JP6898015B1 - Ptcヒータユニットおよびその製造方法 - Google Patents

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【課題】リードタイムを短くすることができ、かつ、電極層と放熱電極板との接触性を改善することができるPTCヒータユニットおよびその製造方法を提供する。【解決手段】複数のPTCサーミスタ素子10Aを並列に並べたPTCサーミスタ素子配列体10を第1放熱電極板21と第2放熱電極板22とで挟み、配置枠30に配設する。第1放熱電極板21及び第2放熱電極板22には、各PTCサーミスタ素子10Aの境界の少なくとも一部に対応して、1以上の切れ目23が形成されている。第2放熱電極板22は、配置枠30に対してかしめることにより固定する。【選択図】図1

Description

本発明は、PTCサーミスタ素子を有するPTCヒータユニットおよびその製造方法に関する。
従来より、PTC(Positive Temperature Coefficient)サーミスタ素子を用いたヒータが知られている。PTCサーミスタ素子は、低温で固有の抵抗値を持つために発熱体として作用し、かつ、所定温度(キュリー温度)以上では急激に抵抗値が増大して通電を抑制するという自己温度制御機能を有しているので、安全性の高いヒータを実現できる。なお、近年では、温水ヒータとしての需要も増加している。これは、化石燃料を使用しない次世代自動車として注目されているハイブリット車、プラグインハイブリッド車、電気自動車、及び、燃料電池車では、従来のようにガソリンエンジンの排熱を利用した暖房ができないので、暖房用の熱源として用いるためである。この種の温水ヒータでは、例えば、半導体セラミックよりなる発熱素子に一対の電極層を形成したPTCサーミスタ素子に接着剤を介して一対の放熱電極板を張り合わせたヒータユニットが用いられている(例えば、特許文献1参照)。このように接着剤によりPTCサーミスタ素子と放熱電極板とを貼り合わせれば、PTCサーミスタ素子と放熱電極板とを一体化し、ユニット化することができると共に、接着剤によりPTCサーミスタ素子と放熱電極板との間のエアーギャップを埋めることができるので、熱伝導効率を向上させることができる。
特開2018−121588号公報
しかしながら、接着剤を用いる場合、接着剤には例えばシリコン系接着剤が用いられるが、PTCサーミスタ素子の電極層を銀により構成すると、銀電極層とシリコン系接着剤との接着性が悪いので、組立工程において剥離してしまう場合があるという問題があった。そのため、エアーギャップにはシリコン系接着剤が介在しているので熱伝導性には寄与できるものの、剥がれなどにより導通不良が発生し、電力不足等の特性が低下してしまうという問題があった。また、接着剤を用いる場合には、接着剤を塗布した後、乾燥させる時間が必要となり、リードタイムが長く生産効率が悪いという問題もあった。更に、接着剤を用いる場合には、接着剤を塗布する印刷機等や、接着させる通電プレス接着機等が必要となり、設備の増設が必要であるのみでなく、設備の設置場所及び人員も確保しなければならないという問題もあった。
本発明は、このような問題に基づきなされたものであり、電極層と放熱電極板との接触性を改善することができ、かつ、リードタイムを短くすることができるPTCヒータユニットおよびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明のPTCヒータユニットは、発熱素子に第1電極層及び第2電極層が配設された複数のPTCサーミスタ素子を並列に並べたPTCサーミスタ素子配列体と、このPTCサーミスタ素子配列体に対して、各第1電極層と接触するように配設された第1放熱電極板、及び、各第2電極層と接触するように配設された第2放熱電極板と、PTCサーミスタ素子配列体の配列方向における側部を少なくとも囲むように形成され、第1放熱電極板及び第2放熱電極板が配設された配置枠とを備え、第1放熱電極板、及び、第2放熱電極板の少なくとも一方には、複数のPTCサーミスタ素子の境界の少なくとも一部に対応して、1以上の切れ目又は溝が形成されたものである。
本発明のPTCヒータユニットの製造方法は、発熱素子に第1電極層及び第2電極層が配設された複数のPTCサーミスタ素子を並列に並べたPTCサーミスタ素子配列体を、各第1電極層と接触するように配設された第1放熱電極板と、各第2電極層と接触するように配設された第2放熱電極板とで挟み、PTCサーミスタ素子の配列方向における側部を少なくとも囲むように形成され配置枠に対して、第1放熱電極板及び第2放熱電極板を配設したPTCヒータユニットを製造するものであって、第1放熱電極板、及び、第2放熱電極板の少なくとも一方には、複数のPTCサーミスタ素子の境界の少なくとも一部に対応して、1以上の切れ目又は溝が形成されたものを用い、配設枠に第1放熱電極板を配置し、第1放熱電極板の上にPTCサーミスタ素子配列体、及び、第2放熱電極板をこの順に配置した後、第2放熱電極板を配置枠に対してかしめることにより固定するものである。
本発明によれば、第1放熱電極板、及び、第2放熱電極板の少なくとも一方に、複数のPTCサーミスタ素子の境界の一部に対応して、1以上の切れ目又は溝を形成するようにしたので、各PTCサーミスタ素子の厚みばらつき等があっても、各PTCサーミスタ素子の厚みに対応して第1放熱電極板及び第2放熱電極板を密着させることができる。よって、エアーギャップに起因する導通時の放電による電極焼けや熱伝導ロスを抑制することができる。
また、接着剤を用いることなくPTCサーミスタ素子と第1放熱電極板及び第2放熱電極板を密着させることができるので、接着剤の剥がれによる導通不良の発生がなく、更に、接着剤の乾燥時間が不要となり、リードタイムを短縮することができる。加えて、接着剤との接着性を考慮する必要がないので、第1電極層及び第2電極層の材料の選定に制限がなく、設計の幅を広くすることができる。
更にまた、第2放熱電極板を配置枠に対してかしめるようにすれば、接着剤を用いることなく、容易に固定することができる。
本発明の一実施の形態に係るPTCヒータユニットの全体構成を表す斜視図である。 図1に示したPTCヒータユニットを分解して表す斜視図である。 図2に示したPTCサーミスタ素子の構成を拡大して表す断面図である。 図1に示したPTCヒータユニットの一部を拡大して表す断面図である。 図1に示したPTCヒータユニットの他の一部を拡大して表す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るPTCヒータユニット1の構成を表すものである。図2はPTCヒータユニット1を分解して表すものである。図3はPTCヒータユニット1のPTCサーミスタ素子10Aの断面構成を拡大して表すものである。図4はPTCヒータユニット1の第1放熱電極板21の配置枠30に対する配置構造を拡大して表すものである。図5はPTCヒータユニット1の第2放熱電極板22の配置枠30に対する配置構造を拡大して表すものである。このPTCヒータユニット1は、複数のPTCサーミスタ素子10Aを並列に並べたPTCサーミスタ素子配列体10と、このPTCサーミスタ素子配列体10に対して配設された第1放熱電極板21及び第2放熱電極板22と、これら第1放熱電極板21及び第2放熱電極板22が配設された配置枠30とを備えている。
各PTCサーミスタ素子10Aは、発熱素子11に第1電極層12及び第2電極層13が配設された構成を有している。発熱素子11は、例えば、半導体セラミック板よりなり、構成材料としては、例えば、主成分としてチタン酸バリウム(BaTiO)系化合物を含む焼結体が挙げられる。発熱素子11の主成分の具体的な組成としては、例えば、BaTiOのBaサイトの一部を、他の2価の金属、すなわちベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム及びラジウムからなる群から選択される少なくとも1種の元素で置換し、Tiサイトの一部を、他の4価の金属、すなわちジルコニウム、ハフニウム及びラザホージウムからなる群から選択される少なくとも1種の元素で置換したものが挙げられる。また、SiO、MnO、3価の金属、又は、5価の金属等の他の副成分を含んでいてもよい。
第1電極層12及び第2電極層13は、例えば、銀又はアルミニウムにより構成されており、発熱素子11の厚み方向において対向する面にそれぞれ設けられている。
各PTCサーミスタ素子10Aは、発熱素子11に対する第1電極層12及び第2電極層13の積層方向を平行にして並べられており、第1放熱電極板21及び第2放熱電極板22に対して並列にそれぞれ接続されている。なお、図1及び図2では、PTCサーミスタ素子10Aを並列に6個(3個ずつ2列)並べた場合について示したが、配列数及び配列方法は任意である。
第1放熱電極板21及び第2放熱電極板22は、例えば、ステンレス等の金属により構成されている。第1放熱電極板21は、各第1電極層12と接触するように配設され、第1電極層12と接触する第1本体部21Aを有している。第1本体部21Aは、例えば、各第1電極層12と接触する領域を有していればよく、各第1電極層12に対応する部分よりも広く形成されていてもよい。また、第1放熱電極板21は、例えば、第1本体部21Aから突出して設けられ、配置枠30に配設するための第1爪部21Bと、第1本体部21Aから突出して設けられた第1端子21Cとを有している。第1端子21Cには、図示しない電線が電気的に接続される。
第2放熱電極板22は、各第2電極層13と接触するように配設されており、第2電極層13と接触する第2本体部22Aを有している。第2本体部22Aは、例えば、各第2電極層13と接触する領域を有していればよく、各第2電極層13に対応する部分よりも広く形成されていてもよい。また、第2放熱電極板22は、例えば、第2本体部22Aから突出して設けられ、配置枠30に配設するための第2爪部22Bと、第2本体部22Aから突出して設けられた第2端子22Cとを有している。第2端子22Cには、図示しない電線が電気的に接続される。
第1放熱電極板21、及び、第2放熱電極板22には、各PTCサーミスタ素子10Aの境界の少なくとも一部に対応して、1以上の切れ目23が形成されている。具体的には、第1本体部21A、及び、第2本体部22Aに切れ目23が形成されている。切れ目23を設けることにより、各PTCサーミスタ素子10Aの厚みばらつき等があっても、各PTCサーミスタ素子10Aの厚みに対応して第1放熱電極板21及び第2放熱電極板22を密着させることができるからである。なお、本実施の形態においては、第1本体部21A、及び、第2本体部22Aに、各PTCサーミスタ素子10Aの境界に沿って、一方向に1本の切れ目23Aが形成され、その両側に、一方向に対して垂直方向にそれぞれ2本の切れ目23Bが形成されている。
切れ目23は、例えば、第1本体部21A又は第2本体部22Aの周縁部には形成しないことが好ましい。すなわち、切れ目23は、第1本体部21A又は第2本体部22Aの周縁部を除いた内側領域に形成することが好ましい。周縁部まで切れ目23を入れると、プレス成型時や組立工程での取り扱いにおいて、第1放熱電極板21同士又は第2放熱電極板22同士の切れ目23に互いに入り込み、曲がって変形してしまう場合があるからである。また、交差する方向に複数の切れ目23を入れる場合には、それらが重なって交差する交差部分を設けないようにすることが好ましい。すなわち、一方向の切れ目23Aと、これと交差する方向の切れ目23Bとを設ける場合には、それらが重なって連続しないように設けることが好ましい。第1放熱電極板21及び第2放熱電極板22の形状を保持することが難しくなるからである。
切れ目23の幅は、例えば、0.5mm以上2mm以下とすることが好ましく、0.7mm以上1mmとすればより好ましい。幅が狭すぎると加工が難しくなり、幅が広すぎると放熱性が低下してしまう場合があるからである。また、切れ目23を設けない周縁部の幅は、例えば、0.3mm以上1mm以下とすることが好ましく、0.4mm以上0.7mm以下とすればより好ましい。幅が狭すぎると切断されてしまう可能性が高くなり、幅が広すぎると各PTCサーミスタ素子10Aの厚みのばらつきに対応して密着する効果が低くなってしまうからである。
配置枠30は、例えば、プラスチック等の合成樹脂により構成されており、PTCサーミスタ素子配列体10の配列方向における側部を少なくとも囲むように形成されている。配置枠30には、例えば、第1放熱電極板21の第1爪部21Bを配設する第1凹部31が内側に開口して設けられている。また、配置枠30には、例えば、第2放熱電極板22の第2爪部22Bを配設する第2凹部32が第2放熱電極板22の側の面に設けられている。第1放熱電極板21は、例えば、第1爪部21Bを第1凹部31に対応させて配置することにより配置枠30に対して位置決めされ、第2放熱電極板22は、例えば、第2爪部22Bを第2凹部32に対応させて配置することにより配置枠30に対して位置決めされるようになっている。
また、第2放熱電極板22は、例えば、第2爪部22Bの先端部を配置枠30の外側に回して配置枠30の第1放熱電極板21の側の面に折り返し、かしめることにより固定されている。これにより、第1放熱電極板21は、例えば、配置枠30と、配置枠30に固定された第2放熱電極板22とにより固定される。なお、第1放熱電極板21及び第2放熱電極板22は、所定の圧力でPTCサーミスタ素子配列体10を挟持できるように配置枠30に対して配設されることが好ましい。
このPTCヒータユニット1は、例えば、熱交換器等のケースの中に絶縁熱伝導シートで挟んで収納し、所定の強度で締め付けて、ヒータとして用いることができる。
このPTCヒータユニット1は、例えば、次のようにして製造することができる。まず、配置枠30の第1凹部31に第1放熱電極板21の第1爪部21Bを合わせて位置決めし、配置枠30に第1放熱電極板21を配置する。次いで、第1放熱電極板21の上に複数のPTCサーミスタ素子10Aを並列に並べて配置し、PTCサーミスタ素子配列体10を配置する。続いて、PTCサーミスタ素子配列体10の上に第2放熱電極板22を配置する。すなわち、第1放熱電極板21の上にPTCサーミスタ素子配列体10、及び、第2放熱電極板22をこの順に配置する。第2放熱電極板22を配置する際には、配置枠30の第2凹部32に第2放熱電極板22の第2爪部22Bを合わせて位置決めする。次に、第2爪部22Bの先端部を配置枠30の外側に回して第1放熱電極板21の側の面に折り返し、かしめることにより固定する。これにより、配置枠30に第1放熱電極板21及び第2放熱電極板22が固定され、その間にPTCサーミスタ素子配列体10が挟持される。
このように本実施の形態によれば、第1放熱電極板21、及び、第2放熱電極板22に、複数のPTCサーミスタ素子10Aの境界の一部に対応して、1以上の切れ目23を形成するようにしたので、各PTCサーミスタ素子10Aの厚みばらつき等があっても、各PTCサーミスタ素子10Aの厚みに対応して第1放熱電極板21及び第2放熱電極板22を密着させることができる。よって、エアーギャップに起因する導通時の放電による電極焼けや熱伝導ロスを抑制することができる。
また、接着剤を用いることなくPTCサーミスタ素子10Aと第1放熱電極板21及び第2放熱電極板22を密着させることができるので、接着剤の剥がれによる導通不良の発生がなく、更に、接着剤の乾燥時間が不要となり、リードタイムを短縮することができる。加えて、接着剤との接着性を考慮する必要がないので、第1電極層12及び第2電極層13の材料の選定に制限がなく、設計の幅を広くすることができる。
更にまた、第2放熱電極板22を配置枠30に対してかしめるようにすれば、接着剤を用いることなく、容易に固定することができる。
以上、実施の形態及び実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態では、各構成要素について具体的に説明したが、各構成要素の具体的な構成は異なっていてもよい。また、上述した各構成要素の全てを備えていなくてもよく、他の構成要素を備えていてもよい。
また、上記実施の形態では、第1放熱電極板21及び第2放熱電極22に切れ目23を設ける場合について説明したが、第1放熱電極板21又は第2放熱電極22のどちらか一方に設けるようにしてもよい。
更に、上記実施の形態では、第1放熱電極板21及び第2放熱電極22に切れ目23を設けるようにしたが、切れ目23に変えて溝を設けるようにしてもよく、又は、切れ目23の少なくとも一部を溝に変えてもよい。この場合も、上述したように、第1放熱電極板21又は第2放熱電極22のどちらか一方に設けるようにしてもよい。
車の暖房用ヒータ等に用いることができる。
1…PTCヒータユニット、10…PTCサーミスタ素子配列体、10A…PTCサーミスタ素子、11…発熱素子、12…第1電極層、13…第2電極層、21…第1放熱電極板、21A…第1本体部、21B…第1爪部、21C…第1端子、22…第2放熱電極板、22A…第2本体部、22B…第2爪部、22C…第2端子、23,23A,23B…切れ目、30…配置枠、31…第1凹部、32…第2凹部

Claims (2)

  1. 発熱素子に第1電極層及び第2電極層が配設された複数のPTCサーミスタ素子を並列に並べたPTCサーミスタ素子配列体と、
    このPTCサーミスタ素子配列体に対して、前記各第1電極層と接触するように配設された第1放熱電極板、及び、前記各第2電極層と接触するように配設された第2放熱電極板と、
    前記PTCサーミスタ素子配列体の配列方向における側部を少なくとも囲むように形成され、前記第1放熱電極板及び前記第2放熱電極板が配設された配置枠とを備え、
    前記第1放熱電極板、及び、前記第2放熱電極板の少なくとも一方には、前記複数のPTCサーミスタ素子の境界の少なくとも一部に対応して、1以上の切れ目又は溝が形成され
    前記第1放熱電極板は、前記第1電極層と接触する第1本体部と、この第1本体部から突出して設けられ、前記配置枠に配設するための第1爪部とを有し、
    前記第2放熱電極板は、前記第2電極層と接触する第2本体部と、この第2本体部から突出して設けられ、前記配置枠に配設するための第2爪部とを有し、
    前記配置枠には、前記第1爪部を配設する第1凹部が内側に開口して設けられると共に、前記第2爪部を配設する第2凹部が前記第2放熱電極板の側の面に設けられ、
    前記第2放熱電極板は、前記第2爪部を前記第2凹部に対応させて配置し、前記第2爪部を前記配置枠の外側に回して前記第1放熱電極板の側に折り返し、かしめることにより固定されており、
    前記第1放熱電極板は、前記第1爪部を前記第1凹部に対応させて配置し、前記配置枠と前記第2放熱電極板とにより固定されている
    ことを特徴とするPTCヒータユニット。
  2. 請求項1記載のPTCヒータユニットの製造方法であって、
    前記配置枠の前記第1凹部に前記第1爪部を合わせて前記第1放熱電極板を配置し、前記第1放熱電極板の上に前記PTCサーミスタ素子配列体を配置した後、前記配置枠の前記第2凹部に前記第2爪部を合わせて前記PTCサーミスタ素子配列体の上に前記第2放熱電極板を配置して、前記第2爪部を前記配置枠の外側に回して前記第1放熱電極板の側に折り返し、かしめることにより前記第2放熱電極板を前記配置枠に固定すると共に、前記第1放熱電極板を前記配置枠と前記第2放熱電極板とにより固定する
    ことを特徴とするPTCヒータユニットの製造方法。
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