JP6907959B2 - オイルクーラ - Google Patents

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本発明は、オイルクーラ、特に積層型の水冷オイルクーラに関する。
従来、自動車に搭載され、トランスアクスルのケース内で使用されるオイル等を冷却するオイルクーラが知られている。特許文献1には、ほぼU字状に曲げられたオイルパイプの平行部間に掛け渡されて接合された放熱フィンを備える空冷オイルクーラが記載されている。
水冷オイルクーラとしては、多数のプレートを積層して形成されており、各プレート間に冷却水が流通する冷却水流路と、オイルが流通するオイル流路とが交互に形成された本体を有する積層型の水冷オイルクーラが知られている。
特開平4−58009号公報
積層型の水冷オイルクーラにおいて、体格を増加させることなく、冷却性能を向上させることが望まれている。
本発明の目的は、コンパクトで冷却性能が高いオイルクーラを提供することにある。
本発明のオイルクーラは、多数のプレートを積層して形成されており、各プレート間に冷却水が流通する冷却水流路と、オイルが流通するオイル流路とが交互に形成された本体と、前記本体の上面から延出し、前記本体の前記冷却水流路に前記冷却水を流入および流出させる一対の冷却水パイプと、前記本体の上面から延出し、前記本体の前記オイル流路に前記オイルを流入および流出させる一対のオイルパイプと、を有するオイルクーラであって、前記本体の上面から延出すると共に、前記冷却水パイプおよび前記オイルパイプのうち少なくとも1つのパイプの外周面に接して設けられた放熱フィンを備える、ことを特徴とする。
本発明によれば、放熱フィンにより、本体の上面に伝わった熱の外気への放熱面積、及び、パイプに伝わった熱の外気への放熱面積が増えるため、冷却性能を高めることができる。また、パイプが延出している本体の上面のデッドスペースに放熱フィンが設けられるため、放熱フィンを設けることによるオイルクーラの体格の増加がない。
オイルクーラの斜視図である。 オイルクーラの上面を簡略化して示す図である。 図2のA−A断面図である。 別の実施形態におけるオイルクーラの上面を簡略化して示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態のオイルクーラ10の斜視図である。本実施形態のオイルクーラ10は、積層型の水冷オイルクーラであり、自動車のエンジンルーム等に搭載されてトランスアクスルのケース内で使用されるオイル等を冷却するものである。
オイルクーラ10は、本体12と、本体12の上面17から延出し本体12に冷却水を流入および流出させる一対の冷却水パイプ14a,14bと、本体12の上面17から延出し本体12にオイルを流入および流出させる一対のオイルパイプ16a,16bと、を備える。
本実施形態のオイルクーラ10は、本体12の上面17から延出し、オイルパイプ16a,16bの各々の外周面に接し、一対のオイルパイプ16a,16b間を繋げるように設けられた放熱フィン20を備える。図2は、オイルクーラ10の上面を簡略化して示す図である。図2に示すように、放熱フィン20は、所定の厚みを有する板状部材であり、熱伝導性の高い金属等で形成されている。例えば、放熱フィン20は、本体12の上面17と同じ材質、或いは、一対のオイルパイプ16a,16bと同じ材質とすることができる。図3は、図2のA−A断面図である。図3に示すように、放熱フィン20は、複数の円形状の穴26を有する。
本実施形態のオイルクーラ10は、本体12の上面17、及び、一対のオイルパイプ16a,16bに伝わった熱が放熱フィン20に伝わり、放熱フィン20に伝わった熱は外気で冷却される。このように、放熱フィン20により外気への放熱面積が増えているため、オイルクーラ10の冷却効率を高くすることが可能である。また、放熱フィン20が複数の穴26を有することで、外気がそれらを通過でき、放熱フィン20の放熱効率が高められている。
ここで、図3を参照しながら、オイルクーラ10の本体12の構造について説明する。本体12は、多数のプレート30,32を積層して形成されており、各プレート30,32間に冷却水が流通する冷却水流路36と、オイルが流通するオイル流路34とが交互に形成されている。
プレートは、第1プレート30と第2プレート32とからなり、それらが交互に積み重ねられている。第1プレート30は、一対のオイルパイプ16a,16bの各々に対応するように設けられた円形状の第1オイル連通孔40a,40bと、第1オイル連通孔40a,40bの各々の周縁から下向きに突出した突出部41a,41bとを有する。第2プレート32は、一対のオイルパイプ16a,16bの各々に対応するように設けられた円形状の盛り上がり部42a,42bと、盛り上がり部42a,42bの各々の天板44a,44bに設けられた円形状の第2オイル連通孔43a,43bとを有する。第1プレート30と、第2プレートとが重ねられることで、第1プレート30の突出部41a,41bの各々が、第2プレート32の第2オイル連通孔43a,43bの中に入り込んでおり、第1プレート30の下面と、第2プレート32の天板44a,44bとが密着している。この構造により、冷却水流路36を挟んで一層おきにオイル流路34が形成されている。図3に示すように、本実施形態では、最も上層はオイル流路34となる。オイルパイプ16aから流入したオイルは、各層のオイル流路34を通り、オイルパイプ16bから流出される。
図示しないが、一対の冷却水パイプ14a,14bの断面においては、図3と同様の構造で、冷却水が流れる経路が存在する。すなわち、第1プレート30が盛り上がり部と冷却水連通孔とを有し、第2プレート32が冷却水連通孔と突出部とを有し、第2プレート32の突出部が第1プレート30の冷却水連通孔の中に入り込んでおり、第2プレート32の下面と、第1プレート30の盛り上がり部の天板とが密着している。この構造により、オイル流路34を挟んで一層おきに冷却水流路36が形成されている。冷却水パイプ14aから流入した冷却水は、各層の冷却水流路36を通り、冷却水パイプ14bから流出される。
次に、本実施形態のオイルクーラ10の作用効果について説明する。
本実施形態のオイルクーラ10によれば、本体12の上面17から放熱フィン20が延出しているため、上面17に伝わった熱の放熱面積(外気との放熱面積)が増え、冷却性能を向上することができる。特に、本実施形態のように本体12の最上層にオイル流路34が形成されている場合には、本体12の上面17が非常に高温となるが、本実施形態によれば、放熱フィン20によりその熱を効果的に放散することができる。さらに、放熱フィン20は、オイルパイプ16a,16bの各々の外周面に接して設けられているため、それらのパイプに伝わった熱の放熱面積も増え、オイルクーラ10の冷却性能を一段と高めることができる。また、本実施形態の放熱フィン20は複数の穴26を有しているため、オイルクーラ10の設置場所(エンジンルーム等)に入り込んだ風がそれらの穴26を通過することで、放熱フィン20が効果的に冷却される。
本体12の上面17からは冷却水パイプ14a,14b及びオイルパイプ16a,16bが延出しており、それらのパイプ間の空間であり上面17の上の空間(放熱フィン20を設けた空間)は、従来、何も存在しなかった空間(デッドスペースであった空間)である。よって、放熱フィン20を設けることで、オイルクーラ10の体格が増加することはなく、本実施形態によれば、オイルクーラ10をコンパクトにすることができる。
以上説明したオイルクーラ10は、オイルパイプ16a,16b間を繋げるように放熱フィン20を設けた。しかし、放熱フィン20は、冷却水パイプ14a,14bおよびオイルパイプ16a,16bのうち少なくとも1つのパイプの外周面に接するように設ければよい。すなわち、例えば、オイルパイプ16a,16bのうち1つのパイプにだけ接するように放熱フィン20を設けてもよいし、冷却水パイプ14a,14b間を繋げるように放熱フィン20を設けてもよいし、冷却水パイプ14a,14bのうち1つのパイプにだけ接するように放熱フィン20を設けてもよい。また、放熱フィン20を複数設けてもよい。例えば、冷却水パイプ14a,14bとオイルパイプ16a,16bとの4つのパイプを互いに繋ぐように格子状に放熱フィン20を設けてもよい。また、図4に示すように、パイプの外周面に接する放熱フィン20に加えて、パイプの外周面に接しない本体12の上面17から延出した1つ又は複数の放熱フィン(図4では2つの放熱フィン22a、22b)を設けてもよい。
以上説明したオイルクーラ10は、放熱フィン20に円形状の穴26が複数設けられていた。しかし、穴26の数は1つであってもよいし、穴26の形状は円形状に限定されない。また、放熱フィン20に穴26が設けられていない構造であってもよい。また、以上説明したオイルクーラ10は、本体12の最上層にオイル流路34が形成された構造であったが、最上層に冷却水流路36が形成された構造であってもよい。
10 オイルクーラ、12 本体、14a,14b 冷却水パイプ、16a,16b オイルパイプ、17 上面、20,22a,22b 放熱フィン、26 穴、30 プレート(第1プレート)、32 プレート(第2プレート)、34 オイル流路、36 冷却水流路、40a,40b 第1オイル連通孔、41a,41b 突出部、42a,42b 盛り上がり部、43a,43b 第2オイル連通孔、44a,44b 天板。

Claims (1)

  1. 多数のプレートを積層して形成されており、各プレート間に冷却水が流通する冷却水流路と、オイルが流通するオイル流路とが交互に形成された本体と、
    前記本体の上面から延出し、前記本体の前記冷却水流路に前記冷却水を流入および流出させる一対の冷却水パイプと、
    前記本体の上面から延出し、前記本体の前記オイル流路に前記オイルを流入および流出させる一対のオイルパイプと、を有するオイルクーラであって、
    前記本体の上面から延出すると共に、前記冷却水パイプおよび前記オイルパイプのうち少なくとも1つのパイプの外周面に接して設けられた放熱フィンを備える、
    ことを特徴とするオイルクーラ。
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