JP6904285B2 - 限定反射型センサ - Google Patents

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Description

本発明は、センサに関し、特に発光部からの出射光を出射光用レンズを介して物体検知領域に向けて照射し、該物体検知領域に存在する物体からの反射光を反射光用レンズを介して受光部にて受光する限定反射型センサに関する。
従来から、物体が所定の位置に存在するか否かを検出するためのセンサとして、物体の検知領域を限定して発光部から出射光を照射し、検知領域で物体により反射された反射光を受光部で受光する限定反射型センサが提案されている(例えば、特許文献1等を参照)。
このような限定反射型センサでは、発光部から出射光用レンズを介して検知領域に対して出射光を照射し、受光用レンズを介して検知領域で物体により反射された反射光を受光部で受光する。受光部に反射光が入射すると、受光部により光が電気信号に変換されるため、受光部に生じる電圧変化を検出することで検知領域に物体が存在することを検知できる。したがって検知領域は、発光部から光が照射されるとともに受光部に光が到達できる範囲に限定される。このような検知領域の設定範囲は、出射光用レンズと受光用レンズの光学的設計により変更することが可能である。
特許文献1に示した従来技術の限定反射型センサでは、出射光用レンズと受光用レンズのそれぞれを非球面レンズとシリンドリカルレンズの組み合わせで構成している。これにより、シリンドリカルレンズで近距離を検知し、非球面レンズで遠距離を検知することで、近距離の検知範囲を維持したまま遠距離の検知範囲を拡大することができる。
特開2015−81801号公報
上述した従来の限定反射型センサは、出射光用レンズおよび受光用レンズを筐体内に収容して、それぞれ発光部および受光部との焦点位置合わせを正確に行う必要がある。そのため、レンズの端部や中央部に突起や孔を一体形成し、筐体内部で対応した係止部に嵌め込んで位置決めを行っている。また、異なる焦点位置のレンズを組み付けることで、限定反射型センサの検知範囲をレンズに対応したものに変更することができる。
しかし、筐体内にレンズを収容する際には、レンズを保持した状態で筐体内に挿入し、係止部に位置合わせをする必要があるため、組立工程が煩雑になるという問題があった。また、レンズに位置決め用の突起や孔を一体形成する必要があるため、レンズの形状が複雑化して加工の難易度が高くなってしまう。さらに、レンズを筐体内に位置決めした後に、筐体上部を蓋体で覆って内部に埃や塵が侵入しないようにする必要があり、蓋体を装着した状態では検知範囲に対応したレンズを組み付けているか、正確に位置合わせされているか等を確認することが困難であった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、レンズの装着時に簡便かつ正確な位置決めをし、かつ防塵性を高めることが可能な限定反射型センサを提供することにある。
上記課題を解決するため本発明の限定反射型センサは、発光部からの出射光を出射光用レンズを介して物体検知領域に向けて照射し、該物体検知領域に存在する物体からの反射光を反射光用レンズを介して受光部にて受光する限定反射型センサであって、側面に形成された係止部と、該物体検知領域に向けた第1開口部とを備え、前記発光部および前記受光部を収容する筐体部と、前記出射光用レンズおよび前記反射光用レンズと一体に形成された光入出射部と、前記光入出射部の端部が前記側面に沿って延長された側面被覆部を備えたレンズ部を有し、前記レンズ部は、前記第1開口部を前記光入出射部で塞ぐとともに、前記側面被覆部が前記係止部によって係止され、前記係止部は弾性片の先端に係止爪が形成されたスナップフィット構造であり、前記側面被覆部に形成された係止開口部に前記係止爪が嵌合するものであることを特徴とする。
これにより、光入出射部から延長された側面被覆部が、筐体の側面に形成された係止部によって係止され、レンズの装着時に簡便かつ正確な位置決めをし、かつ防塵性を高めることが可能となる。
上記課題を解決するため本発明の限定反射型センサは、発光部からの出射光を出射光用レンズを介して物体検知領域に向けて照射し、該物体検知領域に存在する物体からの反射光を反射光用レンズを介して受光部にて受光する限定反射型センサであって、側面に形成された係止部と、該物体検知領域に向けた第1開口部とを備え、前記発光部および前記受光部を収容する筐体部と、前記出射光用レンズおよび前記反射光用レンズと一体に形成された光入出射部と、前記光入出射部の端部が前記側面に沿って延長された側面被覆部を備えたレンズ部を有し、前記レンズ部は、前記第1開口部を前記光入出射部で塞ぐとともに、前記側面被覆部が前記係止部によって係止され、前記側面には、前記側面被覆部を案内するガイド溝が形成されていることを特徴とする。
上記課題を解決するため本発明の限定反射型センサは、発光部からの出射光を出射光用レンズを介して物体検知領域に向けて照射し、該物体検知領域に存在する物体からの反射光を反射光用レンズを介して受光部にて受光する限定反射型センサであって、側面に形成された係止部と、該物体検知領域に向けた第1開口部とを備え、前記発光部および前記受光部を収容する筐体部と、前記出射光用レンズおよび前記反射光用レンズと一体に形成された光入出射部と、前記光入出射部の端部が前記側面に沿って延長された側面被覆部を備えたレンズ部を有し、前記レンズ部は、前記第1開口部を前記光入出射部で塞ぐとともに、前記側面被覆部が前記係止部によって係止され、前記係止部は、前記側面被覆部の延長方向で半分よりも前記光入出射部に近い位置で前記側面被覆部を係止することを特徴とする。
上記課題を解決するため本発明の限定反射型センサは、発光部からの出射光を出射光用レンズを介して物体検知領域に向けて照射し、該物体検知領域に存在する物体からの反射光を反射光用レンズを介して受光部にて受光する限定反射型センサであって、側面に形成された係止部と、該物体検知領域に向けた第1開口部とを備え、前記発光部および前記受光部を収容する筐体部と、前記出射光用レンズおよび前記反射光用レンズと一体に形成された光入出射部と、前記光入出射部の端部が前記側面に沿って延長された側面被覆部を備えたレンズ部を有し、前記レンズ部は、前記第1開口部を前記光入出射部で塞ぐとともに、前記側面被覆部が前記係止部によって係止され、前記第1開口部の内側には、前記筐体部の長手方向に沿って形成され封止溝を備え、前記レンズ部には、前記第1開口部側に形成された前記封止溝に対応する形状の封止突起を備え、前記封止溝と前記封止突起が当接していることを特徴とする。
上記課題を解決するため本発明の限定反射型センサは、発光部からの出射光を出射光用レンズを介して物体検知領域に向けて照射し、該物体検知領域に存在する物体からの反射光を反射光用レンズを介して受光部にて受光する限定反射型センサであって、側面に形成された係止部と、該物体検知領域に向けた第1開口部とを備え、前記発光部および前記受光部を収容する筐体部と、前記出射光用レンズおよび前記反射光用レンズと一体に形成された光入出射部と、前記光入出射部の端部が前記側面に沿って延長された側面被覆部を備えたレンズ部を有し、前記レンズ部は、前記第1開口部を前記光入出射部で塞ぐとともに、前記側面被覆部が前記係止部によって係止され、前記筐体部は、前記第1開口部と反対側に第2開口部を備え、前記発光部と前記受光部を搭載して前記筐体部内に収容された搭載基板と、前記筐体部に係止されて前記第2開口部を塞ぐカバー部をさらに有し、前記搭載基板には、外部との電気的接続をするコネクタ部が搭載されており、前記筐体部の他の側面に形成された第3開口部から前記コネクタ部が露出することを特徴とする。
上記課題を解決するため本発明の限定反射型センサは、発光部からの出射光を出射光用レンズを介して物体検知領域に向けて照射し、該物体検知領域に存在する物体からの反射光を反射光用レンズを介して受光部にて受光する限定反射型センサであって、側面に形成された係止部と、該物体検知領域に向けた第1開口部とを備え、前記発光部および前記受光部を収容する筐体部と、前記出射光用レンズおよび前記反射光用レンズと一体に形成された光入出射部と、前記光入出射部の端部が前記側面に沿って延長された側面被覆部を備えたレンズ部を有し、前記レンズ部は、前記第1開口部を前記光入出射部で塞ぐとともに、前記側面被覆部が前記係止部によって係止され、前記筐体部は、前記第1開口部と反対側に第2開口部を備え、前記発光部と前記受光部を搭載して前記筐体部内に収容された搭載基板と、前記筐体部に係止されて前記第2開口部を塞ぐカバー部をさらに有し、前記搭載基板には、外部との電気的接続をするコネクタ部が搭載されており、前記カバー部の底面に形成された第4開口部から前記コネクタ部が露出することを特徴とする。
本発明によれば、レンズの装着時に正確な位置決めをし、かつ防塵性を高めることが可能な限定反射型センサを提供することができる。
実施形態1に係る限定反射型センサ100の構成を示す模式斜視図である。 限定反射型センサ100の構成を模式的に示す分解斜視図である。 筐体部10と基板部30の組み付けを説明するための模式斜視図である。 筐体部10とカバー部40の組み付けを説明するための模式斜視図である。 筐体部10とレンズ部20の組み付けを説明するための模式斜視図である。 限定反射型センサ100の断面図であり、図6(a)は図1中のA−A位置での模式断面図であり、図6(b)は図1中のB−B位置での模式断面図である。 実施形態2にかかる搭載基板31の固定構造を模式的に示す図であり、図7(a)は圧入ピン19aとかしめピン19bを用いた例を示し、図7(b)は搭載基板31の裏面に接着剤19cを塗布した例を示している。 実施形態2に係る限定反射型センサ200の構成を示す模式斜視図である。 限定反射型センサ200の構成を模式的に示す分解斜視図である。 筐体部50と基板部70の組み付けを説明するための模式斜視図である。 筐体部50とカバー部80の組み付けを説明するための模式斜視図である。 筐体部50とレンズ部60の組み付けを説明するための模式斜視図である。 限定反射型センサ200の断面図であり、図13(a)は図8中のA−A位置での模式断面図であり、図13(b)は図8中のB−B位置での模式断面図である。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1について、図面を参照して説明する。図1は、実施形態1に係る限定反射型センサ100の構成を示す模式斜視図である。図2は、限定反射型センサ100の構成を模式的に示す分解斜視図である。図1,2に示すように、限定反射型センサ100は、筐体部10と、レンズ部20と、基板部30と、カバー部40とを備えている。
筐体部10は、限定反射型センサ100の外形を構成して各部を保持する筐体であり、図1では略直方体の箱状の例を示している。筐体部10は、紫外光よりも長波長な光を透過しない材料で構成されており、例えば黒色に着色された樹脂を用いることができる。また、筐体部10には筐体本体11と、取付部12と、係止部13と、仕切板14と、開口部15とを備えている。筐体部10の形状は図1に示した直方体状のものに限定されない。
筐体本体11は、側面の底面近傍に係止開口部11aと、底面に底面開口部11bと、長手方向の側面に側面開口部11cとがそれぞれ開口部として形成されている。また、短辺側の側面には、取付部12と係止部13が形成され、上面は開口部15が形成され、開口部15内には仕切板14が設けられている。
係止開口部11aは、筐体本体11の側面に形成された開口部であり、後述する係止爪41aと対応した位置に形成されている。図1,2では、係止開口部11aを筐体部10の長手方向に設けた例を示しているが、短辺方向の底面に設けるとしてもよい。底面開口部11bは、筐体本体11の下面に形成された開口部であり、本発明における第2開口部に相当している。側面開口部11cは、筐体本体11の側面に形成された開口部であり、本発明における第3開口部に相当している。側面開口部11cは、後述するコネクタ部34と開口被覆部42に対応した位置および形状に形成されている。
取付部12は、筐体部10の短辺側面に筐体本体11と一体に形成された部分であり、限定反射型センサ100を他の部材に位置決めして固定するための部分である。図1,2では、取付部12を略立方体形状の突起とし、上下方向および奥行き方向に貫通した孔である取付孔12aを形成した例を示している。取付孔12aは、螺子やボルト等の固定部材を挿入する孔であり、必要に応じて内部に螺子溝を形成するとしてもよい。取付部12の形状は、図1,2に示したものに限定されず、例えば、側面から略水平方向に突出して形成された平板状のものを用いるとしてもよい。
係止部13は、筐体本体11の短辺側の側面に形成されて、レンズ部20を係止するための部分である。係止部13の具体的な構造は限定されないが、例えば図1,2で示したように側面の一部を弾性片として切り出し、その先端に係止爪13aを形成したスナップフィット構造を用いることができる。また、係止部13には、筐体本体11の短辺側面に、後述する側面被覆部24と同程度の幅と長さのガイド溝13bが形成されている。
仕切板14は、開口部15の略中央に立設された略平板状の部分であり、発光側と受光側を区分するとともに、その上端部は後述するレンズ部20の光入出射部21下面に当接している。仕切板14で受光側と発光側で区分されているため、発光部32から受光部33に光が直接到達することを防止できる。
開口部15は、筐体本体11の上面に形成された開口部であり、本発明における第1開口部に相当している。また、開口部15にはレンズ当接部15aと、封止溝15bとが形成されている。レンズ当接部15aは、筐体本体11の長手方向側面の上端を形成する部分である。封止溝15bは、レンズ当接部15aの内側に形成された段差または溝であり、仕切板14の上端よりも低い位置にまで形成されている。また、封止溝15bの形状は、後述するレンズ部20の封止突起25と対応する幅および長さ、深さで形成されている。図2では、封止溝15bは係止部13の弾性片よりも外側にまで延長されているが、側面被覆部24の誤挿入を防ぐために弾性片の内側まで延長する形状でもよい。
レンズ部20は、樹脂等の透光性材料で構成され、発光部32から出射された光を透過して所定の配光分布で外部に取り出すとともに、外部から入射した光を透過して受光部33に入射させる光学部材である。図1,2に示すように、レンズ部20は、光入出射部21と、出射光用レンズ22と、反射光用レンズ23と、側面被覆部24と、封止突起25を備えている。
光入出射部21は、レンズ部20の上部を形成する略平板状の部分であり、その下面側に出射光用レンズ22と反射光用レンズ23が一体に形成されている。光入出射部21の上面は略平坦面であり、物体検知領域に対向して配される。したがって、限定反射型センサ100においては、光入出射部21を介して物体検知領域への発光と物体検知領域からの受光が行われる。レンズ部20が光入出射部21を有していることにより、限定反射型センサ100の外部にレンズ部20が突出せず、省スペース化や汚れの付着を抑制することができる。また、光入出射部21の外周近傍は、筐体本体11のレンズ当接部15aの外径と同程度に形成されており、レンズ当接部15aと当接してレンズ部20を筐体部10に位置決めおよび固定する。
出射光用レンズ22は、発光部32から出射した光を物体検知領域に対して照射するためのレンズである。反射光用レンズ23は、物体検知領域で検知対象物によって反射された光を受光部33に入射させるためのレンズである。出射光用レンズ22と反射光用レンズ23とは、分離溝26で互いに分離した位置に形成されているが、光入出射部21と一体にレンズ部20が成形されている。出射光用レンズ22と反射光用レンズ23をレンズ部20として一体に成形することで、筐体部10にレンズ部20を位置決めするだけで、出射光用レンズ22と反射光用レンズ23のそれぞれが発光部32と受光部33に対して位置決めでき、組立工程を簡略化するとともに位置決め精度も向上させることができる。
側面被覆部24は、光入出射部21の両端部が図中下方に延長された平板状の部分であり、光入出射部21と一体に成形されている。側面被覆部24の形状は、ガイド溝13bと同程度の幅と長さで形成されている。また、側面被覆部24には、係止部13に対応した位置に係止開口部24aが形成されており、レンズ部20を筐体部10に取り付けた際には、ガイド溝13b内に側面被覆部24が嵌合するとともに、係止部13が係止開口部24aに嵌合して、位置決めおよび固定が行われる。
封止突起25は、光入出射部21の長辺近傍で裏面側に設けられた直線上の突起であり、封止溝15bと対応した位置及び形状で形成されている。図2に示すように封止突起25の長手方向端部は、側面被覆部24の内面よりも外側に位置し、外面よりも内側に位置している。
分離溝26は、出射光用レンズ22と反射光用レンズ23の間を分離し、光入出射部21の裏面にまで到達する溝であり、仕切板14が挿入されることでレンズ部20を位置決め及び保持する。出射光用レンズ22と反射光用レンズ23のうち、分離溝26で露出した面はテーパー形状とされており、仕切板14の挿入と位置決めが容易とされている。
基板部30は、搭載基板31の一方の面に発光部32、受光部33及びコネクタ部34を搭載した部材である。搭載基板31は、図示しない配線層が形成された基板であり、発光部32、受光部33及びコネクタ部34を配線層上に搭載している。搭載基板31を構成する材料は限定されず、プリント基板や金属基板、樹脂と金属の複合基板等の公知のものを用いることができる。また、搭載基板31には所定位置に貫通孔である位置決孔31aが形成されている。
発光部32は、限定反射型センサ100の外部からコネクタ部34や配線層を介して電力および信号が伝達され、所定の波長で発光する部材である。発光部32の具体的構成は限定されないが、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)などが挙げられる。発光部32が発光する光の波長は、受光部33の吸収帯域に含まれていればよく、例えば赤外光が用いられる。また、発光部32はレンズ等の光学部材を備えていてもよく、LEDチップからの発光を所望の配光特性で照射する。
受光部33は、所定波長の光を吸収して電気信号に変換し、コネクタ部34や配線層を介して限定反射型センサ100の外部に検出信号を送出する部材である。受光部33の具体的構成は限定されないが、例えばフォトトランジスタを用いることができる。受光部33は、発光部32が照射する光の波長を吸収帯域に含んでいる。また、受光部33はレンズ等の光学部材を備えていてもよく、入射した光を効率よくフォトトランジスタに集光して検出する。
コネクタ部34は、限定反射型センサ100の外部からハーネス等を接続して、外部からの出力や信号が伝達される部材である。コネクタ部34の端子は搭載基板31上の配線層に電気的に接続されている。図1,2に示した例では、コネクタ部34は搭載基板31の搭載面に平行方向に向けて搭載されており、側面開口部11cから筐体部10の外部に露出されている。
カバー部40は、筐体部10の底面開口部11bを塞ぐとともに、基板部30を保持する部材である。カバー部40は、底面外周の4辺に沿って立設されたカバー壁41を有し、カバー壁41の外周は底面開口部11bの内周と略同一とされている。また、カバー壁41の側面には係止爪41aが突出して形成されており、カバー壁41の上端には基板支持部41b,41cが上方に突出して形成されている。また、側面開口部11cに対応した位置には、開口被覆部42が基板支持部41b,41cよりも高い位置まで形成されている。
図1,2に示した限定反射型センサ100では、外部からコネクタ部34に供給された電力および信号が発光部32に伝達され、発光部32が発光する。発光部32からの光は出射光用レンズ22に入射し、出射光用レンズ22の曲面に応じた配光分布で光入出射部21を介して外部に光が照射される。また、物体を検知するための物体検知領域に物体が存在する場合には、発光部32から照射された光は限定反射型センサ100方向に反射され、光入出射部21を介して反射光用レンズ23に入射し、受光部33に入射する。受光部33では受光した光の強度に応じた電圧が出力され、当該電圧値が物体を検知した信号としてコネクタ部34を介して外部に伝達される。
次に、限定反射型センサ100の組み立てについて図3から図5を用いて説明する。図3は、筐体部10と基板部30の組み付けを説明するための模式斜視図である。図3に示すように、筐体部10の内部には、区分壁部11dが形成されている。この区分壁部11dによって、筐体部10の内部はコネクタ収容部16と、発光収容部17と、受光収容部18が形成されている。区分壁部11dから下方に向かう突起が基板位置決部19として形成されている。
コネクタ収容部16は、側面開口部11cから筐体本体11内部に形成されて、コネクタ部34を収容する空間である。またコネクタ収容部16は、発光収容部17、受光収容部18とは区分壁部11dで区分けされ、開口部15側で出射光用レンズ22と反射光用レンズ23を収容している空間とも区分壁部11dで区分けされている。
発光収容部17は、開口部15と連通して設けられた空間であり、さらに筐体本体11の底面開口部11bに連通している。発光収容部17には発光部32が所定の位置に配置される。受光収容部18は、開口部15と連通して設けられた空間であり、さらに筐体本体11の底面開口部11bに連通している。受光収容部18には受光部33が所定の位置に配置される。基板位置決部19は、搭載基板31に形成された位置決孔31aに対応する位置に形成された突起である。
図3に示したように、基板位置決部19と位置決孔31aを位置合わせし、コネクタ収容部16とコネクタ部34を位置合わせし、基板部30を底面開口部11bに挿入する。これにより、発光収容部17の所定位置に発光部32が位置決めされ、受光収容部18の所定位置に受光部33が位置決めされる。
本実施形態では、筐体部10に側面開口部11cを形成しておき、コネクタ部34をコネクタ収容部16に収容して側面開口部11cから露出させている。上述したようにコネクタ収容部16は、発光収容部17および受光収容部18とは壁面で区分けされているため、コネクタ部34が外部に露出しても発光収容部17および受光収容部18に外部からの埃や塵の侵入を抑制し、防塵性を高めることができる。また、位置決孔31aと基板位置決部19の位置合わせだけで、簡便に発光部32と受光部33を所定位置に正確に位置合わせすることができる。
図4は、筐体部10とカバー部40の組み付けを説明するための模式斜視図である。図4に示すように、カバー部40の底部には略平板状の底面43が形成されており、底面43の外縁に沿ってカバー壁41が設けられている。筐体部10の底面開口部11bにカバー部40を挿入すると、カバー壁41の外周が筐体本体11の内壁に嵌合し、係止爪41aが係止開口部11aに嵌合して、カバー部40は位置決めおよび固定される。このとき、カバー壁41の上端に形成された基板支持部41b,41cが搭載基板31の裏面側を支持し、開口被覆部42がコネクタ部34の下面側を支持する。これにより、筐体部10内部に位置決めされた基板部30は、カバー部40によって筐体部10との間に挟持され、位置決め及び固定される。
開口被覆部42は、側面開口部11cのうちコネクタ部34が露出している以外の領域を塞ぐ大きさに形成されており、カバー部40で底面開口部11bを塞ぐと同時に、側面開口部11cを開口被覆部42で塞ぐことができる。これにより、カバー部40で簡便に基板部30を固定するとともに、外部からの埃や塵の侵入を抑制し、防塵性を高めることができる。
図5は、筐体部10とレンズ部20の組み付けを説明するための模式斜視図である。図5に示すように、筐体部10の係止部13にレンズ部20の側面被覆部24を位置合わせして、レンズ部20の光入出射部21で開口部15を塞ぐ。このとき、同時に分離溝26に仕切板14が挿入されて光入出射部21の裏面に当接し、封止突起25が封止溝15bに挿入される。また、側面被覆部24がガイド溝13bに嵌合されるとともに、係止爪13aが係止開口部24aに嵌合して、レンズ部20が筐体部10に位置決めおよび固定される。
図6は、限定反射型センサ100の断面図であり、図6(a)は図1中のA−A位置での模式断面図であり、図6(b)は図1中のB−B位置での模式断面図である。本実施形態の限定反射型センサ100では、筐体部10に開口部15にレンズ部20が装着され、筐体部10の内部に基板部30が収容されるとともにコネクタ部34が側面開口部11cから露出し、筐体部10の底面開口部11bにカバー部40が装着されている。
図6(a)(b)に示した組付け状態について、簡単に説明する。仕切板14が分離溝26に挿入されて、その上端が光入出射部21の裏面に当接している。レンズ当接部15aの上端が、光入出射部21の裏面に当接している。封止突起25は、封止溝15bに嵌合している。側面被覆部24がガイド溝13bに案内されて嵌合している。係止開口部24aに係止爪13aが嵌合している。
コネクタ部34は、コネクタ収容部16に収容されて側面開口部11cから露出している。基板位置決部19は、位置決孔31aに挿入されている。発光部32は、発光収容部17に収容されている。受光部33は、受光収容部18に収容されている。搭載基板31の上面は、区分壁部11dに当接している。
係止爪41aは、係止開口部11aに嵌合している。基板支持部41b,41cの上端は、搭載基板31の裏面に当接している。開口被覆部42の上端は、コネクタ部34の下面に当接している。
したがってレンズ部20は、係止爪13aと係止開口部24aで上方向の動きが規制され、仕切板14の上端およびレンズ当接部15aと光入出射部21の裏面とで下方向への動きが規制されるため、上下方向への移動が規制されて位置決めされる。また、レンズ部20は、ガイド溝13bと側面被覆部24の嵌合と、封止溝15bと封止突起25の当接で、図中奥行方向への移動が規制されて位置決めされる。さらに、レンズ部20は、仕切板14の分離溝26への挿入と、2つの側面被覆部24による筐体部10の挟持によって、図中横方向への移動が規制されて位置決めされる。
これらの位置決めは、各々の移動規制により個別に効果を得られるが、複数を組み合わせることでさらに効果を高めることができる。したがって、レンズ部20を筐体部10に装着するだけで、レンズ部20は筐体部10に対して3次元方向への移動が規制される。よって、光入出射部21と一体に成形された出射光用レンズ22と反射光用レンズ23が、筐体部10の内部に収容された発光部32と受光部33に対して簡便かつ正確に位置決めされる。
また、筐体本体11の側面に係止爪13aを設けることで、レンズ部20を装着する際に弾性変形するのは筐体部10の係止部13であり、レンズ部20は弾性変形しない。これにより、レンズ部20の変形による焦点ズレや破損のリスクを低減するとともに、簡便にレンズ部20を装着することができる。
図1〜5に示した例では、係止開口部24aは、側面被覆部24の半分より上側である光入出射部21に近い位置に形成されている。これにより、係止爪13aが形成された弾性片を長くして、レンズ部20の装着の際に弾性変形しやすくするとともに、側面被覆部24で弾性片全体を被覆して隙間をなくすことができ、簡便なレンズ部20の装着と防塵性の向上を図ることができる。
また、搭載基板31は上面が区分壁部11dに当接して上方向への移動が規制され、裏面には基板支持部41b,41cが当接して下方向への移動が規制されるため、上下方向への移動が規制されて位置決めされる。また、搭載基板31の位置決孔31aに基板位置決部19が挿入されて、水平方向への移動が記載されて位置決めされる。
これらの位置決めは、各々の移動規制により個別に効果を得られるが、複数を組み合わせることでさらに効果を高めることができる。したがって、基板部30を筐体部10に挿入し、カバー部40を装着するだけで、基板部30は筐体部10に対して3次元方向への移動が規制される。よって、搭載基板31上に搭載された発光部32と受光部33が、それぞれ発光収容部17内と受光収容部18内で簡便かつ正確に位置決めされる。また、開口被覆部42がコネクタ部34の下面近傍まで延長されているため、側面開口部11cはコネクタ部34と開口被覆部42で塞がれ、内部への埃や塵の侵入を抑制して防塵性を高めることができる。
上述したように、本実施形態の限定反射型センサ100では、筐体部10にレンズ部20を装着する際に正確な位置決めをし、かつ防塵性を高めることが可能となる。これにより、異なる焦点位置のレンズ部20を組み付けることで、限定反射型センサ100の検知範囲をレンズ部20に対応したものに変更することも容易となる。
また、側面被覆部24は、光入出射部21から延長して一体に形成されており、レンズ部20の最外部を構成している。したがって限定反射型センサ100の外部から、側面被覆部24がガイド溝13bに嵌合しているかと、係止爪13aが係止開口部24aに嵌合しているかを容易に確認できる。これにより、レンズ部20の装着後に、出射光用レンズ22と反射光用レンズ23が正確に位置決めされたかを容易に確認することができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2について、図面を参照して説明する。実施形態1と重複する内容は説明を省略する。図7は、実施形態2にかかる搭載基板31の固定構造を模式的に示す図であり、図7(a)は圧入ピン19aとかしめピン19bを用いた例を示し、図7(b)は搭載基板31の裏面に接着剤19cを塗布した例を示している。
図7(a)に示した例では、搭載基板31に複数の位置決孔31aを形成しておき、区分壁部11dに形成した圧入ピン19aと、かしめピン19bを位置決孔31aに挿入している。圧入ピン19aは、僅かに先細り形状のピンであり、先端は位置決孔31aより直径が小さく、根本では位置決孔31aよりも直径が大きくされている。位置決孔31aに圧入ピン19aを位置決めして挿入する際に、搭載基板31を強く押し込むと、樹脂で形成された圧入ピン19aが僅かに変形して圧入される。これにより、圧入ピン19aと位置決孔31aの圧入で位置決めと固定が同時に行われる。
かしめピン19bは、位置決孔31aよりも直径が小さい形状のピンである。位置決孔31aにかしめピン19bを位置決めして挿入した後に、かしめピン19bの頭部を押しつぶして変形させる。これにより、かしめピン19bと位置決孔31aのかしめで位置決めと固定が同時に行われる。
図7(b)に示した例では、搭載基板31を底面開口部11bに挿入した後に、搭載基板31の裏面側全体に接着剤19cを塗布している。接着剤19cは、搭載基板31と筐体本体11の内面との隙間を埋めて密封するとともに、搭載基板31を筐体本体11内部に固定する。
また、搭載基板31の固定構造としては、例えば筐体本体11に係止爪を形成しておき、搭載基板31に係止爪を係合させるとしてもよい。さらに、上述したカバー部40での挟持や、圧入ピン19a、かしめピン19b、接着剤19cの塗布、係止爪による係止を適宜組み合わせて用いてもよい。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3について、図面を参照して説明する。実施形態1と重複する内容は説明を省略する。図8は、実施形態2に係る限定反射型センサ200の構成を示す模式斜視図である。図9は、限定反射型センサ200の構成を模式的に示す分解斜視図である。図8,9に示すように、限定反射型センサ200は、筐体部50と、レンズ部60と、基板部70と、カバー部80とを備えている。
筐体部50は、筐体本体51と、取付部52と、係止部53と、仕切板54と、開口部55とを備えている。筐体本体51は、側面の底面近傍に係止開口部51aと、底面に底面開口部51bと、長手方向の側面に側面開口部51cとがそれぞれ開口部として形成されている。係止部53は、側面の一部を弾性片として切り出し、その先端に係止爪53aを形成したスナップフィット構造を用いる。また、係止部53には、筐体本体51の短辺側面に側面被覆部64と同程度の幅と長さのガイド溝53bが形成されている。開口部55にはレンズ当接部55aと、封止溝55bとが形成されている。
レンズ部60は、光入出射部61と、出射光用レンズ62と、反射光用レンズ63と、側面被覆部64と、封止突起65を備えている。出射光用レンズ62と反射光用レンズ63とは、分離溝66で互いに分離した位置に形成されているが、光入出射部61と一体にレンズ部60が成形されている。側面被覆部64には、係止部53に対応した位置に係止開口部64aが形成されている。
基板部70は、搭載基板71の一方の面に発光部72と受光部73を搭載し、他方の面にコネクタ部74を搭載した部材である。搭載基板71には、所定位置に貫通孔である位置決孔71aが形成されている。
カバー部80は、カバー壁81と、係止爪81aと、カバー壁上端82aと、基板当接部82bと、底面83と、コネクタ開口部84を有している。カバー壁上端82aは、カバー壁81のうち低く形成された領域の上端である。基板当接部82bは、カバー壁81のうち高く形成された領域の上端であり、コネクタ部74の外周を囲むように形成されている。コネクタ開口部84は、底面83のうちコネクタ部74に対応した位置に形成された開口であり、基板当接部82bの内側に形成されて、本発明における第4開口部に相当している。図8,9に示した例では、コネクタ部74は搭載基板71の裏面から下方に向けて搭載されており、コネクタ開口部84から筐体部50の外部に露出されている。
次に、限定反射型センサ200の組み立てについて図10から図12を用いて説明する。図10は、筐体部50と基板部70の組み付けを説明するための模式斜視図である。図10に示すように、筐体部50の内部には、仕切板54が形成されている。この仕切板54によって、筐体部50の内部には発光収容部57と、受光収容部58が形成されている。仕切板54には、下方に向かう突起が基板位置決部59として形成されている。基板位置決部59は、搭載基板71に形成された位置決孔71aに対応する位置に形成された突起である。
図10に示したように、基板位置決部59と位置決孔71aを位置合わせし、基板部70を底面開口部51bに挿入する。これにより、発光収容部57の所定位置に発光部72が位置決めされ、受光収容部58の所定位置に受光部73が位置決めされる。
図11は、筐体部50とカバー部80の組み付けを説明するための模式斜視図である。図11に示すように、カバー部80の底部には略平板状の底面83が形成されており、底面83の外縁に沿ってカバー壁81が設けられている。筐体部50の底面開口部51bにカバー部80を挿入すると、カバー壁81の外周が筐体本体51の内壁に嵌合し、係止爪81aが係止開口部51aに嵌合して、カバー部40は位置決めおよび固定される。このとき、基板当接部82bが搭載基板71の裏面側に当接する。これにより、筐体部50内部に位置決めされた基板部70は、カバー部80によって筐体部50との間に挟持され、位置決め及び固定される。
図12は、筐体部50とレンズ部60の組み付けを説明するための模式斜視図である。図12に示すように、筐体部50の係止部53にレンズ部60の側面被覆部64を位置合わせして、レンズ部60の光入出射部61で開口部55を塞ぐ。このとき、同時に分離溝66に仕切板54が挿入されて光入出射部61の裏面に当接し、封止突起65が封止溝55bに挿入される。また、側面被覆部64がガイド溝53bに嵌合されるとともに、係止爪13aが係止開口部24aに嵌合して、レンズ部60が筐体部50に位置決めおよび固定される。
図13は、限定反射型センサ200の断面図であり、図13(a)は図1中のA−A位置での模式断面図であり、図13(b)は図8中のB−B位置での模式断面図である。本実施形態の限定反射型センサ200では、筐体部50に開口部55にレンズ部60が装着され、筐体部50の内部に基板部70が収容され、筐体部50の底面開口部51bにカバー部40が装着されている。コネクタ部74は、コネクタ開口部84から下方に露出している。
本実施形態の限定反射型センサ200では、コネクタ部74を搭載基板71の裏面側に搭載し、カバー部80に設けたコネクタ開口部84から図中下方に露出させている点が実施形態1と異なっている。また、コネクタ部74を発光部72と受光部73の間に配置していないため、搭載基板71の面積を小さくしている。それに伴い、発光収容部57と受光収容部58の間にコネクタ部74を収容する空間を設ける必要が無くなり、筐体部50も小型化している。筐体本体51を小型化したことにより、取付部52は筐体本体51の下方にカバー部80よりも突出して設けられている。
図13(a)(b)に示したように、レンズ部60を筐体部50に装着するだけで、レンズ部60は筐体部50に対して3次元方向への移動が規制される。よって、光入出射部61と一体に成形された出射光用レンズ62と反射光用レンズ63が、筐体部50の内部に収容された発光部72と受光部73に対して簡便かつ正確に位置決めされる。
また、搭載基板71は上面が仕切板54に当接して上方向への移動が規制され、裏面には基板当接部82bが当接して下方向への移動が規制されるため、上下方向への移動が規制されて位置決めされる。これにより、基板部70を筐体部50に挿入し、カバー部80を装着するだけで、基板部70は筐体部50に対しての移動が規制される。よって、搭載基板71上に搭載された発光部72と受光部73が、それぞれ発光収容部57内と受光収容部58内で簡便かつ正確に位置決めされる。
本実施形態の限定反射型センサ200では、基板当接部82bがコネクタ部74の周囲を囲んで搭載基板71の裏面側に当接している。これにより、基板当接部82bでコネクタ部74の周囲が塞がれ、内部への埃や塵の侵入を抑制して防塵性を高めることができる。
上述したように、本実施形態の限定反射型センサ200でも、筐体部50にレンズ部60を装着する際に正確な位置決めをし、かつ防塵性を高めることが可能となる。
なお、今回開示した実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
10,50…筐体部
20,60…レンズ部
30,70…基板部
40,80…カバー部
100,200…限定反射型センサ
11,51…筐体本体
11a,51a…係止開口部
11b,51b…底面開口部
11c,51c…側面開口部
11d…区分壁部
12,52…取付部
12a…取付孔
13,53…係止部
13a,53a…係止爪
13b,53b…ガイド溝
14,54…仕切板
15,55…開口部
15a,55a…レンズ当接部
15b,55b…封止溝
16…コネクタ収容部
17,57…発光収容部
18,58…受光収容部
19,59…基板位置決部
19a…圧入ピン
19b…かしめピン
19c…接着剤
21,61…光入出射部
22,62…出射光用レンズ
23,63…反射光用レンズ
24,64…側面被覆部
24a,64a…係止開口部
25,65…封止突起
26,66…分離溝
31,71…搭載基板
31a,71a…位置決孔
32,72…発光部
33,73…受光部
34,74…コネクタ部
41,81…カバー壁
41a,81a…係止爪
41b…基板支持部
42…開口被覆部
43,83…底面
82a…カバー壁上端
82b…基板当接部
84…コネクタ開口部

Claims (6)

  1. 発光部からの出射光を出射光用レンズを介して物体検知領域に向けて照射し、該物体検知領域に存在する物体からの反射光を反射光用レンズを介して受光部にて受光する限定反射型センサであって、
    側面に形成された係止部と、該物体検知領域に向けた第1開口部とを備え、前記発光部および前記受光部を収容する筐体部と、
    前記出射光用レンズおよび前記反射光用レンズと一体に形成された光入出射部と、前記光入出射部の端部が前記側面に沿って延長された側面被覆部を備えたレンズ部を有し、
    前記レンズ部は、前記第1開口部を前記光入出射部で塞ぐとともに、前記側面被覆部が前記係止部によって係止され
    前記係止部は弾性片の先端に係止爪が形成されたスナップフィット構造であり、前記側面被覆部に形成された係止開口部に前記係止爪が嵌合するものであることを特徴とする限定反射型センサ。
  2. 発光部からの出射光を出射光用レンズを介して物体検知領域に向けて照射し、該物体検知領域に存在する物体からの反射光を反射光用レンズを介して受光部にて受光する限定反射型センサであって、
    側面に形成された係止部と、該物体検知領域に向けた第1開口部とを備え、前記発光部および前記受光部を収容する筐体部と、
    前記出射光用レンズおよび前記反射光用レンズと一体に形成された光入出射部と、前記光入出射部の端部が前記側面に沿って延長された側面被覆部を備えたレンズ部を有し、
    前記レンズ部は、前記第1開口部を前記光入出射部で塞ぐとともに、前記側面被覆部が前記係止部によって係止され
    前記側面には、前記側面被覆部を案内するガイド溝が形成されていることを特徴とする限定反射型センサ。
  3. 発光部からの出射光を出射光用レンズを介して物体検知領域に向けて照射し、該物体検知領域に存在する物体からの反射光を反射光用レンズを介して受光部にて受光する限定反射型センサであって、
    側面に形成された係止部と、該物体検知領域に向けた第1開口部とを備え、前記発光部および前記受光部を収容する筐体部と、
    前記出射光用レンズおよび前記反射光用レンズと一体に形成された光入出射部と、前記光入出射部の端部が前記側面に沿って延長された側面被覆部を備えたレンズ部を有し、
    前記レンズ部は、前記第1開口部を前記光入出射部で塞ぐとともに、前記側面被覆部が前記係止部によって係止され
    前記係止部は、前記側面被覆部の延長方向で半分よりも前記光入出射部に近い位置で前記側面被覆部を係止することを特徴とする限定反射型センサ。
  4. 発光部からの出射光を出射光用レンズを介して物体検知領域に向けて照射し、該物体検知領域に存在する物体からの反射光を反射光用レンズを介して受光部にて受光する限定反射型センサであって、
    側面に形成された係止部と、該物体検知領域に向けた第1開口部とを備え、前記発光部および前記受光部を収容する筐体部と、
    前記出射光用レンズおよび前記反射光用レンズと一体に形成された光入出射部と、前記光入出射部の端部が前記側面に沿って延長された側面被覆部を備えたレンズ部を有し、
    前記レンズ部は、前記第1開口部を前記光入出射部で塞ぐとともに、前記側面被覆部が前記係止部によって係止され
    前記第1開口部の内側には、前記筐体部の長手方向に沿って形成され封止溝を備え、
    前記レンズ部には、前記第1開口部側に形成された前記封止溝に対応する形状の封止突起を備え、
    前記封止溝と前記封止突起が当接していることを特徴とする限定反射型センサ。
  5. 発光部からの出射光を出射光用レンズを介して物体検知領域に向けて照射し、該物体検知領域に存在する物体からの反射光を反射光用レンズを介して受光部にて受光する限定反射型センサであって、
    側面に形成された係止部と、該物体検知領域に向けた第1開口部とを備え、前記発光部および前記受光部を収容する筐体部と、
    前記出射光用レンズおよび前記反射光用レンズと一体に形成された光入出射部と、前記光入出射部の端部が前記側面に沿って延長された側面被覆部を備えたレンズ部を有し、
    前記レンズ部は、前記第1開口部を前記光入出射部で塞ぐとともに、前記側面被覆部が前記係止部によって係止され
    前記筐体部は、前記第1開口部と反対側に第2開口部を備え、
    前記発光部と前記受光部を搭載して前記筐体部内に収容された搭載基板と、
    前記筐体部に係止されて前記第2開口部を塞ぐカバー部をさらに有し、
    前記搭載基板には、外部との電気的接続をするコネクタ部が搭載されており、
    前記筐体部の他の側面に形成された第3開口部から前記コネクタ部が露出することを特徴とする限定反射型センサ。
  6. 発光部からの出射光を出射光用レンズを介して物体検知領域に向けて照射し、該物体検知領域に存在する物体からの反射光を反射光用レンズを介して受光部にて受光する限定反射型センサであって、
    側面に形成された係止部と、該物体検知領域に向けた第1開口部とを備え、前記発光部および前記受光部を収容する筐体部と、
    前記出射光用レンズおよび前記反射光用レンズと一体に形成された光入出射部と、前記光入出射部の端部が前記側面に沿って延長された側面被覆部を備えたレンズ部を有し、
    前記レンズ部は、前記第1開口部を前記光入出射部で塞ぐとともに、前記側面被覆部が前記係止部によって係止され
    前記筐体部は、前記第1開口部と反対側に第2開口部を備え、
    前記発光部と前記受光部を搭載して前記筐体部内に収容された搭載基板と、
    前記筐体部に係止されて前記第2開口部を塞ぐカバー部をさらに有し、
    前記搭載基板には、外部との電気的接続をするコネクタ部が搭載されており、
    前記カバー部の底面に形成された第4開口部から前記コネクタ部が露出することを特徴とする限定反射型センサ。
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