JP6881160B2 - ハイブリッド自動車 - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッド自動車に関する。
従来、この種のハイブリッド自動車としては、遊星歯車装置のキャリヤとサンギヤとリングギヤとにエンジンと第1電動機と出力歯車とが接続され、出力歯車と噛合する大径歯車が設けられた中間出力軸が駆動輪に連結され、大径歯車と噛合する第2出力歯車が第2電動機に接続されたハイブリッド自動車において、減速中に低車速域となった場合に、第1電動機からのトルクにより遊星歯車装置周りの構成におけるガタ詰めを行なうものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このハイブリッド自動車では、こうした制御を行なうことにより、遊星歯車装置の周りでの歯打ち音の発生を抑制している。
特開2016−112906号公報
こうしたハイブリッド自動車では、上述の制御に加えて、駐車中にエンジンをアイドル運転する際に、遊星歯車装置のガタ詰めや出力歯車と大径歯車とのガタ詰めなどを行なうための押し当てトルクを第1電動機から出力することも考えられている。エンジンのアイドル運転を行なう際には、スロットル開度が小さく、吸入空気量が少ないことから、エンジンのアイドル運転を開始してから燃焼が安定するまでに時間を要し、この間に第1モータから押し当てトルクを出力すると、エンジンの回転変動が大きくなりやすく、エンジンのストールが生じるなどの懸念がある。
本発明のハイブリッド自動車は、駐車中にエンジンをアイドル運転する際にエンジンの回転変動が大きくなるのを抑制することを主目的とする。
本発明のハイブリッド自動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のハイブリッド自動車は、
エンジンと、
第1モータと、
共線図において順に並ぶ第1回転要素、第2回転要素、第3回転要素に前記第1モータ、前記エンジン、第1軸が接続されたプラネタリギヤと、
前記第1軸に固定された第1ギヤと、
駆動輪に連結された第2軸に固定されると共に前記第1ギヤと噛合する第2ギヤと、
前記第2軸に動力を入出力可能な第2モータと、
シフトポジションが駐車ポジションのときに、パーキングポールが、前記第1ギヤと噛合することにより、または、前記第1軸または前記第3回転要素に固定されたパーキングギヤと噛合することにより前記駆動輪をロックするパーキング装置と、
前記第1モータおよび前記第2モータと電力をやりとりする蓄電装置と、
前記エンジンと前記第1モータと前記第2モータと前記パーキング装置とを制御する制御装置と、
を備えるハイブリッド自動車であって、
前記制御装置は、前記シフトポジションが前記駐車ポジションで前記エンジンのアイドル運転を開始した際において、前記アイドル運転を開始してから所定時間が経過するまでは、前記プラネタリギヤのガタ詰めおよび前記第1ギヤと前記第2ギヤとのガタ詰めおよび前記第1ギヤまたは前記パーキングギヤと前記パーキングポールとのガタ詰めを行なうための押し当てトルクが前記第1モータから出力されないように前記第1モータを制御し、前記アイドル運転を開始してから前記所定時間が経過した後は、前記押し当てトルクが前記第1モータから出力されるように前記第1モータを制御する、
ことを要旨とする。
この本発明のハイブリッド自動車では、シフトポジションが駐車ポジションで(駐車中に)エンジンのアイドル運転を開始した際において、アイドル運転を開始してから所定時間が経過するまでは、プラネタリギヤのガタ詰めおよび第1ギヤと第2ギヤとのガタ詰めおよび第1ギヤまたはパーキングギヤとパーキングポールとのガタ詰めを行なうための押し当てトルクが第1モータから出力されないように第1モータを制御し、アイドル運転を開始してから所定時間が経過した後は、押し当てトルクが第1モータから出力されるように第1モータを制御する。ここで、「所定時間」は、例えば、エンジンのアイドル運転を開始してからエンジンの燃焼が安定するまでに要する時間を用いることができる。このハイブリッド自動車では、駐車中において、エンジンのアイドル運転を開始してから所定時間が経過するまでは、第1モータから押し当てトルクを出力しないことにより、エンジンの回転変動が大きくなる(例えば、エンジンのストールが生じる)のを抑制することができる。また、エンジンのアイドル運転を開始してから所定時間が経過した後は、第1モータから押し当てトルクを出力することにより、プラネタリギヤでのガタ打ちや第1ギヤと第2ギヤとのガタ打ち、第1ギヤまたはパーキングギヤとパーキングポールとのガタ打ちによる歯打ち音の発生を抑制することができる。
こうした本発明のハイブリッド自動車において、前記押し当てトルクは、前記エンジンの水温が低いときに高いときよりも大きくなるように定められるものとしてもよい。また、前記押し当てトルクは、前記エンジンの吸気温が低いときに高いときよりも大きくなるように定められるものとしてもよい。エンジンの水温や吸気温が低いときには、エンジンのトルク変動が大きくなりやすいから、押し当てトルクを大きくすることにより、上述の歯打ち音の発生をより確実に抑制することができる。
本発明のハイブリッド自動車において、前記シフトポジションが前記駐車ポジションで前記エンジンのアイドル運転を開始した際には、少なくとも前記第1ギヤと前記第2ギヤとのガタ詰めを行なうための第2押し当てトルクが前記第2モータから出力されるように前記第2モータを制御するものとしてもよい。こうすれば、上述の歯打ち音の発生をより確実に抑制することができる。
この場合、前記第2押し当てトルクは、前記蓄電装置の許容入力電力が所定電力未満のときに、前記許容入力電力が前記所定電力以上のときよりも、大きくなるように定められるものとしてもよい。上述の第1押し当てトルクは、第1モータの発電を伴って生じるトルクであり、第2押し当てトルクは、第2モータの電力消費を伴って生じるトルクである。したがって、蓄電装置の許容入力電力が小さいときに、第2押し当てトルクを大きくすることにより、第1押し当てトルクを第1モータからより確実に出力できるようにすることができる。
本発明のハイブリッド自動車において、前記エンジンは、3気筒エンジンであるものとしてもよい。3気筒エンジンの場合、4気筒エンジンや6気筒エンジンよりもエンジンのトルク変動が大きくなりやすく、プラネタリギヤでのガタ打ちや第1ギヤと第2ギヤとのガタ打ち、第1ギヤまたはパーキングギヤとパーキングポールとのガタ打ちを生じやすい。このため、第1モータから押し当てトルクを出力することの意義がより大きい。
本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 HVECU70により実行されるアイドル運転時モータ制御ルーチンの一例を示す説明図である。 エンジン22の冷却水温Twと吸気温Tinと押し当てトルクTad1との関係の一例を示す説明図である。 変形例のアイドル運転時モータ制御ルーチンの一例を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、プラネタリギヤ30と、モータMG1,MG2と、インバータ41,42と、蓄電装置としてのバッテリ50と、パーキング装置90と、ハイブリッド用電子制御ユニット(以下、「HVECU」という)70と、を備える。
エンジン22は、ガソリンや軽油などを燃料として動力を出力する3気筒の内燃機関として構成されている。このエンジン22は、エンジン用電子制御ユニット(以下、「エンジンECU」という)24によって運転制御されている。
エンジンECU24は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。エンジンECU24には、エンジン22を運転制御するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートから入力されている。エンジンECU24に入力される信号としては、例えば、エンジン22のクランクシャフト26の回転位置を検出するクランクポジションセンサからのクランク角θcrや、エンジン22の冷却水の温度を検出する水温センサからの冷却水温Tw、スロットルバルブのポジションを検出するスロットルバルブポジションセンサからのスロットル開度THを挙げることができる。また、エンジン22の吸気管に取り付けられたエアフローメータからの吸入空気量Qin、吸気管に取り付けられた温度センサからの吸気温Tinも挙げることができる。エンジンECU24からは、エンジン22を運転制御するための各種制御信号が出力ポートを介して出力されている。エンジンECU24から出力される信号としては、例えば、スロットルバルブのポジションを調節するスロットルモータへの駆動制御信号や、燃料噴射弁への駆動制御信号、点火プラグへの駆動制御信号を挙げることができる。エンジンECU24は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。エンジンECU24は、クランクポジションセンサからのクランク角θcrに基づいてエンジン22の回転数Neを演算している。
プラネタリギヤ30は、シングルピニオン式の遊星歯車機構として構成されており、外歯歯車であるサンギヤ30sと、サンギヤ30sと同心円上に配置される内歯歯車であるリングギヤ30rと、それぞれサンギヤ30sおよびリングギヤ30rに噛合する複数のピニオンギヤ30pと、複数のピニオンギヤ30pを自転(回転)かつ公転自在に支持するキャリヤ30cと、を有する。サンギヤ30sには、モータMG1の回転子が接続されており、リングギヤ30rには、中間軸(第1軸)32が接続されており、キャリヤ30cには、ダンパ28を介してエンジン22のクランクシャフト26が接続されている。
中間軸32に出力された動力(トルク)は、ギヤ機構60やデファレンシャルギヤDF、ドライブシャフトDSを介して左右の駆動輪DWに伝達される。ギヤ機構60は、中間軸32に固定されたカウンタドライブギヤ(第1ギヤ)61と、中間軸32と平行に延在するカウンタシャフト(第2軸)62に固定されると共にカウンタドライブギヤ61に噛合するカウンタドリブンギヤ(第2ギヤ)63と、カウンタシャフト62に固定されたドライブピニオンギヤ(ファイナルドライブギヤ)64と、ドライブピニオンギヤ64に噛合すると共にデファレンシャルギヤDFに連結されたデフリングギヤ65と、を備える。
モータMG1は、例えば同期発電電動機として構成されており、上述したように、回転子がプラネタリギヤ30のサンギヤ30sに接続されている。モータMG2は、例えば同期発電電動機として構成されており、回転子が回転軸67に接続されている。この回転軸67には、回転ギヤ68が取り付けられており、回転ギヤ68は、カウンタドリブンギヤ63に噛合している。インバータ41,42は、モータMG1,MG2の駆動に用いられ、電力ライン54を介してバッテリ50に接続されている。モータMG1,MG2は、モータ用電子制御ユニット(以下、「モータECU」という)40によって、インバータ41,42の図示しない複数のスイッチング素子がスイッチング制御されることにより、回転駆動される。
モータECU40は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するのに必要な各種センサからの信号、例えば、モータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサからの回転位置θm1,θm2や、モータMG1,MG2の各相に流れる電流を検出する電流センサからの相電流Iu1,Iv1,Iu2,Iv2などが入力ポートを介して入力されている。モータECU40からは、インバータ41,42の図示しない複数のスイッチング素子へのスイッチング制御信号などが出力ポートを介して出力されている。モータECU40は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。モータECU40は、回転位置検出センサからのモータMG1,MG2の回転子の回転位置θm1,θm2に基づいてモータMG1,MG2の電気角θe1,θe2や回転数Nm1,Nm2を演算している。
バッテリ50は、例えばリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池として構成されており、電力ライン54を介してインバータ41,42に接続されている。このバッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、「バッテリECU」という)52によって管理されている。
バッテリECU52は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。バッテリECU52に入力される信号としては、例えば、バッテリ50の端子間に設置された電圧センサからのバッテリ50の電圧Vbやバッテリ50の出力端子に取り付けられた電流センサからのバッテリ50の電流Ib,バッテリ50に取り付けられた温度センサからのバッテリ50の温度Tbを挙げることができる。バッテリECU52は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。バッテリECU52は、電流センサからのバッテリ50の電流Ibの積算値に基づいて蓄電割合SOCを演算したり、演算した蓄電割合SOCと温度センサからのバッテリ50の温度Tbとに基づいて入出力制限Win,Woutを演算したりしている。蓄電割合SOCは、バッテリ50の全容量に対するバッテリ50から放電可能な電力の容量の割合である。入出力制限Win,Woutは、バッテリ50を充放電してもよい許容充放電電力である。
パーキング装置90は、カウンタドライブギヤ61との噛合によりカウンタドライブギヤ61をロックするパーキングポール92を備える。このパーキングポール92は、HVECU70によって図示しないアクチュエータが駆動制御されることにより、カウンタドライブギヤ61と噛合可能に作動する。パーキング装置90は、シフトポジションSPが駐車ポジション(Pポジション)およびそれ以外のポジションのときの、パーキングポール92によるカウンタドライブギヤ61との噛合および噛合の解除により、カウンタドライブギヤ61ひいては駆動輪DWのロックおよびロックの解除を行なう。
HVECU70は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。HVECU70には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。HVECU70に入力される信号としては、例えば、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号や、シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSPを挙げることができる。また、アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや、ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速Vも挙げることができる。HVECU70からは、パーキング装置90への制御信号などが出力ポートを介して出力されている。HVECU70は、上述したように、エンジンECU24,モータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されている。
ここで、シフトポジションSPとしては、駐車ポジション(Pポジション)、後進ポジション(Rポジション)、ニュートラルポジション(Nポジション)、前進ポジション(Dポジション)などがある。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20では、アクセル開度Accと車速Vとに基づいてドライブシャフトDSの要求駆動力を設定し、要求駆動力に見合う要求動力がドライブシャフトDSに出力されるように、エンジン22とモータMG1,MG2とを運転制御する。エンジン22とモータMG1,MG2との運転モードとしては、以下の(1)〜(3)のモードがある。
(1)トルク変換運転モード:要求動力に対応する動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共に、エンジン22から出力される動力の全てが、プラネタリギヤ30とモータMG1,MG2とによってトルク変換されて、要求動力がドライブシャフトDSに出力されるようにモータMG1,MG2を駆動制御するモード
(2)充放電運転モード:要求動力とバッテリ50の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共に、エンジン22から出力される動力の全てまたは一部が、バッテリ50の充放電を伴ってプラネタリギヤ30とモータMG1,MG2とによってトルク変換されて、要求動力がドライブシャフトDSに出力されるようにモータMG1,MG2を駆動制御するモード
(3)モータ運転モード:エンジン22の運転を停止して、要求動力がドライブシャフトDSに出力されるようにモータMG2を駆動制御するモード
次に、実施例のハイブリッド自動車20の動作、特に、シフトポジションSPが駐車ポジションで(駐車中に)エンジン22をアイドル運転する際のモータMG1,MG2の制御について説明する。図2は、HVECU70により実行されるアイドル運転時モータ制御ルーチンの一例を示す説明図である。このルーチンは、駐車中にエンジン22をアイドル運転する際に繰り返し実行される。なお、駐車中にエンジン22をアイドル運転する際としては、エンジン22の暖機要求が行なわれたときや、エンジン22を熱源とする空調装置(図示省略)の作動要求が行なわれたときなどを挙げることができる。また、エンジン22をアイドル運転する際には、エンジンECU24は、エンジン22の回転数Neがアイドル回転数Nid(例えば、1000rpmや1100rpm、1200rpmなど)となるようにエンジン22の吸入空気量制御や燃料噴射制御、点火制御などを行なう。
アイドル運転時モータ制御ルーチンが実行されると、HVECU70は、エンジン22の冷却水温Twや吸気温Tin、エンジン22のアイドル運転を開始してからの時間であるアイドル運転時間tidなどのデータを入力する(ステップS100)。ここで、エンジン22の冷却水温Twや吸気温Tinは、水温センサや温度センサにより検出された値をエンジンECU24から通信により入力するものとした。アイドル運転時間tidは、エンジン22のアイドル運転を開始したときに計時が開示されたタイマの計時値を入力するものとした。
こうしてデータを入力すると、入力したアイドル運転時間tidを所定時間t1と比較する(ステップS110)。ここで、所定時間t1は、エンジン22のアイドル運転での燃焼が安定しているか否かを判定するのに用いられる閾値であり、エンジン22のアイドル運転を開始してからエンジンの燃焼が安定するまでに要する時間として予め実験や解析により定められ、例えば、1秒や2秒、3秒などを用いることができる。エンジン22をアイドル運転する際には、スロットル開度が小さく、吸入空気量が少ないことから、アイドル運転を開始してから燃焼が安定するまでに時間を要する。ステップS100の処理は、これを考慮して行なわれる処理である。
ステップS110でアイドル運転時間tidが所定時間t1未満のときには、エンジン22の燃焼が安定していないと判断し、モータMG1のトルク指令Tm1*に値0を設定し(ステップS120)、少なくともカウンタシャフト62とカウンタドライブギヤ61とのガタ詰めを行なうための押し当てトルクTad2をモータMG2のトルク指令Tm2*に設定し(ステップS130)、設定したモータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*をモータECU40に送信して(ステップS160)、本ルーチンを終了する。押し当てトルクTad2の設定方法については後述する。モータECU40は、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を受信すると、モータMG1,MG2がトルク指令Tm1*,Tm2*で駆動されるようにインバータ41,42の図示しない複数のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。
ステップS110でアイドル運転時間tidが所定時間t1以上のときには、エンジン22の燃焼が安定していると判断し、プラネタリギヤ30(サンギヤ30s−ピニオンギヤ30p間、ピニオンギヤ30p−リングギヤ30r間)のガタ詰めおよびカウンタドライブギヤ61とカウンタシャフト62とのガタ詰めおよびカウンタドライブギヤ61とパーキングポール92とのガタ詰めを行なうための押し当てトルクTad1をモータMG1のトルク指令Tm1*に設定し(ステップS140)、上述のステップS130の処理と同一の処理としてモータMG2のトルク指令Tm2*を設定し(ステップS150)、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*をモータECU40に送信して(ステップS160)、本ルーチンを終了する。
ここで、押し当てトルクTad1,Tad2の設定方法について説明する。駐車中のエンジン22のアイドル運転時には、モータMG1はエンジン22と同一側に回転し、モータMG2は略回転停止している。これを踏まえて、押し当てトルクTad1は、エンジン22を押さえ込む方向のトルク、即ち、モータMG1の発電を伴って生じるトルクとして定められる。また、押し当てトルクTad2は、モータMG1からプラネタリギヤ30、中間軸32、カウンタドライブギヤ61を介してカウンタドリブンギヤ63に作用するトルクと、モータMG2から回転軸67、回転ギヤ68を介してカウンタドリブンギヤ63に作用するトルクと、が同一の向きとなり、且つ、モータMG2の電力消費を伴って生じるトルクとして定められる。
実施例では、押し当てトルクTad1,Tad2は、エンジン22の冷却水温Twと吸気温Tinと押し当てトルクTad1または押し当てトルクTad2との関係をそれぞれ予め定めて各マップとして記憶しておき、エンジン22の冷却水温Twと吸気温Tinとが与えられると、各マップから対応する押し当てトルクTad1,Tad2を導出して設定するものとした。エンジン22の冷却水温Twと吸気温Tinと押し当てトルクTad1との関係の一例を図3に示す。図3に示すように、押し当てトルクTad1は、エンジン22の冷却水温Twが低いときには高いときよりも絶対値が大きくなるように定められ、且つ、エンジン22の吸気温Tinが低いときには高いときよりも絶対値が大きくなるように定められる。これは、エンジン22の冷却水温Twや吸気温Tinが低いときには高いときよりもエンジン22のトルク変動が大きくなりやすいためである。エンジン22の冷却水温Twと吸気温Tinと押し当てトルクTad2との関係は、エンジン22の冷却水温Twと吸気温Tinと押し当てトルクTad1との関係と同様に定めることができる。
したがって、エンジン22のアイドル運転時間tidが所定時間t1以上のときには(アイドル運転の開始から所定時間t1が経過した後は)、モータMG1,MG2から押し当てトルクTad1,Tad2を出力するから、プラネタリギヤ30のガタ詰めおよびカウンタドライブギヤ61とカウンタシャフト62とのガタ詰めおよびカウンタドライブギヤ61とパーキングポール92とのガタ詰めを行なうことができ、プラネタリギヤ30でのガタ打ちやカウンタドライブギヤ61とカウンタシャフト62とのガタ打ち、カウンタドライブギヤ61とパーキングポール92とのガタ打ちによる歯打ち音の発生を抑制することができる。しかも、押し当てトルクTad1,Tad2をエンジン22の冷却水温Twや吸気温Tinが低いときに高いときよりも絶対値が大きくなるように設定するから、冷却水温Twや吸気温Tinが低く、エンジン22のトルク変動が大きくなりやすいときでも、上述のガタ詰めをより確実に行なうことができ、歯打ち音の発生をより確実に抑制することができる。さらに、モータMG1,MG2から押し当てトルクTad1,Tad2(カウンタドリブンギヤ63に作用するときに互いに同一の方向となるトルク)を出力するから、モータMG1からだけ押し当てトルクを出力する(モータMG2からは押し当てトルクを出力しない)ものに比して、上述のガタ詰めをより確実に行なうことができ、歯打ち音の発生をより確実に抑制することができる。なお、実施例では、エンジン22として3気筒エンジンを用いるから、4気筒エンジンや6気筒エンジンを用いる場合に比して、エンジン22のトルク変動が大きくなりやすく、プラネタリギヤ30でのガタ打ちや、カウンタドライブギヤ61とカウンタシャフト62とのガタ打ち、カウンタドライブギヤ61とパーキングポール92とのガタ打ちを生じやすい。このため、モータMG1から押し当てトルクTad1を出力することの意義がより大きい。
エンジン22のアイドル運転時間tidが所定時間t1未満のときには(アイドル運転の開始から所定時間t1が経過するまでは)、モータMG1から押し当てトルクTad1(エンジン22を押さえ込む方向のトルク)を出力しないから、エンジン22の回転数Neが大きく変動する(例えば、エンジン22のストールが生じる)のを抑制することができる。しかも、このときでも、モータMG2から押し当てトルクTad2を出力するから、カウンタドライブギヤ61とカウンタシャフト62とのガタ詰めを行なうことができ、カウンタドライブギヤ61とカウンタシャフト62とのガタ打ちによる歯打ち音が生じるのを抑制することができる。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22のアイドル運転の開始から所定時間t1が経過するまでは、モータMG1から押し当てトルクTad1(エンジン22を押さえ込む方向のトルク)を出力しない。これにより、エンジン22の回転数Neが大きく変動する(例えば、エンジン22のストールが生じる)のを抑制することができる。また、エンジン22のアイドル運転の開始から所定時間t1が経過した後は、モータMG1から押し当てトルクTad1を出力する。これにより、プラネタリギヤ30でのガタ打ちやカウンタドライブギヤ61とカウンタシャフト62とのガタ打ち、カウンタドライブギヤ61とパーキングポール92とのガタ打ちによる歯打ち音の発生を抑制することができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、HVECU70は、図2のアイドル運転時モータ制御ルーチンを実行するものとしたが、これに代えて、図4のアイドル運転時モータ制御ルーチンを実行するものとしてもよい。図4のアイドル運転時モータ制御ルーチンは、ステップS100の処理に代えてステップS200の処理を実行する点、ステップS210,S220の処理を追加した点を除いて、図2のアイドル運転時モータ制御ルーチンと同一である。したがって、同一の処理については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図4のアイドル運転時モータ制御ルーチンが実行されると、HVECU70は、図2のアイドル運転時モータ制御ルーチンのステップS100の処理と同様のエンジン22の冷却水温Twおよび吸気温Tinやアイドル運転時間tidに加えて、バッテリ50の入力制限Winも入力する(ステップS200)。ここで、バッテリ50の入力制限Winは、バッテリECU50により演算された値を通信により入力するものとした。
そして、ステップS110でアイドル運転時間tidが所定時間t1以上で、ステップS140,S150でモータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定すると、バッテリ50の入力制限Winの絶対値を閾値Wrefと比較する(ステップS210)。ここで、閾値Wrefは、モータMG2から押し当てトルクTad2を出力するときにモータMG1から押し当てトルクTad1を出力することができるか否かを判定するために用いられる閾値であり、例えば、モータMG1,MG2からそれぞれ押し当てトルクTad1,Tad2を出力するときのモータMG1,MG2のトータル電力Psumの絶対値を用いることができる。なお、上述したように、押し当てトルクTad1は、モータMG1の発電を伴って生じるトルクであり、押し当てトルクTad2は、モータMG2の電力消費を伴って生じるトルクであるから、モータMG1の電力は発電側の値(負の値)となり、モータMG2の電力は消費側の値(正の値)となる。
ステップS210でバッテリ50の入力制限Winの絶対値が閾値Wref以上のときには、モータMG2から押し当てトルクTad2を出力するときにモータMG1から押し当てトルクTad1を出力することができる(上述のトータル電力Psumがバッテリ50の入力制限Winの範囲内になる)と判断し、ステップS140,S150で設定したモータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*をモータECU40に送信して(ステップS160)、本ルーチンを終了する。
ステップS210でバッテリ50の入力制限Winの絶対値が閾値Wref未満のときには、モータMG2から押し当てトルクTad2を出力するだけではモータMG1から押し当てトルクTad1を出力することができない(上述のトータル電力Psumがバッテリ50の入力制限Winを超過する)と判断し、ステップS150で設定したモータMG2のトルク指令Tm2*(=Tad2)に補正量ΔTを加えた値をモータMG2のトルク指令Tm2*に再設定し(ステップS220)、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*をモータECU40に送信して(ステップS160)、本ルーチンを終了する。ここで、補正量ΔTは、バッテリ50の入力制限Winと上述のトータル電力Psumとの差分の電力に相当する値やそれよりも若干大きい値などを設定することができる。こうすれば、モータMG2の消費電力を増加させることにより、バッテリ50の入力制限Winの絶対値が小さいときでも、モータMG1から押し当てトルクTad1をより確実に出力することができる。
この変形例では、アイドル運転時間tidが所定時間t1以上のときにおいて、バッテリ50の入力制限Winの絶対値が閾値Wref未満のときには、モータMG2からのトルクを押し当てトルクTad2よりも補正量ΔTだけ大きいトルク(Tad2+ΔT)とすることにより、モータMG1から押し当てトルクTad1を出力できるようにするものとした。しかし、モータMG2からのトルクを押し当てトルクTad2よりも大きいトルクとするのに代えてまたは加えて、電力ライン54に接続された図示しない空調装置を作動させたり、電力ライン54におけるインバータ41,42とバッテリ50との間に設けられた昇圧コンバータによる消費電力を増加させたり、電力ライン(高圧側電力ライン)54と補機バッテリが接続された低圧側電力ラインとの間に設けられたDC/DCコンバータの消費電力を増加させたり、低圧側電力ラインに接続された補機の消費電力を増加させたりすることにより、車両のトータル消費電力を増加させて、モータMG1から押し当てトルクTad1を出力できるようにするものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、押し当てトルクTad1は、エンジン22の冷却水温Twおよび吸気温Tinに基づいて設定するものとした。しかし、エンジン22の冷却水温Twだけに基づいて設定するものとしてもよいし、エンジン22の吸気温Tinだけに基づいて設定するものとしてもよい。また、エンジン22の冷却水温Twや吸気温Tinに拘わらずに一律の値を用いるものとしてもよい。押し当てトルクTad2についても同様である。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22のアイドル運転の開始から所定時間t1が経過するまでと経過した後とで、押し当てトルクTad2を同一とするものとした。しかし、エンジン22のアイドル運転の開始から所定時間t1が経過した後は(モータMG1から押し当てトルクTad1を出力するときには)、エンジン22のアイドル運転の開始から所定時間t1が経過するまで(モータMG1から押し当てトルクTad1を出力しないとき)よりも、押し当てトルクTad2の絶対値を小さくするものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22をアイドル運転する際には、モータMG2から押し当てトルクTad2を出力するものとしたが、モータMG2から押し当てトルクTad2を出力しないものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22として、3気筒エンジンを用いるものとした。しかし、4気筒エンジンや6気筒エンジンなどを用いるものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、蓄電装置として、バッテリ50を用いるものとしたが、キャパシタを用いるものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、パーキング装置90は、ギヤ機構60のカウンタドライブギヤ61との噛合によりカウンタドライブギヤ61をロックするパーキングポール92を備え、シフトポジションSPが駐車ポジションのときに、カウンタドライブギヤ61とパーキングポール92との噛合によりカウンタドライブギヤ61ひいては駆動輪DWをロックするものとした。しかし、パーキング装置90は、中間軸32またはプラネタリギヤ30のリングギヤ30rに固定されたパーキングギヤと、このパーキングギヤと噛合可能なパーキングポールとを備え、シフトポジションSPが駐車ポジションのときに、パーキングギヤとパーキングポールとの噛合により中間軸32またはリングギヤ30rひいては駆動輪DWをロックするものとしてもよい。この場合、押し当てトルクTad1は、プラネタリギヤ30のガタ詰めおよびカウンタドライブギヤ61とカウンタシャフト62とのガタ詰めおよびパーキングギヤとパーキングポールとのガタ詰めを行なうためのトルクとして定められる。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジンECU24とモータECU40とバッテリECU52とHVECU70とを備えるものとしたが、これらのうちの少なくとも2つを単一の電子制御ユニットとして構成するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、モータMG2の回転軸67に回転ギヤ68が取り付けられ、回転ギヤ68とカウンタシャフト62に固定されたカウンタドリブンギヤ63とが噛合するものとした。しかし、モータMG2の回転軸67とカウンタシャフト62とが直結されるものとしてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「エンジン」に相当し、モータMG1が「第1モータ」に相当し、プラネタリギヤ30が「プラネタリギヤ」に相当し、カウンタドライブギヤ61が「第1ギヤ」に相当し、カウンタシャフト62が「第2ギヤ」に相当し、モータMG2が「第2モータ」に相当し、パーキング装置90が「パーキング装置」に相当し、バッテリ50が「蓄電装置」に相当し、HVECU70とエンジンECU24とモータECU40とが「制御装置」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、ハイブリッド自動車の製造産業などに利用可能である。
20 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 プラネタリギヤ、30c キャリヤ、30p ピニオンギヤ、30r リングギヤ、30s サンギヤ、32 中間軸、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、50 バッテリ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、60 ギヤ機構、61 カウンタドライブギヤ、62 カウンタシャフト、63 カウンタドリブンギヤ、64 ドライブピニオンギヤ、65 デフリングギヤ、67 回転軸、68 回転ギヤ、70 ハイブリッド用電子制御ユニット(HVECU)、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、90 パーキング装置、92 パーキングポール、DF デファレンシャルギヤ、DS ドライブシャフト、DW 駆動輪、MG1, MG2 モータ。

Claims (1)

  1. エンジンと、
    第1モータと、
    共線図において順に並ぶ第1回転要素、第2回転要素、第3回転要素に前記第1モータ、前記エンジン、第1軸が接続されたプラネタリギヤと、
    前記第1軸に固定された第1ギヤと、
    駆動輪に連結された第2軸に固定されると共に前記第1ギヤと噛合する第2ギヤと、
    前記第2軸に動力を入出力可能な第2モータと、
    シフトポジションが駐車ポジションのときに、パーキングポールが、前記第1ギヤと噛合することにより、または、前記第1軸または前記第3回転要素に固定されたパーキングギヤと噛合することにより前記駆動輪をロックするパーキング装置と、
    前記第1モータおよび前記第2モータと電力をやりとりする蓄電装置と、
    前記エンジンと前記第1モータと前記第2モータと前記パーキング装置とを制御する制御装置と、
    を備えるハイブリッド自動車であって、
    前記制御装置は、前記シフトポジションが前記駐車ポジションで前記エンジンのアイドル運転を開始した際において、前記アイドル運転を開始してから所定時間が経過するまでは、前記プラネタリギヤのガタ詰めおよび前記第1ギヤと前記第2ギヤとのガタ詰めおよび前記第1ギヤまたは前記パーキングギヤと前記パーキングポールとのガタ詰めを行なうための押し当てトルクが前記第1モータから出力されないように前記第1モータを制御し、前記アイドル運転を開始してから前記所定時間が経過した後は、前記押し当てトルクが前記第1モータから出力されるように前記第1モータを制御し、
    前記押し当てトルクは、前記エンジンの水温が低いときに高いときよりも大きくなるように、且つ、前記エンジンの吸気温が低いときに高いときよりも大きくなるように定められる、
    ハイブリッド自動車。
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