JP6902419B2 - 内燃機関用のスパークプラグ - Google Patents
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Description
前記ハウジングの内側に保持された筒状の絶縁碍子(3)と、
前記絶縁碍子の内側に保持された中心電極(4)と、
前記ハウジングに接続されたメイン接続部(511)を有するとともに、前記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成するメイン接地電極(5)と、
プラグ周方向において前記メイン接続部と異なる位置において前記ハウジングに接続されたサブ接続部(611)を有するサブ接地電極(6)と、を有し、
プラグ軸方向(Z)から見たとき、前記メイン接続部とプラグ中心軸との並び方向は、燃焼室内の気流の流通方向(F)と交差するよう構成されており、
前記サブ接続部は、前記メイン接続部よりも、燃焼室(100)内の気流の下流側に配されるよう構成されており、
前記サブ接地電極におけるプラグ軸方向の先端の位置は、前記メイン接地電極におけるプラグ軸方向の先端の位置よりも先端側に位置しており、
前記サブ接地電極は、前記放電ギャップに生じた放電火花の起点が前記メイン接地電極から前記サブ接地電極に移動したとき、前記放電火花の起点が前記サブ接地電極上を移動できるよう構成されており、
前記メイン接地電極は、前記ハウジングからプラグ軸方向の先端側へ立設したメイン立設部(51)と、前記メイン立設部からプラグ径方向の内周側へ延設されたメイン内向部(52)とを有し、前記メイン内向部におけるプラグ径方向の内周側の端面であるメイン内向端面(522)は、プラグ中心軸よりも、前記メイン接続部側に位置している、内燃機関用のスパークプラグ(1)にある。
本発明の第2の態様は、筒状のハウジング(2)と、
前記ハウジングの内側に保持された筒状の絶縁碍子(3)と、
前記絶縁碍子の内側に保持された中心電極(4)と、
前記ハウジングに接続されたメイン接続部(511)を有するとともに、前記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成するメイン接地電極(5)と、
プラグ周方向において前記メイン接続部と異なる位置において前記ハウジングに接続されたサブ接続部(611)を有するサブ接地電極(6)と、を有し、
プラグ軸方向(Z)から見たとき、前記メイン接続部とプラグ中心軸との並び方向は、燃焼室内の気流の流通方向(F)と交差するよう構成されており、
前記サブ接続部は、前記メイン接続部よりも、燃焼室(100)内の気流の下流側に配されるよう構成されており、
前記サブ接地電極におけるプラグ軸方向の先端の位置は、前記メイン接地電極におけるプラグ軸方向の先端の位置よりも先端側に位置しており、
前記サブ接地電極は、前記放電ギャップに生じた放電火花の起点が前記メイン接地電極から前記サブ接地電極に移動したとき、前記放電火花の起点が前記サブ接地電極上を移動できるよう構成されており、
前記絶縁碍子の先端部は、プラグ軸方向の基端側に向かって凹んだ溝部(31)を有し、前記溝部の一端は、前記メイン接続部と前記サブ接続部との間に向って開口している、内燃機関用のスパークプラグ(1)にある。
本発明の第3の態様は、筒状のハウジング(2)と、
前記ハウジングの内側に保持された筒状の絶縁碍子(3)と、
前記絶縁碍子の内側に保持された中心電極(4)と、
前記ハウジングに接続されたメイン接続部(511)を有するとともに、前記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成するメイン接地電極(5)と、
プラグ周方向において前記メイン接続部と異なる位置において前記ハウジングに接続されたサブ接続部(611)を有するサブ接地電極(6)と、を有し、
プラグ軸方向(Z)から見たとき、前記メイン接続部とプラグ中心軸との並び方向は、燃焼室内の気流の流通方向(F)と交差するよう構成されており、
前記サブ接続部は、前記メイン接続部よりも、燃焼室(100)内の気流の下流側に配されるよう構成されており、
前記サブ接地電極におけるプラグ軸方向の先端の位置は、前記メイン接地電極におけるプラグ軸方向の先端の位置よりも先端側に位置しており、
前記サブ接地電極は、前記放電ギャップに生じた放電火花の起点が前記メイン接地電極から前記サブ接地電極に移動したとき、前記放電火花の起点が前記サブ接地電極上を移動できるよう構成されており、
前記絶縁碍子の先端部は、プラグ軸方向の先端側に突出した突出部(32)を有し、前記突出部における前記中心電極側を向く面である導風面(321)は、プラグ周方向の前記メイン接続部と前記サブ接続部との間のいずれかの部位とプラグ中心軸とを結ぶ直線と、プラグ中心軸との双方に平行である、内燃機関用のスパークプラグ(1)にある。
本発明の第4の態様は、筒状のハウジング(2)と、
前記ハウジングの内側に保持された筒状の絶縁碍子(3)と、
前記絶縁碍子の内側に保持された中心電極(4)と、
前記ハウジングに接続されたメイン接続部(511)を有するとともに、前記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成するメイン接地電極(5)と、
プラグ周方向において前記メイン接続部と異なる位置において前記ハウジングに接続されたサブ接続部(611)を有するサブ接地電極(6)と、を有し、
プラグ軸方向(Z)から見たとき、前記メイン接続部とプラグ中心軸との並び方向は、燃焼室内の気流の流通方向(F)と交差するよう構成されており、
前記サブ接続部は、前記メイン接続部よりも、燃焼室(100)内の気流の下流側に配されるよう構成されており、
前記サブ接地電極におけるプラグ軸方向の先端の位置は、前記メイン接地電極におけるプラグ軸方向の先端の位置よりも先端側に位置しており、
前記サブ接地電極は、前記放電ギャップに生じた放電火花の起点が前記メイン接地電極から前記サブ接地電極に移動したとき、前記放電火花の起点が前記サブ接地電極上を移動できるよう構成されており、
前記絶縁碍子の先端面(34)は、燃焼室内の気流の下流側に向うほどプラグ軸方向の先端側へ向うよう湾曲しており、かつ、燃焼室内の気流の下流側に凸の曲面状である、内燃機関用のスパークプラグ(1)にある。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
内燃機関用のスパークプラグ1の参考形態につき、図1〜図7を用いて説明する。
本形態の内燃機関用のスパークプラグ1は、図1、図2に示すごとく、筒状のハウジング2と、ハウジング2の内側に保持された筒状の絶縁碍子3と、絶縁碍子3の内側に保持された中心電極4と、メイン接地電極5とサブ接地電極6とを有する。メイン接地電極5は、ハウジング2に接続されたメイン接続部511を有する。また、メイン接地電極5は、中心電極4との間に放電ギャップGを形成している。図3に示すごとく、サブ接地電極6は、プラグ周方向においてメイン接続部511と異なる位置においてハウジング2に接続されたサブ接続部611を有する。プラグ軸方向Zから見たとき、メイン接続部511とプラグ中心軸との並び方向は、燃焼室100内の気流の流通方向Fと交差するよう構成されている。また、サブ接続部611は、メイン接続部511よりも、燃焼室100内の気流の下流側に配されるよう構成されている。サブ接地電極6におけるプラグ軸方向Zの先端の位置は、メイン接地電極5におけるプラグ軸方向Zの先端の位置よりも先端側に位置している。サブ接地電極6は、放電ギャップGに生じた放電火花の起点がメイン接地電極5からサブ接地電極6に移動したとき、放電火花の起点がサブ接地電極6上を移動できるよう構成されている。本形態においては、サブ接地電極6は、ハウジング2からプラグ軸方向Zの先端側へ立設したサブ立設部61と、サブ立設部61からプラグ径方向の内周側へ延設されたサブ内向部62とを有する。そして、サブ内向部62は、気流の流通方向Fに沿うよう形成されている。これにより、サブ接地電極6のサブ内向部62上を、放電火花の起点が移動できるよう構成されている。以下、本形態のスパークプラグ1につき詳説する。
本形態のスパークプラグ1において、プラグ軸方向Zから見たとき、メイン接続部511とプラグ中心軸との並び方向は、燃焼室100内の気流の流通方向Fと交差するよう構成されている。それゆえ、プラグ中心軸に向かう気流の流れが、メイン接地電極5によって阻害されることを防止できる。また、サブ接続部611は、メイン接続部511よりも、燃焼室100内の気流の下流側に配されている。それゆえ、燃焼室100内の混合気は、メイン接地電極5とサブ接地電極6との間を抜けるよう流れる。これにより、中心電極4とメイン接地電極5との間に生じた放電火花Sは、燃焼室100内の混合気の気流により、メイン接地電極5とサブ接地電極6との間に向って引き伸ばされる。引き伸ばされた放電火花Sは、サブ接地電極6に近接しやすく、起点がメイン接地電極5からサブ接地電極6に移動しやすい。
本比較形態は、図8、図9に示すごとく、参考形態1に対して、サブ接地電極を排除した形態である。すなわち、本比較形態において、中心電極4との間に形成される放電ギャップG9は、メイン接地電極5との間のみである。その他は、参考形態1と同様であり、以後、参考形態1と同様の構成は、本形態においても同じ名称を用いて説明する。
本形態は、図10〜図13に示すごとく、参考形態1に対して、サブ接地電極6の形状を変更した形態である。具体的には、サブ内向部62は、線状に連続形成されたエッジ部63を有し、エッジ部63は、下流側に向うほど、プラグ軸方向Zの先端側へ向うよう傾斜している。サブ内向部62は、その幅方向に直交するサブ内向側面64と、サブ内向側面64に隣接するサブテーパ面65とを有する。サブテーパ面65は、径方向外周側へ向うほどサブ内後部の幅方向の外側へ向うとともに、プラグ軸方向Zの先端側へ向うほど幅方向内側へ向うよう傾斜している。サブ内向側面64とサブテーパ面65との境界がエッジ部63である。
なお、参考形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
その他、参考形態1と同様の作用効果を有する。
本実施形態は、図14、図15に示すごとく、メイン内向部52におけるプラグ径方向の内周側の端面であるメイン内向端面522は、プラグ中心軸Cよりも、メイン接続部511側に位置している実施形態である。これにより、本実施形態において、中心電極4とメイン接地電極5とは、プラグ軸方向Zに対向していない。中心電極4とメイン接地電極5との間に形成される放電ギャップGは、プラグ軸方向Zに対して若干傾斜した方向に形成される。これにより、本実施形態において、中心電極4とメイン接地電極5との間に形成される初期の火花放電は、中心電極チップ42の先端面から、若干径方向外周側に形成される。なお、図15において、中心電極4は、中心電極チップ42のみを表している。
その他は、参考形態1と同様である。
その他、参考形態1と同様の作用効果を有する。
本形態は、図16、図17に示すごとく、サブ接地電極6を、プラグ軸方向Zに延在する矩形柱状に形成した形態である。すなわち、本形態において、サブ接地電極6は、参考形態1のサブ内向部に相当する構成を有さない。サブ接地電極6の先端位置は、メイン内向基面521よりも先端側に位置している。本形態においては、サブ接地電極6の上を、放電火花の起点が、プラグ軸方向Zの先端側に移動できるよう構成されている
その他は、参考形態1と同様である。
その他、参考形態1と同様の作用効果を有する。
本形態は、図18、図19に示すごとく、参考形態3に対し、基本構造を同様にしつつ、サブ接地電極6の形状を変更した形態である。本形態において、サブ接地電極6は、プラグ軸方向Zに延在する矩形柱状の金属材料におけるプラグ軸方向Zの中央部を、45°捻った形状を有する。すなわち、サブ接地電極6は、サブ接続部611を有する矩形柱状の根元部6aと、根元部6aから先端側に延在するとともに、プラグ軸方向Zを中心としたらせん状にねじれた捻れ部6bと、捻れ部6bからさらに先端側に延在する矩形柱状の先端柱部6cとを有する。これにより、プラグ軸方向Zから見たとき、根元部6aと先端柱部6cとは、互いに周方向に45°ずれた姿勢になっている。
その他は、参考形態3と同様である。
その他、参考形態3と同様の作用効果を有する。
本実施形態は、図20〜図22に示すごとく、絶縁碍子3の先端部が、プラグ軸方向Zの基端側に向かって凹んだ溝部31を有する実施形態である。そして、溝部31の一端は、周方向におけるメイン接続部511とサブ接続部611との間に向って開口している。本実施形態において、溝部31は、絶縁碍子3の先端部において1つ形成されている。溝部31は、プラグ軸方向Zに直交する方向において、両側に開口している。すなわち、溝部31は、プラグ軸方向Zに直交する方向において、絶縁碍子3先端部の一端から他端までにわたって連続的に形成されている。本実施形態において、溝部31の一端は、周方向におけるメイン接続部511とサブ接続部611との中央に向かって開口している。溝部31は、中心電極4に対してサブ接続部611側に形成されている。そして、溝部31は、サブ内向部62の形成方向に略直交する方向に直線状に形成されている。なお、図21において、メイン接地電極5の図示は省略している。以後においても、図面において、説明のために図示が不要な構成は適宜省略している。
その他は、参考形態1と同様である。
その他、参考形態1と同様の作用効果を有する。
本実施形態は、図23に示すごとく、溝部31を、中心電極4に対してサブ接続部611側と反対側のみに形成した実施形態である。すなわち、溝部31が、中心電極4に対して上流側に形成されている。
その他は、実施形態2と同様である。
その他、実施形態2と同様の作用効果を有する。
本実施形態は、図24、図25に示すごとく、絶縁碍子3の先端部に、2つの溝部31を形成した実施形態である。溝部31は、中心電極4に対してサブ接続部611側と、その反対側との双方に形成されている。2つの溝部31は、互いに平行に形成されている。
その他は、実施形態2、3と同様である。
その他、実施形態2、3と同様の作用効果を有する。
本実施形態は、図26に示すごとく、実施形態4と基本構造を同様としつつ、絶縁碍子3において、溝部31を複数有し、プラグ軸方向Zから見たとき、各溝部31の長手方向Lを、互いに傾斜する方向とした実施形態である。本実施形態において、2つの溝部31は、下流側に向かうほど、互いに近づくよう傾斜している。
その他は、実施形態4と同様である。
その他、実施形態4と同様の作用効果を有する。
本実施形態は、図27、図28に示すごとく、基本構造を実施形態2と同様としつつ、溝部31の形状を変更した実施形態である。具体的には、溝部31は、その長手方向及びプラグ軸方向Zの双方に平行な断面形状が、プラグ軸方向Zの基端側に凸の曲線状である実施形態である。本実施形態において、溝部31は、前記断面形状が、プラグ軸方向Zに基端側に凸の曲線状を呈している。
その他は、実施形態2と同様である。
その他は、参考形態1と同様である。
本実施形態は、図29に示すごとく、実施形態6と基本構造を同様としつつ、溝部31の湾曲の仕方を変更した実施形態である。本実施形態において、溝部31は、前記断面において、上流側の曲率が大きく、下流側の曲率が小さくなるよう湾曲している。
その他は、実施形態6と同様である。
その他、実施形態6と同様の作用効果を有する。
本実施形態は、図30、図31に示すごとく、絶縁碍子3の先端部が、プラグ軸方向Zの先端側に突出した突出部32を有する実施形態である。突出部32における中心電極4側を向く面である導風面321は、プラグ周方向のメイン接続部511とサブ接続部611との間のいずれかの部位とプラグ中心軸とを結ぶ直線と、プラグ中心軸との双方に平行である実施形態である。
その他は、参考形態1と同様である。
その他、参考形態1と同様の作用効果を有する。
本実施形態は、図32に示すごとく、実施形態8に対して、絶縁碍子3の先端部の基本部33の形状を変更した実施形態である。すなわち、基本部33の先端面は、プラグ軸方向Zの基端側に凸の曲線状である。基本部33の先端面は、上流側の曲率が大きく、下流側の曲率が小さくなるよう湾曲している。なお、図2は、気流の流通方向Fと平行な断面であって、突出部32の図示は省略している。
その他は、実施形態8と同様である。
その他、実施形態8と同様の作用効果を有する。
本実施形態は、図33、図34に示すごとく、実施形態8と基本構造を同様としつつ、プラグ軸方向Zにおいて、突出部32の先端位置を、中心電極4の先端位置と同等の位置、又は、中心電極の先端位置よりもプラグ軸方向Zの先端側に位置させた実施形態である。なお、本実施形態において、絶縁碍子3の先端部の基本部33の先端面は、中心電極チップ42の基端部の位置と略同等の位置に形成されている。そして、突出部32の先端は、中心電極チップ42の先端面と略同等の位置に形成されている。
その他は、実施形態8と同様である。
その他、実施形態8と同様の作用効果を有する。
本実施形態は、図35、図36に示すごとく、参考形態1に対して、絶縁碍子3の先端面34の形状を変更した実施形態である。すなわち、絶縁碍子3の先端面34は、燃焼室100内の気流の下流側に向うほどプラグ軸方向Zの先端側へ向うよう湾曲しており、かつ、燃焼室100内の気流の下流側に凸の曲面状である。本実施形態において、絶縁碍子3の先端面34は、中心電極4の上流側端部から下流側の領域に形成されている。
その他は、参考形態1と同様である。
その他、参考形態1と同様作用効果を有する。
4 中心電極
5 メイン接地電極
511 メイン接続部
6 サブ接地電極
61 サブ立設部
611 サブ接続部
62 サブ内向部
Claims (20)
- 筒状のハウジング(2)と、
前記ハウジングの内側に保持された筒状の絶縁碍子(3)と、
前記絶縁碍子の内側に保持された中心電極(4)と、
前記ハウジングに接続されたメイン接続部(511)を有するとともに、前記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成するメイン接地電極(5)と、
プラグ周方向において前記メイン接続部と異なる位置において前記ハウジングに接続されたサブ接続部(611)を有するサブ接地電極(6)と、を有し、
プラグ軸方向(Z)から見たとき、前記メイン接続部とプラグ中心軸との並び方向は、燃焼室内の気流の流通方向(F)と交差するよう構成されており、
前記サブ接続部は、前記メイン接続部よりも、燃焼室(100)内の気流の下流側に配されるよう構成されており、
前記サブ接地電極におけるプラグ軸方向の先端の位置は、前記メイン接地電極におけるプラグ軸方向の先端の位置よりも先端側に位置しており、
前記サブ接地電極は、前記放電ギャップに生じた放電火花の起点が前記メイン接地電極から前記サブ接地電極に移動したとき、前記放電火花の起点が前記サブ接地電極上を移動できるよう構成されており、
前記メイン接地電極は、前記ハウジングからプラグ軸方向の先端側へ立設したメイン立設部(51)と、前記メイン立設部からプラグ径方向の内周側へ延設されたメイン内向部(52)とを有し、前記メイン内向部におけるプラグ径方向の内周側の端面であるメイン内向端面(522)は、プラグ中心軸よりも、前記メイン接続部側に位置している、内燃機関用のスパークプラグ(1)。 - 前記絶縁碍子の先端部は、プラグ軸方向の基端側に向かって凹んだ溝部(31)を有し、前記溝部の一端は、前記メイン接続部と前記サブ接続部との間に向って開口している、請求項1に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 前記溝部は、その長手方向(L)及びプラグ軸方向の双方に平行な断面形状が、プラグ軸方向の基端側に凸の曲線状である、請求項2に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 前記絶縁碍子は、前記溝部を複数有し、プラグ軸方向から見たとき、前記各溝部の長手方向(L)は、互いに傾斜する方向である、請求項2又は3に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 前記絶縁碍子の先端部は、プラグ軸方向の先端側に突出した突出部(32)を有し、前記突出部における前記中心電極側を向く面である導風面(321)は、プラグ周方向の前記メイン接続部と前記サブ接続部との間のいずれかの部位とプラグ中心軸とを結ぶ直線と、プラグ中心軸との双方に平行である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- プラグ軸方向において、前記突出部の先端位置は、前記中心電極の先端位置と同等の位置、又は、前記中心電極の先端位置よりもプラグ軸方向の先端側に位置している、請求項5に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 前記絶縁碍子の先端面(34)は、燃焼室内の気流の下流側に向うほどプラグ軸方向の先端側へ向うよう湾曲しており、かつ、燃焼室内の気流の下流側に凸の曲面状である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 筒状のハウジング(2)と、
前記ハウジングの内側に保持された筒状の絶縁碍子(3)と、
前記絶縁碍子の内側に保持された中心電極(4)と、
前記ハウジングに接続されたメイン接続部(511)を有するとともに、前記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成するメイン接地電極(5)と、
プラグ周方向において前記メイン接続部と異なる位置において前記ハウジングに接続されたサブ接続部(611)を有するサブ接地電極(6)と、を有し、
プラグ軸方向(Z)から見たとき、前記メイン接続部とプラグ中心軸との並び方向は、燃焼室内の気流の流通方向(F)と交差するよう構成されており、
前記サブ接続部は、前記メイン接続部よりも、燃焼室(100)内の気流の下流側に配されるよう構成されており、
前記サブ接地電極におけるプラグ軸方向の先端の位置は、前記メイン接地電極におけるプラグ軸方向の先端の位置よりも先端側に位置しており、
前記サブ接地電極は、前記放電ギャップに生じた放電火花の起点が前記メイン接地電極から前記サブ接地電極に移動したとき、前記放電火花の起点が前記サブ接地電極上を移動できるよう構成されており、
前記絶縁碍子の先端部は、プラグ軸方向の基端側に向かって凹んだ溝部(31)を有し、前記溝部の一端は、前記メイン接続部と前記サブ接続部との間に向って開口している、内燃機関用のスパークプラグ(1)。 - 前記溝部は、その長手方向(L)及びプラグ軸方向の双方に平行な断面形状が、プラグ軸方向の基端側に凸の曲線状である、請求項8に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 前記絶縁碍子は、前記溝部を複数有し、プラグ軸方向から見たとき、前記各溝部の長手方向(L)は、互いに傾斜する方向である、請求項8又は9に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 前記絶縁碍子の先端部は、プラグ軸方向の先端側に突出した突出部(32)を有し、前記突出部における前記中心電極側を向く面である導風面(321)は、プラグ周方向の前記メイン接続部と前記サブ接続部との間のいずれかの部位とプラグ中心軸とを結ぶ直線と、プラグ中心軸との双方に平行である、請求項8〜10のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- プラグ軸方向において、前記突出部の先端位置は、前記中心電極の先端位置と同等の位置、又は、前記中心電極の先端位置よりもプラグ軸方向の先端側に位置している、請求項11に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 前記絶縁碍子の先端面(34)は、燃焼室内の気流の下流側に向うほどプラグ軸方向の先端側へ向うよう湾曲しており、かつ、燃焼室内の気流の下流側に凸の曲面状である、請求項8〜12のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 筒状のハウジング(2)と、
前記ハウジングの内側に保持された筒状の絶縁碍子(3)と、
前記絶縁碍子の内側に保持された中心電極(4)と、
前記ハウジングに接続されたメイン接続部(511)を有するとともに、前記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成するメイン接地電極(5)と、
プラグ周方向において前記メイン接続部と異なる位置において前記ハウジングに接続されたサブ接続部(611)を有するサブ接地電極(6)と、を有し、
プラグ軸方向(Z)から見たとき、前記メイン接続部とプラグ中心軸との並び方向は、燃焼室内の気流の流通方向(F)と交差するよう構成されており、
前記サブ接続部は、前記メイン接続部よりも、燃焼室(100)内の気流の下流側に配されるよう構成されており、
前記サブ接地電極におけるプラグ軸方向の先端の位置は、前記メイン接地電極におけるプラグ軸方向の先端の位置よりも先端側に位置しており、
前記サブ接地電極は、前記放電ギャップに生じた放電火花の起点が前記メイン接地電極から前記サブ接地電極に移動したとき、前記放電火花の起点が前記サブ接地電極上を移動できるよう構成されており、
前記絶縁碍子の先端部は、プラグ軸方向の先端側に突出した突出部(32)を有し、前記突出部における前記中心電極側を向く面である導風面(321)は、プラグ周方向の前記メイン接続部と前記サブ接続部との間のいずれかの部位とプラグ中心軸とを結ぶ直線と、プラグ中心軸との双方に平行である、内燃機関用のスパークプラグ(1)。 - プラグ軸方向において、前記突出部の先端位置は、前記中心電極の先端位置と同等の位置、又は、前記中心電極の先端位置よりもプラグ軸方向の先端側に位置している、請求項14に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 前記絶縁碍子の先端面(34)は、燃焼室内の気流の下流側に向うほどプラグ軸方向の先端側へ向うよう湾曲しており、かつ、燃焼室内の気流の下流側に凸の曲面状である、請求項14又は15に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 筒状のハウジング(2)と、
前記ハウジングの内側に保持された筒状の絶縁碍子(3)と、
前記絶縁碍子の内側に保持された中心電極(4)と、
前記ハウジングに接続されたメイン接続部(511)を有するとともに、前記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成するメイン接地電極(5)と、
プラグ周方向において前記メイン接続部と異なる位置において前記ハウジングに接続されたサブ接続部(611)を有するサブ接地電極(6)と、を有し、
プラグ軸方向(Z)から見たとき、前記メイン接続部とプラグ中心軸との並び方向は、燃焼室内の気流の流通方向(F)と交差するよう構成されており、
前記サブ接続部は、前記メイン接続部よりも、燃焼室(100)内の気流の下流側に配されるよう構成されており、
前記サブ接地電極におけるプラグ軸方向の先端の位置は、前記メイン接地電極におけるプラグ軸方向の先端の位置よりも先端側に位置しており、
前記サブ接地電極は、前記放電ギャップに生じた放電火花の起点が前記メイン接地電極から前記サブ接地電極に移動したとき、前記放電火花の起点が前記サブ接地電極上を移動できるよう構成されており、
前記絶縁碍子の先端面(34)は、燃焼室内の気流の下流側に向うほどプラグ軸方向の先端側へ向うよう湾曲しており、かつ、燃焼室内の気流の下流側に凸の曲面状である、内燃機関用のスパークプラグ(1)。 - 前記サブ接地電極は、前記ハウジングからプラグ軸方向の先端側へ立設したサブ立設部(61)と、前記サブ立設部からプラグ径方向の内周側へ延設されたサブ内向部(62)とを有し、前記サブ内向部は、前記気流の流通方向に沿うよう形成されている、請求項1〜17のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ(1)。
- 前記サブ接地電極は、前記ハウジングからプラグ軸方向の先端側へ立設したサブ立設部(61)と、前記サブ立設部からプラグ径方向の内周側へ延設されたサブ内向部(62)とを有し、前記サブ内向部は、線状に連続形成されたエッジ部(63)を有し、前記エッジ部は、燃焼室内の気流の下流側に向うほど、プラグ軸方向の先端側へ向うよう傾斜している、請求項1〜18のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 前記サブ内向部は、その幅方向に直交するサブ内向側面(64)と、前記サブ内向側面に隣接するサブテーパ面(65)とを有し、前記サブテーパ面は、径方向外周側へ向うほど幅方向外側へ向うとともに、プラグ軸方向の先端側へ向うほど幅方向内側へ向うよう傾斜しており、前記サブ内向側面と前記サブテーパ面との境界が前記エッジ部である、請求項19に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
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