー量を示す画像G14aと、許容カロリー量に対する見込みカロリー量を示す画像G14bと、残余カロリー量Crを示す画像G15と、提示開始ボタン画像G18と、が含まれる。
また、画像G14aと画像G14bの提示態様を合わせて第1提示態様もしくは第2の提示態様にて提示し、残余カロリー量Crが負数となる場合(過剰カロリー量Ceとなる場合)に第3提示態様として表示してもよい。
画像G30は、画像G10おいて、スライダーG13により見込みカロリー量Chを取得し、「提示を受ける」と表示される提示開始ボタン画像G18に対する操作が行われると、表示される。
画像G30には、見込みカロリー量Chに応じた食事メニューとして、主食である「ご飯」、汁物である「味噌汁(わかめと豆腐)」、野菜サラダである「生野菜サラダ」、主菜である「小田巻き蒸し」が表示される。また、画像G30には、「ご飯」「味噌汁(わかめと豆腐)」「生野菜サラダ」「小田巻き蒸し」に対応するそれぞれのカロリー量「252kcal」「48kcal」「123kcal」「258kcal」と、これらの食事メニューの合計カロリー量「681kcal」、それぞれの食事メニューの分量「1人前」とが表示される。
提示部150は、図8に例示したようなホーム画像を表示装置40に表示させる(ステップS200)。
次に制御装置10が、利用者による操作部(食事)G73(食事アイコンともいう)に対する操作を受け付けると(ステップS202)、提示部150は、図9に図示する、操作部G81(朝食/昼食/夕食/間食)、操作部G82(簡易入力)及び、操作部G83(食事提示)(食事内容アイコンともいう)を含む画像G80を、表示装置40に表示させる(ステップS204)。
次に制御装置10は、操作部G83(食事提示)に対する利用者の操作を受け付けると(ステップS206)、提示部150は、ステップS212の処理を実行する。
提示部150は、収支管理部110が算定した摂取カロリー量Ciを画像G14aとして第1提示態様で表示装置40に表示させ(ステップS214)、ステップS216の処理を実行する。
また、提示部150は、スライダーG13の位置(例えば、初期位置)に対応する見込みカロリー量Chに応じて、画像G14bを、第2提示態様で表示装置40に表示させ(ステップS216)、ステップS218の処理を実行する。
換言すれば、提示部150は、見込みカロリー量取得部117が見込みカロリー量を取得する前において、摂取カロリー量Ciを構成するカロリー量に対する食事対象に応じた初期値を見込みカロリー量Chとして、許容カロリー量Caに対する、摂取カロリー量Ci(摂取済みカロリー量)と見込みカロリー量Chとの合計量との対比状況を表示装置40に表示させる。
一方、決定部130は、スライダーG13に対する利用者の操作を受け付けていないことに基づいて(ステップS218;NO)、ステップS226の処理を実行する。
一方、決定部130が「提示を受ける」ボタン画像G18に対する利用者の操作を受け付けていない場合(ステップS226;NO)、ステップS234の処理を実行する。
一方、決定部130は、「戻る」ボタンに対する利用者の操作を受け付けていない場合(ステップS234;NO)、ステップS218に戻って繰り返し処理を実行する。
また、許容カロリー量Caに対する摂取カロリー量Ciと見込みカロリー量Chとの対比状況(割合)を可視化することができるため、利用者が見込みカロリー量を調整しやすくすることができる。
また、過剰カロリー量Ce分の運動内容を提示することで、利用者が食事を摂取する前に運動内容を知ることができ、見込みカロリー量Chを減少させることができる。また、過剰カロリー量Ce分の運動内容を食事前に確認することができるため、カロリー量の制限だけでなく運動によって過剰カロリー量Ce分を消費可能であることを把握することができる。
収支管理画像G70の操作部G74(運動)を利用者が操作すると、提示部150は、運動に関連する文字列の入力欄と過去に記録された運動記録の運動名を表示装置40に表示させる(不図示)。記憶装置20には、複数種の運動名の各々について標準的なカロリー量が登録された運動テーブルが記憶される。提示部150は、利用者が入力欄に入力した文字列に関連する運動名を運動テーブルから検索し、運動テーブルから検索された複数の運動名を利用者による選択の候補として運動入力画像G60に表示する。収支管理部110は、選択の候補として運動入力画像G60に表示する運動名、または、過去に記録された運動記録の運動名の利用者による選択を受け付ける。
なお、運動テーブルを外部のサーバ装置に保持し、利用者が選択した1個の運動名に対応するカロリー量を情報処理装置1がサーバ装置から取得してもよい。
第1の実施形態において、決定部130は、食事提示処理を行う食事対象に応じて提示する食事メニューを変更してもよい。
具体的には、例えば、決定部130は、記憶装置20に記憶された朝食、昼食、夕食、間食などの食事対象に応じた食事メニューのデータベースから、食事対象に適した食事メニューをランダムに取得し、取得した食事メニューを提示する。
このようにすることで、利用者の食事対象に適した食事メニューを提示することができる。
スライダーG13のスライドバー上の初期位置は、許容カロリー量Caにおける、食事提示処理を行う食事対象に応じた割合分のカロリー量を表す位置としてよい。
具体的には、食事対象の割合を朝食:昼食:夕食=2:3:5とし、食事提示の食事対象が朝食の場合、許容カロリー量Caにおける朝食:昼食:夕食=2:3:5の割合となる10分の2のカロリー量の値の位置にスライダーG13を表示し、昼食の場合、許容カロリー量Caにおける10分の3のカロリー量の値の位置にスライダーG13を表示し、夕食の場合、許容カロリー量Caにおける10分の3のカロリー量の値の位置にスライダーG13を表示してもよい。
目標カロリー量Ctにおける食事提示処理を行う食事対象に応じた割合分のカロリー量を表す位置としてもよい。
提示する食事メニューは、スライダーG13を表示している画像において表示されてもよい。食事メニューと見込みカロリー量Chを入力するためのスライダーG13を同じ画像上に表示することで、利用者が食事メニューを見ながら見込みカロリー量Chを調整することができる。
また、「提示を受ける」ボタン画像G18を利用者が操作しても画像を切り替えずに食事メニューを提示するので、「提示を受ける」ボタン画像G18を利用者が操作しやすく、何度も食事メニューを提示することができる。
また、「提示を受ける」ボタン画像G18が無く、見込みカロリー量取得部117が見込みカロリー量Chを取得する都度、提示部150は、提示されている食事メニューの更新を行ってもよい。これにより、利用者が「提示を受ける」ボタン画像G18を操作する必要が無く、食事メニューを確認しながら見込みカロリー量Chの調整を行うことができる。
決定部130は、許容カロリー量Caを超過した分のカロリー量に相当する運動提示を、利用者情報に含まれる運動履歴に基づいて行ってもよい。決定部130は、利用者情報の運動履歴において、例えば、エアロバイク(登録商標)を頻繁に行っている利用者である場合にはエアロバイクでの運動内容を提示したり、ランニングを頻繁に行っている利用者である場合にはランニングでの運動内容を提示したりしてもよい。
このようにすることにより、利用者がイメージしやすい運動内容を提示するため、見込みカロリー量の増減の判断を利用者が容易にすることができる。
なお、提示する運動メニューは一つではなく、複数の運動内容を提示して、利用者にいずれの運動を行うかを判断させるようにしてもよい。
決定部130は、利用者の食事メニューの履歴情報から、利用者の好みを判別して提示する食事メニューを決定してもよい。このようにすることで、利用者の好みの食事メニューに対する分量を調整することが可能となるため、限られたカロリー量に基づいた食事メニューでも、満足感を与えることが期待できる。
また、決定部130は、利用者の食事メニュー、例えば、和食、洋食や糖質制限などに応じた食事メニュー、食事メニューごとの分量を提示してもよい。この場合、食事メニューのデータベースにおいて和食、洋食、糖質制限などの食事ジャンルを対応付けておけばよい。
また、提示部150は、主食と副食を少なくとも含めた食事メニューとして提示し、当該食事メニューのそれぞれの品に対して分量を提示してもよい。これにより、1品のみの食事メニューの提示による栄養の偏りを防ぐことができる。
決定部130は、提示する運動内容において、有酸素運動、無酸素運動などの運動の種類に応じてポイント化してもよい。また、運動入力画像G60において入力する運動の種類に応じてポイント化してもよい。例えば、単位期間における合計ポイントの目標値を設定し、例えば1週間で合計ポイントとなるように運動内容を提示してもよいし、利用者が運動内容を記録してもよい。このようにすることで、何を目安として有酸素運動、もしくは無酸素運動をしたらいいかわからない利用者であっても適切に運動をすることができる。
また、提示部150は、利用者が実際に行った運動内容に応じて鍛えられた場所を、人間の身体を表す画像上において、例えば赤色の提示態様で表示するなど可視化し、ポイントに応じて変化させてもよい。このようにすることで、利用者は、自分の身体のどの部分が鍛えられたかを把握することができる。
以上に例示した形態から、例えば以下の構成が把握される。なお、各態様の理解を容易にするために、以下では、図面の参照符号を便宜的に括弧書で付記するが、本発明を図示の態様に限定する趣旨ではない。
本発明の好適な態様に係るプログラムは、1日の中で摂取するカロリー量の目安とする値である許容カロリー量(Ca)に対する、実際に飲食により摂取して記録されたカロリー量を示す摂取済みカロリー量(摂取カロリー量Ci)を利用者に提示するプログラムであって、これからの飲食で摂取見込みのカロリー量を示す見込みカロリー量(Ch)を、利用者の入力に基づいて取得する見込みカロリー量取得部(117)、取得した見込みカロリー量(Ch)に基づく食事メニューを決定する決定部(決定部130)、前記決定した食事メニューを利用者に提示する提示部、としてコンピュータシステムを機能させる。
以上の態様では、利用者がこれから摂取予定の見込みカロリー量(Ch)に応じた食事メニューが提示される。したがって、利用者は食事を行う前に食事内容を確認することができ、食事量を調整することができる。
態様1の好適例(態様2)に係るプログラムは、前記許容カロリー量(Ca)に対する、前記摂取済みカロリー量(摂取カロリー量Ci)と取得された前記見込みカロリー量(Ch)との合計量の対比状況を利用者に提示する提示部(150)を機能させる。以上の態様では、許容カロリー量(Ca)に対する摂取カロリー量(摂取カロリー量Ci)および見込みカロリー量(Ch)の対比状況を可視化することができる。また、利用者は、可視化された対比状況を確認して見込みカロリー量(Ch)を調整することができる。
態様2の好適例(態様3)において、前記提示部(150)は、前記見込みカロリー量(Ch)を取得する都度、前記対比状況の表示の更新を行う。利用者は見込みカロリー量(Ch)をスライダーなどによる操作により簡易に入力することができるため、利用者の利便性を向上させることができる。また、スライダーによる操作に応じて対比状況が都度更新されるため、許容カロリー量(Ca)に対する摂取カロリー量(Ci)および見込みカロリー量(Ch)合計量の割合を把握することができる。
態様3の好適例(態様4)において、前記提示部(150)は、前記見込みカロリー量を取得する都度、提示されている前記食事メニューの更新を行う。以上の態様では、スライダーなどによる操作に応じて変化する見込みカロリー量の増減に伴って提示される食事メニューが更新可能であるため、利用者の操作工数を削減することができ、利便性を向上させることができる。
態様2から態様4の何れかの好適例(態様5)において、前記提示部(150)は、前記見込みカロリー量(Ch)を取得する前において、前記摂取済みカロリー量(摂取カロリー量Ci)を構成するカロリー量に対する食事対象に応じた初期値を前記見込みカロリー量(Ch)とした前記合計量として、前記対比状況を提示する。以上の態様では、見込みカロリー量(Ch)が入力される前に、朝食、昼食、夕食などの食事対象ごとに初期のカロリー量の割合が設定されて表示されるため、見込みカロリー量(Ch)を入力する際の利用者の利便性を向上させることができる。
態様2から態様5の何れかの好適例に係るプログラムは、前記提示部(150)は、前記対比状況として、前記摂取済みカロリー量(摂取カロリー量Ci)を第1提示態様、前記見込みカロリー量(Ch)を第2提示態様として表示し、前記合計量が前記許容カロリー量(Ca)を超えた場合に、前記第2提示態様を第3提示態様に変更して表示する。以上の態様では、摂取カロリー量Ciと見込みカロリー量(Ch)の合計量が許容カロリー量(Ca)を超えたことが視覚的に認識することができる。
態様2から態様5の何れかの好適例に係るプログラムは、前記提示部(150)は、前記対比状況として、前記摂取済みカロリー量(摂取カロリー量Ci)を第1提示態様、前記見込みカロリー量(Ch)を第2提示態様として表示し、前記合計量が前記許容カロリー量(Ca)を超えた場合に、前記許容カロリー量(Ca)を超えた分の前記第2提示態様を第3提示態様に変更して提示する。以上の態様では、態様6に加え、過剰カロリー量の割合を視覚的に認識することができる。
態様1から態様7の何れかの好適例に係るプログラムは、前記提示部(150)は、前記見込みカロリー量(Ch)を超える食事メニューを提示する場合は、当該食事メニューに対する摂取可能な分量を提示する。以上の態様では、高カロリー量な食事メニューを提示する場合にも分量を調整することで許容カロリー量(Ca)以下となる食事メニューを提示することができるため、提示可能な食事メニュー数を増加させることができる。
態様8の好適例に係るプログラムは、前記提示部(150)は、主食と副食を少なくとも含めた食事メニューとして提示し、当該食事メニューのそれぞれの品に対して分量を提示する。以上の態様では、丼ものなどの簡易な食事メニューの提示に偏ることを防ぐことができる。また、栄養バランスを考慮した食事メニューを提示することができる。
態様1から態様9の何れかの好適例(態様10)において、前記摂取済みカロリー量(摂取カロリー量Ci)と取得された前記見込みカロリー量(Ch)との合計量が、前記許容カロリー量(Ca)を超過する場合に、超過分のカロリー量(過剰カロリー量Ce)に相当する運動量の運動を提示する提示部(150)、としてコンピュータシステムを機能させる。以上の態様によれば、提示される運動負荷に応じて利用者が見込みカロリー量(Ch)を調整することができる。また、見込みカロリー量(Ch)を制限しなくても運動によって過剰カロリー量(Ce)分のカロリー量の消費を促すことができるため、利用者の目的意識を維持・向上させることができる。
本発明の好適な態様に係る情報処理装置は、1日の中で摂取するカロリー量の目安とする値である許容カロリー量(Ca)に対する、実際に飲食により摂取して記録されたカロリー量を示す摂取済みカロリー量(摂取カロリー量Ci)を利用者に提供する情報処理装置(1)であって、これからの飲食で摂取見込みのカロリー量を示す見込みカロリー量(Ch)を、利用者の入力に基づいて取得する見込みカロリー量取得部(117)と、取得した前記見込みカロリー量(Ch)に基づく食事メニューを決定する決定部(130)と、前記決定した食事メニューを利用者に提示する提示部(150)と、を備える。
以上の態様では、利用者がこれから摂取予定の見込みカロリー量(Ch)に応じた食事メニューが提示される。したがって、利用者は食事量を抑制することができる。
Claims (4)
- 利用者が1日に摂取するカロリー量の目安とする値である許容カロリー量と、利用者が実際に飲食により摂取したカロリー量を示す摂取済みカロリー量と、摂取した食事対象とを記録するプログラムであって、
前記摂取した食事対象から、次の食事対象を特定する食事特定部、
前記食事特定部により特定された前記次の食事対象の割合を決定する割合決定部、
前記許容カロリー量における、前記割合決定部により決定された前記次の食事対象の割合のカロリー量を算出する見込みカロリー量算出部、
前記見込みカロリー量算出部により算出されたカロリー量を、前記見込みカロリー量の初期値として設定する見込みカロリー量設定部、
前記見込みカロリー量を利用者の入力に基づいて変更する見込みカロリー量変更部、
前記見込みカロリー量を、前記許容カロリー量と前記摂取済みカロリー量とに基づく対比状況として提示する対比提示部、
前記見込みカロリー量に収まるカロリー量となる食事メニューを取得するメニュー取得部、
前記メニュー取得部により取得された前記食事メニューを利用者に提示するメニュー提示部、
としてコンピュータシステムを機能させるプログラム。 - 利用者が1日に摂取するカロリー量の目安とする値である許容カロリー量と、利用者が実際に飲食により摂取したカロリー量を示す摂取済みカロリー量と、摂取した食事対象とを記録するプログラムであって、
前記摂取した食事対象から、次の食事対象を特定する食事特定部、
利用者が摂取していない食事対象における、前記食事特定部により特定された前記次の食事対象の割合を決定する割合決定部、
前記許容カロリー量から前記摂取済みカロリー量を減算したカロリー量における、前記割合決定部により決定された前記次の食事対象の割合のカロリー量を算出する見込みカロリー量算出部、
前記見込みカロリー量算出部により算出されたカロリー量を、前記見込みカロリー量の初期値として設定する見込みカロリー量設定部、
前記見込みカロリー量を利用者の入力に基づいて変更する見込みカロリー量変更部、
前記見込みカロリー量を、前記許容カロリー量と前記摂取済みカロリー量とに基づく対比状況として提示する対比提示部、
前記見込みカロリー量に収まるカロリー量となる食事メニューを取得するメニュー取得部、
前記メニュー取得部により取得された前記食事メニューを利用者に提示するメニュー提示部、
としてコンピュータシステムを機能させるプログラム。 - 利用者が1日に摂取するカロリー量の目安とする値である許容カロリー量と、利用者が実際に飲食により摂取したカロリー量を示す摂取済みカロリー量と、摂取した食事対象とを記録する情報処理装置であって、
前記摂取した食事対象から、次の食事対象を特定する食事特定部と、
前記食事特定部により特定された前記次の食事対象の割合を決定する割合決定部と、
前記許容カロリー量における、前記割合決定部により決定された前記次の食事対象の割合のカロリー量を算出する見込みカロリー量算出部と、
前記見込みカロリー量算出部により算出されたカロリー量を、前記見込みカロリー量の初期値として設定する見込みカロリー量設定部と、
前記見込みカロリー量を利用者の入力に基づいて変更する見込みカロリー量変更部と、
前記見込みカロリー量を、前記許容カロリー量と前記摂取済みカロリー量とに基づく対比状況として提示する対比提示部と、
前記見込みカロリー量に収まるカロリー量となる食事メニューを取得するメニュー取得部と、
前記メニュー取得部により取得された前記食事メニューを利用者に提示するメニュー提示部と、
を備える情報処理装置。 - 利用者が1日に摂取するカロリー量の目安とする値である許容カロリー量と、利用者が実際に飲食により摂取したカロリー量を示す摂取済みカロリー量と、摂取した食事対象とを記録する情報処理装置であって、
前記摂取した食事対象から、次の食事対象を特定する食事特定部と、
利用者が摂取していない食事対象における、前記食事特定部により特定された前記次の食事対象の割合を決定する割合決定部と、
前記許容カロリー量から前記摂取済みカロリー量を減算したカロリー量における、前記割合決定部により決定された前記次の食事対象の割合のカロリー量を算出する見込みカロリー量算出部と、
前記見込みカロリー量算出部により算出されたカロリー量を、前記見込みカロリー量の初期値として設定する見込みカロリー量設定部と、
前記見込みカロリー量を利用者の入力に基づいて変更する見込みカロリー量変更部と、
前記見込みカロリー量を、前記許容カロリー量と前記摂取済みカロリー量とに基づく対比状況として提示する対比提示部と、
前記見込みカロリー量に収まるカロリー量となる食事メニューを取得するメニュー取得部と、
前記メニュー取得部により取得された前記食事メニューを利用者に提示するメニュー提示部と、
を備える情報処理装置。
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