JP6899684B2 - パワーコンポーネント - Google Patents

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Description

本発明は、パワーコンポーネントに関する。
図1は、パワーコンポーネント200を備えるパワーエレクトロニクス装置100のブロック図である。パワーコンポーネント200はインバータ装置であり、電源104からDCリンク106を介して直流電圧VDCを受け、交流に変換して負荷102に供給する。DCリンク106には平滑コンデンサ108が接続される。たとえば負荷102は3相モータである。
パワーコンポーネント200はスイッチング回路202、ハイサイドゲートドライブ回路206、ローサイドゲートドライブ回路208、電流・電圧検出回路230、A/Dコンバータ232、コントローラ234を備える。
スイッチング回路202は、U相、V相、W相の3本のレグ203U〜203Wを有し、各レグ203U〜203Wは、上アームであるハイサイドスイッチMHと、下アームであるローサイドスイッチMLを含む。
ハイサイドゲートドライブ回路206およびローサイドゲートドライブ回路208は、コントローラ234からの制御指令S1にもとづいてゲート駆動信号S2を生成し、ハイサイドスイッチMH(U〜W)およびローサイドスイッチML(U〜W)に供給する。電流・電圧検出回路230は、負荷102に供給される電圧、電流を検出する。A/Dコンバータ232は、電流・電圧検出回路230によって検出された電流値あるいは電圧値S3をデジタル値に変換する。コントローラ234は、電流、電圧に応じたデジタル値に基づいて制御指令S1を生成する。
特開1999−260645号公報 特開2005−327828号公報
三相インバータ202の出力から、パワーコンポーネント200の出力端子(交流出力)OUTU〜OUTWを経てモータ102に至る出力線(モータ線)には、交流電流が流れるため、ノイズが発生する。このノイズを抑制するために、フェライトコアを用いる場合がある。
図2は、従来のパワーコンポーネント200の内部を模式的に示す図である。スイッチング回路202を構成するハイサイドスイッチおよびローサイドスイッチは、パワーモジュール210に内蔵されている。配線214U〜214Wはそれぞれ、パワーモジュール210の3相の交流出力212U〜212Wを、パワーコンポーネント200の出力端子OUTU〜OUTWと接続する。フェライトコア220は、その内部に配線214が挿通するように設けられる。
図2のパワーコンポーネント200では、フェライトコア220がパワーコンポーネント200の筐体201の内部に設けられるため、筐体201の内部にフェライトコア220を配置するスペースが必要となる。
また十分なノイズ対策のために、配線214をフェライトコア220に巻回する回数(巻数)をトライアンドエラーで変更したい場合がある。この場合に図2の構成では、その度に筐体201の内部にアクセスし、配線214を取り外してフェライトコア220に巻き直す必要がある。
本発明は係る課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、小型化が可能であり、および/または、ノイズ対策が容易なパワーコンポーネントの提供にある。
本発明のある態様は、パワーコンポーネントに関する。パワーコンポーネントは、パワーモジュールと、パワーモジュールの交流出力と接続される出力端子と、出力端子から引き出される出力ラインが挿通されるフェライトコアと、その内部にパワーモジュールを収容するとともに、その外側にフェライトコアを支持可能に構成された筐体と、を備える。
この態様によると、筐体の外側にフェライトコアを設置するスペースを確保しておくことにより、サイズを小さくできる。また、フェライトコアが筐体の外側に位置するため、ノイズ対策のために巻数を変更したりするのが容易となる。
筐体は、フェライトコアが嵌合する凹部を有してもよい。これによりフェライトコアを所定の位置に確実に固定できる。
筐体は、パワーモジュールの交流出力に対応する部分に設けられた開口を有してもよい。フェライトコアは、開口の近傍に支持されてもよい。これにより配線長を短くでき、さらなる小型化に資することになる。
フェライトコアの軸は、筐体の表面と平行であってもよい。これにより、フェライトコアに配線を巻回するのが容易となる。
フェライトコアの軸は、筐体の表面と垂直であってもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、パワーコンポーネントを小型化でき、またはノイズ対策が容易となる。
パワーコンポーネントを備えるパワーエレクトロニクス装置のブロック図である。 従来のパワーコンポーネントの内部を模式的に示す図である。 実施の形態に係るパワーコンポーネントの外観斜視図である。 筐体の外観斜視図である。 パワーコンポーネントの断面図である。 パワーコンポーネントの断面図である。 図7(a)は、変形例に係るパワーコンポーネントの外観斜視図であり、図7(b)は、図7(a)の筐体の平面図である。 射出成形機を示す図である。 射出成形機の電気系統を示すブロック図である。 建設機械の一例であるショベルの外観を示す斜視図である。 ショベルの電気系統や油圧系統などのブロック図である。 蓄電手段の構成例を示す図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図3は、実施の形態に係るパワーコンポーネント300の外観斜視図である。パワーコンポーネント300の等価回路図は、図1のパワーコンポーネント200と同様であってよい。パワーコンポーネント300は、パワーモジュール302、出力端子OUTU〜OUTW、筐体310、フェライトコア320を備える。筐体310の内部には、パワーモジュール302やゲートドライブ回路304などが内蔵される。本発明において筐体310の内部の構造、レイアウトは特に限定されない。
出力端子OUTU〜OUTWはそれぞれ、筐体310の内部においてパワーモジュール(三相インバータ)302の対応する交流出力と接続される。
筐体310は、その外側にフェライトコア320を支持可能に構成される。フェライトコア320を支持する筐体310は、取り外し可能なカバーであってもよい。フェライトコア320には、出力端子OUTU〜OUTWから引き出される出力ライン330U〜330Wが挿通される。フェライトコア320の軸321は、筐体310のフェライトコア320を支持するための表面311と平行である。
図4は、筐体310の外観斜視図である。筐体310には、出力端子OUTU〜OUTWと対応する箇所に、配線330U〜330Wを接続するための開口312が設けられる。フェライトコア320は、開口312の近傍に支持される。より詳しくは筐体310は、図3のフェライトコア320(図4に不図示)が嵌合する凹部314を有する。
図5は、パワーコンポーネント300の断面図である。図5に示すように、フェライトコア320は、フェライトコア320の円周側面に沿った固定バンド322によって固定してもよい。固定バンド322は、その両端において筐体310とねじ止めされてもよい。
以上が実施の形態に係るパワーコンポーネント300の構成である。パワーコンポーネント300によれば、筐体310の外側にフェライトコア320を設置するスペースを確保しておくことにより、筐体310の内部にそのためのスペースが不要となり、筐体310のサイズを小さくできる。また、フェライトコア320が筐体310の外側に位置するため、ノイズ対策のために巻数を変更したりするのが容易となる。
図6は、パワーコンポーネント300の断面図である。図6に示すように出力ライン330Uは、フェライトコア320に巻回してもよい。出力ライン330V,330Wも同様である。出力ライン330の巻数によってノイズ低減の量を調節できるが、トライアンドエラーで巻数を決める場合も多い。この場合に、パワーコンポーネント300によれば、フェライトコア320を筐体310に固定したまま、出力ライン330の巻数を容易に変更でき、ノイズ対策が容易となる。
以上、本発明を実施例にもとづいて説明した。本発明は上記実施形態に限定されず、種々の設計変更が可能であり、様々な変形例が可能であること、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは、当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例を説明する。
(変形例1)
フェライトコア320の配置は、図3のそれに限定されない。図7(a)は、変形例に係るパワーコンポーネント300Aの外観斜視図であり、図7(b)は、図7(a)の筐体310Aの平面図である。フェライトコア320の軸321は、筐体310Aの上面311と垂直であり、すなわちフェライトコア320の円筒の底面が上面311と平行となっている。筐体310Aの上面311には、フェライトコア320の底面が嵌合する凹部314Aが設けられる。また上面311には、2つの開口316,318が設けられる。開口316は、筐体310Aの側面に設けてもよい。図7(a)に示すように、出力端子OUTから引き出された配線330は、フェライトコア320を挿通し、開口318を通過して一旦、筐体310Aの内部に入り、開口316から再び外部に引き出される。配線330を通す順序はこれに限定されない。この変形例によっても、図3のパワーコンポーネント300と同様の効果を得ることができる。
(変形例2)
筐体310は、その上面311ではなく、その側面にフェライトコア320を支持してもよい。
(変形例3)
実施の形態では三相インバータの3本のレグが、1個のパワーモジュール302に内蔵されたがその限りではない。たとえばパワーモジュールは、レグを単位として設けられてもよい。あるいはパワーモジュール302は、ドライバや保護回路が統合されたIPM(Intelligent Power Module)であってもよい。
(変形例4)
実施の形態では、三相モータを駆動するパワーコンポーネント300について説明したが、本発明は駆動対象のモータは三相に限定されず、単相モータやそのほかのモータであってもよい。
(用途)
パワーコンポーネント300(300A)は、産業用機械、電気自動車、電動建設機械等、幅広い分野に用いることができる。
(射出成形機)
図8は、射出成形機600を示す図である。射出成形機600は主として、射出装置611、型締装置612、エジェクタ装置671を備える。これらはベースフレーム613の上に支持されている。また射出成形機600には、着脱可能な金型装置643が取り付けられる。
(1)金型装置
金型装置643は固定金型644および可動金型645を含み、型締装置612に取り付けられる。射出装置611は、樹脂を加熱して溶かし、金型装置643の内部空間に流し込む(射出)。型締装置612は、固定金型644と可動金型645とを締結し、内部の樹脂に圧力を加え、冷却し、樹脂を金型に応じた形状に成形する。エジェクタ装置671は、成形された樹脂(成形品)を金型装置643から取り出す。
(2)射出装置
射出装置611は、射出装置フレーム614によって支持されている。ガイド681は、射出装置フレーム614の長手方向に配設される。そして、射出装置フレーム614によってボールねじ軸621が回転自在に支持され、ボールねじ軸621の一端が可塑化移動用モータ622に連結される。また、ボールねじ軸621とボールねじナット623とが螺合させられ、ボールねじナット623と射出装置611とがスプリング624およびブラケット625を介して連結される。したがって、可塑化移動用モータ622を正方向あるいは逆方向に駆動すると、可塑化移動用モータ622の回転運動は、ボールねじ軸621とボールねじナット623との組合せ、すなわち、ねじ装置691によって直線運動に変換され、この直線運動がブラケット625に伝達される。そして、ブラケット625がガイド681に沿って矢印A方向に移動させられ、射出装置611が進退させられる。
また、ブラケット625には、前方(図における左方)に向けて加熱シリンダ615が固定され、加熱シリンダ615の前端(図における左端)に射出ノズル616が配設される。そして、加熱シリンダ615にホッパ617が配設されるとともに、加熱シリンダ615の内部にはスクリュ626が進退(図における左右方向に移動)自在に、かつ、回転自在に配設され、スクリュ626の後端(図における右端)が支持部材682によって支持される。
支持部材682には計量装置駆動用サーボモータ(以下、計量用サーボモータと略称する)683が取り付けられ、この計量用サーボモータ683を駆動することによって発生させられた回転がタイミングベルト684を介してスクリュ626に伝達されるようになっている。
射出装置フレーム614には、スクリュ626と平行にボールねじ軸685が回転自在に支持されるとともに、ボールねじ軸685と射出装置駆動用サーボモータ(以下、射出用サーボモータと略称する)686とがタイミングベルト687を介して連結される。そして、ボールねじ軸685の前端は、支持部材682に固定されたボールねじナット674と螺合させられる。したがって、射出用サーボモータ686を駆動すると、その回転運動は、ボールねじ軸685とボールねじナット674との組合せ、すなわち、ねじ装置692によって直線運動に変換され、直線運動が支持部材682に伝達される。
次に、射出装置611の動作について説明する。まず、計量工程においては、計量用サーボモータ683を駆動し、タイミングベルト684を介してスクリュ626を回転させ、射出用サーボモータ686を駆動し、タイミングベルト687を介してスクリュ626を所定の位置まで後退(図における右方に移動)させる。このとき、ホッパ617から供給された樹脂は、加熱シリンダ615内において加熱されて溶融させられ、スクリュ626の後退に伴ってスクリュ626の前方に溜められる。
次に、射出工程においては、射出ノズル616を固定金型644に押し付け、射出用サーボモータ686を駆動し、タイミングベルト687を介してボールねじ軸685を回転させる。このとき、支持部材682はボールねじ軸685の回転に伴って移動させられ、スクリュ626を前進(図における左方に移動)させるので、スクリュ626の前方に溜められた樹脂は射出ノズル616から射出され、固定金型644と可動金型645との間に形成されたキャビティ空間647に充填される。
(3)型締装置
次に、型締装置612について説明する。型締装置612は、射出装置611と対向するようにしてベースフレーム613に支持される。型締装置612は、固定プラテン651、トグルサポート652、固定プラテン651とトグルサポート652との間に架設されたタイバー653、固定プラテン651と対向して配設され、タイバー653に沿って進退自在に配設された可動プラテン654、および、可動プラテン654とトグルサポート652との間に配設されたトグル機構656を備える。そして、固定プラテン651および可動プラテン654に、互いに対向させて固定金型644および可動金型645がそれぞれ取り付けられる。
トグル機構656は、図示されない型締用サーボモータによってクロスヘッド658をトグルサポート652と可動プラテン654との間で進退させることによって、可動プラテン654をタイバー653に沿って進退させ、可動金型645を固定金型644に対して接離させて、型閉、型締および型開を行うようになっている。
そのために、トグル機構656は、クロスヘッド658に対して揺動自在に支持されたトグルレバー661、トグルサポート652に対して揺動自在に支持されたトグルレバー662、可動プラテン654に対して揺動自在に支持されたトグルアーム663から成り、トグルレバー661とトグルレバー662との間、およびトグルレバー662とトグルアーム663との間がそれぞれリンク結合される。
また、ボールねじ軸664がトグルサポート652に対して回転自在に支持され、ボールねじ軸664と、クロスヘッド658に固定されたボールねじナット665とが螺合させられる。そして、ボールねじ軸664を回転させるために、トグルサポート652の側面に型締用サーボモータ(図示省略)が取り付けられる。
したがって、型締用サーボモータを駆動すると、型締用サーボモータの回転運動が、ボールねじ軸664とボールねじナット665との組合せ、すなわち、ねじ装置693によって直線運動に変換され、直線運動がクロスヘッド658に伝達され、クロスヘッド658は矢印C方向に進退させられる。すなわち、クロスヘッド658を前進(図における右方に移動)させると、トグル機構656が伸展して可動プラテン654が前進させられ、型閉および型締が行われ、クロスヘッド658を後退(図における左方に移動)させると、トグル機構656が屈曲して可動プラテン654が後退させられ、型開が行われる。
(4)電気系統
図9は、射出成形機600の電気系統を示すブロック図である。整流器702は交流電源と接続され、交流電圧を整流する。DCリンク705には平滑コンデンサ703が接続されており、整流器702の出力電圧が平滑化される。コンバータ704は、平滑コンデンサ703に生ずる直流電圧(DCリンク電圧)VDC1を、所定の電圧レベルに安定化し、DCリンク708にDCリンク電圧VDC2を発生する。DCリンク708には平滑コンデンサ706が接続される。DCリンク708には、複数のインバータ720が接続される。各インバータ720は対応するモータ722を駆動する。モータ722A〜722Cは、上述の可塑化移動用モータ622、計量用サーボモータ683、射出用サーボモータ686、型締用サーボモータであってもよい。そのほか射出成形機600にはさまざまなサーボ機構が設けられており、各軸に、インバータ720とモータ722が設けられる。
双方向コンバータ710は、DCリンク708と蓄電モジュール712の間に設けられる。蓄電モジュール712は主としてバックアップ電源として機能し、交流電源が遮断された場合などに、双方向コンバータ710は、コンバータ704に変わって、蓄電モジュール712の電力を平滑コンデンサ706に供給する。また、インバータ720が回生運転を行い、余剰なエネルギーが発生した場合には、双方向コンバータ710はその余剰なエネルギーで蓄電モジュール712を充電する。
図9の双方向コンバータ(昇降圧コンバータ)710および平滑コンデンサ706に、上述したパワーコンポーネント300のアーキテクチャを採用してもよい。図9のコンバータ704および平滑コンデンサ706に、上述したパワーコンポーネント300のアーキテクチャを採用してもよい。図9のインバータ720および平滑コンデンサ706に、上述したパワーコンポーネント300のアーキテクチャを採用してもよい。
パワーコンポーネントは、ショベルやクレーンなどの建設機械にも用いることができる。図10は、建設機械の一例であるショベル500の外観を示す斜視図である。ショベル500は、主として下部走行体(クローラ)502と、下部走行体502の上部に旋回機構503を介して回動自在に搭載された上部旋回体504とを備えている。
旋回体504には、アタッチメント510が取り付けられる。アタッチメント510は、ブーム512と、ブーム512の先端にリンク接続されたアーム514と、アーム514の先端にリンク接続されたバケット516とを備える。ブーム512、アーム514、およびバケット516は、それぞれブームシリンダ520、アームシリンダ522、およびバケットシリンダ524によって油圧駆動される。また、旋回体504には、オペレータを収容するための運転室508や、油圧を発生するためのエンジン506といった動力源が設けられている。
図11は、ショベル500の電気系統や油圧系統などのブロック図である。なお、図11では、機械的に動力を伝達する系統を二重線で、油圧系統を太い実線で、操縦系統を破線で、電気系統を細い実線でそれぞれ示している。
エンジン506および電動発電機530の回転軸は、共に減速機532の入力軸に接続され、互いに連結されている。エンジン506の負荷が大きいときには、電動発電機530が自身の駆動力によりエンジン506の駆動力を補助(アシスト)し、電動発電機530の駆動力が減速機532の出力軸を経てメインポンプ534に伝達される。一方、エンジン506の負荷が小さいときには、エンジン506の駆動力が減速機532を経て電動発電機530に伝達されることにより、電動発電機530が発電を行う。
電動発電機530はアシスト用インバータ531の2次側(出力)端に接続される。アシスト用インバータ531は、コントローラ540(アシスト用インバータコントローラ)からの指令にもとづき、電動発電機530の運転制御を行う。電動発電機530の駆動と発電との切りかえは、ショベル500における電気系統の駆動制御を行うコントローラ540により、エンジン506の負荷等に応じて行われる。
減速機532の出力軸にはメインポンプ534およびパイロットポンプ536が接続されており、メインポンプ534には高圧油圧ライン542を介してコントロールバルブ544が接続されている。コントロールバルブ544は、ショベル500における油圧系の制御を行う装置である。コントロールバルブ544には、図10に示した下部走行体502を駆動するための油圧モータ550Aおよび550Bの他、ブームシリンダ520、アームシリンダ522およびバケットシリンダ524が高圧油圧ラインを介して接続されており、コントロールバルブ544は、これらに供給する油圧を運転者の操作入力に応じて制御する。
パイロットポンプ536には、パイロットライン552を介して操作手段554が接続されている。操作手段554は、旋回用電動機560、下部走行体502、ブーム512、アーム514およびバケット516を操作するためのレバーやペダルであり、オペレータによって操作される。
操作手段554には、油圧ライン556を介してコントロールバルブ544が接続され、また、油圧ライン558を介して圧力センサ559が接続される。操作手段554は、パイロットライン552を通じて供給される油圧(1次側の油圧)をオペレータの操作量に応じた油圧(2次側の油圧)に変換して出力する。操作手段554から出力される2次側の油圧は、油圧ライン556を通じてコントロールバルブ544に供給されるとともに、圧力センサ559によって検出される。
圧力センサ559は、操作手段554に対して旋回機構503を旋回させるための操作が入力されると、この操作量を油圧ライン558内の油圧の変化として検出する。圧力センサ559は、油圧ライン558内の油圧を表す電気信号を出力する。この電気信号は、旋回指令としてコントローラ540に入力され、旋回用電動機560の駆動制御に用いられる。
コントローラ540(旋回用インバータコントローラ)は、操作入力に応じた回転速度指令を受け、レゾルバ562により検出される旋回用電動機560の旋回速度が、回転速度指令と一致するように、旋回用インバータ561を制御する。たとえば旋回用電動機560は、PWM(Pulse Width Modulation)制御指令により旋回用インバータ561によって交流駆動される。
コントローラ540は、CPU(Central Processing Unit)および内部メモリを含む演算処理装置によって構成され、内部メモリに格納された駆動制御用のプログラムをCPUが実行することにより実現される。コントローラ540は、各種センサおよび操作手段554等からの操作入力を受けて、アシスト用インバータ531、旋回用インバータ561および蓄電手段570等の駆動制御を行う。
旋回用電動機560は、図10の旋回機構503に設けられ、上部旋回体504を回動させる交流電動機である。旋回用電動機560の回転軸566には、レゾルバ562、メカニカルブレーキ563および旋回減速機564が接続される。
旋回用電動機560が力行運転を行う際には、旋回用電動機560の回転駆動力の回転力が旋回減速機564にて増幅され、旋回体504が加減速制御され回転運動を行う。また、旋回体504の慣性回転により、旋回減速機564にて回転数が増加されて旋回用電動機560に伝達され、回生電力を発生させる。
レゾルバ562は、旋回用電動機560と機械的に連結され、旋回用電動機560の回転軸566の回転位置および回転角度を検出する。メカニカルブレーキ563は、機械的な制動力を発生させる制動装置であり、コントローラ540からの指令によって、旋回用電動機560の回転軸566を機械的に停止させる。旋回減速機564は、旋回用電動機560の回転軸566の回転速度を減速して旋回機構503に機械的に伝達する。
蓄電手段570は、旋回用インバータ561の電源であり、DCリンク電圧を供給する。蓄電手段570は、蓄電手段を含み、アシスト用インバータ531や旋回用インバータ561が回生運転を行う際には、それらからの回生エネルギーを蓄電可能に構成される。
図12は、蓄電手段570の構成例を示す図である。蓄電手段570は、蓄電モジュール572と、蓄電モジュール572の充放電を制御する双方向コンバータ574と、正極および負極の直流配線からなるDCリンク576とを備えている。DCリンク576には、平滑コンデンサ578が接続される。蓄電モジュール572としては、リチウムイオン電池等の充電可能な2次電池、キャパシタ、そのほか電力の授受が可能なその他の形態の電源を用いることができる。DCリンク576には、アシスト用インバータ531、旋回用インバータ561それぞれの1次側(直流入力)が接続されている。双方向コンバータ574は、コントローラ540によって、DCリンク576に生ずるDCリンク電圧VDCが所定の電圧レベルとなるように制御される。たとえば双方向コンバータ574は昇降圧コンバータであり、電動発電機530や旋回用電動機560が力行運転する際には、双方向コンバータ574を昇圧動作させ、それらに電源を供給する。反対に電動発電機530や旋回用電動機560が回生運転する際には、双方向コンバータ574を降圧動作させ、電動発電機530が発生した電力を蓄電器に回収する。なお、昇降圧コンバータの昇圧動作と降圧動作の切替制御は、DCリンク電圧値、バッテリ電圧値およびバッテリ電流値にもとづき、コントローラ540によって行われる。
以上がショベル500の全体構成である。図12の双方向コンバータ(昇降圧コンバータ)574および平滑コンデンサ578に、上述したパワーコンポーネント300のアーキテクチャを採用してもよい。
図12のアシスト用インバータ531と平滑コンデンサ578に、上述したパワーコンポーネント300のアーキテクチャを採用してもよい。図12の旋回用インバータ561と平滑コンデンサ578に、上述したパワーコンポーネント300のアーキテクチャを採用してもよい。
そのほか、実施の形態に係るパワーコンポーネント300は、電気自動車や電動フォークリフト、AGV(無人搬送車)にも採用することができる。
100…パワーエレクトロニクス装置、102…モータ、104…電源、106…DCリンク、108…平滑コンデンサ、200…パワーコンポーネント、202…スイッチング回路、203…レグ、206…ハイサイドゲートドライブ回路、208…ローサイドゲートドライブ回路、210…パワーモジュール、212…出力端子、214…配線、220…フェライトコア、230…電流・電圧検出回路、232…A/Dコンバータ、234…コントローラ、300…パワーコンポーネント、302…パワーモジュール、304…ゲートドライブ回路、310…筐体、312…開口、320…フェライトコア、330…出力ライン。

Claims (5)

  1. パワーモジュールと、
    前記パワーモジュールの交流出力と接続される出力端子と、
    前記出力端子から引き出される出力ラインが挿通されるフェライトコアと、
    その内部に前記パワーモジュールを収容するとともに、その外側に前記フェライトコアを支持可能に構成された筐体と、
    を備え、
    前記筐体は、前記フェライトコアが嵌合する凹部を有し、前記フェライトコアは、前記出力ラインが巻き回された状態で、前記筐体の凹部に嵌合可能であることを特徴とするパワーコンポーネント。
  2. 前記フェライトコアの軸は、前記筐体の前記凹部が形成される表面と平行であることを特徴とする請求項に記載のパワーコンポーネント。
  3. 前記筐体は前記パワーモジュールの交流出力に対応する部分に設けられた開口を有し、
    前記フェライトコアは、前記開口の近傍に支持されることを特徴とする請求項1または2に記載のパワーコンポーネント。
  4. 前記フェライトコアを前記筐体に固定した状態で、前記出力ラインを前記フェライトコアに巻回可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のパワーコンポーネント。
  5. 前記フェライトコアの軸は、前記筐体の前記凹部が形成される表面と垂直であり、
    前記筐体の前記凹部が形成される表面には、前記フェライトコアの穴とオーバーラップする第1開口と、前記第1開口とは別に設けられた第2開口と、が形成されており、
    前記第1開口と前記第2開口を通じて、前記フェライトコアに前記出力ラインを巻き回し可能であることを特徴とする請求項1に記載のパワーコンポーネント。
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