JP6891808B2 - 画像位置合わせシステム、方法およびプログラム - Google Patents

画像位置合わせシステム、方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6891808B2
JP6891808B2 JP2017535228A JP2017535228A JP6891808B2 JP 6891808 B2 JP6891808 B2 JP 6891808B2 JP 2017535228 A JP2017535228 A JP 2017535228A JP 2017535228 A JP2017535228 A JP 2017535228A JP 6891808 B2 JP6891808 B2 JP 6891808B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
feature
distance
coordinate position
calculated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017535228A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017029784A1 (ja
Inventor
尚司 谷内田
尚司 谷内田
賢吾 牧野
賢吾 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Publication of JPWO2017029784A1 publication Critical patent/JPWO2017029784A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6891808B2 publication Critical patent/JP6891808B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は、各カメラで撮影された画像の位置を合わせる画像位置合わせシステム、画像位置合わせ方法および画像位置合わせプログラムを記憶する記録媒体に関する。
異なる2台のカメラで撮影された画像の位置合わせを行う方法が各種知られている。例えば、2つの画像の濃淡画像を用いたブロックマッチング処理や、エッジ量を利用した特徴点マッチング処理を行って画像間の位置ずれ量を算出することで、画像の位置合わせが行われる。
また、特許文献1には、2つの画像から種類が異なる複数の特徴量を算出し、それぞれの特徴量を用いて位置ずれ量を算出することで、画像の位置合わせを行う方法が記載されている。
また、特許文献2には、可視画像と遠赤外画像の特徴領域を抽出し、同一の特徴領域として位置ずれ量を算出することで、位置合わせを行う方法が記載されている。
特開2013−175023号公報 特許第4685050号公報
特許文献1に記載されているように、2台のカメラ画像から種類が異なる複数の特徴量を抽出し、各々の特徴量を用いて、異なる2台のカメラの位置ずれ量を算出することにより、位置合わせを行うことも可能である。しかし、特許文献1に記載された方法は、複数の特徴量をそれぞれ算出する必要があるため、処理が煩雑になってしまうという問題がある。
また、特許文献2に記載された方法では、可視画像と遠赤外画像の特徴領域を抽出する際、予め既知の形状から特徴を抽出することにより、可視画像と遠赤外画像の位置ずれ量を算出する。しかし、特許文献2に記載された方法の場合、既知の形状でなければ、可視画像と遠赤外画像の特徴領域を抽出することができないという問題がある。例えば、遠方と近傍でそれぞれ特徴領域が検出された場合、位置合わせを行う事ができないという問題がある。
そこで、本発明は、被写体の温度や形状を事前に把握しなくても、適切に画像の位置合わせを行うことができる画像位置合わせシステム、画像位置合わせ方法および画像位置合わせプログラムを記憶する記録媒体を提供することを目的とする。
本発明による画像位置合わせシステムは、第一の画像の画像特徴である第一特徴を算出する第一特徴算出部と、第一の画像と少なくとも撮影範囲の一部が重複する第二の画像の画像特徴である第二特徴を算出する第二特徴算出部と、第二特徴を算出した部分の画像の色を反転させた画像の画像特徴である反転特徴を算出する反転特徴算出部と、対応する第一特徴と第二特徴との距離、および、対応する第一特徴と反転特徴との距離を算出して、両者のうち短い距離を第一特徴と第二特徴との距離を特定する距離特定部と、特定された距離が予め定めた距離以下の場合、第一特徴の第一の画像中における座標位置および第二特徴の第二の画像中における座標位置を特定して、第一の画像と第二の画像とを合わせる座標位置を算出する座標位置決定部とを備える。
本発明による画像位置合わせ方法は、第一の画像の画像特徴である第一特徴を算出し、第一の画像と少なくとも撮影範囲の一部が重複する第二の画像の画像特徴である第二特徴を算出し、第二特徴を算出した部分の画像の色を反転させた画像の画像特徴である反転特徴を算出し、対応する第一特徴と第二特徴との距離、および、対応する第一特徴と反転特徴との距離を算出して、両者のうち短い距離を第一特徴と第二特徴との距離を特定し、特定された距離が予め定めた距離以下の場合、第一特徴の第一の画像中における座標位置および第二特徴の第二の画像中における座標位置を特定して、第一の画像と第二の画像とを合わせる座標位置を算出する。
本発明によるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータに、第一の画像の画像特徴である第一特徴を算出する第一特徴算出処理、第一の画像と少なくとも撮影範囲の一部が重複する第二の画像の画像特徴である第二特徴を算出する第二特徴算出処理、第二特徴を算出した部分の画像の色を反転させた画像の画像特徴である反転特徴を算出する反転特徴算出処理、対応する第一特徴と第二特徴との距離、および、対応する第一特徴と反転特徴との距離を算出して、両者のうち短い距離を第一特徴と第二特徴との距離を特定する距離特定処理、および、特定された距離が予め定めた距離以下の場合、第一特徴の第一の画像中における座標位置および第二特徴の第二の画像中における座標位置を特定して、第一の画像と第二の画像とを合わせる座標位置を算出する座標位置決定処理を実行させる画像位置合わせプログラムを記憶する。
本発明によれば、被写体の温度や形状を事前に把握しなくても、適切に画像の位置合わせを行うことができる。
本発明による画像位置合わせシステムの一実施形態を示すブロック図である。 各カメラで撮影された画像の例を示す説明図である。 各カメラで撮影された画像の他の例を示す説明図である。 第一特徴と第二特徴との距離の関係を示す説明図である。 第一特徴と第二特徴との距離の関係を示す説明図である。 画像位置合わせシステムを含む構成の一例を示す説明図である。 画像位置合わせシステムの動作例を示すフローチャートである。 本発明の画像位置合わせシステムの概要を示すブロック図である。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明による画像位置合わせシステムの一実施形態を示すブロック図である。
本実施形態の画像位置合わせシステムは、第一カメラ画像入力部11と、第二カメラ画像入力部12と、第一画像特徴算出部13と、第二画像特徴算出部14と、距離特定部15と、画像座標位置決定部16とを備えている。
第一カメラ画像入力部11は、第一のカメラ(図1において図示せず)で撮影された画像を入力する。また、第二カメラ画像入力部12は、第二のカメラ(図1において図示せず)で撮影された画像を入力する。なお、第一のカメラと第二のカメラとは、少なくとも撮影範囲の一部が重複するように設置される。すなわち、第一のカメラで撮影される画像(以下、第一の画像と記す。)と、第二のカメラで撮影される画像(以下、第二の画像と記す。)とは、少なくとも撮影範囲の一部が重複する。
第一のカメラが撮影する画像の種類と、第二のカメラが撮影する画像の種類とは、同一であってもよく、異なっていてもよい。具体的には、第一のカメラと第二のカメラとは、同種のセンサを備えたカメラで実現されていてもよく、異種のセンサを備えたカメラで実現されていてもよい。例えば、第一のカメラが可視カメラで、第二のカメラが遠赤外カメラであってもよい。なお、第一のカメラおよび第二のカメラの態様は、可視カメラや遠赤外カメラに限られず、例えば、近赤外カメラなどであってもよい。本実施形態では、第一のカメラが可視光領域を撮像する可視カメラであるとし、第二のカメラが遠赤外領域を撮像する遠赤外カメラであるとする。
また、第一のカメラの撮影範囲と第二のカメラの撮影範囲に基づいて、第一の画像または第二の画像のいずれか一方の画像の被写体が他方の画像の被写体に重なるように変換する変換方法を予め計算しておいてもよい。例えば、第一のカメラと第二のカメラの設置位置に対して十分に遠方の距離にある既知の被写体(例えば、ビルの壁面、ガラス窓等)を利用して画像全体の位置合わせが行われていてもよい。
この場合、第一カメラ画像入力部11または第二カメラ画像入力部12は、入力された画像を予め定められた変換方法に基づいて変換してもよい。例えば、第一カメラ画像入力部11が、第一のカメラのキャリブレーション情報に基づいて、第一の画像をホモグラフィ変換し、第二の画像とのステレオ画像を生成してもよい。このようにすることで、画角が異なる場合でも、画像の見た目の差異を吸収することが可能になる。
図2は、各カメラで撮影された画像の例を示す説明図である。図2(a)は、可視カメラで撮影された画像の例を示す。第一のカメラが可視カメラである場合、例えば、図2(a)に例示する画像P10が入力される。画像P10において、明るい空P101の領域と、明るい灰色の塀P102の領域が存在する。また、画像P10は、塀P102を背景として楕円の暗い色のボールP103が飛んでいるシーンを示す。
また、図2(b)は、遠赤外カメラで撮影された画像の例を示す説明図である。第二のカメラが遠赤外カメラである場合、例えば、図2(b)に例示する画像P20が入力される。例えば、雲一つない空P201の場合、この領域は極端に低い温度になるため、画像P20において、空P201を示す領域は、黒く表示される。また、例えば、それほど暖められていない塀P202の場合、画像P20において、塀P202を示す領域は、濃い灰色で表示される。また、楕円の暗いボールP203が太陽光で熱せられている場合、そのボールは高い温度になるため、ボールP203を示す領域は薄い灰色で表示される。
図3は、各カメラで撮影された画像の他の例を示す説明図である。例えば、図2と見た目に同じシーンが撮影された場合、図3(a)に例示する画像P10は、図2(a)に例示する画像P10と同じになる。一方、同じ見た目のシーンでも、被写体の温度が異なる場合、遠赤外カメラで撮影される画像の内容は異なる。
例えば、同じボールや塀でも、塀が直射日光に熱せられ、ボールが水につかって冷やされているとする。この場合、図3(b)に例示するように、画像P20において、塀P204を示す領域は薄い灰色で表示され、ボールP205を示す領域は暗い灰色で表示される。このように、見た目には同じボールや塀であっても、図2およびと図3に例示するように、別の画像が得られる場合がある。
第一画像特徴算出部13は、第一カメラ画像入力部11が入力する画像(第一の画像)から1つ以上の画像特徴を算出する。以下の説明では、第一の画像から算出された画像特徴を第一特徴と記す。ここで、画像特徴とは、スケールが変化しても画像中に特徴的に現れる部分のことであり、広く知られた任意の方法を用いて算出される。第一画像特徴算出部13は、例えば、SIFT(Scale-Invariant Feature Transform )アルゴリズムを用いて画像特徴を算出してもよい。
ただし、算出される画像特徴はSIFTアルゴリズムを用いて算出される画像特徴に限定されず、例えば、BRIEF(Binary Robust Independent Elementary Features )特徴や、ORB(Oriented-BRIEF)特徴が画像特徴として用いられてもよい。
BRIEF特徴やORB特徴のようなバイナリ特徴が用いられる場合、第一画像特徴算出部13は、例えば、FAST(Features from Accelerated Segment Test)を利用して特徴点を抽出してもよい。この場合、第一画像特徴算出部13は、注目画素pの周辺の円周上の16画素を観測し、注目画素pの輝度値と比較して円周上の輝度値が連続してn個以上が閾値t以上明るい(または暗い)場所をコーナー点とし、キーポイントとして登録する。そして、第一画像特徴算出部13は、キーポイントを中心としてガウシアンフィルタによりパッチを平滑化し、ランダムに選択されたペアの画素値の大小関係からバイナリ列を生成する。このバイナリ列がバイナリ特徴として用いられる。画像特徴がバイナリ特徴で表される場合、バイナリ列が同一となるキーポイントが同一のコーナー点として表現されるため、対応付ける画像特徴の微妙なずれを吸収することが可能になる。
第二画像特徴算出部14は、第二カメラ画像入力部12が入力する画像(第二の画像)から1つ以上の画像特徴を算出する。以下の説明では、第二の画像から算出された画像特徴を第二特徴と記す。さらに、第二画像特徴算出部14は、第二特徴を算出した部分の画像の色(具体的には、輝度値)を反転させた画像の画像特徴を算出する。以下の説明では、第二特徴を算出した部分の画像の色を反転させた画像の画像特徴を反転特徴と記す。なお、第二画像特徴算出部14が画像特徴を算出する方法は、第一画像特徴算出部13が画像特徴を算出する方法と同様である。
距離特定部15は、第一の画像と第二の画像で対応する画像特徴同士の距離を算出する。第一の画像と第二の画像は、少なくとも撮影範囲の一部が重複するため、その重複する撮影範囲で画像特徴同士が対応付けられればよい。
具体的には、距離特定部15は、対応する第一特徴と第二特徴との距離を算出する。さらに、距離特定部15は、対応する第一特徴と反転特徴との距離を算出する。そして、距離特定部15は、算出した2種類の距離のうち、短い方の距離を、第一特徴と第二特徴との距離として特定する。
例えば、画像特徴がバイナリ特徴で表される場合、画像特徴同士の距離は、値が異なるビットの数に相当する。図4および図5は、第一特徴と第二特徴との距離の関係を示す説明図である。図4および図5に例示するグラフは、横軸にビット間符号の異なる数が設定され、縦軸に特徴点間距離(すなわち、バイナリ特徴の距離)が設定されている。図4に例示するグラフは、一般的な方法により特定される距離の関係を示しており、ビット間符号の異なる数が増加するにしたがって、特徴点間距離も単調に増加することを示す。
一方、図5に例示するグラフは、距離特定部15により特定される距離の関係を示している。図5に示す例では、ビット間符号の異なる数が増加するにしたがって、特徴点距離も単調に増加するが、ビット間符号の異なる数が全体のビット数の半分を超えると、特徴点距離は単調に減少する。これは、ビット間符号の異なる数が全体のビット数の半分を超えると、反転した画像の画像特徴との距離が逆に近くなるためである。
画像座標位置決定部16は、特定された距離が予め定めた閾値以下である第一特徴と第二特徴のペアを抽出する。この閾値は、例えば、カメラのノイズ等に応じてユーザにより設定される。画像座標位置決定部16は、抽出した第一特徴の第一の画像中における座標位置を特定する。同様に、画像座標位置決定部16は、抽出した第二特徴の第二の画像中における座標位置を特定する。そして、画像座標位置決定部16は、特定した座標位置に基づいて、第一の画像と第二の画像とを合わせる座標位置を算出する。
画像座標位置決定部16は、例えば、算出した第二の画像の各座標位置を第一の画像の各座標位置に合わせるようにしてもよい。なお、画像間で対応する座標位置を一致させるように座標位置を算出する方法は広く知られており、ここでは詳細な説明は省略する。
また、画像座標位置決定部16は、画像特徴により特定した座標位置と、算出した座標位置との差異に基づいて、一方の画像の局所的な補正(具体的には、移動、変形、拡大、縮小など)を実施して、第一の画像と第二の画像とを重ね合わせて表示してもよい。第一のカメラと第二のカメラの相対位置関係が固定されていれば、事前の各カメラのキャリブレーションにより、第一の画像と第二の画像との重ね合わせは概ね実施できるが、被写体の距離に応じて視差が生ずる。そこで、局所的に補正して画像を重ね合わせることで、全体として適切な重ね合わせ画像を生成できる。
例えば、遠方のビルやビルの窓枠などで各カメラのキャリブレーションを行っていた場合、手前を飛行する小型無線飛行機を可視カメラ及び遠赤外カメラで撮影した場合、一般的な方法では、画像の位置合わせを行うことは困難である。しかし、本実施形態では、距離特定部15が、対応する画像特徴を特定できるため、このような状況を撮影した画像であっても、適切に位置合わせを行うことが可能になる。
可視画像と遠赤外画像が適切に合わせられることを、上述する図2および図3を参照して説明する。図3に例示するように、画像の明暗が可視と遠赤外で一致している場合、第一特徴と第二特徴との距離が、第一特徴と反転特徴との距離に比べて短くなる。一方、図2に例示するように、画像の明暗が可視と遠赤外で逆転する場合、第一特徴と反転特徴との距離が、第一特徴と第二特徴との距離に比べて短くなる。
したがって、いずれの場合にも、距離が近く算出される特徴同士の対応関係に基づいて両画像の座標位置を特定できるため、被写体の温度や形状を事前に把握しなくても、適切に画像の位置合わせを行うことができる。
このことを、画像特徴がバイナリ特徴で表される場合を例に挙げ、具体的に説明する。
例えば、黒い高温のボールが白い低温の壁の前を通過していると仮定する。これを可視画像として撮影すると、撮影される可視画像は、白の背景に黒丸の画像データになる。一方これを遠赤外画像として撮影すると、撮影される遠赤外画像は、高温が白色に表現されることが多いため、黒の背景に白丸の画像データになる。
各画像データの画像特徴をバイナリ特徴で表現した場合、排他的論理和の演算結果(距離)は最大値になるが、否定排他的論理和の演算結果(距離)は最小値になるため、最小値を選択することによって位置合わせが可能になる。
逆に、黒い低温のボールが白い高温の壁の前を通過していると仮定する。これを可視画像として撮影すると、撮影される可視画像は、前述する仮定と同様に、白の背景に黒丸の画像データとなる。一方、これを遠赤外画像として撮影すると、撮影される遠赤外画像は、白の背景に黒丸の画像データになる。
各画像データの画像特徴をバイナリ特徴で表現した場合、排他的論理和の演算結果(距離)は最小値になるが、否定排他的論理和の演算結果(距離)は最大値になるため、最小値を選択することによって、やはり位置合わせが可能になる。
したがって、仮に可視画像の明暗と遠赤外画像の明暗の状態が異なる場合にも、可視画像と遠赤外画像から算出された特徴量が近い部分を判断することができるため、画像の位置合わせをすることが可能になる。すなわち、物体や周辺の色や温度を予め考慮することなく、異なる2台のカメラ画像の位置合わせをすることが可能になる。
第一カメラ画像入力部11と、第二カメラ画像入力部12と、第一画像特徴算出部13と、第二画像特徴算出部14と、距離特定部15と、画像座標位置決定部16とは、プログラム(画像位置合わせプログラム)に従って動作するコンピュータのCPU(Central Processing Unit)によって実現される。
図6は、本実施形態の画像位置合わせシステムを含む構成の一例を示す説明図である。
例えば、プログラムは、図6に例示する記憶部34に記憶され、CPUを含むCPU部33は、そのプログラムを読み込み、プログラムに従って、第一カメラ画像入力部11、第二カメラ画像入力部12、第一画像特徴算出部13、第二画像特徴算出部14、距離特定部15および画像座標位置決定部16として動作してもよい。
また、CPU部33は、カメラ部31から入力される画像を第一の画像とし、カメラ部32から入力される画像を第二の画像として処理を実行してもよい。また、CPU部33は、必要な情報を記憶部34から読み込むとともに、画像の位置合わせ結果を表示部35に表示させてもよい。表示部35は、例えば、ディスプレイ装置により実現される。また、記憶部34は、例えば、磁気ディスク装置等により実現される。
また、第一カメラ画像入力部11と、第二カメラ画像入力部12と、第一画像特徴算出部13と、第二画像特徴算出部14と、距離特定部15と、画像座標位置決定部16とは、それぞれが専用のハードウェアで実現されていてもよい。また、本発明による画像位置合わせシステムは、2つ以上の物理的に分離した装置が有線または無線で接続されることにより構成されていてもよい。
次に、本実施形態の画像位置合わせシステムの動作を説明する。図7は、本実施形態の画像位置合わせシステムの動作例を示すフローチャートである。第一カメラ画像入力部11は、第一の画像を入力する。また、第二カメラ画像入力部12は、第二の画像を入力する(ステップS11)。
第一画像特徴算出部13は、第一の画像の画像特徴(第一特徴)を算出する(ステップS12)。同様に、第二画像特徴算出部14は、第二の画像の画像特徴(第二特徴)を算出する(ステップS13)。また、第二画像特徴算出部14は、第二特徴を算出した部分の画像の色を反転させた画像の画像特徴(反転特徴)を算出する(ステップS14)。なお、ステップS12からステップS14までの処理の順序は任意である。
距離特定部15は、対応する第一特徴と第二特徴との距離、および、対応する第一特徴と反転特徴との距離を算出する(ステップS15)。そして、距離特定部15は、両者のうち短い距離を第一特徴と第二特徴との距離と特定する(ステップS16)。
特定された距離が予め定めた距離以下の各特徴を対象に、画像座標位置決定部16は、第一特徴の第一の画像中における座標位置および第二特徴の第二の画像中における座標位置を特定する(ステップS17)。そして、画像座標位置決定部16は、第一の画像と第二の画像とを合わせる座標位置を算出する(ステップS18)。
以上のように、本実施形態では、第一画像特徴算出部13が第一特徴を算出し、第二画像特徴算出部14が第二特徴を算出するとともに、第二特徴を算出した部分の画像の色を反転させた画像の反転特徴を算出する。その後、距離特定部15が、対応する第一特徴と第二特徴との距離、および、対応する第一特徴と反転特徴との距離を算出して、両者のうち短い距離を第一特徴と第二特徴との距離と特定する。そして、画像座標位置決定部16は、特定された距離が予め定めた距離以下の場合、第一特徴の第一の画像中における座標位置および第二特徴の第二の画像中における座標位置を特定して、第一の画像と第二の画像とを合わせる座標位置を算出する。よって、被写体の温度や形状を事前に把握しなくても、適切に画像の位置合わせを行うことができる。
また、本実施形態では、第二画像特徴算出部14が、全体の画像を反転するのではなく、画像特徴を算出した部分の画像を反転して画像特徴(反転特徴)を算出する。このように、部分単位で反転した画像の画像特徴を算出して比較することで、全体のホモグラフィとしては整合する画像のうち一部がずれるような画像の位置合わせを適切に行うことが可能になる。
また、本実施形態では、距離特定部15が、温度情報に基づく画像特徴の差異を吸収できるため、事前に撮像される物体の温度情報を得ることが困難な場合でも、対応する特徴のペアを一度に検出でき、且つ位置合わせを高速に行うことができる。
また、画像特徴がバイナリ特徴で表される場合、上述するように、画像特徴同士の距離は値が異なるビット数に相当する。そのため、本実施形態の画像位置合わせシステムの各構成要素は、以下の処理を実施していると言うこともできる。
具体的には、第一画像特徴算出部13は、第一特徴として第一バイナリ特徴を算出する。また、第二画像特徴算出部14は、第二特徴として第二バイナリ特徴を算出する。距離特定部15は、第一バイナリ特徴と第二バイナリ特徴の排他的論理和の演算を行うことにより、両特徴(第一バイナリ特徴と第二バイナリ特徴)間の第一の距離を算出する。
さらに、距離特定部15は、第一バイナリ特徴と第二バイナリ特徴の否定排他的論理和の演算を行うことにより、両特徴間の第二の距離を算出する。この処理は、本実施形態において、第二画像特徴算出部14が反転特徴を算出し、距離特定部15が第一特徴と反転特徴の距離を算出する処理に対応する。そして、距離特定部15は、第一の距離と第二の距離のうち短い距離を第一特徴と第二特徴との距離と特定する。
このようにすることで、両特徴間の距離がビット計算で算出できるため、対応する画像特徴を特定する処理を高速化できる。
次に、本実施形態の概要を説明する。図8は、本実施形態による画像位置合わせシステムの概要を示すブロック図である。本実施形態による画像位置合わせシステムは、第一の画像の画像特徴である第一特徴を算出する第一特徴算出部81(例えば、第一画像特徴算出部13)と、第一の画像と少なくとも撮影範囲の一部が重複する第二の画像の画像特徴である第二特徴を算出する第二特徴算出部82(例えば、第二画像特徴算出部14)と、第二特徴を算出した部分の画像の色を反転させた画像の画像特徴である反転特徴を算出する反転特徴算出部83(例えば、第二画像特徴算出部14)と、対応する第一特徴と第二特徴との距離、および、対応する第一特徴と反転特徴との距離を算出して、両者のうち短い距離を第一特徴と第二特徴との距離と特定する距離特定部84(例えば、距離特定部15)と、特定された距離が予め定めた距離以下の場合、第一特徴の第一の画像中における座標位置および第二特徴の第二の画像中における座標位置を特定して、第一の画像と第二の画像とを合わせる座標位置を算出する座標位置決定部85(例えば、画像座標位置決定部16)とを備えている。
そのような構成により、被写体の温度や形状を事前に把握しなくても、適切に画像の位置合わせを行うことができる。
例えば、第一の画像は可視光領域を撮像した画像(例えば、可視カメラによって撮影される画像)であり、第二の画像は物体が放出する温度領域を撮像した画像(例えば、遠赤外カメラによって撮影される画像)である。
また、第一特徴算出部81は、第一特徴として第一バイナリ特徴を算出し、第二特徴算出部82は、第二特徴として第二バイナリ特徴を算出し、距離特定部84は、第一バイナリ特徴と第二バイナリ特徴の排他的論理和の演算を行うことにより両特徴間の第一の距離を算出し、第一バイナリ特徴と第二バイナリ特徴の否定排他的論理和の演算を行うことにより両特徴間の第二の距離を算出し、第一の距離と第二の距離のうち短い距離を第一特徴と第二特徴との距離と特定してもよい。例えば、第一特徴および第二特徴には、BRIEF特徴が用いられる。
そのような構成により、両特徴間の距離がビット計算で実現できるため、対応する画像特徴を特定する処理を高速化できる。
また、座標位置決定部85は、画像特徴により特定した座標位置と、算出した座標位置との差異に基づいて、一方の画像の局所的な補正を実施して、第一の画像と第二の画像とを重ね合わせて表示してもよい。
なお、上述した各実施の形態は、本開示の好適な実施の形態であり、上記各実施の形態にのみ本発明の範囲を限定するものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において当業者が上記各実施の形態の修正や代用を行い、種々の変更を施した形態を構築することが可能である。
この出願は、2015年8月19日に出願された日本出願特願2015−161789を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、各カメラで撮影された画像の位置を合わせる画像位置合わせシステムに好適に適用される。本発明は、例えば、可視と遠赤外といった異なる波長の画像を取得する2台のカメラで撮影された画像の位置ずれを補正する場合に好適に適用される。
11 第一カメラ画像入力部
12 第二カメラ画像入力部
13 第一画像特徴算出部
14 第二画像特徴算出部
15 距離特定部
16 画像座標位置決定部
31 カメラ部(第一のカメラ)
32 カメラ部(第二のカメラ)
33 CPU部
34 記憶部
35 表示部

Claims (9)

  1. 第一の画像の画像特徴である第一特徴を算出する第一特徴算出手段と、
    前記第一の画像と少なくとも撮影範囲の一部が重複する第二の画像の画像特徴である第二特徴を算出する第二特徴算出手段と、
    前記第二特徴を算出した部分の画像の色を反転させた画像の画像特徴である反転特徴を算出する反転特徴算出手段と、
    対応する前記第一特徴と前記第二特徴との距離、および、対応する前記第一特徴と前記反転特徴との距離を算出して、両者のうち短い距離を前記第一特徴と前記第二特徴との距離と特定する距離特定手段と、
    特定された距離が予め定めた距離以下の場合、前記第一特徴の第一の画像中における座標位置および前記第二特徴の第二の画像中における座標位置を特定して、当該第一の画像と当該第二の画像とを合わせる座標位置を算出する座標位置決定手段とを備えた
    ことを特徴とする画像位置合わせシステム。
  2. 前記第一の画像は可視光領域を撮像した画像であり、
    前記第二の画像は物体が放出する温度領域を撮像した画像である
    請求項1記載の画像位置合わせシステム。
  3. 前記第一特徴算出手段は、前記第一特徴として第一バイナリ特徴を算出し、
    前記第二特徴算出手段は、前記第二特徴として第二バイナリ特徴を算出し、
    前記距離特定手段は、前記第一バイナリ特徴と前記第二バイナリ特徴の排他的論理和の演算を行うことにより両特徴間の第一の距離を算出し、前記第一バイナリ特徴と前記第二バイナリ特徴の否定排他的論理和の演算を行うことにより両特徴間の第二の距離を算出し、前記第一の距離と前記第二の距離のうち短い距離を第一特徴と第二特徴との距離と特定する
    請求項1または請求項2記載の画像位置合わせシステム。
  4. 前記第一特徴および前記第二特徴には、BRIEF特徴が用いられる
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の画像位置合わせシステム。
  5. 前記座標位置決定手段は、画像特徴により特定した座標位置と、算出した座標位置との差異に基づいて、一方の画像の局所的な補正を実施して、前記第一の画像と前記第二の画像とを重ね合わせて表示する
    請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の画像位置合わせシステム。
  6. 第一の画像の画像特徴である第一特徴を算出し、
    前記第一の画像と少なくとも撮影範囲の一部が重複する第二の画像の画像特徴である第二特徴を算出し、
    前記第二特徴を算出した部分の画像の色を反転させた画像の画像特徴である反転特徴を算出し、
    対応する前記第一特徴と前記第二特徴との距離、および、対応する前記第一特徴と前記反転特徴との距離を算出して、両者のうち短い距離を前記第一特徴と前記第二特徴との距離と特定し、
    特定された距離が予め定めた距離以下の場合、前記第一特徴の第一の画像中における座標位置および前記第二特徴の第二の画像中における座標位置を特定して、当該第一の画像と当該第二の画像とを合わせる座標位置を算出する
    ことを特徴とする画像位置合わせ方法。
  7. 前記第一の画像は可視光領域を撮像した画像であり、
    前記第二の画像は物体が放出する温度領域を撮像した画像である
    請求項6記載の画像位置合わせ方法。
  8. コンピュータに、
    第一の画像の画像特徴である第一特徴を算出する第一特徴算出処理、
    前記第一の画像と少なくとも撮影範囲の一部が重複する第二の画像の画像特徴である第二特徴を算出する第二特徴算出処理、
    前記第二特徴を算出した部分の画像の色を反転させた画像の画像特徴である反転特徴を算出する反転特徴算出処理、
    対応する前記第一特徴と前記第二特徴との距離、および、対応する前記第一特徴と前記反転特徴との距離を算出して、両者のうち短い距離を前記第一特徴と前記第二特徴との距離と特定する距離特定処理、および、
    特定された距離が予め定めた距離以下の場合、前記第一特徴の第一の画像中における座標位置および前記第二特徴の第二の画像中における座標位置を特定して、当該第一の画像と当該第二の画像とを合わせる座標位置を算出する座標位置決定処理
    を実行させるためのプログラム。
  9. 前記第一の画像は可視光領域を撮像した画像であり、
    前記第二の画像は物体が放出する温度領域を撮像した画像である
    請求項8記載のプログラム
JP2017535228A 2015-08-19 2016-08-05 画像位置合わせシステム、方法およびプログラム Active JP6891808B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015161789 2015-08-19
JP2015161789 2015-08-19
PCT/JP2016/003620 WO2017029784A1 (ja) 2015-08-19 2016-08-05 画像位置合わせシステム、方法および記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017029784A1 JPWO2017029784A1 (ja) 2018-05-31
JP6891808B2 true JP6891808B2 (ja) 2021-06-18

Family

ID=58051488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017535228A Active JP6891808B2 (ja) 2015-08-19 2016-08-05 画像位置合わせシステム、方法およびプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6891808B2 (ja)
WO (1) WO2017029784A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7162878B2 (ja) * 2018-11-16 2022-10-31 株式会社ジェイエイアイコーポレーション 撮像装置、及び撮像装置を用いた被写体の検査方法
JP7395082B1 (ja) 2022-02-15 2023-12-08 三菱電機株式会社 画像検索装置、画像検索方法及び画像検索プログラム
CN114897947A (zh) * 2022-04-08 2022-08-12 苏州大学 一种基于时空间统一的热红外和可见光图像同步配准方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5531493B2 (ja) * 2009-08-04 2014-06-25 株式会社リコー 文字認識装置、文字認識方法、プログラム及び記録媒体
US9692991B2 (en) * 2011-11-04 2017-06-27 Qualcomm Incorporated Multispectral imaging system
JP6221682B2 (ja) * 2013-11-22 2017-11-01 株式会社リコー 画像処理装置、撮像システム、画像処理方法およびプログラム
JP2015176252A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 オムロン株式会社 画像処理装置および画像処理方法
JP6347155B2 (ja) * 2014-05-26 2018-06-27 富士通株式会社 画像処理装置、画像判断方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017029784A1 (ja) 2017-02-23
JPWO2017029784A1 (ja) 2018-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20160180169A1 (en) Iris recognition device, iris recognition system including the same and method of operating the iris recognition system
US20200043225A1 (en) Image processing apparatus and control method thereof
KR102415509B1 (ko) 얼굴 인증 방법 및 장치
CN109712192B (zh) 摄像模组标定方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质
US10694101B2 (en) Contrast-enhanced combined image generation systems and methods
JP5390943B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
KR102149276B1 (ko) 영상 정합 방법
US20150278996A1 (en) Image processing apparatus, method, and medium for generating color image data
KR20170019359A (ko) 국부적 적응형 히스토그램 등화
CN109559353B (zh) 摄像模组标定方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质
JP6582516B2 (ja) 画像におけるカラーチャートの検出装置及び検出方法
JP2016151955A (ja) 画像処理装置、撮像装置、距離計測装置、および画像処理方法
JP6891808B2 (ja) 画像位置合わせシステム、方法およびプログラム
KR20140015892A (ko) 영상 정합 장치 및 방법
CN112712536B (zh) 图像处理方法、芯片及电子装置
CN107016330B (zh) 通过预记录的图像投影对欺诈进行检测的方法
KR101245247B1 (ko) 영상 밝기 조절 방법, 장치 및 이를 이용한 다중 카메라
Zhang et al. A new modified panoramic UAV image stitching model based on the GA-SIFT and adaptive threshold method
US11218650B2 (en) Image processing method, electronic device, and computer-readable storage medium
JP6374849B2 (ja) ユーザ端末、色彩補正システム及び色彩補正方法
KR20140038749A (ko) 영상 왜곡 보정 장치 및 방법
US9122935B2 (en) Object detection method, storage medium, integrated circuit, and object detection apparatus
CN112598716B (zh) 一种多模态图像的配准方法、装置及***
CN115546312A (zh) 一种相机外参数的校正方法及装置
KR20150021352A (ko) 영상 정합 장치 및 이를 이용한 영상 정합 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180201

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200929

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210427

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210510

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6891808

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150