JP6895620B2 - 配管固定構造 - Google Patents

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本発明は、配管固定構造に関する。
従来、空気調和装置の配管を支持する配管固定構造において、一方の配管を掴む第1切り欠きと、他方の配管を掴む第2切り欠きと、を一体に備えたブロック状の配管固定具が、配管の近くに位置する固定物に固定されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−92114号公報
上記従来の配管固定構造のように配管を固定することで、配管の振動に伴って配管へ作用する応力を緩和できるが、簡単な構造で配管を強固に固定できるようにすることが望まれる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、配管固定構造において、簡単な構造で配管を強固に固定できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、圧縮機から延び、この圧縮機から吐出される冷媒が流れる配管と、前記配管内を流れる前記吐出冷媒の冷媒圧力を検出する圧力検出部と、前記配管から導出されて前記圧力検出部に接続される導出配管と、前記配管と前記導出配管とを連結する配管固定具とを備え、前記配管固定具は、前記配管の外周部に嵌合する配管側弾性部材と、前記導出配管の外周部に嵌合する導出配管側弾性部材と、前記配管側弾性部材と前記導出配管側弾性部材とに跨って配置され、前記配管側弾性部材の外周部及び前記導出配管側弾性部材の外周部に当接するベースプレートと、前記ベースプレートに固定される板状の保持部材とを備え、前記ベースプレートは、平板状であるとともに、この平板上に設けられる当接面によって前記配管側弾性部材の前記外周部及び前記導出配管側弾性部材の前記外周部に当接し、前記保持部材は、前記配管側弾性部材を囲うとともに前記ベースプレートとの間で前記配管側弾性部材を狭持する配管支持部と、前記導出配管側弾性部材を囲うとともに前記ベースプレートとの間で前記導出配管側弾性部材を狭持する導出配管支持部とを備え、前記保持部材は、一端部が前記ベースプレートに引っ掛けられるとともに、当該引っ掛けられた部分を中心に前記ベースプレートに対し開くことが可能に引っ掛けられ、前記保持部材は、他端部が固定具で前記ベースプレートに締結され、前記配管は、前記導出配管よりも大径であり、前記一端部と前記他端部との間において、前記配管支持部は前記他端部の側に設けられ、前記導出配管支持部は前記一端部の側に設けられ、前記配管支持部は、コの字状に折り曲げられており、前記配管側弾性部材を挟んで前記当接面に対向する受け板部と、この受け板部の両端から前記ベースプレート側に延びて前記配管側弾性部材を挟持する一対の側壁部とを備え、前記導出配管支持部は、コの字状に折り曲げられており、前記導出配管側弾性部材を挟んで前記当接面に対向する受け板部と、この受け板部の両端から前記ベースプレート側に延びて前記導出配管側弾性部材を挟持する一対の側壁部とを備え、前記配管支持部の前記側壁部のうち、前記配管側弾性部材と前記導出配管側弾性部材との間に位置する内側の前記側壁部は、前記配管支持部の前記受け板部と前記当接面との間の中間部よりも前記当接面側まで延び、前記導出配管支持部の前記側壁部のうち、前記配管側弾性部材と前記導出配管側弾性部材との間に位置する内側の前記側壁部は、前記導出配管支持部の前記受け板部と前記当接面との間の中間部よりも前記当接面側まで延び、前記内側の前記側壁部の先端部同士を繋ぐ板状の中間接続部が設けられ、前記中間接続部は、前記当接面から離間していることを特徴とする。
た、本発明は、前記配管と前記導出配管とは互いに平行に配置されていることを特徴とする。
本発明の配管固定構造によれば、配管を囲うように設けられる保持部材の配管支持部及び導出配管支持部とベースプレートとの間に、配管側弾性部材及び導出配管側弾性部材を介して配管及び導出配管を狭持することで、配管固定具によって配管と導出配管とを互いに固定できる。さらに、保持部材は、一端部がベースプレートに引っ掛けられるとともに、他端部が固定具でベースプレートに締結されているため、構造が簡単であるとともに、配管及び導出配管を保持部材とベースプレートとの間に容易に挟むことができる。このため、簡単な構造で配管及び導出配管を強固に固定できる。
本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室外ユニットの内部構造を示す斜視図である。 圧縮機の上部側の配管構造を示す斜視図である。 配管固定具による配管固定構造を示す斜視図である。 図3のIV−IV断面図である。 ベースプレートの斜視図である。 保持部材の斜視図である。 変形例における図3のIV−IV断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照しながら以下に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室外ユニットの内部構造を示す斜視図である。図1では、送風機や、室外ユニットの前面を塞ぐ前面パネル等を取り外した状態が図示されている。
空気調和装置は、室外ユニット10と、複数の室内機(不図示)とを備え、これら室外ユニット10と室内機とは、ガス管及び液管(不図示)により接続されている。室外ユニット10から導出されたガス管は上記室内機の室内熱交換器(不図示)の一端に接続され、室外ユニット10から導出された液管は上記室内熱交換器の他端に接続される。
室外ユニット10は、側面に配置された室外熱交換器11を通して内部に外気を取り込み、上記送風機によって上方に空気を吹き出す上吹き出し型の室外機である。
室外ユニット10は、略矩形の底板12を備える。室外熱交換器11は、底板12の左右の側縁及び後縁に沿う略コの字状に形成されている。室外熱交換器11は、底板12に載置され、底板12から室外ユニット10の上部まで延びる。
室外熱交換器11の上方には、天板(不図示)が設けられ、上記送風機は天板に支持される。
室外熱交換器11の内側で底板12上には、箱型の機械室14が設けられ、機械室14には、圧縮機15,16等が収容される。
室外ユニット10は、室外熱交換器11、圧縮機15,16、アキュムレータ17、オイルセパレータ(不図示)、及び、四方弁(不図示)等を備えており、これらを冷媒配管で繋ぐことで、空調運転を行うための冷凍サイクル回路が構成される。
圧縮機15,16は、制御部(不図示)によって運転周波数が調整されるインバーター型(能力可変型)の圧縮機である。
圧縮機15,16は、互いに隣接して配置され、底板12上に固定されている。圧縮機15,16は、密閉形のスクロールコンプレッサであり、円筒形の密閉容器である圧縮機本体18,19と、電源の周波数を変換するインバーター(不図示)と、圧縮機本体18,19内に収容され、インバーターにより変換された電源の周波数に応じた回転数で駆動される電源要素(不図示)と、この電源要素により駆動されて冷媒を圧縮する回転圧縮要素(不図示)とをそれぞれ備える。
圧縮機15,16は、上記冷凍サイクル回路内で並列に接続されている。圧縮機15,16の吸込側には吸込配管(不図示)の一端がそれぞれ接続され、これら吸込配管は上流側で合流して一本となり、この管はアキュムレータ17を経由して上記四方弁に他端が接続されている。
圧縮機15,16の吐出側には吐出配管20,21の一端が接続され、これら吐出配管20,21は下流側で合流して一本となり、この管は上記オイルセパレータを経由して上記四方弁に他端が接続されている。室外熱交換器11は、不図示の室外膨張弁及びレシーバタンク等を介して、上記液管に接続されている。
上記四方弁は、上記吸込配管及び吐出配管20,21を、上記ガス管または室外熱交換器11にそれぞれ連通するように切り換えられ、これにより、冷房及び暖房が切り替えられる。
圧縮機15,16は、圧縮した冷媒を吐出する管状の吐出口18b,19bを圧縮機本体18,19の上面18a,19aに備える。吐出配管20,21の一端は、吐出口18b,19bにそれぞれ接続される。
吐出配管20,21には、吐出配管20,21から分岐する分岐配管31,32がそれぞれ設けられ、分岐配管31,32には、圧縮機15,16を高圧から保護するための高圧スイッチ25,26がそれぞれ取り付けられている。
分岐配管31,32は、配管固定具33,34によって吐出配管20,21にそれぞれ固定されている。
吐出配管20と分岐配管31とを配管固定具33で固定する配管固定構造と、吐出配管21と分岐配管32とを配管固定具34で固定する配管固定構造とは同様に構成されるため、ここでは、圧縮機15側に設けられる配管固定具33の配管固定構造について詳細に説明する。
図2は、圧縮機15の上部側の配管構造を示す斜視図である。
吐出口18bは、圧縮機本体18の上面18aの中央部から上方に延びる。
吐出配管20は、吐出口18bの上端の接続部から略鉛直に上方へ延びる上方延出部20aと、上方延出部20aの上端で屈曲して略水平に圧縮機15の側方側へ延びる側方延出部20bと、側方延出部20bの外端で屈曲して略鉛直に下方へ延びる下方延出部20cとを備える。吐出配管20は、下方延出部20cの下流で上記オイルセパレータに接続される。
分岐配管31は、吐出配管20の下方延出部20cの上部の側面から側方に引き出される根元部31aと、根元部31aの外端で円弧状に上方へ屈曲する屈曲部31bと、屈曲部31bの上端から下方延出部20cと略平行に上方へ延びる延出部31cとを備える。延出部31cの上端には、その下方の部分よりも大径に形成された接続部31dが形成されている。分岐配管31は、吐出配管20よりも小径の管であり、下方延出部20cの側面に溶接されている。根元部31aは、圧縮機本体18の上面18aよりも上方の位置で、下方延出部20cに接続されている。
高圧スイッチ25は、分岐配管31に接続される接続管部25aと、接続管部25aの上端に設けられるスイッチ本体部25b(圧力検出部)とを備える。
スイッチ本体部25bは、圧力により動作する機械式接点を有する圧力スイッチである。スイッチ本体部25bは、接続管部25aよりも大径の円柱状に形成されている。
接続管部25aを介してスイッチ本体部25bに作用する吐出配管20内の吐出冷媒の冷媒圧力が所定値に達すると、スイッチ本体部25bの導通が遮断され、これを検出した上記制御部は、圧縮機15の運転を停止させる。
接続管部25aは、分岐配管31と略同一の径に形成された管であり、下端部が分岐配管31の接続部31dに挿入され、溶接によって接続部31dに固定される。接続管部25aは、吐出配管20の下方延出部20cと略平行に上方へ延びる。接続管部25aと分岐配管31は、吐出配管20から導出されてスイッチ本体部25bに接続される導出配管35を構成する。
導出配管35の上端に設けられたスイッチ本体部25bは、吐出配管20の側方延出部20bよりも下方に位置する。
図3は、配管固定具33による配管固定構造を示す斜視図である。
配管固定具33は、断面円形の吐出配管20の外周部に嵌合する吐出配管側弾性部材40(配管側弾性部材)と、断面円形の接続管部25aの外周部に嵌合する導出配管側弾性部材41と、吐出配管側弾性部材40と導出配管側弾性部材41とに跨って配置され、吐出配管側弾性部材40の外周部及び導出配管側弾性部材41の外周部に当接するベースプレート42と、ベースプレート42に固定される板状の保持部材43と、保持部材43をベースプレート42に固定する固定具44とを備える。
図4は、図3のIV−IV断面図である。
図3及び図4に示すように、吐出配管側弾性部材40は、吐出配管20の下方延出部20cの外周部に嵌合する円筒状に形成されている。吐出配管側弾性部材40の軸方向の長さは、吐出配管側弾性部材40の外径よりも大きい。吐出配管側弾性部材40は、軸方向に延びるスリット部40aを一部に備える。吐出配管側弾性部材40は、広げられたスリット部40aから下方延出部20cに押し込まれることで下方延出部20cに装着される。
導出配管側弾性部材41は、接続管部25aの外周部に嵌合する円筒状に形成されている。導出配管側弾性部材41の軸方向の長さは、導出配管側弾性部材41の外径よりも大きい。導出配管側弾性部材41の外径は、吐出配管側弾性部材40の外径よりも小さい。導出配管側弾性部材41は、軸方向に延びるスリット部41aを一部に備える。導出配管側弾性部材41は、広げられたスリット部41aから接続管部25aに押し込まれることで接続管部25aに装着される。
吐出配管側弾性部材40及び導出配管側弾性部材41の材質は、一例として、ゴムであるが、吐出配管20及び接続管部25aと配管固定具33との間の振動を緩和できる弾性を備えるものであれば、他の材質であっても良い。
図5は、ベースプレート42の斜視図である。
図3〜図5に示すように、ベースプレート42は、吐出配管側弾性部材40と導出配管側弾性部材41とを繋ぐように真っ直ぐに延びる略矩形の平板状に形成されている。ベースプレート42は、板金製であり、金属の板材を曲げ加工や孔開け加工等して形成される。ベースプレート42は、下方延出部20c及び接続管部25aの軸線に略直交する方向をその長手方向として延びている。
ベースプレート42は、吐出配管側弾性部材40及び導出配管側弾性部材41の外周部に当接するプレート本体部45と、プレート本体部45の幅方向の縁部(上縁部)に形成されたリブ46と、プレート本体部45の長手方向の一端に形成されるリブ状の爪部47と、プレート本体部45の長手方向の他端部に形成される固定孔部48とを備える。
プレート本体部45は、吐出配管側弾性部材40及び導出配管側弾性部材41の外周部に当接する当接面45aを備える。
リブ46は、ベースプレート42を構成する板材の縁部を、当接面45a側とは反対の側に略直角に折り曲げて形成されている。リブ46により、ベースプレート42を軽量としたままで、ベースプレート42の強度及び剛性を向上できる。
爪部47は、ベースプレート42を構成する板材の長手方向の一端部を、当接面45a側とは反対の側に略直角に折り曲げて形成されている。爪部47は、ベースプレート42の幅方向の中央部に位置する。ベースプレート42の強度及び剛性は、爪部47によっても高められる。
固定孔部48は、プレート本体部45における当接面45aの裏側の面から板厚方向に突出する筒状部48aと、筒状部48aの内周面に形成されるねじ部48bとを備える。ねじ部48bには固定具44が螺号する。固定具44は、ボルトである。
図6は、保持部材43の斜視図である。
図3〜図6を参照し、保持部材43は、板金製であり、金属の板材を曲げ加工や孔開け加工等して形成される。詳細には、保持部材43は、帯状の板材を、この板材の長手方向に略直交する複数個所の折り曲げ線で折り曲げて形成されている。
保持部材43は、吐出配管側弾性部材40を囲うとともにベースプレート42との間で吐出配管側弾性部材40を狭持する配管支持部50と、導出配管側弾性部材41を囲うとともにベースプレート42との間で導出配管側弾性部材41を狭持する導出配管支持部51と、配管支持部50と導出配管支持部51とを繋ぐ中間接続部52と、ベースプレート42の爪部47が引っ掛けられる係止部53と、固定具44が挿通される固定部54とを備える。
配管支持部50は、図4のように下方延出部20cの軸方向で見ると、コの字状に形成されている。配管支持部50は、吐出配管側弾性部材40を挟んでベースプレート42の当接面45aに対向する受け板部50aと、受け板部50aの両側端からベースプレート42側に延びる一対の側板部50b,50cとを備える。側板部50b,50cは、保持部材43を構成する板材を、受け板部50aに対してそれぞれ略直角に曲げて形成されている。
導出配管支持部51は、図4のように下方延出部20cの軸方向で見ると、コの字状に形成されている。導出配管支持部51は、導出配管側弾性部材41を挟んでベースプレート42の当接面45aに対向する受け板部51aと、受け板部51aの両側端からベースプレート42側に延びる一対の側板部51b,51cとを備える。側板部51b,51cは、保持部材43を構成する板材を、受け板部51aに対してそれぞれ略直角に曲げて形成されている。
中間接続部52は、吐出配管側弾性部材40と導出配管側弾性部材41との間に位置する内側の側板部50c及び側板部51bの先端部を繋ぐ板状部である。中間接続部52は、プレート本体部45に対向して設けられるとともに、プレート本体部45から離間して配置される。
導出配管支持部51において、側板部51bに対向する外側の側板部51cは、当接面45aの位置を越えて延びる延出部51dを備え、係止部53は、延出部51dに設けられる。係止部53は、ベースプレート42の爪部47が挿通される孔であり、長孔状に形成されている。
配管支持部50において、側板部50cに対向する外側の側板部50bの先端には、プレート本体部45に対向するフランジ部55が形成されている。フランジ部55は、保持部材43を構成する板材を、側板部50bに対して略直角に外側に曲げて形成されている。固定部54は、フランジ部55に形成される孔である。
ここで、配管固定具33の組み付け手順を説明する。
まず、吐出配管側弾性部材40及び導出配管側弾性部材41が、下方延出部20c及び接続管部25aの外周部に装着される。次いで、保持部材43の係止部53にベースプレート42の爪部47が挿通され、保持部材43とベースプレート42とが仮組される。この状態では、保持部材43は、係止部53を中心に保持部材43とベースプレート42の当接面45aとの間隔を大きくする方向に開くことが可能である。
続いて、ベースプレート42と保持部材43との間に吐出配管側弾性部材40及び導出配管側弾性部材41が位置させられ、係止部53を中心に保持部材43が回動されて閉じられる。これにより、配管支持部50が吐出配管側弾性部材40に嵌合し、導出配管支持部51が導出配管側弾性部材41に嵌合する。
最後に、固定具44が保持部材43のフランジ部55の固定部54に挿通され、ベースプレート42の固定孔部48に締結されることで、保持部材43とベースプレート42とが一体に固定される。
配管固定具33を組み付けた状態では、吐出配管20の下方延出部20cは、吐出配管側弾性部材40を介し、当接面45a、受け板部50a、側板部50b及び側板部50cによって周囲を囲まれて狭持されている。詳細には、受け板部50aと当接面45aとの間隔、及び、側板部50bと側板部50cとの間隔は、保持部材43を組み付ける前の状態の吐出配管側弾性部材40の外径よりも小さい。すなわち、吐出配管側弾性部材40は、ベースプレート42及び配管支持部50に挟まれて圧縮された状態で組み付けられている。
また、導出配管35の接続管部25aは、導出配管側弾性部材41を介し、当接面45a、受け板部51a、側板部51b及び側板部51cによって周囲を囲まれて狭持されている。詳細には、受け板部51aと当接面45aとの間隔、及び、側板部51bと側板部51cとの間隔は、保持部材43を組み付ける前の状態の導出配管側弾性部材41の外径よりも小さい。すなわち、導出配管側弾性部材41は、ベースプレート42及び導出配管支持部51に挟まれて圧縮された状態で組み付けられている。
このように、吐出配管側弾性部材40及び導出配管側弾性部材41を圧縮して変形させた状態で設けることで、下方延出部20c及び接続管部25aを強固に支持できる。
配管固定具33を組み付けると、導出配管35の接続管部25aは、配管固定具33を介して吐出配管20の下方延出部20cに一体化される。すなわち、接続管部25aは、配管固定具33を介し、接続管部25aよりも大径で強度及び剛性が高い吐出配管20に支持される。このため、圧縮機15の運転に伴う振動によって、接続管部25aが大きく振動することを防止でき、接続管部25に作用する応力が過大になることを防止できる。
本実施の形態では、吐出配管側弾性部材40及び導出配管側弾性部材41を囲うように設けられる配管支持部50及び導出配管支持部51を備えた保持部材43と、平板状のベースプレート42との間に吐出配管側弾性部材40及び導出配管側弾性部材41を狭持するため、簡単な構造で接続管部25aを吐出配管20に強固に固定できる。
また、保持部材43は、一端部の係止部53がベースプレート42の爪部47に引っ掛けられるとともに、他端部のフランジ部55が固定具44でベースプレート42の固定孔部48に締結されているため、構造が簡単であるとともに、配管固定具33を容易に組み付けできる。保持部材43の一端部では、固定具を使用せず、引っ掛けるだけであるため、固定具を使用する場合よりも軽量に構成できる。このため、振動によって接続管部25aに作用する応力を低減できる。
さらに、配管固定具33によって接続管部25aを強固に固定できるため、接続管部25aの長さが長い場合や、スイッチ本体部25bが大型な場合であっても、接続管部25aに作用する応力を低減できる。このため、汎用の高圧スイッチ25を追加工等しなくても使用でき、室外ユニット10の製造が容易である。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、配管固定構造は、圧縮機15から延び、この圧縮機15から吐出される冷媒が流れる吐出配管20と、吐出配管20内を流れる吐出冷媒の冷媒圧力を検出するスイッチ本体部25bと、吐出配管20から導出されてスイッチ本体部25bに接続される導出配管35と、吐出配管20と導出配管35とを連結する配管固定具33とを備え、配管固定具33は、吐出配管20の外周部に嵌合する吐出配管側弾性部材40と、導出配管35の外周部に嵌合する導出配管側弾性部材41と、吐出配管側弾性部材40と導出配管側弾性部材41とに跨って配置され、吐出配管側弾性部材40の外周部及び導出配管側弾性部材41の外周部に当接するベースプレート42と、ベースプレート42に固定される板状の保持部材43とを備え、保持部材43は、吐出配管側弾性部材40を囲うとともにベースプレート42との間で吐出配管側弾性部材40を狭持する配管支持部50と、導出配管側弾性部材41を囲うとともにベースプレート42との間で導出配管側弾性部材41を狭持する導出配管支持部51とを備え、保持部材43は、一端部がベースプレート42に引っ掛けられるとともに、他端部が固定具44でベースプレート42に締結されている。これにより、吐出配管20及び導出配管35を囲うように設けられる保持部材43の配管支持部50及び導出配管支持部51とベースプレート42との間に、吐出配管側弾性部材40及び導出配管側弾性部材41を介して吐出配管20及び導出配管35を狭持することで、配管固定具33によって吐出配管20と導出配管35とを互いに固定できる。さらに、保持部材43は、一端部がベースプレート42に引っ掛けられるとともに、他端部が固定具44でベースプレート42に締結されているため、構造が簡単であるとともに、吐出配管20及び導出配管35を保持部材43とベースプレート42との間に容易に挟むことができる。このため、簡単な構造で吐出配管20及び導出配管35を強固に固定できる。
また、配管支持部50及び導出配管支持部51は、コの字状に折り曲げられており、形状が単純であるため、配管支持部50及び導出配管支持部51を容易に形成できる。
さらに、保持部材43は、配管支持部50と導出配管支持部51とを繋ぐ中間接続部52を有し、中間接続部52とベースプレート42とは離間しているため、中間接続部52の寸法精度の管理が容易であるとともに、中間接続部52とベースプレート42とが接触して音が発生することを防止できる。
また、吐出配管20と導出配管35とは互いに平行に配置されているため、保持部材43の配管支持部50及び導出配管支持部51も互いに平行にでき、保持部材43の形状を単純なものにできる。このため、保持部材43を容易に形成できる。
[変形例]
以下、図7を参照して、本発明の変形例について説明する。この変形例において、上記実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
上記実施の形態では、配管支持部50及び導出配管支持部51は、コの字状に折り曲げられているものとして説明したが、この変形例は、配管支持部及び導出配管支持部が円弧状に形成されている点が上記実施の形態と異なる。
図7は、変形例における図3のIV−IV断面図である。
配管固定具133は、吐出配管側弾性部材40と、導出配管側弾性部材41と、ベースプレート42と、固定具44と、ベースプレート42に固定される保持部材143とを備える。
保持部材143は、吐出配管側弾性部材40を囲うとともにベースプレート42との間で吐出配管側弾性部材40を狭持する配管支持部150と、導出配管側弾性部材41を囲うとともにベースプレート42との間で導出配管側弾性部材41を狭持する導出配管支持部151と、配管支持部150と導出配管支持部151とを繋ぐ中間接続部52と、ベースプレート42の爪部47が引っ掛けられる係止部53と、固定具44が挿通される固定部54(図6参照)とを備える。
配管支持部150は、図7のように吐出配管20の下方延出部20cの軸方向で見ると、下方延出部20c及び吐出配管側弾性部材40の外周部の形状に沿って円弧状に形成されている。詳細には、配管支持部150は、吐出配管側弾性部材40を挟んでベースプレート42の当接面45aに対向する円弧状受け板部150aと、円弧状受け板部150aの両側端からベースプレート42側に延びる一対の側板部150b,150cとを備える。円弧状受け板部150aは、吐出配管側弾性部材40の略半周に対応する区間に設けられている。
導出配管支持部151は、図7のように導出配管35の接続管部25aの軸方向で見ると、接続管部25a及び導出配管側弾性部材41の外周部の形状に沿って円弧状に形成されている。詳細には、配管支持部151は、導出配管側弾性部材41を挟んでベースプレート42の当接面45aに対向する円弧状受け板部151aと、円弧状受け板部151aの両側端からベースプレート42側に延びる一対の側板部151b,151cとを備える。円弧状受け板部151aは、吐出配管側弾性部材40の略半周に対応する区間に設けられている。
配管支持部150及び導出配管支持部151は、配管固定具133を組み付けた状態で、吐出配管側弾性部材40及び導出配管側弾性部材41を圧縮変形させる形状に設定されている。
また、保持部材143は、側板部150bに連続するフランジ部55と、側板部151cから延びる延出部51dと、側板部150bと側板部151bとを繋ぐ中間接続部52とを備える。
この変形例によれば、配管支持部150及び導出配管支持部151は、吐出配管20及び導出配管35の形状に沿ってそれぞれ円弧状に形成されているため、配管支持部150及び導出配管支持部151と吐出配管側弾性部材40及び導出配管側弾性部材41との接触面積を大きくでき、吐出配管20及び導出配管35を強固に固定できる。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態及び変形例では、導出配管35の接続管部25aの外周部に導出配管側弾性部材41が嵌合する構成を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、導出配管35の分岐配管31の延出部31cに導出配管側弾性部材41を嵌合させ、分岐配管31と吐出配管20とを配管固定具で固定しても良い。
また、上記実施の形態及び変形例では、圧力検出部として、高圧スイッチ25のスイッチ本体部25bを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。圧力検出部は、吐出配管20の冷媒の圧力を検出するセンサーとスイッチ本体部25bとを備えたものや、吐出配管20の冷媒の圧力を検出するセンサーのみを備えたものであっても良い。
15 圧縮機
20 吐出配管(配管)
25b スイッチ本体部(圧力検出部)
33 配管固定具
35 導出配管
40 吐出配管側弾性部材(配管側弾性部材)
41 導出配管側弾性部材
42 ベースプレート
43 保持部材
44 固定具
50,150 配管支持部
51,151 導出配管支持部
52 中間接続部

Claims (2)

  1. 圧縮機から延び、この圧縮機から吐出される冷媒が流れる配管と、前記配管内を流れる前記吐出冷媒の冷媒圧力を検出する圧力検出部と、前記配管から導出されて前記圧力検出部に接続される導出配管と、前記配管と前記導出配管とを連結する配管固定具とを備え、
    前記配管固定具は、前記配管の外周部に嵌合する配管側弾性部材と、前記導出配管の外周部に嵌合する導出配管側弾性部材と、前記配管側弾性部材と前記導出配管側弾性部材とに跨って配置され、前記配管側弾性部材の外周部及び前記導出配管側弾性部材の外周部に当接するベースプレートと、前記ベースプレートに固定される板状の保持部材とを備え、
    前記ベースプレートは、平板状であるとともに、この平板上に設けられる当接面によって前記配管側弾性部材の前記外周部及び前記導出配管側弾性部材の前記外周部に当接し、
    前記保持部材は、前記配管側弾性部材を囲うとともに前記ベースプレートとの間で前記配管側弾性部材を狭持する配管支持部と、前記導出配管側弾性部材を囲うとともに前記ベースプレートとの間で前記導出配管側弾性部材を狭持する導出配管支持部とを備え、
    前記保持部材は、一端部が前記ベースプレートに引っ掛けられるとともに、当該引っ掛けられた部分を中心に前記ベースプレートに対し開くことが可能に引っ掛けられ、前記保持部材は、他端部が固定具で前記ベースプレートに締結され、
    前記配管は、前記導出配管よりも大径であり、
    前記一端部と前記他端部との間において、前記配管支持部は前記他端部の側に設けられ、前記導出配管支持部は前記一端部の側に設けられ
    前記配管支持部は、コの字状に折り曲げられており、前記配管側弾性部材を挟んで前記当接面に対向する受け板部と、この受け板部の両端から前記ベースプレート側に延びて前記配管側弾性部材を挟持する一対の側壁部とを備え、
    前記導出配管支持部は、コの字状に折り曲げられており、前記導出配管側弾性部材を挟んで前記当接面に対向する受け板部と、この受け板部の両端から前記ベースプレート側に延びて前記導出配管側弾性部材を挟持する一対の側壁部とを備え、
    前記配管支持部の前記側壁部のうち、前記配管側弾性部材と前記導出配管側弾性部材との間に位置する内側の前記側壁部は、前記配管支持部の前記受け板部と前記当接面との間の中間部よりも前記当接面側まで延び、
    前記導出配管支持部の前記側壁部のうち、前記配管側弾性部材と前記導出配管側弾性部材との間に位置する内側の前記側壁部は、前記導出配管支持部の前記受け板部と前記当接面との間の中間部よりも前記当接面側まで延び、
    前記内側の前記側壁部の先端部同士を繋ぐ板状の中間接続部が設けられ、
    前記中間接続部は、前記当接面から離間していることを特徴とする配管固定構造。
  2. 前記配管と前記導出配管とは互いに平行に配置されていることを特徴とする請求項1記載の配管固定構造。
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