JP6905495B2 - 杭基礎及び杭基礎の施工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、杭基礎及び杭基礎の施工方法に関する。
特許文献1には、地中に埋設された杭の頭部(杭頭)に平板状の支圧部材が設けられた基礎杭構造が開示されており、支圧部材の上方には上部構造としてのフーチングが配置されている。
特開2006−257749号公報
ところで、塔状構造物を支持する杭基礎では、工期短縮のために、杭の径を拡大させることなく水平力に対する抵抗力を確保できる構造が求められる。この構造の一例として、上記特許文献1に記載されているように、支圧部材を地中に埋設する構造がある。しかしながら、支圧部材を埋設する際には、予め地盤を掘削する必要があり、大掛かりとなる。
本発明は上記事実を考慮し、水平力に対する抵抗力を確保しつつ、工期の短縮が可能な杭基礎及び杭基礎の施工方法を得ることを目的とする。
請求項1に記載の杭基礎は、鉛直方向に沿って延在され、杭頭が地盤よりも上方に突出されて塔状構造物を支持する杭と、地盤上に設置され、前記杭頭に固定されて前記杭に作用する力を地盤へ伝達させる床版と、を有し、前記杭は、鋼管で形成されており、前記床版は、鋼材で形成されている
請求項1に記載の杭基礎では、鉛直方向に沿って延在された杭の下部が地盤中に埋設されており、この杭の杭頭が地盤よりも上方に突出されている。そして、この杭によって塔状構造物が支持されている。また、地盤上には床版が設置されており、この床版は、杭に固定されて杭に作用する力を地盤へ伝達させるように構成されている。これにより、塔状構造物から杭が倒れる方向の力が伝達された場合であっても、この力の少なくとも一部を床版から地盤へ伝達させることができ、水平力に対する抵抗力を確保することができる。
また、床版は、杭における地盤よりも上方に突出された杭頭に固定されている。これにより、床版を設置する際に予め地盤を掘削する必要がない。すなわち、地盤中に支持板を埋設する構造と比較して、短期間で床版を設置することができる。
さらに、杭と床版とが同じ鋼材となるため、ボルト及びナットなどによる機械的な締結によって杭頭に床版を固定する方法に加えて、溶接などの方法を用いることができる。
請求項2に記載の杭基礎は、鉛直方向に沿って延在され、杭頭が地盤よりも上方に突出されて塔状構造物を支持する杭と、地盤上に設置され、前記杭頭に固定されて前記杭に作用する力を地盤へ伝達させる床版と、を有し、前記床版は、前記杭頭に接合された複数の鉄筋コンクリート造のブロックを含んで構成されている。
請求項2に記載の杭基礎では、複数の鉄筋コンクリート造のブロックを用いることで、地盤に杭を打ち込んだ後にコンクリートを打設することなく床版を設置することができる。
請求項に記載の杭基礎は、請求項1又は2において、前記杭は、前記塔状構造物と同軸上に設けられている。
請求項に記載の杭基礎では、杭を塔状構造物と同軸上に設けることで、1本の杭で塔状構造物を支持するモノパイル基礎とすることができる。この結果、複数の杭で塔状構造物を支持する構造と比較して、工期の短縮を図ることができる。
請求項に記載の杭基礎は、請求項1〜3の何れか1項において、前記床版は、海中に設置されている。
請求項に記載の杭基礎では、床版を海中に設置した場合であっても、予め地盤を掘削する必要がないため、杭基礎を施工するための設備が大掛かりにならずに済む。
請求項に記載の杭基礎の施工方法は、塔状構造物を支持する杭を地盤に打ち込む工程と、打ち込まれた前記杭における地盤よりも上方に突出された杭頭の周囲に型枠を設置する工程と、前記杭頭にコンクリートを打設する工程と、を備え、前記型枠の設置時に、前記型枠の下端部を地盤中に埋設させている。
請求項に記載の杭基礎の施工方法では、コンクリートの型枠の下端部を地盤中に埋設させることで、この型枠の下端部を楔として機能させることができ、床版が地盤から離間するのを抑制することができる。
請求項に記載の杭基礎の施工方法は、塔状構造物を支持する杭を地盤に打ち込む工程と、打ち込まれた前記杭における地盤よりも上方に突出された杭頭の周面に複数のブロックを接合することで一体の床版を形成する工程と、を有する。
請求項に記載の杭基礎の施工方法では、分割されたブロックを接合して床版を形成することで、一体の床版を杭頭に接合する方法と比較して、床版の設置が大掛かりにならずに済む。
以上説明したように、本発明に係る杭基礎及び杭基礎の施工方法によれば、水平力に対する抵抗力を確保しつつ、工期の短縮が可能となる。
第1実施形態に係る杭基礎が適用された風力発電装置の全体図を示す模式図である。 (A)は第1実施形態に係る杭基礎の立面図であり、(B)は杭基礎の平面図である。 (A)は第1実施形態に係る杭基礎の立面図及び作用する力の方向を示す図であり、(B)は床版が無い構造における力の釣り合いを示す図であり、(C)は床版を備えた構造における力の釣り合い示す図である。 第1実施形態に係る杭に作用するモーメント図である。 (A)は第2実施形態に係る杭基礎の立面図であり、(B)は図5(A)の5B−5B線で切断した状態を示す平断面図である。 (A)は第2実施形態の第1変形例に係る杭基礎の立面図であり、(B)は図6(A)の6B−6B線で切断した状態を示す平断面図である。 (A)は第2実施形態の第2変形例に係る杭基礎の立面図であり、(B)は図7(A)の7B−7B線で切断した状態を示す平断面図である。 (A)は第2実施形態の第3変形例に係る杭基礎の立面図であり、(B)は杭基礎の平面図である。 (A)は第2実施形態の第3変形例に係る杭頭の要部拡大図であり、(B)は床版を構成するブロックの斜視図である。 (A)は第3実施形態に係る杭基礎の立面図であり、(B)は図10(A)の10B−10B線で切断した状態を示す平断面図である。
<第1実施形態>
第1実施形態に係る杭基礎10について、図面を参照して説明する。図1に示されるように、本実施形態の杭基礎10は、風力発電装置12を支持する基礎とされている。
風力発電装置12は、杭基礎10から鉛直方向に延在された塔状構造物としての脚部(タワー)14と、この脚部14の上端部に設けられた風車部16とを含んで構成されている。また、風車部16は、ナセル18、ハブ20及びブレード22を含んで構成されている。
脚部14は、上方へ向かうにつれて徐々に小径となるように形成されており、この脚部14の下端が杭基礎10に連結されている。また、風車部16を構成するナセル18は、脚部14の上端部に回動自在に取り付けられており、このナセル18の内部には、図示しない発電機や増幅器が収容されている。
ナセル18は、図示しないロータ軸を介してハブ20と連結されている。そして、ハブ20には複数の回転翼であるブレード22が取り付けられており、本実施形態では一例として3枚のブレード22がハブ20の周面に取り付けられている。
以上のように構成された風力発電装置12の脚部14が杭基礎10に支持されている。ここで、本実施形態の杭基礎10は、杭24と床版28とを含んで構成されている。
杭24は、鋼管で形成されて鉛直方向を軸方向として延在されており、風力発電装置12の脚部14と略同軸上に設けられている。また、杭24は、上部に設けられた杭頭24Aを除いた部分が打撃工法によって地盤26中に打ち込まれている。ここで、本実施形態では、洋上の風力発電装置12の杭基礎10に適用しているため、杭24は、海底に打ち込まれており、地盤26から杭24の杭径の4〜6倍程度の深さまで打ち込まれる。本実施形態では一例として、杭径が8mの杭24を用いており、地盤26から40m程度の深さまで打ち込まれている。
杭頭24Aは、地盤26よりも上方に突出されており、この杭頭24Aには床版28が設けられている。このため、床版28は、海中に設置されている。図2(A)に示されるように、床版28は、ベース30と三角板32とを含んで構成されている。
ベース30は、杭24の軸方向(鉛直方向)を厚み方向として形成されており、地盤26上に設置されている。また、図2(B)に示されるように、ベース30は、平面視で杭24と同心状の略円形に形成されている。そして、本実施形態では一例として、ベース30が鋼材で形成されており、杭頭24Aの周面に固定されている。ベース30を杭頭24Aに固定する方法としては、溶接の他、ボルト及びナット等によって機械的に締結する方法を採用してもよい。
ベース30の上面側には複数の三角板32が設けられている。三角板32は、杭24の周方向に沿って等間隔に8つ設けられおり、それぞれの三角板32は、杭24に沿った方向とベース30に沿った方向とが直線部分となるように略三角形状に形成されている。
三角板32の下端面は、ベース30に沿って杭24の径方向に延在されており、ベース30の上面に固定されている。また、三角板32における杭24の中心側に位置する側面は、杭頭24Aに沿って鉛直方向に延在されており、この杭頭24Aに固定されている。この三角板32をベース30及び杭頭24Aに固定する方法としては、ベース30と同様に溶接の他、ボルト及びナット等によって機械的に締結する方法を採用してもよい。
以上のように、床版28は、地盤26上に設置されており、杭頭24Aに固定されている。このため、杭24に作用する外力が床版28を介して地盤26へ伝達されるように構成されている。
(杭基礎の施工方法)
次に、本実施形態の杭基礎10の施工方法の一例について説明する。初めに、杭24と床版28が分離された状態で、打撃工法により杭24を地盤26に所定の深さまで打ち込む。このように打撃工法を採用すれば、地盤26が土砂地盤や比較的緩い礫地盤に限らず、軟岩であっても杭24を施工する(打ち込む)ことができる。
続いて、打ち込まれた杭24に床版28を固定する。ここで、本実施形態では、海中で床版28を杭頭24Aに固定する作業となるため、予めベース30に三角板32を取り付けて床版28を形成しておき、この状態で杭24の上側から床版28を杭頭24Aに通して地盤26上に設置する方法を採用してもよい。
床版28を地盤26上に設置した後、ベース30及び三角板32を所定の方法で杭頭24Aに固定する。このようにして、杭基礎10が施工される。
(作用)
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態の杭基礎10では、地盤26上に床版28が設置されており、この床版28は、杭24に固定されて杭24に作用する力を地盤26へ伝達させるように構成されている。これにより、塔状構造物である風力発電装置12の脚部14から杭24に対して、杭24が倒れる方向の外力が入力された場合であっても、この外力の少なくとも一部を床版28を介して地盤26へ伝達させることができ、水平力に対する杭24の抵抗力を確保することができる。この作用について、図3を参照して詳細に説明する。
図3(A)に示されるように、杭基礎10の杭24には、水平方向に水平力F1が作用する。この水平力F1は、風力発電装置12(図1参照)が風を受けることによって杭24へ入力される外力である。
一方、地盤26には、すべり面Pに対して、鉛直方向下向きに力F2が作用する。この力F2は、地盤26の重量によって作用する力である。
ここで、床版28が設けられていない杭基礎について考える。このような杭基礎では、図3(B)に二点鎖線で示されるように、水平力F1と地盤26の重量による力F2との合力F4が地盤26のすべり面Pに対して反力として作用することとなる。そして、杭24の上部の土塊のすべりによって杭の抵抗力が決定される。
これに対して、本実施形態のように床版28が設けられた杭基礎10では、図3(A)に示されるように、杭24が倒れる方向(水平力F1の方向)に外力が作用することで、床版28のベース30から地盤26へ斜め下向きの力F3が作用する。
このため、床版28が設けられている杭基礎10では、図3(C)に示されるように、杭24に作用する水平力F1と地盤26の重量による力F2に加えて、床版28から地盤26へ作用する斜め下向きの力F3の合力F5が地盤26のすべり面Pに対して反力として作用することとなる。
ここで、合力F5は、床版28が設けられていない構造における合力F4よりも大きくなる。また、合力F5の方が、合力F4よりも鉛直方向の力が増加するため、土塊のすべり抵抗力を増加させることができる。このようにして、杭24の水平方向の変位量を小さくすることができる。
また、図4に示されるように、杭頭24Aに床版28を設けることで、モーメント分布を全体的にスライドさせることができ、最大モーメントを軽減させることができる。なお、図4では、説明の便宜上、杭24を仮想線(二点鎖線)で示しており、床版28の図示を省略している。
図4に仮想線で示されるモーメントM1は、床版28が設けられていない杭基礎におけるモーメント分布を表したものであり、図4に実線で示されるモーメントM2は、床版28が設けられた構造におけるモーメント分布を表したものである。
モーメントM1及びモーメントM2は、杭24に対して図中右向きの水平力が作用した場合のものであるが、モーメントM2は、床版28(図3参照)から水平力とは反対向きのモーメントが作用することで、杭24に生じる最大モーメントが低減されることとなる。これにより、杭24に必要な断面耐力を小さく設計することが可能となる。すなわち、杭24の直径を小さくしたり、杭24を構成する鋼管の肉厚を薄くした場合であっても、水平力に対する抵抗力を確保することができる。
また、本実施形態では、地盤26よりも上方に突出された杭頭24Aに床版28が固定されており、この床版28は地盤26上に設置されている。これにより、床版28を設置する際に予め地盤26を掘削する必要がない。すなわち、地盤26中に支持板等を埋設する構造と比較して、短期間で床版28を設置することができ、杭基礎10の施工期間を短縮することができる。
さらに、本実施形態では、図1に示されるように、杭24を風力発電装置12の脚部14と同軸上に設けることで、1本の杭24で脚部14を支持するモノパイル基礎とすることができる。この結果、複数の杭24を施工して風力発電装置12などの塔状構造物を支持する構造と比較して、工期の短縮を図ることができる。
さらにまた、本実施形態のように床版28を海中に設置した構造であっても、打撃工法によるモノパイル基礎であれば予め地盤26を掘削する必要がないため、杭基礎10を施工するための設備が大掛かりにならずに済む。
また、本実施系形態では、杭24と床版28とが同じ鋼材で形成されている。これにより、ボルト及びナットなどによる機械的な締結によって床版28を杭頭24Aに固定する方法に加えて、溶接などの方法を用いて床版28を杭頭24Aに固定する方法を採用することができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態に係る杭基礎40について、図面を参照して説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、適宜説明を省略する。
図5(A)に示されるように、本実施形態の杭基礎40は、杭24と床版42とを含んで構成されており、床版42は杭24の上部の杭頭24Aに設けられている。なお、図5(A)には杭基礎40のみが図示されているが、この杭基礎40の上側には第1実施形態と同様に風力発電装置が設けられている(図1参照)。後述する第2実施形態及び第3実施形態も同様である。
図5(B)に示されるように、床版42は、平面視で略正八角形状に形成された鉄筋コンクリートによって構成されており、杭頭24Aの周囲にコンクリートを打設することによって地盤26上に設置される。なお、床版42の内部には図示しない鉄筋が配筋されている。以上のように、床版42が鉄筋コンクリートで一体に形成されている。
(作用)
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態の杭基礎40では、杭24を地盤26に打ち込んだ後にコンクリートを打設して床版42を形成することができる。特に、海中ではなく陸上に床版42を設ける構造の場合、鉄筋コンクリートで床版42を形成する方が容易に大規模の床版を形成することができる。その他の作用については第1実施形態と同様である。
なお、本実施形態では、鉄筋コンクリートで一体の床版42を形成したが、これに限らず、図6、7に示される変形例の構造を採用してもよい。
(第1変形例)
図6(A)に示されるように、第1変形例の杭基礎50を構成する床版52は、平面視で略正八角形状に形成されており、H鋼54及び鋼板56を含んで構成された型枠51と、コンクリート58とを含んで構成されている。そして、本変形例の床版52は、鋼材の型枠51とコンクリート58とが一体とされた、所謂、鋼コンクリート合成床版とされている。
型枠51を構成するH鋼54は、断面が略H字状で鉛直方向に延在された鋼材であり、このH鋼54の下端部が地盤26に埋設されている。また、図6(B)に示されるように、H鋼54は、杭24の周囲に等間隔で8つ設けられており、このH鋼54が略正八角形状の床版52の頂点部分を構成している。また、それぞれのH鋼54のウェブ部は、杭24の中心軸を通る直線上に位置するように向きが揃えられている。
隣り合うH鋼54の間には鋼板56が設けられている。このため、8枚の鋼板56が設けられている。それぞれの鋼板56の両端部は、H鋼54のフランジの間に入り込んでいる。また、図6(A)に示されるように、鋼板56の下端部が地盤26中に埋設されている。
図6(B)に示されるように、杭24の周囲にはコンクリート58が打設されている。コンクリート58は、型枠51と杭24との間に充填されている。
ここで、杭基礎50の施工方法の一例について説明する。初めに、打撃工法により杭24を地盤26に所定の深さまで打ち込む。続いて、杭頭24Aの周囲に型枠51を設置する。この型枠51の設置工程では、杭頭24Aの周囲の地盤26にH鋼54を打ち込み、打ち込まれたH鋼54の間に鋼板56を打ち込んで配置する。これにより、H鋼54の下端部及び鋼板56の下端部が地盤26中に埋設される。
H鋼54及び鋼板56を配置した後、このH鋼54及び鋼板56と杭頭24Aとの間にコンクリートを打設する。これにより、コンクリート58とH鋼54及び鋼板56が一体とされた杭基礎50が施工される。
以上のように、本変形例では、コンクリート58の型枠51の下端部を地盤26中に埋設させることで、この型枠51の下端部を楔として機能させることができる。これにより、地盤26上に設置した床版52が地盤26から離間する(浮き上る)のを抑制することができる。
(第2変形例)
図7(A)及び図7(B)に示されるように、第2変形例の杭基礎60を構成する床版62は、型枠64とコンクリート66とを含んで構成されている。
型枠64は、鋼材によって略円筒状に形成されており、この型枠64の下端部が地盤26中に埋設されている。そして、この型枠64と杭頭24Aとの間にコンクリート66が充填されている。
杭基礎60の施工方法は、第1変形例と同様である。すなわち、打撃工法により杭24を地盤26に所定の深さまで打ち込んだ後、杭頭24Aの周囲に型枠64を設置する。このとき、型枠64の下部を地盤26中に埋設させる。そして、型枠64の設置後にコンクリート66を打設することで、杭基礎60が施工される。
(第3変形例)
図8(A)に示されるように、第3変形例の杭基礎70は、杭74と床版72とを含んで構成されている。杭74は、鋼管で形成されて鉛直方向を軸方向として延在されており、上部に設けられた杭頭74Aを除いた部分が打撃工法によって地盤26中に打ち込まれている。
ここで、図9(A)に示されるように、杭74の杭頭74Aには複数の環状突起74Bが形成されており、一例として軸方向に等間隔で5つの環状突起74Bが形成されている。
図8(A)に示されるように、杭頭74Aには床版72が設けられている。そして、図8(B)に示されるように、床版72は、複数の鉄筋コンクリート造のブロック73を含んで構成されており、一例として8つのブロック73を含んで床版72が構成されている。
図9(B)に示されるように、ブロック73は、平面視で略台形状に形成されており、鉛直方向に延在されている。また、ブロック73における杭74と対向する側の側面には、複数の凹部73Aが形成されている。凹部73Aは、鉛直方向に等間隔に5つ形成されており、この5つの凹部73Aが形成されている位置は、杭頭74Aに形成された環状突起74Bと対応している。また、それぞれの凹部73Aの形状は、環状突起74Bと対応する形状とされている。
図8(B)に示されるように、8つのブロック73は、杭頭74Aの周囲に配置されており、この杭頭74Aとブロック73とがグラウト76によって一体とされている。また、隣り合うブロック73同士もグラウト76又はその他の接合部材によって接合されている。
ここで、杭基礎70の施工方法の一例について説明する。初めに、打撃工法により杭74を地盤26に所定の深さまで打ち込む(図9(A)参照)。その後、杭頭74Aの周囲にブロック73を配置する。そして、それぞれのブロック73と杭頭74Aとの間にグラウト76を流し込んでブロック73と杭頭74Aとを接合する。
なお、隣り合うブロック73同士は、予め接合してもよいし、杭頭74Aとブロック73とを接合するタイミングで隣り合うブロック73同士を接合してもよい。このようにして、複数のブロック73を接合して一体の床版72を形成する。
本変形例の杭基礎70では、複数の鉄筋コンクリート造のブロック73を用いることで、地盤26に杭74を打ち込んだ後にコンクリートを打設することなく床版72を設置することができる。
また、分割されたブロック73を接合して床版72を形成することで、一体の床版72を杭頭74Aに接合する方法と比較して、床版の設置が大掛かりにならずに済む。例えば、洋上の風力発電装置の杭基礎に適用する場合、床版72を分割して現場まで運ぶことができる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態の杭基礎80について、図10を参照して説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、適宜説明を省略する。本実施形態では、リブ82を設けた点で第1実施形態と相違している。
図10(A)に示されるように、本実施形態の杭基礎80は、杭24と床版28とを含んで構成されている。また、杭24には複数のリブ82が形成されている。
リブ82は、鉛直方向に延在されており、杭24における地盤26に埋設された部位に形成されている。また、図10(B)に示されるように、リブ82は杭24の周面から径方向へ突出されており、杭24の周方向に沿って等間隔に8つのリブ82が形成されている。
8つのリブ82はそれぞれ、略同じ厚みで鉛直方向に略同じ長さとされている。また、リブ82は、鉛直方向を長手方向とする略矩形板状に形成されている。
(作用)
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態の杭基礎80では、第1実施形態の杭基礎10による作用に加えて、地盤26中に埋設された8つのリブ82によって杭24に作用する水平力に対する抵抗力を増加させることができる。すなわち、リブ82を形成することにより、地盤26のすべり面が杭24の周面近傍ではなく、リブ82の先端部分となるため、リブ82が無い構造と比較して、地盤26から杭24へ作用する抵抗力を増加させることができる。
以上、第1〜第3実施形態及び変形例について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、上記実施形態では、塔状構造物として風力発電装置を支持する杭基礎について説明したが、これに限定されない。すなわち、他の塔状構造物を支持する杭基礎に適用してもよく、鉄塔などの塔状構造物を支持する杭基礎に適用してもよい。この場合、複数の杭を地盤に打ち込むことで、鉄塔などの塔状構造物を支持することができる。
また、上記実施形態では、1つの杭で風力発電装置を支持するモノパイル基礎としたが、これに限定されず、他の基礎に適用してもよい。例えば、3つの杭を地盤に打ち込み、これらの杭を連結して風力発電装置を支持する三脚式(トライポッド式)の基礎に適用してもよい。この場合、それぞれの杭に対して独立して床版を設けることで、上記実施形態と同様の作用を奏し得る。
さらに、上記実施形態では、杭を鋼管で形成したが、杭の材質は特に限定されず、他の材質で杭を形成してもよい。例えば、木造の木杭やコンクリート造のコンクリート杭を用いてもよい。また、これらの材質を組み合わせた杭を用いてもよい。さらに、鋼管の杭を用いた場合において、杭の強度及び剛性を高めるために、内部にコンクリートを打設してもよい。例えば、杭の上部に作用するモーメントが大きい場合に、この杭の上部における内部にコンクリートを打設することで、杭の上部の強度及び剛性を向上させることができる。
10 杭基礎
12 風力発電装置
14 脚部(塔状構造物)
24 杭
24A 杭頭
26 地盤
28 床版
40 杭基礎
42 床版
50 杭基礎
51 型枠
52 床版
58 コンクリート
60 杭基礎
62 床版
64 型枠
66 コンクリート
70 杭基礎
72 床版
73 ブロック
74 杭
74A 杭頭

Claims (6)

  1. 鉛直方向に沿って延在され、杭頭が地盤よりも上方に突出されて塔状構造物を支持する杭と、
    地盤上に設置され、前記杭頭に固定されて前記杭に作用する力を地盤へ伝達させる床版と、
    を有し、
    前記杭は、鋼管で形成されており、
    前記床版は、鋼材で形成されている杭基礎。
  2. 鉛直方向に沿って延在され、杭頭が地盤よりも上方に突出されて塔状構造物を支持する杭と、
    地盤上に設置され、前記杭頭に固定されて前記杭に作用する力を地盤へ伝達させる床版と、
    を有し、
    前記床版は、前記杭頭に接合された複数の鉄筋コンクリート造のブロックを含んで構成されている杭基礎。
  3. 前記杭は、前記塔状構造物と同軸上に設けられている請求項1又は2に記載の杭基礎。
  4. 前記床版は、海中に設置されている請求項1〜3の何れか1項に記載の杭基礎。
  5. 塔状構造物を支持する杭を地盤に打ち込む工程と、
    打ち込まれた前記杭における地盤よりも上方に突出された杭頭の周囲に型枠を設置する工程と、
    前記杭頭にコンクリートを打設する工程と、
    を備え、
    前記型枠の設置時に、前記型枠の下端部を地盤中に埋設させた杭基礎の施工方法。
  6. 塔状構造物を支持する杭を地盤に打ち込む工程と、
    打ち込まれた前記杭における地盤よりも上方に突出された杭頭の周面に複数のブロックを接合することで一体の床版を形成する工程と、
    を有する杭基礎の施工方法。
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