JP6883734B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、誘導加熱調理器に関する。
従来、トッププレートの下に多数の加熱コイルが近接して配置され、複数の加熱コイルで1つの調理用鍋などの被加熱物を加熱することができる誘導加熱調理器には、加熱口に対して中央コイルおよび複数の周囲のコイルからなる加熱コイル群が配置されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、同形状の加熱コイルが加熱口に対して複数配置されたものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
一般的に、誘導加熱調理器は、温度検知用のセンサを有し、使用者が被加熱物から目を離した間に異常な高温となり、不安全な状態にならないように制御する構造を有している。
例えば、特許文献1では、加熱口中央に配置された中央コイル内に温度センサが配置され、中央コイルと周囲のコイル群との間にそれぞれ1つの温度センサが配置されており、加熱口の中央および加熱コイルの中央近傍に置かれた被加熱物の温度を検知している。
特許文献2では、各コイルの中央に1つずつ、または、2列×2列で4つ配列されたコイルに囲まれた中央部に1つずつ、温度センサが配置され、被加熱物の温度を検知している。
しかしながら、上記のような従来の構成において、例えば特許文献1に記載の調理加熱器においては、被加熱物が載置される位置が決められており、加熱口の中央近傍に被加熱物が配置されることが前提となっている。すなわち、中央コイルの直上に被加熱物があり、周囲コイルのみで加熱することが想定されていない。
また、特許文献2の記載においては、加熱口に対して満遍なく温度検知センサが配置されることが記載されている。しかしながら、この種の従来の加熱調理器においては、被加熱物の置き位置によらず、被加熱物の最高温度を検知して不安全になる前に制御するという観点からは未だ改善の余地がある。
特開2013−038012号公報 国際公開2014/064922号
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたもので、使用者により被加熱物が加熱される場所が決定されることができ、被加熱物が置かれる位置に関わらず、被加熱物の最高温度により近い温度の検知を可能とした誘導加熱調理器を提供する。
具体的には、本発明の実施の形態の一例による誘導加熱調理器は、本体の上面に配設され、被加熱物が載置されるトッププレートと、被加熱物の載置エリアを示す加熱口と、加熱口に対応してトッププレートの下方に配置され、複数の加熱コイルを有する加熱コイル部とを有する。誘導加熱調理器は、さらに、被加熱物の大きさおよび載置位置に応じて、動作させる加熱コイルの個数を切り替えるとともに、動作させる加熱コイル部に供給する高周波電流を制御する制御部を有する。加熱コイル部には、少なくとも2つの加熱コイルが並べられて配置されるとともに、各加熱コイルの中央近傍に設けられた第1の温度センサ、および、隣り合う加熱コイルが互いに最も接近する箇所近傍の、隣り合う加熱コイル間に設けられた第2の温度センサが配設されている。制御部は、第1の温度センサおよび第2の温度センサで被加熱物の温度を検知して加熱コイル部の加熱を制御するよう構成されるとともに、少なくとも2つの加熱コイルは楕円形状である。また少なくとも2つの加熱コイルのそれぞれに配置された第1の温度センサの位置は、それぞれの第1の温度センサが設けられた加熱コイルの中心から加熱コイルの長径方向において、互いに逆方向にずれている。
このような構成により、磁力が集中して被加熱物が高温となる部分の温度を正確に検知することができ、誘導加熱調理器の安全性および調理性能を向上させることができる。
本発明の実施の形態の一例による誘導加熱調理器は、第1の温度センサおよび第2の温度センサに、トッププレートに当接する接触式温度センサが用いられていてもよい。このような構成により、磁力が集中して高温となる部分の温度を正確に検知することができ、安全性および調理性能を向上させることができる。
本発明の実施の形態の一例による誘導加熱調理器は、第1の温度センサに、トッププレートに当接する接触式温度センサが用いられ、第2の温度センサに、被加熱物から放射される赤外線を検知する赤外線センサが用いられていてもよい。このような構成により、第2の温度センサである赤外線センサにより、すばやく正確に温度を検知ができる点、および、第1の温度センサである接触式の温度センサの直上に被加熱物がなくても温度検知が可能な点の両方の利点を享受することができ、誘導加熱調理器の安全性をさらに向上させることができる。
本発明の実施の形態の一例による誘導加熱調理器は、第1の温度センサのうち、少なくとも1つは、第1の温度センサが属する加熱コイルの中心からずらして配置されていてもよい。このような構成により、加熱エリアである加熱口の左右方向に対して、被加熱物である鍋が中心からずれて載置された際にも、加熱コイルの中心に配置された一方の第1の温度センサまたは加熱コイルの中心からずらして配置された他方の第1の温度センサのいずれかが被加熱物に近く配置されているため、正確な温度検知が可能となる。
本発明の実施の形態の一例による誘導加熱調理器は、第1の温度センサのうち、少なくとも1つは、加熱口の左右方向または前後方向の中心線からずらして配置されていてもよい。このような構成により、加熱エリアである加熱口の左右方向または前後方向において、被加熱物である鍋が中心からずれて載置された際にも、加熱コイルの中心線からずらして配置された一方の第1の温度センサまたは加熱コイルの中心線上に配置された他方の第1の温度センサのどちらかが被加熱物に近く配置されているため、正確な温度検知が可能となる。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の加熱コイル群を上から見た平面図である。 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の単独加熱コイルでの加熱時の例を示す図である。 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の複数加熱コイルでの加熱時の例を示す図である。 本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器の加熱コイル群を上から見た平面図である。 本発明の実施の形態3における誘導加熱調理器の加熱コイル群を上から見た平面図である。 本発明の実施の形態4における誘導加熱調理器の加熱コイル群を上から見た平面図である。 本発明の実施の形態5における誘導加熱調理器の加熱コイル群を上から見た平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の誘導加熱調理器100の分解斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態における誘導加熱調理器100の本体1の上面には、被加熱物の一例である鍋2が配置されている。誘導加熱調理器100においては、本体1の手前に配置されている操作エリア1aで火力が操作されて、鍋2が加熱されて調理が行われる。
図1に示すように、誘導加熱調理器100の本体1は、トッププレート3、加熱コイル部4および制御部5を有するユニットで構成されている。トッププレート3は、耐熱性の強化ガラスで構成されており、表面には使用者に鍋2を加熱可能なエリアを示す加熱口1bが印刷されている。加熱口1bの下方には、加熱コイル部4を構成する加熱コイル4a,4bが設けられている。さらにその下方には、加熱コイル4a,4bに供給する高周波電流を制御する制御部5が設けられている。制御部5は、被加熱物の一例である鍋2の大きさおよび位置等に応じて、動作させる加熱コイルの個数を切り替えることができる。例えば、図3に示すように、一つの加熱コイル4aが鍋2によりほぼ包括される場合には、加熱コイル4aのみで加熱が可能である。図4に示すように、2つの加熱コイル4a,4bにまたがって被加熱物の一例である鍋2が載置される場合には、加熱コイル4a,4bの両方が用いられて加熱が行われる。
図2は、本発明の実施の形態における誘導加熱調理器100の加熱コイル群を上から見た図である。
図2に示すように、加熱コイル4a,4bには、それぞれ中央近傍に第1の温度センサ6a,6bが設けられている。加熱コイル4aおよび加熱コイル4bは、実質的に同一平面上に並べられている。本実施の形態では、加熱コイル4aおよび加熱コイル4bは、表面がポリエチレン等でコーティングされた銅線が撚られて楕円形に巻かれて構成されている。本実施の形態では、加熱コイルが実質的に同一平面上に並べられた構成を例示しているが、同一のトッププレートを加熱することを目的とするならば、例えば厚みが異なるコイル等を並べる際など、加熱コイルの厚み方向の中心線が隣接する加熱コイル同士多少ずれていても、加熱コイルが同一平面上に並べられた構成により得られる効果と同様の効果を奏する。また、本実施の形態では、加熱コイル4a,4bは、コーティングされた銅線で構成されているが、銅およびアルミニウム等の複数の層からなる線で構成されていてもよく、本実施の形態で例示した線材に限定されるものではない。
また、本実施の形態においては、加熱コイル4a,4bは、楕円形で2つ並べられて設置される例を示しているが、加熱コイルの形状は、丸、多角形、四角形および三角形など、一列に並べられれば限定されない。また、加熱コイルの数も2つに限定されるものでもなく、3つ以上並べられていてもよい。
図2に示すように、加熱コイル4aと加熱コイル4bとの間には、加熱コイル4aおよび加熱コイル4bの最接近部分近傍に、第2の温度センサ7が設けられている。本実施の形態では、図1〜4に示すように、各加熱コイルの中心を通る中心線上に、第2の温度センサ7が載置されているが、必ずしも中心線上になくてもよい。なお、最接近部近傍とは、例えば、短径方向に複数並べられた楕円形の加熱コイルであれば、図2に範囲Xとして示すように、隣接する加熱コイルそれぞれの楕円形の中心から長径の9割の範囲内にあることが好ましく、長径の8割の範囲内にあれば、より好ましい。また、円形および矩形の加熱コイルにおいても、加熱コイルの中心から、加熱コイルの並べられた方向に対して垂直方向の加熱コイル幅の9割の範囲内にあることが好ましく、さらに、8割の範囲内にあることがより好ましい。
加熱コイル4a,4bとトッププレート3との間には、トッププレート3からの断熱および加熱コイル4a,4b間の絶縁を行うマイカシート8a,8bがそれぞれ設けられている。マイカシート8a,8bそれぞれには、第1の温度センサ6a,6bを避けるように孔が設けられているとともに、第2の温度センサ7を避けるように切り欠きが設けられている(例えば図2参照)。
以上のように構成された誘導加熱調理器100について、以下その動作および作用を説明する。
まず、図3に示すように、加熱コイル4aの上に鍋2が載置されており、加熱コイル4aが単独で動作する場合について説明する。加熱コイル4aが単独で使用される際には、周囲への放熱の影響を受けない分、鍋2の底面温度は中央が高くなる。そのため、加熱された鍋2の鍋底の温度は、主に第1の温度センサ6aにて検知され、異常加熱になる前の温度を第1の温度センサ6aが検知して加熱出力を低減または運転を停止することが可能である。
また、図4に示すように、加熱コイル4a,4bにまたがって鍋2が載置され、加熱コイル4a,4bの両方が用いられて加熱が行われる際には、例えば、隣り合う加熱コイルの巻線方向の電流の向きが同じで、隣り合うコイルにおいて対向して流れる加熱コイル間では電流の向きが反対である場合に、図2に示す範囲Xに磁束が集中する。また、隣り合う加熱コイルの巻き線方向の電流が反対であっても、被加熱物の一例である鍋2で覆われ周囲への放熱の影響を受けにくい箇所となる温度が最も上昇する箇所近傍に、第2の温度センサ7が配置されているため、より早く異常加熱を検知することが可能となる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器200では、第1の温度センサおよび第2の温度センサの別の構成例を説明する。なお、上述した本発明の実施の形態1と同一構成要素については同一符号を付して、その説明を省略する。
図5は、本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器200の加熱コイル群を上から見た図である。本実施の形態において、実施の形態1と異なる点は、第1の温度センサおよび第2のセンサに、トッププレート3に当接する接触式温度センサ9a,9b,9c、例えばサーミスタが用いられている点である。
このような構成された本実施の形態の誘導加熱調理器200について、以下その動作および作用を説明する。
被加熱物の一例である鍋2が加熱されると、熱伝導により鍋2の熱がトッププレート3に移動してトッププレート3の温度が上昇する。第1の温度センサおよび第2の温度センサとして用いられている接触式の温度センサ9a,9b,9cが、トッププレート3の温度上昇を検知することにより、実施の形態1で説明した効果と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3の誘導加熱調理器300について、以下図6を用いて説明する。なお、上述した本発明の実施の形態1および実施の形態2と同一構成要素については、同一符号を付して、その説明を省略する。
図6は、本発明の実施の形態3における誘導加熱調理器300の加熱コイル群を上から見た図である。実施の形態1および実施の形態2と異なる点は、第1の温度センサに、トッププレート3に当接する接触式温度センサ9a,9bが用いられ、第2の温度センサに、被加熱物の一例である鍋2から放出される赤外線を検知する赤外線センサ10が用いられている点である。
このように構成された本実施の形態の誘導加熱調理器300について、以下その動作および作用を説明する。
第1の温度センサに、接触式温度センサ9a,9bが用いられ、第2の温度センサに、赤外線センサ10が用いられていることにより、最も磁力が集中し、被加熱物の温度上昇が大きい、複数加熱コイルの同時加熱時における範囲X(図2参照)の温度をすばやく正確に検知することが可能となる。
また、第1のセンサに接触式温度センサ9a,9bが用いられることにより、例えば、鍋2の置き位置が加熱口1bから大きくずれている場合等、赤外線センサ10の受光範囲外となった場合にも、接触式温度センサ9a,9bであれば、トッププレート3を介して熱伝導で伝わる熱を感知することが可能である。すなわち、本実施の形態の誘電加熱調理器300は、赤外線センサ10の、すばやく正確に温度を検知ができるという利点と、接触式温度センサ9a,9bの、直上に被加熱物の一例である鍋2がなくても温度検知が可能であるという利点の両方を兼ね備える。これにより、被加熱物およびトッププレート3の温度をより迅速に正確に検知することができるため、安全性をさらに向上させることができる。
なお、実施の形態2および本実施の形態において、第1の温度センサおよび第2の温度センサの構成例を示したが、第1のセンサに赤外線センサが用いられ、第2のセンサに接触式温度センサが用いられるなどの構成でもよく、上述した実施の形態に示した構成に限定されるものではない。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4における誘導加熱調理器400では、加熱コイルおよび第1の温度センサの位置関係の一例について、図7を用いて説明する。なお、上述した本発明の実施の形態1〜実施の形態3と同一構成要素については同一符号を付して、その説明を省略する。
図7は、本発明の実施の形態4における誘導加熱調理器400の加熱コイル群を上から見た平面図である。
図1〜6では、加熱コイル4a,4bの中心に、第1の温度センサ6a,6bが配置された例を示しているが、第1の温度センサ6a,6bは、図7に示すように、加熱コイル4a,4bの中心からずらして配置されていてもよい。
このような構成により、加熱エリアである加熱口1bの左右方向において、被加熱物である鍋2が中心からずれて載置された際にも、第1の温度センサ6aまたは第1の温度センサ6bのどちらかが被加熱物に近く配置されているため、正確に温度検知することが可能となる。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5における誘導加熱調理器500では、加熱口および第1の温度センサの位置関係の別の例について、図8を用いて説明する。なお、上述した本発明の実施の形態1〜実施の形態4と同一構成要素については、同一符号を付して、その説明を省略する。
図8は、本実施の形態における誘導加熱調理器500の加熱コイル群を上から見た平面図である。本実施の形態の誘導加熱調理器500においては、加熱コイルの中心は、必ずしも加熱エリアである加熱口1bの左右方向または前後方向(図8の紙面の上下方向)中心線上になくてもよい。例えば図8に示すように、誘導加熱調理器500は、第1の温度センサ6a,6bが、加熱口1bの左右方向の中心線Yからずらして配置されて構成されている。
本実施の形態においては、加熱コイル4a,4bの中心は、加熱口1bの左右方向または前後方向の中心線上にあってもよく、中心線上になくてもどちらでもよい。
このような構成により、実施の形態4で説明した効果と同様の効果を得ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、単独の加熱コイルで被加熱物を加熱した際に、戴置された被加熱物の温度を最も上昇させることができる加熱コイルの中心近傍に設けられた温度センサと、複数の加熱コイルで被加熱物を加熱した際に、磁力が集中し、戴置された被加熱物が最も高温となる箇所近傍に設けられた温度センサの両方を用いて制御することにより、安全性が大幅に向上された誘導加熱調理器を提供することができる。
以上述べたように、本発明は、磁力が集中して高温となる部分の温度を正確に検知することができるとともに、被加熱物が加熱されるための戴置場所を使用者が選択できる、安全性および調理性能が向上された加熱調理器を提供する。よって、家庭用および業務用の加熱調理機器等の用途に広く利用することができる。
1 本体
1a 操作エリア
1b 加熱口
2 鍋(被加熱物)
3 トッププレート
4 加熱コイル部
4a,4b 加熱コイル
5 制御部
6a,6b 第1の温度センサ
7 第2の温度センサ
8a,8b マイカシート
9a,9b,9c 接触式温度センサ
10 赤外線センサ

Claims (4)

  1. 本体の上面に配設され被加熱物が載置されるトッププレートと、
    前記トッププレートに形成され、前記被加熱物の載置エリアを示す加熱口と、
    前記加熱口に対応して前記トッププレートの下方に配置され、複数の加熱コイルを有する加熱コイル部と、
    前記加熱コイル部において前記被加熱物の大きさおよび載置位置に応じて、動作させる前記加熱コイルの個数を切り替えるとともに、動作させる前記加熱コイル部に供給する高周波電流を制御する制御部と、
    を備え、
    前記加熱コイル部は、前記複数の加熱コイルのうち少なくとも2つが並べられて配置されるとともに、
    前記複数の加熱コイルそれぞれの中央近傍に設けられた第1の温度センサ、および、前記少なくとも2つの加熱コイルが互いに最も接近する箇所近傍の、前記少なくとも2つの加熱コイル間に設けられた第2の温度センサを有し、
    前記制御部は、前記第1の温度センサおよび前記第2の温度センサで前記被加熱物の温度を検知して前記複数の加熱コイルの加熱を制御するよう構成されるとともに、
    前記少なくとも2つの加熱コイルは楕円形状であり
    前記少なくとも2つの加熱コイルのそれぞれに配置された前記第1の温度センサの位置は、それぞれの前記第1の温度センサが設けられた加熱コイルの中心から前記加熱コイルの長径方向において、互いに逆方向にずれている、誘導加熱調理器。
  2. 前記第1の温度センサおよび前記第2の温度センサに、前記トッププレートに当接する接触式温度センサが用いられた請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記第1の温度センサは、前記トッププレートに当接する接触式温度センサで構成され、前記第2の温度センサは、前記被加熱物から放射される赤外線を検知する赤外線センサで構成された請求項1に記載の 誘導加熱調理器。
  4. 前記第1の温度センサのうち少なくとも1つは、前記加熱口の左右方向または前後方向における中心線からずらして配置された請求項1〜のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
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