JP6900509B2 - 共通料金支払い及び収受システム - Google Patents

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Description

本発明は、包括的には、料金支払い及び収受システムに関し、より詳細には、共通(universal)料金支払い及び収受システムに関する。
公共交通を介して旅行することは、個人にとって一般的なことである。例えば、個人は、地下鉄又はバスシステムを使用することも、タクシーキャブサービスを使用することもできる。個人は、公共交通システムを使用するための交通パスを買うことができる。
しかしながら、現在利用可能な公共交通システムは、解決される必要がある問題を有する。例えば、各交通機関が独自の閉鎖的な料金支払い及び収受システムを有するので、1つのパスで異なる公共交通システムに搭乗することが可能ではない。したがって、個人は、複数の交通システムに乗って旅行するために複数のトラベルパスを買う必要があり、不便を被ることが頻繁にある。
以下の4つのシステムは、上記の問題を解決しようと試みているが、独自の技術的な問題及び課題を有する。
1)Masabi社は、公共交通事業者のためにチケッティング(ticketing)を簡易にし、料金収受、検証及び管理を合理化する。しかしながら、Masabi社は、1対1で個別的に統合するホワイトラベルのソリューションを提供する。新規の公共交通機関がMasabi社のソリューションを実施するためには、Masabi社と直接連携して、1つの特定の公共交通機関(PTA)でしか機能しないカスタマイズされたホワイトラベルモバイルアプリケーションを作成しなければならない。そのオファーの限界は、ユーザーが同一のモバイルアプリを介して種々のPTAに乗車することを可能にするための包括的なプラットフォームを提供しないことである。言い換えれば、ホワイトラベルのモバイルアプリは、そのモバイルアプリが個別的に構築された対象のPTAとしか両立できない。ユーザーが別のPTAへのアクセスを得るためには、別個のMasabi社のモバイルアプリを構築することが要求される。
2)Gemalto Pureは、Gemalto社からのオフザシェルフ(off the shelf)の支払いアプリケーションであり、Europay、Mastercard及びVisa(EMV)規格に完全に準拠している。Gemalto Pureは、閉ループのカード発行者のホワイトラベルサービスを提供する。しかしながら、Gemalto Pureオファリングは、完全に準拠するEMV規格と統合するために主要なインフラストラクチャ及びカスタム開発を要求し、これらを含むので本質的に複雑である。ここでも、このホワイトラベルソリューションを用いるのでは、単一のPTAへのアクセスしか提供されず、無数のリーダーに対する共通アクセスは提供されないところに限界がある。さらに、Gemalto Pureは、モバイルアプリの実装を提供しない。
3)Apple/Android/Samsung Payは、ユーザーが自身のクレジットカードをデジタル方式でアップロードして、近距離無線通信(NFC:near field communications)を用いて販売時点情報管理機(point of sales)に直接通信することを可能にする。しかしながら、今日のPTA内にある大半のカードリーダーがこれらのプロトコルに直接対応していないところに限界がある。したがって、これらのNFC支払い方法をサポートしないカードリーダーを扱う場合は、アクセスが許可されない。言い換えれば、これらのプロトコルだけを使用すると、PTAの小さいサブセットにしかアクセスが提供されず、共通アクセスは提供されない。
4)GlobeSherpa(現mooveltransit)は、ホワイトラベルのモバイルチケッティング及び支払いソリューションのスイートである。GlobeSherpaは、交通アプリを他の交通エコシステムに接続するのに役立つ。しかしながら、ここでも、グローバルな全てのPTAにわたって共通に統合する単一のアプリケーションを使うことができないことに帰着するところに限界がある。
したがって、問題を解決し、上述のシステムの限界を克服する有効な共通料金支払い及び収受システムが必要である。
この概要は、詳細な説明において以下で更に記載される概念を抜粋し、簡易な形式で導入するために提供される。この概要は、特許請求される主題の本質的な特徴のうちの、重要な特徴を識別することも、特許請求される主題の範囲を制限するために用いられることも意図されていない。さらに、特許請求される主題は、本開示の任意の部分に記される任意の又は全ての不利点を解決する実施態様に制限されるものではない。
共通料金支払い及び収受システムであって、システムは、1つ以上の論理機械によって、旅行者の電子デバイスにおいて、第1の近傍交通システムの第1のチケッティング技術を検出し、第1のチケッティング技術を介してチケットを認可するように旅行者の電子デバイスを構成し、旅行者の電子デバイスにおいて、第1のチケッティング技術とは異なる、第2の近傍交通システムの第2のチケッティング技術を検出し、第2のチケッティング技術を介してチケットを認可するように旅行者の電子デバイスを構成するように実行可能である命令を保持する1つ以上のストレージ機械を備える、共通料金支払い及び収受システムシステムが開示される。
別の態様では、近傍交通システムは、GPSサブシステムを介して特定される。
別の態様では、第1のチケッティング技術及び第2のチケッティング技術は、NFC技術、非接触カードリーダー技術、及びBluetooth登録商標技術のうちの1つである。
別の態様では、上記システムは、特定のチケッティング技術を検出又は特定するアルゴリズムを実行する。
別の態様では、近傍交通システムは、それぞれ異なる公共交通機関(PTA)内にある。
別の態様では、上記システムは、ユーザーが上記交通機関のうちの各々の交通機関のチケット又はパスの支払いをすることを可能にする。
本発明のこれらの目的、特徴、及び利点並びに他の目的、特徴、及び利点は、添付の図面及び以下に続く好ましい実施形態の詳細な説明からより容易に明らかになるであろう。
以下、本発明の好ましい実施形態が添付図面に関連して記載される。添付図面は、本発明を限定するものではなく、本発明を例示するために提供される。なお、同様の符号は同様の要素を表す。
本開示の態様による一例示のコンピューティングシステムを概略的に示す図である。 本開示の態様による共通料金支払い及び収受方法のおおまかな(high level)概要を概略的に示す図である。 本開示の態様による共通料金支払い及び収受方法のサブプロセスコンポーネントフロー方法を概略的に示す図である。 本開示の態様による共通料金支払い及び収受方法の非接触リーダーサブプロセス方法フローを概略的に示す図である。 本開示の態様による顧客エンゲージメントハブサブシステムのバックオフィス概要を概略的に示す図である。 本開示の態様によるモバイルアプリを用いて旅の計画を立てる一例示のユーザーインターフェースを示す図である。 本開示の態様によるモバイルアプリを用いて旅の計画を立てる一例示のユーザーインターフェースを示す図である。 本開示の態様によるチケッティング、支払い及び顧客エンゲージメントのサブシステムを概略的に示す図である。 本開示の態様による、チケットの予約及び請求のサブシステムを概略的に示す図である。 本開示の態様による、チケットの予約及び請求のサブシステムを概略的に示す図である。 本開示の態様による、端末からモバイルアプリケーションへのNFCデータのフローを概略的に示す図である。 本開示の態様による、セキュアエレメントを発行するおおまかなフローを概略的に示す図である。 本開示の態様による、種々のシステムとの非接触リーダー通信を可能するように構成されたモバイルSDKを概略的に示す図である。 図13A:本開示の態様による、モバイルデバイスにおけるセキュアエレメント及び非接触リーダーフレームワークを概略的に示す、おおまかなシステム図である。図13B:本開示の態様による、セキュアエレメントを有するNFC通信サブシステムを概略的に示す図である。図13C:本開示の態様による、セキュアエレメントを有しないNFC通信サブシステムを概略的に示す図である。
図面のうちのいくつかの図を通して、同様の参照符号は同様の部分を参照する。
以下の詳細な説明は、本質的に単なる例示であり、記載される実施形態、又は記載される実施形態の適用及び使用を制限することは意図されていない。本明細書で用いられる場合、「例示の」又は「例証的な」という単語は「例、実例、又は例示として役割を果たす」を意味する。「例示の」又は「例証的な」と本明細書で記載されるいずれの実施態様も、他の実施態様に優って好ましい又は有利であるとは必ずしも解釈されるべきではない。以下に記載される全ての実施態様は、当業者が本開示の実施形態の作成又は使用を可能にするために提供される例示の実施態様であり、特許請求の範囲によって規定される本開示の範囲を制限することは意図されていない。本明細書の記載において、「上」「下」「左」「後」「右」「前」「鉛直」「水平」という用語及びこれらの用語の派生形は、図1において方向付けられた本発明に関するものである。さらに、先述の技術分野、背景技術、発明の概要、又は以下の詳細な説明において提示される、いかなる明示された又は暗示された理論によっても制限する意図はない。添付図面において示され、以下の明細書に記載される具体的なデバイス及びプロセスは、添付の特許請求の範囲において規定される本発明の概念の例示の実施形態にすぎないことも理解されるべきである。それゆえ、請求項が明白に別段の記載をしていない限り、本明細書で開示される実施形態に関する具体的な寸法及び他の物理的な特徴は、制限するものと見なされるべきではない。以下の方法の各々は、以下で提示される順序で実行することもできるし、任意の適切な順序で実行することもできる。
共通料金支払い及び収受システムが開示される。このシステムは、本明細書に記載されるタスク及び方法を実行する1つ以上の論理機械によって実行可能である命令を保持する1つ以上のストレージ機械を備えることができる。例えば、命令は、図面において示される方法を実行するシステム又はサブシステムによって実行可能とすることができる。
本明細書に開示される共通料金支払い及び収受システムは、PASSEKOと呼ばれる場合がある。
上記システムは、タスクを実行する任意の適切なサブシステム又はサブメソッドを含むことができる。例えば、図8はチケッティング、支払い及び顧客エンゲージメントのサブシステムを概略的に示し、図9A及び図9Bはチケットの予約及び請求のサブシステムを概略的に示し、図10は端末からモバイルアプリケーションへのNFCデータのフローを概略的に示し、図11はセキュアエレメントを発行するためのおおまかなフローを概略的に示し、図12は種々のシステムとの非接触リーダー技術通信を可能するように構成されたモバイルSDKを概略的に示し、図13Aはモバイルデバイスにおけるセキュアエレメント及び非接触リーダー技術フレームワークのおおまかなシステム図を概略的に示し、図13Bはセキュアエレメントを有するNFC通信サブシステムを概略的に示し、図13Cはセキュアエレメントを有しないNFC通信サブシステムを概略的に示す。
図2を見ると、方法200は、202において、ユーザーがダウンロードするためにGoogle Play又はApple App Storeにモバイルアプリケーション(アプリ)を提供すること及びモバイルフォンにこのモバイルアプリケーションをダウンロードすることと、206において、アプリの内部からモバイルアプリケーションを使用するために登録すること及びアプリケーションを使用するためのユーザーネーム、パスワード、及び/又はアクセスクレデンシャルを作成することと、216において、グローバル交通チケット又はパスを購入するための支払い方法(例えば、ACH、クレジットカード番号、Apple Pay、Android Pay、Samsung pay)を受信、識別、又は特定することと、210において、GPSを用いて最寄りの公共交通サービスを閲覧するために、ユーザーがモバイルアプリケーションにログインすることと、212において、交通サービス(電車、地下鉄、又はバス)のスケジュール及び/又は運行時間にアクセスすること及び/又は表示すること、及び/又は選択したスケジュール項目のチケットの値段を表示することと、220において、モバイルアプリケーションを用いてそのスケジュールからチケットを購入することとを含むことができる。
図3を参照すると、320において、方法300は好ましい支払い方法を示すことを含むことができる。
図2に戻ると、方法200は、220において、公共交通サービスに入場する(例えば、ユーザーが入場することができる)と、特定の又は選択したロケーションにおいて利用可能なチケット提示(検証)オプションを提示又は表示することと、218において、モバイルアプリ又はモバイルフォンのタップアンドゴー機能に応答して、ユーザーが選択した公共交通に搭乗することができるようにするための購入チケットを(例えば、非接触リーダーを起動することによって)読み込むことと、224において、チケットが受領されたことを確認することとを含むことができる。
図5を参照すると、方法500は、506において、モバイルアプリケーションを介して行われたチケット購入の履歴を提供、表示、提示、又は閲覧することと、更に506において、ユーザーの支払いアカウントから引かれた資金額を提供、表示、提示、又は閲覧することと、更に506において、ユーザーのアカウントに関連付けられた未使用の及び/又は利用可能なチケットを提供、表示、提示、又は閲覧することと、更に506において、料金支払いのためにモバイルアプリケーションを使用したことに関連付けられた特別オファー及び報酬を提供、表示、提示、又は閲覧することとを含むことができる。
図2に戻ると、方法200は、226において、いくつかの公共交通サービス内で利用可能なチェックアウトプロセスを用いることによって移動してきた距離の検証を提供することを含むことができる。
図5に戻ると、方法500は、506において、ユーザー入力に応答して、モバイルアプリを通じて顧客サービスにコンタクトすることを更に含むことができる。
ここで、図2の更なる詳細が記載される。201において、上記システムはまず、ユーザーが新規ユーザーであるか否かを判断することができる。ユーザーが新規ユーザーである場合、206において、モバイルアプリケーションはユーザーに新規アカウントの登録を促す。ユーザーが新規ユーザーではない場合、210において、ユーザーは、セキュアにログインすることができる。203において、ユーザーは、アプリが動作している間にログインする。205において、ジオロケーション(geolocation:地理位置情報)がアプリ内で有効にされる。212において、スケジュールがユーザーに提示される(例えば、一区間ずつ)。216において、サーバーがモバイルデバイスプロトコルを特定する。207において、ユーザーは適切なリーダー用に構成される。209において、本方法は、EMVカードを用いて支払いすることを含み、211において、ユーザーアカウントが構成され、218において、モバイルリーダー通信が初期化又は実行される。213において、ユーザーは、209においてEMVを介して支払う前にリーダー用に構成することができる。220において、以下でより詳細に記載されるような顧客エンゲージメントハブによってチケット購入APIが管理される。224において、ユーザーは購入チケットに従って公共交通に搭乗する。226において、サーバー報酬エンジンが初期化又は実行される。
ここで、図3の更なる詳細が記載される。301において、本方法は、ユーザーが新規ユーザーであるか否かを判断し、306において、新規ユーザーは登録され、ユーザーが登録済みである場合、312において、ユーザーはセキュアにログインする。新規ユーザーの登録に続いて、308において、新規ユーザーAPIが作成され、310において、クレジットカードが303における第1のデータベース(DB1)に保存される。加えて又は代替的に、クレジットカード情報が保存された後、本方法は、ユーザーアカウント及び/又はクレジットカードを、305においてPayPalに、又は307においてstripeに登録することを続けることができる。さらに、308において新規ユーザーAPIが作成された後、本方法は、309において顧客エンゲージメントハブを用いて新規ユーザーを登録することを続けることができ、登録情報を311における第2のデータベース(DB2)に記憶することを続けることができる。第2のデータベースDB2は、顧客エンゲージメントハブシステムの一部とすることができる。312におけるユーザーのログインに戻ると、ユーザーがログインした後、313において、ログインAPIを作成及び/又は実行及び/又は表示することができ、315において、ユーザーは顧客エンゲージメントハブにログインすることができる。317において、ログイントークンが生成され、このログイントークンを、319におけるモバイルアプリのフロントエンドに渡すことができ、又はこのフロントエンドにログインするのに用いることができる。
ここで、図3のより更なる詳細が記載される。321において、アプリは動作中であり、ユーザーがログインしている。323において、ジオロケーションがアプリ内で有効にされ、325において、緯度/経度更新が実行される。314において、スケジュールを介してPTA区間にアクセスする。327において、PTA認可方法が特定される。329において、DB2はこのフローの1つ以上の先行する情報を受け取り、331において、PTA方法及び秘密鍵及び/又はハンドシェイクが特定及び/又は登録される。331において処理された情報は、その後、319におけるモバイルアプリのフロントエンドに中継することができる。320において、本方法は、(例えば、ユーザーアカウント内の金額が所定の閾値未満であった場合に)331から続けてユーザーのアカウント残高をリロードすることができる。324において、アクセスタイプが特定される。例えば、333において、アクセスタイプは非接触リーダーであり、335において、アクセスタイプはBLEシステムであり、337において、アクセスタイプはNFCシステムである。さらに、アクセスタイプは、339において、EMVクレジットカードであり、341においては、非接触スマートカード用の電子チケッティング標準マイクロプロセッサである。343において、HTTP API購入コード又はQRコードが生成され、このコードは、345において、ユーザーを購入チケットAPIへと導くのに用いられる。購入チケットAPI情報は、347において処理し、349のDB1に送信することができる。351において、PTA APIへの深い統合(deep integration)が実行され、353において、QRコードがモバイルアプリケーションへと送信される。322において、QRコードスキャナーがQRコードをスキャンし、326においてチケットが受領される。
戻って、図3内の355において、上記システムは、カードがホストカードエミュレーション(HCE:host card emulation)用に構成されているか否かを判断する。カードがHCE構成であると判断された場合、357において、android HCEコードを介してチケットが購入される。カードがHCEでないと判断された場合には、359において、クレジットカードHCE登録フローが実行される。戻って、361において、カードがセキュアエレメント上にあるか否かが判断され、363において、セキュアエレメント及び非接触リーダーSDKを介してチケットの支払いがなされる。例えば、セキュアエレメントは、アプリケーション及びアプリケーションの機密データ及び/又は暗号データをセキュアにホスティングすること(例えば、鍵管理)が可能なセキュアマイクロコントローラーとすることができる。カードがセキュアエレメント上にないと判断された場合には、365において、PTA固有カードが必要とされるか否かが判断される。PTA固有カードが必要とされる場合、367において、非接触カードリーダー登録が、固有PTA用に専用に行われる。369において、全体の非接触カードリーダー登録が、開示されるシステムのために行われる。戻って、371において、データはBLEプロトコルを介してリーダーへと通信され、373において、データはNFCプロトコルを介してリーダーへと通信される。ステップ357、371、及び/又は373において処理されたデータは、375におけるPTAリーダーへと中継することができる。326において、チケットが受領され、その後、377においてAPIを通じてチケットが購入され、適切な情報が379におけるDB1に渡される。381において、クレジットカード購入が顧客エンゲージメントハブを通じて更新され、その後、適切な情報が383におけるDB2及び385におけるモバイルアプリのフロントエンドに送信される。
セキュアエレメント(SE)は、1組の広く認知され、信頼のある機関によって規定された規約及びセキュリティ要件に従ってアプリケーション並びにアプリケーションの機密データ及び暗号データをセキュアにホスティングすることが可能な耐タンパー性のプラットフォームとすることができると理解されるべきである。簡単に言えば、セキュアエレメントは、セキュアにデータを記憶し、セキュアにデータを処理し、セキュアに外部エンティティとの通信を行う動的環境を提供するチップと見なすことができる。SEは、非認可アクセスを用いて改ざんされると自己破壊することができ、及び/又は非認可アクセスをブロックするように構成することができる。
金銭の取引を伴うNFCアプリケーションにセキュリティを提供するために、セキュアエレメントは、高度にセキュアなクリプト(crypto)チップ内に備っている場合がある。セキュアエレメントは、セキュアエレメント内に記憶されたアプリケーションごとに区切られたメモリ(delimited memory)と、データパケットを暗号化、解読及び署名することができる他の機能とを提供することができる。
スマートフォンにおいて、セキュアエレメントは、電話機のハードウェアの中に直接埋め込まれたチップとして、又はネットワークオペレーターによって提供されるSIM/UICCカードの中に、又はモバイルフォンに挿入することができるSDカードの中に配置することができる。
「タップアンドペイ(tap and pay)」するためのNFC対応モバイルデバイスを用いて、このデバイスのNFCコントローラーは、カードエミュレーションモードに切り替えることができる。1つの例では、NFCコントローラー自体は、支払い取引に関連付けられたデータ又は処理を取り扱わない場合がある。NFCコントローラーは、標準プロトコルを用いて通信を可能するインターフェースとすることができる。
セキュアエレメントは、非接触カードをエミュレートする。セキュアエレメントは、端末とのハンドシェイクを行うことができ、正しい応答を正しい又は適切なクエリに送信し、動的な暗号を生成し、記憶されたカードを認証する。いくつかの例では、セキュアエレメントは、非接触カードをエミュレートしない場合がある。非接触カードをエミュレートするソフトウェアは、支払いアプリケーション又はアプレットの形式でセキュアエレメントの内部に記憶されたソフトウェアとすることができる。セキュアエレメントは、支払いアプリケーションが自らのジョブをするためのセキュアな記憶及び実行環境を提供する。
開示されるシステムにセキュアエレメントを含めることも含めないこともできることを理解すべきである。ホストベースカードエミュレーション(HCE:Host-based Card Emulation)を実施して、セキュアな記憶及び実行環境をセキュアエレメントではなくクラウドに移動することができる。
図4に示されるように、401において、非接触カードリーダー登録が行われ、403において、トラステッドサービスハブ(TSH)が登録情報からデータを受信するとともに処理し、このデータを405における構成UIに送信する。407において認可及びセキュリティステップが実行された後に、409におけるモバイルアプリのフロントエンドに処理済みデータを送信する。411において、非接触リーダーを介してチケットの支払いがなされ、413におけるPTAリーダーによってデータが受信される。415において、非接触リーダーSDKがデータを受信し、417において、HCEデータがあるか否かが判断される。419において、正しいカードコードが利用され、421において、NFCサブシステムがステップ419からのデータを受信し、このデータは423におけるPTAリーダーに送信され、その結果、425において、ユーザーは公共交通に搭乗する。HCEデータが見つからない場合、本方法は、427において、PTAのための非接触リーダー情報を登録することを続ける。さらに、429において、セキュアエレメントを介してチケットの支払いがなされる。431において、正しい構成が特定された後に、データを421におけるNFCサブシステムに送信する。構成が正しくないと判断された場合、本方法は427の登録ステップに続く。
ここで、図5の更なる詳細が記載される。501において、ユーザー登録が受信され、503において、ユーザーアカウント管理が実行され、505において、DB2はステップ503からのユーザーアカウント管理の情報を受信する。507において、カード登録が受信され、509において、このカード登録が管理され、511において、バンクは管理されたカードに関する情報を受信する。513において、モバイルアプリはロケーションを用いて新たなPTA端末を要求する。515において、アカウントが十分な金額を有するか否かが判断される。517において、ステップ515からの情報がモバイルアプリのフロントエンドに渡され、又は、資金が不十分である場合、519において、ユーザーのクレジットカードが請求される。521において、ユーザーはチケット購入に成功し、523において、ユーザーアカウント管理が実行され、525において、DB2がこのユーザーアカウント管理に関する情報を受信する。527において、ユーザーが返金を要求し、529において、チケット管理プラットフォームは返金情報を受信する。531において、バンクはチケット管理プラットフォームから情報を受信する。502において、ウェブポータルが実行又は表示され、506において、顧客エンゲージメント管理が実行され、533において、DB2がこの顧客エンゲージメント管理に関する情報を受信し、535において、モバイルアプリケーションのフロントエンドダッシュボードがDB2から顧客エンゲージメント管理情報を受信する。
図6及び図7の図説は、本明細書に開示されるモバイルアプリを用いて旅の計画を立てる一例示のユーザーインターフェース602を表示するモバイルデバイス600を示す。例えば、インターフェース602は、単一のインターフェース又はデバイスを用いて、複数の異なる交通機関及び交通システムを介した旅をスケジューリング及び計画するのに用いることができる。
ユーザー入力は、タッチスクリーンディスプレイをタップすること、マウスをクリックすること又は任意の適切なユーザー入力方法を介してシステムに入力することができることを理解すべきである。出力として、上記システムは、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を表示することができることを理解すべきである。
いくつかのステップは、上述の方法、システム、及び/又はそれらの方法及びシステムのそれぞれの図面のうちの2つ以上において実行することができることを理解すべきである。例えば、ステップ202(図2)は302(図3)及び/又は502(図5)においても実行することができ、ステップ206(図2)は306(図3)において実行することができ、ステップ212(図2)は314(図3)において実行することができ、及び/又はステップ220(図2)は320(図3)において実行することができる。
非制限的な例として、適切な非接触リーダー又はシステムは、MiFARE4Mobile技術又はサブシステム(例えば、TapLinx SDK)とすることができるか又はこれを含むことができ、適切な顧客エンゲージメントハブは、BOOMERANG又は関連付けられたサブシステムとすることができるか又はこれを含むことができ、非接触スマートカード用の適切な電子チケッティング標準マイクロプロセッサは、CALYPSO技術又はサブシステムとすることができる。
本願は、モバイルフォン(又は非接触カード)とデバイスリーダーとの間の通信を可能するように構成することができる。例えば、通信が成功すると、世界中のいかなる場所の地下鉄、電車、又はバスにも搭乗するように登録ユーザーを認可する。
開示されるソリューションは、変形形態を含むことができる。中核技術は、専用に構成されたハードウェアデバイス上で動作するモバイルアプリケーションとすることができ、セルラーフォン(モバイルデバイス)を通してリーダーと接続する種々の無線信号を提供する。モバイルデバイスのジオロケーション(GPS)を利用することによって、モバイルアプリケーションは、近傍にある公共交通カードリーダーに対するユーザーのロケーションを特定することができる。スマートカードリーダーに近づくと、モバイルアプリケーションは、公共交通サービスにアクセスする最適な無線非接触機構を特定するアルゴリズムを用いる。本技術の一変形形態は、スマートカードリーダーによる料金支払いに利用することができる非接触カードとすることができるか又はこれを含むことができる。
バックオフィスサポートを提供するように、及び、支払い、チケット使用、顧客分析、資金/支払い源、返金サービス、及び顧客サポートのバックエンド処理を提供するように構成されたウェブベースポータルをシステムによって提供することができる。ウェブベースポータルは、バックオフィス業務の一連のダッシュボードを含むことができる。加えて、ポータルは、旅行者に、旅行中の手助けをするためのコンシェルジュサービスを提供することができる。ポータルは、GPS情報を利用して顧客又はユーザーに対して適合されたコンテンツ及びモバイルアラートを配信することができる。ウェブ/モバイルマーケティングチャネルを通じてオファー及びインセンティブをユーザーにプッシュすることができる。
モバイルアプリケーションは、任意の適切な非接触リーダーを対象とすることができる。例えば、モバイルアプリケーションは、Greenfieldリーダー、又はBluetooth、Bluetooth Low Energy、RFID、WiFi、及び/又はEMV等の任意の適切な技術とともに機能することができる。
開示されるシステムは、モバイルフォンアプリケーションを用いて世界的な規模で公共交通に搭乗する能力を提供し、この能力は、使用する電車、バス及び地下鉄サービスごとに全世界でチケット又はパスを買わなくてはならないのと比較して有利である。開示される共通料金支払いサービスを有用にする重大な規模の経済性がある。旅客体験を向上することが本ソリューションの要である。この技術は、公共交通システムへの支払い、ひいては入場を非接触方式でタップアンドゴーすることを可能する。
したがって、開示されるシステムは、旅客体験及び無線通信技術を向上してより容易に公共交通システムにグローバルに入場するために、GPSロケーター(例えば、モバイルデバイスのGPS受信機を介した)を実装する。さらに、上記システムは、公共交通のための全てのアクティビティをモバイルフォン等の物理デバイス上で行うように構成することができる。
上記システムは、モバイルネットワークオペレーター(MNO)、又は無線サービスプロバイダーとインターフェース接続するとともに、埋め込みセキュアエレメント及び/又はSIMカード内の非接触リーディングサービス及び構成をリモートかつオーバージエア(OTA)にプロビジョニング及び管理するために相互運用可能なプログラミングインターフェースを提供するように構成された非接触リーダーサブシステムを含む。非接触リーダーサブシステムは、全ての非接触スマートカードのうちの80%超によって用いられる標準規格である国際規格ISO/IEC 14443 Type Aに準拠することができ、及び/又は13.56 MHz非接触スマートカード規格を使用することができる。下の表1-1は、非接触リーダーサブシステムによってサポートされるタグ技術を列挙したものである。
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全端末へのアクセスを得るために、BLE(Low Energy Bluetooth)等の他の通信プロトコルを含める必要があり得る。BLEは、2.4 GHz〜2.4835 GHzの範囲で40 MHz〜2 MHzチャネルを用いて動作し、BLEの電力削減バージョンはビーコン及びモバイル支払いと良好に機能することができる。
NFC技術を、上記システム内に含めることができる。NFCは、106 Kbit/s〜424 Kbit/sの範囲のレートにおいて、13.56 MHzの免許不要無線周波数ISM帯域内の2つのループアンテナの間に電磁誘導を配置する。通信用プロトコルは、デバイスが互いに4 cm以内の時とすることができる。NFCは、106 Kbit/s、212 Kbit/s又は424 Kbit/sのレートでISO/IEC 18000-3エアインターフェース上で稼働することができる。NFC規格は、ISO/IEC 14443及びFeliCa登録商標を含む既存の無線周波数識別(RFID)規格に基づいた通信プロトコルを包含する。規格は、ISO/IEC 18092、並びにNFCフォーラムで規定された規格及びモバイルデバイス内のGSMA NFC規格も含む。
マイクロプロセッサ非接触スマートカード用の電子チケッティング規格(例えば、Calypso)を上記システム内に含めることも実装することもできる。例えば、電子チケッティング規格は、同じエリア内のいくつかの交通オペレーター間の相互運用を可能にすることができる。電子チケッティング規格は、ヨーロッパに始まり、以来、カナダ、メキシコ、及び南アメリカにまで及んだ規格とすることができる。この規格は、非接触インターフェースのマイクロプロセッサスマートカード及びRFIDに依存する場合がある。このチケッティング規格は、ISO/IEC 14443Type B国際規格とすることができる。
相互運用に専用の相互運用アプリケーションを、上記システムによって動作させること、含めること、及び/又は実装することができる。この技術によって、相互運用アプリケーションと両立できる全ての交通ネットワーク内でポータブルな物体(カード、simカード、USBキー)を顧客が使用することができる。相互運用アプリケーションは、同一の相互運用技術内の複数の地方自治体にわたる公共移送機関へのアクセスの手段を提供する。相互運用アプリケーションのセキュアな鍵、又は相互運用アプリケーションと両立できるセキュアな鍵を、この相互運用アプリケーションと両立できる全てのオペレーター間で共有することができる。非制限的な一例として、相互運用アプリケーションは、CalypsoによるTriangle、又はその任意の適切なサブシステムとすることができる。
電子マネーカードに用いられる非接触RFIDスマートカードサブシステムを上記システム内に含めることができる。非接触RFIDスマートカードサブシステムを介して、相互認証中に暗号化鍵を動的に生成することができる。非接触RFIDスマートカードサブシステムは、13.56 MHzの範囲で212 Kbits/sのコーディングを有するISO/IEC 18092(NFC)に従うことができ、及び/又は通信は10 cm以内で発生することができる。非接触RFIDスマートカードサブシステム技術によって、ユーザーは、スマートカードを自身のデジタルウォレットに追加するとともに、自身の電話機をタップして本明細書に記載される任意の適切なサービスへのアクセス、又は交通サービスへのアクセスを許可することを可能にすることができる。その場合、ユーザーは、物理スマートカードからデジタルウォレットに残高を転送することも、仮想スマートカードを作成することもできる。非制限的な例として、RFIDスマートカードサブシステムは、FeliCa又はその任意の適切なサブシステムとすることができる。
共通料金支払い及び収受システムを有効にするために、非接触リーダー技術、BLE技術、NFC技術、相互運用アプリケーション、RFIDスマートカードサブシステム、及び/又はモバイルアプリ内でHTTPを介したリモートチケット購入等の全ての上述の技術及びサービスを利用及びアグリゲートする必要がある場合がある。本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、任意の適切な技術を利用及びアグリゲートすることができることを理解すべきである。
開示されるシステムは、複数のPTAに乗る方法を単一のアプリケーションから旅行者に提供することによって、先行技術の限界を克服し、先行技術の問題を解決する。開示されるシステムの競争における利点は、種々のPTAアカウントをアグリゲートするとともに、PTAごとに別個のモバイルアプリをダウンロードする必要なしに、複数の交通機関へのアクセスを乗客に提供することができることにある。
開示されるシステムは、背景技術セクションで記載したような市場における短所に対処する種々の技術を含むか、又はこれらを利用する。世界には複数のPTAが存在し、各PTAは、開示されるシステムを介し、及び開示されるシステムを用いて統合されるリーダーとインフラストラクチャとの独自のセットを具備する。
PTAにおいて必要となる正しい技術を選択する第1のステップは、リアルタイムでユーザーのロケーションを特定することを含むことができる。非制限的な例として、開示されるシステムは、Google Mapsを利用して「直近のロケーション」を得るAndroidデバイスからの固有のジオロケーション能力を使用することができる。モバイルアプリにアクセスした際のユーザーの経度及び緯度を得ると、これらの座標はサーバーに送信される。ルックアップテーブルに基づいて、サーバーは、特定のPTAに関する情報と、所与のロケーションにおいて要求される通信プロトコルはいずれのタイプかに関する情報とを送信する。
一例として、ユーザーがモバイルアプリからのBLEを介した通信を要求するPTAに入場した場合、サーバーに送信された要求は、PTAリーダーへの橋渡しを開始するのに要求される全てのセキュリティ鍵及びハンドシェイクをモバイルアプリに返す。リーダーは、上述したような非接触リーダーサブシステムリーダーとすることもでき、その場合、モバイルアプリは、リーダーと通信するためにモバイルアプリの非接触リーダーモバイルSDKを利用することになる。開示されるモバイルアプリは、数多くの非接触リーダー技術のリーダーとシームレスに通信するように構成することができる。したがって、上記システムのコア特徴は、いずれの交通支払い技術をユーザーのロケーションにおいて用いるかを判断し、検出された支払い技術と通信するようにユーザーのデバイスを構成することである。
上記方法のうちの1つ以上が、ユーザーのクレデンシャルを非接触リーダーカードからセキュアエレメントに転送することを含むことができる。ユーザーが非接触リーダーを備えるPTAにアクセスすることを可能にするために、それらのクレデンシャルをまずデバイスのセキュアエレメントに転送しなければならない。これは、トラステッドサービスハブ(TSH)とインターフェース接続することによって行うことができる。非接触リーダークレデンシャルの転送に成功すると、乗客は、モバイルデバイスをリーダーに対してタップするだけでよく、これによって、クレデンシャルをセキュアエレメントからリーダーに伝送される。開示されるモバイルアプリは、ユーザーが既存の非接触リーダーカードをデバイスのセキュアエレメントに変換する初期化プロセスを容易にする。
上記システムは、ホストカードエミュレーション(HCE)をサポートするように構成することができる。ホストカードエミュレーションは、物理カードをデジタル表現に変換する。HCEを用いれば、モバイルアプリは、直接Androidコードから物理カードを使用することができる。アプリに実装されるホストカードエミュレーションを用いれば、モバイルアプリは、デバイスのセキュアエレメントに向けられた通信を有するのではなく、リーダーと通信することができる。これにより、モバイルアプリは、Android HCEコードを介してリーダーへの低レベル機能アクセスを得ることができる。
乗客にアクセスを許可する前述の方法のいずれもサポートしないPTAについては、上記システムは、PTAのバックオフィスへの直接のHTTP統合を可能にするように構成することができる。HTTP RESTful APIコールを介して自身のチケット購入プロセスを利用可能にしたPTAについては、モバイルアプリは、乗客にPTAへのアクセスを許可するために、それらのHTTPコールへと統合する。
非制限的な一例として、ユーザー1人につき1つだけ登録済みのユーザーアカウントが許可される場合があるが、特定の実施態様に応じて、上記システムは、他のPTAにおける既存のアカウントを合併又はレバレッジして、非接触タップアンドゴーアクセスを共通に提供することができる。
サーバーは、顧客エンゲージメントハブを含むことも、顧客エンゲージメントハブに統合することもできる。例えば、顧客エンゲージメントハブは、パーソナライズされたユーザー体験を可能にすること、及び組織に顧客の360度ビュー(360-degree view of their customer)を提供することによって収益及び顧客満足度を増大させ、組織が自身のデジタルビジネスを変容させるのに役立つことができる。顧客エンゲージメントハブが適所にあれば、上記システムは、双方向オンライン通信を確立し、的を絞ったウェブサイトオファーを提供し、最小限のカスタム化作業での顧客対応サービスを追加し、市場の発展に伴う機会に対して準備を整えた状態でいることができる。顧客エンゲージメントハブは、販売、広告、eコマース及びCRMソリューションを統合して、チャネルを問わない一貫した顧客体験を保証する。上記システムの顧客エンゲージメントハブコンポーネントは、モバイルアプリケーションカードへの入金又は返金に関する、ユーザーのクレジットカード需要に対処し、物理的なクレジットカードの管理ライフサイクルに付随する全てのアカウント管理に対処する。
いくつかの実施形態において、上述の方法、タスク、プロセス、及び/又は動作は、上記の方法、プロセス、動作及び/又タスクを有効化する、実行する、実現する、遂行する、提供する、実施する、行う、及び/又は成立させる、論理機械(すなわち、プロセッサ又はプログラマブル制御デバイス)によって実行可能である機械可読命令を保持する、本明細書においてストレージ機械とも記載される、有形コンピューター可読ストレージ媒体を含むコンピューティングシステムによって、有効化する、実行する、実現する、及び/又は遂行することができる。例えば、適切なコンピューティングシステムは、図3に示されるコンピューティングシステム100とすることができる。そのような方法、動作、及び/又はプロセスが実施されると、ストレージ機械104の状態は、異なるデータを保持するように変更することができる。例えば、ストレージ機械104は、種々のハードディスクデバイス、CD、又はDVDデバイス等のメモリデバイスを含むことができる。論理機械102は、1つ以上の物理情報及び/又は論理処理デバイスを介して機械可読命令を実行することができる。例えば、論理機械102は、コンピュータープログラムのタスクを行う命令を実行するように構成することができる。論理機械102は、機械可読命令を実行する1つ以上のプロセッサを含むことができる。コンピューティングシステム100は、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)又は上述の方法又はプロセスの任意の視覚要素を表示するディスプレイサブシステム106を含むことができる。例えば、ディスプレイサブシステム106、ストレージ機械104、及び論理機械102は、開示されるシステム及び/又は方法の視覚要素がユーザーによる使用(user consumption)のために表示画面に表示されている間に上記の方法を実行することができるように、統合することができる。コンピューティングシステム100は、ユーザー入力を受け取る入力サブシステム108を含むことができる。入力サブシステム108は、マウス、キーボード又はゲーミングコントローラー等のデバイスに接続するとともに、これらのデバイスから入力を受け取るように構成することができる。例えば、ユーザー入力は、コンピューティングシステム100に任意の上述の情報を表示させる要求、又はユーザー入力が既存の記憶された情報を処理のために更新又は修正することの要求といった、或る特定のタスクをコンピューティングシステム100によって実行するようにする要求を示すことができる。通信サブシステム110は、上述の方法を、コンピューターネットワークを介して実行又は提供することを可能にすることができる。例えば、通信サブシステム110は、コンピューティングシステム100が複数のパーソナルコンピューティングデバイスと通信することが可能になるように構成することができる。通信サブシステム110は、ネットワーク化された通信を助長するために有線及び/又は無線通信デバイスを含むことができる。非制限的な例として、通信サブシステム110は、1つ以上の電子デバイス(例えば、スマートフォン)のロケーションを特定する1つ以上のGPS受信機を備える全地球測位システム(GPS)モジュール又はサブシステム112を含むことができる。記載された方法又はプロセスは、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)を介する等のコンピュータープログラム製品を介してユーザー又は1つ以上のコンピューティングデバイスに対して実行、提供又は実施することができる。
上記システムは、旅客が1つのパスを用いてそのような交通システムにアクセスすることを可能にするパス(例えば、PASSEKOパス)を提供することができる。例えば、PASSEKOパスは、その保持者に、1つ以上の郡、都市、州、国の中に位置する複数の私営交通システム及び公共交通システムに対するアクセスを、そして重要なことに、異なる公共交通機関(PTA)によって管理及び運営される公共交通に対するアクセスを全国的かつ世界的に提供することができる。
それゆえ、開示されるシステムは、グローバルな旅行者が種々の交通システムにユビキタスな方法でアクセスすることを可能にする。このソリューションによって、グローバルな旅行者は、モバイルアプリケーション又は非接触カードを用いて世界中の交通システムサービスを購入することが可能になる。上記システムは、ユーザーに非接触の利便性を提供する、スマートカードリーダー用の非接触アクセス技術を利用することができる。
旅行者は、旅客鉄道、地下鉄、バス、トロリーバス、高速輸送(メトロ、地下鉄、地下鉄道(underground))、軽鉄道(light rail)(路面電車(tramways))、旅客フェリー、高速鉄道、タクシー、タクシーキャブ、相乗り(carpooling)、雇われ運転手、水上タクシー、クルーズ船、レンタカー、レンタルバイク、レンタル自動運転車、シェアタクシー、レンタルヨット(すなわち、娯楽用のボート又は船)、レンタルプライベート航空機を含む輸送システム、及び全ての交通ネットワーク会社へのアクセスが提供される。
PASSEKOパスの1つの実施形態は、車の運転手にパーキングへのアクセスを提供し、運転手が有料道路(すなわち、ターンパイク(turnpikes)又はトールウェイ(tollways)としても知られる公道又は私道)の支払いをすることも可能にする。旅客は、商用の航空機へのアクセスも許可される場合がある。PASSEKOパスは、図書館、建物、ゲーテッドコミュニティ(gatedcommunities)、車のガレージ、及びバンキングサービスへのアクセス、並びに、スタジアム、スポーツアリーナ、及びコンサートのような有料イベント又はエリアへのアクセスを全国的かつ世界的に更に提供することができる。
有料道路に関して、本明細書に開示される非接触支払い方法は、道路内の車線を監視するために有料道路インフラストラクチャの一部としてリーダーを含むことができる。共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、特定のエリア内の非接触リーダーを介して送信される信号をリッスンする任意の適切な技術と統合することができる。共通料金支払い及び収受システムのソリューションは、既存のリーダーソリューションを提供する種々の道路テレマティクスベンダー(例えば、Kapsch社、Siemens社、Thales社及びCubic社)と統合する任意の適切な通信プロトコル(複数の場合もある)に従う。
旅客鉄道に関して、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、鉄道の旅客が自身のモバイルデバイスを用いて鉄道チケットを購入すること及びモバイルアプリをスマートチケットとして用いることを可能にする。このチケットは、電話機の面上にQRコード登録商標として提示することができ、その後、上記システムを通じてチケットを受け取るQRリーダー/スキャナーを有する車掌が受け取ることができる。この構成は、鉄道システムに搭乗するために非接触入場ゲートを有しない旅客鉄道に用いることができる。入場ゲートが利用される場合、既存の非接触リーダー又はシステムを、これらの旅客鉄道構成について共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションと統合される。この場合、共通料金支払い及び収受システムモバイルアプリケーションは、本明細書に記載される非接触リーダー技術システムのうちの任意のものを使用して、非接触リーダーと統合する。これにより、非接触式に旅客電車に入場することができる。加えて、共通料金支払い及び収受システムモバイルアプリケーションは、鉄道システムによって利用されるリーダー構成に応じて、自動的な方法でApplePay、Android Pay、又はEMVを利用することができる。利用可能であれば、共通料金支払い及び収受システムモバイルアプリケーションは、距離ベース価格決定を利用することができる。モバイルアプリケーションは、鉄道旅行用に距離ベース価格決定を適応させるために、停車場ごとに入場リーダー及び退場リーダーを構成するよう要求する場合がある。
地下鉄に関して、非接触リーダー技術システムは、世界的な規模で鉄道システム内にて利用される非接触リーダー又はシステムへの非接触アクセスを、共通料金支払い及び収受システムモバイルアプリケーションを通じてサポートするために、近距離無線通信(NFC)を提供することができる。共通料金支払い及び収受システムモバイルアプリケーションは、この技術を利用して、非接触リーダーを有する入場ゲートを通過する際に乗客が旅客鉄道に搭乗することを可能にすることができる。加えて、共通料金支払い及び収受システムモバイルアプリケーションは、地下鉄システムによって利用されるリーダー構成に応じて、自動的な方法でApplePay、Android Pay、又はEMVを利用することができる。利用可能であれば、共通料金支払い及び収受システムモバイルアプリケーションは、距離ベース価格決定を利用することができる。モバイルアプリケーションは、地下鉄旅行用に距離ベース価格決定を適応させるために、停車場ごとに入場リーダー及び退場リーダーを交通システム構成内に要求する場合がある。
バスに関して、バスへの入場に際し、非接触リーダーは、車両の前方にいる運転手の近くに位置決めされる場合がある。一方で、場合によっては、非接触リーダーは、バス上の他の入場点に設置することができる。非接触リーダー技術は、バス内で利用される非接触リーダーへの非接触アクセスを共通料金支払い及び収受システムモバイルアプリケーションを通じてサポートする近距離無線通信を提供する。加えて、共通料金支払い及び収受システムモバイルアプリケーションは、バスシステムによって利用されるリーダー構成に応じて、自動的な方法でApplePay、Android Pay、又はEMVを利用することができる。利用可能であれば、共通料金支払い及び収受システムモバイルアプリケーションは、距離ベース価格決定を利用することができる。モバイルアプリケーションは、バスによる旅行用に距離ベース価格決定を適応させるために、停車場ごとに入場リーダー及び退場リーダーを交通システム構成内に要求する場合がある。
トロリーバスに関して、トロリーへの入場に際し、非接触リーダーは、車両の前方にいる運転手の近くに位置決めされる場合がある。一方で、場合によっては、非接触リーダーは、トロリー上の他の入場点に設置することができる。非接触リーダー技術は、いくつかのトロリー内で利用される非接触リーダーへの非接触アクセスを共通料金支払い及び収受システムモバイルアプリケーションを通じてサポートする近距離無線通信を提供する。加えて、共通料金支払い及び収受システムモバイルアプリケーションは、トロリー運転者によって利用されるリーダーに応じて、自動的な方法でApplePay、Android Pay、又はEMVを利用することができる。QRコードチケットが利用される場合、アプリケーションは、ユーザーにモバイルアプリを通じてトロリーチケットを購入するように指示する。利用可能であれば、共通料金支払い及び収受システムモバイルアプリケーションは、距離ベース価格決定を利用することができる。モバイルアプリケーションは、トロリーによる旅行用に距離ベース価格決定を適応させるために、停車場ごとに入場リーダー及び退場リーダーを交通システム構成内に要求する場合がある。
メトロ、地下鉄、又は地下鉄道に関して、非接触リーダー技術は、世界的な規模でメトロシステム内にて利用される非接触リーダーへの非接触アクセスを共通料金支払い及び収受システムモバイルアプリケーションを通じてサポートする近距離無線通信を提供する。共通料金支払い及び収受システムモバイルアプリケーションは、この技術を利用して、非接触リーダーを有する入場ゲートを通過する際に乗客が旅客鉄道に搭乗することを可能にすることができる。加えて、共通料金支払い及び収受システムモバイルアプリケーションは、ローカルメトロシステムによって利用されるリーダーに応じて、自動的な方法でApplePay、Android Pay、又はEMVを利用することができる。利用可能であれば、共通料金支払い及び収受システムモバイルアプリケーションは、距離ベース価格決定を利用することができる。モバイルアプリケーションは、メトロ旅行用に距離ベース価格決定を適応させるために、停車場ごとに入場リーダー及び退場リーダーを交通システム構成内に要求する場合がある。
軽鉄道、路面電車、及び/又は高速鉄道に関して、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、軽鉄道の旅客が自身のモバイルデバイスを用いて路面電車チケットを購入すること及びモバイルアプリをスマートチケットとして用いることを可能にする。このチケットは、電話機の面上にQRコードとして提示され、その後、チケットを受け取るQRリーダー/スキャナーを有する路面電車の車掌によって受け取られる。この手法は、搭乗用の非接触入場ゲートを有しない軽鉄道に用いることができる。入場ゲートが利用される場合、既存の非接触リーダー又はシステムを、これらの旅客鉄道システムについて共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションと統合することができる。この場合、共通料金支払い及び収受システムモバイルアプリケーションは、旅客電車への入場を許可する、本明細書に記載される非接触リーダー技術システムのうちの任意のものを使用して、非接触リーダーと統合することができる。加えて、共通料金支払い及び収受システムモバイルアプリケーションは、軽鉄道システムによって利用されるリーダーに応じて、自動的な方法でApplePay、Android Pay、又はEMVを利用することができる。利用可能であれば、共通料金支払い及び収受システムモバイルアプリケーションは、距離ベース価格決定を利用することができる。モバイルアプリケーションは、軽鉄道旅行用に距離ベース価格決定を適応させるために、停車場ごとに入場リーダー及び退場リーダーを交通システム構成内に要求する場合がある。
旅客フェリーに関して、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、フェリーの旅客が自身のモバイルデバイスを用いてフェリーチケットを購入すること及びモバイルアプリをスマートチケットとして用いることを可能にする。このチケットは、電話機の面上にQRコードとして提示され、その後、チケットを受け取るQRリーダー/スキャナーを有するフェリーの従業員によって受け取られる。この手法は、搭乗用の非接触入場ゲートを有しないフェリーに用いることができる。入場ゲートが利用される場合、既存の非接触リーダー又はシステムを、これらの旅客フェリーシステムについて共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションと統合する。これは、NFC、MIFARE4Mobile、BLE、又はBluetoothを含むことができる。この場合、共通料金支払い及び収受システムモバイルアプリケーションは、旅客フェリーへの入場を許可する非接触リーダーと統合する。加えて、共通料金支払い及び収受システムモバイルアプリケーションは、利用されるリーダーに応じて、自動的な方法でApplePay、Android Pay、又はEMVを利用することができる。
高速鉄道に関して、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、高速鉄道の旅客が自身のモバイルデバイスを用いて電車チケットを購入すること及びモバイルアプリをスマートチケットとして用いることを可能にする。このチケットは、電話機の面上にQRコードとして提示され、その後、チケットを受け取るQRリーダーを有する車掌によって受け取られる。この手法は、高速鉄道に搭乗するための非接触入場ゲートを有しない鉄道に用いられる。入場ゲートが利用される場合、既存の非接触リーダー又はシステムは、これらの高速旅客鉄道システムについて共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションと統合される。この場合、モバイル共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、高速鉄道への入場を許可する任意の適切な非接触リーダー技術を使用して、非接触リーダーと統合する。加えて、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、高速鉄道システムによって利用されるリーダーに応じて、自動的な方法で、非制限的な例として、ApplePay、Android Pay、又はEMVを利用することができるコンシェルジュサービスを提供することができる。利用可能であれば、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、距離ベース又は地理ベース価格決定を利用する。モバイルアプリケーションは、停車場ごとに入場リーダー及び退場リーダーを交通システム内に要求する。これにより、高速鉄道旅行用に距離ベース価格決定が適応される。
タクシーキャブに関して、タクシーキャブへの入場に際し、非接触リーダーは、乗客の近くに位置決めされる傾向がある。共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、キャブによって利用されるリーダー及びタクシーキャブ運転者による好ましい支払い方法に応じて、自動的な方法で、非制限的な例として、ApplePay、Android Pay、又はEMVを利用するコンシェルジュサービスを提供する。
相乗り又はタクシープーリングに関して、相乗りグループは、大体の場合、電子非接触リーダーを利用しない。結果として、開示される共通料金支払い及び収受システムのブランドのクレジットカード/デビットカードが利用され、このカードを用いてプライベート運転手に対して直接支払いが行われる。この支払いは、非制限的な例として、資金の電子転送のためのVenmo又はZelle等のサービスを含むことができる。
雇われ運転手に関して、リムジン又はプライベートカーサービスへの入場に際し、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、コンシェルジュサービスを提供する。アプリケーションはその場合、ユーザーに、運転手によって利用されるリーダー及び運転者による好ましい支払い方法に応じて、自動的な方法で、非制限的な例として、ApplePay、Android Pay、又はEMVを利用するように導く。非接触支払いを利用することができない場合、モバイルアプリケーションは、開示される共通料金支払い及び収受システムのブランドのクレジットカード/デビットカードを利用し、このカードを用いてプライベート運転手に対して直接支払いを行うようにコンシェルジュサービスを通じて推奨する。
水上タクシーに関して、水上タクシーは、大体の場合、電子非接触リーダーを利用しない。水上タクシーへの入場に際し、開示される共通料金支払い及び収受システムの銘柄のクレジットカード/デビットカードが利用され、このカードを用いて水上タクシーに対して直接支払いが行われる。QRリーダーが利用可能である場合はQRコードチケットを利用することができ、この場合、通例、モバイルアプリ内からのチケット購入を含意する。
クルーズ船に関して、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、クルーズ船によって利用されるリーダーに応じて、自動的な方法でApplePay、Android Pay、又はEMV等を利用する。NFC非接触チケットリーダーが利用されている場合、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、利用されているリーダーと直接インターフェース接続することができる。
レンタカーに関して、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、自動車レンタルエージェンシーによって利用されるリーダーに応じて、自動的な方法でApplePay、Android Pay、又はEMV等を利用する。非接触支払いを利用することができない場合、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションの銘柄のクレジットカード/デビットカードを利用し、レンタカーエージェンシーに対して直接支払いを行うように、モバイルベースコンシェルジュサービスを通じて推奨する。
レンタルバイクに関して、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、レンタルバイクエージェンシーによって利用されるリーダーに応じて、自動的な方法でApplePay、Android Pay、又はEMV等を利用する。非接触支払いを利用することができない場合、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションの銘柄のクレジットカード/デビットカードを利用し、レンタルバイクベンダーに対して直接支払いを行うように、モバイルベースコンシェルジュサービスを通じて推奨する。
レンタル自動運転車に関して、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、自動運転車両を保証するために無線通信を利用することができることを含む。モバイルアプリケーションは、レンタルエージェンシーの構成要件及び利用可能であるリーダー技術に応じてBluetooth、Bluetooth Low Energy、RFID、WiFi、又はEMVを利用する。
シェアタクシーに関して、シェアされたタクシーキャブへの入場に際し、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、キャブによって利用されるリーダー及びタクシーキャブ運転者による好ましい支払い方法に応じて、自動的な方法で、ApplePay、Android Pay、又はEMV等を利用するコンシェルジュサービスを提供する。非接触支払いを利用することができない場合、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションの銘柄のクレジットカード/デビットカードを利用し、タクシー運転者に対して直接支払いを行うように、モバイルベースコンシェルジュサービスを通じて推奨する。
レンタルヨット(すなわち、娯楽用のボート又は船)に関して、ヨット又はボートレンタルのために、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、レンタルヨットの運転者によって利用されるリーダー及び運転者による好ましい支払い方法に応じて、自動的な方法で、ApplePay、Android Pay、又はEMV等を利用するコンシェルジュサービスを提供する。非接触支払いを利用することができない場合、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションの銘柄のクレジットカード/デビットカードを利用し、ボートの運転者に対して直接支払いを行うように、モバイルベースコンシェルジュサービスを通じて推奨する。
レンタルプライベート航空機に関して、プライベート航空機レンタルは、航空機の所有者/運転者によって利用されるリーダー及び好ましい支払い方法に応じて、自動的な方法で、ApplePay、Android Pay、又はEMV等を利用することによって、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションを用いて達成される。非接触支払いを利用することができない場合、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションの銘柄のクレジットカード/デビットカードを利用し、航空機の運転者に対して直接支払いを行うように、モバイルベースコンシェルジュサービスを通じて推奨する。
建物(例えば、図書館)に関して、図書館におけるレンタル代金は、利用されるリーダー及び好ましい支払い方法に応じて、自動的な方法で、ApplePay、Android Pay、又はEMV等を利用して、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションを用いて開始することができる。非接触支払いを利用することができない場合、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションの銘柄のクレジットカード/デビットカードを利用し、図書館に対して直接支払いを行うように、モバイルベースコンシェルジュサービスを通じて推奨する。
商用航空機に関して、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、航空機の旅客が自身のセルラーフォンを用いて航空チケットを購入すること及びモバイルアプリをスマートチケットとして用いることを可能にする。これは、モバイルアプリ内のHTTPを介したリモートチケット購入を含むことができる。このチケットは、電話機の面上にQRコードとして提示され、その後、チケットを受け取るQRリーダーを有する航空ゲートの従業員によって受け取られる。
バンキングサービスに関して、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションの銘柄のクレジットカード/デビットカードを、バンキングサービスのために利用することができる。非接触リーダーの利用可能性が存在する場合、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、ユーザーに、銀行内に実装されるリーダーに応じて、自動的な方法でApplePay、Android Pay、又はEMV等を利用するように指示する。
有料イベント(例えば、スタジアム、スポーツアリーナ、又はコンサート)に関して、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、イベント参加者が自身のセルラーフォンを用いてイベントチケットを購入すること及びモバイルアプリをスマートチケットとして用いることを可能にする。このチケットは、電話機の面上にQRコードとして提示され、その後、イベントのゲート従業員によって受け取られる。この従業員は、チケットを受け取る/スキャンするQRリーダーを有する。イベントにあるリーダーに応じて共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションによって、他の非接触技術を利用することができる。これらの非接触構成は、NFC、BLE、Bluetooth、及びEMVを含むことができる。
ゲーテッドコミュニティに関して、共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、居住者が自身のモバイルデバイスを用いてゲーテッドコミュニティに入場することを可能にする。例えば、ユーザーは、コミュニティへのゲート又はドアを開くように構成されるリモート制御又は無線検出可能なデバイスとしてモバイルアプリを用いることができる。ゲーテッドコミュニティは、ゲートに入場及び退場する通路を監視するための入場/退場インフラストラクチャの一部としてリーダーを備えることができる。共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、ゲーテッドコミュニティのゲートを操作するために特定のエリア内の非接触リーダーを介して送信される信号をリッスンする任意の適切な技術と統合することができる。共通料金支払い及び収受システムのソリューションは、種々のゲーテッドコミュニティ入場システムと統合する任意の適切な通信プロトコル(複数の場合もある)に従う。
ガレージドアに関して、開示される共通料金支払い及び収受又はモバイルアプリケーションは、居住者が自身のモバイルデバイスを用いてガレージに入ることを可能にする。例えば、ユーザーは、ガレージドアを開くように構成されたリモート制御又は(例えば、RFID技術を介して)無線検出可能なデバイスとしてモバイルアプリを用いることができる。ガレージドアシステムは、ガレージドアを選択的又は自動的に開かせるための無線信号をモバイルデバイスから受信するように構成された受信機を備えることができる。したがって、ガレージドアシステムは、ガレージへのエントリー道路(例えば、私道)を監視するリーダーを含むことができる。共通料金支払い及び収受システム又はモバイルアプリケーションは、ガレージドアを操作するために特定のエリア内の非接触リーダーを介して送信される信号をリッスンする任意の適切な技術と統合することができる。共通料金支払い及び収受システムのソリューションは、種々のガレージドアシステム(例えば、ゲーテッドアクセス(gated access)、アクセス制御、又はアクセス許可技術又はシステム)と統合する任意の適切な通信プロトコル(複数の場合もある)に従う。
本明細書で呼ばれる場合、「チケット」という用語は、本開示の範囲から逸脱することなく、パス等と呼ぶ場合もあることを理解すべきである。上述のチケッティング技術(例えば、NFC技術、非接触カードリーダー技術、又はBluetooth技術)のうちの任意の技術は、アクセス許可技術又はアクセス制御技術と呼ばれる場合がある。
さらに、上記の車両(例えば、タクシー、相乗り、タクシープーリング、又は自動運転車)のうちの任意の車両は、車両の内部にリーダーを備えることができることを理解すべきである。例えば、そのようなリーダーは、グリーンフィールドプロジェクト(greenfield projects)を実施しながら上記の車両のうちの任意の車両内に設置されるように特別に設計及び構築された、共同ブランドのリーダーとすることができる。
モバイルデバイスは、非制限的な例として、スマートフォン、ラップトップ、タブレットPC、スマートウォッチ、モバイルインターネットデバイス、ウェアラブルコンピューター、パーソナルデジタルアシスタント、エンタープライズデジタルアシスタント、ハンドヘルドゲームコンソール、ポータブルメディアプレーヤー、ウルトラモバイルPC、及び/又はスマートカード等の任意の適切なポータブルコンピューティングデバイスとすることができることを理解すべきである。
詳細における多くの修正、変形及び変更を、本発明の記載された好ましい実施形態に対して行うことができるので、前述の記載における及び添付図面に示された全ての事物は、限定の意味ではなく例示として解釈されることが意図されている。したがって、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲及びその法的均等物によって特定されるべきである。
図面訳
図1
100 COMPUTING SYSTEM コンピューティングシステム
102 LOGIC MACHINE 論理機械
104 STORAGE MACHINE ストレージ機械
106 DISPLAY SUBSYSTEM ディスプレイサブシステム
108 INPUT SUBSYSTEM 入力サブシステム
110 COMMUNICATION SUBSYSTEM 通信サブシステム
112 GPS SUBSYSTEM GPSサブシステム

図2
200 PASSEKO Overview PASSEKO概要
High Level Overview おおまかな概要
201 New User? 新規ユーザー?
202 Download PASSEKO APP from store ストアからPASSEKOアプリをダウンロードする
203 App Running-User Logged in アプリ動作中、ユーザーがログインする
205 Enable Geolocation in App アプリ内でジオロケーションを有効にする
206 Register New User 新規ユーザーを登録する
207、213 User Configured for Reader リーダー用に構成されたユーザー
209 Pay with PASSEKO EMV Card PASSEKO EMVカードを用いて支払う
210 Secure Login セキュアなログイン
211 Configure User Account ユーザーアカウントを構成する
212 Present Schedule (Leg by Leg) to user ユーザーにスケジュール(一区間ずつ)を提示する
216 Server Determine Mobile-Device Protocol サーバーがモバイルデバイスプロトコルを特定する
218 Mobile-Reader Communication モバイルリーダー通信
220 Ticket Purchase API Managed by Boomerang Boomerangによって管理されるチケット購入API
224 User Boards Public Transportation ユーザーが公共交通に搭乗する
226 Server-Reward Engine サーバー報酬エンジン

図3
300 PASSEKO Components PASSEKOコンポーネント
Subprocess- Component Flow サブプロセスコンポーネントフロー
301 New User? 新規ユーザー?
302 Download PASSEKO APP from Store ストアからPASSEKOアプリをダウンロードする
305 Register to Paypal Paypalに登録する
306 Register New User 新規ユーザーを登録する
307 Register to Stripe Stripeに登録する
308 Create New User API 新規ユーザーAPIを作成する
309 Register New User Boomerang 新規ユーザーBoomerangを登録する
310 Save Credit Card Server-DB サーバーからDBにクレジットカードを保存する
312 Secure Login セキュアなログイン
313 Login User API ログインユーザーAPI
314 PTA Leg Accessed via Schedule スケジュールを介してアクセスされたPTA区間
315 Login User Boomerang ログインユーザーBoomerang
317 Login Token ログイントークン
319、385 PASSEKO Mobile App PASSEKOモバイルアプリ
320 Reload User’s Account Balance if($$<Threshold) (金額が閾値未満)である場合、ユーザーアカウント残高をリロードする
321 App Running-User Logged in アプリ動作中、ユーザーがログインしている
322 QR Code Scanner QRコードスキャナー
323 Enable Geolocation in App アプリ内でジオロケーションを有効にする
324 Access Type? アクセスタイプ?
325 Lat/Long Update 緯度/経度更新
326 Ticket Accepted チケットが受領される
327 PTA Authorization Method PTA認可方法
331 PTA Method & Secret Keys/Handshake PTA方法及び秘密鍵/ハンドシェイク
339 PASSEKO EMV Credit Card PASSEKO EMVクレジットカード
341 Calypso EMV Credit Card Calypso EMVクレジットカード
343 HTTP API Purchase/QR Code HTTP API購入/QRコード
345 Direct User w/ Purchase Flow in App アプリ内の購入フローを用いてユーザーを導く
347 Purchase Ticket API 購入チケットAPI
351 Deep Integration to PTA API PTA APIへの深い統合
353 QR Code to App QRコードをアプリへ
355 Card is HCE? カードはHCEか?
357 Purchase Ticket via Android HCE Code AndroidHCEコードを介してチケットを購入する
359 Credit Card HCE Registration Flow クレジットカードHCE登録フロー
361 Card on SE? カードはSE上か?
363 Pay for Ticket via SE and Taplinx SDK SE及びTaplinx SDKを介してチケットの支払いをする
365 PTA Specific Card Required PTA固有カードが要求される
367 MiFARE4Mobile-PTA Registration MiFARE4MobilePTA登録
369 MiFARE4Mobile-PASSEKO Registration MiFARE4MobilePASSEKO登録
371 Communicate to Reader via BLE Protocol BLEプロトコルを介してリーダーに通信する
373 Communicate to Reader via NFC Protocol NFCプロトコルを介してリーダーに通信する
375 PTA Reader PTAリーダー
377 Ticket Purchased API チケット購入済みAPI
381 Update Credit Card Purchase Boomerang クレジットカード購入Boomerangを更新する

図4
400 PASSEKO-Contactless Card Reader v2.1.1 Overview PASSEKO非接触カードリーダーv2.1.1概要
Subprocess- Contactless Card Reader v2.1.1 Flow サブプロセス 非接触カードリーダーv2.1.1フロー
401 MiFARE4Mobile-PTA Registration MiFARE4MobilePTA登録
405 Configuration UI 構成UI
407 Authorization & Security 認可及びセキュリティ
409 PASSEKO Mobile App PASSEKOモバイルアプリ
411 Pay for Ticket via Taplinx Taplinxを介してチケットの支払いをする
413、423 PTA Reader PTAリーダー
417 Contains Card HCE カードHCEを含む
419 Utilize Correct Card Code 正しいカードコードを利用する
425 User Boards Public Transportation ユーザーが公共交通に搭乗する
429 Pay for Ticket via Secure Element セキュアエレメントを介してチケットの支払いをする
431 Is Configured? 構成された?

図5
500 Customer Engagement Hub Back-Office Overview 顧客エンゲージメントハブバックオフィス概要
Customer Engagement Hub Back-Office Interaction 顧客エンゲージメントハブバックオフィスインタラクション
501 User Registration ユーザー登録
502 PASSEKO Portal PASSEKOポータル
503、523 User Account MGMT ユーザーアカウントMGMT
506 Customer Engagement MGMT 顧客エンゲージメントMGMT
507 Card Registration カード登録
509 Card MGMT カードMGMT
511、531 Bank バンク
513 App Requests new PTA Terminal w/ Location アプリがロケーションを用いて新規PTA端末を要求する
515 Account Enough $$ 十分な金額のアカウント
517 PASSEKO Mobile App PASSEKOモバイルアプリ
519 Change User’s Credit Card ユーザーのクレジットカードを変更する
521 User successfully Purchase Ticket ユーザーがチケット購入に成功する
527 User Request Refund ユーザーが返金を要求する
529 Ticket MGMT Platform チケットMGMTプラットフォーム
535 PASSEKO Dashboard PASSEKOダッシュボード

図8
Ticketing,Payment, And Customer Engagement チケッティング、支払い、及び顧客エンゲージメント
Acquirer Bank 提携銀行
ePayment CSC 電子支払いCSC
Payment 支払い
JourneyProcessor Fair Engien:Passeko Green FiledOr PTA When Passeko Is Seller 旅程プロセッサフェアエンジン:Passekoが販売側である場合、Passekoグリーンファイルド又はPTA
TimelabelGoogle Maps Travel Or PTA Direct タイムラベルGoogle Mapsトラベル又はPTAダイレクト
ERP GeneralLedger ERP総勘定元帳
Sales Report 販売報告
Mobile App モバイルアプリ
Sales Service 販売サービス
Ticket Service チケットサービス
Traveler 旅行者
Ticket チケット
Select JourneyAnd Add-on 旅程及びアドオンを選択する
Rest API 残りのAPI
Settlement 決済
CustomerEngagement Hub 顧客エンゲージメントハブ
Customer 顧客
360 View 360度ビュー
CaseTicket/Order ケースチケット/注文
Passenger List 旅客リスト
Dialog ダイアログ
Omni-Channel オムニチャネル
TicketValidation Software チケット検証ソフトウェア
Web Shop ウェブショップ
My Pages マイページ
Web Forms ウェブフォーム
E-Mail Eメール
Call Center コールセンター
Partner Fulfillment パートナーフルフィルメント
Event OrderList + Ticket Validation Software イベント注文リスト+チケット検証ソフトウェア

図9A
Fare EngineSystem Diagram/ Journey, Booking and Billing System 料金エンジンシステム図/旅程、予約及び請求システム
Time Table タイムテーブル
ServiceInventory Allotment-Vessel-seat/ cabin/ table サービスインベントリ配分 大型船 席/キャビン/テーブル
Buy Service サービスを買う
TravelInformation (When and Where?) 旅行情報(いつ及びどこ?)
Availability ofService (Number of passenger?) サービスの利用可能性(旅客の数?)
JourneyProcessor 旅程プロセッサ
Start date andtime 開始日時
Expire time 有効期限
Available 利用可能
Construction oftravel package 旅行パッケージの組み立て
Linked journey リンクされた旅程
-JourneySegment (one way/ Round trip/ Linked segment: location + time) 旅程セグメント(片道/往復/リンクされたセグメント:ロケーション+時間)
Account Details アカウント詳細
-PassengerInformation (1, 2,..n) 旅客情報(1、2、..n)
-Type of travelid 旅行idのタイプ
-Type ofAccount アカウントのタイプ
-Campaigndiscount/ r キャンペーン割引
Order linesJourney 注文ライン旅程
Confirmation ofpre-booking of service and complete calculation on all trips including anydiscount and returns calculated prices back to Order サービスの事前予約と任意の割引を含む全ての旅に関して完了した計算との確認、計算価格を注文に返す
Order LinesAncillaries 注文ライン補助
Added Service(Ancillary Services linked to segment) 追加のサービス(セグメントにリンクされた補助サービス)
Fare Engine 料金エンジン
Fare Tariff 料金関税
Calculation ondistance/ Price Matrix traveled between locations 距離に関する計算/ロケーション間を移動した価格行列
Fate Tariff/ Rating フェイト関税/格付け
Select, Applyand Calculation based on Type of Ticket/ Account (e.g. Period, Prepaid account,Single Journey/ Standard, Senior, Student, Child) チケット/アカウントのタイプ(例えば、期間、前払いアカウント、一回券/大人、シニア、学生、子供)に基づいて選択、適用及び計算する
Fare Schedule 料金スケジュール
Other (peakhour/ Weekend/ Low fairtime, start-end dates) その他(ピーク時間/週末/低フェア時間、開始−終了日)
Special FareTariff 特別な料金関税
Includeddiscount parameter from account system (e.g. Campaign codes) アカウントシステムから含まれる割引パラメーター(例えば、キャンペーンコード)

図9B
customerengagement hub 顧客エンゲージメントハブ
User Account(Who?) ユーザーアカウント(誰?)
Collect accountContract in order to get the correct payment source for correct payment routing 正しい支払いルーティングのための正しい支払いソースを得るためにアカウント契約を回収する
Purchase Order 購入注文
Billable item 請求可能アイテム
Order status 注文ステータス
Cases/ Claims/Diversion/ CR 訴訟/賠償要求/ダイバージョン/CR
Billing Engine 請求エンジン
Transactions,aggregation of Billing items/ Due to pay, payment status, paid & Delivery, “Online Whitelist” 取引、請求アイテムのアグリゲーション/支払い期限、支払いステータス、支払い済み及び配送、「オンラインホワイトリスト」
ProductionOrder 生産注文
Issue new card 新規カードを発行する
Delivery status 配送ステータス
Account Manager アカウントマネージャー
Balances &Product 残高及び製品
assign TicketTokens to Account チケットトークンをアカウントに割り当てる
PaymentContracts 支払い契約
RecurringPayment contract, Top-up, Treshhold auto load 経常的支払い契約、トップアップ、閾値自動ロード
Issue TicketTokens チケットトークンを発行する
Block card カードをブロックする
Gate/ vehicle/Vessel/ Point of Sales/ Kiosk/ Mobile app/ Web app ゲート/車両/大型船/販売時点情報管理機/売店/モバイルアプリ/ウェブアプリ
Tokenvalidation Barcode/ NFC/ RFID/ Finger print reader トークン検証バーコード/NFC/RFID/指紋リーダー
Ticket Token Bracode, NFC, CardTransponder チケットトークンバーコード、NFC、カード応答機
Risk & FareMedia Management (approved Tokens and validation devices) リスク及び料金媒体管理(承認されたトークン及び検証デバイス)
Ticket ID/ CardID/ Transponder ID チケットID/カードID/応答機ID
Point ofService サービス提供時点
PaymentInterface 支払いインターフェース
FVM/ POS/Terminal FVM/POS/端末
PaymentInterface to PSP/ Payment Hub 支払いインターフェースをPSP/支払いハブへ
Approved(Authorize List) 承認された(リストを認可する)
Payment 支払い
ePayment 電子支払い
3rD PartyApproved fare Media incl. Travel Account Balance Debit/ Credit 旅行アカウント、残高、デビット/クレジットを含む第三者の承認された料金媒体
Production 生産
Fulfillment フルフィルメント
Dispatch 発送
Price listAncillary Services 価格リスト補助サービス
Price list peritem アイテムごとの価格
Price Matrix 価格行列
Productdescription 製品説明
Availability(period, segment, etc) 利用可能性(期間、セグメント等)
Price based ontype of account (customer category) アカウントのタイプ(顧客カテゴリー)に基づく価格
Discountparameter from account system (e.g. Campaign codes) アカウントシステムからの割引パラメーター(例えば、キャンペーンコード)

図10
NDEF FormattedTag NDFEフォーマット化されたタグ
ActivityRegistered To Handle NDEF_DISCOVERED? NDEF_DISCOVEREDをハンドリングするように登録されたアクティビティか?
ActivityRegistered To Handle TECH_DISCOVERED? TECH_DISCOVEREDをハンドリングするように登録されたアクティビティか?
IntentDelivered To Activity アクティビティに伝達されるインテント

図11
Secure ElementIssuer セキュアエレメント発行者
e.g. MNO (SIM)OS Maker 例えば、MNO(SIM)OSメーカー
TechnologyProvider 技術プロバイダー
e.g. oSE, UICC,SIM, Micro SD 例えば、oSE、UICC、SIM、マイクロSD
HandsetConsumer ハンドセット消費者
Retailer 小売業者
e.g. SystemIntegrator, Service Operators MNO 例えば、システムインテグレーター、サービスオペレーターMNO
e.g. Web PortalMarket 例えば、ウェブポータルマーケット
ServiceProvider サービスプロバイダー
e.g. Bus, Train 例えば、バス、電車
Note: One ormore roles can be covered by one entity
e.g. IssuingOperating TSM can be the same
e.g. operatingTSM can be the same as Service Operator
注:1つ以上の役割を1つのエンティティによって担うことができる
例えば、TSMを発行することと操作することとを同じにすることができる
例えば、TSMを操作することをサービスオペレーターと同じにすることができる
Issuing 発行
Operating 操作

図12
PUBLICTRANSPORTATION ELECTRONIC TOLL COLLECTION 公共交通電子使用料収受
LOYALTY CARDS ポイントカード
EVENT TICKETING イベントチケッティング
CAR PARKING 駐車
CONTACTLESSREADER SYSTEM 非接触リーダーシステム
LIMITED-USETICKETS 使用制限付きのチケット
SMART PAPERTICKETING スマートペーパーチケッティング
LOYALTY ロイヤルティ
CLOSED LOOPPAYMENTS 閉ループ支払い
PUBLICTRANSPORTATION ACCESS MANAGEMENT 公共交通アクセス管理
MICROPAYMENT マイクロペイメント
ADVANCED PUBLICTRANSPORTATION ACCESS MANAGEMENT 高度な公共交通アクセス管理
LOYALTYPROGRAMS ロイヤルティプログラム
E-GOVERNMENT 電子政府
MULTI-APPLICATION マルチアプリケーション
MISMARTAPP MISMARTアプリ
MOBILE READERSDK モバイルリーダーSDK
CONSUMER INTERACTIONS 消費者インタラクション
SMART ADVERTISEMENT スマート広告
GOODS AND DEVICE AUTHENTICATION 商品及びデバイス認証
LOYALTY(VOUCHERS, COUPONS, ETC.) ロイヤルティ(バウチャー、クーポン等)
GAMING ゲーミング
BUSSINESS CARDS ビジネスカード
OFFLINEDIAGNOSTICS オフライン診断
DEVICECALIBRATION/CONFIGURATION デバイス較正/構成
NFC SYSTEM NFCシステム
TRACK AND TRACEALONG THE SUPPLY CHAIN サプライチェーンに沿ったトラックアンドトレース
DOCUMENTTRACKING AND AUTHENTICATION 文書追跡及び認証
ACCESS CONTROL アクセス制御
TAGGING OFMEDICAL DEVICES 医療デバイスのタグ付け
COUNTERFEIT PROTECTIONFOR CONSUMER GOODS 消費財の偽造防止
SKI-TICKETING スキーチケッティング

図13
Secure Element セキュアエレメント
ContactlessReader Framework 非接触リーダーフレームワーク
VC Manager VCマネージャー
Service Manager サービスマネージャー
MiFAREImplementation MiFARE実装
Virtual Card 仮想カード
MiFAREApplication MiFAREアプリケーション
ContactlessTerminal 非接触端末
Android device Androidデバイス
Host CPU ホストCPU
NFC Controller NFCコントローラー
NFC Reader NFCリーダー

Claims (20)

  1. 共通料金支払い及び収受システムであって、
    該システムは、1つ以上の論理機械によって、
    旅行者の電子デバイスを介して、複数の異なる交通システムによって旅行を行程ごとにスケジュールしたり、予約したり、または計画したりするための相互運用性を有するアプリケーションを使用し、
    前記旅行者の電子デバイスを介して、ユーザーの位置を決定し、前記ユーザーの位置における近傍交通システムを表示し、第1の近傍交通システムを選択し、
    前記旅行者の電子デバイスを介して、前記旅行の第1の行程において選択される前記第1の近傍交通システムの第1のチケッティング技術を識別し、
    選択される前記第1の近傍交通システムで使用可能なものであって、該システムによってそれぞれ識別可能な複数の異なるチケッティング技術から選択される前記第1のチケッティング技術を介してチケット及びパスのうちの少なくとも一方の支払いを認可するように前記旅行者の電子デバイスを構成し、
    前記旅行者の電子デバイスを介して、前記旅行の第2の行程において、第1のチケッティング技術とは異なる複数のチケッティング技術のうちの1つであると共に、選択される第2の近傍交通システムで使用可能なものであって、該システムによって識別可能である第2のチケッティング技術を識別し、
    前記第2のチケッティング技術を介してチケット及びパスのうちの少なくとも一方を認可するように前記旅行者の電子デバイスを構成する、
    ように実行可能である命令を保持する1つ以上のストレージ機械を備え、
    前記近傍交通システムは、GPSサブシステムを介して特定される、共通料金支払い及び収受システム。
  2. 前記第2のチケッティング技術を介してチケット及びパスのうちの少なくとも一方を認可するように前記旅行者のデバイスが自動的に構成された後、動作は、
    アクセスが制約されたエリアのアクセス制御技術を検出し、
    前記旅行者の電子デバイスを前記アクセスが制約されたエリアへのアクセスを認可するように構成する、ように実行可能である、請求項1に記載の共通料金支払い及び収受システム。
  3. 前記第1のチケッティング技術及び前記第2のチケッティング技術は、NFC技術、非接触カードリーダー技術、QRコード(登録商標)、HTTP API購入、EMVクレジットカード、及びBluetooth(登録商標)技術のうちの1つをさらに含む、請求項1に記載の共通料金支払い及び収受システム。
  4. 前記命令は、前記旅行者の電子デバイスの地理的ロケーションをリアルタイムで特定すること及び前記旅行者の電子デバイスの前記地理的ロケーションの近傍にある特定の交通システムの特定のチケッティング技術を特定するために前記地理的ロケーションを用いることによって、前記特定のチケッティング技術を検出又は特定するアルゴリズムを実行するように実行可能である、請求項1に記載の共通料金支払い及び収受システム。
  5. 前記近傍交通システムは、それぞれ異なる公共交通機関内にある、請求項1に記載の共通料金支払い及び収受システム。
  6. 前記システムは、ユーザーが前記交通機関のうちの各々の交通機関のチケット及びパスのうちの少なくとも一方の支払いをすることを可能にする、請求項5に記載の共通料金支払い及び収受システム。
  7. 共通料金支払い及び収受システムであって、
    該システムは、1つ以上の論理機械によって、
    旅行者の電子デバイスを介して、複数の異なる交通システムによって旅行を行程ごとにスケジュールしたり、予約したり、または計画したりするための相互運用性を有するアプリケーションを使用することと、
    前記旅行者の電子デバイスを介して、ユーザーの位置を決定し、前記ユーザーの位置における近傍交通システムを表示し、第1の近傍交通システムを選択することと、
    前記旅行者の電子デバイスを介し前記旅行の第1の行程において選択される前記第1の近傍交通システムの第1のチケッティング技術を自動的に識別することであって、該第1のチケッティング技術は、複数の異なる交通システムのうちの特定の交通システムにおいて使用可能であるものとして、該システムによってそれぞれ自動的に識別可能である複数の異なるチケッティング技術のうちの1つであることと、
    前記旅行者の電子デバイスと前記第1のチケッティング技術のリーダーとの間に第1の通信を開始するとともに該第1の通信に応答してチケット及びパスのうちの少なくとも一方を認可するように、前記旅行者の電子デバイスを自動的に構成することと、
    前記旅行者の電子デバイスを介し前記旅行の第2の行程において、選択される第2の近傍交通システムの第2のチケッティング技術を自動的に識別することであって、該第2のチケッティング技術は、前記第1のチケッティング技術とは異なるとともに、複数の異なる交通システムのうちの特定の交通システムにおいて使用可能であるものとして、該システムによってそれぞれ自動的に識別可能である複数の異なるチケッティング技術のうちの1つであることと、
    前記旅行者の電子デバイスと前記第2のチケッティング技術のリーダーとの間に第2の通信を開始するとともに該第2の通信に応答してチケット及びパスのうちの少なくとも一方を認可するように、前記旅行者の電子デバイスを自動的に構成することと、
    を行うように実行可能である命令を保持する1つ以上のストレージ機械を備え、
    前記第2の通信は、前記第1の通信とは異なるプロトコルを有し、
    前記近傍交通システムは、GPSサブシステムを介して特定される、共通料金支払い及び収受システム。
  8. 前記第1のチケッティング技術及び前記第2のチケッティング技術は、NFC技術、非接触カードリーダー技術、QRコード(登録商標)、EMVクレジットカード及びBluetooth(登録商標)技術のうちの少なくとも1つである、請求項7に記載の共通料金支払い及び収受システム。
  9. 前記命令は、NFC技術、BLE技術、非接触カード技術、EMVクレジットカード技術、及びQRコード(登録商標)技術を含む複数の自動的に識別可能なチケッティング技術の中の特定のチケッティング技術を検出又は特定するアルゴリズムを実行するように実行可能であり、
    前記チケッティング技術がNFCであると判断された場合、前記旅行者のデバイスは、NFC通信を通じてチケット及びパスのうちの少なくとも一方を認可するために、前記旅行者のデバイスと交通システムのNFCリーダーとの間で前記NFC通信を開始するためのNFC通信プロトコル用に構成され、
    前記チケッティング技術がBLEであると判断された場合、前記旅行者のデバイスは、BLE通信を通じてチケット及びパスのうちの少なくとも一方を認可するために、前記旅行者のデバイスと交通システムのBLEリーダーとの間で前記BLE通信を開始するためのBLE通信プロトコル用に構成され、
    前記チケッティング技術が非接触カードを要求すると判断された場合、非接触カード通信を通じてチケット及びパスのうちの少なくとも一方を認可するために、前記旅行者のデバイスと交通システムの非接触カードリーダーとの間で前記非接触カード通信を開始するように、仮想非接触カードが前記旅行者のデバイスのセキュアエレメント上で構成され、
    前記チケッティング技術がEMVクレジットカードであると判断された場合、前記旅行者のデバイスは、EMV通信を通じてチケット及びパスのうちの少なくとも一方を認可するために、前記旅行者のデバイスと交通システムのEMVクレジットカードリーダーとの間で前記EMVクレジットカード通信を開始するためのEMVクレジットカード通信プロトコル用に構成され、
    前記チケッティング技術がQRコード(登録商標)であると判断された場合、前記旅行者のデバイスは、QRコード(登録商標)通信を通じてチケット及びパスのうちの少なくとも一方を認可するために、前記旅行者のデバイスと交通システムのQRコード(登録商標)リーダーとの間で前記QRコード(登録商標)通信を開始するためのQRコード(登録商標)通信用に構成される、請求項7に記載の共通料金支払い及び収受システム。
  10. 前記近傍交通システムは、それぞれ異なる公共交通機関内にある、請求項7に記載の共通料金支払い及び収受システム。
  11. 前記システムは、ユーザーが前記交通機関のうちの各々の交通機関のチケット及びパスのうちの少なくとも一方の支払いをすることを可能にする、請求項10に記載の共通料金支払い及び収受システム。
  12. 共通料金支払い及び収受システムであって、
    該システムは、1つ以上の論理機械によって、
    旅行者の電子デバイスを介して、複数の異なる交通システムによって旅行を行程ごとにスケジュールしたり、予約したり、または計画したりするための相互運用性を有するアプリケーションを使用することと、
    前記旅行者の電子デバイスを介して、前記旅行の第1の行程における第1の近傍交通システムの第1のチケッティング技術を自動的に識別することであって、該第1のチケッティング技術は、複数の異なる交通システムのうちの特定の交通システムにおいて使用可能であるものとして、該システムによってそれぞれ自動的に識別可能である複数の異なるチケッティング技術のうちの1つであることと、
    前記旅行者の電子デバイスと前記第1のチケッティング技術のリーダーとの間に第1の通信を開始するとともに該第1の通信に応答してチケット及びパスのうちの少なくとも一方を認可するように、前記旅行者の電子デバイスを自動的に構成することと、
    前記旅行者の電子デバイスを介して、前記旅行の第2の行程における第2の近傍交通システムの第2のチケッティング技術を自動的に識別することであって、該第2のチケッティング技術は、前記第1のチケッティング技術とは異なるとともに、複数の異なる交通システムのうちの特定の交通システムにおいて使用可能であるものとして、該システムによってそれぞれ自動的に識別可能である複数の異なるチケッティング技術のうちの1つであることと、
    前記旅行者の電子デバイスと前記第2のチケッティング技術のリーダーとの間に第2の通信を開始するとともに該第2の通信に応答してチケット及びパスのうちの少なくとも一方を認可するように、前記旅行者の電子デバイスを自動的に構成することと、
    を行うように実行可能である命令を保持する1つ以上のストレージ機械を備え、
    前記第2の通信は、前記第1の通信とは異なるプロトコルを有し、
    前記第1の近傍交通システムおよび前記第2の近傍交通システムの少なくともいずれか一方は、GPSサブシステムを介して特定され、
    前記第1のチケッティング技術及び前記第2のチケッティング技術は、NFC技術、非接触カードリーダー技術、QRコード(登録商標)、EMVクレジットカード、及びBluetooth(登録商標)技術のうちの1つであり、
    前記命令は、特定の交通システムに用いるための特定のチケッティング技術を検出又は特定するアルゴリズムを実行するように実行可能であり、
    前記第1の近傍交通システムおよび前記第2の近傍交通システムの少なくともいずれか一方は、それぞれ異なる公共交通機関(PTA)内にあり、
    該システムは、前記交通機関の各々の交通機関のチケット及びパスのうちの少なくとも一方の支払いをすることを可能にする、共通料金支払い及び収受システム。
  13. 前記命令は、前記交通機関のうちの各々の交通機関のスケジュールを表示するように実行可能である、請求項12に記載の共通料金支払い及び収受システム。
  14. 前記命令は、公共交通機関認可方法を特定するように実行可能である、請求項12に記載の共通料金支払い及び収受システム。
  15. 前記命令は、モバイルデバイスプロトコルを特定するように実行可能である、請求項12に記載の共通料金支払い及び収受システム。
  16. 前記命令は、アクセス方法がホストカードエミュレーション(HCE)であるか否かを判断するように実行可能である、請求項12に記載の共通料金支払い及び収受システム。
  17. 前記命令は、旅客デバイスを公共交通機関の特定の非接触リーダーのために自動的に構成するように実行可能である、請求項12に記載の共通料金支払い及び収受システム。
  18. 前記命令は、アクセスタイプを特定するように実行可能であり、該アクセスタイプは非接触リーダーである、請求項12に記載の共通料金支払い及び収受システム。
  19. 前記命令は、アクセスタイプを特定するように実行可能であり、該アクセスタイプは、BLEシステム、NFCシステム、非接触クレジットカード、QRコード(登録商標)、及びEMVクレジットカードのうちの少なくとも1つである、請求項12に記載の共通料金支払い及び収受システム。
  20. 前記命令は、アクセスタイプを特定するように実行可能であり、該アクセスタイプは、非接触スマートカード用の電子チケッティング標準マイクロプロセッサである、請求項12に記載の共通料金支払い及び収受システム。
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