JP6914766B2 - Cpap装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、例えば睡眠時無呼吸症候群の治療に適用されるCPAP(Continuous Positive Airway Pressure)装置に関する。
CPAP装置は、ファンにより発生された一定の圧力の空気流をホース及び患者の鼻に装着されたマスク又は鼻カニューレを経由して気道に送り込む装置である。このため、CPAP装置の内部に例えばターボファンを含むファンとファンを駆動するための駆動回路及び制御回路が設けられている(例えば特許文献1、2参照)。
特開2013−150684号公報 特開2016−34409号公報
CPAP装置は、睡眠中の患者の気道にファンで空気流を送り込むため、そのファンの回転や空気の流れに伴って音が発生する。CPAP装置は、患者が睡眠中に使用する装置であるため、特に静かである必要があり、如何にして音の低減を図るかが問題となる。したがって、CPAP装置は、空気流により発生される騒音を低減するため、CPAP装置内のファンに空気を導く流路に吸音材が設けられている。
しかし、CPAP装置を小型化するため、ファンの吸気口は流路とほぼ直交して配置されている。このため、流路からファンの吸気口に流れ込む空気の角度がほぼ直角に変化されるため、ファンの吸気口の近傍において、騒音が発生していた。睡眠中の患者にとっては、僅かな騒音であっても耳障りであるため、騒音の発生を極力低減することが望まれている。
本発明は、騒音を低減することが可能なCPAP装置を提供しようとするものである。
本発明の実施形態に係るCPAP装置は、第1の吸気口及び第1の排気口を有するハウジングと、前記第1の吸気口と前記第1の排気口との間に配置され、第2の吸気口及び第2の排気口を有し、前記第2の吸気口は、前記第2の吸気口の開口方向が前記第1の吸気口の開口方向と交差する方向に配置され、前記第2の排気口は、前記第2の排気口の開口方向が前記第1の排気口の開口方向と平行する方向に配置されたファンと、前記第1の吸気口から吸引された空気を前記第2の吸気口に導く流路を構成し、前記第2の吸気口と対向する位置に前記第2の吸気口より開口面積が大きい凹部を有する吸音材と、を具備し、前記流路は前記第1の吸気口から前記第2の吸気口への空気流の方向と交差する方向に幅と高さを有し、前記第2の吸気口と前記凹部の開口面積の比率は1:4.4以下である。
本発明の実施形態に係るCPAP装置を示す斜視図。 図1に示すCPAP装置の内部を示す上面図。 図2に示すCPAP装置を分解して示す斜視図。 図2に示すIV−IV線に沿った断面図。 図5(a)は、比較例としてのCPAP装置の空気の流れを示す断面図、図5(b)は、本実施形態に係るCPAP装置の空気の流れを示す断面図。 本実施形態に係る凹部の直径と騒音レベルとの関係を示す図。 図7(a)(b)は、凹部の位置と騒音レベルとの関係を示す図。 本実施形態に係る凹部が有る場合と、凹部が無い場合の騒音レベルを比較して示す図。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。図面において、同一部分には、同一符号を付している。
図1において、CPAP装置10は、ハウジングとしての第1のケース11と第2のケース12を具備している。第1のケース11は、第2のケース12の上部に取着されている。第2のケース12の上部は、短手方向の両端部が底部より外側に張り出した形状とされている。第1のケース11と第2のケース12内には、後述するターボファンが設けられている。
第2のケース12の長手方向の一側面には、空気の吸気口(第1の吸気口)13が設けられ、第1のケース11と第2のケース12の吸気口13と反対側の側面には、空気の吐出口(第1の排気口)14を有する吐出ユニット15が設けられている。吸気口13と排気口14は後述する流路により接続され、流路の途中に設けられたターボファンにより、吸気口13から吸入された空気は、吐出口14から一定の圧力で吐出される。
吐出口14には、図示せぬホースの一端が取着される。ホースの他端には図示せぬ例えばマスク又は鼻カニューレが設けられており、マスク又は鼻カニューレが患者の鼻に装着される。したがって、吐出口14から一定の圧力で吐出された空気流は、マスク又は鼻カニューレより、患者の気道に供給される。
吐出ユニット15が設けられた第1のケース11と第2のケース12の側面で、吐出ユニット15の近傍には、電源やインターフェース用の各種ケーブル16が設けられている。
図2は、図1の第1のケース11を取り外した状態を示している。
図2に示すように、第2のケース12内には、インナーケース43が設けられ、インナーケース43の上部には、第1の収容部12−1と第2の収容部12−2が設けられている。第1の収容部12−1のほぼ周囲には、仕切り板43aが設けられ、第1の収容部12−1と第2の収容部12−2は、仕切り板43aにより仕切られている。
また、図示せぬ第1のケース11内にも仕切り板43aと同様の仕切り板が設けられている。このため、第1のケース11を第2のケース12に取着した状態において、第1のケース11及び第2のケース12の内部は、第1のケース11の仕切り板と第2のケース12の仕切り板43aにより、第1の収容部12−1と第2の収容部12−2に仕切られる。
ファン17は、例えばターボファンにより構成され、第1の収容部12−1内に設けられる。第2の収容部12−2内には、プリント基板29が設けられる。プリント基板29には、ファン17を駆動するための駆動回路41と、駆動回路41を制御する制御部40や差圧センサ24及び圧力センサ26などが配置される。制御部40や駆動回路41の配置は、これに限定されるものではなく、変形可能である。
図3は、図2の主要部を分解して示し、図4は、図2のIV−IV線に沿った断面を示している。図3、図4において、説明の便宜上一部の部品は、省略されている。
図3に示すように、第2のケース12内には、凹部12aが設けられ、凹部12aは、吸気口13と連通されている。吸気口13の内側には、多孔質の材料により構成されたフィルタ51が設けられ、凹部12a内には吸音材により形成されたサイレンサ42が設けられる。
サイレンサ42は、吸気口13と対向する部分が開放された凹部42aを有している。サイレンサ42の凹部42aは、後述するように、吸気口13から吸気された空気をファン17に導く流路45を構成する。流路45は、吸気口13から吸気された空気を吐出口14に導く流路の一部を構成している。
サイレンサ42の形状は図3に示す形状に限定されるものではなく、サイレンサ44とともに、流路45を形成することができれば、凹部42aを形成するための側壁は、不要である。したがって、サイレンサ42の表面は扁平であってもよい。
また、サイレンサ42の一部で、ファン17の後述する吸気口17aに対向する位置には、凹部42bが設けられている。凹部42bは、サイレンサ42の厚みが薄い場合、サイレンサ42を貫通していてもよい。
サイレンサ42、44は、多孔質の材料、例えばポリウレタンフォーム等が適用可能である。
サイレンサ42を収容した凹部12aは、インナーケース43により覆われる。インナーケース43の仕切り板43aは複数の切欠き部43c、43d、43eを有し、これら切欠き部43c、43d、43eに、例えばシリコンゴム製のブッシュ46、47、48が嵌合される。第1のケース11の図示せぬ仕切り板も切欠き部43c、43d、43eに対応して、ブッシュ46、47、48が嵌合される図示せぬ複数の切欠き部を有している。
後述するように、ブッシュ46は、差圧生成部材32と差圧センサ24とに接続された第1のチューブ19、第2のチューブ20や差圧生成部材32と圧力センサ26とに接続された第3のチューブ21が挿通され、第1の収容部12−1と第2の収容部12−2との間をシールする部品である。ブッシュ47は、後述するように、ファン17に接続され、第2の収容部12−2内に冷却用の空気を導入する部品である。ブッシュ48は、ファン17と駆動回路41を接続する図示せぬリード線が挿通され、第1の収容部12−1と第2の収容部12−2との間をシールする部品である。
インナーケース43の仕切り板43aの外側に位置する部分には、プリント基板29が設けられる。
インナーケース43の仕切り板43aの内側に位置する部分には、開口部43bが設けられている。インナーケース43の仕切り板43aの外側に位置する部分及び内側に位置する部分には、吸音材により形成されたサイレンサ44が設けられる。
図4に示すように、サイレンサ44は、インナーケース43の下面に設けられ、サイレンサ44の仕切り板43aの内側に位置する部分には、図3に示すように、インナーケース43の開口部43bと対応して開口部44aが設けられている。
インナーケース43の開口部43b及びサイレンサ44の開口部44aは、サイレンサ42の凹部42aの一部と対向して配置され、インナーケース43の開口部43b内に配置されたサイレンサ44の開口部44aにファン17が取着される。
図4に示すように、第2のケース12内にインナーケース43が取着された状態において、サイレンサ44の周辺部は、第2のケース12内に設けられたサイレンサ42の周囲に当接され、サイレンサ42とサイレンサ44の間に位置する凹部42aにより、流路45が形成される。流路45は、空気浄化用のフィルタ51を介在して吸気口13と連通される。
流路45内に、インナーケース43の開口部43b及びサイレンサ44の開口部44a内に配置されたファン17の吸気口(第2の吸気口)17aが配置される。すなわち、ファン17の吸気口17aは、流路45と交差する方向に配置される。
一方、ファン17の排気口(第2の排気口)17bは、ジョイント18を介して吐出ユニット15に接続されている。ジョイント18は、吸気口13から吸気された空気を吐出口14に導く流路の一部を構成している。このため、ファン17の排気口17bは、流路に沿った方向に配置されている。
ジョイント18の内部には、整流板31及び空気流に差圧を生じさせる差圧生成部材32が配置されている。整流板31は、例えば整流用の複数のフィンを有し、差圧生成部材32は、複数の孔を有している。整流板31及び差圧生成部材32については、説明の便宜上、詳細な説明を省略する。
図2に示すように、吐出ユニット15には、第1のチューブ19、第2のチューブ20、第3のチューブ21の一端が設けられている。第1のチューブ19は、差圧生成部材32の上流側の圧力(高圧)を差圧センサ24に導くチューブであり、第2のチューブ20は、差圧生成部材32の下流側の圧力(低圧)を差圧センサ24に導くチューブである。第3のチューブ21は、差圧生成部材32の下流側の圧力(低圧)を圧力センサ26に導くチューブである。
第1のチューブ19及び第2のチューブ20の他端は、仕切り板43aに設けられたブッシュ46内を通り、コネクタ22、23を介して差圧センサ24に接続される。
差圧センサ24は、第1のチューブ19及び第2のチューブ20により導入される差圧生成部材32の上流側と下流側の空気の差圧を検出することにより、吐出口14から吐出される空気の流量を検出する。
第3のチューブ21の他端は、仕切り板43aに設けられたブッシュ46内を通り、コネクタ25を介して吐出される空気の圧力を検出する圧力センサ26の圧力ポートに接続される。
圧力センサ26の大気開放ポートには、第4のチューブ27の一端が接続されている。第4のチューブ27の他端には、コネクタ28が設けられている。コネクタ28は、図3に示す第2のケース12の下面12bに配置された突起52に接続されている。突起52は、ケース12の下面12bを貫通する開口部53を有している。すなわち、第4のチューブ27及びコネクタ28は、開口部53を介して圧力センサ26内を大気に開放している。
圧力センサ26は、第3のチューブ21により圧力ポートに導入される差圧生成部材32の上流側の空気圧を検出することにより、吐出口14から吐出される空気の圧力を検出する。
図2に示すように、差圧センサ24及び圧力センサ26は、プリント基板29上に配置されている。プリント基板29には、さらに、電源やインターフェース用の各種ケーブル16、電源スイッチ30などが設けられている。
また、ファン17は、吸気口17aから吸気した空気を吐出口14から吐出するとともに、第1のケース11、第2のケース12内を冷却する機能を有している。
(騒音低減作用)
図5(a)は、流路45内に前述した凹部42bが無い場合における空気流の例を示している。
図5(a)に示すように、流路45内に凹部42bが無い場合、吸気口13から流路45内に吸引された空気は、ファン17の近傍において、ほぼ直角に方向が変更されてファン17の吸気口17aに取り込まれる。したがって、流路45内の空気流は、ファン17の吸気口17aの近傍において、急激に角度が変更されるため、吸気口17aの近傍において、渦が発生し、その渦による圧力変動が音となり、騒音が増大すると考えられる。
一方、図5(b)は、本実施形態に係る空気流の例を示している。本実施形態は、前述したように、ファン17の吸気口17a近傍の流路45内に、ファン17の吸気口17aの形状とほぼ相似形状の凹部42bを設けている。すなわち、吸気口17aの形状は、ほぼ円形であるため、凹部42bの形状も円形である。しかし、凹部42bの形状は、円形に限定されるものではなく、スムーズな空気流を生じさせることが可能であれば、例えば3角形、4角形、5角形以上の多角形、又は楕円形などの曲面を有する形状であってもよい。
このように、ファン17の吸気口17a近傍の流路45内に凹部42bを設けることにより、図5(b)に示すように、吸気口13から流路45内に吸気された空気の流れは、一旦、凹部42b内を回り込み、この後、ファン17の吸気口17aに取り込まれる。
図4に示すように、凹部42bの直径D1は、ファン17の吸気口17aの直径D2より大きいため、流路45内の空気流は、凹部42bに回り込むことにより、図5(a)の場合のような、急激な圧力の上昇を回避できる。したがって、騒音の発生を抑制することができる。
凹部42bの直径D1は、ファン17の吸気口17aの直径D2より大きいことが好ましいが、大き過ぎる場合、凹部42bを設ける効果が低下する。
図6は、凹部42bの直径D1と騒音レベルとの関係を示している。この場合において、ファン17の吸気口17aの直径D2は、例えば17.6mmである。
図6から明らかなように、凹部42bの直径D1がファン17の吸気口17aの直径D2にほぼ等しい20mm以上で37mm以下の範囲である場合、騒音レベルが33dBA以下であるため、この範囲が好ましい範囲である。すなわち、ファン17の吸気口17aの直径D2に対して凹部42bの直径D1が、例えばほぼ1.1(=20/17.6mm)倍以上で2.1(=37/17.6mm)倍以下の範囲が好ましい範囲である。
図3に示す構成において、CPAP装置の小型化を図るため、流路45の幅Wが例えば37mmである場合、凹部42bの直径D1は、ファン17の吸気口17aの直径D2のほぼ1.1倍以上で2.1倍以下を実現することが可能である。
さらに、好ましくは、騒音レベルがほぼ32.5dBA以下の範囲、具体的には、凹部42bの直径D1が26mm以上で34mm以下の範囲である。すなわち、ファン17の吸気口17aの直径D2に対して凹部42bの直径D1が、ほぼ1.5(=26/17.6mm)倍以上で1.9(=34/17.6mm)倍以下の範囲が、さらに好ましい範囲である。
図6から明らかなように、凹部42bの直径D1が32mmである場合、騒音レベルが最も騒音が低下していることが分る。したがって、凹部42bの直径D1が、ファン17の吸気口17aの直径D2のほぼ1.8(=32/17.6mm)倍である場合が、騒音を低減するために、最も好ましい。
また、凹部42bの深さは、流路45内の空気を凹部42bによって空気の流れの急変を緩和できる深さがあればよい。具体的には、図4に示すように、凹部42bの深さH1は、流路45の高さH2のほぼ2倍以上で10倍以下であればよい。より具体的には、CPAP装置の小型、軽量化を図るため、流路45の高さH2が1.5mm以上で3mm以下である場合、サイレンサ42の厚み(=凹部42bの深さH1)が例えば6mm以上で30mm以下の範囲であればよい。
図7(a)(b)は、凹部42bの直径D1が32mmであり、ファン17の吸気口17aの直径D2が例えば17.6mmである場合における凹部42bとファン17の吸気口17aとの水平方向の位置関係を示している。
図7(a)は、凹部42bが吸気口17aに対して図示X方向、すなわち、流路45内の空気流と交差する方向にずれた場合の騒音レベルの変化を示し、図7(b)は、凹部42bが吸気口17aに対して図示Y方向、すなわち、流路45内の空気流に沿った方向にずれた場合の騒音レベルの変化を示している。
凹部42bは、ファン17の吸気口17aと同心であることが好ましい。しかし、図7(a)(b)から明らかなように、X方向の場合、2mm以内のずれであれば、騒音レベルは大きく増加せず、Y方向の場合、−2mm以上−4mm以内のずれであれば、騒音レベルは大きく増加しないことが分る。
図8は、ファン17の吸気口17aの直径D2が例えば17.6mmである場合において、凹部42bを設けた場合(A)と、凹部42bを設けない場合(B)の騒音レベルと周波数の関係を示している。
図8から明らかなように、凹部42bを設けた場合(A)、1500Hz以下の周波数の騒音レベルが、凹部42bを設けない場合(B)に比べて低下している。1500Hz以下の周波数帯域において、300Hz−1.3kHzの周波数は、耳触りな騒音として認識される。このため、300Hz−1.3kHzの周波数の騒音レベルが低減されることより、患者の睡眠を妨げる耳触りな騒音を軽減できる。
(実施形態の効果)
本実施形態によれば、ファン17の吸気口17aと対向する流路45の一部に吸気口17aの直径より大きく、流路45の幅以下の直径を有する凹部42bを設けている。このため、流路45からファン17の吸気口17aに導入される空気の急激な圧力変化を抑制することができ、患者の睡眠を妨げる耳障りな周波数帯の騒音レベルを低減することができる。
尚、上記実施形態において、ファン17の吸気口17aと凹部42bとの関係は、直径により規定したが、開口面積により規定することも可能である。この場合、直径の比率を面積の比率に換算すればよい。例えば、直径が1.1以上で2.1以下である場合、面積の比率は、ほぼ1:1.3以上で1:4.4以下である。同様に、直径が1.5以上で1.9以下である場合、面積の比率は、ほぼ1:2.2以上で1:3.7以下である。
また、吸気口17aと凹部42bの形状が円形以外の多角形の場合、円に内接する図形として、円の直径、又は面積から換算しても良い。
さらに、吸気口13と吐出口14は、ハウジング11の平行する2つの面に配置したが、吸気口13と吐出口14をハウジング11の交差する2つの面に設けることも可能である。この場合、ファン17は、吸い込み方向と直角方向に空気を送り出す遠心ファンに限定されるものではなく、吸い込み方向と平行する方向に空気を送り出す軸流ファンを適用することも可能である。
また、騒音対策を行う場合、流路の形状を緩やかにしたり、吸音材を増やしたりすることが一般的である。しかし、この場合、装置構成の大型化を伴うため、得策ではないが、本実施形態によれば、装置の大型化を抑制して、騒音を低減することが可能である。
その他、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…CPAP装置、11…第1のケース(ハウジング)、12…第2のケース(ハウジング)、13…吸気口(第1の吸気口)、14…排気口(第1の排気口)、17…ファン、17a…吸気口(第2の吸気口)、17b…排気口(第2の排気口)、42…サイレンサ(吸音材)、45…流路、42b…凹部。

Claims (5)

  1. 第1の吸気口及び第1の排気口を有するハウジングと、
    前記第1の吸気口と前記第1の排気口との間に配置され、第2の吸気口及び第2の排気口を有し、前記第2の吸気口は、前記第2の吸気口の開口方向が前記第1の吸気口の開口方向と交差する方向に配置され、前記第2の排気口は、前記第2の排気口の開口方向が前記第1の排気口の開口方向と平行する方向に配置されたファンと、
    前記第1の吸気口から吸引された空気を前記第2の吸気口に導く流路を構成し、前記第2の吸気口と対向する位置に前記第2の吸気口より開口面積が大きい凹部を有する吸音材と、
    を具備し、
    前記流路は前記第1の吸気口から前記第2の吸気口への空気流の方向と交差する方向に幅と高さを有し、前記第2の吸気口と前記凹部の開口面積の比率は1:4.4以下であることを特徴とするCPAP装置。
  2. 前記凹部の形状は円形であり、その直径は、前記第2の吸気口の直径の1.1倍以上で2.1倍以下であることを特徴とする請求項1記載のCPAP装置。
  3. 前記凹部の形状は円形であり、その直径は、前記第2の吸気口の直径の1.5倍以上で1.9倍以下であることを特徴とする請求項1記載のCPAP装置。
  4. 前記凹部の深さは、前記流路の前記高さの2倍以上で10倍以下であることを特徴とする請求項1記載のCPAP装置。
  5. 前記凹部の形状は、三角形、四角形、多角形、及び楕円形のうちの1つで構成されることを特徴とする請求項1記載のCPAP装置。
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