JP6882346B2 - 輸液ポンプシステム投与セットのためのアセンブリおよび方法 - Google Patents

輸液ポンプシステム投与セットのためのアセンブリおよび方法 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2016年6月16日に出願された米国仮特許出願第62/350,905号の利益を主張するものであり、参照により本明細書に完全に組み込まれる。
本開示は、輸液ポンプシステムに関し、より詳細には、輸液ポンプシステム投与セットのためのアセンブリおよび方法に関する。
輸液ポンプは、多くのタイプの治療用輸液剤送達および分注を管理するための有用な医用デバイスである。輸液ポンプは、輸液剤を長期間にわたって正確に送達することにより、手動投与に比べて大きな利点を提供する。輸液ポンプは、癌、糖尿病、ならびに血管、神経、および代謝障害を含む、定期的な薬理学的介入を必要とする疾患および障害を処置するために特に有用である。これらはまた、ヘルスケア提供者が麻酔を施し、痛みを管理する能力を高める。輸液ポンプは、病院、看護施設、他の短期および長期医療施設、ならびに在宅ケアの環境を含む、さまざまな環境で使用されている。外来ポンプ、大容量ポンプ、自己調節鎮痛法(PCA)ポンプ、エラストマーポンプ、注射器ポンプ、経腸ポンプ、およびインスリンポンプを含む多くのタイプの輸液ポンプがある。輸液ポンプを使用して、静脈内送達、腹腔内送達、動脈内送達、皮内送達、皮下送達、神経のすぐ近くでの送達、および術中部位、硬膜外腔、またはくも膜下腔内への送達を含む、さまざまな送達方法を介して薬物を投与することができる。
一般に「蠕動」ポンプシステムと呼ばれている輸液ポンプシステムの特定のタイプでは、患者への輸液剤送達は、使用後に、典型的には使い捨てであり、輸液剤の流れの速度を制御するポンプと協働して、容器(例えば、静脈内、つまり「IV」バッグ)から患者への輸液剤のための流体経路(例えば、チューブ類)を提供し得る輸液投与セットの使用により典型的には達成される。蠕動輸液ポンプは、典型的には、蠕動ポンプ機構を組み込んでおり、蠕動ポンプ機構は、投与セットのチューブ類の連続した部分を波状運動で反復的に閉塞させることによって機能し得る。蠕動ポンプ機構を意図どおりに機能させるためには、投与セットのチューブ類(または他の要素)の部分と、投与セットと相互作用する蠕動ポンプ機構の要素との間に適切な位置決めを維持すべきである。加えて、ポンプは、ポンプ内またはポンプとの投与セットの正しい配置を必要とし得る閉塞センサおよびエアインライン検出器などのデバイスを含み得る。実用的な蠕動輸液ポンプシステムは、一般的に、手段、方法、および/または機構であって、それらによって、(前述のように典型的には使い捨てである)輸液投与セットを、輸液剤送達が開始される前にポンプに適切に係合し、次いで、輸液剤送達が遂行されたかまたは完了した後にポンプから係脱することができる、手段、方法、および/または機構を含む。また、いわゆる「大容量ポンプ」または「LVP」システムは、典型的には、蠕動ポンプおよび前述のような関連構成要素を含むことに留意されたい。いくつかの刊行物では、「容積型ポンプ」という用語も、正確であろうと不正確であろうと、蠕動ポンプまたは大容量ポンプを参照するために多種多様に使用されることがあることにさらに留意されたい。
輸液投与セットは、好ましくは、ポンプに係合されていないときの輸液剤の制御されていないフリーフローを不可能にするための機構を含み、当該機構を含むことが法律または規制によって要求される場合さえある。かかる「フロー停止」デバイスは、投与セットがポンプに係合されていない場合、フリーフロー防止モードまたは状態で初期設定されもよいし、当該モードまたは状態に付勢されてもよい。ポンプに係合されたときに、ポンプが輸液剤を送達し得るように、フロー停止デバイスに係脱するかまたは別様に作用する機構が概して必要である。さらに、投与セットがポンプに係合されていないときに、プライミングおよび/または意図的な重力送りの輸液剤送達などの機能のために、フロー停止デバイスの手動オーバーライドを可能にすることが望ましい場合がある。
輸液投与セットに関する複数の機能的目的の点から、介護者の負担を低減し、患者の安全性を増加させる、改善された使い易い投与セットに対する要望がある。
本開示は、輸液ポンプシステムに関し、より詳細には、輸液ポンプシステム投与セットのためのアセンブリおよび方法に関する。
例示的であるが限定的ではない例において、本開示は、輸液ポンプの線形蠕動ポンプ駆動部に対して蠕動チューブを位置決めするように構成されたアセンブリを提供する。アセンブリは、蠕動チューブと、第1および第2のチューブカプラと、フレームと、第1および第2の固設プレートと、フリーフロー防止アームと、付勢機構とを含み得る。
蠕動チューブは、弾性材料で形成され得、ポンプの線形蠕動ポンプ駆動部による圧縮に好適であり得る。第1および第2のチューブカプラは、蠕動チューブの両端部に取り付けられ得、第1および第2のチューブカプラの各々は、蠕動チューブと流体連通する管腔を有する。
フレームは、第1のビーム、および第1のビームに実質的に平行な第2のビームを含み得、第1および第2のビームは、実質的に第1の平面内にある。場合によっては、第1および第2のビームのうちの少なくとも1つは、実質的にL字形であり得る。フレームはまた、第1の端部で第1および第2のビームを結合する第1の端部プレート、ならびに第2の端部で第1および第2のビームを結合する第2の端部プレートを含み得、第1および第2の端部プレートは、実質的に第1の平面内にある。第1のビームは、第1の平面から第1の方向に離れて突出するスナップ嵌めタブ、およびスナップ嵌めタブに動作可能に連結されたスナップ解除ハンドルを含み得る。スナップ嵌めタブは、アセンブリを輸液ポンプのアセンブリレセプタクルに解除可能に固設するように構成され得、それにより、アセンブリがスナップ嵌めタブを介してアセンブリレセプタクルに固設されたときに、蠕動チューブが、ポンプの線形蠕動ポンプ駆動部と係合するように位置決めされる。スナップ解除ハンドルの定義された操作により、スナップ嵌めタブを解除し、それに伴って、アセンブリをアセンブリレセプタクルから解除することができる。
アセンブリはまた、第1の端部プレートと協働して第1のチューブカプラをフレームに連結するように構成された第1の固設プレートと、第2の端部プレートと協働して第2のチューブカプラをフレームに連結するように構成された第2の固設プレートとを含み得る。
アセンブリは、アーム端部でフレームに連結され、フレームのラッチ受けと協働するように構成されたラッチ構造を有するフリーフロー防止アームを含み得、それにより、ラッチ構造とラッチ受けとが一緒になってラッチ機構を提供する。フリーフロー防止アームは、フリーフロー防止位置とフリーフロー許容位置との間で選択的に移動可能であり得る。フリーフロー防止位置では、フリーフロー防止アームとフレームとが蠕動チューブを圧迫閉塞させ得、フリーフロー許容位置では、蠕動チューブが圧迫閉塞されないように、フリーフロー防止アームとフレームとが、それらの間に蠕動チューブを通過させるように相対的に位置決めされ得る。ラッチ機構は、フリーフロー防止アームをフリーフロー許容位置にラッチ留めするように人間工学的に操作可能であり得る。アセンブリの付勢機構は、フリーフロー防止アームをフリーフロー防止位置に付勢するように構成され得る。付勢機構がフリーフロー防止アームをフリーフロー防止位置に付勢することができるように、アセンブリのラッチ機構は、フリーフロー防止アームをラッチ解除するように人間工学的に操作可能であり得る。
いくつかの例では、フリーフロー防止アームのラッチ構造は、母指押下面を含み得、フレームのラッチ受けは、指押下面を含み得る。
場合によっては、フリーフロー防止アームのラッチ構造は、解除キャッチを含み得る。フリーフロー防止アームのラッチ構造の解除キャッチは、人間の指がフリーフロー防止アームを十分撓ませてラッチ機構をラッチ解除するための表面を提供するように構造化され得る。フリーフロー防止アームのラッチ構造の解除キャッチは、輸液ポンプのアセンブリレセプタクル内の少なくとも1つの傾斜面と協働するように構造化され得、それにより、アセンブリがアセンブリレセプタクルに固設されたときに、フリーフロー防止アームがフリーフロー許容位置に向かって移動するにつれて、解除キャッチが傾斜面(複数可)に沿って摺動し、その結果、傾斜面(複数可)によって解除キャッチに及ぼされる力がフリーフロー防止アームを十分撓ませてラッチ機構がフリーフロー許容位置にラッチ留めするのを防止する。代替的にまたは加えて、フリーフロー防止アームのラッチ構造の解除キャッチは、輸液ポンプのアセンブリレセプタクル内の少なくとも1つの傾斜面と協働するように構造化され得、それにより、アセンブリがアセンブリレセプタクルに固設される前に、ラッチ機構がフリーフロー許容位置にラッチ留めされた場合、その後にアセンブリがスナップ嵌めタブを介してアセンブリレセプタクルに固設されたときに、傾斜面(複数可)が、フリーフロー防止アームを十分撓ませるように適切な力を解除キャッチに及ぼし、その結果、機構が解除される。
場合によっては、付勢機構は、フレームおよびフリーフロー保護アームとは別個に形成されたバネを含み得、バネは、フレームとフリーフロー保護アームとの間に捕捉される。
場合によっては、フリーフロー防止アームは、アーム端部でフレームにヒンジ式に連結され得る。いくつかのかかる例では、フリーフロー防止アームは、フリーフロー防止アームとフレームとの間に実質的にトルクを与えないヒンジ機構によって、アーム端部でフレームにヒンジ式に連結され得る。
場合によっては、ラッチ機構は、フリーフロー防止アームをフリーフロー許容位置にラッチ留めするように片手で人間工学的に操作可能であり得る。
場合によっては、付勢機構がフリーフロー防止アームをフリーフロー防止位置に付勢することができるように、ラッチ機構は、フリーフロー防止アームをラッチ解除するように片手で人間工学的に操作可能であり得る。
いくつかの例では、フレームは、蠕動チューブを横断し、フリーフロー防止アームにほぼ位置合わせされたスロットを画定し得、それにより、フリーフロー防止アームがフリーフロー防止位置にあるときに、フリーフロー防止アームが蠕動チューブを少なくとも部分的にスロット内に押下し得る。いくつかのかかる例では、フレームは、スロットにまたがるバットレスを含み得、バットレスは、蠕動チューブにほぼ位置合わせされる。バットレスは、ラッチ機構の偶発的なラッチ留めに対する防止手段を提供し得る。
場合によっては、アセンブリは、アセンブリに関連付けられた輸液の特定の経路に関する情報を含む識別子を含み得る。場合によっては、識別子は、検出用に、関連付けられた可視または赤外光波長を提供する着色表面またはタグである。他の場合では、識別子は、RFIDタグ、磁気キー、識別ピン構成、またはサイズおよび形状を識別する突起のうちの少なくとも1つを含む。
例示的であるが限定的ではない別の例において、本開示は、アセンブリレセプタクルを有する輸液ポンプを含む輸液ポンプシステム、および輸液ポンプの線形蠕動ポンプ駆動部に対して蠕動チューブを位置決めするように構成された使い捨てアセンブリを提供する。使い捨てアセンブリは、発明の概要の例示的であるが限定的ではない第1の例において前述されるように実質的に構造化および構成され得る。
場合によっては、アセンブリレセプタクルは、少なくとも1つの傾斜面を画定し得、フリーフロー防止アームのラッチ構造の解除キャッチは、輸液ポンプのアセンブリレセプタクル内の傾斜面(複数可)と協働するように構造化され得、それにより、アセンブリがアセンブリレセプタクルに固設されたときに、フリーフロー防止アームがフリーフロー許容位置に向かって移動するにつれて、解除キャッチが傾斜面(複数可)に沿って摺動し、その結果、傾斜面(複数可)によって解除キャッチに及ぼされる力がフリーフロー防止アームを十分撓ませてラッチ機構がフリーフロー許容位置にラッチ留めするのを防止する。
場合によっては、輸液ポンプは、アセンブリレセプタクルへのアクセスを許容または遮断するために開閉し得るレセプタクルドアをさらに含み得る。レセプタクルドアは、フリーフロー保護アーム押出部およびドアラッチレバーであって、アセンブリがアセンブリレセプタクルによって受容され、レセプタクルドアが閉じられたときに、ドアラッチレバーがラッチ解除位置からラッチ留め位置まで移動するにつれて、フリーフロー保護アーム押出部がフリーフロー保護アームをフリーフロー防止位置からフリーフロー許容位置まで押出し得るように動作可能に連結された、フリーフロー保護アーム押出部およびドアラッチレバーを含み得る。
場合によっては、システムは、アセンブリレセプタクルおよび使い捨てアセンブリを有する輸液ポンプを含む。アセンブリレセプタクルは、アセンブリ上の識別子から輸液経路の情報を検出する感知デバイスを含む。ある特定の場合では、感知デバイスは、光センサである。他の場合では、感知デバイスは、RFID読み取り機、磁気キー読み取り機、およびピン識別子のうちの少なくとも1つを含む。
例示的であるが限定的ではないまた別の例において、本開示は、輸液ポンプの線形蠕動ポンプ駆動部に対して蠕動チューブを位置決めするように構成されたアセンブリを提供する。アセンブリは、蠕動チューブと、フレームと、第1および第2のチューブ支持部と、フリーフロー防止アームとを含み得る。
蠕動チューブは、弾性材料で形成され得、ポンプの線形蠕動ポンプ駆動部による圧縮に好適であり得る。
フレームは、ビームおよびラッチ受けを含み得る。
第1のチューブ支持部は、フレームのビームの第1の端部に位置決めされ得、第2のチューブ支持部は、フレームのビームの第2の端部に位置決めされ得る。第1のチューブ支持部および第2のチューブ支持部は、フレームに対して蠕動チューブの位置を維持するように構成され得る。
フリーフロー防止アームは、アーム端部でフレームに取り付けられ得、かつフレームのラッチ受けと協働するように構成されたラッチ構造を有し得、それにより、ラッチ構造とラッチ受けとが一緒になってラッチ機構を提供する。フリーフロー防止アームは、フリーフロー防止位置とフリーフロー許容位置との間で移動可能であり得る。フリーフロー防止位置では、フリーフロー防止アームとフレームとが蠕動チューブを圧迫閉塞させ得、フリーフロー許容位置では、蠕動チューブが圧迫閉塞されないように、フリーフロー防止アームとフレームとにより、それらの間を蠕動チューブが通過することが可能となり得る。ラッチ機構は、ラッチ留め状態では、フリーフロー防止アームをフリーフロー許容位置に拘束し得る。ラッチ解除状態では、ラッチ機構は、フリーフロー防止アームをフリーフロー許容位置に拘束することはできない。ラッチ機構を、ラッチ留め状態に移動させるように片手で操作することができ、さらにラッチ解除状態に移動させるように片手で操作することができる。
場合によっては、ビームは、ビームから離れて突出するスナップ嵌めタブを含み得、同様に、スナップ嵌めタブに動作可能に連結されたスナップ解除ハンドルを含み得る。スナップ嵌めタブは、アセンブリを輸液ポンプのアセンブリレセプタクルに解除可能に固設するように構成され得る。アセンブリがスナップ嵌めタブを介してアセンブリレセプタクルに固設されたときに、蠕動チューブは、線形蠕動ポンプ駆動部と係合するように位置決めされ得る。スナップ解除ハンドルの操作により、スナップ嵌めタブを解除し、それに伴って、アセンブリをアセンブリレセプタクルから解除することができる。
場合によっては、アセンブリは、輸液ポンプのアセンブリレセプタクルに解除可能に固設されるように構成され得る。フリーフロー防止アームのラッチ構造は、人間の指がフリーフロー防止アームを十分撓ませてラッチ機構をラッチ解除するための滑り止めを提供するように構造化された解除キャッチを含み得る。フリーフロー防止アームのラッチ構造の解除キャッチは、輸液ポンプのアセンブリレセプタクル内の少なくとも1つの傾斜面と協働するように構造化され得、それにより、アセンブリがアセンブリレセプタクルに固設される前に、ラッチ機構がフリーフロー許容位置にラッチ留めされた場合、その後にアセンブリがアセンブリレセプタクルに固設されると、傾斜面(複数可)が、フリーフロー防止アームを十分撓ませるように適切な力を解除キャッチに及ぼすことができ、その結果、ラッチ機構が解除される。
例示的であるが限定的ではない別の例において、本開示は、輸液ポンプの線形蠕動ポンプ駆動部に対して蠕動チューブを位置決めするように構成されたアセンブリを提供する。アセンブリは、蠕動チューブと、第1および第2のチューブカプラと、フレームと、フリーフロー防止アームと、付勢機構とを含む。蠕動チューブは、線形蠕動ポンプ駆動部による圧縮に好適である。第1のチューブカプラおよび第2のチューブカプラは各々、蠕動チューブの両端部に取り付けられている。第1のチューブカプラおよび第2のチューブカプラは各々、蠕動チューブと流体連通する管腔を有する。フレームは、隔置された位置で第1のチューブカプラおよび第2のチューブカプラに連結される。フレームは、輸液ポンプに解除可能に取り付けられるように構成されており、それにより、蠕動チューブが線形蠕動ポンプ駆動部と係合するように位置決めされる。フレームは、指押下面を有するフレームから突出するラッチ受けをさらに含む。フリーフロー防止アームは、アーム端部でフレームにヒンジ式に連結されており、ラッチ受けと協働するようにサイズ決めされたラッチ構造を有する。ラッチ構造は、アームから外方に突出する母指押下面と、母指押下面から隔置された位置に配設された解除キャッチとを含む。フリーフロー防止位置とフリーフロー許容位置との間でフリーフロー防止アームのラッチ受けを選択的にラッチ留めおよびラッチ解除する片手での人間工学的な操作のために、ラッチ受けの指押下面とラッチ構造の母指押下面とは、対向して配設され、かつすぐ近くで動作可能に連結されている。付勢機構は、フレームとフリーフロー保護アームとの間に位置し、フリーフロー防止アームをフリーフロー防止位置に付勢するように構成されている。
場合によっては、フレームは、スナップ嵌めタブとスナップ解除ハンドルとを含む。場合によっては、フレームは、アセンブリに関連付けられた輸液の経路に関する情報を含む識別子を含む。場合によっては、識別子は、検出用に、関連付けられた可視または赤外光波長を提供する着色表面またはタグである。場合によっては、識別子は、RFIDタグ、磁気キー、識別ピン構成、および識別用突起のうちの少なくとも1つを含む。
上記の概要は、本開示のそれぞれのおよびあらゆる例またはあらゆる実装例を説明することを意図するものではない。以下の説明は、さまざまな例示的な実施形態をより具体的に例示する。
以下の説明は、図面を参照して読まれるべきである。必ずしも縮尺どおりではない図面は、例を示しており、本開示の範囲を限定することを意図するものではない。本開示は、添付の図面に関連するさまざまな例に関する以下の説明を考慮することにより、より完全に理解され得る。
蠕動ポンプおよび投与セットを含む蠕動輸液ポンプシステムの例示的な実施形態の概略斜視図である。 図1の投与セットの例示的なアセンブリの前方概略斜視図である。 図2のアセンブリの後方概略斜視図である。 図2のアセンブリの前方概略斜視分解図である。 図2のアセンブリの後方概略斜視分解図である。 フリーフロー防止状態のフリーフロー防止アームを示す図2のアセンブリの一部の概略準断面図である。 フリーフロー許容状態のフリーフロー防止アームを示す図6に例示のアセンブリの部分の概略準断面図である。 図1のポンプであり得る例示的な蠕動輸液ポンプの一部の概略斜視図であり、特に、ポンプのアセンブリレセプタクルおよびレセプタクルドアの詳細を例示している。 図8の蠕動輸液ポンプの一部の概略斜視図であり、図2のアセンブリがポンプのアセンブリレセプタクルによって受容される。 図8の蠕動輸液ポンプの一部の概略斜視図であり、レセプタクルドアが閉位置にあり、ドアラッチレバーがラッチ解除位置にある。 図8の蠕動輸液ポンプの一部の概略斜視図であり、レセプタクルドアが閉位置にあり、ドアラッチレバーがラッチ留め位置にある。 図2〜7のものと同様のアセンブリのためのフレームの代替的な実施形態の概略斜視図である。 図1のポンプであり得る例示的な蠕動輸液ポンプの一部の概略斜視図の代替的な実施形態であり、特に、ポンプのアセンブリレセプタクルおよびレセプタクルドアの詳細を示している。 図2のアセンブリの後方概略斜視図の代替的な実施形態である。 アセンブリの識別または情報のための磁気キーデバイスを利用するポンプの感知デバイスの例である。 アセンブリの識別または情報のためのピン構成識別子を受信するためのポンプの感知デバイスの上面図および斜視図の例である。 アセンブリの識別または情報のためのさまざまな形状およびサイズの突起を受容するためのポンプの感知デバイスの上面図の例である。
以下の説明は、異なる図面における同様の要素を同様の様式で番号付けすることができる図面を参照して読まれるべきである。必ずしも縮尺どおりではない図面は、選択された例を示しており、本開示の範囲を限定することを意図するものではない。さまざまな要素に対して構造、寸法、および材料の例が例示され得るが、提供される例の多くは利用され得る好適な代替物を有することを当業者は理解するであろう。
図1は、蠕動ポンプ102と、ポンプ102に動作可能に連結されるように構造化および構成された使い捨て投与セット104とを含む蠕動輸液ポンプシステム100の例示的な実施形態の概略斜視図である。図1では、投与セット104は、ポンプ102に連結されていないものとして示されている。
ポンプ102は、筐体106と、ポンプ102の制御システムまたはコントローラ(図示せず)にコマンドをプロンプトおよび/もしくは中継するため、ならびに/またはコントローラとユーザとの間で通信するための(例えば、ディスプレイスクリーン、キーパッド、オーディオスピーカ、および任意の他の好適なユーザインターフェース構成要素を含み得る)ユーザインターフェース108とを含み得る。ユーザインターフェース108は、概して、いわゆる「5つの真相」の検証または入力と共に、名前、薬剤情報、限界、送達形状、病院施設に関する情報、ならびにさまざまなユーザ固有のパラメータ(例えば、患者の年齢および/または体重)を含むがこれらに限定されないさまざまなパラメータをユーザが入力することを可能にし得る。ポンプ102は、ポンプ102とインターフェースするように設計されたソフトウェアを有するネットワークまたはコンピュータ(図示せず)にポンプ102を接続するための(USB、Ethernet、WiFi、NFC、Bluetooth、ZigBee、IrDAなどを含むがこれらに限定されない)任意の適切な有線または無線の入出力(I/O)インターフェースポートおよび/またはプロトコルポンプを含み得る。
ポンプ102へのユーザ入力は、患者、薬剤師、科学者、薬剤プログラム設計者、医療技術者、看護師、医師、または他の認証された医療従事者もしくはヘルスケア提供者などの認証されたユーザによるプログラミングによって提供され得る。ユーザ入力は、示されるような(例えば、キーボード、タッチスクリーン、もしくは他のタッチベースの入力による)直接インターフェースを利用し得、ならびに/またはユーザ入力は、間接的もしくは「タッチレス」インターフェース(すなわち、身振り、音声コマンド、顔の動きもしくは表情、指、手、頭、身体、および腕の動き、またはカメラ、電界センサ、静電容量、もしくは音などの物理的接触を必要としない他の入力)を利用し得る。ユーザ入力は、概して、ユーザインターフェース108のオペレータ入力機構によって、インターフェースされ、通信され、感知され、および/または受信され得る。
本開示では、ポンプのコントローラは、任意の好適なコントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどであり得る。かかるコントローラは、任意の好適なソフトウェア、ファームウェア、動作パラメータなどを含む任意の好適な容量の任意の好適なメモリなど、その機能に必要な任意の他のハードウェアまたはソフトウェアリソースを含み得、および/または動作可能に連結され得る。コントローラは、ポンプを制御するための任意の好適な動作、タスク、ステップ、および/または方法を実行、コマンド、および/または遂行するように構成され、プログラムされ得る。ポンプは、アプリケーション固有のプロセッサなど、複数の物理的および/または論理的に異なるコントローラを含み得る。本開示では、ポンプの複数のかかるコントローラを集合して、ポンプのコントローラとして単数で参照する場合がある。本明細書の他の箇所で述べられるように、本開示の方法は、ポンプのコントローラによって、および/または場合によっては、別のポンプのコントローラ、ポンプのシステム、サーバ上に実装されたコントローラ、もしくは任意の他の適切なコントローラなど、別のコントローラによって実装されてもよい。このように、本開示における単数形のコントローラに対するいずれの言及も、(単一のコントローラに明示的に限定されない限り)単一の物理的または論理的コントローラに厳密に限定されるものとして解釈されるべきではなく、しかしむしろ、コントローラの機能が1つ以上のコントローラによって提供されるシステムおよび/または方法を含むことができる。
輸液ポンプ102への電力は、ACもしくはDC電源コードを介して、または内部に設けられたバッテリ電源(図示せず)から、あるいは任意の他の好適な手段によって提供され得る。実施形態はまた、無線電源(図示せず)を含み得る。
ポンプ102は、投与セット104のアセンブリ114を受容するように構成されたアセンブリレセプタクル112と、アセンブリレセプタクル112へのアクセスを許容または遮断するために開閉し得るレセプタクルドア116とを含み得る。線形蠕動ポンプ駆動部のチューブ係合部材118は、アセンブリレセプタクル112内に位置し得る。本明細書でさらに詳細に論じられるように、投与セット104のアセンブリ114は、チューブ係合部材118を含む線形蠕動ポンプ駆動部との動作関係でセット104の要素を位置決めするように構成および構造化され得る。
投与セット104は、IVバッグ120または他の輸液剤容器から、最終的に輸液剤(複数可)を患者124に送達する輸液セット122までの流体経路を提供し得る。本開示は、IVバッグ120または他の輸液剤容器および投与セット104を指す(それに伴って、1つの容器、1つの輸液剤物質、および1つの投与セットのみを暗示する)が、本明細書の主題は、複数の同じ、類似の、もしくは異なる輸液剤容器、輸液剤、および投与セットを含み得るか、またはこれらに適用可能であり得ることが認識および理解される。投与セット104は、アセンブリ114に加えて、IVバッグ120または他の容器からアセンブリ114まで延在し得る上流チューブ類126を含み得る。上流チューブ類126は、バッグスパイク128または他のコネクタで終端し得る。投与セット104はまた、アセンブリ114から輸液セット122まで延在し得る下流チューブ類130を含み得る。下流チューブ類130は、ルアータイプのコネクタまたは任意の他の好適なコネクタ、例えば、小口径コネクタ規格のISO80369シリーズのうちの1つによって企図され、特定され、規定され、または記載されるもののうちの1つなどのコネクタ132によって輸液セット122または他のカテーテルに流体的に連結され得る。
図2および3はそれぞれ、図1の投与セット104のアセンブリ114であり得る例示的なアセンブリ200の前方および後方概略斜視図である。図4および5はそれぞれ、アセンブリ200の前方および後方概略斜視分解図である。「前方」および「後方」という形容詞は、ポンプ102のアセンブリレセプタクル112によって受容されたときのアセンブリ200の向きに対して使用され、アセンブリの後方側はポンプに向かって内方に面し、アセンブリの前方側はポンプから離れて外方に面する。本開示の他の箇所では、「上」、「上部」、「下」、および「下部」などの記述子が使用されることがあり、これらは地球の表面に対するシステム100およびアセンブリ200の通常の向きに関するものであると当業者は認識するであろう。本開示の大部分またはすべての図において、アセンブリ114およびその構成要素は、それらの上または上部の部分が、それらが印刷またはレンダリングされるページの上側に向いた状態で示されている。
アセンブリ200は、ポンプ102の線形蠕動ポンプ駆動部による圧縮用(および圧縮からの回復)に好適である弾性材料で形成された蠕動チューブ202を含み得る。いくつかの実施形態では、蠕動チューブ202はシリコーンから形成される。他の実施形態では、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ラテックスゴム、または任意の他の好適な圧縮可能な弾性材料を使用することができる。蠕動チューブ202の両端部で、アセンブリ200は、第1および第2のチューブカプラ204a、204bを含み得る。チューブカプラ204aおよび204bは、アセンブリ200の示される例示的な実施形態と同一の構造であり得るが、いくつかの実施形態では、チューブカプラは同一でない場合がある。チューブカプラ204a、204bはそれぞれ、蠕動チューブ202を図1に示される上流チューブ類126および下流チューブ類130(ただし、図2〜5および8〜11には示されていない)に流体的に連結するように機能し得る。チューブカプラ204a、204bは、対応するチューブカプラが対応するチューブ/チューブ類に連結されている場合、蠕動チューブ202ならびに/または上流チューブ類126および下流チューブ類130とそれぞれ流体連通し得る(例えば、それぞれ図3および2に示される)管腔206a、206bを含み得る。アセンブリ200の例示的な実施形態では、チューブカプラ204aを上流チューブ類126に連結することができ、チューブカプラ204bを下流チューブ類130に連結することができるが、これは限定するものではなく、いくつかの実施形態では、連結の対応を逆にすることができることに留意されたい。
チューブカプラ204a、204bは、任意の好適な材料(複数可)から製造または形成され得るか、または別様に当該材料を含み得る。いくつかの実施形態では、チューブカプラ204a、204bは、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)から形成され得る。他の実施形態では、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、または任意の他の好適な半硬質材料が使用され得る。
チューブカプラ204a、204bは、図4に示されるような、各々の中で摩擦嵌めによって蠕動チューブ202の内部表面を受容し、そこに係合するように寸法決めされた蠕動チューブ受容部208a、208bを含み得る。蠕動チューブ202は、蠕動チューブ受容部208a、208bの周りに嵌めるように、伸展されてもよいし、別様に拡張されてもよい。蠕動チューブ202と蠕動チューブ受容部208a、208bとの間の嵌めにより、チューブ202とチューブカプラ204a、204bとの間に流体シールが生じることがある。蠕動チューブ202および蠕動チューブ受容部208a、208bの相対寸法は、かかるシールに影響を与えるように選択され得る。いくつかの実施形態では、蠕動チューブ202および蠕動チューブ受容部208a、208bを取り付けるために接着剤または他の結合剤を使用することができるが、これは必須ではない。いくつかの実施形態では、アセンブリ中に膨張剤または潤滑剤を使用することができる。反対側の蠕動チューブ受容部208a、208b、管腔206a、206bは、上流チューブ類126および下流チューブ類130を受容するように寸法決めされてもよく、カプラおよびチューブ類を接着または別様に結合することができる。チューブカプラ204a、204bと、蠕動チューブ202ならびに/または上流チューブ類126および下流チューブ類130との間の連結を提供するためのこれらの方法は、限定するものとして解釈されるべきではなく、他の実施形態では、他の配置および変形が可能である。
図2〜5に示されるように、アセンブリ200は、チューブカプラ204a、204bを受容し、それによってチューブカプラに連結されたときに、フレーム210に対して実質的に画定された位置で蠕動チューブ202を実質的に保持するように構成されたフレーム210を含み得る。フレーム210は、第1のビーム212を含み得、同様に第1のビーム212に実質的に平行である第2のビーム214を含み得る。実質的に平行な第1のビーム212および第2のビーム214は、実質的に第1の平面(図示せず)内にあるか、または第1の平面を画定し得る。この非限定的な例では、示されるように、ビーム212、214のいずれかまたは両方が「L」字形であり得るが、これはすべての実施形態では必須ではない。「L」字形の場合、「L」の一方の脚は第1の平面内に横たわり、「L」の他方の脚は第1の平面に垂直であり得る。
第1の端部において、フレーム210は、第1および第2のビーム212、214を結合する第1の端部プレート216を含み得、第1の端部プレート216は、実質的に第1および第2のビーム212、214の第1の平面内にある。第2の端部において、フレーム210は、第1および第2のビーム212、214を結合する第2の端部プレート218を含み得、第2の端部プレート218は、実質的に第1および第2のビーム212、214の第1の平面内にある。第1の端部プレート216および第2の端部プレート218は各々、対応するチューブカプラ204a、204bを受容するように構成された(それぞれ、例えば、図5において可視である)チャネル220a、220bを画定し得る。
第1の端部プレート216および第2の端部プレート218に対応して、アセンブリ200は、端部プレート216、218と協働して、チューブカプラ204a、204bをフレーム210に連結するように構造化および構成された第1の固設プレート224aおよび第2の固設プレート224bをそれぞれ含み得る。第1および第2の端部プレート216、218と同様に、第1および第2の固設プレート224a、224bは各々、対応するチューブカプラ204a、204bを受容するように構成された(それぞれ、例えば、図4において可視である)チャネル226a、226bを画定し得る。
フレーム210(端部プレート216、218含む)ならびに固設プレート224aおよび224bは、任意の好適な材料(複数可)から製造もしくは形成され得るか、または別様にこれらを含み得る。いくつかの実施形態では、これらの構成要素は、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)から形成され得る。他の実施形態では、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、または任意の他の好適な半硬質材料が使用され得る。
第1および第2の端部プレート216、218は、第1および第2の固設プレート224a、224bにそれぞれ嵌合され得、第1および第2のチューブカプラ204a、204bは、端部プレートと固設プレートとの嵌合された対応する各対の間に位置決めされるか、もしくは保持される(または口語的に「挟まれる」)。任意の好適な構造および/または手段を使用して、嵌合時に端部プレートと固設プレートとの対を保持することができる。示される例示的なアセンブリ200では、端部プレート216、218および固設プレート224a、224bを超音波溶接によってそれぞれ結合することができる。端部プレート216、218および固設プレート224a、224bは、超音波溶接を容易にする特徴を有するように構造化および構成され得る。例えば、固設プレート224a、224bは、超音波溶接エネルギーディレクタを含み得る(図4において可視の)バー230を含み得、端部プレート216、218は、バー230を受容するように寸法決めされ、位置決めされた(図5において可視の)スロット232を含み得る。このアセンブリ200の例に示されるように、各固設プレート224a、224bは、形状が実質的に同一である4つのバー230を含み、各端部プレート216、218は、同様に形状が実質的に同一の4つのスロット232を含むが、すべてのバーおよびスロットの形状が同じである必要はなく、プレートの各対に必要なバー/スロットの数も4つである必要はない。超音波溶接構成要素の数、位置、および形状の変化が可能である。いくつかの実施形態では、超音波溶接構成要素の非対称性を使用して、固設プレート224a、224bの端部プレート216、218への誤った向きの取り付け(例えば、逆さま、逆転など)を防止することができる。図2、3、4、および5の実施形態を含むいくつかの実施形態では、固設プレート224a、224bは、製造、在庫、アセンブリ、および/または性能にとって有利であり得る本質的に同じまたは同一の構造を有し得る。
いくつかの実施形態では、超音波溶接以外のまたはそれに加えて、固設プレートと端部プレートとの対を一緒に保持するための方法、材料、および/または手段を使用することができる。場合によっては、スナップ留め具、ネジ、リベット、摺動式留め具、クリップ、接着剤、熱かしめ、溶剤溶接、または任意の他の好適な取り付け技術を用いることができる。
示される例示的なアセンブリ200では、プレートの対が嵌合される前に、(図4および5のように)固設プレート224a、224bが端部プレート216、218に構造的に取り付けられていない場合があるが、他の構成も可能である。図12は、ヒンジ1234a、1234bを介して対応する固設プレート1224a、1224bにヒンジ式に取り付けられた端部プレート1216、1218を有するフレーム1210の代替的な実施形態の概略斜視図である。ヒンジ1234a、1234bは、薄く柔軟な要素であり得、フレーム1210、固設プレート1224a、1224b、およびヒンジを、射出成形プロセスで単一片として一緒に製造することができる。これは、フレームと、ヒンジ式に取り付けられているが嵌合はされていない固設プレートとがどのように提供され得るかの一例に過ぎない。かかる配置は、製造、在庫、アセンブリ、および/または性能にとって有利であり得る。
再び図2および以下の項目を参照すると、アセンブリ200が組み立てられる(蠕動チューブ202がチューブカプラ204a、204bに連結され、端部プレート216、218と固設プレート224a、224bとが嵌合された対の間にチューブカプラが位置決めされた状態)と、各端部のチューブカプラとプレートとの間で各端部において、蠕動チューブ202を圧縮することができる。チューブカプラ204a、204bと、端部プレート216、218と、固設プレート224a、224bとの間の蠕動チューブ202の圧縮により、チューブとチューブカプラとの間の流体シールを強化することができる。これらの構成要素の寸法は、かかるシールに影響を与えつつ、材料を損傷し得、および/または超音波溶接を困難にし得る過圧縮などの問題を回避するように選択され得る。
フレーム210の端部プレート216、218、固設プレート224a、224b、およびチューブカプラ204a、204bは、これらの組み立てられたときの位置関係を、協働して画定するか、または実質的に拘束し得るさらなる特徴を含み得る。端部プレート216、218および固設プレート224a、224bは、チャネル220a、220b、226a、226b内に延在するアークまたはリッジ236を画定し得る。チューブカプラ204a、204bは、リッジ236に対応する周方向スロット238を画定し得、それにより、固設プレート224a、224bが、それらの間に位置決めまたは保持されたチューブカプラ204a、204bによって端部プレート216、218に嵌合されたときに、スロット238に対するリッジ236の機械的対応が、実質的に端部プレート216、218および固設プレート224a、224bに対してチューブカプラ204a、204bを並進的に拘束し得、同様に実質的に回転運動を拘束し得る。蠕動チューブ202に位置合わせされた縦軸を中心とする回転が「ロール」と定義された場合、直交軸を中心とする「ピッチ」および「ヨー」回転は、スロット238に対するリッジ236の機械的対応によって実質的に拘束され得る。端部プレート216、218および固設プレート224a、224bに対するチューブカプラ204a、204bの「ロール」タイプの回転は、超音波溶接によって実質的に拘束され得るが、これに限定されず、他の手段を使用して、機械的なキーイングまたは接着結合などによりロールを拘束することができる。端部プレート216、218のチューブカプラ204a、204bへの超音波溶接を容易にするために、エネルギーディレクタ240を固設プレート224a、224b上に設けることができる。チューブカプラ204a、204bは、縦軸を中心に実質的に回転対称であり得る。かかる実質的な対称性は、アセンブリ200の(本明細書の他の箇所で論じられる)組み立てを単純化し得る。
チューブカプラ204a、第1の端部プレート216、および第1の固設プレート224aは、集合的に第1のチューブ支持部として考慮され得、チューブカプラ204b、第2の端部プレート218、および第2の固設プレート224bは、集合的に第2のチューブ支持部として考慮され得、かかるチューブ支持部は、フレーム210およびアセンブリ200に対して蠕動チューブ202の位置を実質的に維持するように構成されている。他の実施形態では、他のハードウェア構成を用いて、フレームおよびアセンブリに対して蠕動チューブの位置を実質的に維持するように構成されたチューブ支持体を提供することができる。示されていないが、単なる一例として、チューブカプラが固設プレートなしで端部プレートなどに固設される配置が企図され得る。
アセンブリ200の構成要素は、アセンブリ200が組み立てられ、製造され、または別様に生産されたときに、蠕動チューブ202がフレーム210に対して適所に維持されるように構造化および寸法決めされ得、その結果、本質的にチューブカプラ204aと204bとの間(または、代替的に記載される第1のチューブ支持体と第2のチューブ支持体との間)でまっすぐに保持される。これは、本明細書の他の箇所でさらに詳細に記載されるように、アセンブリ200がポンプ800に嵌合されるかまたはそこに設置されたときに、チューブ202と相互作用するポンプ800およびポンプ800の構成要素に対して、チューブ202が適切に位置決めされ、位置合わせされることを確実にするのに役立つ場合がある。蠕動チューブ202の長さは、この本質的にまっすぐな位置決めを達成するための公差で特定され得る。最大公差でのチューブ202の長さは、アセンブリ200に組み立てられたときに、本質的にチューブにたるみや座屈がないようなものであり得る。最小公差など、最大公差未満の長さでは、蠕動チューブ202を、チューブカプラ204aと204bの間(第1のチューブ支持体と第2のチューブ支持体との間)にわずかに張られた少量の張力でアセンブリ200に組み立てることができる。
図2および以下の項目を参照すると、アセンブリ200は、蠕動チューブ202を通る輸液剤のフリーフローを選択的に防止する特徴を含み得る。アセンブリ200は、アーム端部248でフレーム210に連結され得、ラッチ構造250を含み得るフリーフロー防止(FFP)アーム246を含み得る。アーム246は、例えば、図5に示されるように、アーム端部248の1つ以上のヒンジピン252(例えば、図4では2つが示されている)およびフレーム210のヒンジ受け254を介してフレーム210にヒンジ式に連結され得、ヒンジ受け254は、1つ以上のヒンジピン252に対応する1つ以上のソケットを有する。示される例示的なアセンブリ200では、ヒンジ受け254は、第1の端部プレート216の一部であるかまたはその近位にあるが、これに限定されず、いくつかの実施形態では、FFPアーム246のフレーム210上の他の位置が可能である。ヒンジピン(複数可)252およびヒンジ受け254を含むFFPアーム246のヒンジ機構が提供され得、それにより、ヒンジ機構はトルクを与えず、および/または回転付勢は実質的にFFPアーム246とフレーム210との間に生じない。他の実施形態では、実質的にトルクのないヒンジ機構の他の設計が企図され、当該設計を使用してFFPアームをフレームに連結することができる。
FFPアーム246は、任意の好適な材料(複数可)から製造または形成され得るか、または別様に当該材料を含み得る。いくつかの実施形態では、FFPアーム246は、アアクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)から形成され得る。他の実施形態では、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、または任意の他の好適な半硬質材料が使用され得る。
FFPアーム246は、フリーフロー防止位置とフリーフロー許容位置との間でフレーム210に対して選択的に移動可能であり得る。これらの位置の例は、図2の線A−Aによって示される、FFPアーム246においてアセンブリを通って切断された断面におけるアセンブリ200の一部の概略準断面図である図6および7にそれぞれ示されている。(図は真の断面図ではなく、部分切断よりも遠いアセンブリの一部が図内で視覚的にレンダリングされている)。図6では、FFPアーム246は、アーム246とフレーム210とが協働して、アーム246とフレーム210との間の比較的狭い空間256内で蠕動チューブ202を圧迫閉塞させることができるフリーフロー防止位置に示されている。(図2および3では、FFPアーム246もフリーフロー防止位置に示されている)。図7では、FFPアーム246は、フリーフロー許容位置に示されており、その中において、アーム246およびフレーム210は、それらの間に蠕動チューブ202を、チューブ202が圧迫閉塞されないように、アーム246とフレーム210との間の(空間256と比較して)比較的幅広の空間257で、通過させるように相対的に位置決めされ得る。
引き続き図6および7を参照すると、アセンブリ200は、FFPアーム246をフリーフロー防止位置に付勢するように構成された付勢機構を含み得る。アセンブリ200は、例えば、アーム246をフリーフロー防止位置に付勢する力をフレーム210およびFFPアーム246に及ぼし得るバネ258を含み得る。バネ258は、金属コイルバネなどの任意の好適なバネであり得る。バネ258は、フレーム210およびFFPアーム246とは別個に形成され得る。バネ258は、フレーム210とFFPアーム246との間に捕捉され得る。フレーム210は、バネポケット259内でバネ258の一部を受容し、FFPアーム246は、示されるように、バネピン261でバネ258を実質的に保定し得る。
付勢機構の他の構成が可能である。別の実施形態では、付勢力は、フレームと一体的に形成されているが、FFPアームとは別個に形成されているか、またはフレームではなくFFPアームと一体的に形成されている(板バネなどであるが、これに限定されない)弾性要素によって提供され得る。別の実施形態では、付勢力は、磁石の好適な配置によって提供され得る。
本明細書には示されていないが、別の実施形態では、FFPアームは、示されるアセンブリ200内のような、ピン(複数可)252およびソケット式ヒンジ受け254の配置ではなく、非回転または剛性接続を介してフレームに連結され得、FFPアームの撓みによって提供される「ヒンジ」は、フリーフロー防止位置と許容位置との間のアームの弾性変形を可能にし、かかる撓みはまた、フリーフロー防止位置に向かう付勢力を提供する。
例えば、図5に示されるように、フレーム210は、蠕動チューブ202の縦軸を横断し、FFPアーム246にほぼ位置合わせされたスロット272を画定し得る。FFPアーム246がフリーフロー防止位置にあるとき、アーム246は、蠕動チューブ202を少なくとも部分的にスロット272内に押下し得る。チューブ202がFFPアーム246とフレーム210との間で圧迫閉塞されると、チューブ202は、より具体的には、アーム246と、スロット272を画定するフレーム210の一方または両方の縁部との間で圧迫され得る。スロット272は、FFPアーム246がアーム246の典型的な動作範囲を中心に自由に(すなわち、アーム246と干渉しないように)移動することを可能にするような寸法決めされ得る。
例えば、図4に示されるように、フレーム210は、スロット272にまたがるバットレス274を含み得る。バットレス274は、蠕動チューブ202の縦軸にほぼ位置合わせされ得る。バットレス274は、スロット272の周りでフレーム210の一部を補強または硬化させ、本明細書の他の箇所に記載される他の機能を提供し得る。バットレス274は、FFPアーム246が蠕動チューブ202をフレーム210およびスロット272に向かって押下し得る側面とは反対のフレーム210の側面上に位置し得る。バットレス274は、(例えば、図2に示され、同様に本明細書の他の箇所にさらに記載されるように)FFPアーム246の母指押下面266と同じ、フレーム210の側面上に位置し得る。バットレス274は、(例えば、図2に示され、同様に本明細書の他の箇所にさらに記載されるように)スナップ解除ハンドル278と同じ、フレーム210の側面上に位置し得る。
引き続き図6および7を参照すると、フレーム210は、FFPアーム246のラッチ構造250と協働するように構成されたラッチ受け260を含み得、それにより、ラッチ受け260とラッチ構造250とが一緒になってFFPアーム246のラッチ機構を提供する。本明細書でさらに記載されるように、ラッチ機構は、FFPアーム246をフリーフロー許容位置(図7に示す)にラッチ留めするように(場合によっては、片手で)人間工学的に操作可能であるように構造化され得、FFPアーム246をフリーフロー防止位置(図6に示す)にラッチ解除するように(場合によっては片手で)人間工学的に操作可能であるように構造化され得る。ラッチ機構は、ラッチ留め状態(図7)およびラッチ解除状態(図6)の2つの状態を有するものとして考えることができる。ラッチ留め状態では、ラッチ構造250は、ラッチ受け260のラッチ面262に当接し得、その結果、それによって、FFPアーム246は本質的に、図7に示されるように、比較的幅広の空間257に対応する位置に拘束される。ラッチ解除状態では、ラッチ構造250は、それがラッチ面262に当接するのではなく、構造250がラッチ受け260の摺動面264に摺動可能に当接し得るように位置決めされ得る。図6に示されるように、ラッチ解除状態では、バネ258によって提供されるような付勢力が、存在する場合には、比較的狭い空間256に対応するフリーフロー防止位置に向かってFFPアーム246を付勢し得る。摺動面264は、ラッチ構造250との相互作用によって、フリーフロー防止位置に向かうFFPアーム246の動作を(妨害するのではなく)助ける抜き勾配で構造化され得る。
ラッチ機構の人間工学的操作の可能性に関して、FFPアーム246のラッチ構造250は母指押下面266を含み得、ラッチ受け260は指押下面268を含み得る。「母指」押下266および「指」押下268と呼ばれるが、この命名法は限定的であると考慮されるべきではなく、押下266および268を母指および指以外でそれぞれ操作することができる。しかしながら、ラッチ機構を片手の母指と示指とで操作するのが一般的な使用シナリオであり得ることが予想される。図6および7に示されるように、ラッチ受け260の指押下面268とラッチ構造250の母指押下面266とは、対向して配設される様式に向けられている。示されるように、バネ259によって分離されたラッチ構造250とラッチ受け260との対向する相互作用は、指押下面268と母指押下面266とがすぐ近くで互いに動作可能に連結される配置を提供する。母指押下面266および指押下面268を操作し、面268を面266に向かって手動で圧迫するかまたは推進させることによって、ラッチ機構を比較的簡単に、かつ人間工学的にラッチ状態に推進させることができる。ラッチ留め状態へのラッチ機構の意図しないまたは偶発的な移動に対する手段として、バットレス274は、アセンブリ200の前方側の物体が母指押下面266またはFFPアーム246の他の部分に押下されるのを防止するのに役立つ防止手段として作用し、それによって、ラッチ機構の偶発的なラッチ留めに対する防止手段を提供し得る。
ラッチ機構はまた、その機構をラッチ留め状態から解除するか、またはFFPアーム246をラッチ解除するように比較的簡単に、かつ人間工学的に操作され得、それにより、ラッチ機構を(例えば、バネ258の付勢力によって)フリーフロー防止位置まで移動することができる。かかる解除操作を助けるために、FFPアーム246のラッチ構造250は、(例えば)指先がラッチ構造250をラッチ面262から解除する(または口語的に「フックを解除する」)力を及ぼし得る解除キャッチ270を含み得る。解除キャッチ270は、その上に、人間の指がFFPアーム246を十分撓ませてラッチ機構をラッチ解除するための滑り止めまたは好適な面を提供するように構造化され得る。解除キャッチ270は、示される実施形態では、FFPアーム246の片側または両側(すなわち、フレーム200に対してアーム246の動作面に垂直)に延在し、「T」字のクロスバーにいくらか類似した1つ以上の側部延長部を含み得る。
ラッチ留め状態(図7に示す)からラッチ機構を解除し得る人間工学的操作の非限定的な例では、ユーザは、母指押下面266および/またはバットレス274の上に母指を置き、指先(例えば、母指と同じ手の示指の先端)を解除キャッチ270の上に置くことができる。図7および6の両方を参照すると、母指押下面266および/またはバットレス274に対して母指を固定または保持しながら、ユーザは概して母指に向かって(すなわち、図6の右側に)力を及ぼすことができる。かかる操作の下で、FFPアーム246のある程度の撓みにより、ラッチ構造250がもはやラッチ面262に当接しないように、(上方に、図6の上に向かって)移動することを可能にし得る。この拘束を除去または最小限に抑えることにより、FFPアーム246を、例えば、バネ258の付勢力の影響下で、図6のフリーフロー防止位置に移動させることができ、それに伴って、蠕動チューブ202が圧迫閉塞される。記載される操作を同じ手の示指と母指とを用いて遂行する場合、それらのかかる操作中に、同じまたは別の手の追加の指を使用して、アセンブリ200をさらに固定または支持することができる。いくつかの実施形態では、アセンブリ200のラッチ機構を、別の手を使用することなく、ユーザが片手で容易に解除することができることが観察されている。本明細書の他の箇所でさらに記載するように、アセンブリ200のラッチ機構はまた、アセンブリ200を輸液ポンプと連結すると容易に解除され得る。
図8は、蠕動輸液ポンプシステム100のポンプ102であり得る蠕動輸液ポンプ800の一部の概略斜視図であり、特に、(一実施形態では、図1のアセンブリレセプタクル112およびレセプタクルドア116にそれぞれ対応する)ポンプのアセンブリレセプタクル812およびレセプタクルドア816の詳細を示している。アセンブリレセプタクル812は、投与セット104のアセンブリ200を受容するように構成され得、その結果、それによって、投与セット104は、ポンプ800に動作可能に連結される。図9は、図8の蠕動輸液ポンプ800の一部の概略斜視図であり、アセンブリ200は、アセンブリレセプタクル812によって受容されるか、またはその中に設置される。図8および9では、ポンプ800のレセプタクルドア816は開位置にある。
アセンブリ200のフレーム210は、(図8に示されるように)アセンブリレセプタクル812のスナップ嵌め開口部820にしっかりと解除可能に取り付けられるように構成されたスナップ嵌めタブ276(図2、3、4、5参照)を含み得、その結果、それによって、アセンブリ200は、アセンブリレセプタクル812に解除可能に固設され、したがってそれによって、投与セット104は、ポンプ800に動作可能に連結され得る。スナップ嵌めタブ276は、フレーム210の第1のビーム212と一体的に形成されるかまたは別様に提供され、第1のビーム212および第2のビーム214の第1の平面から離れて、第1の平面に実質的にまたはほぼ垂直であり得る第1の方向に突出し得る。スナップ解除ハンドル278(再度、図2、3、4、5参照)は、第1のビーム212と一体的に形成されるかまたは別様に提供され得、解除ハンドル278はタブ276に動作可能に連結される。解除ハンドル278は、第1の平面から離れて、第1の方向とほぼ反対の第2の方向に突出し得るが、他の構成も可能である。示されるように、第1のビーム212は、ビームの狭小化および/またはビームを複数のサブビームとして構造化するなど、ビーム212の他の部分に対してタブ276およびハンドル278に可撓性を提供する特徴を組み込むことができる。
スナップ解除ハンドル278およびスナップ嵌めタブ276は、ハンドル278の定義された操作により、アセンブリレセプタクル812のスナップ嵌め開口部820に対してタブ276を移動させることができるように構造化され得、それにより、タブ276は開口部820から解除可能であり、したがってそれによって、アセンブリ200はアセンブリレセプタクル812から解除可能である。定義された操作は、例えば、アセンブリレセプタクル812のスナップ嵌め開口部820に対して下方方向にスナップ解除ハンドル278を押下または別様に移動させることであり得、これは、ハンドル278とタブ276とが一緒に第1のビーム212に対して可撓的に回転するにつれて、スナップ嵌めタブ276がレセプタクル812の開口部820に対して上方に移動することをもたらし得る。アセンブリレセプタクル812のスナップ嵌め開口部820に対するスナップ嵌めタブ276の上方への移動は、それによってタブ276が開口820から解除されるようなものであり得る。加えて、スナップ嵌めタブ276は、スナップ嵌め開口部820からの解除が、必ずしもスナップ解除ハンドル278を操作する必要がないように構成されてもよい。例えば、いくつかの例では、アセンブリレセプタクル812からのアセンブリ200の解除は、ポンプ800からチューブ類(上流チューブ類126および/または下流チューブ類130など)を引き離すことによって達成され得る。スナップ嵌めタブ276の構造上の構成は、それを、かかるシナリオに存在する力の下で、スナップ嵌め開口部820から解除することを可能にする。
スナップ嵌めタブ276およびスナップ嵌め開口部820を介してアセンブリ200をアセンブリレセプタクル812に解除可能に固設し、それによって投与セット104をポンプ800に可逆的に動作可能に連結するための前述の配置は、投与セットを輸液ポンプに連結させるための他の既知のスキームと比較して、人間工学および使いやすさの点で著しい改善となり得る。例示的な操作では、ユーザは、スナップ解除ハンドル278を介して片手の2つの指(例えば、母指および示指)を用いてアセンブリ200を容易に把持し、アセンブリ200をポンプ800のアセンブリレセプタクル812まで移動させ、アセンブリ200のスナップ嵌めタブ276をポンプ800のスナップ嵌め開口部820の中に押下することによって、アセンブリ200をレセプタクル812に固設することができる。この配置では、ユーザは、アセンブリ200の特徴と、輸液ポンプシステム100の動作のために必要なまたは望ましいアセンブリレセプタクル812の対応する特徴との位置合わせを達成するために、スナップ嵌めタブ276をスナップ嵌め開口部820に位置合わせするだけでよい(かかる位置合わせを本明細書の他の箇所でさらに記載する)。アセンブリ200をアセンブリレセプタクル812から除去するために、ユーザは、スナップ解除ハンドル278を人間工学的に下に押下することができ、これにより、スナップ嵌めタブ276を上方に移動させて、スナップ嵌め開口部820との係合から外し、次いで2つの指で人間工学的にアセンブリ200をレセプタクル812から引き離すことができる。
アセンブリ200およびアセンブリレセプタクル812は、アセンブリ200をレセプタクル812に(したがって同様に、例えば、投与セット104をポンプ102に)誤って挿入したり、連結したり、または取り付けたりする試みから生じる可能性がある有害な結果を防止するための特徴を含み得る。例えば、ユーザが誤ってスナップ解除ハンドル278をスナップ嵌め開口部820の中に挿入しようとする場合(アセンブリ200が前後に、すなわち、ポンプ800に対して「後方に」逆転した状態)、ハンドル278および開口部820の物理的寸法を、かかる誤った挿入の試みを干渉および防止するように設計することができる。また、防止すべき潜在的なエラーは、チューブ202を通る輸液剤の意図しないフリーフローをもたらし得る、母指押下面266またはFFPアーム246の任意の他の部分の意図しない窪みである。アセンブリ200およびアセンブリレセプタクル812は、レセプタクル812へのアセンブリ200の後方配置が試みられると、かかる誤った状態が発生する前に、アセンブリ200および/またはレセプタクル812の他の要素が干渉し得るように構造化され得る。本明細書の他の箇所で述べられるように、バットレス274は、FFPアーム246との意図しない接触を防止し得る。アセンブリ200は、アセンブリレセプタクル812に連結するときに、アセンブリ200の適切な向きにユーザを仕向けるための視覚的合図を含み得る。これは、テキストおよび/またはロゴ(複数可)(例えば、図2〜5に示される、例えば、第2のビーム214上の「smiths medical」、第1のビーム212上の指向性矢印、および母指押下面266上の涙滴形状)を含み得る。いくつかの実施形態(図示せず)では、ポンプ800のレセプタクル812などのアセンブリレセプタクルは、前述の指向性矢印および「smiths medical」のロゴなど、アセンブリ200の視覚的合図に対応する視覚的合図を含み得る。
アセンブリ200がポンプ800内でアセンブリ200のスナップ嵌めタブ276およびレセプタクル812のスナップ嵌め開口部820を介してアセンブリレセプタクル812に固設されたときに、アセンブリ200の蠕動チューブ202が、ポンプ800の線形蠕動ポンプ駆動部のチューブ係合部材818と係合するように位置決めされ得る。チューブ係合部材818(図8および9の示される例では12個の部材であるが、これに限定されない)を、ポンプ800の線形蠕動ポンプ駆動部(図示せず)の要素によって協調した様式で駆動させ、それによって、輸液剤を、蠕動チューブ202を圧迫して通し、それに伴って応答可能に、図1に示される輸液システム100の(限定はされないが)上流チューブ類126および下流チューブ類130などに流体的に接続された他のチューブまたはラインを通して、促進、押出、または輸送することができる。
例えば、図2に示されるように、アセンブリ200のフレーム210は、第1のビーム212から第2のビーム214にまたがり得る上流クロス支持部280および下流クロス支持部282など、蠕動チューブ202の所望の部分を維持するのを補助するための構造をさらに含み得る。各クロス支持部280、282は、蠕動チューブ202を優しく支えるか、または別様に支持するように保持するための湾曲部を含み得る。アセンブリ200がポンプ800内のアセンブリレセプタクル812に固設されたときに、クロス支持部280、282はまた、ポンプ800のチューブ係合部材818に対する蠕動チューブ202の適切な位置を維持するのを補助し得、それにより、部材818は効果的にチューブ202に係合することができる。
第1のビーム212、第2のビーム214、上流クロス支持部280、および下流クロス支持部282は、フレーム210のポンプチューブ開口部または「ウィンドウ」284を画定、包囲、または制限し得る。ポンプチューブウィンドウ284は、その内部に蠕動チューブ202の一部以外、アセンブリ200のいずれの構造も実質的に有さないことがあり、概して、アセンブリ200がポンプ800のアセンブリレセプタクル812に固設されたときにポンプ800のチューブ係合部材818がチューブ202に係合し得る領域に対応し得る。図8に示されるように、ポンプ800のレセプタクルドア816は、(本明細書の他の箇所でさらに詳細に記載されるように)ドア816が閉じられて固設されたときに、チューブ202に沿ってチューブ係合部材818のほぼ反対側に位置決めされ得る圧力プレート826を含み得、それにより、チューブ202は圧力プレート826とチューブ係合部材818との間に位置する。かかる構成にある場合、ポンプ800およびアセンブリ200は、例示的な実施形態では、チューブ係合部材818および圧力プレート826が実質的にフレーム210に接触しないように構造化され得る。
例えば、図2に示されるように、フレーム210の一部は、ポンプ800の構成要素が蠕動チューブ202に係合し得る他の領域に対応し得るさらなるウィンドウまたは開口部を画定、包囲、または制限し得る。例えば、第1のビーム212、第2のビーム214、上流クロス支持部280、および第1の端部プレート216は、フレーム210の上流センサ開口部または「ウィンドウ」286を画定、包囲、または制限し得、第1のビーム212、第2のビーム214、下流クロス支持部282、および第2の端部プレート218は、フレーム210の下流センサ開口部または「ウィンドウ」288を画定、包囲、または制限し得る。ポンプ800は、レセプタクル812、上流閉塞センサ828、下流閉塞センサ832、およびエアインライン検出器836のいずれかまたはすべてを中に含み得、これは限定するものではないが、センサの他の位置、組み合わせ、または配置がポンプ800内に含まれ得る。上流センサウィンドウ286は、蠕動チューブ202の一部以外、アセンブリ200のいずれの構造も実質的に有さないことがあり、概して、アセンブリ200がポンプ800のアセンブリレセプタクル812に固設されたときに上流閉塞センサ828がチューブ202に係合し得る領域に対応し得る。下流センサウィンドウ288は、蠕動チューブ202の一部以外、アセンブリ200のいずれの構造も実質的に有さないことがあり、概して、アセンブリ200がポンプ800のアセンブリレセプタクル812に固設されたときに下流閉塞センサ832および/またはエアインライン検出器836がチューブ202に係合し得る領域に対応し得る。
ポンプ800のレセプタクルドア816は、ドア816が閉じられ、アセンブリ200の近くに固設されたときに、チューブ202に沿って、上流閉塞センサ828、ならびに下流閉塞センサ832およびエアインライン検出器836のほぼ反対側にそれぞれ位置決めされ得るチューブ支持部840、844を含み得、それにより、チューブ202はチューブ支持部840、844および閉塞センサ828、832と、エアインライン検出器836との間に位置する。かかる構成にある場合、ポンプ800およびアセンブリ200は、例示的な実施形態では、センサ828、832、検出器836、およびチューブ支持部840、844が実質的にフレーム210に接触しないように構造化され得る。他の実施形態では、アセンブリ200と同様のアセンブリは、蠕動チューブとポンプセンサ/検出器との間に予荷重を提供し得るチューブ支持部を含み得る。かかるチューブ支持部は、アセンブリ200のフレーム210と同様のフレームと共に含まれ得る。
例えば、図8に示されるように、ポンプ800のアセンブリレセプタクル812は、アセンブリ200のFFPアーム246を収容し、それと相互作用する特徴を含み得る。特に、アセンブリレセプタクル812の表面は、アセンブリ200がポンプ800内に設置されたときに、フリーフロー防止位置とフリーフロー許容位置との間のFFPアーム246のほぼ邪魔されない運動を可能にするように寸法決めされた凹部848を画定、包囲、または制限し得る。凹部848の頂部に向かって、アセンブリレセプタクル812の表面は、少なくとも1つのラッチ傾斜面852を含み得る。ポンプ800のレセプタクル812内のラッチ傾斜面(複数可)とアセンブリ200の解除キャッチ270とは協働するように構造化され得、それにより、アセンブリ200がアセンブリレセプタクル812内に配置および/またはそこに固設されたときに、アセンブリ200のFFPアーム246がフリーフロー許容位置に向かって移動するにつれて、解除キャッチ270の一部(複数可)(その側部延長部など)が実質的にラッチ傾斜面(複数可)852に沿って摺動する。したがって、かかる摺動相互作用中に、ラッチ傾斜面(複数可)852によってFFPアーム246の解除キャッチ270に及ぼされる接触力は、アーム246を十分撓ませて、ラッチ機構がフリーフロー許容位置にラッチ留めするのを防止することができる。本明細書の他の箇所で論じられるように、FFPアーム246は、レセプタクルドア816が閉じられ、ドアラッチレバー856がその(例えば、図10に示される)ラッチ解除位置から、その(例えば、図11に示される)ラッチ留め位置まで移動したときに、フリーフロー許容位置に向かって移動し得る。かかる動作中に、ラッチ傾斜面(複数可)852は、実質的にラッチ機構がフリーフロー許容位置にラッチ留めすることを抑制または防止し得る。さらに、アセンブリ200がアセンブリレセプタクル812に固設される前に、ラッチ機構がフリーフロー許容位置にラッチ留めされた場合、アセンブリ200がレセプタクル812に(前述のように、スナップ嵌めタブ276をスナップ嵌め開口部820の中に押下することによって)固設されたときに、ラッチ傾斜面(複数可)852は、FFPアーム246を十分撓ませるように十分な力を解除キャッチ270に及ぼすことができ、その結果、ラッチ機構が解除され、それによって、FFPアーム246がフリーフロー防止位置に(例えば、バネ258によって)付勢されることを可能にする。これは、重要な安全特徴であり得、投与セット104が、最初にポンプに固設されたときに、非フリーフロー状態にあることを確実にするのを助ける。
例えば、図8に示されるように、ポンプ800のアセンブリレセプタクル812は、ポンプ800のアセンブリレセプタクル812によって受容されたアセンブリ200の存在を検出、および/またはアセンブリ200の特定のもしくは異なるタイプまたはユニットを識別するように構成され、使用され得る光デバイス860を含み得る。ドア816が閉じられ、アセンブリ200がアセンブリレセプタクル812によって受容されていない場合、光基準/較正部分864は、光デバイス860のほぼ視野内で、ドア816内に含まれるか、またはその上にあってもよい。光デバイス860は、光源、撮像光センサおよび/または非撮像光センサ、偏光活性構成要素、ならびに屈折、反射、および/または回析要素などの光方向変換構成要素を含むが、これらに限定されない、光検出/識別のための任意の好適なハードウェアを含み得る。いくつかの実施形態では、光デバイス860は、色を検出するように構成され得、アセンブリ200の特定のもしくは異なるタイプまたはユニットは、異なる輸液用途、治療、または手技であって、そのためにそれらの対応する投与セット104が構成および意図された、異なる輸液用途、治療、または手技を符号化するように異なってまたは固有に色付けされ得る。例えば、いくつかのヘルスケア環境では、黄色のスキームは一般に、硬膜外手技に付随するものとして医療従事者によって識別され、オレンジ色のスキームは一般に、結腸手技に付随するものとして医療従事者によって識別される。(かかる色の関連付けは、必ずしも普遍的ではなく、病院、施設、地域、慣習などによって異なる可能性があることに留意されたい)いくつかの実施形態では、アセンブリ200のフレーム210の実質的な部分または本質的にすべては、特定の輸液適用、治療、または手技を識別する色を有するかまたは示し得る。かかる識別色の使用により、介護者が投与セット104の意図された用途、治療、または手技を迅速に認識することを可能にすることができ、光デバイス860は、投与セット識別情報をポンプ800のコントローラに提供することができる。輸液用途、治療、または手技のために、かかる情報を用いて、次いで、コントローラは、それ自体および/またはポンプ800を構成またはプログラムし得る。
アセンブリ200がアセンブリレセプタクル812によって受容された後、ドア816は(例えば、図8に示されるように)ヒンジ868を中心にして回転して閉じられ得、ドアラッチレバー856は図9〜11に示されるように、ラッチ解除位置からラッチ留め位置まで移動し得る。図10は、閉位置にあるドア816とラッチ解除位置にあるドアラッチレバー856とを備えたポンプ800の一部の概略斜視図である。図11は、閉位置にあるドア816とラッチ留め位置にあるドアラッチレバー856とを備えたポンプ800の一部の概略斜視図である。図8および9では、ドア816は完全にまたは実質的に開位置にあるが、ドアラッチレバー856は任意で、ドアラッチレバー856の位置または移動に依存するドア816の内部の特徴を示すために、別様に図8ではラッチ留め位置にあり、図9ではラッチ解除位置にあるであろうことが理解される。例えば、図8および9に示されるように、ドア816は、レセプタクル812の1つ以上のドアラッチピン876に対応する1つ以上のドアラッチフック872を含み得る。レバー856がラッチ留め位置とラッチ解除位置との間で移動するように、ドアラッチフック872をドアラッチレバー856に機械的にリンクさせて、応答可能に移動させることができる。ドア816が閉じられ、ドアラッチレバー856がラッチ留め位置にあるとき、ドアラッチフック872は、ラッチドア816を閉位置に係合式に拘束するように、ドアラッチピン876に対して応答可能なように位置決めされ得る。ドアラッチレバー856がラッチ解除位置にあるとき、ドアラッチフック872は、ドア816が閉位置に出入りする際にドアラッチピン876と干渉せずに係脱して応答可能に位置決めされ得る。
図8および9に示されるように、ドア816は、レバー856がラッチ留め位置とラッチ解除位置との間を移動するように、ドアラッチレバー856に機械的にリンクされ得るFFPアーム押出部880を含み得る。いくつかの実施形態では、FFPアーム押出部880は、ドアラッチフック872の構造上に一体的に設けることができる。FFPアーム押出部880は、ドアラッチレバー856に動作可能に連結され得、アセンブリ200がアセンブリレセプタクル812に受容され、ドア816が閉じられたときに、ドアラッチレバー856がラッチ留め位置に移動するにつれて、FFPアーム押出部880が(例えば、アーム246の母指押下面266および/またはアーム246の他の部分に力を及ぼすことによって)FFPアーム246をフリーフロー防止位置からフリーフロー許容位置まで押出ように構成され得る。ドアラッチレバー856がラッチ解除位置に戻されたときに、FFPアーム押出部880は、それに応じて後退し、それにより、例えば、バネ258によって提供された付勢力がFFPアーム246をフリーフロー防止位置に戻すことを可能にし得る。本明細書の他の箇所に記載されるように、ラッチ傾斜面(複数可)852は、アセンブリ200がアセンブリレセプタクル812によって受容されたときに、FFPアーム246の前述のラッチ機構がラッチ留めすることを防止し得る。本明細書に記載される配置は、ドア816が開かれ、アセンブリ200がポンプ800から除去されたときに、実質的にFFPアーム246がフリーフロー防止状態にあることを確実にするのを助けるための重要な安全特徴であり得る。
アセンブリ200およびポンプ800の協働的なおよび/または応答可能に起動されたフリーフロー保護機構の動作の一例を概説するために、動作の可能な配列を図1〜11を参照してここに提示する。アセンブリ200を含む投与セット104を、IVバッグ120などの輸液剤容器に連結することができる。任意選択で、投与セット104をプライムするために、介護者は、ラッチ機構を用いてアセンブリ200のFFPアーム246をフリーフロー許容状態にラッチ留めすることができる。プライム後、介護者は、上述のように、例えば、解除キャッチ270を操作することによって、ラッチ機構をラッチ解除することができる。介護者は、スナップ解除ハンドル278を把持し、アセンブリ200をレセプタクル812に移動させ、スナップ嵌めタブ276をスナップ嵌め開口部820の中に押下することによって、アセンブリ200をアセンブリレセプタクル812に固設することができる。アセンブリ200がレセプタクル812内に配置されるか、またはレセプタクル812に固設される直前に、ラッチ機構がラッチ留めされたままである場合、タブ276が開口部820の中に押下されるにつれて、ラッチ傾斜面(複数可)852は、ラッチ機構を解除するように十分な力を解除キャッチ270に及ぼすことができ、それによって、FFPアーム246をフリーフロー防止位置に(例えば、バネ258によって)付勢することができる。
アセンブリ200がアセンブリレセプタクル812に固設されると、次いで、介護者は、ドア816を閉じることができる。ドア816がその閉位置に回転または移動すると、圧力プレート826は、チューブ係合部材818とは反対の蠕動チューブ202の一部に沿って、適所に到達し得、チューブ支持部840、844は、閉塞センサ828、832および検出器836とは反対のチューブ202の一部に沿って、適所に到達し得る。ドア816をその全閉位置へ導くために、ドアラッチレバー856がラッチ留め位置にある場合、それをラッチ解除位置に移動させる必要がある場合があり、別様にドアラッチフック872がラッチピン876と干渉することがある。ドア816がその全閉位置にあると、ドアラッチレバー856をラッチ留め位置に移動させることができる。ドアラッチレバー856がラッチ留め位置に移動するにつれて、前述のように、ドアラッチフック872は、それらがドアラッチピン876の周りを延在させるか、またはフック留めして、ドア816が意図せずに開くことを防止するのを助けることができる、それらのラッチ留め位置に応答可能に移動し得る。ドアラッチフック872がそれらのラッチ留め位置に移動するにつれて、FFPアーム押出部880は、FFPアーム246をフリーフロー許容位置へ累進的に押出し得る。しかしながら、ドア816が完全に閉じられると、いくつかのチューブ係合部材818および圧力プレート826は、FFPアーム246がフリーフロー許容位置にあっても、単にそれらの存在によりチューブ202を閉塞し、それに伴って、フリーフローを防止することができる。
ドア816が閉じられる前であっても、後であってもよい任意の好適な時間に、上流チューブ類126および下流チューブ類130(図9〜11に図示せず)を手動でチューブガイド884内に押下することができる。
ポンプ800による輸液剤送達の完了後または任意の好適な時間に、ドアラッチレバー856を、ドア816を開く前に、ラッチ留め位置からラッチ解除位置まで移動させることができる。ドアラッチレバー856がラッチ解除位置まで移動すると、FFPアーム押出部880は後退し、FFPアーム246がフリーフロー防止位置に付勢されることを可能にすることができる。その後にドア816が開かれた後、アセンブリ200をスナップ解除ハンドル278の操作によってアセンブリレセプタクル812から解除することができ、投与セット104を、FFPアーム246がフリーフロー防止位置にある状態で、ポンプ800から分離、係脱、または除去することができる。ドアラッチレバー856をラッチ解除位置まで移動させる前に、前述のように、フリーフローは、チューブ係合部材818および圧力プレート826によって防止されるであろう。したがって、フリーフローの防止を、アセンブリ200がアセンブリレセプタクル812に固設されてから、アセンブリがレセプタクルから除去された後のもっと後の時間まで実質的に連続的に維持することができる。
注目すべきは、前述の動作の可能な配列における動作のいずれかまたはすべてを、(例えば、限定はされないが、FFPアーム246をラッチ留めおよびラッチ解除すること、アセンブリ200とレセプタクル812とを固設および解除すること、ドア816を開閉すること、ならびにラッチ留め位置とラッチ解除位置との間でドアラッチレバー856を移動させること)を片手のみを使用して遂行することができることである。これは、輸液ポンプシステムの使用の容易さに大きく寄与し得る。
図には示されていないが、別の実施形態では、いくつかの態様において、フリーフロー保護を含むが、ラッチ機構、および/または異なるラッチ機構の構造もしくは構成を含む、アセンブリ200と同様のアセンブリが提供され得ることが認識および理解される。FFPアーム246のラッチ構造250のようなラッチ構造を含まないフリーフロー保護アームが提供され得る。ラッチ構造がなければ、かかる代替のフリーフロー保護アームは、必ずしも(例えば、図6および7に示されるように、ラッチ受け260からのラッチ構造250の解除を可能にするために、FFPアーム246が提供し得る)撓みを提供する必要はないであろう。かかるフリーフロー保護アームを、例えば、ポンプ800のアセンブリレセプタクル812と互換性があるように構成することができ、特に、ドアラッチレバー856がラッチ留め位置とラッチ解除位置との間で移動するにつれて、フリーフロー許容位置とフリーフロー防止位置との間でフリーフロー保護アームをそれぞれ移動させるように、FFPアーム押出部880で動作可能なように構成することができる。
図には示されていないが、フリーフロー保護アームおよびフレームと一体的に提供されたラッチ機構を有していない別の実施形態では、プライミング投与または重力投与などのために、別個のラッチクリップまたはデバイスを提供して、フリーフロー保護アームをフリーフロー許容位置に固設することができることが認識および理解される。かかる別個のラッチクリップまたはデバイスは、クリップまたはデバイスがフリーフロー保護アームをフリーフロー許容位置に固設する際に、(例えば、機械的干渉によって)アセンブリをポンプに動作可能に連結することを防止するように形状決めされるか、または構造化されてもよい。したがって、別個のクリップまたはデバイスは、アセンブリをポンプに動作可能に連結する前に、取り外されるかまたは無効化され、それによって、フリーフローの安全目的または要件を満たすであろう。
代替的に、または光センサ860を有する図8に示される配置に加えて、アセンブリ200の識別のための(例えば、図13を参照して記載されるであろう)他の感知デバイスまたは手段860Aも同様に企図される。かかる感知デバイス860Aを使用して、アセンブリ200の輸液、適用、治療、手技、または他のグループ化の意図された「経路」を容易に識別することができる。
代替の感知デバイス860Aのいくつかの例を、図13〜17Cおよび以下の説明において開示および記載する。図13において、ポンプ800Aは、アセンブリレセプタクル812Aおよび感知デバイス860Aを有するものとして示されている。図13の特徴が以下の開示で具体的に説明されない限り、それらは、図8に関連する説明および対応する参照番号と一致すると理解されるべきである。図13のポンプ800Aと嵌合するための対応するアセンブリ200Aを図14に示す。図14の特徴が以下の開示で具体的に説明されない限り、それらは、図3に関連する説明および対応する参照番号と一致すると理解されるべきである。
概して、図13の感知デバイス860Aは、さまざまなタイプおよび検出機能の1つ以上のセンサであり得る。いくつかの実施形態では、識別センサ860Aは、磁気キーイング、ピン構成、サイズ、形状、無線周波数識別(RFID)、近距離通信(NFC)、または他の識別技術のうちの1つ以上に基づいて検出するための構成要素を含み得る。ある特定の実施形態では、検知デバイス860Aは、図8で先に記載される光センサ860の変形も含み得る。
薬物送達のアセンブリの意図された「経路」(すなわち、薬物が進む位置)に基づくアセンブリ200Aのグループ化は、特に、これらのグループが感知デバイス860A(または860)を使用することによって迅速かつ確実に識別され得る場合に、さまざまな利点を有することがある。いくつかの実施形態では、1つ以上の感知デバイス860Aによって、ポンプが、取り付けられたアセンブリ200A上に存在する識別子に基づいて、輸液の意図された「経路」を検出することが可能になる。例えば、輸液の「経路」としては、静脈内送達、口を介した送達、補給チューブを介した送達、または代替注入位置を介した送達が挙げられ得る。「経路」の識別は、経路が必要なハードウェアを定義することできるので、有用なグループ化であり得る。したがって、「経路」を知ることは、典型的には、特定の輸液を達成するために必要とされるアセンブリ200A(またはより大きな使い捨てセット)を決定するものである。使用されるアセンブリの物理的特性だけでなく、輸液経路を感知することは、ポンプの性能に関連するアセンブリタイプまたは使い捨てセットを提供し、そのアセンブリタイプまたは使い捨てセットに対応する薬剤ライブラリを自動的にフィルタリングすることを可能にする。「Medicament Infusion System and Pump Assembly for Use Therein」と題する2016年2月4日に公開されたBlomquistに対するPCT特許公開第WO2016/018552A1号は、ポンプならびに他のシステム、方法、および材料に対する輸液経路の識別にさらに関するものであり、参照により完全に本明細書に組み込まれる。
アセンブリ200Aの識別情報の検出は、認証目的のため、およびプログラミング目的の容易さのための両方に有用であり得る。アセンブリ200Aの認証に関して、アセンブリ200Aが正しい経路を介して、または別のパラメータに従って送達されていることの検証は、ユーザエラーを低減し、正式なアセンブリ200Aを識別する方法を提供するのに役立つであろう。承認された仕様に従って、および/または認証された供給業者によって製造された正式なアセンブリ200Aを識別することは、同様にユーザに望ましい安全上の利益を提供する可能性がある。
プログラミングに関して、輸液経路を検出することにより、使い捨てアセンブリ200Aを互換性のある輸液ポンプに取り付ける際に、ポンプ800Aが所望の経路または投与タイプについてのプログラミングプロセスを自動的に開始することが可能になる。ポンプによるこの情報の即時認識は、輸液が行われるのに必要なプログラミングステップを単純化し、輸液を開始する期間を短縮し、潜在的なプログラミングエラーのある特定の原因を排除することができる。
図14は、図3の配置と同様のアセンブリ200Aの一例を示しており、その中において、アセンブリ200Aの後方概略斜視図を見ることができる。図14では、アセンブリ200A上の1つ以上の領域が、色または他の識別特徴に基づいて識別子861Aとして機能する。場合によっては、識別子861Aは、着色表面またはタグである。いくつかの実施形態では、この色は、検出用に、関連付けられた可視または赤外光波長を提供し得る。図14に示されるように、固設プレート224a上の平らな領域を、例えば、識別子861Aのために使用することができる。
したがって、一般的な蠕動ポンプの識別配置を図13および14の構成要素の組み合わせにより理解することができる。具体的には、一般的な識別配置は、(図13に示される)ポンプ800A上の感知デバイス860Aと、(図14に示される)アセンブリ200A上の識別子861Aとを含み得る。使用される識別技術に依存するが、概して、感知デバイス860Aは「読み取り機」として機能し、嵌合アセンブリ200A上に位置する識別子861Aは識別データの供給源として機能する。アセンブリ200Aは、いくつかの実施形態では、アセンブリ200Aに永続的に設置または連結される識別子と共に構成され得る。嵌合式輸液ポンプ800Aは、輸液ポンプ800Aに取り付けられているアセンブリ200Aを自動的に識別して、プログラミングプロセスを開始するための適切な読み取り機または感知デバイス860Aを有するであろう。このタイプの識別配置を使用することは、アセンブリ200を識別するロバストな方法を提供し、ユーザエラーを低減する。
いくつかの実施形態では、識別子861Aは、アセンブリ200A上の別個の識別子861Aではなく、アセンブリ200Aを通過するチューブ類の色に関連し得る。さらに、識別子861Aは、アセンブリ200Aの任意のタイプの構成の上に位置すると理解されてもよく、図または明細書の中で本明細書に開示されるアセンブリおよび実施形態によって決して限定されない。ある特定のアセンブリは、アセンブリを画定するフレーム210上に1つ以上の識別子(複数可)861Aを含み得る。他の実施形態は、アセンブリフレーム構造210のすぐ外側に1つ以上の識別子(複数可)861Aを含む。他の実施形態は、非ユニタリフレームおよび/またはマルチパートフレーム構造上の識別子861Aに関連し得る。いくつかのアセンブリは、具体的に定義されたフレーム構造がまったくないことがある。
いくつかの実施形態では、識別子861Aは、Yサイト、ストップコック、FFPアーム246、FFPバネ258、摺動クランプ、またはチューブカプラなどのアセンブリ200Aの構成要素部品の一部またはこれらの一部として感知され得る。同様に、使用される感知デバイス860Aを、さまざまな点で非限定的であると見なすことができる。感知デバイス860Aは、フレーム210の外側に、またはフレーム210の内側に位置合わせされてもよい。
いくつかの実施形態では、磁気キーイングに基づくアセンブリ200Aの検出を識別のために利用することができる。これらの実施形態では、感知デバイス860Aは、ホール効果センサまたは誘導電界を変化させるために使用される他のデバイスを含み得る。感知デバイス860Aは、アセンブリ200A上の磁気キーまたは識別子861Aの読み取り機として機能し得る。したがって、識別子861Aは、磁気キーを介して識別データを提供する。
いくつかの磁気キー配置では、感知デバイス860Aは、エンコーダを介して回転磁界を感知する。いくつかの実施形態では、マイクロプロセッサチップをポンプ102に装着させることができる。異なる使い捨て用具が異なる磁気方向を提供するように、デバイスを配置することができる。感知デバイス860Aのいくつかの線形磁気実施形態では、センサは、南北磁石(すなわち、図の北は「N」、南は「S」として示される)を一列に配置するであろう。いくつかの実施形態では、産業用モータセンサは、絶対位置または相対位置を提供するであろう。かかる感知配置は、複数のキーを感知する単一のセンサを利用する能力を提供し得る。
図15A〜Eは、磁気キーイング機能を提供することができる感知デバイス860Aの例を提供する。図15Aは、処理チップ904上の磁気回転エンコーダ902からなる感知デバイス860Aを示している。このタイプのセンサは、非接触式であり得、いくつかの実施形態では、磁界感知ホール素子、アナログフロントエンド、およびデジタル信号処理を統合し得る。回転位置をデバイスの上に配置された小さな回転磁石によって非接触式に感知して、特定のアセンブリまたは指定された「経路」を識別する。いくつかの実施形態では、場合によっては、ある程度の派閥の解決を可能にするフル旋回の小さな絶対位置が感知されてもよい。
図15Bおよび15Cは、線形運動および軸外回転の測定を検出することによって、磁気キーイングに依存し得る感知デバイス860Aを示している。図15Bは、ホール効果と信号プロセッサとを組み合わせた感知デバイス860Aの一例を示している。具体的には、極対を有する磁気ストリップ912が信号プロセッサ914と連結されている。したがって、線形磁気移動に基づいて、アセンブリ識別/情報を得ることができる。図15Cにおいて、極対の磁気リング922および信号プロセッサ924を含む別の実施形態を示す。このような極対の磁気リング922は、一回転当たりの位置の非常に高い分解能を提供し得、かなりのRPMで動作し得る。
図15Dおよび15Eは、「垂直」磁界および「水平」磁界の両方を同時に検出するホール効果ラッチを含むセンサによる磁気キーイングを利用する送信デバイス860Aの例を示している。これらの各々は、磁気回転エンコーダ932およびプロセッサ934を含む。図15Dに示されるように、結果を、936で示されるように、AピンおよびBピンに読み出すことができる。図15Eでは、938で示されるように、パルスおよび回転方向を出力することができる。かかる磁気キーイングデバイスの数多くの変形および/または組み合わせを感知デバイス860Aとして利用することができる。
他の実施形態では、アセンブリ200Aの検出は、キー付きピン構成に基づくことがある。これらのピン構成は、機械的または電気的であり得、検知デバイス860A上にパターン化されたピン配置を受容するための押出ピンまたはインターフェースを含み得る。対応するアセンブリ200A上に存在する特定の識別用幾何学的形状は、意図された経路または他の識別情報を感知デバイス860Aに伝達するであろう。係合ピンを受容または提供するためのレセプタクルまたは接点940を有する可能な感知デバイスの構成例を、図16A〜Cの上面図の描写および図16Dの斜視図の実施形態に示す。対応する係合ピンまたは接点は、アセンブリ200Aの識別子861A上に存在するであろう。
いくつかの実施形態では、ピン構成またはパターン化された配置は、電気マトリクスアレイとして提示されるであろう。したがって、かかる感知デバイス860Aは、セルのグリッドにわたる力の同時測定を可能にする。いくつかの実施形態では、静的および動的フットプリントまたはマルチタッチユーザ入力を捕捉するために、マトリクスアレイを使用することができる。場合によっては、マトリクス配置は、ポンプ102が受信し得るより詳細な情報を記憶するメモリさえも含み得る。
ピンまたは他の特徴を使用した検出は、図16A〜Dに参照されるように、物理的な幾何学的形状に依存し得る。代替的に、電気的な幾何学的形状を利用することができる。オン/オフスイッチに依存する形状または機械的ピンによる検出ではなく、力センサアレイを使用して力の量を検出する。電気的な幾何学的形状は、提示された電気的な幾何学的形状を解釈するために感知デバイスを用いて可変抵抗を感知することに依存し得る。したがって、「キー」は、特定のアセンブリに関連付けられた可変抵抗を提供するための手段である。場合によっては、静電容量またはインダクタンスを「キー」として使用することもできる。場合によっては、電気的な幾何学的形状は、ポンプ102が受信し得るより詳細な情報を記憶するメモリさえも含み得る。
図16Dは、機械的および/または電気的な幾何学的形状に基づき得るポゴピン設計の一例を示している。ピン950は、取り付けられたアセンブリ200A(または薬物「経路」などの情報)をアセンブリレセプタクル812Aまたはポンプ102に対して識別するための「キー」を提供する。いくつかのポゴピンは、例えば、内部バネ、または接点を作るための他の弾性機構を含み得る。
特定のサイズおよび形状の突起を識別することに基づく他の形態の識別および検出も可能である。ある特定の実施形態では、アセンブリ200Aの幾何学的特徴を整合および検出するための特徴が感知デバイス860A上に存在する。感知デバイス860A上に存在する特徴は、例えば、フランジまたは入れ子式凹部960を含み得る。アセンブリ200Aの識別子861A上に存在する特別な大きさおよび形状の突起を受容するための可能な感知デバイス860Aのインターフェースまたは設計特徴の例を図17A〜Cに示す。
上記で論じられるように、特別な形状の特徴を使用する検出は、物理的な幾何学的形状または電気的な幾何学的形状に依存し得る。場合によっては、力センサアレイを使用して、力の量を検出することができる。電気的な幾何学的形状は、可変抵抗などを感知することに依存し得る。感知抵抗、静電容量、またはインダクタンスを「キー」として使用することができる。
アセンブリ200Aの特性の検出はまた、RFID技術に基づく場合がある。いくつかの実施形態では、RFID読み取り機をポンプ800A内の感知デバイス860Aとして使用することができる。さらに、アセンブリ200Aは、アセンブリ200Aに関して、さまざまな情報をRFID読み取り機に記憶および提供し得る識別子861AとしてRFIDタグを提供し得る。この情報は、例えば、輸液、適用、治療、手技の「経路」、製造日、製造ロット番号、製造現場、有効期限、使用目的、一次体積、上流体積、下流体積、アラーム、プログラミング情報のうちの1つ以上を含み得る。製造情報の追跡には多くの使用目的があり、安全性と機能性の追加のオプションを可能にし得る。例えば、製造情報を追跡することは、アセンブリ200Aで遭遇する任意の問題を容易に特定し、即座に取り扱うことができることを確実にするのに役立つ場合がある。追跡情報を使用して、さまざまなアラームをトリガすることができる。日付を追跡することにより、輸液剤がもはや安全に使用できず、交換が必要な場合に、ユーザに警告することができる。輸液剤の体積を追跡することにより、輸液送達および交換時期のより正確な計画が可能になる。これらのタイプの情報を転送することがRFID技術に関連して論じられているが、本明細書で論じられる感知デバイス860または860Aのための他の技術のうちの1つ以上を使用して同様の情報を伝達することもできる。
近距離通信(NFC)に基づく検出は、ポンプ上の適切な感知デバイス860Aとアセンブリ200A上の識別子861Aとを使用して、識別のための低電力オプションを提供する別の方法である。
ある特定の実施形態では、感知デバイス860Aを介して取得された情報が、ポンプ800の自動プログラミング(または「スマートポンププログラミング」)のために利用されるであろう。自動プログラミングは、輸液エラーを排除し、より即時かつタイムリーな患者ケアを提供するのに役立つ場合がある。いくつかの自動プログラミングの実施形態では、患者の安全性のためにプログラミングの手動オーバーライドも提供される。
場合によっては、識別センサ860Aは、可視光および/または赤外(IR)光を感知することに依存する色センサ860であってもよい。色センサ860は、アセンブリ200のIR特性を検出するためのIRチャネルを使用し得る。識別のためにIRチャネルに依存することによって、センサ860は、ユーザが容易に見ることができないアセンブリ200の色の変化を検出し得る。したがって、非可視のデバイス認証情報は、かかるアセンブリ200の認証されていない製造業者または供給者による複製がより困難であり得るため、IRチャネルの使用は、認証されていないアセンブリ200が使用されることを抑止または防止するのに役立つ場合がある。
同様に、場合によっては、非常に特殊な「Pantone」色または特定の色範囲を認識し応答するように、ポンプ800をプログラムすることができる。かかる実施形態では、特定の色は、輸液経路を示すか、もしくは認証されていないアセンブリ200の使用を防止するための仮想キーを提供するか、または輸液経路の表示および認証されていないアセンブリ200の使用を防止するための仮想キーの両方の組み合わせを提供し得る。例えば、識別子861Aとして正しいPantone色または特定の色範囲を有していない認証されていないアセンブリ200は、ポンプ800では機能しない。概して、さまざまな形態の色センサ860を含むさまざまな識別センサ860Aは、適切な認証情報が検出されない場合、アセンブリ200がポンプ200と連動することを防止し得る。アセンブリ200の使用を制限する認証特徴は、大きく変化する可能性があり、本明細書に具体的に開示される認証のタイプによって限定されるものではない。
いくつかの実施形態では、アセンブリ200または200A上の識別子861Aは、着色されたラベルまたは他の接着可能または挿入可能な、永続的または一時的識別タグである。他の実施形態では、色または識別子861Aは、アセンブリ200または200Aのフレームまたは構造の一部であるか、またはそれらに統合されている。識別子861Aの位置は、アセンブリ200または200Aのフレーム上で変化し得る。同様に、感知デバイス860Aの位置は、輸液ポンプ800Aのアセンブリレセプタクル812A内で変化し得る。
図13に示されるように、いくつかの実施形態では、基準/較正部分864Aをポンプ800Aのドア816Aの中または上に含めることができる。基準/較正部分864Aは、ドア816Aが閉じられ、アセンブリ200Aがアセンブリレセプタクル812Aによって受容されていない場合、感知デバイス860Aのすぐ近くにあるか、またはほぼ隣接するように構成され得る。場合によっては、基準/較正部分864Aは、自己診断ラベルであり得、自己診断ラベルは、アセンブリ200Aが挿入されていないときに、感知デバイスが当該部分864Aの自己診断ラベルを読み取ることを妨害するか、または別様に防止するように自動で開始されようと手動で開始されようと、ポンプに、自己診断の必要性を合図するか、または別様に自己診断をプロンプトすることを行わせる。
具体的には、基準/較正部分864Aなどの自己診断ベルは、アセンブリ200Aがアセンブリレセプタクル812A内に挿入されていないときに、「非使い捨て状態(no disposable condition)」または「非アセンブリ状態(no assembly condition)」を識別し得る。これは、例えば、光学的に感知できる特定の色を表示するラベルであってもよい。他のタイプの「非使い捨て状態」または「非アセンブリ状態」のラベルまたは構成要素も可能である。したがって、ポンプ800Aは、使い捨て用具が設置されていない場合、容易かつ即時に検出し、それに応じて動作し得る。この特徴によって、ポンプ800Aは、その現在の構成および能力をよりよく認識する。
輸液「経路」または他の識別情報を伝達するためにアセンブリ200または200A上の色に依存するようなある特定の実施形態では、色はさらに、ポンプによって認識されてもよいし、ポンプのグラフィックユーザインターフェース(GUI)において背景色として自動的に実装されてもよい。特定の「経路」または他の識別グループ化のために色を一貫して使用することで、ユーザにとって直観的で使いやすい制御を提供することができる。このタイプの一貫性は、ユーザの間違いおよびヒューマンエラーを最小限に抑えるか、または回避するのに役立つことがある。
本開示および本明細書の主題に関連する当業者は、実施形態が、本明細書で例によって説明されるか、または別様に企図される任意の個々の実施形態に示されるよりも少ない特徴を含み得ることを認識するであろう。本明細書で例によって説明されるか、または別様に企図される実施形態は、さまざまな特徴が組み合わされ、かつ/または配置され得る方法の網羅的提示であることを意味するものではない。したがって、実施形態は、特徴の相互に排他的な組み合わせではなく、むしろ、実施形態は、当業者によって理解されるように、異なる個々の実施形態から選択された異なる個々の特徴の組み合わせを含み得る。その上、一実施形態に関して説明された要素は、別段の記載がない限り、そのような実施形態で説明されていない場合でも、他の実施形態で実装することができる。従属請求項は、特許請求の範囲において1つ以上の他の請求項との特定の組み合わせを指すことができるが、他の実施形態は、従属請求項と他の各従属請求項の主題との組み合わせ、または1つ以上の特徴と他の従属請求項もしくは独立請求項との組み合わせも含むことができる。特定の組み合わせが意図されていないと述べられていない限り、そのような組み合わせが本明細書において提案される。さらに、請求項が独立請求項に直接依存しない場合でも、請求項の特徴を任意の他の独立請求項に含めることも意図される。
上記の文献を参照することによるいかなる取り込みも、本明細書の明示的開示に反する主題が組み込まれないように限定される。上記の文献を参照することによるいかなる取り込みも、その文献に含まれる請求項が参照により本明細書に組み込まれないようにさらに限定される。上記の文献を参照することによるいかなる取り込みも、本明細書に明示的に含まれていない限り、その文献に提供された定義が参照により本明細書に組み込まれないようにさらに限定される。
特許請求の範囲の解釈のために、特定の用語「のための手段」または「のためのステップ」が請求項に記載されていない限り、米国特許法第112条(f)の規定は援用されないことが明示的に意図されている。

Claims (32)

  1. 輸液ポンプの線形蠕動ポンプ駆動部に対して蠕動チューブを位置決めするように構成されたアセンブリであって、前記アセンブリが、
    弾性材料で形成された蠕動チューブであって、前記線形蠕動ポンプ駆動部による圧縮に好適である、蠕動チューブと、
    第1のチューブカプラおよび第2のチューブカプラであって、前記蠕動チューブの両端部に取り付けられており、前記第1および第2のチューブカプラの各々が、前記蠕動チューブと流体連通する管腔を有する、第1のチューブカプラおよび第2のチューブカプラと、
    フレームであって、前記フレームが、
    第1のビーム、
    前記第1のビームに実質的に平行な第2のビームであって、前記第1および第2のビームが、実質的に第1の平面内にある、第2のビーム、
    第1の端部で前記第1および第2のビームを結合する第1の端部プレートであって、実質的に前記第1の平面内にある、前記第1の端部プレート、
    第2の端部で前記第1および第2のビームを結合する第2の端部プレートであって、実質的に前記第1の平面内にある、前記第2の端部プレート、ならびに
    ラッチ受け、を含み、
    前記第1のビームが、前記第1の平面から第1の方向に離れて突出するスナップ嵌めタブ、および前記スナップ嵌めタブに動作可能に連結されたスナップ解除ハンドルを含み、
    前記スナップ嵌めタブが、前記アセンブリを前記輸液ポンプのアセンブリレセプタクルに解除可能に固設するように構成されており、前記アセンブリが前記スナップ嵌めタブを介して前記アセンブリレセプタクルに固設されたときに、前記蠕動チューブが、前記線形蠕動ポンプ駆動部と係合するように位置決めされ、
    前記スナップ解除ハンドルの定義された操作により、前記スナップ嵌めタブが解除され、それに伴って、前記アセンブリが前記アセンブリレセプタクルから解除される、フレームと、
    前記第1の端部プレートと協働して前記第1のチューブカプラを前記フレームに連結するように構成された第1の固設プレートと、
    前記第2の端部プレートと協働して前記第2のチューブカプラを前記フレームに連結するように構成された第2の固設プレートと、
    アーム端部で前記フレームに連結され、前記フレームの前記ラッチ受けと協働するように構成されたラッチ構造を有するフリーフロー防止アームであって、前記ラッチ構造と前記ラッチ受けとが一緒になってラッチ機構を提供し、
    前記フリーフロー防止アームが、フリーフロー防止位置とフリーフロー許容位置との間で選択的に移動可能であり、
    前記フリーフロー防止位置では、前記フリーフロー防止アームと前記フレームとが前記蠕動チューブを圧迫閉塞させ、前記フリーフロー許容位置では、前記蠕動チューブが圧迫閉塞されないように、前記フリーフロー防止アームと前記フレームとが、それらの間に前記蠕動チューブを通過させるように相対的に位置決めされており、
    前記ラッチ機構が、前記フリーフロー防止アームをフリーフロー許容位置にラッチ留めするように人間工学的に操作可能である、フリーフロー防止アームと、
    前記フリーフロー防止アームを前記フリーフロー防止位置に付勢するように構成された付勢機構と、を備え、
    前記付勢機構が前記フリーフロー防止アームを前記フリーフロー防止位置に付勢することができるように、前記ラッチ機構が、前記フリーフロー防止アームをラッチ解除するように人間工学的に操作可能である、アセンブリ。
  2. 前記フリーフロー防止アームの前記ラッチ構造が、母指押下面を含み、前記フレームのラッチ受けが、指押下面を含む、請求項1に記載のアセンブリ。
  3. 前記フリーフロー防止アームの前記ラッチ構造が、解除キャッチを含む、請求項1に記載のアセンブリ。
  4. 前記フリーフロー防止アームの前記ラッチ構造の前記解除キャッチは、人間の指が前記フリーフロー防止アームを十分撓ませて前記ラッチ機構をラッチ解除するための表面を提供するように構造化されている、請求項3に記載のアセンブリ。
  5. 前記フリーフロー防止アームの前記ラッチ構造の前記解除キャッチが、前記輸液ポンプの前記アセンブリレセプタクル内の少なくとも1つの傾斜面と協働するように構造化され、それにより、前記アセンブリが前記アセンブリレセプタクルに固設されたときに、前記フリーフロー防止アームが前記フリーフロー許容位置に向かって移動するにつれて、前記解除キャッチが前記少なくとも1つの傾斜面に沿って摺動し、その結果、前記少なくとも1つの傾斜面によって前記解除キャッチに及ぼされる力が前記フリーフロー防止アームを十分撓ませて前記ラッチ機構が前記フリーフロー許容位置にラッチ留めするのを防止する、請求項3に記載のアセンブリ。
  6. 前記フリーフロー防止アームの前記ラッチ構造の前記解除キャッチが、前記輸液ポンプの前記アセンブリレセプタクル内の少なくとも1つの傾斜面と協働するように構造化され、それにより、前記アセンブリが前記アセンブリレセプタクルに固設される前に、前記ラッチ機構が前記フリーフロー許容位置にラッチ留めされた場合、その後に前記アセンブリが前記スナップ嵌めタブを介して前記アセンブリレセプタクルに固設されると、前記少なくとも1つの傾斜面が、前記フリーフロー防止アームを十分撓ませるように適切な力を前記解除キャッチに及ぼし、その結果、前記ラッチ機構が解除される、請求項3に記載のアセンブリ。
  7. 前記付勢機構が、前記フレームおよび前記フリーフロー防止アームとは別個に形成されたバネを含み、前記バネが、前記フレームと前記フリーフロー防止アームとの間に捕捉されている、請求項1に記載のアセンブリ。
  8. 前記フリーフロー防止アームが、前記アーム端部で前記フレームにヒンジ式に連結されている、請求項1に記載のアセンブリ。
  9. 前記フリーフロー防止アームが、前記フリーフロー防止アームと前記フレームとの間に実質的にトルクを与えないヒンジ機構によって、前記アーム端部で前記フレームにヒンジ式に連結されている、請求項8に記載のアセンブリ。
  10. 前記ラッチ機構が、前記フリーフロー防止アームを前記フリーフロー許容位置にラッチ留めするように片手で人間工学的に操作可能である、請求項1に記載のアセンブリ。
  11. 前記付勢機構が前記フリーフロー防止アームを前記フリーフロー防止位置に付勢することができるように、前記ラッチ機構が、前記フリーフロー防止アームをラッチ解除するように片手で人間工学的に操作可能である、請求項1に記載のアセンブリ。
  12. 前記フレームが、前記蠕動チューブを横断し、前記フリーフロー防止アームにほぼ位置合わせされたスロットを画定し、それにより、前記フリーフロー防止アームが前記フリーフロー防止位置にあるときに、前記フリーフロー防止アームが前記蠕動チューブを少なくとも部分的に前記スロット内に押下する、請求項1に記載のアセンブリ。
  13. 前記フレームが、前記スロットにまたがるバットレスを含み、前記バットレスが、前記蠕動チューブにほぼ位置合わせされる、請求項12に記載のアセンブリ。
  14. 前記バットレスが、前記ラッチ機構の偶発的なラッチ留めに対する防止手段を提供する、請求項13に記載のアセンブリ。
  15. 前記第1および第2のビームのうちの少なくとも1つが、実質的にL字形である、請求項1に記載のアセンブリ。
  16. 前記第1の固設プレートが、前記アセンブリに関連付けられた輸液の経路に関する情報を含む識別子を含む、請求項1に記載のアセンブリ。
  17. 前記識別子が、検出用に、関連付けられた可視または赤外光波長を提供する着色表面またはタグである、請求項16に記載のアセンブリ。
  18. 前記識別子が、RFIDタグ、磁気キー、識別ピン構成、および識別用突起のうちの少なくとも1つを含む、請求項16に記載のアセンブリ。
  19. 輸液ポンプシステムであって、
    アセンブリレセプタクルを含む輸液ポンプと、
    前記輸液ポンプの線形蠕動ポンプ駆動部に対して蠕動チューブを位置決めするように構成された使い捨てアセンブリであって、前記アセンブリが、
    弾性材料で形成された蠕動チューブであって、前記蠕動チューブが、前記線形蠕動ポンプ駆動部による圧縮用に好適である、蠕動チューブと、
    第1のチューブカプラおよび第2のチューブカプラであって、前記第1および第2のチューブカプラが、前記蠕動チューブの両端部に取り付けられており、前記第1および第2のチューブカプラの各々が、前記蠕動チューブと流体連通する管腔を有する、第1のチューブカプラおよび第2のチューブカプラと、
    フレームであって、前記フレームが、
    第1のビーム、
    前記第1のビームに実質的に平行な第2のビームであって、前記第1および第2のビームが、第1の平面内に実質的にある、第2のビーム、
    第1の端部で前記第1および第2のビームを結合する第1の端部プレートであって、前記第1の端部プレートが、前記第1の平面内に実質的にある、第1の端部プレート、
    第2の端部で前記第1および第2のビームを結合する第2の端部プレートであって、前記第2の端部プレートが、前記第1の平面内に実質的にある、第2の端部プレート、および
    ラッチ受け、を含み、
    前記第1のビームが、前記第1の平面から第1の方向に離れて突出するスナップ嵌めタブ、および前記スナップ嵌めタブに動作可能に連結されたスナップ解除ハンドルを含み、
    前記スナップ嵌めタブが、前記アセンブリを前記輸液ポンプの前記アセンブリレセプタクルに解除可能に固設するように構成されており、前記アセンブリが前記スナップ嵌めタブを介して前記アセンブリレセプタクルに固設されたときに、前記蠕動チューブが、前記線形蠕動ポンプ駆動部と係合するように位置決めされ、
    前記スナップ解除ハンドルの定義された操作により、前記スナップ嵌めタブが解除され、それに伴って、前記アセンブリが前記アセンブリレセプタクルから解除される、フレームと、
    前記第1の端部プレートと協働して前記第1のチューブカプラを前記フレームに連結するように構成された第1の固設プレートと、
    前記第2の端部プレートと協働して前記第2のチューブカプラを前記フレームに連結するように構成された第2の固設プレートと、
    アーム端部で前記フレームに連結され、前記フレームの前記ラッチ受けと協働するように構成されたラッチ構造を有するフリーフロー防止アームであって、前記ラッチ構造と前記ラッチ受けとが一緒になってラッチ機構を提供し、
    前記フリーフロー防止アームが、フリーフロー防止位置とフリーフロー許容位置との間で選択的に移動可能であり、
    前記フリーフロー防止位置では、前記フリーフロー防止アームと前記フレームとが前記蠕動チューブを圧迫閉塞させ、前記フリーフロー許容位置では、前記蠕動チューブが圧迫閉塞されないように、前記フリーフロー防止アームと前記フレームとが、それらの間に前記蠕動チューブを通過させるように相対的に位置決めされており、
    前記ラッチ機構が、前記フリーフロー防止アームをフリーフロー許容位置にラッチ留めするように人間工学的に操作可能である、フリーフロー防止アームと、
    前記フリーフロー防止アームを前記フリーフロー防止位置に付勢するように構成された付勢機構と、を備え、
    前記付勢機構が前記フリーフロー防止アームを前記フリーフロー防止位置に付勢することができるように、前記ラッチ機構が、前記フリーフロー防止アームをラッチ解除するように人間工学的に操作可能である、輸液ポンプシステム。
  20. 前記アセンブリレセプタクルが、少なくとも1つの傾斜面を画定し、さらに、前記フリーフロー防止アームの前記ラッチ構造の除キャッチが、前記輸液ポンプの前記アセンブリレセプタクル内の前記少なくとも1つの傾斜面と協働するように構造化され、それにより、前記アセンブリが前記アセンブリレセプタクルに固設されたときに、前記フリーフロー防止アームが前記フリーフロー許容位置に向かって移動するにつれて、前記解除キャッチが前記少なくとも1つの傾斜面に沿って摺動し、その結果、前記少なくとも1つの傾斜面によって前記解除キャッチに及ぼされる力が前記フリーフロー防止アームを十分撓ませて前記ラッチ機構が前記フリーフロー許容位置にラッチ留めするのを防止する、請求項19に記載のシステム。
  21. 前記輸液ポンプが、前記アセンブリレセプタクルへのアクセスを許容または遮断するために開閉し得るレセプタクルドアをさらに含み、前記レセプタクルドアが、フリーフロー防止アーム押出部およびドアラッチレバーであって、前記アセンブリが前記アセンブリレセプタクルによって受容され、前記レセプタクルドアが閉じられたときに、前記ドアラッチレバーがラッチ解除位置からラッチ留め位置まで移動するにつれて、前記フリーフロー防止アーム押出部が前記フリーフロー防止アームを前記フリーフロー防止位置から前記フリーフロー許容位置まで押出するように動作可能に連結されている、フリーフロー防止アーム押出部およびドアラッチレバーを含む、請求項19に記載のシステム。
  22. 前記アセンブリレセプタクルが、前記使い捨てアセンブリ上の識別子から輸液経路の情報を検出する感知デバイスを含む、請求項19に記載のシステム。
  23. 前記感知デバイスが、光センサである、請求項22に記載のシステム。
  24. 前記感知デバイスが、RFID読み取り機、磁気キー読み取り機、およびピン識別子のうちの少なくとも1つを含む、請求項22に記載のシステム。
  25. 輸液ポンプの線形蠕動ポンプ駆動部に対して蠕動チューブを位置決めするように構成されたアセンブリであって、前記アセンブリが、
    弾性材料で形成された蠕動チューブであって、前記蠕動チューブが、前記線形蠕動ポンプ駆動部による圧縮用に好適である、蠕動チューブと、
    フレームであって、前記フレームが、
    ビーム、および
    ラッチ受け、を含む、フレームと、
    前記フレームの前記ビームの第1の端部に位置決めされた第1のチューブ支持部と、
    前記フレームの前記ビームの第2の端部に位置決めされた第2のチューブ支持部であって、前記第1のチューブ支持部および前記第2のチューブ支持部が、前記フレームに対して前記蠕動チューブの置を維持するように構成されている、第2のチューブ支持部と、
    アーム端部で前記フレームに取り付けられ、前記フレームの前記ラッチ受けと協働するように構成されたラッチ構造を有するフリーフロー防止アームと、を備え、前記ラッチ構造と前記ラッチ受けとが一緒になってラッチ機構を提供し、
    前記フリーフロー防止アームが、フリーフロー防止位置とフリーフロー許容位置との間で移動可能であり、
    前記フリーフロー防止位置では、前記フリーフロー防止アームと前記フレームとが前記蠕動チューブを圧迫閉塞させ、前記フリーフロー許容位置では、前記蠕動チューブが閉塞されないように、前記フリーフロー防止アームと前記フレームとにより、それらの間を前記蠕動チューブが通過することが可能となり、
    前記ラッチ機構が、ラッチ留め状態では、前記フリーフロー防止アームを前記フリーフロー許容位置に拘束し、ラッチ解除状態では、前記フリーフロー防止アームを前記フリーフロー許容位置に拘束せず、
    前記ラッチ機構が、前記ラッチ留め状態に移動させるように片手で操作可能であり、
    前記ラッチ機構が、前記ラッチ解除状態に移動させるように片手で操作可能である、アセンブリ。
  26. 前記ビームが、前記ビームから離れて突出するスナップ嵌めタブ、および前記スナップ嵌めタブに動作可能に連結されたスナップ解除ハンドルを含み、
    前記スナップ嵌めタブが、前記アセンブリを前記輸液ポンプのアセンブリレセプタクルに解除可能に固設するように構成されており、前記アセンブリが前記スナップ嵌めタブを介して前記アセンブリレセプタクルに固設されたときに、前記蠕動チューブが、前記線形蠕動ポンプ駆動部と係合するように位置決めされ、
    前記スナップ解除ハンドルの操作により、前記スナップ嵌めタブが解除され、それに伴って、前記アセンブリが前記アセンブリレセプタクルから解除される、請求項25に記載のアセンブリ。
  27. 前記アセンブリが、前記輸液ポンプのアセンブリレセプタクルに解除可能に固設されるように構成されており、
    前記フリーフロー防止アームの前記ラッチ構造が、人間の指が前記フリーフロー防止アームを十分撓ませて前記ラッチ機構をラッチ解除するための滑り止めを提供するように構造化された解除キャッチを含み、
    前記フリーフロー防止アームの前記ラッチ構造の前記解除キャッチが、前記輸液ポンプの前記アセンブリレセプタクル内の少なくとも1つの傾斜面と協働するように構造化され、それにより、前記アセンブリが前記アセンブリレセプタクルに固設される前に、前記ラッチ機構が前記フリーフロー許容位置にラッチ留めされ場合、その後に前記アセンブリが前記アセンブリレセプタクルに固設されると、前記少なくとも1つの傾斜面が、前記フリーフロー防止アームを十分撓ませるように適切な力を前記解除キャッチに及ぼし、その結果、前記ラッチ機構が解除される、請求項25に記載のアセンブリ。
  28. 輸液ポンプの線形蠕動ポンプ駆動部に対して蠕動チューブを位置決めするように構成されたアセンブリであって、前記アセンブリが、
    線形蠕動ポンプ駆動部による圧縮用に好適な蠕動チューブと、
    第1のチューブカプラおよび第2のチューブカプラであって、各々が前記蠕動チューブの両端部に取り付けられており、各々が前記蠕動チューブと流体連通する管腔を有する、第1のチューブカプラおよび第2のチューブカプラと、
    隔置された位置で前記第1のチューブカプラおよび前記第2のチューブカプラに連結されたフレームであって、前記蠕動チューブが前記線形蠕動ポンプ駆動部と係合するように位置決めされるように、前記フレームが、前記輸液ポンプへの解除可能な取り付け用に構成されており、前記フレームが、指押下面を有する前記フレームから突出するラッチ受けをさらに含む、フレームと、
    アーム端部で前記フレームにヒンジ式に連結され、前記ラッチ受けと協働するようにサイズ決めされたラッチ構造を有するフリーフロー防止アームであって、前記ラッチ構造が、前記フリーフロー防止アームから外方に突出する母指押下面、および前記母指押下面から隔置された位置に配設された解除キャッチを含み、フリーフロー防止位置とフリーフロー許容位置との間で前記フリーフロー防止アームの前記ラッチ受けを選択的にラッチ留めおよびラッチ解除する片手での人間工学的な操作のために、前記ラッチ受けの前記指押下面と前記ラッチ構造の前記母指押下面とが対向して配設され、かつすぐ近くで動作可能に連結されている、フリーフロー防止アームと、
    前記フレームと前記フリーフロー防止アームとの間に位置し、前記フリーフロー防止アームを前記フリーフロー防止位置に付勢するように構成された付勢機構と、を備える、アセンブリ。
  29. 前記フレームが、スナップ嵌めタブとスナップ解除ハンドルとを含む、請求項28に記載のアセンブリ。
  30. 前記フレームが、前記アセンブリに関連付けられた輸液の経路に関する情報を含む識別子を含む、請求項28に記載のアセンブリ。
  31. 前記識別子が、検出用に、関連付けられた可視または赤外光波長を提供する着色表面またはタグである、請求項30に記載のアセンブリ。
  32. 前記識別子が、RFIDタグ、磁気キー、識別ピン構成、および識別用突起のうちの少なくとも1つを含む、請求項30に記載のアセンブリ。
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