JP6888604B2 - サービスの予約提供システム及び予約提供方法 - Google Patents

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Description

本発明は、サービスの提供を受ける際に、サービス提供の正当性確認を簡易に行うことができる、サービスの予約提供システム及び予約提供方法に関する。
予約したサービスの提供を受けるに際しては、サービス提供者側が有人の場合に、対面にて氏名や身分証等を確認する作業等が必要であり、また、サービス提供者側が無人の場合に、電話番号や暗証番号等の本人確認情報を機器へ入力させる作業等が必要となる。
これにより、サービス提供者側では、人員のコスト、又は利用者側の情報入力の手間が必要となる。
また、サービスの提供に際しては、本来の利用者であることを装ったなりすまし対策が必要となる。
このような対策に対応した技術として、例えば、特許文献1が知られている。
特許文献1に示される電子チケット認証確認システムでは、利用者からの予約に従って電子チケットを発行する電子チケット発行装置と、利用者がサービスを利用する際に電子チケットの正当性を確認する電子チケット確認装置と、を具備する。
電子チケット発行装置は、別途接続されたユーザ端末内の認証データ読取手段で得た認証データと、利用者により設定されたチケットの予約情報とを暗号化して、電子チケット情報を生成するとともに、該電子チケット情報を記憶媒体(例えば、メモリカード、携帯電話など)に書き込むものである。
電子チケット確認装置は、電子チケット発行装置で暗号化された電子チケットを復号化するとともに、照合用として新たに読み取られた照合用の認証データを用いて電子チケットの正当性確認を行うことで、電子チケットが改ざんされる危険性を防止する。
特開2005−122268号公報
ところで、特許文献1に示される電子チケット認証確認システムでは、電子チケット発行装置において、メモリカード・携帯電話などの記憶媒体に対して、利用者の認証データを含む電子チケット情報を書き込む必要があり、当該記憶媒体を通じて個人情報の流出が生じる恐れがある。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、サービス予約時において、利用者の生体認証情報を携帯電話等の利用者端末に書き込む必要がなく、個人情報の流失を未然に防止することが可能なサービスの予約提供システム及び予約提供方法を提供する。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の第1態様は、サービスの予約及び予約したサービスを提供するシステムであって、利用者端末により入力されたサービスの予約情報及び生体認証情報等の入力情報を受け入れかつこれら情報を互いに連携させるデータ受入手段と、前記データ受入手段での入力内容に基づき、利用者を特定する生体認証情報を外部の生体認証サービスに照会するとともに、外部のサービス提供端末に、これら利用者からの予約情報及び生体認証情報を供給する予約確定手段と、サービス利用時に、前記サービス提供端末にて利用者により入力された生体認証情報が、前記予約確定手段により供給された生体認証情報に一致するか否かで、利用者が入力した予約情報に基づくサービス予約の利用を許可する利用許可手段と、をネットワーク上に具備することを特徴とする
本発明の第2態様は、サービスの予約及び予約したサービスを提供する方法であって、
利用者端末により入力されたサービスの予約情報及び生体認証情報等の入力情報を受け入れかつこれら情報を互いに連携させるデータ受入段階と、前記データ受入段階での入力内容に基づき、利用者を特定する生体認証情報を外部の生体認証サービスに照会するとともに、外部のサービス提供端末に、これら利用者からの予約情報及び生体認証情報を供給する予約確定段階と、サービス利用時に、前記サービス提供端末にて利用者により入力された生体認証情報が、前記予約確定段階により供給された生体認証情報に一致するか否かで、利用者が入力した予約情報に基づくサービス予約の利用を許可する利用許可段階と、をネットワーク上で順次実施することを特徴とする。
本発明によれば、サービス予約時において、持ち運び可能なメモリカード・携帯電話などの利用者端末に対して、利用者の生体認証情報を書き込む必要がなく、利用者端末の紛失、盗難などによる個人情報の流失を未然に防止することができる。
本発明に係る概略構成図である。 本発明の第1実施形態に係る概略構成図である。 利用者によるサービス予約時に実行されるフローチャートである。 利用者によるサービス使用時に実行されるフローチャートである。 図4の変形例を示すフローチャートである。
本発明の最少構成について図1を参照して説明する。
本発明のサービスの予約提供システム100は、データ受入手段1と、予約確定手段2と、利用許可手段3とからなるデータ処理手段を主な構成要素とし、これら構成要素をネットワークN上に有することを特徴とする。より具体的には、ネットワークNにより接続されたサーバ等の端末にこれらの構成要素を有することを特徴とする。
データ受入手段1は、携帯電話などの利用者端末4を経由して、利用者により入力されたサービスの予約情報及び生体認証情報等の入力情報を受け入れかつこれら情報を互いに連携させるためのものである。
予約確定手段2は、データ受入手段1での入力内容に基づいて、利用者を特定する生体認証情報を外部の生体認証サービス5に照会するとともに、外部のサービス提供端末6に、これら予約情報及び生体認証情報を供給する。
利用許可手段3は、サービス利用時に、サービス提供端末6にて利用者により入力された生体認証情報が、データ受入手段1で受け入れた生体認証情報に一致するか否かで、利用者が入力した予約情報に基づくサービス予約の利用を許可するためのものである。
そして、上記のように構成された予約提供システム100では、データ受入手段1にて、利用者により入力されたサービスの予約情報及び生体認証情報等の入力情報を受け入れる。
その後、予約確定手段2にて、データ受入手段1での入力内容に基づき、利用者を特定する生体認証情報を外部の生体認証サービス5に照会するとともに、外部のサービス提供端末6に、利用者からの予約情報及び生体認証情報を供給する。
その後、利用許可手段3にて、サービス利用時に、サービス提供端末6において利用者により改めて入力された生体認証情報が、データ受入手段1で受け入れた生体認証情報に一致するか否かで、利用者が入力した予約情報に基づくサービス予約の利用を許可するようにした。
すなわち、上記予約提供システム100は、ネットワークN上のデータ受入手段1と、予約確定手段2と及び利用許可手段3を介して、利用者の生体認証情報及び当該生体認証情報に連携された予約情報を、外部のサービス提供端末6に直接的に供給できる構成である。
これにより、上記予約提供システム100では、サービス予約時において、持ち運び可能なメモリカード・携帯電話などの記憶媒体となる利用者端末に対して、利用者の生体認証情報を書き込む必要がなく、利用者端末の紛失、盗難などによる個人情報の流失を未然に防止することができる。
上記予約提供システム100では、利用者端末4により入力されたサービスの予約情報及び生体認証情報等の入力情報を受け入れかつこれら情報を互いに連携させる「データ受入段階」と、データ受入段階での入力内容に基づき利用者を特定する生体認証情報を外部の生体認証サービスに照会するとともに、外部のサービス提供端末6に、これら利用者からの予約情報及び生体認証情報を供給する「予約確定段階」と、サービス利用時に、サービス提供端末6にて利用者により入力された生体認証情報が、予約確定段階により供給された生体認証情報に一致するか否かで利用者が入力した予約情報に基づくサービス予約の利用を許可する「利用許可段階」と、をネットワークN上で順次実施する予約提供方法が採用されている。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図2〜図4を参照して説明する。
本実施形態に示されるサービスの予約・提供システム101は、データ受入手段11と、予約確定手段12と、利用許可手段13とからなるデータ処理手段を主な構成要素とし、これら構成要素をネットワークN1上に有することを特徴とする。
すなわち、サービス予約・提供システム101は、他の要素と通信可能なネットワークN1上に存在し、各利用者に対するサービスの予約及び提供を管理する。
データ受入手段11は、携帯電話などの利用者端末14を経由して、利用者により入力されたサービスの予約情報及び生体認証情報等の入力情報を受け入れ、かつこれら情報を、鍵ペアを通じて互いに連携させるためのものである。
利用者端末14は、サービス利用者が所有する端末であり、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレットなどが想定される。この利用者端末14では、サービス予約時には、利用者の操作によりサービス予約・提供システム101と通信を行い、サービスの予約を行う。
予約確定手段12は、データ受入手段11での入力内容に基づいて、利用者を特定する生体認証情報を外部の生体認証サービス15に照会するとともに、外部のサービス提供端末16(後述する)に、これら利用者からの予約情報と生体認証情報とを供給する。
具体的には、予約確定手段12では、予約時に、データ受入手段11での入力内容に基づいて、利用者が使用する生体認証サービス15の登録及び、鍵の生成及びサービス予約・提供システム101の記憶登録部(図示略)への登録、利用を希望するサービス提供端末16の選択を行う。さらに、予約確定手段12では、予約時に決済サービス20を用いた決済まで行うことが一般的である(鍵の扱いについては実施形態の動作説明で詳細に述べる)。
また、生体認証サービス15は、顔認証、虹彩認証、指紋認証などの生体認証を提供するサービスである。具体的に、この生体認証サービス15では、認証のたびに利用者の認証用のデータを受け付ける方式、認証アルゴリズム自体を提供し、認証をサービス予約・提供システム101又はサービス提供端末16内で実施する方式などがある。
さらに、予約確定手段12では、予約時に決済サービス20に接続し、利用者に対するサービス対価を課金する。なお、この決済サービス20は、サービス提供者による運営でも良いし、外部サービスを利用しても良い。
利用許可手段13は、サービス利用時に、サービス提供端末16にて利用者により入力された生体認証情報が、データ受入手段11で受け入れた生体認証情報に一致するか否かで、利用者が入力した予約情報に基づくサービス予約の利用を許可するためのものである。
サービス提供端末16は、サービス提供者が利用者へサービスを提供するための端末であり、例えば、コンビニ、駅、空港などに設置されたチケット発券端末、オンラインプリント端末、宿泊施設の入り口に設置された施錠端末、イベント会場等の入場ゲートなどが想定される。また、このサービス提供端末16では、WIFIやBLUETOOTH(登録商標)などの近距離通信21を介して利用者端末14の鍵の確認及び、利用者の生体認証を行い、両方が成功した場合に利用者へサービスを提供する。
そして、上記のように構成された予約・提供システム101では、データ受入手段11にて、利用者により入力されたサービスの予約情報及び生体認証情報等の入力情報を受け入れる。
その後、予約確定手段12にて、データ受入手段11での入力内容に基づき、利用者を特定する生体認証情報を外部の生体認証サービス15に照会するとともに、外部のサービス提供端末16に、利用者からの生体認証情報と予約情報とを対応させて鍵ペア作成し、かつ記憶させる。
その後、利用許可手段13にて、サービス利用時に、サービス提供端末16において利用者により改めて入力された生体認証情報が、データ受入手段11で入力された生体認証情報に一致するか否かで、利用者からの予約情報に基づくサービス予約の利用を許可するようにした。
すなわち、上記サービス予約・提供システム101では、利用者からの予約時には利用者端末14からの通信を受け付け、利用者が使用する生体認証サービス、利用者端末の鍵情報、利用者が希望するサービス提供端末16の記録を行うとともに、決済サービス20と連携して決済まで行う。さらに、上記サービス予約・提供システム101では、利用者へのサービス提供時に、サービス提供端末16を介して利用者の本人確認を行った上で、サービス提供端末16へ利用者へのサービス提供を指示する。
《実施形態の動作説明》
次に、図3を参照して利用者によるサービス予約時のフローチャートについて説明する。
なお、以下のフローチャートは、サービス予約・提供システム101の管理下で実行される処理であるが、実際に実行される箇所を、図3上に、利用者端末14/サービス予約・提供システム101/生体認証サービス15/決済サービス20に区分して表示する。
また、図3のフローチャートでは、ステップSA01〜SA04によりサービス予約・提供システム101の「データ受入手段11」を構成し、ステップSA05〜SA13によりサービス予約・提供システム101の「予約確定手段12」を構成している。
〔ステップSA01〕〜〔ステップSA02〕
利用者が利用者端末14の操作によりサービス一覧の表示を要求した場合(ステップSA01)に、サービス予約・提供システム101がサービス一覧を送信する(ステップSA02)。
〔ステップSA03〕
ステップSA01及びSA02を受けて、利用者が参照している利用者端末14にサービスの一覧を表示した後(ステップSA03)、利用者に対して、希望するサービスを選択させ、さらにサービス提供場所の指定や、利用する生体認証サービス15の指定を行なわせる。
〔ステップSA04〕
ステップSA04は利用者による操作後の利用者端末14の内部で実施される処理である。
利用者端末14では公開鍵暗号方式の秘密鍵と公開鍵のペアを生成し、利用者端末14への近距離通信21での接続方法、利用者が指定した生体認証サービス15の情報とともに、生成した公開鍵をサービス予約・提供システム101へ送信する。また、ステップSA04では、サービス提供を受ける際に接続するサービス提供端末16の正当性を確認するための証明書もサービス一覧に含まれて受信しているので、ここで保持しておく。
利用者端末14からサービス予約・提供システム101へ送信される生体認証サービス15の情報には、生体認証サービス15の接続先、利用者の生体認証結果として期待される情報が含まれる。
〔ステップSA05〕〜〔ステップSA06〕
ステップSA05にて、利用者から指定された生体認証サービス15が利用可能か確認した後、ステップSA06にて、生体認証サービス15に対して応答を行わせる。なお、これらステップSA05〜SA06で示される生体認証処理は、サービス予約・提供システム101内やサービス提供端末16の本体内で実施される他、生体認証サービス15からのアルゴリズムのダウンロードなどを行うことで、所定の機器で実行可能となる。
〔ステップSA07〕
ステップSA05で生体認証サービス15が利用可能と判断された場合には、ステップSA07で、利用者端末14から受信した予約情報を保存する。なお、このステップSA07では、仮予約状態とし、一定期間内に決済が完了しないときに予約に自動的にキャンセルすると良い。
〔ステップSA08〕〜〔ステップSA13〕
ステップSA08にて利用者へ決済の要求を行った後、ステップSA09にて利用者に対して利用者端末14上で決済情報を入力させる。
その後、ステップSA10及びSA11にて決済サービス20と連携して決済処理を完了させる。
その後、ステップSA12にて予約確定とし、ステップSA13にて利用者端末14上に予約完了の表示を行わせ、本フローを終了する。
次に、図4を参照して利用者へのサービス提供時のフローチャートについて説明する。
なお、以下のフローチャートは、サービス予約・提供システム101の管理下で実行される処理であるが、実際に実行される箇所を、図4上に、利用者端末14/サービス提供端末16/サービス予約・提供システム101/生体認証サービス15に区分して表示する。
また、図4のフローチャートでは、ステップSB01〜SB08によりサービス予約・提供システム101の「利用許可手段13」を構成している。また、これらステップの処理は、サービス予約・提供システム101の本体内で実施される他、サービス提供端末16内部で実施することも可能である。
〔ステップSB01〕〜〔ステップSB03〕
ステップSB01〜SB03は、生体認証を行う処理である。
ステップSB01でサービス提供端末16が生体認証を受け付けており、利用者が生体認証を試みると、サービス提供端末16が取得した生体データをサービス予約・提供システム101へ送付する。
その後、ステップSB02にて、サービス予約・提供システム101から生体認証サービス15に対して生体認証の要求を行い、さらにステップSB03にて生体認証サービス15に対して生体認証の結果を返送させる。
〔ステップSB04〕
ステップSB04では、利用者の生体認証の結果が予約者本人を示すものか否か確認し、予約者に該当した場合は、その予約者の利用者端末14への近距離通信接続情報を送付するとともに、公開鍵をサービス提供端末16へ送付する。
〔ステップSB05〕
ステップSB05では、サービス提供端末16に対して、近距離通信21による利用者端末14の検索を行わせ、さらに公開鍵暗号方式による確認を要求する。具体的には、ステップSB05にて、ハンドシェイクの後、任意の乱数を利用者端末14の公開鍵で暗号化して利用者端末14へ送付する。
〔ステップSB06〕
ステップSB06では、利用者端末14にて、ハンドシェイク時に、予約時のステップSB04で保持していたサービス提供端末16の証明書を確認できた場合に、ステップSB05の要求に応えさせる。具体的には、ステップSB06にて、暗号化された乱数を秘密鍵で復号し、サービス提供端末16へ返送させる。
〔ステップSB07〕
ステップSB07にて、サービス提供端末16に対して、乱数が正しく復号されたことにより予約時の公開鍵の正当性を確認させた場合に、次のステップSB08にて利用者へサービス提供を許可する。
以上詳細に説明したように本実施形態におけるサービスの予約・提供システム101では、利用者がサービスの提供を受ける際に、利用者端末14、サービス提供端末16を操作する必要がないため利便性が向上する。
また、上記サービスの予約・提供システム101では、予約情報が端末内の鍵だけでなく生体認証も併用するため、なりすましによるサービス利用を防止することができる。
また、上記サービスの予約・提供システム101では、サービス予約時の鍵は予約毎に生成するため、万が一漏洩したとしても被害が他のサービスや予約に拡がらず限定的である。
また、上記サービスの予約・提供システム101では、生体認証サービス15について自身が信頼するものを利用できるため、サービス予約毎に生体情報を登録する必要がなく、個人情報の流出を抑制できる。
また、上記サービスの予約・提供システム101では、サービスをオンラインで予約し、サービス提供時に人手を介さない本人確認が可能であり、サービス提供時の人手を減らすことができる。
すなわち、上記予約・提供システム101は、ネットワークN1上のデータ受入手段11と、予約確定手段12と及び利用許可手段13を介して、外部のサービス提供端末16に対して、利用者からの予約情報及び生体認証情報を供給することができる。
これにより、上記予約・提供システム101では、サービス予約時及びサービス利用時において、持ち運び可能なメモリカード・携帯電話などの記憶媒体に対して、利用者の生体認証情報を書き込む必要がなく、記憶媒体の紛失、盗難などによる個人情報の流失を未然に防止することができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、サービス提供時において、予約者の生体認証の後に予約情報の確認を行ったが、これら処理は逆であっても良い。
具体的には、第2実施形態のサービス提供時の処理として、図5に示すフローチャートを実行しても良い。
なお、以下のフローチャートは、サービス予約・提供システム101の管理下で実行される処理であるが、実際に実行される箇所を、図5上に、利用者端末14/サービス提供端末16/サービス予約・提供システム101/生体認証サービス15に区分して表示する。
また、図5のフローチャートでは、ステップSC01〜SC10によりサービス予約・提供システム101の「利用許可手段13」を構成している。また、これらステップの処理は、サービス予約・提供システム101の本体内で実施される他、サービス提供端末16内部で実施することも可能である。
〔ステップSC01〕
ステップSC01にて、利用者による予約後、サービス提供開始前の任意のタイミングで、サービス予約・提供システム101からサービス提供端末16へ、予約された利用者端末情報の一覧を送信させる。これには、利用者端末14の近距離通信接続情報と公開鍵が含まれる。
〔ステップSC02〕
ステップSC02にて、サービス提供端末16に対して、保持する一覧に含まれる利用者端末14を近距離通信21で検索させ、該当する利用者端末14を発見した場合に、当該端末14に接続して、公開鍵暗号方式による確認を要求する。
具体的には、ステップSC02にて、ハンドシェイクの後、任意の乱数を利用者端末14の公開鍵で暗号化して利用者端末14へ送付する。
〔ステップSC03〕
ステップSC03にて、利用者端末14において、ハンドシェイク時に、予約時に保持していたサービス提供端末16の証明書を確認できた場合に、ステップSC02の要求に応える。具体的には、ステップSC03にて、暗号化された乱数を秘密鍵で復号し、サービス提供端末16へ返送させる。
〔ステップSC04〕〜〔ステップSC07〕
ステップSC04にて、サービス提供端末16に対して、乱数が正しく復号され予約時の公開鍵の正当性が確認された場合に、その結果を一定期間保持させる。
また、サービス提供端末16では、ステップSC02〜S04の動作と並行して、ステップSC05を実行する。ステップSC05では、生体認証を受け付け、利用者が生体認証を試みた場合に、サービス提供端末16が取得した生体データをサービス予約・提供システム101へ送付させる。その後、ステップSC06にて、生体認証サービス15に対して生体認証を要求した後、ステップSC07にて生体認証サービス15による生体認証の結果を返送するように要求する。
〔ステップSC08〕
ステップSC08にて、利用者の生体認証の結果が予約者本人に一致しているかを確認し、確認結果をサービス提供端末16へ返送させる。
〔ステップSC09〕〜〔ステップSC10〕
ステップSC09にて、サービス提供端末16に対して該当の予約者の利用者端末14の鍵ペアを確認済みか否かを検出し、確認済みであると判定した場合にステップSC10にてサービスを提供する。このステップSC09にて確認済みでないと判定した場合にステップSC05以降の処理を行う。
(第3実施形態)
第3実施形態として、図3のステップSA04の鍵の生成において、公開鍵暗号の鍵ペアではなく共通鍵を生成してサービス予約・提供システム101へ送信し、図4のステップSB05〜SB07における鍵の確認で、利用者端末14がサービス予約・提供システム101に登録された共通鍵を保持することを確認しても良い。
(第4実施形態)
第1、第2実施形態に示されるサービス提供時のフローチャートでは、図4及び図5に示すように、鍵情報の確認と生体認証結果の確認が両方ともできた場合のみサービス提供している。しかし、顔認証のみによる確認の場合にも、セキュリティ低下を許容できるとの条件下で適用可能である。
また、第1、第2実施形態のフローチャートにて、生体認証に何度も失敗する場合には、サービス提供者のスタッフにより鍵情報が一致することを確認することにより、サービスを提供することもできる。また、利用者が利用者端末14を忘れた場合には、サービス提供者のスタッフによる確認の下、生体認証による確認のみでサービス提供する、などの運用時の例外対処としても適用可能である。
(第5実施形態)
第5実施形態として、図3のステップSC03とステップS04での利用者によるサービス予約の際に、鍵1つに対して複数の利用者の生体認証情報を指定することも可能である。サービス提供時には鍵を持つ利用者端末14は近傍に存在すればよいので、複数人で同時に同じサービスの提供を受ける際に、登録する利用者端末14を1つ持っていれば足りるからである。このような状況は、グループでのサービス利用や、家族でのサービス利用がユースケースとして考えられる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明は、事前に予約したサービスの提供を受ける際に、利用者に対するサービス提供の正当性確認を簡易に行うことができる、サービスの予約提供システム及び予約提供方法に関する。
1 データ受入手段
2 予約確定手段
3 利用許可手段
4 利用者端末
5 生体認証サービス
6 サービス提供端末
11 データ受入手段
12 予約確定手段
13 利用許可手段
14 利用者端末
15 生体認証サービス
16 サービス提供端末
20 決済サービス
21 近距離通信
100 サービスの予約提供システム
101 サービスの予約・提供システム

Claims (7)

  1. サービスの予約及び予約したサービスを提供するシステムであって、
    利用者端末により入力されたサービスの予約情報及び生体認証情報を含む入力情報を受け入れかつこれら情報を互いに連携させるデータ受入手段と、
    前記データ受入手段での入力内容に基づき、利用者を特定する生体認証情報を外部の生体認証サービスに照会するとともに、外部のサービス提供端末に、これら利用者からの予約情報及び生体認証情報を供給する予約確定手段と、
    サービス利用時に、前記サービス提供端末にて利用者により入力された生体認証情報が、前記予約確定手段により供給された生体認証情報に一致するか否かで、利用者が入力した予約情報に基づくサービス予約の利用を許可する利用許可手段と、をネットワーク上に具備し、
    前記データ受入手段では、利用者の生体認証情報と予約情報とを対応させる鍵ペアを作成することを特徴とするサービスの予約提供システム。
  2. サービスの予約及び予約したサービスを提供するシステムであって、
    利用者端末により入力されたサービスの予約情報及び生体認証情報を含む入力情報を受け入れかつこれら情報を互いに連携させるデータ受入手段と、
    前記データ受入手段での入力内容に基づき、利用者を特定する生体認証情報を外部の生体認証サービスに照会するとともに、外部のサービス提供端末に、これら利用者からの予約情報及び生体認証情報を供給する予約確定手段と、
    サービス利用時に、前記サービス提供端末にて利用者により入力された生体認証情報が、前記予約確定手段により供給された生体認証情報に一致するか否かで、利用者が入力した予約情報に基づくサービス予約の利用を許可する利用許可手段と、をネットワーク上に具備し、
    前記予約確定手段では、利用者の生体認証情報と予約情報とを対応させた後、決済サービスを利用して決済処理をすることを特徴とするサービスの予約提供システム。
  3. サービスの予約及び予約したサービスを提供するシステムであって、
    利用者端末により入力されたサービスの予約情報及び生体認証情報を含む入力情報を受け入れかつこれら情報を互いに連携させるデータ受入手段と、
    前記データ受入手段での入力内容に基づき、利用者を特定する生体認証情報を外部の生体認証サービスに照会するとともに、外部のサービス提供端末に、これら利用者からの予約情報及び生体認証情報を供給する予約確定手段と、
    サービス利用時に、前記サービス提供端末にて利用者により入力された生体認証情報が、前記予約確定手段により供給された生体認証情報に一致するか否かで、利用者が入力した予約情報に基づくサービス予約の利用を許可する利用許可手段と、をネットワーク上に具備し、
    前記利用許可手段では、前記サービス提供端末にて利用者により入力された生体認証情報の有効性が確認された場合に、前記サービス提供端末に対して該当する前記利用者端末を検知させることを特徴とするサービスの予約提供システム。
  4. 前記データ受入手段では、利用者の生体認証情報を外部の生体認証サービスに照会するに際して、複数の生体認証サービスの1つを利用者により選択可能とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のサービスの予約提供システム。
  5. 前記サービス提供端末では、前記利用者端末と通信可能な近距離通信装置を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のサービスの予約提供システム。
  6. 前記利用許可手段にて、前記サービス提供端末が該当する利用者端末を検知した場合に、当該サービス提供端末にて利用者により入力された生体認証情報の有効性を確認することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のサービスの予約提供システム。
  7. サービスの予約及び予約したサービスを提供する方法であって、
    利用者端末により入力されたサービスの予約情報及び生体認証情報等の入力情報を受け入れかつこれら情報を互いに連携させるデータ受入段階と、
    前記データ受入段階での入力内容に基づき、利用者を特定する生体認証情報を外部の生体認証サービスに照会するとともに、外部のサービス提供端末に、これら利用者からの予約情報及び生体認証情報を供給する予約確定段階と、
    サービス利用時に、前記サービス提供端末にて利用者により入力された生体認証情報が、前記予約確定段階により供給された生体認証情報に一致するか否かで、利用者が入力した予約情報に基づくサービス予約の利用を許可する利用許可段階と、をネットワーク上で順次実施し、
    前記予約確定段階では、利用者の生体認証情報と予約情報とを対応させた後、決済サービスを利用して決済処理をすることを特徴とするサービスの予約提供方法。
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