JP6873819B2 - クランクワッシャ - Google Patents
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Description
図1は、内燃機関におけるクランクシャフト1を例示する図である。回転軸の一例であるクランクシャフト1においては、主軸受10、コンロッド軸受20、およびクランクワッシャ30が用いられる。主軸受10は、シリンダブロック(図示略)のハウジング(図示略)に装着してクランクシャフト1のジャーナルを把持し、クランクシャフト1を支える軸受である。コンロッド軸受20は、コネクティングロッド2に装着してクランクシャフト1のピンを把持し、コネクティングロッド2を支える軸受である。本発明に係るスラストワッシャの一例であるクランクワッシャ30は、主軸受10と組み合わせて使用され、クランクシャフト1の軸方向の力を支える軸受である。クランクワッシャ30は、クランクシャフト1およびシリンダブロックの軸方向の位置決めをする機能も有する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態および以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
図3は、本発明の変形例に係るクランクワッシャ30Aの正面図である。クランクワッシャ30Aは、半円環形状で平板の上部ワッシャ31Aと、同じく半円環形状で平板の下部ワッシャ32Aで構成されている。上部ワッシャ31Aは、傾斜面316に替えて傾斜面316Aを有し、下部ワッシャ32Aは、傾斜面326に替えて傾斜面326Aを有する。なお、以下の説明においては、上部ワッシャ31Aにおいて上部ワッシャ31と同じ構成、および下部ワッシャ32Aにおいて下部ワッシャ32と同じ構成については、図面において同じ符号を付し、その説明を省略する。
図6は、本発明の変形例に係るクランクワッシャ30Dの正面図である。また、図7は、図6のB−B線断面図、C−C線断面図、D−D線断面図、E−E線断面図、F−F線断面図およびG−G線断面図である。クランクワッシャ30Dは、半円環形状で平板の上部ワッシャ31Dと、同じく半円環形状で平板の下部ワッシャ32Dで構成されている。上部ワッシャ31Dは、傾斜面316に替えて傾斜面316Dを有し、下部ワッシャ32Dは、傾斜面326に替えて傾斜面326Dを有する。なお、以下の説明においては、上部ワッシャ31Dにおいて上部ワッシャ31と同じ構成、および下部ワッシャ32Dにおいて下部ワッシャ32と同じ構成については、図面において同じ符号を付し、その説明を省略する。
図8は、本発明の変形例に係るクランクワッシャ30Eの正面図である。クランクワッシャ30Eは、半円環形状で平板の上部ワッシャ31Eと、同じく半円環形状で平板の下部ワッシャ32Eで構成されている。上部ワッシャ31Eは、上部ワッシャ31と比較すると、傾斜面313をさらに有し、下部ワッシャ32Eは、下部ワッシャ32と比較すると、傾斜面323をさらに有する。なお、以下の説明においては、上部ワッシャ31Eにおいて上部ワッシャ31と同じ構成、および下部ワッシャ32Eにおいて下部ワッシャ32と同じ構成については、図面において同じ符号を付し、その説明を省略する。
上述した実施形態および変形例に係るクランクワッシャは、切欠き312および切欠き322を有しているが、切欠き312および切欠き322を有していない構成であってもよい。
上述した実施形態および変形例においては、上部ワッシャと下部ワッシャの両方に傾斜面が設けられているが、上部ワッシャと下部ワッシャのいずれか一方にのみ傾斜面を設ける構成としてもよい。
2…コネクティングロッド
10…主軸受
20…コンロッド軸受
30、30A、30B、30C、30D、30E…クランクワッシャ
31、31A、31B、31C、31D、31E…上部ワッシャ
32、32A、32B、32C、32D、32E…下部ワッシャ
310…摺動面
320…摺動面
312…切欠き
313…傾斜面
314…内周面
315…外周面
316A、316A、316B−1、316B−2、316C、316D…傾斜面
317…油溝
320…摺動面
321…回り止め
322…切欠き
323…傾斜面
324…内周面
325…外周面
326、326A、326B−1、326B−2、326C、326D…傾斜面
327…油溝
Claims (6)
- 回転軸の軸方向の力を受ける摺動面を有する半円環形状のワッシャであって、
外周面と前記摺動面との間に形成され、内周面と当該摺動面との間とは非対称な形状の第1傾斜面
を備えるクランクワッシャ。 - 前記第1傾斜面は、周方向の全体に設けられている
請求項1に記載のクランクワッシャ。 - 周方向の一部分にのみ前記第1傾斜面が設けられている
請求項1に記載のクランクワッシャ。 - 前記内周面と前記摺動面との間に形成された第2傾斜面を備える
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のクランクワッシャ。 - 前記内周面と前記摺動面との間には傾斜面を有さない
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のクランクワッシャ。 - 前記第1傾斜面の深さが、前記回転軸の周方向において異なっている
請求項1乃至5のいずれか一項に記載のクランクワッシャ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017102740A JP6873819B2 (ja) | 2017-05-24 | 2017-05-24 | クランクワッシャ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017102740A JP6873819B2 (ja) | 2017-05-24 | 2017-05-24 | クランクワッシャ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018197590A JP2018197590A (ja) | 2018-12-13 |
JP6873819B2 true JP6873819B2 (ja) | 2021-05-19 |
Family
ID=64663618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017102740A Active JP6873819B2 (ja) | 2017-05-24 | 2017-05-24 | クランクワッシャ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6873819B2 (ja) |
-
2017
- 2017-05-24 JP JP2017102740A patent/JP6873819B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2018197590A (ja) | 2018-12-13 |
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