JP6876934B2 - 気流制御システム及び気流制御方法 - Google Patents

気流制御システム及び気流制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、清浄機能又は殺菌機能を有する物質を含んだ気流の制御により、空間内の清浄又は殺菌が可能な気流制御システム及び気流制御方法に関する。
従来、空間内の人の有無に応じて、効率良く空間内の除菌を行う装置が知られている(例えば、特許文献1)。例えば、空間内に人が存在していないときに、人が存在しているときよりも除菌機能の高い運転が行われるため、人が存在していない間に空間内が効果的に除菌され、人が空間内に入った際に快適に空間内で過ごすことができる。また、人が存在しているときには、人が存在していないときよりも除菌機能の低い運転が行われるため、当該運転によって人が不快に感じにくくすることができる。
特開2016−114283号公報
ところで、空間内の清浄又は殺菌は、例えば、清浄機能又は殺菌機能を有する物質を含んだ気流の制御により行われる。このとき、例えば、大人に比べて子供は当該物質による影響を受けやすい等、人の属性によって当該物質による影響の受けやすさが異なるため、空間における当該物質の濃度を空間に存在する人の属性に応じた濃度にすることが好ましい。
そこで、本発明は、空間における清浄機能又は殺菌機能を有する物質の濃度を空間に存在する人の属性に応じた濃度にできる気流制御システム及び気流制御方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る気流制御システムは、送風装置から出力される清浄機能又は殺菌機能を有する物質を含んだ気流の制御により、空間内を清浄又は殺菌する気流制御システムであって、前記空間内における人の在及び不在に関する存在情報、並びに、前記空間に存在する人の属性情報を取得する取得部と、前記存在情報及び前記属性情報に基づいて、前記空間における前記物質の濃度の目標値を決定する決定部と、前記濃度が前記目標値となるように前記気流を制御する制御部と、を備える。
本発明の一態様に係る気流制御方法は、送風装置から出力される清浄機能又は殺菌機能を有する物質を含んだ気流の制御により、空間内を清浄又は殺菌する気流制御方法であって、前記空間内における人の在及び不在に関する存在情報、並びに、前記空間に存在する人の属性情報を取得する取得ステップと、前記存在情報及び前記属性情報に基づいて、前記空間における前記物質の濃度の目標値を決定する決定ステップと、前記濃度が前記目標値となるように前記気流を制御する制御ステップと、を含む。
本発明の一態様に係る気流制御システム及び気流制御方法によれば、空間における清浄機能又は殺菌機能を有する物質の濃度を空間に存在する人の属性に応じた濃度にできる。
図1は、実施の形態に係る気流制御システムの一例を示す構成図である。 図2は、実施の形態に係る気流制御システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図3は、実施の形態に係る決定部の目標値の決定の動作の一例を示すフローチャートである。 図4は、実施の形態に係る決定部の目標値の決定の動作の他の例を示すフローチャートである。
以下では、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、構成要素、構成要素の配置および接続形態、並びに、ステップ(工程)およびステップの順序等は、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成要素については同じ符号を付している。
(実施の形態)
以下、実施の形態について、図1から図4を用いて説明する。
[構成]
図1は、実施の形態に係る気流制御システム1の一例を示す構成図である。
気流制御システム1は、送風装置から出力される清浄機能又は殺菌機能を有する物質を含んだ気流の制御により、施設(住宅、オフィス、店舗、病院又は工場等)の屋内等の空間内を清浄又は殺菌するシステムである。気流制御システム1は、例えば、空間内の空気及び物体の表面を清浄又は殺菌する。当該物質は、例えば、次亜塩素酸、過酸化水素若しくは二酸化塩素を含む薬剤、または、ナノイー(登録商標)等の除菌イオン等を含むガス等である。以下では、清浄機能又は殺菌機能を有する物質を薬剤として説明する。気流制御システム1は、気流制御装置10、送風装置20及びカメラ30を備える。
送風装置20は、薬剤を含んだ気流を空間に出力する装置であり、例えば、空気清浄機又はエアコン等である。送風装置20は、例えば通信インタフェース(通信回路等)を有し、当該通信インタフェースを介して気流制御装置10により制御される。
カメラ30は、空間内を撮影するカメラであり、空間内の撮影により得られる画像を取得する。カメラ30は、例えば通信インタフェース(通信回路等)を有し、当該画像を、気流制御装置10に送信する。
気流制御装置10は、プロセッサ(マイクロプロセッサ)、メモリ、通信インタフェース(通信回路等)、ユーザインタフェース等を含むコンピュータである。メモリは、ROM、RAM等であり、例えば不揮発性メモリを含んでいてもよい。ユーザインタフェースは、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイ、及び、キーボード、タッチパネル等の入力装置を含む。プロセッサは、メモリに格納されたプログラムを実行することにより通信インタフェース、ディスプレイ等を制御する処理を行う。メモリには、プロセッサにその処理を実行させるためのプログラムが格納されている。
気流制御装置10は、薬剤を含んだ気流の制御を行うための機能ブロック(機能面での構成要素)として、図1に示すように、取得部11、決定部12及び制御部13を備える。取得部11、決定部12及び制御部13は、例えば、メモリに記憶されたプログラムを実行するプロセッサ等により実現されるが、マイクロコンピュータ又は専用回路等により実現されてもよい。以下、これらの各構成要素について説明する。
取得部11は、空間内における人の在及び不在に関する存在情報、及び、空間に存在する人の属性情報を取得する。また、取得部11は、さらに、空間に設けられたドア又は窓の開閉回数を示す情報を取得する。取得部11の動作の詳細については、後述する図2で説明する。
決定部12は、存在情報及び属性情報に基づいて、空間における薬剤の濃度の目標値を決定する。決定部12の動作の詳細については、後述する図2から図4で説明する。
制御部13は、空間における薬剤の濃度が、決定部12が決定した目標値となるように気流を制御する。制御部13の動作の詳細については、後述する図2で説明する。
なお、送風装置20が気流制御装置10の機能を有していてもよい、つまり、送風装置20が、取得部11、決定部12及び制御部13を備えていてもよい。また、カメラ30が気流制御装置10の機能を有していてもよい、つまり、カメラ30が、取得部11、決定部12及び制御部13を備えていてもよい。また、取得部11、決定部12及び制御部13が気流制御装置10、送風装置20及びカメラ30に分散配置されていてもよい。また、気流制御システム1は、送風装置20及びカメラ30を備えていなくてもよい。
[動作]
次に、気流制御システム1の動作について図2から図4を用いて説明する。
図2は、実施の形態に係る気流制御システム1の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、取得部11は、空間内における人の在及び不在に関する存在情報、及び、空間に存在する人の属性情報を取得する(ステップS11)。存在情報及び属性情報は、カメラ30による空間の撮影により得られる画像に基づく情報である。具体的には、取得部11は、カメラ30によって空間内を撮影した画像(つまり撮影により得られる画像)を、既存の画像認識等を利用して解析することにより、存在情報及び属性情報を取得する。このとき、取得部11は、カメラ30で空間を数秒間、数分間等の一定周期毎に繰り返し撮影して得られた画像群を解析して存在情報及び属性情報を取得する。また、取得部11は、例えば入力装置を介してユーザ(施設の管理者、利用者等)による入力を受け付けることにより、属性情報を取得する。存在情報には、空間内における人の在及び不在だけでなく、例えば、存在する人の人数及び空間における人の存在する位置等の情報が含まれる。属性情報は、空間に存在する人が子供であるか大人であるかを示す情報(年齢(年代)を示す情報)を含む。また、属性情報には、性別、身長、体重、通院履歴、生活習慣又は遺伝情報等が含まれていてもよい。例えば、取得部11は、当該属性情報のうち、年齢(年代)、性別、身長又は体重等を、カメラ30によって空間内を撮影した画像を解析することにより取得する。また、例えば、取得部11は、当該属性情報のうち、通院履歴、生活習慣又は遺伝情報等を、入力装置への入力によって取得する。また、取得部11は、さらに、空間に設けられたドア又は窓の開閉回数を示す情報を、カメラ30によって空間内を撮影した画像を解析することにより取得する。
次に、決定部12は、存在情報及び属性情報に基づいて、空間における薬剤の濃度の目標値を決定する(ステップS12)。例えば、存在情報が空間内に人が存在することを示す情報の場合には、決定部12は、空間内の人が存在する位置周辺における薬剤の濃度の目標値を決定する。また、例えば、存在情報が空間内に人が存在しないことを示す情報の場合には、空間全体における薬剤の濃度の目標値を決定する。ここで、決定部12による目標値の決定方法について説明する。
図3は、実施の形態に係る決定部12の目標値の決定の動作の一例を示すフローチャートである。
決定部12は、空間内に人が存在しているか否かを判定する(ステップS21)。具体的には、決定部12は、取得部11が、存在情報として人が存在していることを示す情報を取得したか否かに応じて当該判定を行う。
決定部12は、取得部11が、空間に人が存在していることを示す情報を取得した場合(ステップS21でYes)は、目標値として、空間に人が存在していないことを示す情報を取得した場合と比べて低い目標値を決定する。具体的には、決定部12は、第1閾値よりも低い目標値を決定する(ステップS22)。第1閾値は、経験、実験、理論等に基づいて予め定められる閾値であり、濃度が第1閾値よりも低い薬剤を人が吸い込んだとしても害が少ないような閾値である。なお、害が少ないとは、例えば、人の心身への影響が少ないことを意味する。
次に、決定部12は、空間に存在する人が子供であるか否かを判定する(ステップS23)。具体的には、決定部12は、取得部11が、属性情報として空間に存在する人が子供であることを示す情報を取得したか否かに応じて当該判定を行う。なお、空間に複数の人が存在する場合、複数の人の中に子供が含まれているか否かが判定される。
決定部12は、取得部11が、空間に存在する人が子供であることを示す情報を取得した場合(ステップS23でYes)は、目標値として、空間に存在する人が大人であることを示す情報を取得した場合と比べて低い目標値を決定する。具体的には、決定部12は、第2閾値よりも低い目標値を決定する(ステップS24)。なお、第2閾値は、第1閾値よりも低い閾値である。また、第2閾値は、経験、実験、理論等に基づいて予め定められる閾値であり、濃度が第2閾値よりも低い薬剤を子供が吸い込んだとしても害が少ないような閾値である。ステップS24では、例えば、ステップS22で決定された目標値よりも低い目標値が決定される。
決定部12は、取得部11が、空間に存在する人が子供でないことを示す情報(言い換えると、大人であることを示す情報)を取得した場合(ステップS23でNo)は、目標値として、空間に存在する人が子供であることを示す情報を取得した場合と比べて高い目標値を決定する。具体的には、決定部12は、第2閾値以上であり第1閾値よりも低い目標値を決定する(ステップS25)。ステップS25では、例えば、ステップS22で決定された目標値と同じ目標値が決定される。
一方、決定部12は、取得部11が、空間に人が存在していないことを示す情報を取得した場合(ステップS21でNo)は、目標値として、空間に人が存在していることを示す情報を取得した場合と比べて高い目標値を決定する。具体的には、決定部12は、第1閾値以上の目標値を決定する(ステップS26)。
次に、決定部12は、所定の期間に空間に人が存在していたか否かを判定する(ステップS27)。具体的には、決定部12は、取得部11が、存在情報として所定の期間に空間に人が存在していたことを示す情報を取得したか否かに応じて当該判定を行う。所定の期間とは、例えば、現在から数分、数時間等前までの期間である。
決定部12は、取得部11が、所定の期間に空間に人が存在していたことを示す情報を取得した場合(ステップS27でYes)は、目標値として、所定の期間に空間に人が存在していなかったことを示す情報を取得した場合と比べて高い目標値を決定する。具体的には、決定部12は、第3閾値以上の目標値を決定する(ステップS28)。なお、第3閾値は、第1閾値よりも高い閾値である。また、第3閾値は、経験、実験、理論等に基づいて予め定められる閾値であり、より効果的に清浄又は殺菌を行うことができるような値である。ステップS28では、例えば、ステップS26で決定された目標値よりも高い目標値が決定される。
決定部12は、取得部11が、所定の期間に空間に人が存在していなかったことを示す情報を取得した場合(ステップS27でNo)は、目標値として、所定の期間に空間に人が存在していたことを示す情報を取得した場合と比べて低い目標値を決定する。具体的には、決定部12は、第1閾値以上であり第3閾値よりも低い目標値を決定する(ステップS29)。ステップS29では、例えば、ステップS26で決定された目標値と同じ目標値が決定される。
このようにして、空間における薬剤の濃度の目標値が決定される。
なお、さらに、空間に設けられたドア又は窓の開閉回数に応じても、空間における薬剤の濃度の目標値が決定されてもよい。空間に設けられたドア又は窓の開閉回数に応じて目標値が決定されるときの動作について、図4を用いて説明する。
図4は、実施の形態に係る決定部12の目標値の決定の動作の他の例を示すフローチャートである。ステップS31からステップS33での処理は、例えば、ステップS24、S25及びS28での処理が行われた後に行われる。
まず、ステップS24での処理が行われたときの動作について説明する。
決定部12は、ドア又は窓の開閉回数が所定の回数以下であるか否かを判定する(ステップS31)。具体的には、決定部12は、取得部11が、ドア又は窓の開閉回数が所定の回数以下であることを示す情報を取得したか否かに応じて当該判定を行う。例えば、ステップS24での処理が行われたときのドア又は窓の開閉回数は、空間に人(子供)が存在している期間におけるドア又は窓の開閉回数の合計である。
決定部12は、取得部11が、ドア又は窓の開閉回数が所定の回数以下であることを示す情報を取得した場合(ステップS31でYes)は、目標値として、当該開閉回数が所定の回数よりも大きいことを示す情報を取得した場合と比べて低い目標値を決定する(ステップS32)。
決定部12は、取得部11が、ドア又は窓の開閉回数が所定の回数よりも大きいことを示す情報を取得した場合(ステップS31でNo)は、目標値として、当該開閉回数が所定の回数以下であることを示す情報を取得した場合と比べて高い目標値を決定する(ステップS33)。例えば、ステップS33では、ステップS24で決定された目標値よりも高い目標値が決定され、ステップS32では、ステップS24で決定された目標値と同じ目標値が決定される。なお、ステップS32及びS33で決定された目標値は、第2閾値よりも低い目標値である。
また、ステップS25での処理が行われたときの動作について説明する。
決定部12は、ドア又は窓の開閉回数が所定の回数以下であるか否かを判定する(ステップS31)。具体的には、決定部12は、取得部11が、ドア又は窓の開閉回数が所定の回数以下であることを示す情報を取得したか否かに応じて当該判定を行う。例えば、ステップS25での処理が行われたときのドア又は窓の開閉回数は、空間に人(大人)が存在している期間におけるドア又は窓の開閉回数の合計である。所定の回数は、経験、実験、理論等に基づいて予め定められる回数である。
決定部12は、取得部11が、ドア又は窓の開閉回数が所定の回数以下であることを示す情報を取得した場合(ステップS31でYes)は、目標値として、当該開閉回数が所定の回数よりも大きいことを示す情報を取得した場合と比べて低い目標値を決定する(ステップS32)。
決定部12は、取得部11が、ドア又は窓の開閉回数が所定の回数よりも大きいことを示す情報を取得した場合(ステップS31でNo)は、目標値として、当該開閉回数が所定の回数以下であることを示す情報を取得した場合と比べて高い目標値を決定する(ステップS33)。例えば、ステップS33では、ステップS25で決定された目標値よりも高い目標値が決定され、ステップS32では、ステップS25で決定された目標値と同じ目標値が決定される。なお、ステップS32及びS33で決定された目標値は、第2閾値以上であり第1閾値よりも低い目標値である。
また、ステップS28での処理が行われたときの動作について説明する。
決定部12は、ドア又は窓の開閉回数が所定の回数以下であるか否かを判定する(ステップS31)。具体的には、決定部12は、取得部11が、ドア又は窓の開閉回数が所定の回数以下であることを示す情報を取得したか否かに応じて当該判定を行う。例えば、ステップS28での処理が行われたときのドア又は窓の開閉回数は、空間に人が存在していた期間におけるドア又は窓の開閉回数の合計である。
決定部12は、取得部11が、ドア又は窓の開閉回数が所定の回数以下であることを示す情報を取得した場合(ステップS31でYes)は、目標値として、当該開閉回数が所定の回数よりも大きいことを示す情報を取得した場合と比べて低い目標値を決定する(ステップS32)。
決定部12は、取得部11が、ドア又は窓の開閉回数が所定の回数よりも大きいことを示す情報を取得した場合(ステップS31でNo)は、目標値として、当該開閉回数が所定の回数以下であることを示す情報を取得した場合と比べて高い目標値を決定する(ステップS33)。例えば、ステップS33では、ステップS28で決定された目標値よりも高い目標値が決定され、ステップS32では、ステップS28で決定された目標値と同じ目標値が決定される。なお、ステップS32及びS33で決定された目標値は、第3閾値以上の目標値である。
このように、さらに、空間に設けられたドア又は窓の開閉回数に応じても、空間における薬剤の濃度の目標値が決定されてもよい。
そして、制御部13は、空間における薬剤の濃度が、決定部12が決定した目標値となるように送風装置20から出力される気流を制御する(ステップS13)。具体的には、制御部13は、空間における薬剤の濃度が当該目標値となるように、気流に含まれる薬剤の濃度、気流の風力、及び、気流の風向きの少なくとも1つを制御する。例えば、空間における位置毎及び目標値毎に、気流に含まれる薬剤の濃度、気流の風力、及び、気流の風向きが対応付けられた情報(例えばテーブル)が、気流制御装置10が備えるメモリに記憶されており、制御部13は、決定部12が決定した目標値及び取得部11が取得した空間における人の存在する位置を当該情報(例えばテーブル)と照合することで、気流に含まれる薬剤の濃度、気流の風力、及び、気流の風向きを制御する。制御部13は、当該制御により、空間内の人が存在する位置周辺又は空間全体における薬剤の濃度が目標値となるようにすることができる。
[効果等]
以上説明したように、本実施の形態に係る気流制御システム1は、送風装置20から出力される清浄機能又は殺菌機能を有する物質を含んだ気流の制御により、空間内を清浄又は殺菌するシステムである。気流制御システム1は、空間内における人の在及び不在に関する存在情報、並びに、空間に存在する人の属性情報を取得する取得部11と、存在情報及び属性情報に基づいて、空間における当該物質の濃度の目標値を決定する決定部12と、当該濃度が当該目標値となるように気流を制御する制御部13と、を備える。
これにより、空間内における人の在及び不在に関する存在情報だけでなく、空間に存在する人の属性情報にも基づいて、空間における清浄機能又は殺菌機能を有する物質の濃度の目標値が決定されるため、空間における当該物質の濃度を空間に存在する人の属性に応じた濃度にできる。
また、決定部12は、取得部11が、人が存在していることを示す情報を取得した場合は、目標値として、人が存在していないことを示す情報を取得した場合と比べて低い目標値を決定してもよい。
これにより、空間に人が存在している場合には、人の心身への影響が少ない、低い濃度の当該物質によって空間内を清浄又は殺菌することができ、空間に人が存在していない場合には、高い濃度の当該物質によって空間内を効果的に清浄又は殺菌することができる。
また、属性情報は、空間に存在する人が子供であるか大人であるかを示す情報であり、決定部12は、取得部11が、空間に存在する人が子供であることを示す情報を取得した場合は、目標値として、空間に存在する人が大人であることを示す情報を取得した場合と比べて低い目標値を決定してもよい。
一般的には、大人に比べて子供は当該物質による影響を受けやすいため、空間に存在する人が子供の場合には、空間に存在する人が大人の場合と比べて空間における当該物質の濃度を低くすることが好ましい。したがって、空間に存在する人が子供の場合には、人(子供)の心身への影響がより少ない、より低い濃度の当該物質によって空間内を清浄又は殺菌することができる。
また、決定部12は、取得部11が、所定の期間に人が存在していたことを示す情報を取得した場合は、目標値として、所定の期間に人が存在していなかったことを示す情報を取得した場合と比べて高い目標値を決定してもよい。
例えば、人(特に、ウイルス等に感染している人)は、汚染源となり得ることがある。したがって、人が存在していたことで汚染されているおそれのある空間を高い濃度の当該物質によって清浄又は殺菌することができる。
また、取得部11は、さらに、空間に設けられたドア又は窓の開閉回数を示す情報を取得し、決定部12は、取得部11が、当該開閉回数が所定の回数以下であることを示す情報を取得した場合は、目標値として、当該開閉回数が所定の回数よりも大きいことを示す情報を取得した場合と比べて低い目標値を決定してもよい。
例えば、ドア又は窓はウイルス等の汚染物質が侵入し得る場所であり、開閉回数が多くなるほど空間内はより汚染されているおそれがある。したがって、ドア又は窓の開閉回数が多い空間を高い濃度の当該物質によって清浄又は殺菌することができる。
また、制御部13は、空間における当該物質の濃度が、決定部12が決定した目標値となるように、気流に含まれる当該物質の濃度、気流の風力、及び、気流の風向きの少なくとも1つを制御してもよい。
これにより、空間内の人が存在する位置周辺又は空間全体における当該物質の濃度が目標値となるようにすることができる。
また、存在情報及び属性情報は、カメラ30による空間の撮影により得られる画像に基づく情報であってもよい。
これにより、カメラ30により得られる画像を解析することで、空間における人の有無、並びに、空間内に存在する人、ドア及び窓の状態を認識しやすくなる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態に係る気流制御システム1について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、気流制御システム1は、カメラ30を備えたが、カメラ30の代わりに人感センサ等を備えてもよい。この場合であっても、取得部11は、人の有無、人の人数に関する情報を取得できる。
また、物質(薬剤等)を含んだ気流が出力される時間は、特に限定されないが、例えば、空間に人が存在しない場合は高い濃度の当該物質を含んだ気流の出力が短時間で行われ、空間に人が存在する場合は低い濃度の当該物質を含んだ気流の出力が長時間で行われてもよい。
また、例えば、上記実施の形態では、存在情報及び属性情報として、空間内における人の在及び不在に関する情報、並びに、人の年齢(年代)に関する情報に基づいて目標値が決定されたが、これに限らない。例えば、空間に存在する人の人数、空間に存在する人の性別、身長、体重、通院履歴、生活習慣又は遺伝情報等に基づいて目標値が決定されてもよい。例えば、空間に存在する人の人数が多い場合、身長が高い場合、体重が重い場合、風邪等の通院履歴がある場合等には、高い目標値が決定されてもよい。
また、例えば、決定部12は、存在情報及び属性情報に加え、さらに、疫学モデルに基づいて、目標値を決定してもよい。疫学モデルにより、空間内の汚染度(汚染物質による汚染の危険度や不快度等)の分布を精度良く推定することができ、例えば、空間内の汚染度の高い領域における目標値を他の領域よりも高い値に決定できる。
また、例えば、決定部12は、存在情報及び属性情報に加え、さらに、空間に存在する汚染物質のゲノム情報(マイクロバイオーム情報)に基づいて、目標値を決定してもよい。ゲノム情報により、空間に存在する汚染物質の種類がわかるため、例えば、汚染物質の種類が危険度の高いウイルス等の場合には、目標値をより高い値に決定できる。
また、例えば、決定部12は、存在情報及び属性情報に加え、さらに、空間に存在する他の送風装置の動作に基づいて、目標値を決定してもよい。他の送風装置が出力する気流によって、空間における物質(薬剤等)の濃度がすぐに変化し得るため、すぐに変化してもよいように目標値を予めより高い値やより低い値に決定できる。
また、例えば、上記実施の形態で示した気流制御装置10(気流制御システム1)は、機能の一部を、気流制御装置10と通信可能な外部装置(例えばサーバ等)に分担させてもよいし、気流制御装置10(気流制御システム1)が外部装置であってもよい。
また、本発明は、気流制御システムとして実現できるだけでなく、気流制御システムを構成する各構成要素が行うステップ(処理)を含む方法として実現できる。
具体的には、気流制御方法は、送風装置20から出力される清浄機能又は殺菌機能を有する物質を含んだ気流の制御により、空間内を清浄又は殺菌する方法である。気流制御方法は、空間内における人の在及び不在に関する存在情報、並びに、空間に存在する人の属性情報を取得する取得ステップと、存在情報及び属性情報に基づいて、空間における当該物質の濃度の目標値を決定する決定ステップと、当該濃度が当該目標値となるように気流を制御する制御ステップと、を含む。
これにより、空間における当該物質の濃度を空間に存在する人の属性に応じた濃度にできる気流制御方法を提供できる。
例えば、それらのステップは、コンピュータ(コンピュータシステム)によって実行されてもよい。そして、本発明は、それらの方法に含まれるステップを、コンピュータに実行させるためのプログラムとして実現できる。さらに、本発明は、そのプログラムを記録したCD−ROM等である非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体として実現できる。
例えば、本発明が、プログラム(ソフトウェア)で実現される場合には、コンピュータのCPU、メモリおよび入出力回路等のハードウェア資源を利用してプログラムが実行されることによって、各ステップが実行される。つまり、CPUがデータをメモリまたは入出力回路等から取得して演算したり、演算結果をメモリまたは入出力回路等に出力したりすることによって、各ステップが実行される。
また、上記実施の形態の気流制御システムに含まれる各構成要素は、専用または汎用の回路として実現されてもよい。
また、上記実施の形態の気流制御システムに含まれる各構成要素は、集積回路(IC:Integrated Circuit)であるLSI(Large Scale Integration)として実現されてもよい。
また、集積回路はLSIに限られず、専用回路または汎用プロセッサで実現されてもよい。プログラム可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、または、LSI内部の回路セルの接続および設定が再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサが、利用されてもよい。
さらに、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて、気流制御システムに含まれる各構成要素の集積回路化が行われてもよい。
その他、実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素および機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 気流制御システム
11 取得部
12 決定部
13 制御部
20 送風装置
30 カメラ

Claims (11)

  1. 送風装置から出力される清浄機能又は殺菌機能を有する物質を含んだ気流の制御により、空間内を清浄又は殺菌する気流制御システムであって、
    前記空間内における人の在及び不在に関する存在情報、並びに、前記空間に存在する人の通院履歴又は遺伝情報である属性情報を取得する取得部と、
    前記存在情報及び前記属性情報に基づいて、前記空間における前記物質の濃度の目標値を決定する決定部と、
    前記濃度が前記目標値となるように前記気流を制御する制御部と、を備える、
    気流制御システム。
  2. 前記決定部は、前記取得部が、人が存在していることを示す情報を取得した場合は、前記目標値として、人が存在していないことを示す情報を取得した場合と比べて低い目標値を決定する、
    請求項1に記載の気流制御システム。
  3. 前記属性情報は、さらに、前記空間に存在する人が子供であるか大人であるかを示す情報を含み、
    前記決定部は、前記取得部が、前記空間に存在する人が子供であることを示す情報を取得した場合は、前記目標値として、前記空間に存在する人が大人であることを示す情報を取得した場合と比べて低い目標値を決定する、
    請求項1又は2に記載の気流制御システム。
  4. 前記決定部は、前記取得部が、所定の期間に人が存在していたことを示す情報を取得した場合は、前記目標値として、前記所定の期間に人が存在していなかったことを示す情報を取得した場合と比べて高い目標値を決定する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の気流制御システム。
  5. 前記取得部は、さらに、前記空間に設けられたドア又は窓の開閉回数を示す情報を取得し、
    前記決定部は、前記取得部が、前記開閉回数が所定の回数以下であることを示す情報を取得した場合は、前記目標値として、前記開閉回数が前記所定の回数よりも大きいことを示す情報を取得した場合と比べて低い目標値を決定する、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の気流制御システム。
  6. 前記制御部は、前記濃度が前記目標値となるように、前記気流に含まれる前記物質の濃度、前記気流の風力、及び、前記気流の風向きの少なくとも1つを制御する、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の気流制御システム。
  7. 前記存在情報及び前記属性情報は、カメラによる前記空間の撮影により得られる画像に基づく情報である、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の気流制御システム。
  8. 前記決定部は、さらに、疫学モデルに基づいて、前記目標値を決定する、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の気流制御システム。
  9. 前記決定部は、さらに、前記空間に存在する汚染物質のゲノム情報に基づいて、前記目標値を決定する、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の気流制御システム。
  10. 前記決定部は、さらに、前記空間に存在する他の送風装置の動作に基づいて、前記目標値を決定する、
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の気流制御システム。
  11. 送風装置から出力される清浄機能又は殺菌機能を有する物質を含んだ気流の制御により、空間内を清浄又は殺菌する気流制御方法であって、
    前記空間内における人の在及び不在に関する存在情報、並びに、前記空間に存在する人の通院履歴又は遺伝情報である属性情報を取得する取得ステップと、
    前記存在情報及び前記属性情報に基づいて、前記空間における前記物質の濃度の目標値を決定する決定ステップと、
    前記濃度が前記目標値となるように前記気流を制御する制御ステップと、を含む、
    気流制御方法。
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